JP2003303431A - トラッキングエラー検出装置 - Google Patents
トラッキングエラー検出装置Info
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- JP2003303431A JP2003303431A JP2002104599A JP2002104599A JP2003303431A JP 2003303431 A JP2003303431 A JP 2003303431A JP 2002104599 A JP2002104599 A JP 2002104599A JP 2002104599 A JP2002104599 A JP 2002104599A JP 2003303431 A JP2003303431 A JP 2003303431A
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- noise
- signals
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノイズ等により入力信号の振幅がバラついて
も、安定したトラッキングエラー検出信号を得ることが
できるトラッキングエラー検出装置を提供する。 【解決手段】 位相差を得るための2信号A、Bから、
それぞれノイズフィルタ4a、4bのノイズ除去特性に
より、ノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号TEの振幅の低下を防ぐ。
も、安定したトラッキングエラー検出信号を得ることが
できるトラッキングエラー検出装置を提供する。 【解決手段】 位相差を得るための2信号A、Bから、
それぞれノイズフィルタ4a、4bのノイズ除去特性に
より、ノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号TEの振幅の低下を防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置において、光ピックアップにより光ディスクから再生
した2信号の位相差に基づいて、トラッキングエラーを
検出するトラッキングエラー検出装置に関するものであ
る。
置において、光ピックアップにより光ディスクから再生
した2信号の位相差に基づいて、トラッキングエラーを
検出するトラッキングエラー検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、大容量で取扱いが容易という
特徴により広く利用されるようになってきている記録媒
体として、例えばCDやDVD等の光ディスクから、光
ピックアップにより情報を再生する光ディスク再生装置
においては、光ディスクから情報を読み出す際に光ピッ
クアップを光ディスクの情報トラックに追従させるた
め、光ピックアップの光ディスクに対するトラッキング
を制御するトラッキング制御手段が設けられている。
特徴により広く利用されるようになってきている記録媒
体として、例えばCDやDVD等の光ディスクから、光
ピックアップにより情報を再生する光ディスク再生装置
においては、光ディスクから情報を読み出す際に光ピッ
クアップを光ディスクの情報トラックに追従させるた
め、光ピックアップの光ディスクに対するトラッキング
を制御するトラッキング制御手段が設けられている。
【0003】このようなトラッキング制御手段によるト
ラッキング制御の際には、その制御に必要な信号の1つ
として、光ピックアップがトラッキング制御により移動
中に光ディスクから検出した2信号の位相差に基づい
て、トラッキングエラーを検出し、トラッキングエラー
検出信号としてトラッキング制御手段に供給する位相差
検出型のトラッキングエラー(DPD TE:Diff
erential Phase Detection
Tracking Error)検出装置が、トラッキ
ング制御手段とともに設けられている。
ラッキング制御の際には、その制御に必要な信号の1つ
として、光ピックアップがトラッキング制御により移動
中に光ディスクから検出した2信号の位相差に基づい
て、トラッキングエラーを検出し、トラッキングエラー
検出信号としてトラッキング制御手段に供給する位相差
検出型のトラッキングエラー(DPD TE:Diff
erential Phase Detection
Tracking Error)検出装置が、トラッキ
ング制御手段とともに設けられている。
【0004】上記のように、トラッキング制御手段に対
してトラッキングエラー検出信号を供給する従来のDP
D TE検出装置について、図面を参照しながら以下に
説明する。
してトラッキングエラー検出信号を供給する従来のDP
D TE検出装置について、図面を参照しながら以下に
説明する。
【0005】図22は従来のDPD TE検出装置の構
成を示すブロック図である。図22において、1a、1
bは例えば光ピックアップにより光ディスクから再生し
た2信号を入力信号A、Bとして、これら入力信号A、
Bをそれぞれ二進化する二進化器、2は二進化器1a、
1bからの2信号A1、B1の間で位相比較しその位相
差(どちらが位相進みかあるいは遅れか)に対応して、
それぞれHighレベルとLоwレベルとが切り替わる
2信号D、Uを出力する位相比較器、3は位相比較器2
からの2信号D、Uをローパスフィルタリングしトラッ
キングエラー信号(TE)を出力するローパスフィルタ
(LPF)である。
成を示すブロック図である。図22において、1a、1
bは例えば光ピックアップにより光ディスクから再生し
た2信号を入力信号A、Bとして、これら入力信号A、
Bをそれぞれ二進化する二進化器、2は二進化器1a、
1bからの2信号A1、B1の間で位相比較しその位相
差(どちらが位相進みかあるいは遅れか)に対応して、
それぞれHighレベルとLоwレベルとが切り替わる
2信号D、Uを出力する位相比較器、3は位相比較器2
からの2信号D、Uをローパスフィルタリングしトラッ
キングエラー信号(TE)を出力するローパスフィルタ
(LPF)である。
【0006】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、LPFを図23のように構成した場合の
DPD TE検出の様子を以下に説明する。図23にお
いて、301a、301bは電流量Ioの電流源、30
2aは位相比較器2の出力DがHighのときにONと
なるスイッチ、302bは位相比較器2の出力UがHi
ghのときにONとなるスイッチ、303は容量(コン
デンサ)、304、305は抵抗、306はオペアン
プ、307は基準電位(REF)である。
装置において、LPFを図23のように構成した場合の
DPD TE検出の様子を以下に説明する。図23にお
いて、301a、301bは電流量Ioの電流源、30
2aは位相比較器2の出力DがHighのときにONと
なるスイッチ、302bは位相比較器2の出力UがHi
ghのときにONとなるスイッチ、303は容量(コン
デンサ)、304、305は抵抗、306はオペアン
プ、307は基準電位(REF)である。
【0007】図24は入力信号Aが入力信号Bよりも位
相が進んでいるときのDPD TE検出の様子である。
A1は二進化器1aでAを二進化した出力、B1は二進
化器1bでBを二進化した出力である。A1がB1より
も位相が進んでいるとき、位相比較器2はA1とB1の
位相差の時間だけUにHighを出力し、DはLowの
ままである。UがHighのときスイッチ302bはO
Nし、このようにスイッチ302bがONしているとき
は、電流Iは電流源301bに基づいてIoとなりコン
デンサ303にはGND側が+となるように充電される
ので、オペアンプ306の動作によりTEは基準電位3
07よりも上の出力電圧となる。
相が進んでいるときのDPD TE検出の様子である。
A1は二進化器1aでAを二進化した出力、B1は二進
化器1bでBを二進化した出力である。A1がB1より
も位相が進んでいるとき、位相比較器2はA1とB1の
位相差の時間だけUにHighを出力し、DはLowの
ままである。UがHighのときスイッチ302bはO
Nし、このようにスイッチ302bがONしているとき
は、電流Iは電流源301bに基づいてIoとなりコン
デンサ303にはGND側が+となるように充電される
ので、オペアンプ306の動作によりTEは基準電位3
07よりも上の出力電圧となる。
【0008】図25は入力信号Aが入力信号Bよりも位
相が遅れているときのDPD TE検出の様子である。
A1がB1よりも位相が遅れているとき、位相比較器2
はA1とB1の位相差の時間だけDにHighを出力
し、UはLowのままである。DがHighのときスイ
ッチ302aはONし、このようにスイッチ302aが
ONしているときは、電流Iは電流源301aに基づい
て−Ioとなりコンデンサ303にはGND側が−とな
るように充電されるので、オペアンプ306の動作によ
りTEは基準電位307よりも下の出力となる。
相が遅れているときのDPD TE検出の様子である。
A1がB1よりも位相が遅れているとき、位相比較器2
はA1とB1の位相差の時間だけDにHighを出力
し、UはLowのままである。DがHighのときスイ
ッチ302aはONし、このようにスイッチ302aが
ONしているときは、電流Iは電流源301aに基づい
て−Ioとなりコンデンサ303にはGND側が−とな
るように充電されるので、オペアンプ306の動作によ
りTEは基準電位307よりも下の出力となる。
【0009】次に、上述の二進化器として、LPFを備
えることによって、Dutyが50%となるように、二
進化レベルにフィードバックを掛けているDuty F
eedback Comparator(以下、DFC
のように略記する)を用いている場合を、説明する。
えることによって、Dutyが50%となるように、二
進化レベルにフィードバックを掛けているDuty F
eedback Comparator(以下、DFC
のように略記する)を用いている場合を、説明する。
【0010】図27は従来のトラッキングエラー検出装
置の二進化器をDFC構成とした場合のブロック図であ
り、二進化器として、LPFを備えることによって、D
utyが50%になるように、二進化レベルにフィード
バックを掛けているDFCを用いている場合を示す。
置の二進化器をDFC構成とした場合のブロック図であ
り、二進化器として、LPFを備えることによって、D
utyが50%になるように、二進化レベルにフィード
バックを掛けているDFCを用いている場合を示す。
【0011】図27において、101a、101bはコ
ンパレータ、102a、102bはそれぞれ、コンパレ
ータ101a、101bの出力A1、B1を入力とし、
出力をコンパレータ101a、101bのコンパレート
レベルTHA1、THA2とするLPFであり、これら
によって二進化器1a、1bを構成している。
ンパレータ、102a、102bはそれぞれ、コンパレ
ータ101a、101bの出力A1、B1を入力とし、
出力をコンパレータ101a、101bのコンパレート
レベルTHA1、THA2とするLPFであり、これら
によって二進化器1a、1bを構成している。
【0012】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、DFCの出力A1、B1について以下に
