JP2003304967A - 灯明台 - Google Patents
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 9
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G33/00—Religious or ritual equipment in dwelling or for general use
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V35/00—Candle holders
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ろうそくを立てかけるピンに溶ろうが付着さ
れるのを防止することができるようにした灯明台を提供
することである。 【解決手段】 架台1の棚上に水受皿5を設け、その水
受皿5内にろうそく支持用の複数のピン7を間隔をおい
て設ける。水受皿5内にピン7のほぼ全体が漬かる程度
に水を入れ、その貯水によってピン7上に立てかけられ
たろうそくの燃焼炎を自然消火させ、その自然消火され
るまでの間、ろうそくによってピン7を覆い、溶ろうが
ピン7の表面に付着するのを防止する。
れるのを防止することができるようにした灯明台を提供
することである。 【解決手段】 架台1の棚上に水受皿5を設け、その水
受皿5内にろうそく支持用の複数のピン7を間隔をおい
て設ける。水受皿5内にピン7のほぼ全体が漬かる程度
に水を入れ、その貯水によってピン7上に立てかけられ
たろうそくの燃焼炎を自然消火させ、その自然消火され
るまでの間、ろうそくによってピン7を覆い、溶ろうが
ピン7の表面に付着するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、神前や仏前に設
置される灯明台に関するものである。
置される灯明台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】社寺に参拝したときや拝観の際、あるい
は、法事や祭事の際に、神前や仏前に設置された灯明台
上に火のついたろうそくを立てて献灯することは普通に
行なわれている。
は、法事や祭事の際に、神前や仏前に設置された灯明台
上に火のついたろうそくを立てて献灯することは普通に
行なわれている。
【0003】上記灯明台として、棚上に複数のピンを間
隔をおいて設けたもの、あるいは支持台上に単一のピン
を設けたものが知られている。
隔をおいて設けたもの、あるいは支持台上に単一のピン
を設けたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な灯明台においては、ピンに立てられたろうそくの燃焼
によって生じる溶ろうがピンの外周に付着し、その付着
物は献灯の都度成長して大きくなり、ついにはろうそく
を立てることができなくなるという事態が生じる。ま
た、ピンの外周に付着する溶ろうによってろうそくを安
定よく支持することができず、家屋内での献灯の際に、
火のついたろうそくが倒れて火災を発生させるおそれが
ある。
な灯明台においては、ピンに立てられたろうそくの燃焼
によって生じる溶ろうがピンの外周に付着し、その付着
物は献灯の都度成長して大きくなり、ついにはろうそく
を立てることができなくなるという事態が生じる。ま
た、ピンの外周に付着する溶ろうによってろうそくを安
定よく支持することができず、家屋内での献灯の際に、
火のついたろうそくが倒れて火災を発生させるおそれが
ある。
【0005】上記のような溶ろうは、ピンが酸化腐食し
ていない状態では比較的除去し易いが、ピンが腐食して
いると、ピンに対する溶ろうの付着力は強く、簡単に除
去することができなくなる。
ていない状態では比較的除去し易いが、ピンが腐食して
いると、ピンに対する溶ろうの付着力は強く、簡単に除
去することができなくなる。
【0006】この発明の課題は、ピンに溶ろうが付着す
るのを防止することができるようにして、ろうそくを常
に安定よく確実に立てかけることができると共に、安全
かつ確実に自然消火させることができるようにした灯明
