JP2003325592A - 尿 器 - Google Patents
尿 器Info
- Publication number
- JP2003325592A JP2003325592A JP2002141918A JP2002141918A JP2003325592A JP 2003325592 A JP2003325592 A JP 2003325592A JP 2002141918 A JP2002141918 A JP 2002141918A JP 2002141918 A JP2002141918 A JP 2002141918A JP 2003325592 A JP2003325592 A JP 2003325592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- container body
- urine
- urinary
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Flushing Toilets (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】女性が仰臥位でも座位でも排尿の際の尿を漏れ
ないようにすることが簡単にできる尿器を提供する。 【解決手段】略板状の中空体からなりその天井部に開口
部1aが形成された容器本体1と、上記開口部1aの前
端部から上方に延設され使用面が凹状に形成された受け
部2とを備え、上記容器本体1が、仰臥位または座位の
女性の臀部を支受して上記開口部1aで女性の排尿を受
けるようになっており、上記受け部2も、上記支受状態
の女性の排尿を受けるようになっており、上記容器本体
1の開口部1aの上端開口周縁および上記受け部2の凹
状の開口周縁からなる一連の開口周縁が、女性の排尿部
位の周囲に密接して尿の漏れを防止するようになってい
る。
ないようにすることが簡単にできる尿器を提供する。 【解決手段】略板状の中空体からなりその天井部に開口
部1aが形成された容器本体1と、上記開口部1aの前
端部から上方に延設され使用面が凹状に形成された受け
部2とを備え、上記容器本体1が、仰臥位または座位の
女性の臀部を支受して上記開口部1aで女性の排尿を受
けるようになっており、上記受け部2も、上記支受状態
の女性の排尿を受けるようになっており、上記容器本体
1の開口部1aの上端開口周縁および上記受け部2の凹
状の開口周縁からなる一連の開口周縁が、女性の排尿部
位の周囲に密接して尿の漏れを防止するようになってい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、女性の排尿を受け
て貯留する尿器に関するものである。
て貯留する尿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、寝床から自力でトイレに行け
ない人や寝たきりの人が排尿する際には、その排尿を受
けて貯留するために、尿器が使用されてきた。男性用の
尿器では、排尿の際の尿を漏れ難く形成することが容易
であるものの、女性用の尿器では、排尿の際の尿を漏れ
難く形成することが困難となっている。しかも、仰臥位
でも座位でも排尿の際の尿を漏れ難くすることは、さら
に困難となっている。
ない人や寝たきりの人が排尿する際には、その排尿を受
けて貯留するために、尿器が使用されてきた。男性用の
尿器では、排尿の際の尿を漏れ難く形成することが容易
であるものの、女性用の尿器では、排尿の際の尿を漏れ
難く形成することが困難となっている。しかも、仰臥位
でも座位でも排尿の際の尿を漏れ難くすることは、さら
に困難となっている。
【0003】例えば、女性が仰臥位でも座位でも排尿の
際に使用できる尿器として、自動採尿器が特開平11−
206825号公報に提案されている。このものは、図
9に示すように、排尿部位の周囲に密接状態となる開口
部を有する排尿受け器51と、その開口部を排尿部位の
周囲に密接状態に押し当てるための把持手段52とを備
え、真空吸引装置53により上記排尿受け器51に排尿
された尿を吸引採集するものである。
際に使用できる尿器として、自動採尿器が特開平11−
206825号公報に提案されている。このものは、図
9に示すように、排尿部位の周囲に密接状態となる開口
部を有する排尿受け器51と、その開口部を排尿部位の
周囲に密接状態に押し当てるための把持手段52とを備
え、真空吸引装置53により上記排尿受け器51に排尿
された尿を吸引採集するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記自動採尿器では、
採尿が真空吸引装置53による吸引採集であるため、排
尿受け器51の開口部を排尿部位の周囲に密接状態に押
し当てる必要がある。しかしながら、寝床から自力でト
イレに行けない女性や寝たきりの女性が、上記密接状態
に押し当てるための力を出すことは困難である。しか
も、その力を出せないために、上記密接状態を維持でき
なくなると、真空吸引が不充分となり、排尿受け器51
の開口部と排尿部位との隙間から排尿した尿が漏れるよ
うになる。
採尿が真空吸引装置53による吸引採集であるため、排
尿受け器51の開口部を排尿部位の周囲に密接状態に押
し当てる必要がある。しかしながら、寝床から自力でト
イレに行けない女性や寝たきりの女性が、上記密接状態
に押し当てるための力を出すことは困難である。しか
も、その力を出せないために、上記密接状態を維持でき
なくなると、真空吸引が不充分となり、排尿受け器51
の開口部と排尿部位との隙間から排尿した尿が漏れるよ
うになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、女性が仰臥位でも座位でも排尿の際の尿を漏れ
ないようにすることが簡単にできる尿器の提供をその目
的とする。
もので、女性が仰臥位でも座位でも排尿の際の尿を漏れ
ないようにすることが簡単にできる尿器の提供をその目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の尿器は、排尿を受けて貯留する尿器であっ
て、略板状の中空体からなりその天井部に開口部が形成
された容器本体と、上記開口部の前端部から上方に延設
され使用面が凹状に形成された受け部とを備え、上記容
器本体が、仰臥位または座位の女性の臀部を支受して上
記開口部で女性の排尿を受けるようになっており、上記
受け部も、上記支受状態の女性の排尿を受けるようにな
っており、上記容器本体の開口部の上端開口周縁および