説明する。なおここでは、入力信号Aに対する出力A1
についてのみ説明する。
装置において、DFCの出力A1、B1について以下に
説明する。なおここでは、入力信号Aに対する出力A1
についてのみ説明する。
【0013】図28は従来のトラッキングエラー検出装
置のDFCにおける入出力波形とコンパレートレベルを
示す波形図である。THA1はA1を入力とするLPF
102aの出力、つまり、A1を積分したものなので、
A1がHighの区間では段々と上昇し、A1がLow
の区間では段々と下降する。
置のDFCにおける入出力波形とコンパレートレベルを
示す波形図である。THA1はA1を入力とするLPF
102aの出力、つまり、A1を積分したものなので、
A1がHighの区間では段々と上昇し、A1がLow
の区間では段々と下降する。
【0014】以上のようにして、コンパレータ101
a、101bの出力、つまり二進化器1a、1bの出力
A1、B1としては、入力信号A、Bの各1周期毎にD
utyが50%となるような波形の信号が得られる。
a、101bの出力、つまり二進化器1a、1bの出力
A1、B1としては、入力信号A、Bの各1周期毎にD
utyが50%となるような波形の信号が得られる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のトラッキングエラー検出装置においては、実
際の光ディスクドライブでは入力信号A、Bにノイズが
乗ったり、特にDVD−RWなどのように光反射率が低
いメディアでは、入力信号A、Bの振幅が小さく入力信
号のS/Nが低下するため、前述の構成では、入力信号
A、Bのノイズによって二進化器1a、1bの出力信号
A1、B1が影響を受け、さらに、位相比較器2の出力
信号D、Uに、出力されるべきHigh信号が出力され
ず、出力されてはならない不要なHigh信号が出力さ
れ、この不要なHigh信号により、結果的にLPF3
からのTEの出力レベルが低下し、トラッキング制御手
段(図示せず)によるトラッキングサーボの精度が悪化
したり、サーボが掛からなくなるという問題点を有して
いた。
うな従来のトラッキングエラー検出装置においては、実
際の光ディスクドライブでは入力信号A、Bにノイズが
乗ったり、特にDVD−RWなどのように光反射率が低
いメディアでは、入力信号A、Bの振幅が小さく入力信
号のS/Nが低下するため、前述の構成では、入力信号
A、Bのノイズによって二進化器1a、1bの出力信号
A1、B1が影響を受け、さらに、位相比較器2の出力
信号D、Uに、出力されるべきHigh信号が出力され
ず、出力されてはならない不要なHigh信号が出力さ
れ、この不要なHigh信号により、結果的にLPF3
からのTEの出力レベルが低下し、トラッキング制御手
段(図示せず)によるトラッキングサーボの精度が悪化
したり、サーボが掛からなくなるという問題点を有して
いた。
【0016】このような問題点について、図面を参照し
て以下に説明する。図26は従来のトラッキングエラー
検出装置における入力信号にノイズが乗った場合のTE
検出動作を示す波形図である。図26において、図24
の入力信号A、Bにノイズが乗り、二進化器1a、1b
の出力がA1、B1のようになった場合、位相比較器2
の出力U、Dは図示のように、UはHighが出力され
るべき時間が短くなり、Dは出力されてはならないHi
ghが出力される。すると、電流Iが図示のようになる
ので、この場合のTEは、図24のTEの出力レベルよ
りも低下してしまう。
て以下に説明する。図26は従来のトラッキングエラー
検出装置における入力信号にノイズが乗った場合のTE
検出動作を示す波形図である。図26において、図24
の入力信号A、Bにノイズが乗り、二進化器1a、1b
の出力がA1、B1のようになった場合、位相比較器2
の出力U、Dは図示のように、UはHighが出力され
るべき時間が短くなり、Dは出力されてはならないHi
ghが出力される。すると、電流Iが図示のようになる
ので、この場合のTEは、図24のTEの出力レベルよ
りも低下してしまう。
【0017】また、図29は従来例のトラッキングエラ
ー検出装置のDFCにおける入出力信号にノイズが乗っ
た場合の入出力波形とコンパレートレベルを示す波形図
である。図29においては、入力信号Aにノイズが乗
り、A1に図29に示すようなノイズパルスが乗ると、
そのノイズパルスによってコンパレータ101aのコン
パレートレベルTHA1が振られ、そのノイズパルスの
次にコンパレートするコンパレートレベルTHA1が、
ノイズパルスが乗らない図28の場合とは異なり、A1
についても図28の場合とは異なって、結果的にTEと
して正常な出力レベルが得られない。また、A1、B1
にノイズパルスが乗ることにより、図26と同様に、T
Eの出力レベルも低下してしまう。
ー検出装置のDFCにおける入出力信号にノイズが乗っ
た場合の入出力波形とコンパレートレベルを示す波形図
である。図29においては、入力信号Aにノイズが乗
り、A1に図29に示すようなノイズパルスが乗ると、
そのノイズパルスによってコンパレータ101aのコン
パレートレベルTHA1が振られ、そのノイズパルスの
次にコンパレートするコンパレートレベルTHA1が、
ノイズパルスが乗らない図28の場合とは異なり、A1
についても図28の場合とは異なって、結果的にTEと
して正常な出力レベルが得られない。また、A1、B1
にノイズパルスが乗ることにより、図26と同様に、T
Eの出力レベルも低下してしまう。
【0018】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、ディスクからの再生信号に基づく2つの入力信号
にノイズが乗ったり、低反射率のメディアからの入力信
号の振幅が小さかったりして、入力信号のS/Nが小さ
くなって悪化しても、トラッキングエラー信号の出力レ
ベルの低下をなくし、かつ安定化することができるトラ
ッキングエラー検出装置を提供する。
ので、ディスクからの再生信号に基づく2つの入力信号
にノイズが乗ったり、低反射率のメディアからの入力信
号の振幅が小さかったりして、入力信号のS/Nが小さ
くなって悪化しても、トラッキングエラー信号の出力レ
ベルの低下をなくし、かつ安定化することができるトラ
ッキングエラー検出装置を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のトラッキングエラー検出装置は、情報記録
用のトラックを有するディスク記録媒体から、そのトラ
ッキング制御中に再生した2信号の位相差に基づいて、
トラッキングエラーを検出するトラッキングエラー検出
装置において、前記2信号をそれぞれ二進化する二進化
器と、前記二進化器により得られた各二進化信号から重
畳したノイズを除去するノイズフィルタと、前記ノイズ
フィルタにより得られた各出力信号間の位相差方向に対
応して、パルスからなる2種類の信号を生成する位相比
較器と、前記位相比較器からの2種類の信号のそれぞれ
に対応して極性が切り替わるパルス波形をローパスフィ
ルタリングし、前記位相差方向に応じて電圧レベルが切
り替わるトラッキングエラー信号を出力するローパスフ
ィルタとを備えた構成としたことを特徴とする。
めに本発明のトラッキングエラー検出装置は、情報記録
用のトラックを有するディスク記録媒体から、そのトラ
ッキング制御中に再生した2信号の位相差に基づいて、
トラッキングエラーを検出するトラッキングエラー検出
装置において、前記2信号をそれぞれ二進化する二進化
器と、前記二進化器により得られた各二進化信号から重
畳したノイズを除去するノイズフィルタと、前記ノイズ
フィルタにより得られた各出力信号間の位相差方向に対
応して、パルスからなる2種類の信号を生成する位相比
較器と、前記位相比較器からの2種類の信号のそれぞれ
に対応して極性が切り替わるパルス波形をローパスフィ
ルタリングし、前記位相差方向に応じて電圧レベルが切
り替わるトラッキングエラー信号を出力するローパスフ
ィルタとを備えた構成としたことを特徴とする。
【0020】以上により、ノイズフィルタのノイズ除去
特性により、位相差を得るための2信号のノイズを除去
することにより、トラッキングエラー信号振幅の低下を
防ぐことができる。
特性により、位相差を得るための2信号のノイズを除去
することにより、トラッキングエラー信号振幅の低下を
防ぐことができる。
【0021】また、本発明のトラッキングエラー検出装
置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒体
から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位相
差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッキ
ングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ二
進化する二進化器と、前記二進化器により得られた各二
進化信号間の位相差方向に対応して、パルスからなる2
種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比較器か
らの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切り替わ
るパルス波形をローパスフィルタリングし、前記位相差
方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキングエラ
ー信号を出力するローパスフィルタとを備え、前記二進
化器を、その出力レベルの変化方向に応じた二進化レベ
ルを有するヒステリシス特性により二進化するよう構成
したことを特徴とする。
置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒体
から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位相
差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッキ
ングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ二
進化する二進化器と、前記二進化器により得られた各二
進化信号間の位相差方向に対応して、パルスからなる2
種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比較器か
らの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切り替わ
るパルス波形をローパスフィルタリングし、前記位相差
方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキングエラ
ー信号を出力するローパスフィルタとを備え、前記二進
化器を、その出力レベルの変化方向に応じた二進化レベ
ルを有するヒステリシス特性により二進化するよう構成
したことを特徴とする。
【0022】以上により、位相差を得るための2信号
を、ヒステリシス特性を持たせた二進化レベルで二進化
して、ノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号振幅の低下を防ぐことができる。
