JP2003317754A - 燃料電池システム - Google Patents
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- JP2003317754A JP2003317754A JP2002122122A JP2002122122A JP2003317754A JP 2003317754 A JP2003317754 A JP 2003317754A JP 2002122122 A JP2002122122 A JP 2002122122A JP 2002122122 A JP2002122122 A JP 2002122122A JP 2003317754 A JP2003317754 A JP 2003317754A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 循環水を汚染することがなく、コスト的にも
安価な燃料電池システムを提供する。 【解決手段】 水素リッチガス及び空気が供給されて発
電を行う燃料電池本体10を有する燃料電池システムで
あって、空気を浄化する空気浄化手段42を有し、その
浄化空気を燃料電池本体10に供給する空気供給系40
と、水を貯留する貯留手段52,63を有し、その水を
燃料電池本体10に循環させる水循環系50,60と、
空気供給系40と貯留手段52,63とを連通させて、
浄化空気を貯留手段52,63に通気可能にする通気手
段58,67とを備える。
安価な燃料電池システムを提供する。 【解決手段】 水素リッチガス及び空気が供給されて発
電を行う燃料電池本体10を有する燃料電池システムで
あって、空気を浄化する空気浄化手段42を有し、その
浄化空気を燃料電池本体10に供給する空気供給系40
と、水を貯留する貯留手段52,63を有し、その水を
燃料電池本体10に循環させる水循環系50,60と、
空気供給系40と貯留手段52,63とを連通させて、
浄化空気を貯留手段52,63に通気可能にする通気手
段58,67とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、自動車等の
移動体に好適に使用することができる燃料電池システム
に関するものである。
移動体に好適に使用することができる燃料電池システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池システムにおいて、燃料電池シ
ステム内の水通路に設けられるタンクは、タンク内の水
量増減を可能にするため、従来は、タンク上部空間を大
気に開放していた。
ステム内の水通路に設けられるタンクは、タンク内の水
量増減を可能にするため、従来は、タンク上部空間を大
気に開放していた。
【0003】また、特開平11−273704には、純
水の凍結防止に関する技術について記載されており、シ
ステム停止時においては、バルブ122を開放すること
で水配管に外部空気を導入し、ドレンバルブ50を開放
することにより配管中の水抜きを行うことにより、配管
内での純水の凍結を防止するとともに、回収された純水
を断熱タンクに貯蔵することにより凍結を防止してい
る。
水の凍結防止に関する技術について記載されており、シ
ステム停止時においては、バルブ122を開放すること
で水配管に外部空気を導入し、ドレンバルブ50を開放
することにより配管中の水抜きを行うことにより、配管
内での純水の凍結を防止するとともに、回収された純水
を断熱タンクに貯蔵することにより凍結を防止してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の燃料電池システムでは、タンクが大気開放されていた
ので、空気中に存在する微生物、粉塵、種々のイオンを
含む不純物が水系統内に導入されるため、水の劣化が促
進される。
の燃料電池システムでは、タンクが大気開放されていた
ので、空気中に存在する微生物、粉塵、種々のイオンを
含む不純物が水系統内に導入されるため、水の劣化が促
進される。
【0005】また、特開平11−273704では、水
抜きを行う際に外部空気をシステム内の水系統に導入す
るため、空気中に存在する微生物や、粉塵、等種々のイ
オンを含むもの等が水系統内に導入されるため、水の劣
化が促進される可能性があるという問題点があった。
抜きを行う際に外部空気をシステム内の水系統に導入す
るため、空気中に存在する微生物や、粉塵、等種々のイ
オンを含むもの等が水系統内に導入されるため、水の劣
化が促進される可能性があるという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、循環水を汚染することが
なく、コスト的にも安価な燃料電池システムを提供する
ことである。
なく、コスト的にも安価な燃料電池システムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。
【0008】第1の発明は、水素リッチガス及び空気が
供給されて発電を行う燃料電池本体(10)を有する燃
料電池システムであって、空気を浄化する空気浄化手段
(42)を有し、その浄化空気を前記燃料電池本体に供
給する空気供給系(40)と、水を貯留する貯留手段
(52,63)を有し、その水を前記燃料電池本体に循
環させる水循環系(50,60)と、前記空気供給系と
前記貯留手段とを連通させて、前記浄化空気を前記貯留
手段に通気可能にする通気手段(58,67)とを備え
ることを特徴とする。
供給されて発電を行う燃料電池本体(10)を有する燃
料電池システムであって、空気を浄化する空気浄化手段
(42)を有し、その浄化空気を前記燃料電池本体に供
給する空気供給系(40)と、水を貯留する貯留手段
(52,63)を有し、その水を前記燃料電池本体に循
環させる水循環系(50,60)と、前記空気供給系と
前記貯留手段とを連通させて、前記浄化空気を前記貯留
手段に通気可能にする通気手段(58,67)とを備え
ることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
水循環系(60)は、前記燃料電池本体を冷却する冷却
水を循環させることを特徴とする。
水循環系(60)は、前記燃料電池本体を冷却する冷却
水を循環させることを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記貯留手段(63)は、冷却水を貯留する冷却水
リザーバタンクであることを特徴とする。
て、前記貯留手段(63)は、冷却水を貯留する冷却水
リザーバタンクであることを特徴とする。
【0011】第4の発明は、第1の発明おいて、前記水
循環系(50)は、空気浄化手段で浄化された浄化空気
を加湿する加湿水を循環させることを特徴とする。
循環系(50)は、空気浄化手段で浄化された浄化空気
を加湿する加湿水を循環させることを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第1又は第4の発明におい
て、前記貯留手段(52)は、加湿水を貯留する加湿水
リザーバタンクであることを特徴とする。
て、前記貯留手段(52)は、加湿水を貯留する加湿水
リザーバタンクであることを特徴とする。
【0013】第6の発明は、第4の発明において、前記
空気供給系(40)は、前記空気浄化手段で浄化され、
