JP2003287941A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003287941A JP2003287941A JP2002090786A JP2002090786A JP2003287941A JP 2003287941 A JP2003287941 A JP 2003287941A JP 2002090786 A JP2002090786 A JP 2002090786A JP 2002090786 A JP2002090786 A JP 2002090786A JP 2003287941 A JP2003287941 A JP 2003287941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- forming apparatus
- duct
- drive motor
- ozone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims abstract description 8
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 21
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コロナ放電帯電器で発生するオゾンによる画
像劣化を防止することができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 コロナ放電帯電器にダクトを通じて送風
する送風ファン71を設けるとともに、ダクトまたは送
風ファン71の少なくとも一部を画像形成装置における
熱源である駆動モータ26,44,63,制御用基板1
2に近接させて配置することにより、送風する空気を加
熱し、この加熱された空気でコロナ帯電器近辺のオゾン
を除去するとともにオゾンの分解を促進してオゾンの発
生自体を少なくする。
像劣化を防止することができる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 コロナ放電帯電器にダクトを通じて送風
する送風ファン71を設けるとともに、ダクトまたは送
風ファン71の少なくとも一部を画像形成装置における
熱源である駆動モータ26,44,63,制御用基板1
2に近接させて配置することにより、送風する空気を加
熱し、この加熱された空気でコロナ帯電器近辺のオゾン
を除去するとともにオゾンの分解を促進してオゾンの発
生自体を少なくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術を用
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関する。特に、コロナ放電帯電器を
用いた装置におけるオゾン対策に関するものである。
いて画像を形成するプリンター、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置に関する。特に、コロナ放電帯電器を
用いた装置におけるオゾン対策に関するものである。
【従来の技術】一般に、電子写真技術を用いた画像形成
装置は、外周面に感光層を有する感光体(像担持体)
と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段
と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を
選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この
露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、こ
の現像手段により現像されたトナー像を転写対象である
用紙等の記録材に転写させる転写手段とを有している。
そして、帯電手段の一つとしてコロナ放電帯電器を用い
たものが知られている。
装置は、外周面に感光層を有する感光体(像担持体)
と、この感光体の外周面を一様に帯電させる帯電手段
と、この帯電手段により一様に帯電させられた外周面を
選択的に露光して静電潜像を形成する露光手段と、この
露光手段により形成された静電潜像に現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とする現像手段と、こ
の現像手段により現像されたトナー像を転写対象である
用紙等の記録材に転写させる転写手段とを有している。
そして、帯電手段の一つとしてコロナ放電帯電器を用い
たものが知られている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】帯電手段としてコロナ
放電帯電器を用いた場合、帯電器の近くにはオゾンが発
生し、このオゾンが滞留すると感光体表面に悪影響を及
ぼして画像を劣化させるという問題がある。
放電帯電器を用いた場合、帯電器の近くにはオゾンが発
生し、このオゾンが滞留すると感光体表面に悪影響を及
ぼして画像を劣化させるという問題がある。
【0003】この発明の目的は、以上のような問題を解
決し、オゾンによる画像劣化を防止することができる画
像形成装置を提供することにある。
決し、オゾンによる画像劣化を防止することができる画
像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の画像形成装置は、コロナ放電帯電器に
ダクトを通じて送風する送風ファンを設けるとともに、