を、ヒステリシス特性を持たせた二進化レベルで二進化
して、ノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号振幅の低下を防ぐことができる。
【0023】また、本発明のトラッキングエラー検出装
置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒体
から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位相
差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッキ
ングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれコ
ンパレータにより二進化し、前記コンパレータからの各
二進化信号をローパスフィルタリングし、前記フィルタ
リングの出力信号を前記コンパレータにコンパレート基
準レベルとして入力し、前記コンパレータからの各二進
化信号を出力する二進化器と、前記二進化器により得ら
れた各二進化信号間の位相差方向に対応して、パルスか
らなる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相
比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が
切り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前
記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキ
ングエラー信号を出力するローパスフィルタとを備え、
前記二進化器を、その二進化信号のノイズパルスの有無
に応じて、ローパスフィルタリングする場合のカットオ
フ周波数を可変するよう構成したことを特徴とする。
置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒体
から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位相
差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッキ
ングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれコ
ンパレータにより二進化し、前記コンパレータからの各
二進化信号をローパスフィルタリングし、前記フィルタ
リングの出力信号を前記コンパレータにコンパレート基
準レベルとして入力し、前記コンパレータからの各二進
化信号を出力する二進化器と、前記二進化器により得ら
れた各二進化信号間の位相差方向に対応して、パルスか
らなる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相
比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が
切り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前
記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキ
ングエラー信号を出力するローパスフィルタとを備え、
前記二進化器を、その二進化信号のノイズパルスの有無
に応じて、ローパスフィルタリングする場合のカットオ
フ周波数を可変するよう構成したことを特徴とする。
【0024】以上により、ノイズによるコンパレートレ
ベルの変動を小さくすることにより、トラッキングエラ
ー信号振幅を一定化することができる。
ベルの変動を小さくすることにより、トラッキングエラ
ー信号振幅を一定化することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のトラッ
キングエラー検出装置は、情報記録用のトラックを有す
るディスク記録媒体から、そのトラッキング制御中に再
生した2信号の位相差に基づいて、トラッキングエラー
を検出するトラッキングエラー検出装置において、前記
2信号をそれぞれ二進化する二進化器と、前記二進化器
により得られた各二進化信号から重畳したノイズを除去
するノイズフィルタと、前記ノイズフィルタにより得ら
れた各出力信号間の位相差方向に対応して、パルスから
なる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比
較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切
り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前記
位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキン
グエラー信号を出力するローパスフィルタとを備えた構
成とする。
キングエラー検出装置は、情報記録用のトラックを有す
るディスク記録媒体から、そのトラッキング制御中に再
生した2信号の位相差に基づいて、トラッキングエラー
を検出するトラッキングエラー検出装置において、前記
2信号をそれぞれ二進化する二進化器と、前記二進化器
により得られた各二進化信号から重畳したノイズを除去
するノイズフィルタと、前記ノイズフィルタにより得ら
れた各出力信号間の位相差方向に対応して、パルスから
なる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比
較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切
り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前記
位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキン
グエラー信号を出力するローパスフィルタとを備えた構
成とする。
【0026】この構成によると、ノイズフィルタのノイ
ズ除去特性により、位相差を得るための2信号のノイズ
を除去することにより、トラッキングエラー信号振幅の
低下を防ぐ。
ズ除去特性により、位相差を得るための2信号のノイズ
を除去することにより、トラッキングエラー信号振幅の
低下を防ぐ。
【0027】請求項2に記載のトラッキングエラー検出
装置は、請求項1に記載の前記ノイズフィルタを、ディ
スクの再生速度に応じてカットオフ周波数を可変するよ
う構成する。
装置は、請求項1に記載の前記ノイズフィルタを、ディ
スクの再生速度に応じてカットオフ周波数を可変するよ
う構成する。
【0028】この構成によると、ノイズフィルタによる
ノイズ除去特性をCAV再生等の倍速変化に対応させて
可変にすることにより、再生速度に関係なく、位相差を
得るための2信号から効果的にノイズを除去して、トラ
ッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
ノイズ除去特性をCAV再生等の倍速変化に対応させて
可変にすることにより、再生速度に関係なく、位相差を
得るための2信号から効果的にノイズを除去して、トラ
ッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
【0029】請求項3に記載のトラッキングエラー検出
装置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒
体から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位
相差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッ
キングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ
二進化する二進化器と、前記二進化器により得られた各
二進化信号間の位相差方向に対応して、パルスからなる
2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比較器
からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切り替
わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前記位相
差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキングエ
ラー信号を出力するローパスフィルタとを備え、前記二
進化器を、その出力レベルの変化方向に応じた二進化レ
ベルを有するヒステリシス特性により二進化するよう構
成する。
装置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒
体から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位
相差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッ
キングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ
二進化する二進化器と、前記二進化器により得られた各
二進化信号間の位相差方向に対応して、パルスからなる
2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相比較器
からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切り替
わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前記位相
差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキングエ
ラー信号を出力するローパスフィルタとを備え、前記二
進化器を、その出力レベルの変化方向に応じた二進化レ
ベルを有するヒステリシス特性により二進化するよう構
成する。
【0030】この構成によると、位相差を得るための2
信号を、ヒステリシス特性を持たせた二進化レベルで二
進化して、ノイズを除去することにより、トラッキング
エラー信号振幅の低下を防ぐ。
信号を、ヒステリシス特性を持たせた二進化レベルで二
進化して、ノイズを除去することにより、トラッキング
エラー信号振幅の低下を防ぐ。
【0031】請求項4に記載のトラッキングエラー検出
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクの
メディア種類に対応させて幅が変化するヒステリシス特
性を有する二進化レベルにより二進化するよう構成す
る。
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクの
メディア種類に対応させて幅が変化するヒステリシス特
性を有する二進化レベルにより二進化するよう構成す
る。
【0032】この構成によると、ヒステリシス幅による
ノイズ除去特性を、メディアの種類に応じて可変にする
ことにより、メディアの種類に関係なく、位相差を得る
