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JP2003320684A - 記録装置及びインク消費量管理方法 - Google Patents

記録装置及びインク消費量管理方法

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Publication number
JP2003320684A
JP2003320684A JP2002127268A JP2002127268A JP2003320684A JP 2003320684 A JP2003320684 A JP 2003320684A JP 2002127268 A JP2002127268 A JP 2002127268A JP 2002127268 A JP2002127268 A JP 2002127268A JP 2003320684 A JP2003320684 A JP 2003320684A
Authority
JP
Japan
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ink
recording
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host
amount
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2002127268A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kanamaru
浩 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002127268A priority Critical patent/JP2003320684A/ja
Publication of JP2003320684A publication Critical patent/JP2003320684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価でインク残量を正確に管理できる記録装
置及びインク消費量管理方法を提供することである。 【構成】 ホストから受信される記録データに基いて、
脱着可能なインクタンクから供給されるインクを記録ヘ
ッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録装置のイ
ンク消費量は、インクの消費量情報を記憶媒体に格納
し、インクの消費を計数し、その計数されたインク消費
量によって記憶媒体に格納されたインクの消費量情報を
更新するが、インクタンクの脱着が発生したことを判別
したならば、インクタンクが交換された可能性があるこ
とをホストに通知し、その通知の結果として、ホストか
らインクタンクのインク量の情報を受信すると、その受
信されたインク量の情報に基づいて、前記更新によって
得られているインク消費量情報を変更するようにして管
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置及びインク
消費量管理方法に関し、特に、インクジェット記録ヘッ
ドを用いインクタンクからインクを供給して記録媒体に
記録を行う記録装置及びインク消費量管理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】インク供給装置(インクタンク或いはイ
ンクカートリッジ)から供給されるインクを消費しなが
ら記録媒体に記録する従来のインクジェット記録装置
(以下、記録装置という)には、インク供給装置にイン
クがなくなった場合にユーザに知らせることなく、正常
な記録が行われなくてもそのまま記録媒体に記録するこ
とを続ける記録装置が多かったが、最近ではインク供給
装置にインクがなくなった場合にその旨をユーザに通知
し、インク供給装置の交換を促す記録装置が多くなって
きている。
【0003】インク供給装置にインクがなくなったこと
を検知するインク残量管理システムには以下のようなも
のがある。
【0004】(1)インクを消費する度毎にインク消費
量情報をカウントしてメモリに記憶しておき、インクが
なくなったと想定されるカウント値になればユーザにそ
の旨を知らせてインク供給装置を交換することを促す。
そして、インク供給装置を交換後、ユーザ自身が自主的
に記録装置の設定をインクのある状態に切り換える。
【0005】(2)インクを消費する度毎にインク消費
量情報をカウントしてメモリに記憶しておき、インクが
なくなったと想定されるカウント値になればユーザにそ
の旨を通知してインク供給装置を交換することを促す。
一方、インク供給装置の交換は自動的に検知され自動的
に記録装置の設定をインクのある状態に切り換える。
【0006】(3)物理的なインクの有無を検知して、
インクがなくなればユーザに知らせてインク供給装置を
交換することを促す。そして、インク供給装置が交換さ
れてインクがあることを検知すれば、自動的に記録装置
の設定をインクのある状態に切り換える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のインク残量管理システムには次のような問題がある。
その問題を上記(1)〜(3)のシステムに対応して述
べる。
【0008】(1)のシステム このシステムはインク供給装置を交換した場合にユーザ
自身が自主的にインクのある状態に切り換える設定を行
うため、その操作を忘れるとインク残量管理を正しく行
なえない欠点がある。また、その操作を忘れないにして
もユーザ自身が自主的にインクのある状態に切り換える
設定を行うことはユーザにとってはかなり煩わしい。
【0009】また、新しく交換されたインク供給装置の
インク量がインク供給装置を交換した場合に想定してあ
るインク量と違っていればインク残量管理が大きく狂っ
てしまう。
【0010】(2)のシステム このシステムはインク供給装置の交換を自動検知できる
が、実際にインクがある状態になったのかどうかは分か
らないので、交換したインク供給装置のインク量がイン
ク供給装置を交換した場合に想定してあるインク量と違
っていればインク残量管理が狂ってしまう。
【0011】(3)のシステム このシステムはインク残量管理システムとしては良質な
ものであるが、物理的なインクの有無を検知するために
