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JP2003307215A - 軸受ユニット及び薄型モータ - Google Patents

軸受ユニット及び薄型モータ

Info

Publication number
JP2003307215A
JP2003307215A JP2002113317A JP2002113317A JP2003307215A JP 2003307215 A JP2003307215 A JP 2003307215A JP 2002113317 A JP2002113317 A JP 2002113317A JP 2002113317 A JP2002113317 A JP 2002113317A JP 2003307215 A JP2003307215 A JP 2003307215A
Authority
JP
Japan
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bearing
outer ring
inner ring
bearings
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002113317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Okano
秀雄 岡野
Ikunori Sakatani
郁紀 坂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2002113317A priority Critical patent/JP2003307215A/ja
Publication of JP2003307215A publication Critical patent/JP2003307215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
    • F16C19/541Systems consisting of juxtaposed rolling bearings including at least one angular contact bearing
    • F16C19/542Systems consisting of juxtaposed rolling bearings including at least one angular contact bearing with two rolling bearings with angular contact
    • F16C19/543Systems consisting of juxtaposed rolling bearings including at least one angular contact bearing with two rolling bearings with angular contact in O-arrangement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/07Fixing them on the shaft or housing with interposition of an element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/16Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
    • F16C19/163Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2240/00Specified values or numerical ranges of parameters; Relations between them
    • F16C2240/40Linear dimensions, e.g. length, radius, thickness, gap
    • F16C2240/70Diameters; Radii
    • F16C2240/80Pitch circle diameters [PCD]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の軸を一対の軸受で軸支することができ
ると共に、軸方向寸法が小さい軸受ユニット及び薄型モ
ータを提供する。 【解決手段】 軸受ユニット1は、第1の軸受2の内側
に位置する第2の軸受3の外輪7の外径が、第1の軸受
2の内輪6の内径より小さく構成される。第1の軸受2
の内輪6と第2の軸受3の内輪8とが、内輪ホルダ11に
より一体に保持されると共に、第1の軸受2の外輪5と
第2の軸受3の外輪7とが、外輪ホルダ10により一体に
保持される。外輪ホルダ10と外輪5との間の係合部が、
互いに軸方向に相対移動可能な状態とされると共に、こ
れら外輪ホルダ10と外輪5との間には、皿バネ9が介装