ための2信号から効果的かつ精度よくノイズを除去し
て、トラッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
ノイズ除去特性を、メディアの種類に応じて可変にする
ことにより、メディアの種類に関係なく、位相差を得る
ための2信号から効果的かつ精度よくノイズを除去し
て、トラッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
【0033】請求項5に記載のトラッキングエラー検出
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクか
ら再生した2信号の振幅に対応させて幅が変化するヒス
テリシス特性を有する二進化レベルにより二進化するよ
う構成する。
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクか
ら再生した2信号の振幅に対応させて幅が変化するヒス
テリシス特性を有する二進化レベルにより二進化するよ
う構成する。
【0034】この構成によると、ヒステリシス幅による
ノイズ除去特性を、入力信号の振幅に応じて可変にする
ことにより、入力信号の振幅に関係なく、位相差を得る
ための2信号から効果的かつ更に精度よくノイズを除去
して、トラッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
ノイズ除去特性を、入力信号の振幅に応じて可変にする
ことにより、入力信号の振幅に関係なく、位相差を得る
ための2信号から効果的かつ更に精度よくノイズを除去
して、トラッキングエラー信号振幅の低下を防ぐ。
【0035】請求項6に記載のトラッキングエラー検出
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクか
ら再生した2信号のノイズレベルに対応させて幅が変化
するヒステリシス特性を有する二進化レベルにより二進
化するよう構成する。
装置は、請求項3に記載の前記二進化器を、ディスクか
ら再生した2信号のノイズレベルに対応させて幅が変化
するヒステリシス特性を有する二進化レベルにより二進
化するよう構成する。
【0036】この構成によると、ヒステリシス幅による
ノイズ除去特性を、入力信号のノイズレベルに応じて可
変にすることにより、入力信号のノイズレベルに関係な
く、位相差を得るための2信号から効果的かつ更に精度
よくノイズを除去して、トラッキングエラー信号振幅の
低下を防ぐ。
ノイズ除去特性を、入力信号のノイズレベルに応じて可
変にすることにより、入力信号のノイズレベルに関係な
く、位相差を得るための2信号から効果的かつ更に精度
よくノイズを除去して、トラッキングエラー信号振幅の
低下を防ぐ。
【0037】請求項7に記載のトラッキングエラー検出
装置は、請求項3に記載の前記二進化器と位相比較器と
の間に、前記二進化器により得られた各二進化信号から
重畳したノイズを除去して、前記位相比較器に供給する
ノイズフィルタを設けた構成とする。
装置は、請求項3に記載の前記二進化器と位相比較器と
の間に、前記二進化器により得られた各二進化信号から
重畳したノイズを除去して、前記位相比較器に供給する
ノイズフィルタを設けた構成とする。
【0038】この構成によると、位相差を得るための2
信号から、その2信号をヒステリシス特性を持たせた二
進化レベルで二進化して、ノイズを除去した後に、ノイ
ズフィルタのノイズ除去特性により更にノイズを除去す
ることにより、トラッキングエラー信号振幅の低下を防
ぐ。
信号から、その2信号をヒステリシス特性を持たせた二
進化レベルで二進化して、ノイズを除去した後に、ノイ
ズフィルタのノイズ除去特性により更にノイズを除去す
ることにより、トラッキングエラー信号振幅の低下を防
ぐ。
【0039】請求項8に記載のトラッキングエラー検出
装置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒
体から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位
相差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッ
キングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ
コンパレータにより二進化し、前記コンパレータからの
各二進化信号をローパスフィルタリングし、前記フィル
タリングの出力信号を前記コンパレータにコンパレート
基準レベルとして入力し、前記コンパレータからの各二
進化信号を出力する二進化器と、前記二進化器により得
られた各二進化信号間の位相差方向に対応して、パルス
からなる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位
相比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性
が切り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、
前記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッ
キングエラー信号を出力するローパスフィルタとを備
え、前記二進化器を、その二進化信号のノイズパルスの
有無に応じて、ローパスフィルタリングする場合のカッ
トオフ周波数を可変するよう構成する。
装置は、情報記録用のトラックを有するディスク記録媒
体から、そのトラッキング制御中に再生した2信号の位
相差に基づいて、トラッキングエラーを検出するトラッ
キングエラー検出装置において、前記2信号をそれぞれ
コンパレータにより二進化し、前記コンパレータからの
各二進化信号をローパスフィルタリングし、前記フィル
タリングの出力信号を前記コンパレータにコンパレート
基準レベルとして入力し、前記コンパレータからの各二
進化信号を出力する二進化器と、前記二進化器により得
られた各二進化信号間の位相差方向に対応して、パルス
からなる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位
相比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性
が切り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、
前記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッ
キングエラー信号を出力するローパスフィルタとを備
え、前記二進化器を、その二進化信号のノイズパルスの
有無に応じて、ローパスフィルタリングする場合のカッ
トオフ周波数を可変するよう構成する。
【0040】この構成によると、ノイズによるコンパレ
ートレベルの変動を小さくすることにより、トラッキン
グエラー信号振幅を一定化する。請求項9に記載のトラ
ッキングエラー検出装置は、請求項8に記載の前記二進
化器を、ディスクのメディア種類に応じて、ローパスフ
ィルタリングする場合のカットオフ周波数を可変するよ
う構成する。
ートレベルの変動を小さくすることにより、トラッキン
グエラー信号振幅を一定化する。請求項9に記載のトラ
ッキングエラー検出装置は、請求項8に記載の前記二進
化器を、ディスクのメディア種類に応じて、ローパスフ
ィルタリングする場合のカットオフ周波数を可変するよ
う構成する。
【0041】この構成によると、カットオフ周波数可変
ローパスフィルタのカットオフ周波数をメディアの種類
に応じて可変にして、ノイズによるコンパレートレベル
の変動を小さくすることにより、メディアの種類に関係
なく効果的にトラッキングエラー信号振幅を一定化す
る。
ローパスフィルタのカットオフ周波数をメディアの種類
に応じて可変にして、ノイズによるコンパレートレベル
の変動を小さくすることにより、メディアの種類に関係
なく効果的にトラッキングエラー信号振幅を一定化す
る。
【0042】請求項10に記載のトラッキングエラー検
出装置は、請求項8に記載の前記二進化器を、ディスク
から再生した2信号の振幅に応じて、ローパスフィルタ
リングする場合のカットオフ周波数を可変するよう構成
する。
出装置は、請求項8に記載の前記二進化器を、ディスク
から再生した2信号の振幅に応じて、ローパスフィルタ
リングする場合のカットオフ周波数を可変するよう構成
する。
【0043】この構成によると、カットオフ周波数可変
ローパスフィルタのカットオフ周波数を入力信号の振幅
に応じて可変にして、ノイズによるコンパレートレベル
の変動を小さくすることにより、入力信号の振幅に関係
なく更に効果的にトラッキングエラー信号振幅を一定化
する。
ローパスフィルタのカットオフ周波数を入力信号の振幅
に応じて可変にして、ノイズによるコンパレートレベル
の変動を小さくすることにより、入力信号の振幅に関係
なく更に効果的にトラッキングエラー信号振幅を一定化
する。
【0044】請求項11に記載のトラッキングエラー検
出装置は、請求項8に記載の前記二進化器を、ディスク
から再生した2信号のノイズレベルに応じて、ローパス
フィルタリングする場合のカットオフ周波数を可変する
よう構成する。
出装置は、請求項8に記載の前記二進化器を、ディスク
から再生した2信号のノイズレベルに応じて、ローパス
フィルタリングする場合のカットオフ周波数を可変する
よう構成する。
【0045】この構成によると、カットオフ周波数可変
ローパスフィルタのカットオフ周波数を入力信号のノイ
ズレベルに応じて可変にして、ノイズによるコンパレー
トレベルの変動を小さくすることにより、入力信号のノ
イズレベルに関係なく更に効果的にトラッキングエラー
信号振幅を一定化する。
ローパスフィルタのカットオフ周波数を入力信号のノイ
ズレベルに応じて可変にして、ノイズによるコンパレー
トレベルの変動を小さくすることにより、入力信号のノ
イズレベルに関係なく更に効果的にトラッキングエラー
信号振幅を一定化する。
【0046】以下、本発明の実施の形態を示すトラッキ
ングエラー検出装置について、図面を参照しながら具体
的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
ングエラー検出装置について、図面を参照しながら具体
的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0047】図1は本実施の形態1のDPD TE検出
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
a、1b、2、3は図22と同じである。4a、4bは
ノイズパルスを除去するノイズフィルタである。
装置の構成を示すブロック図である。図1において、1
a、1b、2、3は図22と同じである。4a、4bは
ノイズパルスを除去するノイズフィルタである。
【0048】図2は本実施の形態1のトラッキングエラ
ー検出装置のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場
合のモノマルチの入出力波形図であり、ノイズフィルタ
の一つであるモノマルチの入出力波形である。A1がH
ighになるとある時定数で次段の出力AMが上がり、
