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JP2003329017A - 熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する方法 - Google Patents

熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する方法

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JP2003329017A
JP2003329017A JP2002139482A JP2002139482A JP2003329017A JP 2003329017 A JP2003329017 A JP 2003329017A JP 2002139482 A JP2002139482 A JP 2002139482A JP 2002139482 A JP2002139482 A JP 2002139482A JP 2003329017 A JP2003329017 A JP 2003329017A
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JP
Japan
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thermal expansion
main body
protrusion
material main
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002139482A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Aizawa
崇史 相澤
Mitsuhisa Kanakubo
光央 金久保
Yoshio Masuda
善雄 増田
Yoshihiro Sugimoto
宣裕 杉本
Toru Saito
齋藤  亨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIATSU GLASS KOGYO KK
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
TAIATSU GLASS KOGYO KK
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Filing date
Publication date
Application filed by TAIATSU GLASS KOGYO KK, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical TAIATSU GLASS KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は膨張率の異なる二つの素材を掛止め
固定する方法に関し、昇温時においても両者の熱膨張に
影響されることなく、当該固定が保たれるようにするた
めの新規な方法の提供を図る。 【解決手段】 素材主体Mに対して、当該素材主体Mと
熱膨張率が異なる素材である支持対象物Pを掛止め固定
するための手段として、素材主体Mには突起1を一体に
設け、他方の支持対象物Pには当該突起1を掛け止める
ための穴1aを設け、両者の嵌め合わせ部分に、昇温時
に生じる熱膨張率の相違からもたらされる発生歪みを吸
収するための遊び的空間を形成し、当該遊び的空間の存
在に基づき、両者を熱膨張率の差に影響されない掛止め
状態に保持するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張率の異なる二つ
の素材を掛止め固定する方法に関し、昇温時に両者の熱
膨張に影響されることなく、当該掛止めが着脱自在とす
る状態に保たれるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば金属製の容器に対してセラ
ミック製の断熱材を取り付けた状態で加熱する場合、当
該容器と断熱材とを単純に取り付けた場合、昇温時、両
者の熱膨張率の相違に基づくずれ発生に依り、その取付
けが解消されてしまうというような事態を招いてしま
う。 そして、このような固定目的を達成するための実
用に耐え得る具体的手段は、従来においては存在しなか
った。
