JP2003265645A - トレーニング装置 - Google Patents
トレーニング装置Info
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Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の顔の付近に酸素濃度を調整した空気
を送る事により、すぐに使用できしかも低コストで利用
できるトレーニング装置を提供する。 【解決手段】 使用者のトレーニングによって生じる運
動力を回転運動に変換する運動力変換手段と、この運動
力変換手段に連繋されて変換された回転運動によって駆
動する空気ポンプと、この空気ポンプの吸引又は加圧力
を用い空気を酸素分離膜に通過させる事によってその空
気の酸素濃度を調整する酸素濃度調整手段と、酸素濃度
を調整した空気をトレーニング中の使用者に供給する酸
素調整空気供給手段を有する。
を送る事により、すぐに使用できしかも低コストで利用
できるトレーニング装置を提供する。 【解決手段】 使用者のトレーニングによって生じる運
動力を回転運動に変換する運動力変換手段と、この運動
力変換手段に連繋されて変換された回転運動によって駆
動する空気ポンプと、この空気ポンプの吸引又は加圧力
を用い空気を酸素分離膜に通過させる事によってその空
気の酸素濃度を調整する酸素濃度調整手段と、酸素濃度
を調整した空気をトレーニング中の使用者に供給する酸
素調整空気供給手段を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素濃度を調整す
る事により使用者の運動を効果的に行なう事のできるト
レーニング装置に関する。
る事により使用者の運動を効果的に行なう事のできるト
レーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のトレーニング装置には、例
えば特開平11−114119号に見られるものがあっ
た。詳述すると、以下の通りである。この発明は、人等
が高山等の低酸素濃度状態で長時間トレーニングをし続
けることができるように、室内の酸素濃度及び炭酸ガス
濃度を制御することができる低酸素濃度制御形トレーニ
ング装置を提供するものである。
えば特開平11−114119号に見られるものがあっ
た。詳述すると、以下の通りである。この発明は、人等
が高山等の低酸素濃度状態で長時間トレーニングをし続
けることができるように、室内の酸素濃度及び炭酸ガス
濃度を制御することができる低酸素濃度制御形トレーニ
ング装置を提供するものである。
【0003】図4に示すように、このトレーニング装置
は、トレーニング室41の空気を吸気して、酸素濃度及
び炭酸ガス濃度をそれぞれ計測する酸素計測器44及び
炭酸ガス計測器46と、外気を受入れその空気から酸素
と炭酸ガスを除去し窒素を発生させる窒素発生器42が
介在されかつこの窒素発生器42からの窒素をトレーニ
ング室41に供給する窒素供給系45と、酸素をトレー
ニング室41に供給する酸素供給系47を備えるととも
に、酸素計測器44による酸素濃度に応じて、窒素供給
系45による窒素供給量を制御する窒素制御手段と、炭
酸ガス計測器46による炭酸ガス濃度に応じて、酸素供
給系47による酸素供給量を制御する酸素制御手段を設
けたものである。
は、トレーニング室41の空気を吸気して、酸素濃度及
び炭酸ガス濃度をそれぞれ計測する酸素計測器44及び
炭酸ガス計測器46と、外気を受入れその空気から酸素
と炭酸ガスを除去し窒素を発生させる窒素発生器42が
介在されかつこの窒素発生器42からの窒素をトレーニ
ング室41に供給する窒素供給系45と、酸素をトレー
ニング室41に供給する酸素供給系47を備えるととも
に、酸素計測器44による酸素濃度に応じて、窒素供給
系45による窒素供給量を制御する窒素制御手段と、炭
酸ガス計測器46による炭酸ガス濃度に応じて、酸素供
給系47による酸素供給量を制御する酸素制御手段を設
けたものである。
【0004】しかしながら上記したような従来のトレー
ニング装置においては、トレーニング室全体の空気の酸
素濃度を調整する必要があり、大掛かりな設備が必要で
あった。また、設備を稼動させてからトレーニング室の
酸素濃度が安定し使用できるようになるまでにかなりの
時間を要した。
ニング装置においては、トレーニング室全体の空気の酸
素濃度を調整する必要があり、大掛かりな設備が必要で
あった。また、設備を稼動させてからトレーニング室の
酸素濃度が安定し使用できるようになるまでにかなりの
時間を要した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決するために、使用者の顔の付近に酸素濃度を調整し
た空気を送る事により、すぐに使用できしかも低コスト
で利用できるトレーニング装置を可能にしたものであ
る。
解決するために、使用者の顔の付近に酸素濃度を調整し
た空気を送る事により、すぐに使用できしかも低コスト
で利用できるトレーニング装置を可能にしたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために請求項1は、使用者のトレーニ
ングによって生じる運動力を回転運動に変換する運動力
変換手段と、この運動力変換手段に連繋されて変換され
た回転運動によって駆動する空気ポンプと、この空気ポ
ンプの吸引又は加圧力を用い空気を酸素分離膜に通過さ
せる事によってその空気の酸素濃度を調整する酸素濃度
調整手段と、酸素濃度を調整した空気をトレーニング中
の使用者に供給する酸素調整空気供給手段を有すること
を特徴としている。
記目的を達成するために請求項1は、使用者のトレーニ
ングによって生じる運動力を回転運動に変換する運動力
変換手段と、この運動力変換手段に連繋されて変換され
た回転運動によって駆動する空気ポンプと、この空気ポ
ンプの吸引又は加圧力を用い空気を酸素分離膜に通過さ
せる事によってその空気の酸素濃度を調整する酸素濃度
調整手段と、酸素濃度を調整した空気をトレーニング中
の使用者に供給する酸素調整空気供給手段を有すること
を特徴としている。
【0007】このことにより、室内全体の酸素濃度を調
整する必要がなく、小型の設備で実現ができるととも
に、使用したい時にすぐに使う事ができる。さらに、使
用者のトレーニング中の運動力によって、空気ポンプを
作動させている為の電気が必要なく、ランニングコスト
を抑える事ができる。
整する必要がなく、小型の設備で実現ができるととも
に、使用したい時にすぐに使う事ができる。さらに、使
用者のトレーニング中の運動力によって、空気ポンプを
作動させている為の電気が必要なく、ランニングコスト
を抑える事ができる。
【0008】また、請求項2では、前記の酸素濃度調整
空気は周りの空気に比べて高い濃度の酸素を含んでいる
事を特徴としている。このことにより、使用者は有酸素
運動を楽に行なう事によって、ダイエット効果を大幅に
得る事ができる。
空気は周りの空気に比べて高い濃度の酸素を含んでいる
事を特徴としている。このことにより、使用者は有酸素
運動を楽に行なう事によって、ダイエット効果を大幅に
得る事ができる。
【0009】また、請求項3では、前記の酸素濃度調整
空気は周りの空気に比べて低い濃度の酸素を含んでいる
事を特徴としている。このことにより、使用者の心肺機
能が高まり血流量の増大を促す事ができる。
空気は周りの空気に比べて低い濃度の酸素を含んでいる
事を特徴としている。このことにより、使用者の心肺機
能が高まり血流量の増大を促す事ができる。
【0010】また、請求項4では、前記トレーニング装
置において、酸素濃度を可変できるようにしている。そ
のため、使用者は、自分自身の能力に合わせて、また、
トレーニングの際の目的や負荷に合わせて酸素濃度を自
由にコントロールできる。したがって、目的に合った、
より効果的なトレーニングを行なう事ができる。
置において、酸素濃度を可変できるようにしている。そ
のため、使用者は、自分自身の能力に合わせて、また、
トレーニングの際の目的や負荷に合わせて酸素濃度を自
由にコントロールできる。したがって、目的に合った、
より効果的なトレーニングを行なう事ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るトレーニング
装置の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、
本発明が適用されたトレーニング装置としてのエアロバ
イクの概略構成図である。エアロバイク1は、図1に示
すように、基台2と、ペダル3と、サドル4と、コント
ロールボックス5と、ハンドル6と、酸素濃度調整器7
と、調整空気供給路8と、調整空気吐出部9を備えてい
る。
装置の実施の形態を実施例に基づき説明する。図1は、
本発明が適用されたトレーニング装置としてのエアロバ
イクの概略構成図である。エアロバイク1は、図1に示
すように、基台2と、ペダル3と、サドル4と、コント
ロールボックス5と、ハンドル6と、酸素濃度調整器7
と、調整空気供給路8と、調整空気吐出部9を備えてい
る。
【0012】ペダル3は、基台2の両側面に回転可能に
支持されており、また、基台2の上部にはトレーニング
者10が座るためのサドル4と、使用者10がつかまる
ためのハンドル6とが配置されている。このハンドル6
の中央部にはコントロールボックス5が取り付けられて
いる。また、基台2の中には、ペダル3とドライブシャ
フト11で繋がった酸素濃度調整器7が配置されてお
り、その酸素濃度調整器より調整空気供給路8が使用者
の顔付近まで延びておりその先端に酸素調整空気供給部
9が取付けられている。
支持されており、また、基台2の上部にはトレーニング
者10が座るためのサドル4と、使用者10がつかまる
ためのハンドル6とが配置されている。このハンドル6
の中央部にはコントロールボックス5が取り付けられて
いる。また、基台2の中には、ペダル3とドライブシャ
フト11で繋がった酸素濃度調整器7が配置されてお
り、その酸素濃度調整器より調整空気供給路8が使用者
の顔付近まで延びておりその先端に酸素調整空気供給部
9が取付けられている。
【0013】図2は、酸素濃度調整器7の内部構成図で
ある。吸入ファン23によって大気空気21は吸気フィ
ルタ22を介して、前記選択性酸素透過膜を含んで多段
に構成した酸素富化膜モジュール24に導かれる。この
酸素富化膜モジュール24の内部は連通管25及び濃度
可変手段20を介して減圧ポンプ28によって減圧され
ており、これにより、連通管25には、酸素富化膜モジ
ュール24から酸素富化空気が導出される。一方前記酸
素透過膜を透過しなかった大気よりも窒素濃度の高い空
気は経路27を経て排出口30から排出される。減圧ポ
ンプ28は、ドライブシャフト11によりペダルからの
力によって駆動している。
ある。吸入ファン23によって大気空気21は吸気フィ
ルタ22を介して、前記選択性酸素透過膜を含んで多段
に構成した酸素富化膜モジュール24に導かれる。この
酸素富化膜モジュール24の内部は連通管25及び濃度
可変手段20を介して減圧ポンプ28によって減圧され
ており、これにより、連通管25には、酸素富化膜モジ
ュール24から酸素富化空気が導出される。一方前記酸
素透過膜を透過しなかった大気よりも窒素濃度の高い空
気は経路27を経て排出口30から排出される。減圧ポ
ンプ28は、ドライブシャフト11によりペダルからの
力によって駆動している。
【0014】また、減圧ポンプ28に供給する空気を、
濃度可変手段20によって、酸素富化膜モジュール24
からの酸素富化空気と外部空気導入口19から導入され
た外部空気を混合し酸素濃度を好みに応じて調整する事
が可能である。
濃度可変手段20によって、酸素富化膜モジュール24
からの酸素富化空気と外部空気導入口19から導入され
た外部空気を混合し酸素濃度を好みに応じて調整する事
が可能である。
【0015】使用者がトレーニングを始めると、その運
動はペダルにより回転運動に変換され、その回転運動は
ドライブシャフト11により前後運動となりレシプロ型
の減圧ポンプ28により、負圧を作り出す。その負圧に
より図2で示したように、高濃度の酸素を作り出し、濃
度可変手段20によって好みの濃度に調整され、酸素濃
度調整器7から調整空気供給路8に送られる。酸素濃度
調整器7を出た調整空気は、図1に示すように使用者の
顔付近に取付けられた調整空気吐出部9まで酸素空気供
給路8を通って供給され、使用者はトレーニング中に調
整空気を吸う事ができる。
動はペダルにより回転運動に変換され、その回転運動は
ドライブシャフト11により前後運動となりレシプロ型
の減圧ポンプ28により、負圧を作り出す。その負圧に
より図2で示したように、高濃度の酸素を作り出し、濃
度可変手段20によって好みの濃度に調整され、酸素濃
度調整器7から調整空気供給路8に送られる。酸素濃度
調整器7を出た調整空気は、図1に示すように使用者の
顔付近に取付けられた調整空気吐出部9まで酸素空気供
給路8を通って供給され、使用者はトレーニング中に調
整空気を吸う事ができる。
【0016】本実施例のように、使用者の顔の近くから
酸素濃度を調整した空気を送る事により部屋全体の空気
濃度を調整する必要がなく、使用者がトレーニングした
い時に直ぐにトレーニングを開始する事ができる。ま
た、身体に特別なマスクをつける必要がない為、煩わし
さを感じずにトレーニングができる。
酸素濃度を調整した空気を送る事により部屋全体の空気
濃度を調整する必要がなく、使用者がトレーニングした
い時に直ぐにトレーニングを開始する事ができる。ま
た、身体に特別なマスクをつける必要がない為、煩わし
さを感じずにトレーニングができる。
【0017】調整空気は、周りの空気に比べて高い濃度
の酸素を含んでいるので、有酸素運動が促進されかつ、
血液中に生じた乳酸の分解が促進される。したがって、
運動中の疲労が少なく、体内脂肪の燃焼が促進される。
これにより、ダイエットが効果的に促進できる。
の酸素を含んでいるので、有酸素運動が促進されかつ、
血液中に生じた乳酸の分解が促進される。したがって、
運動中の疲労が少なく、体内脂肪の燃焼が促進される。
これにより、ダイエットが効果的に促進できる。
【0018】本実施例では、大気空気に比べて高い濃度
の酸素を含んだ空気を供給したが、大気空気に比べて低
い濃度の酸素を含んだ空気を供給すれば別の効果が生ま
れる。すなわち、擬似的な高知トレーニングと呼ばれる
もので、酸素の少ない状態でトレーニングを行なう事が
できる。特に、低酸素濃度の環境でトレーニングする事
で筋細胞に酸素を十分供給する事が困難になり、その結
果、体内の器官が新しい環境に順応しなければならなく
なる。酸素濃度が減少すると、血液中の赤血球数が増大
し、同時にヘモグロビンが増加する。それにより酸素が
筋細胞に容易に取り込まれるようになり、使用者の有酸
素能力が向上する事になる。
の酸素を含んだ空気を供給したが、大気空気に比べて低
い濃度の酸素を含んだ空気を供給すれば別の効果が生ま
れる。すなわち、擬似的な高知トレーニングと呼ばれる
もので、酸素の少ない状態でトレーニングを行なう事が
できる。特に、低酸素濃度の環境でトレーニングする事
で筋細胞に酸素を十分供給する事が困難になり、その結
果、体内の器官が新しい環境に順応しなければならなく
なる。酸素濃度が減少すると、血液中の赤血球数が増大
し、同時にヘモグロビンが増加する。それにより酸素が
筋細胞に容易に取り込まれるようになり、使用者の有酸
素能力が向上する事になる。
【0019】図3は本発明の別の実施例を説明する全体
図である。本実施例では、トレーニング装置として、ル
ームランナー39の例を示したものである。このルーム
ランナーは、長尺な板状の斜面をもつ走行部31と、走
行部31の両側面に立上げて取付けられた手すり部32
と、手すり部32の上部に設けられたコントローラ33
とを備える。走行部31は上方が開口した基台34を備
え、基台34の内部には前方と後方の2個所にローラー
35が回転自在に配設され、これに環状の平ベルト36
がかけられている。
図である。本実施例では、トレーニング装置として、ル
ームランナー39の例を示したものである。このルーム
ランナーは、長尺な板状の斜面をもつ走行部31と、走
行部31の両側面に立上げて取付けられた手すり部32
と、手すり部32の上部に設けられたコントローラ33
とを備える。走行部31は上方が開口した基台34を備
え、基台34の内部には前方と後方の2個所にローラー
35が回転自在に配設され、これに環状の平ベルト36
がかけられている。
【0020】使用者がトレーニングを始めると、使用者
の体重と足の圧力で平ベルト36を後方にスライドさせ
その力によってローラ35が回転する。その回転はドラ
イブシャフト11によって酸素濃度調整器7の中に設け
られた減圧ポンプに伝えられる。前述の実施例で示した
通り、酸素濃度調整器7により調整された高濃度の酸素
は、調整空気供給路8を通り使用者の吸入マスク37に
送られ、使用者はこれを取り入れることができる。本実
施例のように吸入マスクを利用する事により、所定の酸
素濃度を確実に使用者に送る事ができる。
の体重と足の圧力で平ベルト36を後方にスライドさせ
その力によってローラ35が回転する。その回転はドラ
イブシャフト11によって酸素濃度調整器7の中に設け
られた減圧ポンプに伝えられる。前述の実施例で示した
通り、酸素濃度調整器7により調整された高濃度の酸素
は、調整空気供給路8を通り使用者の吸入マスク37に
送られ、使用者はこれを取り入れることができる。本実
施例のように吸入マスクを利用する事により、所定の酸
素濃度を確実に使用者に送る事ができる。
【0021】本実施例では、減圧ポンプにより負圧空気
を作り、調整空気を生成したが、減圧ポンプに限らず、
加圧ポンプでもよい。加圧ポンプにした場合は、その加
圧空気のエネルギーを用いて空気を吐出する事ができ、
使用者に効果的に調整空気を供給する事ができる。
を作り、調整空気を生成したが、減圧ポンプに限らず、
加圧ポンプでもよい。加圧ポンプにした場合は、その加
圧空気のエネルギーを用いて空気を吐出する事ができ、
使用者に効果的に調整空気を供給する事ができる。
【図1】本発明に係るトレーニングの全体図。
【図2】本発明に係る酸素濃度調整器を示すブロック
図。
図。
【図3】本発明の別の実施例に係るトレーニング装置の
全体図。
全体図。
【図4】従来のトレーニング装置の構成図。
1…エアロバイク
2…基台
3…ペダル
4…サドル
5…コントロールボックス
6…ハンドル
7…酸素濃度調整器
8…調整空気供給路
9…調整空気吐出部
10…使用者
11…ドライブシャフト
20…濃度可変手段
21…大気空気
22…吸気フィルタ
23…吸入ファン
24…酸素富化膜モジュール
25…連通管
26…蒸発器
27…経路
28…減圧ポンプ
29…ヒータ
30…排出口
31…走行部
32…手すり部
33…コントローラ
34…基台
35…ローラー
36…平ベルト
37…吸入マスク
41…トレーニング室
42…窒素発生器
44…酸素計測器
45…窒素供給系
46…炭酸ガス測定器
47…酸素供給系
フロントページの続き
(72)発明者 臼井 宏之
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 庄野 信浩
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
(72)発明者 大橋 隆弘
福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1
号 東陶機器株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 使用者のトレーニングによって生じる運
動力を回転運動に変換する運動力変換手段と、この運動
力変換手段に連繋されて変換された回転運動によって駆
動する空気ポンプと、この空気ポンプの吸引又は加圧力
を用い空気を酸素分離膜に通過させる事によってその空
気の酸素濃度を調整する酸素濃度調整手段と、酸素濃度
を調整した空気をトレーニング中の使用者に供給する酸
素調整空気供給手段を有することを特徴とするトレーニ
ング装置。 - 【請求項2】 前記の酸素濃度調整空気は周りの空気に
比べて高い濃度の酸素を含んでいる事を特徴とする請求
項1記載のトレーニング装置。 - 【請求項3】 前記の酸素濃度調整空気は周りの空気に
比べて低い濃度の酸素を含んでいる事を特徴とする請求
項1記載のトレーニング装置。 - 【請求項4】 前記トレーニング装置は、酸素濃度を可
変可能な事を特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載
のトレーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002078763A JP2003265645A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | トレーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002078763A JP2003265645A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | トレーニング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003265645A true JP2003265645A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29206135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002078763A Pending JP2003265645A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | トレーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003265645A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431364A (en) * | 2005-06-22 | 2007-04-25 | Dong Lei Wang | Leisure fitness equipment with oxygen supplying function |
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