AMが閾値THを越える前にA1がLowになるとA2
もLowになり、AMがTHを越えるとA2がHigh
になる。逆に、A1がHighからLowになるときも
同様の動作をする。
ー検出装置のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場
合のモノマルチの入出力波形図であり、ノイズフィルタ
の一つであるモノマルチの入出力波形である。A1がH
ighになるとある時定数で次段の出力AMが上がり、
AMが閾値THを越える前にA1がLowになるとA2
もLowになり、AMがTHを越えるとA2がHigh
になる。逆に、A1がHighからLowになるときも
同様の動作をする。
【0049】次に、LPF3を図3のように構成し、図
1のノイズフィルタ4a、4bを、図2に示したような
入出力特性を持ち、リミッタ型のノイズフィルタとして
動作するモノマルチ41a、41bにした場合のDPD
TE検出の様子を、以下に説明する。
1のノイズフィルタ4a、4bを、図2に示したような
入出力特性を持ち、リミッタ型のノイズフィルタとして
動作するモノマルチ41a、41bにした場合のDPD
TE検出の様子を、以下に説明する。
【0050】図3において、301a、301b、30
2a、302b、303、304、305、306、3
07は、図23と同じである。また、図4において、
A、B、A1、B1は図26と同じである。
2a、302b、303、304、305、306、3
07は、図23と同じである。また、図4において、
A、B、A1、B1は図26と同じである。
【0051】モノマルチ41a、41bが図2に示す入
出力特性であることから、A2、B2は図4のようにな
る。このA2、B2はそれぞれ図24のA1、B1と同
じであることから、A、Bにノイズが乗り、A1、B1
にノイズパルスが出ても、出力レベルが低下しないTE
を得ることができる。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
出力特性であることから、A2、B2は図4のようにな
る。このA2、B2はそれぞれ図24のA1、B1と同
じであることから、A、Bにノイズが乗り、A1、B1
にノイズパルスが出ても、出力レベルが低下しないTE
を得ることができる。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0052】図5は本実施の形態2のDPD TE検出
装置の構成を示すブロック図である。図5において、図
1との違いは、ノイズフィルタ4a、4bのカットオフ
周波数fcを可変にするfcコントロール5を備えてい
ることである。
装置の構成を示すブロック図である。図5において、図
1との違いは、ノイズフィルタ4a、4bのカットオフ
周波数fcを可変にするfcコントロール5を備えてい
ることである。
【0053】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、メディアの再生速度に対応する場合につ
いて、図6で説明する。図6において、ノイズフィルタ
4a、4bとしてモノマルチ41a、41bを使用し、
fcコントロール5として、再生速度が速くなると単調
変化する再生速度信号52を利用して、再生速度が速く
なるとモノマルチ41a、41bの時定数を小さくする
時定数コントロール51を使用する。
装置において、メディアの再生速度に対応する場合につ
いて、図6で説明する。図6において、ノイズフィルタ
4a、4bとしてモノマルチ41a、41bを使用し、
fcコントロール5として、再生速度が速くなると単調
変化する再生速度信号52を利用して、再生速度が速く
なるとモノマルチ41a、41bの時定数を小さくする
時定数コントロール51を使用する。
【0054】再生速度が速くなると信号の周波数が速く
なり、そのとき、モノマルチ41a、41bの時定数を
固定にしておくと、除去するノイズの周波数が変わらな
いので、モノマルチ41a、41bが信号をノイズとし
て除去してしまうが、上記のように、再生速度が速くな
るに連れてモノマルチ41a、41bの時定数を小さく
することにより、入力信号A、Bにノイズが乗っても、
再生速度に依らずに出力レベルが低下しないTEを得る
ことができる。 (実施の形態3)本発明の実施の形態3のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
なり、そのとき、モノマルチ41a、41bの時定数を
固定にしておくと、除去するノイズの周波数が変わらな
いので、モノマルチ41a、41bが信号をノイズとし
て除去してしまうが、上記のように、再生速度が速くな
るに連れてモノマルチ41a、41bの時定数を小さく
することにより、入力信号A、Bにノイズが乗っても、
再生速度に依らずに出力レベルが低下しないTEを得る
ことができる。 (実施の形態3)本発明の実施の形態3のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0055】図7は本実施の形態3のDPD TE検出
装置の構成を示すブロック図である。図7において、1
a、1b、2、3は図1と同じである。6a、6bはそ
れぞれA1、B1の出力に応じて二進化器1a、1bの
二進化レベルにヒステリシス特性を持たせるヒステリシ
ス手段である。
装置の構成を示すブロック図である。図7において、1
a、1b、2、3は図1と同じである。6a、6bはそ
れぞれA1、B1の出力に応じて二進化器1a、1bの
二進化レベルにヒステリシス特性を持たせるヒステリシ
ス手段である。
【0056】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、LPFを図8のように構成した場合のD
PD TE検出の様子を以下に説明する。図8におい
て、301a、301b、302a、302b、30
3、304、305、306、307は、図23で説明
したものと同じである。
装置において、LPFを図8のように構成した場合のD
PD TE検出の様子を以下に説明する。図8におい
て、301a、301b、302a、302b、30
3、304、305、306、307は、図23で説明
したものと同じである。
【0057】図9は本実施の形態3のトラッキングエラ
ー検出装置における入力信号A、Bにノイズが乗った場
合の効果を示すための従来のトラッキングエラー検出装
置のTE検出動作を示す波形図であり、図10は本実施
の形態3のトラッキングエラー検出装置における入力信
号にノイズが乗った場合のTE検出動作を示す波形図で
ある。
ー検出装置における入力信号A、Bにノイズが乗った場
合の効果を示すための従来のトラッキングエラー検出装
置のTE検出動作を示す波形図であり、図10は本実施
の形態3のトラッキングエラー検出装置における入力信
号にノイズが乗った場合のTE検出動作を示す波形図で
ある。
【0058】図10において、901は入力信号A、B
が上昇するときに二進化する二進化レベル(1)、90
2は入力信号A、Bが下降するときに二進化する二進化
レベル(2)である。二進化レベル(1)、二進化レベ
ル(2)を設定することにより、A1、B1は図10に
示すようになり、図9のA1、B1と異なり、ノイズパ
ルスが除去される。
が上昇するときに二進化する二進化レベル(1)、90
2は入力信号A、Bが下降するときに二進化する二進化
レベル(2)である。二進化レベル(1)、二進化レベ
ル(2)を設定することにより、A1、B1は図10に
示すようになり、図9のA1、B1と異なり、ノイズパ
ルスが除去される。
【0059】このように、二進化レベル(1)、二進化
レベル(2)を設定すると、A1、B1は図10に示す
ようになり、図9のA1、B1と異なりノイズパルスが
除去されるので、入力信号A、Bにノイズが乗ったり、
S/Nが小さくなっても出力レベルが低下せずに十分に
出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態4)本発明の実施の形態4のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
レベル(2)を設定すると、A1、B1は図10に示す
ようになり、図9のA1、B1と異なりノイズパルスが
除去されるので、入力信号A、Bにノイズが乗ったり、
S/Nが小さくなっても出力レベルが低下せずに十分に
出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態4)本発明の実施の形態4のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0060】図11は本実施の形態4のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図11におい
て、図7との違いは、ヒステリシスの幅をメディアの種
類に応じて出力されるメディア判別信号7により、ヒス
テリシス手段6a、6bによるヒステリシス幅を変える
ことである。
出装置の構成を示すブロック図である。図11におい
て、図7との違いは、ヒステリシスの幅をメディアの種
類に応じて出力されるメディア判別信号7により、ヒス
テリシス手段6a、6bによるヒステリシス幅を変える
ことである。
【0061】このように、メディアは種類によって、入
射光に対する反射率が異なり入力信号A、Bの振幅に大
小があるので、メディアの反射率が大きいときはヒステ
リシスの幅を大きくし、メディアの反射率が小さいとき
はヒステリシスの幅を小さくする。
射光に対する反射率が異なり入力信号A、Bの振幅に大
小があるので、メディアの反射率が大きいときはヒステ
リシスの幅を大きくし、メディアの反射率が小さいとき
はヒステリシスの幅を小さくする。
【0062】これにより、入力振幅に対して適切な大き
さのノイズを除去することができるようになり、入力信
号にノイズが乗ったり、S/Nが小さくなってもメディ
アの種類に依らず、出力レベルが低下しない十分に出力
レベルのTEが得られる。 (実施の形態5)本発明の実施の形態5のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
さのノイズを除去することができるようになり、入力信
号にノイズが乗ったり、S/Nが小さくなってもメディ
アの種類に依らず、出力レベルが低下しない十分に出力
レベルのTEが得られる。 (実施の形態5)本発明の実施の形態5のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0063】図12は本実施の形態5のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図12におい
て、図7との違いは、入力振幅の大きさを検出する入力
振幅検出器8を設け、入力振幅検出器8の出力に応じ
て、ヒステリシスの幅を変えるようにし、入力振幅が大
きいときはヒステリシスの幅を大きくし、入力振幅が小
さいときはヒステリシスの幅を小さくすることである。
出装置の構成を示すブロック図である。図12におい
て、図7との違いは、入力振幅の大きさを検出する入力
振幅検出器8を設け、入力振幅検出器8の出力に応じ
て、ヒステリシスの幅を変えるようにし、入力振幅が大
きいときはヒステリシスの幅を大きくし、入力振幅が小