【0003】なお、熱膨張率の異なる素材を固定する方
法としては、特願2001−312370号「膨張率の
大きな素材を膨張率の小さな素材で固定する方法」が提
案されているが、これは素材を挟み込んで確固に固定す
るようにしたものであり、本発明のように着脱自在に掛
止め固定するものとは異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は熱膨張率の異
なる素材相互の着脱自在な固定を、掛止めに基づき行う
と言うような手段を採ることにより、常温においては勿
論、昇温時においても極めて安定した掛止め固定状態に
保たれ、そして、常温状態及び昇温状態の何れの場合で
あってもその掛止め固定及び取り外しの各操作が、極め
て簡便かつ容易にに果たされるようにしたものである。
【0005】更に本発明は、昇温時の熱膨張率の相違に
基づき発生する固定部の歪みを吸収できるように構成す
ることにより、当該歪み発生に基づく掛止め固定作用の
劣化、及び該当部分の破損というような問題発生を解消
したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、素材主体Mに
対して、当該素材主体Mと熱膨張率が異なる素材である
支持対象物Pを掛止め固定するための手段として、素材
主体Mには突起1を一体に設け、他方の支持対象物Pに
は当該突起1を掛け止めるための穴1aを設け、両者の
嵌め合わせ部分に、昇温時に生じる熱膨張率の相違から
もたらされる発生歪みを吸収するための遊び的空間を形
成し、当該遊び的空間の存在に基づき、両者を熱膨張率
の差に影響されない掛止め状態に保持するようにした熱
膨張率の異なる素材を掛止め固定する方法に関する。
【0007】本発明は上記のような構成に基づき、前述
したような従来の問題を解決したものである。
【0008】
【作用】本発明方法を、金属製容器に対してセラミック
製断熱材を、着脱自在に掛止め固定した状態で加熱する
際の当該固定のための方法として用いた場合、当該金属
製容器側に突起を一体的に設け、当該セラミック製断熱
材側には、当該突起を受け入れるための穴を設ける。
当該突起を当該穴に嵌合させて掛止め固定を施す。 こ
の状態で加熱に基づく昇温作用が働いた場合、金属製容
器とセラミック製断熱材との熱膨張率の相違に基づき、
両者に歪みが生じる。この歪みは突起と穴との嵌合部分
に形成した遊び的空間に基づき吸収させる。 このた
め、金属製容器に対するセラミック製断熱材の掛止め固
定作用が、昇温状態下においても安定して行われること
となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は図1及び図2に示すよう
に、素材主体Mに対して、当該素材主体Mと熱膨張率が
異なる素材である支持対象物Pを掛止め固定するための
手段に関するものである。 そして、そのための具体的
手段は、素材主体Mには突起1を一体に設け、他方の支
持対象物Pには当該突起1を受入いれるための穴1aを
設ける。 そして、両者を図2に示すように嵌め合わせ
ると共にこの状態で昇温させる。 昇温に基因して生じ
る当該嵌め合わせ部分における熱膨張率の差に依る発生
歪みを、当該嵌め合わせ部分に存在する遊び的空間で吸
収させて、両者を安定した掛止め固定状態に保たせるよ
うにしたことを特徴とする熱膨張率の異なる素材を掛止
め固定する方法に関する。
【0010】上記した突起1であるが、図1及び図2に
示す実施例においては水平状に形成してある。 これは
本発明の基本的形態を示したものである。 然し乍、昇
温前の引っ掛け状態における安定性を考慮した場合、図
3に示すように突起1はやや上方に向いた傾き状態で形
成することが望ましい。 すなわち、このような形態と
することにより引っ掛け状態の安定化が図られ、昇温前
に離脱してしまうような事態発生が回避される。 な
お、この場合、穴1aもこれに即応した傾き状態に形成
するものとする。
【0011】ところで、素材主体Mに対する支持対象物
Pの掛止め固定であるが、これは互いにぐらつきの生じ
ないようにするためには複数箇所において掛止め固定を
施す必要がある。 この場合、素材主体Mの上方に複数
個の突起、図4に示す実施例にあっては上方に左右対称
的に二つの突起2.2を設けると共に、支持対象物P側
にこれと対応するように二つの穴2a、2aを形成する
ように構成してある。この場合、図5に示すように穴2
a、2aは、歪みが掛かる方向に穴を広げておくような