台を提供することである。
るのを防止することができるようにして、ろうそくを常
に安定よく確実に立てかけることができると共に、安全
かつ確実に自然消火させることができるようにした灯明
台を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第1の発明においては、複数の棚を有し、各棚上
に水が貯えられる水受皿を設け、その水受皿の底板上に
ろうそくを支持するピンを設けた構成を採用したのであ
る。
めに、第1の発明においては、複数の棚を有し、各棚上
に水が貯えられる水受皿を設け、その水受皿の底板上に
ろうそくを支持するピンを設けた構成を採用したのであ
る。
【0008】上記の構成から成る灯明台は、水受皿内に
ピンのほぼ全体が漬かる程度まで水を貯えておくように
する。そのような状態において、ピンに火のついたろう
そくを立てかけると、燃焼によってろうそくが次第に短
くなり、燃焼炎の位置が貯水表面に達すると、貯水によ
ってろうそくは自然消火される。あるいは、灯芯の毛細
管現象による吸水によって燃焼炎は自然消火され、その
消火によってピン上にろうそくの燃え屑が残ることにな
る。
ピンのほぼ全体が漬かる程度まで水を貯えておくように
する。そのような状態において、ピンに火のついたろう
そくを立てかけると、燃焼によってろうそくが次第に短
くなり、燃焼炎の位置が貯水表面に達すると、貯水によ
ってろうそくは自然消火される。あるいは、灯芯の毛細
管現象による吸水によって燃焼炎は自然消火され、その
消火によってピン上にろうそくの燃え屑が残ることにな
る。
【0009】ろうそくが自然消火するまでの間、燃焼に
よって生じる溶ろうは、ろうそくの外周を伝って流れ落
ち、ろうそくの燃焼炎が自然消火されるまでの間、ピン
はろうそくによって覆われているため、ピンの表面に溶
ろうが付着することはない。
よって生じる溶ろうは、ろうそくの外周を伝って流れ落
ち、ろうそくの燃焼炎が自然消火されるまでの間、ピン
はろうそくによって覆われているため、ピンの表面に溶
ろうが付着することはない。
【0010】このため、ピン上に残るろうそく屑を除去
することによって、溶ろうの付着のないピンが現れるこ
とになり、次のろうそくを確実に安定よく立てかけるこ
とができる。
することによって、溶ろうの付着のないピンが現れるこ
とになり、次のろうそくを確実に安定よく立てかけるこ
とができる。
【0011】ここで、水受皿は、棚上に間隔をおいて支
持されるカップ状のものであってもよく、あるいは、棚
のほぼ全長にわたって延びる長さの長いものであっても
よい。長さの長い水受皿の場合、その水受皿の長さ方向
に間隔をおいて複数のピンを設けるようにする。
持されるカップ状のものであってもよく、あるいは、棚
のほぼ全長にわたって延びる長さの長いものであっても
よい。長さの長い水受皿の場合、その水受皿の長さ方向
に間隔をおいて複数のピンを設けるようにする。
【0012】また、前記の課題を解決するために、第2
の発明においては、支持台の上部に水が貯えられる水受
皿を設け、その水受皿の底面上にろうそくを支持するピ
ンを設け、そのピンに立てられたろうそくの下端部が水
受皿内の貯水中に漬かるようにした構成を採用したので
ある。
の発明においては、支持台の上部に水が貯えられる水受
皿を設け、その水受皿の底面上にろうそくを支持するピ
ンを設け、そのピンに立てられたろうそくの下端部が水
受皿内の貯水中に漬かるようにした構成を採用したので
ある。
【0013】上記第2の発明においても、水受皿内の貯
水によって火の付いたろうそくを安全、かつ確実に自然
消火することができ、ピンの外周に溶ろうが付着するの
を確実に防止することができる。このため、火のついた
ろうそくを常に安定よく支持することができ、ろうそく
の倒れによって火災が発生するのを未然に防止すること
ができる。
水によって火の付いたろうそくを安全、かつ確実に自然
消火することができ、ピンの外周に溶ろうが付着するの
を確実に防止することができる。このため、火のついた
ろうそくを常に安定よく支持することができ、ろうそく
の倒れによって火災が発生するのを未然に防止すること