前記燃料電池本体に供給される前記浄化空気を、前記水
循環系の貯留手段からの循環水によって加湿する加湿手
段(43)を備えることを特徴とする。
空気供給系(40)は、前記空気浄化手段で浄化され、
前記燃料電池本体に供給される前記浄化空気を、前記水
循環系の貯留手段からの循環水によって加湿する加湿手
段(43)を備えることを特徴とする。
【0014】第7の発明は、第4又は第6の発明におい
て、前記通気手段に設けられ、前記空気供給系と前記貯
留手段と通気不能にすると同時にその貯留手段を外気と
通気可能にし、また、前記空気供給系と前記貯留手段と
通気可能にすると同時にその貯留手段を外気と通気不能
にする三方切り替え弁手段(55)を備えることを特徴
とする。
て、前記通気手段に設けられ、前記空気供給系と前記貯
留手段と通気不能にすると同時にその貯留手段を外気と
通気可能にし、また、前記空気供給系と前記貯留手段と
通気可能にすると同時にその貯留手段を外気と通気不能
にする三方切り替え弁手段(55)を備えることを特徴
とする。
【0015】第8の発明は、第7の発明において、前記
三方切り替え弁手段に接続され、外気の流入を防止する
逆流防止手段(56)を備えることを特徴とする。
三方切り替え弁手段に接続され、外気の流入を防止する
逆流防止手段(56)を備えることを特徴とする。
【0016】第9の発明は、第7又は第8の発明におい
て、前記三方切り替え弁手段を外気と通気可能に切り替
えて、前記水循環系内に残留している残留水を前記貯留
手段に排水するようにしたことを特徴とする。
て、前記三方切り替え弁手段を外気と通気可能に切り替
えて、前記水循環系内に残留している残留水を前記貯留
手段に排水するようにしたことを特徴とする。
【0017】第10の発明は、第4又は第6の発明にお
いて、前記通気手段に設けられ、前記空気供給系と前記
貯留手段とを通気可能又は通気不能にする第1の通気切
り替え手段(55a)と、前記通気手段に設けられ、前
記貯留手段と外気とを通気可能又は通気不能にする第2
の通気切り替え手段(55b)とを備えることを特徴と
する。
いて、前記通気手段に設けられ、前記空気供給系と前記
貯留手段とを通気可能又は通気不能にする第1の通気切
り替え手段(55a)と、前記通気手段に設けられ、前
記貯留手段と外気とを通気可能又は通気不能にする第2
の通気切り替え手段(55b)とを備えることを特徴と
する。
【0018】第11の発明は、第10の発明において、
前記第2の通気切り替え手段に接続され、外気の流入を
防止する逆流防止手段(56)を備えることを特徴とす
る。
前記第2の通気切り替え手段に接続され、外気の流入を
防止する逆流防止手段(56)を備えることを特徴とす
る。
【0019】第12の発明は、第10又は第11の発明
において、前記第1の通気切り替え手段を通気不能に切
り替え、前記第2の通気切り替え手段を通気可能に切り
替えて、前記水循環系内に残留している残留水を前記貯
留手段に排水するようにしたことを特徴とする。
において、前記第1の通気切り替え手段を通気不能に切
り替え、前記第2の通気切り替え手段を通気可能に切り
替えて、前記水循環系内に残留している残留水を前記貯
留手段に排水するようにしたことを特徴とする。
【0020】
【作用・効果】第1の発明では、水循環系に空気中の微
生物等の混入を防止することができる。
生物等の混入を防止することができる。
【0021】具体的には、第2及び第3の発明では、冷
却水に微生物等の混入を防止することができ、第4及び
第5の発明では、加湿水に微生物等の混入を防止するこ
とができる。
却水に微生物等の混入を防止することができ、第4及び
第5の発明では、加湿水に微生物等の混入を防止するこ
とができる。
【0022】第6の発明では、空気浄化手段で浄化さ
れ、燃料電池本体に供給される浄化空気を加湿すること
ができ、これによって、燃料電池本体での発電反応を高
めることができる。
れ、燃料電池本体に供給される浄化空気を加湿すること
ができ、これによって、燃料電池本体での発電反応を高
めることができる。
【0023】第7の発明では、空気圧を利用して水循環
系内に残留している残留水を排水することが可能にな
る。
系内に残留している残留水を排水することが可能にな
る。
【0024】第8の発明では、外気の流入を防止でき、
さらに確実に水循環系に空気中の微生物等の混入を防止
することができる。
さらに確実に水循環系に空気中の微生物等の混入を防止
することができる。
【0025】第9の発明では、空気圧を利用して水循環
系内に残留している残留水を排水可能であり、特別な排
水装置を使用する必要がなく、コストを安価に抑えるこ
とができる。
系内に残留している残留水を排水可能であり、特別な排
水装置を使用する必要がなく、コストを安価に抑えるこ
とができる。
【0026】第10の発明では、空気圧を利用して水循
環系内に残留している残留水を排水することが可能にな
る。
環系内に残留している残留水を排水することが可能にな
る。
【0027】第11の発明では、外気の流入を防止で
き、さらに確実に水循環系に空気中の微生物等の混入を
防止することができる。
き、さらに確実に水循環系に空気中の微生物等の混入を
防止することができる。
【0028】第12の発明では、空気圧を利用して水循
環系内に残留している残留水を排水可能であり、特別な
排水装置を使用する必要がなく、コストを安価に抑える
ことができる。
環系内に残留している残留水を排水可能であり、特別な
排水装置を使用する必要がなく、コストを安価に抑える
ことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による燃料電池システ
ムの第1実施形態を示すシステム構成図である。
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による燃料電池システ
ムの第1実施形態を示すシステム構成図である。
【0030】燃料電池システム1は、FCスタック本体
10と、アノード系20と、カソード系30と、冷却系
60と、制御系70とを備える。
10と、アノード系20と、カソード系30と、冷却系
60と、制御系70とを備える。
【0031】FCスタック本体10はアノード系20か
ら供給された水素とカソード系30から供給された空気
とに基づいて発電を行う燃料電池本体である。また、F
Cスタック本体10は発電時に高温になるので、スタッ
ク温度センサ72で温度が測定され、冷却系60によっ
て冷却される。
ら供給された水素とカソード系30から供給された空気
とに基づいて発電を行う燃料電池本体である。また、F
Cスタック本体10は発電時に高温になるので、スタッ
ク温度センサ72で温度が測定され、冷却系60によっ
て冷却される。
【0032】アノード系20は、水素タンク21と、圧
力制御弁22と、エゼクタ23と、パージ弁24とを備
え、それらが、燃料供給配管25、排水素配管26、循
環配管27によって接続されている。
力制御弁22と、エゼクタ23と、パージ弁24とを備
え、それらが、燃料供給配管25、排水素配管26、循
環配管27によって接続されている。
【0033】水素タンク21は燃料となる水素を貯蔵す
る。水素タンク21には燃料供給配管25が接続されて
いる。
る。水素タンク21には燃料供給配管25が接続されて
いる。