さいときはヒステリシスの幅を小さくすることである。
【0064】このように、入力振幅の大小でヒステリシ
スの幅を変えることによって、メディアの種類だけでな
く、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、入力振
幅のバラツキに関係無く、適切な大きさのノイズを除去
することができるようになり、入力信号にノイズが乗っ
たり、S/Nが小さくなっても、出力レベルを低下しな
い十分に出力レベルがあるTEを得られる。 (実施の形態6)本発明の実施の形態6のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
スの幅を変えることによって、メディアの種類だけでな
く、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、入力振
幅のバラツキに関係無く、適切な大きさのノイズを除去
することができるようになり、入力信号にノイズが乗っ
たり、S/Nが小さくなっても、出力レベルを低下しな
い十分に出力レベルがあるTEを得られる。 (実施の形態6)本発明の実施の形態6のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0065】図13は本実施の形態6のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図13におい
て、図7との違いは、入力振幅のノイズの大きさを検出
するノイズ検出器9を設け、ノイズ検出器9の出力に応
じてヒステリシスの幅を変えるようにし、ノイズが大き
いときはヒステリシスの幅を大きくし、ノイズが小さい
ときはヒステリシスの幅を小さくすることである。
出装置の構成を示すブロック図である。図13におい
て、図7との違いは、入力振幅のノイズの大きさを検出
するノイズ検出器9を設け、ノイズ検出器9の出力に応
じてヒステリシスの幅を変えるようにし、ノイズが大き
いときはヒステリシスの幅を大きくし、ノイズが小さい
ときはヒステリシスの幅を小さくすることである。
【0066】このように、ノイズの大小でヒステリシス
の幅を変えることによって、メディアの種類だけでな
く、また、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、
入力振幅のバラツキに関係無く、さらに、時間的にノイ
ズの大きさが変化する場合でも、適切な大きさのノイズ
を除去することができるようになり、出力レベルを低下
しない十分に出力レベルがあるTEを得られる。 (実施の形態7)本発明の実施の形態7のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
の幅を変えることによって、メディアの種類だけでな
く、また、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、
入力振幅のバラツキに関係無く、さらに、時間的にノイ
ズの大きさが変化する場合でも、適切な大きさのノイズ
を除去することができるようになり、出力レベルを低下
しない十分に出力レベルがあるTEを得られる。 (実施の形態7)本発明の実施の形態7のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0067】図14は本実施の形態7のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図14におい
て、図7との違いは、位相比較器2の2つの入力に、そ
れぞれノイズフィルタ4a、4bを挿入していることで
ある。
出装置の構成を示すブロック図である。図14におい
て、図7との違いは、位相比較器2の2つの入力に、そ
れぞれノイズフィルタ4a、4bを挿入していることで
ある。
【0068】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、TE検出の様子を図15、図16で説明
する。図15において、入力信号A、Bはヒステリシス
幅よりも大きいノイズが乗っている。これらの信号が図
7のような構成であるDPD TE検出装置に入力され
ると、A1、B1にノイズパルスが乗り、このようなA
1とB1が位相比較されるので、図15に示すように、
TEの出力レベルの低下した部分が存在してしまう。
装置において、TE検出の様子を図15、図16で説明
する。図15において、入力信号A、Bはヒステリシス
幅よりも大きいノイズが乗っている。これらの信号が図
7のような構成であるDPD TE検出装置に入力され
ると、A1、B1にノイズパルスが乗り、このようなA
1とB1が位相比較されるので、図15に示すように、
TEの出力レベルの低下した部分が存在してしまう。
【0069】図16において、入力信号A、Bは図15
のA、Bと同じであるが、これらの信号が、図14のよ
うな構成であるDPD TE検出装置に入力されると、
A1、B1にはノイズパルスが乗るが、A2、B2はノ
イズフィルタ4a、4bでノイズパルスが除去された信
号となり、このA2、B2が位相比較器2により位相比
較されることになる。
のA、Bと同じであるが、これらの信号が、図14のよ
うな構成であるDPD TE検出装置に入力されると、
A1、B1にはノイズパルスが乗るが、A2、B2はノ
イズフィルタ4a、4bでノイズパルスが除去された信
号となり、このA2、B2が位相比較器2により位相比
較されることになる。
【0070】このように、二進化器1a、1bの二進化
レベルにヒステリシスを持たせ、かつ、位相比較器2の
2つの入力にそれぞれノイズフィルタ4a、4bを挿入
することにより、ヒステリシスの幅よりも大きいノイズ
が乗っても、出力レベルが低下せず、十分に出力レベル
のあるTEが得られる。 (実施の形態8)本発明の実施の形態8のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
レベルにヒステリシスを持たせ、かつ、位相比較器2の
2つの入力にそれぞれノイズフィルタ4a、4bを挿入
することにより、ヒステリシスの幅よりも大きいノイズ
が乗っても、出力レベルが低下せず、十分に出力レベル
のあるTEが得られる。 (実施の形態8)本発明の実施の形態8のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0071】図17は本実施の形態8のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図17におい
て、図27との違いは、LPF102a、102bの代
わりに、LPF特性におけるカットオフ周波数fcを変
えられるfc可変LPF103a、103bを備えてい
ることである。
出装置の構成を示すブロック図である。図17におい
て、図27との違いは、LPF102a、102bの代
わりに、LPF特性におけるカットオフ周波数fcを変
えられるfc可変LPF103a、103bを備えてい
ることである。
【0072】以上のように構成されたDPD TE検出
装置において、位相比較器2の入力A1の様子を図18
を用いて説明する。図18は本実施の形態8のトラッキ
ングエラー検出装置における入力信号A1にノイズパル
スが乗った場合のコンパレートレベルTHA1を示す波
形図であり、入力振幅Aが小さくなってS/Nが悪化し
たり、ノイズが乗ったりして、図29に示すようにA1
にノイズパルスが乗った場合に、fc可変LPF103
a、103bのfcを小さくした場合のA1の様子であ
る。
装置において、位相比較器2の入力A1の様子を図18
を用いて説明する。図18は本実施の形態8のトラッキ
ングエラー検出装置における入力信号A1にノイズパル
スが乗った場合のコンパレートレベルTHA1を示す波
形図であり、入力振幅Aが小さくなってS/Nが悪化し
たり、ノイズが乗ったりして、図29に示すようにA1
にノイズパルスが乗った場合に、fc可変LPF103
a、103bのfcを小さくした場合のA1の様子であ
る。
【0073】図17において、fcを小さくすると、図
18に示すように、A1の出力レベルによるTHA1の
振られが小さくなることにより、ノイズパルスによるT
HA1の振られも小さくなるので、A1のLow区間が
A1にノイズパルスが乗らない場合である図28のA1
とほぼ同じになる。また、THA1の振られが小さいの
で、A1にノイズパルスが乗りにくくもなる。
18に示すように、A1の出力レベルによるTHA1の
振られが小さくなることにより、ノイズパルスによるT
HA1の振られも小さくなるので、A1のLow区間が
A1にノイズパルスが乗らない場合である図28のA1
とほぼ同じになる。また、THA1の振られが小さいの
で、A1にノイズパルスが乗りにくくもなる。
【0074】このように、DFCのLPFのfcを可変
にすることにより、A1にノイズパルスが乗りにくくな
り、また、ノイズパルスが乗っても、そのノイズパルス
後の信号がノイズパルスが乗らない場合とほとんど同じ
になるので、入力振幅が小さくなってS/Nが悪化した
り、ノイズが乗ったりしても、出力レベルが低下しない
十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態9)本発明の実施の形態9のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
にすることにより、A1にノイズパルスが乗りにくくな
り、また、ノイズパルスが乗っても、そのノイズパルス
後の信号がノイズパルスが乗らない場合とほとんど同じ
になるので、入力振幅が小さくなってS/Nが悪化した
り、ノイズが乗ったりしても、出力レベルが低下しない
十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態9)本発明の実施の形態9のトラッキング
エラー検出装置を説明する。
【0075】図19は本実施の形態9のDPD TE検
出装置の構成を示すブロック図である。図19におい
て、図17との違いは、fc可変LPF103a、10
3bのfcを、メディアの種類によって出力されるメデ
ィア判別信号7で変えることである。
出装置の構成を示すブロック図である。図19におい
て、図17との違いは、fc可変LPF103a、10
3bのfcを、メディアの種類によって出力されるメデ
ィア判別信号7で変えることである。
【0076】このように、メディアは種類によって反射
率が異なり入力振幅に大小があるので、メディアの反射
率が大きいときはfcを大きくし、メディアの反射率が
小さいときはfcを小さくすることにより、入力振幅に
対して適切な大きさのfcを設定することができるよう
になり、入力信号にノイズが乗ったり、S/Nが小さく
なっても、メディアの種類に依らずに、出力レベルが低
下しない十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態10)本発明の実施の形態10のトラッキ
ングエラー検出装置を説明する。
率が異なり入力振幅に大小があるので、メディアの反射
率が大きいときはfcを大きくし、メディアの反射率が
小さいときはfcを小さくすることにより、入力振幅に
対して適切な大きさのfcを設定することができるよう
になり、入力信号にノイズが乗ったり、S/Nが小さく
なっても、メディアの種類に依らずに、出力レベルが低
下しない十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態10)本発明の実施の形態10のトラッキ
ングエラー検出装置を説明する。
【0077】図20は本実施の形態10のDPD TE
検出装置の構成を示すブロック図である。図20におい
て、図17との違いは、入力振幅の大きさを検出する入
力振幅検出器8を設け、入力振幅検出器8の出力に応じ
て、fc可変LPF103a、103bのfcを変える
ようにし、入力振幅が大きいときはfcを大きくし、入
力振幅が小さいときはfcを小さくすることである。
検出装置の構成を示すブロック図である。図20におい
て、図17との違いは、入力振幅の大きさを検出する入
力振幅検出器8を設け、入力振幅検出器8の出力に応じ
て、fc可変LPF103a、103bのfcを変える
ようにし、入力振幅が大きいときはfcを大きくし、入
力振幅が小さいときはfcを小さくすることである。
【0078】このように、入力振幅の大小でfc可変L
PFのfcを変えることによって、メディアの種類だけ
でなく、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、入
力振幅のバラツキに関係無く、適切な大きさのfcを設
定することができるようになり、入力信号にノイズが乗
ったり、S/Nが小さくなっても、出力レベルが低下し
ない十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態11)本発明の実施の形態11のトラッキ
ングエラー検出装置を説明する。
PFのfcを変えることによって、メディアの種類だけ
でなく、同じメディアでも反射率のバラツキ、即ち、入
力振幅のバラツキに関係無く、適切な大きさのfcを設
定することができるようになり、入力信号にノイズが乗
ったり、S/Nが小さくなっても、出力レベルが低下し
ない十分に出力レベルがあるTEが得られる。 (実施の形態11)本発明の実施の形態11のトラッキ
ングエラー検出装置を説明する。
【0079】図21は本実施の形態11のDPD TE
検出装置の構成を示すブロック図である。図21におい
て、図17との違いは、入力振幅のノイズの大きさを検
出するノイズ検出器9を設け、ノイズ検出器9の出力に
応じて、fc可変LPF103a、103bのfcを変
えるようにし、ノイズが大きいときはfcを小さくし、
ノイズが小さいときはfcを大きくすることである。
検出装置の構成を示すブロック図である。図21におい
て、図17との違いは、入力振幅のノイズの大きさを検
出するノイズ検出器9を設け、ノイズ検出器9の出力に
応じて、fc可変LPF103a、103bのfcを変
えるようにし、ノイズが大きいときはfcを小さくし、
ノイズが小さいときはfcを大きくすることである。
【0080】このように、ノイズの大小でfc可変LP
Fのfcを変えることによって、メディアの種類だけで
なく、また、同じメディアでも反射率のバラツキ、即
ち、入力振幅のバラツキに関係無く、さらに、時間的に
ノイズの大きさが変化する場合でも、適切な大きさのf
cに設定することができるようになり、出力レベルが低
下せず、十分に出力レベルがあるTEが得られる。
Fのfcを変えることによって、メディアの種類だけで
なく、また、同じメディアでも反射率のバラツキ、即
ち、入力振幅のバラツキに関係無く、さらに、時間的に
ノイズの大きさが変化する場合でも、適切な大きさのf
cに設定することができるようになり、出力レベルが低
下せず、十分に出力レベルがあるTEが得られる。
【0081】なお、上記の各実施の形態において、二進
化器として、LPFを用いてDutyが50%になるよ
うにフィードバックを掛けているDuty Feedb
ack Comparator(DFC)を使用するこ
ともできる。
化器として、LPFを用いてDutyが50%になるよ
うにフィードバックを掛けているDuty Feedb
ack Comparator(DFC)を使用するこ
ともできる。
【0082】この場合には、DFCのフィードバック用
のLPFにおけるカットオフ周波数(fc)を可変にす
ることにより、入力信号にノイズが乗り、メディアの種
類やメディアの反射率によって入力振幅が低下してS/
Nが悪化したり、時間的にS/Nが変化して小さくなっ
たりする場合でも、適切なfcを設定して、ノイズを除
去することにより、トラッキングエラー(TE)信号振
幅の低下を防ぐことができ、十分に出力レベルのあるT
E信号が得られる。
のLPFにおけるカットオフ周波数(fc)を可変にす
ることにより、入力信号にノイズが乗り、メディアの種
類やメディアの反射率によって入力振幅が低下してS/
Nが悪化したり、時間的にS/Nが変化して小さくなっ
たりする場合でも、適切なfcを設定して、ノイズを除
去することにより、トラッキングエラー(TE)信号振
幅の低下を防ぐことができ、十分に出力レベルのあるT
E信号が得られる。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノイズフ
ィルタのノイズ除去特性により、位相差を得るための2
信号のノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号振幅の低下を防ぐことができる。
ィルタのノイズ除去特性により、位相差を得るための2
信号のノイズを除去することにより、トラッキングエラ
ー信号振幅の低下を防ぐことができる。
【0084】また、位相差を得るための2信号を、ヒス
テリシス特性を持たせた二進化レベルで二進化して、ノ
イズを除去することにより、トラッキングエラー信号振
幅の低下を防ぐことができる。
テリシス特性を持たせた二進化レベルで二進化して、ノ
イズを除去することにより、トラッキングエラー信号振
幅の低下を防ぐことができる。
【0085】また、ノイズによるコンパレートレベルの
変動を小さくすることにより、トラッキングエラー信号
振幅を一定化することができる。さらに、コンパレータ
のフィードバック用のLPFにおけるカットオフ周波数
を可変にすることにより、入力信号にノイズが乗り、メ
ディアの種類やメディアの反射率によって入力振幅が低
下してS/Nが悪化したり、時間的にS/Nが変化して
小さくなったりする場合でも、適切なカットオフ周波数
を設定して、ノイズを除去することにより、トラッキン
グエラー信号振幅の低下を防ぐことができる。
変動を小さくすることにより、トラッキングエラー信号
振幅を一定化することができる。さらに、コンパレータ
のフィードバック用のLPFにおけるカットオフ周波数
を可変にすることにより、入力信号にノイズが乗り、メ
ディアの種類やメディアの反射率によって入力振幅が低
下してS/Nが悪化したり、時間的にS/Nが変化して
小さくなったりする場合でも、適切なカットオフ周波数
を設定して、ノイズを除去することにより、トラッキン
グエラー信号振幅の低下を防ぐことができる。
【0086】以上のことから、ディスクからの再生信号
に基づく2つの入力信号にノイズが乗ったり、低反射率
のメディアからの入力信号の振幅が小さかったりして、
入力信号のS/Nが小さくなって悪化しても、トラッキ
ングエラー信号の出力レベルの低下をなくし、かつ安定
化することができる。
に基づく2つの入力信号にノイズが乗ったり、低反射率
のメディアからの入力信号の振幅が小さかったりして、
入力信号のS/Nが小さくなって悪化しても、トラッキ
ングエラー信号の出力レベルの低下をなくし、かつ安定
化することができる。
【図1】本発明の実施の形態1のトラッキングエラー検
出装置の構成を示すブロック図
出装置の構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態1のトラッキングエラー検出装置
のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場合のモノマ
ルチの入出力波形図
のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場合のモノマ
ルチの入出力波形図
【図3】同実施の形態1のトラッキングエラー検出装置
のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場合のブロッ
ク図
のノイズフィルタをモノマルチ構成とした場合のブロッ
ク図
【図4】同実施の形態1のトラッキングエラー検出装置
における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動作
を示す波形図
における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動作
を示す波形図
【図5】本発明の実施の形態2のトラッキングエラー検
出装置の構成を示すブロック図
出装置の構成を示すブロック図
【図6】同実施の形態2のトラッキングエラー検出装置
におけるfcコントロールの内部構成を用いたブロック
図
におけるfcコントロールの内部構成を用いたブロック
図
【図7】本発明の実施の形態3のトラッキングエラー検
出装置の構成を示すブロック図
出装置の構成を示すブロック図
【図8】同実施の形態3のトラッキングエラー検出装置
におけるLPFの具体構成を示すブロック図
におけるLPFの具体構成を示すブロック図
【図9】同実施の形態3のトラッキングエラー検出装置
における入力信号にノイズが乗った場合の効果を示すた
めの従来のトラッキングエラー検出装置のTE検出動作
を示す波形図
における入力信号にノイズが乗った場合の効果を示すた
めの従来のトラッキングエラー検出装置のTE検出動作
を示す波形図
【図10】同実施の形態3のトラッキングエラー検出装
置における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動
作を示す波形図
置における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動
作を示す波形図
【図11】本発明の実施の形態4のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図12】本発明の実施の形態5のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態6のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図14】本発明の実施の形態7のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図15】同実施の形態7のトラッキングエラー検出装
置における入力信号にノイズが乗った場合の効果を示す
ための実施の形態3のトラッキングエラー検出装置のT
E検出動作を示す波形図
置における入力信号にノイズが乗った場合の効果を示す
ための実施の形態3のトラッキングエラー検出装置のT
E検出動作を示す波形図
【図16】同実施の形態7のトラッキングエラー検出装
置における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動
作を示す波形図
置における入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動
