JP2003289422A - 画像読取装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/00567—Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
- H04N1/0057—Conveying sheets before or after scanning
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、読取後の原稿を一対の搬送ローラ
のニップ部に送ることができるようにして、原稿のジャ
ム、先端折れ等を防止することができるとともに、ジタ
ー等の読取り不良が発生するのを防止することができる
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 イメージセンサ10に対して原稿の搬送
方向下流側に設けられ、イメージセンサ10から上方に
直線状(あるいは湾曲状)に傾斜して延在する搬送経路
12と、搬送経路12上に設けられた搬送ローラ対13
とを備えた画像読取装置において、イメージセンサ10
から搬送ローラ対13の間の搬送経路12に原稿の搬送
を補助するマイラー16を設け、マイラー16の一端部
をイメージセンサ10の上面よりも低い位置でガイド板
12bに固定するとともに、マイラー16の他端部を搬
送ローラ対13のニップ部近傍の樹脂ローラ13bに接
触させる。
のニップ部に送ることができるようにして、原稿のジャ
ム、先端折れ等を防止することができるとともに、ジタ
ー等の読取り不良が発生するのを防止することができる
画像読取装置を提供する。 【解決手段】 イメージセンサ10に対して原稿の搬送
方向下流側に設けられ、イメージセンサ10から上方に
直線状(あるいは湾曲状)に傾斜して延在する搬送経路
12と、搬送経路12上に設けられた搬送ローラ対13
とを備えた画像読取装置において、イメージセンサ10
から搬送ローラ対13の間の搬送経路12に原稿の搬送
を補助するマイラー16を設け、マイラー16の一端部
をイメージセンサ10の上面よりも低い位置でガイド板
12bに固定するとともに、マイラー16の他端部を搬
送ローラ対13のニップ部近傍の樹脂ローラ13bに接
触させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置、スキャナー装置等の画像読取装置に関し、詳
しくは、原稿を搬送しながら読取ることができるシート
スルー式の原稿搬送機構を備えた画像読取装置に関す
る。
ミリ装置、スキャナー装置等の画像読取装置に関し、詳
しくは、原稿を搬送しながら読取ることができるシート
スルー式の原稿搬送機構を備えた画像読取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ装置、スキャナー
装置等の画像読取装置にあっては、高速化、多機能化す
るとともに、より一層の省スペース化が要求されてお
り、それに従ってこの画像読取装置に具備される自動原
稿搬送装置等の搬送機構の省スペース化もより一層要求
されるようになっている。
装置等の画像読取装置にあっては、高速化、多機能化す
るとともに、より一層の省スペース化が要求されてお
り、それに従ってこの画像読取装置に具備される自動原
稿搬送装置等の搬送機構の省スペース化もより一層要求
されるようになっている。
【0003】このような要求を満足するために、従来の
搬送機構としては、原稿トレイから給紙された原稿を搬
送経路を介して読取位置に反転して搬送して読取位置に
設けられた密着型イメージセンサ等の光学系の読取部材
で原稿を読取った後、搬送経路を介して排紙トレイに排
紙する、所謂シートスルータイプのものがある。
搬送機構としては、原稿トレイから給紙された原稿を搬
送経路を介して読取位置に反転して搬送して読取位置に
設けられた密着型イメージセンサ等の光学系の読取部材
で原稿を読取った後、搬送経路を介して排紙トレイに排
紙する、所謂シートスルータイプのものがある。
【0004】具体的には、図11に示すように、図示し
ない原稿トレイから給紙された原稿は、原稿トレイに連
通する湾曲した搬送経路101を介して搬送ローラ対1
02に挟持されてイメージセンサ103とシェーディン
グ補正部材104の間に搬送される。
ない原稿トレイから給紙された原稿は、原稿トレイに連
通する湾曲した搬送経路101を介して搬送ローラ対1
02に挟持されてイメージセンサ103とシェーディン
グ補正部材104の間に搬送される。
【0005】次いで、イメージセンサ103に読取られ
た原稿はイメージセンサ103から上方に傾斜する搬送
経路105を通して搬送ローラ対106および排紙ロー
ラ対107に挟持されて図示しない排紙トレイに排紙さ
れる。
た原稿はイメージセンサ103から上方に傾斜する搬送
経路105を通して搬送ローラ対106および排紙ロー
ラ対107に挟持されて図示しない排紙トレイに排紙さ
れる。
【0006】このような排紙機構にあっては、イメージ
センサ103に対向して白基準板と呼ばれるシェーディ
ング補正部材104が設けられており、原稿はイメージ
センサ103とシェーディング補正部材104の間の狭
い隙間を搬送されるため、原稿の浮きがないように原稿
はイメージセンサ103とシェーディング補正部材10
4の隙間を小さくするようにしているが、このようにす
ると、原稿とイメ−ジセンサ103の間の摩擦抵抗が大
きくなり、コシの弱い原稿搬送が難しくなってくる。
センサ103に対向して白基準板と呼ばれるシェーディ
ング補正部材104が設けられており、原稿はイメージ
センサ103とシェーディング補正部材104の間の狭
い隙間を搬送されるため、原稿の浮きがないように原稿
はイメージセンサ103とシェーディング補正部材10
4の隙間を小さくするようにしているが、このようにす
ると、原稿とイメ−ジセンサ103の間の摩擦抵抗が大
きくなり、コシの弱い原稿搬送が難しくなってくる。
【0007】このため、イメ−ジセンサ103から排紙
ローラ対107の搬送経路105の長さにもよるが、イ
メ−ジセンサ103の後に原稿の搬送力を上昇させるた
めに搬送ローラ対106を設け、コシの弱い原稿の搬送
に支障がないようにしている。
ローラ対107の搬送経路105の長さにもよるが、イ
メ−ジセンサ103の後に原稿の搬送力を上昇させるた
めに搬送ローラ対106を設け、コシの弱い原稿の搬送
に支障がないようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の搬送機構を備えた画像読取装置にあっては、
イメージセンサ103を通過した原稿が搬送経路105
に沿って搬送ローラ対106に運ばれるようになってい
るが、搬送経路105がイメージセンサ103から上方
に傾斜して搬送ローラ対106のニップ部がイメージセ
ンサ103の上面よりも上方に位置しているため、原稿
が搬送ローラ対106のニップ部まで届かずジャムにな
ったり、原稿の先端が搬送ローラ対の下方側の搬送ロー
ラ106aに衝突して折れ曲がった状態で搬送ローラ対
106のニップ部に送られて先端折れが発生する等の問
題があった。
うな従来の搬送機構を備えた画像読取装置にあっては、
イメージセンサ103を通過した原稿が搬送経路105
に沿って搬送ローラ対106に運ばれるようになってい
るが、搬送経路105がイメージセンサ103から上方
に傾斜して搬送ローラ対106のニップ部がイメージセ
ンサ103の上面よりも上方に位置しているため、原稿
が搬送ローラ対106のニップ部まで届かずジャムにな
ったり、原稿の先端が搬送ローラ対の下方側の搬送ロー
