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JP2003256079A - 情報処理装置および該装置の昇温抑制方法 - Google Patents

情報処理装置および該装置の昇温抑制方法

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Publication number
JP2003256079A
JP2003256079A JP2002050386A JP2002050386A JP2003256079A JP 2003256079 A JP2003256079 A JP 2003256079A JP 2002050386 A JP2002050386 A JP 2002050386A JP 2002050386 A JP2002050386 A JP 2002050386A JP 2003256079 A JP2003256079 A JP 2003256079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
temperature
battery
processing apparatus
temperature rise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002050386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Takemura
秀城 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002050386A priority Critical patent/JP2003256079A/ja
Publication of JP2003256079A publication Critical patent/JP2003256079A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池で動作可能で、CPU等の発熱による昇
温を抑制するために複数の昇温抑制手段、例えばファン
による昇温抑制手段と、それより消費電力が少なくて済
むCPUのストップクロック制御による昇温抑制手段と
を具備する情報処理装置にあって、状態に応じ適切な昇
温抑制処理を選択して実行する。 【解決手段】 情報処理装置に昇温抑制の処理を施すべ
き温度となったことが判断された場合(S301)、電
池の残容量を計測し(S302)、残容量が基準残容量
より大きい場合はファンを動作させ(S304)、基準
残容量以下である場合はストップクロックによる昇温抑
制処理(S305)を行うようにする。これにより、例
えば電池の残容量が十分にある場合には、ファンによる
昇温抑制を行って効率の高い冷却が実行され、残容量が
僅かな場合にはストップクロックによる昇温抑制を行っ
て電池の消耗を抑えることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の昇温抑制手
段を具備する情報処理装置および該装置の昇温抑制方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノート型パーソナルコンピュー
タ等、電池で動作可能な情報処理装置では、消費電力を
低減して電池の持続時間を長くすることが求められる。
【0003】また一方、このような情報処理装置では、
中央処理装置(CPU)の高性能化に伴う中央処理装置
(CPU)の発熱や、他の電子部品の発熱による情報処
理装置の昇温が大きな問題となっている。こうした情報
処理装置の昇温はCPUその他の電子部品の動作不良、
あるいは装置内部の各部デバイスの動作不良を引き起こ
す原因となっていることから、情報処理装置内部の昇温
を適切に抑制することが重要である。
【0004】このような情報処理装置においてCPU等
の発熱による昇温を抑制する方法としては、次のような
ものが一般的である。 (1)情報処理装置にファンを取り付け、このファンに
よって空冷する方法。 (2)CPUとしてストップクロック端子を持つものを
用い、周期的にCPUの内部動作クロックを停止させる
方法。
【0005】ここで、(1)の方法は情報処理装置内部
全体を放熱する効果を有するが、ファンを駆動する電力
を必要とすることから、電池の持続時間が短くなってし
まうことになる。また(2)の方法は電池の持続時間の
問題は改善されるものの、CPUの処理能力の低下が避
けられず、従って情報処理装置としての性能をも低下さ
せてしまうことになる。
【0006】従来、情報処理装置の昇温抑制方法として
は、上の二つの方法のうちいずれか一方のみを採用する
場合や、あるいは双方とも採用する場合があるが、いず
れの場合も情報処理装置内部の温度のみに応じてそれぞ
れの昇温抑制処理の実行と停止とを制御していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、例えば電池の
残容量が残り僅かであっても上記(1)のファンによる
空冷方法が実行されてしまい、著しく電池の持続時間を
短くしてしまったり、あるいは十分に電池の残容量があ
るときにも上記(2)のCPUの内部動作が停止してし
まうことにより、情報処理装置の性能が低下するという
問題が生じる。
【0008】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、電池の残容量
の多寡に応じて適切な昇温抑制方法を選択して実行する
情報処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
電池で動作可能な情報処理装置であって、前記情報処理
装置の構成部品が発生する熱による昇温を抑制するため
に設けられ、それぞれ独立に制御が可能な複数の昇温抑
制手段と、該複数の昇温抑制手段のいずれか少なくとも
一つの動作を行わせるべき状態となったことを判断する
判断手段と、前記電池の残容量を計測する電池残容量計
測手段と、前記判断手段によって前記状態が判断された
場合、前記電池残容量計測手段によって計測された電池
