JP2003302952A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JP2003302952A JP2003302952A JP2003028742A JP2003028742A JP2003302952A JP 2003302952 A JP2003302952 A JP 2003302952A JP 2003028742 A JP2003028742 A JP 2003028742A JP 2003028742 A JP2003028742 A JP 2003028742A JP 2003302952 A JP2003302952 A JP 2003302952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- frame
- display
- subframe
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 202
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 151
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 81
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 11
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 107
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 37
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 230000008569 process Effects 0.000 description 10
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 9
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 9
- 206010047571 Visual impairment Diseases 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 7
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 7
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000003491 array Methods 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 2
- 108700042918 BF02 Proteins 0.000 description 1
- 101001094026 Synechocystis sp. (strain PCC 6803 / Kazusa) Phasin PhaP Proteins 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
かけ上高い解像度の画像を表示する表示装置において、
装置のコストダウンと小型化を図る。 【解決手段】 表示器10のコントローラに転送されて
くる画像データを、画像処理回路11に直接入力して画
像処理を行い、画像処理後の各フレームの画像データを
分解して複数のサブフレームの画像データを取得し、そ
の各サブフレームの画像データに基づいて、表示器10
が各サブフレームの表示を行う。このとき、画像データ
の分解は、画像データをフレームメモリ12に記憶さ
せ、各サブフレームの表示に必要なデータのみを読み出
すことによって行うとよい。
Description
うことにより、表示素子の解像度よりも見かけ上高い解
像度の画像を表示する表示装置に関する。
て画像を表示する表示装置において、1フレームの画像
データを複数のサブフレームに分割して、各サブフレー
ム毎に表示(あるいは投射)位置をずらして表示を行う
ことにより、表示器の解像度よりも見かけ上高い解像度
の画像を表示する表示装置が知られている。そして、こ
のような手法は、画素ずらしと呼ばれている。
許文献1に、1フレームを4フィールド(サブフレー
ム)で構成し、各フィールドの画像を対応するフレーム
メモリに書き込み、表示用液晶パネルに対して表示位置
をずらすための偏光方向制御用液晶パネルと水晶板を2
組用い、第1のフィールドの画像は表示位置を変化させ
ずに表示し、第2のフィールドの画像は水平方向に1/
2画素ピッチだけずらして表示し、第3のフィールドの
画像は垂直方向に1/2画素ピッチだけずらして表示
し、第4のフィールドの画像は水平方向と垂直方向に1
/2画素ピッチずつずらして表示し、これらの各フィー
ルドの画像を合成して表示を行う表示装置が開示されて
いる。
パネルの4倍の画素数の高精細な画像を表示することが
できるため、表示用液晶パネルの画素数を増やすことな
く表示画像の高精細化が可能になる。また、特許文献2
には、液晶表示パネルからの光の光軸を所定の方向に振
動させて画素ずらしを行うウォブリングのモードを複数
持たせるようにした映像表示装置が開示されており、こ
のような装置によれば、異種の入力映像信号に対しても
画素ずらしによる高精細化を図ることが可能になる。
には画像データを2ないし4のフレームメモリにフィー
ルド毎に分配し、その各フレームメモリから画像データ
を読み出して表示用液晶パネルによって各フィールドの
表示を行う投影表示装置が開示されている。特許文献4
には、2つのフィールドメモリを交互に書き込みモード
および読み出しモードとして、一方のフィールドメモリ
に映像信号を書き込んでいる期間に、他方のフィールド
メモリから書き込まれている映像信号を書き込み速度の
N倍速で読み出して、横方向に少しずつシフトした画像
をN枚作成して、その表示に同期した画素ずらしを行う
映像表示装置が開示されている。
献1あるいは3に開示されている表示装置においては、
表示すべき画像データを分配器によって一旦各フィール
ドに対応するフレームメモリに分配してから表示器に転
送しているため、画像処理やフレームメモリへの読み出
し/書き込み制御に必要な周辺回路が複雑になり、それ
に伴って部品コストが上昇するため、装置全体の高コス
ト化につながるという問題があった。また、複雑な回路
を形成するために装置が大型化してしまうという問題も
あった。特に、高精細化、大容量化を進めた場合にこの
傾向が顕著であるが、この点の改善については特許文献
1および3のみならず特許文献2,4においても特に触
れられていない。また、これらの文献には画像の表示に
必要な画像処理、例えば画像データの画素数と表示素子
の画素数(解像度)が一致しない場合の解像度変換,明
るさ補正,コントラスト調整,色調調整,操作指示画面
のスーパーインポーズ等の処理と画素ずらしとの関係に
ついては何ら記載されておらず、これらの画像処理回路
の配置についても、なんら記載されていない。
み時のN倍速で読み出すことを開示しているが、例えば
画像を4つのサブフレームに分解する画素ずらしを考え
ると、元の画像のフレームレートが60Hzである場
合、各サブフレームは240Hzで表示する必要があ
る。そして、近年画像の高精細化が進んでいることか
ら、各サブフレームにおける画素数、ひいては画像デー
タ量も多くなっており、このような多量の画像データを
高速に読み出すメモリを使用することはコスト高につな
がるが、この点の改善については特に記載がない。この
発明は、このような問題を解決し、画素ずらしによって
表示器の解像度よりも見かけ上高い解像度の画像を表示
する表示装置において、画像データに対する画像処理を
可能としながら装置のコストダウンと小型化を図ること
を目的とする。
め、この発明の表示装置は、入力された画像データに対
して画像処理を行う画像処理手段と、その手段による画
像処理後の各フレームの画像データを分解して複数のサ
ブフレームの画像データを取得する分解手段と、その手
段によって取得された各サブフレームの画像データに基
づいてサブフレーム毎に表示位置を順次切り替えて画像
の表示を行う表示手段とを設けたものである。
像データを記憶するバッファ手段と、上記画像データに
対して画像処理を行う画像処理手段と、上記バッファ手
段に記憶した画像データを上記画像処理に適したタイミ
ングで上記画像処理手段に入力する手段と、上記画像処
理手段による画像処理後の各フレームの画像データを分
解して複数のサブフレームの画像データを取得する分解
手段と、その手段によって取得された各サブフレームの
画像データに基づいてサブフレーム毎に表示位置を順次
切り替えて画像の表示を行う表示手段とを設けたもので
ある。
ァ手段を、書き込みと読み出しを非同期で行うメモリに
よって構成するとよい。さらに、上記バッファ手段を、
それぞれ上記フレーム1つ分の画像データを記憶する記
憶容量を有する二つのメモリによって構成し、上記フレ
ーム1つ分の画像データを上記メモリの一方に記憶さ
せ、次のフレームの画像データを上記メモリの他方に記
憶させ、上記メモリに記憶させた画像データの読み出し
を、他方の上記メモリに上記画像データを書き込んでい
る期間で行うようにするとよい。
像処理後の画像データを記憶する記憶手段を設け、上記
分解手段が、上記記憶手段に記憶された画像データから
各サブフレームの表示に必要なデータのみを読み出すこ
とによって各サブフレームの画像データを取得する手段
であるとよい。さらに、上記記憶手段が、上記表示手段
へのデータ転送側に、その表示手段を構成する表示素子
の信号入力バスの幅と等しいバス幅の出力バスを設けた
記憶素子を有するとよい。
記画像処理後の画像データを1フレーム分毎に記憶領域
の先頭アドレスから順次アドレスに対応させて記憶する
記憶手段を設け、上記分解手段を、上記各サブフレーム
の順序を示すサブフレーム番号から表示するサブフレー
ムの画像データのアドレスを求め、上記記憶手段におけ
る上記記憶領域のその求めたアドレスに記憶されている
画像データを順次読み出すことによって各サブフレーム
の画像データを取得する手段とするとよい。さらに、上
記各サブフレームのサブフレーム番号と、上記記憶領域
中でそのサブフレームの画像データが格納されている先
頭アドレスと格納アドレスの増加パターンの情報とから
なるアドレス情報とを対応させて記憶させるアドレス記
憶手段を設け、上記分解手段を、上記サブフレーム番号
と上記アドレス情報とから各サブフレームの画像データ
を読み出すべきアドレスを生成して、上記記憶領域のそ
の生成したアドレスに記憶されている画像データを順次
読み出すことによって各サブフレームの画像データを取
得する手段とするとよい。
て、上記各サブフレームに対応する記憶領域と、所定の
信号に従って各記憶領域のうちのデータの書き込み及び
読み出しを行うべき記憶領域を切り換える切換手段とを
有し、上記画像処理後の画像データを、上記切換手段に
よる切り換えに従って上記サブフレーム毎にそのサブフ
レームと対応する記憶領域に書込クロック信号によって
書き込みアドレスをインクリメントさせながら記憶する
記憶手段を設け、上記分解手段を、上記切換手段による
切り換えに従って上記サブフレーム毎にそのサブフレー
ムと対応する記憶領域から読出クロック信号によって読