ができる。
【0014】さらに、前記の課題を解決するために、第
3の発明においては、台座の上面に水が貯えられる凹部
を設け、その凹部内に設けられた支持部上に載置されて
凹部の上側開口から取出し可能なピン台にろうそくを支
持するピンを設け、そのピンに立てられたろうそくの下
端部が凹部内の貯水に漬かるようにした構成を採用した
のである。
3の発明においては、台座の上面に水が貯えられる凹部
を設け、その凹部内に設けられた支持部上に載置されて
凹部の上側開口から取出し可能なピン台にろうそくを支
持するピンを設け、そのピンに立てられたろうそくの下
端部が凹部内の貯水に漬かるようにした構成を採用した
のである。
【0015】上記第3の発明においても凹部内の貯水に
よって火のついたろうそくを安全かつ確実に自然消火す
ることができる。また、ピン台が着脱自在であるため、
台座およびピン台を簡単に洗浄することができる。
よって火のついたろうそくを安全かつ確実に自然消火す
ることができる。また、ピン台が着脱自在であるため、
台座およびピン台を簡単に洗浄することができる。
【0016】第3の発明に係る灯明台において、前記台
座とピン台の相互間に、支持部に載置された状態でピン
台を仮止めする仮止め機構を設けると、台座を傾けて貯
水を排出する際に、ピン台が凹部から抜け出して落下
し、そのピン台のピンが突き刺さって怪我をするという
トラブルの発生を未然に防止することができる。
座とピン台の相互間に、支持部に載置された状態でピン
台を仮止めする仮止め機構を設けると、台座を傾けて貯
水を排出する際に、ピン台が凹部から抜け出して落下
し、そのピン台のピンが突き刺さって怪我をするという
トラブルの発生を未然に防止することができる。
【0017】ここで、仮止め機構は、ピン台に外周面で
開口するピン孔を形成し、そのピン孔内に先端に丸みを
有する係合子を出没自在に組込み、その係合子を凹部の
内周に形成された環状の係合溝に係合させるようにした
ものであってもよく、あるいは、ピン台の下面と支持部
の対向面一方に永久磁石を取付け、他方に磁性体を設け
て磁気吸着させるようにしたものであってもよい。
開口するピン孔を形成し、そのピン孔内に先端に丸みを
有する係合子を出没自在に組込み、その係合子を凹部の
内周に形成された環状の係合溝に係合させるようにした
ものであってもよく、あるいは、ピン台の下面と支持部
の対向面一方に永久磁石を取付け、他方に磁性体を設け
て磁気吸着させるようにしたものであってもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図3は、この発明に係
る灯明台の第1の実施の形態を示す。図1および図2に
示すように、架台1は一対の側枠2を有し、各側枠2に
は手前に向けて下り勾配をもって傾斜する支持桟3が設
けられ、左右の支持桟3間に複数の棚4がひな段状に設
けられている。
面に基づいて説明する。図1乃至図3は、この発明に係
る灯明台の第1の実施の形態を示す。図1および図2に
示すように、架台1は一対の側枠2を有し、各側枠2に
は手前に向けて下り勾配をもって傾斜する支持桟3が設
けられ、左右の支持桟3間に複数の棚4がひな段状に設
けられている。
【0019】各棚4上には、水受皿5が設けられてい
る。水受皿5は棚4の長さにほぼ等しい長さとされてい
る。
る。水受皿5は棚4の長さにほぼ等しい長さとされてい
る。
【0020】ここで、水受皿5は棚4に対して着脱自在
の支持としてもよく、あるいは棚4に固定されたもので
あってもよい。棚4に固定される水受皿5の場合、その
水受皿5の底部に栓によって開閉されるドレン孔を形成
して、水受皿5内の貯水を上記ドレン孔から排水し得る
ようにしておくのが好ましい。
の支持としてもよく、あるいは棚4に固定されたもので
あってもよい。棚4に固定される水受皿5の場合、その
水受皿5の底部に栓によって開閉されるドレン孔を形成
して、水受皿5内の貯水を上記ドレン孔から排水し得る
ようにしておくのが好ましい。
【0021】図1および図3に示すように、各水受皿5
内には、その水受皿5の一端から他端に至る長さのピン
プレート6が着脱自在に載置され、そのピンプレート6