ラ106aに衝突して折れ曲がった状態で搬送ローラ対
106のニップ部に送られて先端折れが発生する等の問
題があった。
【0009】また、原稿が搬送ローラ106aに衝突し
た衝撃によって原稿の搬送が一旦停止してしまうため、
読取時にジター等の読取り不良が発生してしまうという
問題があった。
た衝撃によって原稿の搬送が一旦停止してしまうため、
読取時にジター等の読取り不良が発生してしまうという
問題があった。
【0010】そこで本発明は、読取後の原稿を一対の搬
送ローラのニップ部に送ることができるようにして、原
稿のジャム、先端折れ等を防止することができるととも
に、ジター等の読取り不良が発生するのを防止すること
ができる画像読取装置を提供することを目的としてい
る。
送ローラのニップ部に送ることができるようにして、原
稿のジャム、先端折れ等を防止することができるととも
に、ジター等の読取り不良が発生するのを防止すること
ができる画像読取装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、原稿の画像を読取る読取部材と、前記読
取部材に対して原稿の搬送方向下流側に設けられ、前記
読取部材を通過した原稿が搬送される搬送経路と、前記
搬送経路に設けられ、原稿を挟持して搬送するととも
に、ニップ部が前記読取部材の上面よりも上方に位置す
る一対の搬送ローラとを備え、原稿を搬送しながら前記
読取部材によって原稿を読取るようにした画像読取装置
において、前記読取部材から前記一対の搬送ローラの間
の前記搬送経路に前記原稿の搬送を補助する補助シート
部材を設け、前記補助シート部材の一端部を前記読取部
材近傍で、かつ前記読取部材の上面よりも低い位置で前
記搬送経路に固定するとともに、前記補助シート部材の
他端部を前記一対の搬送ローラのニップ部近傍に接触さ
せたことを特徴としている。
決するために、原稿の画像を読取る読取部材と、前記読
取部材に対して原稿の搬送方向下流側に設けられ、前記
読取部材を通過した原稿が搬送される搬送経路と、前記
搬送経路に設けられ、原稿を挟持して搬送するととも
に、ニップ部が前記読取部材の上面よりも上方に位置す
る一対の搬送ローラとを備え、原稿を搬送しながら前記
読取部材によって原稿を読取るようにした画像読取装置
において、前記読取部材から前記一対の搬送ローラの間
の前記搬送経路に前記原稿の搬送を補助する補助シート
部材を設け、前記補助シート部材の一端部を前記読取部
材近傍で、かつ前記読取部材の上面よりも低い位置で前
記搬送経路に固定するとともに、前記補助シート部材の
他端部を前記一対の搬送ローラのニップ部近傍に接触さ
せたことを特徴としている。
【0012】このような構成により、読取りが終了した
原稿を補助シート部材を通して搬送ローラのニップ部に
スムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が
発生するのを防止することができる。また、原稿が搬送
ローラにぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
原稿を補助シート部材を通して搬送ローラのニップ部に
スムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が
発生するのを防止することができる。また、原稿が搬送
ローラにぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
【0013】また、補助シート部材を用いているので、
この補助シート部材の一端部を接着剤や両面テープ等に
よって搬送経路に固定することによって補助シート部材
を搬送経路に簡単に取付けることができ、補助シート部
材の取付け作業の作業性を向上させることができる。
この補助シート部材の一端部を接着剤や両面テープ等に
よって搬送経路に固定することによって補助シート部材
を搬送経路に簡単に取付けることができ、補助シート部
材の取付け作業の作業性を向上させることができる。
【0014】また、補助シート部材の一端部を搬送経路
に固定することにより、補助シート部材の撓みによって
補助シート部材の他端部を一対の搬送ローラのニップ部
近傍に押圧することができる。
に固定することにより、補助シート部材の撓みによって
補助シート部材の他端部を一対の搬送ローラのニップ部
近傍に押圧することができる。
【0015】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記一対の搬送ローラの一方がゴムローラからなる
とともに、他方が前記ゴムローラの下方に摺接して設け
られた樹脂ローラからなり、前記補助シート部材が樹脂
部材からなり、前記補助シート部材の他端部が前記樹脂
ローラに接触することを特徴としている。
に、前記一対の搬送ローラの一方がゴムローラからなる
とともに、他方が前記ゴムローラの下方に摺接して設け
られた樹脂ローラからなり、前記補助シート部材が樹脂
部材からなり、前記補助シート部材の他端部が前記樹脂
ローラに接触することを特徴としている。
【0016】このような構成により、樹脂部材からなる
補助シート材を樹脂ローラに接触させることで、補助シ
ート部材が原稿と摩擦係数の大きいゴムローラに挟まれ
て摩擦力が増大することにより、補助シート部材が搬送
経路から剥がれるのを防止することができるとともに、
異なる材料同士のゴムローラと補助シート部材が接触し
てゴムローラが削れてしまうのを防止することができ
る。
補助シート材を樹脂ローラに接触させることで、補助シ
ート部材が原稿と摩擦係数の大きいゴムローラに挟まれ
て摩擦力が増大することにより、補助シート部材が搬送
経路から剥がれるのを防止することができるとともに、
異なる材料同士のゴムローラと補助シート部材が接触し
てゴムローラが削れてしまうのを防止することができ
る。
【0017】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、 前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ直線と
前記補助シート部材の延長線との交点を、前記一対の搬
送ローラのニップ部に対して、前記搬送ローラの回転中
心に向かう方向の1mm以内に設定したことを特徴とし
ている。
に、 前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ直線と
前記補助シート部材の延長線との交点を、前記一対の搬
送ローラのニップ部に対して、前記搬送ローラの回転中
心に向かう方向の1mm以内に設定したことを特徴とし
ている。
【0018】このような構成により、原稿を搬送ローラ
のニップ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿
先端折れ等が発生するのをより一層防止することができ
るとともに、ジター等の読取り不良が発生するのをより
一層防止することができる。
のニップ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿
先端折れ等が発生するのをより一層防止することができ
るとともに、ジター等の読取り不良が発生するのをより
一層防止することができる。
【0019】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対して垂直
方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大幅の原稿
に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に前記補助
