JP2003320495A - 圧縮減容装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型に許容限度よりも大きな力が作用して、
金型を変形および/または損傷させてしまうおそれがあ
る場合には、装置の作動を停止させて、金型の変形およ
び/または損傷を防止することのできる圧縮減容装置を
提供すること。 【解決手段】 第一の金型113,114に作用する応
力を検出するための応力検出手段120が設けられてお
り、該応力検出手段120により得られた値が所定値を
超える場合、第二の金型の進入が停止されるように構成
されていることを特徴とする。
金型を変形および/または損傷させてしまうおそれがあ
る場合には、装置の作動を停止させて、金型の変形およ
び/または損傷を防止することのできる圧縮減容装置を
提供すること。 【解決手段】 第一の金型113,114に作用する応
力を検出するための応力検出手段120が設けられてお
り、該応力検出手段120により得られた値が所定値を
超える場合、第二の金型の進入が停止されるように構成
されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物、特に放射
性物質を取り扱う施設などから発生した廃棄物を詰め込
んだドラム缶などを3軸方向(前後、左右、上下)に圧
縮・減容する圧縮減容装置に関するものである。
性物質を取り扱う施設などから発生した廃棄物を詰め込
んだドラム缶などを3軸方向(前後、左右、上下)に圧
縮・減容する圧縮減容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、圧縮減容装置10
は、成形座11に対して被圧縮物(ここでは図示してい
ないが、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発
生した廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を押圧して
この被圧縮物を変形させる成形金型12と、これら成形
座11および成形金型12の間で変形された被圧縮物を
略円筒形に圧縮する縮径金型(第一の金型)13,14
と、この縮径金型13,14により略円筒形に圧縮され
た被圧縮物を、下方に位置する圧縮座(図示せず)との
間でその円筒軸線方向(図において鉛直方向)に圧縮す
る垂直金型(第二の金型)15とを主たる要素として構
成されたものである。縮径金型13,14の一方の爪部
(一側部)13a,14aから他方の爪部(一側部)1
3b,14bにかけて凹状内面が形成されている。な
お、図5(a)は圧縮減容装置10の要部斜視図であ
り、図5(b)は垂直金型15が被圧縮物を圧縮座との
間で圧縮している状態を示す要部平面図である。
は、成形座11に対して被圧縮物(ここでは図示してい
ないが、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発
生した廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を押圧して
この被圧縮物を変形させる成形金型12と、これら成形
座11および成形金型12の間で変形された被圧縮物を
略円筒形に圧縮する縮径金型(第一の金型)13,14
と、この縮径金型13,14により略円筒形に圧縮され
た被圧縮物を、下方に位置する圧縮座(図示せず)との
間でその円筒軸線方向(図において鉛直方向)に圧縮す
る垂直金型(第二の金型)15とを主たる要素として構
成されたものである。縮径金型13,14の一方の爪部
(一側部)13a,14aから他方の爪部(一側部)1
3b,14bにかけて凹状内面が形成されている。な
お、図5(a)は圧縮減容装置10の要部斜視図であ
り、図5(b)は垂直金型15が被圧縮物を圧縮座との
間で圧縮している状態を示す要部平面図である。
【0003】つぎに、被圧縮物がどのようにしてこの圧
縮減容装置10により減容されるかについて説明する。
まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成形座
11の側から圧縮室P内に供給される。このとき、成形
座11は図5(a)の破線で示す位置、すなわち図5
(a)における右上方向にスライドした位置にある。
縮減容装置10により減容されるかについて説明する。
まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成形座
11の側から圧縮室P内に供給される。このとき、成形
座11は図5(a)の破線で示す位置、すなわち図5
(a)における右上方向にスライドした位置にある。
【0004】圧縮室P内に被圧縮物が供給されると成形
座11が図5(a)の破線の位置から実線の位置にスラ
イド(図5(a)において左下方向にスライド)し、被
圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた開口部
が閉じられる。
座11が図5(a)の破線の位置から実線の位置にスラ
イド(図5(a)において左下方向にスライド)し、被
圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた開口部
が閉じられる。
【0005】圧縮室P内に供給された被圧縮物は、油圧
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る成形金型12により押圧され、一方向(すなわち、成
形金型12が移動してくる方向と略直交する方向)に変
形される。なお、成形金型12は図5(b)に示す位
置、すなわち縮径金型13,14の側部と当接する位置
まで移動されて、停止するようになっている。
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る成形金型12により押圧され、一方向(すなわち、成
形金型12が移動してくる方向と略直交する方向)に変
形される。なお、成形金型12は図5(b)に示す位
置、すなわち縮径金型13,14の側部と当接する位置
まで移動されて、停止するようになっている。
【0006】そして、このように成形金型12が被圧縮
物を成形座11に対して押圧している状態、すなわちこ
れら成形金型12および成形座11が図5(b)の位置
に位置する状態で、縮径金型13,14がこれら成形金
型12および成形座11が対向する面にガイドされつつ
図5(a)に示す矢印の方向(縮径金型13,14が互
いに近づく内側方向)に向かって移動される。これら移
動は上述した成形金型12同様、油圧などを用いたシリ
ンダなどにより行われる。なお、これら縮径金型13,
14は図5(b)に示す位置、すなわち縮径金型13,
14の爪部13a,13b,14a,14b先端が互い
に所定距離離間した位置まで移動されて、停止するよう
になっている。
物を成形座11に対して押圧している状態、すなわちこ
れら成形金型12および成形座11が図5(b)の位置
に位置する状態で、縮径金型13,14がこれら成形金
型12および成形座11が対向する面にガイドされつつ
図5(a)に示す矢印の方向(縮径金型13,14が互
いに近づく内側方向)に向かって移動される。これら移
動は上述した成形金型12同様、油圧などを用いたシリ
ンダなどにより行われる。なお、これら縮径金型13,
14は図5(b)に示す位置、すなわち縮径金型13,
14の爪部13a,13b,14a,14b先端が互い
に所定距離離間した位置まで移動されて、停止するよう
になっている。
【0007】図5(b)に示す状態、すなわち成形座1
1、成形金型12、および縮径金型13,14が被圧縮
物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成形座
11、成形金型12、および縮径金型13,14により
形成された内周面にガイドされつつ図5(a)に示す矢
印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。この移動は
上述した成形金型12、縮径金型13,14同様、油圧
などを用いたシリンダなどにより行われる。なお、この
垂直金型15は被圧縮物が所望の高さにまで圧縮される
位置まで移動されて、停止するようになっている。
1、成形金型12、および縮径金型13,14が被圧縮
物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成形座
11、成形金型12、および縮径金型13,14により
形成された内周面にガイドされつつ図5(a)に示す矢
印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。この移動は
上述した成形金型12、縮径金型13,14同様、油圧
などを用いたシリンダなどにより行われる。なお、この
垂直金型15は被圧縮物が所望の高さにまで圧縮される
位置まで移動されて、停止するようになっている。
【0008】このようにして、被圧縮物はおおよそ図5
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形座11、成形金型12、および縮径金型1
3,14で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外周
径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容され
ることとなる。
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形座11、成形金型12、および縮径金型1
3,14で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外周
径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容され
ることとなる。