の上面長さ方向に先端に向けて次第に細くなる複数のピ
ン7が間隔をおいて設けられている。
内には、その水受皿5の一端から他端に至る長さのピン
プレート6が着脱自在に載置され、そのピンプレート6
の上面長さ方向に先端に向けて次第に細くなる複数のピ
ン7が間隔をおいて設けられている。
【0022】第1の実施形態で示す灯明台は上記の構成
から成り、ろうそくの灯火に際しては、予め水受皿5内
に水を入れておく。このとき、水の量はピン7のほぼ全
体が漬かる程度とする。
から成り、ろうそくの灯火に際しては、予め水受皿5内
に水を入れておく。このとき、水の量はピン7のほぼ全
体が漬かる程度とする。
【0023】いま、火のついたろうそくAをピン7に立
てかけると、ろうそくAは燃焼に伴って次第に短くな
り、その長さが貯水表面に至る長さとなると、貯水によ
ってろうそくAの燃焼炎は自然消火される。あるいは、
ろうそくの燃焼時、灯芯は毛細管現象によって水受皿5
の貯水を吸水し、灯芯の濡れによって燃焼炎は自然消火
される。
てかけると、ろうそくAは燃焼に伴って次第に短くな
り、その長さが貯水表面に至る長さとなると、貯水によ
ってろうそくAの燃焼炎は自然消火される。あるいは、
ろうそくの燃焼時、灯芯は毛細管現象によって水受皿5
の貯水を吸水し、灯芯の濡れによって燃焼炎は自然消火
される。
【0024】ろうそくAが自然消火されるまでの間、燃
焼によって生じる溶ろうは、ろうそくAの外周を伝って
流れ落ち、自然消火するまでピン7はろうそくAによっ
て覆われた状態にある。このため、ピン7の表面に溶ろ
うが付着することはない。
焼によって生じる溶ろうは、ろうそくAの外周を伝って
流れ落ち、自然消火するまでピン7はろうそくAによっ
て覆われた状態にある。このため、ピン7の表面に溶ろ
うが付着することはない。
【0025】ろうそくAの燃焼炎が自然消火すると、図
3(II)に示すように、ピン7上にはほぼ原形をとどめ
るろうそく屑aが残り、そのろうそく屑aを、例えば指
先で摘んで取り除くことによって、溶ろうの付着のない
ピン7が現れることになり、次のろうそくAを確実に立
てかけることができる。
3(II)に示すように、ピン7上にはほぼ原形をとどめ
るろうそく屑aが残り、そのろうそく屑aを、例えば指
先で摘んで取り除くことによって、溶ろうの付着のない
ピン7が現れることになり、次のろうそくAを確実に立
てかけることができる。
【0026】図1乃至図3に示す第1の実施形態では、
パイプから成る棚4上に、その棚4のほぼ全長にわたる
長さの水受皿5を設けたが、棚4および水受皿5はこれ
に限定されるものではない。例えば、図4に示すよう
に、フラットバーによって棚4を形成し、その棚4上に
カップ状の水受皿5’を棚4の長さ方向に間隔をおいて
設けるようにしてもよい。この場合、各水受皿5’内に
ピン7を設けるようにする。
パイプから成る棚4上に、その棚4のほぼ全長にわたる
長さの水受皿5を設けたが、棚4および水受皿5はこれ
に限定されるものではない。例えば、図4に示すよう
に、フラットバーによって棚4を形成し、その棚4上に
カップ状の水受皿5’を棚4の長さ方向に間隔をおいて
設けるようにしてもよい。この場合、各水受皿5’内に
ピン7を設けるようにする。
【0027】なお、ピン7はろう付け等の手段によって
水受皿5、5’の底板上に直接固着してもよい。
水受皿5、5’の底板上に直接固着してもよい。
【0028】図5は、この発明に係る灯明台の第2の実
施形態を示す。この実施形態では、家庭内の仏前に載置
される灯明台を示し、支持台10上に水受皿11を設
け、その水受皿11内にろうそくAを支持するピン12
を設けている。ここで、水受皿11は支持台10上に載
置されたものであってもよく、あるいは支持台10に一
体化されたものであってもよい。
施形態を示す。この実施形態では、家庭内の仏前に載置
される灯明台を示し、支持台10上に水受皿11を設
け、その水受皿11内にろうそくAを支持するピン12
を設けている。ここで、水受皿11は支持台10上に載
置されたものであってもよく、あるいは支持台10に一
体化されたものであってもよい。
【0029】上記の構成から成る灯明台においても、水
