JP2003263855A - ディスク装置 - Google Patents
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
置を提供すること。 【解決手段】ベース本体と蓋体でシャーシ外装を構成
し、シャーシ外装のフロント面にディスクを直接挿入す
るディスク挿入口を形成し、シャーシ外装のリア面にコ
ネクタを配設し、ベース本体にトラバースとプリント基
板を設け、スピンドルモータとピックアップとピックア
ップを移動させる駆動手段をトラバースによって保持す
るディスク装置で、ディスク挿入口側にトラバースをコ
ネクタ側にプリント基板をそれぞれ配置し、スピンドル
モータがベース本体の中央部に位置し、ピックアップの
往復動範囲がスピンドルモータよりもディスク挿入口側
に位置し、ピックアップの往復移動方向がディスクの挿
入方向と異なるようにトラバースを配設し、トラバース
を動作させ、スピンドルモータをベース本体側または蓋
体側に近接させることを特徴とするディスク装置。
Description
のディスク状の記録媒体への記録、または再生を行うデ
ィスク装置に関し、特に外部からディスクを直接挿入
し、または直接排出できる、いわゆるスロットイン方式
のディスク装置に関する。
ーンテーブル上にディスクを載置し、このトレイやター
ンテーブルを装置本体内に装着するローディング方式が
多く採用されている。しかし、このようなローディング
方式では、トレイやターンテーブルが必要な分、ディス
ク装置本体を薄型化するには限度がある。一方、スロッ
トイン方式のディスク装置としては、ディスク面に搬送
ローラを当接させてディスクを引き込む方式が提案され
ている(例えば特開平7−220353号公報)。
7−220353号公報で提案されているようなスロッ
トイン方式では、ディスク直径より長い搬送ローラを用
いるために、装置幅を広くしなければならず、さらにこ
の搬送ローラによって厚みも増してしまう。従って、こ
のようなスロットイン方式のディスク装置では、ディス
ク装置本体の薄型化や小型化を図ることは困難である。
とができるディスク装置を提供することを目的とする。
特に本発明は、プリント基板とトラバースの配置構成に
よって薄型化と小型化を図ることができるディスク装置
を提供することを目的とする。また本発明は、シャーシ
外装の外形寸法を拡大することなく、ピックアップの移
動距離を最大限に確保することができるディスク装置を
提供することを目的とする。また本発明は、トラバース
をベース本体に近づけることで、シャーシ外装の薄型化
を図ることができるディスク装置を提供することを目的
とする。また本発明は、シャーシ外装を薄型化しても、
ずれが生じることなくトラバースの動作を確実に行うこ
とができるディスク装置を提供することを目的とする。
また本発明は、ローディングモータが異常停止した場合
であっても、ディスクを取り出せ、トラブル対処ができ
るディスク装置を提供することを目的とする。また本発
明は、ローディングモータとディスク移動空間との間隔
を狭めることで、シャーシ外装の薄型化を図ることがで
きるディスク装置を提供することを目的とする。また本
発明は、少ない部品で確実な動作を確保することで、シ
ャーシ外装の小型化を図ることができるディスク装置を
提供することを目的とする。また本発明は、サブスライ
ダーの高さを低くすることでシャーシ外装の薄型化を図
ることができるディスク装置を提供することを目的とす
る。また本発明は、シャーシ外装を薄型化してもディス
クの再生、記録時のトラバースのがたつきを防止するこ
とができるディスク装置を提供することを目的とする。
また本発明は、引き込みレバーの回動支点をスピンドル
モータ側に近づけてもレバー先端の旋回範囲を大きくと
ることができ、結果としてシャーシ外装の外形寸法を拡
大することなく構成することができるディスク装置を提
供することを目的とする。また本発明は、ディスク排出
時に、引き込みレバーによってディスクの排出が妨げら
れることを確実に防止することができるディスク装置を
提供することを目的とする。また本発明は、スピンドル
モータへのディスクの保持動作を確実に行うことができ
るディスク装置を提供することを目的とする。また本発
明は、ディスク引き込み時のディスクのガイドを確実に
行うことができるとともに、引き込みレバーの強度を確
保することができるディスク装置を提供することを目的
とする。また本発明は、ディスク阻止レバーを平板で構
成することも可能となり、シャーシ外装の小型化を図る
ことができるディスク装置を提供することを目的とす
る。また本発明は、ディスクの排出が妨げられることを
防止することができるディスク装置を提供することを目
的とする。また本発明は、ディスク移動空間を狭く構成
することで、シャーシ外装の薄型化を図ることができる
ディスク装置を提供することを目的とする。また本発明
は、例えば蓋体を利用してディスクのスピンドルモータ
への装着を行う場合であっても、蓋体の変形を防止して
確実な装着を行わせることができるディスク装置を提供
することを目的とする。
ディスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装
を構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを
直接挿入するディスク挿入口を形成するとともに前記シ
ャーシ外装のリア面にコネクタを配設し、前記ベース本
体にトラバースとプリント基板とを設け、スピンドルモ
ータとピックアップと前記ピックアップを移動させる駆
動手段とを前記トラバースによって保持するディスク装
置であって、前記ディスク挿入口側に前記トラバース
を、前記コネクタ側に前記プリント基板をそれぞれ配置
し、前記スピンドルモータが前記ベース本体の中央部に
位置し、また前記ピックアップの往復動範囲が前記スピ
ンドルモータよりも前記ディスク挿入口側に位置し、ま
た前記ピックアップの往復移動方向がディスクの挿入方
向と異なるように前記トラバースを配設し、前記トラバ
ースを動作させることで、前記スピンドルモータを前記
ベース本体側または前記蓋体側に近接させることを特徴
とする。請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のデ
ィスク装置において、前記ピックアップの往復移動方向
と前記ディスクの挿入方向との角度を45度としたこと
を特徴とする。請求項3記載の本発明は、請求項1記載
のディスク装置において、前記トラバースを前記ベース
本体に支持する一対のインシュレータを、前記ピックア
ップの静止位置よりも前記ディスク挿入口側の位置に配
設したことを特徴とする。請求項4記載の本発明は、請
求項3に記載のディスク装置において、前記トラバース
の前記ベース本体側の面にリブを設けるとともに、前記
インシュレータにダンパー機構を設け、前記トラバース
を前記ベース本体側に近接させた時に、前記リブが前記
ベース本体に当接することで、前記インシュレータ側で
前記トラバースが前記ベース本体から離間する方向に変
位することを特徴とする。請求項5記載の本発明は、請
求項3に記載のディスク装置において、前記スピンドル
モータが前記ベース本体側または前記蓋体側に近接する
ように前記トラバースを変位させるカム機構を、メイン
スライダーとサブスライダーにそれぞれ設け、前記メイ
ンスライダーと前記サブスライダーとを前記スピンドル
モータの側方に配設し、前記メインスライダーと前記サ
ブスライダーとを直交する方向に配設したことを特徴と
する。請求項6記載の本発明のディスク装置は、ベース
本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ
外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿
入口を形成するとともに前記シャーシ外装のリア面にコ
ネクタを配設し、前記ベース本体にトラバースとプリン
ト基板とを設け、スピンドルモータとピックアップと前
記ピックアップを移動させる駆動手段とを前記トラバー
スによって保持するディスク装置であって、前記ディス
ク挿入口側に前記トラバースを、前記コネクタ側に前記
プリント基板をそれぞれ配置し、前記スピンドルモータ
が前記ベース本体の中央部に位置し、また前記ピックア
ップの往復動範囲が前記スピンドルモータよりも前記デ
ィスク挿入口側に位置するように前記トラバースを配設
し、前記トラバースを前記ベース本体に支持する一対の
インシュレータを、前記スピンドルモータの位置よりも
前記ピックアップの静止位置側に配設し、前記スピンド
ルモータが前記ベース本体側または前記蓋体側に近接す
るように前記トラバースを変位させる第1のカム機構と
第2のカム機構を、メインスライダーとサブスライダー
にそれぞれ設け、前記メインスライダーを、前記トラバ
ースの側方であって、一端が前記シャーシ本体のフロン
ト面側、他端が前記シャーシ本体のリア面側となる方向
に配設し、前記サブスライダーを、前記トラバースと前
記プリント基板との間に、前記メインスライダーと直交
する方向に配設したことを特徴とする。請求項7記載の
本発明は、請求項6に記載のディスク装置において、前
記メインスライダーの一端側にローディングモータを配
設し、前記メインスライダーの一端側と前記ローディン
グモータの駆動軸とをギアを介して連結し、前記ローデ
ィングモータの駆動によって前記メインスライダーを長
手方向に摺動させることを特徴とする。請求項8記載の
本発明は、請求項7に記載のディスク装置において、前
記ローディングモータの駆動軸に、複数のリブを備えた
回転体を設け、前記シャーシ外装のフロント面に、棒状
体を挿入可能な開口部を設け、前記棒状体を前記開口部
から挿入して前記リブを押圧することで前記駆動軸を回
動させることができることを特徴とする。請求項9記載
の本発明は、請求項7に記載のディスク装置において、
前記ローディングモータを、前記駆動軸が前記ディスク
挿入口の中央部よりも端部側に位置するように配設し、
前記ローディングモータの本体の前記駆動軸側が前記デ
ィスク挿入口に挿入されるディスクに近接するように前
記ローディングモータの本体を傾けるか、又は前記ロー
ディングモータの本体の前記ディスク挿入口側が前記デ
ィスクに近接するように前記ローディングモータの本体
を傾けたことを特徴とする。請求項10記載の本発明
は、請求項6に記載のディスク装置において、前記メイ
ンスライダーと前記サブスライダーとをカムレバーによ
って連結し、前記メインスライダーの前記第1のカム機
構によって前記トラバースを変位させるタイミングで、
前記カムレバーによって前記サブスライダーを移動さ
せ、前記サブスライダーの移動によって前記サブスライ
ダーの前記第2のカム機構を動作させて前記トラバース
を変位させることを特徴とする。請求項11記載の本発
明は、請求項6に記載のディスク装置において、前記ベ
ース本体に固定したベース部材と前記サブスライダーと
を第3のカム機構によって連結し、前記第3のカム機構
によって前記サブスライダーが前記ベース本体に対して
離間する方向に移動するときに、前記第2のカム機構に
よって前記トラバースを前記ベース本体に対して離間す
る方向に移動させることを特徴とする。請求項12記載
の本発明は、請求項11に記載のディスク装置におい
て、前記スピンドルモータが駆動動作する時の前記トラ
バースの位置では、前記第2のカム機構を構成するピン
と前記第3のカム機構を構成するピンとを固定する弾性
体がそれぞれのカム溝に設けられていることを特徴とす
る。請求項13記載の本発明のディスク装置は、ベース
本体と蓋体とからシャーシ外装を構成し、前記シャーシ
外装のフロント面にディスクを直接挿入するディスク挿
入口を形成し、前記ベース本体に設けたトラバースによ
ってスピンドルモータとピックアップと前記ピックアッ
プを移動させる駆動手段とを保持し、前記スピンドルモ
ータが前記ベース本体の中央部に位置するように前記ト
ラバースを配設するディスク装置であって、前記ディス
ク挿入口の一端側の前記シャーシ外装内には、所定長さ
の第1のディスクガイドを設け、前記ディスク挿入口の
他端側の前記シャーシ外装内には、可動側端部に第2の
ディスクガイドを有する引き込みレバーを設け、前記引
き込みレバーを、前記可動側端部が固定側端部よりも前
記ディスク挿入口側で動作するように配置し、前記引き
込みレバーの前記可動側端部と前記固定側端部との間に
は長溝が設けられ、前記長溝内を摺動する凸部を一端に
有するサブレバーを設け、前記サブレバーの動作によっ
て、前記引き込みレバーの前記可動側端部が前記スピン
ドルモータに近接離間するように動作することを特徴と
する。請求項14記載の本発明は、請求項13に記載の
ディスク装置において、前記トラバース上に挿入された
ディスクを前記ディスク挿入口側に押し出す排出レバー
を設け、前記ディスクが前記ディスク挿入口に挿入され
る時には、前記ディスクが前記第2のディスクガイドに
当接する位置に前記引き込みレバーが配置され、前記デ
ィスクが前記排出レバーによって前記ディスク挿入口側
に押し出される時には、前記ディスクが前記第2のディ
スクガイドに当接しない位置に前記引き込みレバーが配
置されることを特徴とする。請求項15記載の本発明
は、請求項13に記載のディスク装置において、前記可
動側端部に近い側の前記長溝端部には、前記サブレバー
の移動方向に向けた溝が設けられていることを特徴とす
る。請求項16記載の本発明は、請求項13に記載のデ
ィスク装置において、前記引き込みレバーの前記可動側
端部と前記固定側端部との間には所定長さの第3のディ
スクガイドが設けられていることを特徴とする。請求項
17記載の本発明のディスク装置は、シャーシ外装のフ
ロント面にディスクを直接挿入するディスク挿入口を形
成したディスク装置であって、ディスクがシャーシ外装
内に装着された状態での前記ディスク挿入口からの他の
ディスクの挿入を阻止するディスク阻止レバーを前記デ
ィスク挿入口よりも前記シャーシ外装内側に設け、前記
ディスク阻止レバーの一端側に、当該ディスク阻止レバ
ーを動作させる回動軸を設け、前記ディスク阻止レバー
の他端側にガイド部材を設け、前記ガイド部材は、前記
ディスク阻止レバーの動作によって回動するように軸支
されていることを特徴とする。請求項18記載の本発明
は、請求項17に記載のディスク装置において、前記デ
ィスク阻止レバーの他端側の端部を、前記回動軸側の幅
を先端側の幅よりも狭く形成していることを特徴とす
る。請求項19記載の本発明のディスク装置は、シャー
シ外装のフロント面に、ベゼルによってディスクの挿入
口を形成し、前記挿入口にディスクを直接挿入するディ
スク装置であって、前記ベゼルの前記シャーシ外装側の
面には、前記挿入口に沿って切り込みが設けられたフェ
ルトが貼着され、前記ベゼルの外側面での挿入口の面積
より、前記ベゼルの内側面での挿入口の面積を広くした
ことを特徴とする。請求項20記載の本発明は、請求項
19に記載のディスク装置において、前記ベゼルの外側
面における前記挿入口の幅が中央部より両端部が狭く構
成されているディスク装置であって、前記ベゼルの内側
面における前記挿入口の両端部の幅が、前記ベゼルの外
側面における前記挿入口の両端部の幅より広く形成され
ていることを特徴とする。請求項21記載の本発明のデ
ィスク装置は、ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を
構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直
接挿入するディスク挿入口を形成し、前記ベース本体に
設けたトラバースによってスピンドルモータとピックア
ップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを保持
し、前記スピンドルモータが前記ベース本体の中央部に
位置するように前記トラバースを配設するディスク装置
であって、前記スピンドルモータにディスクが装着され
た状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置する
とともに前記ディスク挿入口側に位置する前記蓋体面の
内面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによって、前
記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイドする
ことを特徴とする。請求項22記載の本発明は、請求項
21に記載のディスク装置において、前記凸状ガイドを
絞りによって形成することを特徴とする。請求項23記
載の本発明は、請求項21に記載のディスク装置におい
て、複数の絞りによって前記凸状ガイドを形成すること
を特徴とする。請求項24記載の本発明は、請求項21
に記載のディスク装置において、前記ベース本体の側部
を折り曲げることで前記蓋体に対する深底部と浅底部が
形成され、前記浅底部によって前記シャーシ外装のフロ
ント面からリア面に至るウイング部が形成されたディス
ク装置であって、前記深底部を形成する前記ベース本体
のフロント面側に舌片を設け、前記舌片と前記ウイング
部とを接続したことを特徴とする。
ディスク装置は、ディスク挿入口側にトラバースを、コ
ネクタ側にプリント基板をそれぞれ配置し、スピンドル
モータがベース本体の中央部に位置し、またピックアッ
プの往復動範囲がスピンドルモータよりもディスク挿入
口側に位置し、またピックアップの往復移動方向がディ
スクの挿入方向と異なるようにトラバースを配設し、ト
ラバースを動作させることで、スピンドルモータをベー
ス本体側または蓋体側に近接させるものである。本実施
の形態によれば、ディスク挿入口にディスクを直接挿入
するスロットイン方式のディスク装置において、プリン
ト基板をトラバースと重ならないように配置するととも
に、ディスクを載置するトラバースの配置を上記のよう
に構成することで、シャーシ外装の薄型化を図ることが
できる。
の形態によるディスク装置において、ピックアップの往
復移動方向とディスクの挿入方向との角度を45度とし
たものである。本実施の形態によれば、シャーシ外装の
外形寸法を拡大することなく、ピックアップの移動距離
を最大限に確保することができる。
の形態によるディスク装置において、トラバースをベー
ス本体に支持する一対のインシュレータを、ピックアッ
プの静止位置よりもディスク挿入口側の位置に配設した
ものである。本実施の形態によれば、トラバースはイン
シュレータを支点として動作するため、スピンドルモー
タをベース本体側に最も近づけた場合にも、トラバース
のベース本体からの高さをピックアップに支障をきたさ
ない高さとすることができる。従って、トラバースをベ
ース本体に近づけることができ、シャーシ外装の薄型化
を図ることができる。
の形態によるディスク装置において、トラバースのベー
ス本体側の面にリブを設けるとともに、インシュレータ
にダンパー機構を設け、トラバースをベース本体側に近
接させた時に、リブがベース本体に当接することで、イ
ンシュレータ側でトラバースがベース本体から離間する
方向に変位するものである。本実施の形態によれば、リ
ブによってインシュレータ側でトラバースがベース本体
から離間する方向に変位するため、ピックアップの位置
でのベース本体からのトラバースの高さを十分に確保で
きる。従って、トラバースをベース本体に近づけること
ができ、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
の形態によるディスク装置において、スピンドルモータ
がベース本体側または蓋体側に近接するようにトラバー
スを変位させるカム機構を、メインスライダーとサブス
ライダーにそれぞれ設け、メインスライダーとサブスラ
イダーとをスピンドルモータの側方に配設し、メインス
ライダーとサブスライダーとを直交する方向に配設した
ものである。本実施の形態によれば、トラバースは、一
対のインシュレータ、メインスライダー、及びサブスラ
イダーの4点で支持されるとともに、更にメインスライ
ダーとサブスライダーとが直交する方向に配置される。
従って、トラバースは異なる方向から支持され、トラバ
ースを、ずれが生じることなく確実に動作させることが
できる。
装置は、ディスク挿入口側にトラバースを、コネクタ側
にプリント基板をそれぞれ配置し、スピンドルモータが
ベース本体の中央部に位置し、またピックアップの往復
動範囲がスピンドルモータよりもディスク挿入口側に位
置するようにトラバースを配設し、トラバースをベース
本体に支持する一対のインシュレータを、スピンドルモ
ータの位置よりもピックアップの静止位置側に配設し、
スピンドルモータがベース本体側または蓋体側に近接す
るようにトラバースを変位させる第1のカム機構と第2
のカム機構を、メインスライダーとサブスライダーにそ
れぞれ設け、メインスライダーを、トラバースの側方で
あって、一端がシャーシ本体のフロント面側、他端がシ
ャーシ本体のリア面側となる方向に配設し、サブスライ
ダーを、トラバースとプリント基板との間に、メインス
ライダーと直交する方向に配設したものである。本実施
の形態によれば、トラバースを、ずれが生じることなく
確実に動作させることができるとともに、シャーシ外装
の薄型化を図ることができ、更に外形寸法を拡大するこ
となくピックアップの移動距離を最大限に確保すること
ができる。
の形態によるディスク装置において、メインスライダー
の一端側にローディングモータを配設し、メインスライ
ダーの一端側とローディングモータの駆動軸とをギアを
介して連結し、ローディングモータの駆動によってメイ
ンスライダーを長手方向に摺動させるものである。本実
施の形態によれば、ローディングモータによって、メイ
ンスライダーやサブスライダーを動作させることができ
るとともに、ローディングモータをフロント側に配置し
たことにより、ローディングモータが異常停止した場合
には前面からの操作によってメインスライダーを動作さ
せることができる。
の形態によるディスク装置において、ローディングモー
タの駆動軸に、複数のリブを備えた回転体を設け、シャ
ーシ外装のフロント面に、棒状体を挿入可能な開口部を
設け、棒状体を開口部から挿入してリブを押圧すること
で駆動軸を回動させることができるものである。本実施
の形態によれば、フロント側から手動にてローディング
モータを回転させることができるため、ローディングモ
ータが異常停止した場合であっても、ディスクを取り出
せ、トラブル対処ができる。
の形態によるディスク装置において、ローディングモー
タを、駆動軸がディスク挿入口の中央部よりも端部側に
位置するように配設し、ローディングモータの本体の駆
動軸側がディスク挿入口に挿入されるディスクに近接す
るようにローディングモータの本体を傾けるか、又はロ
ーディングモータの本体のディスク挿入口側がディスク
に近接するようにローディングモータの本体を傾けたも
のである。本実施の形態によれば、ディスクの取り出し
時にディスクに傾きが生じたとしても、ディスク外周端
がローディングモータの本体にあたることになり、ディ
スク内周面がローディングモータの本体にあたることを
防止することができる。従って、ディスクとローディン
グモータとの接触が生じた場合にもディスクの記録面へ
の損傷を防止することができるため、ローディングモー
タとディスク移動空間との間隔を狭めることができ、シ
ャーシ外装の薄型化を図ることができる。
施の形態によるディスク装置において、メインスライダ
ーとサブスライダーとをカムレバーによって連結し、メ
インスライダーの第1のカム機構によってトラバースを
変位させるタイミングで、カムレバーによってサブスラ
イダーを移動させ、サブスライダーの移動によってサブ
スライダーの第2のカム機構を動作させてトラバースを
変位させるものである。本実施の形態によれば、一つの
ローディングモータでメインスライダーとサブスライダ
ーを動作させ、さらにトラバースの変位をメインスライ
ダーとサブスライダーで行うため、少ない部品で確実な
動作を確保することができる。
施の形態によるディスク装置において、シャーシ外装に
固定したベースとサブスライダーとを第3のカム機構に
よって連結し、第3のカム機構によってサブスライダー
がベース本体に対して離間する方向に移動するときに、
第2のカム機構によってトラバースをベース本体に対し
て離間する方向に移動させるものである。本実施の形態
によれば、トラバースの移動を、サブスライダー自身の
移動とサブスライダーに対するトラバースの移動によっ
て行うため、トラバースの移動を、サブスライダーに対
するトラバースの移動だけで行う場合と比較して、サブ
スライダーに設けるカム高さを低くすることができる。
従って、サブスライダーの高さを低くすることができる
ため、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
実施の形態によるディスク装置において、スピンドルモ
ータが駆動動作する時のトラバースの位置では、第2の
カム機構を構成するピンと第3のカム機構を構成するピ
ンとを固定する弾性体がそれぞれのカム溝に設けられて
いるものである。本実施の形態によれば、ディスクの再
生、記録時のトラバースのがたつきを防止することがで
きる。
ク装置は、ディスク挿入口の一端側のシャーシ外装内に
は、所定長さの第1のディスクガイドを設け、ディスク
挿入口の他端側のシャーシ外装内には、可動側端部に第
2のディスクガイドを有する引き込みレバーを設け、引
き込みレバーを、可動側端部が固定側端部よりもディス
ク挿入口側で動作するように配置し、引き込みレバーの
可動側端部と固定側端部との間には長溝が設けられ、長
溝内を摺動する凸部を一端に有するサブレバーを設け、
サブレバーの動作によって、引き込みレバーの可動側端
部がスピンドルモータに近接離間するように動作するも
のである。本実施の形態によれば、ディスクを引き込む
ためのレバーを、引き込みレバーとサブレバーの2つの
部材によって行うことで、一つの引き込みレバーで構成
する場合と比較して、レバーの回動支点をスピンドルモ
ータ側に近づけてもレバー先端の旋回範囲を大きくとる
ことができ、結果としてシャーシ外装の外形寸法を拡大
することなく構成することができる。
実施の形態によるディスク装置において、トラバース上
に挿入されたディスクをディスク挿入口側に押し出す排
出レバーを設け、ディスクがディスク挿入口に挿入され
る時には、ディスクが第2のディスクガイドに当接する
位置に引き込みレバーが配置され、ディスクが排出レバ
ーによってディスク挿入口側に押し出される時には、デ
ィスクが第2のディスクガイドに当接しない位置に引き
込みレバーが配置されるものである。本実施の形態によ
れば、ディスク排出時に、引き込みレバーによってディ
スクの排出が妨げられることを確実に防止することがで
きる。
施の形態によるディスク装置において、可動側端部に近
い側の長溝端部には、サブレバーの移動方向に向けた溝
が設けられているものである。本実施の形態によれば、
最大限にディスクを引き込んだ位置での引き込みレバー
の位置のばらつきが発生することを防止できる。従っ
て、ディスクを最大限に引き込んだ位置で行われる、ス
ピンドルモータへのディスクの保持動作を確実に行うこ
とができる。
施の形態によるディスク装置において、引き込みレバー
の可動側端部と固定側端部との間には所定長さの第3の
ディスクガイドが設けられているものである。本実施の
形態によれば、ディスク引き込み時のディスクのガイド
を確実に行うことができるとともに、この第3のディス
クガイドによって引き込みレバーの強度を確保すること
ができる。
ク装置は、ディスクがシャーシ外装内に装着された状態
でのディスク挿入口からの他のディスクの挿入を阻止す
るディスク阻止レバーをディスク挿入口よりもシャーシ
外装内側に設け、ディスク阻止レバーの一端側に、当該
ディスク阻止レバーを動作させる回動軸を設け、ディス
ク阻止レバーの他端側にガイド部材を設け、ガイド部材
は、ディスク阻止レバーの動作によって回動するように
軸支されているものである。本実施の形態によれば、デ
ィスク阻止レバーの可動側にガイド部材を設けること
で、ディスクの挿入によってディスク阻止レバーが変形
することを防止することができる。従って、ディスク阻
止レバーを平板で構成することも可能となり、シャーシ
外装の小型化を図ることができる。
施の形態によるディスク装置において、ディスク阻止レ
バーの他端側の端部を、回動軸側の幅を先端側の幅より
も狭く形成したものである。本実施の形態によれば、デ
ィスク阻止レバーの他端側の端部は、回動軸側が狭まっ
ているため、端部がディスクと接触した場合、ディスク
からの力は、端部を先端側に押圧する方向に作用する。
従ってディスク挿入時に、ディスク阻止レバーは退避す
る方向に力が作用しないため確実にディスクの挿入を阻
止することができる。
ク装置は、ベゼルのシャーシ外装側の面には、挿入口に
沿って切り込みが設けられたフェルトが貼着され、ベゼ
ルの外側面での挿入口の面積より、ベゼルの内側面での
挿入口の面積を広くしたものである。本実施の形態によ
れば、ベゼルの内側面での挿入口の面積を広くすること
で、ディスク排出時のフェルトのディスク挿入口側への
折れ曲がり力を小さくすることができるとともに、フェ
