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JP2003280961A - 情報処理システム、情報処理装置、及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体

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Publication number
JP2003280961A
JP2003280961A JP2002078522A JP2002078522A JP2003280961A JP 2003280961 A JP2003280961 A JP 2003280961A JP 2002078522 A JP2002078522 A JP 2002078522A JP 2002078522 A JP2002078522 A JP 2002078522A JP 2003280961 A JP2003280961 A JP 2003280961A
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JP
Japan
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folder
image file
information processing
shared
Prior art date
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Application number
JP2002078522A
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English (en)
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JP2003280961A5 (ja
Inventor
Kazutaka Matsueda
一孝 松枝
Shinichiro Ito
慎一郎 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
Original Assignee
Canon Inc
Canon Marketing Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Canon Inc, Canon Marketing Japan Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002078522A priority Critical patent/JP2003280961A/ja
Publication of JP2003280961A publication Critical patent/JP2003280961A/ja
Publication of JP2003280961A5 publication Critical patent/JP2003280961A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上の各クライアントに対しては
格別な処理を行うためのアプリケーションを必要とせ
ず、複数の処理の中から簡単に目的とする処理を行わせ
ることが可能となる。 【解決手段】 ネットワーク上には一時共有フォルダ3
00a乃至300cが設けられている。処理サーバ50
0は、これらの一時共有フォルダを監視していて、いず
れかに画像ファイルが格納されると、そのフォルダ固有
の処理を実行し、その結果を分類し、他の通常共有フォ
ルダ400aに格納すると共に、一時共有フォルダに格
納された、処理済みの画像ファイルを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理システム、情報
処理装置、及びその制御方法、並びに、コンピュータプ
ログラム及びコンピュータ可読記憶媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年のオフィスにおいては、LAN(ロ
ーカルエリアネットワーク、以下、単にネットワークと
いう)を設置し活用することが多い。ネットワークを活
用することの利点の1つにリソースの共有が挙げられる
が、中でもファイルの共有がその最たるものであろう。
【0003】普通、かかるファイルの共有を行うために
は、ネットワーク上にファイルサーバを設置する。そし
て、ファイルサーバは、ドライブやホルダ(ディレクト
リ)を共有設定しておくことで、ネットワーク上のパー
ソナルコンピュータ(以下、PCという)等のクライア
ントから自由にファイルを読み書きできるようにしてい
る。ここで、ファイルサーバ、クライアントの違いは、
夫々で動作しているOS或いは/及びサービスするプロ
グラムの違いであって、ハードウェア上の違いはあって
も無くても構わない。ただし、一般にサーバとなる装置
は、不特定多数のクライアントがアクセスしてくるの
で、処理能力が要求される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、かかるファイル
サーバを活用すると、ネットワーク上の各クライアント
は、自由にファイルを共有できることになるので、互い
にファイルをやりとりすることも容易になる。しかし、
その便利な面があるが故に、次第に記憶するファイル数
が多くなり、よほど巧く運用しないと目的とするファイ
ルを探し出すのに手間がかかることになる。