【0034】燃料供給配管25は、水素タンク21に貯
蔵されている水素をFCスタック本体10へ供給する配
管であり、一端が水素タンク21に接続され他端がFC
スタック本体10に接続される。
蔵されている水素をFCスタック本体10へ供給する配
管であり、一端が水素タンク21に接続され他端がFC
スタック本体10に接続される。
【0035】圧力制御弁22は、燃料供給配管25の途
中に設けられ、水素タンク21の水素の圧力を所望圧ま
で減圧してFCスタック本体10へ供給する。
中に設けられ、水素タンク21の水素の圧力を所望圧ま
で減圧してFCスタック本体10へ供給する。
【0036】エゼクタ23は、燃料供給配管25の経路
中であって、圧力制御弁22とFCスタック本体10と
の間に設けられている。また、エゼクタ23は循環配管
27を接続している。エゼクタ23は、燃料水素が燃料
供給配管25を流れるときに、エゼクタ23内が負圧と
なる現象を利用して、循環配管27内の水素(排水素)
を吸入し、その排水素を新規水素に混合させる。
中であって、圧力制御弁22とFCスタック本体10と
の間に設けられている。また、エゼクタ23は循環配管
27を接続している。エゼクタ23は、燃料水素が燃料
供給配管25を流れるときに、エゼクタ23内が負圧と
なる現象を利用して、循環配管27内の水素(排水素)
を吸入し、その排水素を新規水素に混合させる。
【0037】排水素配管26は、FCスタック本体10
から排出される余剰の水素(排水素)を送給する配管で
あり、一端がFCスタック本体10に接続され他端が排
水素燃焼器46(後述)に接続される。
から排出される余剰の水素(排水素)を送給する配管で
あり、一端がFCスタック本体10に接続され他端が排
水素燃焼器46(後述)に接続される。
【0038】パージ弁24は、排水素配管26の経路中
であって、FCスタック本体10と排水素燃焼器46と
の間に設けられている。パージ弁24は、通常は、閉状
態であり、アノード系20内において、窒素やCO等の
不純物濃度が高くなった場合に開き、循環水素をパージ
して、排水素燃焼器46に導出させる。
であって、FCスタック本体10と排水素燃焼器46と
の間に設けられている。パージ弁24は、通常は、閉状
態であり、アノード系20内において、窒素やCO等の
不純物濃度が高くなった場合に開き、循環水素をパージ
して、排水素燃焼器46に導出させる。
【0039】循環配管27は、FCスタック本体10の
排水素をエゼクタ23に戻して循環させる配管であり、
一端がFCスタック本体10とパージ弁24との間の排
水素配管26に接続され他端がエゼクタ23に接続され
ている。
排水素をエゼクタ23に戻して循環させる配管であり、
一端がFCスタック本体10とパージ弁24との間の排
水素配管26に接続され他端がエゼクタ23に接続され
ている。
【0040】以上のようなアノード系20の構成によっ
て、水素タンク21に貯蔵されている水素は、以下のよ
うにして、FCスタック本体10へ供給される。
て、水素タンク21に貯蔵されている水素は、以下のよ
うにして、FCスタック本体10へ供給される。
【0041】すなわち、水素タンク21内で高圧で貯蔵
されている水素は、圧力制御弁22で所望圧まで減圧さ
れて燃料供給配管25を通過する。そして、その途中の
エゼクタ23で排水素が混合されFCスタック本体10
へ供給される。そして、その水素は、FCスタック本体
10を通過した後、循環配管27によって再びエゼクタ
23へ戻され循環する。そして、窒素やCO等の不純物
濃度が高くなったらパージ弁24が開弁されて排水素燃
焼器46へと導出(パージ)される。そして、そのパー
ジされた排水素は、排水素燃焼器46内でスタック排空
気(後述)と混合され、燃焼、浄化された後、車外へ排
出される。
されている水素は、圧力制御弁22で所望圧まで減圧さ
れて燃料供給配管25を通過する。そして、その途中の
エゼクタ23で排水素が混合されFCスタック本体10
へ供給される。そして、その水素は、FCスタック本体
10を通過した後、循環配管27によって再びエゼクタ
23へ戻され循環する。そして、窒素やCO等の不純物
濃度が高くなったらパージ弁24が開弁されて排水素燃
焼器46へと導出(パージ)される。そして、そのパー
ジされた排水素は、排水素燃焼器46内でスタック排空
気(後述)と混合され、燃焼、浄化された後、車外へ排
出される。
【0042】カソード系30は、空気供給系40と、加
湿水循環系50とを備える。空気供給系40は、コンプ
レッサ41と、フィルタ42と、加湿器43と、水分凝
縮装置44と、圧力制御弁45と、排水素燃焼器46と
を備え、それらが、空気供給配管47、空気排出配管4
8によって接続されている。また、加湿水循環系50
は、バルブ51と、水タンク52と、ポンプ53と、バ
ルブ54と、三方弁55と、チェック弁56とを備え、
それらが、水通路57(57a,57b)と、空気配管
58とによって接続されている。
湿水循環系50とを備える。空気供給系40は、コンプ
レッサ41と、フィルタ42と、加湿器43と、水分凝
縮装置44と、圧力制御弁45と、排水素燃焼器46と
を備え、それらが、空気供給配管47、空気排出配管4
8によって接続されている。また、加湿水循環系50
は、バルブ51と、水タンク52と、ポンプ53と、バ
ルブ54と、三方弁55と、チェック弁56とを備え、
それらが、水通路57(57a,57b)と、空気配管
58とによって接続されている。
【0043】コンプレッサ41は外気を吸入して圧送す
る。
る。
【0044】空気供給配管47はコンプレッサ41から
圧送された空気をFCスタック本体10へ供給する空気
供給手段であり、一端がコンプレッサ41に接続され他
端がFCスタック本体10に接続される。
圧送された空気をFCスタック本体10へ供給する空気
供給手段であり、一端がコンプレッサ41に接続され他
端がFCスタック本体10に接続される。
【0045】フィルタ42は空気供給配管47の経路中
に設けられ、コンプレッサ41によって圧送された空気
中に含まれるマイクロダスト、硫黄等や、コンプレッサ
41から排出されるオイル等をトラップ(除去)して清
浄化する空気浄化手段である。
に設けられ、コンプレッサ41によって圧送された空気
中に含まれるマイクロダスト、硫黄等や、コンプレッサ
41から排出されるオイル等をトラップ(除去)して清
浄化する空気浄化手段である。
【0046】加湿器43はFCスタック本体10での発
電反応を高めるためにフィルタ42によって清浄化され
た空気(ガス)を加湿して、その加湿ガスをFCスタッ
ク本体10に供給する加湿手段である。加湿器43は、
空気供給配管47の経路中であって、フィルタ42とF
Cスタック本体10との間に設けられている。
電反応を高めるためにフィルタ42によって清浄化され
た空気(ガス)を加湿して、その加湿ガスをFCスタッ
ク本体10に供給する加湿手段である。加湿器43は、
空気供給配管47の経路中であって、フィルタ42とF
Cスタック本体10との間に設けられている。
【0047】空気排出配管48はFCスタック本体10
に接続され、FCスタック本体10から排出された空気
(スタック排空気)を送給する。
に接続され、FCスタック本体10から排出された空気
(スタック排空気)を送給する。
【0048】水分凝縮装置44は空気排出配管48の経
