JP2003312967A - エレベータのトゥガード - Google Patents
エレベータのトゥガードInfo
- Publication number
- JP2003312967A JP2003312967A JP2002122857A JP2002122857A JP2003312967A JP 2003312967 A JP2003312967 A JP 2003312967A JP 2002122857 A JP2002122857 A JP 2002122857A JP 2002122857 A JP2002122857 A JP 2002122857A JP 2003312967 A JP2003312967 A JP 2003312967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- toe guard
- entrance
- pit
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000003371 toe Anatomy 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータのピット内作業時に設置する安全
柵を現場で調達できるようにする。 【解決手段】 エレベータのかご室１０の入口１６下の
かご床１２に下方に向けて取り付けられたトゥガード２
２を着脱可能とする。ピット内作業時には、トゥガード
２２を取り外して、蝶番２６を軸として開き、入口１６
の正面の乗場床上に立て、安全柵とする。
柵を現場で調達できるようにする。 【解決手段】 エレベータのかご室１０の入口１６下の
かご床１２に下方に向けて取り付けられたトゥガード２
２を着脱可能とする。ピット内作業時には、トゥガード
２２を取り外して、蝶番２６を軸として開き、入口１６
の正面の乗場床上に立て、安全柵とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータに関
し、特にその安全関連設備に関する。
し、特にその安全関連設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータのかごを昇降させる駆
動機（巻上げ機など）の機械設備は、エレベータの昇降
路とは別に設けられた機械室に設置されていた。しか
し、近年、別個に機械室を設けず、ピット内に従来機械
室にあった機械設備を配置した、いわゆる機械室レス形
式のものが普及してきている。この形式の場合、点検作
業などのピット内作業時に、最下階の乗場扉を開放した
まま作業することが多い。このため、ピット内作業時に
は、最下階の乗場入口の手前には、利用者などが近づけ
ないように安全柵が立てられる。
動機（巻上げ機など）の機械設備は、エレベータの昇降
路とは別に設けられた機械室に設置されていた。しか
し、近年、別個に機械室を設けず、ピット内に従来機械
室にあった機械設備を配置した、いわゆる機械室レス形
式のものが普及してきている。この形式の場合、点検作
業などのピット内作業時に、最下階の乗場扉を開放した
まま作業することが多い。このため、ピット内作業時に
は、最下階の乗場入口の手前には、利用者などが近づけ
ないように安全柵が立てられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】エレベータが設置され
た建物には、前記安全柵の置き場所がない場合が多く、
営業所や管理センタなどから作業員が運んで設置し、作
業終了後また持ち帰っており、作業効率が悪かった。
た建物には、前記安全柵の置き場所がない場合が多く、
営業所や管理センタなどから作業員が運んで設置し、作
業終了後また持ち帰っており、作業効率が悪かった。
【０００４】本発明は、前記の問題点を考慮してなされ
たものであり、ピット内作業時の安全柵を管理センタな
どから作業員が運ぶことがなくなるようにし、容易に入
手できるようにすることを目的とする。
たものであり、ピット内作業時の安全柵を管理センタな
どから作業員が運ぶことがなくなるようにし、容易に入
手できるようにすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明に係るエレベータは、従来よりエレベータ
に設けられているトゥガードを着脱可能としている。ピ
ット作業時には、これを取り外して、安全柵として用い
ることができる。
めに、本発明に係るエレベータは、従来よりエレベータ
に設けられているトゥガードを着脱可能としている。ピ
ット作業時には、これを取り外して、安全柵として用い
ることができる。
【０００６】これによれば、作業者は、安全柵を現場で
調達することができ、現場まで持ち運ぶ必要がなくな
る。
調達することができ、現場まで持ち運ぶ必要がなくな
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態（以下
実施形態という）を、図面に従って説明する。図１は、
エレベータのかご室１０、特にかご室１０の入口側の下
部を示す図である。かご室１０は、かご床１２と、これ
の上に立設されたかごパネル１４を含み、乗場側は開放
されて入口１６となっている。入口１６は、かご敷居１
８上を摺動するかご扉２０によって開閉される。
実施形態という）を、図面に従って説明する。図１は、
エレベータのかご室１０、特にかご室１０の入口側の下
部を示す図である。かご室１０は、かご床１２と、これ
の上に立設されたかごパネル１４を含み、乗場側は開放
されて入口１６となっている。入口１６は、かご敷居１
８上を摺動するかご扉２０によって開閉される。