【0005】また、一般に、クライアントとなるPCに
は、各種アプリケーションがインストールされていて、
各ユーザがそれを用いてデータファイルを作成編集して
いる。
【0006】ここで問題となるのが、例えば文字認識を
行う場合、当然、そのPCにはイメージスキャナを接続
して原稿読み取りができるようにし、尚且つ、文字認識
アプリケーションがインストールされていることが必要
なことである。従って、各PCのユーザがみな文字認識
を行ないたい場合には、PCの台数だけイメージスキャ
ナや文字認識アプリケーションをインストールすること
が必要になり、ハードウェア及びソフトウェアの両面で
の費用がかかることは避けられない。
【0007】一方、最近ではネットワーク上に原稿読み
取り機能を有する装置(例えば、複合機等)を設置し、
読み取った画像を所望とするPCに送ることができるよ
うになってきている。しかしながら、かかる場合でも、
文字認識アプリケーションが個々のPCにインストール
されていなければならないとう問題は残る。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、ネットワーク上の各クライアントに対しては格
別な処理を行うためのアプリケーションを必要とせず、
簡単に目的とする複数の処理の中から目的とする処理を
行わせることを可能ならしめる情報処理システム、情報
処理装置、及びその制御方法、並びに、コンピュータプ
ログラム及びコンピュータ可読記憶媒体を提供しようと
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明の情報処理システムは以下の構成を備
える。すなわち、ネットワーク上のクライアントから保
存依頼されたファイルを保存する共有リソースを有する
ファイルサーバ、及び、画像ファイルについて所定の処
理を行う処理サーバで構成される情報処理システムであ
って、前記処理サーバは、前記ファイルサーバが有する
共有フォルダ毎、或いは共有フォルダの下のサブフォル
ダ毎に画像ファイルに対する処理の種別を設定する設定
手段と、設定されたフォルダに画像ファイルが格納され
たか否かを監視する監視手段と、該監視手段で画像ファ
イルが格納されたと判断した場合、当該画像ファイルが
格納されていたフォルダの、前記設定手段で設定した内
容に従った処理を実行させる制御手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
実施形態を詳細に説明する。
【0011】<システム構成と動作概要>図1は実施形
態におけるシステムの構成概念図である。図示におい
て、101乃至103はパーソナルコンピュータ(P
C)である。150はFAX装置であり、160はイメ
ージスキャナであり、これらはネットワーク200に接
続されている。
【0012】また、300、400はファイルサーバで
あって、図示の場合は模式的に示しているが、ハードウ
ェアはPC101等と同様である。また、ファイルサー
バ300、400を区別するため、ファイルサーバ30
0は一時ファイルサーバと呼び、ファイルサーバ400
は通常ファイルサーバと呼ぶ(その違いは後述の記載か
ら明らかにする)。また、500は文字認識や翻訳処
理、さらには、ファイル分類処理を行うための処理サー
バである。なお、実施形態では「処理サーバ」と言うこ
とにするが、これは便宜的なものであって、後述する処
理を行えば良く、特にサーバである必要はない。
【0013】なお、図示の場合、一時ファイルサーバ3
00、通常ファイルサーバ400、処理サーバ500は
それぞれ別装置として示しているが、これらのうち2つ
或いは全部が同一装置でもって実現しても構わないこと
を付言しておく。
【0014】FAX装置150は受信した画像をTIF
F形式のファイルにして一時ファイルサーバ300に出
力し、スキャナ160も同様に読み取った画像データを
TIFF形式のファイルにして一時ファイルサーバ30
0に出力する。また、PC101乃至103もアプリケ
ーションで作成した画像をTIFF形式で一時ファイル
サーバ300に出力するものとして説明する。以下、一
時ファイルサーバ300にTIFFファイルを格納する
装置を総称してクライアントと言う。
【0015】一時ファイルサーバ300には、図示に示
す如く、例えば3つの共有フォルダ(ディレクトリ)3
00a乃至300cを設定しておき、これら共有フォル
ダは、クライアントがアクセス可能に設定しておく(こ
こでは3つとしているが、その数は1つ以上であれば如
何なるものでも良い)。ここで、各共有フォルダ300
a乃至300cのネットワーク上での共有名はfolder-a
1,folder-a2,folder-a3とする。一時ファイルサーバ3
00のネットワーク上での名前をserver-aとすると、こ
れら共有フォルダのネットワーク上でのリソース名は、
「\\server_a\folder-a1」、「\\server_a\folder-a
2」、「\\server_a\folder-a3」として定義できる。
【0016】一方、通常ファイルサーバ400には1つ
のフォルダ400aを共有設定しているものとする。通
常ファイルサーバ400のネットワーク上での名前はse
rver-b、その共有フォルダ名をfolder-b1とすると、そ
のネットワークリソース名は、「\\server-b\folder-b
1」となる。
【0017】また、処理サーバ500は、一時ファイル
サーバ300及び通常ファイルサーバ400に対しての
アクセス権を有する。そして、実施形態における処理サ