されており、該皿バネ9が第1及び第2の軸受2,3 の軸
方向に定圧予圧を付与するように組付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軸受ユニット及び薄
型モータに関し、OA機器、音響機器、産業用機器、ロ
ボット等に適用される薄型の軸受ユニットと、該軸受ユ
ニットを使用した薄型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、軸受使用例として示した従来の
円筒型モータの縦断面図及び要部拡大図である。このモ
ータ200は、図8(a)に示すように、円筒状ケース
210内に固定されたコイル鉄芯202にコイル201
を巻き付けて成るステータ203と、回転軸204に磁
石205が一体化されたロータ206とから成る。該ロ
ータ206の回転軸204は、磁石205を挟んで軸方
向の2箇所に配置された一対の軸受207,209によ
り円筒状ケース210に軸支されており、該回転軸20
4の回転に伴う振れが抑制される。
【0003】更に、図8(b)に示すように、前記回転
軸204に固定された軸受207の外輪207aと円筒
状ケース210との間には、軸受207,209の軸方
向に予圧を付与する為のバネ部材である皿バネ208が
介装されている。
【0004】図9は従来の軸受ユニットの一例を示す縦
断面図である。軸受ユニット300は、図9に示すよう
に、円筒状のハウジング302と、該ハウジング302
内の軸方向の2箇所に所定間隔をもって配置された一対
の軸受303,305と、これら軸受303,305に
より軸支された回転軸301とから成る。
【0005】前記回転軸301には、前記軸受303,
305の転動体である玉306の軌道となるレース溝3
01aが設けられており、内輪を使用しないタイプの軸
受である。そして、前記軸受303の外輪303aとハ
ウジング302との間には、軸受303,305の軸方
向に予圧を付与する為のバネ部材である皿バネ307が
介装されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た如き軸受ユニット300やモータ200は、一対の軸
受が軸方向の2箇所に所定間隔をもって配置されてい
る。そこで、軸受ユニット300やモータ200は、軸
方向の寸法が大きくなって大型化するという問題があ
る。
【0007】特に、モータ200の場合は、ステータ2
03や磁石205を改良して小型化しても、2個の軸受
207,209の幅分は軸方方向の寸法が大きくなって
しまい、薄型化を妨げるという問題があった。従って、
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、同一の
軸を一対の軸受で軸支することができると共に、軸方向
寸法が小さい軸受ユニット及び薄型モータを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、同
一の軸を第1及び第2の軸受で軸支する軸受ユニットで
あって、前記第1の軸受の内側に位置する前記第2の軸
受の外輪の外径が、前記第1の軸受の内輪の内径より小
さく構成され、前記第1の軸受の内輪と前記第2の軸受
の内輪とが、内輪ホルダにより一体に保持されると共
に、前記第1の軸受の外輪と前記第2の軸受の外輪と
が、外輪ホルダにより一体に保持され、前記内輪ホルダ
と前記第1の軸受又は前記第2の軸受の内輪との間、或
いは前記外輪ホルダと前記第1の軸受又は前記第2の軸
受の外輪との間の少なくとも何れか一箇所の係合部が、
前記第1及び第2の軸受の軸方向に予圧を付与するよう
に組付けられていることを特徴とする軸受ユニットによ
り達成される。
【0009】上記構成の軸受ユニットによれば、第2の
軸受が第1の軸受の内側に位置するので、これら第1及
び第2の軸受は半径方向面内で重なるように構成され
る。そこで、一対の軸受を軸方向に直列に配置した場合
に比べて、軸受ユニットの軸方向寸法を小さくすること
ができる。又、これら第1及び第2の軸受は、軸方向に
予圧を付与するように組付けられるので、ラジアル方向
及びアキシアル方向の位置決めが正確になされ、軸の回
転に伴う振れを抑制することができる。
【0010】尚、好ましくは前記係合部が、互いに軸方
向に相対移動可能な状態とされると共にバネ部材が介装
され、前記第1及び第2の軸受の軸方向に定圧予圧を付
与するように組付けられている。又、好ましくは前記係
合部が、前記第1及び第2の軸受の軸方向に定位置予圧
を付与するように固定されている。更に、好ましくは前
記第2の軸受の幅の25%以上が、前記第1の軸受の幅
の範囲内に入っている。
【0011】又、本発明の上記目的は、上記構成の軸受
ユニットによって、ステータとロータとが相対回転自在
とされていることを特徴とする薄型モータにより達成さ
れる。
【0012】上記構成の薄型モータによれば、ステータ
とロータとを相対回転自在とする軸受ユニットの軸方向
