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JP2003292764A - 安定化された熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

安定化された熱可塑性樹脂組成物

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Publication number
JP2003292764A
JP2003292764A JP2002098455A JP2002098455A JP2003292764A JP 2003292764 A JP2003292764 A JP 2003292764A JP 2002098455 A JP2002098455 A JP 2002098455A JP 2002098455 A JP2002098455 A JP 2002098455A JP 2003292764 A JP2003292764 A JP 2003292764A
Authority
JP
Japan
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carbon atoms
group
weight
stabilizer
general formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002098455A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sanada
隆 眞田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JP2003292764A publication Critical patent/JP2003292764A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温での加工においても、十分に安定であ
り、高い耐熱性を有する熱可塑性樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂
1〜99重量%と、(B)スチレン系樹脂 99〜1重
量%とを含むポリフェニレンエーテル系組成物100重
量部に対し、特定の構造を有する合成樹脂用安定剤
(I) 0.05〜2重量部と、前記合成樹脂用安定剤
とは異なる特定の構造を有する亜リン酸エステル類であ
る合成樹脂用安定剤(II) 0.05〜2重量部とが
添加されている熱可塑性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高温での加工にお
いても、十分に安定であり、高い耐熱性を有する熱可塑
性樹脂組成物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ポリフェニレンエーテル(以下、「PP
E」と称することがある。)系樹脂は、機械的強度や耐
熱性の優れた樹脂であるが,耐熱性が高くなるに従い、
流動性が悪くなるため,加工温度を高くしなければなら
ないことが多い。従来から、高温でポリフェニレンエー
テル系樹脂を安定化させるために、フェノール系安定
剤、リン系安定剤等の多くの安定剤が提案されている
が、300℃に近い加工温度では、その効果は不充分で
あり、例えば、耐熱性が高く、かつ極めて表面平滑性が
要求される自動車のランプリフレクターの用途には、高
温での分解に起因するガスから、十分な表面平滑性が得
られず、その結果、十分な鮮映性を得ることができな
い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高温
での加工においても、十分に安定であり、高い耐熱性を
有する熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる実情
に鑑み、鋭意検討の結果、含有量が一定の範囲にあるポ
リフェニレンエーテル系樹脂と、含有量が一定の範囲に
あるスチレン系樹脂とを含むポリフェニレンエーテル系
組成物の一定の重量に対し、添加量が一定の範囲にある
特定の合成樹脂用安定剤と、添加量が一定の範囲にあ
り、前記合成樹脂用安定剤とは異なる特定の構造を有す
る合成樹脂用安定剤とが添加されている熱可塑性樹脂組
成物が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を
完成させるに至った。 【0005】すなわち、本発明は、 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂 1〜99重量%
と、(B)スチレン系樹脂 99〜1重量%とを含むポ
リフェニレンエーテル系組成物 100重量部に対し、
下記一般式(I)で示される合成樹脂用安定剤(I)
0.05〜2重量部と、下記一般式(II)で示される
合成樹脂用安定剤(II) 0.05〜2重量部とが添
加されている熱可塑性樹脂組成物に係るものである。一
般式(I) 一般式(II) (式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロ
アルキル基、炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル
基、炭素数7〜12のアラルキル基又はフェニル基を表
し、R3は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表
す。Xは2つのフェノール骨格を有する基が直接結合し
ていること、硫黄原子もしくは−CHR6−基(R6は水