残容量に応じて前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作
させるかを決定する決定手段と、を具えたことを特徴と
する。
【0010】ここで、前記情報処理装置内部の温度を計
測する温度計測手段をさらに具えることができる。そし
て、前記温度計測手段は、前記構成部品の内部温度、ま
たは前記構成部品の表面温度、または前記構成部品が実
装されている基板の温度、または前記構成部品近傍の雰
囲気温度を計測するものとすることができる。
【0011】また、基準温度を記憶する基準温度記憶手
段をさらに具えることができる。そして、前記判断手段
は、前記温度計測手段によって計測された前記情報処理
装置内部の温度が前記基準温度記憶手段に記憶された前
記基準温度よりも大きい場合に前記状態の判断を行うも
のとすることができる。
【0012】また、前記電池の基準残容量を記憶する基
準残容量記憶手段をさらに具え、前記複数の昇温抑制手
段は、第一の昇温抑制手段と該第一の昇温抑制手段より
消費する電力の少ない第二の昇温抑制手段とを含み、前
記決定手段は、前記電池残容量計測手段によって計測さ
れた残容量が、前記基準残容量記憶手段に記憶された前
記基準残容量より大きい場合は前記第一の昇温抑制手段
を動作させ、前記残容量が前記基準残容量以下である場
合は前記第二の昇温抑制手段を動作させるよう決定する
ものとすることができる。そして、前記決定手段は、前
記第一の昇温抑制手段を動作させると決定し、かつ既に
前記第一の昇温抑制手段が動作している場合は前記第二
の昇温抑制手段を動作させると決定するものとすること
ができる。
【0013】また、本発明は、電池および外部商用電源
のいずれでも動作可能な情報処理装置であって、前記情
報処理装置の構成要素が発生する熱による昇温を抑制す
るために設けられ、それぞれ独立に制御が可能な複数の
昇温抑制手段と、該複数の昇温抑制手段のいずれか少な
くとも一つの動作を行わせるべき状態となったことを判
断する第一の判断手段と、前記情報処理装置が前記電池
および前記外部商用電源のいずれから電力の供給を受け
て動作しているか判断する第二の判断手段と、前記電池
の残容量を計測する電池残容量計測手段と、前記第一の
判断手段によって前記状態が判断され、かつ前記第二の
判断手段により前記情報処理装置が前記電池より電力の
供給を受けて動作していると判断された場合、前記電池
残容量計測手段によって計測された電池残容量に応じて
前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作させるかを決定
する決定手段と、を具えたことを特徴とする。
【0014】ここで、前記情報処理装置内部の温度を計
測する温度計測手段をさらに具えることができる。そし
て、前記温度計測手段は、前記構成部品の内部温度、ま
たは前記構成部品の表面温度、または前記構成部品が実
装されている基板の温度、または前記構成部品近傍の雰
囲気温度を計測するものとすることができる。
【0015】また、基準温度を記憶する基準温度記憶手
段をさらに具えることができる。そして、前記第一の判
断手段は、前記温度計測手段によって計測された前記情
報処理装置内部の温度が前記基準温度記憶手段に記憶さ
れた前記基準温度よりも大きい場合に前記状態の判断を
行うものとすることができる。
【0016】また、前記電池の基準残容量を記憶する基
準残容量記憶手段をさらに具え、前記複数の昇温抑制手
段は、第一の昇温抑制手段と該第一の昇温抑制手段より
消費する電力の少ない第二の昇温抑制手段とを含み、前
記決定手段は、前記電池残容量計測手段によって計測さ
れた残容量が、前記基準残容量記憶手段に記憶された前
記基準残容量より大きい場合は前記第一の昇温抑制手段
を動作させ、前記残容量が前記基準残容量以下である場
合は前記第二の昇温抑制手段を動作させるよう決定する
ものとすることができる。そして、前記決定手段は、前
記第二の判断手段により前記情報処理装置が前記外部商
用電源より電力の供給を受けて動作していると判断した
場合は、前記第一の昇温抑制手段を動作させると決定す
るものとすることができる。また、前記決定手段は、前
記第一の昇温抑制手段を動作させると決定し、かつ既に
前記第一の昇温抑制手段が動作している場合は前記第二
の昇温抑制手段を動作させると決定するものとすること
ができる。
【0017】以上において、前記第一の昇温抑制手段
は、前記情報処理装置内部の熱せられた空気を外部へ排
出するか、または前記情報処理装置内部の空気よりも低
温の外気を給気するためのファンを有するものとするこ
とができる。
【0018】また、前記構成部品は、内部動作クロック
を停止させるクロック停止入力端子を有するCPUとす
ることができる。さらに、前記CPUのクロック停止入
力端子にクロックの停止を要求する信号を入力して前記
CPUの内部動作クロックを停止可能なCPU動作制御
手段を具えることができ、前記CPU動作制御手段は、
前記CPUの内部動作クロックを第一の所定期間停止さ
せた後、前記CPUを第二の所定期間動作させる処理
を、前記第一および第二の所定期間を合算した第三の所
定期間ごとに周期的に繰り返すものとすることができ
る。そして、前記第二の昇温抑制手段は、前記CPU動
作制御手段により前記第三の所定期間ごとに第一の所定
期間CPUの内部動作クロックを停止させる処理を繰り
返させる手段とすることができる。
【0019】さらに、本発明は、構成部品が発生する熱
による昇温を抑制するために設けられ、それぞれ独立に
制御が可能な複数の昇温抑制手段を具え、電池で動作可
能な情報処理装置の昇温抑制方法であって該複数の昇温
抑制手段のいずれか少なくとも一つの動作を行わせるべ
き状態となったことを判断する判断工程と、前記電池の
残容量を計測する電池残容量計測工程と、前記判断工程
によって前記状態が判断された場合、前記電池残容量計
測工程によって計測された電池残容量に応じて前記複数
の昇温抑制手段のいずれを動作させるかを決定する決定
工程と、を具えたことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、構成部品が発生する熱に