寸法を小さくしてモータの軸方向寸法を短くできる。
又、ステータやロータを改良して小型化した際に、軸受
ユニットの軸方向寸法がモータの薄型化を妨げることも
ない。
【0013】尚、好ましくは前記ステータ及び前記ロー
タが、軸受の内輪ホルダの最内周面と軸受の外輪ホルダ
の最外周面との間に配置されている。この場合、ステー
タ及びロータから成るモータ部分が、内輪ホルダの最内
周面及び外輪ホルダの最外周面内に納まるので、径方向
寸法を小さくできると共に、軸方向寸法を短くできる。
【0014】又、好ましくは前記ステータ及び前記ロー
タが、前記第1の軸受の内輪内周面と前記第2の軸受の
外輪外周面との間に配置されている。この場合、ステー
タ及びロータから成るモータ部分が、半径方向面内で重
なるように構成された第1及び第2の軸受の幅の範囲内
に納まるので、モータの軸方向寸法を更に短くできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る軸受ユニット及び薄型モータを詳細
に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る軸受ユ
ニットの縦断面図である。本第1実施形態の軸受ユニッ
ト1は、半径方向に重ねて配置した同じ軸受幅を有する
第1及び第2の軸受2,3で、軸13を軸支している。
【0016】前記第1の軸受2の内側に位置する前記第
2の軸受3の外輪7の外径は、前記第1の軸受2の内輪
6の内径より小さく構成されている。そして、前記第1
の軸受2の内輪6と前記第2の軸受3の内輪8とが、内
輪ホルダ11により一体に保持されると共に、前記第1
の軸受2の外輪5と前記第2の軸受3の外輪7とが、外
輪ホルダ10により一体に保持されている。
【0017】前記内輪ホルダ11は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部11aと大径筒状の外側係合部11
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部11aが前記第2の軸受3の内輪8の内周面に固
定され、前記外側係合部11bが前記第1の軸受2の内
輪6の内周面に固定されている。
【0018】前記外輪ホルダ10は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部10aと大径筒状の外側係合部10
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部10aが前記第2の軸受3の外輪7の外周面に固
定され、前記外側係合部10bが前記第1の軸受2の外
輪5の外周面にスキマ嵌めとされて相対移動可能な状態
とされている。
【0019】そして、前記外輪ホルダ10と前記外輪5
との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状態
とされると共に、これら外輪ホルダ10と外輪5との間
には、バネ部材である皿バネ9が介装されており、該皿
バネ9が前記第1及び第2の軸受2,3の軸方向に定圧
予圧を付与するように組付けられている。
【0020】尚、前記外輪ホルダ10と前記外輪7との
間や、前記内輪ホルダ11と前記内輪6,8との間の他
の係合部は、接着または圧入で固定されている。そこ
で、前記軸受ユニット1を使用する場合には、軸13を
前記内輪ホルダ11の内側係合部11aの内周面に固定
して使用する。
【0021】即ち、本第1実施形態の軸受ユニット1に
よれば、第2の軸受3が第1の軸受2の内側に位置する
ので、これら第1及び第2の軸受2,3は半径方向面内
で重なるように構成されている。そこで、一対の軸受を
軸方向に直列に配置した場合に比べて、軸受ユニット1
の軸方向寸法は、軸受一個分の幅より若干長い程度に小
さくすることができる。
【0022】又、これら第1及び第2の軸受2,3は、
皿バネ9により軸方向に定圧予圧を付与するように組付
けられているので、ラジアル方向及びアキシアル方向の
位置決めが正確になされる。そこで、前記軸受ユニット
1は、軸13を軸方向の一箇所で支持しているにも係わ
らず、該軸13の回転に伴う振れを抑制することができ
る。尚、軸13は、あっても無くても良い。
【0023】図2は本発明の第2実施形態に係る軸受ユ
ニットの縦断面図である。本第2実施形態の軸受ユニッ
ト21は、半径方向に重ねて配置した異なる軸受幅を有
する第1及び第2の軸受22,23で、軸13を軸支し
ている。前記第1の軸受22の内側に位置する前記第2
の軸受23の外輪27の外径は、前記第1の軸受22の
内輪26の内径より小さく構成されている。そして、前
記第1の軸受22の内輪26と前記第2の軸受23の内
輪28とが、内輪ホルダ31により一体に保持されると
共に、前記第1の軸受22の外輪25と前記第2の軸受
23の外輪27とが、外輪ホルダ30により一体に保持
されている。
【0024】前記内輪ホルダ31は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部31aと大径筒状の外側係合部31