素原子、炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数5〜8の
シクロアルキル基を示す。)を表す。Aは炭素数2〜8
のアルキレン基、*−CO−基(*は酸素原子との結合
部位を示す。)又は*−COR7−基(R7は炭素数1〜
8のアルキレン基を示し、*は酸素原子との結合部位を
示す。)を表す。Y、Zは、そのいずれかの一方がヒド
ロキシル基、炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数7
〜12のアラルキルオキシ基を表し、他方が水素原子又
は炭素数1〜8のアルキル基を表す。)で示される亜リ
ン酸エステル類。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明で用いられるポリフェニレ
ンエーテル(PPE)系樹脂としては、公知のものが使
用できる。PPE系樹脂とは、例えば、下記一般式で示
される重合体の総称であって、下記一般式で示される重
合体の一種単独であっても、二種以上が組み合わされた
共重合体であってもよい。 (上記式中、R14、R15、R16及びR17は、それぞれ独
立して、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基及びハロゲン原子とフェニル環との間に少なくと
も2個の炭素原子を有するハロアルキル基又はハロアル
コキシ基で第3級α−炭素を含まないものから選ばれた
一価置換基を表し、nは重合度を表す整数である。) 【0007】上記式中好ましい具体例では、R14及びR
15が炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R16及びR
17が水素原子もしくは炭素原子数1〜4のアルキル基で
ある。例えばポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2,6−ジエチル−1,4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−プロピル−
1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジプロピル
−1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−
プロピル−1,4−フェニレン)エーテルなどが挙げられ
る。またPPE共重合体としては上記ポリフェニレンエ
ーテル繰り返し単位中にアルキル三置換フェノール、例
えば2,3,6−トリメチルフェノールを一部含有する共
重合体を挙げることができる。またこれらのPPEに、
スチレン系化合物がグラフトした共重合体であってもよ
い。スチレン系化合物グラフト化ポリフェニレンエーテ
ルとしては上記PPEにスチレン系化合物として、例え
ばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ク
ロルスチレン等をグラフト重合して得られる共重合体で
ある。 【0008】本発明で用いられるポリフェニレンエーテ
ル(PPE)系樹脂(A)の含有量は1〜99重量%で
あり、好ましくは50〜85重量%である。PPE系樹
脂(A)が過少であると熱変形温度が低い。PPE系樹
脂(A)の量が多くなるに従い、耐熱性も高くなり、そ
れに伴い、使用時や成形時に要求される耐熱安定性のレ
ベルも高くなる。一方、PPE系樹脂(A)が過多であ
ると、著しく流動性が悪くなり、さらに耐熱安定性の要
求レベルは高くなり、本願の添加剤によっても著しい改
善効果が得られなくなる. 【0009】本発明で用いられるスチレン系樹脂(B)
は、公知のポリスチレン系樹脂であり、下記一般式で示
される芳香族ビニル化合物から誘導された繰り返し構造
単位を、その重合体中に少なくとも25重量%以上有す
るものが好ましい。 (式中R18は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を
表し、Zはハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキル基
である置換基を表し、pは0〜5の整数を表す。) 【0010】かかるスチレン系重合体としては、スチレ
ンもしくはその誘導体例えばp−メチルスチレン、α−
メチルスチレン、α−メチル−p−メチルスチレン、ク
ロロスチレン、ブロモスチレン等の単独重合体及び共重
合体が挙げられる。また、上記した芳香族ビニル系化合
物を70〜99重量%とジエンゴム1〜30重量%とか
らなるゴム変性された高衝撃性ポリスチレン(HIP
S)を使用することができる。 【0011】HIPSを構成するジエンゴムとしては、
ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等の共役ジエン
系化合物の単独重合体、共役ジエン系化合物と不飽和ニ
トリル化合物又は芳香族ビニル化合物との共重合体さら
には天然ゴムなどが挙げられ、これらを1種又は2種以
上用いることができる。特に、ポリブタジエン、ブタジ
エン−スチレン共重合体が好ましい。HIPSは、乳化
重合、懸濁重合、塊状重合、溶液重合又はそれらを組み
合わた方法により得られる。 【0012】本発明で用いられるスチレン系樹脂(B)
の含有量は1〜99重量%であり、好ましくは50〜1
5重量%である。(B)が過少であると流動性が悪くな
り、一方(B)が過多であると耐熱性が低下する。 【0013】本発明で用いられる合成樹脂用安定剤
(I)は下記一般式(I)式で表される化合物である。 一般式(I) 【0014】PPE系樹脂(A)とスチレン系樹脂
(B)とを含むポリフェニレンエーテル系組成物 10
0重量部に対する合成樹脂用安定剤(I)の添加量は、