高価なインク残量検知センサが必要となり、システムそ
のものが高価になってしまう。
【0012】本発明では以上の問題点を踏まえ、以下の
3つの点を解決することを課題としている。
【0013】(1)ユーザがインク供給装置を交換した
ことを自動検知して、記録装置に記録データを送信する
ホストにインク供給装置を交換したことを通知し、その
ホストがインク供給装置の交換確認メッセージを表示す
ることによってユーザが正しいインク供給装置の交換情
報を入力し、その入力したインク供給装置の交換情報を
ホストから記録装置に転送することによって、ユーザが
最適なインク消費量情報に変更できる。
【0014】(2)インク供給装置を交換したことを自
動検知したタイミングでなくても、任意にインク供給装
置の情報を入力することができる。
【0015】(3)コストダウンのために、インク供給
装置を交換したことを自動検知する機構を持たなくて
も、任意にインク供給装置の情報を入力することができ
る。
【0016】本発明は上記従来例とのその問題点に鑑み
てなされたものであり、安価でインク残量を正確に管理
できる記録装置及びインク消費量管理方法を提供するこ
とを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の記録装置は以下の構成からなる。
【0018】即ち、ホストから受信される記録データに
基いて、脱着可能なインクタンクから供給されるインク
を記録ヘッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録
装置であって、インクの消費量情報を格納する記憶手段
と、前記インクの消費を計数する計数手段と、前記計数
手段によって計数されたインク消費量によって前記記憶
手段に格納されたインクの消費量情報を更新する更新手
段と、前記インクタンクの脱着が発生したことを判別す
る判別手段と、前記判別手段による判別結果に従って前
記インクタンクが交換された可能性があることを前記ホ
ストに通知する通知手段と、前記通知手段による通知の
結果として、前記ホストから前記インクタンクのインク
量の情報を受信する受信手段と、前記受信手段による受
信されたインク量の情報に基づいて、前記更新手段によ
って得られているインク消費量情報を変更する変更手段
とを有することを特徴とする記録装置を備える。
【0019】ここで、前記判別手段は、前記インクタン
クの脱着を検出するセンサを有し、前記センサ出力に基
いて、前記インクタンクの交換が発生したことを判別す
る構成でも良い。
【0020】また、前記ホストは、前記通知手段による
通知に基いて、インクタンクの交換を確認するメッセー
ジを表示画面に表示する表示手段と、ユーザからの前記
インクタンクの交換の確認を受け付ける受付手段と、前
記インクタンクに格納されるインク量を指定する指定手
段と、前記指定手段による指定に基づいて、前記インク
タンクに格納されるインク量の情報を前記記録装置に送
信する送信手段を有する構成であることが望ましい。
【0021】また、前記表示手段は、前記インクタンク
の交換がないことの確認を行なうメッセージを表示可能
であり、前記受付手段は、前記インクタンクの交換がな
いことの確認を受付ることが可能である構成であること
が望ましい。
【0022】さらに、前記指定手段は、ユーザが任意に
前記インクタンクに格納されるインク量を指定可能であ
ることが望ましい。
【0023】また他の発明によれば、ホストから受信さ
れる記録データに基いて、脱着可能なインクタンクから
供給されるインクを記録ヘッドから吐出して記録媒体に
記録を行なう記録装置であって、インクの消費量情報を
格納する記憶手段と、前記インクの消費を計数する計数
手段と、前記計数手段によって計数されたインク消費量
によって前記記憶手段に格納されたインクの消費量情報
を更新する更新手段と、前記ホストから前記インクタン
クに格納されるインク量の情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたインク量の情報に基い
て、前記更新手段によって得られているインク消費量情
報を変更する変更手段とを有することを特徴とする記録
装置を備える。
【0024】この場合、前記ホストは、ユーザが任意に
インクタンクに格納されるインク量を指定する指定手段
と、前記指定手段による指定に基づいて、前記インクタ
ンクに格納されるインク量の情報を前記記録装置に送信
する送信手段を有していることが望ましい。
【0025】なお、以上の装置における記録ヘッドは記
録インクジェットヘッドであり、そのインクジェット記
録ヘッドは熱エネルギーを利用してインクを吐出するた
めに、前記インクに付与する熱エネルギーを発生する電
気熱変換素子を有することが望ましい。
【0026】さらに他の発明によれば、ホストから受信
される記録データに基いて、脱着可能なインクタンクか
ら供給されるインクを記録ヘッドから吐出して記録媒体
に記録を行なう記録装置のインク消費量管理方法であっ
て、インクの消費量情報を記憶媒体に格納する記憶工程
と、前記インクの消費を計数する計数工程と、前記計数
工程において計数されたインク消費量によって前記記憶
媒体に格納されたインクの消費量情報を更新する更新工
程と、前記インクタンクの脱着が発生したことを判別す
る判別工程と、前記判別工程における判別結果に従って
前記インクタンクが交換された可能性があることを前記
ホストに通知する通知工程と、前記通知工程における通
知の結果として、前記ホストから前記インクタンクのイ
ンク量の情報を受信する受信工程と、前記受信工程にお
いて受信されたインク量の情報に基づいて、前記更新工
程によって得られているインク消費量情報を変更する変
更工程とを有することを特徴とするインク消費量管理方
法を備える。
【0027】またさらに他の発明によれば、ホストから
受信される記録データに基いて、脱着可能なインクタン
クから供給されるインクを記録ヘッドから吐出して記録
媒体に記録を行なう記録装置のインク消費量管理方法で
あって、インクの消費量情報を記憶媒体に格納する記憶
工程と、前記インクの消費を計数する計数工程と、前記
計数工程において計数されたインク消費量によって前記
記憶媒体に格納されたインクの消費量情報を更新する更
新工程と、前記ホストから前記インクタンクに格納され
るインク量の情報を受信する受信工程と、前記受信手段
において受信されたインク量の情報に基いて、前記更新
工程によって得られているインク消費量情報を変更する
変更工程とを有することを特徴とするインク消費量管理
方法を備える。
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0028】なお、以下に説明する実施形態では、イン
クジェット記録ヘッドを用いた記録装置を例に挙げて説
明する。
【0029】なお、この明細書において、「記録」
(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等
有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わ
ず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したもの
であるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、
パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も
表すものとする。
【0030】また、「記録媒体」とは、一般的な記録装
置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック
・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮
革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0031】さらに、「インク」(「液体」と言う場合
もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様
広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成または記録
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付
与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され
得る液体を表すものとする。
【0032】<共通実施形態(図1〜図4)>図1は本
発明の代表的な実施形態であるインクジェット記録装置
(以下、記録装置という)の全体構成を示す斜視図であ
る。
【0033】図1に示されているように、キャリッジ1
01は、記録ヘッド102とカートリッジガイド103
が搭載されて、ガイド軸104及び105に沿って走査
可能である。記録媒体106は、給紙ローラ107によ
って本体装置内に送り込まれ、そして紙送りローラ10
8、ピンチローラ(不図示)、及び紙押さえ板109に
よって挟まれつつ記録ヘッド102の前面へと送られ記
録ヘッド102から吐出されるインクによって記録され
る。
【0034】イエロ、マゼンタ、シアンの3色のインク
を収納したカラーインク供給装置(インクタンク或いは
インクカートリッジ)110と、ブラックのインクを収
納したブラックインク供給装置(インクタンク或いはイ
ンクカートリッジ)111は、それぞれ別々にカートリ
ッジガイド103に挿入されて記録ヘッド102と連通
接続される。
【0035】また、この記録装置には、カラーインク供
給装置110が装着されているか否かを識別できるカラ
ーインク供給装置センサ112と、ブラックインク供給
装置111が装着されているか否かを識別できるブラッ
クインク供給装置センサ113とが備えられている。
【0036】図2は図1に示す記録装置に搭載される記
録ヘッド102の構造を示す斜視図である。
【0037】図2(b)に示すように、記録ヘッド10
2の前面部にはイエロ、マゼンタ、シアン、及びブラッ
クのインクの吐出口グループ209、210、211、
212が一直線上に配されている。この例では、イエロ
用、マゼンタ用、及びシアン用の吐出口グループは夫
々、24個ずつの吐出口を持ち、またブラック用の吐出
口グループは64個の吐出口を持ち、それぞれの色の吐
出口グループ間にはノズルピッチ以上の間隔がある。こ
れら吐出口の各々には、吐出口に連通するインク液路が
設けられており、これらのインク液路の後方部には、そ
れらの液路にインクを提供するための共通液室(不図
示)が設けられている。
【0038】吐出口の各々に対応するインク液路には、
これらの吐出口からインク液滴を吐出するために利用さ
れる熱エネルギーを発生する電気熱変換体や、これに電
力を提供するための電極配線が設けられている。これら
の電気熱変換体や電極配線は、シリコン等からなる基板
201上に成膜技術によって形成されている。さらに基
板201上に、樹脂やガラス材よりなる隔壁や天板等が
積層されることによって、上記の吐出口、インク液路、
及び共通液室が構成される。基板201の後方には、電
気熱変換体を記録信号に基づいて駆動するための駆動回
路がプリント基板202の形態で設けられている。
【0039】また、基板201及びプリント基板202
は、図2(a)(b)に示されているように、アルミプ
レート203に固定されている。インクカートリッジ1
10及び111(図1参照)は、アルミプレート203
にほぼ沿うようにカートリッジガイド103(図1参
照)内に挿入され、そしてアルミプレート203に沿っ
て突き出たパイプ204、205、206、207に接
続される。
【0040】パイプ204はイエロ用、パイプ205は
マゼンタ用、パイプ206はシアン用、パイプ207は
ブラック用である。これらのパイプ204〜207は、
基板と直交する方向に延在するプラスチック部材(「デ
ィストリビュータ」とも称される)208から突き出て
おり、それぞれのパイプ204〜207は、プラスチッ
ク部材208内の流路を通して対応する吐出口グループ
(イエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の共通液室に
連通している。
【0041】図3は図1に示す記録装置の制御構成を示
すブロック図である。
【0042】図3において、1101はPC(パーソナ
ルコンピュータ)であり以下、ホスト機器(或いはホス
ト)として言及され記録装置に記録データを送信する。
1102はインタフェース(I/F部)でありホスト機
器からの記録データを受信する。1103はCPU、1
104はROM、1105はRAM、1106はEEP
ROMである。
【0043】また、1107はコントローラ(G.