ダクトまたは送風ファンの少なくとも一部を画像形成装
置における熱源に近接させて配置したことを特徴とす
る。請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記送風ファンは、画像形成装置
における紙搬送系駆動モータ、定着器駆動モータ、像担
持体駆動モータ、中間転写体駆動モータ、現像装置駆動
モータ、熱定着ローラ、および制御用基板のうちの少な
くとも1つに近接させて配置してあることを特徴とす
る。
に請求項1記載の画像形成装置は、コロナ放電帯電器に
ダクトを通じて送風する送風ファンを設けるとともに、
ダクトまたは送風ファンの少なくとも一部を画像形成装
置における熱源に近接させて配置したことを特徴とす
る。請求項2記載の画像形成装置は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記送風ファンは、画像形成装置
における紙搬送系駆動モータ、定着器駆動モータ、像担
持体駆動モータ、中間転写体駆動モータ、現像装置駆動
モータ、熱定着ローラ、および制御用基板のうちの少な
くとも1つに近接させて配置してあることを特徴とす
る。
【0005】
【作用効果】請求項1記載の画像形成装置は、コロナ放
電帯電器にダクトを通じて送風する送風ファンを設ける
とともに、ダクトまたは送風ファンの少なくとも一部を
画像形成装置における熱源に近接させて配置してあるの
で、この請求項1記載の画像形成装置によれば、次のよ
うな作用効果が得られる。すなわち、コロナ放電帯電器
に対し、送風ファンからダクトを通じて送風されるの
で、帯電器近くにおけるオゾンの滞留が防止され、した
がってオゾンによる感光体表面への悪影響も防止されて
画像が劣化しなくなる。しかも、ダクトまたは送風ファ
ンの少なくとも一部が画像形成装置における熱源に近接
させて配置されているため、送風される空気が熱源によ
って加熱され、この加熱された空気がコロナ帯電器に給
送されるので、オゾンの分解が促進され、オゾンの発生
自体が少なくなる。したがって、この画像形成装置によ
れば、オゾンによる画像劣化を確実に防止することがで
きる。請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、前記送風ファンは、画像
形成装置における紙搬送系駆動モータ、定着器駆動モー
タ、像担持体駆動モータ、中間転写体駆動モータ、現像
装置駆動モータ、熱定着ローラ、および制御用基板のう
ちの少なくとも1つに近接させて配置してあるので、送
風ファンないしその周辺が上記紙搬送系駆動モータ、定
着器駆動モータ、像担持体駆動モータ、中間転写体駆動
モータ、現像装置駆動モータ、熱定着ローラ、および制
御用基板のうちの少なくとも1つのものの発熱によって
加熱されることとなる。したがって、別途熱源を設ける
ことなく、コロナ放電帯電器に給送される空気を加熱す
ることができる。
電帯電器にダクトを通じて送風する送風ファンを設ける
とともに、ダクトまたは送風ファンの少なくとも一部を
画像形成装置における熱源に近接させて配置してあるの
で、この請求項1記載の画像形成装置によれば、次のよ
うな作用効果が得られる。すなわち、コロナ放電帯電器
に対し、送風ファンからダクトを通じて送風されるの
で、帯電器近くにおけるオゾンの滞留が防止され、した
がってオゾンによる感光体表面への悪影響も防止されて
画像が劣化しなくなる。しかも、ダクトまたは送風ファ
ンの少なくとも一部が画像形成装置における熱源に近接
させて配置されているため、送風される空気が熱源によ
って加熱され、この加熱された空気がコロナ帯電器に給
送されるので、オゾンの分解が促進され、オゾンの発生
自体が少なくなる。したがって、この画像形成装置によ
れば、オゾンによる画像劣化を確実に防止することがで
きる。請求項2記載の画像形成装置によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、前記送風ファンは、画像
形成装置における紙搬送系駆動モータ、定着器駆動モー
タ、像担持体駆動モータ、中間転写体駆動モータ、現像
装置駆動モータ、熱定着ローラ、および制御用基板のう
ちの少なくとも1つに近接させて配置してあるので、送
風ファンないしその周辺が上記紙搬送系駆動モータ、定
着器駆動モータ、像担持体駆動モータ、中間転写体駆動
モータ、現像装置駆動モータ、熱定着ローラ、および制
御用基板のうちの少なくとも1つのものの発熱によって
加熱されることとなる。したがって、別途熱源を設ける
ことなく、コロナ放電帯電器に給送される空気を加熱す
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るカラー
画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す概略正面
図である。この画像形成装置は、用紙の両面にフルカラ
ー画像を形成することのできる装置であり、ケース10
と、このケース10内に収容された、像担持体ユニット
20と、露光手段としての露光ユニット30と、現像手
段としての現像装置40と、中間転写体ユニット50
と、定着手段としての定着ユニット60とを備えてい
る。
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るカラー
画像形成装置の一実施の形態の内部構造を示す概略正面
図である。この画像形成装置は、用紙の両面にフルカラ
ー画像を形成することのできる装置であり、ケース10