上記受け部の凹状の開口周縁からなる一連の開口周縁
が、女性の排尿部位の周囲に密接して尿の漏れを防止す
るようになっているという構成をとる。
め、本発明の尿器は、排尿を受けて貯留する尿器であっ
て、略板状の中空体からなりその天井部に開口部が形成
された容器本体と、上記開口部の前端部から上方に延設
され使用面が凹状に形成された受け部とを備え、上記容
器本体が、仰臥位または座位の女性の臀部を支受して上
記開口部で女性の排尿を受けるようになっており、上記
受け部も、上記支受状態の女性の排尿を受けるようにな
っており、上記容器本体の開口部の上端開口周縁および
上記受け部の凹状の開口周縁からなる一連の開口周縁
が、女性の排尿部位の周囲に密接して尿の漏れを防止す
るようになっているという構成をとる。
【0007】本発明者は、女性が仰臥位でも座位でも排
尿の際の尿を漏れないようにすることが簡単にできるよ
うにすべく、尿器の形状等について、鋭意研究を重ね、
その研究の過程で、尿器を、略板状の中空体からなりそ
の天井部に開口部が形成された容器本体と、上記開口部
の前端部から上方に延設され使用面が凹状に形成された
受け部とを備えたものとし、上記容器本体が、仰臥位ま
たは座位の女性の臀部を支受して上記開口部で女性の排
尿を受けるようになっており、上記受け部も、上記支受
状態の女性の排尿を受けるようになっており、上記容器
本体の開口部の上端開口周縁および上記受け部の凹状の
開口周縁からなる一連の開口周縁が、女性の排尿部位の
周囲に密接するようにすれば、仰臥位でも座位でも排尿
の際の尿を漏れないようにすることができることを見出
し、本発明に到達した。
尿の際の尿を漏れないようにすることが簡単にできるよ
うにすべく、尿器の形状等について、鋭意研究を重ね、
その研究の過程で、尿器を、略板状の中空体からなりそ
の天井部に開口部が形成された容器本体と、上記開口部
の前端部から上方に延設され使用面が凹状に形成された
受け部とを備えたものとし、上記容器本体が、仰臥位ま
たは座位の女性の臀部を支受して上記開口部で女性の排
尿を受けるようになっており、上記受け部も、上記支受
状態の女性の排尿を受けるようになっており、上記容器
本体の開口部の上端開口周縁および上記受け部の凹状の
開口周縁からなる一連の開口周縁が、女性の排尿部位の
周囲に密接するようにすれば、仰臥位でも座位でも排尿
の際の尿を漏れないようにすることができることを見出
し、本発明に到達した。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】図1〜図5は、本発明の尿器の一実施の形
態を示している。この実施の形態では、尿器は、女性が
仰臥位でも座位でも臀部を支受し排尿した尿を貯留する
容器本体1と、この容器本体1の前部から上方に延設さ
れ女性の排尿を受ける受け部2とを備えている。
態を示している。この実施の形態では、尿器は、女性が
仰臥位でも座位でも臀部を支受し排尿した尿を貯留する
容器本体1と、この容器本体1の前部から上方に延設さ
れ女性の排尿を受ける受け部2とを備えている。
【0010】より詳しく説明すると、上記容器本体1
は、上記受け部2の両側およびその後方は、略板状の中
空体であり、上記受け部2よりも前方は、上記略板状の
中空体から内部空間が連続するように上方に延設されそ
の前端に開口首部3が形成された中空体である。この開
口首部3は、前方斜め上向きに形成されており、その高
さ位置は、上記受け部2の最頂部よりも低い位置になっ
ている。また、上記開口首部3の外周壁の前方には、雄
ねじ3aが螺刻され、その雄ねじ3aの後方上部には、
その外周壁を貫通する空気抜き孔4が形成されている。
そして、その開口首部3には、着脱自在に螺合するキャ
ップ5が設けられており、そのキャップ5が開口首部3
に螺合している状態では、上記空気抜き孔4をキャップ
5が覆うものの、その開口を密封せず、容器本体1の内
外で空気の出入りを自在としている(図4参照)。ま
た、上記容器本体1の天井部の略中央部には、前後方向
に長い縦長の開口部1aが形成されており、その開口部
1aの前後端部は、下り坂状の傾斜面に形成されてい
る。
は、上記受け部2の両側およびその後方は、略板状の中
空体であり、上記受け部2よりも前方は、上記略板状の
中空体から内部空間が連続するように上方に延設されそ
の前端に開口首部3が形成された中空体である。この開
口首部3は、前方斜め上向きに形成されており、その高
さ位置は、上記受け部2の最頂部よりも低い位置になっ
ている。また、上記開口首部3の外周壁の前方には、雄
ねじ3aが螺刻され、その雄ねじ3aの後方上部には、
その外周壁を貫通する空気抜き孔4が形成されている。
そして、その開口首部3には、着脱自在に螺合するキャ
ップ5が設けられており、そのキャップ5が開口首部3
に螺合している状態では、上記空気抜き孔4をキャップ
5が覆うものの、その開口を密封せず、容器本体1の内
外で空気の出入りを自在としている(図4参照)。ま
た、上記容器本体1の天井部の略中央部には、前後方向
に長い縦長の開口部1aが形成されており、その開口部
1aの前後端部は、下り坂状の傾斜面に形成されてい
る。
【0011】上記受け部2は、上記容器本体1の縦長の
開口部1aの前端部に位置しており、排尿を受ける面
(使用面)が前方に凹んだ凹状に形成されている。ま
た、この実施の形態では、上記受け部2の上部2aが着
脱自在となっており、受け部2の下部2bは、上記容器
本体1に一体に形成されている。上記受け部2の上部2
aには、その前方に位置する上記容器本体1の開口首部
3の外周の上半分のうち上記空気抜き孔4よりも後方の
部分で当接する半円筒体6が一体に形成されている。そ
して、上記容器本体1の開口首部3の外周では、上記半
円筒体6に対応する位置が、小径になった段部に形成さ
れている。また、上記開口首部3に上記キャップ5が螺
合している状態では、上記半円筒体6の外面が上記キャ
ップ5の内面に圧接されることにより、上記半円筒体
6、延いては上記受け部2が固定されるようになってい
る(図4参照)。
開口部1aの前端部に位置しており、排尿を受ける面
(使用面)が前方に凹んだ凹状に形成されている。ま
た、この実施の形態では、上記受け部2の上部2aが着
脱自在となっており、受け部2の下部2bは、上記容器
本体1に一体に形成されている。上記受け部2の上部2
aには、その前方に位置する上記容器本体1の開口首部
3の外周の上半分のうち上記空気抜き孔4よりも後方の
部分で当接する半円筒体6が一体に形成されている。そ
して、上記容器本体1の開口首部3の外周では、上記半