【0009】さて、垂直金型15を移動させて被圧縮物
を圧縮・減容していく場合に、図6に示すような関係、
すなわち初期の段階では垂直金型15を鉛直下方向に移
動させるのにさほど力は必要としないが、後半、特に最
終段階では垂直金型15を鉛直下方向に移動させるのに
非常に大きな力が必要となる関係があることが知られて
いる。
を圧縮・減容していく場合に、図6に示すような関係、
すなわち初期の段階では垂直金型15を鉛直下方向に移
動させるのにさほど力は必要としないが、後半、特に最
終段階では垂直金型15を鉛直下方向に移動させるのに
非常に大きな力が必要となる関係があることが知られて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た垂直金型15を駆動する垂直シリンダは被圧縮物が所
望の高さになるまで圧縮をし続けるため、たとえば圧縮
減容しようとするドラム缶の中に詰め込まれた廃棄物の
詰め込み状態が悪く、縮径金型13,14、特に肉厚の
薄い爪部13a,13b,14a,14bに過大な力
(応力)が加わるような場合、縮径金型13,14の爪
部13a,13b,14a,14bを変形させてしまっ
たり、爪部13a,13b,14a,14bに損傷を与
えてしまうといった問題点があった。
た垂直金型15を駆動する垂直シリンダは被圧縮物が所
望の高さになるまで圧縮をし続けるため、たとえば圧縮
減容しようとするドラム缶の中に詰め込まれた廃棄物の
詰め込み状態が悪く、縮径金型13,14、特に肉厚の
薄い爪部13a,13b,14a,14bに過大な力
(応力)が加わるような場合、縮径金型13,14の爪
部13a,13b,14a,14bを変形させてしまっ
たり、爪部13a,13b,14a,14bに損傷を与
えてしまうといった問題点があった。
【0011】なお、成形座11と成形金型12との間
に、これら爪部13a,13b,14a,14bが挟み
込まれた状態となっているので、上述した爪部13a,
13b,14a,14bの拡がりは若干は緩和されるよ
うになっている。しかしながら、成形金型12の圧縮力
は、被圧縮物に初期変形をおこさせるのに必要なもので
あればよく、また装置全体をコンパクトにするため小さ
く設定されている。そのため、成形金型12の圧縮力
は、上述した爪部13a,13b,14a,14bの拡
がりを抑えるのには十分なものではない。
に、これら爪部13a,13b,14a,14bが挟み
込まれた状態となっているので、上述した爪部13a,
13b,14a,14bの拡がりは若干は緩和されるよ
うになっている。しかしながら、成形金型12の圧縮力
は、被圧縮物に初期変形をおこさせるのに必要なもので
あればよく、また装置全体をコンパクトにするため小さ
く設定されている。そのため、成形金型12の圧縮力
は、上述した爪部13a,13b,14a,14bの拡
がりを抑えるのには十分なものではない。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、金型に許容限度よりも大きな力が作用して、金型
を変形および/または損傷させてしまうおそれがある場
合には、装置の作動を停止させて、金型の変形および/
または損傷を防止することのできる圧縮減容装置を提供
することを目的としている。
ので、金型に許容限度よりも大きな力が作用して、金型
を変形および/または損傷させてしまうおそれがある場
合には、装置の作動を停止させて、金型の変形および/
または損傷を防止することのできる圧縮減容装置を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の圧縮減容装置で
は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の圧縮減容装置によれば、被圧
縮物を略円筒形に圧縮するように一側部から他側部にか
けて凹状内面を有する複数の第一の金型と、該第一の金
型により略円筒形に圧縮された被圧縮物をその円筒軸線
方向に圧縮する第二の金型とを具備し、前記第二の金型
は前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状態で
前記第一の金型により形成された内周面にガイドされつ
つ進入するように構成された圧縮減容装置において、前
記第一の金型に作用する応力を検出するための応力検出
手段が設けられており、該応力検出手段により得られた
値が所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停止
されるように構成されていることを特徴とする。
は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、請求項1記載の圧縮減容装置によれば、被圧
縮物を略円筒形に圧縮するように一側部から他側部にか
けて凹状内面を有する複数の第一の金型と、該第一の金
型により略円筒形に圧縮された被圧縮物をその円筒軸線
方向に圧縮する第二の金型とを具備し、前記第二の金型
は前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状態で
前記第一の金型により形成された内周面にガイドされつ
つ進入するように構成された圧縮減容装置において、前
記第一の金型に作用する応力を検出するための応力検出
手段が設けられており、該応力検出手段により得られた
値が所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停止
されるように構成されていることを特徴とする。
【0014】この圧縮減容装置においては、第一の金型
に作用する応力を検出するための応力検出手段が設けら
れている。すなわち、第一の金型を変形しようとする力
が応力検出手段により検出され、この検出された値が所
定値を超えるような場合、第二の金型の進入が停止され
るようになっている。
に作用する応力を検出するための応力検出手段が設けら
れている。すなわち、第一の金型を変形しようとする力
が応力検出手段により検出され、この検出された値が所
定値を超えるような場合、第二の金型の進入が停止され
るようになっている。
【0015】請求項2記載の圧縮減容装置によれば、請
求項1に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型に設けられた歪みゲージからなる
ことを特徴とする。
求項1に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型に設けられた歪みゲージからなる
ことを特徴とする。
【0016】この圧縮減容装置においては、市販されて
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型に取り付けら
れ、この第一の金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)
が歪みゲージにより検出されることとなる。
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型に取り付けら
れ、この第一の金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)
が歪みゲージにより検出されることとなる。
【0017】請求項3記載の圧縮減容装置によれば、請
求項1に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型の後退量を検出する後退量検出装
置からなることを特徴とする。
求項1に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型の後退量を検出する後退量検出装
置からなることを特徴とする。
【0018】この圧縮減容装置においては、第二の金型
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
の後退量が後退量検出装置により検出されることとな
る。
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
の後退量が後退量検出装置により検出されることとな
る。
【0019】請求項4記載の圧縮減容装置によれば、成
形座に対して被圧縮物を押圧して該被圧縮物を変形させ
る成形金型と、該成形金型および前記成形座の間で変形
された被圧縮物を略円筒形に圧縮するように一側部から
他側部にかけて凹状内面を有する複数の第一の金型と、
該第一の金型により略円筒形に圧縮された被圧縮物をそ
の円筒軸線方向に圧縮する第二の金型とを具備し、前記
第一の金型は前記成形金型が前記被圧縮物を前記成形座
に対して押圧している状態でこれら成形金型および成形
座の内面にガイドされつつ移動するように構成されると
ともに、前記第二の金型は前記成形座、前記成形金型、
および前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状
態で前記成形座、前記成形金型、および前記第一の金型
により形成された内周面にガイドされつつ進入するよう
に構成された圧縮減容装置において、前記第一の金型に
作用する応力を検出するための応力検出手段が設けられ
ており、該応力検出手段により得られた値が所定値を超
える場合、前記第二の金型の進入が停止されるように構
成されていることを特徴とする。
形座に対して被圧縮物を押圧して該被圧縮物を変形させ
る成形金型と、該成形金型および前記成形座の間で変形
された被圧縮物を略円筒形に圧縮するように一側部から
他側部にかけて凹状内面を有する複数の第一の金型と、
該第一の金型により略円筒形に圧縮された被圧縮物をそ
の円筒軸線方向に圧縮する第二の金型とを具備し、前記
第一の金型は前記成形金型が前記被圧縮物を前記成形座
に対して押圧している状態でこれら成形金型および成形
座の内面にガイドされつつ移動するように構成されると
ともに、前記第二の金型は前記成形座、前記成形金型、
