JP2003295158A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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Abstract
向の温度差により生じる表示ムラを改善する。 【解決手段】 液晶表示装置内の少なくとも1ヶ所の部
位の温度と、予め予想される液晶表示パネルの垂直方向
の温度分布に応じて作成された垂直周期の制御電圧によ
り、ガンマ補正用電圧もしくは容量結合駆動における補
償電位差Veppを変調するようにした。
Description
(以下TFTとする)等のスイッチング素子を画素電極
ごとに配置したアクティブマトリクス液晶表示装置に関
するものである。
高画質化が進み、PC用のディスプレイモニタの他、家
庭用の大型テレビへも採用されるようになってきてい
る。一般に液晶表示パネルにおける、液晶材料の印加電
圧に対する透過率特性は温度依存性を有している。図2
は液晶の印加電圧−透過率特性の温度依存を示すグラフ
である。例えばノーマリーホワイトモードの液晶表示パ
ネルでは図2に示す様に、温度が高くなるのに伴い、透
過率は低下する。この液晶材料の温度特性の影響を抑
え、より高い表示品位が要求される場合に対応するた
め、温度補償手段を有する表示装置が提案されている。
例えば特開平7−295518や特開平2000−89
192では温度センサをパネル近傍に取り付け、その出
力により液晶表示装置の駆動条件の制御を行っている。
術においては、液晶表示装置の一部の温度を検出するも
のであるため、液晶表示パネルに温度分布が存在する場
合には、表示画面全面において適切な駆動条件が与えら
れない。例えばエッジライト方式のバックライトを用い
たTFT液晶表示装置では、発熱の主要因である冷陰極
線管がパネルの上部、下部のいずれか、もしくは上下の
両端に配置されるので、液晶パネルの上部、中央部、下
部などで温度の差異を生じる。図3はエッジライト方式
を採用した液晶表示装置のパネルモジュールの断面図と
液晶パネル表面の温度分布を示すものである。上下2本
ずつ配置された冷陰極線管31から発せられた光は、導
光板32によりTFT液晶パネルにほぼ均等に照射され
る。TFT液晶表示パネル33は、画素毎に印加された
電圧に応じて透過率が変化し、各画素の輝度が決定され
る。ここで冷陰極線管の発光には発熱を伴うから、冷陰
極線管に近いほど液晶表示パネルの温度が高くなる。例
えば15インチの液晶パネルでは画面中央の温度に対し
て、上部、下部は5℃程度の温度差を生じる。近年は特
に大画面化、高輝度化が進んでいるため、エッジライト
方式の液晶表示装置においては液晶パネルの垂直方向に
おける温度差は大きくなる傾向にある。
置の上下方向の位置によっては透過率特性が変化し、画
面の均一性が得られない事を意味する。
ら特に輝度の低い部分で目立ちやすい。図4に透過率を
最小とするための液晶への印加電圧、すなわち黒を表示
するのに最適な印加電圧と温度の関係を示す。図4のグ
ラフから、例えば表示装置全面に黒を表示する場合、液
晶パネル上端等に取り付けた温度センサで液晶へ印加さ
れる電圧の制御を行うことで、画面の上部ではほぼ理想
に近い黒を表示することが可能であるが、温度の低い画
面中央部では黒浮きが発生したりすることになる。
の垂直方向の温度差による影響を抑えた液晶表示装置を
提供することを目的とする。
に第1の発明は、画素電極をマトリクス状に有し、映像
信号配線と走査信号配線に電気的に接続されたスイッチ
ング素子が画素電極に接続される液晶表示パネルと、液
晶パネルの走査信号配線を駆動する走査配線駆動手段
と、ガンマ補正用電圧を参照電圧にして、デジタル映像
信号を映像信号配線駆動電圧に変換するデジタル−アナ
ログコンバータを具備した映像信号配線駆動手段を備え
た液晶表示装置であって、液晶表示装置内の少なくとも
1ヶ所の部位の温度と、予め予想される液晶表示パネル
の垂直方向の温度分布とに応じて、ガンマ補正用電圧を
変化させるものである。これにより液晶材料へ印加され
る電圧が走査ライン毎に温度補償され、画面の垂直方向
に温度の差異が生じる液晶表示パネルにおいて、全画面
均一で高品位な表示が可能となる。
走査信号配線に接続された画素電極をマトリクス状に有
し、映像信号配線と走査信号配線に電気的に接続された
スイッチング素子が画素電極に接続され、スイッチング
素子のオン期間に映像信号電圧を画素電極に伝達し、奇
数フィールドのスイッチング素子のオフ期間に走査信号
配線に変調信号Ve(+)を与え、偶数フィールドのス
イッチング素子のオフ期間に走査信号配線に変調信号V
e(−)を与えることにより、画素電極の電位を変化さ
せ、画素電極の電位の変化と映像信号電圧とを相互に重
畳させて表示材料に電圧を印加する液晶表示装置であっ
て、変調信号振幅Vepp=|Ve(+)−Ve(−)
|と定義するとき、液晶表示装置内の少なくとも1ヶ所
の部位の温度と、予め予想される液晶パネルの垂直方向
の温度分布とに応じて、各走査信号配線におけるVep
pを変化させるようにした。
査ライン毎に温度補償され、画面の垂直方向に温度の差
異が生じる液晶表示パネルにおいて、全画面均一で高品
位な表示が可能となる。
た画素電極をマトリクス状に有し、映像信号配線と走査
信号配線に電気的に接続されたスイッチング素子が画素
電極に接続され、スイッチング素子のオン期間に映像信
号電圧を画素電極に伝達し、奇数フィールドのスイッチ
ング素子のオン期間に補助容量配線に変調信号Ve
(+)を与え、偶数フィールドのスイッチング素子のオ
ン期間に補助容量配線に変調信号Ve(−)を与えるこ
とにより、画素電極の電位を変化させ、画素電極の電位
の変化と映像信号電圧とを相互に重畳させて表示材料に
電圧を印加する液晶表示装置であって、変調信号振幅V
epp=|Ve(+)−Ve(−)|と定義するとき、
液晶表示装置内の少なくとも1ヶ所の部位の温度と、予
め予想される液晶パネルの垂直方向の温度分布とに応じ
て、各走査信号配線におけるVeppを変化させるよう
にした。
査ライン毎に温度補償され、画面の垂直方向に温度の差
異が生じる液晶表示パネルにおいて、全画面均一で高品
位な表示が可能となる。
は、画素電極をマトリクス状に有し、映像信号配線と走
査信号配線に電気的に接続されたスイッチング素子が画
素電極に接続される液晶表示パネルと、液晶パネルの走
査信号配線を駆動する走査配線駆動手段と、ガンマ補正
用電圧を参照電圧にして、デジタル映像信号を映像信号
配線駆動電圧に変換するデジタル−アナログコンバータ
を具備した映像信号配線駆動手段を備えた液晶表示装置
であって、液晶表示装置内の少なくとも1ヶ所の部位の
温度と、予め予想される液晶表示パネルの垂直方向の温
度分布に応じて、ガンマ補正用電圧を変化させることを
特徴とする液晶表示装置である。
介して走査信号配線に接続された画素電極をマトリクス
状に有し、映像信号配線と走査信号配線に電気的に接続
されたスイッチング素子が画素電極に接続され、スイッ
チング素子のオン期間に映像信号電圧を画素電極に伝達
し、奇数フィールドのスイッチング素子のオフ期間に走
査信号配線に変調信号Ve(+)を与え、偶数フィール
ドのスイッチング素子のオフ期間に走査信号配線に変調
信号Ve(−)を与えることにより、画素電極の電位を
変化させ、画素電極の電位の変化と映像信号電圧とを相
互に重畳させて表示材料に電圧を印加する液晶表示装置
であって、変調信号振幅Vepp=|Ve(+)−Ve
(−)|と定義するとき、液晶表示装置内の少なくとも
1ヶ所の部位の温度と、予め予想される液晶パネルの垂
直方向の温度分布とに応じて、各走査信号配線における
Veppを変化させることを特徴とする液晶表示装置で
ある。
介して補助容量配線に接続された画素電極をマトリクス
状に有し、映像信号配線と走査信号配線に電気的に接続
されたスイッチング素子が画素電極に接続され、スイッ
チング素子のオン期間に映像信号電圧を画素電極に伝達
し、奇数フィールドのスイッチング素子のオン期間に補
助容量配線に変調信号Ve(+)を与え、偶数フィール
ドのスイッチング素子のオン期間に補助容量配線に変調
信号Ve(−)を与えることにより、画素電極の電位を
変化させ、画素電極の電位の変化と映像信号電圧とを相
互に重畳させて表示材料に電圧を印加する液晶表示装置
であって、変調信号振幅Vepp=|Ve(+)−Ve
(−)|と定義するとき、液晶表示装置内の少なくとも
1ヶ所の部位の温度と、予め予想される液晶パネルの垂
直方向の温度分布とに応じて、各走査信号配線における
Veppを変化させることを特徴とする液晶表示装置で