【０００８】かご床１２の、入口１６の下方の部分に
は、ここより下に向かって延びる板状の部材、トゥガー
ド２２が取り付けられている。トゥガードは、エレベー
タ着床時、かご床と乗場床との間に段差が生じた場合、
エレベータ利用者のつま先などかご敷居１８の下側に入
り込まないように、保護するものである。また、同様に
段差が生じた場合に、物品が昇降路内に落ちることを防
止している。トゥガード２２は、２枚の板状のプレート
２４を蝶番２６で連結し、たたんだ状態でかご床１２に
取り付けられている。
は、ここより下に向かって延びる板状の部材、トゥガー
ド２２が取り付けられている。トゥガードは、エレベー
タ着床時、かご床と乗場床との間に段差が生じた場合、
エレベータ利用者のつま先などかご敷居１８の下側に入
り込まないように、保護するものである。また、同様に
段差が生じた場合に、物品が昇降路内に落ちることを防
止している。トゥガード２２は、２枚の板状のプレート
２４を蝶番２６で連結し、たたんだ状態でかご床１２に
取り付けられている。
【０００９】トゥガード２２の取り付けは、取付ビス２
８により行われる。トゥガード２２には、図示するよう
に円形の穴と溝を結合した形状を有する取付穴３０が明
けられている。取付穴３０の円形部分は、取付ビス２８
の頭の部分が通過することができる程度の直径を有し、
溝部分は、取付ビス２８の首部分の太さより広く、頭部
分より狭い幅となっている。この構造により、取付ビス
２８をねじ穴から完全に抜くことなしに、トゥガード２
２の着脱が可能となる。
８により行われる。トゥガード２２には、図示するよう
に円形の穴と溝を結合した形状を有する取付穴３０が明
けられている。取付穴３０の円形部分は、取付ビス２８
の頭の部分が通過することができる程度の直径を有し、
溝部分は、取付ビス２８の首部分の太さより広く、頭部
分より狭い幅となっている。この構造により、取付ビス
２８をねじ穴から完全に抜くことなしに、トゥガード２
２の着脱が可能となる。
【００１０】図２は、トゥガード２２をかご床１２から
取り外した状態が示されている。図３は、２枚のプレー
ト２４から構成されるトゥガード２２を、開いた状態が
示されている。この状態で、図４に示すように、最下階
の乗場入口３２の乗場床上に立て、安全柵として利用す
る。２枚のプレート２４を角度をつけて開いた状態とす
ることで、自立する。
取り外した状態が示されている。図３は、２枚のプレー
ト２４から構成されるトゥガード２２を、開いた状態が
示されている。この状態で、図４に示すように、最下階
の乗場入口３２の乗場床上に立て、安全柵として利用す
る。２枚のプレート２４を角度をつけて開いた状態とす
ることで、自立する。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータのピット内
作業時に用いる安全柵の保管場所を、当該エレベータの
設置された建物に設ける必要がなく、また作業員が別の
場所から運ぶ必要もなくなる。
作業時に用いる安全柵の保管場所を、当該エレベータの
設置された建物に設ける必要がなく、また作業員が別の
場所から運ぶ必要もなくなる。
【図１】 本実施形態のエレベータのかご室の要部の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図２】 トゥガードの単体を示す図であり、閉じた状
態が示されている。
態が示されている。
【図３】 トゥガードの単体を示す図であり、開いた状
態が示されている。
態が示されている。
【図４】 トゥガードを安全柵として用いた状態を示す
図である。
図である。
１０ かご室、１２ かご床、１６ 入口、２０ かご
扉、２２ トゥガード、２４ プレート、２６ 蝶番。
扉、２２ トゥガード、２４ プレート、２６ 蝶番。
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベータのかご室入口下のかご床に下
方に向けて取り付けられたトゥガードであって、蝶番で
結合された複数枚のプレートからなり、かご床に対し着
脱可能に固定されている、エレベータのトゥガード。 - 【請求項２】 エレベータのピット内作業時に、他者の
ピット内への進入を阻止するためにエレベータの乗場入
口に置かれる作業時安全柵であって、非使用時において
は、エレベータかご室入口下のかご床に下方に向けて取
り付けられ、トゥガードとして機能するエレベータの作
業時安全柵。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002122857A JP2003312967A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | エレベータのトゥガード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002122857A JP2003312967A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | エレベータのトゥガード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003312967A true JP2003312967A (ja) | 2003-11-06 |
Family