み出しアドレスをインクリメントさせながら読み出すこ
とによって各サブフレームの画像データを取得する手段
とするとよい。
記憶領域と、その各記憶領域の出力をその記憶領域から
の読み出しを許可する読出許可信号に従ってハイインピ
ーダンスに固定する手段とを有し、上記画像処理後の画
像データを、上記各記憶領域への書き込みを許可する書
込許可信号に従って、書込クロック信号によって書き込
みアドレスをインクリメントさせながら上記サブフレー
ム毎にそのサブフレームと対応する記憶領域に記憶させ
る記憶手段を設け、上記分解手段を、上記サブフレーム
番号に従って設定される上記各記憶領域毎の上記読出許
可信号に従って、上記サブフレーム毎にそのサブフレー
ムと対応する記憶領域から読出クロック信号によって読
み出しアドレスをインクリメントさせながら画像データ
を出力させ、その対応する記憶領域以外の記憶領域の出
力はハイインピーダンスに固定させることによって各サ
ブフレームの画像データを取得する手段としてもよい。
規則記憶手段と、上記画像処理後の画像データを、上記
サブフレームの構成に応じて上記規則記憶手段から選択
した規則に従って書込クロック信号によって書き込みア
ドレスを移動させながら記憶領域に記憶する記憶手段と
を設け、上記分解手段を、上記記憶手段に記憶された画
像データを上記サブフレーム毎に読出クロック信号によ
って読み出しアドレスをインクリメントさせながら読み
出すことによって各サブフレームの画像データを取得す
る手段としてもよい。これらの表示装置において、上記
記憶手段と上記分解手段とを同一のチップ上に形成する
とよい。
に対して画像処理を行い、画像処理後の1フレーム毎の
画像データを、複数のサブフレーム毎に配列され、各サ
ブフレーム内では所定の順序に配列された状態で出力す
る画像処理手段と、その手段によって取得された各サブ
フレームの画像データに基づいてサブフレーム毎に表示
位置を順次切り替えて画像の表示を行う表示手段とを備
え、上記所定の順序は、上記表示手段による表示に必要
な順序である表示装置も提供する。これらの表示装置に
おいて、上記各サブフレームの画像データを記憶するサ
ブフレームデータバッファ手段と、その手段に記憶した
上記各サブフレームの画像データを、各サブフレーム毎
の表示に適したタイミングで上記表示手段に入力する手
段とを設け、上記サブフレームバッファ手段を、書き込
みと読み出しを非同期で行うメモリによって構成すると
よい。
表示手段が、光源と、その光源からの光を均一化する均
一化手段と、その均一化後の光を複数の色の光に分離す
る分離手段と、その分離後の各色の光を入力された画像
データに従ってそれぞれ変調する変調手段と、その変調
後の各色の光を合成する合成手段と、その合成後の光を
投射する投射手段とを有するとよい。あるいは、上記表
示手段が、光源と、その光源からの光を均一化する均一
化手段と、その均一化後の光を時分割で複数の色の光に
分離する分離手段と、その分離後の各色の光を入力され
た画像データに従ってそれぞれ変調する変調手段と、そ
の変調後の光を投射する投射手段とを有するとよい。
形態を図面を参照して説明する。 〔第1の実施形態:図1,図2,図9,図10〕まず、
この発明の表示装置の第1の実施形態である液晶プロジ
ェクタについて説明する。図1はその液晶プロジェクタ
における表示器のコントローラの構成を示すブロック
図、図2は第1の比較例の液晶プロジェクタにおける表
示器のコントローラの構成を示すブロック図、図9はこ
の発明の第1の実施形態の液晶プロジェクタの概略構成
を示す図、図10はその液晶プロジェクタにおける画素
シフトとサブフレーム構成について説明するための図で
ある。
プロジェクタであり、図9に示すように、光源61,フ
ィルタ62,レンズ63,インテグレータ64,偏光変
換素子65,表示器10,偏光ビームスプリッタ(PB
S)67,ピクセルシフト素子68,投射レンズ69を
備え、これらの各部材が表示手段を構成する。そして、
光源から出射した光を表示すべき画像の画像データに基
づいて表示器10で変調し、その光をスクリーン70に
投射することによって画像をスクリーン70上に表示す
る装置である。
高圧水銀ランプを用い、フィルタ62によって光源61
からの出射光から表示に不要な紫外線や赤外線をカット
している。そして、レンズ63によってその光を集光
し、複数枚のレンズを平面上に並べて組み合わせたフラ
イアイレンズからなる均一化手段であるインテグレータ
64によって均一化し、偏光板等の偏光変換素子65に
よって偏光方向を一方向に揃える。偏光方向の揃った光
は、偏光ビームスプリッタ67によって反射されて液晶
パネルからなる表示器10に入射する。ここで、表示器
10としては、ツイストネマチック(TN)液晶を用い
画素毎に薄膜トランジスタ(TFT)を設けた640×
480画素の液晶表示パネル(液晶表示素子)を用いた
が、もちろん他の素子を用いてもよい。この表示器10
は、後述するピクセルシフト素子と共に変調手段を構成
する。
0によって変調された光は、偏光ビームスプリッタ67
を透過し、ピクセルシフト素子68に入射する。このピ
クセルシフト素子は偏光方向制御用液晶パネルと複屈折
板である水晶板との組み合わせを2組用いて構成され、
所定の信号に従って、表示器10によって変調された光
(画像)の位置を画像の縦方向と横方向について選択的
にそれぞれ1/2画素分ずらすことができるユニットで
ある。このピクセルシフト素子68によって位置をずら
された光を、投射手段である投射レンズ69によってス
クリーン70上に拡大して投射することによって、画像
データに基づいた画像を表示することができる。
は、ピクセルシフト素子68による画素ずらし処理を行
うことにより、見かけ上の解像度を増加させている。す
なわち、1フレーム分の画像データを4つのサブフレー
ムに分割し、各サブフレームの画像データに基づいて表
示器10で変調を行い、その画像をピクセルシフト素子
68によってサブフレーム毎に表示位置を順次切り替え
てスクリーン70上に投射することにより、残像効果に
よって画像の観察者には各サブフレームの画像がそれぞ
れ別の画素で表示されているかのように見え、見かけ上
縦横それぞれ表示器10の画素数の2倍の1280×9
60画素の解像度で表示を行うことができる。
像データは、1280×960画素分のデータで構成さ
れる。そして、図10に太線で区切って示した2行2列
の4画素のデータが表示器10の1画素の表示に用いら
れる画像データであり、第1のサブフレームでは図10
ので示す部分の640×480画素分の画像データの
みを表示器10に入力して表示を行い、同様に第2のサ
ブフレームでは、第3のサブフレームでは、第4の
サブフレームではの位置のデータのみによって表示を
行うことになる。
示器10のコントローラは、図1に示すように画像処理
回路11,フレームメモリ12,制御回路13を備えて
いる。画像処理回路11は画像処理手段であり、外部装
置から入力されるか装置全体を統括制御する図示しない
主制御部によって生成され、表示すべき画像の画像デー
タを入力する入力手段として機能する主制御部によって
所定のクロックに同期して転送されてくる画像データに
対して、ガンマ補正,コントラスト調整,明るさ調整等
の画像処理を行う回路である。これらの画像処理は、1
画素分ずつ入力順に行い、処理後の画像データもその順
番で出力する。なお、ここでは画像データはライン
(行)毎にデータ(列)番号の若い方から順(行/列
順)に転送されてくるものとする。
による画像処理後の画像データを記憶する記憶手段であ
り、画像処理後の画像データを記憶して、各サブフレー
ム毎にそのサブフレームの画像データを表示器10に対
して出力する。このことにより、表示器10が各サブフ
レーム毎にそのサブフレームの表示を行うことができ
る。なお、ここでは画像データの記憶は各フレーム毎に
入力順に0から昇順のアドレスに行うものとする。制御
回路13は、画像処理回路11による画像処理を制御す
ると共に、フレームメモリ12から表示器10への画像
データの転送も制御する回路である。そして、フレーム
メモリに記憶された各フレームの画像データを第1から
第4のサブフレームの画像データに分解して各サブフレ
ームの画像データを取得し、各サブフレーム毎にそのサ
ブフレームの画像データを表示器10に対して出力させ
る分解手段として機能する。なお、ここで「取得」と
は、「抽出」を含むものとする。
フレームの画像データは奇数行奇数列の画素のデータ、
第2のサブフレームの画像データは奇数行偶数列の画素
のデータ等、各サブフレームの画像データの格納位置は
規則的に並んでおり、また、格納順も上述の通り行/列
順であるので、各サブフレームの画像データの格納アド
レスは、比較的簡単な計算によって求めることができ
る。そこで、この計算式を予め制御回路13に設定ある
いは記憶しておくことにより、各サブフレームの画像デ
ータが格納されているアドレスを算出し、アドレスを指
定してそのサブフレームの画像データのみを行/列順に
読み出して表示器10に転送させることができる。すな
わち、各フレームの画像データの分解を行うことができ
る。表示器10によって表示を行うためには、表示に用
いる画像データを行/列順に入力する必要があるが、上
記のようなコントローラを用いることにより、各サブフ
レームの画像データをフレームメモリ12から行/列順
に読み出して直接表示器10に入力することができる。
ない記憶容量のメモリで表示器のコントローラを構成で
き、またそこに設ける処理回路や制御回路も簡素化でき
るため、コントローラの低コスト化と小型化を図ること
ができ、ひいては装置全体の低コスト化と小型化を図る
ことができる。この点について比較例を用いてさらに説
明する。この実施形態の液晶プロジェクタの第1の特徴
は、転送されてくる画像データを直接画像処理回路11
に入力し、画像処理後の画像データを各サブフレームの
画像データに分解する点であるが、発明者らは、このよ
うな構成による効果を確認するため、比較例(第1の比
較例)として、表示器10に図2に示すようなコントロ
ーラを備え、他の点は第1の実施形態のものと同じ液晶
プロジェクタを試作した。
は、コントローラに転送されてくる画像データを一旦フ
レームメモリ12に記憶し、上記の実施形態の場合と同
様に分解手段として機能する制御回路23によって各サ
ブフレームの画像データに分解して、各サブフレーム毎
に設けた画像処理回路21aによってサブフレーム毎に
個別に画像処理を行う。そして、各画像処理回路21a
からの出力から信号切替回路24によって表示を行うサ
ブフレームの画像データを選択して表示器10に出力す
る。上述の第1の実施形態の液晶プロジェクタとこの比
較例の液晶プロジェクタとの比較を行ったところ、その
結果は表1に示す通りであった。なお、部品コストと回
路規模はコントローラのみについて第1の実施形態の場
合を1とした相対値で示している。
例では、最終的な表示品質は同等であるが、第1の比較
例が部品コストで2.5倍、回路規模で1.5倍を要し
ている。さらに、操作性も第1の実施形態の方が良好で
あった。この比較から、第1の実施形態の液晶プロジェ
クタでは、各フレームの画像データを各サブフレームの
画像データに分解する前に一括して画像処理を行ってい
るため、画像処理回路11が1つでよく、比較例の画像
処理回路21の場合のように各サブフレーム毎の画像処
理回路21aを設けなくてよいので、その分回路規模を
