JP2003278800A - 回転伝達装置 - Google Patents
回転伝達装置Info
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- JP2003278800A JP2003278800A JP2002087627A JP2002087627A JP2003278800A JP 2003278800 A JP2003278800 A JP 2003278800A JP 2002087627 A JP2002087627 A JP 2002087627A JP 2002087627 A JP2002087627 A JP 2002087627A JP 2003278800 A JP2003278800 A JP 2003278800A
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Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁コイル等の誤作動が発生しても所定外の
位相では噛み込まない回転伝達装置を提供すること。 【解決手段】 第1軸1と、第2軸2とにそれぞれ複数
の歯3b、5bを設け、前記第1軸1と第2軸2の一方
が軸方向に移動することで、各軸の複数の歯3b、5b
が嵌合および離脱することによってトルクの伝達と遮断
を行うクラッチにおいて、第1軸1と第2軸2の間に、
所定の周方向位相でのみ嵌合可能な位相決め手段を設け
たものである。
位相では噛み込まない回転伝達装置を提供すること。 【解決手段】 第1軸1と、第2軸2とにそれぞれ複数
の歯3b、5bを設け、前記第1軸1と第2軸2の一方
が軸方向に移動することで、各軸の複数の歯3b、5b
が嵌合および離脱することによってトルクの伝達と遮断
を行うクラッチにおいて、第1軸1と第2軸2の間に、
所定の周方向位相でのみ嵌合可能な位相決め手段を設け
たものである。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、各種機器や車両にお
いて、動力の伝達と遮断の切換えを行うトルク断続装置
に関する。
いて、動力の伝達と遮断の切換えを行うトルク断続装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種機器や車両において、動力の伝達と
遮断を選択的に切り替えるために、動力の伝達経路上に
動力断続装置を組み込み使用する必要がある。例えば、
4WD車の前後輪の動力の断続切換用途として、特開平
11―291786号公報や特開平13―191812
号公報によって歯丈を有するいわゆるドグクラッチと電
磁コイルを組み合わせた回転伝達装置が提案されてい
る。
遮断を選択的に切り替えるために、動力の伝達経路上に
動力断続装置を組み込み使用する必要がある。例えば、
4WD車の前後輪の動力の断続切換用途として、特開平
11―291786号公報や特開平13―191812
号公報によって歯丈を有するいわゆるドグクラッチと電
磁コイルを組み合わせた回転伝達装置が提案されてい
る。
【0003】これらの回転伝達装置は入力側あるいは出
力側の歯丈を有するクラッチ部材を電磁コイルの磁力に
よって軸方向に移動させ、相手側の歯丈と噛み合わせる
ことが可能であり、電磁コイルへの電流をON、OFF
することにより、外部スイッチによってクラッチを切り
替える仕組みとなっている。
力側の歯丈を有するクラッチ部材を電磁コイルの磁力に
よって軸方向に移動させ、相手側の歯丈と噛み合わせる
ことが可能であり、電磁コイルへの電流をON、OFF
することにより、外部スイッチによってクラッチを切り
替える仕組みとなっている。
【0004】これらの歯丈を利用したドグクラッチは、
他の種類のクラッチに対して、サイズに対する強度が大
きいメリットがある。
他の種類のクラッチに対して、サイズに対する強度が大
きいメリットがある。
【0005】また、これらのドグクラッチは従来例のよ
うな用途に対しては、ドグクラッチが軸方向に相対移動
してロックするとき、入出力軸の周方向位相に関係なく
速やかに歯が噛み合うことが望まれる。したがって、従
来例においてはドグクラッチの噛み合う歯の形状は周方
向に関係なく同じ仕様にするのが通例であった。
うな用途に対しては、ドグクラッチが軸方向に相対移動
してロックするとき、入出力軸の周方向位相に関係なく
速やかに歯が噛み合うことが望まれる。したがって、従