円筒体6に対応する位置が、小径になった段部に形成さ
れている。また、上記開口首部3に上記キャップ5が螺
合している状態では、上記半円筒体6の外面が上記キャ
ップ5の内面に圧接されることにより、上記半円筒体
6、延いては上記受け部2が固定されるようになってい
る(図4参照)。
【0012】そして、上記容器本体1の縦長の開口部1
aの上端開口周縁および上記受け部2の凹状の開口周縁
からなる一連の開口周縁は、上記受け部2の凹状の開口
周縁が女性の排尿部位の周囲に当接するようにして女性
の臀部を仰臥位でも座位でも上記容器本体1に支受した
状態で、女性の排尿部位の周囲に密接するように形成さ
れている(図6および図7参照)。
aの上端開口周縁および上記受け部2の凹状の開口周縁
からなる一連の開口周縁は、上記受け部2の凹状の開口
周縁が女性の排尿部位の周囲に当接するようにして女性
の臀部を仰臥位でも座位でも上記容器本体1に支受した
状態で、女性の排尿部位の周囲に密接するように形成さ
れている(図6および図7参照)。
【0013】また、上記容器本体1の縦長の開口部1a
には、逆流防止具7が着脱自在に嵌合している。この逆
流防止具7は、容器本体1の縦長の開口部1aに嵌合す
るアダプター7aと、このアダプター7aの下部に固定
された逆流防止弁7bとを備えている。上記アダプター
7aの中央部には、前後方向に長い縦長の貫通孔7cが
形成され、この貫通孔7cを取り囲むように筒状突出部
7dが下方に垂設されており、アダプター7aの左右両
側には、上記容器本体1の縦長の開口部1aの外側に係
止する係止片7eが形成されている。そして、上記容器
本体1の縦長の開口部1aの外側には、各係止片7eに
対応する位置に、各係止片7eを収納する凹所1bが形
成されている。また、上記逆流防止弁7bは、筒状のシ
ートからなるものであり、その一端開口部(上端開口
部)が上記アダプター7aの筒状突出部7dに接着や溶
着等により外嵌されて貫通孔7cの開口縁に沿うように
固定され、他端開口部(下端開口部)または他端開口部
(下端開口部)付近が開閉自在に閉じているように形成
されている。この実施の形態では、上記逆流防止弁7b
の他端開口部(下端開口部)から少し上の前後方向に離
れた2点7fで対面し合うシート同士が接着や溶着等に
より固着されており、これにより、上記逆流防止弁7b
の他端開口部(下端開口部)付近が開閉自在に閉じてい
るように形成されている。また、上記逆流防止弁7bの
他端開口部(下端開口部)は、上記容器本体1の内部の
底面から僅か上方に位置するようにしている。
には、逆流防止具7が着脱自在に嵌合している。この逆
流防止具7は、容器本体1の縦長の開口部1aに嵌合す
るアダプター7aと、このアダプター7aの下部に固定
された逆流防止弁7bとを備えている。上記アダプター
7aの中央部には、前後方向に長い縦長の貫通孔7cが
形成され、この貫通孔7cを取り囲むように筒状突出部
7dが下方に垂設されており、アダプター7aの左右両
側には、上記容器本体1の縦長の開口部1aの外側に係
止する係止片7eが形成されている。そして、上記容器
本体1の縦長の開口部1aの外側には、各係止片7eに
対応する位置に、各係止片7eを収納する凹所1bが形
成されている。また、上記逆流防止弁7bは、筒状のシ
ートからなるものであり、その一端開口部(上端開口
部)が上記アダプター7aの筒状突出部7dに接着や溶
着等により外嵌されて貫通孔7cの開口縁に沿うように
固定され、他端開口部(下端開口部)または他端開口部
(下端開口部)付近が開閉自在に閉じているように形成
されている。この実施の形態では、上記逆流防止弁7b
の他端開口部(下端開口部)から少し上の前後方向に離
れた2点7fで対面し合うシート同士が接着や溶着等に
より固着されており、これにより、上記逆流防止弁7b
の他端開口部(下端開口部)付近が開閉自在に閉じてい
るように形成されている。また、上記逆流防止弁7bの
他端開口部(下端開口部)は、上記容器本体1の内部の
底面から僅か上方に位置するようにしている。
【0014】このような尿器は、例えば、つぎのように
して、仰臥位でも座位でも排尿の際に使用される。すな
わち、仰臥位での使用は、図6に示すように、まず、仰
臥位の女性の臀部Hを少し持ち上げ、その下に上記尿器
をその後方から滑り込ませる。ついで、上記受け部2の
凹状の開口周縁が女性の排尿部位の周囲に当接するよう
にして女性の臀部Hを上記容器本体1に支受する。これ
により、上記容器本体1の開口部1a(図1参照)の上
端開口周縁および上記受け部2の凹状の開口周縁からな
る一連の開口周縁が、女性の排尿部位の周囲に密接す
る。そして、排尿の際には、その排尿を上記容器本体1
の開口部1a(図1参照)および上記受け部2で受ける
ようになっており、尿が漏れないようにして排尿するこ
とができる。そして、排尿後は、上記尿器を取り出し、
キャップ5を外して開口首部3(図4参照)から尿を排
出する。また、座位での使用は、図7に示すように、ま
ず、座位の女性の臀部Hを少し持ち上げ、その下に上記
尿器をその後方から滑り込ませる。その後は、上記仰臥
位での使用と同様にして使用される。
して、仰臥位でも座位でも排尿の際に使用される。すな
わち、仰臥位での使用は、図6に示すように、まず、仰
臥位の女性の臀部Hを少し持ち上げ、その下に上記尿器
をその後方から滑り込ませる。ついで、上記受け部2の
凹状の開口周縁が女性の排尿部位の周囲に当接するよう
にして女性の臀部Hを上記容器本体1に支受する。これ
により、上記容器本体1の開口部1a(図1参照)の上
端開口周縁および上記受け部2の凹状の開口周縁からな
る一連の開口周縁が、女性の排尿部位の周囲に密接す
る。そして、排尿の際には、その排尿を上記容器本体1
の開口部1a(図1参照)および上記受け部2で受ける
ようになっており、尿が漏れないようにして排尿するこ
とができる。そして、排尿後は、上記尿器を取り出し、
キャップ5を外して開口首部3(図4参照)から尿を排
出する。また、座位での使用は、図7に示すように、ま
ず、座位の女性の臀部Hを少し持ち上げ、その下に上記
尿器をその後方から滑り込ませる。その後は、上記仰臥
位での使用と同様にして使用される。
【0015】上記排尿の際の尿器の使用において、上記
逆流防止具7では、排尿した尿は、アダプターの貫通孔
7cから、筒状突出部7dの内側および逆流防止弁7b
の筒状のシートの内側を経て、容器本体1に貯留され
る。このとき、逆流防止弁7bの開閉自在に閉じている
他端開口部(下端開口部)または他端開口部(下端開口
部)付近は、逆流防止弁7bの内側を通る尿により開か
れる。そして、逆流防止弁7bの内側を尿が通るとき以
外は、逆流防止弁7bの他端開口部(下端開口部)また
は他端開口部(下端開口部)付近が閉じているため、逆
流が防止されている。このような作用を奏すれば、逆流
防止弁7bの筒状は、一般的な筒状でなくてもよく、例
えば、2枚の四角形のシートの両側端部を重ねるように
してなる略筒状等にしてもよい。
逆流防止具7では、排尿した尿は、アダプターの貫通孔
7cから、筒状突出部7dの内側および逆流防止弁7b
の筒状のシートの内側を経て、容器本体1に貯留され
る。このとき、逆流防止弁7bの開閉自在に閉じている
他端開口部(下端開口部)または他端開口部(下端開口
部)付近は、逆流防止弁7bの内側を通る尿により開か
れる。そして、逆流防止弁7bの内側を尿が通るとき以
外は、逆流防止弁7bの他端開口部(下端開口部)また
は他端開口部(下端開口部)付近が閉じているため、逆
流が防止されている。このような作用を奏すれば、逆流
防止弁7bの筒状は、一般的な筒状でなくてもよく、例
えば、2枚の四角形のシートの両側端部を重ねるように
してなる略筒状等にしてもよい。
【0016】このような尿器によれば、女性が仰臥位で
も座位でも、上記受け部2の凹状の開口周縁が女性の排
尿部位の周囲に当接するようにして女性の臀部Hを上記
容器本体1に支受するという簡単な行為により、排尿の
際の尿を漏れないようにすることができる。このため、
上記尿器では、排尿部位の周囲に押し当てる力を不要と
することができる。また、上記容器本体1が、略板状で
あるため、尿器が安定して転倒し難くなっており、排尿
が安定してでき、尿器が転倒して容器本体1に貯留され
た尿がこぼれるおそれも少ない。そして、上記尿器の使
用の際には、排尿する女性の臀部Hを少し持ち上げるた
め、その女性のリハビリにもなる。
も座位でも、上記受け部2の凹状の開口周縁が女性の排
尿部位の周囲に当接するようにして女性の臀部Hを上記
容器本体1に支受するという簡単な行為により、排尿の
際の尿を漏れないようにすることができる。このため、
上記尿器では、排尿部位の周囲に押し当てる力を不要と
することができる。また、上記容器本体1が、略板状で
あるため、尿器が安定して転倒し難くなっており、排尿
が安定してでき、尿器が転倒して容器本体1に貯留され
た尿がこぼれるおそれも少ない。そして、上記尿器の使
用の際には、排尿する女性の臀部Hを少し持ち上げるた
め、その女性のリハビリにもなる。
【0017】さらに、上記逆流防止具7が、容器本体1
の天井部の縦長の開口部1aに嵌合しているため、排尿
後に上記尿器を取り出す等して動かしても、容器本体1
に貯留された尿が容器本体1の開口部1aから漏れ難く
なっている。また、上記逆流防止具7の逆流防止弁7b
が、シートからなっているため、排尿の際に尿が容器本
体1の底面に当たる音や容器本体1に貯留された尿に当
たる音を減音することができる。特に、上記逆流防止弁
7bの他端開口部(下端開口部)が容器本体1の内部の
底面から僅か上方に位置する場合や底面に到達している
場合には、上記減音効果が顕著になる。そして、上記逆
流防止具7が、着脱自在となっているため、その逆流防
止具7の掃除やそれが嵌合している容器本体1の開口部
1aの掃除がし易くなっている。
の天井部の縦長の開口部1aに嵌合しているため、排尿
後に上記尿器を取り出す等して動かしても、容器本体1
に貯留された尿が容器本体1の開口部1aから漏れ難く
なっている。また、上記逆流防止具7の逆流防止弁7b
が、シートからなっているため、排尿の際に尿が容器本
体1の底面に当たる音や容器本体1に貯留された尿に当
たる音を減音することができる。特に、上記逆流防止弁
7bの他端開口部(下端開口部)が容器本体1の内部の
底面から僅か上方に位置する場合や底面に到達している
場合には、上記減音効果が顕著になる。そして、上記逆
流防止具7が、着脱自在となっているため、その逆流防
止具7の掃除やそれが嵌合している容器本体1の開口部
1aの掃除がし易くなっている。
【0018】また、上記受け部2は、その上部2aが着
脱自在となっているため、商品輸送のための梱包の際に
は、その受け部2の上部2aを取り外して上記容器本体
1の後方に載置する等すれば、梱包高さを低くすること
ができ、商品輸送コストを低減することができる。ま
た、上記受け部2の上部2aの着脱自在により、その上
部2aの掃除やその上部2aの周辺部の掃除がし易くな
っている。
脱自在となっているため、商品輸送のための梱包の際に
は、その受け部2の上部2aを取り外して上記容器本体
1の後方に載置する等すれば、梱包高さを低くすること
ができ、商品輸送コストを低減することができる。ま
た、上記受け部2の上部2aの着脱自在により、その上
部2aの掃除やその上部2aの周辺部の掃除がし易くな
っている。
【0019】そして、上記排尿の際には、上記容器本体
1の開口首部3に形成された空気抜き孔4により、容器
本体1の内部の空気が抜け易くなっている。これによ
り、排尿を調子よく行うことができる。しかも、上記空
気抜き孔4は、キャップ5に覆われているため、排尿中
の女性等が尿器を持つことがあっても、その空気抜き孔
4の開口を塞ぐことが防止されている。また、上記空気
抜き孔4は、上記容器本体1の上方に延設された開口首
部3の上部に形成されているため、容器本体1に貯留さ
れた尿が空気抜き孔4から溢れ出るおそれがない。
1の開口首部3に形成された空気抜き孔4により、容器
本体1の内部の空気が抜け易くなっている。これによ
り、排尿を調子よく行うことができる。しかも、上記空
気抜き孔4は、キャップ5に覆われているため、排尿中
の女性等が尿器を持つことがあっても、その空気抜き孔
4の開口を塞ぐことが防止されている。また、上記空気
抜き孔4は、上記容器本体1の上方に延設された開口首
部3の上部に形成されているため、容器本体1に貯留さ
れた尿が空気抜き孔4から溢れ出るおそれがない。
【0020】また、上記容器本体1には、開口首部3が
形成され、その開口首部3には、着脱自在に螺合するキ
ャップ5が設けられているため、容器本体1に貯留され
た尿を排出し易くなっている。特に、この実施の形態で
は、開口首部3が上方に形成されているため、容器本体
1に貯留された尿を排出する際に、その尿がこぼれ難く
なっている。
形成され、その開口首部3には、着脱自在に螺合するキ
ャップ5が設けられているため、容器本体1に貯留され
た尿を排出し易くなっている。特に、この実施の形態で
