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JP2003255186A - 二重光コネクタ - Google Patents

二重光コネクタ

Info

Publication number
JP2003255186A
JP2003255186A JP2002061892A JP2002061892A JP2003255186A JP 2003255186 A JP2003255186 A JP 2003255186A JP 2002061892 A JP2002061892 A JP 2002061892A JP 2002061892 A JP2002061892 A JP 2002061892A JP 2003255186 A JP2003255186 A JP 2003255186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
dual
optical
cavity
dual connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2002061892A
Other languages
English (en)
Inventor
Jerry Max Anderson
マックス アンダーソン ジェリー
Wan Rian
ワン リアン
Steven Edward Sheldon
エドワード シェルドン スチーヴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric North America Inc
Original Assignee
Fitel USA Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fitel USA Corp filed Critical Fitel USA Corp
Priority to JP2002061892A priority Critical patent/JP2003255186A/ja
Publication of JP2003255186A publication Critical patent/JP2003255186A/ja
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 二重光コネクタを提供すること。 【解決手段】 二重コネクタは、一対の単向光プラグ20
-1、20-2を二重の構成に結合する統合構造である。二重
コネクタは、一対の並列空洞153を有し、各空洞は、
(1)単向光プラグを受ける形状をした開口を後端に有
し、(2)フェルール21を保持するため、空洞の前端壁
57から空洞の中および外に突出し、かつその前端壁に垂
直な中央軸を有するボスを有し、さらに、(3)空洞内
に各単向プラグを保持するための保持機構を有してい
る。さらに、二重コネクタは、セルと連結するラッチン
グ部材55をその上面上および底面上に有する。二重コ
ネクタは接続ブロックに複数個アレイ状に配列される。
接続ブロックの各セルは、二重光コネクタ50を受け、
それと連結する形状をした前面と、2つの光プラグ20
を受け、それと連結する形状をした背面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の単向光プラ
グを並列関係に接合することによって組み立てられた二
重光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】通信システムでは、しばしば、例えば、
各媒体が異なる方向で情報を搬送する、対にした伝送媒
体を使用して接続を行うことが望ましい。光システムで
は、精密整合がクリティカルであり、各光ファイバを整
合するために特別に設計されたコネクタを使用するのが
慣行である。それでも、顧客の便宜のための要望が、2
本の光ファイバおよびこれらを整合させるための手段を
含む二重光コネクタの開発につながっている。例えば、
米国特許第4787706号が、それぞれのファイバが
フェルールおよびスプリング入りのベース部材を備えた
ファイバ保持アセンブリ内に保持されている、一対のバ
ッファ付き光ファイバを含むケーブルを終端させるため
の二重光ファイバコネクタを開示している。ファイバ保
持アセンブリは、接合レセプタクルと連結するための2
つの可撓性のある成形プラスチックのサイドアーム部材
を含むように形成された共通ハウジング内に含まれる。
このハウジングは、別の光ファイバコネクタとの相互接
続中に分極化を確実にするために使用することができる
細部を含む。このコネクタは優れたパフォーマンスを提
供するが、それ自体の系列の接続装置を必要とし、単体
の(単向)コネクタに合わせて設計された装置とは相互
接続しない。
【0003】米国特許第4953929号および米国特
許第5123071号が、二重の構成に一対の単向光プ
ラグを結合する二重コネクタの例を開示している。ただ
し、そのようなコネクタは、関連するレセプタクルと連
結するために単向プラグ自体を利用する。この状態で
は、各単向プラグと関連するラッチング機構を適切に起
動して、良好な光接続を確実にする必要がある。さら
に、これらの二重コネクタで開示される結合構造に単向
プラグを組み立てること、およびその構造からプラグを
分解することが面倒である。
【0004】米国特許第5481634号および米国特
許第5923805号が、LC型光プラグとして知られ
る薄型単向光プラグを開示している。そのような光プラ
グが、Lucent Technologiesによっ
て製造されている。LC光プラグは、それに先行する光
プラグのどれよりも小さい設置面積を有すること、また
高密度のパネル取付けされる適用例で効果的に使用する
のが可能なことで有利である。さらに、その設計は、従
来の電話機で使用されるユーザフレンドリーなRJスタ
イルのモジュラープラグに似ている。LC光プラグは、
実際、とても普及しているので、一対のLCプラグまた
はそれに類するプラグを二重の構成に結合する装置を有
することが望ましい。そのような装置が既に入手可能で
あるが(米国特許第5579425号参照)、これもま
た、関連するレセプタクルと連結するために個々の単向
プラグを利用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、一対の薄
型の単向光プラグを単一の構造に接合する二重コネクタ
を提供することが望ましい。さらに、関連する単向プラ
グが迅速かつ容易にその二重コネクタに組み立てられ、
またそこからそれらのプラグが迅速かつ容易に分解され
ることが望ましい。最後に、関連するレセプタクルと連
結するために、単向コネクタのラッチング装置とは別個
である、独自のラッチング装置を二重コネクタが有する
ことが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】一対の空洞を画定する内
壁を有する一対の並列光ポートを含む二重コネクタが、
前述した欠点を克服する。各空洞は、その後端に、薄型
光プラグを受ける形状の開口を有し、また各空洞は、そ
の前端に、光ファイバを保持するフェルールを受ける形
状の管状ボスを有する。これらのボスは、空洞の縦軸に
平行な方向で二重コネクタの前端から外向きに突出して
いる。好ましくは、各管状ボスは、整合スリーブの反対
端に挿入される一対のフェルールの中央軸を整合させる
ための整合スリーブを含む。各空洞に関連しているの
が、光プラグ上の接合機構と連結し、プラグと空洞が不
意に結合解除されることを防止する保持機構である。同
様に、二重コネクタ自体も、二重コネクタを受けるよう
に設計されたレセプタクル上にある接合部材と連結する
ため、外面上にラッチング部材を含んでいる。これらの
アイテムにより、個々の単向光コネクタを容易に二重コ
ネクタに組み立て、またそこから分解することができ、
かつ二重コネクタをそれ自体のラッチング機構を使用し
てレセプタクルに容易に装着し、またそこから取り外す
ことが可能となる。
【0007】本発明の例示的な実施形態では、二重コネ
クタは、その上面上および底面上にカンチレバーラッチ
ング部材を含み、また空洞は、LC型光プラグを受ける
形状をしている。また、例示的な実施形態では、いくつ
かの貴重な機能をする舌様突起(ガイド部材)がコネク
タの上面上および底面上にある。底面上のガイド部材
は、上面上のガイド部材よりもわずかに幅広く、レセプ
タクルに二重コネクタが不適切に(上下反対に)挿入さ
れるのを防止する「キーイング」機構を提供している。
より重要なことには、ガイド部材により、それらがなけ
れば整合スリーブに伝達されることになる側方負荷力に
耐えるさらなる強度が提供される。
【0008】本発明およびその動作モードは、添付の図
面とともに以下の詳細な説明を読むことで、より明確に
理解されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、前述したようなプラグ
コネクタの間で相互接続を行う際に使用するハードウェ
アに関する。前述したとおり、従来、個々のビルドアウ
トブロックおよびビルドアウトを介して、またはジャッ
クレセプタクルをパネルに取り付けて少数のグループの
光プラグを受けることにより、パネル取付け接続が提供
されてきた。しかし、そのような構成では、(i)手作
業で組み立てられるあまりにも多くの個々の構成要素が
関与し、(ii)パネルに十分な剛性が与えられず、ま
た(iii)十分な接続密度が提供されなかった。これ
らの欠点のすべてが、図1に示す装置によって克服さ
れ、この装置は、接続パネル10で使用するのに適した
接続ブロック100および二重コネクタ50を含む。
【0010】図1は、パネル取付けされた接続ブロック
100、二重コネクタ50、およびいくつかの光プラグ
20を含むアセンブリの分解透視図を示している。この
アセンブリの目的は、光ファイバ間の相互接続を集中さ
せて管理することである。例えば、1本の光ファイバが
光ケーブル30−1内に含まれ、また別の1本の光ファ
イバが光ケーブル30−3内に含まれる。これらのケー
ブルは、それぞれ、光プラグ20−1および20−3に
終端し、接続ブロック100および二重コネクタ50
が、有利には、それらの相互接続を容易にする。例示の
目的で、図1に示す光プラグ20は、前述した型のLC
型プラグコネクタである。それでも、本発明は、他の既
知の光プラグとともに、またまだ存在していない光プラ
グとともに使用することも可能である。各光プラグ20
は、フェルール21がそこを通って突出する開口を有す
る概して直線のハウジング22を含む。各フェルール2
1は、フェルールの先端から光プラグ20を通って光ケ
ーブル30まで延びる光ファイバ(図示せず)を含む。
各光プラグ20は、関連するレセプタクルと連結するた
め、その上面上に配置されたラッチングタブ25を備え
ている。
【0011】パネル10は、1つまたは複数の接続ブロ
ック100を受け入れるように構成されたいくつかの細
長い連続スロット14−1、14−2を備えている。例
示として、パネルは、比較的薄いスチール(例えば、お
よそ2.3ミリメートル)から作られている。図示する
とおり、スロット14−1および14−2は、単一の接
続ブロック100を受けるサイズになっている。ただ
し、いくつかの接続ブロックを互いの上に直接に積み重
ねることができるように、パネル10内の水平バーのい
くつか、またはそのすべてをなくすことも企図される。
その状況では、より高い剛性のために各接続ブロックの
上面上および底面上で接合機構(例えば、タブおよびス
ロット)を提供するのが望ましい可能性がある。
【0012】接続ブロック100は、好ましくは、ポリ
エーテルイミド(PEI)などの弾性のあるポリマー材
から一体構造として成形される。これは、セルを形成し
てパネルに構造的完全性を提供する連結された水平リブ
150と垂直リブ160のワッフル様構造を有する。リ
ブ150、160は、10ミリメートル(mm)を超え
る前後の深さを有し、また、本発明の好ましい実施形態
では、リブはおよそ13mmの深さを有する。接続ブロ
ックに外接するフランジ101が、剛性をさらに高めて
いる。好ましい実施形態では、フランジはおよそ6mm
の前後の深さを有する。接続ブロック100の重要な特
徴は、それが同じのセル110−110の配列として構
成されていることであり、各セルは、サイズ、形状、お
よび向きが他のセルと実質的に同じであり、また各セル
は、その前面で二重コネクタを受けるように設計されて
いる。このことは特に有利である。というのは、ファイ
バを各伝送方向ごとに1つの、いくつかの対に編成する
のが都合がよいからである。さらに、接続ブロック10
0は、ゆるい許容差を有する構造内で正確な相互接続を
提供する。これは、二重コネクタとの適切な接合を確実
にするために、各セル内における寸法上の精度が重要で
あるが、セル間ではそれは特に重要ではないからであ
る。
【0013】接続ブロックのセルの数が少なくとも12
であり、少なくとも2行少なくとも2列に配置されてい
るとき、適切な相互接続密度および曲げ剛性が提供され
る。各接続ブロックは、接続ブロック100の両側に配
置された1つまたは複数のアイレット111、122、
123を通ってはまるねじやナットなど(図示せず)の
留め具によってパネル10内でスロット14−1内に保
持される。接合穴11が、ねじを受けるためにパネル1
0内で提供される。アイレットおよびねじは、同様な位
置で接続ブロック内に成形された突起によって置き換え
ることが可能である。さらに、接続ブロックが並列に配
置されたときにアイレットと相互接合可能な形状のリセ
ス112、113、121が、接続ブロックの両側で提
供される。重要なことには、アイレットとリセスは、隣
接する接続ブロックが不適切に(すなわち、上下反対
に、および/または前後逆に)装着されるのを防止する
ようにキーイングされる。接続ブロック100は、接続
ブロック100をパネルスロット14−1にはめること
を可能にするくさび形状のタブをアイレットとリセスの
背後の領域に成形することにより、補助の固定ハードウ
ェア(例えば、ねじおよびナット)の必要性を回避する
ように設計するのが可能なことに留意されたい。
【0014】接続ブロック100は、一対の単向光プラ
グ20−1、20−2を二重構成に結合するいくつかの
二重コネクタ50と併せて使用される。各二重コネクタ
50は、一対の並列光ポート153−153を含み、各
ポートは、空洞を画定する内壁を含む。図1に例として
示すとおり、空洞は、LC型光プラグ20−1および2
0−2を受ける形状をしている。各空洞は、さらに、フ
ェルール21内に含まれる、光ファイバを受けるために
空洞の前壁を通って延びる管状ボス58を含む。プラス
チックファイバが使用されるとき、通常、プラスチック
ファイバが、125ミクロンの直径しか有さないグラス
ファイバよりもはるかに大きい直径(すなわち、およそ
1mm)を有するので、フェルールは必要ないことが理
解される。それでも、光プラグが、グラスファイバを含
むフェルールを有するとき、接合接触するフェルール間
の整合は、好ましくは、ボス58内に配置され、その端
部のそれぞれでフェルールを受ける寸法の円筒状整合ス
リーブを介して達せられる。各空洞153は、そこに装
着される光プラグ20を受けて、それと連結するように
設計される。LC型光プラグが使用されるとき、空洞
は、概して長方形の開口を有し、光プラグ20の上面上
のラッチングタブ25と連結する保持機構を空洞の内壁
上に含む。
【0015】二重コネクタ50は、その上面上および底
面上にそれぞれ、ガイド部材51および52をさらに含
み、各ガイド部材は、二重コネクタを最終的に受ける特
定のセル110と連結するように設計されたラッチ55
を含む。
【0016】図2は、接続ブロック200の好ましい実
施形態を示す前面透視図である。これは、すべての点で
図1に示した接続ブロック100と同様であるが、接続
ブロック100に含まれるものの2倍の数のセル210
−210を含むことだけが異なっている。それでも、各
セルは自己完結的であり、かつ単一の二重光コネクタ5
0を受けるように設計されているので、コネクタが12
の光プラグを保持する場合のような全体的な寸法上の許
容差をあまり気にかけずに、接続ブロックを任意に大き
くすることができる。
【0017】図3および図4は、それぞれ、接続ブロッ
ク200内の一対の隣接するセル210−210を示す
前面図および背面図である。セル210は、例えば、図
3に示すとおり、その前面に二重コネクタ50(図5〜
9)を受ける形状をしている。開口213および214
は、コネクタ50の上面上および底面上で一方向だけに
配置された舌様突起(ガイド部材)51、52を受ける
形状をしている。これを達するため、開口214は、開
口213よりもわずかに幅広く作られている。さらに、
各開口213、214は、図9に示すとおり、二重コネ
クタ50の上面上および/または底面上の接合機構56
と連結する形状をした保持機構(すなわち、内部レッジ
256−1および256−2)を含む。開口211およ
び212は、一対の光ファイバを相互接続するのを可能
にする接続ブロックを通る通路である。ファイバのそれ
ぞれが別個の光プラグ内に保持され、一対の光プラグが
同じ開口(例えば、開口211)の両側に挿入される。
図1に示すとおり、各セル210の前面は、二重光コネ
クタ50を受け、それと連結するように構成され、一
方、各セルの背面は、一対の単向光プラグ20−3およ
び20−4を受けて、それと連結するように構成されて
いる。これらの単向光プラグ20−3および20−4
は、それぞれ、図3によく見られるとおり、接続ブロッ
クに成形された保持機構(すなわち、内部レッジ224
−224)と連結する肩24を有するラッチングタブ2
5を含む。接続ブロック内の開口254は、これらの内
部レッジ224−224を成形するために使用されるツ
ールによって作成される。
【0018】二重光コネクタ図5および図6は、接合レ
セプタクルに容易かつ正確に装着されるように設計され
た二重光コネクタ50を示す透視図である。詳細には、
二重コネクタ50は、一対の単向光プラグ20−1、2
0−2(図1参照)を二重の構成に結合する機能をする
統合構造である。既知の二重の構成が、米国特許第49
53929号、米国特許第5123071号、米国特許
第5386487号、および米国特許第5579425
号に示されている。ただし、そのような構成は、寸法上
の安定性、単向プラグの取替えの容易さ、および接合レ
セプタクル110との共通連結機構(図1参照)を含
め、いくつかの利点を欠いている。
【0019】二重コネクタ50は、空洞153を画定す
るいくつかの内壁を個々に含む一対の並列光ポートを含
む。各空洞153は、所定の光プラグを受ける形状をし
た開口を二重コネクタ50の後端に有する。二重コネク
タの好ましい実施形態では、この開口は、概して長方形
であり、また所定の光プラグは、Lucent Tec
hnologiesから市販され、米国特許第5481
634号および米国特許第5923805号により詳細
に開示されるLC光プラグである。それでも、二重コネ
クタ50内の空洞153−153は、他の種類の光プラ
グを受ける形状をしているのが可能なことが理解されよ
う。
【0020】ガイド部材51、52は、コネクタ50の
上面上および底面上に配置され、いくつかの貴重な機能
をする。ガイド部材51、52の前部端は、接合レセプ
タクル内への挿入を容易にするために先細りになってい
る。さらに、ガイド部材52は、ガイド部材51よりも
わずかに幅広く、レセプタクル内に二重コネクタが不適
切に(上下反対に)挿入されるのを防止する「キーイン
グ」を実施している。最後に、またおそらく最も重要な
ことには、ガイド部材51、52により、それらがなけ
れば、ボス58−58内にあることが可能な脆性のセラ
ミック整合スリーブ60−60(図1参照)に伝達され
ることになる側方負荷力に耐えるさらなる強度が提供さ
れる。そのような側方負荷は、通常、接合レセプタクル
から二重コネクタ50が取り外される際に生じる。
【0021】ボス58−58は管状の構成であり、およ
そ1.8ミリメートル(mm)の内径を有する。相互接
続される一対の光プラグ(例えば、20−1および20
−3)と関連する円筒状フェルールを軸方向に整合する
機能をする整合スリーブ60(図1参照)の挿入を容易
にする分岐59が各ボスの1つの端部で提供される。整
合スリーブ60−60は、金属から作ることが可能であ
るが、一般には、ジルコニアなどのセラミック材から作
られる。これらは、ボスの内径よりもわずかに小さい外
径を有し、ボス内で「浮動」することができる。およそ
1.25mmの外径を有する一対の円筒状フェルール2
1(図1)が、サービス中に同じの整合スリーブ60の
反対端に挿入される。この例示的な実施形態では、グラ
スファイバ(およそ125ミクロンの直径)が、各フェ
ルール21の中央軸に沿って延びるボア内に保持され
る。代替の実施形態では、グラスファイバおよびフェル
ールは、その外径がボス58の内径に対応する米国特許
第5923805号に示されるプラスチックファイバで
置き換えられる。整合スリーブは、プラスチックファイ
バが使用されるときは必要ないことに留意されたい。こ
の段落で提示する寸法は、単に例示的なものであり、L
C型光プラグの好ましい使用に基づくものである。
【0022】可撓性のあるラッチング部材55−55が
二重コネクタ50の上面上および底面上に配置され、そ
れぞれが、接続ブロック200の各セル210内の対応
する接合機構と協働するように構成されたくさび形状の
保持機構56を含む。より具体的には、接合機構256
−1および256−2が、図4に示すとおり、セル21
0の開口213、214内にある。例示として、二重コ
ネクタは、ポリカーボネートなどの熱可塑性材料から成
形される。
【0023】図7は、その構成の様々な細部を示す二重
光コネクタ50の前面図である。管状ボス58が、コネ
クタ50の前端壁57から突出し、光ファイバがそこを
通って終端間で他の光ファイバと接続されることが可能
な開口158を提供している。ガイド部材51、52
が、接続ブロック100、200のセルに、または他の
レセプタクルに二重コネクタ50を挿入するのを容易に
している。ガイド部材51、52は必須ではないが、前
述した貴重な機能を提供する。
【0024】図7および図8は、コネクタ50に開いた
様々な開口153、154、158、ならびにそれらの
相対配置をより詳細に示している。コネクタ50の後端
の開口153は、図9に開示した仕方で単向光プラグ2
0を受けて、それを保持する形状をしている。光プラグ
と連結する保持機構54をコネクタ内に形成する成形プ
ロセス中に使用されるツールが、開口154を作成す
る。詳細には、保持機構54は、LC型光プラグ20の
ラッチングタブ25上の肩24と相互接合可能であるよ
うに設計される(図9参照)。様々な種類の光プラグに
対応するために、二重コネクタ50に様々な種類の保持
機構を成形できることを理解されたい。最後に、開口1
58が、その後端から前端までコネクタを完全に貫通し
て延びて、光ファイバ間の相互接続を可能にしている。
【0025】図9は、光プラグ20がそこに挿入された
図8の二重光コネクタを示す部分断面図である。図示す
るとおり、フェルール21が、プラグハウジング22の
前端から突出し、その中央軸に沿って配置された光ファ
イバ(図示せず)を含んでいる。このフェルール21
は、管状整合スリーブ60内に保持され、このスリーブ
は、その直径がわずかに拡大して、スリーブ60の反対
端に挿入されたフェルール(その1つだけを示す)のそ
れぞれに対して径方向の整合力を維持するのを可能にす
る、その全長に沿ったスロットを含む。スリーブは、ボ
ス58の内径よりも小さい外径を有し、その中で自由に
動く。ボス58内の分岐59が図6でもっとも明確に示
され、ボス58が、製造中、整合スリーブ60の挿入中
にたわむことを可能にしている。そのようなたわみが必
要なのは、ボスの終端部分が整合スリーブよりも小さ
く、スリーブがサービス中および取扱い中に外れるのを
防いでいるためである。図9は、光プラグのラッチング
タブ25上の肩24と二重コネクタ50内の保持機構5
4の間の相互作用を示している。この相互作用が、光プ
ラグ20を二重コネクタ内に保持する。光プラグは、ラ
ッチングタブ25を押し下げ、それと同時にコネクタ5
0からプラグを引き離すことによって解放される。
【0026】同様な仕方で、二重コネクタ自体も、別の
レセプタクル(例えば、図3および図4に示す接続ブロ
ック200のセル210)内に保持される。二重コネク
タ50の上面上および底面上の可撓性のあるラッチング
部材55−55が、光プラグ20上のラッチングタブ2
5と同じように機能し、またくさび形状の保持機構56
−56が、光プラグ上の肩24と同じように機能する。
二重コネクタ50は、両方のラッチング部材55−55
を押し下げ、それと同時に二重コネクタをセルから引き
離すことによってセル210から解放される。完全にす
るため、図では、光プラグ20が、少なくとも1本の光
ファイバを含む光ケーブル30を終端させ、また、光フ
ァイバの伝送損失を不要に増大させる光ファイバのひど
い屈曲を防止するため、屈曲制限ブート40がまわりに
配置されている。
【0027】本発明の様々な特定の実施形態を示し、説
明してきたが、本発明の範囲内で変更が可能である。こ
れらの変更には、二重コネクタの構成における異なる材
料の使用、様々なラッチング機構を有する様々な種類の
光プラグの使用、ならびにプラスチック光ファイバに対
応するように設計された光ケーブルおよび光プラグの使
用が含まれるが、それらには限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】二重コネクタをその前面で受け、また個々の光
プラグをその背面で受けるパネル取付け接続ブロックを
示す分解透視図である。
【図2】36のセルを有する接続ブロックの好ましい実
施形態を示す前面透視図である。
【図3】接続ブロック内の一対の隣接するセルを示す前
面図である。
【図4】図3に示した一対の隣接するセルを示す背面図
である。
【図5】二重光コネクタを示す背面透視図である。
【図6】二重コネクタを示す前面透視図である。
【図7】二重コネクタを示す前面図である。
【図8】二重コネクタを示す横断面図である。
【図9】光プラグがそこに挿入された図8の二重光コネ
クタを示す部分断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月5日(2002.9.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェリー マックス アンダーソン アメリカ合衆国 30001 ジョージア,オ ーステル,ウィンドチェーズ コート 6002 (72)発明者 リアン ワン アメリカ合衆国 08857 ニュージャーシ ィ,オールド ブリッジ,ブリンウッド ガーデンズ 2エフ−35 (72)発明者 スチーヴン エドワード シェルドン アメリカ合衆国 30093 ジョージア,ノ アクロス,ツリートレイル パークウェイ 908 Fターム(参考) 2H036 QA03 QA47 QA57

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端、後端、上面、および底面を有する
    二重光コネクタ50であって、 各ポートが空洞153を画定する内壁を有する一対の並
    列光ポートを含み、前記空洞は、(i)所定の光プラグ
    20を受ける形状をした開口をコネクタの前記後端に有
    し、(ii)円筒状フェルール21を保持するための管
    状ボス58であり、コネクタの前記前端の壁57から空
    洞の中および外に突出し、前記前端壁に垂直な中央軸を
    有するボス58を有し、さらに(iii)空洞内の前記
    所定の光プラグを保持するための前記光プラグ上の接合
    機構24と連結するための保持機構54とを有する空洞
    であり、コネクタ50は、さらに、 二重コネクタを受けるように設計されたレセプタクル2
    10上の第1の接合部材256−1にはまるための、二
    重コネクタの上面上に配置された第1のラッチング部材
    55を含む二重コネクタ50。
  2. 【請求項2】 管状ボス58の終端部分が、整合スリー
    ブ60の挿入を容易にするために分岐している請求項1
    に記載の二重コネクタ50。
  3. 【請求項3】 管状ボス58内に配置された整合スリー
    ブ60をさらに含む請求項2に記載の二重コネクタ5
    0。
  4. 【請求項4】 整合スリーブ60がセラミック材料から
    作られる請求項3に記載の二重コネクタ50。
  5. 【請求項5】 レセプタクル210内の第2の接合部材
    256−2と係合するように二重コネクタの底面上に配
    置された第2のラッチング部材55をさらに含む請求項
    1に記載の二重コネクタ50。
  6. 【請求項6】 第1のラッチング部材55および第2の
    ラッチング部材55が、二重コネクタの前端に向かって
    配置された固定の終端と、前記コネクタの後端に向かっ
    て延びる自由終端とを有するカンチレバーを含む請求項
    5に記載の二重コネクタ50。
  7. 【請求項7】 コネクタの前端から突出し、コネクタを
    接合レセプタクル210に挿入するのを容易にする第1
    のガイド部材51をさらに含む請求項1に記載の二重コ
    ネクタ50。
  8. 【請求項8】 第1のガイド部材51が、その前部端で
    先細りになっている舌様突起を含む請求項7に記載の二
    重コネクタ50。
  9. 【請求項9】 第2のガイド部材52をさらに含み、第
    1のガイド部材がコネクタの上面上に配置され、かつ前
    記第2のガイド部材がコネクタの底面上に配置された請
    求項6に記載の二重コネクタ50。
  10. 【請求項10】 二重コネクタの空洞153−153内
    に配置された一対の単向光プラグ20−1、20−2と
    組み合わされた二重コネクタ50であって、 各単向光プラグが、その中に光ファイバが配置されてい
    る光ケーブル30の全長を終端させ、各単向光プラグ
    は、前記光ファイバの終端部分を閉じ込める円筒状フェ
    ルール21を含む請求項1に記載の二重コネクタ50。
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