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部31aが前記第2の軸受23の内輪28の内周面
に固定され、前記外側係合部31bが前記第1の軸受2
2の内輪26の内周面に固定されている。
【0025】前記外輪ホルダ30は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部30aと大径筒状の外側係合部30
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部30aが前記第2の軸受23の外輪27の外周面
に固定され、前記外側係合部30bが前記第1の軸受2
2の外輪25の外周面にスキマ嵌めとされて相対移動可
能な状態とされている。
【0026】そして、前記外輪ホルダ30と前記外輪2
5との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状
態とされると共に、これら外輪ホルダ30と外輪25と
の間には、バネ部材である皿バネ29が介装されてお
り、該皿バネ29が前記第1及び第2の軸受22,23
の軸方向に定圧予圧を付与するように組付けられてい
る。
【0027】尚、前記外輪ホルダ30と前記外輪27と
の間や、前記内輪ホルダ31と前記内輪26,28との
間の他の係合部は、接着または圧入で固定されている。
そこで、前記軸受ユニット21を使用する場合には、軸
13を前記内輪ホルダ31の内側係合部31aの内周面
に固定して使用する。即ち、本第2実施形態の軸受ユニ
ット21によっても、上記第1実施形態の軸受ユニット
1と同様の作用効果を得ることができる。尚、第2の軸
受23の軸受幅を広くしても良い。
【0028】図3は本発明の第3実施形態に係る軸受ユ
ニットの縦断面図である。本第3実施形態の軸受ユニッ
ト41は、第2の軸受43の幅の25%が、第1の軸受
42の幅の範囲内に入るように半径方向に重ねて配置し
た同じ軸受幅を有する第1及び第2の軸受42,43
で、軸13を軸支している。
【0029】前記第1の軸受42の内側に位置する前記
第2の軸受43の外輪47の外径は、前記第1の軸受4
2の内輪46の内径より小さく構成されている。そし
て、前記第1の軸受42の内輪46と前記第2の軸受4
3の内輪48とが、内輪ホルダ51により一体に保持さ
れると共に、前記第1の軸受42の外輪45と前記第2
の軸受43の外輪47とが、外輪ホルダ50により一体
に保持されている。
【0030】前記内輪ホルダ51は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部51aと大径筒状の外側係合部51
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部51aが前記第2の軸受43の内輪48の内周面
に固定され、前記外側係合部51bが前記第1の軸受4
2の内輪46の内周面に固定されている。
【0031】前記外輪ホルダ50は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部50aと大径筒状の外側係合部50
bとを備えた断面コ字状の円環状部材であり、前記内側
係合部50aが前記第2の軸受43の外輪47の外周面
に固定され、前記外側係合部50bが前記第1の軸受4
2の外輪45の外周面にスキマ嵌めとされて相対移動可
能な状態とされている。
【0032】そして、前記外輪ホルダ50と前記外輪4
5との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状
態とされると共に、これら外輪ホルダ50と外輪45と
の間には、バネ部材である皿バネ49が介装されてお
り、該皿バネ49が前記第1及び第2の軸受42,43
の軸方向に定圧予圧を付与するように組付けられてい
る。
【0033】尚、前記外輪ホルダ50と前記外輪47と
の間や、前記内輪ホルダ51と前記内輪46,48との
間の他の係合部は、接着または圧入で固定されている。
そこで、前記軸受ユニット41を使用する場合には、軸
13を前記内輪ホルダ51の内側係合部51aの内周面
に固定して使用する。即ち、本第3実施形態の軸受ユニ
ット41によっても、上記第1実施形態の軸受ユニット
1と同様の作用効果を得ることができる。
【0034】更に、本第3実施形態の軸受ユニット41
においては、第2の軸受43の幅の25%が、第1の軸
受42の幅の範囲内に入るように半径方向に重ねて配置
されることにより、上記第1実施形態の軸受ユニット1
と比較して、軸方向寸法が多少長くなるが、その分、軸
13を支持する前記内輪ホルダ51の内側係合部51a
の軸方向幅を長くして支持剛性を高めることができ、軸
13の振れを低減できる。尚、支持剛性を更に高めたい
場合は、重なりを25%以下としても良いが、その分軸
方向寸法が長くなるので、必要に応じて決めるのが良