と、このケース10内に収容された、像担持体ユニット
20と、露光手段としての露光ユニット30と、現像手
段としての現像装置40と、中間転写体ユニット50
と、定着手段としての定着ユニット60とを備えてい
る。
【0007】ケース10には装置本体のフレーム11
(図2において背部側のフレームのみ図示)が設けられ
ており、このフレーム11に各ユニット等が取り付けら
れている。
(図2において背部側のフレームのみ図示)が設けられ
ており、このフレーム11に各ユニット等が取り付けら
れている。
【0008】像担持体ユニット20は、外周面に感光層
を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の
外周面を一様に帯電させる帯電手段としてのコロナ放電
帯電器22とを有しており、この帯電器22により一様
に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット3
0からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形
成し、この静電潜像に現像装置40で現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を
中間転写体ユニット50の中間転写体(中間転写ベル
ト)51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次
転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるよ
うになっている。
を有する感光体(像担持体)21と、この感光体21の
外周面を一様に帯電させる帯電手段としてのコロナ放電
帯電器22とを有しており、この帯電器22により一様
に帯電させられた感光体21の外周面を露光ユニット3
0からのレーザー光Lで選択的に露光して静電潜像を形
成し、この静電潜像に現像装置40で現像剤であるトナ
ーを付与して可視像(トナー像)とし、このトナー像を
中間転写体ユニット50の中間転写体(中間転写ベル
ト)51に一次転写部T1で一次転写し、さらに、二次
転写部T2で、転写対象である用紙に二次転写させるよ
うになっている。
【0009】図1に示すように、ケース10内には、上
記二次転写部T2により片面に画像が形成された用紙を
ケース10上面の用紙排出部(排紙トレイ部)15に向
けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により用紙
排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさ
せて他面にも画像を形成すべく前記二次転写部T2に向
けて返送する返送路17とが設けられている。ケース1
0の下部には、複数枚の用紙を積層保持する給紙トレイ
18と、その用紙を一枚ずつ上記二次転写部T2に向け
て給送する給紙ローラ19とが設けられている。
記二次転写部T2により片面に画像が形成された用紙を
ケース10上面の用紙排出部(排紙トレイ部)15に向
けて搬送する搬送路16と、この搬送路16により用紙
排出部15に向けて搬送された用紙をスイッチバックさ
せて他面にも画像を形成すべく前記二次転写部T2に向
けて返送する返送路17とが設けられている。ケース1
0の下部には、複数枚の用紙を積層保持する給紙トレイ
18と、その用紙を一枚ずつ上記二次転写部T2に向け
て給送する給紙ローラ19とが設けられている。
【0010】現像装置40はロータリ現像装置であり、
回転体本体41に対して、複数の現像器カートリッジが
着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエ
ロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現
像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリ
ッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42K
とが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カート
リッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41
が矢印方向に90°ピッチで回転することによっ
て、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、
感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっ
ている。
回転体本体41に対して、複数の現像器カートリッジが
着脱可能に装着されている。この実施の形態では、イエ
ロー用の現像器カートリッジ42Yと、マゼンタ用の現
像器カートリッジ42Mと、シアン用の現像器カートリ
ッジ42Cと、ブラック用の現像器カートリッジ42K
とが設けられていて(図ではイエロー用の現像器カート
リッジ42Yのみを直接描いてある)、回転体本体41
が矢印方向に90°ピッチで回転することによっ
て、感光体21に現像ローラ43を選択的に当接させ、
感光体21の表面を選択的に現像することが可能となっ
ている。
【0011】露光ユニット30は、板ガラス等で構成さ
れた露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向
けて照射するようになっている。