および前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状
態で前記成形座、前記成形金型、および前記第一の金型
により形成された内周面にガイドされつつ進入するよう
に構成された圧縮減容装置において、前記第一の金型に
作用する応力を検出するための応力検出手段が設けられ
ており、該応力検出手段により得られた値が所定値を超
える場合、前記第二の金型の進入が停止されるように構
成されていることを特徴とする。
【0020】この圧縮減容装置においては、第一の金型
に作用する応力を検出するための応力検出手段が設けら
れている。すなわち、第一の金型を変形しようとする力
が応力検出手段により検出され、この検出された値が所
定値を超えるような場合、第二の金型の進入が停止され
るようになっている。
に作用する応力を検出するための応力検出手段が設けら
れている。すなわち、第一の金型を変形しようとする力
が応力検出手段により検出され、この検出された値が所
定値を超えるような場合、第二の金型の進入が停止され
るようになっている。
【0021】請求項5記載の圧縮減容装置によれば、請
求項4に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型に設
けられた歪みゲージからなることを特徴とする。
求項4に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型に設
けられた歪みゲージからなることを特徴とする。
【0022】この圧縮減容装置においては、市販されて
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型および/また
は成形金型に取り付けられ、第一の金型および/または
成形金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)が歪みゲー
ジにより検出されることとなる。
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型および/また
は成形金型に取り付けられ、第一の金型および/または
成形金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)が歪みゲー
ジにより検出されることとなる。
【0023】請求項6記載の圧縮減容装置によれば、請
求項4に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型の後
退量を検出する後退量検出装置からなることを特徴とす
る。
求項4に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型の後
退量を検出する後退量検出装置からなることを特徴とす
る。
【0024】この圧縮減容装置においては、第二の金型
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
および/または成形金型の後退量が後退量検出装置によ
り検出されることとなる。
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
および/または成形金型の後退量が後退量検出装置によ
り検出されることとなる。
【0025】請求項7記載の圧縮減容装置によれば、互
いの進退方向が直交するように配置されているととも
に、協動して被圧縮物を略円筒形に圧縮する成形金型お
よび第一の金型と、これら成形金型および第一の金型に
より略円筒形に圧縮された被圧縮物をその円筒軸線方向
に圧縮する第二の金型とを具備し、前記成形金型は前記
第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状態で前記第
一の金型が対向する平行な面にガイドされつつ移動する
ように構成されるとともに、前記第二の金型は前記成形
金型および前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧してい
る状態でこれら成形金型および第一の金型で形成される
内周面にガイドされつつ移動するように構成された圧縮
減容装置であって、前記成形金型および/または前記第
一の金型に作用する応力を検出するための応力検出手段
が設けられており、該応力検出手段により得られた値が
所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停止され
るように構成されていることを特徴とする。
いの進退方向が直交するように配置されているととも
に、協動して被圧縮物を略円筒形に圧縮する成形金型お
よび第一の金型と、これら成形金型および第一の金型に
より略円筒形に圧縮された被圧縮物をその円筒軸線方向
に圧縮する第二の金型とを具備し、前記成形金型は前記
第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状態で前記第
一の金型が対向する平行な面にガイドされつつ移動する
ように構成されるとともに、前記第二の金型は前記成形
金型および前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧してい
る状態でこれら成形金型および第一の金型で形成される
内周面にガイドされつつ移動するように構成された圧縮
減容装置であって、前記成形金型および/または前記第
一の金型に作用する応力を検出するための応力検出手段
が設けられており、該応力検出手段により得られた値が
所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停止され
るように構成されていることを特徴とする。
【0026】この圧縮減容装置においては、成形金型お
よび/または第一の金型に作用する応力を検出するため
の応力検出手段が設けられている。すなわち、成形金型
および/または第一の金型を変形しようとする力が応力
検出手段により検出され、この検出された値が所定値を
超えるような場合、第二の金型の進入が停止されるよう
になっている。
よび/または第一の金型に作用する応力を検出するため
の応力検出手段が設けられている。すなわち、成形金型
および/または第一の金型を変形しようとする力が応力
検出手段により検出され、この検出された値が所定値を
超えるような場合、第二の金型の進入が停止されるよう
になっている。
【0027】請求項8記載の圧縮減容装置によれば、請
求項7に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型に設
けられた歪みゲージからなることを特徴とする。
求項7に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型に設
けられた歪みゲージからなることを特徴とする。
【0028】この圧縮減容装置においては、市販されて
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型および/また
は成形金型に取り付けられ、第一の金型および/または
成形金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)が歪みゲー
ジにより検出されることとなる。
いる入手しやすい歪みゲージが第一の金型および/また
は成形金型に取り付けられ、第一の金型および/または
成形金型の変形量(圧縮量あるいは引張量)が歪みゲー
ジにより検出されることとなる。
【0029】請求項9記載の圧縮減容装置によれば、請
求項7に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型の後
退量を検出する後退量検出装置からなることを特徴とす
る。
求項7に記載の圧縮減容装置において、前記応力検出手
段は、前記第一の金型および/または前記成形金型の後
退量を検出する後退量検出装置からなることを特徴とす
る。
【0030】この圧縮減容装置においては、第二の金型
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
および/または成形金型の後退量が後退量検出装置によ
り検出されることとなる。
が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる第一の金型
および/または成形金型の後退量が後退量検出装置によ
り検出されることとなる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、図において従
来と同一の部材には同一の符号を付している。図1は本
発明による一実施形態を示す図であって、(a)は圧縮
減容装置100の要部斜視図であり、(b)は垂直金型
15が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を示
す要部平面図である。
て、図面を参照しながら説明する。なお、図において従
来と同一の部材には同一の符号を付している。図1は本
発明による一実施形態を示す図であって、(a)は圧縮
減容装置100の要部斜視図であり、(b)は垂直金型
15が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を示
す要部平面図である。
【0032】図1に示すように、圧縮減容装置100
は、成形座11に対して被圧縮物(ここでは図示してい
ないが、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発
生した廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を押圧して
この被圧縮物を変形させる成形金型12と、これら成形
座11および成形金型12の間で変形された被圧縮物を
略円筒形に圧縮する縮径金型(第一の金型)113,1
14と、この縮径金型113,114により略円筒形に