い。
【0035】尚、上記各実施形態においては、軸受とし
て深溝玉軸受を用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、アキシャル方向に予圧を付与できる軸受で
あれば円錐ころ軸受やアンギュラ玉軸受のような種々の
軸受を用いることができる。また、上記各実施形態にお
いては、外輪ホルダの外側係合部と第1の軸受の外輪と
の間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状態と
されると共に、バネ部材が介装されて第1及び第2の軸
受の軸方向に定圧予圧を付与するように組付けられてい
るが、互いに軸方向に相対移動可能な状態とされてバネ
部材が介装される係合部はこれに限定されるものではな
く、内輪ホルダと第1の軸受又は第2の軸受の内輪との
間、或いは外輪ホルダと第1の軸受又は第2の軸受の外
輪との間の少なくとも何れか一箇所の係合部であれば良
い。尚、バネ部材は皿バネに限定するものではなく、波
座金やコイルバネ等でも良い。
【0036】更に、上記何れか一箇所の係合部も固定
し、全ての係合部を固定することで、第1及び第2の軸
受の軸方向に定位置予圧を付与するように構成すること
もできる。又、上記各軸受ユニットは、内輪回転又は外
輪回転の何れでも使用可能である。又、軸13は、無く
とも良い。
【0037】図4は本発明の第4実施形態に係る薄型モ
ータの縦断面図である。本第4実施形態の薄型モータ6
0は、図4に示したように、軸受ユニット61によっ
て、ステータ75とロータ77とが相対回転自在とされ
ている。前記軸受ユニット61は、上記第1実施形態の
軸受ユニット1と略同様の構成を有しており、半径方向
に重ねて配置した同じ軸受幅を有する第1及び第2の軸
受62,63で、軸13を軸支する。
【0038】前記第1の軸受62の内側に位置する前記
第2の軸受63の外輪67の外径は、前記第1の軸受6
2の内輪66の内径より小さく構成されており、前記第
1の軸受62の内輪66と前記第2の軸受63の内輪6
8とが、内輪ホルダ71により一体に保持されると共
に、前記第1の軸受62の外輪65と前記第2の軸受6
3の外輪67とが、外輪ホルダ70により一体に保持さ
れている。
【0039】前記内輪ホルダ71は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部71aと大径筒状の外側係合部71
bとを備えており、前記内側係合部71aが前記第2の
軸受63の内輪68の内周面に固定され、前記外側係合
部71bが前記第1の軸受62の内輪66の内周面に固
定されている。更に、該内輪ホルダ71の外周部には、
コイル74が巻付けられたコイル鉄芯73が固定されて
おり、ステータ75を構成している。
【0040】前記外輪ホルダ70は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部70aと大径筒状の外側係合部70
bとを備えており、前記内側係合部70aが前記第2の
軸受63の外輪67の外周面に固定され、前記外側係合
部70bが前記第1の軸受62の外輪65の外周面にス
キマ嵌めとされて相対移動可能な状態とされている。
【0041】そして、前記外輪ホルダ70と前記外輪6
5との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状
態とされると共に、これら外輪ホルダ70と外輪65と
の間には、バネ部材である皿バネ69が介装されてお
り、該皿バネ69が前記第1及び第2の軸受62,63
の軸方向に定圧予圧を付与するように組付けられてい
る。更に、前記外側係合部70bを軸方向に延長した外
輪ホルダ70の延長部内周面には、磁石76が一体化さ
れており、ロータ77を構成している。
【0042】即ち、本第4実施形態の薄型モータ60に
よれば、ステータ75とロータ77とを相対回転自在と
する軸受ユニット61の軸方向寸法を小さくしてモータ
の軸方向寸法を短くできる。又、前記ステータ75やロ
ータ77を改良して更に小型化した際にも、軸受ユニッ
ト61の軸方向寸法がモータの薄型化を妨げることもな
い。尚、コイル74及びコイル鉄心73を外輪ホルダ7
0の内周面に取付け、磁石76を内輪ホルダ71の外周
面に取付けても良い。
【0043】更に、前記軸受ユニット61の第1及び第
2の軸受62,63は、皿バネ69により軸方向に定圧
予圧を付与するように組付けられているので、ラジアル
方向及びアキシアル方向の位置決めが正確になされる。
そこで、前記軸受ユニット61は、ロータ77の回転に
伴うステータ75に対する振れを抑制することができる
と共に、薄型モータ60のアキシアル方向の振動及び共
振による異音を防止し、スムースな回転を可能とする。
尚、軸13は、無くても良い。
【0044】図5は本発明の第5実施形態に係る薄型モ
ータの縦断面図である。本第5実施形態の薄型モータ8
0は、図5に示したように、軸受ユニット81によっ