ある。
1に記載された発明の実施の形態について、図1、図
4、図5、図6、図7を用いて説明する。
る。図5(a)の表示装置は、液晶表示パネル51、映
像信号配線駆動手段52、走査配線駆動手段53、ガン
マ補正用電圧発生手段54、垂直周期制御信号発生手段
11、温度検出手段12から構成される。液晶表示パネ
ル51は走査配線(X1〜XN)と映像信号配線(Y1
〜YN)とがマトリクス状に配線され、その交点を画素
としてN×M個のTFTが配置されている。図5(b)
は1画素の等価手段を表しており、TFT4のゲートは
走査配線1に、ソースは映像信号配線3に、またドレイ
ンは画素電極に接続されている。画素電極と第2の共通
電極(対向電極ともいう)9の間には液晶が封入されて
おり液晶容量Clc7が形成される。また画素電極と第
1の共通電極10間には補助容量(蓄積容量ともいう)
Cs8が形成される。
しTFTのゲートをON/OFFするものである。映像
信号配線駆動手段52は、ガンマ補正用電圧を参照電圧
として、入力されるデジタル映像信号を映像信号配線駆
動電圧に変換するデジタル−アナログコンバータを具備
しており、映像信号配線3を駆動し、入力されるデジタ
ル映像信号に応じた駆動電圧をTFTのON期間に印加
するものである。
第1の基準電圧と第2の基準電圧間に複数の抵抗が直列
され、抵抗比により2つの基準電圧間の複数の電圧を取
り出すものである。
を示す。映像信号配線駆動手段52は、図7(a)に示
す様に、入力されるガンマ補正用電圧を参照しつつアナ
ログ電圧に変換し、映像信号配線を駆動する。
の調整により、液晶表示装置のガンマ特性の変更が可能
となる。
ないよう、交流で駆動する必要があるので、図7(a)
で示される映像信号配線駆動電圧と、図7(b)に示す
ような反転側のガンマ補正用電圧を参照した映像信号配
線駆動電圧とが1フレーム毎交互に印加されるが、本発
明の実施の形態の説明においては、複雑となるため、反
転側の動作には触れないこととする。
黒レベル変動の補償を考えた場合、図6において黒側の
基準電圧にあたる第1基準電圧を温度に応じて変更すれ
ば良いのは明白である。その際、図4に示した様に、温
度が低い場合は液晶への印加電圧を高くすれば良く、パ
ネルの温度分布による温度変化ΔTに対して変化させる
べき印加電圧ΔVも温度の低い場合の方が大きくなる。
る垂直周期制御電圧発生手段の構成を示すブロック図で
ある。図1に垂直周期制御電圧発生手段11、と温度検
出手段12を示す。垂直周期制御電圧発生手段11は垂
直周期発生手段13、温度検出手段12の出力により垂
直周期波形発生手段3から得られる波形のゲインを調整
するゲイン調整手段14、同じく温度検出手段12の出
力により、ゲイン制御された波形のDCレベルをシフト
し制御電圧として出力するレベルシフタ15から構成さ
れる。温度検出手段12は液晶表示パネルの上端近傍に
取り付けられた温度センサである。ここで垂直周期発生
手段13は予め予測したパネルの垂直方向の温度分布に
相似な波形を出力する物である。表示パネル毎に走査配
線数は固定であり、任意の波形を発生するものではない
ので、水平パルスで動作する簡単なロジック手段とデジ
タル−アナログコンバータで形成している。ゲイン調整
手段14はパネルの垂直方向の温度変化に対応して変調
すべき電圧の振幅を温度検出手段12の出力により制御
する。すなわち図4におけるΔVを調整するものであ
り、温度が高ければ波形の振幅を抑える方向で動作す
る。レベルシフタ15は温度検出手段12のパネルの上
部の温度を検出結果から、温度が高くなると波形のDC
レベルを下げる方向で動作し、垂直周期制御電圧として
出力する。
を、図6に示すガンマ補正用電圧発生手段の黒側の基準
電圧である第1の基準電圧とする、もしくは垂直周期制
御電圧で第1の基準電圧を変調することにより、液晶表
示装置の黒レベルの変動に対する温度補償をパネルの温
度分布をも加味して実現できる。
いても良いし、垂直周期制御電圧発生手段11もゲイン
調整やレベルシフトの機能までデジタル手段で構成する
などしても良い。また温度検出を行う場所は、パネルの
いずれかの部位の温度を直接測るもので無くても、パネ
ルのいずれかの部位の温度と相関が取れる場所であれ
ば、当然ながら問題無い。