れた露光窓31から上記レーザー光Lを感光体21に向
けて照射するようになっている。
【0012】中間転写体ユニット50は、図示しないユ
ニットフレームと、このフレームで回転可能に支持され
た駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ5
6、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させる
ためのガイドローラ57,およびテンションローラ58
と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転
写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方
向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56
との間において前記一次転写部T1が形成されており、
駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ1
0bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成され
る。二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対
して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可
能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ロ
ーラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態
で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重
ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写
ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接
部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって
用紙上にトナー画像が転写されることとなる。トナー像
が転写された用紙は、定着ユニット60の加熱ローラ対
61を通ることでトナー像が定着され、上記排紙トレイ
部15に向けて排出される。
ニットフレームと、このフレームで回転可能に支持され
た駆動ローラ54,従動ローラ55,一次転写ローラ5
6、一次転写部T1でのベルト51の状態を安定させる
ためのガイドローラ57,およびテンションローラ58
と、これらローラに掛け回されて張架された前記中間転
写ベルト51とを備えており、ベルト51が図示矢印方
向に循環駆動される。感光体21と一次転写ローラ56
との間において前記一次転写部T1が形成されており、
駆動ローラ54と本体側に設けられた二次転写ローラ1
0bとの圧接部において前記二次転写部T2が形成され
る。二次転写ローラ10bは、前記駆動ローラ54に対
して(したがって中間転写ベルト51に対して)接離可
能であり、接触した際に二次転写部T2が形成される。
したがって、カラー画像を形成する際には、二次転写ロ
ーラ10bが中間転写ベルト51から離間している状態
で中間転写ベルト51上において複数色のトナー像が重
ね合わされてカラー画像が形成され、その後、二次転写
ローラ10bが中間転写ベルト51に当接し、その当接
部(二次転写部T2)に用紙が供給されることによって
用紙上にトナー画像が転写されることとなる。トナー像
が転写された用紙は、定着ユニット60の加熱ローラ対
61を通ることでトナー像が定着され、上記排紙トレイ
部15に向けて排出される。
【0013】図2は画像形成装置のケース10を外した
状態の背面図、図3は装置本体から取り外した像担持体
ユニット20および送風ユニット70を示す斜視図、図
4は送風ユニットの分解斜視図である。
状態の背面図、図3は装置本体から取り外した像担持体
ユニット20および送風ユニット70を示す斜視図、図
4は送風ユニットの分解斜視図である。
【0014】図4に示すように、送風ユニット70は、
送風ファン71と、ダクト72と、ダクトカバー73と
を備えている。送風ユニット70は、送風ファン71を
ダクト72の吸気口72aに組み込み、その外方からダ
クトカバー73をダクト72に結合させることによって
構成される。ダクト72は、上記吸気口72aと、これ
に連通する風路72bと、この風路72bに連通する送
風口72cとを有している。一方、ダクトカバー73
は、多数の穴73dを有し、送風ファン71の背面側を
覆う背面覆い部73aと、送風ファン71の下面側を覆
う下面覆い部73bと、上記ダクト72の風路72b部
分を覆う風路形成部73cとが一体的に形成された板金
部材である。したがって、送風ファン71をダクト72
の吸気口72aに組み込み、その外方からダクトカバー
73をダクト72に結合させることによって、上記吸気
口72aと風路72bとが形成される。
送風ファン71と、ダクト72と、ダクトカバー73と
を備えている。送風ユニット70は、送風ファン71を
ダクト72の吸気口72aに組み込み、その外方からダ
クトカバー73をダクト72に結合させることによって
構成される。ダクト72は、上記吸気口72aと、これ
に連通する風路72bと、この風路72bに連通する送
風口72cとを有している。一方、ダクトカバー73
は、多数の穴73dを有し、送風ファン71の背面側を