シート部材を設けたことを特徴としている。
に、前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対して垂直
方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大幅の原稿
に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に前記補助
シート部材を設けたことを特徴としている。
【0020】このような構成により、搬送ローラが複数
対存在する場合であっても、原稿を搬送ローラのニップ
部にスムーズに送ることができ、各搬送ローラ対毎に補
助シート部材を設けるのを不要にして、補助シート部材
のコストが増大するのを防止することができる。
対存在する場合であっても、原稿を搬送ローラのニップ
部にスムーズに送ることができ、各搬送ローラ対毎に補
助シート部材を設けるのを不要にして、補助シート部材
のコストが増大するのを防止することができる。
【0021】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、 前記補助シート部材の幅を前記一対の搬送ローラ
の幅と略同等にしたことを特徴としている。
に、 前記補助シート部材の幅を前記一対の搬送ローラ
の幅と略同等にしたことを特徴としている。
【0022】このような構成により、補助シート部材が
一対の搬送ローラの幅方向長さよりも大きくなることに
より、原稿と補助シート部材の摩擦力が大きくなって原
稿が搬送できなくなったり、補助シート部材が一対の搬
送ローラの幅方向長さよりも小さくなることにより、補
助シート部材が撓んで原稿が搬送ローラのニップ部に入
らなくなるのを防止することができる。
一対の搬送ローラの幅方向長さよりも大きくなることに
より、原稿と補助シート部材の摩擦力が大きくなって原
稿が搬送できなくなったり、補助シート部材が一対の搬
送ローラの幅方向長さよりも小さくなることにより、補
助シート部材が撓んで原稿が搬送ローラのニップ部に入
らなくなるのを防止することができる。
【0023】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、原稿の画像を読取る読取部材と、前記読取部材に対
して原稿の搬送方向下流側に設けられ、前記読取部材を
通過した原稿が搬送される搬送経路と、前記搬送経路に
設けられ、原稿を挟持して搬送するとともに、ニップ部
が前記読取部材の上面よりも上方に位置する一対の搬送
ローラとを備え、原稿を搬送しながら前記読取部材によ
って原稿を読取るようにした画像読取装置において、前
記読取部材から前記一対の搬送ローラの間に位置する前
記搬送経路に前記原稿の搬送を補助するリブを突設し、
前記リブは、一端部が前記読取部材近傍で、かつ前記読
取部材の上面よりも低い位置に設けられるとともに、前
記一端部から前記一対の搬送ローラのニップ部近傍に他
端部が延在することを特徴としている。
に、原稿の画像を読取る読取部材と、前記読取部材に対
して原稿の搬送方向下流側に設けられ、前記読取部材を
通過した原稿が搬送される搬送経路と、前記搬送経路に
設けられ、原稿を挟持して搬送するとともに、ニップ部
が前記読取部材の上面よりも上方に位置する一対の搬送
ローラとを備え、原稿を搬送しながら前記読取部材によ
って原稿を読取るようにした画像読取装置において、前
記読取部材から前記一対の搬送ローラの間に位置する前
記搬送経路に前記原稿の搬送を補助するリブを突設し、
前記リブは、一端部が前記読取部材近傍で、かつ前記読
取部材の上面よりも低い位置に設けられるとともに、前
記一端部から前記一対の搬送ローラのニップ部近傍に他
端部が延在することを特徴としている。
【0024】このような構成により、読取りが終了した
原稿がリブ上を通過して搬送ローラのニップ部にスムー
ズに送られ、ジャムや原稿先端折れ等が発生するのを防
止することができる。また、原稿が搬送ローラにぶつか
るときの衝撃を小さくすることができるので、ジター等
の読取り不良が発生するのを防止することができる。
原稿がリブ上を通過して搬送ローラのニップ部にスムー
ズに送られ、ジャムや原稿先端折れ等が発生するのを防
止することができる。また、原稿が搬送ローラにぶつか
るときの衝撃を小さくすることができるので、ジター等
の読取り不良が発生するのを防止することができる。
【0025】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ直線と前
記リブの延長線との交点を、前記一対の搬送ローラのニ
ップ部に対して、前記搬送ローラの回転中心に向かう方
向の1mm以内に設定したことを特徴としている。
に、前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ直線と前
記リブの延長線との交点を、前記一対の搬送ローラのニ
ップ部に対して、前記搬送ローラの回転中心に向かう方
向の1mm以内に設定したことを特徴としている。
【0026】このような構成により、原稿を搬送ローラ
のニップ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿
先端折れ等が発生するのをより一層防止することができ
るとともに、ジター等の読取り不良が発生するのをより
一層防止することができる。
のニップ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿
先端折れ等が発生するのをより一層防止することができ
るとともに、ジター等の読取り不良が発生するのをより
一層防止することができる。
【0027】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対して垂直
方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大幅の原稿
に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に前記リブ
を設けたことを特徴としている。
に、前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対して垂直
方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大幅の原稿
に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に前記リブ
を設けたことを特徴としている。
【0028】このような構成により、搬送ローラが複数
対存在する場合であっても、原稿を搬送ローラのニップ
部にスムーズに送ることができ、各搬送ローラ対毎にリ
ブを設けるのを不要にして、多数のリブを製造すること
によるコストが増大するのを防止することができる。
対存在する場合であっても、原稿を搬送ローラのニップ
部にスムーズに送ることができ、各搬送ローラ対毎にリ
ブを設けるのを不要にして、多数のリブを製造すること
によるコストが増大するのを防止することができる。
【0029】また、本発明は、上記課題を解決するため
に、前記リブは少なくとも2本以上設けられ、原稿の搬
送方向に対して直交する方向に設けられた両側のリブ
は、前記一対の搬送ローラの幅と略同等の間隔に設置さ
れることを特徴としている。
に、前記リブは少なくとも2本以上設けられ、原稿の搬
送方向に対して直交する方向に設けられた両側のリブ
は、前記一対の搬送ローラの幅と略同等の間隔に設置さ
れることを特徴としている。
【0030】このような構成により、両側に設けられた