A.)でありI/F部の制御、CRモータの制御、LF
モータの制御、記録媒体センサ(不図示)の制御、記録
ヘッドの駆動制御を行うカスタムIC(ゲートアレー)
で構成される。1108はCRモータの制御を行うCR
モータドライバ、1109はCRモータ、1110はL
Fモータの制御を行うLFモータドライバ、1111は
LFモータである。
【0044】さらに、1116は記録ヘッド102とキ
ャリッジ101を結ぶフレキシブルケーブルである。1
117はキャリッジ端子パッドであり記録ヘッド102
との電気的結合部を接点を形成する。1119は記録ヘ
ッド102の駆動部、1120は記録ヘッド102の発
熱素子である。
【0045】記録ヘッド102はそれを搭載したキャリ
ッジ101がCRモータ1109にて走査され、記録デ
ータに従ってインクを記録媒体に吐出することによって
記録を行なう。
【0046】図3において、1112はカラーインク供
給装置の装着/非装着を識別するカラーインク供給装置
センサ、1113はカラーインク供給装置、1114は
ブラックインク供給装置の装着/非装着を識別するブラ
ックインク供給装置センサ、1115はブラックインク
供給装置である。
【0047】図4はインク供給装置の交換確認メッセー
ジの例を示す図である。
【0048】記録装置がユーザがインク供給装置を交換
した可能性が高いと判断してホスト装置にその旨を通知
すると、ホスト装置はその通知に応答して図4に示すよ
うなインク供給装置交換確認メッセージを表示画面に表
示する。
【0049】このメッセージが表示されるとユーザがイ
ンク供給装置を交換したことをホスト装置1101にマ
ンマシンインタフェースを用いて通知することができ
る。
【0050】この表示メッセージに従って、ユーザは交
換したインク供給装置に関して以下のような指示をホス
トに入力する。
【0051】ユーザは交換したインク供給装置を選択す
る。
【0052】即ち、カラーインク供給装置を交換した場
合は「カラーインク供給装置」を選択、ブラックインク
供給装置を交換した場合は「ブラックインク供給装置」
を選択、カラーインク供給装置とブラックインク供給装
置の両方を交換した場合は「カラーインク供給装置」と
「ブラックインク供給装置」の両方を選択、どちらのイ
ンク供給装置も交換していない場合は「交換なし」を選
択する。
【0053】また、図4のメッセージが表示された場合
には、交換したインク供給装置のインク量を入力するこ
とができる。新品のインクタンク供給装置に交換した場
合は100%(デフォルト)、使いかけのインクタンク
供給装置に交換した場合は1〜99%の任意の値を入力
する。
【0054】選択および入力が終了したら「OK」を選
択してインク供給装置の交換確認を終了する。
【0055】次の以上の構成の記録装置を用いて実行す
るいくつかの実施形態について説明する。
【0056】<第1実施形態(図5〜図6)>図6は本
発明の第1実施形態に従う記録装置の動作を示すフロー
チャートである。
【0057】まず、ステップS3101ではEERPO
M1106からインク消費量(インク消費量情報)を読
み出し、次にステップS3102ではホスト装置110
1との通信準備をする。そして、ステップS3111で
はホスト装置1101と通信を行ない、ステップS31
12においてホスト装置1101から受信したデータが
記録データであるかを否かを調べる。
【0058】ここで、受信データが記録データであると
判断された場合、処理はステップS3113に進み記録
データを記録媒体に記録する。次に、ステップS311
4ではその記録データを用いて記録を行なうのに消費し
たインク量をEEPROM1106から読み出したイン
ク消費量に加算する。この加算された量が現在のインク
消費量(XCRNT)となる。その後、処理はステップS3
111に戻る。
【0059】これに対して、ステップS3112におい
て受信データが記録データでないと判断された場合、処
理はステップS3115に進み記録データに基づく記録
以外(例えば、予備吐出や吸引回復など)でインクを消
費したか否かを調べる。ここで、記録データの記録以外
でインクを消費したと判断された場合、処理はステップ
S3116に進み記録データの記録以外で消費したイン
ク量をEEPROM1106から読み出したインク消費
量に加算する。この加算された量が現在のインク消費量
(XCRNT)となる。その後、処理はステップS3111
に戻る。
【0060】これに対して、ステップS3115の判定
において記録データの記録以外でインクを消費していな
いと判断された場合、処理はステップS3117に進み
インク消費量情報の更新データ(例えば、図4に示した
インク供給装置の交換時にユーザによって指定されるイ
ンク量などのデータ)であるか否かを判定する。ここ
で、受信データがインク消費量情報の更新データ(これ
を(XUPDT)とする)であると判断された場合、処理は
ステップS3118に進み、ホスト装置1101から通
知されたインク消費量情報の更新データ(XUPDT)によ
って、現在のインク消費量情報(XCRNT)を更新する。
その後、処理はステップS3111に戻る。
【0061】これにより、インク供給装置が交換時にユ
ーザによって指定されたインク量にインク消費量情報が
更新されることになる。
【0062】これに対して、ステップS3117の判定
においてインク消費量情報の更新データでないと判断さ
れた場合、処理はステップS3119に進みインク消費
量情報の要求か否かを調べる。ここで、受信データがイ
ンク消費量情報の要求であると判断された場合、処理は
ステップS3120に進みホスト装置1101にEEP
ROM1106から読み出したインク消費量情報を通知
する。その後、処理はステップS3111に戻る。
【0063】これに対して、ステップS3119の判定
において受信データがインク消費量情報の要求でないと