は、開口首部3が上方に形成されているため、容器本体
1に貯留された尿を排出する際に、その尿がこぼれ難く
なっている。
【0021】なお、上記実施の形態では、逆流防止具7
および受け部2の上部2aを着脱自在としたが、それぞ
れ着脱自在としなくても、着脱自在による作用・効果は
奏しないものの、それ以外の作用・効果は奏することが
できる。
および受け部2の上部2aを着脱自在としたが、それぞ
れ着脱自在としなくても、着脱自在による作用・効果は
奏しないものの、それ以外の作用・効果は奏することが
できる。
【0022】また、上記実施の形態では、受け部2の上
部2aを着脱自在としたが、受け部2全体を着脱自在と
してもよい。この場合には、梱包の際の梱包高さをより
低くすることができる。
部2aを着脱自在としたが、受け部2全体を着脱自在と
してもよい。この場合には、梱包の際の梱包高さをより
低くすることができる。
【0023】図8は、本発明の尿器の他の実施の形態を
示している。この実施の形態の尿器は、上記実施の形態
における容器本体1の開口首部3(図4参照)が形成さ
れていないものであり、受け部12の上部12aがその
後端部を中心に前後に回動自在に形成されている。そし
て、その受け部12の上部12aを後方に回動させるこ
とにより、容器本体11の前方で上方に延設された中空
体の上端が開口するように形成されている。それ以外
は、上記実施の形態と同様である。
示している。この実施の形態の尿器は、上記実施の形態
における容器本体1の開口首部3(図4参照)が形成さ
れていないものであり、受け部12の上部12aがその
後端部を中心に前後に回動自在に形成されている。そし
て、その受け部12の上部12aを後方に回動させるこ
とにより、容器本体11の前方で上方に延設された中空
体の上端が開口するように形成されている。それ以外
は、上記実施の形態と同様である。
【0024】この実施の形態の尿器でも、上記実施の形
態の尿器と同様にして、女性が仰臥位でも座位でも、排
尿の際の尿を漏れないようにすることができる。また、
容器本体11に貯留された尿は、上記受け部12の上部
12aを後方に回動させることにより、容器本体11の
前方で上方に延設された中空体の上端を開口させ、その
開口部13から排出させる。そして、上記受け部12の
上部12aを前方に回動させることにより、上記開口部
13を閉蓋する。
態の尿器と同様にして、女性が仰臥位でも座位でも、排
尿の際の尿を漏れないようにすることができる。また、
容器本体11に貯留された尿は、上記受け部12の上部
12aを後方に回動させることにより、容器本体11の
前方で上方に延設された中空体の上端を開口させ、その
開口部13から排出させる。そして、上記受け部12の
上部12aを前方に回動させることにより、上記開口部
13を閉蓋する。
【0025】そして、この実施の形態の尿器でも、上記
実施の形態の尿器と同様の作用・効果を奏する。なお、
商品輸送のための梱包の際には、上記実施の形態では、
受け部2の上部2a(図2参照)を取り外すことによ
り、梱包高さを低くしたが、この実施の形態では、受け
部12の上部12aを後方に回動させることにより、梱
包高さを低くできるようになっている。また、上記受け
部12の全体を後方に回動させるようにしてもよく、こ
の場合は、梱包の際の梱包高さをより低くすることがで
きる。
実施の形態の尿器と同様の作用・効果を奏する。なお、
商品輸送のための梱包の際には、上記実施の形態では、
受け部2の上部2a(図2参照)を取り外すことによ
り、梱包高さを低くしたが、この実施の形態では、受け
部12の上部12aを後方に回動させることにより、梱
包高さを低くできるようになっている。また、上記受け
部12の全体を後方に回動させるようにしてもよく、こ
の場合は、梱包の際の梱包高さをより低くすることがで
きる。
【0026】なお、上記各実施の形態における容器本体
1,11、受け部2,12、逆流防止具7のアダプター
7a、およびキャップ5の材料は、特に限定されない
が、強度や軽さの点で、合成樹脂が好ましく、なかでも
透明にできる点で、ポリエチレン(PE)が好ましい。
1,11、受け部2,12、逆流防止具7のアダプター
7a、およびキャップ5の材料は、特に限定されない
が、強度や軽さの点で、合成樹脂が好ましく、なかでも
透明にできる点で、ポリエチレン(PE)が好ましい。
【0027】さらに、逆流防止弁7bのシート材料も、
特に限定されないが、耐久性や柔軟性の点で、エチレン
酢酸ビニルコポリマー(EVA)が好ましい。
特に限定されないが、耐久性や柔軟性の点で、エチレン
酢酸ビニルコポリマー(EVA)が好ましい。
【0028】また、上記各実施の形態では、逆流防止具
7を設けたが、それを設けなくても、逆流防止具7によ
る作用・効果は奏しないものの、それ以外の作用・効果
は奏することができる。
7を設けたが、それを設けなくても、逆流防止具7によ
る作用・効果は奏しないものの、それ以外の作用・効果
は奏することができる。
【0029】また、上記各実施の形態における空気抜き
孔4は、形成されなくても、排尿することができるが、
上記各実施の形態のように形成する場合は、その形成位
置は、容器本体1,11であれば、特に限定されない
が、高い位置であることが好ましい。
孔4は、形成されなくても、排尿することができるが、
上記各実施の形態のように形成する場合は、その形成位
置は、容器本体1,11であれば、特に限定されない
が、高い位置であることが好ましい。
【0030】また、上記各実施の形態では、容器本体
1,11に貯留された尿を排出するための開口首部3,
開口部13を形成したが、これら開口首部3,開口部1
3を形成しなくてもよく、その場合には、排尿を受ける
開口部1aから、容器本体1,11に貯留された尿を排
出するようにする。
1,11に貯留された尿を排出するための開口首部3,
開口部13を形成したが、これら開口首部3,開口部1
3を形成しなくてもよく、その場合には、排尿を受ける
開口部1aから、容器本体1,11に貯留された尿を排
出するようにする。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の尿器によれば、
略板状の中空体からなりその天井部に開口部が形成され
た容器本体と、上記開口部の前端部から上方に延設され
使用面が凹状に形成された受け部とを備え、上記容器本
体が、仰臥位または座位の女性の臀部を支受して上記開
口部で女性の排尿を受けるようになっており、上記受け
部も、上記支受状態の女性の排尿を受けるようになって
おり、上記容器本体の開口部の上端開口周縁および上記
