JP2003295299A - レリーズボタン装置 - Google Patents
レリーズボタン装置Info
- Publication number
- JP2003295299A JP2003295299A JP2002095450A JP2002095450A JP2003295299A JP 2003295299 A JP2003295299 A JP 2003295299A JP 2002095450 A JP2002095450 A JP 2002095450A JP 2002095450 A JP2002095450 A JP 2002095450A JP 2003295299 A JP2003295299 A JP 2003295299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- release button
- pressing force
- spring
- initial length
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】レリーズボタンの押圧力を個人の好みに合わせ
て調節することができるようにした。 【解決手段】レリーズボタン2の下面と押圧スプリング
4との間に、突起9を上面に備えた回動可能なリング3
を設け、レリーズボタン2の下面に前記突起9が進入し
て底面に当接する異なる深さの複数の凹部10を設け、
スプリング4の初期長さを変更し、レリーズボタン2の
押圧力の大きさを調整可能にした。
て調節することができるようにした。 【解決手段】レリーズボタン2の下面と押圧スプリング
4との間に、突起9を上面に備えた回動可能なリング3
を設け、レリーズボタン2の下面に前記突起9が進入し
て底面に当接する異なる深さの複数の凹部10を設け、
スプリング4の初期長さを変更し、レリーズボタン2の
押圧力の大きさを調整可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レリーズボタン装
置に関し、さらに詳しくは押圧力の大きさを可変にし調
整可能にした技術に関する。
置に関し、さらに詳しくは押圧力の大きさを可変にし調
整可能にした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのファインダーの視度は個人ごと
に差異があるので、視度調整用のアダプタや視度調整機
構を備え、視度調整可能としたものがある。さらに、人
間の感覚として、レリーズの押圧力及びストロークには
個人の好みがある。ある程度の共通的な目安はあるが、
軽いのがよいのか重いのがよいのか、意見の分かれると
ころである。
に差異があるので、視度調整用のアダプタや視度調整機
構を備え、視度調整可能としたものがある。さらに、人
間の感覚として、レリーズの押圧力及びストロークには
個人の好みがある。ある程度の共通的な目安はあるが、
軽いのがよいのか重いのがよいのか、意見の分かれると
ころである。
【0003】レリーズボタンを備えたカメラのレリーズ
ボタンを押圧する押圧力の大きさは、カメラの設計によ
り定められている。レリーズボタンは通常二段階押圧式
になっており、第一段、第二段の押圧は各人の微妙な指
先の感覚に依存するもので、好みがある。この押圧の強
さの感触は個人差が大きく、レリーズボタンの固さ(押
圧力の大きさ)は、取り扱う人によって、個人的な感覚
の最適値に定められることが極めて好ましいことであ
る。例えば、シャッターレリーズ時に、重いカメラでは
手振れが起こりにくいが、軽いカメラでは手振れを生ず
る傾向があり、その感触は人によって異なるものであ
る。しかるに従来は、標準的な固さに設計されたカメラ
が製造されており、後日これを変更することができるよ
うにした技術はなかった。
ボタンを押圧する押圧力の大きさは、カメラの設計によ
り定められている。レリーズボタンは通常二段階押圧式
になっており、第一段、第二段の押圧は各人の微妙な指
先の感覚に依存するもので、好みがある。この押圧の強
さの感触は個人差が大きく、レリーズボタンの固さ(押
圧力の大きさ)は、取り扱う人によって、個人的な感覚
の最適値に定められることが極めて好ましいことであ
る。例えば、シャッターレリーズ時に、重いカメラでは
手振れが起こりにくいが、軽いカメラでは手振れを生ず
る傾向があり、その感触は人によって異なるものであ
る。しかるに従来は、標準的な固さに設計されたカメラ
が製造されており、後日これを変更することができるよ
うにした技術はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような実
状に対して、レリーズボタンの押圧力を個人差に合わせ
て調節することができるようにしたレリーズボタン装置
を開発し、これを提供することを目的とするものであ
る。
状に対して、レリーズボタンの押圧力を個人差に合わせ
て調節することができるようにしたレリーズボタン装置
を開発し、これを提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の技術手段
を講じたことを特徴とするレリーズボタン装置である。
すなわち、本発明は、レリーズボタンの押圧スプリング
の初期長さを変更する手段を備え、レリーズボタンの押
圧力の大きさを調整可能にしたことを特徴とする。押圧
スプリングの初期長さを変更すると、スプリングの押圧
力は初期長さに依存するので押圧力の大きさを調整する
ことができる。
を講じたことを特徴とするレリーズボタン装置である。
すなわち、本発明は、レリーズボタンの押圧スプリング
の初期長さを変更する手段を備え、レリーズボタンの押
圧力の大きさを調整可能にしたことを特徴とする。押圧
スプリングの初期長さを変更すると、スプリングの押圧
力は初期長さに依存するので押圧力の大きさを調整する
ことができる。
【0006】前記初期長さを変更する手段としては、レ