圧縮された被圧縮物を、圧縮座(図示せず)との間でそ
の円筒軸線方向(図において鉛直方向)に圧縮する垂直
金型(第二の金型)15とを主たる要素として構成され
たものである。
は、成形座11に対して被圧縮物(ここでは図示してい
ないが、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発
生した廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を押圧して
この被圧縮物を変形させる成形金型12と、これら成形
座11および成形金型12の間で変形された被圧縮物を
略円筒形に圧縮する縮径金型(第一の金型)113,1
14と、この縮径金型113,114により略円筒形に
圧縮された被圧縮物を、圧縮座(図示せず)との間でそ
の円筒軸線方向(図において鉛直方向)に圧縮する垂直
金型(第二の金型)15とを主たる要素として構成され
たものである。
【0033】成形座11は平面視矩形形状を有する板状
部材で、別途設けられた駆動機構により、図1(a)に
おける実線と破線との間をスライド移動可能に設けられ
たものである。成型金型12は平面視矩形形状を有し、
かつ成型座11よりも幅広とされた板状部材である。
部材で、別途設けられた駆動機構により、図1(a)に
おける実線と破線との間をスライド移動可能に設けられ
たものである。成型金型12は平面視矩形形状を有し、
かつ成型座11よりも幅広とされた板状部材である。
【0034】この成形金型12の背面、すなわち圧縮室
Pと反対の側に位置する面には、この成形金型12を矢
印の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退さ
せたりすることのできる、成形シリンダ(図示せず)が
設けられている。この成形シリンダは、たとえば油圧を
用いた油圧シリンダである。
Pと反対の側に位置する面には、この成形金型12を矢
印の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退さ
せたりすることのできる、成形シリンダ(図示せず)が
設けられている。この成形シリンダは、たとえば油圧を
用いた油圧シリンダである。
【0035】縮径金型113,114は半割りの形態を
有するものである。また、縮径金型113,114の一
方の爪部(一側部)113a,114aから他方の爪部
(一側部)113b,114bにかけて凹状内面が形成
されている。したがって、縮径金型113,114は、
これらが互いに近づけられることにより内方に略円筒形
状の空間を形成するものである。これら縮径金型11
3,114の背面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置
する面には、これら縮径金型113,114を矢印の方
向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたり
することのできる、縮径シリンダ(図示せず)がそれぞ
れ設けられている。これら縮径シリンダは、たとえば油
圧を用いた油圧シリンダである。
有するものである。また、縮径金型113,114の一
方の爪部(一側部)113a,114aから他方の爪部
(一側部)113b,114bにかけて凹状内面が形成
されている。したがって、縮径金型113,114は、
これらが互いに近づけられることにより内方に略円筒形
状の空間を形成するものである。これら縮径金型11
3,114の背面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置
する面には、これら縮径金型113,114を矢印の方
向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたり
することのできる、縮径シリンダ(図示せず)がそれぞ
れ設けられている。これら縮径シリンダは、たとえば油
圧を用いた油圧シリンダである。
【0036】垂直金型15は、図1(b)に示すよう
に、成形座11、成形金型12、および縮径金型11
3,114により形成された平面視形状と合致する平面
視形状を有するものである。この形状は言い換えれば、
概略小判状の形態を有し、この小判状を形作る直線の二
辺の中央部からそれぞれ外側に突出する突出部を有する
ものである。また、垂直金型15の背面、すなわち圧縮
室Pと反対の側に位置する面には、この垂直金型15を
矢印の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退
させたりすることのできる、垂直シリンダ(図示せず)
が設けられている。この垂直シリンダは、たとえば油圧
を用いた油圧シリンダである。
に、成形座11、成形金型12、および縮径金型11
3,114により形成された平面視形状と合致する平面
視形状を有するものである。この形状は言い換えれば、
概略小判状の形態を有し、この小判状を形作る直線の二
辺の中央部からそれぞれ外側に突出する突出部を有する
ものである。また、垂直金型15の背面、すなわち圧縮
室Pと反対の側に位置する面には、この垂直金型15を
矢印の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退
させたりすることのできる、垂直シリンダ(図示せず)
が設けられている。この垂直シリンダは、たとえば油圧
を用いた油圧シリンダである。
【0037】さて、本発明の特徴として、図2に示すよ
うに、これら縮径金型113,114の下端部、すなわ
ち垂直金型15が進入してくる側と反対の側に位置する
側の一端部外壁面には、これら縮径金型113,114
の変形量(圧縮量)を検知することのできる歪みゲージ
(応力検出手段)120が設けられている。この歪みゲ
ージ120で得られた信号は、ケーブルなどを介して信
号処理装置130に送られて処理される。信号処理装置
130で処理された値が所定値を超える場合、この信号
処理装置130から垂直金型15を駆動する駆動装置
(たとえば垂直シリンダ)140に信号が送られて垂直
金型15の作動が停止される。
うに、これら縮径金型113,114の下端部、すなわ
ち垂直金型15が進入してくる側と反対の側に位置する
側の一端部外壁面には、これら縮径金型113,114
の変形量(圧縮量)を検知することのできる歪みゲージ
(応力検出手段)120が設けられている。この歪みゲ
ージ120で得られた信号は、ケーブルなどを介して信
号処理装置130に送られて処理される。信号処理装置
130で処理された値が所定値を超える場合、この信号
処理装置130から垂直金型15を駆動する駆動装置
(たとえば垂直シリンダ)140に信号が送られて垂直
金型15の作動が停止される。
【0038】すなわち、縮径金型113,114に作用
する力の大きさが歪みゲージ120により検出され、こ
の検出された値が所定値を超えるような場合には垂直金
型15の作動が停止されるようになっている。
する力の大きさが歪みゲージ120により検出され、こ
の検出された値が所定値を超えるような場合には垂直金
型15の作動が停止されるようになっている。
【0039】言い換えれば、縮径金型113,114に
過大な力が加わった場合には、垂直金型15の駆動装置
140が停止されるようになっている。
過大な力が加わった場合には、垂直金型15の駆動装置
140が停止されるようになっている。
【0040】これにより、縮径金型113,114、特
に先端部(爪部)113a,113b,114a,11
4bの変形および損傷を防止することができる。
に先端部(爪部)113a,113b,114a,11
4bの変形および損傷を防止することができる。
【0041】なお、本実施形態においては歪みゲージ1
20が縮径金型113,114のそれぞれに設けられた
ものについて説明してきたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、いずれか一方のみに設けられるように
したものであっても良い。
20が縮径金型113,114のそれぞれに設けられた
ものについて説明してきたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、いずれか一方のみに設けられるように
したものであっても良い。
【0042】また、これら縮径金型113,114だけ
でなく、必要で有れば成形金型12にもこの歪みゲージ
120を設けることも可能である。
でなく、必要で有れば成形金型12にもこの歪みゲージ
120を設けることも可能である。
【0043】一方、縮径金型113,114に歪みゲー
ジ120を設ける代わりに、図3に示すように、成形金
型12の背面側、すなわち図1(a)において圧縮室P
を形成する壁面と反対側に位置する壁面に、この成形金
型12の後退量を検知することのできる後退量検出装置
(応力検出手段)220を設けるようにすることもでき
る。この後退量検出装置220は、検出器221と、検
出器取付用金具222と、検出用ロッド223とを主た
る要素として構成されたものであり、前述した縮径金型
113,114の変形、すなわち先端部(爪部)113
a,113b,114a,114bがそれぞれ離間する
方向に変形させられることにより後退する成形金型12
の後退量を検出するものである。言い換えれば、この後
退量検出装置220は、成形金型12を進退させるため
に設けられた成形シリンダ300のシリンダロッド31
0の後退量を検出するものである。
ジ120を設ける代わりに、図3に示すように、成形金
型12の背面側、すなわち図1(a)において圧縮室P
を形成する壁面と反対側に位置する壁面に、この成形金
型12の後退量を検知することのできる後退量検出装置
(応力検出手段)220を設けるようにすることもでき
る。この後退量検出装置220は、検出器221と、検
出器取付用金具222と、検出用ロッド223とを主た
る要素として構成されたものであり、前述した縮径金型
113,114の変形、すなわち先端部(爪部)113