に記載された発明の実施の形態について図8を用いて説
明する。
る。実施の形態1と構成はほぼ等しいが、駆動方法の違
いによりVepp調整手段81を有しており、V
(+)、V(−)の2つの信号変調電圧を発生し、走査
配線駆動手段53に与える。
で見た電気的等価手段を示す。n番目の走査信号配線
1、n−1番目の走査信号配線2、映像信号配線3、T
FT4を有し、TFT4には寄生容量であるゲート・ド
レイン間容量Cgd5、ソース・ドレイン間容量Csd6が
存在する。また意図的に形成された容量として、液晶容
量Clc*7、蓄積容量Cs8がある。
として、n番目の走査信号配線1には走査信号Vg
(n)を、n−1番目の走査信号配線2には走査信号V
g(n−1)を、画像信号配線3には画像信号電圧Vsig
を、液晶容量Clc*の対向電極には一定の電圧をそれぞ
れ印加する。上記の各容量を通じて駆動電圧の影響が画
素電極(同図A点)に現われる。図9は本発明の実施の
形態2の液晶表示装置の駆動波形を示す図である。図9
に示すVg,Ve(+),Ve(−),Vt及びVsigを図
2の各点にそれぞれ印加すると、容量結合による画素電
極の電位変化ΔV*は、偶,奇それぞれのフィールドで
式(1),(2)で表わされる。
る電位変化である。第2項は走査信号VgがTFT4の
寄生容量Cgdを通じて画素電極に誘起する電位変化であ
る。第3項は画素信号電圧が寄生容量を通じて画素電極
に誘起する電位変化を示す。Clc*は、信号電圧(Vsi
g)の大小により液晶の配向状態が変化するに連れて、
その誘電異方性の影響を受けて変化する液晶の容量であ
る。従って、Clc*及びΔV*は液晶容量の大(Clc
(h))小(Clc(l))に各々対応する。偶,奇フィ
ールドでの電位変化ΔV*+,ΔV*−が等しくなれば
液晶に直流電圧がかからず対称な交流駆動が可能であ
る。即ち次式を満足することである。
あたえるので各フィールドで第3項CsdVsigの効果は
相殺される。従って式(3)は
奇各フィールドで対向電極に対して液晶容量に無関係に
正負等しくすることができる。このため正負両極性の電
圧が等しく液晶に印加されフリッカーは本質的に減少す
る。また、式(3),(4)にClc*が現われないた
め、式(3),(4)が満たされる条件で駆動すれば液
晶の誘電異率方性の影響は消失し、Clc*に起因するD
C電圧は表示装置内部に発生しない。さらに式(3),
(4)を満たした駆動条件では、走査信号Vgが寄生容
量Cgdを通じて画像信号配線と表示電極間に誘起する直
流電位をも相殺し零とすることができる。本実施例の駆
動法では、各フィールド毎に対向電極の電位に対して正
負逆極性の信号を与えるので2フィールドを見れば画素
電極,信号電極,対向電極の各電位間には直流電界は生
じないため、液晶に直流電圧を与えることがない。
で任意設定可能な2つの電圧パラメータVe(+)とVe
(−)を有している。このため、Ve(+)とVe(−)
を式(3),(4)に合わせて制御すれば、画素電極に
現われる電位変動ΔV*を任意の大きさに設定でき、こ
のΔV*を変化させる、つまりVeppを変化させること
により、液晶材料へ印加される電圧をを変えることがで
きる。
れるV(+)、V(−)は走査配線駆動手段53が図9
に示す走査配線駆動信号におけるVe(+)、Ve
(−)を出力する際の参照電位とされるものである。V
(+)はVepp調整端への入力電圧がボルテージフォ
ロアにより直接出力され、V(−)は別途決定されてい
る中心電位(Vcenter)に対しV(+)と対称な
電圧となる。
は、液晶材料への印加電圧を制御することと等価である
ので、ここで実施の形態1に示した垂直周期制御電圧に
対応してV(+)を発生させる、言いかえればVepp
を垂直周期制御電圧で変調することにより、液晶表示パ
ネルの温度分布に応じた適切な印加電圧を与えることが
出来る。
方向に温度差を生じている場合においても、画面全域に
て適切に黒レベルが温度補償された、高品位な液晶表示
装置を実現できる。
に記載された発明の実施の形態について図11を用いて
説明する。
と同一であるが、液晶表示パネルの駆動方式の違いによ
り若干構成が異なるので、異なる部分についてのみ説明
する。
装置の構成図である。図11(a)において液晶表示パ
ネル56は走査配線X1〜XNの他、補助容量配線C1