リーズボタンの下面と前記押圧スプリングとの間に介在
し1個の突起を上面に備えた回動可能なリングと、レリ
ーズボタンの下面に設けられ前記突起が進入して底面に
当接する異なる深さの複数の凹部とを備え、外突起と凹
部との組合せを変更する手段とすれば簡単に実現するこ
とができ好ましい。
リーズボタンの下面と前記押圧スプリングとの間に介在
し1個の突起を上面に備えた回動可能なリングと、レリ
ーズボタンの下面に設けられ前記突起が進入して底面に
当接する異なる深さの複数の凹部とを備え、外突起と凹
部との組合せを変更する手段とすれば簡単に実現するこ
とができ好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、好みの押圧力になる
ように、押圧力調整リングをレリーズボタン周りに設
け、調整可能とした。具体的にはレリーズボタンに複数
の凹部を設け、押圧力調整リングに設けられた突起に係
合させることによって、スプリングの初期長さを変更す
ることにより押圧力を調整するようにした。
ように、押圧力調整リングをレリーズボタン周りに設
け、調整可能とした。具体的にはレリーズボタンに複数
の凹部を設け、押圧力調整リングに設けられた突起に係
合させることによって、スプリングの初期長さを変更す
ることにより押圧力を調整するようにした。
【0008】以下図面を参照して本発明の実施の形態を
説明する。図1(a)は本発明の実施例のレリーズボタ
ン装置を示す平面図で、レリーズボタンの押圧力を標準
(STD)に設定した状態を示すものである。図1
(b)は図1(a)の一部断面側面図、図1(c)は図
1(a)のうちの縦断面図である。レリーズボタン2は
ボタンキャップ1をかぶせてあり、レリーズボタン2が
カメラ本体5にはめ込まれた状態でボタンキャップ1が
外部に露出している。ボタンキャップ1を指で押すこと
によって、レリーズボタン2は制御基板7上に設けられ
たレリーズ切片6を押圧し、スイッチング作用をなす。
ボタンキャップ1は調整リング3を介して本体フレーム
5との間にスプリング4を介装し、スプリング4のばね
力に打勝ってレリーズボタン2を押圧する。本発明では
このスプリング4の上端を調整リング3で支持し、レリ
ーズボタンキャップ1を押下げたとき、調整リング3が
レリーズボタンの固さ(押圧力の大きさ)を規定するよ
うにした。すなわち、調整リング3によってレリーズボ
タン2の押圧スプリング4の初期長さを変更し、レリー
ズボタン2の押圧力の大きさを調整可能にした。
説明する。図1(a)は本発明の実施例のレリーズボタ
ン装置を示す平面図で、レリーズボタンの押圧力を標準
(STD)に設定した状態を示すものである。図1
(b)は図1(a)の一部断面側面図、図1(c)は図
1(a)のうちの縦断面図である。レリーズボタン2は
ボタンキャップ1をかぶせてあり、レリーズボタン2が
カメラ本体5にはめ込まれた状態でボタンキャップ1が
外部に露出している。ボタンキャップ1を指で押すこと
によって、レリーズボタン2は制御基板7上に設けられ
たレリーズ切片6を押圧し、スイッチング作用をなす。
ボタンキャップ1は調整リング3を介して本体フレーム
5との間にスプリング4を介装し、スプリング4のばね
力に打勝ってレリーズボタン2を押圧する。本発明では
このスプリング4の上端を調整リング3で支持し、レリ
ーズボタンキャップ1を押下げたとき、調整リング3が
レリーズボタンの固さ(押圧力の大きさ)を規定するよ
うにした。すなわち、調整リング3によってレリーズボ
タン2の押圧スプリング4の初期長さを変更し、レリー
ズボタン2の押圧力の大きさを調整可能にした。
【0009】調整リング3はレリーズボタン1の外側に
上面に突出したつまみ8を備え、このつまみ8を押下げ
ながら移動させて調整リング3を回動させ、例えば、固
い(HARD)、標準(STD)、柔かい(SOFT)
の3段階の位置に設定できるようにした。この3段階の
設定位置は、押圧スプリング4を異なる初期長さ位置に
固定する。
上面に突出したつまみ8を備え、このつまみ8を押下げ
ながら移動させて調整リング3を回動させ、例えば、固
い(HARD)、標準(STD)、柔かい(SOFT)
の3段階の位置に設定できるようにした。この3段階の
設定位置は、押圧スプリング4を異なる初期長さ位置に
固定する。
【0010】スプリング4の初期長さを変更する具体的
な手段として、レリーズボタン2の下面と押圧スプリン
グ4との間に介在する調整リングの上面に1個の突起9
を備え、レリーズボタン1の下面に、異なる深さの複数
の凹部10を設け、突起9の先端が凹部10の底面に当
接するようにした。この機構によれば、凹部10は深い
方がスプリングの初期長さが長くなり、浅い方が初期長
さが短くなる。例えば3個の凹部10a,10b,10
cを設け、中位の深さの凹部10aを標準(STD)と
し、標準より深い凹部10bを柔かい(SOFT)と
し、標準より浅い凹部10cを固い(HARD)とし
た。突起9と凹部10a,10b,10cのそれぞれの
組合せは、つまみ8によって調整リングを回動させ、つ
まみ8が溝11内を移動して、対応するSTD,HAR
D,SOFTの位置に設定される。
な手段として、レリーズボタン2の下面と押圧スプリン
グ4との間に介在する調整リングの上面に1個の突起9
を備え、レリーズボタン1の下面に、異なる深さの複数
の凹部10を設け、突起9の先端が凹部10の底面に当
接するようにした。この機構によれば、凹部10は深い
方がスプリングの初期長さが長くなり、浅い方が初期長
さが短くなる。例えば3個の凹部10a,10b,10
cを設け、中位の深さの凹部10aを標準(STD)と
し、標準より深い凹部10bを柔かい(SOFT)と
し、標準より浅い凹部10cを固い(HARD)とし
た。突起9と凹部10a,10b,10cのそれぞれの
組合せは、つまみ8によって調整リングを回動させ、つ
まみ8が溝11内を移動して、対応するSTD,HAR
