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JP2003325149A - 水溶性核蛋白入り健康ドリンク - Google Patents

水溶性核蛋白入り健康ドリンク

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JP2003325149A
JP2003325149A JP2002135576A JP2002135576A JP2003325149A JP 2003325149 A JP2003325149 A JP 2003325149A JP 2002135576 A JP2002135576 A JP 2002135576A JP 2002135576 A JP2002135576 A JP 2002135576A JP 2003325149 A JP2003325149 A JP 2003325149A
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water
soluble
vitamin
nucleoprotein
drink
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Osamu Unno
修 雲野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白子を酵素分解処理することにより得られた
低分子化した水溶性核蛋白を、他の有効成分と共に好適
な比率で配合した水溶性核蛋白入り健康ドリンクを提供
する。 【解決手段】 健康ドリンクの所定量当たり、好適な含
有量で以下の有効成分:水溶性核蛋白、コラーゲン、コ
ンドロイチン、ヒアルロン酸、ビタミンC、ビタミンB
1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12及び
他の添加成分並びに残部水を含み、前記水溶性核蛋白
は、魚の白子中の核蛋白を低分子化することにより水溶
性にした水溶性核蛋白である水溶性核蛋白入り健康ドリ
ンク。本健康ドリンクは、飲用すると核酸及びアルギニ
ン主体の蛋白が効果的に消化吸収され、また遺伝子の酸
化損傷を低減せしめ、人間の健康の保持・増進に有用で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水溶性核蛋白入り
健康ドリンク、更に詳しくは、魚類の精巣である白子を
酵素分解処理することにより得られた低分子化した水溶
性核蛋白を配合することにより遺伝子の酸化損傷を低減
せしめ、また前記水溶性核蛋白及び他の有効成分の配合
比率を最適に調整することにより各有効成分の相乗効果
を発現させ、これにより、従来の同種健康ドリンクに比
べて、人間の健康の保持・増進効果を一層向上せしめた
水溶性核蛋白入り健康ドリンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、健康に対する世間一般の関心が高
まり、従来の栄養素に加えて核酸が第七の栄養素として
注目されている。核酸を多く含む食材としては、例えば
ビール酵母や白子(魚類の精巣)が挙げられ、とりわけ
白子は、核酸やミネラルなどの有用な成分に富む食材で
ある。
【0003】しかしながら、核酸や白子中のアルギニン
主体の蛋白ペプチドはその優れた食効にも係わらず、従
来、ドリンク剤の成分として有効に使用されていなかっ
た。何故なら、核蛋白は水に溶け難い高分子であるた
め、核蛋白を使用した製品の剤型は従来、錠剤、顆粒及
びカプセルに限られていた。
【0004】最近、水溶性核蛋白には遺伝子の酸化損傷
を低減させる効果のあることが判った。遺伝子の酸化は
遺伝子の劣化や損傷を誘発する。環境アセスメントに対
する世間の関心の高まりを反映して、生活環境から受け
る遺伝子に対する酸化損傷をできる限り排除又は抑制す
ることは、人間の健康を維持し増進させるうえで極めて
重要であると考えられるようになった。
【0005】遺伝子に対する酸化損傷の有害性について
以下に説明する。生物の遺伝情報が、DNAのような核
酸を構成要素とする遺伝子においてアデニン、チミン、
グアニン及びシトシンの4種の塩基により暗号化されて
いることは、もはや周知の事実である。ところが、遺伝
子は紫外線照射、各種の化学物質、特に発癌物質及び活
性酸素種による暴露等により一定頻度で酸化損傷を受け
て複製エラーを生じ得る。この複製エラーは遺伝情報の
劣化を生ぜしめ、細胞や個体の各種疾患や老化の原因と
なる。従って、ある物質が遺伝子の酸化損傷を促進する
かそれとも抑制するかを検査することにより、その物質
が生物に対して有害性を有するか又は有効性を有するか
を判断することができると考えられる。
【0006】遺伝子損傷を引き起こす頻度を決定するこ
とによる物質の生物学的評価法としては、国際公開01
69235号公報に記載のものが挙げられる。この方法
では、遺伝子を構成するモノヌクレオシドの酸化に着目
し、被検物質を含有する溶液に2’−デオキシグアノシ
ン(dG)を添加し、一定時間の経過及び/又は紫外線
照射等の酸化負荷を加えた後、前記溶液中に存在するd
Gの酸化体:8−ヒドロキシ−2’−デオキシグアノシ
ン(8OHdG)の濃度を測定する。そして、生成した
8OHdGの量に基づいて、被検物質の有害性又は有効
性の有無及びその程度を決定する。8OHdGの生成量
が多ければ多いほど被検物質の有害性は高く、一方、8
OHdGの生成量が少なければ少ないほど被検物質の有
効性は高いと考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】8OHdGの生成量を
測定する前記の生物学的評価法に基づく最近の研究によ
り、健康の保持・増進に有効であると考えられていた従
来の健康ドリンクの中には、遺伝子に対する酸化損傷を
有する成分を含むものが少なからず存在することが判っ
た。それ故、遺伝子に対する酸化損傷を低減せしめる有
効成分を健康ドリンクに添加すれば、従来の健康ドリン
クには無い新たな効果を健康ドリンクに付与することが
可能となり得、この様な健康ドリンクの出現が大いに期
待されていた。また、従来、健康ドリンクの有効成分の
種類やその配合比率の変化とその効果との関係は必ずし
も明らかではなかった。有効成分の種類やそれらの配合
比率の変化に応じて健康ドリンクとしての総合的な効果
は変化すると考えられる。しかしながら、健康ドリンク
の有効成分の種類やその配合比率の変化とその効果との
関係を明らかにするためには、例えば、複数種類の供試
健康ドリンクを多数の人に試飲してもらい、適切な項目
に関して試飲前後のアンケート調査を行うなどの煩雑な
方法が必要となり、実施は必ずしも容易ではない。従っ
て、上述の事柄が明らかにされ、最適の効果が得られる
ように各有効成分が配合された、人間の健康の保持・増
進に真に有効である健康ドリンクを提供することが求め
られていた。
【0008】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためのものであり、その目的とするところは、従来か
らの人間の健康の保持・増進に有効であることが判って
いる成分と共に、蛋白遺伝子の酸化損傷を低減させる水
溶性核蛋白をも含み、尚且つ、これら有効成分の種類及
び配合比率が最適に調整された健康ドリンクを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本第一の発明
は、健康ドリンクであって、該健康ドリンク720ml
当り、 水溶性核蛋白 700mg〜20000mg、 コラーゲン 40g〜150g、 コンドロイチン 50mg〜200mg、 ヒアルロン酸 20mg〜80mg、 ビタミンC 500mg〜14000mg、 ビタミンB1 2mg〜40mg、 ビタミンB2 3mg〜50mg、 ビタミンB6 3mg〜50mg、 ビタミンB12 0.3μg〜7.0μg及び他の添
加成分並びに残部水 を含み、前記水溶性核蛋白は、魚の白子中の核蛋白を低
分子化することにより水溶性にした水溶性核蛋白である
ことを特徴とする水溶性核蛋白入り健康ドリンク(以
下、iと称する)に関するものである。
【0010】本第二の発明は、健康ドリンクであって、
該健康ドリンク720ml当り、 水溶性核蛋白 1000mg〜15000mg、 コラーゲン 80g〜120g、 コンドロイチン 80mg〜150mg、 ヒアルロン酸 30mg〜60mg、 ビタミンC 600mg〜10000mg、 ビタミンB1 10mg〜30mg、 ビタミンB2 15mg〜40mg、 ビタミンB6 15mg〜40mg、 ビタミンB12 1.5μg〜5.0μg及び他の添
加成分並びに残部水 を含み、前記水溶性核蛋白は、魚の白子中の核蛋白を低
分子化することにより水溶性にした水溶性核蛋白である
ことを特徴とする水溶性核蛋白入り健康ドリンク(以
下、iiと称する)に関するものである。
【0011】本発明の水溶性核蛋白入り健康ドリンクは
以下の態様が好ましい。 iii)前記水溶性核蛋白が鮭、鱒又は鰊の白子中の核蛋白
を低分子化することにより水溶性にしたものであるi又
はiiの水溶性核蛋白入り健康ドリンク。 iv) 前記水溶性核蛋白が、核蛋白をヌクレアーゼ及びプ
ロテアーゼで処理して得られる低分子化したオリゴヌク
レオチド/ヌクレオシド及びオリゴペプチドを20質量
%以上含むiないしiii の何れかの水溶性核蛋白入り健
康飲料。 v)i又はiiの健康ドリンクの有効成分以外の有効成分
であって、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、ペプ
チド類、糖類(例えば、果糖、ブドウ糖、麦芽糖な
ど)、水溶性植物繊維、果物又は野菜の汁、蜂蜜、香
料、保存料及び着色料から選択された少なくとも1種を
更に含むi又はiiの水溶性核蛋白入り健康ドリンク。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の健康ドリンクの有効成分
である水溶性核蛋白は、魚の白子中の核蛋白から得るこ
とができる。以下、水溶性核蛋白について説明する。水
溶性核蛋白は、白子(魚類の精巣)より製造することが
できる。白子は、現況ではごく一部が食用として利用さ
れているのみで大部分は廃棄処分されている、あまり有
効利用されていない水産資源である。しかし白子はDN
Aを主成分とする核酸及びプロタミンを主成分とする蛋
白を多く含有しており、これが遺伝子の酸化損傷を著し
く低減させる効果を有することが判った。
【0013】水溶性核蛋白では核蛋白が低分子化されて
いる。前記低分子化されたものは、オリゴヌクレオチド
/ヌクレオシド及びオリゴペプチドが水溶性核蛋白中に
20質量%以上含まれるものである。細胞核中の核酸及
び蛋白をこの様に低分子化することにより、本来の有効
性を保持したまま消化管での消化吸収を容易にすること
ができる。低分子化した核蛋白は水溶性となるため、健
康飲料に容易に配合することができる。なお、ここでい
う水溶性とは、水に0.1質量%以上の濃度で溶解し得
る性質である。
【0014】このようにして得られた水溶性核蛋白は、
良好な遺伝子酸化損傷抑制作用を有する。遺伝子酸化損
傷は遺伝子に暗号化された遺伝情報の劣化を生じ、そし
て各種疾患や老化の原因となるが、水溶性核蛋白は、遺
伝子に対して酸化負荷が加えられたときに、その酸化損
傷を著しく抑制する作用を有する。
【0015】以下、水溶性核蛋白の有用性について更に
詳しく説明する。魚類の細胞核はアルギニンを主成分と
する蛋白質であるプロタミンを多く含み、そしてプロタ
ミンを分解して得られるオリゴペプチドは抗アレルギー
作用、美肌作用等の優れた効果を示すことが知られてい
る。また核酸には、美肌、生活習慣病(成人病)や老化
の予防と改善効果がある。従って、白子を原料とした低
分子化核蛋白(水溶性核蛋白)を製造することにより、
優れた遺伝子酸化損傷抑制作用を有すると共に、核酸と
プロタミン由来の効果をも兼備した製品を得ることがで
きる。前記魚類とは例えば鮭、鱒、鰊、鱈等であり、特
に鮭、鱒又は鰊が好ましい。これらの白子から皮、筋、
血管等を除去した後、精製して油分を除き、ヌクレアー
ゼ及びプロテアーゼでの酵素分解処理を行うことによ
り、水溶性核蛋白を製造することができる。
【0016】本健康ドリンクで使用する水溶性核蛋白
は、核蛋白をヌクレアーゼ及びプロテアーゼで処理して
得られる低分子化したオリゴヌクレオチド/ヌクレオシ
ド及びオリゴペプチドを20質量%以上含むことが好ま
しい。
【0017】以下、本健康ドリンクの各成分について説
明する。 I)水溶性核蛋白 生命現象に重要な役割を演ずる“核酸”は、 全ての生物
の細胞の中にある細胞核に存在しており、その核酸に
は、DNAとRNAの2種類がある。 (1)DNA(デオキシリボ核酸) 成長期を過ぎるとDNA製造能力は激減する。DNAは
遺伝子の本体として遺伝子情報を伝え、細胞の分裂・成
長・エネルギー生産の全てをコントロールし、細胞の誕
生から死滅までを支配している。DNAは五炭糖、燐
酸、そして4種類の塩基(A,G,C,T)が螺旋状に
結合した構造をしており、肝臓でつくられる(デノボ合
成)ものと、食物から摂取された核酸が再合成される
(サルベージ合成)ものの2種類が体内で利用される。
しかし、成長期を過ぎると肝臓で製造する能力は衰え、
細胞分裂のスピードダウンや質の悪い細胞、或いは不完
全な細胞が造られてしまう。それが成人病や老化の原因
となって色々な症状で現れる。それ故、製造能力が減少
した量に見合う量のDNAを補給することが必要にな
る。
【0018】(2)DNAの働き 1)遺伝子情報の伝達 全ての生物は、成長過程において細胞を盛んに分裂させ
て身体を造る。身体が完成すると今度は、古くなった細
胞を新しいものと交換する作業を続けて行く。元気なD
NAは、細胞分裂をするにあたって自分と全く同じDN
Aや核を造り、その命令によって古い細胞と全く同じ細
胞を造る働きをする。 2 )蛋白質の合成 DNAやRNAは蛋白質(身体)を造る。心臓、肝臓、
皮膚を始めとして、身体の主成分は蛋白質である。また
生体内で起こる様々な化学反応に関与している酵素も蛋
白質でてきている。これらの蛋白質は、遺伝子情報が全
てインプットされているDNAの指令によって、RNA
(リボ核酸)がアミノ酸を組み合わせて造られる。とこ
ろが、そのアミノ酸の組み合わせが一つでも違ったもの
になると、不完全な蛋白質となって本来の機能が働かな
くなったり、正常な化学反応ができなくなる。その結
果、血液や皮膚、髪の毛、内蔵の細胞が変質して、老化
現象や成人病の原因となる。
【0019】<DNA(核酸)の主な効果> a.核酸を摂取し始めて最初に効果が現れるのは、顔の
表情が変わってくることである。これは、皮膚がピンと
張り始めてシワやタルミが取れ、シミも次第に目立たな
くなってくるからである。また、老化による乾燥ぎみの
素肌もしっとりしてくる。 b.ニキビなどの原因とされる脂肪の分泌過剰のような
代謝異常を正常な状態に戻す。 c.脱毛や白髪の原因は、毛球部の細胞分裂のスピード
ダウンとその異常であり、正しい細胞分裂を促進するこ
とにより、脱毛や白髪を防止する。 d.呼吸機能を増進させて肺の働きを高め、疲労を防
ぐ。 e.コレステロールの増加を防ぎ、動脈硬化の予防に役
立つ。 f.脳の血流量や酸素消費量を増加させ、脳血管抵抗を
減少させる。脳卒中の後遺症、脳軟化症などの改善に効
果がある。 g.冠血流量を増加させ、心筋代謝を高めるので、心不
全、狭心症、心筋症の予防に効果がある。 h.胃血流量を増加させ、胃腸の働きを活発にする。ま
た便通促進作用もある。 i.脳の老化防止、眼精疲労、聴覚障害の改善に効果が
ある。 j.その他、奥に隠れた病気の原因を、細胞の活性化と
いう面から根本的に改善する。
【0020】<DNA(核酸)の摂取>DNA核酸(核
蛋白)の摂取は、 成長期を過ぎたばかりの若い人にはそ
れほどの効果が感じられないかも知れない。しかし、老
化は10代から既に準備されている。それ故、若いとき
から核酸(核蛋白)を補給し、正しい細胞分裂を維持促
進させることが、老化を防ぐ最善の方法と言える。核酸
(核蛋白)を多く含む食品として注目されているのが、
白子とビール酵母である。しかしこれらの食品は、一般
的にはあまり食べられていない。また食べようと思って
も味や保存方法に問題が残っている。 だからこそ、 栄養
補助食品のかたちで摂取することが必要になってくる。
本発明の健康ドリンクに使用する水溶性核蛋白は、この
核蛋白を酵素処理して水溶性に加工し、ドリンクに添加
できるよう開発したものである。本健康ドリンク720
ml当り、水溶性核蛋白を700mg〜20000m
g、特に1000mg〜15000mg添加することが
好ましい。
【0021】II)コラーゲン コラーゲンは、動物体中に最も多く含まれる蛋白質で、
生体の全蛋白質の20質量%から40質量%を占めてい
る。 コラーゲンは体の細胞と細胞の隙間を埋める形で線
維状の蛋白質として存在し、特に皮膚、骨、軟骨、腱な
ど結合組織の主要な構成成分になっている。全コラーゲ
ン量の40質量%は皮膚に、20質量%が骨や軟骨に含
まれ、その他、血管や内臓など全身に広く分布してい
る。このように、コラーゲンは体や臓器の形を支える構
造材として働いており、また、細胞同士を結合させる足
場(基質)として接着剤の役割も果たしている。コラー
ゲンはこれらの物理的な機能のほかに、細胞の増殖や器
官の形成、傷口の治癒促進などの生体活動にも大きな影
響を与えていることが判ってきた。一方、コラーゲンが
造られるのは線維芽細胞や軟骨細胞、骨芽細胞などで、
これらは、お互いに影響を与え合う関係になっている。
【0022】<コラーゲンと老化との関係>人の体内で
は、常にコラーゲンの分解と合成が繰り返されている。
年を取ると、このバランスが崩れ、コラーゲンの合成よ
りも分解の方が多くなってくる。これは老化現象の一つ
で、コラーゲンが柔軟性を失ったために、シワやシミが
発生したり、関節や骨が痛む。そこで、老化に対抗する
ためには、コラーゲンを補給し、新陳代謝を促す必要が
ある。
【0023】<コラーゲンの存在形態>コラーゲンをミ
クロ的に見ると、螺旋状の細長い分子が3本集まり、よ
りあわさった構造になっている。コラーゲンはそのまま
では水に溶けないが、長時間水と加熱すると、ある温度
で3本の鎖が外れて水に溶ける構造に変わり、液中に抽
出される。これをゼラチンと言う。形は違うが、同様の
ことは煮こごりやすじ肉の煮込み、豚骨スープなど、日
常の調理でも実践されている。従って、コラーゲンを多
く含む食品を食べることと、ゼラチンを何らかの形で摂
ることは同じ意味があると言える。
【0024】<食品としてのコラーゲンの意味>近年、
コラーゲンを食べることによる健康、美容効果が話題と
なっているが、一般に、食品市場で呼ばれる「コラーゲ
ン」とは「ゼラチン」若しくはゼラチンを低分子化した
「コラーゲンぺプチド」を指している。コラーゲンの摂
取は、高血圧の防止や骨粗影症の軽減、関節炎の治癒な
どに効果があるとの報告がある。また、体内でのコラー
ゲン合成を促進し、皮膚の若返りをはかるとか、 肌の保
湿性が高まるなどの美容効果も報告されている。 高齢化
社会を迎え、コラーゲンの重要性は更にクローズアップ
されるものと思われる。本健康ドリンク720ml当
り、コラーゲンを40g〜150g、特に80g〜12
0g添加することが好ましい。
【0025】III)コンドロイチン 食品用コンドロイチンは、コンドロイチン蛋白複合体と
も言い、動物の結合組織や軟骨に多く含まれるコンドロ
イチン硫酸などのムコ多糖体やコラーゲンなどの蛋白質
を自然な形で抽出し、食品用に精製したものである。ま
た広い意味でムコ多糖体とも言うす。更に詳しく説明す
ると、このムコ多糖体には酸性と中性とがあり、中性ム
コ多糖体は、胃の粘膜を覆っている高粘稠物質や血液形
物質がこれに当たる。一方、動物の眼球、軟骨、皮膚、
腱、血管壁、靭帯、臍帯などの結合組織にある高粘稠物
質の大部分は酸性ムコ多糖体である。
【0026】食品用コンドロイチンの生理作用は次の通
りである。 ・細胞外液の水分調整。 ・化骨形成。 ・創傷治癒。 ・感染防止。 ・潤滑作用。 ・血液凝固阻止。 ・脂血清浄化。 ・眼の透明度維持。 本健康ドリンク720ml当り、コンドロイチンを50
mg〜200mg、特に80mg〜150mg添加する
ことが好ましい。
【0027】IV)ヒアルロン酸 <ヒアルロン酸の機能>高粘性のムコ多糖の一種で動物
の靭帯、関節、眼球の硝子体液などに含まれる。体内で
は蛋白質と共に粘稠な溶液やゲルを造って、細胞と細胞
をつなぐ働きがある。そのほか、関節の摩擦を防ぐ潤滑
剤や細菌の侵入から身を守るために働いている。 <ヒアルロン酸の特徴>ヒアルロン酸は非常に保湿性に
優れ、1gで約6リットルの水を保持するという強力な
保水力がある。また、皮膚に塗るとシットリ感、滑らか
感を得る保護膜を形成するため、食品以外に、例えば肌
荒れ防止剤として、また肌のシワ防止剤として、化粧品
等にも配合されている。本健康ドリンク720ml当
り、ヒアルロン酸を20mg〜80mg、特に30mg
〜60mg添加することが好ましい。
【0028】V)ビタミンC ビタミンCの主な機能は以下の通りである。 ・コラーゲンの合成を助け、皮膚、血管、粘膜、骨を強
くする。 ・抗酸化損傷、ビタミンEの還元作用。 ・動脈硬化の予防。 ・慢性疲労症候群の緩和。 ・ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)の増殖の抑制。 ・ボケ防止。 ・老眼、白内障など目の病気の予防。 ・発癌物質ニトロソアミンの生成の抑制。 ・抗癌剤であるインターフェロンの体内合成の促進。 ・コレステロールの胆汁酸への変換への関与。 ・白血球の働きを強化するため、抗ガン作用、抗ウイル
ス作用、解毒作用を有する。 ・鉄や銅などのミネラルの吸収を助け、へモグロビンの
合成を助ける。 ・抗ストレスホルモン(副腎皮質ホルモン)の生成への
関与。 本健康ドリンク720ml当り、ビタミンCを500m
g〜14000mg、特に600mg〜10000mg
添加することが好ましい。
【0029】VI)ビタミンB1 ビタミンB1は、牛乳200mlに人間一日当たりの所
要量の10質量%程度含まれていて、穀類や野菜、魚、
肉類など、多くの食品に含まれている。ただ、米では玄
米を100とすると、精白米では19と少なく、最近で
は嗜好飲料を多く摂り過ぎる傾向があることもあり、成
長期の子どもや若い人達にビタミンB1不足がみられる
と言われている。ビタミンB1の働きは、糖質がブドウ
糖(グルコース)として吸収された後、アポ酵素(蛋白
質から合成される)が働いてエネルギーを産生するが、
この時ビタミンB1やパントテン酸が補酵素として働
く。B1が不足すると、疲れやすく、食欲が減退した
り、成長や神経の働きなどに関係すると言われている。
本健康ドリンク720ml当り、ビタミンB1を2mg
〜40mg、特に 10mg〜30mg添加することが
好ましい。
【0030】VII)ビタミンB2 ビタミンB2は、別名「成長ビタミン」と呼ばれ、小学
生の1日当たりの所要量に対し、牛乳200mlで約3
0%も補うことができる。成長以外には、 舌・唇・ 皮膚
や眼などの機能に関係したり、運動能力を高めることが
知られている。ビタミンB2が不足すると脂漏性皮膚炎
や口角炎、眼性疲労などの症状に関係するとも言われ、
最近では、別名「美容ビタミン」と呼ばれることもあ
り、成長期の子供や若い人、女性にとっては特に摂取に
気をつけたいビタミンと言える。本健康ドリンク720
ml当り、ビタミンB2を3mg〜50mg、特に15
mg〜40mg添加することが好ましい。
【0031】VIII)ビタミンB6 ビタミンB6は蛋白質の代謝に中心となって機能する。
また、蛋白質を糖質や脂質に変換したり、その逆の場合
にも機能する。ビタミンB6は免疫を正常化する働きが
あるので、アレルギーの治療に抗ヒスタミン剤と共に使
用されるほか、利尿作用、解毒作用もある。 脂質の働き
にも関係があり、脂肪分を多く食べるとビタミンB6が
消費されて不足し、これが続くと脂肪肝、肝硬変、コレ
ステロール血症、動脈硬化症になることがある。ことに
アルコール中毒者はビタミンB6が欠乏し易い。糖尿病
ではインシュリンの分必を良くするためにビタミンB6
が必要である。更に、つわりの原因の一つがビタミンB
6不足と考えられており、つわりがひどい場合だけでは
なく、妊娠中は通常の6倍のビタミンB6が必要である
とも言われている。ビタミンB6を含むビタミンB群は
相互に関係しあって働いている。本健康ドリンク720
ml当り、ビタミンB6を3mg〜50mg、特に15
mg〜40mg添加することが好ましい。
【0032】IX)ビタミンB12 ビタミンB12は、1929年に悪性貧血患者に、牛乳
と健康な人の胃液を与えると治りが良いことから、その
働きが明らかになったビタミンである。このことからも
判るように、人間の成長期では1日当たりの所要量に対
し、牛乳200mlで25質量%〜50質量%近くも補
えるほど多く含まれている。ビタミンB12は緑黄色野
菜などに多く含まれる葉酸と協力して、赤血球のへモグ
ロビンの合成を促進したり、DNA(遺伝子)の主成分
の核酸の合成に関与していることが知られている。ビタ
ミンB12の不足は、赤血球の生産異常などを起こすこ
とにつながり、赤血球のへモクロビンが体内全体に酸素
を運んでいるので、 体内のエネルギー生産が充分にでき
なくなることの原因になる。またB12は、神経と関係
が深いと言われ、末梢神経の修復や中枢神経の脳にも関
係することが知られていて、記億力や精神のバランスに
も関与すると考えられている。ビタミンB12はビタミ
ンB2と同様、人間の成長期には特に摂取に気をつけた
いビタミンと言える。本健康ドリンク720ml当り、
ビタミンB12を0.3μg〜7.0μg、特に1.5
μg〜5.0μg添加することが好ましい。
【0033】本健康ドリンクに使用する水は、この分野
で慣用の健康ドリンクに適する清純な水を使用すること
ができる。本健康ドリンクには、必要に応じて、前述の
有効成分以外のビタミン類(例えば、ビタミンD,E,
K等)、ミネラル類(例えば、Mg,Ca,Fe,C
u,Zn,Se等)、アミノ酸類、ペプチド類、糖類、
水溶性植物繊維、果物又は野菜の汁、蜂蜜、香料、保存
料及び着色料から選択された少なくとも1種からなる有
効成分を更に添加してもよく、この場合の添加量は適宜
選択し得る。
【0034】
【実施例】以下の実施例により、本発明を更に詳しく説
明する。本健康ドリンクの水溶性核蛋白の原料である水
溶性核蛋白は、以下の如く製造した。 <水溶性核蛋白の製造>冷凍した鮭白子2500gを解
凍し、皮、筋、血管等を除去した後、血抜き及び水洗を
行った。その後、該鮭白子を水1000mlと共に粉砕
して、プロテアーゼ(NOVO社製)2.5gを添加
し、攪拌しながら44〜47℃、pH6.0〜6.3で
4時間酵素処理を行った。続いて、処理後の液を70℃
に昇温し、ヌクレアーゼ(アマノ社製)2.5gを添加
し、攪拌しながら、pH5.0〜5.5で4時間酵素分
解処理を行った。処理後の液を85℃に昇温して、残存
するプロテアーゼ及びヌクレアーゼを失活させた。得ら
れた生成液を40〜50℃に冷却し、これを連続的にデ
カンターに送液して清澄液を分離し噴霧乾燥して、粉体
の形態で、低分子化核蛋白である水溶性核蛋白を得た。
得られた水溶性核蛋白の性質は表1の通りである。 本健康ドリンクの水溶性核蛋白は、この水溶性核蛋白を
そのまま、又は必要であれば更に精製して使用すること
ができる。
【0035】前記水溶性核蛋白及び他の有効成分を用い
て以下の組成の本健康ドリンク〔便宜上、以下ナチュラ
ルDNコラーゲンと呼ぶ〕を製造した。また、以下の組
成の比較例の健康ドリンク2種〔便宜上、以下核蛋白ド
リンクTypeA(比較ドリンクA)及び(核蛋白)コラー
ゲンドリンクTypeB(比較ドリンクB)と呼ぶ〕を各々
製造した。本健康ドリンクの組成は、比較ドリンクA及
びBの組成を合わせた組成に相当するが、各有効成分の
組成及び含有量は本健康ドリンクと比較ドリンクA及び
Bとで各々異なる。すなわち、比較ドリンクA又は比較
ドリンクBは、本健康ドリンクの有効成分を含まない
か、又は本健康ドリンクの有効成分の範囲外の量で有効
成分を含むものである。なお、本健康ドリンクの組成と
比較ドリンクA及びBの組成との相違を明確にするた
め、比較ドリンクA及びBについては、本健康ドリンク
の組成を基準として、各有効成分の有無及び増減量を示
した。
【0036】 <本健康ドリンク:ナチュラルDNコラーゲンの組成> 720ml当り、 水溶性核蛋白 1440mg、 コラーゲン 80g、 コンドロイチン 115mg、 ヒアルロン酸 43mg、 ビタミンC 7200mg、 ビタミンB1 22mg、 ビタミンB2 29mg、 ビタミンB6 29mg、 ビタミンB12 3.6μg、及び 他の添加成分(果糖ブドウ糖液、パイナップル果汁、精
製蜂蜜、香料及び保存料)並びに残部水。
【0037】 <比較ドリンクA:核蛋白ドリンクTypeAの組成> 720ml当り、 水溶性核蛋白 2880mg、 コラーゲン 含まず、 コンドロイチン 含まず、 ヒアルロン酸 含まず、 ビタミンC 14400mg、 ビタミンB1 44mg、 ビタミンB2 58mg、 ビタミンB6 58mg、 ビタミンB12 7.2μg、及び 他の添加成分(果糖ブドウ糖液、パイナップル果汁、精
製蜂蜜、香料及び保存料)並びに残部水。
【0038】 <比較ドリンクB:コラーゲンドリンクTypeBの組成> 720ml当り、 水溶性核蛋白 含まず、 コラーゲン 160g、 コンドロイチン 230mg、 ヒアルロン酸 86mg、 ビタミンC 含まず、 ビタミンB1 含まず、 ビタミンB2 含まず、 ビタミンB6 含まず、 ビタミンB12 含まず、 他の添加成分(果糖ブドウ糖液、パイナップル果汁、精
製蜂蜜、香料及び保存料)並びに残部水。
【0039】<評価試験> A.評価試験方法 一定期間試飲した場合の本健康ドリンクと比較ドリンク
A及びBとの効果の相違は、アンケート方式にて評価し
た。図1は本健康ドリンク(ナチュラルDNコラーゲ
ン)のアンケート用紙を、図2は比較ドリンクA(核蛋
白ドリンクTypeA)のアンケート用紙を、図3は比較ド
リンクB(コラーゲンドリンクTypeB)のアンケート用
紙を各々示す。
【0040】B.評価試験結果 本健康ドリンク、比較ドリンクA及び比較ドリンクBに
関する評価試験結果(アンケート結果)を図4ないし図
15に示す。各図は、一日当たり60mlを30日間飲
用した結果である。すなわち、本健康ドリンクに関し
て、タバコを吸う人に対するアンケート結果を図4に、
タバコを吸わない人に対するアンケート結果を図5に、
酒を飲む人に対するアンケート結果を図6に、そして酒
を飲まない人に対するアンケート結果を図7に各々示
す。同様に、比較ドリンクAに関して、タバコを吸う人
に対するアンケート結果を図8に、タバコを吸わない人
に対するアンケート結果を図9に、酒を飲む人に対する
アンケート結果を図10に、そして酒を飲まない人に対
するアンケート結果を図11に各々示す。また、比較ド
リンクBに関して、タバコを吸う人に対するアンケート
結果を図12に、タバコを吸わない人に対するアンケー
ト結果を図13に、酒を飲む人に対するアンケート結果
を図14に、そして酒を飲まない人に対するアンケート
結果を図15に各々示す。
【0041】C.評価試験結果のまとめ 本健康ドリンクに関するアンケート結果(図4ないし図
7)と比較ドリンクAに関するアンケート結果(図8な
いし図11)及び比較ドリンクBに関するアンケート結
果(図12ないし図15)とを対比すると、本健康ドリ
ンクでは、体の症状の変化などについての項目(系列1
ないし系列21の項目)の多くで過半数(50%以上)
の人が効果があると答えており、中には60%ないし8
0%、或いは80%を越える多くの人が効果があると答
えている項目すらある。これに対して、比較ドリンクA
及び比較ドリンクBにおいては、過半数(50%以上)
の人が効果があると答えている前記項目は少ない。この
事より、魚の白子中の核蛋白を低分子化することにより
水溶性にした水溶性核蛋白及び他の有効成分を各々好適
な比率で配合した本発明の水溶性核蛋白入り健康ドリン
クは、各有効成分相互の相乗効果が発現し、本健康ドリ
ンクの有効成分の一部を含まないか、又は本健康ドリン
クの有効成分の範囲外の量で有効成分を含む比較ドリン
クA及び比較ドリンクBに比べて、人間の健康を保持・
増進させるうえでより優れた効果を有することは明らか
である。
【0042】
【発明の効果】本発明の水溶性核蛋白入り健康ドリンク
は、魚の白子中の核蛋白を低分子化することにより水溶
性にした水溶性核蛋白が他の有効成分と共にコラーゲン
を主体としたドリンクに適量配合されているため、本健
康ドリンクを定期的に一定量(例えば、毎日20ml〜
60ml)摂取することにより、核酸及びアルギニン主
体の蛋白が効果的に消化・吸収され、遺伝子の酸化損傷
が低減され、健常な飲用者の健康を保持し、また増進さ
せるうえで非常に有用である。また、本健康ドリンク
は、適切に選択された各有効成分が最適な配合比率で配
合されており、それ故、各有効成分相互の相乗効果が発
現し、従って、本健康ドリンクを定期的に一定量摂取す
ることにより、非健常者(例えば、病気の人及び体調不
調な人)や病後の人にとっても、体に負担の少ない消化
吸収を行わしめて健常者並みの体力を回復することがで
き、また遺伝子の酸化損傷を低減させ得るので、速やか
な体力の回復、病気の症状や体調の改善及び老化予防に
有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本健康ドリンク(ナチュラルDNコラ
ーゲン)のアンケート用紙を示す図である。
【図2】図2は、比較ドリンクA(核蛋白ドリンクType
A)のアンケート用紙を示す図である。
【図3】図3は、比較ドリンクB(コラーゲンドリンク
TypeB)のアンケート用紙を示す図である。
【図4】図4は、本健康ドリンクに関して、タバコを吸
う人に対するアンケート結果を示す図である。
【図5】図5は、本健康ドリンクに関して、タバコを吸
わない人に対するアンケート結果を示す図である。
【図6】図6は、本健康ドリンクに関して、酒を飲む人
に対するアンケート結果を示す図である。
【図7】図7は、本健康ドリンクに関して、酒を飲まな
い人に対するアンケート結果を示す図である。
【図8】図8は、比較ドリンクAに関して、タバコを吸
う人に対するアンケート結果を示す図である。
【図9】図9は、比較ドリンクAに関して、タバコを吸
わない人に対するアンケート結果を示す図である。
【図10】図10は、比較ドリンクAに関して、酒を飲
む人に対するアンケート結果を示す図である。
【図11】図11は、比較ドリンクAに関して、酒を飲
まない人に対するアンケート結果を示す図である。
【図12】図12は、比較ドリンクBに関して、タバコ
を吸う人に対するアンケート結果を示す図である。
【図13】図13は、比較ドリンクBに関して、タバコ
を吸わない人に対するアンケート結果を示す図である。
【図14】図14は、比較ドリンクBに関して、酒を飲
む人に対するアンケート結果を示す図である。
【図15】図15は、比較ドリンクBに関して、酒を飲
まない人に対するアンケート結果を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 健康ドリンクであって、該健康ドリンク
    720ml当り、 水溶性核蛋白 700mg〜20000mg、 コラーゲン 40g〜150g、 コンドロイチン 50mg〜200mg、 ヒアルロン酸 20mg〜80mg、 ビタミンC 500mg〜14000mg、 ビタミンB1 2mg〜40mg、 ビタミンB2 3mg〜50mg、 ビタミンB6 3mg〜50mg、 ビタミンB12 0.3μg〜7.0μg及び他の添
    加成分並びに残部水 を含み、 前記水溶性核蛋白は、魚の白子中の核蛋白を低分子化す
    ることにより水溶性にした水溶性核蛋白であることを特
    徴とする水溶性核蛋白入り健康ドリンク。
  2. 【請求項2】 健康ドリンクであって、該健康ドリンク
    720ml当り、 水溶性核蛋白 1000mg〜15000mg、 コラーゲン 80g〜120g、 コンドロイチン 80mg〜150mg、 ヒアルロン酸 30mg〜60mg、 ビタミンC 600mg〜10000mg、 ビタミンB1 10mg〜30mg、 ビタミンB2 15mg〜40mg、 ビタミンB6 15mg〜40mg、 ビタミンB12 1.5μg〜5.0μg及び他の添
    加成分並びに残部水 を含み、 前記水溶性核蛋白は、魚の白子中の核蛋白を低分子化す
    ることにより水溶性にした水溶性核蛋白であることを特
    徴とする水溶性核蛋白入り健康ドリンク。
  3. 【請求項3】 前記水溶性核蛋白が鮭、鱒又は鰊の白子
    中の核蛋白を低分子化することにより水溶性にしたもの
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の水溶性核
    蛋白入り健康ドリンク。
  4. 【請求項4】 前記水溶性核蛋白が、核蛋白をヌクレア
    ーゼ及びプロテアーゼで処理して得られる低分子化した
    オリゴヌクレオチド/ヌクレオシド及びオリゴペプチド
    を20質量%以上含むことを特徴とする請求項1ないし
    3の何れか一項記載の水溶性核蛋白入り健康ドリンク。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の健康ドリンクの有
    効成分以外の有効成分であって、ビタミン類、ミネラル
    類、アミノ酸類、ペプチド類、糖類、水溶性植物繊維、
    果物又は野菜の汁、蜂蜜、香料、保存料及び着色料から
    選択された少なくとも1種を更に含むことを特徴とする
    請求項1又は2記載の水溶性核蛋白入り健康ドリンク。
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