低減し、部品コストを削減することが可能であることが
わかる。
第2の特徴は、フレームメモリ12に記憶した画像処理
後の1フレームの画像データから各サブフレームの表示
に必要な画像データのみを読み出して表示器10に対し
て出力する点である。発明者らは、このような構成によ
る効果を確認するため、比較例(第2の比較例)とし
て、フレームメモリ12に代えて各サブフレーム毎のフ
レームメモリを設け、画像処理後の画像データを各サブ
フレーム毎の画像データに分解してから対応するメモリ
に記憶させ、そこから表示器10に対して出力するよう
にした液晶プロジェクタを試作した。第1の実施形態の
液晶プロジェクタとこの第2の比較例の液晶プロジェク
タとの比較を行ったところ、その結果は表2に示す通り
であった。なお、部品コストと回路規模はコントローラ
のみについて第1の実施形態の場合を1とした相対値で
示している。
例では、最終的な表示品質は同等であるが、第2の比較
例が部品コストで2.2倍、回路規模で1.8倍を要し
ている。このうち、第2の比較例で部品コストが大幅に
割高になっている主な理由として、メモリの合計記憶容
量が第1の実施形態の場合の2倍必要であったことが挙
げられる。この比較から、第1の実施形態の場合のよう
に、フレームメモリ12を一つだけ設け、各サブフレー
ムの表示に必要な画像データをそこから読み出すように
することにより、部品コストを削減するとともに小型化
を図ることができることがわかる。なお、上述した第1
の特徴と第2の特徴のいずれか一方のみを有する装置を
構成した場合であっても、その特徴による効果を得るこ
とができる。
1〕次に、この発明の表示装置の第2の実施形態である
液晶プロジェクタについて説明する。図3はその液晶プ
ロジェクタにおける表示器のコントローラの構成を示す
ブロック図、図4は第3の比較例の液晶プロジェクタに
おける表示器のコントローラの構成を示すブロック図、
図5は図3及び図4に示した32ビットラッチの動作タ
イミングを示す図、図11はこの発明の第2の実施形態
の液晶プロジェクタの概略構成を示す図である。
ロジェクタであり、構成は図9に示した第1の実施形態
の液晶プロジェクタとほぼ同様であるが、図11に示す
ように、レンズ63とインテグレータ64との間に、回
転カラーフィルタ71と、レンズ63と同等な第2のレ
ンズ72を備えている。また、表示器10に用いる液晶
としては高速応答性を重視して強誘電性液晶を採用して
いる。回転カラーフィルタ71は分離手段であり、赤
(R),緑(G),青(B)の3色のカラーフィルタを
備え、光源から偏光ビームスプリッタ67へ向かう光路
と平行な軸を中心に回転可能なカラーフィルタである。
この回転カラーフィルタ71を所定のタイミングで回動
させることにより、光源61からの光を時分割的にR,
G,Bの各色の光に分離することができる。
に基づいた変調を表示器10によって行うことにより、
時分割的に各色の画像の表示を行うことができる。これ
らの各色の画像をスクリーン70上の同一の位置に投射
することにより、残像効果によって重ね合わせて認識さ
れ、フルカラーの画像として認識される。このようなカ
ラー画像の表示法はフィールドシーケンシャルと呼ばれ
ている。この液晶プロジェクタにおいても、第1の実施
形態の場合と同様に画素ずらしを行っており、1フレー
ムの画像を4つのサブフレームに分割することによっ
て、640×480画素の表示器10で1280×96
0画素の画像の表示を行っている。もちろん、各サブフ
レーム毎にRGBの各色の画像の表示を行っている。ま
た、フレームレートは60Hzであり、各画素の画像デ
ータはRGB各色について、256階調を実現する8ビ
ットの大きさである。
示器10はデータ入力バスのバス幅が32ビットであ
り、そのコントローラは、図3に示すように画像処理回
路31,32ビットバッファ33,フレームメモリ3
2,制御回路34を備えている。ここで、32ビットバ
ッファ33及びフレームメモリ32は、RGBの各色に
対応させて同一の構成のものを3つずつ設けている。こ
れらの各々は符号にそれぞれR,G,Bの添え字を付け
て示し、総称する場合には添え字のない符号で示すもの
とする。画像処理回路31は、第1の実施形態で図1を
用いて説明した画像処理回路11の場合と同様に、入力
される画像データに対して画像処理を行う回路である。
しかし、この実施形態の画像データは、RGBの3色の
画像データによって構成されるので、これらのデータは
色毎に対応する32ビットバッファ33(33R,33
G,33B)に対して出力する。
で図1を用いて説明したフレームメモリ12に相当する
記憶手段であるが、このフレームメモリ32を構成する
記憶素子であるメモリユニットのデータ出力バスのバス
幅を、表示器10における信号入力バスのバス幅と等し
い32ビットとしている。従って、各フレームメモリ3
2から読み出された画像データは、ラッチ等を介するこ
となく表示器10に入力することができる。各フレーム
メモリ32R,32G,32Bの出力データは表示器1
0の同じ入力バスに接続しているが、後述するように各
フレームメモリ32から同時にデータが出力されること
はないので、例えばデータを出力しないフレームメモリ
32の出力をハイインピーダンスにする等により、必要
なデータを正常に入力することができる。なお、メモリ
ユニットのデータ入力バスのバス幅も、出力バスのバス
幅と同じ32ビットである。
ムメモリ32の記憶素子は、8ビットのメモリユニット
を4個並列に設けることによって構成し、各メモリユニ
ットに対して個別にあるいは同時にアドレスを指定でき
るよう、アドレスの切替回路を設けた。これらの各メモ
リユニットによる記憶領域が、それぞれフレームメモリ
32の記憶領域の一部となる。また、ここでは各フレー
ムメモリ32の記憶容量は各色の2フレーム分の画像デ
ータを記憶できる容量としたが、この発明の効果を得る
ためには最低限1フレーム分の画像データが記憶できる
容量があればよい。
ット幅であるので、8ビット×4個の各32ビットバッ
ファ33を設け、画像処理後の画像データを32ビット
分まとめて対応するフレームメモリ32に書き込むよう
にしている。この32ビットバッファ33は、図5に示
すように第1から第4のラッチに転送されてくる8ビッ
トデータを順次読み込み、フレームメモリ32のバス幅
と同じ32ビットのデータをフレームメモリ32に対し
て出力する。制御回路34は、画像処理回路31による
画像処理を制御すると共に、32ビットバッファ33か
らフレームメモリ32への画像データの転送及びフレー
ムメモリ32から表示器10への画像データの転送も制
御する回路である。
けた液晶プロジェクタにおいて、第1の実施形態の場合
と同様に行/列順にコントローラに転送されてくる画像
データは、画像処理回路31に入力されて画素毎にガン
マ補正,コントラスト調整,明るさ調整等の画像処理を
施され、各色のデータに分離され、8ビットずつ対応す
る色の32ビットバッファ33に出力される。そして、
32ビットのデータが32ビットバッファ33に入力さ
れたところで対応するフレームメモリ32に転送され、
所定のアドレスに書き込まれる。このとき、フレームメ
モリ32には行/列順のアドレスに書き込む。
ータは、各サブフレームの各色の表示を行うため、所定
のタイミングで必要なデータのみが読み出されて表示器
10に転送される。ここで、フレームメモリ32は2フ
レーム分の画像データを記憶できる記憶容量を有するの
で、読み出しは、そのフレームの画像データの書き込み
が終了してから行い、この読み出し中に次のフレームの
画像データの書き込みを別の記憶領域に対して行うよう
にしている。
8ビットで、フレームメモリ32の出力バスの幅は32
ビットであるので、4画素分の画像データを一度に読み
出して転送することになる。また、画像データは行/列
順のアドレスに書き込まれていることから、第1の実施
の形態の場合と同様に、各フレームの画像データが格納
されているアドレスを容易に算出することができる。す
なわち、各行の画像データの先頭アドレスを求め、これ
に表3に示す数値を加えたアドレスから画像データを読
み出せば、各サブフレーム毎にそのサブフレームの表示
に用いる連続した4画素の画像データを読み出すことが
できる。ここで、各行の初めの読み出しはn=1を代入
して得られる4つのアドレスから行い、以下nを2,
3,・・・と増しながら行う。このアドレスの演算は制
御回路34によって行うことができる。
フレームのRの画像データをフレームメモリ32Rから
読み出して表示器10に入力してRの表示を行い、次に
Gの画像データをフレームメモリ32Gから読み出して
Gの表示を行い、さらに同様にBの画像データを読み出
してBの表示を行うことにより、各サブフレームの表示
をフィールドシーケンシャルに行うことができる。これ
を4つのサブフレームについて行うことにより、1フレ
ームの表示が完了する。
のフレームメモリ32のデータ出力バスのバス幅を、表
示器10における信号入力バスのバス幅と等しくするこ
とにより、フレームメモリ32から表示器10への画像
データの転送を高速に行うことができるため、フレーム
メモリ32に要求されるアクセス速度を低く抑えること
ができる。メモリはアクセス速度の速いものほど高価で
あるので、このことにより装置のコストを低減すること
ができる。この点について、比較例も用いてさらに説明
する。
確認するため、比較例(第3の比較例)として、表示器
10に図4に示すようなコントローラを備え、他の点は
第2の実施形態のものと同じ液晶プロジェクタを試作し
た。この第3の比較例の液晶プロジェクタは、フレーム
メモリ32′として、データ入力バスとデータ出力バス
のバス幅がそれぞれ8ビットのものを用いている。従っ
て、画像処理回路11との間に32ビットバッファは設
けていない。しかし、フレームメモリ32′と表示器1
0の間に32ビットバッファ33を設け、データのビッ
ト数を表示器10のデータ入力バスと合わせている。
タにおいては、640×480画素の表示器10を用い
て表示を行っている。そして、フレームレート60Hz
でフィールドシーケンシャルにRGBの表示を行い、各
フレームは4つのサブフレームで構成されているので、
各サブフレームの各色の画像データは、1/(3×4×
60)=1/720秒以内にフレームメモリ32から表
示器10へ転送しなければならない。従って、1画素の
1色の画像データは8ビット(=1バイト)であること
から、転送速度は640×480/(1/720)≒2
21.2メガバイト/秒が必要となる。
幅は32ビット(=4バイト)であるので、出力側の動
作速度(読み出し速度)が、221.2/4=55.3
MHz以上、アクセス時間にして18ナノ秒以下であれ
ば、表示を行うことができる。入力側は、1サブフレー
ムの3色の画像を表示する間に次のサブフレームの1色
の画像データを各フレームメモリ32に書きこめばよい
ので、出力側の1/3の18.43MHz以上の動作速
度(書き込み速度)、アクセス時間にして54ナノ秒以
下で対応可能である。そして、実際にこのような動作速
度のフレームメモリ32を使用してフィールドシーケン
シャルのカラー表示を行うことができた。
は、各フレームメモリ32′の出力バスの幅は8ビット
(=1バイト)であるので、入力側は221.2/3≒
73.7MHz以上の動作速度、アクセス時間にして1
3ナノ秒以下で対応可能であるが、出力側は、221.
2MHz以上の動作速度、アクセス時間にして4.5ナ
ノ秒以下が必要になる。1フレームの画像データの量は
約3.5メガバイトであり、4.5ナノ秒のアクセス速
度のこれだけの容量のメモリを作成すると大きなコスト
がかかるため、この比較例の構成でフィールドシーケン
シャルのカラー表示を実現することは現実的ではなかっ
た。
フィルタ71に代えてダイクロイックミラー等を設けて
光源61からの光を空間的に各色に分割し、各色毎に表
示器10を設け、色毎に変調した光(画像)を合成する
ことによって表示を行う空間分割式のカラー表示を行う
場合には、1サブフレームの時間で各色の画像データを
表示器10に入力すればよいので、動作速度が73.7
MHzあれば表示を行うことができた。しかし、このよ
うな空間分割式の液晶プロジェクタでは、各色毎の表示
器10が必要となり、制御回路の規模も大きくなるた
め、装置のコストアップや大型化につながる。さらに、
この場合であっても、要求される動作速度は上述した第
2の実施形態の場合よりも速い73.7MHzであるの
で、記憶素子のコストも高くなる。
うに、フレームメモリのデータ出力バスのバス幅を、表
示器における信号入力バスのバス幅と等しくすることに
より、安価なメモリを用いて装置を構成でき、装置のコ
ストを低減することができることがわかる。なお、あま
りバス幅を広くすると基板上の配線が困難になることか
ら、バス幅としては32ビット幅が最も好ましかった。
また、ここではカラー表示を行う場合について説明した
が、この実施形態の構成はモノクロの場合にも適用でき
ることは言うまでもない。この場合にはもちろん各色毎
に32ビットバッファ33とフレームメモリ32とを設
ける必要はない。
の表示装置の第3の実施形態である液晶プロジェクタに
ついて説明する。図6はその液晶プロジェクタにおける
表示器のコントローラの構成を示すブロック図である。
この液晶プロジェクタは、表示器10のコントローラの
構成以外の点については第1の実施形態の液晶プロジェ
クタと同様であるので、それ以外の点についての説明は
省略するか簡単にする。
示すように、表示器10のコントローラに画像処理回路
41,アドレス発生回路42,制御回路43,画像デー
タ用RAM44を設けて、これらによって画像処理手段
を構成している。そして、入力手段として機能する図示
しない主制御部によって所定のクロックに同期して転送
されてくる画像データを一旦画像データ用RAM44に
順次格納する。そして、制御回路43からの第2の制御
信号に従ってアドレス発生回路42が生成するアドレス
信号によって画像データ用RAM44におけるアドレス
を指定し、そのアドレスから画像データを読み出して順
次画像処理回路41に出力する。この画像データには、
画像処理回路41によって第1の実施形態の場合と同様
にガンマ補正,コントラスト調整,明るさ調整等の画像
処理が施され、そのまま表示器10に対して出力され
る。
ータが各サブフレーム毎に配列され、各サブフレーム内
では行/列順に配列された状態で出力するようにアドレ
スを順次生成する。第1の実施形態の場合と同様に、主
制御部によって転送されてくる画像データは行/列順に
配列されているので、これを画像データ用RAM44の
入力順のアドレスに記憶すれば、容易に各サブフレーム
の画像データが格納されているアドレスを算出し、アド
レスを指定してそのサブフレームの画像データのみを行
/列順に読み出して画像処理回路41に出力させること
ができる。
像処理後の1フレーム毎の画像データを、複数のサブフ
レーム毎に配列され、各サブフレーム内では所定の順序
に配列された状態で出力するようにしたことにより、フ
レームメモリを設ける必要がないため、部品コストを低
減し、ひいては装置全体のコストを低減することができ
る。この点について、比較例を用いてさらに説明する。
確認するため、比較例(第4の比較例)として、この第
3の実施形態の液晶プロジェクタを次のように改変した
液晶プロジェクタを試作した。すなわち、表示器10の
コントローラにおいて、画像データ用RAM44及びア
ドレス発生回路42を設けずに、転送されてくる画像デ
ータを直接画像処理回路41に入力して画像処理を行
い、処理後の画像データを、各サブフレーム毎に対応さ
せて設けたフレームメモリにサブフレーム毎に分けて記
憶させるようにした。そして、各サブフレームの表示を
行う際に、対応するフレームメモリから画像データを読
み出して表示を行うようにした。上述した第3の実施形
態の液晶プロジェクタとこの第4の比較例の液晶プロジ
ェクタとの比較結果は表4に示す通りであった。なお、
表中の各評価値は、コントローラのみについて、第3の
実施形態の場合を1とした相対値で示している。
ローラの部品点数が少なく、回路規模は低減できたが、
画像データをサブフレーム毎に分離するためにサブフレ
ーム毎にフレームメモリを設けたため、メモリにかかる
コストが第3の実施形態の場合の2.2倍であった。表
示の大容量化と高速化が進む現状では、メモリの部品コ
ストへの寄与率が高いため、メモリコストを低減できる
この実施形態の構成は低コスト化に有効であることがわ
かった。
タについて説明したが、カラーの液晶プロジェクタの場
合にもこの実施形態の構成を適用することができる。こ
の場合、各色の画像データを同じアドレスに記憶できる
ように画像データ用RAM44を設計し、読み出す際に
1画素分の画像データを読み出し、必要な色のデータの
みを選択して画像処理回路41に出力するようにしても
よいし、各色の画像データを別々のアドレスに記憶し
て、読み出す際に必要な色の画像データのみを読み出す
ようにしてもよい。
装置の第4の実施形態である液晶プロジェクタについて
説明する。この液晶プロジェクタは、フレームメモリ1
2からの画像データの読み出し制御以外の点については
第1の実施形態の液晶プロジェクタと同様であるので、
それ以外の点についての説明は省略するか簡単にする。
なお、この実施形態において、フレームメモリ12は、
アドレスを入力することによってそのアドレスに対して
データの入出力を行うメモリユニットとして、SRAM
(スタティックラム)によって構成している。
込みは、第1の実施形態の場合と同様に、行/列順に画
像処理回路11から出力されてくる画像データを各フレ
ーム毎に入力順に0から昇順のアドレスに行う。従っ
て、1フレーム分毎に記憶領域の先頭アドレスから順次
アドレスに対応させて記憶させることになる。一方、読
み出しは各サブフレームの順序を示すサブフレーム番号
から表示するサブフレームの画像データのアドレスを求
め、フレームメモリ12におけるそのアドレスに記憶さ
れている画像データを順次読み出すことによって行う。
ここで、Nサブフレームで1フレームを構成する場合に
は、各サブフレームに1からNまでの自然数の番号を付
す。
サブフレーム番号のカウントは例えば、制御回路13に
2ビットカウンタを設け、1サブフレームの表示完了を
示す垂直同期信号によってカウントアップすることによ
り行うことができる。そして、アドレス記憶手段とし
て、このサブフレーム番号と、フレームメモリ12中で
そのサブフレームの画像データが格納されている先頭ア
ドレスと格納アドレスの増加パターンの情報とからなる
アドレス情報とを対応させて記憶するテーブルを、制御
回路13に設ける。格納アドレスの増加パターンとして
は、読み出し毎のアドレスの増分や読み出し回数を用い
るとよい。
ブフレームの画像データは、図10に示したように、1
行目は2列目から1列おきに配置され、2行目には配置
されていない。従って、先頭画素のアドレスは0000
00H(末尾のHは数値が16進数であることを示す)
であり、1フレームの画像データの列数は1280であ
るので、アドレス000001Hからアドレスを2ずつ
増して640回読み出しを行うことにより、1行目に配
置された第2のサブフレームの画像データを全て読み出
すことができる。ここで、640回目に読み出すアドレ
スは0004FFHとなる。そして、2行目の0005
00Hから0009FFHまでのアドレスは飛ばして、
3行目の2画素目である000A01Hのアドレスから
再びアドレスを2ずつ増して640回の読み出しを行
い、以下これを960行の最終アドレス12BFFFH
まで繰り返すことにより、第2のサブフレームの画像デ
ータを全て読み出すことができる。
フレーム番号が2の場合のアドレス情報として、例え
ば、開始アドレス000001H、増加パターン情報と
して2Hを639回と502Hを1回を479回繰り返
してさらに2Hを639回繰り返す規則をテーブルに記
憶させておけばよい。このような情報を記憶させておく
ことにより、複雑な演算回路を用いなくても、簡単な論
理回路によって読み出すべきアドレスを順次生成して読
み出しを行うことができる。サブフレーム番号とアドレ
ス情報とを対応させたテーブルに表5に示すような内容
を記憶させておき、表示すべきサブフレームのサブフレ
ーム番号に従ってこの情報を参照することにより、各サ
ブフレームの画像データを上記の場合と同様に簡単な回
路によって読み出して表示器10に対して出力すること
ができる。
ルに記憶させておき、表示画像の水平同期信号を行毎の
タイミングとして用い、2行単位で読み出し処理を繰り
返すようにしてもよい。表6には1行目と2行目の規則
を示しているが、1行につき500Hをアドレスに加算
することにより、各行における読み出しアドレスを求め
ることができる。
像データをサブフレーム毎のデータに分解する処理の制
御を極めて簡易な回路によって実現できるため、表示器
のコントローラの部品点数を削減し、低コスト化と小型
化を図ることができる。この点について、発明者らが各
サブフレームに対応するフレームメモリを設けて画像処
理後の画像データをサブフレーム毎に分けて記憶する構
成としたコントローラを備えた液晶プロジェクタを比較
例(第5の比較例)として試作し、この実施形態の場合
と比較したところ、結果は表7に示す通りであった。こ
こで、部品コストと回路規模はコントローラのみについ
て、この第4の実施形態の場合を1とした相対値で示し
ている。
の2倍必要であり、制御回路も複雑なものが必要になっ
たため、表7に示すように、部品コストで2.2倍、回
路規模で1.8倍を要した。このことからも、この第4
の実施形態の構成によれば低コスト化と小型化が実現で
きることがわかる。
の発明の表示装置の第5の実施形態である液晶プロジェ
クタについて説明する。図7はその液晶プロジェクタに
おける表示器のコントローラに備えるフレームメモリの
構成を示すブロック図、図8はそのフレームメモリ及び
その制御回路を1チップで構成した場合の構成例を示す
図である。この液晶プロジェクタは、表示器10のコン
トローラの構成以外の点については第1の実施形態の液
晶プロジェクタと同様であるので、それ以外の点につい
ての説明は省略するか簡単にする。
コントローラに備える記憶手段であるフレームメモリ1
2として、FIFO(ファーストイン・ファーストアウ
ト)の構成としたメモリシステムを用いている。このメ
モリシステムには、第1の実施形態では制御回路13に
含まれていた部分も一部含まれる。このメモリシステム
は、図7に示す構成であり、読み出し及び書き込みは、
それぞれポインタによって指定されるメモリセル57上
の特定の位置に対して行われる。ポインタは、書き込み
と読み出しの各々について用意され、それぞれ、書き込
み,読み出しが許可されている場合に対応するクロック
の入力によってインクリメントされる。許可されていな
い場合にはクロックが入力されてもインクリメントしな
い。そして、ポインタリセット信号(書込リセット信
号,読出リセット信号)によって先頭のアドレスにリセ
ットされる。
らの読出クロック,書込クロック,読出許可信号,書込
許可信号,読出リセット信号,書込リセット信号,出力
許可信号の入力を受け、メモリセル57へのデータの読
み書きを制御するタイミングコントローラ51を備えて
いる。そして、このタイミングコントローラ51にセル
フリフレッシュ機能を持たせることにより、メモリセル
を安価なDRAMで構成することができ、低コスト化を
図ることができる。また、このメモリシステムにおい
て、ライトアドレスレジスタ53は書込ポインタ(書き
込みアドレス)の値を記憶するレジスタであり、リード
アドレスレジスタ54は読出ポインタ(読み出しアドレ
ス)の値を記憶するレジスタである。アドレスセレクタ
52は、書込許可信号と読出許可信号に従って、これら
のレジスタの記憶する値の一方を選択し、そのメモリセ
ル57上のアクセス位置を指定する回路である。
10として32ビット幅の信号入力バスを備えた液晶パ
ネルを用いているので、入力データDInと出力データ
DOutのバス幅も、これに合わせて32ビットとして
いる。そして、8ビットのメモリユニットを4個並列に
設け、これらの各メモリユニットへの読み書きを共通の
読出クロック,書込クロック,読出許可信号,書込許可
信号,読出リセット信号,書込リセット信号及び出力許
可信号によって制御することにより、常に共通のアドレ
スに対して読み書きが行われるようにし、実質的にこれ
らを32ビットのメモリユニット(以下「メモリアレ
イ」という)として動作させている。
に対応した記憶領域として4つのメモリアレイを設け、
8ビットのメモリユニットを計16ユニット使用してい
る。そして、ライトアドレスレジスタ53及びリードア
ドレスレジスタ54は各メモリアレイ毎に設けている
が、ライトデータレジスタ55及びリードデータレジス
タ56、入力バッファ58及び出力バッファ59は各メ
モリアレイで共通とし、各メモリアレイの同一のピン名
のデータ入出力端子を互いに接続して同一の入出力バス
に接続することにより、回路構成の単純化と部品点数の
削減を図っている。従って、このメモリシステムは、デ
ータ入力端子とデータ出力端子として各32本、クロッ
クや制御信号として7×4=28本の信号線で駆動する
ことができる。
みを行う場合には、入力データDInを入力バッファ5
8を介してライトデータレジスタ55に転送する。この
とき、書込許可信号がイネーブルになっていると、書込
クロックに従って、ライトアドレスレジスタ53で指定
されているアドレスに対してライトデータレジスタ55
の内容が書き込まれると同時に、ライトアドレスレジス
タ53がインクリメントされる。書込クロックの次の書
き込みタイミングでも書込許可信号がイネーブルであれ
ば、次のアドレスに対してライトデータレジスタ55の
内容が書きこまれるので、連続してデータの書き込みを
行う場合には、このタイミングまでに入力バッファ58
からライトデータレジスタ55へ次のデータを転送して
おく。
ータが転送されてきた場合には第1サブフレームに対応
するメモリアレイへの書込許可信号のみをイネーブル
し、他のメモリアレイへの書込許可信号をディスエーブ
ルする。このようにすれば、各メモリアレイに対して共
通のデータ入力を行っても、必要なメモリアレイのみに
書き込みを行うことができる。なお、画像データは行/
列順になるように記憶するものとする。
なっている場合に行われる。読出許可信号がイネーブル
になると、読出クロックに従って、メモリセル57のリ
ードアドレスレジスタ54で指定されているアドレスに
記憶されているデータが読み出され、リードデータレジ
スタ56に格納されると共に、リードアドレスレジスタ
54がインクリメントされる。そして、出力許可信号が
イネーブルであれば、メモリセルリードデータレジスタ
56に格納されているデータは出力バッファ59を介し
て出力データDOutとして出力される。なお、出力許
可信号を設けず、読み出したデータが常に出力データD
Outとして出力されるようにしてもよい。読出許可信
号がイネーブルである限りは、次々とアドレスをインク
リメントさせながら読み出しが行われる。
ームの表示を行う場合には、第1のサブフレームに対応
するメモリアレイへの読出許可信号のみをイネーブル
し、他のメモリアレイへの読出許可信号をディスエーブ
ルする。このようにすれば、各メモリアレイを共通の出
力バスに接続しても、表示を行うサブフレームの画像デ
ータのみを行/列順に取得して表示器10に対して出力
することができる。このとき、各メモリアレイあるいは
これを構成するメモリユニットに、読出許可信号がディ
スエーブルの場合には出力をハイインピーダンスに固定
する手段を設けるとよい。このようにすれば、表示を行
うサブフレームの画像データのみを安定して取得するこ
とができる。
することにより、画像処理回路11から入力される画像
処理後の画像データを、各サブフレーム毎にそのサブフ
レームと対応するメモリアレイに記憶させ、各サブフレ
ームの画像データをそのサブフレームと対応するメモリ
アレイから読み出すことができる。なお、制御回路13
は転送する画像データの画素位置や表示するサブフレー
ムのサブフレーム番号に従って読出許可信号と書込許可
信号を生成し、切換手段として機能する。サブフレーム
番号は、第4の実施形態の場合と同様に1サブフレーム
の表示完了を示す垂直同期信号を用いてカウントするこ
とができる。このようなメモリシステムによれば、クロ
ック信号によってメモリへの書き込みアドレスとメモリ
からの読み出しアドレスを制御して各サブフレームの表
示に必要な画像データを取得することができるので、フ
レームメモリへの読み書きの制御を極めて簡単な回路で
行うことができる。従って、表示器のコントローラにお
ける制御回路の規模を小さくすることができ、小型化と
低コスト化を図ることができる。
の画像データが8ビットであるとすると、32ビットの
1回の書き込みでサブフレーム内の連続する4画素のデ
ータを対応するメモリアレイの各メモリユニットに書き
込むことになる。しかし、行/列順に転送されてくる画
像データには、図10に示したように各サブフレームの
画像データは1画素おきに含まれている。そこで、この
メモリシステムに入力する前に各サブフレームの画像デ
ータが4画素単位で並ぶようにデータの整列を行ってい
る。しかし、このような整列は、例えば64ビットのラ
ッチを設け、画像データを8画素分記憶して1,3,
5,7画素目の計32ビットと2,4,6,8画素目の
計32ビットのデータとに分けて順次メモリユニットに
入力するといった極めて簡単な回路により、容易に行う
ことができる。従って、小型化と低コスト化というこの
発明の効果に影響を与えることはない。
の第5の実施形態において用いたメモリシステムについ
て、上述したメモリアレイに代えて、アドレス値を直接
入力することによって書き込み及び読み出しアドレスを
指定するメモリを用いて表示器のコントローラを構成し
た液晶プロジェクタを試作した。この第6の比較例にお
いても、1アドレス当たり32ビットのデータを記憶す
ることができるが、640×480画素分の画像データ
を記憶するだけの領域のアドレスを設定するためには、
17本のアドレス線が必要となった。従って、各メモリ
ユニットに入力するアドレス線の配線が複雑になり、全
体として制御回路の回路規模や部品点数の増加を招くこ
ととなった。一方、第5の実施形態の場合では、クロッ
クと少数の制御信号によって書き込み及び読み出しアド
レスの制御を行うため、基板上のレイアウト等が容易で
あった。従って、この比較からも、このような構成によ
って、表示器のコントローラの、ひいては装置全体の小
型化と低コスト化を実現できることがわかる。
テムは、上記の整列を行う回路や、制御回路13のうち
そのメモリシステムの制御に関与する部分と共に、シリ
コン基板上に図8に示すように1チップとして作成する
ことができる。この状態では、少なくとも記憶手段と分
解手段とが同一のチップ上に形成されていることにな
る。このメモリシステムは全てロジックレベルで構成さ
れているため、アナログ系を含む場合に比べて1チップ
化に適している。このチップに、画像処理回路11によ
る画像処理後の画像データ(8ビット)を入力し、図示
しない主制御部からの表示制御信号や表示データ制御信
号に応じてチップ上の制御回路によってメモリシステム
に対するデータの読み書きを制御することにより、表示
に必要な画像データを表示に必要な順で32ビット幅の
出力バスで出力することができる。ここで、表示制御信
号は表示開始やサブフレーム等を制御する信号、表示デ
ータ制御信号は水平同期信号及び垂直同期信号である。
作成したチップを外部端子に接続して用いることによ
り、部品点数と回路規模をさらに削減し、小型化を図る
ことができる。
装置の第6の実施形態である液晶プロジェクタについて
説明する。この液晶プロジェクタは、メモリセル57に
メモリアレイを1つのみ設け、ここに各サブフレーム毎
にアドレス領域を分けて画像データを記録するようにし
た点が第5の実施形態の液晶プロジェクタと異なる。こ
の点及びこれに関連する点以外は第5の実施形態の場合
と同様であるので、相違点以外の説明は簡単にするか省
略する。
フレーム毎の画像データをアドレス領域を分けて記憶す
るために、第5の実施形態の場合のように書き込み時に
アドレスを単純にインクリメントするのではなく、書き
込み毎に所定の規則に従ってアドレスを移動させている
(従ってFIFOではない)。例えば1280×960
で各画素8ビットの画像データを記憶する場合、1アド
レスには32ビットのデータを記憶するので、アドレス
は00000Hから4AFFFHが必要となる。
レームに分けて記憶するには、第1のサブフレームの画
像データは00000Hから12BFFHまでの12C
00H個のアドレスに記憶し、以下、第2,第3,第4
のサブフレームのデータは、昇順に12C00H個のア
ドレスに記憶する。また、各サブフレームの画像データ
は行/列順のアドレスに記憶する。このような制御を行
うため、この液晶プロジェクタにおいては、制御回路1
3に不揮発性の規則記憶手段を設け、ここにアドレス移
動の規則を記憶させている。
目(奇数行目)は奇数列が第1のサブフレームであり、
偶数列が第2のサブフレームであるので、第5の実施形
態の場合と同様に画像データを整列して入力するものと
すると、まず第1のサブフレームの画像データと第2の
サブフレームの画像データが交互に160回ずつ(合計
1280画素分)入力されることになる。そして、2行
目(偶数行目)は奇数列が第4のサブフレームであり、
偶数列が第3のサブフレームであるので、第4のサブフ
レームの画像データと第3のサブフレームの画像データ
が交互に160回ずつ(合計1280画素分)入力され
ることになる。そして、これが交互に480回ずつ(9
60行分)繰り返されることになる。
は、例えば以下のようなようなものを記憶させておけば
よい。すなわち、初めに第1のサブフレームの1組目の
4画素分の画像データをアドレス00000Hに書き込
み、次に12C00Hを加えてアドレス12C00Hに
第2のサブフレームの1組目の画像データを書き込み、
次に12BFFHを引いてアドレス00001Hに第1
のサブフレームの2組目の画像データを書き込み、・・
・、という課程を160回繰り返す。
の画像データの書き込みが終了したら(アドレスは12
C9FH)これに25761Hを加えてアドレス384
00Hに第4のサブフレームの1組目の画像データを書
き込み、次に12C00Hを引いてアドレス25800
Hに第3のサブフレームの1組目の画像データを書き込
み、次に12C01Hを加えてアドレス38401Hに
第4のサブフレームの2組目の画像データを書き込み、
・・・、という課程を160回繰り返す。そして、第4
のサブフレームの160組目の画像データの書き込みが
終了したら(アドレスは3849FH)、この時点で2
行分の画像データの書き込みが終了するので、次に38
3FFHを引いてアドレス000A0Hに戻って3行目
の第1のサブフレームの1組目の画像データを書き込
む。そしてまた上記のように2行分の書き込みを行い、
・・・、という課程を480回繰り返す。
によってアドレスを変化させることにより、1フレーム
分の画像データを各サブフレーム毎に分けて表示順にメ
モリセル57の00000Hから4AFFFHまでのア
ドレスに書き込むことができる。このような規則に従っ
てアドレスを変化させる処理は、極めて簡単な回路によ
って行うことができる。このようにすれば、読み出し時
にはアドレスを00000Hから順に読み出しクロック
に従ってインクリメントして読み出すだけで、各サブフ
レームの画像データを行/列順に読み出して表示器10
に対して出力することができる。
規則を記憶させておけば、サブフレームの数や分割法が
変わった場合でも、容易に対応することができる。例え
ば、1フレームを2つのサブフレームに分け、奇数行を
第1のサブフレーム、偶数行を第2のサブフレームとし
てこの液晶プロジェクタで表示を行う場合を考えると、
1フレームの画像データは640×960画素分という
ことになる。そして、奇数行の第1のサブフレームの画
像データが160回(640画素分)続けて入力され、
次に偶数行の第2のサブフレームの画像データが160
回続けて入力され、・・・、という課程を480回繰り
返すことになるので、上述した場合と同様にこれに対応
した移動規則を規則記憶手段に記憶させておけばよい。
移動規則を規則記憶手段から読み出して、フレームメモ
リ12(メモリセル57)への書き込み時に書き込みク
ロックによってその規則に従ってアドレスを変化させて
書き込みを行うことにより、サブフレームの分割法が変
化する場合でも容易に対応することができる。ただし、
上述した2サブフレームの場合には、第5の実施形態の
場合のようなメモリユニットへの入力時のデータの整列
は不要であるので、データ整列の方式も規則記憶手段に
記憶しておき、整列もサブフレームの分割法に従って選
択した方式によって制御するようにするとよい。
像データをサブフレーム毎のデータに分解する処理の制
御を極めて簡易な回路によって実現できるため、表示器
のコントローラの部品点数を削減し、低コスト化と小型
化を図ることができる。また、特に読み出し制御を単純
なものにしているため、特に高速化の要求される読み出
し側の処理を高速に行うことができるので、各メモリユ
ニットに要求される動作速度を低く抑え、コストを低減
することができる。なお、規則記憶手段をEEPROM
等の書き換え可能な不揮発性記憶手段で構成することに
より、移動規則の書き換えが可能になり、外部から必要
なデータを更新することにより、新たな分割法にも対応
できるようにすることができる。
施形態において、画像データは(各色)8ビット、表示
器10のデータ入力バスのバス幅は32ビットである例
について説明したが、これに限られるものではないこと
はもちろんである。また、各実施形態において画像デー
タが行/列順にコントローラに転送され、表示器10で
の表示にその順でのデータ入力が必要である例について
説明したが、必ずしもこのような順に限られるものでは
ないこともいうまでもない。表示器10での表示に必要
な配列順がコントローラへの転送順と異なる場合でも、
書き込み又は読み出しアドレスの移動規則等を適切に設
定することにより、対応することができる。
モノクロの液晶プロジェクタについて説明したが、説明
中に記載した第3の実施形態を除き、カラーの液晶プロ
ジェクタに適用することも可能である。このとき、第2
の実施形態の場合と同様に色毎にフレームメモリを設け
るようにするとよい。さらに、ここでは例として液晶プ
ロジェクタについて説明したが、この発明は投写式でな
い液晶ディスプレイやその他の表示装置に対しても適用
可能である。
るカラーの液晶プロジェクタの別の構成例について図1
2を用いて説明する。図12は、その液晶プロジェクタ
の概略構成を示す図である。なお、図12は、図9及び
図11に対応する部分をこれらの図における上側から見
た状態を示す図である。この液晶プロジェクタは、図1
2に示すように、光源61,フィルタ62,フライアイ
レンズ74,第1,第2,第3のダイクロイックミラー
81,82,83,第1,第2のミラー84,85,第
1,第2,第3の表示器86,87,88,色合成用ダ
イクロイックプリズム89を備え、これらの各部材が図
示しないピクセルシフト素子及び投射レンズと共に表示
手段を構成する。
1として120Wの超高圧水銀ランプを用い、フィルタ
62によって光源からの出射光から表示に不要な紫外線
や赤外線をカットしている。そして、均一化手段である
フライアイレンズ74,74でその光のうち表示器8
6,87,88に入射する部分の照度分布を均一化す
る。この均一化後の光のうち、赤色成分の光は第1のダ
イクロイックミラー81を透過し、第1のミラー84で
反射されて第1の表示器86に入射する。緑色成分の光
は、第1のダイクロイックミラー81で反射され、第2
のダイクロイックミラー82でも反射されて第2の表示
器87に入射する。青色成分の光は、第1のダイクロイ
ックミラー81で反射され、第2のダイクロイックミラ
ー82を透過し、第3のダイクロイックミラー83と第
2のミラー85で反射されて第3の表示器88に入射す
る。ここで、これらの第1,第2,第3のダイクロイッ
クミラー81,82,83が分離手段である。
は、図9及び図11に示した表示器10に相当する液晶
パネルであるが、透過型のものを用いている。そして、
各々入力される各色の画像データに従って各色の光を変
調する。各表示器86,87,88によってそれぞれ変
調された各色の光は、合成手段である色合成用ダイクロ
イックプリズム89によって合成され、フルカラーの表
示画像となる。そして、図示は省略したが、図9に示し
た場合と同様に、この表示画像をピクセルシフト素子に
よって位置をずらしたあと投射手段である投射レンズに
よってスクリーン上に拡大して投射することによって、
画像データに基づいたカラー画像を表示することができ
る。
実施形態の場合と同様に画素ずらしを行っており、1フ
レームの画像を4つのサブフレームに分割することによ
って、各々640×480画素の表示器86,87,8
8を用いて1280×960画素のカラー画像の表示を
行うことができる。このような表示装置にこの発明を適
用した場合も、従来の装置と比較した場合に各実施形態
で説明した効果を得ることができる。
至図17〕以上説明した各実施形態においては、第3の
実施形態を除き、図示しない主制御部から転送されてく
る画像データを直接画像処理回路に入力する例について
説明した。しかしながら、このような構成の場合、画像
処理回路においては画素毎に画像処理を行う必要があ
る。そこで、画像処理回路において複数画素あるいは複
数ラインの画像データを用いた画像処理を行う必要があ
る場合、画像処理回路の前段にバッファ(バッファ手
段)を設け、主制御部から転送されてくる画像データを
一旦ここに記憶させ、その画像データを画像処理に適し
たタイミングで画像処理回路に入力するようにするとよ
い。
について説明する。ここでは、第1の実施形態の液晶プ
ロジェクタにこの変形を適用した例について説明する
が、この変形は、第3の実施形態を除く他の実施形態に
ついても同様に適用できるものである。この液晶プロジ
ェクタは、表示器10のコントローラの構成以外の点に
ついては第1の実施形態の液晶プロジェクタとほぼ同様
であるので、それ以外の点についての説明は省略するか
簡単にする。
トローラの構成を示す。この変形例の液晶プロジェクタ
においては、表示器10のコントローラは、図13に示
すように画像処理回路11,フレームメモリ12,制御
回路13,データ入力部14,バッファ制御回路15,
バッファ16を備えている。そして、主制御部から転送
されてくる画像データは、データ入力部14に入力す
る。このとき、第1の実施形態では説明を省略したが、
水平同期信号と垂直同期信号等の制御信号も主制御部か
らデータ入力部14に入力する。図13では画像データ
と制御信号を合わせて画像信号として示している。
号のうち制御信号をバッファ制御回路15に、画像デー
タをバッファ16に対して出力する。このとき必要であ
れば、伝送に用いる信号を、論理素子等が用いる+5V
や+3.3VをHigh,0VをLowとした論理信号
に変換したり、画像データをシリアル−パラレル変換し
て並列化し、動作クロックを低下させる等の処理を行
う。ここで後の処理に不都合がない程度に動作クロック
を低下させておくと、バッファ16にはアクセス速度の
遅い安価なメモリを使用することができるので、装置の
コストを低減することができる。
送され、データ入力部14から入力する水平・垂直同期
信号および制御回路13からの制御信号に基づいてバッ
ファ16における画像データの読み書きを制御する回路
である。バッファ16は、主制御部から転送されてくる
画像データを、画像処理に適したタイミングで画像処理
回路に入力するために一時的に記憶させるバッファ手段
であり、例えばSRAMによって構成することができ
る。
1における画像処理で必要とされる間だけ画像データを
記憶しておけるだけの容量があればよい。しかし、画像
処理回路の構成の自由度という点からは、2フレーム分
の画像データの記憶領域が用意できるだけの容量がある
と好ましい。このようにすれば、フレーム1つ分の画像
データを記憶領域の一方に記憶させ、次のフレームの画
像データを記憶領域の他方に記憶させ、各記憶領域に記
憶させた画像データの読み出しを、他方の記憶領域に画
像データを書き込んでいる期間で行うことができるの
で、次のフレーム分の画像データが転送されている間
は、フレーム内のいかなる場所の画像データでも参照し
ながら画像処理を行うことができるためである。例え
ば、1フレームが640×480画素分の1画素8ビッ
トの画像データで構成され、60Hzのフレームレート
で表示を行う場合、画像データは24MHz8ビットで
主制御部から転送されてくるが、これをデータ入力部1
4で12MHz16ビットの信号に変換すると、バッフ
ァ16をアクセスタイム55ナノ秒、容量256キロワ
ード×2(1ワード16ビット)のSRAMを用いて構
成することができる。
AM(ビデオRAM)を用いて構成してもよい。マルチ
ポートVRAMは、信号の入力用のポートと出力用のポ
ートを個別に持ち、データの書き込みと読み出しを非同
期で行うことができるので、一定のタイミングで主制御
部から転送されてくる画像データを書き込みながら画像
処理回路11における画像処理に適したタイミングで読
み出すためには好適な構成である。また、入力と出力で
ポートが兼用のメモリを用いる場合でも、データの書き
込みと読み出しをラインバッファ等の記憶素子を介して
行い、非同期に入力と出力を制御することにより、同様
に非同期な読み出しと書き込みを実現することができ
る。このような制御に用いる回路は、例えばFPGA
(Field Programmable Gate Array)を用いて構成する
ことができる。画像処理回路11が画像処理を行って処
理後の画像データをフレームメモリ12に記憶させ、制
御回路13が分解手段として機能してここから各サブフ
レーム毎にそのサブフレームの画像データを表示器10
に対して出力させることは、第1の実施形態の場合と同
様である。
路の例を図14に示す。図14に示すのは、画像の明暗
の調整を行う回路である。この場合、画像処理回路11
には最大値最小値検出回路111,演算回路112,ル
ックアップテーブル(LUT)113を設ける。そし
て、まずバッファ16から調整を行う範囲の画像データ
を最大値最小値検出回路111に入力し、この範囲の画
像データが示す画素値の最大値と最小値を検出する。そ
して、この値をもとに演算回路112で補正前の画像デ
ータの各値と補正後の画像データの値の対応関係を算出
してLUT113に記憶させる。例えば、補正前の最小
値を補正後の0,最大値を補正後の255として、その
間の値は0と255の間に適宜割り振るようにすればよ
い。その後、バッファ16から画像データをLUT11
3に入力し、これを参照して値を変換する。
ことにより、処理前の画像データに係る画像が全体とし
て明るすぎたり暗すぎたりする場合でも、明暗を調整し
て見易い画像を表示することができる。そして、このよ
うな画像処理は、バッファ16を設け、画像処理回路1
1において処理対象以外の画素の画像データも参照して
画像処理を行うことができるようにすることにより、可
能になるのである。なお、画像処理回路11において行
う画像処理はこれに限られるものではなく、もちろん複
数の処理を続けて行ってもよい。ここで、画像処理回路
の別の構成例を図15に示す。図15に示すのは、画面
設定等を行うための操作指示画面を、ユーザの操作に応
じて、主制御部からの画像データに係る画面にスーパー
インポーズ(重ね合わせ)表示するための回路である。
記憶部116には、予めこの操作指示に応じて表示すべ
き表,文字,図等の画像データを記憶しておく。この合
成画像記憶部116をEEPROMやフラッシュROM
等の電気的に書き換え可能な記憶素子を用いて構成すれ
ば、バージョンアップ時等必要な場合には、素子を取り
外すことなく容易に内容を更新することができる。
20でユーザによる操作指示を受け付け、この内容を画
像処理回路11′の画像合成部115に入力し、画像合
成部115がこの操作指示に応じて表示すべき表,文
字,図等の画像データを合成画像記憶部116から取得
し、画像加算部114に入力する。一方、画像加算部1
14にはバッファ16から読み出された処理対象の画像
データも入力し、ここでスーパーインポーズのための演
算処理を行う。ここでの演算方法により、半透明な画像
を重ねたり、完全に元の画像に上書きしたりといった表
示を行うことができる。カラー表示の場合には、表示色
を変えることも可能である。このような表示は、画像デ
ータを各サブフレームに分解する前に画像処理を行うこ
とによって可能になるものである。
実施形態の場合と比較してメモリやその制御回路分のコ
ストは上昇するが、画像処理回路における画像処理を、
主制御部からの画像データの入力タイミングと非同期で
行うことができるので、回路の設計自由度が増し、様々
な画像処理を行って品質のよい表示を行うことができ
る。各実施形態において説明した変形例においても同様
な効果を得るためにはやはりバッファ16が必要であ
り、同等な画像処理が可能な構成同士で比較すれば、や
はりこの発明に係る構成によって回路規模とコストが低
減できると言えるのである。
は、画像処理回路21の前にフレームメモリを設けてい
るので、一見すると上記のような種々の画像処理が可能
であるようにも思えるが、各サブフレーム毎に個別に画
像処理を行っているので、複数のサブフレームに亘る画
像データを参照する画像処理や、図15を用いて説明し
たような画像処理は困難であり、実現したとしても処理
回路が極めて複雑になり、結局回路規模とコストは大き
くなってしまう。
の入力と出力でポートが兼用のメモリによって構成する
場合に好適な構成を図16に示す。バッファ16には2
フレーム分の画像データの記憶領域が用意できるだけの
容量があると好ましいことは上述したが、この記憶領域
をそれぞれ1フレーム分の画像データを記憶できる容量
を有するメモリユニットによって構成するとよい。図1
6に示す例では、これがそれぞれ第1のメモリ401と
第2のメモリ403に該当する。
れ、メモリの書き込み/読み出しの動作状態に応じて接
続先を切り換える切換器として、第1の切換器402と
第2の切換器404とを設けている。そして、バッファ
制御回路15からの各制御信号によってメモリの書き込
み/読み出しの動作状態及び対象アドレスを制御し、各
切換器は、メモリが書き込み動作を行う場合にはメモリ
の入出力ポートを画像データの入力と接続し、メモリが
読み出し動作を行う場合にはメモリの入出力ポートをセ
レクタ405と接続する。セレクタ405は、バッファ
制御回路15からの各制御信号に応じて第1の切換器4
02又は第2の切換器404の一方の出力を選択して画
像処理回路11に対して出力する回路である。
力されている間は第1のメモリ401を書き込み状態に
して第1の切換器402を介して画像データをここに書
き込み、次のフレームの画像データが入力されている間
は第2のメモリ403を書き込み状態にして第2の切換
器404を介してここに書き込むようにする。そして、
第2のメモリ403を書き込み状態にしている間には、
第1のメモリ401を読み出し状態にして第1の切換器
402からセレクタ405を介して画像処理回路11に
画像データを出力させる。第1のメモリ401を書き込
み状態にしている間には、第2のメモリ403を読み出
し状態にして第2の切換器404からセレクタ405を
介して画像処理回路11に画像データを出力させる。図
16に示した回路にこのような動作を行わせることによ
り、入力と出力でポートが兼用のメモリを用いた場合で
も画像データの書き込みと読み出しを非同期で行って画
像処理回路11における広範な画像処理を可能とするこ
とができる。
ニットを設けた場合、その読み書きは、図17に示す回
路によっても制御することができる。この回路におい
て、501,503はバッファ、502,504は制御
端子に入力する信号のHigh/Lowによって出力を
バッファの内容とハイインピーダンスとに切り換えるこ
とができるトライステートバッファ、505はインバー
タである。この回路においては、制御信号AのH/Lに
よって画像データの転送方向を切り換えることができる
ので、これと同期してメモリの読み出し/書き込み動作
を制御すれば、簡単な回路構成で2つのメモリユニット
を用いたバッファ16の動作を制御することができる。
この点について、制御信号AのH/Lに対応した各ゲー
トの出力状態を表8に示す。
は、トライステートバッファ502は入力する画像デー
タをバッファして第1のメモリに対して出力するので第
1のメモリにこれを書き込むことができる一方、アンド
ゲート506の出力は、インバータ505からの入力が
LOWであるので、バッファ501から入力する画像デ
ータの内容に関わらずLOWになる。一方、トライステ
ートバッファ504の出力は、制御端子にLowが入力
されるためハイインピーダンスとなるので、画像データ
は第2のメモリへは入力されない。また、第2のメモリ
から画像データを読み出すと、その画像データはバッフ
ァ503を介してアンドゲート507に入力し、他方の
入力がHighであるので、そのまま出力され、アンド
ゲート506の出力がLowであるので、オアゲート5
08もそのまま通過し、画像処理回路11に対して出力
される。
テートバッファ502の出力がハイインピーダンスにな
るので、画像データは第1のメモリへは入力されず、逆
にトライステートバッファ504は画像データをバッフ
ァして第2のメモリに対して出力するので、第2のメモ
リにこれを書き込むことができる。アンドゲート507
の出力は、一方の入力がLowであるので、画像データ
の内容に関わらずLowになる。一方、第1のメモリか
ら画像データを読み出すと、その画像データはバッファ
501を介してアンドゲート506に入力し、他方の入
力がHighであるので、そのまま出力され、オアゲー
ト508もそのまま通過し、画像処理回路11に対して
出力される。
のメモリを書き込み許可、第2のメモリを読み出し許
可、Lowの時に第1のメモリを読み出し許可、第2の
メモリを書き込み許可とすればよい。図17に示した回
路1つでメモリの1つの入出力ピンを制御できるので、
8ビットのSRAMであれば8つ、16ビットのSRA
Mであれば16の回路を並列に設けることにより、各メ
モリに対する画像データの入出力を制御することができ
る。
路11の前段に設ける例について説明したが、このよう
なバッファを、各サブフレームに分解した画像データを
記憶するサブフレームデータバッファ手段として設けて
もよい。ここに記憶した各サブフレームの画像データ
を、各サブフレーム毎の表示に適したタイミングで表示
器10に入力することにより、表示器10における表示
に最適なタイミングで画像データを入力することができ
る。
示装置によれば、少ない記憶容量のメモリで表示器のコ
ントローラを構成でき、またそこに設ける処理回路や制
御回路も簡素化できるため、コントローラの低コスト化
と小型化を図ることができ、ひいては装置全体の低コス
ト化と小型化を図ることができる。
における表示器のコントローラの構成を示すブロック図
である。
器のコントローラの構成を示すブロック図である。
における表示器のコントローラの構成を示すブロック図
である。
器のコントローラの構成を示すブロック図である
タイミングを示す図である。
における表示器のコントローラの構成を示すブロック図
である。
における表示器のコントローラに備えるフレームメモリ
の構成を示すブロック図である。
プで構成した場合の構成例を示す図である。
の概略構成を示す図である。
サブフレーム構成について説明するための図である。
タの概略構成を示す図である。
構成を示す図である。
おける表示器のコントローラの構成を示すブロック図で
ある。
理回路の構成例を示すブロック図である。
ある。
の入出力制御回路の図16とは別の構成例を示す図であ
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 入力された画像データに対して画像処理
を行う画像処理手段と、 該手段による画像処理後の各フレームの画像データを分
解して複数のサブフレームの画像データを取得する分解
手段と、 該手段によって取得された各サブフレームの画像データ
に基づいてサブフレーム毎に表示位置を順次切り替えて
画像の表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする
表示装置。 - 【請求項2】 入力された画像データを記憶するバッフ
ァ手段と、 前記画像データに対して画像処理を行う画像処理手段
と、 前記バッファ手段に記憶した画像データを前記画像処理
に適したタイミングで前記画像処理手段に入力する手段
と、 前記画像処理手段による画像処理後の各フレームの画像
データを分解して複数のサブフレームの画像データを取
得する分解手段と、 該手段によって取得された各サブフレームの画像データ
に基づいてサブフレーム毎に表示位置を順次切り替えて
画像の表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とする
表示装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の表示装置であって、 前記バッファ手段を、書き込みと読み出しを非同期で行
うメモリによって構成したことを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の表示装置であっ
て、 前記バッファ手段を、それぞれ前記フレーム1つ分の画
像データを記憶する記憶容量を有する二つのメモリによ
って構成し、 前記フレーム1つ分の画像データを前記メモリの一方に
記憶させ、次のフレームの画像データを前記メモリの他
方に記憶させ、前記メモリに記憶させた画像データの読
み出しを、他方の前記メモリに前記画像データを書き込
んでいる期間で行うようにしたことを特徴とする表示装
置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の表
示装置であって、 前記画像処理後の画像データを記憶する記憶手段を設
け、 前記分解手段は、前記記憶手段に記憶された画像データ
から各サブフレームの表示に必要なデータのみを読み出
すことによって各サブフレームの画像データを取得する
手段であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の表示装置であって、 前記記憶手段は、前記表示手段へのデータ転送側に、該
表示手段を構成する表示素子の信号入力バスの幅と等し
いバス幅の出力バスを設けた記憶素子を有することを特
徴とする表示装置。 - 【請求項7】 入力された画像データに対して画像処理
を行い、画像処理後の1フレーム毎の画像データを、複
数のサブフレーム毎に配列され、各サブフレーム内では
所定の順序に配列された状態で出力する画像処理手段
と、 該手段によって取得された各サブフレームの画像データ
に基づいてサブフレーム毎に表示位置を順次切り替えて
画像の表示を行う表示手段とを備え、 前記所定の順序は、前記表示手段による表示に必要な順
序であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の表
示装置であって、 前記画像処理後の画像データを1フレーム分毎に記憶領
域の先頭アドレスから順次アドレスに対応させて記憶す
る記憶手段を設け、 前記分解手段が、前記各サブフレームの順序を示すサブ
フレーム番号から表示するサブフレームの画像データの
アドレスを求め、前記記憶手段における前記記憶領域の
該求めたアドレスに記憶されている画像データを順次読
み出すことによって各サブフレームの画像データを取得
する手段であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の表示装置であって、 前記各サブフレームのサブフレーム番号と、前記記憶領
域中で該サブフレームの画像データが格納されている先
頭アドレスと格納アドレスの増加パターンの情報とから
なるアドレス情報とを対応させて記憶させるアドレス記
憶手段を設け、前記分解手段は、前記サブフレーム番号
と前記アドレス情報とから各サブフレームの画像データ
を読み出すべきアドレスを生成して、前記記憶領域の該
生成したアドレスに記憶されている画像データを順次読
み出すことによって各サブフレームの画像データを取得
する手段であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の
表示装置であって、 前記各サブフレームに対応する記憶領域と、所定の信号
に従って各記憶領域のうちのデータの書き込み及び読み
出しを行うべき記憶領域を切り換える切換手段とを有
し、前記画像処理後の画像データを、前記切換手段によ
る切り換えに従って前記サブフレーム毎に該サブフレー
ムと対応する記憶領域に書込クロック信号によって書き
込みアドレスをインクリメントさせながら記憶する記憶
手段を設け、 前記分解手段が、前記切換手段による切り換えに従って
前記サブフレーム毎に該サブフレームと対応する記憶領
域から読出クロック信号によって読み出しアドレスをイ
ンクリメントさせながら読み出すことによって各サブフ
レームの画像データを取得する手段であることを特徴と
する表示装置。 - 【請求項11】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の
表示装置であって、 前記各サブフレームに対応する記憶領域と、該各記憶領
域の出力をその記憶領域からの読み出しを許可する読出
許可信号に従ってハイインピーダンスに固定する手段と
を有し、前記画像処理後の画像データを、前記各記憶領
域への書き込みを許可する書込許可信号に従って、書込
クロック信号によって書き込みアドレスをインクリメン
トさせながら前記サブフレーム毎に該サブフレームと対
応する記憶領域に記憶させる記憶手段を設け、 前記分解手段が、前記サブフレーム番号に従って設定さ
れる前記各記憶領域毎の前記読出許可信号に従って、前
記サブフレーム毎に該サブフレームと対応する記憶領域
から読出クロック信号によって読み出しアドレスをイン
クリメントさせながら画像データを出力させ、該対応す
る記憶領域以外の記憶領域からの出力はハイインピーダ
ンスに固定させることによって各サブフレームの画像デ
ータを取得する手段であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項12】 請求項1乃至4のいずれか一項記載の
表示装置であって、 アドレス移動の規則を記憶する規則記憶手段と、 前記画像処理後の画像データを、前記サブフレームの構
成に応じて前記規則記憶手段から選択した規則に従って
書込クロック信号によって書き込みアドレスを移動させ
ながら記憶領域に記憶する記憶手段とを設け、 前記分解手段が、前記記憶手段に記憶された画像データ
を前記サブフレーム毎に読出クロック信号によって読み
出しアドレスをインクリメントさせながら読み出すこと
によって各サブフレームの画像データを取得する手段で
あることを特徴とする表示装置。 - 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれか一項記
載の表示装置であって、 前記記憶手段と前記分解手段とが同一のチップ上に形成
されていることを特徴とする表示装置。 - 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか一項記載
の表示装置であって、 前記各サブフレームの画像データを記憶するサブフレー
ムデータバッファ手段と、 該手段に記憶した前記各サブフレームの画像データを、
各サブフレーム毎の表示に適したタイミングで前記表示
手段に入力する手段とを備え、 前記サブフレームバッファ手段を、書き込みと読み出し
を非同期で行うメモリによって構成したことを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれか一項記載
の表示装置であって、 前記表示手段が、光源と、該光源からの光を均一化する
均一化手段と、該手段による均一化後の光を複数の色の
光に分離する分離手段と、該手段による分離後の各色の
光を入力された画像データに従ってそれぞれ変調する変
調手段と、該手段による変調後の各色の光を合成する合
成手段と、該手段による合成後の光を投射する投射手段
とを有することを特徴とする表示装置。 - 【請求項16】 請求項1乃至14のいずれか一項記載
の表示装置であって、 前記表示手段が、光源と、該光源からの光を均一化する
均一化手段と、該手段による均一化後の光を時分割で複
数の色の光に分離する分離手段と、該手段による分離後
の各色の光を入力された画像データに従ってそれぞれ変
調する変調手段と、該手段による変調後の光を投射する
投射手段とを有することを特徴とする表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003028742A JP2003302952A (ja) | 2002-02-06 | 2003-02-05 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002-29568 | 2002-02-06 | ||
JP2002029568 | 2002-02-06 | ||
JP2003028742A JP2003302952A (ja) | 2002-02-06 | 2003-02-05 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003302952A true JP2003302952A (ja) | 2003-10-24 |
Family
ID=29404883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003028742A Pending JP2003302952A (ja) | 2002-02-06 | 2003-02-05 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003302952A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005208413A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像表示装置 |
JP2005234403A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Nec Corp | 光学機能装置及び光学表示方法 |
JP2006071912A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Canon Inc | 画像出力装置及び画像表示装置 |
WO2006049310A1 (en) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image display device and image projection device |
JP2007500868A (ja) * | 2003-07-31 | 2007-01-18 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 空間的にオフセットされたサブフレームの生成及び表示 |
JP2009112055A (ja) * | 2009-02-16 | 2009-05-21 | Sony Corp | 撮像装置および方法、並びにプログラム |
JP2010015478A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Sony Corp | 画像処理装置および方法 |
US7675510B2 (en) | 2002-08-07 | 2010-03-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image display system and method |
US8223171B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus and image display apparatus |
US8345131B2 (en) | 2003-10-31 | 2013-01-01 | Sony Corporation | High-frame rate image acquisition, processing and display to produce smooth movement |
US8407375B2 (en) | 2006-03-15 | 2013-03-26 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus and information processing method |
US8797444B2 (en) | 2007-06-26 | 2014-08-05 | Olympus Imaging Corporation | Imaging display method and imaging display device |
CN105988266A (zh) * | 2015-02-05 | 2016-10-05 | 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 | 投影设备、投影控制系统及投影控制方法 |
CN108171645A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-06-15 | 昆明理工大学 | 一种基于fpga的幸运成像处理系统 |
JP2020115230A (ja) * | 2014-09-05 | 2020-07-30 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000338916A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Olympus Optical Co Ltd | 画像表示装置 |
JP2001359112A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 投影型画像表示装置 |
JP2002335471A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-11-22 | Sharp Corp | 投影型画像表示装置 |
JP2003216136A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Ricoh Co Ltd | 表示デバイス及び表示装置 |
JP2004184457A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像表示装置 |
-
2003
- 2003-02-05 JP JP2003028742A patent/JP2003302952A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000338916A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Olympus Optical Co Ltd | 画像表示装置 |
JP2001359112A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-26 | Sharp Corp | 投影型画像表示装置 |
JP2002335471A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-11-22 | Sharp Corp | 投影型画像表示装置 |
JP2003216136A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Ricoh Co Ltd | 表示デバイス及び表示装置 |
JP2004184457A (ja) * | 2002-11-29 | 2004-07-02 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像表示装置 |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7675510B2 (en) | 2002-08-07 | 2010-03-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image display system and method |
US7679613B2 (en) | 2002-08-07 | 2010-03-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Image display system and method |
JP2007500868A (ja) * | 2003-07-31 | 2007-01-18 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 空間的にオフセットされたサブフレームの生成及び表示 |
US8345131B2 (en) | 2003-10-31 | 2013-01-01 | Sony Corporation | High-frame rate image acquisition, processing and display to produce smooth movement |
JP2005208413A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置及び画像表示装置 |
JP2005234403A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Nec Corp | 光学機能装置及び光学表示方法 |
JP2006071912A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Canon Inc | 画像出力装置及び画像表示装置 |
US7857458B2 (en) | 2004-11-02 | 2010-12-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image display device and image projection device |
KR100848617B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2008-07-28 | 가부시키가이샤 리코 | 화상 표시 장치 |
WO2006049310A1 (en) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image display device and image projection device |
US8407375B2 (en) | 2006-03-15 | 2013-03-26 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus and information processing method |
US8223171B2 (en) | 2006-09-15 | 2012-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus and image display apparatus |
US8797444B2 (en) | 2007-06-26 | 2014-08-05 | Olympus Imaging Corporation | Imaging display method and imaging display device |
JP2010015478A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Sony Corp | 画像処理装置および方法 |
JP2009112055A (ja) * | 2009-02-16 | 2009-05-21 | Sony Corp | 撮像装置および方法、並びにプログラム |
JP2020115230A (ja) * | 2014-09-05 | 2020-07-30 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
JP7032472B2 (ja) | 2014-09-05 | 2022-03-08 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 表示装置 |
CN105988266A (zh) * | 2015-02-05 | 2016-10-05 | 深圳市绎立锐光科技开发有限公司 | 投影设备、投影控制系统及投影控制方法 |
CN108171645A (zh) * | 2017-11-22 | 2018-06-15 | 昆明理工大学 | 一种基于fpga的幸运成像处理系统 |
CN108171645B (zh) * | 2017-11-22 | 2023-10-20 | 昆明理工大学 | 一种基于fpga的幸运成像处理系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5227018B2 (ja) | 非ストライプディスプレイシステムにおける画像データのサブピクセルレンダリングを改良するためのシステムおよび方法 | |
JP2003302952A (ja) | 表示装置 | |
WO2004090860A1 (ja) | 映像合成回路 | |
US6339411B2 (en) | Display device | |
US6870552B2 (en) | Adjustment of input-output characteristics of image display apparatus | |
CN102142238A (zh) | 图像显示系统 | |
JP2005208413A (ja) | 画像処理装置及び画像表示装置 | |
US20060139239A1 (en) | Liquid crystal display device and projector | |
US20080068505A1 (en) | Image processing apparatus and image display apparatus | |
US6897902B1 (en) | Digital video-processing unit | |
JP2006005524A (ja) | 画像処理装置及び表示装置 | |
JP2003255273A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2001136412A (ja) | 複数映像表示装置のガンマ補正回路 | |
US20080291183A1 (en) | Display driver and image display apparatus | |
JP4428624B2 (ja) | 画像表示システム | |
JP2004184457A (ja) | 画像処理装置及び画像表示装置 | |
JP3269389B2 (ja) | 表示装置 | |
KR100288152B1 (ko) | 액정 프로젝터용 고해상도 처리장치 및 방법 | |
JP4507630B2 (ja) | 光学機能装置及び光学表示方法 | |
WO2010070362A1 (en) | Display | |
JP3573859B2 (ja) | 表示方法及び表示装置 | |
JP2008205641A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2008116497A (ja) | 液晶表示装置のガンマ補正装置およびガンマ補正方法 | |
JP2005077956A (ja) | 表示装置 | |
JP3546502B2 (ja) | 投写型液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101116 |