D,SOFTの位置に設定される。
【0011】図2、図3は、それぞれ調整リング3を柔
らかい(SOFT)及び固い(HARD)に設定したと
きの状態を示すもので、それ以外は図1と同様の状態を
示したものである。
らかい(SOFT)及び固い(HARD)に設定したと
きの状態を示すもので、それ以外は図1と同様の状態を
示したものである。
【0012】本発明は以上の実施例に限定されるわけで
はなく、例えば、レリーズボタンに設けた凹部を凸部に
し、押圧力調整リングを設けてもよく、またレリーズボ
タンの初期長さ調整機構に応用してもよく、押圧力とス
トロークの両方を調整する機構としてもよい。
はなく、例えば、レリーズボタンに設けた凹部を凸部に
し、押圧力調整リングを設けてもよく、またレリーズボ
タンの初期長さ調整機構に応用してもよく、押圧力とス
トロークの両方を調整する機構としてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明のレリーズボタン装置は、以上の
ように構成されているので、カメラの使用者がレリーズ
ボタンの押圧力を個人の好みに合わせて調節することが
でき、個人的に使いやすい半押し力量、及び初期長さと
することができ、極めて有用である。
ように構成されているので、カメラの使用者がレリーズ
ボタンの押圧力を個人の好みに合わせて調節することが
でき、個人的に使いやすい半押し力量、及び初期長さと
することができ、極めて有用である。
【図1】実施例の(a)平面図、(b)一部断面側面
図、(c)断面図である。
図、(c)断面図である。
【図2】実施例の(a)平面図、(b)一部断面側面
図、(c)断面図である。
図、(c)断面図である。
【図3】実施例の(a)平面図、(b)一部断面側面
図、(c)断面図である。
図、(c)断面図である。
1 ボタンキャップ
2 レリーズボタン
3 調整リング
4 押圧スプリング
5 本体
6 レリーズ切片
7 制御基板
8 つまみ
9 突起
10(10a,10b,10c) 凹部
11 溝
Claims (2)
- 【請求項1】 レリーズボタンの押圧スプリングの初期
長さを変更する手段を備え、レリーズボタンの押圧力の
大きさを調整可能にしたことを特徴とするレリーズボタ
ン装置。 - 【請求項2】 前記初期長さを変更する手段は、レリー
ズボタンの下面と前記押圧スプリングとの間に介在し1
個の突起を上面に備えた回動可能なリングと、レリーズ
ボタンの下面に設けられ前記突起が進入して底面に当接
する異なる深さの複数の凹部とを備え、該突起と凹部と
の組合せを変更する手段であることを特徴とする請求項
1記載のレリーズボタン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095450A JP2003295299A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | レリーズボタン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095450A JP2003295299A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | レリーズボタン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003295299A true JP2003295299A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29238938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002095450A Withdrawn JP2003295299A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | レリーズボタン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003295299A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010020442A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Toshiba Corp | 取引対象物に関する将来需要の予測シナリオ作成方法およびその作成装置 |
JP2010068141A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Olympus Corp | ブレ撮像防止ユニットとこれを適用した撮像装置 |
JP5670996B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2015-02-18 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002095450A patent/JP2003295299A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010020442A (ja) * | 2008-07-09 | 2010-01-28 | Toshiba Corp | 取引対象物に関する将来需要の予測シナリオ作成方法およびその作成装置 |
JP2010068141A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Olympus Corp | ブレ撮像防止ユニットとこれを適用した撮像装置 |
JP5670996B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2015-02-18 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |