JP2003258248A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゲート電極とソースドレイン領域の表面荒れ
を防止する。 【解決手段】 一旦ダミーサイドウォール22を形成
し、ソースドレイン領域23を形成した後、ダミーサイ
ドウォール22を除去してソースドレイン領域23を拡
張する場合に、ゲート電極21やソースドレイン領域2
3の主面に保護酸化膜38を形成してからダミーサイド
ウォール22を除去する。従来のようなゲート電極の上
面と不純物領域のダミーサイドウォール除去に伴う表面
荒れを効率よく防止することができる。
を防止する。 【解決手段】 一旦ダミーサイドウォール22を形成
し、ソースドレイン領域23を形成した後、ダミーサイ
ドウォール22を除去してソースドレイン領域23を拡
張する場合に、ゲート電極21やソースドレイン領域2
3の主面に保護酸化膜38を形成してからダミーサイド
ウォール22を除去する。従来のようなゲート電極の上
面と不純物領域のダミーサイドウォール除去に伴う表面
荒れを効率よく防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、MIS(Metal-
Insulator-Semiconductor)構造を有する半導体装置の
製造方法に関する。
Insulator-Semiconductor)構造を有する半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSFETにおいて、短チャネル特性
と駆動能力を両方向上させることは、微細化に伴います
ます困難になっている。これを打破する方法として、こ
れまでリプレースサイドウォール法が提案されている
(例えば特開2000−168323公報)。リプレー
スサイドウォール法は、ディープソースドレイン(deep
S/D)の注入と活性化アニールの後にサイドウォールを
除去し、エクステンションの注入とエクステンション用
の活性化アニールを行う方法である。この手法の目的
は、従来のプロセスでディープソースドレインの活性化
などに必要な熱がエクステンションにも加わる問題を解
決し、浅接合と低寄生抵抗の両方を満足させることにあ
る。
と駆動能力を両方向上させることは、微細化に伴います
ます困難になっている。これを打破する方法として、こ
れまでリプレースサイドウォール法が提案されている
(例えば特開2000−168323公報)。リプレー
スサイドウォール法は、ディープソースドレイン(deep
S/D)の注入と活性化アニールの後にサイドウォールを
除去し、エクステンションの注入とエクステンション用
の活性化アニールを行う方法である。この手法の目的
は、従来のプロセスでディープソースドレインの活性化
などに必要な熱がエクステンションにも加わる問題を解
決し、浅接合と低寄生抵抗の両方を満足させることにあ
る。
【0003】リプレースサイドウォールプロセスにおい
て、サイドウォールはSiN/SiO2積層構造が本来
好ましい。なぜならば、SiO2単層構造の場合、サイ
ドウォールの除去に際して分離酸化膜もエッチングされ
るため、分離領域が大幅に後退し接合リーク特性の劣化
が懸念されるからである。一方、SiN/SiO2積層
構造の場合、サイドウォールSiO2は単一の場合より
薄膜である。また、ゲートエッジもエッチングされる。
て、サイドウォールはSiN/SiO2積層構造が本来
好ましい。なぜならば、SiO2単層構造の場合、サイ
ドウォールの除去に際して分離酸化膜もエッチングされ
るため、分離領域が大幅に後退し接合リーク特性の劣化
が懸念されるからである。一方、SiN/SiO2積層
構造の場合、サイドウォールSiO2は単一の場合より
薄膜である。また、ゲートエッジもエッチングされる。
【0004】図35〜図41は、従来のMOSFETの
作成工程を順に追って示した模式図である。
作成工程を順に追って示した模式図である。
【0005】<素子分離工程>図35は素子分離工程が
完了した状態の断面を示す図である。半導体基板1の主
面には、素子分離を行う分離酸化膜2が形成される。分
離酸化膜2は半導体基板1を素子領域へと区分する。分
離酸化膜2はトレンチ分離を採用してもよい。図35に
示された構造に対して不純物の注入を行って、ウェルや
チャネルを形成する。但し、このリプレースサイドウォ
ールプロセスはウェルやチャネルに直接関係しないの
で、図示を省略する。
完了した状態の断面を示す図である。半導体基板1の主
面には、素子分離を行う分離酸化膜2が形成される。分
離酸化膜2は半導体基板1を素子領域へと区分する。分
離酸化膜2はトレンチ分離を採用してもよい。図35に
示された構造に対して不純物の注入を行って、ウェルや
チャネルを形成する。但し、このリプレースサイドウォ
ールプロセスはウェルやチャネルに直接関係しないの
で、図示を省略する。
【0006】<ゲート絶縁膜工程>次に、半導体基板1
上の素子領域においてゲート酸化を行う。
上の素子領域においてゲート酸化を行う。
【0007】<ゲート電極積層工程>さらに、ゲート酸
化した膜の上面にポリシリコン層を形成する。
化した膜の上面にポリシリコン層を形成する。
【0008】<ゲート電極形成工程>続いて、ポリシリ
コン層の上面の所定の領域にレジストを塗布し、ゲート
電極のマスクパターンを転写、現像する。そしてポリシ
リコン及び酸化膜のエッチング(ゲートエッチングと称
する)を行って、図36のようなゲート電極3を形成す
る。ゲート電極3は、ゲート絶縁膜4とポリシリコン層
5とで形成されている。
コン層の上面の所定の領域にレジストを塗布し、ゲート
電極のマスクパターンを転写、現像する。そしてポリシ
リコン及び酸化膜のエッチング(ゲートエッチングと称
する)を行って、図36のようなゲート電極3を形成す
る。ゲート電極3は、ゲート絶縁膜4とポリシリコン層
5とで形成されている。
【0009】<ダミーサイドウォール工程>続いて、図
37のようなダミーの(最終的には除去される)サイド
ウォール6を形成する。ここでは、まず酸化膜7をゲー
ト電極3及び半導体基板1の全面に積層した後、窒化膜
8を全面に積層してエッチバックを行い、積層構造のダ
ミーサイドウォール6を形成する。
37のようなダミーの(最終的には除去される)サイド
ウォール6を形成する。ここでは、まず酸化膜7をゲー
ト電極3及び半導体基板1の全面に積層した後、窒化膜
8を全面に積層してエッチバックを行い、積層構造のダ
ミーサイドウォール6を形成する。
【0010】<ソースドレイン形成工程>イオン注入を
行ってソースドレイン領域9(図38)を形成する。こ
の処理はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれ
ぞれに対して別個に、例えばレジストで一方を覆うこと
により行われる。続いて熱処理を行い、注入された不純
物を活性化させる。
行ってソースドレイン領域9(図38)を形成する。こ
の処理はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれ
ぞれに対して別個に、例えばレジストで一方を覆うこと
により行われる。続いて熱処理を行い、注入された不純
物を活性化させる。
【0011】<ダミーサイドウォール加工工程>次に、
図37及び図38に示したダミーサイドウォール6の窒
化膜8をリン酸によりエッチングし、この窒化膜を完全
に除去する(図39)。この後、ダミーサイドウォール
6の酸化膜7を除去することもあり、またゲートエッジ
でのゲート絶縁膜の保護のために再び酸化を行う(ゲー
ト再酸化と称す)こともある。
図37及び図38に示したダミーサイドウォール6の窒
化膜8をリン酸によりエッチングし、この窒化膜を完全
に除去する(図39)。この後、ダミーサイドウォール
6の酸化膜7を除去することもあり、またゲートエッジ
でのゲート絶縁膜の保護のために再び酸化を行う(ゲー
ト再酸化と称す)こともある。
【0012】<ソースドレイン・エクステンション工程
>図39に示された構造においてソースドレイン・エク
ステンション領域を形成する(図40)。この処理はN
MOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対し
て別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行わ
れる。続いて熱処理を行い、注入された不純物を活性化
させる。
>図39に示された構造においてソースドレイン・エク
ステンション領域を形成する(図40)。この処理はN
MOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対し
て別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行わ
れる。続いて熱処理を行い、注入された不純物を活性化
させる。
【0013】<サイドウォール工程>続いて、図41の
ようにサイドウォール11を形成する。例えば、窒化膜
18を全面に積層した後、エッチングを行ってサイドウ
ォール11を形成する。
ようにサイドウォール11を形成する。例えば、窒化膜
18を全面に積層した後、エッチングを行ってサイドウ
ォール11を形成する。
【0014】<シリサイド工程>しかる後、コバルトや
チタンなどの金属を蒸着し、ソースドレイン領域やゲー
ト電極の上面にシリサイド層を形成する。
チタンなどの金属を蒸着し、ソースドレイン領域やゲー
ト電極の上面にシリサイド層を形成する。
【0015】<層間膜工程>以降は層間膜、配線等、通
常の半導体集積回路の製造方法に従って形成する。
常の半導体集積回路の製造方法に従って形成する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】サイドウォールがSi
N/SiO2積層構造である場合、Siが露出したソー
スドレインやゲートの表面が荒れるという別の問題が生
じる。図39〜図41においてこの表面の荒れを三角形
で模式的に示している。これは、SiN膜の除去には一
般的にリン酸によるウエットエッチが用いられるが、リ
ン酸が(特に不純物ドープされた)Si膜もエッチング
してしまうからである。
N/SiO2積層構造である場合、Siが露出したソー
スドレインやゲートの表面が荒れるという別の問題が生
じる。図39〜図41においてこの表面の荒れを三角形
で模式的に示している。これは、SiN膜の除去には一
般的にリン酸によるウエットエッチが用いられるが、リ
ン酸が(特に不純物ドープされた)Si膜もエッチング
してしまうからである。
【0017】この表面荒れにより、CoSi、TiSi
などのシリサイドが正常に形成されず、接合リーク電流
が異常に増加する要因となりうる。さらに、CoSi、
TiSiなどのシリサイドが正常に形成されない場合、
ゲート中にピンホールが形成されれば、シリサイドが形
成されずに残されたCo、Tiなどがゲート絶縁膜に到
達し、ゲート酸化膜の信頼性を劣化させることにつなが
る。
などのシリサイドが正常に形成されず、接合リーク電流
が異常に増加する要因となりうる。さらに、CoSi、
TiSiなどのシリサイドが正常に形成されない場合、
ゲート中にピンホールが形成されれば、シリサイドが形
成されずに残されたCo、Tiなどがゲート絶縁膜に到
達し、ゲート酸化膜の信頼性を劣化させることにつなが
る。
【0018】そこで、この発明の課題は、リプレースサ
イドウォールプロセスの本来の利点を損なわずに、保護
酸化膜を形成することにより、リン酸による半導体基板
やゲート電極の表面荒れを抑制し、接合リーク電流の抑
制(低消費電力)とゲート酸化膜の信頼性の向上(高信
頼性)を実現し得る半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
イドウォールプロセスの本来の利点を損なわずに、保護
酸化膜を形成することにより、リン酸による半導体基板
やゲート電極の表面荒れを抑制し、接合リーク電流の抑
制(低消費電力)とゲート酸化膜の信頼性の向上(高信
頼性)を実現し得る半導体装置の製造方法を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、半導体基板の主面上に設けら
れたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を介して前記半
導体基板上に設けられたゲート電極とを形成するゲート
電極形成工程と、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜
の側面と、前記側面から前記ゲート電極の側方へと広が
る前記主面の一定領域とを覆うダミーサイドウォールを
形成するダミーサイドウォール工程と、前記ダミーサイ
ドウォール及び前記ゲート電極をマスクとして前記主面
に対して不純物を導入して不純物領域を形成する不純物
領域形成工程と、前記不純物領域形成工程の前後いずれ
かにおいて、前記ダミーサイドウォールをマスクとして
前記ゲート電極と前記主面の上面に保護酸化膜を形成す
る保護酸化工程と、前記保護酸化工程の後に、前記ダミ
ーサイドウォールの厚さを減少させるダミーサイドウォ
ール加工工程と、前記ダミーサイドウォール加工工程で
残されたダミーサイドウォール及び前記ゲート電極をマ
スクとして、前記不純物領域を前記ゲート絶縁膜の下側
の一部に潜り込むよう拡張する不純物領域拡張工程とを
備える。
請求項1に記載の発明は、半導体基板の主面上に設けら
れたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を介して前記半
導体基板上に設けられたゲート電極とを形成するゲート
電極形成工程と、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜
の側面と、前記側面から前記ゲート電極の側方へと広が
る前記主面の一定領域とを覆うダミーサイドウォールを
形成するダミーサイドウォール工程と、前記ダミーサイ
ドウォール及び前記ゲート電極をマスクとして前記主面
に対して不純物を導入して不純物領域を形成する不純物
領域形成工程と、前記不純物領域形成工程の前後いずれ
かにおいて、前記ダミーサイドウォールをマスクとして
前記ゲート電極と前記主面の上面に保護酸化膜を形成す
る保護酸化工程と、前記保護酸化工程の後に、前記ダミ
ーサイドウォールの厚さを減少させるダミーサイドウォ
ール加工工程と、前記ダミーサイドウォール加工工程で
残されたダミーサイドウォール及び前記ゲート電極をマ
スクとして、前記不純物領域を前記ゲート絶縁膜の下側
の一部に潜り込むよう拡張する不純物領域拡張工程とを
備える。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記保護酸化工程
が、前記ダミーサイドウォール工程の後で前記不純物領
域形成工程の前に実行される。
の半導体装置の製造方法であって、前記保護酸化工程
が、前記ダミーサイドウォール工程の後で前記不純物領
域形成工程の前に実行される。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程の後で前記保護酸化工程の前に、前記ダミー
サイドウォールをマスクとして前記ゲート電極及び前記
主面の上面に不純物を注入し酸化促進を行う酸化促進工
程をさらに備える。
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程の後で前記保護酸化工程の前に、前記ダミー
サイドウォールをマスクとして前記ゲート電極及び前記
主面の上面に不純物を注入し酸化促進を行う酸化促進工
程をさらに備える。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程の後で前記保護酸化工程の前に、前記ダミー
サイドウォール及び前記ゲート電極をマスクとして、前
記主面をエピタキシャル成長させてせり上げるせり上げ
工程をさらに備え、前記保護酸化工程が、前記せり上げ
工程後の構造に対し、前記ダミーサイドウォールをマス
クとして保護酸化膜を形成する。
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程の後で前記保護酸化工程の前に、前記ダミー
サイドウォール及び前記ゲート電極をマスクとして、前
記主面をエピタキシャル成長させてせり上げるせり上げ
工程をさらに備え、前記保護酸化工程が、前記せり上げ
工程後の構造に対し、前記ダミーサイドウォールをマス
クとして保護酸化膜を形成する。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程において、前記ダミーサイドウォールが、前
記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜の側面と、前記側面
から前記ゲート電極の側方へと広がる前記主面の一定領
域とを覆う一定厚さの酸化膜と、当該酸化膜を覆う窒化
膜とを積層して形成され、前記ダミーサイドウォール加
工工程において、前記窒化膜のみが除去されて前記ダミ
ーサイドウォールの厚さを減少させる。
の半導体装置の製造方法であって、前記ダミーサイドウ
ォール工程において、前記ダミーサイドウォールが、前
記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜の側面と、前記側面
から前記ゲート電極の側方へと広がる前記主面の一定領
域とを覆う一定厚さの酸化膜と、当該酸化膜を覆う窒化
膜とを積層して形成され、前記ダミーサイドウォール加
工工程において、前記窒化膜のみが除去されて前記ダミ
ーサイドウォールの厚さを減少させる。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記保護酸化工程で
前記保護酸化膜を形成する際に加わる熱を利用してアニ
ーリングする。
の半導体装置の製造方法であって、前記保護酸化工程で
前記保護酸化膜を形成する際に加わる熱を利用してアニ
ーリングする。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域に不純物を注入する工程と、当
該不純物を注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦
型拡散炉によるアニーリングを行う工程とを備える。
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域に不純物を注入する工程と、当
該不純物を注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦
型拡散炉によるアニーリングを行う工程とを備える。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域に不純物を注入する工程と、シ
リサイド形成のためのアニーリングを行う工程とを備え
る。
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域に不純物を注入する工程と、シ
リサイド形成のためのアニーリングを行う工程とを備え
る。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域の固相拡散を行う工程を備え
る。
の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域拡張
工程が、前記不純物領域の固相拡散を行う工程を備え
る。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域形
成工程が、前記ダミーサイドウォール及び前記ゲート電
極をマスクとして前記主面に対して前記不純物を導入す
る工程と、当該不純物を注入した直後にアニーリングを
行う工程とを備える。
載の半導体装置の製造方法であって、前記不純物領域形
成工程が、前記ダミーサイドウォール及び前記ゲート電
極をマスクとして前記主面に対して前記不純物を導入す
る工程と、当該不純物を注入した直後にアニーリングを
行う工程とを備える。
【0029】
【発明の実施の形態】{実施の形態1}図1〜図8はこ
の発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法につ
いて作成工程を順に追って示した模式図である。この半
導体装置の製造方法は、図1〜図8の如く、ゲート電極
21、ダミーサイドウォール22及びソースドレイン領
域(不純物領域)23を形成した後、ゲート電極21と
ソースドレイン領域23について保護用の酸化を行って
から、ダミーサイドウォールの材料である窒化膜を除去
することで、ゲート電極21とソースドレイン領域23
の表面荒れを防止する。以下、具体的な製造方法につい
て説明する。
の発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法につ
いて作成工程を順に追って示した模式図である。この半
導体装置の製造方法は、図1〜図8の如く、ゲート電極
21、ダミーサイドウォール22及びソースドレイン領
域(不純物領域)23を形成した後、ゲート電極21と
ソースドレイン領域23について保護用の酸化を行って
から、ダミーサイドウォールの材料である窒化膜を除去
することで、ゲート電極21とソースドレイン領域23
の表面荒れを防止する。以下、具体的な製造方法につい
て説明する。
【0030】<素子分離工程>図1は素子分離工程が完
了した状態の断面を示す図である。半導体基板31の主
面には、素子分離を行う分離酸化膜32が形成される。
分離酸化膜32は半導体基板31を素子領域へと区分す
る。分離酸化膜32はトレンチ分離を採用してもよい。
図1に示された構造に対して不純物の注入を行って、ウ
ェルやチャネルを形成する。但し、この発明はウェルや
チャネルに関係しないので、図示を省略する。
了した状態の断面を示す図である。半導体基板31の主
面には、素子分離を行う分離酸化膜32が形成される。
分離酸化膜32は半導体基板31を素子領域へと区分す
る。分離酸化膜32はトレンチ分離を採用してもよい。
図1に示された構造に対して不純物の注入を行って、ウ
ェルやチャネルを形成する。但し、この発明はウェルや
チャネルに関係しないので、図示を省略する。
【0031】<ゲート絶縁膜工程>次に、半導体基板3
1の素子領域の主面に、0.5〜9nmの膜厚の酸化膜
であるゲート絶縁膜33を形成する。ここで、酸化膜の
代わりに酸窒化膜やその他の高誘電率の材料を用いても
良い。また、ゲート電圧の耐圧に応じてゲート絶縁膜3
3の酸化膜換算の実効膜厚を変えても良い。
1の素子領域の主面に、0.5〜9nmの膜厚の酸化膜
であるゲート絶縁膜33を形成する。ここで、酸化膜の
代わりに酸窒化膜やその他の高誘電率の材料を用いても
良い。また、ゲート電圧の耐圧に応じてゲート絶縁膜3
3の酸化膜換算の実効膜厚を変えても良い。
【0032】<ゲート電極積層工程>さらに、ゲート絶
縁膜33上にポリシリコン層34を形成する。ここで、
ポリシリコン層34の膜厚は一例として50〜200n
mである。尚、ポリシリコン層34の代わりにポリシリ
コンゲルマニウム若しくはポリシリコンゲルマニウムと
ポリシリコンの積層構造でも良い。また、ポリシリコン
層34は予めリンがドーピングされているドープトポリ
シリコンを使用してもよいし、ノンドープポリシリコン
を積層した後NMOSトランジスタを形成する場合には
リンを、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロ
ンを、それぞれイオン注入しても良いし、これらの注入
を行わなくても良い。注入の際、注入を行わない部分は
フォトレジストでマスクしておき、注入が終了した後、
レジストを除去する。また注入された不純物濃度の一例
としては1×1019〜1×1021cm-3である。
縁膜33上にポリシリコン層34を形成する。ここで、
ポリシリコン層34の膜厚は一例として50〜200n
mである。尚、ポリシリコン層34の代わりにポリシリ
コンゲルマニウム若しくはポリシリコンゲルマニウムと
ポリシリコンの積層構造でも良い。また、ポリシリコン
層34は予めリンがドーピングされているドープトポリ
シリコンを使用してもよいし、ノンドープポリシリコン
を積層した後NMOSトランジスタを形成する場合には
リンを、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロ
ンを、それぞれイオン注入しても良いし、これらの注入
を行わなくても良い。注入の際、注入を行わない部分は
フォトレジストでマスクしておき、注入が終了した後、
レジストを除去する。また注入された不純物濃度の一例
としては1×1019〜1×1021cm-3である。
【0033】<ゲート電極形成工程>続いて、レジスト
を塗布し、ゲート電極21のマスクパターンを転写、現
像する。そして残置したレジストをマスクとしてポリシ
リコンの異方性エッチングを行い、図2に示すようなゲ
ート電極21を形成する。ここで、典型的なゲート長L
は0.015〜0.10μmである。
を塗布し、ゲート電極21のマスクパターンを転写、現
像する。そして残置したレジストをマスクとしてポリシ
リコンの異方性エッチングを行い、図2に示すようなゲ
ート電極21を形成する。ここで、典型的なゲート長L
は0.015〜0.10μmである。
【0034】<ダミーサイドウォール工程>ここで、ゲ
ート電極21の表面及び露出している半導体基板31の
表面の全面に酸化膜36を積層した後、続いて窒化膜3
7を全面に積層し、全面エッチバックを行う。この結
果、図3の如く、ゲート電極21及びゲート絶縁膜33
の側面と、この側面からゲート電極21の側方へと広が
る半導体基板31の主面の一定領域とを覆うダミーサイ
ドウォール22が形成される。例えば、酸化膜36は1
〜30nmの膜厚であり、窒化膜37は20〜100n
mの膜厚である。これにより、ダミーサイドウォール2
2を形成する。
ート電極21の表面及び露出している半導体基板31の
表面の全面に酸化膜36を積層した後、続いて窒化膜3
7を全面に積層し、全面エッチバックを行う。この結
果、図3の如く、ゲート電極21及びゲート絶縁膜33
の側面と、この側面からゲート電極21の側方へと広が
る半導体基板31の主面の一定領域とを覆うダミーサイ
ドウォール22が形成される。例えば、酸化膜36は1
〜30nmの膜厚であり、窒化膜37は20〜100n
mの膜厚である。これにより、ダミーサイドウォール2
2を形成する。
【0035】<ソースドレイン形成工程(不純物領域形
成工程)>イオン注入を行って、図4のようにソースド
レイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理は
NMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対
して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行
われる。
成工程)>イオン注入を行って、図4のようにソースド
レイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理は
NMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対
して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行
われる。
【0036】注入は例えばNMOSトランジスタを形成
する場合には砒素を10〜100keVの注入エネルギ
ーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
する場合には砒素を10〜100keVの注入エネルギ
ーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
【0037】ここで、続いて熱処理を行い、注入された
不純物を活性化させる(アニール工程)。この場合、不
純物を注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦型拡
散炉によるアニーリングを行う。あるいは、ここで行わ
なくても、後続する保護酸化膜38(図5参照)の形成
時に加わる熱を利用しても良い。例えば、熱処理は温度
800〜1100℃、最高温に保つ時間は0secから
30secで行えばよい。当該時間が0秒であっても熱
処理には昇温、降温のための時間が生じ、熱処理は行え
る。
不純物を活性化させる(アニール工程)。この場合、不
純物を注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦型拡
散炉によるアニーリングを行う。あるいは、ここで行わ
なくても、後続する保護酸化膜38(図5参照)の形成
時に加わる熱を利用しても良い。例えば、熱処理は温度
800〜1100℃、最高温に保つ時間は0secから
30secで行えばよい。当該時間が0秒であっても熱
処理には昇温、降温のための時間が生じ、熱処理は行え
る。
【0038】<保護酸化工程>次に、熱酸化を行うこと
により、ゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3の表面に保護酸化膜38を形成する(図5)。この熱
酸化の処理においては、ダミーサイドウォール22がマ
スクとなる。ダミーサイドウォール22の表面に露呈す
る窒化膜37も厳密には僅かに酸化されるが、ゲート電
極21の上面とソースドレイン領域23の表面に比べて
無視できる程度にしか酸化が行われない。このため、こ
の熱酸化の処理においては、窒化膜37上にはほぼ酸化
膜が形成されず、殆どゲート電極21の上面とソースド
レイン領域23の表面にのみ保護酸化膜38が形成され
ることになる。ここで、熱酸化の条件として、例えば、
ドライ酸化、800〜1000℃、10〜60分の条件
を採用し、1〜10nmの保護酸化膜38を形成すれば
良い。また、熱酸化の代わりに、ランプ酸化、850〜
1100℃、10〜60秒の条件を採用しても良い。
により、ゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3の表面に保護酸化膜38を形成する(図5)。この熱
酸化の処理においては、ダミーサイドウォール22がマ
スクとなる。ダミーサイドウォール22の表面に露呈す
る窒化膜37も厳密には僅かに酸化されるが、ゲート電
極21の上面とソースドレイン領域23の表面に比べて
無視できる程度にしか酸化が行われない。このため、こ
の熱酸化の処理においては、窒化膜37上にはほぼ酸化
膜が形成されず、殆どゲート電極21の上面とソースド
レイン領域23の表面にのみ保護酸化膜38が形成され
ることになる。ここで、熱酸化の条件として、例えば、
ドライ酸化、800〜1000℃、10〜60分の条件
を採用し、1〜10nmの保護酸化膜38を形成すれば
良い。また、熱酸化の代わりに、ランプ酸化、850〜
1100℃、10〜60秒の条件を採用しても良い。
【0039】<ダミーサイドウォール加工工程>次に、
ダミーサイドウォール22の窒化膜37をリン酸により
エッチングし、この窒化膜37を完全に除去する(図
6)。これにより、ダミーサイドウォール22が形成さ
れていた領域、即ち、ゲート電極21及びゲート絶縁膜
33の側面と、この側面からゲート電極21の側方へと
広がる半導体基板31の主面の一定領域においては、図
6に示したように図示L字形の酸化膜36が残置される
ことになり、ゲート電極21及びゲート絶縁膜33の側
面及び半導体基板31の主面の一部は、酸化膜36の厚
み分だけ被覆され、ダミーサイドウォール22の窒化膜
37を含めて被覆されていた図5の状態よりも、被覆厚
みが減少することになる。このエッチング処理は、例え
ば150〜190℃、1分〜20分の条件で行えばよ
い。
ダミーサイドウォール22の窒化膜37をリン酸により
エッチングし、この窒化膜37を完全に除去する(図
6)。これにより、ダミーサイドウォール22が形成さ
れていた領域、即ち、ゲート電極21及びゲート絶縁膜
33の側面と、この側面からゲート電極21の側方へと
広がる半導体基板31の主面の一定領域においては、図
6に示したように図示L字形の酸化膜36が残置される
ことになり、ゲート電極21及びゲート絶縁膜33の側
面及び半導体基板31の主面の一部は、酸化膜36の厚
み分だけ被覆され、ダミーサイドウォール22の窒化膜
37を含めて被覆されていた図5の状態よりも、被覆厚
みが減少することになる。このエッチング処理は、例え
ば150〜190℃、1分〜20分の条件で行えばよ
い。
【0040】この後、酸化膜36を除去しても良い。酸
化膜36の除去は、例えば、HNaF:HF=100:
1のバッファードフッ酸を用いたエッチング(100:
1フッ酸エッチングと称す)を10〜120秒行えばよ
い。
化膜36の除去は、例えば、HNaF:HF=100:
1のバッファードフッ酸を用いたエッチング(100:
1フッ酸エッチングと称す)を10〜120秒行えばよ
い。
【0041】さらに、ゲートエッジのゲート絶縁膜を保
護するためにゲート再酸化を行っても良い。再酸化の条
件は、例えば、ランプ酸化、850〜1100℃、10
〜60秒の条件を採用する。あるいは、ISSG(In-S
itu Steam Generation)酸化で、850〜1100℃、
10〜60秒の条件を採用してもよい。
護するためにゲート再酸化を行っても良い。再酸化の条
件は、例えば、ランプ酸化、850〜1100℃、10
〜60秒の条件を採用する。あるいは、ISSG(In-S
itu Steam Generation)酸化で、850〜1100℃、
10〜60秒の条件を採用してもよい。
【0042】<ソースドレイン・エクステンション工程
(不純物領域拡張工程)>次に、図7の如く、イオン注
入を行って、ゲート絶縁膜33の下側の一部に潜り込む
ように、ソースドレイン・エクステンション領域39を
形成する。これにより、ソースドレインとして機能する
領域がソースドレイン領域23からソースドレイン・エ
クステンション領域39に拡張される。この処理はNM
OS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対して
別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行われ
る。この際、注入を行わない部分はフォトレジストでマ
スクしておく。例えば、NMOSトランジスタを形成す
る場合には砒素を0.1〜10keVの加速エネルギー
で且つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2の濃度、P
MOSトランジスタを形成する場合にはボロン(B)を
0.1〜8keVの加速エネルギーで且つ1×1014c
m-2〜1×1016cm-2の濃度で注入すればよい。ま
た、PMOSに対してはBF2を1〜30keVの加速
エネルギーで且つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2
の濃度で注入しても良い。
(不純物領域拡張工程)>次に、図7の如く、イオン注
入を行って、ゲート絶縁膜33の下側の一部に潜り込む
ように、ソースドレイン・エクステンション領域39を
形成する。これにより、ソースドレインとして機能する
領域がソースドレイン領域23からソースドレイン・エ
クステンション領域39に拡張される。この処理はNM
OS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに対して
別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより行われ
る。この際、注入を行わない部分はフォトレジストでマ
スクしておく。例えば、NMOSトランジスタを形成す
る場合には砒素を0.1〜10keVの加速エネルギー
で且つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2の濃度、P
MOSトランジスタを形成する場合にはボロン(B)を
0.1〜8keVの加速エネルギーで且つ1×1014c
m-2〜1×1016cm-2の濃度で注入すればよい。ま
た、PMOSに対してはBF2を1〜30keVの加速
エネルギーで且つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2
の濃度で注入しても良い。
【0043】さらに、ポケット注入を行っても良い。こ
の場合、例えば、NMOSではボロンを3keV〜15
keVの加速エネルギーで且つ1×1013cm-2〜5×
10 13cm-2の濃度でイオン注入する一方、PMOSで
は砒素(As)を40keV〜140keVの加速エネ
ルギーで且つ1×1012cm-2〜1×1014cm-2の濃
度でイオン注入する。また、リン(P)を注入エネルギ
ー20keV〜70keVで1×1012cm-2〜1×1
013cm-2としても良いし、これらの混合注入でも良
い。
の場合、例えば、NMOSではボロンを3keV〜15
keVの加速エネルギーで且つ1×1013cm-2〜5×
10 13cm-2の濃度でイオン注入する一方、PMOSで
は砒素(As)を40keV〜140keVの加速エネ
ルギーで且つ1×1012cm-2〜1×1014cm-2の濃
度でイオン注入する。また、リン(P)を注入エネルギ
ー20keV〜70keVで1×1012cm-2〜1×1
013cm-2としても良いし、これらの混合注入でも良
い。
【0044】<サイドウォール工程>続いて、図8の如
く、酸化膜36の側面方向に窒化膜を形成して、前述の
ダミーサイドウォール22と同様の形状のサイドウォー
ル40を形成する。この場合、例えば、窒化膜を全面に
積層した後、エッチバックを行うことで、サイドウォー
ル40を形成できる。膜は酸化膜でも良いし、酸化膜と
窒化膜の積層構造でも良い。代表的なサイドウォール4
0の幅(主面に平行な方向の寸法)は30〜100nm
である。
く、酸化膜36の側面方向に窒化膜を形成して、前述の
ダミーサイドウォール22と同様の形状のサイドウォー
ル40を形成する。この場合、例えば、窒化膜を全面に
積層した後、エッチバックを行うことで、サイドウォー
ル40を形成できる。膜は酸化膜でも良いし、酸化膜と
窒化膜の積層構造でも良い。代表的なサイドウォール4
0の幅(主面に平行な方向の寸法)は30〜100nm
である。
【0045】<ソースドレイン・エクステンション活性
化アニール工程>しかる後、ソースドレイン・エクステ
ンション領域39を形成するために、熱処理によりイオ
ン注入により導入した不純物を活性化させる。例えば、
温度700〜1075℃、0sec〜30secの処理
時間でRTA(Rapid Thermal Annealing:急速熱アニ
ーリング)により行えばよい。あるいは、温度400〜
600℃、1〜10時間の処理時間で縦型拡散炉で行え
ばよい。あるいはソースドレイン・エクステンション領
域39の活性化を後述のシリサイド化でのアニールで兼
用しても良い。
化アニール工程>しかる後、ソースドレイン・エクステ
ンション領域39を形成するために、熱処理によりイオ
ン注入により導入した不純物を活性化させる。例えば、
温度700〜1075℃、0sec〜30secの処理
時間でRTA(Rapid Thermal Annealing:急速熱アニ
ーリング)により行えばよい。あるいは、温度400〜
600℃、1〜10時間の処理時間で縦型拡散炉で行え
ばよい。あるいはソースドレイン・エクステンション領
域39の活性化を後述のシリサイド化でのアニールで兼
用しても良い。
【0046】あるいは、ソースドレイン・エクステンシ
ョン領域39の形成として、固相拡散を応用しても良
い。その場合、<ソースドレイン・エクステンション工
程(不純物領域拡張工程)>、<サイドウォール工程>
及び<ソースドレイン・エクステンション活性化アニー
ル工程>を次のように修正する(図示省略)。
ョン領域39の形成として、固相拡散を応用しても良
い。その場合、<ソースドレイン・エクステンション工
程(不純物領域拡張工程)>、<サイドウォール工程>
及び<ソースドレイン・エクステンション活性化アニー
ル工程>を次のように修正する(図示省略)。
【0047】まず、全面にリン濃度1〜20%持つPS
G(phospho-silicate glass)膜を数10〜100nm
ほど積層した後、リソグラフィーとウエットエッチング
等によりPMOS領域のPSG膜を除去する。
G(phospho-silicate glass)膜を数10〜100nm
ほど積層した後、リソグラフィーとウエットエッチング
等によりPMOS領域のPSG膜を除去する。
【0048】次に、ボロンを1〜20%含むBSG(bo
ron-silicate glass)膜を数10〜100nmほど全面
に積層し、リソグラフィーとウエットエッチングにより
NMOS領域のPSG膜上に積層されていたBSG膜を
除去する。ここで、NMOS領域のPSG膜とPMOS
領域のBSG膜の厚さをそろえておくことにより、サイ
ドウォール40に加工した時に幅(主面に平行な方向の
寸法)を等しくすることができる。そして、RTAなど
の熱処理を行うことによりPSG膜中のリンはシリコン
の半導体基板31中に固相拡散して浅いnエクステンシ
ョンを形成し、同様にBSG膜中のボロンは浅いpエク
ステンションを形成する。
ron-silicate glass)膜を数10〜100nmほど全面
に積層し、リソグラフィーとウエットエッチングにより
NMOS領域のPSG膜上に積層されていたBSG膜を
除去する。ここで、NMOS領域のPSG膜とPMOS
領域のBSG膜の厚さをそろえておくことにより、サイ
ドウォール40に加工した時に幅(主面に平行な方向の
寸法)を等しくすることができる。そして、RTAなど
の熱処理を行うことによりPSG膜中のリンはシリコン
の半導体基板31中に固相拡散して浅いnエクステンシ
ョンを形成し、同様にBSG膜中のボロンは浅いpエク
ステンションを形成する。
【0049】<シリサイド工程>そして、コバルトなど
の金属を蒸着し、ソースドレイン領域23上にシリサイ
ド層を形成する。
の金属を蒸着し、ソースドレイン領域23上にシリサイ
ド層を形成する。
【0050】<層間膜工程>以降は、層間膜、配線等、
通常の半導体集積回路の製造方法に従って形成する。
通常の半導体集積回路の製造方法に従って形成する。
【0051】以上のように、ゲート電極21の上面とソ
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能力
の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現できる。
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能力
の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現できる。
【0052】{実施の形態2}図9〜図16はこの発明
の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について作
成工程を順に追って示した模式図である。なお、図9〜
図16では実施の形態1と同様の機能を有する要素につ
いては同一符号を付している。この実施の形態の半導体
装置の製造方法は、図9〜図16の如く、実施の形態1
に比べて、<ソースドレイン形成工程(不純物領域形成
工程)>と<保護酸化工程>の実行順序を変更してい
る。
の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法について作
成工程を順に追って示した模式図である。なお、図9〜
図16では実施の形態1と同様の機能を有する要素につ
いては同一符号を付している。この実施の形態の半導体
装置の製造方法は、図9〜図16の如く、実施の形態1
に比べて、<ソースドレイン形成工程(不純物領域形成
工程)>と<保護酸化工程>の実行順序を変更してい
る。
【0053】<素子分離工程>図9は素子分離工程が完
了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同様
に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離酸
化膜32が形成される。分離酸化膜32は半導体基板3
1を素子領域へと区分する。
了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同様
に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離酸
化膜32が形成される。分離酸化膜32は半導体基板3
1を素子領域へと区分する。
【0054】<ゲート絶縁膜工程>次に、実施の形態1
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に、0.5
〜9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図10参照)を形
成する。
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に、0.5
〜9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図10参照)を形
成する。
【0055】<ゲート電極積層工程>さらに、実施の形
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図10参照)を形成する。
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図10参照)を形成する。
【0056】<ゲート電極形成工程>続いて、実施の形
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図10のようなゲート電極21を形成する。
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図10のようなゲート電極21を形成する。
【0057】<ダミーサイドウォール工程>ここで、実
施の形態1と同様に、図11のようなダミーサイドウォ
ール22を形成する。
施の形態1と同様に、図11のようなダミーサイドウォ
ール22を形成する。
【0058】<保護酸化工程>次に、熱酸化を行うこと
により、図12の如く、窒化膜37上にはほとんど酸化
膜を形成せずに、半導体基板31やゲート電極21の上
面等に保護酸化膜38を形成する。ここで、熱酸化の条
件として、例えば、ドライ酸化、800〜1000℃、
10〜600分の条件を採用し、1〜10nmの保護酸
化膜38を形成すれば良い。また、熱酸化の代わりに、
ランプ酸化、850〜1100℃、10〜60秒の条件
を採用しても良い。
により、図12の如く、窒化膜37上にはほとんど酸化
膜を形成せずに、半導体基板31やゲート電極21の上
面等に保護酸化膜38を形成する。ここで、熱酸化の条
件として、例えば、ドライ酸化、800〜1000℃、
10〜600分の条件を採用し、1〜10nmの保護酸
化膜38を形成すれば良い。また、熱酸化の代わりに、
ランプ酸化、850〜1100℃、10〜60秒の条件
を採用しても良い。
【0059】<ソースドレイン形成工程(不純物領域形
成工程)>イオン注入を行って、図13のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
成工程)>イオン注入を行って、図13のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
【0060】注入は例えばNMOSトランジスタを形成
する場合には砒素を10〜100keVの注入エネルギ
ーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
する場合には砒素を10〜100keVの注入エネルギ
ーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
【0061】続いて、熱処理を行い注入された不純物を
活性化させる。この場合、不純物を注入した直後に急速
熱アニーリングまたは縦型拡散炉によるアニーリングを
行う。例えば、熱処理は温度800〜1100℃、最高
温に保つ時間は0secから30secで行えばよい。
当該時間が0秒であっても熱処理には昇温、降温のため
の時間が生じ、熱処理は行える。
活性化させる。この場合、不純物を注入した直後に急速
熱アニーリングまたは縦型拡散炉によるアニーリングを
行う。例えば、熱処理は温度800〜1100℃、最高
温に保つ時間は0secから30secで行えばよい。
当該時間が0秒であっても熱処理には昇温、降温のため
の時間が生じ、熱処理は行える。
【0062】<ダミーサイドウォール加工工程>次に、
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図14のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図14に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図13の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図14のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図14に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図13の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
【0063】<ソースドレイン・エクステンション工程
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図15の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図15の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
【0064】<サイドウォール工程>実施の形態1と同
様に、続いて酸化膜36の側面方向に窒化膜を形成し
て、前述のダミーサイドウォール22と同様のサイドウ
ォール40を形成する(図16)。
様に、続いて酸化膜36の側面方向に窒化膜を形成し
て、前述のダミーサイドウォール22と同様のサイドウ
ォール40を形成する(図16)。
【0065】<ソースドレイン・エクステンション活性
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
【0066】<シリサイド工程>実施の形態1と同様
に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイン領域
23上にシリサイド層を形成する。
に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイン領域
23上にシリサイド層を形成する。
【0067】<層間膜工程>実施の形態1と同様に、以
降は、層間膜、配線等、通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
降は、層間膜、配線等、通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
【0068】以上のように、ゲート電極21の上面とソ
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能力
の向上)を維持したまま。リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することができ、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現することができる。
さらに、実施の形態1に比べて、ソースドレイン注入に
より導入された不純物に保護酸化の熱が加わらず、ソー
スドレイン領域23やゲート電極21での不純物の活性
化を後で行うので、不純物拡散の抑制と活性化率の増加
を両立し易くなる。このように、ソースドレイン領域2
3等での余分な不純物拡散を防止することにより、短チ
ャネル特性の劣化、ゲート電極21での余分な不純物拡
散(ゲート不純物のゲート絶縁膜33の突抜に起因す
る)によって閾値電圧の低下とバラツキ増大を引き起こ
すことを防止することができる。
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能力
の向上)を維持したまま。リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することができ、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現することができる。
さらに、実施の形態1に比べて、ソースドレイン注入に
より導入された不純物に保護酸化の熱が加わらず、ソー
スドレイン領域23やゲート電極21での不純物の活性
化を後で行うので、不純物拡散の抑制と活性化率の増加
を両立し易くなる。このように、ソースドレイン領域2
3等での余分な不純物拡散を防止することにより、短チ
ャネル特性の劣化、ゲート電極21での余分な不純物拡
散(ゲート不純物のゲート絶縁膜33の突抜に起因す
る)によって閾値電圧の低下とバラツキ増大を引き起こ
すことを防止することができる。
【0069】{実施の形態3}図17〜図25はこの発
明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法について
作成工程を順に追って示した模式図である。なお、図1
7〜図25では実施の形態1及び実施の形態2と同様の
機能を有する要素については同一符号を付している。こ
の実施の形態の半導体装置の製造方法は、保護酸化前に
酸化促進のための不純物注入を行う点で、実施の形態1
と異なる。具体的な製造方法について説明する。
明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法について
作成工程を順に追って示した模式図である。なお、図1
7〜図25では実施の形態1及び実施の形態2と同様の
機能を有する要素については同一符号を付している。こ
の実施の形態の半導体装置の製造方法は、保護酸化前に
酸化促進のための不純物注入を行う点で、実施の形態1
と異なる。具体的な製造方法について説明する。
【0070】<素子分離工程>図17は素子分離工程が
完了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同
様に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離
酸化膜32が形成される。
完了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同
様に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離
酸化膜32が形成される。
【0071】<ゲート絶縁膜工程>次に、実施の形態1
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に0.5〜
9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図18参照)を形成
する。
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に0.5〜
9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図18参照)を形成
する。
【0072】<ゲート電極積層工程>さらに、実施の形
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図18参照)を形成する。
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図18参照)を形成する。
【0073】<ゲート電極形成工程>続いて、実施の形
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図18に示したようなゲート電極21を形成する。
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図18に示したようなゲート電極21を形成する。
【0074】<ダミーサイドウォール工程>次に、実施
の形態1と同様に、図19のようなダミーサイドウォー
ル22を形成する。
の形態1と同様に、図19のようなダミーサイドウォー
ル22を形成する。
【0075】<ソースドレイン形成工程(不純物領域形
成工程)>イオン注入を行って、図20のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
成工程)>イオン注入を行って、図20のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
【0076】注入は、例えばNMOSトランジスタを形
成する場合には砒素を10〜100keVの注入エネル
ギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
成する場合には砒素を10〜100keVの注入エネル
ギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
【0077】尚、続いて熱処理を行い注入された不純物
を活性化させる(アニール工程)。この場合、不純物を
注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦型拡散炉に
よるアニーリングを行う。あるいは、ここで行わなくて
も、保護酸化膜38の形成(図22参照)時に加わる熱
を利用しても良い。例えば、熱処理は温度800〜11
00℃、最高温に保つ時間は0secから30secで
行えばよい。当該時間が0秒であっても熱処理には昇
温、降温のための時間が生じ、熱処理は行える。
を活性化させる(アニール工程)。この場合、不純物を
注入した直後に急速熱アニーリングまたは縦型拡散炉に
よるアニーリングを行う。あるいは、ここで行わなくて
も、保護酸化膜38の形成(図22参照)時に加わる熱
を利用しても良い。例えば、熱処理は温度800〜11
00℃、最高温に保つ時間は0secから30secで
行えばよい。当該時間が0秒であっても熱処理には昇
温、降温のための時間が生じ、熱処理は行える。
【0078】<酸化促進工程>ここで、保護酸化膜38
の形成(図22参照)を促進するための準備として、図
21の如く、不純物41をイオン注入する。例えば、フ
ッ素や酸素を0.1〜30keVの加速エネルギーで且
つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2の濃度で注入す
ればよい。
の形成(図22参照)を促進するための準備として、図
21の如く、不純物41をイオン注入する。例えば、フ
ッ素や酸素を0.1〜30keVの加速エネルギーで且
つ1×1014cm-2〜1×1016cm-2の濃度で注入す
ればよい。
【0079】<保護酸化工程>次に、熱酸化を行うこと
により、図22の如く、窒化膜37上にはほとんど酸化
膜を形成せずに、ゲート電極21の上面やソースドレイ
ン領域23の表面に保護酸化膜38を形成する。ここ
で、熱酸化の条件として、例えば、ドライ酸化、800
〜1000℃、10〜60分の条件を採用し、1〜10
nmの酸化膜を形成すれば良い。また、熱酸化の代わり
に、ランプ酸化、850〜1100℃、10〜60秒の
条件を採用しても良い。
により、図22の如く、窒化膜37上にはほとんど酸化
膜を形成せずに、ゲート電極21の上面やソースドレイ
ン領域23の表面に保護酸化膜38を形成する。ここ
で、熱酸化の条件として、例えば、ドライ酸化、800
〜1000℃、10〜60分の条件を採用し、1〜10
nmの酸化膜を形成すれば良い。また、熱酸化の代わり
に、ランプ酸化、850〜1100℃、10〜60秒の
条件を採用しても良い。
【0080】<ダミーサイドウォール加工工程>次に、
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図23のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図23に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図22の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図23のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図23に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図22の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
【0081】<ソースドレイン・エクステンション工程
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図24の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図24の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
【0082】<サイドウォール工程>続いて、実施の形
態1と同様に、図25の如く、酸化膜36の側面方向に
窒化膜を形成して、前述のダミーサイドウォール22と
同様のサイドウォール40を形成する。
態1と同様に、図25の如く、酸化膜36の側面方向に
窒化膜を形成して、前述のダミーサイドウォール22と
同様のサイドウォール40を形成する。
【0083】<ソースドレイン・エクステンション活性
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
【0084】<シリサイド工程>そして、実施の形態1
と同様に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイ
ン領域23上にシリサイド層を形成する。
と同様に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイ
ン領域23上にシリサイド層を形成する。
【0085】<層間膜工程>実施の形態1と同様に、以
後は、層間膜、配線等。通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
後は、層間膜、配線等。通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