判断された場合、処理はステップS3121に進みイン
ク供給装置が脱着されたかどうかを調べる。これは、カ
ラーインク供給装置センサ1112とブラックインク供
給装置センサ1114からのセンサ出力によって判別さ
れる。ここで、インク供給装置が脱着されたと判断され
た場合、処理はステップS3122に進み、ホスト装置
1101にインク供給装置が交換された可能性があるこ
とを通知する。その後、処理はステップS3111に戻
る。
【0064】これに対して、ステップS3121の判定
においてインク供給装置が脱着されていないと判断され
た場合、処理はステップS3130に進み、受信データ
が記録装置の終了処理指示を示すか否かを調べる。ここ
で、記録装置の終了処理指示であると判断された場合、
処理はステップS3131に進みホスト装置との通信を
終了する。これに対して、記録装置の終了処理でないと
判断された場合、処理はステップS3111に戻る。
【0065】最後にステップS3132において、その
時点におけるインク消費量情報をEEPROM1106
に記憶し、記録装置の処理を終了する。
【0066】次に、ホスト装置側の動作を説明する。
【0067】図6はこの実施形態に従うホスト装置の動
作を示すフローチャートである。
【0068】まず、ステップS3201において記録装
置との通信準備をし、次のステップS3211では記録
装置と通信を行なう。
【0069】さらにステップS3212において、記録
装置に対する通信内容がインク消費量情報の要求かを否
かを調べる。ここで、その通信内容がインク消費量情報
の要求である場合、処理はステップS3213に進み記
録装置にインク消費量情報を要求する。その後、処理は
ステップS3211に戻る。
【0070】これに対して、ステップS3212の判定
においてその通信内容がインク消費量情報の要求でない
と判断された場合、処理はステップS3214に進みホ
スト装置での処理内容がインク消費量情報の表示かを否
かを調べる。ここで、その処理内容がインク消費量情報
の表示である場合、処理はステップS3215に進みイ
ンク消費量情報をホスト装置の表示装置(例えば、CR
T、LCD、PDP、FEDなど)表示する。このとき
の表示は図5のステップS3120によって記録装置か
ら通知されたインク消費量情報に基づく。その後、ステ
ップS3211に戻る。
【0071】これに対して、ステップS3214の判定
において処理内容がインク消費量情報の表示でないと判
断された場合、処理はステップS3216に進み記録装
置からのインク供給装置が交換された可能性があること
の通知があったか否かを調べる。これは、図5のステッ
プS3122の処理によって記録装置からの通知があっ
たかどうかを調べることによりなされる。ここで、記録
装置からのインク供給装置が交換された可能性があるこ
との通知であったと判断された場合、処理はステップS
3218に進み、例えば、図4に示すインク供給装置交
換確認メッセージを表示する。
【0072】その後、処理はユーザ応答待ちとなり、ス
テップS3219において表示されたインク供給装置交
換確認メッセージに従ってユーザが応答する。さらにス
テップS3220ではユーザが応答した内容からインク
消費量情報を生成して記録装置に交換されたインク供給
装置のインク消費量情報を通知する。例えば、その応答
が図4に示すメッセージに対するものであればユーザに
よって指定された%の値がインク消費量情報となる。そ
の後、処理はステップS3211に戻る。
【0073】これに対して、ステップS3216の判定
において記録装置からのインク供給装置が交換された可
能性があることの通知でないと判断された場合、処理は
ステップS3230に進み、ホスト装置の終了処理指示
があったか否かを調べる。ここで、ホスト装置の終了処
理指示があったと判断された場合、処理はステップS3
231に進み記録装置との通信を終了し、ホスト装置の
処理を終了する。これに対して、ホスト装置の終了処理
がないと判断された場合、処理はステップS3211に
戻る。
【0074】従って以上説明した実施形態に従えば、ユ
ーザがインク供給装置を脱着したことを記録装置が自動
的に検知してホスト装置にインク供給装置が交換された
可能性があることを通知する一方、ホスト装置がインク
供給装置交換確認メッセージを表示することによってユ
ーザが正しいインク供給装置交換情報を入力するよう促
し、ユーザが入力したインク供給装置交換情報をホスト
装置から記録装置に通知することによって、記録装置が
保持するインク消費量情報を最適なものに変更できる。
【0075】さらに、ユーザが例えば、図4に表示され
たメッセージに応答して交換したインク供給装置のイン
ク量の最適な値を入力することによって、インク供給装
置を交換した場合に想定してあるインク量と違っていて
もインク残量が狂うことなく最適なインク残量管理を行
うことができる。
【0076】<第2実施形態(図7)>ここでは、図1
〜図4を参照して説明したインクジェット記録装置、記
録ヘッド、及びインク供給装置交換確認メッセージを用
いて実行する別の記録動作について説明する。
【0077】この実施形態において記録装置側の処理
は、既に、第1実施形態において図5を参照して説明し
たのと同じ処理なのでその説明は省略する。
【0078】図7はこの実施形態に従うホスト装置側の
動作を示すフローチャートである。なお、図7におい
て、既に説明したのと同じ処理ステップには同じステッ
プ参照番号を付し、その説明は繰り返さない。ここで
は、この実施形態に特有の処理ステップについてのみ説
明する。
【0079】上述したステップS3201、S3211
〜S3216の処理により、特に、ステップS3216
において、記録装置との通信内容が記録装置からのイン
ク供給装置が交換された可能性があることの通知ではな