作を示す波形図
【図17】本発明の実施の形態8のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図18】同実施の形態8のトラッキングエラー検出装
置における入力信号A1にノイズパルスが乗った場合の
コンパレートレベルTHA1を示す波形図
置における入力信号A1にノイズパルスが乗った場合の
コンパレートレベルTHA1を示す波形図
【図19】本発明の実施の形態9のトラッキングエラー
検出装置の構成を示すブロック図
検出装置の構成を示すブロック図
【図20】本発明の実施の形態10のトラッキングエラ
ー検出装置の構成を示すブロック図
ー検出装置の構成を示すブロック図
【図21】本発明の実施の形態11のトラッキングエラ
ー検出装置の構成を示すブロック図
ー検出装置の構成を示すブロック図
【図22】従来のトラッキングエラー検出装置の構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図23】同従来例のトラッキングエラー検出装置にお
けるLPFの具体構成を示すブロック図
けるLPFの具体構成を示すブロック図
【図24】同従来例のトラッキングエラー検出装置にお
ける入力信号Aが入力信号Bよりも位相が進んでいる場
合のTE検出動作を示す波形図
ける入力信号Aが入力信号Bよりも位相が進んでいる場
合のTE検出動作を示す波形図
【図25】同従来例のトラッキングエラー検出装置にお
ける入力信号Bが入力信号Aよりも位相が進んでいる場
合のTE検出動作を示す波形図
ける入力信号Bが入力信号Aよりも位相が進んでいる場
合のTE検出動作を示す波形図
【図26】同従来例のトラッキングエラー検出装置にお
ける入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動作を示
す波形図
ける入力信号にノイズが乗った場合のTE検出動作を示
す波形図
【図27】同従来例のトラッキングエラー検出装置の二
進化器をDFC構成とした場合のブロック図
進化器をDFC構成とした場合のブロック図
【図28】同従来例のトラッキングエラー検出装置のD
FCにおける入出力波形とコンパレートレベルを示す波
形図
FCにおける入出力波形とコンパレートレベルを示す波
形図
【図29】同従来例のトラッキングエラー検出装置のD
FCにおける入出力信号にノイズが乗った場合の入出力
波形とコンパレートレベルを示す波形図
FCにおける入出力信号にノイズが乗った場合の入出力
波形とコンパレートレベルを示す波形図
1a、1b 二進化器
2 位相比較器
3 LPF
4a、4b ノイズフィルタ
5 fcコントロール
6a、6b ヒステリシス
7 メディア判別信号
8 入力振幅検出器
9 ノイズ検出器
51 時定数コントロール
52 再生速度信号
101a、101b コンパレータ
102a、102b LPF
103a、103b fc可変LPF
301a、301b 電流源
302a、302b スイッチ
303 容量
304、305 抵抗
306 オペアンプ
307 基準電位
901 二進化レベル(1)
902 二進化レベル(2)
Claims (11)
- 【請求項1】 情報記録用のトラックを有するディスク
記録媒体から、そのトラッキング制御中に再生した2信
号の位相差に基づいて、トラッキングエラーを検出する
トラッキングエラー検出装置において、前記2信号をそ
れぞれ二進化する二進化器と、前記二進化器により得ら
れた各二進化信号から重畳したノイズを除去するノイズ
フィルタと、前記ノイズフィルタにより得られた各出力
信号間の位相差方向に対応して、パルスからなる2種類
の信号を生成する位相比較器と、前記位相比較器からの
2種類の信号のそれぞれに対応して極性が切り替わるパ
ルス波形をローパスフィルタリングし、前記位相差方向
に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキングエラー信
号を出力するローパスフィルタとを備えたことを特徴と
するトラッキングエラー検出装置。 - 【請求項2】 前記ノイズフィルタを、ディスクの再生
速度に応じてカットオフ周波数を可変するよう構成した
ことを特徴とする請求項1に記載のトラッキングエラー
検出装置。 - 【請求項3】 情報記録用のトラックを有するディスク
記録媒体から、そのトラッキング制御中に再生した2信
号の位相差に基づいて、トラッキングエラーを検出する
トラッキングエラー検出装置において、前記2信号をそ
れぞれ二進化する二進化器と、前記二進化器により得ら
れた各二進化信号間の位相差方向に対応して、パルスか
らなる2種類の信号を生成する位相比較器と、前記位相
比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応して極性が
切り替わるパルス波形をローパスフィルタリングし、前
記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わるトラッキ
ングエラー信号を出力するローパスフィルタとを備え、
前記二進化器を、その出力レベルの変化方向に応じた二
進化レベルを有するヒステリシス特性により二進化する
よう構成したことを特徴とするトラッキングエラー検出
装置。 - 【請求項4】 前記二進化器を、ディスクのメディア種
類に対応させて幅が変化するヒステリシス特性を有する
二進化レベルにより二進化するよう構成したことを特徴
とする請求項3に記載のトラッキングエラー検出装置。 - 【請求項5】 前記二進化器を、ディスクから再生した
2信号の振幅に対応させて幅が変化するヒステリシス特
性を有する二進化レベルにより二進化するよう構成した
ことを特徴とする請求項3に記載のトラッキングエラー
検出装置。 - 【請求項6】 前記二進化器を、ディスクから再生した
2信号のノイズレベルに対応させて幅が変化するヒステ
リシス特性を有する二進化レベルにより二進化するよう
構成したことを特徴とする請求項3に記載のトラッキン
グエラー検出装置。 - 【請求項7】 前記二進化器と位相比較器との間に、前
記二進化器により得られた各二進化信号から重畳したノ
イズを除去して、前記位相比較器に供給するノイズフィ
ルタを設けたことを特徴とする請求項3に記載のトラッ
キングエラー検出装置。 - 【請求項8】 情報記録用のトラックを有するディスク
記録媒体から、そのトラッキング制御中に再生した2信
号の位相差に基づいて、トラッキングエラーを検出する
トラッキングエラー検出装置において、前記2信号をそ
れぞれコンパレータにより二進化し、前記コンパレータ
からの各二進化信号をローパスフィルタリングし、前記
フィルタリングの出力信号を前記コンパレータにコンパ
レート基準レベルとして入力し、前記コンパレータから
の各二進化信号を出力する二進化器と、前記二進化器に
より得られた各二進化信号間の位相差方向に対応して、
パルスからなる2種類の信号を生成する位相比較器と、
前記位相比較器からの2種類の信号のそれぞれに対応し
て極性が切り替わるパルス波形をローパスフィルタリン
グし、前記位相差方向に応じて電圧レベルが切り替わる
トラッキングエラー信号を出力するローパスフィルタと
を備え、前記二進化器を、その二進化信号のノイズパル
スの有無に応じて、ローパスフィルタリングする場合の
カットオフ周波数を可変するよう構成したことを特徴と
するトラッキングエラー検出装置。 - 【請求項9】 前記二進化器を、ディスクのメディア種
類に応じて、ローパスフィルタリングする場合のカット
オフ周波数を可変するよう構成したことを特徴とする請
求項8に記載のトラッキングエラー検出装置。 - 【請求項10】 前記二進化器を、ディスクから再生し
た2信号の振幅に応じて、ローパスフィルタリングする
場合のカットオフ周波数を可変するよう構成したことを
特徴とする請求項8に記載のトラッキングエラー検出装
置。 - 【請求項11】 前記二進化器を、ディスクから再生し
た2信号のノイズレベルに応じて、ローパスフィルタリ
ングする場合のカットオフ周波数を可変するよう構成し
たことを特徴とする請求項8に記載のトラッキングエラ
ー検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104599A JP2003303431A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | トラッキングエラー検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002104599A JP2003303431A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | トラッキングエラー検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003303431A true JP2003303431A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29389745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002104599A Pending JP2003303431A (ja) | 2002-04-08 | 2002-04-08 | トラッキングエラー検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003303431A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502509A (ja) * | 2003-05-21 | 2007-02-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキング方法 |
JP2008140423A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エラー信号振幅測定方法および光ディスク再生装置 |
CN100466069C (zh) * | 2004-08-26 | 2009-03-04 | 瑞昱半导体股份有限公司 | 用于光驱中产生跟踪误差信号的装置与相关方法 |
-
2002
- 2002-04-08 JP JP2002104599A patent/JP2003303431A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007502509A (ja) * | 2003-05-21 | 2007-02-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 光ディスクドライブにおけるラジアルトラッキング方法 |
CN100466069C (zh) * | 2004-08-26 | 2009-03-04 | 瑞昱半导体股份有限公司 | 用于光驱中产生跟踪误差信号的装置与相关方法 |
JP2008140423A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エラー信号振幅測定方法および光ディスク再生装置 |
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