横長に形成する。 図5では熱膨張率の大きい金属製容
器(素材M)に、熱膨張率の小さいセラミック製断熱材
(支持対象物P)を掛止め固定する場合を想定し、支持
対象物Pの穴を外側に広げ、素材Mの突起2,2はその
内側寄りに位置させて嵌合させるようにする。 これに
依り、昇温に基づき素材主体Mが支持対象物Pより多く
膨張してもその歪みを当該穴2a、2aの横長性が吸収
し、素材に対する破損発生というような問題を解消す
る。 なお、穴の広げ量は熱膨張率の差や突起間の間隔
に応じた適切な量に設定する。
【0012】すなわち、上記した図5に示すように、穴
2a,2aを横長穴としなかった場合、すなわち図6に
示すように単純に穴を形成した場合は、昇温に基づく熱
膨張により突起2,2間の距離が広がった際に、その歪
みの吸収が出来ないために、同図に示すように亀裂を生
じさせてしまうこととなる。従って、本発明において
は、複数箇所、特に二カ所で簡易固定を施す場合、素材
主体Mの上方の左右に二つの突起2.2を設けると共
に、支持対象物P側にこれに対応するように二つの穴2
a、2aを形成し、当該穴2a、2aは歪みがかかる方
向に広げた横長に形成する。 素材主体Mの熱膨張率が
支持対象物Pの熱膨張率より大きな場合は、突起2,2
はその内側寄りに位置させて嵌合させるようにする。
【0013】図7及び図8は異なる素材のずれの中心を
指定したい場合の実施例を表したものである。 この場
合、図7及び図8に示すように、素材主体Mの中心に相
当する部分に中心突起3を設け、当該中心突起3をしつ
くりと嵌合させるための中心穴3a(横長穴ではなく丸
穴とする)を支持対象物P側に設け、更に、当該中心突
起3と同一平面上の左右位置に簡易固定用突起4,4を
設けると共に、支持対象物P側にこれに対応するように
二つの穴4a、4aを形成し、当該穴4a、4aは歪み
が掛かる方向に広げた横長に形成し、これに突起4,4
を嵌合させるように成したものである。本発明はこのよ
うに構成することにより、素材主体Mと支持対象物Pと
は互いの中心がずれないような固定が図られる。
【0014】熱膨張による歪みは水平方向だけではなく
垂直方向にも発生する。 そのため、突起はできるだけ
水平の直線上(同一平面上)に配置することが望まし
い。然し乍、形状によっては直線上に配置することが難
しい場合も考えられる。 その場合は図9及び図10に
示すように横方向(水平方向)の位置を決定する突起5
と、縦方向(垂直方向)の位置を決定する突起6,6と
の二つに役割を分担させて配置することが好ましい。
なお、横方向の位置を決定するのは下部に設けた突起5
であり、この突起5に対応する穴5aは、垂直方向の歪
みによる破損を避けるために縦方向に溝を切った縦長穴
としてある。 そして、この突起5は垂直方向に素材を
支える働きがないため必ずしも上方を向いたものとする
必要はない。 そして、縦方向の位置を決定するための
突起6,6は昇温に伴い横方向に膨張するため、その歪
みを吸収するためにこれを受け入れる穴6a,6aは歪
みが掛かる方向に広げた横長に形成し、これに突起6,
6を嵌合させるようにする。
【0015】ところで、以上詳述した実施例は、何れも
垂直な壁面に掛止め固定する場合の実施例であるが、本
発明は必ずしも垂直な壁面を対象とすると言うような限
定性はない。 すなわち、図11に示すように斜めに固
定する場合と、更には図12に示すように水平に固定す
る場合とは、何れも本発明の実施対象とするものであ
る。この場合、突起7,7及び8,8は何れも上方を向
くこととなるため、突起をあえて斜めにする必要はな
い。また、突起7,7および8,8は昇温に伴い横方向
に拡開するように膨張するため、その歪みを吸収するた
めにこれを受け入れる穴7a,7a及び8a,8aは歪
みが掛かる方向に広げた横長に形成し、また、突起7,
7及び8,8はその内側寄りに位置させて嵌合させるよ
うにする。
【0016】
【発明の効果】本発明は請求項1に記載のような構成、
すなわち、素材主体Mに対して、当該素材主体Mと熱膨
張率が異なる素材である支持対象物Pを掛止め固定する
ための手段として、素材主体Mには突起1を一体に設
け、他方の支持対象物Pには当該突起1を掛け止めるた
めの穴1aを設け、両者の嵌め合わせ部分に、昇温時に
生じる熱膨張率の相違からもたらされる発生歪みを吸収
するための遊び的空間を形成し、当該遊び的空間の存在
に基づき、両者を熱膨張率の差に影響されない掛止め状