来例においてはドグクラッチの噛み合う歯の形状は周方
向に関係なく同じ仕様にするのが通例であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用途によっ
ては入出力の、あらかじめ決めた周方向位相でのみクラ
ッチを噛み合わせることが必要となる場合がある。
ては入出力の、あらかじめ決めた周方向位相でのみクラ
ッチを噛み合わせることが必要となる場合がある。
【0007】このような場合に、従来例のような通常の
ドグクラッチにおいては、電流の切り替えにより、入出
力軸を外部から位相を合わせることが可能であるが、電
流の切り替えに誤作動が起きた場合には所定の位相に合
わせる前にドグクラッチが噛み合ってしまい、破損や事
故を起こしてしまうことがある。
ドグクラッチにおいては、電流の切り替えにより、入出
力軸を外部から位相を合わせることが可能であるが、電
流の切り替えに誤作動が起きた場合には所定の位相に合
わせる前にドグクラッチが噛み合ってしまい、破損や事
故を起こしてしまうことがある。
【0008】そこで、この発明は、上記のようなドグク
ラッチにおいて、所定の位相でのみ、噛み込むことが可
能なクラッチを提供し、電磁コイル等の誤作動が発生し
ても所定外の位相では噛み込まないようにしようとする
ものである。
ラッチにおいて、所定の位相でのみ、噛み込むことが可
能なクラッチを提供し、電磁コイル等の誤作動が発生し
ても所定外の位相では噛み込まないようにしようとする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解決するために、第1軸と、第2軸とにそれぞれ複数
の歯を設け、前記第1軸と第2軸の一方が軸方向に移動
することで、各軸の複数の歯が嵌合および離脱すること
によってトルクの伝達と遮断を行うクラッチにおいて、
第1軸と第2軸の間に、所定の周方向位相でのみ嵌合可
能な位相決め手段を設けた構成を採用するものである。
を解決するために、第1軸と、第2軸とにそれぞれ複数
の歯を設け、前記第1軸と第2軸の一方が軸方向に移動
することで、各軸の複数の歯が嵌合および離脱すること
によってトルクの伝達と遮断を行うクラッチにおいて、
第1軸と第2軸の間に、所定の周方向位相でのみ嵌合可
能な位相決め手段を設けた構成を採用するものである。
【0010】かかる位相決め手段を設けることにより、
電磁コイル等の誤作動が発生しても所定外の位相では噛
み込まないようすることができる。
電磁コイル等の誤作動が発生しても所定外の位相では噛
み込まないようすることができる。
【0011】前記位相決め手段としては、前記第1軸と
第2軸に設けられた複数の歯のうち、1ヶ所または複数
ヶ所の歯の山または谷を、他の歯の山または谷と異なる
サイズまたは形状とし、その異形状同士の歯、すなわち
山と谷は嵌合可能であるのに対し、異形状の歯が他の複
数の歯には嵌合不可能にした構成を採用することができ
る。
第2軸に設けられた複数の歯のうち、1ヶ所または複数
ヶ所の歯の山または谷を、他の歯の山または谷と異なる
サイズまたは形状とし、その異形状同士の歯、すなわち
山と谷は嵌合可能であるのに対し、異形状の歯が他の複
数の歯には嵌合不可能にした構成を採用することができ
る。
【0012】また、前記位相決め手段としては、前記第
1軸と第2軸の各複数の歯とは別の位置に、第1軸と第
2軸の所定の周方向位置にそれぞれ凹部または凸部を対
向させて設け、それらが周方向同位相で軸方向に相対移
動することで、凹部と凸部の嵌合と離脱が可能なように
構成を採用することもできる。
1軸と第2軸の各複数の歯とは別の位置に、第1軸と第
2軸の所定の周方向位置にそれぞれ凹部または凸部を対
向させて設け、それらが周方向同位相で軸方向に相対移
動することで、凹部と凸部の嵌合と離脱が可能なように
構成を採用することもできる。
【0013】前記凸部と凹部の形状としては、第1軸ま
たは第2軸に固定された棒状のピンと、第2軸または第
1軸に形成された孔とを採用することもできる。
たは第2軸に固定された棒状のピンと、第2軸または第
1軸に形成された孔とを採用することもできる。
【0014】前記クラッチの第1軸または第2軸を軸方
向に移動させるための手段としては、アクチュエータを
採用することができる。
向に移動させるための手段としては、アクチュエータを
採用することができる。
【0015】前記アクチュエータは、第1軸または第2
軸の一方に一体的に固定されたアーマチュアと、そのア