a,113b,114a,114bがそれぞれ離間する
方向に変形させられることにより後退する成形金型12
の後退量を検出するものである。言い換えれば、この後
退量検出装置220は、成形金型12を進退させるため
に設けられた成形シリンダ300のシリンダロッド31
0の後退量を検出するものである。
【0044】検出器取付用金具222は、その一端部が
成形シリンダ300の本体320外周面に取り付けられ
ているとともに、検出器221を吊り下げる形で成形シ
リンダ300の本体320に固定するものである。
成形シリンダ300の本体320外周面に取り付けられ
ているとともに、検出器221を吊り下げる形で成形シ
リンダ300の本体320に固定するものである。
【0045】検出用ロッド223は、その一端部が成形
シリンダ300のシリンダロッド310に取り付けられ
ているとともに、その他端部が検出器221のロッド2
21aに取り付けられたものである。
シリンダ300のシリンダロッド310に取り付けられ
ているとともに、その他端部が検出器221のロッド2
21aに取り付けられたものである。
【0046】したがって、たとえば縮径金型113,1
14の先端部(爪部)113a,113b,114a,
114bがそれぞれ離間する方向に変形させられて、成
形金型12が後退、すなわち図1(a)に示す矢印と反
対の方向に押し進められた場合には、シリンダロッド3
10とともに検出用ロッド223もシリンダ本体320
の側に後退させられることとなる。このとき検出器22
1は検出器取付用金具222によりシリンダ本体320
に固定されているので、検出器221は検出用ロッド2
23を介してシリンダロッド310の後退量を検出する
ことができる。
14の先端部(爪部)113a,113b,114a,
114bがそれぞれ離間する方向に変形させられて、成
形金型12が後退、すなわち図1(a)に示す矢印と反
対の方向に押し進められた場合には、シリンダロッド3
10とともに検出用ロッド223もシリンダ本体320
の側に後退させられることとなる。このとき検出器22
1は検出器取付用金具222によりシリンダ本体320
に固定されているので、検出器221は検出用ロッド2
23を介してシリンダロッド310の後退量を検出する
ことができる。
【0047】この検出器221で得られた信号は、ケー
ブルなどを介して信号処理装置130に送られて処理さ
れる。信号処理装置130で処理された値が所定値を超
える場合、この信号処理装置130から垂直金型15を
駆動する駆動装置(たとえば垂直シリンダ)140に信
号が送られて垂直金型15の作動が停止される。
ブルなどを介して信号処理装置130に送られて処理さ
れる。信号処理装置130で処理された値が所定値を超
える場合、この信号処理装置130から垂直金型15を
駆動する駆動装置(たとえば垂直シリンダ)140に信
号が送られて垂直金型15の作動が停止される。
【0048】すなわち、縮径金型113,114に作用
する力が、成型金型12の後退量として後退量検出装置
220により検出され、この検出された値が所定値を超
えるような場合には垂直金型15の作動が停止されるよ
うになっている。
する力が、成型金型12の後退量として後退量検出装置
220により検出され、この検出された値が所定値を超
えるような場合には垂直金型15の作動が停止されるよ
うになっている。
【0049】言い換えれば、縮径金型113,114に
過大な力が加わった場合には、垂直金型15の駆動装置
140が停止されるようになっている。
過大な力が加わった場合には、垂直金型15の駆動装置
140が停止されるようになっている。
【0050】これにより、縮径金型113,114、特
に先端部(爪部)113a,113b,114a,11
4bの変形および損傷を防止することができる。
に先端部(爪部)113a,113b,114a,11
4bの変形および損傷を防止することができる。
【0051】なお、本実施形態においては後退量検出装
置220が成形シリンダ300に設けられたものについ
て説明してきたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、縮径金型113,114を進退させる縮径シリン
ダにも設けることができる。
置220が成形シリンダ300に設けられたものについ
て説明してきたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、縮径金型113,114を進退させる縮径シリン
ダにも設けることができる。
【0052】つぎに、被圧縮物がどのようにしてこの圧
縮減容装置100により減容されるかについて説明す
る。まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成
形座11の側から圧縮室P内に供給される。このとき、
成形座11は図1(a)の破線で示す位置、すなわち図
1(a)における右上方向にスライドした位置にある。
縮減容装置100により減容されるかについて説明す
る。まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成
形座11の側から圧縮室P内に供給される。このとき、
成形座11は図1(a)の破線で示す位置、すなわち図
1(a)における右上方向にスライドした位置にある。
【0053】圧縮室P内に被圧縮物が供給されると成形
座11が図1(a)の破線の位置から実線の位置にスラ
イド(図1(a)において左下方向にスライド)し、被
圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた開口部
が閉じられる。
座11が図1(a)の破線の位置から実線の位置にスラ
イド(図1(a)において左下方向にスライド)し、被
圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた開口部
が閉じられる。
【0054】圧縮室P内に供給された被圧縮物は、油圧
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る成形金型12により押圧され、一方向(すなわち、成
形金型12が移動してくる方向と略直交する方向)に変
形される。なお、成形金型12は図1(b)に示す位置
まで移動されて、停止するようになっている。
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る成形金型12により押圧され、一方向(すなわち、成
形金型12が移動してくる方向と略直交する方向)に変
形される。なお、成形金型12は図1(b)に示す位置
まで移動されて、停止するようになっている。
【0055】そして、このように成形金型12が被圧縮
物を成形座11に対して押圧している状態、すなわちこ
れら成形金型12および成形座11が図1(b)の位置
に位置する状態で、縮径金型113,114がこれら成
形金型12および成形座11が対向する面にガイドされ
つつ図1(a)に示す矢印の方向(縮径金型113,1
14が互い対向する内側方向)に向かって移動される。
これら移動は上述した成形金型12同様、油圧などを用
いたシリンダなどにより行われる。なお、これら縮径金
型113,114は図1(b)に示す位置まで移動され
て、停止するようになっている。
物を成形座11に対して押圧している状態、すなわちこ
れら成形金型12および成形座11が図1(b)の位置
に位置する状態で、縮径金型113,114がこれら成
形金型12および成形座11が対向する面にガイドされ
つつ図1(a)に示す矢印の方向(縮径金型113,1
14が互い対向する内側方向)に向かって移動される。
これら移動は上述した成形金型12同様、油圧などを用
いたシリンダなどにより行われる。なお、これら縮径金
型113,114は図1(b)に示す位置まで移動され
て、停止するようになっている。
【0056】図1(b)に示す状態、すなわち成形座1
1、成形金型12、および縮径金型113,114が被
圧縮物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成
形座11、成形金型12、および縮径金型113,11
4により形成された内周面にガイドされつつ図1(a)
に示す矢印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。こ
の移動は上述した成形金型12、縮径金型113,11
4同様、油圧などを用いたシリンダなどにより行われ
る。
1、成形金型12、および縮径金型113,114が被
圧縮物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成
形座11、成形金型12、および縮径金型113,11
4により形成された内周面にガイドされつつ図1(a)
に示す矢印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。こ
の移動は上述した成形金型12、縮径金型113,11
4同様、油圧などを用いたシリンダなどにより行われ
る。
【0057】このようにして、被圧縮物はおおよそ図1
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形座11、成形金型12、および縮径金型11
3,114で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外
周径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容さ
れることとなる。
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形座11、成形金型12、および縮径金型11
3,114で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外