ーバ500は、一時ファイルサーバ300の各共有フォ
ルダ300a乃至300cに格納されたファイル(TI
FF)に対して、そのフォルダ毎に設定された各種処理
を行ない、その結果を通常ファイルサーバ400の共有
フォルダ400aに系統別に分類し、保存する処理を行
う。処理サーバ500が行う処理の種類は、実施形態で
は、先に説明したように、文字認識処理、翻訳処理とす
る。
【0018】<処理サーバの動作概要の説明>一時ファ
イルサーバ300、通常ファイルサーバ400は、公知
のファイルサーバと何等変わるところがないので、その
説明については省略し、ここでは実施形態における処理
サーバ500について説明する。
【0019】図2は実施形態における処理サーバ500
のブロック構成図である。図示において、501は装置
全体の制御を司るCPU、502はブートプログラム及
びBIOSを記憶しているROM、503はCPU50
1のワークエリアとして使用するRAMである。504
はキーボード、505はマウス(R)等のポインティン
グデバイスである。506はネットワーク(一時ファイ
ルサーバ300、通常ファイルサーバ400)と接続す
るためのネットワークインターフェースであり、507
は表示用イメージを展開するメモリを有し、CPU50
1の制御の下でイメージの描画を行うと共に、表示用メ
モリに格納されたイメージデータをビデオ信号として表
示装置508に出力する表示制御部である。
【0020】509は外部記憶装置としてのハードディ
スク装置であって、図示に示す如く、OS509a、及
び、一時ファイルサーバの共有フォルダにファイルが保
存されたか否かを監視し、各種処理の起動制御、さらに
は、分類処理を行う監視・分類プログラム509b(詳
細後述)、起動対象となる文字認識プログラム509
c、翻訳プログラム509d、設定ファイル509e
(詳細後述)、キーワードファイル509f(詳細後
述)が予め格納されている。なお、文字認識プログラム
や翻訳プログラムそのものは公知の技術を用いるものと
し、その説明は省略する。
【0021】さて、処理サーバ500に電源が投入され
ると、ROM502のブートプログラムに従ってハード
ディスク509のOSがRAM503にロードされ、且
つ、監視・分類プログラム509bもRAM503にロ
ードされ実行されることになる。
【0022】この結果、一時ファイルサーバ300の共
有フォルダ300a乃至300cへの、クライアントか
らのTIFFファイルが格納がなされたか否かを監視を
開始することになる。以下、この監視・分類プログラム
509bの動作概要を説明する。
【0023】上記の如く、一時ファイルサーバ300の
各共有フォルダ300a乃至300cには、クライアン
トからTIFF形式のファイル(画像ファイル)が格納
されるが、格納する共有フォルダ毎に、如何なる所定の
処理を行うか否か、及び、その処理結果を何を基準に分
類して通常ファイルサーバに保存するかを処理サーバ5
00に設定しておく。設定内容は設定ファイル509e
として保存されることになる。
【0024】この設定は、処理サーバ500上で動作し
ている監視プログラムでの「設定追加」を指定すること
で行う。図3はこの際に表示されるウインドウを示して
いる。
【0025】図示に示す如く、入力する項目は、一時共
有フォルダ名、処理種別、処理結果を出力する際の分類
方法、そして、出力先である通常共有フォルダ名であ
る。
【0026】図示の場合、一時共有フォルダ名として
「\\server-a\folder-a1」、すなわち、図1における一
時共有フォルダ300aについての設定であることを示
している。そして、このフォルダに格納されたTIFF
ファイルについては、何も処理しないことを指定し、分
類方法としてはTIFFファイルを格納した際の日時情
報を使用すること、そして、処理結果を「\\server-b\f
older-b1」(通常ファイルサーバ400の共有フォルダ
400a)にサブディレクトリ「一般」として作成し、
その中に必要に応じて更なるサブフォルダを作成して格
納するように設定していることを示している。
【0027】なお、この通常ファイルサーバ400の共
有フォルダへの処理結果の格納(保存)が完了した場合
には、一時ファイルサーバ300の共有フォルダに格納
されていた該当ファイルについては削除する。これは以
下に説明する他の処理種別についても同様である。
【0028】処理種別として、「OCRを行う」がチェ
ックされた場合、該当するフォルダに格納されたTIF
Fファイルに対し文字認識を行ない、その結果及びTI
FFファイルを指定された分類方法に従って保存するこ
とになる。
【0029】また、処理種別として「英文の場合には翻
訳を試みる」がチェックされている場合、文字認識を行
ない、英文であるか否かを判断し、英文であれば日本語
への翻訳を行ない、その結果であるテキストファイルと
TIFFファイルを、分類方法に従って保存することに
なる。文字認識及び翻訳の両方ともチェックされた場
合、それらの認識結果は共にテキストファイル(拡張子
が「txt」)となるので、文字認識結果ファイルにつ
いてはファイル名は「******ocr.txt」、翻訳結果は「*
****trns.txt」とし、同じファイル名とはならないよう
にした。
【0030】一方、分類方法であるが、これは図示の如
く「デフォルト」、「送信元により分類を試みる」、そ
して、「キーワード」のいずれか1つが選択できる(複
数選択することはできない)。
【0031】「デフォルト」とは、一時共有ファイルに
格納したTIFファイルのタイムスタンプを利用し、