〜CNを有し、それらは補助容量駆動手段55により駆
動される。但し、交流駆動の方式により補助容量配線は
N+1本の場合もある。
補助容量配線16に接続されている。図8において補助
容量はTFT4のゲートの接続される走査配線の前段の
走査配線に接続されており、前段の走査配線に与えられ
るVe(+)、Ve(−)に応じて自段の画素電極が変
調されるが、図11における液晶表示装置においてはV
e(+)、Ve(−)を与えるための補助容量配線を走
査配線と独立で持っている。
装置の駆動波形の例であるが、図9と比較して駆動波形
の振幅を抑えることが出来るため、図8に示す表示装置
と比較して耐圧の低いプロセスにおいて駆動手段を構成
可能である。
介して画素電極に変調を与える構成は同様であるので、
本構成においてもVeppを実施の形態2同様に制御す
ることで画面の垂直方向に温度差を生じている場合にお
いても、画面全域にて適切に黒レベルが温度補償され
た、高品位な液晶表示装置をを実現できる。
装置内の少なくとも1ヶ所の部位の温度と、予め予想さ
せる液晶表示パネルの垂直方向の温度分布とに応じて、
ガンマ補正用電圧や各走査信号配線におけるVeppを
変化させるようにしたので、液晶材料へ印加される電圧
が走査ライン毎に温度補償されるため、画面の垂直方向
に温度の差異が生じる液晶パネルの全画面で均一で高品
位な表示が可能となる。
御電圧発生手段の構成を示すブロック図
グラフ
存を示すグラフ
形を示す図
手段の例を示す図
図
波形を示す図
Claims (3)
- 【請求項1】 画素電極をマトリクス状に有し、映像信
号配線と走査信号配線に電気的に接続されたスイッチン
グ素子が前記画素電極に接続される液晶表示パネルと、
前記液晶パネルの走査信号配線を駆動する走査配線駆動
手段と、ガンマ補正用電圧を参照電圧にして、デジタル
映像信号を映像信号配線駆動電圧に変換するデジタル−
アナログコンバータを具備した映像信号配線駆動手段を
備えた液晶表示装置であって、液晶表示装置内の少なく
とも1ヶ所の部位の温度と、予め予想される前記液晶表
示パネルの垂直方向の温度分布とに応じて、前記ガンマ
補正用電圧を変化させることを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項2】 容量を介して走査信号配線に接続された
画素電極をマトリクス状に有し、映像信号配線と前記走
査信号配線に電気的に接続されたスイッチング素子が前
記画素電極に接続され、前記スイッチング素子のオン期
間に映像信号電圧を画素電極に伝達し、奇数フィールド
の前記スイッチング素子のオフ期間に前記走査信号配線
に変調信号Ve(+)を与え、偶数フィールドの前記ス
イッチング素子のオフ期間に前記走査信号配線に変調信
号Ve(−)を与えることにより、前記画素電極の電位
を変化させ、前記画素電極の電位の変化と前記映像信号
電圧とを相互に重畳させて表示材料に電圧を印加する液
晶表示装置であって、変調信号振幅Vepp=|Ve
(+)−Ve(−)|と定義するとき、液晶表示装置内
の少なくとも1ヶ所の部位の温度と、予め予想される液
晶パネルの垂直方向の温度分布とに応じて、各走査信号
配線におけるVeppを変化させることを特徴とする液
晶表示装置。 - 【請求項3】 容量を介して補助容量配線に接続された
画素電極をマトリクス状に有し、映像信号配線と前記走
査信号配線に電気的に接続されたスイッチング素子が前
記画素電極に接続され、前記スイッチング素子のオン期
間に映像信号電圧を画素電極に伝達し、奇数フィールド
の前記スイッチング素子のオン期間に前記補助容量配線
に変調信号Ve(+)を与え、偶数フィールドの前記ス
イッチング素子のオン期間に前記補助容量配線に変調信
号Ve(−)を与えることにより、前記画素電極の電位
を変化させ、前記画素電極の電位の変化と前記映像信号
電圧とを相互に重畳させて表示材料に電圧を印加する液
晶表示装置であって、変調信号振幅Vepp=|Ve
(+)−Ve(−)|と定義するとき、液晶表示装置内
の少なくとも1ヶ所の部位の温度と、予め予想される液
晶パネルの垂直方向の温度分布とに応じて、各走査信号
配線におけるVeppを変化させることを特徴とする液
晶表示装置。
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