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JP2003275541A - プラズマ装置およびその制御方法 - Google Patents

プラズマ装置およびその制御方法

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Publication number
JP2003275541A
JP2003275541A JP2002078130A JP2002078130A JP2003275541A JP 2003275541 A JP2003275541 A JP 2003275541A JP 2002078130 A JP2002078130 A JP 2002078130A JP 2002078130 A JP2002078130 A JP 2002078130A JP 2003275541 A JP2003275541 A JP 2003275541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
electrode
pulse
plasma device
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002078130A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ito
猪頭  敏彦
Miyao Arakawa
宮男 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2002078130A priority Critical patent/JP2003275541A/ja
Publication of JP2003275541A publication Critical patent/JP2003275541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plasma Technology (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ電極における電圧降下を低減し、気
体浄化効果を維持するプラズマ装置を提供する。 【解決手段】 プラズマ装置10の流路部材12内に、
網状に形成された電極21、22、23、31、32、
33、41、42、43、44、45、46が排気ガス
の流れ方向に沿って平行に設置されている。電極21、
22、23および電極31、32、33は陽電極であ
り、電極41、42、43、44、45、46は陰電極
である。陽電極21、22、23は陽電極群20を構成
し、陽電極31、32、33は陽電極群30を構成して
いる。電極41、42、43、44、45、46は陰電
極群40を構成している。陰電極群40は金属部である
排気管やエンジンと接続され接地されている。陽電極群
20と陰電極群40とが構成する電極群と、陽電極群3
0と陰電極群40とが構成する電極群にはそれぞれ異な
るタイミングおよび頻度で高電圧パルスが印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電プラズマによ
り気体を浄化するプラズマ装置およびその制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】有害物質で汚染された気体、例えば車両
等の排気ガス中の有害物質であるNOx、SOx等を放
電プラズマにより無害な物質に分解したり、放電プラズ
マにより有害物質をイオン化して活性化し触媒での還元
率を向上することにより気体を浄化するプラズマ装置と
して、特開平11−128674号公報、特開2001
−87620公報、特開2001−164927公報に
開示されるものが知られている。放電プラズマを発生す
るためには、その浄化効果とエネルギー効率から、プラ
ズマ電極に数10kV以上、かつ100ns以下の超短
な高電圧パルスを印加する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パルス
生成回路からプラズマ電極に高電圧パルスを印加しエネ
ルギーを供給すると、プラズマ電極が有する静電容量に
より印加電圧が降下する。プラズマ電極に印加するパル
ス電圧が降下すると、気体浄化効果が低減することがあ
る。所望の浄化効果を得るために電圧降下分を含んだ高
電圧パルスを生成すると、回路の耐電圧性を高める必要
が生じる。プラズマ電極での電圧降下を低減するためプ
ラズマ電極の電極面積を減少し静電容量を低減すると、
気体を浄化するプラズマ電極の領域が狭くなる。
【0004】また、超短パルスを発生するために特殊な
スイッチング素子が必要になるという問題がある。ま
た、高電圧パルスを生成するためにコンデンサに高電圧
を蓄積するパルス生成回路の構成では、コンデンサに常
時高電圧が加わっているので感電する恐れがある。
【0005】本発明の目的は、プラズマ電極における電
圧降下を低減し、気体浄化効果を維持するプラズマ装置
を提供することにある。本発明の他の目的は、プラズマ
電極に印加する高電圧パルスを生成するために特殊なス
イッチング素子が不要であり、安価なプラズマ装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、高電圧パルス
を生成するときだけ2次コイル側に高電圧を発生させ、
感電する可能性を低減するプラズマ装置およびその制御
方法を提供することにある。本発明の他の目的は、気体
の汚れ程度または流量に応じプラズマ装置に効率よく電
力を供給し電力消費量を低減するプラズマ装置の制御方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
プラズマ装置によると、電気的に並列に接続された複数
の電極群によりプラズマ電極を構成し、パルス生成回路
と各電極群との電気的接続を各電極群毎に設置されてい
るパルス生成スイッチが断続する。同時に高電圧パルス
を印加する電極群を選択できるので、同時に高電圧パル
スを印加する電極群の電極面積をプラズマ電極全体の電
極面積よりも小さくすることができる。電極群毎の電圧
降下が小さくなり所望の放電プラズマが発生するので、
気体を良好に浄化できる。また、電極群毎の電圧降下が
小さいので、パルス生成回路が生成するパルス電圧を電
圧降下分を含んでさらに高電圧化する必要がない。した
がって、パルス生成回路の耐電圧性の確保が容易であ
る。
【0007】本発明の請求項2または4記載のプラズマ
装置によると、ダイオードに逆方向電流が流れるときに
生じるフライバック電圧を高電圧パルスとするので、高
電圧パルスを生成するために特殊なスイッチング素子が
不要である。本発明の請求項3、5または6記載のプラ
ズマ装置、あるいは請求項11記載のプラズマ装置の制
御方法によると、高電圧パルスを生成するときだけ電源
スイッチをオン、オフして2次コイル側、つまりパルス
生成回路に高電圧を発生するので、高電圧パルスを生成
するためにパルス生成回路に常時高電圧を蓄積しておく
必要がない。したがって、感電の恐れが低減する。
【0008】本発明の請求項8記載のプラズマ装置の制
御方法によると、複数の電極群のうち同時に一つの電極
群にだけ高電圧パルスを印加するので、電力消費量を低
減できる。本発明の請求項9記載のプラズマ装置の制御
方法によると、流路において流速の遅い位置、つまり流
量の少ない位置に設置されている電極群よりも流速の速
い位置、つまり流量の多い位置に設置されている電極群
に高い頻度で高電圧パルスを印加する。プラズマ装置に
効率よく電力を供給し気体を効果的に浄化できる。
【0009】本発明の請求項10記載のプラズマ装置の
制御方法によると、気体の汚れ程度に応じ、高電圧パル
スを印加する電極群の数を増減するので、プラズマ装置
に効率よく電力を供給し電力消費量を低減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図に基づいて説明する。本発明の一実施例によ
るプラズマ装置を図1に示す。図1に示すプラズマ装置
10は、例えば内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジ
ンという)の排気ガス処理装置に用いられ、還元触媒の
上流側近傍に設置されている。プラズマ装置10は、排
気ガス中のNOx、SOx等の有害物質を無害な物質に
分解するか、有害物質を放電プラズマによりイオン化し
て活性化し、還元触媒における還元効果を高める。
【0011】プラズマ装置10は、セラミックにより円
形状または楕円状に形成された流路部材12を有してお
り、流路部材12内に形成された流路を排気ガスが通過
する。網状に形成された電極21、22、23、31、
32、33、41、42、43、44、45、46は排
気ガスの流れ方向に沿って流路部材12内に平行に設置
されている。電極21、22、23および電極31、3
2、33は陽電極であり、電極41、42、43、4
4、45、46は陰電極である。陽電極21、22、2
3は陽電極群20を構成し、陽電極31、32、33は
陽電極群30を構成している。陽電極群20と陽電極群
30とは電気的に並列に接続されている。陽電極群20
は流路部材12内において流速の速い、つまり流量の多
い中央部に設置されている。陽電極群30は、陽電極群
20が設置されている中央部の両側、つまり流路部材1
2内において中央部よりも流速が遅く流量が少ない位置
に設置されている。電極41、42、43、44、4
5、46は陰電極群40を構成している。陰電極群40
は金属部である排気管やエンジンと接続され接地されて
いる。陽電極群20と陰電極群40とは図2に示す電極
群120を構成し、陽電極群30と陰電極群40とは図
2に示す電極群140を構成している。電極群120お
よび電極群140はプラズマ電極を構成している。本実
施例では、電極群120、140にはそれぞれ異なるタ
イミングおよび頻度で高電圧パルスが印加される。つま
り、電極群120、140には同時に高電圧パルスは印
加されない。
【0012】図2に示す回路は、電極群120、140
に印加する高電圧パルスを生成するプラズマ装置10の
パルス生成回路100である。電極群120は、コンデ
ンサ成分(C3)122および抵抗成分(R3)124
で示されており、電極群140は、コンデンサ成分(C
4)142および抵抗成分(R4)144で示されてい
る。
【0013】パルス生成回路100は、電源102、1
次コイル(L1)104、2次コイル(L2)106、
電源スイッチ(SW1)108、共振コンデンサ(C
1)110、ダイオード(D1)112、サイリスタ
(SW2)116、コイル(L3)118、共振コンデ
ンサ(C2)130およびダイオード(D2)132を
有している。パルス生成スイッチ114はパルス生成回
路100と電極群120との電気的接続を断続するスイ
ッチである。パルス生成スイッチ134はパルス生成回
路100と電極群140との電気的接続を断続するスイ
ッチである。
【0014】電源102は、車両搭載のバッテリであ
る。1次コイル(L1)104と共振コイルとしての2
次コイル(L2)106とはトランスを構成している。
電源スイッチ(SW1)108は1次コイル(L1)1
04に流れる電流を断続する。2次コイル(L2)10
6、共振コンデンサ(C1)110およびダイオード
(D1)112は電極群120用の共振回路を構成して
いる。2次コイル(L2)106、共振コンデンサ(C
2)130およびダイオード(D2)132は電極群1
40用の共振回路を構成している。
【0015】サイリスタ(SW2)116はダイオード
(D1)112またはダイオード(D2)132にフラ
イバック電圧を発生させるためのスイッチである。コイ
ル(L3)118のインダクタンスは2次コイル(L
2)106のインダクタンスよりも十分に小さい。
【0016】次に、図2に示すパルス生成回路100の
作動について、図3に示すタイムチャートを用いて説明
する。パルス生成スイッチ(SW3)114をオンにし
ている状態で、電源スイッチ(SW1)108をパルス
状にオン、オフし1次コイル(L1)104に流れる電
流を断続すると、2次コイル(L2)106に高電圧の
誘導電圧が発生する。パルス生成スイッチ(SW3)1
14がオンの状態において、この誘導電圧によりダイオ
ード(D1)112、共振コンデンサ(C1)110、
パルス生成スイッチ(SW3)114および2次コイル
(L2)106にダイオード(D1)112の順方向に
電流が流れる(L2電流)。
【0017】2次コイル(L2)106、共振コンデン
サ(C1)110およびダイオード(D1)112で構
成される共振回路に流れる電流が反転するのと同時か反
転の前にサイリスタ(SW2)116をオンにすると、
サイリスタ(SW2)116、コイル(L3)118、
パルス生成スイッチ(SW3)114、共振コンデンサ
(C1)110およびダイオード(D1)112にダイ
オードの逆方向にやや急峻な電流が流れる(SW3電
流)。コイル(L3)118のインダクタンスは2次コ
イル(L2)106のインダクタンスよりも十分に小さ
いので、2次コイル(L2)106に流れる電流は無視
できる程度に小さい。電極群120の抵抗成分124の
抵抗値は非常に大きいので、電極群120に流れる電流
も無視できる程度に小さい。
【0018】ダイオード(D1)112を逆方向に流れ
ようとする逆方向電流をダイオード(D1)112が遮
断するまで、数100ナノ秒の間逆方向電流が流れる。
この逆方向電流をダイオード(D1)112が10ナノ
秒程度で急激に遮断するとき、数10kV程度のフライ
バック電圧が発生する。このフライバック電圧が高電圧
パルスとして電極群120に印加され(C3電圧)、電
極群120に放電プラズマが発生する。
【0019】電極群140においても、パルス生成スイ
ッチ(SW4)134をオンにしている状態で電源スイ
ッチ(SW1)108、サイリスタ(SW2)116を
オン、オフすることにより、ダイオード(D2)132
にフライバック電圧を発生させ、高電圧パルスとして電
極群140に印加することができる(C4電圧)。パル
ス生成スイッチ(SW3)124をオンにし電極群12
0に高電圧パルスを印加する頻度は、パルス生成スイッ
チ(SW4)134をオンにし電極群140に高電圧パ
ルスを印加する頻度の2倍である。
【0020】以上説明した上記実施例では、プラズマ電
極を複数の電極群120、140で構成し、電極群12
0および電極群140の両方に同時に高電圧パルスを印
加しない。したがって、同時に高電圧パルスを印加する
電極群の静電容量はプラズマ電極全体の静電容量よりも
小さい。電極群120、140における電圧降下が小さ
くなるので、排気ガスの浄化に必要な放電プラズマを発
生する高電圧パルスを電極群120、140に印加でき
る。
【0021】本実施例では、陽電極群20は流路部材1
2内において流量の多い中央部に設置されており、陽電
極群30は流路部材12内において中央部よりも流量が
少ない中央部の両側に設置されている。そして、電極群
120に印加する高電圧パルスの頻度を電極群140に
印加する高電圧パルスの頻度の2倍にしている。流量の
多い中央部に設置されている電極群120に印加する高
電圧パルスの頻度を高めることにより、排気ガスを浄化
するためにプラズマ装置10に供給する電力を効果的に
使用し排気ガスを効果的に浄化できる。
【0022】また、電源スイッチ(SW1)108をオ
ン、オフし2次コイル(L2)106に誘導電圧を発生
する頻度は、流路部材12を流れる排気ガス量に応じて
増減することが望ましい。例えば、排気ガス量に相当す
る1回当たりの燃料噴射量、吸入空気量などに比例して
誘導電圧を発生する頻度を増やすことにより、排気ガス
を浄化する量に応じて最適な頻度を設定できる。これに
より、プラズマ装置10の電力消費を効果的に制御し電
力消費を低減することができる。
【0023】また、電源スイッチ(SW1)108をオ
ン、オフすることにより高電圧パルスを電極群120、
140に印加するタイミングだけ2次コイル(L2)1
06に誘導電圧を発生させ、この誘導電圧によりダイオ
ード(D1)112、ダイオード(D2)132に電流
を流す。必要なときだけ2次コイル(L2)106に誘
導電圧を発生させるので、コンデンサに高電圧を蓄積す
るパルス生成回路の構成に比べ感電する恐れが小さくな
る。
【0024】本実施例では、各電極群に印加する高電圧
パルスをダイオード(D1)112およびダイオード
(D2)132が逆方向電流遮断時に発生するフライバ
ック電圧で生成している。したがって、高電圧パルスを
生成するために特殊なスイッチング素子が不要であり、
パルス生成回路を低コストで構成できる。
【0025】本実施例では、1次コイル(L1)104
および2次コイル(L2)106からなるトランスによ
り高電圧を発生し、ダイオード112(D1)およびダ
イオード(D2)132が発生するフライバック電圧を
電極群120、140に印加する高電圧パルスとした。
これに対し、1次コイル(L1)104および2次コイ
ル(L2)106からなるトランスを用いずに高電圧を
発生してもよい。また、ダイオード(D1)112およ
びダイオード(D2)132を用いずにスイッチングに
素子により高電圧パルスを生成してもよい。
【0026】本実施例では、電極群120および電極群
140に同時に高電圧パルスを加えない制御を行ってい
るが、排気ガス量が多い場合、電極群120および電極
群140の両方に同時に高電圧パルスを印加し、排気ガ
ス量が少ない場合、電極群120または電極群140の
一方にだけ高電圧パルスを印加する制御を行うことは可
能である。
【0027】本実施例では、2個の電極群120および
電極群140を電気的に並列に接続しプラズマ電極を構
成したが、3個以上の電極群を電気的に並列に接続しプ
ラズマ電極を構成してもよい。また本実施例では、車両
の排気ガスを浄化する排気ガス浄化装置に本発明のプラ
ズマ装置を用いたが、排気ガスに限らず気体の汚れを浄
化する浄化装置に本発明のプラズマ装置を使用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例によるプラズマ装置
を排気ガス流れと直交する面で切断した断面図であり、
(B)は(A)のB−B線断面図である。
【図2】本実施例のパルス生成回路を示す回路図であ
る。
【図3】パルス生成回路の作動を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
10 プラズマ装置 12 流路部材 20、30 陽電極群 21、22、23、31、32、33 陽電極 40 陰電極群 41、42、43、44、45、46 陰電極 100 パルス生成回路 104 1次コイル 106 2次コイル(共振コイル) 108 電源スイッチ 110、130 共振コンデンサ 112、132 ダイオード 114、134 パルス生成スイッチ 120、140 電極群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/24 Fターム(参考) 3G091 AA02 AB04 AB14 BA01 BA14 BA20 BA39 HA07 4D002 AA02 AA12 AC10 BA07 GA03 GB20 HA01 4G075 AA03 AA37 AA62 BA05 BD12 CA47 DA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電プラズマにより気体を浄化するプラ
    ズマ装置であって、 気体が流れる流路を形成する流路部材と、 前記流路に設置され、電気的に並列に接続された複数の
    電極群を有し、放電プラズマを発生するプラズマ電極
    と、 前記プラズマ電極に印加する高電圧パルスを生成するパ
    ルス生成回路と、 前記各電極群毎に設置され、前記パルス生成回路と各電
    極群との電気的接続を断続するパルス生成スイッチと、
    を備えることを特徴とするプラズマ装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス生成回路は、共振コイルと共
    振コンデンサとダイオードとにより共振回路を構成し、
    前記ダイオードに順方向電流が流れた後、前記ダイオー
    ドに逆方向電流が流れるときに生じるフライバック電圧
    を高電圧パルスとすることを特徴とする請求項1記載の
    プラズマ装置。
  3. 【請求項3】 前記パルス生成回路は、前記共振コイル
    とトランスを構成する1次コイルと、前記1次コイルを
    流れる電流を断続する電源スイッチとを有していること
    を特徴とする請求項1または2記載のプラズマ装置。
  4. 【請求項4】 放電プラズマにより気体を浄化するプラ
    ズマ装置であって、 気体が流れる流路を形成する流路部材と、前記流路に設
    置されているプラズマ電極と、前記プラズマ電極に印加
    する高電圧パルスを生成するパルス生成回路とを備え、 前記パルス生成回路は、共振コイルと共振コンデンサと
    ダイオードとにより共振回路を構成し、前記ダイオード
    に順方向電流が流れた後、前記ダイオードに逆方向電流
    が流れるときに生じるフライバック電圧を高電圧パルス
    とすることを特徴とするプラズマ装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス生成回路は、前記共振コイル
    とトランスを構成する1次コイルと、前記1次コイルを
    流れる電流を断続する電源スイッチとを有していること
    を特徴とする請求項4記載のプラズマ装置。
  6. 【請求項6】 放電プラズマにより気体を浄化するプラ
    ズマ装置であって、 気体が流れる流路を形成する流路部材と、前記流路に設
    置されているプラズマ電極と、前記プラズマ電極に印加
    する高電圧パルスを生成するパルス生成回路とを備え、 前記パルス生成回路は、1次コイルと、前記1次コイル
    とトランスを構成する2次コイルと、前記1次コイルを
    流れる電流を断続する電源スイッチとを有し、前記2次
    コイルに発生する誘導電圧を前記プラズマ電極に印加す
    る高電圧パルスの元圧とすることを特徴とするプラズマ
    装置。
  7. 【請求項7】 車両に搭載され、内燃機関の排気ガスを
    浄化することを特徴とする請求項1から6のいずれか一
    項記載のプラズマ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2または3記載のプラズマ装
    置の制御方法であって、 前記複数の電極群のうち同時に一つの電極群にだけ高電
    圧パルスを印加することを特徴とするプラズマ装置の制
    御方法。
  9. 【請求項9】 前記流路において流速の遅い位置に設置
    されている電極群よりも流速の速い位置に設置されてい
    る電極群に高い頻度で高電圧パルスを印加することを特
    徴とする請求項8記載のプラズマ装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項1、2または3記載のプラズマ
    装置の制御方法であって、 気体の汚れ程度に応じ、高電圧パルスを印加する電極群
    の数を増減することを特徴とするプラズマ装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項3、5または6記載のプラズマ
    装置の制御方法であって、高電圧パルスを発生するとき
    だけ前記電源スイッチをオン、オフし前記2次コイルに
    誘導電圧を発生させることを特徴とするプラズマ装置の
    制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214393A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Toyota Motor Corp 排ガス浄化装置
JP2009184862A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Ngk Insulators Ltd プラズマリアクタ
JP2017118750A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ダイハツ工業株式会社 プラズマリアクタ用電源装置
JP2017118751A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 ダイハツ工業株式会社 プラズマリアクタ用電源装置
JP2018019562A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 ダイハツ工業株式会社 プラズマリアクタの電源装置

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