リブの間隔が搬送ローラの幅方向長さよりも長くなった
り、短くなることにより、原稿が搬送ローラのニップ部
にスムーズに搬送できなくなるのを防止することができ
る。
リブの間隔が搬送ローラの幅方向長さよりも長くなった
り、短くなることにより、原稿が搬送ローラのニップ部
にスムーズに搬送できなくなるのを防止することができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0032】図1〜5は本発明に係る画像読取装置の第
1実施形態を示す図である。なお、画像読取装置として
複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置等に適用す
ることができる。
1実施形態を示す図である。なお、画像読取装置として
複写機、ファクシミリ装置、スキャナー装置等に適用す
ることができる。
【0033】まず、構成を説明する。図1、図2におい
て、画像読取装置1の上部には自動原稿搬送装置(以
下、単にADFという)2が設けられている。
て、画像読取装置1の上部には自動原稿搬送装置(以
下、単にADFという)2が設けられている。
【0034】このADF2の上部には原稿載置台3が設
けられており、この原稿載置台3には複数の原稿からな
る図示しない原稿束が載置されるようになっている。こ
の原稿載置台3に載置された原稿束はこの原稿束に当接
・離隔可能な呼出しコロ4によって給紙された後、時計
方向に回転するフィードコロ5およびフィードコロ5に
摺接し時計方向に回転する分離コロ6によって最上位に
位置する原稿が分離されるようになっている。
けられており、この原稿載置台3には複数の原稿からな
る図示しない原稿束が載置されるようになっている。こ
の原稿載置台3に載置された原稿束はこの原稿束に当接
・離隔可能な呼出しコロ4によって給紙された後、時計
方向に回転するフィードコロ5およびフィードコロ5に
摺接し時計方向に回転する分離コロ6によって最上位に
位置する原稿が分離されるようになっている。
【0035】また、フィードコロ5および分離コロ6に
よって分離された原稿はガイド板7a、7bによって形
成される搬送経路7を通して搬送ローラ対8に向かって
搬送されるようになっており、この搬送ローラ対8に挟
持されて搬送経路7に沿って搬送される。
よって分離された原稿はガイド板7a、7bによって形
成される搬送経路7を通して搬送ローラ対8に向かって
搬送されるようになっており、この搬送ローラ対8に挟
持されて搬送経路7に沿って搬送される。
【0036】さらに、この原稿は搬送ローラ対8の原稿
搬送方向下流側に設けられた搬送ローラ対9に挟持され
て読取部材としてのカラー密着型のイメージセンサ(以
下、単にイメージセンサという)10に向かって搬送さ
れるようになっており、この原稿はイメージセンサ10
によって読取られる。なお、読取部材としては、モノク
ロ型の密着型イメージセンサであっても良い。
搬送方向下流側に設けられた搬送ローラ対9に挟持され
て読取部材としてのカラー密着型のイメージセンサ(以
下、単にイメージセンサという)10に向かって搬送さ
れるようになっており、この原稿はイメージセンサ10
によって読取られる。なお、読取部材としては、モノク
ロ型の密着型イメージセンサであっても良い。
【0037】また、イメージセンサ10の上方には、白
基準板としてのシェーディング補正部材11が対向して
おり、このシェーディング補正部材11とイメージセン
サ10の間の隙間は最大厚さの原稿に対して+α(例え
ば、0.5mm程度)の隙間に設定されている。
基準板としてのシェーディング補正部材11が対向して
おり、このシェーディング補正部材11とイメージセン
サ10の間の隙間は最大厚さの原稿に対して+α(例え
ば、0.5mm程度)の隙間に設定されている。
【0038】また、イメージセンサ10の原稿搬送方向
下流側には排紙経路を構成する搬送経路12が設けられ
ており、この搬送経路12は一対のガイド板12a、1
2bから構成され、この搬送経路12はイメージセンサ
10から直線状に傾斜して排紙台15に連通している。
なお、搬送経路12は直線状でなく湾曲していても良
い。
下流側には排紙経路を構成する搬送経路12が設けられ
ており、この搬送経路12は一対のガイド板12a、1
2bから構成され、この搬送経路12はイメージセンサ
10から直線状に傾斜して排紙台15に連通している。
なお、搬送経路12は直線状でなく湾曲していても良
い。
【0039】また、搬送経路12上には搬送ローラ対1
3が設けられており、この搬送ローラ対13はゴムロー
ラ13aおよびゴムローラ13aの下方に摺接する樹脂
ローラ13bから構成され、両ローラ13a、13bの
ニップ部はイメージセンサ10の上面よりも上方に位置
している。
3が設けられており、この搬送ローラ対13はゴムロー
ラ13aおよびゴムローラ13aの下方に摺接する樹脂
ローラ13bから構成され、両ローラ13a、13bの
ニップ部はイメージセンサ10の上面よりも上方に位置
している。
【0040】なお、樹脂ローラ13bよりもゴムローラ
13aの摩擦係数が大きくその分だけ搬送力が大きいこ
とから、ゴムローラ13aを駆動側にしている。また、
ローラ13a、13bの両方を駆動側としても良い。ま
た、樹脂ローラ13bとしては、ポリカーボネイトやA
BS樹脂等が用いられている。
13aの摩擦係数が大きくその分だけ搬送力が大きいこ
とから、ゴムローラ13aを駆動側にしている。また、
ローラ13a、13bの両方を駆動側としても良い。ま
た、樹脂ローラ13bとしては、ポリカーボネイトやA
BS樹脂等が用いられている。
【0041】また、搬送ローラ対13の原稿搬送方向下
流側には排紙ローラ対14が設けられており、この排紙
ローラ対14は搬送経路12を搬送される原稿を挟持し
て原稿載置台3の下方に設けられた排紙台15に排紙す
るようになっている。
流側には排紙ローラ対14が設けられており、この排紙
ローラ対14は搬送経路12を搬送される原稿を挟持し
て原稿載置台3の下方に設けられた排紙台15に排紙す
るようになっている。
【0042】一方、図3に示すように、イメージセンサ
10から搬送ローラ対13の間の搬送経路12には樹脂
部材からなる補助シート部材としてのマイラー16が設
けられており、このマイラー16の一端部はイメージセ
ンサ10の上面よりも低い位置でガイド板12aに固定
されるとともに、他端部は搬送ローラ対13のニップ部
近傍の樹脂ローラ13bに接触している。なお、図3に
おいて、各ローラ対9、13、14に付した矢印は各ロ
ーラ9、13、14の回転方向を示し、原稿は図3の左
側から右側に向かって搬送される。
10から搬送ローラ対13の間の搬送経路12には樹脂
部材からなる補助シート部材としてのマイラー16が設
けられており、このマイラー16の一端部はイメージセ
ンサ10の上面よりも低い位置でガイド板12aに固定
されるとともに、他端部は搬送ローラ対13のニップ部
近傍の樹脂ローラ13bに接触している。なお、図3に
おいて、各ローラ対9、13、14に付した矢印は各ロ
ーラ9、13、14の回転方向を示し、原稿は図3の左
側から右側に向かって搬送される。
【0043】また、搬送ローラ対13の回転中心を結ん
だ直線Aとマイラー16の延長線Bとの交点を、搬送ロ
ーラ対13のニップ部に対して、搬送ローラ対13の回
転中心に向かう方向の1mm以内(図4のD寸法内、D
は2mm)に入るように設定している。
だ直線Aとマイラー16の延長線Bとの交点を、搬送ロ
ーラ対13のニップ部に対して、搬送ローラ対13の回
転中心に向かう方向の1mm以内(図4のD寸法内、D