ーマチュアを磁力によって吸引する電磁石と、アーマチ
ュアが固定されている第1軸または第2軸を前記磁力で
吸引する方向とは逆の方向に付勢するための弾性部材と
によって構成することができる。
軸の一方に一体的に固定されたアーマチュアと、そのア
ーマチュアを磁力によって吸引する電磁石と、アーマチ
ュアが固定されている第1軸または第2軸を前記磁力で
吸引する方向とは逆の方向に付勢するための弾性部材と
によって構成することができる。
【0016】また、前記アクチュエータは、前記クラッ
チを密封するケースと、そのケース内を2つの部屋に仕
切るダイヤフラムからなり、そのダイヤフラムが第1軸
または第2軸の一方に固定され、前記2つの部屋に正圧
または負圧の圧力を与え、ダイヤフラムに固定された第
1軸または第2軸を移動させるように構成することもで
きる。
チを密封するケースと、そのケース内を2つの部屋に仕
切るダイヤフラムからなり、そのダイヤフラムが第1軸
または第2軸の一方に固定され、前記2つの部屋に正圧
または負圧の圧力を与え、ダイヤフラムに固定された第
1軸または第2軸を移動させるように構成することもで
きる。
【0017】また、前記アクチュエータは、前記第1軸
または第2軸に形成されたラックを、ピニオンギヤを介
して移動させるモータから構成されるものでもよい。
または第2軸に形成されたラックを、ピニオンギヤを介
して移動させるモータから構成されるものでもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。図1及び図2は、この発明に係る回転伝達装置
の第1実施形態を示している。図2に示すように、入力
軸1と出力軸2が相対回転可能に嵌合され、入力軸1と
同軸上にスライドギヤ3がスプライン4を介して入力軸
1と軸方向相対移動可能に連結されている。
明する。図1及び図2は、この発明に係る回転伝達装置
の第1実施形態を示している。図2に示すように、入力
軸1と出力軸2が相対回転可能に嵌合され、入力軸1と
同軸上にスライドギヤ3がスプライン4を介して入力軸
1と軸方向相対移動可能に連結されている。
【0019】一方、出力軸2にはインナーギヤ5がスプ
ライン6を介して連結され、止め輪7によって出力軸2
と軸方向にも固定されている。インナーギヤ5とスライ
ドギヤ3は互いに対向する向きに配置されており、スラ
イドギヤ3のフランジ部3aの内径とインナーギヤ5の
フランジ部5aの外径に各々複数の歯丈3b、5bが形
成されており、スライドギヤ3が軸方向に移動すること
により、両者の歯丈3b、5bが連結と離脱が可能なよ
うになっている。
ライン6を介して連結され、止め輪7によって出力軸2
と軸方向にも固定されている。インナーギヤ5とスライ
ドギヤ3は互いに対向する向きに配置されており、スラ
イドギヤ3のフランジ部3aの内径とインナーギヤ5の
フランジ部5aの外径に各々複数の歯丈3b、5bが形
成されており、スライドギヤ3が軸方向に移動すること
により、両者の歯丈3b、5bが連結と離脱が可能なよ
うになっている。
【0020】このスライドギヤ3には、アーマチュア8
がインナーギヤ5側と反対面にボルト9によって一体に
固定されている。
がインナーギヤ5側と反対面にボルト9によって一体に
固定されている。
【0021】このアーマチュア8の軸方向の対向側に
は、電磁コイル10が配置され、電磁コイル10はスプ
ライン11と止め輪12によって入力軸1に固定されて
いる。
は、電磁コイル10が配置され、電磁コイル10はスプ
ライン11と止め輪12によって入力軸1に固定されて
いる。
【0022】電磁コイル10の内径フランジ部とスライ
ドギヤ3の端面間には、スライドギヤ3を付勢するため
の圧縮コイルばねから成るリターンばね13が挿入され
ている。リターンばね13の付勢力によって押されたス
ライドギヤ3は、インナーギヤ5の端面に当接して停止
するようになっている。
ドギヤ3の端面間には、スライドギヤ3を付勢するため
の圧縮コイルばねから成るリターンばね13が挿入され
ている。リターンばね13の付勢力によって押されたス
ライドギヤ3は、インナーギヤ5の端面に当接して停止
するようになっている。
【0023】アーマチュア8と電磁コイル10の対向面
は、互いにテーパ面8a、10aに形成され、両者間の
エアギャップを小さくして磁力ロスの低減を図ってい
る。
は、互いにテーパ面8a、10aに形成され、両者間の
エアギャップを小さくして磁力ロスの低減を図ってい
る。