路中に設けられ、FCスタック本体10で消費されずに
残った空気中の水分、およびFCスタック本体10で生
成された水分を凝縮する。この水分凝縮装置44は、た
とえば、本実施形態では空冷式の熱交換器を使用する
が、水分離膜や冷却水を利用したもの等、他の手段を使
用することもできる。
路中に設けられ、FCスタック本体10で消費されずに
残った空気中の水分、およびFCスタック本体10で生
成された水分を凝縮する。この水分凝縮装置44は、た
とえば、本実施形態では空冷式の熱交換器を使用する
が、水分離膜や冷却水を利用したもの等、他の手段を使
用することもできる。
【0049】圧力制御弁45は空気排出配管48の経路
中であって水分凝縮装置44の下流に設けられており、
空気供給系の圧力を所望の圧力に制御する制御手段であ
る。
中であって水分凝縮装置44の下流に設けられており、
空気供給系の圧力を所望の圧力に制御する制御手段であ
る。
【0050】排水素燃焼器46は空気排出配管48の経
路中であって圧力制御弁45の下流に設けられており、
前述の通り、パージ弁24からパージされた排水素を、
圧力制御弁45によって圧力調整された排空気と混合し
て、燃焼し、浄化させた後、車外に排出する。
路中であって圧力制御弁45の下流に設けられており、
前述の通り、パージ弁24からパージされた排水素を、
圧力制御弁45によって圧力調整された排空気と混合し
て、燃焼し、浄化させた後、車外に排出する。
【0051】水通路57aは一端が凝縮水分凝縮装置4
4に接続され他端が水タンク52に接続され、凝縮水分
凝縮装置44で凝縮、回収された回収水を水タンク52
へ導く。
4に接続され他端が水タンク52に接続され、凝縮水分
凝縮装置44で凝縮、回収された回収水を水タンク52
へ導く。
【0052】バルブ51は水通路57aの経路中に設け
られ、水通路57aの連通、非連通を切り替える。
られ、水通路57aの連通、非連通を切り替える。
【0053】水タンク52は凝縮水分凝縮装置44で回
収され、水通路57aを通ってきた回収水を貯留する貯
留手段である。
収され、水通路57aを通ってきた回収水を貯留する貯
留手段である。
【0054】水通路57bは一端が水タンク52に接続
され他端が加湿器43に接続され、水タンク52に貯留
される水分を加湿器43に返戻する。
され他端が加湿器43に接続され、水タンク52に貯留
される水分を加湿器43に返戻する。
【0055】ポンプ53は水通路57bの経路中に設け
られており、FCスタック本体10の運転状態に応じ
て、空気を所望の加湿にするために必要な量の水を水タ
ンク52から加湿器43に送る。すなわち、前述の通
り、温湿度センサ73(後述)の計測値に基づいてポン
プ53の作動が制御されて、必要な量の水を加湿器43
に送る。
られており、FCスタック本体10の運転状態に応じ
て、空気を所望の加湿にするために必要な量の水を水タ
ンク52から加湿器43に送る。すなわち、前述の通
り、温湿度センサ73(後述)の計測値に基づいてポン
プ53の作動が制御されて、必要な量の水を加湿器43
に送る。
【0056】バルブ54は水通路57bの経路中であっ
てポンプ53と加湿器43との間に設けられ、その間の
連通、非連通を切り替える。
てポンプ53と加湿器43との間に設けられ、その間の
連通、非連通を切り替える。
【0057】空気配管58は水タンク52の上部の空気
溜まり部52aと空気供給配管47とを連通して通気さ
せる通気手段である。
溜まり部52aと空気供給配管47とを連通して通気さ
せる通気手段である。
【0058】三方弁55は空気配管58の経路中に設け
られ水タンク52と空気供給配管47との連通、及び水
タンク52と外気との連通を切り替える三方切り替え弁
手段である。
られ水タンク52と空気供給配管47との連通、及び水
タンク52と外気との連通を切り替える三方切り替え弁
手段である。
【0059】チェック弁56は三方弁55に連通され、
外気方向にのみ排気可能として外気の流入を防止する逆
流防止手段である。
外気方向にのみ排気可能として外気の流入を防止する逆
流防止手段である。
【0060】なお、本実施例では、水循環の過程で特に
フィルタを設けてないが、必要に応じて設置してもよ
い。
フィルタを設けてないが、必要に応じて設置してもよ
い。
【0061】以上のようなカソード系30の構成によっ
て、コンプレッサ41から圧送された空気は、以下のよ
うにして、FCスタック本体10へ供給される。
て、コンプレッサ41から圧送された空気は、以下のよ
うにして、FCスタック本体10へ供給される。
【0062】すなわち、コンプレッサ41から圧送され
た空気は、フィルタ42によってマイクロダスト等が除
去されて、加湿器43で加湿された後、FCスタック本
体10に供給される。FCスタック本体10で消費され
ずに残った空気(スタック排空気)、および生成された
水は、その下流の水分凝縮装置44に送られ、水分が分
離除去される。スタック排空気は、圧力制御弁45を経
由して、排水素燃焼器46に送られ、パージ弁24から
パージされた排水素を混合して、燃焼、浄化させられた
後、車外に排出される。一方、水分凝縮装置44で凝縮
された水分は、バルブ51を経由して水タンク52に送
られ、さらに、ポンプ53で加湿器43に送られる。こ
のとき、水タンク52の上部の空気溜まり部52aが空
気配管58を介して空気供給配管47と連通させられて
いるので、水タンク52の水位はスムーズに移動する。
た空気は、フィルタ42によってマイクロダスト等が除
去されて、加湿器43で加湿された後、FCスタック本
体10に供給される。FCスタック本体10で消費され
ずに残った空気(スタック排空気)、および生成された
水は、その下流の水分凝縮装置44に送られ、水分が分
離除去される。スタック排空気は、圧力制御弁45を経
由して、排水素燃焼器46に送られ、パージ弁24から
パージされた排水素を混合して、燃焼、浄化させられた
後、車外に排出される。一方、水分凝縮装置44で凝縮
された水分は、バルブ51を経由して水タンク52に送
られ、さらに、ポンプ53で加湿器43に送られる。こ
のとき、水タンク52の上部の空気溜まり部52aが空
気配管58を介して空気供給配管47と連通させられて
いるので、水タンク52の水位はスムーズに移動する。
【0063】冷却系60は、凍結防止剤(たとえば、エ
チレングリロール等)の混入水を、FCスタック本体1
0内の冷却水通路に流して冷却を行う。冷却系60は、
三方切り替え弁61と、ラジエータ62と、リザーバタ
ンク63と、冷却水ポンプ64とを備え、冷却通路6
5、バイパス通路66及び空気配管67によって連接さ
れている。
チレングリロール等)の混入水を、FCスタック本体1
0内の冷却水通路に流して冷却を行う。冷却系60は、
三方切り替え弁61と、ラジエータ62と、リザーバタ
ンク63と、冷却水ポンプ64とを備え、冷却通路6
5、バイパス通路66及び空気配管67によって連接さ
れている。
【0064】冷却通路65は、一端がFCスタック本体
10に接続され、途中に設けられた三方切り替え弁61
を経由してラジエータ62に達し、さらに、途中でリザ
ーバタンク63を接続した後、冷却水ポンプ64を介し
て、再び、FCスタック本体10に接続される。
10に接続され、途中に設けられた三方切り替え弁61
を経由してラジエータ62に達し、さらに、途中でリザ