周径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容さ
れることとなる。
【0058】図4は本発明による他の実施形態を示す図
であって、(a)は圧縮減容装置200の要部斜視図で
あり、(b)は垂直金型15が被圧縮物を圧縮座との間
で圧縮している状態を示す要部平面図である。
であって、(a)は圧縮減容装置200の要部斜視図で
あり、(b)は垂直金型15が被圧縮物を圧縮座との間
で圧縮している状態を示す要部平面図である。
【0059】図4に示すように、圧縮減容装置200
は、成形金型211,212と縮径金型213,214
との互いの進退方向が直交するように配置されていると
ともに、協動して被圧縮物(ここでは図示していない
が、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発生し
た廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を略円筒形に圧
縮する成形金型211,212および縮径金型(第一の
金型)213,214と、これら成形金型211,21
2および縮径金型213,214により略円筒形に圧縮
された被圧縮物をその円筒軸線方向に圧縮する垂直金型
(第二の金型)15とを主たる要素として構成されたも
のである。
は、成形金型211,212と縮径金型213,214
との互いの進退方向が直交するように配置されていると
ともに、協動して被圧縮物(ここでは図示していない
が、たとえば放射性物質を取り扱う施設などから発生し
た廃棄物が詰め込まれたドラム缶など)を略円筒形に圧
縮する成形金型211,212および縮径金型(第一の
金型)213,214と、これら成形金型211,21
2および縮径金型213,214により略円筒形に圧縮
された被圧縮物をその円筒軸線方向に圧縮する垂直金型
(第二の金型)15とを主たる要素として構成されたも
のである。
【0060】成形金型211,212は平面視コ字形状
を有する部材、すなわち互いに対向する面に垂直部材が
進退する方向と略平行となる方向に沿って凹溝211
a,212aが形成された部材で、これら成形金型21
1,212の背面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置
する面には、これら成形金型211,212を矢印の方
向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたり
することのできる、成形シリンダ(図示せず)がそれぞ
れ設けられている。これら成形シリンダは、たとえば油
圧を用いた油圧シリンダである。また、成形金型211
は別途設けられた駆動機構により、図4(a)における
実線と破線との間をスライド移動可能に設けられたもの
である。
を有する部材、すなわち互いに対向する面に垂直部材が
進退する方向と略平行となる方向に沿って凹溝211
a,212aが形成された部材で、これら成形金型21
1,212の背面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置
する面には、これら成形金型211,212を矢印の方
向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたり
することのできる、成形シリンダ(図示せず)がそれぞ
れ設けられている。これら成形シリンダは、たとえば油
圧を用いた油圧シリンダである。また、成形金型211
は別途設けられた駆動機構により、図4(a)における
実線と破線との間をスライド移動可能に設けられたもの
である。
【0061】縮径金型213,214は、これらが互い
に近づけられることにより内方に略円筒形状の空間を形
成するものである。これら縮径金型213,214の背
面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置する面には、こ
れら縮径金型213,214を矢印の方向に押し進めた
り、矢印の方向と逆方向に後退させたりすることのでき
る、縮径シリンダ(図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。これら縮径シリンダは、たとえば油圧を用いた油圧
シリンダである。
に近づけられることにより内方に略円筒形状の空間を形
成するものである。これら縮径金型213,214の背
面、すなわち圧縮室Pと反対の側に位置する面には、こ
れら縮径金型213,214を矢印の方向に押し進めた
り、矢印の方向と逆方向に後退させたりすることのでき
る、縮径シリンダ(図示せず)がそれぞれ設けられてい
る。これら縮径シリンダは、たとえば油圧を用いた油圧
シリンダである。
【0062】垂直金型15は、図4(b)に示すよう
に、成形金型211,212、および縮径金型213,
214により形成された平面視形状と合致する平面視形
状を有するものである。この形状は言い換えれば、概略
小判状の形態を有し、この小判状を形作る直線の二辺の
中央部からそれぞれ外側に突出する突出部を有するもの
である。また、垂直金型15の背面、すなわち圧縮室P
と反対の側に位置する面には、この垂直金型15を矢印
の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させ
たりすることのできる、垂直シリンダ(図示せず)が設
けられている。この垂直シリンダは、たとえば油圧を用
いた油圧シリンダである。
に、成形金型211,212、および縮径金型213,
214により形成された平面視形状と合致する平面視形
状を有するものである。この形状は言い換えれば、概略
小判状の形態を有し、この小判状を形作る直線の二辺の
中央部からそれぞれ外側に突出する突出部を有するもの
である。また、垂直金型15の背面、すなわち圧縮室P
と反対の側に位置する面には、この垂直金型15を矢印
の方向に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させ
たりすることのできる、垂直シリンダ(図示せず)が設
けられている。この垂直シリンダは、たとえば油圧を用
いた油圧シリンダである。
【0063】このような構成を有する圧縮減容装置20
0にも、図2,図3に示すような応力検出手段120,
220を適用することができる。すなわち、図4に示す
成型金型211,212および/または縮径金型21
3,214の下端部、言い換えれば垂直金型15が進入
してくる側と反対の側に位置する側の一端部外壁面に、
歪みゲージ(応力検出手段)120を設けるようにする
ことができる。また、図4に示す成型金型211,21
2および/または縮径金型213,214を矢印の方向
に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたりす
ることのできる、成型シリンダおよび/または縮径シリ
ンダに、後退量検出装置220を設けるようにすること
もできる。
0にも、図2,図3に示すような応力検出手段120,
220を適用することができる。すなわち、図4に示す
成型金型211,212および/または縮径金型21
3,214の下端部、言い換えれば垂直金型15が進入
してくる側と反対の側に位置する側の一端部外壁面に、
歪みゲージ(応力検出手段)120を設けるようにする
ことができる。また、図4に示す成型金型211,21
2および/または縮径金型213,214を矢印の方向
に押し進めたり、矢印の方向と逆方向に後退させたりす
ることのできる、成型シリンダおよび/または縮径シリ
ンダに、後退量検出装置220を設けるようにすること
もできる。
【0064】つぎに、被圧縮物がどのようにしてこの圧
縮減容装置200により減容されるかについて説明す
る。まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成
形金型211の側から圧縮室P内に供給される。このと
き、成形金型211は図4(a)の破線で示す位置、す
なわち図4(a)における右上方向にスライドした位置
にある。
縮減容装置200により減容されるかについて説明す
る。まずはじめに、圧縮座に載置された被圧縮物が、成
形金型211の側から圧縮室P内に供給される。このと
き、成形金型211は図4(a)の破線で示す位置、す
なわち図4(a)における右上方向にスライドした位置
にある。
【0065】圧縮室P内に被圧縮物が供給されると成形
金型211が図4(a)の破線の位置から実線の位置に
スライド(図4(a)において左下方向にスライド)
し、被圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた
開口部が閉じられる。
金型211が図4(a)の破線の位置から実線の位置に
スライド(図4(a)において左下方向にスライド)
し、被圧縮物を圧縮室P内に供給するために開いていた
開口部が閉じられる。
【0066】圧縮室P内に供給された被圧縮物は、油圧
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る縮径金型213,214により押圧され、一方向(す
なわち、縮径金型213,214が移動してくる方向と
略直交する方向)に変形される。
などを用いたシリンダなどにより矢印の方向に移動され
る縮径金型213,214により押圧され、一方向(す
なわち、縮径金型213,214が移動してくる方向と
略直交する方向)に変形される。
【0067】そして、このように縮径金型213,21
4が被圧縮物を押圧している状態、すなわちこれら縮径
金型213,214が図4(b)の位置に位置する状態
で、成形金型211,212がこれら縮径金型213,
214が対向する面にガイドされつつ図4(a)に示す
矢印の方向(成形金型211,212が互い対向する内
側方向)に向かって移動される。これら移動は上述した
縮径金型213,214同様、油圧などを用いたシリン
ダなどにより行われる。なお、これら成形金型211,