は2mm)に入るように設定している。
【0044】一方、ADF1の下方の画像読取装置1の
本体1aには給紙カセット21が設けられており、この
給紙カセット21には複数の記録紙22が収納されてい
る。この給紙カセット21に収納された記録紙22は給
紙ローラ23によって給紙されるようになっており、こ
の給紙ローラ23によって給紙された記録紙22は搬送
ローラ群24によって搬送経路25に沿って感光体ドラ
ム26に向かって搬送される。
本体1aには給紙カセット21が設けられており、この
給紙カセット21には複数の記録紙22が収納されてい
る。この給紙カセット21に収納された記録紙22は給
紙ローラ23によって給紙されるようになっており、こ
の給紙ローラ23によって給紙された記録紙22は搬送
ローラ群24によって搬送経路25に沿って感光体ドラ
ム26に向かって搬送される。
【0045】感光体ドラム26には光情報が静電潜像と
して形成されるようになっており、この光情報は、イメ
ージセンサ10で読み取られた光情報がポリゴンミラー
27によって感光体ドラム26に振られたものである。
して形成されるようになっており、この光情報は、イメ
ージセンサ10で読み取られた光情報がポリゴンミラー
27によって感光体ドラム26に振られたものである。
【0046】感光体ドラム26に形成された静電潜像は
現像装置28の現像ローラ28aにトナーが形成される
ことにより可視像化され、感光体ドラム26に形成され
たトナー像は感光体ドラム26に対向する転写ローラ2
9によって、感光体ドラム26と転写ローラ29の間に
搬送された記録紙22に転写されるようになっている。
現像装置28の現像ローラ28aにトナーが形成される
ことにより可視像化され、感光体ドラム26に形成され
たトナー像は感光体ドラム26に対向する転写ローラ2
9によって、感光体ドラム26と転写ローラ29の間に
搬送された記録紙22に転写されるようになっている。
【0047】このトナー像が形成された記録紙22は感
光体ドラム26の上方に設けられた定着装置30によっ
て記録紙22に定着された後、排紙ローラ対31によっ
てADF3の下方に設けられた排紙台32上に排紙され
るようになっている。なお、本体1aの右下方には手差
しトレイ33が設けられている。
光体ドラム26の上方に設けられた定着装置30によっ
て記録紙22に定着された後、排紙ローラ対31によっ
てADF3の下方に設けられた排紙台32上に排紙され
るようになっている。なお、本体1aの右下方には手差
しトレイ33が設けられている。
【0048】以上の構成を有する画像読取装置にあって
は、搬送経路12を直線状に傾斜させているため、AD
F2の設置スペースを省スペース化することができる。
このとき、イメージセンサ10の読取精度を向上させる
ために、イメージセンサ10と原稿の間のスペースを少
なくする必要があるが、このようにイメージセンサ10
と原稿の間のスペースを少なくすると、原稿とイメージ
センサ10の間の摩擦抵抗が大きくなり、イメージセン
サ10を抜けた原稿の搬送力が弱くなり、特に、コシの
弱い原稿搬送が難しくなってくる。
は、搬送経路12を直線状に傾斜させているため、AD
F2の設置スペースを省スペース化することができる。
このとき、イメージセンサ10の読取精度を向上させる
ために、イメージセンサ10と原稿の間のスペースを少
なくする必要があるが、このようにイメージセンサ10
と原稿の間のスペースを少なくすると、原稿とイメージ
センサ10の間の摩擦抵抗が大きくなり、イメージセン
サ10を抜けた原稿の搬送力が弱くなり、特に、コシの
弱い原稿搬送が難しくなってくる。
【0049】このため、イメ−ジセンサ10の後に原稿
の搬送力を上昇させるために搬送ローラ対13を設けて
いるが、この場合には、搬送経路12がイメージセンサ
10から上方に傾斜して搬送ローラ対13のニップ部が
イメージセンサ10の上面よりも上方に位置しているた
め、原稿が搬送ローラ対13のニップ部まで届かずジャ
ムになったり、原稿の先端が搬送ローラ対13の下方側
の樹脂ローラ13bに衝突して折れ曲がった状態で搬送
ローラ対13のニップ部に送られてしまうことになる。
の搬送力を上昇させるために搬送ローラ対13を設けて
いるが、この場合には、搬送経路12がイメージセンサ
10から上方に傾斜して搬送ローラ対13のニップ部が
イメージセンサ10の上面よりも上方に位置しているた
め、原稿が搬送ローラ対13のニップ部まで届かずジャ
ムになったり、原稿の先端が搬送ローラ対13の下方側
の樹脂ローラ13bに衝突して折れ曲がった状態で搬送
ローラ対13のニップ部に送られてしまうことになる。
【0050】本実施形態では、イメージセンサ10から
搬送ローラ対13の間の搬送経路12に原稿の搬送を補
助するマイラー16を設け、マイラー16の一端部をイ
メージセンサ10の近傍で、かつイメージセンサ10の
上面よりも低い位置でガイド板12bに固定するととも
に、マイラー16の他端部を搬送ローラ対13のニップ
部近傍の樹脂ローラ13bに接触させているため、イメ
ージセンサ10によって読取りが終了した原稿をマイラ
ー16を通して搬送ローラ対13のニップ部にスムーズ
に送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が発生する
のを防止することができる。また、原稿が搬送ローラ対
13対にぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
搬送ローラ対13の間の搬送経路12に原稿の搬送を補
助するマイラー16を設け、マイラー16の一端部をイ
メージセンサ10の近傍で、かつイメージセンサ10の
上面よりも低い位置でガイド板12bに固定するととも
に、マイラー16の他端部を搬送ローラ対13のニップ
部近傍の樹脂ローラ13bに接触させているため、イメ
ージセンサ10によって読取りが終了した原稿をマイラ
ー16を通して搬送ローラ対13のニップ部にスムーズ
に送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が発生する
のを防止することができる。また、原稿が搬送ローラ対
13対にぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
【0051】また、共に樹脂部材からなるマイラー16
を樹脂ローラ13bに接触させているため、マイラー1
6が原稿とゴムローラ13aに挟まれて摩擦力が増大す
ることにより、マイラー16がガイド板12bから剥が
れるのを防止することができるとともに、異なる材料同
士のゴムローラ13aとマイラー16が接触してゴムロ
ーラ13aが削れてしまうのを防止することができる。
を樹脂ローラ13bに接触させているため、マイラー1
6が原稿とゴムローラ13aに挟まれて摩擦力が増大す
ることにより、マイラー16がガイド板12bから剥が
れるのを防止することができるとともに、異なる材料同
士のゴムローラ13aとマイラー16が接触してゴムロ
ーラ13aが削れてしまうのを防止することができる。
【0052】また、本実施形態では、読取部材としてカ
ラー密着型イメ−ジセンサ10を用いたため、原稿がブ
レルのを防止することができ、搬送ローラ対13との接
触によるジター等の読取り不良が発生するのを防止する
ことができる。
ラー密着型イメ−ジセンサ10を用いたため、原稿がブ
レルのを防止することができ、搬送ローラ対13との接
触によるジター等の読取り不良が発生するのを防止する
ことができる。
【0053】具体的には、読取部材がカラー密着型のイ
メージセンサ10からなる場合、読取部材がモノクロ密