いと判断された場合、処理はステップS3217に進
み、ユーザが任意にインク供給装置の情報を入力するこ
とを要求したかどうかを調べる。
【0080】ここで、ユーザが任意にインク供給装置の
情報を入力することを要求したと判断された場合、処理
はステップS3218に進み、図4に示すようなインク
供給装置交換確認メッセージを表示する。これ以後の処
理は第1実施形態で説明した通りである。
【0081】また、ステップS3217において、ユー
ザが任意にインク供給装置の情報を入力することを要求
していないと判断された場合、処理はステップS323
0に進み、第1実施形態で説明した通りの処理を実行す
る。
【0082】従って以上説明した実施形態に従えば、第
1実施形態によって得られる効果に加えて、ユーザが任
意にインク供給装置の情報を入力することができるの
で、例えば、ユーザがインク量を誤って入力し後で気づ
いた場合でも、その時点で正しい情報を入力し、正確な
情報を記録装置に伝えることができる。
【0083】<第3実施形態(図8〜図9)>この実施
形態では、図1に示した記録装置の構成からカラーイン
ク供給装置センサ112とブラックインク供給装置セン
サ113とを除いた構成の記録装置を用いる。従って、
この実施形態の記録装置の制御構成は、図3に示したブ
ロック図の構成からはカラーインク供給装置センサ11
12とブラックインクインク供給装置センサ1114と
を除いた構成となる。
【0084】なお、記録ヘッドの構成やインク供給装置
交換確認メッセージは図2と図4とを参照して説明した
ものと同じである。
【0085】図8はこの実施形態に従う記録装置の動作
を示すフローチャートである。なお、図8においても、
既に説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参
照番号を付し、その説明は繰り返さない。ここでは、こ
の実施形態に特有の処理ステップについてのみ説明す
る。
【0086】図5と図8とを比較すれば明らかなよう
に、図8に示す処理は図5に示す処理からステップS3
121とS3122とを除いたものである。
【0087】従って、ステップS3101〜S310
2、S3111〜S3119の処理により、特に、ステ
ップS3119において、ホスト装置からインク消費量
情報の要求がないと判断された場合、処理はステップS
3130に進み、これ以降は第1実施形態で説明したの
と同じ処理を行なう。
【0088】次に、ホスト装置側の動作を説明する。
【0089】図9はこの実施形態に従うホスト装置の動
作を示すフローチャートである。なお、図9において
も、既に説明したのと同じ処理ステップには同じステッ
プ参照番号を付し、その説明は繰り返さない。ここで
は、この実施形態に特有の処理ステップについてのみ説
明する。
【0090】図7と図9とを比較すれば明らかなよう
に、図9に示す処理は図7に示す処理からステップS3
216を除いたものである。
【0091】従って、ステップS3201、S3211
〜S3215の処理により、特に、ステップS3214
において、記録装置との通信内容がインク消費量情報の
表示指示ではないと判断された場合、処理はステップS
3217に進み、以下、第2実施形態で説明したのと同
様の処理を実行する。
【0092】従って以上説明した実施形態に従えば、第
1及び第2実施形態のように記録装置側にインク供給装
置の脱着を検出するセンサがなくとも、ユーザがその脱
着を行い、インク供給装置を交換したならば、ホスト装
置からその交換後のインク供給装置のインク量を入力
し、これを記録装置に送信することができるので、記録
装置がインク供給装置の脱着を検出するセンサを備えな
い廉価版の記録装置であっても、記録装置がインク消費
量情報を最新のものに更新できる。
【0093】これによって、適切なインク残量の管理を
行なうことができる。
【0094】なお、以上の実施形態において、記録ヘッ
ドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さ
らにインクタンクに収容される液体はインクであるとし
て説明したが、その収容物はインクに限定されるもので
はない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めた
り、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対し
て吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容
されていても良い。
【0095】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
【0096】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0097】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0098】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0099】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0100】加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着さ
れることで、装置本体との電気的な接続や装置本体から
のインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0101】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0102】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0103】以上説明した実施の形態においては、イン