覆う背面覆い部73aと、送風ファン71の下面側を覆
う下面覆い部73bと、上記ダクト72の風路72b部
分を覆う風路形成部73cとが一体的に形成された板金
部材である。したがって、送風ファン71をダクト72
の吸気口72aに組み込み、その外方からダクトカバー
73をダクト72に結合させることによって、上記吸気
口72aと風路72bとが形成される。
【0015】このような送風ユニット70は、図3に示
すように、送風口72cを、像担持体ユニット20のケ
ース23に形成された連結口24に嵌め込むことによっ
て像担持体ユニット20に接続される。連結口24は帯
電器22の長手方向において帯電器22に向かって開口
している。したがって、送風ファン71が作動すると、
送風ファン71からの空気が、ダクト72および上記連
結口24を通って帯電器22に対してその長手方向から
吹き付けられることとなる。
すように、送風口72cを、像担持体ユニット20のケ
ース23に形成された連結口24に嵌め込むことによっ
て像担持体ユニット20に接続される。連結口24は帯
電器22の長手方向において帯電器22に向かって開口
している。したがって、送風ファン71が作動すると、
送風ファン71からの空気が、ダクト72および上記連
結口24を通って帯電器22に対してその長手方向から
吹き付けられることとなる。
【0016】以上のような像担持体ユニット20および
送風ユニット70は、像担持体ユニット20の係合部2
5・・・を装置本体のフレーム11に係合させ、また送
風ユニット70の係合部74,75をフレーム11に係
合させることによって装置本体に着脱可能に装着され
る。装着された状態では、図2に示すように、送風ファ
ン71、板金部材であるダクトカバー73の背面覆い部
73a、下面覆い部73b、およびダクト72の吸気口
72aが、熱源(発熱部品)である紙搬送系および定着
ユニット60の駆動モータ63、感光体21および中間
転写ベルト51の駆動モータ26、現像装置の駆動モー
タ44、およびこの画像形成装置の制御用基板12によ
って囲まれるようにして、これら各モータ等に近接して
配置される。また、ダクトカバー73の風路形成部73
cは、上記発熱部材であるモータ等が取り付けられるフ
レーム(例えばフレーム11)に密に接触させる。な
お、送風ファン71および/またはダクト72を定着ロ
ーラ61に近接配置できる場合には、そのようにするこ
とが望ましい。
送風ユニット70は、像担持体ユニット20の係合部2
5・・・を装置本体のフレーム11に係合させ、また送
風ユニット70の係合部74,75をフレーム11に係
合させることによって装置本体に着脱可能に装着され
る。装着された状態では、図2に示すように、送風ファ
ン71、板金部材であるダクトカバー73の背面覆い部
73a、下面覆い部73b、およびダクト72の吸気口
72aが、熱源(発熱部品)である紙搬送系および定着
ユニット60の駆動モータ63、感光体21および中間
転写ベルト51の駆動モータ26、現像装置の駆動モー
タ44、およびこの画像形成装置の制御用基板12によ
って囲まれるようにして、これら各モータ等に近接して
配置される。また、ダクトカバー73の風路形成部73
cは、上記発熱部材であるモータ等が取り付けられるフ
レーム(例えばフレーム11)に密に接触させる。な
お、送風ファン71および/またはダクト72を定着ロ
ーラ61に近接配置できる場合には、そのようにするこ
とが望ましい。
【0017】以上のような画像形成装置によれば次のよ
うな作用効果が得られる。 (a)コロナ放電帯電器22にダクト72を通じて送風
する送風ファン71を設けるとともに、ダクト72また
は送風ファン71の少なくとも一部を画像形成装置にお
ける熱源に近接させて配置してあるので、次のような作
用効果が得られる。すなわち、コロナ放電帯電器22に
対し、送風ファン71からダクト72を通じて送風され
るので、帯電器22近くにおけるオゾンの滞留が防止さ
れ、したがってオゾンによる感光体21表面への悪影響
も防止されて画像が劣化しなくなる。しかも、ダクト7
2または送風ファン71の少なくとも一部が画像形成装
置における熱源に近接させて配置されているため、送風
される空気が熱源によって加熱され、この加熱された空
気がコロナ帯電器22に給送されるので、オゾンの分解
が促進され、オゾンの発生自体が少なくなる。したがっ
て、この画像形成装置によれば、オゾンによる画像劣化
を確実に防止することができる。 (b)送風ファン71を、画像形成装置における紙搬送
系駆動モータ63、定着器駆動モータ63、像担持体駆
動モータ26、中間転写体駆動モータ26、現像装置駆
動モータ44、熱定着ローラ61、および制御用基板1
2のうちの少なくとも1つに近接させて配置することに
より、送風ファン71ないしその周辺が上記紙搬送系駆
動モータ、定着器駆動モータ、像担持体駆動モータ、中
間転写体駆動モータ、現像装置駆動モータ、熱定着ロー
ラ、および制御用基板のうちの少なくとも1つのものの
発熱によって加熱されることとなる。したがって、別途
熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器22に給送さ
れる空気を加熱することができる。
うな作用効果が得られる。 (a)コロナ放電帯電器22にダクト72を通じて送風
する送風ファン71を設けるとともに、ダクト72また
は送風ファン71の少なくとも一部を画像形成装置にお
ける熱源に近接させて配置してあるので、次のような作
用効果が得られる。すなわち、コロナ放電帯電器22に
対し、送風ファン71からダクト72を通じて送風され
るので、帯電器22近くにおけるオゾンの滞留が防止さ
れ、したがってオゾンによる感光体21表面への悪影響
も防止されて画像が劣化しなくなる。しかも、ダクト7
2または送風ファン71の少なくとも一部が画像形成装
置における熱源に近接させて配置されているため、送風
される空気が熱源によって加熱され、この加熱された空
気がコロナ帯電器22に給送されるので、オゾンの分解
が促進され、オゾンの発生自体が少なくなる。したがっ
て、この画像形成装置によれば、オゾンによる画像劣化
を確実に防止することができる。 (b)送風ファン71を、画像形成装置における紙搬送
系駆動モータ63、定着器駆動モータ63、像担持体駆
動モータ26、中間転写体駆動モータ26、現像装置駆
動モータ44、熱定着ローラ61、および制御用基板1
2のうちの少なくとも1つに近接させて配置することに
より、送風ファン71ないしその周辺が上記紙搬送系駆
動モータ、定着器駆動モータ、像担持体駆動モータ、中
間転写体駆動モータ、現像装置駆動モータ、熱定着ロー
ラ、および制御用基板のうちの少なくとも1つのものの
発熱によって加熱されることとなる。したがって、別途
熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器22に給送さ
れる空気を加熱することができる。
【0018】(c)この実施の形態では、上述したよう
に、送風ファン71、板金部材であるダクトカバー73
の背面覆い部73a、下面覆い部73b、およびダクト
72の吸気口72aが、熱源(発熱部品)である紙搬送
系および定着ユニット60の駆動モータ63、感光体2
1および中間転写ベルト51の駆動モータ26、現像装
置の駆動モータ44、およびこの画像形成装置の制御用
基板12によって囲まれるようにして、これら各モータ
等に近接して配置されているので、送風ファン71およ
びダクト72あるいはこれらの周辺が上記モータ等の発
熱によって効率よく加熱されることとなる。したがっ
て、別途熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器22
におけるオゾンの発生を効率よく低減させることができ
る。
に、送風ファン71、板金部材であるダクトカバー73
の背面覆い部73a、下面覆い部73b、およびダクト
72の吸気口72aが、熱源(発熱部品)である紙搬送
系および定着ユニット60の駆動モータ63、感光体2
1および中間転写ベルト51の駆動モータ26、現像装
置の駆動モータ44、およびこの画像形成装置の制御用
基板12によって囲まれるようにして、これら各モータ
等に近接して配置されているので、送風ファン71およ
びダクト72あるいはこれらの周辺が上記モータ等の発
熱によって効率よく加熱されることとなる。したがっ
て、別途熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器22
におけるオゾンの発生を効率よく低減させることができ
る。
【0019】(d)さらに、熱伝導率に優れた板金部材
であるダクトカバー73の風路形成部73cを、上記発
熱部材であるモータ等が取り付けられるフレーム(例え
ばフレーム11)に密に接触させてあるので、帯電器2
2に給送される空気が風路形成部73cに接触すること
でさらに加熱されることとなる。したがって、コロナ放
電帯電器22におけるオゾンの発生を一層効率よく低減
させることができる。。
であるダクトカバー73の風路形成部73cを、上記発
熱部材であるモータ等が取り付けられるフレーム(例え
ばフレーム11)に密に接触させてあるので、帯電器2
2に給送される空気が風路形成部73cに接触すること
でさらに加熱されることとなる。したがって、コロナ放
電帯電器22におけるオゾンの発生を一層効率よく低減
させることができる。。
【0020】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
たが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能
である。
【0021】
【発明の効果】請求項1、2記載のいずれの画像形成装
置によっても、オゾンによる画像劣化を確実に防止する
ことができる。さらに、請求項2記載の画像形成装置に
よれば、別途熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器
に給送される空気を加熱することができる。
置によっても、オゾンによる画像劣化を確実に防止する
ことができる。さらに、請求項2記載の画像形成装置に
よれば、別途熱源を設けることなく、コロナ放電帯電器
に給送される空気を加熱することができる。
【0022】
【図1】本発明に係るカラー画像形成装置の一実施の形
態の内部構造を示す概略正面図。
態の内部構造を示す概略正面図。
【図2】画像形成装置のケース10を外した状態の背面
図。
図。
【図3】装置本体から取り外した像担持体ユニット20
および送風ユニット70を示す斜視図。
および送風ユニット70を示す斜視図。
【図4】送風ユニットの分解斜視図。
12 制御用基板(熱源)
22 コロナ放電帯電器
26 感光体および中間転写ベルト駆動モータ(熱
源) 44 現像装置の駆動モータ(熱源) 63 定着ユニット駆動モータ(熱源) 71 送風ファン 72 ダクト