て、ステータ95とロータ99とが相対回転自在とされ
ている。前記軸受ユニット81は、上記第2実施形態の
軸受ユニット21と略同様の構成を有しており、半径方
向に重ねて配置した異なる軸受幅を有する第1及び第2
の軸受82,83で、軸98を軸支する。
【0045】前記第1の軸受82の内側に位置する前記
第2の軸受83の外輪87の外径は、前記第1の軸受8
2の内輪86の内径より小さく構成されており、前記第
1の軸受82の内輪86と前記第2の軸受83の内輪8
8とが、内輪ホルダ91により一体に保持されると共
に、前記第1の軸受82の外輪85と前記第2の軸受8
3の外輪87とが、外輪ホルダ90により一体に保持さ
れている。
【0046】前記内輪ホルダ91は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部91aと大径筒状の外側係合部91
bとを備えており、前記内側係合部91aが前記第2の
軸受83の内輪88の内周面に固定され、前記外側係合
部91bが前記第1の軸受82の内輪86の内周面に固
定されている。
【0047】前記外輪ホルダ90は、軸方向に延びる小
径筒状の内側係合部90aと大径筒状の外側係合部90
bとを備えており、前記内側係合部90aが前記第2の
軸受83の外輪87の外周面に固定され、前記外側係合
部90bが前記第1の軸受82の外輪85の外周面にス
キマ嵌めとされて相対移動可能な状態とされている。
【0048】そして、前記外輪ホルダ90と前記外輪8
5との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能な状
態とされると共に、これら外輪ホルダ90と外輪85と
の間には、バネ部材である皿バネ89が介装されてお
り、該皿バネ89が前記第1及び第2の軸受82,83
の軸方向に定圧予圧を付与するように組付けられてい
る。
【0049】更に、前記外輪ホルダ90の外側面(図
中、左側面)には、ヨーク92と絶縁材93とコイル9
4とが一体化されており、ステータ95を構成してい
る。一方、軸98の端部には、円板状のマグネットヨー
ク97と前記コイル94に対向する磁石96とが一体化
されており、ロータ99を構成している。
【0050】即ち、本第5実施形態の薄型モータ80に
よっても、上記第4実施形態の薄型モータ60と同様の
作用効果を得ることができる。更に、本第5実施形態の
薄型モータ80においては、薄型の平面対向モータ部に
加えて、ステータ95とロータ99とを相対回転自在と
する軸受ユニット81の軸方向寸法を小さくすること
で、モータの軸方向寸法を更に短くできる。尚、上記実
施形態4及び5とも、外輪ホルダの最外周面と内輪ホル
ダの最内周面との間に、モータ部分を納めているので、
軸方向寸法を小さくすると共に、径方向寸法も小さくす
ることができる。
【0051】図6は本発明の第6実施形態に係る薄型モ
ータの縦断面図である。本第6実施形態の薄型モータ1
00は、図6に示したように、ステータ115及びロー
タ117が、軸受ユニット101における第1の軸受1
02の内輪106と第2の軸受103の外輪107との
間に配置されている。前記軸受ユニット101は、半径
方向に重ねて配置した異なる軸受幅を有する第1及び第
2の軸受102,103で、軸118を軸支する。
【0052】前記第1の軸受102の内側に位置する前
記第2の軸受103の外輪107の外径は、前記第1の
軸受102の内輪106の内径より小さく構成されてお
り、前記第1の軸受102の内輪106と前記第2の軸
受103の内輪108とが、内輪ホルダ111により一
体に保持されると共に、前記第1の軸受102の外輪1
05と前記第2の軸受103の外輪107とが、外輪ホ
ルダ110により一体に保持されている。
【0053】前記内輪ホルダ111は、軸方向に延びる
小径筒状の内側係合部111aと大径筒状の外側係合部
111bとを備えており、前記内側係合部111aが前
記第2の軸受103の内輪108の内周面に固定され、
前記外側係合部111bが前記第1の軸受102の内輪
106の内周面に固定されている。更に、該内輪ホルダ
111の外側係合部111bの内周面には、コイル11
4が巻付けられたコイル鉄芯113が固定されており、
ステータ115を構成している。
【0054】前記外輪ホルダ110は、軸方向に延びる
小径筒状の内側係合部110aと大径筒状の外側係合部
110bとを備えており、前記内側係合部110aが前
記第2の軸受103の外輪107の外周面に固定され、
前記外側係合部110bが前記第1の軸受102の外輪
105の外周面にスキマ嵌めとされて相対移動可能な状
態とされている。
【0055】そして、前記外輪ホルダ110と前記外輪
105との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可能
な状態とされると共に、これら外輪ホルダ110と外輪
105との間には、バネ部材である皿バネ109が介装
されており、該皿バネ109が前記第1及び第2の軸受