212は図4(b)に示す位置まで移動されて、停止す
るようになっている。
4が被圧縮物を押圧している状態、すなわちこれら縮径
金型213,214が図4(b)の位置に位置する状態
で、成形金型211,212がこれら縮径金型213,
214が対向する面にガイドされつつ図4(a)に示す
矢印の方向(成形金型211,212が互い対向する内
側方向)に向かって移動される。これら移動は上述した
縮径金型213,214同様、油圧などを用いたシリン
ダなどにより行われる。なお、これら成形金型211,
212は図4(b)に示す位置まで移動されて、停止す
るようになっている。
【0068】図4(b)に示す状態、すなわち成形金型
211,212、および縮径金型213,214が被圧
縮物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成形
金型211,212、および縮径金型213,214に
より形成された内周面にガイドされつつ図4(a)に示
す矢印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。この移
動は上述した成形金型211,212、縮径金型21
3,214同様、油圧などを用いたシリンダなどにより
行われる。なお、この垂直金型15は被圧縮物が所望の
高さにまで圧縮される位置まで移動されて、停止するよ
うになっている。
211,212、および縮径金型213,214が被圧
縮物を押圧している状態で、垂直金型15がこれら成形
金型211,212、および縮径金型213,214に
より形成された内周面にガイドされつつ図4(a)に示
す矢印の方向(鉛直方向下向き)に移動される。この移
動は上述した成形金型211,212、縮径金型21
3,214同様、油圧などを用いたシリンダなどにより
行われる。なお、この垂直金型15は被圧縮物が所望の
高さにまで圧縮される位置まで移動されて、停止するよ
うになっている。
【0069】このようにして、被圧縮物はおおよそ図4
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形金型211,212、および縮径金型21
3,214で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外
周径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容さ
れることとなる。
(a)に示す垂直金型15のような形、すなわち外周形
状が、成形金型211,212、および縮径金型21
3,214で形成される内周形状とされ、鉛直方向が外
周径と略同じかそれよりも縮小された形に圧縮・減容さ
れることとなる。
【0070】このように、図4に示す圧縮減容装置20
0に応力検出手段120,220が設けられることによ
り、金型に過大な力が加わった場合には、垂直金型15
の駆動装置140が停止されるようになっているので、
これにより、成形金型211,212および/または縮
径金型213,214の変形および損傷を防止すること
ができる。
0に応力検出手段120,220が設けられることによ
り、金型に過大な力が加わった場合には、垂直金型15
の駆動装置140が停止されるようになっているので、
これにより、成形金型211,212および/または縮
径金型213,214の変形および損傷を防止すること
ができる。
【0071】なお、今まで述べてきた実施形態では、垂
直金型15が鉛直方向下向き・上向きに進退するように
構成されているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、たとえば、図1(a)に示す成形金型12のよう
に、水平方向に進退するように構成されたものであって
も良い。すなわち、圧縮減容装置100,200全体を
90゜倒して横向きとしたような形態にすることもでき
る。
直金型15が鉛直方向下向き・上向きに進退するように
構成されているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、たとえば、図1(a)に示す成形金型12のよう
に、水平方向に進退するように構成されたものであって
も良い。すなわち、圧縮減容装置100,200全体を
90゜倒して横向きとしたような形態にすることもでき
る。
【0072】このように、最も大きな駆動力を必要とす
る垂直シリンダが水平方向に配置されるとともに、駆動
力としては垂直シリンダよりも小さくて良いためこの垂
直シリンダよりも小型とされた成形シリンダを鉛直方向
に配置させることができるので、装置全体の高さを減少
させることができる。
る垂直シリンダが水平方向に配置されるとともに、駆動
力としては垂直シリンダよりも小さくて良いためこの垂
直シリンダよりも小型とされた成形シリンダを鉛直方向
に配置させることができるので、装置全体の高さを減少
させることができる。
【0073】また、図2および図3を用いて説明した応
力検出手段120,220は、たとえば成形座11およ
び成形金型12が省略されたような圧縮減容装置にも適
用することができる。言い換えれば、図1に示す圧縮減
容装置100から成形座11および成形金型12を省略
したような圧縮減容装置にも適用することができるので
ある。
力検出手段120,220は、たとえば成形座11およ
び成形金型12が省略されたような圧縮減容装置にも適
用することができる。言い換えれば、図1に示す圧縮減
容装置100から成形座11および成形金型12を省略
したような圧縮減容装置にも適用することができるので
ある。
【0074】
【発明の効果】本発明の圧縮減容装置によれば、以下の
効果を奏する。請求項1に記載の圧縮減容装置によれ
ば、縮径金型(第一の金型)を変形しようとする力が応
力検出手段により検出され、この検出された値が所定値
を超えるような場合には、垂直金型(第二の金型)の進
入が停止されるようになっているので、これにより縮径
金型の変形および損傷を防止することができるととも
に、縮径金型の寿命を延ばすことができて、運用コスト
を削減することができるという効果を奏する。
効果を奏する。請求項1に記載の圧縮減容装置によれ
ば、縮径金型(第一の金型)を変形しようとする力が応
力検出手段により検出され、この検出された値が所定値
を超えるような場合には、垂直金型(第二の金型)の進
入が停止されるようになっているので、これにより縮径
金型の変形および損傷を防止することができるととも
に、縮径金型の寿命を延ばすことができて、運用コスト
を削減することができるという効果を奏する。
【0075】請求項2に記載の圧縮減容装置によれば、
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
【0076】請求項3に記載の圧縮減容装置によれば、
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる縮
径金型の後退量が後退量検出装置により検出されること
となるので、データの誤差を低減させることができて、
より正確なデータを得ることができるという効果を奏す
る。
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる縮
径金型の後退量が後退量検出装置により検出されること
となるので、データの誤差を低減させることができて、
より正確なデータを得ることができるという効果を奏す
る。
【0077】請求項4に記載の圧縮減容装置によれば、
縮径金型(第一の金型)を変形しようとする力が応力検
出手段により検出され、この検出された値が所定値を超
えるような場合には、垂直金型(第二の金型)の進入が
停止されるようになっているので、これにより縮径金型
の変形および損傷を防止することができるとともに、縮
径金型の寿命を延ばすことができて、運用コストを削減
することができるという効果を奏する。
縮径金型(第一の金型)を変形しようとする力が応力検
出手段により検出され、この検出された値が所定値を超
えるような場合には、垂直金型(第二の金型)の進入が
停止されるようになっているので、これにより縮径金型
の変形および損傷を防止することができるとともに、縮
径金型の寿命を延ばすことができて、運用コストを削減
することができるという効果を奏する。
【0078】請求項5に記載の圧縮減容装置によれば、
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
【0079】請求項6に記載の圧縮減容装置によれば、
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる縮
径金型の後退量が後退量検出装置により検出されること
となるので、データの誤差を低減させることができて、
より正確なデータを得ることができるという効果を奏す
る。
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる縮
径金型の後退量が後退量検出装置により検出されること
となるので、データの誤差を低減させることができて、
より正確なデータを得ることができるという効果を奏す
る。
【0080】請求項7に記載の圧縮減容装置によれば、
成形金型および/または縮径金型(第一の金型)を変形
しようとする力が応力検出手段により検出され、この検
出された値が所定値を超えるような場合には、垂直金型
(第二の金型)の進入が停止されるようになっているの
で、これにより成形金型および/または縮径金型の変形
および損傷を防止することができるとともに、これら金
型の寿命を延ばすことができて、運用コストを削減する
ことができるという効果を奏する。
成形金型および/または縮径金型(第一の金型)を変形
しようとする力が応力検出手段により検出され、この検
出された値が所定値を超えるような場合には、垂直金型
(第二の金型)の進入が停止されるようになっているの
で、これにより成形金型および/または縮径金型の変形
および損傷を防止することができるとともに、これら金
型の寿命を延ばすことができて、運用コストを削減する
ことができるという効果を奏する。
【0081】請求項8に記載の圧縮減容装置によれば、
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
市販されている入手しやすい歪みゲージにより、この縮
径金型の変形量が検出されることとなるので、コストを
低減させることができるという効果を奏する。
【0082】請求項9に記載の圧縮減容装置によれば、
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる成
形金型および/または縮径金型の後退量が後退量検出装
置により検出されることとなるので、データの誤差を低
減させることができて、より正確なデータを得ることが
できるという効果を奏する。
垂直金型が被圧縮物を圧縮していくことにより生じる成
形金型および/または縮径金型の後退量が後退量検出装
置により検出されることとなるので、データの誤差を低
減させることができて、より正確なデータを得ることが
できるという効果を奏する。
【図1】 本発明による一実施形態を示す図であって、
(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)は垂
直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を
示す要部平面図である。
(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)は垂
直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を
示す要部平面図である。
【図2】 図1に示す縮径金型、すなわち応力検出手段
を有する縮径金型の斜視図である。
を有する縮径金型の斜視図である。
【図3】 図1に示す成形金型の成形シリンダに応力検
出手段を取り付けた状態を示す要部側面図である。
出手段を取り付けた状態を示す要部側面図である。
【図4】 本発明による他の実施形態を示す図であっ
て、(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)
は垂直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状
態を示す要部平面図である。
て、(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)
は垂直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状
態を示す要部平面図である。
【図5】 従来の圧縮減容装置を示す図であって、
(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)は垂
直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を
示す要部平面図である。
(a)は圧縮減容装置の要部斜視図であり、(b)は垂
直金型が被圧縮物を圧縮座との間で圧縮している状態を
示す要部平面図である。
【図6】 図5に示す圧縮減容装置において、成形座、
成形金型、および縮径金型が図5(b)の位置にあり、
このとき垂直金型が被圧縮物を圧縮していく場合の被圧
縮物の高さと被圧縮物を圧縮していくのに要する力との
関係を表したグラフである。
成形金型、および縮径金型が図5(b)の位置にあり、
このとき垂直金型が被圧縮物を圧縮していく場合の被圧
縮物の高さと被圧縮物を圧縮していくのに要する力との
関係を表したグラフである。
10 圧縮減容装置
11 成形座
12 成形金型
13 縮径金型(第一の金型)
14 縮径金型(第一の金型)
15 垂直金型(第二の金型)
100 圧縮減容装置
113 縮径金型(第一の金型)
114 縮径金型(第一の金型)
120 歪みゲージ(応力検出手段)
200 圧縮減容装置
211 成形金型
212 成形金型
213 縮径金型(第一の金型)
214 縮径金型(第一の金型)
220 後退量検出装置(応力検出手段)
Claims (9)
- 【請求項1】 被圧縮物を略円筒形に圧縮するように一
側部から他側部にかけて凹状内面を有する複数の第一の
金型と、該第一の金型により略円筒形に圧縮された被圧
縮物をその円筒軸線方向に圧縮する第二の金型とを具備
し、 前記第二の金型は前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧
している状態で前記第一の金型により形成された内周面
にガイドされつつ進入するように構成された圧縮減容装
置において、 前記第一の金型に作用する応力を検出するための応力検
出手段が設けられており、該応力検出手段により得られ
た値が所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停
止されるように構成されていることを特徴とする圧縮減
容装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型に設けられた歪み
ゲージからなることを特徴とする圧縮減容装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型の後退量を検出す
る後退量検出装置からなることを特徴とする圧縮減容装
置。 - 【請求項4】 成形座に対して被圧縮物を押圧して該被
圧縮物を変形させる成形金型と、該成形金型および前記
成形座の間で変形された被圧縮物を略円筒形に圧縮する
ように一側部から他側部にかけて凹状内面を有する複数
の第一の金型と、該第一の金型により略円筒形に圧縮さ
れた被圧縮物をその円筒軸線方向に圧縮する第二の金型
とを具備し、 前記第一の金型は前記成形金型が前記被圧縮物を前記成
形座に対して押圧している状態でこれら成形金型および
成形座の内面にガイドされつつ移動するように構成され
るとともに、 前記第二の金型は前記成形座、前記成形金型、および前
記第一の金型が前記被圧縮物を押圧している状態で前記
成形座、前記成形金型、および前記第一の金型により形
成された内周面にガイドされつつ進入するように構成さ
れた圧縮減容装置において、 前記第一の金型に作用する応力を検出するための応力検
出手段が設けられており、該応力検出手段により得られ
た値が所定値を超える場合、前記第二の金型の進入が停
止されるように構成されていることを特徴とする圧縮減
容装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型および/または前
記成形金型に設けられた歪みゲージからなることを特徴
とする圧縮減容装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型および/または前
記成形金型の後退量を検出する後退量検出装置からなる
ことを特徴とする圧縮減容装置。 - 【請求項7】 互いの進退方向が直交するように配置さ
れているとともに、協動して被圧縮物を略円筒形に圧縮
する成形金型および第一の金型と、これら成形金型およ
び第一の金型により略円筒形に圧縮された被圧縮物をそ
の円筒軸線方向に圧縮する第二の金型とを具備し、 前記成形金型は前記第一の金型が前記被圧縮物を押圧し
ている状態で前記第一の金型が対向する平行な面にガイ
ドされつつ移動するように構成されるとともに、 前記第二の金型は前記成形金型および前記第一の金型が
前記被圧縮物を押圧している状態でこれら成形金型およ
び第一の金型で形成される内周面にガイドされつつ移動
するように構成された圧縮減容装置であって、 前記成形金型および/または前記第一の金型に作用する
応力を検出するための応力検出手段が設けられており、
該応力検出手段により得られた値が所定値を超える場
合、前記第二の金型の進入が停止されるように構成され
ていることを特徴とする圧縮減容装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型および/または前
記成形金型に設けられた歪みゲージからなることを特徴
とする圧縮減容装置。 - 【請求項9】 請求項7に記載の圧縮減容装置におい
て、 前記応力検出手段は、前記第一の金型および/または前
記成形金型の後退量を検出する後退量検出装置からなる
ことを特徴とする圧縮減容装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129898A JP2003320495A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 圧縮減容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002129898A JP2003320495A (ja) | 2002-05-01 | 2002-05-01 | 圧縮減容装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003320495A true JP2003320495A (ja) | 2003-11-11 |
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JP2013532065A (ja) * | 2011-01-28 | 2013-08-15 | ホ リ、テ | 金属スクラップ圧縮物の製造裝置と製造方法 |
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- 2002-05-01 JP JP2002129898A patent/JP2003320495A/ja not_active Withdrawn
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