よる昇温を抑制するために設けられ、それぞれ独立に制
御が可能な複数の昇温抑制手段を具え、電池および外部
商用電源のいずれでも動作可能な情報処理装置の昇温抑
制方法であって、該複数の昇温抑制手段のいずれか少な
くとも一つの動作を行わせるべき状態となったことを判
断する第一の判断工程と、前記情報処理装置が前記電池
および前記外部商用電源のいずれから電力の供給を受け
て動作しているか判断する第二の判断工程と、前記電池
の残容量を計測する電池残容量計測工程と、前記第一の
判断工程によって前記状態が判断され、かつ前記第二の
判断工程により前記情報処理装置が前記電池より電力の
供給を受けて動作していると判断された場合、前記電池
残容量計測工程によって計測された電池残容量に応じて
前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作させるかを決定
する決定工程と、を具えたことを特徴とする。
【0021】加えて、本発明は、コンピュータに上記の
昇温抑制方法を実行させるための制御プログラム、また
は該制御プログラムを格納した記憶媒体に存する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
実施の形態を説明する。
【0023】(第一の実施の形態)図1ないし図3に基
づいて本発明の第一の実施の形態を説明する。ここに、
図1は本発明の第一の実施の形態に係る情報処理装置の
要部構成例を示すブロック図、図2は図1の情報処理装
置によるヒートレギュレーション動作を説明するための
タイミングチャート図、図3は図1の情報処理装置の動
作手順の一例を示すフローチャートである。
【0024】図1において、100は情報処理装置であ
り、概して、情報処理システム本体101、電源回路1
03、バッテリーパック104、マイクロコンピュータ
105、温度計測用ハードウェア107、ファン108
およびファン駆動用ハードウェア109を構成要素とし
ている。
【0025】ここで、情報処理システム本体101は情
報処理装置100の中枢をなすものであり、CPU10
1a、バスブリッジコントローラ101b、主記憶装置
101c、補助記憶装置101dおよび表示装置101
eを有している。CPU101aは情報処理システム本
体101の制御を司るものである。そして、CPU10
1aはストップクロック入力端子を有し、ストップクロ
ック信号101fを介してバスブリッジコントローラ1
01bのストップクロック出力端子に接続されている。
CPU101aは、ストップクロック信号101fが活
性状態になると内部動作クロックを停止させて消費電力
を低減する機能を備えている。
【0026】バスブリッジコントローラ101bは、C
PU101aと主記憶装置101c、補助記憶装置10
1dおよび表示装置101eとの間のデータの受け渡し
を行う。バスブリッジコントローラ101bは熱警告入
力端子を有し、熱警告信号102を介してマイクロコン
ピュータ105の熱警告出力端子に接続されている。バ
スブリッジコントローラ101bは、熱警告信号102
が非活性状態のときにはストップクロック信号101f
を非活性状態に維持し、熱警告信号102が活性状態の
ときにはストップクロック信号101fを所定期間活性
状態にした後、ストップクロック信号101fを所定期
間非活性状態にすることを繰り返すことにより温度調整
を行うヒートレギュレーション機能を備えている。
【0027】主記憶装置101cはRAM(ランダムア
クセスメモリ)等により構成され、アプリケーションプ
ログラムやデータを一時格納するものである。補助記憶
装置101dはハードディスク装置等により構成され、
プログラムファイルやデータファイルの読み書きや保存
等を行うものである。表示装置101eは不図示の入力
装置から入力された情報や記憶装置から読み出された情
報等を表示するものである。
【0028】電源回路103はDC/DCコンバータ等
で構成され、バッテリーパック104内の電池104a
より電力の供給を受けて、情報処理システム本体10
1、マイクロコンピュータ105、温度計測用ハードウ
ェア107およびファン駆動用ハードドウェア109に
電力を供給する機能を備えている。
【0029】バッテリーパック104は、電池104a
と周辺回路104bとから構成される。ここで、電池1
04aは電力を供給する機能を備える。また、周辺回路
104bは、電池104aの残容量を計測する機能およ
びバッテリーパック104外部の回路との通信機能を備
える。
【0030】マイクロコンピュータ105は、アナログ
/ディジタル変換器105aを内蔵したワンチップマイ
クロコンピュータ形態のものであり、予め格納された制
御手順により、電源回路103の制御およびファン10
8の駆動の制御を行うほか、熱警告信号102を活性状
態および非活性状態にする機能を備える。また、マイク
ロコンピュータ105はバッテリー通信用パス106を
介してバッテリーパック104内の周辺回路104bと
通信を行う機能を有しており、周辺回路104bによっ
て計測される電池104aの残容量を受け取ることがで
きる。
【0031】バッテリー通信用バス106はデータ信号
とクロック信号からなる二線式のパスである。
【0032】温度計測手段である温度計測用ハードウェ
ア107は、例えばサーミスタ等で構成され、情報処理
装置100内の温度を電気信号に変換する機能を備え、
アナログ/ディジタル変換器105aの入力ポートに接
続される。温度計測手段により計測される温度として
は、例えば、CPU101aの内部温度や、表面温度、
CPU101aが実装されているプリント回路板の温
度、またはCPU101a近傍の雰囲気温度とすること
ができる。
【0033】ファン108は、情報処理装置100の筐
体に取り付けられ、ファン駆動用ハードウェア109よ
り電力が供給されると羽根が回転し、情報処理装置10
0内部の空気を情報処理装置100の外部へ排出するも
のである。
【0034】ファン駆動用ハードウェア109は、トラ
ンジスタ等からなるスイッチ回路で構成され、ファン駆