ーバタンク63を接続した後、冷却水ポンプ64を介し
て、再び、FCスタック本体10に接続される。
【0065】バイパス通路66は一端が三方切り替え弁
61に接続され他端が冷却通路65に接続されている。
このバイパス通路66を通る冷却水はラジエータ62を
迂回(バイパス)することとなる。
61に接続され他端が冷却通路65に接続されている。
このバイパス通路66を通る冷却水はラジエータ62を
迂回(バイパス)することとなる。
【0066】三方切り替え弁61は冷却通路65の経路
中に設けられている。三方切り替え弁61はコントロー
ルユニット71の指令によってFCスタック本体10の
熱を奪った冷却水の通路を切り替え可能な弁であり、そ
の冷却水を冷却通路65又はバイパス通路66に通過さ
せる。
中に設けられている。三方切り替え弁61はコントロー
ルユニット71の指令によってFCスタック本体10の
熱を奪った冷却水の通路を切り替え可能な弁であり、そ
の冷却水を冷却通路65又はバイパス通路66に通過さ
せる。
【0067】ラジエータ62はFCスタックから吸熱し
た冷却水から熱を放熱するための放熱器であり、コント
ロールユニット71の信号によって制御されるラジエー
タファン(不図示)を作動させることによってラジエー
タ出口水温を所望の温度に調整する。
た冷却水から熱を放熱するための放熱器であり、コント
ロールユニット71の信号によって制御されるラジエー
タファン(不図示)を作動させることによってラジエー
タ出口水温を所望の温度に調整する。
【0068】リザーバタンク63はラジエータ62の下
流に設けられ、温度調整された冷却水の熱膨張、熱収縮
分の吸収や、冷却水の補給等を行う。リザーバタンク6
3の上部の空気溜まり部63aは、空気配管67を介し
て空気供給配管47と連通されているので、リザーバタ
ンク63内の水位がスムーズに移動可能になっている。
流に設けられ、温度調整された冷却水の熱膨張、熱収縮
分の吸収や、冷却水の補給等を行う。リザーバタンク6
3の上部の空気溜まり部63aは、空気配管67を介し
て空気供給配管47と連通されているので、リザーバタ
ンク63内の水位がスムーズに移動可能になっている。
【0069】冷却水ポンプ64はリザーバタンク63の
下流に設けられ、スタック温度センサ72の出力に応じ
てコントロールユニット71で判断された流量となるよ
うに冷却水の送り量を制御してFCスタック本体10に
圧送する。
下流に設けられ、スタック温度センサ72の出力に応じ
てコントロールユニット71で判断された流量となるよ
うに冷却水の送り量を制御してFCスタック本体10に
圧送する。
【0070】制御系70は、コントロールユニット71
によって、スタック温度センサ72、温湿度センサ7
3、外気温度センサ74、アクセル開度センサ100の
測定値を入力し、その入力値に基づいて演算を行い、圧
力制御弁22、パージ弁24、コンプレッサ41、圧力
制御弁45、バルブ51、ポンプ53、バルブ54、三
方弁55、三方切り替え弁61、冷却水ポンプ64に信
号を出力して作動を制御する。
によって、スタック温度センサ72、温湿度センサ7
3、外気温度センサ74、アクセル開度センサ100の
測定値を入力し、その入力値に基づいて演算を行い、圧
力制御弁22、パージ弁24、コンプレッサ41、圧力
制御弁45、バルブ51、ポンプ53、バルブ54、三
方弁55、三方切り替え弁61、冷却水ポンプ64に信
号を出力して作動を制御する。
【0071】スタック温度センサ72はFCスタック本
体10の温度を計測する。
体10の温度を計測する。
【0072】温湿度センサ73は、空気供給配管47の
経路中であって、加湿器43とFCスタック本体10と
の間に設けられている。温湿度センサ73は、空気供給
配管47を通過する空気の温度及び湿度を計測する検知
器である。その計測結果に基づいて、ポンプ53の作動
が制御される。
経路中であって、加湿器43とFCスタック本体10と
の間に設けられている。温湿度センサ73は、空気供給
配管47を通過する空気の温度及び湿度を計測する検知
器である。その計測結果に基づいて、ポンプ53の作動
が制御される。
【0073】図2は、コントロールユニットによる制御
を中心として、本実施形態の燃料電池システムの動作を
説明するフローチャートである。
を中心として、本実施形態の燃料電池システムの動作を
説明するフローチャートである。
【0074】S1において、各種センサ(外気温度セン
サ74、スタック温度センサ72、温湿度センサ73、
アクセル開度センサ100)からの値を読み込む。
サ74、スタック温度センサ72、温湿度センサ73、
アクセル開度センサ100)からの値を読み込む。
【0075】S2において、イグニッションキーがON
か否かを判定する。このとき、ONの場合(すなわち、
運転中の場合)はS3へ進み、OFFの場合(すなわ
ち、システム停止中の場合)はS5へ進む。
か否かを判定する。このとき、ONの場合(すなわち、
運転中の場合)はS3へ進み、OFFの場合(すなわ
ち、システム停止中の場合)はS5へ進む。
【0076】S3において、バルブ51及びバルブ54
を開弁させる。これは、前回のシステム停止時に閉弁し
ていたものをシステム起動に伴い開弁させるものであ
る。また、三方弁55を切り替えて、空気供給配管47
と水タンク52とを連通させる。
を開弁させる。これは、前回のシステム停止時に閉弁し
ていたものをシステム起動に伴い開弁させるものであ
る。また、三方弁55を切り替えて、空気供給配管47
と水タンク52とを連通させる。
【0077】S4において、通常運転を行う。具体的に
は、以下の制御を行う。
は、以下の制御を行う。
【0078】すなわち、運転者のアクセル開度に応じた
出力(電力)に相応な燃料および空気量に応じて、スタ
ックのアノード側では、圧力制御弁22を制御して燃料
の供給を行い、また、スタックのカソード側では、コン
プレッサ41を制御して空気を供給し、さらに、加湿器
43によって、スタック温度センサ72で検出されたス
タック温度と温湿度センサ73とから、スタック入り口
の湿度が所望の湿度になるように加湿ポンプ53を制御
して加湿量を調整する。
出力(電力)に相応な燃料および空気量に応じて、スタ
ックのアノード側では、圧力制御弁22を制御して燃料
の供給を行い、また、スタックのカソード側では、コン
プレッサ41を制御して空気を供給し、さらに、加湿器
43によって、スタック温度センサ72で検出されたス
タック温度と温湿度センサ73とから、スタック入り口
の湿度が所望の湿度になるように加湿ポンプ53を制御
して加湿量を調整する。
【0079】また、冷却水ポンプ64を制御して、FC
スタック本体10の発熱量(スタック温度センサ72に
よるスタック温度)に基づいて冷却水の流量を調整す
る。なお、FCスタック本体10の温度が低温であり、
冷却水を冷やす必要がないときは、三方切り替え弁61
を切り替えてバイパス通路66を通過させることによ
り、ラジエータ62には通過させない。
スタック本体10の発熱量(スタック温度センサ72に
よるスタック温度)に基づいて冷却水の流量を調整す
る。なお、FCスタック本体10の温度が低温であり、
冷却水を冷やす必要がないときは、三方切り替え弁61
を切り替えてバイパス通路66を通過させることによ
り、ラジエータ62には通過させない。
【0080】また、スタック温度センサ72で検出され
た温度に応じてラジエータファン(不図示)の流量を制
御して、ラジエータ出口温度をほぼ一定の温度に保つよ
うに制御する。
た温度に応じてラジエータファン(不図示)の流量を制
御して、ラジエータ出口温度をほぼ一定の温度に保つよ
うに制御する。
【0081】運転中には、スタックカソード系の水分凝
縮装置44によってFCスタック本体10から排出され
た空気中の水分を凝縮させる。この水分は、水通路57
aを通って、水タンク52に導かれ、加湿用水として貯
蔵される。
縮装置44によってFCスタック本体10から排出され
た空気中の水分を凝縮させる。この水分は、水通路57
aを通って、水タンク52に導かれ、加湿用水として貯
蔵される。
【0082】スタックアノード系においては、FCスタ
ック本体10からの排気は、循環配管27およびエゼク
タ23によって循環させられている。このとき、スタッ
ク膜の透過等により空気中の窒素等の不純物の燃料中の
濃度が次第に増加する。そこで、所定間隔ごとにパージ
弁24を開弁して循環経路内の水素をパージし、その下
流の排水素燃焼器46内の触媒で空気と混合させて燃焼
浄化し排気する。
ック本体10からの排気は、循環配管27およびエゼク
タ23によって循環させられている。このとき、スタッ
ク膜の透過等により空気中の窒素等の不純物の燃料中の
濃度が次第に増加する。そこで、所定間隔ごとにパージ
弁24を開弁して循環経路内の水素をパージし、その下
流の排水素燃焼器46内の触媒で空気と混合させて燃焼
浄化し排気する。
【0083】以上のような通常時動作によって、運転者
のアクセル操作に応じた出力が燃料電池システムから電
力として出力され、図示せぬモータにより車両が駆動さ
れる。
のアクセル操作に応じた出力が燃料電池システムから電
力として出力され、図示せぬモータにより車両が駆動さ
れる。
【0084】S5では、停止時動作のサブルーチンであ
り、後述する。
り、後述する。
【0085】図3は、コントロールユニットによる制御
を中心として、本実施形態の燃料電池システムの停止動
作を説明するフローチャートである。
を中心として、本実施形態の燃料電池システムの停止動
作を説明するフローチャートである。
【0086】S10では、コントロールユニット71内
に内蔵されたタイマT1をイグニションキーがOFFさ
れた後の時間に基づいてインクリメントする。
に内蔵されたタイマT1をイグニションキーがOFFさ
れた後の時間に基づいてインクリメントする。
【0087】S11では、タイマT1が所定時間1(T
th1)(Tthl<Tth2<Tth3)を超えたか
否かの判定を行っている。所定時間経過した場合はS1
4へ進み、所定時間未満の場合はS12へ進む。
th1)(Tthl<Tth2<Tth3)を超えたか
否かの判定を行っている。所定時間経過した場合はS1
4へ進み、所定時間未満の場合はS12へ進む。
【0088】この所定値Tth1からTth3は、各バ
ルブ操作から水等が移動する時間を配管に応じて決定し
ており、本実施例では、たとえばTth1は10秒、T
th2は20秒、Tth3は30秒に設定されている。
ルブ操作から水等が移動する時間を配管に応じて決定し
ており、本実施例では、たとえばTth1は10秒、T
th2は20秒、Tth3は30秒に設定されている。
【0089】S12では、バルブ54を閉弁している。
【0090】S13では、三方弁55を外気と連通さ
せ、水分凝縮装置44から水タンク52までの水通路5
7a内の水分をスタックカソード系の空気圧を利用して
パージする(第1の残留水排水工程)。
せ、水分凝縮装置44から水タンク52までの水通路5
7a内の水分をスタックカソード系の空気圧を利用して
パージする(第1の残留水排水工程)。
【0091】S14では、タイマT1が所定時間2(T
th2)を超えたか否かの判定を行っている。所定時間
経過した場合はS17へ進み、所定時間未満の場合はS
15へ進む。
th2)を超えたか否かの判定を行っている。所定時間
経過した場合はS17へ進み、所定時間未満の場合はS
15へ進む。
【0092】S15では、バルブ51を閉弁している。
【0093】S16では、バルブ54を開弁し、加湿器
43から水タンク52までの水経路中の水をコンプレッ
サ41の空気圧を利用してパージする(第2の残留水排
水工程)。
43から水タンク52までの水経路中の水をコンプレッ
サ41の空気圧を利用してパージする(第2の残留水排
水工程)。
【0094】S17では、タイマT1が所定時間3(T
th3)を超えたか否かの判定を行っている。所定時間
経過した場合はS21へ進み、所定時間未満の場合はS
18へ進む。
th3)を超えたか否かの判定を行っている。所定時間
経過した場合はS21へ進み、所定時間未満の場合はS
18へ進む。
【0095】S18では、空気及び水素の供給を停止し
ている。なお、ここでは、水素もここまでの期間供給す
ることとしたが、スタック内のカソードとアノードとの
耐差圧性能等によっては、アノードの水素をイグニッシ
ョンキーOFFと同時に停止させてもよい。
ている。なお、ここでは、水素もここまでの期間供給す
ることとしたが、スタック内のカソードとアノードとの
耐差圧性能等によっては、アノードの水素をイグニッシ
ョンキーOFFと同時に停止させてもよい。
【0096】S19では、三方弁55を空気通路58と
連通させ、外気との連通を遮断している。
連通させ、外気との連通を遮断している。
【0097】S20では、バルブ51を開弁し水配管5
7aと水タンク52とを連通している。
7aと水タンク52とを連通している。
【0098】S21では、全電源をOFFする。
【0099】本実施形態によれば、水タンク52及びリ
ザーバタンク63に導入される空気は、カソード系30
の空気供給系40に設けられたフィルタ42で浄化され
ているので、外気に含まれる微生物等が水タンク52及
びリザーバタンク63に混入することがなく、加湿水循
環系50、冷却系60内の水が汚染されない。したがっ
て、水を浄化する装置を設ける必要がなく、また、設け
たとしても、その運転頻度を従来品に比べて大幅に減少
させることができる。
ザーバタンク63に導入される空気は、カソード系30
の空気供給系40に設けられたフィルタ42で浄化され
ているので、外気に含まれる微生物等が水タンク52及
びリザーバタンク63に混入することがなく、加湿水循
環系50、冷却系60内の水が汚染されない。したがっ
て、水を浄化する装置を設ける必要がなく、また、設け
たとしても、その運転頻度を従来品に比べて大幅に減少
させることができる。
【0100】また、水タンク52及びリザーバタンク6
3へ導入する空気を洗浄するフィルターは、カソード系
30の空気供給系40に設けられたものを使用するの
で、コストを安価に押さえることが可能である。
3へ導入する空気を洗浄するフィルターは、カソード系
30の空気供給系40に設けられたものを使用するの
で、コストを安価に押さえることが可能である。
【0101】さらに、バルブ51、バルブ54及び三方
弁55を設け、所定の制御を行うことで、カソード系3
0の加湿水循環系50に残留した水を外気との気圧差に
よって容易に水タンク52へ戻すことができる。また、
このように簡素な構造であるので重量の軽量化を図るこ
とができ、ひいては燃費向上にもつながる。さらに、故