受け部の凹状の開口周縁からなる一連の開口周縁が、女
性の排尿部位の周囲に密接するようになっているため、
排尿の際の尿の漏れを簡単に防止することができる。そ
して、上記尿器の使用の際には、排尿する女性の臀部を
少し持ち上げるため、その女性のリハビリにもなる。
略板状の中空体からなりその天井部に開口部が形成され
た容器本体と、上記開口部の前端部から上方に延設され
使用面が凹状に形成された受け部とを備え、上記容器本
体が、仰臥位または座位の女性の臀部を支受して上記開
口部で女性の排尿を受けるようになっており、上記受け
部も、上記支受状態の女性の排尿を受けるようになって
おり、上記容器本体の開口部の上端開口周縁および上記
受け部の凹状の開口周縁からなる一連の開口周縁が、女
性の排尿部位の周囲に密接するようになっているため、
排尿の際の尿の漏れを簡単に防止することができる。そ
して、上記尿器の使用の際には、排尿する女性の臀部を
少し持ち上げるため、その女性のリハビリにもなる。
【0032】また、本発明の尿器において、容器本体の
開口部に逆流防止具が設けられている場合には、排尿後
に尿器を動かしても、容器本体に貯留された尿が容器本
体の開口部から漏れ難くすることができる。そして、そ
の逆流防止具が、容器本体の開口部に嵌合し容器本体の
内外を貫通する貫通孔が形成されたアダプターと、容器
本体の内部に位置され筒状のシートからなりその一端開
口部が上記アダプターの貫通孔の開口縁に沿って固定さ
れ他端開口部または他端開口部付近が開閉自在に閉じて
いるように形成されている逆流防止弁とを備えたもので
ある場合には、その逆流防止弁が、シートからなってい
るため、排尿の際の音を減音することができる。
開口部に逆流防止具が設けられている場合には、排尿後
に尿器を動かしても、容器本体に貯留された尿が容器本
体の開口部から漏れ難くすることができる。そして、そ
の逆流防止具が、容器本体の開口部に嵌合し容器本体の
内外を貫通する貫通孔が形成されたアダプターと、容器
本体の内部に位置され筒状のシートからなりその一端開
口部が上記アダプターの貫通孔の開口縁に沿って固定さ
れ他端開口部または他端開口部付近が開閉自在に閉じて
いるように形成されている逆流防止弁とを備えたもので
ある場合には、その逆流防止弁が、シートからなってい
るため、排尿の際の音を減音することができる。
【0033】特に、上記逆流防止具が着脱自在になって
いる場合には、その逆流防止具の掃除やそれが設けられ
ている容器本体の開口部の掃除がし易くなっている。
いる場合には、その逆流防止具の掃除やそれが設けられ
ている容器本体の開口部の掃除がし易くなっている。
【0034】また、本発明の尿器において、容器本体に
開口首部が形成され、この開口首部に着脱自在のキャッ
プが設けられている場合には、容器本体に貯留された尿
を排出し易くすることができる。
開口首部が形成され、この開口首部に着脱自在のキャッ
プが設けられている場合には、容器本体に貯留された尿
を排出し易くすることができる。
【0035】特に、容器本体の開口首部が容器本体の前
端の上方に延設されている場合には、容器本体に貯留さ
れた尿を排出する際に、その尿が漏れ難くなっている。
端の上方に延設されている場合には、容器本体に貯留さ
れた尿を排出する際に、その尿が漏れ難くなっている。
【0036】さらに、本発明の尿器において、受け部の
全部もしくは一部、またはその各々とその周辺部分とが
着脱自在になっている場合には、その着脱自在になって
いる部分を取り外すことにより、尿器の高さを低くする
ことができ、商品輸送のための梱包の際に、梱包高さを
低くすることができ、商品輸送コストを低減することが
できる。また、上記着脱自在になっている部分およびそ
の周辺部の掃除がし易くなっている。
全部もしくは一部、またはその各々とその周辺部分とが
着脱自在になっている場合には、その着脱自在になって
いる部分を取り外すことにより、尿器の高さを低くする
ことができ、商品輸送のための梱包の際に、梱包高さを
低くすることができ、商品輸送コストを低減することが
できる。また、上記着脱自在になっている部分およびそ
の周辺部の掃除がし易くなっている。
【0037】そして、本発明の尿器において、容器本体
に容器本体の内外を貫通する空気抜き孔が形成されてい
る場合には、容器本体の内部の空気が抜け易くなってい
るため、排尿を調子よく行うことができる。
に容器本体の内外を貫通する空気抜き孔が形成されてい
る場合には、容器本体の内部の空気が抜け易くなってい
るため、排尿を調子よく行うことができる。
【図1】本発明の尿器の一実施の形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】上記尿器を示す分解斜視図である。
【図3】上記尿器を示す平面図である。
【図4】上記尿器を示す図3のX−X断面図である。
【図5】上記尿器を示す図3のY−Y断面図である。
【図6】上記尿器を仰臥位で使用している状態を示す説
明図である。
明図である。
【図7】上記尿器を座位で使用している状態を示す説明
図である。
図である。
【図8】本発明の尿器の他の実施の形態を示す側面図で
ある。
ある。
【図9】従来の自動採尿器を示す説明図である。
1 容器本体
1a 開口部
2 受け部
Claims (7)
- 【請求項1】 排尿を受けて貯留する尿器であって、略
板状の中空体からなりその天井部に開口部が形成された
容器本体と、上記開口部の前端部から上方に延設され使
用面が凹状に形成された受け部とを備え、上記容器本体
が、仰臥位または座位の女性の臀部を支受して上記開口
部で女性の排尿を受けるようになっており、上記受け部
も、上記支受状態の女性の排尿を受けるようになってお
り、上記容器本体の開口部の上端開口周縁および上記受
け部の凹状の開口周縁からなる一連の開口周縁が、女性
の排尿部位の周囲に密接して尿の漏れを防止するように
なっていることを特徴とする尿器。 - 【請求項2】 容器本体の開口部に下記の逆流防止具
(A)が設けられている請求項1記載の尿器。(A)容
器本体の開口部に嵌合し容器本体の内外を貫通する貫通
孔が形成されたアダプターと、容器本体の内部に位置さ
れ筒状のシートからなりその一端開口部が上記アダプタ
ーの貫通孔の開口縁に沿って固定され他端開口部または
他端開口部付近が開閉自在に閉じているように形成され
ている逆流防止弁とを備えた逆流防止具。 - 【請求項3】 逆流防止具(A)が着脱自在になってい
る請求項2記載の尿器。 - 【請求項4】 容器本体に開口首部が形成され、この開