【0086】以上のように、ゲート電極21の上面とソ
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制。駆動能力
の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現する。
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38を形成す
るので、ダミーサイドウォール加工工程において、従来
のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域2
3のリン酸による表面荒れを効率よく防止することがで
きる。したがって、本来のリプレースサイドウォールプ
ロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制。駆動能力
の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板31
やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、接
合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜33
の信頼性の向上(高信頼性)を実現する。
【0087】そして、実施の形態1に比べて、より短い
時間で同じ膜厚の保護酸化膜38を形成できるので、ソ
ースドレイン領域23やゲート電極21での余分な不純
物拡散を抑制することができる。このように、ソースド
レイン領域23等での余分な不純物拡散を防止すること
により、短チャネル特性の劣化、ゲート電極21での余
分な不純物拡散(ゲート不純物のゲート絶縁膜33の突
抜に起因する)によって閾値電圧の低下とバラツキ増大
を引き起こすことを防止することができる。また、チャ
ネル不純物の拡散も抑制されるので、高度なチャネル構
造を実現しやすくなる。
時間で同じ膜厚の保護酸化膜38を形成できるので、ソ
ースドレイン領域23やゲート電極21での余分な不純
物拡散を抑制することができる。このように、ソースド
レイン領域23等での余分な不純物拡散を防止すること
により、短チャネル特性の劣化、ゲート電極21での余
分な不純物拡散(ゲート不純物のゲート絶縁膜33の突
抜に起因する)によって閾値電圧の低下とバラツキ増大
を引き起こすことを防止することができる。また、チャ
ネル不純物の拡散も抑制されるので、高度なチャネル構
造を実現しやすくなる。
【0088】{実施の形態4}図26〜図34はこの発
明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法について
作成工程を順に追って示した模式図である。なお、図2
6〜図34では実施の形態1ないし実施の形態3と同様
の機能を有する要素については同一符号を付している。
この実施の形態の半導体装置の製造方法は、ソースドレ
インのせり上げを行う点で、実施の形態1等と異なる。
具体的な製造方法について説明する。
明の実施の形態4に係る半導体装置の製造方法について
作成工程を順に追って示した模式図である。なお、図2
6〜図34では実施の形態1ないし実施の形態3と同様
の機能を有する要素については同一符号を付している。
この実施の形態の半導体装置の製造方法は、ソースドレ
インのせり上げを行う点で、実施の形態1等と異なる。
具体的な製造方法について説明する。
【0089】<素子分離工程>図26は素子分離工程が
完了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同
様に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離
酸化膜32が形成される。
完了した状態の断面を示す図である。実施の形態1と同
様に、半導体基板31の主面には、素子分離を行う分離
酸化膜32が形成される。
【0090】<ゲート絶縁膜工程>次に、実施の形態1
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に0.5〜
9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図27参照)を形成
する。
と同様に、半導体基板31の素子領域の主面に0.5〜
9nmの膜厚のゲート絶縁膜33(図27参照)を形成
する。
【0091】<ゲート電極積層工程>さらに、実施の形
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図27参照)を形成する。
態1と同様に、ゲート絶縁膜33上にポリシリコン層3
4(図27参照)を形成する。
【0092】<ゲート電極形成工程>続いて、実施の形
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図27に示すようなゲート電極21を形成する。
態1と同様に、レジストを塗布し、ゲート電極21のマ
スクパターンを転写、現像する。そして残置したレジス
トをマスクとしてポリシリコンの異方性エッチングを行
い、図27に示すようなゲート電極21を形成する。
【0093】<ダミーサイドウォール工程>次に、実施
の形態1と同様に、図28のようなダミーサイドウォー
ル22を形成する。
の形態1と同様に、図28のようなダミーサイドウォー
ル22を形成する。
【0094】<ソースドレイン形成工程(不純物領域形
成工程)>イオン注入を行って、図29のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
成工程)>イオン注入を行って、図29のようにソース
ドレイン領域(不純物領域)23を形成する。この処理
はNMOS用の構造及びPMOS用の構造のそれぞれに
対して別個に、例えばレジストで一方を覆うことにより
行われる。
【0095】注入は、例えばNMOSトランジスタを形
成する場合には砒素を10〜100keVの注入エネル
ギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
尚、続いて熱処理を行い注入された不純物を活性化させ
る(アニール工程)。この場合、不純物を注入した直後
に急速熱アニーリングまたは縦型拡散炉によるアニーリ
ングを行う。あるいは、ここで行わなくても、保護酸化
膜38の形成(後述)に加わる熱を利用しても良い。例
えば、熱処理は温度800〜1100℃、最高温に保つ
時間は0secから30secで行えばよい。当該時間
が0秒であっても熱処理には昇温、降温のための時間が
生じ、熱処理は行える。
成する場合には砒素を10〜100keVの注入エネル
ギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016cm-2の濃度
で、PMOSトランジスタを形成する場合にはボロン
(B)を1〜10keVの注入エネルギーで且つ1×1
015cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入すればよ
い。また、PMOSトランジスタを形成する場合にはB
F2を5〜50keVの注入エネルギーで且つ1×10
15cm-2〜5×1016cm-2の濃度で注入しても良い。
尚、続いて熱処理を行い注入された不純物を活性化させ
る(アニール工程)。この場合、不純物を注入した直後
に急速熱アニーリングまたは縦型拡散炉によるアニーリ
ングを行う。あるいは、ここで行わなくても、保護酸化
膜38の形成(後述)に加わる熱を利用しても良い。例
えば、熱処理は温度800〜1100℃、最高温に保つ
時間は0secから30secで行えばよい。当該時間
が0秒であっても熱処理には昇温、降温のための時間が
生じ、熱処理は行える。
【0096】<ソースドレインせり上げ工程>ここで、
図30の如く、ソースドレイン領域23について選択的
にシリコンが積層する「選択エピタキシャル成長技術」
により、シリコン膜43の積層(シリコン積層)を行っ
て、ソースドレイン領域23のせり上げを行う。この場
合、分離酸化膜32やダミーサイドウォール22のよう
な絶縁膜にはシリコン積層を行わない。選択エピタキシ
ャル成長は、例えば、CVDにおいて、原料ガスとして
シランガス、成長温度を500〜800℃として実行す
る。尚、ジシランガスを用いても良いし、塩素ガスや水
素ガスを混合させても良い。成長膜厚は5〜50nmで
ある。また、ゲート電極21の上面にポリシリコン膜が
露出している場合、ゲート電極21の上面にも選択的に
シリコン膜43aを成長させることができる。
図30の如く、ソースドレイン領域23について選択的
にシリコンが積層する「選択エピタキシャル成長技術」
により、シリコン膜43の積層(シリコン積層)を行っ
て、ソースドレイン領域23のせり上げを行う。この場
合、分離酸化膜32やダミーサイドウォール22のよう
な絶縁膜にはシリコン積層を行わない。選択エピタキシ
ャル成長は、例えば、CVDにおいて、原料ガスとして
シランガス、成長温度を500〜800℃として実行す
る。尚、ジシランガスを用いても良いし、塩素ガスや水
素ガスを混合させても良い。成長膜厚は5〜50nmで
ある。また、ゲート電極21の上面にポリシリコン膜が
露出している場合、ゲート電極21の上面にも選択的に
シリコン膜43aを成長させることができる。
【0097】さらに、不純物の注入を追加しても良い。
たとえば、NMOSトランジスタを形成する場合には砒
素を1〜80keVの注入エネルギーで且つ1×1015
cm -2〜5×1016cm-2の濃度で、PMOSトランジ
スタを形成する場合にはボロン(B)を1〜8keVの
注入エネルギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016c
m-2の濃度で注入すればよい。また、PMOSトランジ
スタを形成する場合にはBF2を5〜50keVの注入
エネルギーで且つ1×1015cm-2〜5×101 6cm-2
の濃度で注入しても良い。
たとえば、NMOSトランジスタを形成する場合には砒
素を1〜80keVの注入エネルギーで且つ1×1015
cm -2〜5×1016cm-2の濃度で、PMOSトランジ
スタを形成する場合にはボロン(B)を1〜8keVの
注入エネルギーで且つ1×1015cm-2〜5×1016c
m-2の濃度で注入すればよい。また、PMOSトランジ
スタを形成する場合にはBF2を5〜50keVの注入
エネルギーで且つ1×1015cm-2〜5×101 6cm-2
の濃度で注入しても良い。
【0098】<保護酸化工程>次に、熱酸化を行うこと
により、図31のように、窒化膜37上には酸化膜をほ
とんど形成せずに、ゲート電極21の上面やソースドレ
イン領域23の表面に保護酸化膜38aを形成する。こ
こで、熱酸化の条件として、例えば、ドライ酸化、80
0〜1000℃、10〜60分の条件を採用し。1〜1
0nmの保護酸化膜38aを形成すれば良い。また、熱
酸化の代わりに、ランプ酸化、850〜1100℃、1
0〜60秒の条件を採用しても良い。
により、図31のように、窒化膜37上には酸化膜をほ
とんど形成せずに、ゲート電極21の上面やソースドレ
イン領域23の表面に保護酸化膜38aを形成する。こ
こで、熱酸化の条件として、例えば、ドライ酸化、80
0〜1000℃、10〜60分の条件を採用し。1〜1
0nmの保護酸化膜38aを形成すれば良い。また、熱
酸化の代わりに、ランプ酸化、850〜1100℃、1
0〜60秒の条件を採用しても良い。
【0099】<ダミーサイドウォール加工工程>次に、
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図32のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図32に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図31の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
実施の形態1と同様に、ダミーサイドウォール22の窒
化膜37をリン酸によりエッチングし、この窒化膜37
を図32のように完全に除去する。これにより、ダミー
サイドウォール22が形成されていた領域、即ち、ゲー
ト電極21及びゲート絶縁膜33の側面と、この側面か
らゲート電極21の側方へと広がる半導体基板31の主
面の一定領域においては、図32に示したように図示L
字形の酸化膜36が残置されることになり、ゲート電極
21及びゲート絶縁膜33の側面及び半導体基板31の
主面の一部は、酸化膜36の厚み分だけ被覆され、ダミ