動制御信号110を介してマイクロコンピュータ105
に接続されている。ファン駆動用ハードウェア109
は、ファン駆動制御信号110が活性状態のときには電
源回路103から供給される電力をファン108へ供給
し、ファン駆動制御信号110が非活性状態のときには
ファン108への電力の供給を停止する機能を備えてい
る。
【0035】次に、図2に基づいて本実施の形態に係る
情報処理装置のヒートレギュレーション動作を説明す
る。
【0036】同図において、時刻T1以前は熱警告信号
102は非活性状態であり、バスブリッジコントローラ
101bはストップクロック信号101fを非活性状態
に維持している。
【0037】次いで、時刻T1において熱警告信号10
2が活性状態になると、バスブリッジコントローラ10
1bは、ストップクロック信号101fを第一の所定期
間t1にわたって活性状態にし、相続く第二の所定期間
t2にわたって非活性状態にする動作を、熱警告信号1
02が活性状態から非活性状態に変化する時刻T2ま
で、期間t1およびt2を合算した期間毎に繰り返し実
行する。
【0038】時刻T2において熱警告信号102が非活
性状態に変化すると、バスブリッジコントローラ101
bはストップクロック信号101fを非活性状態に維持
する。なお、本実施の形態では、熱警告信号102が活
性状態のときにストップクロック信号101fを活性状
態にする期間t1を11.4μ秒、非活性状態にする期
間t2を0.6μ秒としている。
【0039】図3を参照し、本実施の形態に係る情報処
理装置100の動作を詳細に説明する。図3の制御手順
は、情報処理装置100がバッテリーパック104内の
電池104aより電力の供給を受けて動作している間、
予め格納された所定のプログラムに従ってマイクロコン
ピュータ105が適宜のタイミングで実行するものとす
ることができる。
【0040】ここで、温度計測用ハードウェア107に
よって電気信号に変換された温度情報(例えばCPU1
01aが実装されている基板の温度情報)はアナログ/
ディジタル変換器105aによってマイクロコンピュー
タ105が取り扱えるディジタル信号に変換される。そ
して、本手順が起動されると、まずステップS301に
てマイクロコンピュータ105は、当該変換された温度
を、マイクロコンピュータ105の内蔵メモリ(不図
示)に予め記億されている基準温度と比較し、CPU1
01aが実装されている基板の温度が基準温度より大き
い場合はステップS302へ進み、一方基準温度以下で
ある場合は本処理手順を終了する。なお、本実施の形態
では、内蔵メモリに予め記億しておく基準温度は85℃
とする。また、基準温度の記憶手段としては、EEPR
OMであってもよく、またDIPスイッチ等の形態であ
ってもよい。
【0041】ステップS302において、マイクロコン
ピュータ105はバッテリー通信用バス106を介して
バッテリーパック104内の周辺回路104bと通信を
行い、周辺回路104bによって計測された電池104
aの残容量の情報を周辺回路104bより受け取る。そ
して、当該受け取った残容量情報を、マイクロコンピュ
ータ105の内蔵メモリ(不図示)に予め記億されてい
る基準残容量情報と比較し、電池104aの残容量が基
準残容量より大きい場合はステップS303へ進み、一
方基準残容量以下である場合はステップS305へ進
む。なお、本実施の形態では、内蔵メモリに予め記億し
ておく基準残容量は満充電時の50%とする。また、基
準残容量の記憶手段としては、EEPROMであっても
よく、またDIPスイッチ等の形態であってもよい。
【0042】ステップS303において、マイクロコン
ピュータ105はファン駆動制御信号110の状態を判
定し、同信号が非活性状態である、すなわちファン10
8が停止している場合はステップS304へ進み、ファ
ン駆動制御信号110が活性状態である、すなわちファ
ン108が回転している場合はステップS305へ進
む。
【0043】ステップS304においては、マイクロコ
ンピュータ105はファン駆動制御信号110を活性状
態にする。同信号が活性状態になると、ファン駆動用ハ
ードウェア109は電源回路103より供給される電力
をファンヘ供給し、これによりファン108の回転を開
始させて、本処理手順を終了する。
【0044】一方、ステップS302にて電池104a
の残容量が基準残容量より小さいかまたは等しいと判断
された場合、またはステップS303にてファン駆動制
御信号110が活性状態、すなわちファンが回転してい
ると判断された場合は、ステップS305にて、マイク
ロコンピュータ105は熱警告信号102を活性状態に
する。同信号が活性状態になると、バスブリッジコント
ローラ101bは、図2に示したヒートレギュレーショ
ン動作を実行し、CPUの内部動作クロックを周期的か
つ間欠的に停止させるようにして、本処理動作を終了す
る。
【0045】以上のように、図3に示したフローチャー
トに従った処理を行うことにより、電池の残容量に応じ
た最適な方法で、図1に示した情報処理装置の昇温を抑
制し、情報処理装置を安定して動作させることが可能と
なる。
【0046】なお、ステップS302にて電池104a
の残容量が基準残容量より小さいかまたは等しいと判断
された場合、ファン108の回転を停止するようにして
もよい。また、その停止または回転継続の制御を、さら
に他の基準残容量の値に基づいて行うようにしてもよ
い。
【0047】(第二の実施の形態)次に、本発明の第二
の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態における
ヒートレギュレーション動作についても、上述した第一
の実施の形態に係る図2の動作と同様である。
【0048】上述した第一の実施の形態においては、情
報処理装置へ電力を供給する電源が電池のみである場合
について説明したが、本実施の形態は、情報処理装置へ
の電源として電池および外部商用電源のいずれも利用可
能な情報処理装置に関するものである。
【0049】図4は本発明の第二の実施の形態に係る情
報処理装置の要部構成例を示すブロック図、図5はその
情報処理装置の動作手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【0050】図4において、上述した第一の実施の形態
に係る図1の各部と同様に構成できる各部については同
一の符号が付してある。図4の構成において、ACアダ
プタ401は、電源選択用ハードウェア403を介して
外部商用電源から情報処理装置100の電源回路103
に電力を供給するものであり、その一端側には外部商用
電源に接続される接続具401aが、他端側には情報処
理装置100の接続部402に接続される接続具401
bがそれぞれ設けられている。
【0051】電源選択用ハードウェア403は、ACア
ダプタ401またはバッテリーパック104内の電池1
04aのいずれか一方を選択して、選択された電源の電
力を電源回路103に供給する機能を備え、情報処理装
置100にACアダプタ401が接続され、かつバッテ
リーパック104が装着されていない場合はACアダプ
タ401の電力を、ACアダプタ401が接続されてお
らず、かつバッテリーパック104が装着されている場
合はバッテリーパック104の電池104aの電力を、
ACアダプタ401が接続され且つバッテリーパック1
04が装着されている場合は、ACアダプタ401また
はバッテリーパック104の電池104aのいずれか一
方の電力を、それぞれ電源回路103に供給する。ま
た、電源選択用ハードウェア403は、電源選択信号4
04を介してマイクロコンピュータ105に接続され、
電源回路103にACアダプタ401の電力が選択され
て供給されている場合は電源選択信号を活性状態に、電
源回路103にバッテリーパック104の電池104a
の電力が供給されている場合は電源選択信号を非活性状
態にする機能を備えている。
【0052】図5を参照し、本実施の形態に係る情報処
理装置100の動作を詳細に説明する。図5の制御手順
は、情報処理装置100がバッテリーパック104内の
電池104aまたはACアダプタ401のいずれかより
電力の供給を受けて動作している間、予め格納された所
定のプログラムに従ってマイクロコンピュータ105が
適宜のタイミングで実行するものとすることができる。
【0053】ここで、温度計測用ハードウェア107に
よって電気信号に変換された温度情報(CPU101a
が実装されている基板の温度情報)はアナログ/ディジ
タル変換器105aによってマイクロコンピュータ10
5が取り扱えるディジタル信号に変換される。そして、
本手順が起動されると、まずステップS501にてマイ
クロコンピュータ105は、当該変換された温度を、マ
イクロコンピュータ105の内蔵メモリ(不図示)に予
め記億されている基準温度と比較し、CPU101aが
実装されている基板の温度が基準温度より大きい場合は
ステップS502へ進み、一方基準温度以下である場合
は本処理手順を終了する。なお、本実施の形態では、内
蔵メモリに予め記億しておく基準温度は85℃とする。
【0054】次に、ステップS502にて、マイクロコ
ンピュータ105は電源選択用信号404の状態を判定
し、電源選択信号404が非活性状態である、すなわち
電源回路103にバッテリーパック104の電池104
aの電力が供給されている場合はステップS503へ進
み、一方電源選択信号404が活性状態である、すなわ
ち電源回路にACアダプタ401の電力が供給されてい
る場合はステップS504へ進む。
【0055】ステップS503において、マイクロコン
ピュータ105はバッテリー通信用バス106を介して
バッテリーパック104内の周辺回路104bと通信を
行い、周辺回路104bによって計測された電池104
aの残容量の情報を周辺回路104bより受け取る。そ
して、当該受け取った残容量情報を、マイクロコンピュ
ータ105の内蔵メモリ(不図示)に予め記億されてい
る基準残容量情報と比較し、電池104aの残容量が基
準残容量より大きい場合はステップS303へ進み、一
方基準残容量以下である場合はステップS305へ進
む。なお、本実施の形態では、内蔵メモリに予め記億し
ておく基準残容量は満充電時の50%とする。
【0056】ステップS504において、マイクロコン
ピュータ105はファン駆動制御信号110の状態を判
定し、同信号が非活性状態である、すなわちファン10
8が停止している場合はステップS505へ進み、ファ
ン駆動制御信号110が活性状態である、すなわちファ
ン108が回転している場合はステップS506へ進
む。
【0057】ステップS505においては、マイクロコ
ンピュータ105はファン駆動制御信号110を活性状
態にする。同信号が活性状態になると、ファン駆動用ハ
ードウェア109は電源回路103より供給される電力
をファンヘ供給し、これによりファン108の回転を開
始させて、本処理手順を終了する。
【0058】一方、ステップS503にて電池104a
の残容量が基準残容量より小さいかまたは等しいと判断
された場合、またはステップS504にてファン駆動制
御信号110が活性状態、すなわちファンが回転してい
ると判断された場合は、ステップS506にて、マイク
ロコンピュータ105は熱警告信号102を活性状態に
する。同信号が活性状態になると、バスブリッジコント
ローラ101bは、図2に示したヒートレギュレーショ
ン動作を実行し、CPUの内部動作クロックを周期的か
つ間欠的に停止させるようにして、本処理動作を終了す
る。
【0059】以上のように、図3に示したフローチャー
トに従った処理を行うことにより、電池の残容量に応じ
た最適な方法で、図1に示した情報処理装置の昇温を抑
制し、情報処理装置を安定して動作させることが可能で
ある。
【0060】なお、ステップS503にて電池104a
の残容量が基準残容量より小さいかまたは等しいと判断
された場合、ファン108の回転を停止するようにして
もよい。また、その停止または回転継続の制御を、さら
に他の基準残容量の値に基づいて行うようにしてもよ
い。
【0061】以上のように、図5に示したフローチャー
トに従った処理を行うことにより、ACアダプタまたは
電池のいずれで動作している場合でも、また、電池で動
作している場合には電池の残容量に応じて、最適な方法
で図4に示した情報処理装置の昇温を抑制し、情報処理
装置を安定して動作させることが可能となる。
【0062】(その他)以上の各実施の形態において
は、ファンによるものとストップクロックによるものと
の二つの昇温抑制手段を用いる情報処理装置に本発明を
適用した場合について説明したが、昇温抑制手段の形態
およびその個数は上例にのみ限られないのは勿論であ
る。
【0063】例えば、上記の二つの昇温抑制手段に加え
て、もしくはそのいずれかに替えて、ペルチェ素子など
の昇温抑制手段を用いることもできる。また、昇温抑制
手段の形態およびその個数に応じて、電池残容量など昇
温抑制手段の作動条件を適切に定めることもできる。
【0064】また、上例のファンの形態としても、装置
内部の排気を行うことで昇温を抑制するものでも、給気
を行うことで昇温を抑制するものでもよい。
【0065】さらに、本発明は、特に近年高性能化が著
しいCPUの発熱による情報処理装置の昇温を抑制する
処理に適用して好適なものであるが、その他の情報処理
装置構成部品の発熱が問題となる場合にも適用できるの
は勿論である。
【0066】また、情報処理装置の形態としても、電池
で動作が可能な形態のものであれば、ノート型のパーソ
ナルコンピュータのほか、種々の形態のものとすること
ができるのは言うまでもない。
【0067】さらに、上述した実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを、情報処理装置と
してのコンピュータに供給し、機械またはシステムのコ
ンピュータに格納されたプログラムコードによって上述
実施形態の機能を実現するようにしたものも、本発明の
範囲に含まれる。
【0068】この場合、プログラムコード自体が本発明
の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコ
ード自体、および通信や記憶媒体などによりプログラム
コードをコンピュータに供給する手段も、本発明の範囲
に含まれる。
【0069】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク
やCD−ROMのほか、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード、ROMなどを用いることができ
る。
【0070】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
本実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0071】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって本実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理装置に電力を供給する電池の残容量の多寡に応
じて適切な昇温抑制方法を選択して実行できる。これに
より、例えば電池の残容量が十分にある場合には、ファ
ンによる昇温抑制を行って効率の高い冷却が実行され、
残容量が僅かな場合にはストップクロックによる昇温抑
制を行って電池の消耗を抑えることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る情報処理装置
の要部構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る情報処理装置
のヒートレギュレーション動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る情報処理装置
の動作例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係る情報処理装置
の要部構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係る情報処理装置
の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報処理装置 101 情報処理システム本体 101a CPU(中央演算処理装置) 101b バスブリッジコントローラ 101c 主記憶装置 101d 補助記憶装置 101e 表示装置 101f ストップクロック信号 102 熱警告信号 103 電源回路 104 バッテリーパック 104a 電池 104b 周辺回路 105 マイクロコンピュータ 105a アナログ/ディジタル変換器 106 バッテリー通信用パス 107 温度計測用ハードウェア 108 ファン 109 ファン駆動用ハードウェア 110 ファン駆動制御信号 401 ACアダプタ 402 ACアダプタ接続部 403 電源選択用ハードウェア 404 電源選択信号

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池で動作可能な情報処理装置であっ
    て、 前記情報処理装置の構成部品が発生する熱による昇温を
    抑制するために設けられ、それぞれ独立に制御が可能な
    複数の昇温抑制手段と、 該複数の昇温抑制手段のいずれか少なくとも一つの動作
    を行わせるべき状態となったことを判断する判断手段
    と、 前記電池の残容量を計測する電池残容量計測手段と、 前記判断手段によって前記状態が判断された場合、前記
    電池残容量計測手段によって計測された電池残容量に応
    じて前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作させるかを
    決定する決定手段と、を具えたことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置内部の温度を計測する
    温度計測手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記温度計測手段は、前記構成部品の内
    部温度、または前記構成部品の表面温度、または前記構
    成部品が実装されている基板の温度、または前記構成部
    品近傍の雰囲気温度を計測することを特徴とする請求項
    2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 基準温度を記憶する基準温度記憶手段を
    さらに具えたことを特徴とする請求項2または3に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、前記温度計測手段によ
    って計測された前記情報処理装置内部の温度が前記基準
    温度記憶手段に記憶された前記基準温度よりも大きい場
    合に前記状態の判断を行うことを特徴とする請求項4に
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記電池の基準残容量を記憶する基準残
    容量記憶手段をさらに具え、前記複数の昇温抑制手段
    は、第一の昇温抑制手段と該第一の昇温抑制手段より消
    費する電力の少ない第二の昇温抑制手段とを含み、前記
    決定手段は、前記電池残容量計測手段によって計測され
    た残容量が、前記基準残容量記憶手段に記憶された前記
    基準残容量より大きい場合は前記第一の昇温抑制手段を
    動作させ、前記残容量が前記基準残容量以下である場合
    は前記第二の昇温抑制手段を動作させるよう決定するこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の情
    報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記決定手段は、前記第一の昇温抑制手
    段を動作させると決定し、かつ既に前記第一の昇温抑制
    手段が動作している場合は前記第二の昇温抑制手段を動
    作させると決定することを特徴とする請求項6に記載の
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の昇温抑制手段は、前記情報処
    理装置内部の熱せられた空気を外部へ排出するか、また
    は前記情報処理装置内部の空気よりも低温の外気を給気
    するためのファンを有することを特徴とする請求項6ま
    たは7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記構成部品は、内部動作クロックを停
    止させるクロック停止入力端子を有するCPUであるこ
    とを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記CPUのクロック停止入力端子に
    クロックの停止を要求する信号を入力して前記CPUの
    内部動作クロックを停止可能なCPU動作制御手段をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項9に記載の情報処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記CPU動作制御手段は、前記CP
    Uの内部動作クロックを第一の所定期間停止させた後、
    前記CPUを第二の所定期間動作させる処理を、前記第
    一および第二の所定期間を合算した第三の所定期間ごと
    に周期的に繰り返すことを特徴とする請求項10に記載
    の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第二の昇温抑制手段は、前記CP
    U動作制御手段により前記第三の所定期間ごとに第一の
    所定期間CPUの内部動作クロックを停止させる処理を
    繰り返させる手段であることを特徴とする請求項11に
    記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 電池および外部商用電源のいずれでも
    動作可能な情報処理装置であって、 前記情報処理装置の構成部品が発生する熱による昇温を
    抑制するために設けられ、それぞれ独立に制御が可能な
    複数の昇温抑制手段と、 該複数の昇温抑制手段のいずれか少なくとも一つの動作
    を行わせるべき状態となったことを判断する第一の判断
    手段と、 前記情報処理装置が前記電池および前記外部商用電源の
    いずれから電力の供給を受けて動作しているか判断する
    第二の判断手段と、 前記電池の残容量を計測する電池残容量計測手段と、 前記第一の判断手段によって前記状態が判断され、かつ
    前記第二の判断手段により前記情報処理装置が前記電池
    より電力の供給を受けて動作していると判断された場
    合、前記電池残容量計測手段によって計測された電池残
    容量に応じて前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作さ
    せるかを決定する決定手段と、を具えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記情報処理装置内部の温度を計測す
    る温度計測手段をさらに具えたことを特徴とする請求項
    13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記温度計測手段は、前記構成部品の
    内部温度、または前記構成部品の表面温度、または前記
    構成部品が実装されている基板の温度、または前記構成
    部品近傍の雰囲気温度を計測することを特徴とする請求
    項14に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 基準温度を記憶する基準温度記憶手段
    をさらに具えたことを特徴とする請求項14または15
    に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第一の判断手段は、前記温度計測
    手段によって計測された前記情報処理装置内部の温度が
    前記基準温度記憶手段に記憶された前記基準温度よりも
    大きい場合に前記状態の判断を行うことを特徴とする請
    求項16に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記電池の基準残容量を記憶する基準
    残容量記憶手段をさらに具え、前記複数の昇温抑制手段
    は、第一の昇温抑制手段と該第一の昇温抑制手段より消
    費する電力の少ない第二の昇温抑制手段とを含み、前記
    決定手段は、前記電池残容量計測手段によって計測され
    た残容量が、前記基準残容量記憶手段に記憶された前記
    基準残容量より大きい場合は前記第一の昇温抑制手段を
    動作させ、前記残容量が前記基準残容量以下である場合
    は前記第二の昇温抑制手段を動作させるよう決定するこ
    とを特徴とする請求項13ないし17のいずれかに記載
    の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記決定手段は、前記第二の判断手段
    により前記情報処理装置が前記外部商用電源より電力の
    供給を受けて動作していると判断した場合は、前記第一
    の昇温抑制手段を動作させると決定することを特徴とす
    る請求項18に記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 前記決定手段は、前記第一の昇温抑制
    手段を動作させると決定し、かつ既に前記第一の昇温抑
    制手段が動作している場合は前記第二の昇温抑制手段を
    動作させると決定することを特徴とする請求項18また
    は19に記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記第一の昇温抑制手段は、前記情報
    処理装置内部の熱せられた空気を外部へ排出するか、ま
    たは前記情報処理装置内部の空気よりも低温の外気を給
    気するためのファンを有することを特徴とする請求項1
    8ないし20のいずれかに記載の情報処理装置。
  22. 【請求項22】 前記構成部品は、内部動作クロックを
    停止させるクロック停止入力端子を有するCPUである
    ことを特徴とする請求項18ないし21のいずれかに記
    載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記CPUのクロック停止入力端子に
    クロックの停止を要求する信号を入力して前記CPUの
    内部動作クロックを停止可能なCPU動作制御手段をさ
    らに具えたことを特徴とする請求項22に記載の情報処
    理装置。
  24. 【請求項24】 前記CPU動作制御手段は、前記CP
    Uの内部動作クロックを第一の所定期間停止させた後、
    前記CPUを第二の所定期間動作させる処理を、前記第
    一および第二の所定期間を合算した第三の所定期間ごと
    に周期的に繰り返すことを特徴とする請求項23に記載
    の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 前記第二の昇温抑制手段は、前記CP
    U動作制御手段により前記第三の所定期間ごとに第一の
    所定期間CPUの内部動作クロックを停止させる処理を
    繰り返させる手段であることを特徴とする請求項24に
    記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】 構成部品が発生する熱による昇温を抑
    制するために設けられ、それぞれ独立に制御が可能な複
    数の昇温抑制手段を具え、電池で動作可能な情報処理装
    置の昇温抑制方法であって、 該複数の昇温抑制手段のいずれか少なくとも一つの動作
    を行わせるべき状態となったことを判断する判断工程
    と、 前記電池の残容量を計測する電池残容量計測工程と、 前記判断工程によって前記状態が判断された場合、前記
    電池残容量計測工程によって計測された電池残容量に応
    じて前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作させるかを
    決定する決定工程と、を具えたことを特徴とする情報処
    理装置の昇温抑制方法。
  27. 【請求項27】 構成部品が発生する熱による昇温を抑
    制するために設けられ、それぞれ独立に制御が可能な複
    数の昇温抑制手段を具え、電池および外部商用電源のい
    ずれでも動作可能な情報処理装置の昇温抑制方法であっ
    て、 該複数の昇温抑制手段のいずれか少なくとも一つの動作
    を行わせるべき状態となったことを判断する第一の判断
    工程と、 前記情報処理装置が前記電池および前記外部商用電源の
    いずれから電力の供給を受けて動作しているか判断する
    第二の判断工程と、 前記電池の残容量を計測する電池残容量計測工程と、 前記第一の判断工程によって前記状態が判断され、かつ
    前記第二の判断工程により前記情報処理装置が前記電池
    より電力の供給を受けて動作していると判断された場
    合、前記電池残容量計測工程によって計測された電池残
    容量に応じて前記複数の昇温抑制手段のいずれを動作さ
    せるかを決定する決定工程と、を具えたことを特徴とす
    る情報処理装置の昇温抑制方法。
  28. 【請求項28】 コンピュータに請求項26または27
    に記載の昇温抑制方法を実行させるための制御プログラ
    ム。
  29. 【請求項29】 コンピュータに請求項26または27
    に記載の昇温抑制方法を実行させるための制御プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100867589B1 (ko) * 2002-04-17 2008-11-10 엘지전자 주식회사 배터리 잔량에 따른 휴대용 기기의 열 관리방법
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