「日付」というサブフォルダを作成し、更にその下に日
付のサブフォルダを作成し、その中に格納する。
【0032】また、「送信元により分類を試みる」であ
るが、これはファクシミリ受信した画像に対応させるも
のである。通常、ファクシミリ受信を行うと、各ページ
のヘッダ部分(上端余白部分)に送信元の名称や電話番
号(或いはFAX番号)が埋め込まれてくるので、その
上端余白部分については文字認識を行ない、その結果を
フォルダ名として採用するものである。保存する際に
は、「送信元」というサブフォルダを作成し、その下に
認識して得た送信元を特定する文字列のフォルダを作成
し、その中に格納する。例えば、送信元を示す文字列と
して「アイウ株」という文字列があった場合には、図示の
状態では、通常共有リソース「\\server-b\folder-b1」
の「\一般\送信元\アイウ株」というフォルダの中に、処理
結果のファイルを保存する(該当するフォルダが無かっ
た場合にはフォルダを作成する)。
【0033】なお、ファクシミリ受信画像のヘッダに送
信元となる文字列が見つからなかった場合には、上記に
おける「アイウ株」と同階層に「送信元不明」というフォ
ルダを作成して、そのフォルダ内に保存する。
【0034】また、「送信元により分類を試みる」がチ
ェックされると、オプションとして「CTLを優先す
る」をチェックできるようになる。これが未チェックで
ある場合には、上記のように分類されるが、これがチェ
ックされるとコントロールファイル(拡張子が「ct
l」のファイル)を探し、もしそれがあれば、その記述
内容を優先して分類するものである。コントロールファ
イルが存在しない場合には、上記の通りである。コント
ロールファイルとは、FAX装置において着呼があった
場合に送信元FAX番号が通知されてきた場合(ナンバ
ーディスプレイを応用する)、或いは、通信のネゴシエ
ーションで送信元が判明した場合、その情報を記述して
出力する機能を有するFAX装置を有効利用しようとす
るものである。
【0035】最後の「キーワード」は、OCR処理を行
うことを指定した場合に、選択可能となるものである。
文字認識を行うように設定し、尚且つ、分類方法として
「キーワード」が選択されると、その認識結果中に特定
の文字列を探し出し、その探し出したキーワードに従っ
て分類し、保存する。このため、その文字列を定義する
必要があるので、その定義ファイルを予めユーザーが作
成しておく。図2におけるキーワードファイル509f
はこの定義ファイルのことである。
【0036】キーワードファイル509fは、本システ
ムを運用するユーザが自由に設定できるものであるが、
その内容の一例は例えば図4に示す通りである。
【0037】図示において、第1列目が検索するキーワ
ードを示し、2列目が個別フォルダ名、3列目が中項目
(フォルダ)名、4列目が大項目(フォルダ)名を示し
ている。
【0038】例えば、文字認識した結果、『特許検討
「委員会」』が発見された場合には、そのTIFFファ
イル及び文字認識結果のファイルは、¥大項目¥中項目
¥個別フォルダ名(この場合は「特許検討委員会」とい
う名のフォルダ名)に格納されることを示している。こ
の階層構造は、図示によれば、「\\server-b\folder-b1
\一般」の下に作成されることになる。
【0039】また、文字認識結果中に、「委員会」及び
「申請書」のキーワードが見つかった場合には、上位の
キーワード(図示の場合には「委員会」)を優先して分
類するようにした。なお、キーワードが発見できなかっ
た場合には、「その他」というフォルダ名の下に保存す
る。
【0040】さて、上記のように末端のサブフォルダに
ファイルを保存していくと、そのフォルダ内に格納され
るファイル数は増える一方となり、目的とするファイル
を探し出すには、スクロール等をおこなうことになり、
繁雑になる。
【0041】そこで、実施形態では、図3の下部に示す
ように、最大ファイル数を設定する。そして、この設定
したファイル数を越えるようになったとき、『「末端の
サブフォルダ名」+数字』のサブフォルダを作成し、そ
の中に格納するようにした。例えば、末端のフォルダ名
が「特許検討委員会」であって、その中の処理結果のフ
ァイルを格納する際に、許容数を越えると判断した場合
には、「特許検討委員会1」というフォルダを同階層に
作成し、その中に保存する。
【0042】ただし、OCR、翻訳を行うようにする
と、オリジナルのTIFFファイルを含めて3つのファ
イルが存在し、それらは同一フォルダに格納された方が
都合が良いので、処理結果ファイルの数を保存しようと
した際に、その結果、許容ファイル数を越えてしまうと
判断した場合には、新たに作成したフォルダに格納する
ようにした。ただし、実施形態では最大でも一度に増え
るファイル数は3つであるので、「許容数+処理結果フ
ァイル数−1」個までのファイル数については認めるよ
うにしても良い。
【0043】以上が処理サーバ500における監視・分
類プログラム509bの動作概要であるが、一時ファイ
ルサーバ300の他の共有フォルダ300b、300c
についても図3に示したウインドウで設定を行う。この
とき、例えば、OCRを行うように設定した一時共有フ
ォルダの出力リソース名(図3参照)には、例えば「\\
server\folder-b1\OCR」等と記述しておけば、ユーザか
らは分かりやすいであろう。翻訳についても同じであ
る。
【0044】また、一時ファイルサーバ300の共有フ
ォルダ300a乃至300cに保存する際のファイル名