ーサイドウォール22の窒化膜37を含めて被覆されて
いた図31の状態よりも、被覆厚みが減少することにな
る。
【0100】<ソースドレイン・エクステンション工程
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図33の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
(不純物領域拡張工程)>次に、実施の形態1と同様
に、図33の如く、イオン注入を行って、ゲート絶縁膜
33の下側の一部に潜り込むように、ソースドレイン・
エクステンション領域39を形成する。
【0101】<サイドウォール工程>続いて実施の形態
1と同様に、図34の如く、酸化膜36の側面方向に窒
化膜を形成して、前述のダミーサイドウォール22と同
様のサイドウォール40を形成する。
1と同様に、図34の如く、酸化膜36の側面方向に窒
化膜を形成して、前述のダミーサイドウォール22と同
様のサイドウォール40を形成する。
【0102】<ソースドレイン・エクステンション活性
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
化アニール工程>その後、実施の形態1と同様に、ソー
スドレイン・エクステンション領域39を形成するため
に、熱処理によりイオン注入により導入した不純物を活
性化させる。
【0103】<シリサイド工程>続いて、実施の形態1
と同様に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイ
ン領域23上にシリサイド層を形成する。
と同様に、コバルトなどの金属を蒸着し、ソースドレイ
ン領域23上にシリサイド層を形成する。
【0104】<層間膜工程>実施の形態1と同様に、以
後は、層間膜、配線等、通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
後は、層間膜、配線等、通常の半導体集積回路の製造方
法に従って形成する。
【0105】以上のように、ゲート電極21の上面とソ
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38aを形成
するので、ダミーサイドウォール加工工程において、従
来のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域
23のリン酸による表面荒れを効率よく防止することが
できる。したがって、本来のリプレースサイドウォール
プロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能
力の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板3
1やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、
接合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜3
3の信頼性の向上(高信頼性)を実現することができ
る。
ースドレイン領域23の表面に保護酸化膜38aを形成
するので、ダミーサイドウォール加工工程において、従
来のようなゲート電極21の上面とソースドレイン領域
23のリン酸による表面荒れを効率よく防止することが
できる。したがって、本来のリプレースサイドウォール
プロセスの利点(ショートチャネル効果の抑制、駆動能
力の向上)を維持したまま、リン酸による半導体基板3
1やゲート電極21の表面荒れを抑制することにより、
接合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁膜3
3の信頼性の向上(高信頼性)を実現することができ
る。
【0106】また、実施の形態1等では、保護酸化工程
で半導体基板31やゲート電極21が酸化膜に浸食され
るおそれがあるのに対して、この実施の形態4では、ソ
ースドレイン領域23をせり上げるようにしてシリコン
膜43を形成することにより、このシリコン膜43のみ
を浸食させ、半導体基板31への浸食を防止することが
できる。
で半導体基板31やゲート電極21が酸化膜に浸食され
るおそれがあるのに対して、この実施の形態4では、ソ
ースドレイン領域23をせり上げるようにしてシリコン
膜43を形成することにより、このシリコン膜43のみ
を浸食させ、半導体基板31への浸食を防止することが
できる。
【0107】さらに、実施の形態1等ではソースドレイ
ン領域23やゲート電極21の高濃度領域が保護酸化膜
38に取り込まれるため、ソースドレイン領域23やゲ
ート電極21の不純物濃度が減少するのに対して、この
実施の形態4では、ソースドレイン領域23やゲート電
極21をせり上げることにより、保護酸化膜38aへの
不純物の拡散を抑制して高濃度を維持できる。
ン領域23やゲート電極21の高濃度領域が保護酸化膜
38に取り込まれるため、ソースドレイン領域23やゲ
ート電極21の不純物濃度が減少するのに対して、この
実施の形態4では、ソースドレイン領域23やゲート電
極21をせり上げることにより、保護酸化膜38aへの
不純物の拡散を抑制して高濃度を維持できる。
【0108】さらにまた、ソースドレインせり上げ技術
の本来の利点として、接合リーク電流や短チャネル効果
を抑制することができる。なぜならば、せり上げ化によ
り基板表面下での接合位置を充分浅くしながらCoなど
のシリサイドと接合との距離を大きくできるためであ
る。
の本来の利点として、接合リーク電流や短チャネル効果
を抑制することができる。なぜならば、せり上げ化によ
り基板表面下での接合位置を充分浅くしながらCoなど
のシリサイドと接合との距離を大きくできるためであ
る。
【0109】尚、実施の形態3では、<ソースドレイン
形成工程(不純物領域形成工程)>の後に<酸化促進工
程>を実行していたが、半導体基板31の主面に対して
<酸化促進工程>を実行してから<ソースドレイン形成
工程(不純物領域形成工程)>を実行してもよい。
形成工程(不純物領域形成工程)>の後に<酸化促進工
程>を実行していたが、半導体基板31の主面に対して
<酸化促進工程>を実行してから<ソースドレイン形成
工程(不純物領域形成工程)>を実行してもよい。
【0110】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、一旦ダ
ミーサイドウォールを形成し、不純物領域を形成した
後、ダミーサイドウォールを除去して不純物領域を拡張
する場合に、ゲート電極や不純物領域または半導体基板
の主面に保護酸化膜を形成してからダミーサイドウォー
ルを除去するので、従来のようなゲート電極の上面と不
純物領域のダミーサイドウォール除去に伴う表面荒れを
効率よく防止することができる。したがって、本来のリ
プレースサイドウォールプロセスの利点(ショートチャ
ネル効果の抑制、駆動能力の向上)を維持したまま、半
導体基板やゲート電極の表面荒れを抑制することによ
り、接合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁
膜33の信頼性の向上(高信頼性)を実現できる。
ミーサイドウォールを形成し、不純物領域を形成した
後、ダミーサイドウォールを除去して不純物領域を拡張
する場合に、ゲート電極や不純物領域または半導体基板
の主面に保護酸化膜を形成してからダミーサイドウォー
ルを除去するので、従来のようなゲート電極の上面と不
純物領域のダミーサイドウォール除去に伴う表面荒れを
効率よく防止することができる。したがって、本来のリ
プレースサイドウォールプロセスの利点(ショートチャ
ネル効果の抑制、駆動能力の向上)を維持したまま、半
導体基板やゲート電極の表面荒れを抑制することによ
り、接合リーク電流の抑制(低消費電力)とゲート絶縁
膜33の信頼性の向上(高信頼性)を実現できる。
【0111】請求項2に記載の発明によれば、不純物の
注入により導入された不純物領域に保護酸化の熱が加わ
らず、不純物領域やゲート電極での不純物の活性化を後
で行うので、不純物拡散の抑制と活性化率の増加を両立
し易くなる。このように、ソースドレイン領域等での余
分な不純物拡散を防止することにより、短チャネル特性
の劣化、ゲート電極での余分な不純物拡散(ゲート不純
物のゲート絶縁膜の突抜に起因する)によって閾値電圧
の低下とバラツキ増大を引き起こすことを防止すること
ができる。
注入により導入された不純物領域に保護酸化の熱が加わ
らず、不純物領域やゲート電極での不純物の活性化を後
で行うので、不純物拡散の抑制と活性化率の増加を両立
し易くなる。このように、ソースドレイン領域等での余
分な不純物拡散を防止することにより、短チャネル特性
の劣化、ゲート電極での余分な不純物拡散(ゲート不純
物のゲート絶縁膜の突抜に起因する)によって閾値電圧
の低下とバラツキ増大を引き起こすことを防止すること
ができる。
【0112】請求項3に記載の発明によれば、酸化促進
工程を実行することにより、保護酸化工程において短時
間で一定の膜厚の保護酸化膜を形成できるので、不純物
領域やゲート電極での余分な不純物拡散を抑制すること
ができる。このように、ソースドレイン領域等での余分
な不純物拡散を防止することにより、短チャネル特性の
劣化、ゲート電極での余分な不純物拡散(ゲート不純物
のゲート絶縁膜の突抜に起因する)によって閾値電圧の
低下とバラツキ増大を引き起こすことを防止することが
できる。また、チャネル不純物の拡散も抑制されるの
で、高度なチャネル構造を実現しやすくなる。
工程を実行することにより、保護酸化工程において短時
間で一定の膜厚の保護酸化膜を形成できるので、不純物
領域やゲート電極での余分な不純物拡散を抑制すること
ができる。このように、ソースドレイン領域等での余分
な不純物拡散を防止することにより、短チャネル特性の
劣化、ゲート電極での余分な不純物拡散(ゲート不純物
のゲート絶縁膜の突抜に起因する)によって閾値電圧の
低下とバラツキ増大を引き起こすことを防止することが
できる。また、チャネル不純物の拡散も抑制されるの
で、高度なチャネル構造を実現しやすくなる。
【0113】請求項4に記載の発明によれば、不純物領
域または主面をエピタキシャル成長させてせり上げてか
ら、保護酸化膜を形成しているので、せり上げられた部
分のみを浸食させ、半導体基板等への浸食を防止するこ
とができる。
域または主面をエピタキシャル成長させてせり上げてか
ら、保護酸化膜を形成しているので、せり上げられた部
分のみを浸食させ、半導体基板等への浸食を防止するこ
とができる。
【0114】さらに、せり上げられた部分により保護酸
化膜への不純物の拡散を抑制して高濃度を維持できる。
化膜への不純物の拡散を抑制して高濃度を維持できる。
【0115】さらにまた、せり上げ化により基板表面下
での接合位置を充分浅くしながらCoなどのシリサイド
と接合との距離を大きくできるため、接合リーク電流や
短チャネル効果を抑制することができる。
での接合位置を充分浅くしながらCoなどのシリサイド
と接合との距離を大きくできるため、接合リーク電流や
短チャネル効果を抑制することができる。
【0116】請求項5に記載の発明によれば、窒化膜の
みを除去することで容易にダミーサイドウォールの厚さ
を減少させることができる。
みを除去することで容易にダミーサイドウォールの厚さ
を減少させることができる。
【0117】請求項6に記載の発明によれば、保護酸化
工程で保護酸化膜を形成する際に加わる熱を利用してア
ニーリングするので、効率よくアニーリングを行うこと
ができる。
工程で保護酸化膜を形成する際に加わる熱を利用してア
ニーリングするので、効率よくアニーリングを行うこと
ができる。
【0118】請求項7及び請求項8に記載の発明によれ
ば、不純物領域拡張工程において、不純物領域に不純物
を注入した後、急速熱アニーリング、縦型拡散炉による
アニーリングを速やかに行うことができる。
ば、不純物領域拡張工程において、不純物領域に不純物
を注入した後、急速熱アニーリング、縦型拡散炉による
アニーリングを速やかに行うことができる。
【0119】請求項9に記載の発明によれば、不純物領
域の固相拡散を行うことで、効率よく不純物領域を拡張
できる。
域の固相拡散を行うことで、効率よく不純物領域を拡張
できる。
【0120】請求項10に記載の発明によれば、不純物
領域形成工程が、ダミーサイドウォール及びゲート電極
をマスクとして主面に対して不純物を導入し、この不純
物を注入した直後にアニーリングを行うので、アニーリ
ングを速やかに行うことができる。
領域形成工程が、ダミーサイドウォール及びゲート電極
をマスクとして主面に対して不純物を導入し、この不純
物を注入した直後にアニーリングを行うので、アニーリ
ングを速やかに行うことができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式図
である。
製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式図
である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図で
ある。
製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
【図6】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式図
である。
製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式図
である。
【図7】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を示
す模式図である。
製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を示
す模式図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置の
製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
【図10】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
【図11】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
【図12】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
【図13】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
【図14】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
【図15】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
【図16】 この発明の実施の形態2に係る半導体装置
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
【図17】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
の製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
【図18】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
【図19】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
【図20】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
【図21】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法の酸化促進工程を示す模式図である。
の製造方法の酸化促進工程を示す模式図である。
【図22】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
【図23】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
【図24】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
【図25】 この発明の実施の形態3に係る半導体装置
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
【図26】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
の製造方法の素子分離工程を示す模式図である。
【図27】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
の製造方法のゲート電極形成工程を示す模式図である。
【図28】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール形成工程を示す模式
図である。
【図29】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
の製造方法のソースドレイン領域形成工程を示す模式図
である。
【図30】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のソースドレインせり上げ工程を示す模式図
である。
の製造方法のソースドレインせり上げ工程を示す模式図
である。
【図31】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
の製造方法の保護酸化工程を示す模式図である。
【図32】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
の製造方法のダミーサイドウォール加工工程を示す模式
図である。
【図33】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
の製造方法のソースドレイン・エクステンション工程を
示す模式図である。
【図34】 この発明の実施の形態4に係る半導体装置
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
の製造方法のサイドウォール形成工程を示す模式図であ
る。
【図35】 従来の半導体装置の製造方法の素子分離工
程を示す模式図である。
程を示す模式図である。
【図36】 従来の半導体装置の製造方法のゲート電極
形成工程を示す模式図である。
形成工程を示す模式図である。
【図37】 従来の半導体装置の製造方法のダミーサイ
ドウォール形成工程を示す模式図である。
ドウォール形成工程を示す模式図である。
【図38】 従来の半導体装置の製造方法のソースドレ
イン領域形成工程を示す模式図である。
イン領域形成工程を示す模式図である。
【図39】 従来の半導体装置の製造方法のダミーサイ
ドウォール加工工程を示す模式図である。
ドウォール加工工程を示す模式図である。
【図40】 従来の半導体装置の製造方法のソースドレ
イン・エクステンション工程を示す模式図である。
イン・エクステンション工程を示す模式図である。
【図41】 従来の半導体装置の製造方法のサイドウォ
ール形成工程を示す模式図である。
ール形成工程を示す模式図である。
21 ゲート電極、22 ダミーサイドウォール、23
ソースドレイン領域、31 半導体基板、32 分離
酸化膜、33 ゲート絶縁膜、34 ポリシリコン層、
36 酸化膜、37 窒化膜、38,38a 保護酸化
膜、39 ソースドレイン・エクステンション領域、4
0 サイドウォール、41 不純物、43,43a シ
リコン膜。
ソースドレイン領域、31 半導体基板、32 分離
酸化膜、33 ゲート絶縁膜、34 ポリシリコン層、
36 酸化膜、37 窒化膜、38,38a 保護酸化
膜、39 ソースドレイン・エクステンション領域、4
0 サイドウォール、41 不純物、43,43a シ
リコン膜。
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Fターム(参考) 5F140 AA00 AA06 AA21 AA24 AB03
BD05 BD09 BF01 BF03 BF04
BF11 BF14 BF38 BF42 BG09
BG12 BG14 BG20 BG26 BG29
BG32 BG38 BG43 BG44 BG53
BG54 BG56 BH06 BH14 BH15
BH22 BJ01 BJ08 BK03 BK08
BK13 BK16 BK18 BK20 BK21
BK22 BK29 BK34 CB01 CB04
CF00 CF03 CF07
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板の主面上に設けられたゲート
絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板上
に設けられたゲート電極とを形成するゲート電極形成工
程と、 前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜の側面と、前記側
面から前記ゲート電極の側方へと広がる前記主面の一定
領域とを覆うダミーサイドウォールを形成するダミーサ
イドウォール工程と、 前記ダミーサイドウォール及び前記ゲート電極をマスク
として前記主面に対して不純物を導入して不純物領域を
形成する不純物領域形成工程と、 前記不純物領域形成工程の前後いずれかにおいて、前記
ダミーサイドウォールをマスクとして前記ゲート電極と
前記主面の上面に保護酸化膜を形成する保護酸化工程
と、 前記保護酸化工程の後に、前記ダミーサイドウォールの
厚さを減少させるダミーサイドウォール加工工程と、 前記ダミーサイドウォール加工工程で残されたダミーサ
イドウォール及び前記ゲート電極をマスクとして、前記
不純物領域を前記ゲート絶縁膜の下側の一部に潜り込む
よう拡張する不純物領域拡張工程とを備える半導体装置
の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記保護酸化工程が、前記ダミーサイドウォール工程の
後で前記不純物領域形成工程の前に実行されることを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記ダミーサイドウォール工程の後で前記保護酸化工程
の前に、前記ダミーサイドウォールをマスクとして前記
ゲート電極及び前記主面の上面に不純物を注入し酸化促
進を行う酸化促進工程をさらに備える半導体装置の製造
方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記ダミーサイドウォール工程の後で前記保護酸化工程
の前に、前記ダミーサイドウォール及び前記ゲート電極
をマスクとして、前記主面をエピタキシャル成長させて
せり上げるせり上げ工程をさらに備え、 前記保護酸化工程が、前記せり上げ工程後の構造に対
し、前記ダミーサイドウォールをマスクとして保護酸化
膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記ダミーサイドウォール工程において、前記ダミーサ
イドウォールが、前記ゲート電極及び前記ゲート絶縁膜
の側面と、前記側面から前記ゲート電極の側方へと広が
る前記主面の一定領域とを覆う一定厚さの酸化膜と、当
該酸化膜を覆う窒化膜とを積層して形成され、 前記ダミーサイドウォール加工工程において、前記窒化
膜のみが除去されて前記ダミーサイドウォールの厚さを
減少させることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記保護酸化工程で前記保護酸化膜を形成する際に加わ
る熱を利用してアニーリングすることを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記不純物領域拡張工程が、 前記不純物領域に不純物を注入する工程と、 当該不純物を注入した直後に急速熱アニーリングまたは
縦型拡散炉によるアニーリングを行う工程とを備える半
導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記不純物領域拡張工程が、 前記不純物領域に不純物を注入する工程と、 シリサイド形成のためのアニーリングを行う工程とを備
える半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記不純物領域拡張工程が、前記不純物領域の固相拡散
を行う工程を備える半導体装置の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1に記載の半導体装置の製造方
法であって、 前記不純物領域形成工程が、 前記ダミーサイドウォール及び前記ゲート電極をマスク
として前記主面に対して前記不純物を導入する工程と、 当該不純物を注入した直後にアニーリングを行う工程と
を備える半導体装置の製造方法。
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