着型のイメ−ジセンサに比べて数倍の読取精度が要求さ
れる。そして、原稿が搬送ローラに衝突した際に発生す
るショックジターは、モノクロ密着のイメ−ジセンサで
は発生しなくてもカラー密着型のイメ−ジセンサでは発
生することがある。
メージセンサ10からなる場合、読取部材がモノクロ密
着型のイメ−ジセンサに比べて数倍の読取精度が要求さ
れる。そして、原稿が搬送ローラに衝突した際に発生す
るショックジターは、モノクロ密着のイメ−ジセンサで
は発生しなくてもカラー密着型のイメ−ジセンサでは発
生することがある。
【0054】したがって、カラー密着型のイメージセン
サから搬送ローラ対13の間の搬送経路12にマイラー
16を設ければ、カラー密着型のイメージセンサ10を
使用した場合でも、原稿を搬送ローラ対13のニップ部
に送ることができるので、原稿がブレルのを防止するこ
とができ、搬送ローラ対13との接触によるジター等の
読取り不良が発生するのを防止することができる。
サから搬送ローラ対13の間の搬送経路12にマイラー
16を設ければ、カラー密着型のイメージセンサ10を
使用した場合でも、原稿を搬送ローラ対13のニップ部
に送ることができるので、原稿がブレルのを防止するこ
とができ、搬送ローラ対13との接触によるジター等の
読取り不良が発生するのを防止することができる。
【0055】また、本実施形態では、搬送ローラ対13
の回転中心を結んだ直線Aとマイラー16の延長線Bと
の交点を、搬送ローラ対13のニップ部に対して、搬送
ローラ対13の回転中心に向かう方向の1mm以内に設
定したため、原稿を搬送ローラ対13のニップ部にスム
ーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が発生
するのをより一層防止することができるとともに、ジタ
ー等の読取り不良が発生するのをより一層防止すること
ができる。
の回転中心を結んだ直線Aとマイラー16の延長線Bと
の交点を、搬送ローラ対13のニップ部に対して、搬送
ローラ対13の回転中心に向かう方向の1mm以内に設
定したため、原稿を搬送ローラ対13のニップ部にスム
ーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折れ等が発生
するのをより一層防止することができるとともに、ジタ
ー等の読取り不良が発生するのをより一層防止すること
ができる。
【0056】また、マイラー16の幅を搬送ローラ対1
3の幅と略同等にしたため、マイラー16が搬送ローラ
対13の幅方向長さよりも大きくなることにより、原稿
とマイラー16の摩擦力が大きくなって原稿が搬送でき
なくなったり、マイラー16が搬送ローラ対13の幅方
向長さよりも小さくなることにより、マイラー16が撓
んで原稿が搬送ローラ対13のニップ部に入らなくなる
のを防止することができる。
3の幅と略同等にしたため、マイラー16が搬送ローラ
対13の幅方向長さよりも大きくなることにより、原稿
とマイラー16の摩擦力が大きくなって原稿が搬送でき
なくなったり、マイラー16が搬送ローラ対13の幅方
向長さよりも小さくなることにより、マイラー16が撓
んで原稿が搬送ローラ対13のニップ部に入らなくなる
のを防止することができる。
【0057】なお、本実施形態では、搬送ローラ対13
が1対の例を示しているが、図5に示すように搬送ロー
ラ対が複数対、例えば、原稿搬送方向に対して垂直方向
に3つの搬送ローラ対41、42、43を備えた画像読
取装置に適用しても良い。
が1対の例を示しているが、図5に示すように搬送ロー
ラ対が複数対、例えば、原稿搬送方向に対して垂直方向
に3つの搬送ローラ対41、42、43を備えた画像読
取装置に適用しても良い。
【0058】この場合には、各搬送ローラ対41、4
2、43に対応させてマイラー44、45、46を設け
ても良いが、少なくとも最大幅の原稿に対して中央部近
傍に位置する搬送ローラ対42に対してのみマイラー4
5を設けても良い。
2、43に対応させてマイラー44、45、46を設け
ても良いが、少なくとも最大幅の原稿に対して中央部近
傍に位置する搬送ローラ対42に対してのみマイラー4
5を設けても良い。
【0059】このようにすれば、搬送ローラ対が複数対
存在する場合であっても、原稿を搬送ローラ対41、4
2、43のニップ部にスムーズに送ることができ、各搬
送ローラ対毎にマイラーを設けるのを不要にして、マイ
ラーのコストが増大するのを防止することができる。
存在する場合であっても、原稿を搬送ローラ対41、4
2、43のニップ部にスムーズに送ることができ、各搬
送ローラ対毎にマイラーを設けるのを不要にして、マイ
ラーのコストが増大するのを防止することができる。
【0060】なお、原稿とマイラー44、45、46の
追加による摩擦力の増加に対して原稿の搬送力が十分に
大きければ、各搬送ロ−ラ対41、42、43にマイラ
ー44、45、46を追加しても問題はない。
追加による摩擦力の増加に対して原稿の搬送力が十分に
大きければ、各搬送ロ−ラ対41、42、43にマイラ
ー44、45、46を追加しても問題はない。
【0061】また、マイラー44、45、46の幅Wn
を搬送ロ−ラ対41、42、43の幅Wrと略同等の幅
にすれば、マイラー44、45、46が搬送ローラ対4
1、42、43の幅方向長さよりも大きくなることによ
り、原稿とマイラー44、45、46の摩擦力が大きく
なって原稿が搬送できなくなったり、マイラー44、4
5、46が搬送ローラ対41、42、43の幅方向長さ
よりも小さくなることにより、マイラー44、45、4
6が撓んで原稿が搬送ローラ対41、42、43のニッ
プ部に入らなくなるのを防止することができる。
を搬送ロ−ラ対41、42、43の幅Wrと略同等の幅
にすれば、マイラー44、45、46が搬送ローラ対4
1、42、43の幅方向長さよりも大きくなることによ
り、原稿とマイラー44、45、46の摩擦力が大きく
なって原稿が搬送できなくなったり、マイラー44、4
5、46が搬送ローラ対41、42、43の幅方向長さ
よりも小さくなることにより、マイラー44、45、4
6が撓んで原稿が搬送ローラ対41、42、43のニッ
プ部に入らなくなるのを防止することができる。
【0062】また、本実施形態では、補助シート部材と
してマイラーを用いているが、マイラー以外にステンレ
ス板金やリン青銅板等を用いても良い。
してマイラーを用いているが、マイラー以外にステンレ
ス板金やリン青銅板等を用いても良い。
【0063】図6〜図10は本発明に係る画像読取装置
の第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態で
は、マイラーに代えてリブを設けた点が第1実施形態と
異なるのみであるため、第1実施形態と同様の構成には
同一番号を付して説明する。
の第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態で
は、マイラーに代えてリブを設けた点が第1実施形態と
異なるのみであるため、第1実施形態と同様の構成には
同一番号を付して説明する。
【0064】図6〜図8において、搬送経路12には3
つのリブ51a〜51cが設けられており、このリブ5
1a〜51cは一端部がイメージセンサ10の近傍で、
かつイメージセンサ10の上面よりも低い位置に設けら
れるとともに、一端部から搬送ローラ対13のニップ部
近傍に他端部が延在している。
つのリブ51a〜51cが設けられており、このリブ5
1a〜51cは一端部がイメージセンサ10の近傍で、
かつイメージセンサ10の上面よりも低い位置に設けら
れるとともに、一端部から搬送ローラ対13のニップ部
近傍に他端部が延在している。