態に保持するようにしたから、熱膨張率の異なる素材に
対する昇温時の掛止め固定を図ることができる。 従っ
て、例えば金属製容器に対してセラミック製断熱材を取
り付けた状態で加熱する場合、当該容器と断熱材とを単
純に固定したものであると、昇温時、両者の熱膨張率の
相違に基づくずれ発生に依り、その取付けが解消されて
しまうというような事態を招いてしまうが、本発明にあ
ってはこのような問題を発生を解消することとなる。
【0017】本発明は請求項2に記載のような構成、す
なわち、素材主体M側に複数個の突起を設けると共に、
支持対象物P側にはこれと対応するように複数個の穴を
形成することにより、素材主体Mと支持対象物Pとの固
定が極めて確固たるものとされ、互いにずれ動いてしま
うような事態発生を防止する。 そして、具体的には請
求項3乃至請求項6に記載のような構成を採用すること
によって、その固定の完璧化が図られる。
【0018】本発明は請求項4に記載のような構成、す
なわち、穴2a、2aは歪みが掛かる方向に穴を広げて
おくことに依り、昇温に基づき素材主体Mと支持対象物
Pの膨張率が異なった場合でも、その歪みを当該穴2
a、2aの横長性が吸収し、このような歪みを吸収出来
なかった場合に生じる亀裂等の発生というような問題を
解消することとなる。また、請求項7に記載のように、
引っ掛け状態の安定化を図るために突起1はやや上方に
向いた傾き状態で形成することにより、固定の安定化が
図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を表したものであり、分
離状態にある素材主体Mと支持対象物Pの位置関係を表
した説明用一部切欠側面図である。
【図2】上記素材主体Mに対して支持対象物Pの掛止め
固定を図った状態を表した一部切欠側面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を表したものであり、素
材主体Mに対して支持対象物Pの掛止め固定を図った状
態を表した一部切欠側面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を表したものであり、分
離状態にある素材主体Mと支持対象物の位置関係を表し
た説明用斜視図である。
【図5】図4に示す実施例の掛止め固定状態を表した要
部の断面図である。
【図6】熱膨張に基づく歪み発生による亀裂発生を表し
た説明用想定図である。
【図7】本発明の第4の実施例を表したものであり、分
離状態にある素材主体Mと支持対象物Pの位置関係を表
した説明用斜視図である。
【図8】図7に示す実施例の掛止め固定状態を表した要
部の断面図である。
【図9】本発明の第5の実施例を表したものであり、分
離状態にある素材主体Mと支持対象物Pの位置関係を表
した説明用斜視図である。
【図10】図9に示す実施例の掛止め固定状態を表した
要部の断面図である。
【図11】本発明の第6の実施例における掛止め固定過
程を表した説明用一部切欠側面図である。
【図12】本発明の第7の実施例における掛止め固定過
程を表した説明用一部切欠側面図である。
【符号の説明】
M 素材主体 P 支持対象物 1 突起 1a 穴 2 突起 2a 穴 3 突起 3a 穴 4 突起 4a 穴 5 突起 5a 穴 6 突起 6a 穴 7 突起 7a 穴 8 突起 8a 穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金久保 光央 宮城県仙台市宮城野区苦竹4丁目2番地1 号 独立行政法人産業技術総合研究所 東 北センター内 (72)発明者 増田 善雄 宮城県仙台市宮城野区苦竹4丁目2番地1 号 独立行政法人産業技術総合研究所 東 北センター内 (72)発明者 杉本 宣裕 東京都文京区本駒込3丁目27番地9号 耐 圧硝子工業株式会社内 (72)発明者 齋藤 亨 埼玉県与野市本町西5丁目3番地28号 耐 圧硝子工業株式会社耐圧技術研究所内 Fターム(参考) 3J001 FA02 GA01 GA09 GB01 HA02 JD32 KA25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材主体(M)に対して、当該素材主体
    (M)と熱膨張率が異なる素材である支持対象物(P)を掛
    止め固定するための手段として、素材主体(M)には突起
    (1)を一体に設け、他方の支持対象物(P)には当該突起