受皿11内に貯水し、ピン12上に立てられた火のつい
たろうそくAの下端部が貯水に漬かるようにし、その貯
水によってろうそくAの燃焼炎を自然消火させるのであ
る。
受皿11内に貯水し、ピン12上に立てられた火のつい
たろうそくAの下端部が貯水に漬かるようにし、その貯
水によってろうそくAの燃焼炎を自然消火させるのであ
る。
【0030】上記灯明台においてもピン12の外周に溶
ろうが付着するのを防止することができ、ろうそくAを
常に安定よく支持することができ、ろうそくAの倒れに
よって火災が発生するのを確実に防止することができ
る。
ろうが付着するのを防止することができ、ろうそくAを
常に安定よく支持することができ、ろうそくAの倒れに
よって火災が発生するのを確実に防止することができ
る。
【0031】図6および図7は、この発明に係る灯明台
の第3の実施形態を示す。図示のように、台座20には
その上面で開口する凹部21が形成されている。凹部2
1は段付きのテーパ孔から成り、その内周の支持部とし
ての段部22上にピン台23が載置されている。
の第3の実施形態を示す。図示のように、台座20には
その上面で開口する凹部21が形成されている。凹部2
1は段付きのテーパ孔から成り、その内周の支持部とし
ての段部22上にピン台23が載置されている。
【0032】ピン台23の外周は凹部21の内周に適合
するテーパ面とされ、上面にはろうそくAを支持するピ
ン24が設けられている。
するテーパ面とされ、上面にはろうそくAを支持するピ
ン24が設けられている。
【0033】台座20とピン台23の相互間には、ピン
台23を段部22に載置された状態で仮止めする仮止め
機構25が設けられている。
台23を段部22に載置された状態で仮止めする仮止め
機構25が設けられている。
【0034】仮止め機構25は、ピン台23に下面で開
口する凹所26と、外周面の対向位置からその凹所26
に貫通する一対のピン孔27とを設け、各ピン孔27に
先端が丸められたフランジ付きの係合子28を出没自在
に組込み、その一対の係合子28間に各係合子28をピ
ン孔27から突出する方向に押圧するスプリング29を
設け、各係合子28の先端部を凹部21の内周に形成さ
れた環状の係合溝30に係合させてピン台23を仮止め
している。
口する凹所26と、外周面の対向位置からその凹所26
に貫通する一対のピン孔27とを設け、各ピン孔27に
先端が丸められたフランジ付きの係合子28を出没自在
に組込み、その一対の係合子28間に各係合子28をピ
ン孔27から突出する方向に押圧するスプリング29を
設け、各係合子28の先端部を凹部21の内周に形成さ
れた環状の係合溝30に係合させてピン台23を仮止め
している。
【0035】上記の構成から成る灯明台においても、凹
部21内に貯水し、ピン24上に立てられた火のついた
ろうそくAの下端部が貯水に漬かるようにし、その貯水
によってろうそくAの燃焼炎を自然消火させると共に、
溶ろうがピン24の外周に付着するのを防止する。
部21内に貯水し、ピン24上に立てられた火のついた
ろうそくAの下端部が貯水に漬かるようにし、その貯水
によってろうそくAの燃焼炎を自然消火させると共に、
溶ろうがピン24の外周に付着するのを防止する。
【0036】第3の実施形態で示すように、ピン台23
を段部22で載置された状態に仮止めする仮止め機構2
5を設けることにより、台座20を傾けて貯水を排水す
る際にピン台23が抜け出して落下し、ピン台23のピ
ン24が突き刺さって怪我をするというトラブルの発生
を未然に防止することができる。
を段部22で載置された状態に仮止めする仮止め機構2
5を設けることにより、台座20を傾けて貯水を排水す
る際にピン台23が抜け出して落下し、ピン台23のピ
ン24が突き刺さって怪我をするというトラブルの発生
を未然に防止することができる。
【0037】また、ピン台23を引き上げると、係合子
28と係合溝30の係合が解除され、ピン台23を上方
に取り出すことができるため、台座20およびピン台2
3を簡単に洗浄することができる。
28と係合溝30の係合が解除され、ピン台23を上方