【0065】このため、読取りが終了した原稿がリブ5
1a〜51c上を通過して搬送ローラ対13のニップ部
にスムーズに送られ、ジャムや原稿先端折れ等が発生す
るのを防止することができる。また、原稿が搬送ローラ
対13にぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
1a〜51c上を通過して搬送ローラ対13のニップ部
にスムーズに送られ、ジャムや原稿先端折れ等が発生す
るのを防止することができる。また、原稿が搬送ローラ
対13にぶつかるときの衝撃を小さくすることができる
ので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止するこ
とができる。
【0066】また、本実施形態では、搬送ローラ対13
の回転中心を結んだ直線A1とリブ51a〜51cの延
長線B1との交点を、搬送ローラ対13のニップ部に対
して、搬送ローラ対13の回転中心に向かう方向の1m
m以内(図7のD1寸法内、D1は1mm)に入るよう
に設定している。
の回転中心を結んだ直線A1とリブ51a〜51cの延
長線B1との交点を、搬送ローラ対13のニップ部に対
して、搬送ローラ対13の回転中心に向かう方向の1m
m以内(図7のD1寸法内、D1は1mm)に入るよう
に設定している。
【0067】このため、原稿を搬送ローラ対13のニッ
プ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折
れ等が発生するのをより一層防止することができるとと
もに、ジター等の読取り不良が発生するのをより一層防
止することができる。
プ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折
れ等が発生するのをより一層防止することができるとと
もに、ジター等の読取り不良が発生するのをより一層防
止することができる。
【0068】また、原稿の搬送方向に対して直交する方
向に設けられた両側のリブ51a、51cは搬送ローラ
対13の幅と略同等の間隔に設置している。
向に設けられた両側のリブ51a、51cは搬送ローラ
対13の幅と略同等の間隔に設置している。
【0069】このため、リブ51a、51cの間隔が搬
送ローラ対13の幅方向長さよりも長くなったり、短く
なることにより、原稿が搬送ローラ対の13のニップ部に
スムーズに搬送できなくなるのを防止することができ
る。
送ローラ対13の幅方向長さよりも長くなったり、短く
なることにより、原稿が搬送ローラ対の13のニップ部に
スムーズに搬送できなくなるのを防止することができ
る。
【0070】なお、本実施形態では、搬送ローラ対13
が1対の例を示しているが、図9に示すように搬送ロー
ラ対が複数対、例えば、原稿搬送方向に対して垂直方向
に3つの搬送ローラ対61、62、63を備えた画像読
取装置に適用しても良い。
が1対の例を示しているが、図9に示すように搬送ロー
ラ対が複数対、例えば、原稿搬送方向に対して垂直方向
に3つの搬送ローラ対61、62、63を備えた画像読
取装置に適用しても良い。
【0071】この場合には、各搬送ローラ対61、6
2、63に対応させてそれぞれ3つのリブ52、53、
53を設けても良いが、少なくとも最大幅の原稿に対し
て中央部近傍に位置する搬送ローラ対62に対してのみ
リブ53を設けても良い。
2、63に対応させてそれぞれ3つのリブ52、53、
53を設けても良いが、少なくとも最大幅の原稿に対し
て中央部近傍に位置する搬送ローラ対62に対してのみ
リブ53を設けても良い。
【0072】このようにすれば、搬送ローラ対が複数対
存在する場合であっても、原稿を搬送ローラ対61、6
2、63のニップ部にスムーズに送ることができ、各搬
送ローラ対毎にリブを設けるのを不要にして、多数のリ
ブを製造することによりコストが増大するのを防止する
ことができる。
存在する場合であっても、原稿を搬送ローラ対61、6
2、63のニップ部にスムーズに送ることができ、各搬
送ローラ対毎にリブを設けるのを不要にして、多数のリ
ブを製造することによりコストが増大するのを防止する
ことができる。
【0073】また、図10に示すように、リブ51a〜
51cの先端を搬送ローラ対13のニップ部の近傍まで
延出させるようにしても良い。このようにすれば、読取
りが終了した原稿がリブ51a〜51c上を通過して搬
送ローラ対13のニップ部に確実に搬送される。
51cの先端を搬送ローラ対13のニップ部の近傍まで
延出させるようにしても良い。このようにすれば、読取
りが終了した原稿がリブ51a〜51c上を通過して搬
送ローラ対13のニップ部に確実に搬送される。
【0074】なお、上記各実施形態では、搬送経路12
を直線状に傾斜させているが、この搬送経路12は水平
であっても良い。但し、搬送経路12を水平にした場合
にでも、マイラーおよびリブと搬送ローラ対およびイメ
ージセンサとの位置関係は本実施形態の位置関係とする
ことにより、上記効果を得ることができることに変りは
ない。
を直線状に傾斜させているが、この搬送経路12は水平
であっても良い。但し、搬送経路12を水平にした場合
にでも、マイラーおよびリブと搬送ローラ対およびイメ
ージセンサとの位置関係は本実施形態の位置関係とする
ことにより、上記効果を得ることができることに変りは
ない。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、読取りが終了した原稿
を補助シート部材またはリブを通して搬送ローラのニッ
プ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折
れ等が発生するのを防止することができる。また、原稿
が搬送ローラにぶつかるときの衝撃を小さくすることが
できるので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止
することができる。
を補助シート部材またはリブを通して搬送ローラのニッ
プ部にスムーズに送ることができ、ジャムや原稿先端折
れ等が発生するのを防止することができる。また、原稿
が搬送ローラにぶつかるときの衝撃を小さくすることが
できるので、ジター等の読取り不良が発生するのを防止
することができる。
【図1】本発明に係る画像読取装置の第1実施形態を示
す図であり、画像読取装置の概略正面図である。
す図であり、画像読取装置の概略正面図である。
【図2】第1実施形態のADFの概略正面図である。
【図3】第1実施形態の搬送機構の要部正面図である。
【図4】第1実施形態の搬送ローラ対とマイラーの位置
関係を示す正面図である。
関係を示す正面図である。
【図5】第1実施形態の複数の他の構成の搬送ローラ対
とマイラーの位置関係を示す上面図である。
とマイラーの位置関係を示す上面図である。
【図6】本発明に係る画像読取装置の第2実施形態を示
す図であり、ADFの搬送機構の要部正面図である。
す図であり、ADFの搬送機構の要部正面図である。
【図7】 第2実施形態の搬送ローラ対とリブの位置関
係を示す正面図である。
係を示す正面図である。
【図8】第2実施形態の搬送ローラ対とリブの位置関係
を示す上面図である
を示す上面図である
【図9】 第2実施形態の複数の他の構成の搬送ローラ
対とマイラーの位置関係を示す上面図である。
対とマイラーの位置関係を示す上面図である。
【図10】第2実施形態の搬送ローラ対と他の形状のリ
ブの位置関係を示す正面図である。
ブの位置関係を示す正面図である。
【図11】従来の画像読取装置の搬送機構の要部正面を
示す図である。
示す図である。
13 カラー密着型のイメージセンサ(読取部材)