102,103の軸方向に定圧予圧を付与するように組
付けられている。更に、前記外輪ホルダ110の内側係
合部110aの外周面には、磁石116が一体化されて
おり、ロータ117を構成している。尚、外輪ホルダ1
10の内側係合部110aの外周面に、コイル114が
巻き付けられたコイル鉄心113を固定し、内輪ホルダ
111の外側係合部111bの内周面に、磁石116を
固定しても良い。
【0056】即ち、本第6実施形態の薄型モータ100
によれば、ステータ115及びロータ117から成るモ
ータ部分が、半径方向面内で重なるように構成された第
1及び第2の軸受102,103の幅の範囲内に納まる
ので、モータの軸方向寸法を更に短くできる。なお、軸
113は、無くても良い。
【0057】尚、上記第4乃至第6実施形態に係る薄型
モータにおいては、外輪ホルダの外側係合部と第1の軸
受の外輪との間の係合部が、互いに軸方向に相対移動可
能な状態とされると共に、バネ部材が介装されて第1及
び第2の軸受の軸方向に定圧予圧を付与するように組付
けられているが、互いに軸方向に相対移動可能な状態と
されてバネ部材が介装される係合部はこれに限定される
ものではなく、内輪ホルダと第1の軸受又は第2の軸受
の内輪との間、或いは外輪ホルダと第1の軸受又は第2
の軸受の外輪との間の少なくとも何れか一箇所の係合部
であれば良い。更に、上記何れか一箇所の係合部も固定
し、全ての係合部を固定することで、第1及び第2の軸
受の軸方向に定位置予圧を付与するように構成すること
もできる。
【0058】図7は本発明の第7実施形態に係る薄型モ
ータの縦断面図である。本第7実施形態の薄型モータ1
20は、図7に示したように、ステータ135及びロー
タ137が、軸受ユニット121における第1の軸受1
22の内輪126と第2の軸受123の外輪127との
間に配置されている。前記軸受ユニット121は、半径
方向に重ねて配置した同じ軸受幅を有する第1及び第2
の軸受122,123で、軸138を軸支する。
【0059】前記第1の軸受122の内側に位置する前
記第2の軸受123の外輪127の外径は、前記第1の
軸受122の内輪126の内径より小さく構成されてお
り、前記第1の軸受122の内輪126と前記第2の軸
受123の内輪128とが、内輪ホルダ131により一
体に保持されると共に、前記第1の軸受122の外輪1
25と前記第2の軸受123の外輪127とが、外輪ホ
ルダ130により一体に保持されている。
【0060】前記内輪ホルダ131は、軸方向に延びる
小径筒状の内側係合部131aと大径筒状の外側係合部
131bとを備えており、前記内側係合部131aが前
記第2の軸受123の内輪128の内周面に固定され、
前記外側係合部131bが前記第1の軸受122の内輪
126の内周面に固定されている。更に、該内輪ホルダ
131の内側面(図中、左側面)には、磁石136が一
体化されており、ロータ137を構成している。
【0061】前記外輪ホルダ130は、軸方向に延びる
小径筒状の内側係合部130aと大径筒状の外側係合部
130bとを備えており、前記内側係合部130aが前
記第2の軸受123の外輪127の外周面に固定され、
前記外側係合部130bが前記第1の軸受122の外輪
125の外周面に固定されている。
【0062】即ち、内輪ホルダ131と第1の軸受12
2又は第2の軸受123の各内輪126,128との
間、或いは外輪ホルダ130と第1の軸受122又は第
2の軸受123の各外輪125,127との間の全ての
係合部を固定することで、第1及び第2の軸受の軸方向
に定位置予圧を付与するように組付けられている。更
に、前記外輪ホルダ130内側面(図中、右側面)に
は、ヨーク132と絶縁材133とコイル134とが一
体化されており、ステータ135を構成している。
【0063】即ち、本第7実施形態の薄型モータ120
によれば、ステータ135及びロータ137から成るモ
ータ部分が、半径方向面内で重なるように構成された第
1及び第2の軸受122,123の幅の範囲内に納まる
ので、モータの軸方向寸法を更に短くできる。
【0064】尚、上記第4乃至第7実施形態に係る各薄
型モータは、コイルを巻き付けたコイル鉄心と磁石の固
定位置を入れ換えることで、外輪回転型又は内輪回転型
の何れの回転型式にも応用することができる。又、本発
明の軸受ユニット及び薄型モータの構成は、上記各実施
形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に
基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軸受ユニ
ットによれば、第2の軸受が第1の軸受の内側に位置す
るので、これら第1及び第2の軸受は半径方向面内で重
なるように構成される。そこで、一対の軸受を軸方向に
直列に配置した場合に比べて、軸受ユニットの軸方向寸
法を小さくすることができる。又、これら第1及び第2
の軸受は、軸方向に予圧を付与するように組付けられる