0.05〜2重量部であり、好ましくは0.1〜1重量
部である。過少であると、耐熱安定性の改善効果が乏し
い場合があり、過多であると添加剤の蒸散等により、成
形加工時に不具合を生じる場合がある。 【0015】本発明で用いられる合成樹脂用安定剤(I
I)は下記一般式(II)式で表される化合物である。 一般式(II) (式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原
子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロ
アルキル基、炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル
基、炭素数7〜12のアラルキル基又はフェニル基を表
し、R3は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表
す。Xは2つのフェノール骨格を有する基が直接結合し
ていること、硫黄原子もしくは−CHR6−基(R6は水
素原子、炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数5〜8の
シクロアルキル基を示す。)を表す。Aは炭素数2〜8
のアルキレン基、*−CO−基(*は酸素原子との結合
部位を示す。)又は*−COR7−基(R7は炭素数1〜
8のアルキレン基を示し、*は酸素原子との結合部位を
示す。)を表す。Y、Zは、そのいずれかの一方がヒド
ロキシル基、炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数7
〜12のアラルキルオキシ基を表し、他方が水素原子又
は炭素数1〜8のアルキル基を表す。)で示される亜リ
ン酸エステル類。 【0016】PPE系樹脂(A)とスチレン系樹脂
(B)とを含むポリフェニレンエーテル系組成物 10
0重量部に対する合成樹脂用安定剤(II)の添加量
は、0.05〜2重量部であり、好ましくは0.1〜1
重量部である。過少であると、耐熱安定性の改善効果が
乏しい場合があり、過多であると添加剤の蒸散等によ
り、成形加工時に不具合を生じる場合がある。 【0017】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、耐衝撃
改良材を加えてもかまわない。耐衝撃改良材としては、
スチレン系エラストマーやポリオレフィンが用いられ
る。ここで、スチレン系エラストマーは公知のものを用
いることがでる。例えばポリスチレン及びポリブタジエ
ンセグメントをそれぞれ1以上有するスチレン−ブタジ
エンブロック共重合体、ポリスチレン及びポリイソプレ
ンセグメントをそれぞれ1以上有するスチレン−イソプ
レン共重合体、ポリスチレン及びイソプレン−ブタジエ
ンの共重合体をそれぞれ1つずつ以上有するブロック共
重合体、又はこれらのイソプレン部やブタジエン部の不
飽和部分が選択的に水素添加されたブロック共重合体、
エチレン、プロピレン、ブテン、ジエン成分を共重合し
たポリオレフィンエラストマーにスチレンをグラフト重
合したものである。 【0018】これらスチレンエラストマー中のポリスチ
レンセグメントの分子鎖の長さは重量平均分子量で1万
以上が好ましい。ポリスチレンセグメントが短か過ぎる
と、PPE系樹脂組成物との相溶性が低下し、射出成形
時に層状剥離を生じたり、十分な耐衝撃性が得られず好
ましくない。ポリオレフィンとしては、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテン、さ
らにはエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体、塩素化ポリエチレン、エチレン
−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−
ジエンゴム(EPDM)などが挙げられる。このなかで
好ましい耐衝撃改良材はイソプレン部やブタジエン部の
不飽和部分が選択的に水素添加されたスチレン系のブロ
ック共重合体と、エチレン、プロピレン、ブテン、ジエ
ン成分を共重合したポリオレフィンエラストマーにスチ
レンをグラフト重合したものである。 【0019】衝撃強度改良の目的で、耐衝撃改良材を加
える場合は、本発明のPPE系樹脂(A)とスチレン系
樹脂(B)とを含むポリフェニレンエーテル系組成物
100重量部に対して、5〜20重量%が好ましい。 【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、前述の合
成樹脂用安定剤(I)、合成樹脂用安定剤(II)及び
所望により用いられる添加成分を所定の割合で配合し、
溶融混練して得られる。主成分であるPPEの溶融粘度
が高いため二軸混練押出機や多軸混練機が好ましい。こ
のため溶融混練時の混練条件を制御してできるだけ低い
温度で混練することが効果的である。具体的には、剪断
速度を低く抑えたり、混練機のシリンダー温度を低くし
て除熱を促進したり、力学的強度を著しく損なわない範
囲で各成分の分子量の小さいものを用いることが好まし
い。また、分解等によって発生する低分子量成分を真空
ベントによって除去することも効果的である。さらに前
述の合成樹脂用安定剤(I)と合成樹脂用安定剤(I
I)以外に、従来市販されている安定剤を添加しても良
い。 【0021】さらに本発明の熱可塑性樹脂組成物には、
必要に応じて、公知の各種添加剤、例えば難燃剤、難燃
助剤、安定剤、酸化防止剤、光安定剤、滑剤、可塑剤、
帯電防止剤、離型剤、着色剤、無機充填材など、さらに