【0024】図1(b)は、スライドギヤ3とインナー
ギヤ5が噛み込む歯丈3b、5bの形状を示している。
ギヤ5が噛み込む歯丈3b、5bの形状を示している。
【0025】スライドギヤ3とインナーギヤ5が噛み込
む歯丈3b、5bの歯形状は、図1(b)に示すよう
に、他のスプライン歯に対して一箇所の歯A1、A
2(山、谷)が大きく形成されており、A1は他のスプラ
イン歯の谷には嵌らない大きさになっている。したがっ
て、このスライドギヤ3とインナーギヤ5は、歯(山)
A1と歯(谷)A2が同一位相にならない限り嵌合するこ
とはない。
む歯丈3b、5bの歯形状は、図1(b)に示すよう
に、他のスプライン歯に対して一箇所の歯A1、A
2(山、谷)が大きく形成されており、A1は他のスプラ
イン歯の谷には嵌らない大きさになっている。したがっ
て、このスライドギヤ3とインナーギヤ5は、歯(山)
A1と歯(谷)A2が同一位相にならない限り嵌合するこ
とはない。
【0026】これらの回転伝達装置には外部に防水のた
めのカバーが設けられ、内部にグリース等の潤滑油が封
入されている。
めのカバーが設けられ、内部にグリース等の潤滑油が封
入されている。
【0027】尚、電磁コイル10から出た電線は、カバ
ーを通して外部に配線され、電源及びスイッチ等の制御
機器に配線されている。
ーを通して外部に配線され、電源及びスイッチ等の制御
機器に配線されている。
【0028】次に、この発明に係る回転伝達装置の第1
実施形態の作用を説明する。図1(a)の状態におい
て、電磁コイル10に電流を投入すると、電磁コイル1
0とアーマチュア8の間に磁界が発生し、電磁コイル1
0とアーマチュア8の間で磁力による吸引力が発生す
る。この吸引力は、リターンばね13の付勢力より大き
く、リターンばね13を撓ませながら電磁コイル10は
アーマチュア8ならびにスライドギヤ3を引き付け、電
磁コイル10とアーマチュア8が当接する。このとき、
スライドギヤ3とインナーギヤ5のクラッチ部を構成す
る歯丈3b、5bは、図2に示すように、離脱し、入力
軸1と出力軸2間の動力伝達は遮断され、入力軸1と出
力軸2は自由に相対回転することができる。
実施形態の作用を説明する。図1(a)の状態におい
て、電磁コイル10に電流を投入すると、電磁コイル1
0とアーマチュア8の間に磁界が発生し、電磁コイル1
0とアーマチュア8の間で磁力による吸引力が発生す
る。この吸引力は、リターンばね13の付勢力より大き
く、リターンばね13を撓ませながら電磁コイル10は
アーマチュア8ならびにスライドギヤ3を引き付け、電
磁コイル10とアーマチュア8が当接する。このとき、
スライドギヤ3とインナーギヤ5のクラッチ部を構成す
る歯丈3b、5bは、図2に示すように、離脱し、入力
軸1と出力軸2間の動力伝達は遮断され、入力軸1と出
力軸2は自由に相対回転することができる。
【0029】この図2に示す状態から電磁コイル10の
電流をOFFにすると、電磁コイル10での発生磁力が
なくなり、スライドギヤ3とアーマチュア8はリターン
ばね13の作用により、インナーギヤ5の方向へ移動す
る。そして、スライドギヤ3とインナーギヤ5の歯の端
面同士が接触したとき、両者の歯A1とA2の周位相が合
致していない場合は、両端面で摺動し、互いに嵌合せ
ず、両者の歯A1とA2の周位相が合致したときに、スラ
イドギヤ3とインナーギヤ5の歯は嵌合し、図1(a)
に示すように、入力軸1から出力軸2に動力が伝達され
る状態となる。
電流をOFFにすると、電磁コイル10での発生磁力が
なくなり、スライドギヤ3とアーマチュア8はリターン
ばね13の作用により、インナーギヤ5の方向へ移動す
る。そして、スライドギヤ3とインナーギヤ5の歯の端
面同士が接触したとき、両者の歯A1とA2の周位相が合
致していない場合は、両端面で摺動し、互いに嵌合せ
ず、両者の歯A1とA2の周位相が合致したときに、スラ
イドギヤ3とインナーギヤ5の歯は嵌合し、図1(a)
に示すように、入力軸1から出力軸2に動力が伝達され
る状態となる。
【0030】次に、この発明に係る回転伝達装置の第2
実施形態を、図3及び図4に基づいて説明する。この第
2実施形態では、入出力軸1、2が周方向同位相に噛み
合うための手段として、第2実施形態のように一部の歯
形状を変更するのではなく、別途、スライドギヤ3とイ
ンナーギヤ5に凹凸を設けたものである。
実施形態を、図3及び図4に基づいて説明する。この第
2実施形態では、入出力軸1、2が周方向同位相に噛み