ルトが折れ曲がって開口部と平行になった時ディスクと
フェルト面との摩擦力が極端に大きくなることを防止で
き、ディスクの排出が妨げられることを防止することが
できる。
施の形態によるディスク装置において、ベゼルの内側面
における挿入口の両端部の幅が、ベゼルの外側面におけ
る挿入口の両端部の幅より広く形成されているものであ
る。本実施の形態によれば、ディスク排出時のフェルト
の挿入口側への折れ曲がり力が大きくなる両端部の幅を
広くすることで、ディスク排出時のフェルトのディスク
挿入口側への折れ曲がり力を小さくすることができると
ともに、フェルトが折れ曲がって開口部と平行になった
時ディスクとフェルト面との摩擦力が極端に大きくなる
ことを防止でき、ディスクの排出が妨げられることを防
止することができる。
ク装置は、スピンドルモータにディスクが装着された状
態での当該ディスクの外周端よりも外方に位置するとと
もにディスク挿入口側に位置する蓋体面の内面に凸状ガ
イドを設け、凸状ガイドによって、ディスク挿入口から
挿入されるディスクをガイドするものである。本実施の
形態によれば、挿入されるディスクの傾きを有効に防止
することができる。従って、ディスク移動空間を狭く構
成することができるため、シャーシ外装の薄型化を図る
ことができる。
実施の形態によるディスク装置において、凸状ガイドを
絞りによって形成するものである。本実施の形態によれ
ば、絞りを形成することで蓋体の強度を向上することが
できる。従って、例えば蓋体を利用してディスクのスピ
ンドルモータへの装着を行う場合であっても、蓋体の変
形を防止して確実な装着を行わせることができる。
実施の形態によるディスク装置において、複数の絞りに
よって凸状ガイドを形成するものである。本実施の形態
によれば、蓋体の強度を更に高めることができる。
実施の形態によるディスク装置において、深底部を形成
するベース本体のフロント面側に舌片を設け、舌片とウ
イング部とを接続したものである。本実施の形態によれ
ば、ウイング部の強度を向上させ、ウイング部の変形を
防止することができる。従って、例えば蓋体を利用して
ディスクのスピンドルモータへの装着を行う場合であっ
ても、ウイング部の変形にともなう蓋体の変形を防止し
て確実な装着を行わせることができる。
ついて説明する。図1は本実施例によるディスク装置の
ベース本体の平面図、図2は同ディスク装置の蓋体の平
面図、図3は同ディスク装置のシャーシ外装のフロント
面に装着されるベゼルの正面図、図4は同ベゼルの要部
拡大側断面図である。本実施例によるディスク装置は、
ベース本体と蓋体とからシャーシ外装が構成され、この
シャーシ外装のフロント面にベゼルが装着される。また
本実施例によるディスク装置は、図3に示すベゼルに設
けたディスク挿入口からディスクを直接挿入するスロッ
トイン方式のディスク装置である。図1に示すように、
ディスクへの記録再生機能やディスクのローディング機
能を行う各部品は、ベース本体10に装着される。ベー
ス本体10は、蓋体に対する深底部10Aと浅底部10
Bが形成され、浅底部10Bによってフロント面からリ
ア面に至るウイング部が形成されている。ベース本体1
0のフロント側にはディスクを直接挿入するディスク挿
入口11を形成し、ベース本体10のリア面の端部には
コネクタ12を配設している。ベース本体10のディス
ク挿入口11側にはトラバース30が配置され、ベース
本体10のコネクタ12側にはリアベース13が配置さ
れている。トラバース30とリアベース13とは互いが
重ならないように配置されている。リアベース13のベ
ース本体10面側にはプリント基板14が設けられてい
る。
とピックアップ32とピックアップ32を移動させる駆
動手段33とを保持している。スピンドルモータ31は
トラバース30の一端側に設けられ、ピックアップ32
はトラバース30の一端側から他端側までを移動可能に
設けられている。またピックアップ32は停止時にはト
ラバース30の他端側に配置される。駆動手段33は、
駆動モータと、ピックアップ32を摺動させる一対のレ
ールと、駆動モータの駆動をピックアップ32に伝達す
る歯車機構とを有し、一対のレールはトラバース30の
一端側と他端側とを連接するように両側部に配置されて
いる。駆動モータはディスク挿入口11側のレールの外
方に、駆動軸がレールと平行になるように配置されてい
る。歯車機構は、この駆動モータとディスク挿入口11
側のレールとの間の空間に配置されている。
がベース本体10の中央部に位置し、またピックアップ
32の往復動範囲がスピンドルモータ31よりもディス
ク挿入口11側に位置し、またピックアップ32の往復
移動方向がディスクの挿入方向と異なるように配設され
ている。ここで、ピックアップ32の往復移動方向とデ
ィスクの挿入方向とは、45度の角度としている。トラ
バース30は、一対のインシュレータ34A、34Bに
よってベース本体10に支持されている。一対のインシ
ュレータ34A、34Bは、スピンドルモータ31の位
置よりもピックアップ32の静止位置側に配設し、ピッ
クアップ32の静止位置よりもディスク挿入口11側の
位置に配設することが好ましい。本実施例では、インシ
ュレータ34Aはディスク挿入口11の内側近傍の一端
側に、インシュレータ34Bはディスク挿入口11の内
側近傍の中央部に設けている。インシュレータ34A、
34Bは、弾性材料からなるダンパー機構を備えてい
る。インシュレータ34A、34Bは、このダンパー機
構によって、トラバース30がベース本体10から離間
する方向に変位することができる。
はリブ35を設けている。このリブ35は、ディスク挿
入口11と反対のレールの外方であって、ピックアップ
32の静止位置側に設けている。またこのリブ35は、
トラバース30をベース本体10側に近接させた時に、
ベース本体10に当接することで、インシュレータ34
A、34Bの位置でトラバース30をベース本体10か
ら離間する方向に変位させるに十分な高さを有してい
る。なお、本実施例では、リブ35をトラバース30の
ベース本体10側の面に設けた場合で説明したが、ベー
ス本体10のトラバース30側の面に設けてもよい。ま
たトラバース30のベース本体10側の面と、ベース本
体10のトラバース30側の面の双方に設けてもよい。
また本実施例ではトラバース30のベース本体10側へ
の近接動作を利用して、インシュレータ34A、34B
側のトラバース30を上昇させる構成としたが、インシ
ュレータ34A、34Bの位置でのトラバース30の高
さを変更する他の手段、例えばインシュレータ34A、
34Bの高さを変更する手段によって実現することもで
きる。なお、トラバース30は、インシュレータ34
A、34Bを支点として、スピンドルモータ31をベー
ス本体10と近接離間させるように動作する。
カム機構を備えたメインスライダー40とサブスライダ
ー50について説明する。トラバース30を変位させる
カム機構は、メインスライダー40とサブスライダー5
0にそれぞれ設けている。ここで、メインスライダー4
0とサブスライダー50とは、スピンドルモータ31の
側方に位置するように配設されている。メインスライダ
ー40は、その一端がシャーシ本体10のフロント面
側、その他端がシャーシ本体10のリア面側となる方向
に配設されている。また、サブスライダー50は、トラ
バース30とリアベース13との間に、メインスライダ
ー40と直交する方向に配設されている。トラバース3
0を変位させるカム機構は、第1のカム機構41と第2
のカム機構51によって構成される。第1のカム機構4
1は、メインスライダー40のスピンドルモータ31側
の面に、第2のカム機構51は、サブスライダー50の
スピンドルモータ31側の面にそれぞれ設けられてい
る。なお、メインスライダー40とトラバース30との
間にはベース部材15が設けられ、サブスライダー50
とトラバース30との間にはベース部材16が設けられ
ている。ここでベース部材15とベース部材16はベー
ス本体10に固定され、ベース部材15に設けた縦溝に
よってトラバース30のカムピン36を位置規制し、ベ
ース部材16に設けた縦溝によってトラバース30のカ
ムピン37を位置規制している。
50とは、第3のカム機構(図1では図示せず)によっ
て連結している。そしてこの第3のカム機構は、第2の
カム機構51によってトラバース30をベース本体10
に対して離間する方向に移動させる時に、サブスライダ
ー50をベース本体10に対して離間する方向に移動さ
せる機能を備えている。
ィングモータ60が配設されている。ローディングモー
タ60の駆動軸61とメインスライダー40の一端側と
は歯車機構を介して連結されている。なお、ローディン
グモータ60の駆動軸61には歯車機構を構成するウオ
ームギア62が設けられている。そして、このウオーム
ギア62のローディングモータ60本体側には、複数の
リブを備えた回転体63を形成している。なお、図示は
しないが、シャーシ外装のフロント面またはバゼルに
は、棒状体を挿入可能な開口部を設けている。そして棒
状体をこの開口部から挿入することで回転体63のリブ
を押圧することができるように構成されている。このよ
うに回転体63は、駆動軸61を棒状体を用いて手動で
回動させるためのものである。ローディングモータ60
は、その本体がディスク挿入口11の中央部に、駆動軸
61がディスク挿入口11の端部側に、それぞれが位置
するように配設されている。そして、ローディングモー
タ60は、その駆動軸61側がディスク挿入口11に挿
入されるディスクに近接するように傾けてあり、ローデ
ィングモータ60本体のディスク挿入口11側がディス
クに近接するように傾けて設けている。すなわち、ロー
ディングモータ60は、図1に示す「A」の位置が、最
も蓋体側に突出した状態となるように設けられている。
このようにローディングモータ60を傾斜させて設置す
ることで、ディスクの取り出し時にディスク面に傾きが
生じたとしても、ディスク外周端がローディングモータ
60本体の「A」の箇所にあたることになり、ディスク
内周面がローディングモータ60本体にあたることを防
止することができる。なお、ローディングモータ60
は、その駆動軸61側がディスク挿入口11に挿入され
るディスクに近接するように傾けるか、又はローディン
グモータ60本体のディスク挿入口11側がディスクに
近接するように傾けるか、いずれか一方の傾きでも効果
はある。
てメインスライダー40を長手方向に摺動させることが
できる。またメインスライダー40は、カムレバー70
によってサブスライダー50と連結している。カムレバ
ー70は回動支点71を有し、ピン72及びピン73で
メインスライダー40の上面に設けたカム溝と係合し、
ピン74でサブスライダー50の上面に設けたカム溝と
係合している。このカムレバー70は、メインスライダ
ー40の第1のカム機構41によってトラバース30を
変位させるタイミングで、サブスライダー50を移動さ
せ、サブスライダー50の移動によって第2のカム機構
51を動作させてトラバース30を変位させる機能を有
する。
30、リアベース13、プリント基板14、インシュレ
ータ34A、34B、メインスライダー40、サブスラ
イダー50、ベース部材15、ベース部材16、及びロ
ーディングモータ60は、ベース本体10の深底部10
Aに設けられ、これらの部材と蓋体との間に、ディスク
挿入空間を形成する。
を支持するガイド部材と、ディスクを挿入するときに動
作するレバー部材について説明する。深底部10Aのデ
ィスク挿入口11近傍の一端側には、所定長さの第1の
ディスクガイド17が設けられている。この第1のディ
スクガイド17は、ディスク挿入側から見た断面が、
「コ」の字状の溝を有している。この溝によってディス
クは支持される。一方、ディスク挿入口11の他端側の
ベース本体10内には、引き込みレバー80が設けら
れ、この引き込みレバー80の可動側端部に第2のディ
スクガイド81を備えている。第2のディスクガイド8
1は、円筒状のローラで構成され、引き込みレバー80
の可動側端部に回動自在に設けられている。また、第2
のディスクガイド81のローラ外周には溝が形成され、
この溝によってディスクは支持される。引き込みレバー
80は、可動側端部が固定側端部よりもディスク挿入口
11側で動作するように配置され、固定側端部に回動支
点82を有している。また、引き込みレバー80の裏面
(ベース本体10側の面)の可動側端部と固定側端部と
の間には長溝83が設けられている。一方、引き込みレ
バー80の表面の可動側端部と固定側端部との間には所
定長さの第3のディスクガイド84が設けられている。
よって動作する。サブレバー90は、可動側の一端に凸
部91を備え、他端側に回動支点92を備えている。サ
ブレバー90の凸部91は、引き込みレバー80の長溝
83内を摺動する。また、サブレバー90の回動支点9
2は、メインスライダー40上に位置している。なお、
回動支点92は、メインスライダー40とは連動せず、
ベース本体10にベース部材15を介して固定されてい
る。またサブレバー90の回動支点92よりも凸部91
側の下面には、ピン93を備えている。このピン93
は、メインスライダー40の上面に設けられたカム溝内
を摺動する。従って、サブレバー90は、メインスライ
ダー40の移動にともなって角度が変更され、このサブ
レバー90の角度の変更によって引き込みレバー80の
旋回角度を変更する。すなわち、サブレバー90の動作
によって、引き込みレバー80の第2のディスクガイド
81がスピンドルモータ31に近接離間するように動作
する。なお、引き込みレバー80の可動側端部に近い側
の長溝83の端部には、サブレバー90の旋回方向に延
びる溝83Aが設けられている。この溝83Aによっ
て、第2のディスクガイド81がディスクを最も引き込
んだ時に、サブレバー90の旋回角度にばらつきが発生
しても、引き込みレバー80の旋回角度にはばらつきが
発生せず、ディスク引き込み量を安定させることができ
る。
なる側部には、排出レバー100が設けられている。こ
の排出レバー100の一端側の可動側端部にはガイド1
01が設けられている。また、排出レバー100の他端
側には、回動支点102が設けられている。また、排出
レバー100の可動側端部には、ガイド101よりもリ
ア面側に当接部103が設けられている。また、排出レ
バー100には、弾性体104が設けられている。この
弾性体104の一端は排出レバー100に固定されてお
り、他端はリアベース13に固定されている。当接部1
03は、弾性体104によってリア面側に引き込まれた
場合に、リアベース13の当接部13Aと当接する。ま
た排出レバー100は、弾性体104の弾性力によって
ディスク挿入口11側に引き出される。なお、排出レバ
ー100は、リンクアーム105と排出スライダー10
6を介してメインスライダー40の動きと連動して動作
する。ここでリンクアーム105は、メインスライダー
40と排出スライダー106とを連接し、排出レバー1
00はカムピンによって排出スライダー106のカム溝
と係合している。ベース本体10のリア面側には規制レ
バー110が設けられている。この規制レバー110は
リア面側端部を回動支点111とし、可動側端部にガイ
ド112を備えている。この規制レバー110は、弾性
体113によってガイド112側が常にフロント側に突
出するように付勢されている。また、この規制レバー1
10は所定位置でリミットスイッチを動作させる。すな
わち、ディスクが所定位置まで挿入されると、リミット
スイッチがオフし、ローディングモータ60を駆動す
る。このローディングモータ60の駆動によって、メイ
ンスライダー40が摺動する。また、排出レバー100
と同じ側のベース本体10の側部には、ガイドレバー1
80が設けられている。ガイドレバー180は、リア面
側を回動支点181とし、可動側にガイド182を備え
ている。このガイドレバー180は、弾性体183によ
ってガイド182側がディスク側に突出するように付勢
されている。また、このガイドレバー180は、リンク
アーム105と排出スライダー106を介してメインス
ライダー40と連動し、このメインスライダー40の動
きに応じて、ガイド182側がディスクから離間するよ
うに動作する。なお、ディスク挿入口11の内側には、
プロテクト機構120が設けられている。このプロテク
ト機構120は、ディスクがシャーシ外装内に既に装着
された状態の時に、ディスク挿入口11からの他のディ
スクの挿入を阻止する。このプロテクト機構120につ
いては後で詳述する。またスピンドルモータ31の近傍
のトラバース30には開口部を備え、この開口部には、
ベース本体10から蓋体に向かって突出したピン18を
設けている。このピン18は、トラバース30が最もベ
ース本体10側に移動した状態では、スピンドルモータ
31のハブよりも蓋体側に突出する高さであり、またト
ラバース30がスピンドルモータ31の駆動状態(再生
録音可能な作動状態)では、スピンドルモータ31のハ
ブよりもベース本体10側に引き込んだ高さである。ピ
ン18は、スピンドルモータ31に装着されるディスク
の中心部の非記録面に対応する位置であって、スピンド
ルモータ31よりもインシュレータ34から離れた位置
に設けることが好ましい。また、ベース本体10のフロ
ント側には、フロントガイダー21とトラバースフェル
ト22が設けられている。フロントガイダー21は、デ
ィスク挿入口11の一端側であって、引き込みレバー8
0とディスク挿入口11との間に配置されている。また
このフロントガイダー21は、ローディングモータ60
や歯車機構、メインスライダー40の一部を覆うよう
に、これらの部材よりも蓋体側に設けられている。この
フロントガイダー21は、挿入されるディスクの記録面
全面が接触しないように周囲にテーパーが設けられ、表
面がウレタンフッ素コーティングされている。一方、ト
ラバースフェルト22は、ディスク挿入口11の他端側
であって、トラバース30のディスク挿入口11側を一
部覆うように、トラバース30よりも蓋体側に設けられ
ている。このトラバースフェルト22は、挿入されるデ
ィスクの記録面全面が接触しないように中央部が凸状に
なっており、フェルト材で構成されている。フロントガ
イダー21とトラバースフェルト22は、第1のディス
クガイド17や第2のディスクガイド81では十分にデ
ィスクを支持できない場合に、ディスクの面方向への傾
きによって記録面に傷が付くのを防止することができ
る。なお、フロントガイダー21をフェルト材で構成
し、トラバースフェルト22をウレタンフッ素コーティ
ングしたものを用いてもよい。
について説明する。蓋体130の外縁部には、複数のビ
ス孔131が設けられ、蓋体130は、ビスによってベ
ース本体10に取り付けられる。蓋体130の中央部に
は、開口部132が設けられている。この開口部132
は、ディスクの中心孔よりも大きな半径の円形開口であ
る。従って、ディスクの中心孔に嵌合するスピンドルモ
ータ31のハブよりも大きな開口である。開口部132
の外周部には、ベース本体10側に突出させた絞り部1
33が形成されている。また開口部132には、絞り部
133からディスク挿入口11側に向かって先細り形状
をした絞り部134が設けられている。この絞り部13
4によって、ベース本体10側に凸状ガイドを形成す
る。また蓋体130には、複数の絞り部135A、13
5B、135C、135Dが形成され、これらの絞り部
135A、135B、135C、135Dによってベー
ス本体10側に凸状ガイドを形成している。これらの絞
り部135A、135B、135C、135Dは、スピ
ンドルモータ31に装着された状態でのディスク1Cの
外周端よりも外方で、開口部132よりもディスク挿入
口11側に設けている。これらの絞り部135A、13
5B、135C、135Dによって形成される凸状ガイ
ドによって、ディスク挿入口11から挿入されるディス
ク1A、1Bがガイドされる。またこれら絞り部13
3、134、135A、135B、135C、135D
によって蓋体130の強度を高めている。なお、絞り部
135Aと絞り部135C、または絞り部135Bと絞
り部135Dとは連続した一つの絞りでもよいが、複数
に分割することで蓋体130の強度を更に高めることが
できる。
明する。ベゼル140には挿入口141が設けられ、挿
入口141は中央部が最も幅が広く両端部にいくに従っ
て幅が狭くなるように形成されている。ベゼル140の
シャーシ外装側の面には、挿入口141に沿って、切り
込みが設けられたフェルト142が貼着されている。図
4に示すように、ディスクを挿入口141から装着する
とき、または挿入口141から排出するときには、フェ
ルト142はディスクの進行方向に折り曲げられる。こ
のときディスクを装着するときには、多少の抵抗があっ
ても押し込むことによって装着は可能であり、ディスク
の位置決めのためには挿入口141が狭く、またフェル
ト142によって更に位置規制を受けることが好まし
い。しかしディスクを排出する時には、フェルト142
の挿入口141側への折れ曲がり力が大きくなるととも
に、フェルト142が折れ曲がって挿入口141と平行
になった時ディスクとフェルト142面との摩擦力が極
端に大きくなり、ディスクが排出されないなどのトラブ
ルを生じてしまう。従って、ディスク排出時のトラブル
を防止する上で、ディスクの排出時には、フェルト14
2による抵抗が小さい方が好ましい。そこで、ベゼル1
40の外側面での挿入口141の面積より、ベゼル14
0の内側面での挿入口141の面積を広く構成すること
が好ましい。また、ベゼル140の外側面における挿入
口141の幅が中央部より両端部が狭く構成されている
本実施例の場合にあっては、ベゼル140の内側面にお
ける挿入口141の両端部の幅が、ベゼル140の外側
面における挿入口141の両端部の幅より広く形成され
ていることが好ましい。また、ベゼル140の外側面に
おける挿入口141の幅は、ディスク厚さよりも広く、
ディスク厚さにフェルト厚さを加えた厚さよりも狭く
し、ベゼル140の内側面における挿入口141の幅
は、ディスク厚さにフェルト厚さを加えた厚さよりも広
く形成されていることが好ましい。
ついて図5及び図6を用いて説明する。図5は本実施例
によるプロテクト機構を示す要部正面図、図6は同プロ
テクト機構を示す要部側面図である。プロテクト機構1
20は、ディスク阻止レバー121とガイド部材122
とから構成される。ディスク阻止レバー121の一端側
には、このディスク阻止レバー121を動作させる回動
軸123を設けている。また、ディスク阻止レバー12
1の他端側には、ガイド部材122が回転軸124によ
って設けられている。また、ディスク阻止レバー121
の他端側の端部を、回動軸123側の幅を先端側の幅よ
りも狭く形成している。すなわち図5に示すように、回
動軸123から遠い側辺部(図示の左側)は、先端側
(図示の上側)を回転軸123側(図示の下側)よりも
外側(図示の左側)に延出させた形状とし、回動軸12
3に近い側辺部(図示の右側)は、先端側(図示の上
側)を回転軸123側(図示の下側)よりも外側(図示
の右側)に延出させた形状としている。ここで、回動軸
123に近い側辺部(図示の右側)は、回動軸123を
旋回中心とした旋回半径が、先端側(図示の上側)を回
転軸123側(図示の下側)よりも小さくなるように形
成している。ガイド部材122は、ディスク阻止レバー
121の動作によって回動するように回動支点125に
よって基台126に軸支されている。基台126はベー
ス本体10に固定されている。図示のように、ディスク
1Cが装着された状態では、ディスク阻止レバー121
の他端側は挿入口141を塞ぐ位置まで回転軸123を
中心として回動している。従って、他のディスク1を挿
入しようとしても、このディスク阻止レバー121によ
って挿入が妨げられる。また、ディスク1を無理に押し
込むことでディスク阻止レバー121に負荷が加わって
も、ガイド部材122によってディスク阻止レバー12
1が押し曲げられることがない。従って、ディスク1が
無理に押し込められることによるディスク阻止レバー1
21の変形を防止できるため、ディスク阻止レバー12
1の動作空間を狭く設定できる。また、ディスク阻止レ
バー121のディスク挿入方向に厚みを設けて、ディス
ク阻止レバー121自体の強度を高める構成も必要な
く、限られたスペースを有効に利用することができる。
また、ディスク阻止レバー121の他端側の端部は、回
動軸123側が狭まっているため、端部がディスクと接
触した場合、ディスクからの力は、端部を先端側に押圧
する方向に作用する。従ってディスク挿入時に、ディス
ク阻止レバー121は退避する方向に力が作用しないた
め確実にディスクの挿入を阻止することができる。
の挿入時における各部材の動きについて説明する。図7
はディスク挿入時の初期段階を示すディスク装置のベー
ス本体の平面図であり、図2に示すディスク1Aの状態
である。なお、ディスク1が挿入されていない状態での
引き込みレバー80は、スピンドルモータ31側に所定
角度回動した状態で待機している。この状態では、サブ
レバー90の凸部91は、溝83Aまで至らない長溝8
3の可動側端部に位置する。また、ガイド17と第2の
ディスクガイド81との間隔は、ディスク1の直径より
狭くなっている。ディスク1挿入時の初期段階において
は、ディスク1Aは、まずガイド17と第2のディスク
ガイド81とに当接し、ガイド17と第2のディスクガ
イド81によって支持され位置規制される。ディスク1
Aを更に押し込むと、この挿入動作にともなって第2の
ディスクガイド81は、スピンドルモータ31から離れ
る方向に旋回動作する。この第2のディスクガイド81
の旋回動作にともない、サブレバー90の凸部91は長
溝83内を固定側端部に向かって摺動する。従ってサブ
レバー90も回動支点を中心に旋回動作する。ディスク
1Aの挿入動作を更に続けると、ディスク1Aは排出レ
バー100のガイド101に当接する。図7はこの状態
を図示している。なお図7に示す状態では、ローディン
グモータ60は動作せず、従って、メインスライダー4
0やサブレバー50も動作しない。
ク装置のベース本体の平面図であり、図2に示すディス
ク1Bの状態である。図7に示す状態から更にディスク
1を挿入すると、ディスクの一端側はガイド17に支持
された状態で、他端側は第3のディスクガイド84に支
持される。引き込みレバー80はスピンドルモータ31
から最も離間した状態となる。この状態では、サブレバ
ー90の凸部91は、長溝83の固定側端部に位置す
る。また、ガイド17と第2のディスクガイド81との
間隔は、ディスク1の直径とほぼ同じ寸法となってい
る。一方、排出レバー100は、ディスク1Bによって
ガイド101が押されるため、ディスクの挿入動作とと
もに回動を続ける。図8の状態から更にディスク1Bを
押し込むと、この挿入動作にともなって第2のディスク
ガイド81は、今度はスピンドルモータ31に近接する
方向に移動する。この第2のディスクガイド81の旋回
動作にともない、サブレバー90の凸部91は長溝83
内を固定側端部から可動側端部に向かって摺動する。従
ってサブレバー90も回動支点92を中心に旋回動作す
る。一方、上記の動作過程において、ディスク1Bは規
制レバー110のガイド112に当接し、規制レバー1
10が回動動作を行う。第2のディスクガイド81がス
ピンドルモータ31に近接する方向に所定角度回動した
時、ディスク1Bによって規制レバー110も所定角度
回動する。そして、規制レバー110が所定角度回動す
ることで、リミットスイッチが動作し、ローディングモ
ータ60の駆動が開始される。なお、ガイドレバー18
0のガイド182はディスク1B側に突出した状態にあ
り、ディスク1Bは、このガイド182によっても支持
されて摺動する。このローディングモータ60の駆動に
よって、メインスライダー40はリア面側に摺動を開始
する。そしてメインスライダー40の動作によって、サ
ブレバー90のピン93が、対応するメインスライダー
40に設けられたカム溝に沿って移動する。このとき、
ピン93は、対応するカム溝によってスピンドルモータ
31側に移動する。このピン93の移動によってサブレ
バー90は、引き込みレバー80をその可動側端部がス
ピンドルモータ31側に旋回移動する方向に付勢する。
従って、引き込みレバー80はディスク1Bを挿入方向
に付勢する。この引き込みレバー80の付勢力によっ
て、ディスクは人為的な操作を離れ更に押し込まれる。
ク装置のベース本体の平面図であり、図2に示すディス
ク1Cの状態である。ディスク1Cは、第2のディスク
ガイド81、ガイドレバー180のガイド182、及び
規制レバー110のガイド112の3点で支持され、デ
ィスク1Cの中心孔がスピンドルモータ31と対応する
位置に規制される。一方、ローディングモータ60は駆
動し続け、メインスライダー40も摺動動作を継続して
いる。図9に示す状態から所定時間、メインスライダー
40は移動するが、サブレバー90のピン93に対応す
るカム溝が移動方向と平行に形成されているため、サブ
レバー90は動作しない。この状態では、サブレバー9
0の凸部91は溝83Aに位置している。なお、引き込
みレバー80も動作せず、ディスク1Cを支持した状態
を継続している。一方、カムレバー70についても、図
9に示す状態からの所定時間は、依然として動作しな
い。すなわちカムレバー70のピン72、73に対応す
るカム溝が、メインスライダー40の移動方向と平行に
形成されている。図10は、図9に示す状態から、上記
所定時間経過した段階を示すディスク装置のベース本体
の平面図である。図10に示す状態から、トラバース3
0の動作が開始する。すなわちトラバース30は、スピ
ンドルモータ31側が蓋体130に近接する方向に動作
を開始する。
いて、図11から図13を用いて説明する。図11は、
トラバース30を、スピンドルモータ31側が蓋体13
0に最も近接する方向に動作させた状態を示すディスク
装置のベース本体の平面図である。図10の状態から、
更にローディングモータ60を駆動し、メインスライダ
ー40を移動すると、カムレバー70は、ピン72によ
って回動支点71を中心として回動する。このカムレバ
ー70の回動によって、サブスライダー50は、メイン
スライダー40から離間する方向に摺動する。このよう
に、図10の状態からのメインスライダー40とサブス
ライダー50の摺動動作によってトラバース30が動作
する。なお、引き込みレバー80は、ディスク1Cの保
持を継続する。
イダーの側面図、図13は第2のカム機構と第3のカム
機構を示すサブスライダーの側面図である。図12に示
すように、メインスライダー40には第1のカム機構4
1を構成する長溝が設けられており、この長溝にトラバ
ース30に固定されたカムピン36が摺動自在に設けら
れている。ここで第1のカム機構41は、長溝とカムピ
ン36によって構成されている。一方、図13に示すよ
うに、サブスライダー50には第2のカム機構51を構
成する長溝が設けられており、この長溝にトラバース3
0に固定されたカムピン37が摺動自在に設けられてい
る。ここで第2のカム機構51は、長溝とカムピン37
によって構成されている。また、サブスライダー50の
両端には第3のカム機構52を構成する2つの同一形状
からなる長溝が設けられており、これらの長溝にベース
部材16に固定されたカムピン53が摺動自在に設けら
れている。ここで第3のカム機構52は、長溝とカムピ
ン53によって構成されている。
おけるカムピン37A及びカムピン53Aは、トラバー
ス30が動作する前の図10の状態を示している。ま
た、図12におけるカムピン36B、図13におけるカ
ムピン37B及びカムピン53Bは、トラバース30
を、スピンドルモータ31側が蓋体130に最も近接す
る方向に動作させた状態である図11の状態を示してい
る。なお、図12、図13に示す矢印は、それぞれメイ
ンスライダー40とサブスライダー50の移動方向を示
している。図12に示すように、カムピン36は、カム
ピン36Aの位置からカムピン36Bの位置に移動する
ことによってトラバース30を動作させる。従って、ト
ラバース30のカムピン36の位置では、トラバース3
0をベース本体10に対して、カムピン36Aの位置か
らカムピン36Bの位置までのY軸方向移動距離だけ移
動する。一方、図13に示すように、カムピン37は、
カムピン37Aの位置からカムピン37Bの位置に移動
することによって、サブスライダー50に対してトラバ
ース30を動作させる。従って、トラバース30のカム
ピン36の位置では、トラバース30をサブスライダー
50に対して、カムピン36Aの位置からカムピン36
Bの位置までのY軸方向移動距離だけ移動する。また、
カムピン53は、カムピン53Aの位置からカムピン5
3Bの位置に移動することによって、ベース本体10に
対してサブスライダー50を動作させる。従って、トラ
バース30のカムピン36の位置では、サブスライダー
50をベース本体10に対して、カムピン53Aの位置
からカムピン53Bの位置までのY軸方向移動距離だけ
移動する。このように、サブスライダー50側では、ト
ラバース30は、カムピン36Aの位置からカムピン3
6Bの位置までのY軸方向移動距離と、カムピン53A
の位置からカムピン53Bの位置までのY軸方向移動距
離とを合わせた移動距離だけ、ベース本体10に対して
Y軸方向に移動する。本実施例では、図12に示すカム
ピン36Aの位置からカムピン36Bの位置までのY軸
方向移動距離は、図13に示すカムピン37Aの位置か
らカムピン37Bの位置までのY軸方向移動距離と、カ
ムピン53Aの位置からカムピン53Bの位置までのY
軸方向移動距離とを合わせた移動距離と同じとしてい
る。
を、スピンドルモータ31側が蓋体130に最も近接す
る方向に動作させた状態では、ディスク1は、蓋体13
0に当接し、スピンドルモータ31と蓋体130とによ
って押圧される。この押圧力によってディスク1の中心
孔にスピンドルモータ31のハブが嵌合し、チャッキン
グが完了する。チャッキングが完了すると、トラバース
30は、スピンドルモータ31側が蓋体130から離間
する方向に動作する。この動作は、更にローディングモ
ータ60を駆動し、メインスライダー40を移動するこ
とによって行われる。チャッキング完了からスピンドル
モータ31が再生録音可能な作動状態(駆動状態)まで
の動作は、メインスライダー40では、カムピン36が
カムピン36Bの位置からカムピン36Cの位置に移動
することにより、サブスライダー50では、カムピン3
7がカムピン37Bの位置からカムピン37Cの位置に
移動することにより、またカムピン53がカムピン53
Bの位置からカムピン53Cの位置に移動することによ
り行われる。そして、スピンドルモータ31が再生録音
可能な作動状態(駆動状態)にある時には、ディスク1
は、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81、
規制レバーのガイド101、及びガイドレバー180の
ガイド182からの支持が解除され、スピンドルモータ
31のハブによってのみ保持された状態にある。ここ
で、引き込みレバー80の第2のディスクガイド81、
規制レバーのガイド101、及びガイドレバー180の
ガイド182は、メインスライダー40の移動動作によ
って作動する。
ー50の第2のカム機構51には、例えば板ばねからな
る弾性体55が、第3のカム機構52にも、例えば板ば
ねからなる弾性体56が設けられている。ここで弾性体
55と弾性体56とは、弾性体55のカムピン37に対
する付勢方向と、弾性体56のカムピン53に対する付
勢方向とが異なるように設けている。なお、弾性体55
と弾性体56との付勢方向は逆方向であることが好まし
い。また、装着されたディスク1を排出する時には、ロ
ーディングモータ60を駆動し、メインスライダー40
を移動することにより行われ、基本的には上記の動作が
逆に行われる。
れるまでを簡単に説明する。まず、エジェクト指示に基
づき、ローディングモータ60が駆動され、メインスラ
イダー40がディスク挿入口11側に移動する。従っ
て、メインスライダー40では、カムピン36がカムピ
ン36Cの位置からカムピン36Bの位置を経由してカ
ムピン36Aの位置に移動し、サブスライダー50で
は、カムピン37がカムピン37Cの位置からカムピン
37Bの位置を経由してカムピン37Aの位置に移動
し、またカムピン53がカムピン53Cの位置からカム
ピン53Bの位置を経由してカムピン53Aの位置に移
動にする。上記のように、それぞれのカム機構が動作す
ることにより、ディスク1は、一旦蓋体130側に移動
した後に、ベース本体10側に移動する。ディスク1
は、ベース本体10側に移動する時に、ディスク1の外
周側で、第2のディスクガイド81、ガイド181、1
12に当接し、ディスク1の内周側でピン18に当接す
る。従って、トラバース30のベース本体10側への移
動にともなって、ディスク1には、第2のディスクガイ
ド81、ガイド101、112及びピン18から蓋体1
30側への力が加わり、ディスク1はスピンドルモータ
31のハブから解除される。なお、本実施例のように、
ピン18をスピンドルモータ31の外周位置であって、
スピンドルモータ31よりもインシュレータ34から離
れた位置に設けることで、第2のディスクガイド81、
ガイド181、112の作用が働かなくてもディスク1
のスピンドルモータ31のハブからの解除を行うことが
できる。その後、排出レバー100は、メインスライダ
ー40の動作によってロックが解除され、弾性体104
の弾性力により、可動側端部がディスク挿入口11側に
回動する。従って、スピンドルモータ31のハブから外
されたディスク1は、排出レバー100によってディス
ク挿入口11側に押し出される。なお、排出レバー10
0が動作する状態では、引き込みレバー80は、その可
動側端部がスピンドルモータ31から最も離間する方向
に移動した状態に保持されている。なお、引き込みレバ
ー80の位置は、第2のディスクガイド81がディスク
1に接触しない位置であればよい。このようにディスク
排出時に、ディスク1が第2のディスクガイド81に当
接しない位置に引き込みレバー80を配置することで、
ディスク排出時のトラブルを防止することができる。本
実施例のディスク装置は、表示手段と入力手段と演算処
理手段などを一体化した、いわゆるノート型パソコン本
体に内蔵、または一体的にセットされるディスク装置と
して特に有用である。
と小型化を図ることができる。特に本発明は、プリント
基板とトラバースの配置構成によって薄型化と小型化を
図ることができる。また本発明は、シャーシ外装の外形
寸法を拡大することなく、ピックアップの移動距離を最
大限に確保することができる。また本発明は、トラバー
スをベース本体に近づけることで、シャーシ外装の薄型
化を図ることができる。また本発明は、シャーシ外装を
薄型化しても、ずれが生じることなくトラバースの動作
を確実に行うことができる。また本発明は、ローディン
グモータが異常停止した場合であっても、ディスクを取
り出せ、トラブル対処を容易にできる。また本発明は、
ローディングモータとディスク移動空間との間隔を狭め
ることで、シャーシ外装の薄型化を図ることができる。
また本発明は、少ない部品で確実な動作を確保すること
で、シャーシ外装の小型化を図ることができる。また本
発明は、サブスライダーの高さを低くすることで、シャ
ーシ外装の薄型化を図ることができる。また本発明は、
シャーシ外装を薄型化してもディスクの再生、記録時の
トラバースのがたつきを防止することができる。また本
発明は、引き込みレバーの回動支点をスピンドルモータ
側に近づけても、レバー先端の旋回範囲を大きくとるこ
とができ、結果としてシャーシ外装の外形寸法を拡大す
ることなく構成することができる。また本発明は、ディ
スク排出時に、引き込みレバーによってディスクの排出
が妨げられることを確実に防止することができる。また
本発明は、スピンドルモータへのディスクの保持動作を
確実に行うことができる。また本発明は、ディスク引き
込み時のディスクのガイドを確実に行うことができると
ともに、引き込みレバーの強度を確保することができ
る。また本発明は、ディスク阻止レバーを平板で構成す
ることも可能となり、シャーシ外装の小型化を図ること
ができる。また本発明は、ディスクの排出が妨げられる
ことを防止することができる。また本発明は、ディスク
移動空間を狭く構成することで、シャーシ外装の薄型化
を図ることができる。また本発明は、例えば蓋体を利用
してディスクのスピンドルモータへの装着を行う場合で
あっても、蓋体の変形を防止して確実な装着を行わせる
ことができる。
本体の平面図
装着されるベゼルの正面図
図
すディスク装置のベース本体の平面図
ィスク装置のベース本体の平面図
ィスク装置のベース本体の平面図
段階を示すディスク装置のベース本体の平面図
最も近接する方向に動作させた状態を示すディスク装置
のベース本体の平面図
スライダーの側面図
機構を示すサブスライダーの側面図
Claims (18)
- 【請求項1】 ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を
構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直
接挿入するディスク挿入口を形成し、前記ベース本体に
トラバースを設け、スピンドルモータとピックアップと
前記ピックアップを移動させる駆動手段とを前記トラバ
ースによって保持するディスク装置であって、前記スピ
ンドルモータが前記ベース本体の中央部に位置し、また
前記ピックアップの往復動範囲が前記スピンドルモータ
よりも前記ディスク挿入口側に位置し、前記トラバース
を動作させることで、前記スピンドルモータを前記ベー
ス本体側または前記蓋体側に近接させることを特徴とす
るディスク装置。 - 【請求項2】 前記ピックアップの往復移動方向と前記
ディスクの挿入方向との角度を45度としたことを特徴
とする請求項1に記載のディスク装置。 - 【請求項3】 前記トラバースを前記ベース本体に支持
する一対のインシュレータを、前記ピックアップの静止
位置よりも前記ディスク挿入口側の位置に配設したこと
を特徴とする請求項1に記載のディスク装置。 - 【請求項4】 前記トラバースの前記ベース本体側の面
にリブを設けるとともに、前記インシュレータにダンパ
ー機構を設け、前記トラバースを前記ベース本体側に近
接させた時に、前記リブが前記ベース本体に当接するこ
とで、前記インシュレータ側で前記トラバースが前記ベ
ース本体から離間する方向に変位することを特徴とする
請求項3に記載のディスク装置。 - 【請求項5】 前記スピンドルモータが前記ベース本体
側または前記蓋体側に近接するように前記トラバースを
変位させるカム機構を、メインスライダーとサブスライ
ダーにそれぞれ設け、前記メインスライダーと前記サブ
スライダーとを前記スピンドルモータの側方に配設し、
前記メインスライダーと前記サブスライダーとを直交す
る方向に配設したことを特徴とする請求項3に記載のデ
ィスク装置。 - 【請求項6】 ベース本体と蓋体とからシャーシ外装を
構成し、前記シャーシ外装のフロント面にディスクを直
接挿入するディスク挿入口を形成するとともに前記ベー
ス本体にトラバースを設け、スピンドルモータとピック
アップと前記ピックアップを移動させる駆動手段とを前
記トラバースによって保持するディスク装置であって、
前記スピンドルモータが前記ベース本体の中央部に位置
し、また前記ピックアップの往復動範囲が前記スピンド
ルモータよりも前記ディスク挿入口側に位置するように
前記トラバースを配設し、前記トラバースを前記ベース
本体に支持する一対のインシュレータを、前記スピンド
ルモータの位置よりも前記ピックアップの静止位置側に
配設し、前記スピンドルモータが前記ベース本体側また
は前記蓋体側に近接するように前記トラバースを変位さ
せる第1のカム機構と第2のカム機構を、メインスライ
ダーとサブスライダーにそれぞれ設け、前記メインスラ
イダーを、前記トラバースの側方であって、一端が前記
シャーシ本体のフロント面側、他端が前記シャーシ本体
のリア面側となる方向に配設し、前記サブスライダー
を、前記メインスライダーと直交する方向に配設したこ
とを特徴とするディスク装置。 - 【請求項7】 前記ディスク挿入口の一端側の前記シャ
ーシ外装内には、所定長さの第1のディスクガイドを設
け、前記ディスク挿入口の他端側の前記シャーシ外装内
には、可動側端部に第2のディスクガイドを有する引き
込みレバーを設け、前記引き込みレバーを、前記可動側
端部が固定側端部よりも前記ディスク挿入口側で動作す
るように配置し、前記引き込みレバーの前記可動側端部
と前記固定側端部との間には長溝が設けられ、前記長溝
内を摺動する凸部を一端に有するサブレバーを設け、前
記サブレバーの動作によって、前記引き込みレバーの前
記可動側端部が前記スピンドルモータに近接離間するよ
うに動作することを特徴とする請求項1又は請求項6に
記載のディスク装置。 - 【請求項8】 前記トラバース上に挿入されたディスク
を前記ディスク挿入口側に押し出す排出レバーを設け、
前記ディスクが前記ディスク挿入口に挿入される時に
は、前記ディスクが前記第2のディスクガイドに当接す
る位置に前記引き込みレバーが配置され、前記ディスク
が前記排出レバーによって前記ディスク挿入口側に押し
出される時には、前記ディスクが前記第2のディスクガ
イドに当接しない位置に前記引き込みレバーが配置され
ることを特徴とする請求項7に記載のディスク装置。 - 【請求項9】 前記可動側端部に近い側の前記長溝端部
には、前記サブレバーの移動方向に向けた溝が設けられ
ていることを特徴とする請求項7に記載のディスク装
置。 - 【請求項10】 前記引き込みレバーの前記可動側端部
と前記固定側端部との間には所定長さの第3のディスク
ガイドが設けられていることを特徴とする請求項7に記
載のディスク装置。 - 【請求項11】 ディスクがシャーシ外装内に装着され
た状態での前記ディスク挿入口からの他のディスクの挿
入を阻止するディスク阻止レバーを前記ディスク挿入口
よりも前記シャーシ外装内側に設け、前記ディスク阻止
レバーの一端側に、当該ディスク阻止レバーを動作させ
る回動軸を設け、前記ディスク阻止レバーの他端側にガ
イド部材を設け、前記ガイド部材は、前記ディスク阻止
レバーの動作によって回動するように軸支されているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項6に記載のディスク
装置。 - 【請求項12】 前記ディスク阻止レバーの他端側の端
部を、前記回動軸側の幅を先端側の幅よりも狭く形成し
ていることを特徴とする請求項11に記載のディスク装
置。 - 【請求項13】 シャーシ外装のフロント面に、ベゼル
によってディスクの挿入口を形成し、前記ベゼルの前記
シャーシ外装側の面には、前記挿入口に沿って切り込み
が設けられたフェルトが貼着され、前記ベゼルの外側面
での挿入口の面積より、前記ベゼルの内側面での挿入口
の面積を広くしたことを特徴とする請求項1又は請求項
6に記載のディスク装置。 - 【請求項14】 前記ベゼルの外側面における前記挿入
口の幅が中央部より両端部が狭く構成されているディス
ク装置であって、前記ベゼルの内側面における前記挿入
口の両端部の幅が、前記ベゼルの外側面における前記挿
入口の両端部の幅より広く形成されていることを特徴と
する請求項13に記載のディスク装置。 - 【請求項15】 前記スピンドルモータにディスクが装
着された状態での当該ディスクの外周端よりも外方に位
置するとともに前記ディスク挿入口側に位置する前記蓋
体面の内面に凸状ガイドを設け、前記凸状ガイドによっ
て、前記ディスク挿入口から挿入されるディスクをガイ
ドすることを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の
ディスク装置。 - 【請求項16】 前記凸状ガイドを絞りによって形成す
ることを特徴とする請求項15に記載のディスク装置。 - 【請求項17】 複数の絞りによって前記凸状ガイドを
形成することを特徴とする請求項15に記載のディスク
装置。 - 【請求項18】 前記ベース本体の側部を折り曲げるこ
とで前記蓋体に対する深底部と浅底部が形成され、前記
浅底部によって前記シャーシ外装のフロント面からリア
面に至るウイング部が形成されたディスク装置であっ
て、前記深底部を形成する前記ベース本体のフロント面
側に舌片を設け、前記舌片と前記ウイング部とを接続し
たことを特徴とする請求項15に記載のディスク装置。
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