に取り出すことができるため、台座20およびピン台2
3を簡単に洗浄することができる。
【0038】第3の実施形態では、凹部21の内周の段
部22を支持部としたが、凹部21を円錐台形としてそ
の底面を支持部としてもよい。
部22を支持部としたが、凹部21を円錐台形としてそ
の底面を支持部としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ピ
ン上に立てかけられた火のついたろうそくは、水受皿内
あるいは凹部内の貯水によって安全、かつ確実に自然消
火され、その自然消火されるまでの間、ピンはろうそく
によって覆われる状態にあるため、ろうそくの燃焼に伴
って発生する溶ろうがピンの表面に付着するのをほぼ完
全に防止することができる。このため、ピン上に残るろ
うそく屑を取り除くことによって溶ろうの付着のないピ
ンが現れるので、ろうそくを常に安定よく確実に支持す
ることができ、火のついたろうそくの倒れによって火災
が発生するのを未然に防止することができる。
ン上に立てかけられた火のついたろうそくは、水受皿内
あるいは凹部内の貯水によって安全、かつ確実に自然消
火され、その自然消火されるまでの間、ピンはろうそく
によって覆われる状態にあるため、ろうそくの燃焼に伴
って発生する溶ろうがピンの表面に付着するのをほぼ完
全に防止することができる。このため、ピン上に残るろ
うそく屑を取り除くことによって溶ろうの付着のないピ
ンが現れるので、ろうそくを常に安定よく確実に支持す
ることができ、火のついたろうそくの倒れによって火災
が発生するのを未然に防止することができる。
【図1】この発明に係る灯明台の第1の実施形態を示す
斜視図
斜視図
【図2】図1の縦断側面図
【図3】(I)はろうそくの灯火状態を示す断面図、
(II)はろうそくの自然消火状態を示す断面図
(II)はろうそくの自然消火状態を示す断面図
【図4】図1に示す灯明台の棚および水受皿の他の例を
示す斜視図
示す斜視図
【図5】この発明に係る灯明台の第2の実施形態を示す
縦断正面図
縦断正面図
【図6】この発明に係る灯明台の第3の実施形態を示す
縦断正面図
縦断正面図
【図7】(I)は図6の一部を拡大して示す断面図、
(II)は(I)のVII −VII 線に沿った断面図
(II)は(I)のVII −VII 線に沿った断面図
4 棚
5、5’ 水受皿
7 ピン
10 支持台
11 水受皿
12 ピン
20 台座
21 凹部
22 段部(支持部)
23 ピン台
24 ピン
25 仮止め機構
27 ピン孔
28 係合子
29 スプリング
30 係合溝
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の棚を有し、各棚上に水が貯えられ
る水受皿を設け、その水受皿の底板上にろうそくを支持
するピンを設けた灯明台。 - 【請求項2】 前記水受皿が、棚のほぼ全長にわたる長
さとされ、その水受皿内の長さ方向に間隔をおいて複数
のピンを設けた請求項1に記載の灯明台。 - 【請求項3】 支持台の上部に水が貯えられる水受皿を
設け、その水受皿の底面上にろうそくを支持するピンを
設け、そのピンに立てられたろうそくの下端部が水受皿
内の貯水中に漬かるようにした灯明台。 - 【請求項4】 台座の上面に水が貯えられる凹部を設
け、その凹部内に設けられた支持部上に載置されて凹部
の上側開口から取出し可能なピン台にろうそくを支持す
るピンを設け、そのピンに立てられたろうそくの下端部
が凹部内の貯水に漬かるようにした灯明台。 - 【請求項5】 前記台座とピン台の相互間に、支持部に
載置された状態でピン台を仮止めする仮止め機構を設け
た請求項4に記載の灯明台。 - 【請求項6】 前記仮止め機構が、ピン台の外周面にお
いて開口するピン孔内に出没自在に組込まれた先端に丸
みを有する係合子と、その係合子をピン孔から突出する
方向に押圧するスプリングと、台座の凹部内周に形成さ
れて前記係合子の先端部が係合される環状の係合溝とか
ら成る請求項5に記載の灯明台。
Priority Applications (3)
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