口首部に着脱自在のキャップが設けられている請求項1
〜3のいずれか一項に記載の尿器。 - 【請求項5】 容器本体の開口首部が容器本体の前端の
上方に延設されている請求項4記載の尿器。 - 【請求項6】 受け部の全部もしくは一部、またはその
各々とその周辺部分とが着脱自在または回動自在になっ
ている請求項1〜5のいずれか一項に記載の尿器。 - 【請求項7】 容器本体に容器本体の内外を貫通する空
気抜き孔が形成されている請求項1〜6のいずれか一項
に記載の尿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141918A JP2003325592A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 尿 器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141918A JP2003325592A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 尿 器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003325592A true JP2003325592A (ja) | 2003-11-18 |
Family
ID=29702374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002141918A Pending JP2003325592A (ja) | 2002-05-16 | 2002-05-16 | 尿 器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003325592A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326052A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Step Link:Kk | ベッド用の採尿具 |
GB2510606A (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-13 | Vernacare Ltd | Disposable urine bottle |
CN105193433A (zh) * | 2015-10-30 | 2015-12-30 | 复旦大学附属上海市第五人民医院 | 一种多功能医用尿壶 |
JP5948477B1 (ja) * | 2015-08-11 | 2016-07-06 | 株式会社アイ企画 | 尿器 |
CN106491292A (zh) * | 2016-11-21 | 2017-03-15 | 杭州顺事五金机械有限公司 | 多功能床 |
JP6484770B1 (ja) * | 2017-10-12 | 2019-03-13 | 文藏 田中 | 座椅子型排泄介護装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742825U (ja) * | 1979-10-20 | 1982-03-09 | ||
JPS57126230U (ja) * | 1981-02-02 | 1982-08-06 | ||
JPS58149999U (ja) * | 1981-05-19 | 1983-10-07 | 板井 美恵子 | ミニベンキ |
JPH0539534U (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-28 | りつ子 平澤 | 介護用男女両用便器と介護用マツト |
JP3011860U (ja) * | 1994-02-18 | 1995-06-06 | 美恵子 板井 | 芳香放出の男女尿便器 |
JPH0743321U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-08-22 | 美恵子 板井 | 芳香放出の男女尿便器 |
JPH08322869A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Tsunehisa Hosoda | 男性用尿器 |
JPH11206825A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Paramount Bed Co Ltd | 自動採尿器における女性用排尿受け器 |
JP2000079144A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Pip Tokyo Co Ltd | 貯留尿逆流防止具を備えた尿器 |
JP2000157581A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Paramount Bed Co Ltd | 女性用排尿受け器 |
JP2000225139A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-15 | Paramount Bed Co Ltd | 女性用排尿受け器 |
JP2002219074A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-08-06 | Terauchi Bussan Kk | 緊急用携帯排尿器 |
-
2002
- 2002-05-16 JP JP2002141918A patent/JP2003325592A/ja active Pending
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742825U (ja) * | 1979-10-20 | 1982-03-09 | ||
JPS57126230U (ja) * | 1981-02-02 | 1982-08-06 | ||
JPS58149999U (ja) * | 1981-05-19 | 1983-10-07 | 板井 美恵子 | ミニベンキ |
JPH0539534U (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-28 | りつ子 平澤 | 介護用男女両用便器と介護用マツト |
JPH0743321U (ja) * | 1993-06-28 | 1995-08-22 | 美恵子 板井 | 芳香放出の男女尿便器 |
JP3011860U (ja) * | 1994-02-18 | 1995-06-06 | 美恵子 板井 | 芳香放出の男女尿便器 |
JPH08322869A (ja) * | 1995-06-01 | 1996-12-10 | Tsunehisa Hosoda | 男性用尿器 |
JPH11206825A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Paramount Bed Co Ltd | 自動採尿器における女性用排尿受け器 |
JP2000079144A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Pip Tokyo Co Ltd | 貯留尿逆流防止具を備えた尿器 |
JP2000157581A (ja) * | 1998-11-27 | 2000-06-13 | Paramount Bed Co Ltd | 女性用排尿受け器 |
JP2000225139A (ja) * | 1999-02-09 | 2000-08-15 | Paramount Bed Co Ltd | 女性用排尿受け器 |
JP2002219074A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-08-06 | Terauchi Bussan Kk | 緊急用携帯排尿器 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006326052A (ja) * | 2005-05-27 | 2006-12-07 | Step Link:Kk | ベッド用の採尿具 |
GB2510606A (en) * | 2013-02-08 | 2014-08-13 | Vernacare Ltd | Disposable urine bottle |
JP2016508788A (ja) * | 2013-02-08 | 2016-03-24 | ヴェルナケア リミテッドVernacare Limited | 尿瓶 |
US10898367B2 (en) | 2013-02-08 | 2021-01-26 | Vernacare Limited | Urine bottle |
JP5948477B1 (ja) * | 2015-08-11 | 2016-07-06 | 株式会社アイ企画 | 尿器 |
CN105193433A (zh) * | 2015-10-30 | 2015-12-30 | 复旦大学附属上海市第五人民医院 | 一种多功能医用尿壶 |
CN106491292A (zh) * | 2016-11-21 | 2017-03-15 | 杭州顺事五金机械有限公司 | 多功能床 |
JP6484770B1 (ja) * | 2017-10-12 | 2019-03-13 | 文藏 田中 | 座椅子型排泄介護装置 |
JP2019071980A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 文藏 田中 | 座椅子型排泄介護装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2008336234B2 (en) | Bedpan having a handle defined therein | |
US8500708B2 (en) | Compact portable urinal apparatus, kit containing the same and methods of using the same | |
WO2010058173A1 (en) | Toilet equipment | |
US11452508B2 (en) | Biodegradable urine collector | |
WO1992014392A1 (fr) | Lavabo mobile a plateau superieur articule | |
US5689840A (en) | No spill bedpan | |
CN102026571A (zh) | 便壶 | |
JP2003325592A (ja) | 尿 器 | |
US7845026B2 (en) | Portable urinal device | |
US8850631B2 (en) | Bedpan having a tapered interior | |
US20030074724A1 (en) | No-slip, no-spill, no-hands urinal | |
US20080000019A1 (en) | Waste handling apparatus for wheelchair | |
US20160354268A1 (en) | Portable male urinal | |
US6505354B1 (en) | Urinal | |
US20190083294A1 (en) | Stand for collecting fecal matter | |
GB2356818A (en) | Female portable urination device | |
US7252121B2 (en) | Urine disposing apparatus and method | |
JP2004230004A (ja) | ベットに備える簡易便器装置 | |
KR101807862B1 (ko) | 전동식 휴대용 좌변기 | |
JPH11206825A (ja) | 自動採尿器における女性用排尿受け器 | |
FR2713479A1 (fr) | Bassin médical. | |
EP0362248A1 (fr) | Bassin de lit muni d'un systeme d'ensachage et ses supports de rangement | |
EP4225150A1 (en) | Biodegradable urine collector | |
JP2002051940A (ja) | 便座の改良と携帯トイレ | |
WO1999004742A1 (fr) | Ensemble de recipient a usage medical et paramedical, d'une utilisation aisee, confortable et parfaitement hygienique |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080520 |