障を生じにくい。
弁55を設け、所定の制御を行うことで、カソード系3
0の加湿水循環系50に残留した水を外気との気圧差に
よって容易に水タンク52へ戻すことができる。また、
このように簡素な構造であるので重量の軽量化を図るこ
とができ、ひいては燃費向上にもつながる。さらに、故
障を生じにくい。
【0102】さらにまた、システム運転中において、冷
却水を加圧するために空気系の圧力を利用することがで
きるため、冷却水圧を所定圧に調整するための冷却水ポ
ンプ64の負担を小さくすることができ、エネルギー効
率の高い燃料電池システムが構成できる。
却水を加圧するために空気系の圧力を利用することがで
きるため、冷却水圧を所定圧に調整するための冷却水ポ
ンプ64の負担を小さくすることができ、エネルギー効
率の高い燃料電池システムが構成できる。
【0103】同様に、加湿水を供給するために加湿水の
加圧を行うためのエネルギーの一部を空気系の圧力で分
担できるため、加湿水を供給するためのポンプの負担を
小さくすることができ、エネルギー効率の高い燃料電池
システムとすることができる。 (第2実施形態)図4は、本発明による燃料電池システ
ムの第2実施形態を示すシステム構成図である。
加圧を行うためのエネルギーの一部を空気系の圧力で分
担できるため、加湿水を供給するためのポンプの負担を
小さくすることができ、エネルギー効率の高い燃料電池
システムとすることができる。 (第2実施形態)図4は、本発明による燃料電池システ
ムの第2実施形態を示すシステム構成図である。
【0104】なお、前述した第1実施形態と同様の機能
を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明
を省略する。
を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明
を省略する。
【0105】本実施形態の燃料電池システム1は、三方
弁55の代わりに、第1通気バルブ55a及び第2通気
バルブ55bを備える点で、第1実施形態と相違する。
弁55の代わりに、第1通気バルブ55a及び第2通気
バルブ55bを備える点で、第1実施形態と相違する。
【0106】第1通気バルブ55aは空気配管58に設
けられ、水タンク52の上部の空気溜まり部52aと空
気供給配管47とを通気可能又は通気不能に切り替える
第1の通気切り替え手段である。
けられ、水タンク52の上部の空気溜まり部52aと空
気供給配管47とを通気可能又は通気不能に切り替える
第1の通気切り替え手段である。
【0107】第2通気バルブ55bは、第1通気バルブ
55aと水タンク52の空気溜まり部52aとの間に設
けられ、水タンク52の空気溜まり部52aと外気とを
通気可能又は通気不能に切り替える第2の通気切り替え
手段である。
55aと水タンク52の空気溜まり部52aとの間に設
けられ、水タンク52の空気溜まり部52aと外気とを
通気可能又は通気不能に切り替える第2の通気切り替え
手段である。
【0108】本実施形態の燃料電池システム1では、第
1通気バルブ55a及び第2通気バルブ55bを組み合
わせることで、第1実施形態の三方弁55と同様の機能
を発揮させる。すなわち、第1通気バルブ55aを通気
不能にするとともに第2通気バルブ55bを通気可能と
し、また、第1通気バルブ55aを通気可能にするとと
もに第2通気バルブ55bを通気不能とすることで、第
1実施形態の三方弁55と同様の作動をさせる。
1通気バルブ55a及び第2通気バルブ55bを組み合
わせることで、第1実施形態の三方弁55と同様の機能
を発揮させる。すなわち、第1通気バルブ55aを通気
不能にするとともに第2通気バルブ55bを通気可能と
し、また、第1通気バルブ55aを通気可能にするとと
もに第2通気バルブ55bを通気不能とすることで、第
1実施形態の三方弁55と同様の作動をさせる。
【0109】本実施形態によっても、第1実施形態と同
様の効果を得ることができる。
様の効果を得ることができる。
【0110】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲内である。
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲内である。
【0111】例えば、上記実施形態では、水の凍結判断
を特に行うことなく、毎回、水を抜いて凍結防止を行う
こととして説明しているが、凍結の恐れがある場合にの
み、水を抜くようにしてもよい。例えば、イグニッショ
ンが切られたタイミング等の外気温度センサの値が所定
温度(例えば15℃)以下のときに、本サブルーチンの
ように制御して水抜きを行わせるようにしてもよい。こ
のようにすれば、水が凍結するおそれのない夏季等にお
いては、イグニッションがOFFされた直後にシステム
を停止可能である。
を特に行うことなく、毎回、水を抜いて凍結防止を行う
こととして説明しているが、凍結の恐れがある場合にの
み、水を抜くようにしてもよい。例えば、イグニッショ
ンが切られたタイミング等の外気温度センサの値が所定
温度(例えば15℃)以下のときに、本サブルーチンの
ように制御して水抜きを行わせるようにしてもよい。こ
のようにすれば、水が凍結するおそれのない夏季等にお
いては、イグニッションがOFFされた直後にシステム
を停止可能である。
【0112】また、空気配管58は、加湿器43とFC
スタック本体10との間の空気供給配管47に連通させ
られているが、フィルタ42で浄化された空気を水タン
ク52の上部の空気溜まり部52aに通気させればよ
い。したがって、空気配管58は、フィルタ42と加湿
器43との間の空気供給配管47に連通させてもよい。
スタック本体10との間の空気供給配管47に連通させ
られているが、フィルタ42で浄化された空気を水タン
ク52の上部の空気溜まり部52aに通気させればよ
い。したがって、空気配管58は、フィルタ42と加湿
器43との間の空気供給配管47に連通させてもよい。
【0113】さらに、上記第1,第2実施形態では、冷
却系60内に循環させる冷却水を凍結防止剤入りとした
が、加湿水循環系50と同様に純水を用いてもよい。こ
の場合、冷却系60内での純水凍結を防止するため、第
1,第2実施形態に示されたような水抜き構造及び制御
を適用すればよい。
却系60内に循環させる冷却水を凍結防止剤入りとした
が、加湿水循環系50と同様に純水を用いてもよい。こ
の場合、冷却系60内での純水凍結を防止するため、第
1,第2実施形態に示されたような水抜き構造及び制御
を適用すればよい。
【図1】本発明による燃料電池システムの第1実施形態
を示すシステム構成図である。
を示すシステム構成図である。
【図2】コントロールユニットによる制御を中心とし
て、本実施形態の燃料電池システムの動作を説明するフ
ローチャートである。
て、本実施形態の燃料電池システムの動作を説明するフ
ローチャートである。
【図3】コントロールユニットによる制御を中心とし
て、本実施形態の燃料電池システムの停止動作を説明す
るフローチャートである。
て、本実施形態の燃料電池システムの停止動作を説明す
るフローチャートである。
【図4】本発明による燃料電池システムの第2実施形態
を示すシステム構成図である。
を示すシステム構成図である。
1 燃料電池システム
10 FCスタック本体
20 アノード系
21 水素タンク
22 圧力制御弁
23 エゼクタ
24 パージ弁
30 カソード系
40 空気供給系
42 フィルタ
43 加湿器
44 水分凝縮装置
47 空気供給配管
50 加湿水循環系
51 バルブ
52 水タンク
52a 空気溜まり部
54 バルブ
55 三方弁
56 チェック弁
57(57a,57b) 水通路
58 空気配管
60 冷却系
61 三方切り替え弁
63 リザーバタンク
63a 空気溜まり部
65 冷却通路
66 バイパス通路
67 空気配管
70 制御系
Claims (12)
- 【請求項1】水素リッチガス及び空気が供給されて発電
を行う燃料電池本体を有する燃料電池システムであっ
て、 空気を浄化する空気浄化手段を有し、その浄化空気を前
記燃料電池本体に供給する空気供給系と、 水を貯留する貯留手段を有し、その水を前記燃料電池本
体に循環させる水循環系と、 前記空気供給系と前記貯留手段とを連通させて、前記浄
化空気を前記貯留手段に通気可能にする通気手段とを備
えることを特徴とする燃料電池システム。 - 【請求項2】前記水循環系は、前記燃料電池本体を冷却
する冷却水を循環させることを特徴とする請求項1に記
載の燃料電池システム。 - 【請求項3】前記貯留手段は、冷却水を貯留する冷却水
リザーバタンクであることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の燃料電池システム。 - 【請求項4】前記水循環系は、空気浄化手段で浄化され
た浄化空気を加湿する加湿水を循環させることを特徴と
する請求項1に記載の燃料電池システム。 - 【請求項5】前記貯留手段は、加湿水を貯留する加湿水
リザーバタンクであることを特徴とする請求項1又は請
求項4に記載の燃料電池システム。 - 【請求項6】前記空気供給系は、前記空気浄化手段で浄
化され、前記燃料電池本体に供給される前記浄化空気
を、前記水循環系の貯留手段からの循環水によって加湿
する加湿手段を備えることを特徴とする請求項4に記載
の燃料電池システム。 - 【請求項7】前記通気手段に設けられ、前記空気供給系
と前記貯留手段と通気不能にすると同時にその貯留手段
を外気と通気可能にし、また、前記空気供給系と前記貯
留手段と通気可能にすると同時にその貯留手段を外気と
通気不能にする三方切り替え弁手段を備えることを特徴
とする請求項4又は請求項6に記載の燃料電池システ
ム。 - 【請求項8】前記三方切り替え弁手段に接続され、外気
の流入を防止する逆流防止手段を備えることを特徴とす
る請求項7に記載の燃料電池システム。 - 【請求項9】前記三方切り替え弁手段を外気と通気可能
に切り替えて、前記水循環系内に残留している残留水を
前記貯留手段に排水するようにしたことを特徴とする請
求項7又は請求項8に記載の燃料電池システム。 - 【請求項10】前記通気手段に設けられ、前記空気供給
系と前記貯留手段とを通気可能又は通気不能にする第1
の通気切り替え手段と、 前記通気手段に設けられ、前記貯留手段と外気とを通気
可能又は通気不能にする第2の通気切り替え手段とを備
えることを特徴とする請求項4又は請求項6に記載の燃
料電池システム。 - 【請求項11】前記第2の通気切り替え手段に接続さ
れ、外気の流入を防止する逆流防止手段を備えることを
特徴とする請求項10に記載の燃料電池システム。 - 【請求項12】前記第1の通気切り替え手段を通気不能
に切り替え、前記第2の通気切り替え手段を通気可能に
切り替えて、前記水循環系内に残留している残留水を前
記貯留手段に排水するようにしたことを特徴とする請求
項10又は請求項11に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122122A JP2003317754A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122122A JP2003317754A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 燃料電池システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003317754A true JP2003317754A (ja) | 2003-11-07 |
Family
ID=29537826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002122122A Pending JP2003317754A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 燃料電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003317754A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005108561A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
JP2005183015A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Calsonic Kansei Corp | 燃料電池冷却システムおよびそれに用いるコーティング剤 |
JP2007103373A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Gm Global Technology Operations Inc | 燃料電池システムにおける水質量の平衡方法 |
WO2009040535A3 (en) * | 2007-09-26 | 2009-06-11 | Intelligent Energy Ltd | Fuel cell system with cathode purge upon shut-down |
US9203100B2 (en) | 2007-09-26 | 2015-12-01 | Intelligent Energy Limited | Fuel cell system |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002122122A patent/JP2003317754A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US20110033763A1 (en) * | 2007-09-26 | 2011-02-10 | Paul Adcock | Fuel cell system |
GB2453126B (en) * | 2007-09-26 | 2013-02-06 | Intelligent Energy Ltd | Fuel cell system |
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KR101532398B1 (ko) * | 2007-09-26 | 2015-06-29 | 인텔리전트 에너지 리미티드 | 시스템 정지시 캐소드 퍼지되는 연료 전지 시스템 |
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