合うための手段として、第2実施形態のように一部の歯
形状を変更するのではなく、別途、スライドギヤ3とイ
ンナーギヤ5に凹凸を設けたものである。
【0031】即ち、スライドギヤ3のフランジ面の円周
上一箇所に、ピン14を圧入固定し、このピン14をイ
ンナーギヤ5の方向へ突出させ、一方、インナーギヤ5
のフランジ面に、前記のピン14が嵌る大きさの孔15
を円周上一箇所に形成し、インナーギヤ5とスライドギ
ヤ3の噛み合うスプライン歯(3b、5b)の形状を円
周上で対称同一にしている。
上一箇所に、ピン14を圧入固定し、このピン14をイ
ンナーギヤ5の方向へ突出させ、一方、インナーギヤ5
のフランジ面に、前記のピン14が嵌る大きさの孔15
を円周上一箇所に形成し、インナーギヤ5とスライドギ
ヤ3の噛み合うスプライン歯(3b、5b)の形状を円
周上で対称同一にしている。
【0032】この第2実施形態のスライドギヤ3を移動
させる手段は、第1実施形態と同一であるから、第1実
施形態と同一符号を付し、説明を省略する。電磁クラッ
チ10がOFFになり、リターンばね13によってスラ
イドギヤ3がインナーギヤ5側に付勢されるとき、スラ
イドギヤ3とインナーギヤ5が、ピン14と孔15が合
致する位相にない場合は両ギヤのスプライン歯(3b、
5b)は嵌らず、したがって、入力軸1と出力軸2は連
結しない。
させる手段は、第1実施形態と同一であるから、第1実
施形態と同一符号を付し、説明を省略する。電磁クラッ
チ10がOFFになり、リターンばね13によってスラ
イドギヤ3がインナーギヤ5側に付勢されるとき、スラ
イドギヤ3とインナーギヤ5が、ピン14と孔15が合
致する位相にない場合は両ギヤのスプライン歯(3b、
5b)は嵌らず、したがって、入力軸1と出力軸2は連
結しない。
【0033】尚、当然のことながら、スライドギヤ3と
インナーギヤ5のスプライン歯(3b、5b)が合致す
る位相において、このピン14と孔15の位相が合致す
るように形成している。
インナーギヤ5のスプライン歯(3b、5b)が合致す
る位相において、このピン14と孔15の位相が合致す
るように形成している。
【0034】この第2実施形態のように、別途位相合わ
せ手段を設けた場合、インナーギヤ5とスライドギヤ3
のスプライン歯(3b、5b)の形状を、円周上同一歯
とすることができるので、加工がし易いという利点があ
る。
せ手段を設けた場合、インナーギヤ5とスライドギヤ3
のスプライン歯(3b、5b)の形状を、円周上同一歯
とすることができるので、加工がし易いという利点があ
る。
【0035】尚、位相合わせ手段を別途設ける方法とし
ては、このピン14と孔15の他の形状でもよく嵌合可
能な凹凸形状をしていれば同様の効果が得られる。
ては、このピン14と孔15の他の形状でもよく嵌合可
能な凹凸形状をしていれば同様の効果が得られる。
【0036】次に、この発明に係る回転伝達装置の第3
実施形態を、図5及び図6に基づいて説明する。
実施形態を、図5及び図6に基づいて説明する。
【0037】この第3実施形態では、上述のスライドギ
ヤ3にダイヤフラム16が装着され、ハウジング26に
よりスライドギヤ3とインナーギヤ5が密封されてい
る。
ヤ3にダイヤフラム16が装着され、ハウジング26に
よりスライドギヤ3とインナーギヤ5が密封されてい
る。
【0038】このダイヤフラム16は、スライドギヤ3
およびハウジング26に内外径を固定され、ハウジング
26内を2つの部屋(第1室17、第2室18)に仕切
っている。スライドギヤ3の端面とハウジング26間に
はリターンばね13としての圧縮コイルばねが挿入され
ている。
およびハウジング26に内外径を固定され、ハウジング
26内を2つの部屋(第1室17、第2室18)に仕切
っている。スライドギヤ3の端面とハウジング26間に
はリターンばね13としての圧縮コイルばねが挿入され
ている。
【0039】さらにハウジング26は、入力軸1、出力
軸2との間でOリング19、20等のシールによって密
封され、止め輪21によって入力軸1と出力軸2に軸方
向に固定されている。
軸2との間でOリング19、20等のシールによって密
封され、止め輪21によって入力軸1と出力軸2に軸方
向に固定されている。
【0040】ダイヤフラム16によって2つに仕切られ
た各部屋17、18のハウジング壁には圧力源(この実
施例の場合は負圧源)へ空気配管されるためのパイプ2
2、23が固定されている。このパイプ22、23は、
例えばエンジン吸気マニホールドから分岐された負圧タ
ンクに電磁バルブを介して配管されている。
た各部屋17、18のハウジング壁には圧力源(この実
施例の場合は負圧源)へ空気配管されるためのパイプ2
2、23が固定されている。このパイプ22、23は、
例えばエンジン吸気マニホールドから分岐された負圧タ
ンクに電磁バルブを介して配管されている。
【0041】この第3実施形態の作用について説明す
る。図5の状態は第1室17の負圧源からの負圧を電磁
バルブによって絶ち、大気開放の状態であり、第2室1
8の負圧源からの負圧を電磁バルブによって連通させて
いる。この状態では、スライドギヤ3が第2室18の負
圧による吸引とリターンばね13によって付勢され、ス
ライドギヤ3はインナーギヤ5の方向に移動し、スライ
ドギヤ3とインナーギヤ5はスプライン歯(3b、5
b)同士で噛み込む。この第3実施形態では、第1実施
形態と同じくスプライン歯(3b、5b)の形状は、一
箇所の歯形状が他の歯形状より大きく形成してあり、入
力軸1と出力軸2が所定の周位相にならないと連結しな
いようにしてある。
る。図5の状態は第1室17の負圧源からの負圧を電磁
バルブによって絶ち、大気開放の状態であり、第2室1
8の負圧源からの負圧を電磁バルブによって連通させて
いる。この状態では、スライドギヤ3が第2室18の負
圧による吸引とリターンばね13によって付勢され、ス
ライドギヤ3はインナーギヤ5の方向に移動し、スライ
ドギヤ3とインナーギヤ5はスプライン歯(3b、5
b)同士で噛み込む。この第3実施形態では、第1実施
形態と同じくスプライン歯(3b、5b)の形状は、一
箇所の歯形状が他の歯形状より大きく形成してあり、入
力軸1と出力軸2が所定の周位相にならないと連結しな
いようにしてある。
【0042】そして、図5の状態から外部の電磁バルブ
を切り替えて第2室18を大気開放させ、第1室17を
負圧源に連通させると、リターンばね13の付勢力より
も、ダイヤフラム16に加わる負圧による力の方が上回
ると、図6に示すように、スライドギヤ3はリターンば
ね13を押し縮めて、インナーギヤ5と反対側に移動
し、スプライン歯(3b、5b)の連結を解除する。
を切り替えて第2室18を大気開放させ、第1室17を
負圧源に連通させると、リターンばね13の付勢力より
も、ダイヤフラム16に加わる負圧による力の方が上回
ると、図6に示すように、スライドギヤ3はリターンば
ね13を押し縮めて、インナーギヤ5と反対側に移動
し、スプライン歯(3b、5b)の連結を解除する。
【0043】尚、スライドギヤ3はインナーギヤ5との
スプライン連結を解除するまで移動した後、ハウジング
26に設けたストッパー面に当たって停止し、この状態
において、入力軸1と出力軸2は自由に相対回転可能と
なる。
スプライン連結を解除するまで移動した後、ハウジング
26に設けたストッパー面に当たって停止し、この状態
において、入力軸1と出力軸2は自由に相対回転可能と
なる。
【0044】尚、第3実施形態では圧力源を負圧とした
が、正圧(正圧ポンプ等)を圧力源としても良い。ま
た、第2室18側のパイプ23は、第3実施形態のよう
に負圧源に繋がなくてもよく、つねに大気開放させてお
くためのリザーバーとして利用してもよい。
が、正圧(正圧ポンプ等)を圧力源としても良い。ま
た、第2室18側のパイプ23は、第3実施形態のよう
に負圧源に繋がなくてもよく、つねに大気開放させてお
くためのリザーバーとして利用してもよい。
【0045】次に、図7は、この発明に係る回転伝達装
置の第4実施形態を示している。この第4形態は、スラ
イドギヤ3を軸方向に移動させる手段(アクチュエー
タ)として、スライドギヤ3に所謂ラック28を形成
し、ピニオン歯車27をモータで回すことによって移動
させるようにした例である。
置の第4実施形態を示している。この第4形態は、スラ
イドギヤ3を軸方向に移動させる手段(アクチュエー
タ)として、スライドギヤ3に所謂ラック28を形成
し、ピニオン歯車27をモータで回すことによって移動
させるようにした例である。
【0046】次に、図8は、この発明に係る回転伝達装
置の第5実施形態を示している。この第5実施形態は、
第1実施形態の変形例である。第1実施形態において
は、スライドギヤ3とインナーギヤ5のトルク伝達手段
をスプライン歯(3b、5b)としている。必要とされ
るトルクが大きい場合には、第1実施形態のように、ス
プライン連結が有利であるが、この第4実施形態では、
スライドギヤ3とインナーギヤ5の対向する端面に、そ
れぞれ軸方向に対向する凹凸形状の歯24、25により
クラッチを形成し、その歯24、25の一部のサイズを
変更した部分A1、A2を形成し、入出力軸1、2が周方
向の同位相で噛み合うようにしている。
置の第5実施形態を示している。この第5実施形態は、
第1実施形態の変形例である。第1実施形態において
は、スライドギヤ3とインナーギヤ5のトルク伝達手段
をスプライン歯(3b、5b)としている。必要とされ
るトルクが大きい場合には、第1実施形態のように、ス
プライン連結が有利であるが、この第4実施形態では、
スライドギヤ3とインナーギヤ5の対向する端面に、そ
れぞれ軸方向に対向する凹凸形状の歯24、25により
クラッチを形成し、その歯24、25の一部のサイズを
変更した部分A1、A2を形成し、入出力軸1、2が周方
向の同位相で噛み合うようにしている。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る回転伝達
装置によれば、入出力の、あらかじめ決めた周方向位相
でのみクラッチを噛み合わせることが可能である。した
がって、クラッチを作動させるアクチュエータに万一誤
作動が発生しても、決められた位相でしかクラッチが連
結しないため、不用意な連結によるトルク伝達系の機能
異常、及び破損や事故を防止することができる。
装置によれば、入出力の、あらかじめ決めた周方向位相
でのみクラッチを噛み合わせることが可能である。した
がって、クラッチを作動させるアクチュエータに万一誤
作動が発生しても、決められた位相でしかクラッチが連
結しないため、不用意な連結によるトルク伝達系の機能
異常、及び破損や事故を防止することができる。
【0048】また、アクチュエータによって電気的に遠
隔操作が可能であり、トルク伝達に、歯丈を噛み合わせ
る方式のクラッチを採用することにより、サイズをコン
パクト、かつ軽量化でき、トルク容量も大きい。
隔操作が可能であり、トルク伝達に、歯丈を噛み合わせ
る方式のクラッチを採用することにより、サイズをコン
パクト、かつ軽量化でき、トルク容量も大きい。
【図1】(a)はこの発明に係る回転伝達装置の第1実
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
【図2】この発明に係る回転伝達装置の第1実施形態に
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
【図3】(a)はこの発明に係る回転伝達装置の第2実
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
【図4】この発明に係る回転伝達装置の第2実施形態に
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
【図5】この発明に係る回転伝達装置の第3実施形態に
おけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
おけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
【図6】この発明に係る回転伝達装置の第3実施形態に
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
おけるクラッチの解除状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
【図7】この発明に係る回転伝達装置の第4実施形態に
おけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
おけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正面図であ
る。
【図8】(a)はこの発明に係る回転伝達装置の第5実
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
施形態におけるクラッチの係合状態の全体を示す縦断正
面図、(b)は(a)のA−Aの断面図である。
1 入力軸
2 出力軸
3 スライドギヤ
3a フランジ部
3b 歯丈
4 スプライン
5 インナーギヤ
5b 歯丈
6 スプライン
7 止め輪
8 アーマチュア
8a テーパ面
9 ボルト
10 電磁コイル
10a テーパ面
11 スプライン
12 止め輪
13 リターンばね
14 ピン
15 孔
16 ダイヤフラム
17 第1室
18 第2室
19、20 Oリング
21 止め輪
22、23 パイプ
24、25 歯
26 ハウジング
27 ピニオン歯車
28 ラック
Claims (8)
- 【請求項1】 第1軸と、第2軸とにそれぞれ複数の歯
を設け、前記第1軸と第2軸の一方が軸方向に移動する
ことで、各軸の複数の歯が嵌合および離脱することによ
ってトルクの伝達と遮断を行うクラッチにおいて、第1
軸と第2軸の間に、所定の周方向位相でのみ嵌合可能な
位相決め手段を設けたことを特徴とする回転伝達装置。 - 【請求項2】 前記位相決め手段は、前記第1軸と第2
軸に設けられた複数の歯のうち、1ヶ所または複数ヶ所
の歯の山または谷を、他の歯の山または谷と異なるサイ
ズまたは形状とし、その異形状同士の歯、すなわち山と
谷は嵌合可能であるのに対し、異形状の歯が他の複数の
歯には嵌合不可能にした構成からなる請求項1記載の回
転伝達装置。 - 【請求項3】 前記位相決め手段は、前記第1軸と第2
軸の各複数の歯とは別の位置に、第1軸と第2軸の所定
の周方向位置にそれぞれ凹部または凸部を対向させて設
け、それらが周方向同位相で軸方向に相対移動すること
で、凹部と凸部の嵌合と離脱が可能なように構成された
請求項1記載の回転伝達装置。 - 【請求項4】 前記凸部と凹部の形状が第1軸または第
2軸に固定された棒状のピンと、第2軸または第1軸に
形成された孔であることを特徴とする請求項3記載の回
転伝達装置。 - 【請求項5】 前記クラッチの第1軸または第2軸を軸
方向に移動させるためのアクチュエータを設けた請求項
1〜4記載の回転伝達装置。 - 【請求項6】 前記アクチュエータは第1軸または第2
軸の一方に一体的に固定されたアーマチュアと、そのア
ーマチュアを磁力によって吸引する電磁石と、アーマチ
ュアが固定されている第1軸または第2軸を前記磁力で
吸引する方向とは逆の方向に付勢するための弾性部材か
らなる請求項5記載の回転伝達装置。 - 【請求項7】 前記アクチュエータは前記クラッチを密
封するケースと、そのケース内を2つの部屋に仕切るダ
イヤフラムからなり、そのダイヤフラムが第1軸または
第2軸の一方に固定され、前記2つの部屋に正圧または
負圧の圧力を与え、ダイヤフラムに固定された第1軸ま
たは第2軸を移動させることを特徴とする請求項5記載
の回転伝達装置。 - 【請求項8】 前記アクチュエータは前記第1軸または
第2軸に形成されたラックを、ピニオンギヤを介して移
動させるモータから構成されることを特徴とする請求項
5に記載の回転伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002087627A JP2003278800A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 回転伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002087627A JP2003278800A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 回転伝達装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003278800A true JP2003278800A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29233753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002087627A Withdrawn JP2003278800A (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 回転伝達装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003278800A (ja) |
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-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002087627A patent/JP2003278800A/ja not_active Withdrawn
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