ID=29538353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002122857A Pending JP2003312967A (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | エレベータのトゥガード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003312967A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102120542A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-07-13 | 沈阳博林特电梯股份有限公司 | 伸缩护脚板 |
| CN104627792A (zh) * | 2013-11-13 | 2015-05-20 | 日立电梯（中国）有限公司 | 一种电梯用轿厢护脚板装置 |
| JP2015174717A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのかご装置 |
| JP2018193154A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 東芝エレベータ株式会社 | ジャッキアップ治具、エレベータの乗りかご、および防振部材の交換方法 |
| WO2020021155A1 (en) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | Kone Corporation | Elevator arrangement |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002122857A patent/JP2003312967A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102120542A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-07-13 | 沈阳博林特电梯股份有限公司 | 伸缩护脚板 |
| CN102120542B (zh) * | 2010-12-30 | 2013-05-01 | 沈阳博林特电梯股份有限公司 | 伸缩护脚板 |
| CN104627792A (zh) * | 2013-11-13 | 2015-05-20 | 日立电梯（中国）有限公司 | 一种电梯用轿厢护脚板装置 |
| JP2015174717A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのかご装置 |
| JP2018193154A (ja) * | 2017-05-15 | 2018-12-06 | 東芝エレベータ株式会社 | ジャッキアップ治具、エレベータの乗りかご、および防振部材の交換方法 |
| WO2020021155A1 (en) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | Kone Corporation | Elevator arrangement |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003312967A (ja) | エレベータのトゥガード | |
| JP6422570B2 (ja) | 機械室レスエレベータ | |
| JP2007091430A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP5483681B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP4142009B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2008195523A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2007269466A (ja) | 乗客コンベアの乗降口用点検柵 | |
| JP2002128433A (ja) | エレベータのかご上作業安全装置 | |
| JP6251326B1 (ja) | エレベータの点検作業支援システムおよび点検作業支援制御方法 | |
| JP2005132547A (ja) | エレベータのかご上手摺り装置 | |
| JP2001106459A (ja) | エレベータの乗りかご | |
| JP2008195485A (ja) | エレベータのかご室 | |
| JP2007022775A (ja) | エレベータのかごの側部救出装置 | |
| WO2022264397A1 (ja) | エレベーター装置 | |
| JP4249005B2 (ja) | エレベータのガイドレール搭載用移動作業床 | |
| JP2011042423A (ja) | エレベータのかご装置 | |
| JPH092762A (ja) | エレベーター装置 | |
| JP2003285981A (ja) | エレベーターピット用梯子装置 | |
| JP2005178948A (ja) | エレベータのガイドレール搭載用移動作業床 | |
| JPH0240062Y2 (ja) | ||
| JP2006248630A (ja) | エレベータのかご装置 | |
| JP2003321179A (ja) | エレベータのドア案内機構 | |
| JPH0238283A (ja) | 油圧エレベータ | |
| WO2025027736A1 (ja) | エレベーターのピット入出方法及びエレベーター | |
| JP2019218172A (ja) | エレベーターの作業用足場台を備えた釣合おもりおよびエレベーターの主ロープの交換方法 |