であるが、クライアントがPC101乃至103である
場合には任意のファイル名で良い、任意のフォルダに保
存できる。すなわち、どの共有ホルダに保存するかは、
ユーザの判断に任せる。従って、実際には、共有フォル
ダの名称は、如何なる処理が行われるかを示す名称を付
けることが望ましい。場合によってはフォルダのプロパ
ティを表示させた際、いかなる処理を行うかを表示させ
るようにしても良いであろう。一方、FAX装置150
やイメージスキャナ160の場合、格納する共有ホルダ
名をその都度指定しても良いが、その指定に係る作業が
繁雑になることが予想される。従って、これらの装置の
場合には、それぞれに適した共有ホルダ名を予め設定し
ておき、特に変更がない限りは、同じ共有フォルダに受
信、或いは読み取った画像を格納するようにする。この
際の格納するファイル名であるが、互いに同じファイル
名にし、同じ共有フォルダに格納してしまうと、後から
格納するファイルが上書きされてしまうので、実施形態
では、各装置にユニークな機番番号+作成するファイル
の順番を示す番号をファイル名とするようにした。
【0045】一方、通常ファイルサーバ400に格納す
る際のファイル名であるが、これは基本的に一時ファイ
ルサーバ300に格納する際に用いたファイル名を利用
するものとした。つまり、先に説明したように、一時共
有フォルダに格納した際のファイル名が例えば「123456
7.tif」である場合には、通常ファイルサーバの共有フ
ォルダに保存するファイル名は、オリジナルの「123456
7.tif」、文字認識結果、翻訳結果を行った際には、そ
れぞれ「1234567ocr.txt」、「1234567trns.txt」とな
るようにした。ただし、処理結果のファイルは、一時共
有フォルダに保存した際の時刻にしても良いし、如何な
るものでも構わない。更に、ファイル名の付け方につい
て、日時を採用するか、オリジナルのファイル名を利用
するか、さらには、他の手法を用いるか(例えば、「文
書01」、「文書02」…)とするか等をオプションと
して指定できるようにしても構わない。
【0046】次に、処理サーバ500における監視・分
類プログラム509bの具体的な処理手順を図5のフロ
ーチャートに従って説明する。
【0047】先ず、処理サーバ500における、監視・
分類プログラム509bの実行が開始されると、ステッ
プS1で設定ファイル509eが存在するか否か(或い
は、意味のあるデータが格納されているか否か)を判断
する。否の場合には、本プログラムを最初に起動させた
場合であるので、ステップS2で監視すべき一時共有フ
ォルダや、処理種別、分類方法、出力先の共有ホルダの
設定ウインドウ(図3参照)を表示し、設定を行わせ、
設定ファイルを作成させる。
【0048】設定ファイルが存在すると判断した場合に
は、ステップS3でユーザによる入力があったか否かを
判断する。入力ありと判断した場合には、ステップS4
で環境の再設定(監視対象のフォルダに関する修正、或
いは監視対象のフォルダの追加や削除のため)の為、ス
テップS5で上記ステップS2と同様の処理を行う。ま
た、それ以外の入力であると判断した場合には、ステッ
プS15で対応する処理を行う。
【0049】また、ステップS3でユーザによる入力が
なかったと判断した場合には、ステップS6で設定ファ
イル509eで設定された監視対象となる一時共有ホル
ダー内にファイルが存在するか否かを判断する。否の場
合には、ステップS3に戻ることになる。つまり、キー
入力がない場合には、ステップS3、S6の判断処理を
繰り返すことで、一時共有フォルダの監視を行うことに
なる。
【0050】さて、一時共有フォルダにファイルが格納
されていると判断した場合には、ステップS7に進み、
該当一時共有フォルダについて翻訳を行うように設定さ
れているか否かを判断する。翻訳を行うように設定され
ていた場合には、ステップS8において、予めメモリに
確保された翻訳フラグをオンし(ステップS8)、ステ
ップS11に進み、翻訳の前処理である文字認識を行わ
せる。
【0051】一方、翻訳を行わないと設定されている場
合には、ステップS10に進んで文字認識を行うよう設
定されているか否かを判断する。文字認識を行うと設定
されている場合には、ステップS11に進んで文字認識
処理(文字認識プログラム509c)を実行させる。ま
た、文字認識を行わないとして設定されている場合(同
時に翻訳も行わないと設定されている場合)には、ステ
ップS14に進み、分類保存処理を行い、ステップS3
に戻る。
【0052】ステップS11における文字認識処理が終
了すると、ステップS12に進んで、翻訳処理がオンに
なっているか否かを判断する。もし、そのフラグがオン
になっていると判断した場合には、ステップS13に進
んで翻訳処理を行う。なお、実施形態の場合、翻訳処理
は和訳である場合であるので、文字認識した結果が英語
であるか否かをステップS13内において判断し、もし
日本語であると判断した場合には、ステップS13をス
ルーし、英語であると判断した場合に翻訳プログラム5
09dを実行させる。また、翻訳フラグがオフである場
合には、ステップS13の処理をスキップし、ステップ
S14に進む。
【0053】なお、上記において、文字認識処理、及び
翻訳処理を行った結果は、処理サーバ500の予め設定
したテンポラリホルダーに格納され、ステップS14で
その出力先を決定し、保存することになる。
【0054】上記ステップS2、ステップS5の処理を
更に詳しく示すと、図6の様になる。
【0055】先ず、ステップS21において、図3に示