源) 44 現像装置の駆動モータ(熱源) 63 定着ユニット駆動モータ(熱源) 71 送風ファン 72 ダクト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 JA02 JB13 JB14 JB15 JB19
JC02 JC08 JC16 JC18
2H200 FA01 GA23 GA34 GA47 GA49
GB12 GB22 GB25 GB44 HA02
HA12 HA28 HB03 HB12 JA02
JC03 JC07 LA31 LB21 LB25
LB28
Claims (2)
- 【請求項1】 コロナ放電帯電器にダクトを通じて送風
する送風ファンを設けるとともに、ダクトまたは送風フ
ァンの少なくとも一部を画像形成装置における熱源に近
接させて配置したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記送風ファンは、画像形成装置におけ
る紙搬送系駆動モータ、定着器駆動モータ、像担持体駆
動モータ、中間転写体駆動モータ、現像装置駆動モー
タ、熱定着ローラ、および制御用基板のうちの少なくと
も1つに近接させて配置してあることを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090786A JP2003287941A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090786A JP2003287941A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287941A true JP2003287941A (ja) | 2003-10-10 |
Family
ID=29236038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090786A Pending JP2003287941A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003287941A (ja) |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090786A patent/JP2003287941A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4897313B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US8873994B2 (en) | Image forming apparatus | |
CN103576519B (zh) | 图像形成装置 | |
JP5521765B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20120051806A1 (en) | Image heating apparatus | |
JP4095305B2 (ja) | シート冷却機能を備えた画像形成装置 | |
JP2015028563A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6156721B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5424539B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5640579B2 (ja) | 画像形成装置の放熱手段及び画像形成装置 | |
JP4298557B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009237221A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5843096B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013064842A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003287941A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5144184B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006085085A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004361626A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008249888A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006168890A (ja) | シート搬送装置および該装置を備えた画像形成装置 | |
JP2007003645A (ja) | 画像形成装置及びこれに用いられる反転搬送ユニット | |
JP2003295714A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2010026288A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2013167671A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2023127839A (ja) | 画像形成装置 |