クが液体であることを前提として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下
の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範
囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、
使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであれば
よい。
【0104】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0105】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクタンクの脱着を自動的に判別してホストに通知し、
その通知の結果として受信されるインク量情報に基づい
て、インク消費量情報を変更するので、より正確なイン
ク消費量の管理を実現することができるという効果があ
る。
【0107】また他の発明によれば、インクタンク脱着
の自動判別機能がない安価な記録装置であっても、イン
クタンクの交換時にはユーザがホストからインク消費量
情報を入力して記録装置に伝えることができるので、そ
の送信された情報に基づいて正確なインク消費量の管理
を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト記録装置の構成を示す斜視図である。
【図2】記録ヘッドの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
【図3】図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック
図である。
【図4】インク供給装置交換確認メッセージの例を示す
図である。
【図5】本発明の第1実施形態に従う記録装置の動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態に従うホスト装置の動作
を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2実施形態に従うホスト装置の動作
を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態に従う記録装置の動作を
示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態に従うホスト装置の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 キャリッジ 102 記録ヘッド 103 カートリッジガイド 104 ガイド軸 105 ガイド軸 106 記録媒体 107 給紙ローラ 108 紙送りローラ 109 紙押さえ板 110 カラーインク供給装置 111 ブラックインク供給装置 201、202 基板 203 アルミプレート 204〜207 インクパイプ 208 プラスチック部材 209 イエロ吐出ノズルグループ 210 マゼンタ吐出ノズルグループ 211 シアン吐出ノズルグループ 212 ブラック吐出ノズルグループ 312 カラーインク供給装置センサ 313 ブラックインク供給装置センサ 1101 PC 1102 インタフェース 1103 CPU 1104 ROM 1105 RAM 1106 EEPROM 1107 コントローラ(G.A.) 1108 CRモータドライバ 1109 CRモータ 1110 LFモータドライバ 1111 LFモータ 1112 カラーインク供給装置センサ 1113 カラーインク供給装置 1114 ブラックインク供給装置センサ 1115 ブラックインク供給装置 1116 フレキシブルケーブル 1117 キャリッジ端子パッド 1118 記録ヘッド 1119 記録ヘッドの駆動部 1120 記録ヘッドの発熱素子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストから受信される記録データに基い
    て、脱着可能なインクタンクから供給されるインクを記
    録ヘッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録装置
    であって、 インクの消費量情報を格納する記憶手段と、 前記インクの消費を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数されたインク消費量によって
    前記記憶手段に格納されたインクの消費量情報を更新す
    る更新手段と、 前記インクタンクの脱着が発生したことを判別する判別
    手段と、 前記判別手段による判別結果に従って前記インクタンク
    が交換された可能性があることを前記ホストに通知する
    通知手段と、 前記通知手段による通知の結果として、前記ホストから
    前記インクタンクのインク量の情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段による受信されたインク量の情報に基づい
    て、前記更新手段によって得られているインク消費量情
    報を変更する変更手段とを有することを特徴とする記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、 前記インクタンクの脱着を検出するセンサを有し、 前記センサ出力に基いて、前記インクタンクの交換が発
    生したことを判別することを特徴とする請求項1に記載
    の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストは、 前記通知手段による通知に基いて、インクタンクの交換
    を確認するメッセージを表示画面に表示する表示手段
    と、 ユーザからの前記インクタンクの交換の確認を受け付け
    る受付手段と、 前記インクタンクに格納されるインク量を指定する指定
    手段と、 前記指定手段による指定に基づいて、前記インクタンク
    に格納されるインク量の情報を前記記録装置に送信する
    送信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記インクタンクの交
    換がないことの確認を行なうメッセージを表示可能であ
    り、 前記受付手段は、前記インクタンクの交換がないことの
    確認を受付ることが可能であることを特徴とする請求項
    3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記指定手段は、ユーザが任意に前記イ
    ンクタンクに格納されるインク量を指定可能であること
    を特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは記録インクジェットヘ
    ッドであり、 前記インクジェット記録ヘッドは熱エネルギーを利用し
    てインクを吐出するために、前記インクに付与する熱エ
    ネルギーを発生する電気熱変換素子を有することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 ホストから受信される記録データに基い
    て、脱着可能なインクタンクから供給されるインクを記
    録ヘッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録装置
    であって、 インクの消費量情報を格納する記憶手段と、 前記インクの消費を計数する計数手段と、 前記計数手段によって計数されたインク消費量によって
    前記記憶手段に格納されたインクの消費量情報を更新す
    る更新手段と、 前記ホストから前記インクタンクに格納されるインク量
    の情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたインク量の情報に基い
    て、前記更新手段によって得られているインク消費量情
    報を変更する変更手段とを有することを特徴とする記録
    装置。
  8. 【請求項8】 前記ホストは、 ユーザが任意にインクタンクに格納されるインク量を指
    定する指定手段と、 前記指定手段による指定に基づいて、前記インクタンク
    に格納されるインク量の情報を前記記録装置に送信する
    送信手段を有することを特徴とする請求項7に記載の記
    録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録ヘッドは記録インクジェットヘ
    ッドであり、 前記インクジェット記録ヘッドは熱エネルギーを利用し
    てインクを吐出するために、前記インクに付与する熱エ
    ネルギーを発生する電気熱変換素子を有することを特徴
    とする請求項7又は8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 ホストから受信される記録データに基
    いて、脱着可能なインクタンクから供給されるインクを
    記録ヘッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録装
    置のインク消費量管理方法であって、 インクの消費量情報を記憶媒体に格納する記憶工程と、 前記インクの消費を計数する計数工程と、 前記計数工程において計数されたインク消費量によって
    前記記憶媒体に格納されたインクの消費量情報を更新す
    る更新工程と、 前記インクタンクの脱着が発生したことを判別する判別
    工程と、 前記判別工程における判別結果に従って前記インクタン
    クが交換された可能性があることを前記ホストに通知す
    る通知工程と、 前記通知工程における通知の結果として、前記ホストか
    ら前記インクタンクのインク量の情報を受信する受信工
    程と、 前記受信工程において受信されたインク量の情報に基づ
    いて、前記更新工程によって得られているインク消費量
    情報を変更する変更工程とを有することを特徴とするイ
    ンク消費量管理方法。
  11. 【請求項11】 ホストから受信される記録データに基
    いて、脱着可能なインクタンクから供給されるインクを
    記録ヘッドから吐出して記録媒体に記録を行なう記録装
    置のインク消費量管理方法であって、 インクの消費量情報を記憶媒体に格納する記憶工程と、 前記インクの消費を計数する計数工程と、 前記計数工程において計数されたインク消費量によって
    前記記憶媒体に格納されたインクの消費量情報を更新す
    る更新工程と、 前記ホストから前記インクタンクに格納されるインク量
    の情報を受信する受信工程と、 前記受信手段において受信されたインク量の情報に基い
    て、前記更新工程によって得られているインク消費量情
    報を変更する変更工程とを有することを特徴とするイン
    ク消費量管理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101413921B1 (ko) * 2010-08-23 2014-06-30 세이코 엡슨 가부시키가이샤 인쇄 시스템, 및 프로그램을 기록한 컴퓨터 독취 가능한 기록 매체
JP2015064846A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法

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