JP2003257496A - リチウム二次電池 - Google Patents
リチウム二次電池Info
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Abstract
いても自己安全性の機能に優れたリチウム二次電池を提
供する。 【解決手段】 正極3a,3bと負極2a,2bと、電
解液およびセパレータを有し、前記正極3a,3bおよ
び負極2a,2bが複数配置された電極構造体の最外層
の電極にバックコート層11が形成されている構成のリ
チウム二次電池とした。
Description
電池等のリチウム二次電池の安全機構に関する。
があり、その原動力の一つとして、リチウムイオン二次
電池を初めとする高エネルギー電池が寄与するところも
大きなものである。現在リチウムイオン二次電池の市場
は年間3000億を越え、今後とも様々な携帯機器の発
展が予測でき、それに伴う電池製造技術の進歩も要請さ
れている。
常、正極、液体あるいは固体状電解質層、負極から構成
される。この正負極電極材料は、正極活物質、負極活物
質を導電助剤、結着剤と混合し、集電体上に塗布したも
のである。このようなリチウムイオン二次電池におい
て、開発動向として電池の高エネルギー密度化が要請さ
れており、その方策として薄型の電池の開発が進んでい
る。
て、溶液であった電解質部分を固体状にし、薄型化を図
ったポリマー電池がある。この技術については、例えば
米国特許第5418091号等、既に公知の技術である
が、近年特性の改善が進み、技術が開示された当初とは
比較できないほど電池特性は向上している。
いては種々の形態があるが、大別すると以下の3種類に
分けられる。
リチウムイオン伝導を用いるタイプ (2) 電解質として可塑化したポリマー高分子中のリ
チウムイオン伝導を用いるタイプ (3) 電解質として有機溶媒、可塑剤で可塑化したポ
リマー高分子中のリチウムイオン伝導を用いるタイプ この中で(3)に属する溶媒成分と、有機高分子成分、
電解質塩を混合しゲル化(固体化)した電池が溶液系電
池に劣らない特性を示すため実用化が進んでいる。
を作製する方法の代表的な例として、例えば米国特許第
5296318号,米国特許第5418091号に記載
されている電池の製造方法がある。これは固体状のポリ
フツ化ビニリデン系の固体電解質媒体を作製し、これを
正極負極と接合し、電池素体全体から可塑剤を抽出し、
さらに電解液溶液を注液して全体をゲル化するものであ
る。
により、電池内部には遊離した電解液が存在しなくな
る。したがって、従来の溶液系電池とは全く異なった形
態となっているといってもよい。さらに、この米国特許
第5296318号、米国特許第5418091号が開
示する内容によれば、電池特性においても優れている。
を用いた場合、通常使用時には問題が生じないが、異常
時には解決すべき問題点がある。すなわち、電池の安全
性試験中には過充電試験、内部短絡(所謂ハードショー
トをいう)を模擬した釘さし試験、加熱試験等がある。
この中でも内部短絡試験は、満充電状態において釘さし
等により強制的に内部短絡を起こすもので、特に電池の
容量が大きくなるにつれて、短絡電流も大きくなり、そ
の結果電池の急激な温度上昇が起こり、電池自体が熱暴
走に至る。この対策として、例えばシャツトダウン機能
のあるセパレータを用いる方法もあるが、この方法はセ
パレータ膜のシャツトダウン応答性に依存するため、急
激な短絡を生じる釘さし試験に対しては、この方法のみ
では限界がある。
するという方策も考えられるが、この場合は電池の充放
電特性を犠牲にすることになり、用途によっては実施可
能でも、現実的には限界があるといえる。
二次電池は巻回型のリチウム二次電池に比べて形状自由
度が高く、薄型、大面積の電池を構成できる特徴があ
る。
るが、集電体の片面に電極活物質を塗布した電極を最外
層に用いた場合、最外層の電極の反りが起こる。特に集
電体となる金属箔が30μm より薄く、電極活物質層が
50μm より厚い場合には電極の反りが著しくなり、電
極構造体の製造上で大きな問題となる。また、最外層の
電極に反りがおきると電極間の密着性が悪くなり、サイ
クル特性等の電池特性が劣る原因となる。
特性を犠牲にすることなく、異常時においても自己安全
性の機能に優れたリチウム二次電池を提供することであ
る。
ウム二次電池において、最外層の電極の反りを防止し
し、製造工程上の取り扱いに優れ、サイクル特性の優れ
たリチウム二次電池を提供することである。
下の本発明の構成により達成される。 (1) 正極と負極と、電解液およびセパレータを有
し、前記正極および負極が複数配置された電極構造体の
最外層の電極にバックコート層が形成されているリチウ
ム二次電池。 (2) 前記バックコート層は、電極同士の短絡を防止
する短絡防止機能を有する上記(1)のリチウム二次電
池。 (3) 前記バックコート層は、電極の反りを防止する
機能を有する上記(1)または(2)のリチウム二次電
池。 (4) 前記バックコート層が、少なくともフィラーと
しての無機物材料および/または樹脂を含有する上記
(1)〜(3)のいずれかのリチウム二次電池。 (5) 前記フィラーは、電極活物質と同一の材料であ
る上記(1)〜(4)のいずれかのリチウム二次電池。 (6) 前記セパレータの突き刺し強度が50gf以上
である上記(1)〜(5)のいずれかのリチウム二次電
池。 (7) 前記バックコート層は、厚みが50〜500μ
m である上記(1)〜(6)のいずれかのリチウム二次
電池。 (8) 電極構造体が積層構造である上記(1)〜
(7)のいずれかのリチウム二次電池。
極と負極と、電解液あるいは固体状電解質を有し、前記
正極および負極が複数配置された電極構造体の最外層の
電極にバックコート層が形成されているものである。
電極活物質および/または無機絶縁性材料を含有するも
のである。
にバックコート層を設けることにより、釘さし試験など
において想定されているような異常状態においても、ハ
ードな内部短絡を生じることなく、安全に内部放電し、
安全性の極めて高いリチウム二次電池を得ることができ
る。しかも、バックコート層は電極構造体の最外層にの
み設けられるので、電池特性を犠牲にすることもない。
つまり、バックコート層は、電池構成要素としては、機
能しない。
外層は、電池特性に全く寄与しないが、釘さし等、内部
の電極構造体がハードな内部短絡する状態に陥った時
に、内部の各構成要素(特に電極同士)の短絡を防止す
る。特に、電池構造が積層型電池の場合、最外層を金属
集電体のみにした場合、釘さし等で強制的にハードな内
部短絡を起こすことを試みると、金属集電体箔が釘と一
緒に巻き込まれて内部で短絡を起こしている。これに対
して、本発明の構造では、外側層表面がハードな内部短
絡を防止する材料層で覆われているため、釘さしを行っ
ても集電体箔の巻き込みは少なくなり、ハードな内部短
絡を起こさない。
1に示す。図示例の電池は、負極を構成する負極集電体
2aと負極活物質含有層2bと、正極を構成する正極集
電体3aと正極活物質含有層3bと、これらの電極間に
セパレータ4aを挟んで固体電解質4bを有する電解質
が配置されている。そして、これらが負極/電解質/正
極/電解質/負極・・・負極/電解質/正極/電解質/
負極と順次積層されている。そして、この電極積層体の
最外層(図の最上端と最下端)には、バックコート層1
1が形成・配置されている。なお、図1の電池におい
て、積層体が収納される外装体は省略している。
集電体金属箔に孔が開いた際にバリの発生を防ぐ機能を
有する。このバックコート層は、好ましくは電極の集電
体上に直接形成されている。また、バックコート層は、
電極構造体の最外層、つまり電極構造体が積層型のもの
であれば、上下端の集電体の表面に形成されていればよ
く、その裏面側は何れの極の電極となっていてもよい。
しかしながら、より安全性と、製造効率を高めるために
は、負極集電体の最表面に形成されることが好ましい。
的に不活性なもの、特に電池電解液に対する耐溶剤性が
あればよく、具体的には電池の固体電解質材料、あるい
は電極バインダーとして使用される樹脂、例えばPVD
F等を好ましく挙げることができる。
形成した場合、膜厚が不十分になったり、短絡防止機能
が低下する場合がある。このため、バックコート層は、
所定の無機材料からなるフィラーを含有することが好ま
しい。
料を用いることができる。具体的には、カーボンブラッ
クやグラファイトなどの炭素材料が挙げられる。
負極材料と同一組成、すなわち電極活物質含有層と同じ
ものであっても構わない。具体的には炭素質材料と樹脂
との混合体であってもよい。特に、摩擦を減らし、滑り
性を増すことができるグラファイトと樹脂の複合体が好
ましい。また、生産性を考えると、最外層用の特別な電
極を作製することなく、その効果の得られる両面塗布負
極を最外層に用いることがより好ましい。
しないバックコート層に用いた場合、種々の弊害が生じ
る場合もある。特に、炭素質材料をバックコート層のフ
ィラーに用いた場合、使用する電解液の種類によって
は、炭素材料、特に黒鉛、さらには塊状黒鉛の分解を促
し、サイクル特性が悪化する場合がある。このような現
象は、特にプロピレンカーボネート(PC)を主溶媒と
するか、あるいはPCの含有量が多い混合溶媒などにお
いて顕著である。
して用いることが困難な場合、あるいはサイクル特性な
ど電池特性を重視する場合には、無機絶縁性材料をフィ
ラーに用いるとよい。
セリサイト、カオリン、マイカ、クレー、ベントナイ
ト、アスベスト、タルク、アルミナシリケートなどの珪
酸塩、アルミナ、塩化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタンなどの金属化合物、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、炭酸リチウム、ドロマイトな
どの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸
塩、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、Si3N4 などの
窒化物、ガラスビーズ、炭化珪素およびシリカなどが挙
げられ,これらは中空であってもよい。
うな不定形状でも、いずれの形状でもよいが、好ましく
は球状ないし塊状である。フィラーは1次粒子であって
も、2次粒子であってもよい。
っても異なるが、前記無機絶縁性材料を球形に換算した
ときの平均粒径で、好ましくは0.1〜10μm 、特に
0.5〜6μm の範囲がよい。また、BET比表面積と
しては、好ましくは0.1〜60m2/g 、より好ましく
は0.5〜40m2/g である。また、アセチレンブラッ
クなどの炭素材料を用いる場合、平均粒径で、好ましく
は10nm〜1μm 、特に10〜200nmの範囲がよい。
また、BET比表面積としては、好ましくは10〜20
0m2/g 、より好ましくは20〜100m2/g である。
が可能であり、添加量は質量比で樹脂成分を100とし
たときに、20〜99質量%、特に50〜98質量%程
度が好ましい。また、必要によりビニルモノマーグラフ
ト処理やシラン系、クロム系およびチタン系などの各種
のカップリング剤で表面処理して使用することができ
る。添加量が少なすぎると、バックコート層の膜厚が薄
くなり、反りの抑制、釘差し時の内部短絡防止効果が得
難くなってくる。フィラーが多すぎると、集電体上に坦
持する事が困難となってくる。
合、ハードな内部短絡に対して効果的に機能する。
のではないが、薄すぎると短絡防止効果が得られにくく
なり、厚すぎると電池特性に寄与しない部分の専有堆積
が増大するなどの弊害が生じてくる。具体的には電極と
同様に50〜500μm程度が好ましく、より好ましく
は80〜200μm である。
無機物質を結着剤溶液に分散してスラリーを作製する。
得られたスラリーを電極最外層部に塗布する。スラリー
を塗布する手段としては、後述する電極の製造方法と同
様にすればよい。バックコート層を塗布した後にバック
コート層の反対側の面に電極活物質層を塗布してもよい
し、電極活物質層を塗布した後にバックコート層を塗布
してもよい。
定されないが、通常、正極、負極及び固体電解質・セパ
レータから構成され、積層型電池や巻回型電池等に適用
される。
極は、リチウム二次電池の電極として公知のものの中か
ら適宜選択して使用すればよく、好ましくは電極活物質
とゲル電解質、必要により導電助剤との組成物を用い
る。
ウム合金あるいは酸化物材料のような負極活物質を用
い、正極には、リチウムイオンがインターカレート・デ
インターカレート可能な酸化物または炭素材料のような
正極活物質を用いることが好ましい。このような電極を
用いることにより、良好な特性のリチウム二次電池を得
ることができる。
ば、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)、天然あ
るいは人造の黒鉛、樹脂焼成炭素材料、カーボンブラッ
ク、炭素繊維などから適宜選択すればよい。これらは粉
末として用いられる。中でも黒鉛、特に高容量化を実現
するためには塊状黒鉛が好ましく、その平均粒子径は1
〜30μm 、特に5〜25μm であることが好ましい。
また、人造黒鉛が好ましい。平均粒子径が小さすぎる
と、充放電サイクル寿命が短くなり、また、容量のばら
つき(個体差)が大きくなる傾向にある。平均粒子径が
大きすぎると、容量のばらつきが著しく大きくなり、平
均容量が小さくなってしまう。平均粒子径が大きい場合
に容量のばらつきが生じるのは、黒鉛と集電体との接触
や黒鉛同士の接触にばらつきが生じるためと考えられ
る。
ンターカレート可能な酸化物としては、リチウムを含む
複合酸化物が好ましく、例えば、LiCoO2、LiM
n2O 4、LiNiO2、LiV2O4などが挙げられる。
これらの酸化物の粉末の平均粒子径は1〜40μm 程度
であることが好ましい。
る。導電助剤としては、好ましくは黒鉛、カーボンブラ
ック、炭素繊維、ニッケル、アルミニウム、銅、銀等の
金属が挙げられ、特に黒鉛、カーボンブラックが好まし
い。
電助剤:結着剤=80〜94:2〜8:2〜18の範囲
が好ましく、負極では、質量比で活物質:導電助剤:結
着剤=70〜97:0〜25:3〜10の範囲が好まし
い。
フイン樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂のような
熱可塑性エラストマー系樹脂、またはフッ素ゴムのよう
なゴム系樹脂を用いることができる。具体的には、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリ
エチレン、ポリアクリロニトリル、ニトリルゴム、ポリ
ブタジエン、ブチレンゴム、ポリスチレン、スチレンー
ブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シア
ノエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等が
挙げられる。
て導電助剤を、結着剤溶液に分散し、塗布液を調製す
る。
る。塗布する手段は特に限定されず、集電体の材質や形
状などに応じて適宜決定すればよい。一般に、メタルマ
スク印刷法、静電塗装法、ディップコート法、スプレー
コート法、ロールコート法、ドクターブレード法、グラ
ビアコート法、スクリーン印刷法等が使用されている。
その後、必要に応じて、平板プレス、カレンダーロール
等により圧延処理を行う。
やケース内への集電体の配置方法などに応じて、適宜通
常の集電体から選択すればよい。一般に、正極にはアル
ミニウム等が、負極には銅、ニッケル等が使用される。
なお、集電体は、通常、金属箔、金属メッシュなどが使
用される。金属箔よりも金属メッシュの方が電極との接
触抵抗が小さくなるが、金属箔でも十分小さな接触抵抗
が得られる。
る。塗布厚は、50〜400μm 程度とすることが好ま
しい。
ては、(1)ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレン
オキサイド等のポリアルキレンオキサイド、(2)エチ
レンオキサイドとアクリレートの共重合体、(3)エチ
レンオキサイドとグリシルエーテルの共重合体、(4)
エチレンオキサイドとグリシルエーテルとアリルグリシ
ルエーテルとの共重合体、(5)ポリアクリレート (6)ポリアクリロニトリル (7)ポリフッ化ビニリデン、フッ化ビニリデン−ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−塩
化3フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン−ヘキ
サフルオロプロビレンフッ素ゴム、フッ化ビニリデン
“テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン
フッ素ゴム等のフッ素系高分子等が挙げられる。
デン(PVDF)、ポリエチレンオキサイド、ポリアク
リロニトリル等が好ましく、特にポリフッ化ビニリデン
ホモポリマーが好ましい。PVDFホモポリマーは、酸
化還元窓が広く、電気化学的に安定であり、優れた長期
安定性を有している。
は、その構成材料がポリエチレン、ポリプロピレンなど
のポリオレフイン類の一種又は二種以上(二種以上の場
合、二層以上のフィルムの張り合わせ物などがある)、
ポリエチレンテレフターレートのようなポリエステル
類、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体のよう
な熱可塑性フッ素樹脂類、セルロース類などである。シ
ートの形態はJIS−P8117に規定する方法で測定した通気
度が5〜2000秒/100cc程度、厚さが5〜100
μm 程度の微多孔膜フィルム、織布、不織布などがあ
る。
ャットダウンセパレータを用いることが望ましい。シャ
ットダウンセパレータを用いることにより、電気化学デ
バイス内部の温度上昇につれて、セパレータの微細孔が
閉じ、イオンの導通を抑制して電流を抑制し、熱暴走を
防止することができる。このようなシャットダウンセパ
レータとしては、例えば特許第2642206号公報に
記載されている低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)、高密度ポリエチレン(HDP
E)の中少なくとも一種を含む微細孔を有する合成樹脂
フィルムよりなるセパレータ、同2520316号公報
に記載されている重量平均分子量が7×105以上の超高
分子量ポリエチレンを1重量%以上含有し、重量平均分
子量/数平均分子量が10〜300のポリエチレン組成物か
らなる微多孔膜製で、厚さが0.1〜25μm、空孔率が40
〜95%、平均貫通孔径が0.001〜0.1μm、及び10mm幅の
破断強度が0.5kg以上であるリチウム電池用セパレータ
の製造方法であって、前記ポリエチレン組成物を脂肪族
炭化水素、環式炭化水素又は鉱油留分からなる不揮発性
の溶媒に加熱溶解して均一な溶液とし、前記溶液をダイ
スより押し出してゲル状シートとし、前記不揮発性溶媒
を除去した後、少なくとも1軸方向に2倍以上延伸する
ことを特徴とするリチウム電池用セパレータ等が挙げら
れる。
ることで、セパレータの有する特徴と、固体電解質の有
する特徴を併せ持った高機能の電気化学デバイスを得る
ことができる。すなわち、電極との密着性が良好になる
と共に、膜強度も維持することができ、環境変化や機械
的強度に優れた電気化学デバイスが得られる。特に、製
造工程において、湿式相分離法により形成された固体電
解質とシャットダウンセパレータを用いることで、安全
性が高く電気特性が良好なデバイスが得られる。
対しては膨潤せず、ある一定の温度で溶融する粒子層を
固体状電解質層内あるいは層表面に介在させてもよい。
に限定されるものではなく、公知の塗布法法を用いるこ
とができる。具体的には、メタルマスク印刷法、静電塗
装法、ディップコート法、スプレーコート法、ロールコ
ート法、ドクターブレード法、グラビアコート法、スク
リーン印刷法等が使用されている。このとき、セパレー
タとマトリクス樹脂の密着性を改善する目的から、界面
活性剤等表面濡れ性を改善する添加剤などを用いてもよ
い。
ンダーロール等により圧延処理を行ってもよい。
度で加熱、乾燥すればよい。
樹脂をセパレータシートに熱接着してもよい。このとき
の加熱温度としては、用いるマトリクス樹脂により異な
るが、具体的には100〜120℃程度である。
と負極の間に挟み、積層し、積層体とする。この積層体
をアルミラミネートフィルム等の外装体に入れた後に電
解液を注液し、マトリクス樹脂に含浸させる。このよう
な後工程でのゲル化処理においては、上記のように十分
な開口をマトリクス樹脂に持たせることが必要である。
け、固体電解質状電気化学デバイスが得られる。
は、巻き型構造、積層型構造どちらに対しても適用可能
であるが、積層型構造の場合、正極、負極、固体状電解
質層およびセパレータ層を順次積層する構造となるた
め、最外層にバックコート層を配置しやすい。また、巻
き型で必要とされるような膜強度が不要であり、セパレ
ータに対する材料の機械的な制約は少なくなる。
タ、負極をこの順に積層し、圧着して電池素体とする。
極部分を正極より長く形成し、巻回時に最外層を負極の
みで1回以上巻くようにすればよい。
液は一般に電解質塩と溶媒よりなる。電解質塩として
は、例えば、LiBF4 、LiPF6 、LiAsF6 、
LiSO3 CF3 、LiClO4 、LiN(SO2 CF
3 )2 等のリチウム塩が適用できる。
電解質、電解質塩との相溶性が良好なものであれば特に
制限はされないが、リチウム電池等では高い動作電圧で
も分解の起こらない極性有機溶媒、例えば、エチレンカ
ーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(P
C)、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート
(DMC)、ジエチルカーボネート、エチルメチルカー
ボネート等のカーボネート類、テトラヒドロフラン(T
HF)、2−メチルテトラヒドロフラン等の環式エーテ
ル、1,3−ジオキソラン、4−メチルジオキソラン等
の環式エーテル、γ−ブチロラクトン等のラクトン、ス
ルホラン等が好適に用いられる。3−メチルスルホラ
ン、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、エトキシメ
トキシエタン、エチルジグライム等を用いてもよい。
えた場合の電解質塩の濃度は、好ましくは0.3〜5mo
l/lである。通常、0.8〜1.5mol/l辺りで最も高い
イオン伝導性を示す。
の両面に、熱接着性樹脂層としてのポリプロピレン、ポ
リエチレン等のポリオレフィン樹脂層や耐熱性のポリエ
ステル樹脂層が積層されたラミネートフィルムから構成
されている。外装体は、予め2枚のラミネートフィルム
をそれらの3辺の端面の熱接着性樹脂層相互を熱接着し
て第1のシール部を形成し、1辺が開口した袋状に形成
される。あるいは、一枚のラミネートフィルムを折り返
して両辺の端面を熱接着してシール部を形成して袋状と
してもよい。
合、もしくは積層型でなおかつ高容量の電池を構成する
場合に効果的である。
との組み合わせ、あるいは高インピーダンス方策と組み
合わせればさらに安全性の高いものとなる。
り詳細に説明する。
2 90重量部と、導電助剤としてカーボンブラック6
重量部および結着剤としてPVDF:Kynar761A 4重
量部を混合して正極合剤とし、N−メチル−2−ピロリ
ドン(NMP)を溶剤として分散させ、スラリー状にし
た。集電体であるAl箔上に得られたスラリーを塗布、
乾燥し、正極とした。
と、結着剤としてPVDF:Kynar761A 10重量部と
をN−メチル−2−ピロリドンで分散させ、スラリー状
とした。このスラリーを負極集電体であるCu箔上に塗
布して乾燥し、負極とした。
た。 マトリックスポリマー:Kynar761A ポリオレフインフイルム:旭化成製 ポリエチレン(PE)
H6022 25μm 成膜原液:2wt%Kynar761A/NMP+1wt%L−77
(日本ユニカー(株)製)
浸漬し、その後浸漬物をロールでしごき、余分な成膜原
液を除去した。そのシートを水中に投下することによ
り、成膜原液中のポリマーをポリオレフインフイルム上
に多孔質状態でゲル化させた。
を両面塗布負極を最下層にし、その上にセパレータ、続
いて両面塗布正極、セパレータ、両面塗布負極、・・・
と繰り返し積層し、最上層に両面塗布負極がくる構造で
積層を行った。電極、セパレータの接着にはエチレン−
メタクリル酸の共重合体を用いた。
にNiリードを接合し、一方だけ開口した状態でアルミ
ラミネートフィルムに包んだ。
積部とジエチルカーボネート30体積部とを混合溶媒と
し、LiPF6 を2mol dm-3 の割合で溶質とした非水
電解液を調整し、上記アルミラミネートフィルムの開口
部から所定量注入、含浸後、真空シールを行った。
体電解質リチウム電池を作製した。
0.33Mn0.33Co0.33O2 を使用した。以下、実施例1
と同様に積層型固体電解質リチウム電池を作製した。
極の裏面に実施例1と同様に作製した負極スラリーを塗
布した。得られた片面正極/片面負極の電極を最下層と
最上層に、負極が外側を向くような構造で電極、セパレ
ータを積層した。以下、実施例A−1と同様に積層型固
体電解質電池を作製した。
ト層のフイラーとして、天然黒鉛30重量部と繊維状人
造黒鉛(MCF)を70重量部混合したものを用いたこ
と以外は実施例2と同様にして電池を作製した。
ト層のフイラーとして、塊状人造黒鉛を用い、固体電解
質セパレータの基材として突き刺し強度が600gfの
ポリエチレン製セパレータを用いたこと以外は実施例2
と同様にして電池を作製した。
外のフイラーを用いる場合について説明する。フイラー
としてAl2O3 90重量部、結着剤としてPVdF:K
ynar761A 10重量部をN−メチル−2−ピロリドンに
分散して混合し、スラリー状にした。集電体であるCu
箔上に得られたスラリーを塗布して乾燥し、バックコー
ト層を作製した。バックコート層は乾操後で55μm 厚
の塗膜とした。
に負極活物質層を塗布した。負極活物層として人造黒鉛
粉末(MCF)90重量部と、結着剤としてPVdF:
Kynar761A 10重量部とをN−メチル−2−ピロリド
ンで分散させ、スラリー状とした。バックコート層を塗
布した側とは反対側の面にこのスラリーを塗布して乾燥
した。
電極を圧延して、電極積層体の最外層に用いる電極とし
た。
物質層を塗布した電極を用い、実施例2と同様にして電
池を作製した。
してSiO2 を用いたこと以外は実施例6と同様にして
電池を作製した。
してアセチレンブラックを用いたこと以外は実施例6と
同様にして電池を作製した。
ボネート(PC)、エチレンカーポネート(EC)、ジ
エチルカーボネー卜(DEC)を体積比2:1:7で混
合したものを溶媒とし、LiPF6 を1.5 mol dm-3
の割合で溶質として溶解した非水電解液を用いたこと以
外は実施例6と同様にして電池を作製した。
てPVdFの徽多孔膜を用いたこと以外は実施例2と同
様にして電池を作製した。
極において、片面のみを塗布したものを用意し、その片
面塗布負極を最外層に配置し、かつ未塗布部が外側を向
くような構造で電極、セパレータを積層した。以下、実
施例1と同様に積層型固体電解質電池を作製した。
製セパレータを用いたこと以外は実施例2と同様にして
電池を作製した。
フイラーとして含有するPVdFを用いること以外は実
施例2と同様にして電池を作製した。
面塗布賓極を用い、バックコート層を設けなかったこと
以外は実施例9と同様にして電池を作製した。
られた電池を初期評価後、4.2Vまで、定電流、定電
圧充電を行い、その後、直径1.5mmの釘を用いて釘さ
し試験を行った。また、セパレータの突き刺し強度試験
として3mm径で先端2.5mmが円錐状に尖った釘を、
突き刺し速度200mm/minでセパレータに貫通させる
突き刺し強度試験を行った。試験に際し、セパレータを
12mm径の穴のあいた治具に固定し、その中央部分に突
き刺し測定した。また、電池の容量は実施例、比較例と
も2.5Ah(1C放電)だった。結果を表1に示す。
をさしても、ハードな内部短絡が起こらず、電池が破
裂、発火することはなかった。これに対して、比較例の
電池は釘を刺した瞬間に、ハードな内部短絡が起こり、
直後に電池が破裂、発火した。
で作製した電池では、釘さし時に集電体である箔の巻き
込みが起こり、電池がハードな内部短絡を起こし、電池
が破裂、発火に至ったと考えられる。これに対し、実施
例で作製した電池では、釘さし時に集電体である箔の巻
き込みが防止され、ハードな内部短絡が起こらず、安全
に試験を終了することができたと考えられる。
11および比較例4は、2.5A(1C)、カットオフ
電圧4.2Vの定電圧定電流充電を行い、2.5Aの定
電流で2.5Vまで放電する充放電サイクルを繰り返し
た。初回の放電容量に対する200サイクル後の放電容
量の比を容量保持率とした。結果を表2に示す。
層電極の反りが少ないため、製造工程上の取り扱いに優
れる。しかし、比較例1の電池は、バックコート層を設
けていないため、最外層電極の反りが大きく、取り扱い
が困難であった。また、実施例1〜4はいずれもサイク
ル特性に優れるが、比較例1はサイクル特性が劣ってい
る。これは最外層電極に反りがあるために、サイクルに
伴って最外層電極の密着性が悪くなり、正負極の電極間
距離に不均一が生じたためであると考えられる。
が、釘差し試験で問題の生じやすい塊状黒鉛を用いた
が、突き刺し強度の高いセパレータを用いたため、釘差
し試験でも問題が生じていない。この結果から、突き刺
し強度の高いセパレータを用いることが、釘差し試験に
有効であることがわかる。しかし、突き刺し強度の高い
セパレータは、シャットダウン機能が低く、過充電保護
機能が下するため、バックコート層に無機絶縁性材料を
用い、シャットダウン機能に優れたセパレータと併用す
ることが、電池全体の安全性を高める上で望ましい。実
施例9は比較例4と比べて明らかにサイクル特性が向上
している。これはバックコート層が最外層電極の反りを
防止し、電極間距離を均一にするため、電流密度が均一
になり、サイクル特性が向上したと考えられる。
PVdFを80:20(重量比)としたところ、圧延前
後の膜厚が半減し、サイクル特性が低下した。一方、A
l2O3 :PVdFを95:5(重量比)としたとこ
ろ、圧延前後の膜厚が倍近くにまで増加し、サイクル特
性も向上した。このことから、フィラーの含有量が少な
すぎると、膜厚が低下して、反りの抑制効果と、サイク
ル特性が低下してくることがわかる。
を犠牲にすることなく、異常時においても自己安全性の
機能に優れたリチウム二次電池を提供することができ
る。
ウム二次電池において、最外層の電極の反りを防止し
し、製造工程上の取り扱いに優れ、サイクル特性の優れ
たリチウム二次電池を提供することができる。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 正極と負極と、電解液およびセパレータ
を有し、 前記正極および負極が複数配置された電極構造体の最外
層の電極にバックコート層が形成されているリチウム二
次電池。 - 【請求項2】 前記バックコート層は、電極同士の短絡
を防止する短絡防止機能を有する請求項1のリチウム二
次電池。 - 【請求項3】 前記バックコート層は、電極の反りを防
止する機能を有する請求項1または2のリチウム二次電
池。 - 【請求項4】 前記バックコート層が、少なくともフィ
ラーとしての無機物材料および/または樹脂を含有する
請求項1〜3のいずれかのリチウム二次電池。 - 【請求項5】 前記フィラーは、電極活物質と同一の材
料である請求項1〜4のいずれかのリチウム二次電池。 - 【請求項6】 前記セパレータの突き刺し強度が50g
f以上である請求項1〜5のいずれかのリチウム二次電
池。 - 【請求項7】 前記バックコート層は、厚みが50〜5
00μm である請求項1〜6のいずれかのリチウム二次
電池。 - 【請求項8】 電極構造体が積層構造である請求項1〜
7のいずれかのリチウム二次電池。
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