15 搬送経路
16 搬送ローラ対(一対の搬送ローラ)
16a ゴムローラ
16b 樹脂ローラ
18 マイラー(補助シート部材)
51a〜51c リブ
52、53、54 リブ
61〜63 搬送ローラ対(一対のローラ対)
Claims (9)
- 【請求項1】原稿の画像を読取る読取部材と、 前記読取部材に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
れ、前記読取部材を通過した原稿が搬送される搬送経路
と、 前記搬送経路に設けられ、原稿を挟持して搬送するとと
もに、ニップ部が前記読取部材の上面よりも上方に位置
する一対の搬送ローラとを備え、 原稿を搬送しながら前記読取部材によって原稿を読取る
ようにした画像読取装置において、 前記読取部材から前記一対の搬送ローラの間の前記搬送
経路に前記原稿の搬送を補助する補助シート部材を設
け、 前記補助シート部材の一端部を前記読取部材近傍で、か
つ前記読取部材の上面よりも低い位置で前記搬送経路に
固定するとともに、前記補助シート部材の他端部を前記
一対の搬送ローラのニップ部近傍に接触させたことを特
徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】前記一対の搬送ローラの一方がゴムローラ
からなるとともに、他方が前記ゴムローラの下方に摺接
して設けられた樹脂ローラからなり、 前記補助シート部材が樹脂部材からなり、前記補助シー
ト部材の他端部が前記樹脂ローラに接触することを特徴
とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ
直線と前記補助シート部材の延長線との交点を、前記一
対の搬送ローラのニップ部に対して、前記搬送ローラの
回転中心に向かう方向の1mm以内に設定したことを特
徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。 - 【請求項4】前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対
して垂直方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大
幅の原稿に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に
前記補助シート部材を設けたことを特徴とする請求項1
〜3何れかに記載の画像読取装置。 - 【請求項5】前記補助シート部材の幅を前記一対の搬送
ローラの幅と略同等にしたことを特徴とする請求項1〜
4何れかに記載の画像読取装置。 - 【請求項6】原稿の画像を読取る読取部材と、 前記読取部材に対して原稿の搬送方向下流側に設けら
れ、前記読取部材を通過した原稿が搬送される搬送経路
と、 前記搬送経路に設けられ、原稿を挟持して搬送するとと
もに、ニップ部が前記読取部材の上面よりも上方に位置
する一対の搬送ローラとを備え、 原稿を搬送しながら前記読取部材によって原稿を読取る
ようにした画像読取装置において、 前記読取部材から前記一対の搬送ローラの間に位置する
前記搬送経路に前記原稿の搬送を補助するリブを突設
し、 前記リブは、一端部が前記読取部材近傍で、かつ前記読
取部材の上面よりも低い位置に設けられるとともに、前
記一端部から前記一対の搬送ローラのニップ部近傍に他
端部が延在することを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項7】前記一対の搬送ローラの回転中心を結んだ
直線と前記リブの延長線との交点を、前記一対の搬送ロ
ーラのニップ部に対して、前記搬送ローラの回転中心に
向かう方向の1mm以内に設定したことを特徴とする請
求項6記載の画像読取装置。 - 【請求項8】前記一対の搬送ローラが原稿搬送方向に対
して垂直方向に複数対存在する場合に、少なくとも最大
幅の原稿に対して中央部近傍に位置する搬送ローラ対に
前記リブを設けたことを特徴とする請求項6または7記
載の画像読取装置。 - 【請求項9】前記リブは少なくとも2本以上設けられ、
原稿の搬送方向に対して直交する方向に設けられた両側
のリブは、前記一対の搬送ローラの幅と略同等の間隔に
設置されることを特徴とする請求項6〜8何れかに記載
の画像読取装置。
Priority Applications (2)
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US10/348,774 US7342694B2 (en) | 2002-01-24 | 2003-01-23 | Image reading device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002015017 | 2002-01-24 | ||
JP2002-15017 | 2002-01-24 | ||
JP2002380291A JP2003289422A (ja) | 2002-01-24 | 2002-12-27 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003289422A true JP2003289422A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=27759628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002380291A Pending JP2003289422A (ja) | 2002-01-24 | 2002-12-27 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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US (1) | US7342694B2 (ja) |
JP (1) | JP2003289422A (ja) |
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KR100227914B1 (ko) * | 1995-10-11 | 1999-11-01 | 이토가 미찌야 | 화상형성장치 및 토너보급장치, 및 그에 탑재된 토너용기 |
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-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002380291A patent/JP2003289422A/ja active Pending
-
2003
- 2003-01-23 US US10/348,774 patent/US7342694B2/en not_active Expired - Fee Related
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JP7102913B2 (ja) | 2018-04-27 | 2022-07-20 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
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A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070125 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |