JP2003264475A - 放音構造を有する携帯無線機 - Google Patents
放音構造を有する携帯無線機Info
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- JP2003264475A JP2003264475A JP2002062137A JP2002062137A JP2003264475A JP 2003264475 A JP2003264475 A JP 2003264475A JP 2002062137 A JP2002062137 A JP 2002062137A JP 2002062137 A JP2002062137 A JP 2002062137A JP 2003264475 A JP2003264475 A JP 2003264475A
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- JP
- Japan
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- speaker
- sound
- chassis
- wireless device
- front cover
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- Pending
Links
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】放音効率を高めて音質を向上させた放音構造を
有する携帯無線機を提供すること。 【解決手段】スピーカを固定する前面カバーとシャーシ
とで密閉空間が形成される本体ユニットのシャーシ背面
に開口穴を設け、当該開口穴の内側に、スピーカの背面
に密閉された空間とで低音において共振を形成し、か
つ、防水性と通気性を備えた振動膜を貼り付ける。
有する携帯無線機を提供すること。 【解決手段】スピーカを固定する前面カバーとシャーシ
とで密閉空間が形成される本体ユニットのシャーシ背面
に開口穴を設け、当該開口穴の内側に、スピーカの背面
に密閉された空間とで低音において共振を形成し、か
つ、防水性と通気性を備えた振動膜を貼り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカによる放
音構造を備えた携帯無線機に関する。
音構造を備えた携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】通話音を利用者に伝えるためのスピーカ
を備えた携帯無線機の従来の放音構造の例について図3
の縦断面図を参照して説明する。
を備えた携帯無線機の従来の放音構造の例について図3
の縦断面図を参照して説明する。
【0003】従来の携帯無線機の本体ユニットは、スピ
ーカ7が固定された前面カバー1と基板5がネジ6で固
定されたシャーシ2とシャーシ2の背面露出部を隠す背
面カバー3によって構成され、本体背面側に電池パック
4が装着される。
ーカ7が固定された前面カバー1と基板5がネジ6で固
定されたシャーシ2とシャーシ2の背面露出部を隠す背
面カバー3によって構成され、本体背面側に電池パック
4が装着される。
【0004】スピーカの背面は前面カバー1とシャーシ
2とで密閉され、スピーカ7の振動板と、スピーカ7の
前面バッフル板となる前面カバー1と、密閉された空間
とによって放音構造が形成される。
2とで密閉され、スピーカ7の振動板と、スピーカ7の
前面バッフル板となる前面カバー1と、密閉された空間
とによって放音構造が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線機では
小型高密度の構造でかつ防水構造とすることが要求され
るため、スピーカ7の背面に密閉された空間が小とな
り、内部空気容積を十分に確保することができない。そ
のため、特に低音域の音圧が劣化して音量感をなくして
いまい、スピーカ本来の性能を十分に発揮することがで
きないという課題があった。
小型高密度の構造でかつ防水構造とすることが要求され
るため、スピーカ7の背面に密閉された空間が小とな
り、内部空気容積を十分に確保することができない。そ
のため、特に低音域の音圧が劣化して音量感をなくして
いまい、スピーカ本来の性能を十分に発揮することがで
きないという課題があった。
【0006】本発明の目的は、放音効率を高めて音質を
向上させた放音構造を有する携帯無線機を提供すること
にある。
向上させた放音構造を有する携帯無線機を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、本
体ユニットのシャーシ背面に開口穴を設け、当該開口穴
の内側に、スピーカの背面に密閉された空間と共に低音
において共振を形成し、かつ、防水性と通気性を備えた
振動膜を貼り付けることによって効果的に解決すること
が可能である。
体ユニットのシャーシ背面に開口穴を設け、当該開口穴
の内側に、スピーカの背面に密閉された空間と共に低音
において共振を形成し、かつ、防水性と通気性を備えた
振動膜を貼り付けることによって効果的に解決すること
が可能である。
【0008】そのような手段を採用すれば、振動膜によ
って形成される共振により、スピーカの振動板に対して
低音で有効な音響負荷が掛かり、スピーカの低音での放
音特性が向上するからである。
って形成される共振により、スピーカの振動板に対して
低音で有効な音響負荷が掛かり、スピーカの低音での放
音特性が向上するからである。
【0009】更に、振動膜の通気性によって気圧調整が
可能となり、従って気温または高度差で生ずる内外気圧
の平衡が可能となり、スピーカの振動板の気圧差に基づ
く偏倚を避けることができ、良好な放音特性が保たれ
る。
可能となり、従って気温または高度差で生ずる内外気圧
の平衡が可能となり、スピーカの振動板の気圧差に基づ
く偏倚を避けることができ、良好な放音特性が保たれ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る放音構造を有する携
帯無線機を図1及び図2に示した発明の実施の形態を参
照して更に詳細に説明する。
帯無線機を図1及び図2に示した発明の実施の形態を参
照して更に詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の携帯無線機の縦断面図、図
2はその正面図を示す。本発明の携帯無線機の本体ユニ
ットは、スピーカ7が固定された前面カバー1と、基板
5がネジ6で固定されたシャーシ2と、シャーシ2の背
面露出部を隠す背面カバー3とによって構成され、本体
ユニットの背面側に電池パック4が装着される。
2はその正面図を示す。本発明の携帯無線機の本体ユニ
ットは、スピーカ7が固定された前面カバー1と、基板
5がネジ6で固定されたシャーシ2と、シャーシ2の背
面露出部を隠す背面カバー3とによって構成され、本体
ユニットの背面側に電池パック4が装着される。
【0012】スピーカ7の背面は、前面カバー1とシャ
ーシ2とで密閉される。また、前面カバー1には、スピ
ーカ7からの音波を通す複数の穴11が設けられる。
ーシ2とで密閉される。また、前面カバー1には、スピ
ーカ7からの音波を通す複数の穴11が設けられる。
【0013】ここで、シャーシ2の背面には開口穴11
が形成されており、その内面には防水性と通気性を備え
た振動膜8が両面テープ9により貼り付けられている。
振動膜8は、スピーカ7の背面の密閉空間と低音で共振
が形成されるように、その重さと硬さが設定される。ま
た、背面カバー3には、前記開口穴11に対応した位置
に音波を通すための穴12が形成されている。
が形成されており、その内面には防水性と通気性を備え
た振動膜8が両面テープ9により貼り付けられている。
振動膜8は、スピーカ7の背面の密閉空間と低音で共振
が形成されるように、その重さと硬さが設定される。ま
た、背面カバー3には、前記開口穴11に対応した位置
に音波を通すための穴12が形成されている。
【0014】以上の構造により、振動膜8とスピーカ7
の背面とで形成される共振により、スピーカ7の振動板
に対して低音で有効な音響負荷が掛かり、従ってスピー
カ7の低音での放音特性が向上し、良好な音質を得るこ
とができる。
の背面とで形成される共振により、スピーカ7の振動板
に対して低音で有効な音響負荷が掛かり、従ってスピー
カ7の低音での放音特性が向上し、良好な音質を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、振動膜によって共振構
造が形成されるので、スピーカの振動板に対して低音で
有効な音響負荷を掛けることができ、従ってスピーカ7
の低音での放音特性を向上させることができる。更に、
振動膜の通気性により気圧調整が可能となり、気温また
は高度差で生ずる内外気圧差によるスピーカ振動板への
影響を防止することができる。また、背面の穴からの放
音によって全体的な音圧が向上するので、極めて放音効
率のよい携帯無線機を提供することができる。
造が形成されるので、スピーカの振動板に対して低音で
有効な音響負荷を掛けることができ、従ってスピーカ7
の低音での放音特性を向上させることができる。更に、
振動膜の通気性により気圧調整が可能となり、気温また
は高度差で生ずる内外気圧差によるスピーカ振動板への
影響を防止することができる。また、背面の穴からの放
音によって全体的な音圧が向上するので、極めて放音効
率のよい携帯無線機を提供することができる。
【図1】本発明に係る放音構造を有する携帯無線機の発
明の実施の形態を説明するための縦断面図。
明の実施の形態を説明するための縦断面図。
【図2】本発明の放音構造を有する携帯無線機の発明の
実施の形態を説明するための正面図。
実施の形態を説明するための正面図。
【図3】従来の放音構造を有する携帯無線機の例を説明
するための縦断面図。
するための縦断面図。
1…前面カバー、2…シャーシ、3…背面カバー、4…
電池パック、5…基板、6…ネジ、7…スピーカ、8…
振動膜、9…両面テープ、10,12…穴、11…開口
穴。
電池パック、5…基板、6…ネジ、7…スピーカ、8…
振動膜、9…両面テープ、10,12…穴、11…開口
穴。
Claims (2)
- 【請求項1】スピーカと、 該スピーカを固定し、かつ、該スピーカからの音波を通
す穴が設けられた前面カバーと、 該前面カバーとで密閉空間を形成するシャーシと、 該シャーシの背面に設けた開口穴に固定した振動膜とを
備え、 該振動膜は、スピーカの背面に密閉された空間とで低音
において共振を形成することを特徴とする放音構造を有
する携帯無線機。 - 【請求項2】前記振動膜は、防水性と通気性を備えてい
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062137A JP2003264475A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 放音構造を有する携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062137A JP2003264475A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 放音構造を有する携帯無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003264475A true JP2003264475A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062137A Pending JP2003264475A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 放音構造を有する携帯無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003264475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005046067A1 (en) * | 2003-11-08 | 2005-05-19 | Watercom Co., Ltd. | Mobile telephone having speaker with waterproof structure |
JP2010041671A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Uetax Corp | スピーカ |
WO2022000779A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 瑞声声学科技(深圳)有限公司 | 发声器件 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062137A patent/JP2003264475A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005046067A1 (en) * | 2003-11-08 | 2005-05-19 | Watercom Co., Ltd. | Mobile telephone having speaker with waterproof structure |
JP2010041671A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Uetax Corp | スピーカ |
WO2022000779A1 (zh) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 瑞声声学科技(深圳)有限公司 | 发声器件 |
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