    (1)を掛け止めるための穴(1a)を設け、両者の嵌め合
    わせ部分に、昇温時に生じる熱膨張率の相違からもたら
    される発生歪みを吸収するための遊び的空間を形成し、
    当該遊び的空間の存在に基づき、両者を熱膨張率の差に
    影響されない掛止め状態に保持するようにした熱膨張率
    の異なる素材を掛止め固定する方法。
  2. 【請求項2】 素材主体(M)側に複数個の突起を設ける
    と共に、支持対象物(P)側にはこれと対応するように複
    数個の穴を形成するようにした請求項1に記載の熱膨張
    率の異なる素材を掛止め固定する方法。
  3. 【請求項3】 素材主体(M)の上方左右位置に二つの突
    起(2.2)を設けると共に、支持対象物(P)側にはこれ
    に対応するように二つの穴(2a,2a)を設けるように
    した請求項1または請求項2に記載の熱膨張率の異なる
    素材を掛止め固定する方法。
  4. 【請求項4】 穴(2a、2a)は歪みが掛かる方向に穴
    を広げておくことに依り、昇温に基づき素材主体(M)と
    支持対象物(P)の膨張率が異なった場合でもその歪みを
    当該穴(2a、2a)の横長性が吸収するようにした請求
    項3に記載の熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する方
    法。
  5. 【請求項5】 素材主体(M)と支持対象物(P)とを互い
    の中心がずれないような固定を図るために、素材主体
    (M)の固定の中心に相当する部分に中心突起(3)を設
    け、当該中心突起(3)をしつくりと嵌合させるための中
    心穴(3a)を支持対象物(P)側に設け、更に、当該中心
    突起(3)と同一平面上の左右位置に掛止め固定用突起
    (4,4)を設けると共に、支持対象物(P)側にこれと対
    応するように二つの穴(4a、4a)を形成し、当該穴
    (4a、4a)は歪みが掛かる方向に広げた横長に形成
    し、突起(4,4)はその内側寄りに位置させて嵌合させ
    るように成したものとした請求項1または請求項2に記
    載の熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する方法。
  6. 【請求項6】 横方向の位置を決定する突起(5)と、縦
    方向の位置を決定する突起(6,6)との二つに役割を分
    担させて配置し、横方向の位置を決定する突起(5)は下
    部に設け、この突起(5)に対応する穴(5a)は、垂直方
    向の歪みによる破損を避けるために縦方向に溝を切った
    縦長穴とし、更に、縦方向の位置を決定するための突起
    (6,6)は昇温に伴い横方向に膨張するため、その歪み
    を吸収するためにこれを受け入れる穴(6a,6a)は歪
    みが掛かる方向に広げた横長に形成し、突起(6,6)は
    その内側寄りに位置させて嵌合させるようにした請求項
    1または請求項2に記載の熱膨張率の異なる素材を掛止
    め固定する方法。
  7. 【請求項7】 掛止め状態の安定化を図るために突起は
    やや上方に向いた傾き状態で形成するようにした請求項
    1乃至請求項6の何れかに記載の熱膨張率の異なる素材
    を掛止め固定する方法。
  8. 【請求項8】 素材主体Mを斜状面とし、これに支持対
    象物(P)を斜状に掛止め固定するようにし、また、素材
    主体(M)側に設けた突起を受け入れる穴は歪みが掛かる
    方向に広げた横長に形成し、当該突起はその内側寄りに
    位置させて嵌合させるようにした請求項1または請求項
    2に記載の熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する方
    法。
  9. 【請求項9】 素材主体(M)を水平面とし、これに支持
    対象物(P)を水平状態で簡易固定するようにし、また、
    素材主体(M)側に設けた突起を受け入れる穴は歪みが掛
    かる方向に広げた横長に形成し、当該突起はその内側寄
    りに位置させて嵌合させるようにした請求項1または請
    求項2に記載の熱膨張率の異なる素材を掛止め固定する
    方法。
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