すウインドウを表示し、ステップS22で各種欄に文字
列(共有フォルダのパス)の入力や、オプションの選択
を行わせる。そして、ステップS23で設定内容を検査
し、ステップS24でOKであるか否かを判断し、OK
であれば設定内容を設定ファイル509eに保存する。
なお、設定内容に誤りがある場合とは、一時共有フォル
ダ名(監視対象フォルダ名)や、分類した際の出力用フ
ォルダ名が記述が正しいか否か、及び、キーワード分類
が選択された場合に、キーワードファイル509fが存
在するか否かである。
【0056】次に、図5におけるステップS14におけ
る分類保存処理の詳細を図7のフローチャートに従って
説明する。
【0057】先ず、ステップS31で、処理対象のファ
イル(TIFFファイル)が格納されていた一時共有フ
ォルダに対する分類方法が如何なるものであるのかを設
定ファイルを参照することで判断する。
【0058】デフォルト(日付)であると判断した場合
には、ステップS32において、保存する仮のフォルダ
名として、対象としていたTIFFファイルが保存され
た日付の文字列を設定する。
【0059】また、キーワードによる分類(文字認識結
果が存在するのは先に説明した通り)であると判断した
場合には、ステップS33に進んで、キーワードファイ
ル509fに記述されたキーワードが存在するか否かを
検索する。該当するキーワードが発見できなかった場合
には、ステップS35で「その他」を仮のフォルダ名と
して設定する。一方、キーワードに合致するものが検索
できた場合には、ステップS36でその中の最優先する
キーワードを仮のフォルダ名として設定する。
【0060】また、分類法として「送信元」が指定され
ていた場合には、ステップS31からステップS37に
進み、コントロールファイルを優先するか否かを判断す
る。コントロールファイル優先であると判断した場合に
は、ステップS38で、処理対象であったTIFFファ
イルに対応するコントロールファイルが一時共有フォル
ダに存在するか否かを判断し、存在する場合にはそのコ
ントロールファイル内に記述された送信元を特定する文
字列(FAX番号)を仮のフォルダ名として設定する
(ステップS39)。
【0061】一方、コントロールファイルを優先しな
い、もしくは、優先するとしていしたものの該当するコ
ントロールファイルが存在しない場合には、ステップS
40に進み、TIFFのヘッダ(予め設定された上端余
白領域)を抜き出し、それに対して文字認識プログラム
509cを実行させる。そして、ステップS41で文字
列の抽出が行われたか否かを判断し、抽出されていれば
その抽出文字列を仮のフォルダ名として設定する(ステ
ップS42)。また、抽出されなかった場合には、「そ
の他」を仮のフォルダ名として設定する。
【0062】上記のようにして仮のフォルダ名が決定さ
れると、処理はステップS44に進む。ここでは、通常
ファイルサーバ400の設定されたパス内に同一フォル
ダが存在するか否かを判断する。もし、存在すれば、ス
テップS45に進んで、そのフォルダ内のファイル数を
カウントし、これから保存しようとするファイル(その
数は処理の種別で既に判明している)を保存した場合に
許容数を越えるか否かを判断する。同一フォルダが存在
しない、或いは、存在するが許容数を越えると判断した
場合には、ステップS46に進み、先に設定した『「仮
のフォルダ名』+「番号」』(従前の番号は予め設定し
た領域に記憶保持している)を新たなフォルダ名として
作成する。
【0063】こうして、許容数以内のフォルダが決定さ
れると、TIFFファイル、さらには、文字認識してい
るのであればその文字認識結果ファイル、翻訳している
のであれば翻訳結果ファイルをそのフォルダ内に格納保
存する(ステップS47)。そして、ステップS48に
進んで、一時共有フォルダ内の該当するTIFFファイ
ル、及び、もしコントロールファイルが存在するのであ
ればそのコントロールファイルを削除し、本処理を終え
る。
【0064】上記処理を行った場合の、通常ファイルサ
ーバ400の共有フォルダ400aの具体的な状態につ
いて説明する。
【0065】なお、ここでは、一時ファイルサーバ30
0の一時共有フォルダ300aについては、図3に示し
た設定内容にし、一時共有フォルダ300b、300c
について以下のようにしたとする。 ・一時共有フォルダ300bについて: 処理種別:OCRを行う。
【0066】英文の場合には翻訳を試みる。 分類方法:送信元により分類を試みる。
【0067】また、CTL(コントロールファイル)を
優先する。 出力リソース名:\\server-b\folder-b1\FAX等 ・一時共有フォルダ300cについて: 処理種別:OCRを行う。 分類方法:キーワード 出力リソース名:\\server-b\folder-b1\スキャン原稿
等 また、これに伴い、FAX装置150の出力先を、一時
共有ホルダ300b、スキャナ装置160の出力先を一
時共有ホルダ300cに設定してあるものとする。
【0068】図8は通常ファイルサーバ400の共有ホ
ルダー「\\server-b\folder-b1」の、実際に運用した際
のツリー構造を示している。
【0069】図示において、サブフォルダ「FAX等」に
着目した場合、ファイル名の「F0001」がFAX装置1
50の機番情報を示し、続く文字(数字)がID(発行
する度にインクリメントする数字)を示している。この
フォルダは、先に説明したように文字認識を行うように
設定した結果が格納されるので、図示の如く、TIFF
ファイル(拡張子「tif」)とは別に、「…ocr.
