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JP2003316270A - 貼着用ラベル - Google Patents

貼着用ラベル

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Publication number
JP2003316270A
JP2003316270A JP2002116802A JP2002116802A JP2003316270A JP 2003316270 A JP2003316270 A JP 2003316270A JP 2002116802 A JP2002116802 A JP 2002116802A JP 2002116802 A JP2002116802 A JP 2002116802A JP 2003316270 A JP2003316270 A JP 2003316270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
adherend
cut
notch
curved surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002116802A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Sano
陽二郎 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2002116802A priority Critical patent/JP2003316270A/ja
Publication of JP2003316270A publication Critical patent/JP2003316270A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被着面の曲率が大きく、接着性が悪い材質の
被着物であっても剥がれを防止出来、かつ、剥がれ防止
の機能を損なわずにラベルを剥がす時には容易に剥がす
事が可能となラベルを提供可能とする。 【解決手段】 被着物に貼着される貼着用ラベル1であ
って、該貼着用ラベルは、ベースフィルム3の反被着物
側に印刷部6を有し、被着物側に粘着剤5が塗布され、ま
た、被着物の曲面に貼着された際に、非切り込み部13と
切り込み部12とからなる破線状の切り込み10が該曲面と
略直角方向に形成され、前記切り込みは、貼着用ラベル
の両端付近に複数列設けられていることを特徴とする貼
着用ラベルに係る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品に表示等を目
的として貼着されるラベルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記具等のキャップや軸筒の曲
面、製品の曲面に定価や注意事項等の記載、飾り等を目
的としてラベルが貼着される。ラベルはアルミニウムな
どの金属フィルムや紙、塩ビ、ポリエステル等の樹脂フ
ィルムをベースフィルムとしてその表面に印刷部が、裏
面に粘着剤が塗布されて構成されている。
【0003】一般的に多く使用される粘着用のラベル
は、図6に示す様にポリエステル等のベースフィルム3
の表面に印刷部6が設けられ、裏面に顔料やアルミ蒸着
等の着色層4と粘着剤層5が形成されてラベル1が構成
され、更に剥離フィルム2が設けられてラベル用のマス
ターロールとなる。ラベル1は図5に示す様に印刷領域
を含む枠取りで、少なくともラベル1を貫通した状態で
型抜きされ、ラベル1の抜き残材8が剥離され、剥離フ
ィルム2にラベル1が配列された状態で巻き取られる。
ラベル1は剥離フィルム2から剥がされて図4に示す様
に筆記具11等の軸面に手で貼着されたり、自動組立機
の工程で図5の様に剥離フィルムを屈曲させ、ラベル1
の端部を浮き上がらせた状態にして機械的に取り出して
貼着する方法等がとられる。ベースフィルムの材質によ
り適宜厚さが選定されるが、例えばポリエステル製のベ
ースフィルムの場合では通常ラベル1は厚さが10μm
から100μm程度であるが、25μm以下だと浮き上
がり状態が不完全となって自動機械による貼着に問題が
生じる。又、ラベル1が厚い場合には曲率の大きい曲面
に貼った時に粘着力がラベルの復元力に負けて図4に示
す様にラベルの端部が剥がれる問題がある。通常は被着
物の材質に適合した粘着材の選定、ラベルの厚さが設定
されるが、被着面の曲率が大きく、接着性が悪い材質に
設定せざるを得ない場合も多く、又、自動機械による貼
着に必要とする条件に適合しない問題がある場合もあ
る。また、一時的に貼着されても高温、多湿の経時状態
で剥がれ易い問題が存在する。そこで、この問題を解決
するべく実開平7−29568が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によると、
切り込みは貼着される曲面に略直角方向に設けられてい
る事により、ラベルの曲げ方向への剛性を弱くして復元
力を低下させ、両端部位の剥がれを防止する事が狙いと
されている。
【0005】しかしながら、切り込みが曲面に略直角方
向に設けられていることにより、不要となったラベルを
剥がす際に、ラベルが短冊状になってしまうため剥がし
難いという問題があった。また、切り込みが設けてあっ
たとしても、非切り込み部が大きいと、非切り込み部の
復元力によりラベルが剥がれ易くなるという問題があっ
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、剥がれ防止の機能を損なわずに、かつ、
不要となった場合でも剥がし易いラベルを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成する為に以下の構成を有する。請求項1に記載の発明
に係る貼着用のラベルは、被着物に貼着されるととも
に、ベースフィルムの反被着物側に印刷部を有し、被着
物側に粘着剤が塗布され、また、被着物の曲面に貼着さ
れた際に、非切り込み部と切り込み部とからなる破線状
の切り込みが該曲面と略直角方向に形成されている。さ
らに、前記切り込みは、貼着用ラベルの両端付近に複数
列設けられていることを特徴とするものである。ここ
で、被着物とは特に限定されるものではないが、例え
ば、筆記具の軸筒やキャップが挙げられる。切り込み部
は、例えばある程度の幅を有するスリット状、矩形状と
することも可能である。
【0008】切り込みを貼着用ラベルの両端付近に複数
列設けることで、従来のラベルと比較してより両端部か
らの剥がれを防止し得るようになる。さらに、ラベル両
端部からの剥がれが従来のものより防止される結果、被
着物への粘着力を減じることも可能で、このため剥がす
際に短冊状にならずに容易にはがすことが可能となる。
【0009】更に、請求項2に記載の発明に係る貼着用
のラベルは請求項1の貼着用ラベルを限定したものであ
り、前記複数列設けられた切り込みは、一の切り込みの
非切り込み部の周方向延長領域上に、他の切り込みの切
り込み部が設けられていることを特徴とするものであ
る。「一の切り込み」とは、複数列ある切り込みのうち
の任意の切り込みをいい、「他の切り込み」とは、「一
の切り込み」以外の切り込みをいう。ここで、周方向と
は図1のX方向で示すように、筆記具11等の被着物の
周囲方向のことをいう。また、非切り込み部の周方向延
長領域上とは、図2に示すように、非切り込み部を周方
向に平行移動させた際に、非切り込み部が通過する領域
をいう。
【0010】ラベルを剥がそうとする復元力は、非切り
込み部から生じる場合が多い。本請求項では、非切り込
み部の周方向延長領域上に切り込み部を設けるようにし
たため、ラベルを剥がそうとする切り込み部により生じ
る復元力を減ずることができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。本発明の貼着用ラベル1自体の構成
は、図6でも示したように、ポリエステル等のベースフ
ィルム3の表面に印刷部6が設けられ、裏面にアルミ蒸
着の着色層4と粘着剤層5が形成されてラベル1が構成
されている。ラベル1の厚みとしては通常25μmから
70μmの範囲で設けられる。更に粘着剤層5に剥離フ
ィルム層2が設けられてマスターロールとなる。
【0012】ラベル1は図5でも示したように印刷領域
を含む枠取りで、少なくともラベル1を貫通した状態で
型抜きされ、ラベル1を剥離フィルム層2に残した状態
で抜き窓9を有したラベル層抜き残材8が剥離されて除
去され、剥離フィルム層2にラベル1が配列される。
尚、この段階までは従来と同じ工程である。
【0013】ところで、ラベル7を型抜きする際に同
時、又は次の工程でラベル7の所要箇所に切り込み10
が形成される。本発明の実施の形態は、図1及び図2に
示してあるが、切り込み10は、被着物の曲面に沿って
貼着されるラベル1の曲げ方向と略直角となる方向に、
非切り込み部13と切り込み部12とが破線状に複数列
設けられており、一の切り込みの非切り込み部13の周
方向延長領域上に、他の切り込みの切り込み部12が設
けられている。図1では、円筒状の筆記具11にラベル
1が貼着されており、ラベル1の周方向X(ラベル1の
曲げ方向)の両端のそれぞれに2列の切り込み10が形
成されている。尚、両端のぞれぞれに切り込み10が複
数列設けられていればよく、その列数は問わない。ま
た、被着物は全体が曲面である必要はなく、少なくとも
切り込み10付近が貼着される箇所が曲面であればよ
い。切り込み部12と非切り込み部13は適宜長さに形
成されるが、望ましくは非切り込み部13よりも軸方向
に隣り合う切り込み部12が長く形成される。又、切り
込み10は適宜深さに形成されるが、望ましくはラベル
層1を略貫通する深さに形成される。又、切り込み部1
2はスリット状に窓を開けても良い。
【0014】又、ラベル7を自動機械で貼着する場合に
は、図6に示す様に剥離フィルム層2を屈曲させた状態
で巻き取り、配列したラベル1の端部を順次浮き上がら
せて取り出し被着物に貼着する。その際、剥離フィルム
層2はラベル1の切り込み10と直角方向に剥がされる
ので切り込みの無い従来のラベルと遜色ない剛性を有し
ており問題なく浮き上がらせる事が可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明の構成及び作用は以上の如くであ
り、被着面の曲率が大きく、接着性が悪い材質の被着物
であっても剥がれを防止出来、かつ、剥がれ防止の機能
を損なわずにラベルを剥がす時には容易に剥がす事が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の貼着用のラベルを貼着した筆記具の例
を示す斜視図である。
【図2】剥離フィルム層上に本発明のラベルが配設され
た状態を示す上面図である。
【図3】剥離フィルム層からラベルを浮き上がらせる状
態を示した断面図である。
【図4】従来の貼着用のラベルを貼着した筆記具の例を
示す斜視図である。
【図5】剥離フィルム層上にラベルを形成する状態を示
した断面図である。
【図6】ラベル基材の構成を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ラベル 2 剥離フィルム層 3 ベースフィルム 4 着色層 5 粘着剤層 6 印刷部 8 ラベル層抜き残材 9 抜き窓 10 切り込み 11 筆記具 12 切り込み部 13 非切り込み部 X 周方向 Y 軸方向 A 周方向延長領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被着物に貼着される貼着用ラベルであっ
    て、 該貼着用ラベルは、 ベースフィルムの反被着物側に印刷部を有し、被着物側
    に粘着剤が塗布され、また、被着物の曲面に貼着された
    際に、非切り込み部と切り込み部とからなる破線状の切
    り込みが該曲面と略直角方向に形成され、 前記切り込みは、貼着用ラベルの両端付近に複数列設け
    られていることを特徴とする貼着用ラベル。
  2. 【請求項2】前記複数列設けられた切り込みは、一の切
    り込みの非切り込み部の周方向延長領域上に、他の切り
    込みの切り込み部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の粘着用ラベル。
JP2002116802A 2002-04-18 2002-04-18 貼着用ラベル Pending JP2003316270A (ja)

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