ので、ラジアル方向及びアキシアル方向の位置決めが正
確になされ、軸の回転に伴う振れを抑制することができ
る。
【0066】更に、本発明の薄型モータによれば、ステ
ータとロータとを相対回転自在とする軸受ユニットの軸
方向寸法を小さくしてモータの軸方向寸法を短くでき
る。又、ステータやロータを改良して小型化した際に、
軸受ユニットの軸方向寸法がモータの薄型化を妨げるこ
ともない。従って、同一の軸を一対の軸受で軸支するこ
とができると共に、軸方向寸法が小さい軸受ユニット及
び薄型モータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図5】本発明の第5実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図6】本発明の第6実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態に係る軸受ユニットの縦
断面図である。
【図8】(a)は従来のモータの縦断面図であり、
(b)は(a)におけるA部の拡大図である。
【図9】従来の軸受ユニットの縦断面図である。
【符号の説明】
1 軸受ユニット 2 第1の軸受 3 第2の軸受 5,7 外輪 6,8 内輪 9 皿バネ(バネ部材) 10 外輪ホルダ 11 内輪ホルダ 13 軸 60 薄型モータ 61 軸受ユニット 62 第1の軸受 63 第2の軸受 65,67 外輪 66,68 内輪 69 皿バネ(バネ部材) 70 外輪ホルダ 71 内輪ホルダ 75 ステータ 77 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/16 H02K 5/16 Z 5/167 5/167 A 5/24 5/24 B 21/22 21/22 M Fターム(参考) 3J012 AB04 BB03 BB05 CB03 FB10 HB02 3J017 AA01 AA03 AA10 CA01 CA06 DA01 DB07 DB09 3J101 AA02 AA42 AA52 AA62 AA82 BA77 FA01 FA41 FA53 GA24 GA32 GA53 5H605 BB05 BB19 CC04 EB10 EB16 EB39 5H621 GA01 GA16 JK02 JK03 JK07 JK15 JK17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の軸を第1及び第2の軸受で軸支す
    る軸受ユニットであって、 前記第1の軸受の内側に位置する前記第2の軸受の外輪
    の外径が、前記第1の軸受の内輪の内径より小さく構成
    され、 前記第1の軸受の内輪と前記第2の軸受の内輪とが、内
    輪ホルダにより一体に保持されると共に、前記第1の軸
    受の外輪と前記第2の軸受の外輪とが、外輪ホルダによ
    り一体に保持され、 前記内輪ホルダと前記第1の軸受又は前記第2の軸受の
    内輪との間、或いは前記外輪ホルダと前記第1の軸受又
    は前記第2の軸受の外輪との間の少なくとも何れか一箇
    所の係合部が、前記第1及び第2の軸受の軸方向に予圧
    を付与するように組付けられていることを特徴とする軸
    受ユニット。
  2. 【請求項2】 前記係合部が、互いに軸方向に相対移動
    可能な状態とされると共にバネ部材が介装され、前記第
    1及び第2の軸受の軸方向に定圧予圧を付与するように
    組付けられていることを特徴とする請求項1に記載の軸
    受ユニット。
  3. 【請求項3】 前記係合部が、前記第1及び第2の軸受
    の軸方向に定位置予圧を付与するように固定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の軸受ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第2の軸受の幅の25%以上が、前
    記第1の軸受の幅の範囲内に入っていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか一項に記載の軸受ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    軸受ユニットによって、ステータとロータとが相対回転
    自在とされていることを特徴とする薄型モータ。
  6. 【請求項6】 前記ステータ及び前記ロータが、軸受の
    内輪ホルダの最内周面と軸受の外輪ホルダの最外周面と
    の間に配置されていることを特徴とする請求項5に記載
    の薄型モータ。
  7. 【請求項7】 前記ステータ及び前記ロータが、前記第
    1の軸受の内輪内周面と前記第2の軸受の外輪外周面と
    の間に配置されていることを特徴とする請求項5又は6
    に記載の薄型モータ。
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