txt」のファイルが格納されている。また、2段めの
サブフォルダにおいて「アイウ株01」とあるのは、それ
以前に同階層に「アイウ株」というフォルダがあって、
その中のファイル数が許容数に達したために作成された
ことを示している。また、2段めのサブフォルダ「その
他」に着目すると、ファイル「F0001019.tif」には送信
元に該当する文字列が発見できず、且つ、文字認識結果
のファイル「F0001019ocr.txt」が英文であったため、
その翻訳結果のファイル「F0001019trns.txt」が生成さ
れていることを示している。
【0070】一方、サブフォルダ「スキャン原稿等等」
に着目すると、このフォルダにはTIFFファイルとそ
の文字認識結果が保存されることになる。ファイル名の
「S0023」がイメージスキャナ160の機番情報を示
し、続く数字がIDを示している。
【0071】なお、PC101乃至103のユーザは、
例えばTIFFファイルを翻訳したい場合には、一時フ
ァイルサーバ300のフォルダ300bにそのファイル
を放り込むことで実現できるし、文字認識のみで良いの
であれば、同フォルダ300cにそれを放り込めばよ
い。
【0072】以上説明したように本実施形態によれば、
ネットワーク上のクライアントにとっては、各種処理別
に設けられたフォルダに、処理させたいファイルを格納
させるだけで、目的とする処理を行わせることができ、
しかも、その処理結果は自動的に分類され、尚且つ、適
度なファイル数以上にならず、ファイルが繁雑にならな
いようにすることが可能となる。
【0073】なお、実施形態では、一時共有フォルダに
格納されるファイルはTIFFファイルとして説明し
た。クライアントがFAX装置やイメージスキャナの場
合、一度設定しさえすれば格納先は変わらないが、PC
の場合にはユーザの判断でファイルの保存先を決定で
き、しかも、格納するファイルは画像ファイルであると
も限らない。そこで、保存しようとするファイルの拡張
子を調べ、TIFFのみを受け付け、それ以外は不可に
なるようにしても良い。この場合、アクセス制御は、処
理サーバの処理と連動したものとなるので、1つのサー
バで、上記3つのサーバを実現することになる。
【0074】また、実施形態では、画像ファイルの種類
としてTIFFとしたが、これ以外のフォーマット(J
PEG、BMP、PDF等)であっても構わないし、こ
れらが混在していても構わない。
【0075】更にまた、実施形態では一時ファイルサー
バ300における1つの共有リソースについて1つの設
定を行うものとして説明したが、これによって本願発明
が限定されるものでもない。すなわち、1つの共有ホル
ダーに、予めサブフォルダを作成しておき、そのサブフ
ォルダ毎に如何なる処理を行うかを設定しても本実施形
態では動作可能であるからである。これは、通常ファイ
ルサーバの共有ホルダーについても言えるものである。
【0076】また、実施形態では、処理の種類として、
文字認識、翻訳の2つを例にして説明したが、ファイリ
ングする際のキーワード抽出処理を追加しても良いし、
翻訳でも和訳は勿論のこと、英訳、場合によっては多言
語間まで含めても構わない。さらには、画像ファイルの
コンバート、例えばTIFFファイルをJPEGへ変換
する処理等でも構わない。また、これらの機能はアドオ
ンできることが望ましい。なぜなら、その際には、どの
フォルダにどのような機能を持たせるかを設定しさえす
れば、その時点からクライアントがその機能を活用でき
るからである。
【0077】また、実施形態では、一時ファイルサー
バ、通常ファイルサーバ、処理サーバの3つに分けて説
明したが、これらは論理的なものであって、物理的な3
つのファイルサーバを設ける必要はないし、1つの物理
的なハードウェア(装置)で実現しても構わない。特
に、一時ファイルサーバ、通常ファイルサーバは名前の
違いこそあれ、その動作内容は通常のファイルサーバと
何等変わるものでもないので、ファイルサーバは1つで
充分である。ただし、処理サーバは、その処理能力が要
求されるので、ファイルサーバとは物理的に異なる装置
で運用することが望ましい。
【0078】また更に、実施形態における処理の中心と
なるのは、処理サーバ400であるが、この処理サーバ
400の機能はコンピュータプログラムによって実現し
ている。従って、本願発明はコンピュータプログラムを
もその範疇とするのは明らかである。また、通常、コン
ピュータプログラムは、フロッピー(R)ディスクやC
D−ROM等のコンピュータ可読記憶媒体に記憶され、
コンピュータにセットしてコピーもしくはインストール
するものであるから、このコンピュータ可読記憶媒体も
本願発明の範疇にあるのも明らかである。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク上の各クライアントに対しては格別な処理を
行うためのアプリケーションを必要とせず、複数の処理
の中から簡単に目的とする処理を行わせることが可能と
なる。
【0080】また、他の発明によれば、上記に加えて、
処理結果のファイルが系統別に分類され、しかも、ファ
イル数が1つのフォルダに対して無制限に増えることも
無くなり、ファイル管理が繁雑になることも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるシステムの全体の概念図であ
る。
【図2】実施形態における処理サーバのブロック構成図
である。
【図3】処理サーバにおける設定ウインドウを示す図で
ある。
【図4】実施形態におけるキーワードファイルの内容を
示す図である。
【図5】実施形態における処理サーバの処理手順を示す
フローチャートである。
【図6】実施形態における処理サーバの処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】実施形態における処理サーバの処理手順を示す
フローチャートである。
【図8】実施形態における処理結果を保存するファイル
サーバのディレクトリツリーを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 慎一郎 東京都港区三田3丁目11番28号 キヤノン 販売株式会社内 Fターム(参考) 5B082 AA13 EA01 EA08 GA02 5C062 AA02 AA05 AA06 AA14 AA35 AB38 AB40 AB42 AB53 AC21 AC22 AC23 AC35 AC51 AE01 AF14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上のクライアントから保存
    依頼されたファイルを保存する共有リソースを有するフ
    ァイルサーバ、及び、画像ファイルについて所定の処理
    を行う処理サーバで構成される情報処理システムであっ
    て、 前記処理サーバは、 前記ファイルサーバが有する共有フォルダ毎、或いは共
    有フォルダの下のサブフォルダ毎に画像ファイルに対す
    る処理の種別を設定する設定手段と、 設定されたフォルダに画像ファイルが格納されたか否か
    を監視する監視手段と、 該監視手段で画像ファイルが格納されたと判断した場
    合、当該画像ファイルが格納されていたフォルダの、前
    記設定手段で設定した内容に従った処理を実行させる制
    御手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、処理を実行した結果得
    られたファイル、及び、処理対象となったファイルを、
    他の共有リソース宛てに保存する保存手段と、 処理対象となった前記画像ファイルを前記監視手段での
    監視対象フォルダから削除する手段を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記設定手段は、更に、処理後のファイ
    ルを保存する際の分類法を設定することを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 設定手段は、処理対象となるファイルの
    保存された日時、画像の特定領域にある文字列、或い
    は、画像中に含まれる文字画像を認識して得た際のキー
    ワードを用いて分類させるよう設定することを特徴とす
    る請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、更に、前記保存手段で
    保存する際の1つのフォルダに保存する許容数を設定す
    ることを特徴とする請求項第3項に記載の情報処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記処理の種別には、文字認識を行うか
    否かが含まれることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記処理の種別には、翻訳処理を行うか
    否かが含まれることを特徴とする請求項6に記載の情報
    処理システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続され、画像ファイル
    に対して所定の処理を行う情報処理装置であって、 ネットワーク上に存在する、ファイルを共有するための
    共有フォルダ、もしくは当該共有ホルダの更に下層にあ
    るサブフォルダ等のネットワークリソースへのファイル
    の格納状況を監視する監視手段と、 監視対象のネットワークリソースに対する処理の種別を
    設定する設定手段と、 前記監視手段で監視しているネットワークリソースへの
    画像ファイルが格納されたことを検出した際、当該画像
    ファイルに対し、前記設定された処理を実行する処理実
    行手段と、 実行して得られたファイル、及び、処理対象となった画
    像ファイルを他の共有リソースに分類し、保存する保存
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段で設定する処理の種別に
    は、文字認識を行うか否かが含まれることを特徴とする
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記設定手段で設定する処理の種別に
    は、更に、翻訳処理を行うか否かが含まれることを特徴
    とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記設定手段は、更に、前記保存手段
    で保存する際の分類法を設定することを特徴とする請求
    項8乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記分類には、処理対象のファイルの
    保存された日時、画像の所定領域の認識結果の文字列、
    或いは、画像全体の文字認識して得られた文字列のう
    ち、予め設定されたキーワードに合致する場合の当該キ
    ーワードのいずれにかを前記他の共有ホルダのサブホル
    ダ名として作成することを特徴とする請求項8乃至11
    のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記保存手段で保存した場合、処理対
    象となった画像ファイルを監視対象のネットワークリソ
    ースより削除することを特徴とする請求項8乃至12の
    いずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 ネットワークに接続され、画像ファイ
    ルに対して所定の処理を行う情報処理装置の制御方法で
    あって、 ネットワーク上に存在する、ファイルを共有するための
    共有フォルダ、もしくは当該共有ホルダの更に下層にあ
    るサブフォルダ等のネットワークリソースへのファイル
    の格納状況を監視する監視工程と、 監視対象のネットワークリソースに対する処理の種別を
    設定する設定工程と、 前記監視工程で監視しているネットワークリソースへの
    画像ファイルが格納されたことを検出した際、当該画像
    ファイルに対し、前記設定された処理を実行する処理実
    行工程と、 実行して得られたファイル、及び、処理対象となった画
    像ファイルを他の共有リソースに分類し、保存する保存
    工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方
    法。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続され、画像ファイ
    ルに対して所定の処理を行う情報処理装置として機能す
    るコンピュータプログラムであって、 ネットワーク上に存在する、ファイルを共有するための
    共有フォルダ、もしくは当該共有ホルダの更に下層にあ
    るサブフォルダ等のネットワークリソースへのファイル
    の格納状況を監視する監視手段と、 監視対象のネットワークリソースに対する処理の種別を
    設定する設定手段と、 前記監視手段で監視しているネットワークリソースへの
    画像ファイルが格納されたことを検出した際、当該画像
    ファイルに対し、前記設定された処理を実行する処理実
    行手段と、 実行して得られたファイル、及び、処理対象となった画
    像ファイルを他の共有リソースに分類し、保存する保存
    手段として機能することを特徴とするコンピュータプロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のコンピュータプロ
    グラムを格納することを特徴とするコンピュータ可読記
    憶媒体。
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