は他の熱可塑性樹脂を配合することができる。 【0022】 【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例においては次の化合物を使用した。PPE :ポリフェニレンエーテル系樹脂、固有粘度(ク
ロロホルム、25℃)0.40dl/gのポリ(2,6−
ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル、ゼネラルエレ
クトリック(株)製、本発明の成分(A)に該当する。PS :ポリスチレン、日本ポリスチ G360N(商
標:日本ポリスチレン(株)製)、本発明の成分(B)
に該当する。SEBS−A :水添スチレン−ブタジエン共重合体、タ
フテック H1051(商標:旭化成(株)製)SEBS−B :水添スチレン−ブタジエン共重合体、タ
フテック L509(商標:旭化成(株)製)添加剤−1 :オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(イル
ガノックス1076:チバ・スペシャリティーケミカル
(株)製)、本発明の式(I)に属する化合物である。添加剤−2 :2,4,8,10−テトラ−t−ブチル−
6−[3−(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブ
チルフェニル)プロポキシ]ジベンゾ[d,f][1,
3,2]ジオキサホスフェピン (CAS No.20
3255−81−6)(スミライザーGP:住友化学工
業(株)製)、本発明の一般式(II)に属する化合物
である。添加剤−3 :スミライザ−GA80(商標:住友化学工
業(株)製)、3,9−ビス(2−(3−(3−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−プロピ
オニルオキシ)−1,1−ジメチルエチル)−2,4,
8,10−テトラオキサスピオ(5,5)ウンデカン添加剤−4 :GSY−P101(吉富ファインケミカル
(株) 製) テトラキス(2,4−ジ−t−ブチル−
5−メチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンホスホ
ナイト顔料 :カーボンブラック #750B、三菱化学製 【0023】実施例1及び比較例1 表1に示す割合(重量比)の各成分をブレンドした後、
TEM−50A(東芝機械製 50mmの二軸押出機)
で溶融混練して組成物を得た。用いた二軸混練機は、根
元から、先端(ダイス側)にかけて、3つのフィード口
を持つが、今回の実験では、下流側の第二と第三のフィ
ード口を用いた。得られた樹脂組成物の評価は、IS2
20EN(東芝機械製 型締め力220tonの射出成
形機)を用いて、ピンゲートの金型で、シリンダー設定
温度 300℃ 成形サイクル 60秒と120秒で評
価を行った.結果は外観の良否で判定し、表1に示し
た。 【0024】 【表1】 【0025】 【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によって、
高温での加工においても、十分に安定であり、高い耐熱
性を有する熱可塑性樹脂組成物を得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂 1
    〜99重量%と、(B)スチレン系樹脂 99〜1重量
    %とを含むポリフェニレンエーテル系組成物 100重
    量部に対し、下記一般式(I)で示される合成樹脂用安
    定剤(I) 0.05〜2重量部と、下記一般式(I
    I)で示される合成樹脂用安定剤(II) 0.05〜
    2重量部とが添加されていることを特徴とする熱可塑性
    樹脂組成物。 一般式(I) 一般式(II) (式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立に水素原
    子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数5〜8のシクロ
    アルキル基、炭素数6〜12のアルキルシクロアルキル
    基、炭素数7〜12のアラルキル基又はフェニル基を表
    し、R3は水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を表
    す。Xは2つのフェノール骨格を有する基が直接結合し
    ていること、硫黄原子もしくは−CHR6−基(R6は水
    素原子、炭素数1〜8のアルキル基又は炭素数5〜8の
    シクロアルキル基を示す。)を表す。Aは炭素数2〜8
    のアルキレン基、*−CO−基(*は酸素原子との結合
    部位を示す。)又は*−COR7−基(R7は炭素数1〜
    8のアルキレン基を示し、*は酸素原子との結合部位を
    示す。)を表す。Y、Zは、そのいずれかの一方がヒド
    ロキシル基、炭素数1〜8のアルコキシ基又は炭素数7
    〜12のアラルキルオキシ基を表し、他方が水素原子又
    は炭素数1〜8のアルキル基を表す。)で示される亜リ
    ン酸エステル類。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272495A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Jsr Corp 接着剤用液状硬化性樹脂組成物
JP2009227886A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Asahi Kasei Chemicals Corp 熱可塑性樹脂組成物

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