JP2003246586A - ハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方法 - Google Patents
ハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方法Info
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- Photovoltaic Devices (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ディーゼルエンジンを駆動することなく、か
つ、安価にバッテリを十分に充電することができるハイ
ブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】ハイブリッド充電移動式クレーン10は、
風力発電機52、太陽電池パネル54、バッテリ24、
AC−DC電源部98などを有し、揚重作業中は太陽電
池パネル54を用いて常に充電を行うことができ、これ
によりディーゼルエンジン125を用いずにクレーンに
よる揚重作業が行える。休車時などには風力発電機52
や深夜電源を併用してバッテリ24に電力が充電され
る。一方、バッテリ24の不具合などで電気モータ10
5が使用不能の事態には、ディーゼルエンジン125を
予備的に用いて揚重作業を続行することができる。
つ、安価にバッテリを十分に充電することができるハイ
ブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】ハイブリッド充電移動式クレーン10は、
風力発電機52、太陽電池パネル54、バッテリ24、
AC−DC電源部98などを有し、揚重作業中は太陽電
池パネル54を用いて常に充電を行うことができ、これ
によりディーゼルエンジン125を用いずにクレーンに
よる揚重作業が行える。休車時などには風力発電機52
や深夜電源を併用してバッテリ24に電力が充電され
る。一方、バッテリ24の不具合などで電気モータ10
5が使用不能の事態には、ディーゼルエンジン125を
予備的に用いて揚重作業を続行することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハイブリッド充電移
動式クレーン及びそのバッテリの充電方法に係り、特に
移動式クレーンに搭載されたバッテリ(リチウムイオン
二次電池)に風力発電機、太陽光発電パネル、商用電源
(電力会社電源)からの充電を可能にした、いわゆるハ
イブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電
方法に関する。
動式クレーン及びそのバッテリの充電方法に係り、特に
移動式クレーンに搭載されたバッテリ(リチウムイオン
二次電池)に風力発電機、太陽光発電パネル、商用電源
(電力会社電源)からの充電を可能にした、いわゆるハ
イブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動式クレーンによる揚重作業
は、まず、目的地に到着した移動式クレーンをアウトリ
ガーによって安定させた後、クレーンの旋回台及びブー
ムを作業位置に向けて動作(旋回、起伏、伸張)させ、
そして、ブームの先端に吊り下げ支持された揚重フック
を昇降動作させることにより行われる。クレーンの旋回
台及びブームの駆動源としては油圧ポンプが用いられて
おり、一方、揚重フックの昇降移動による荷上げ、荷降
ろしの揚重作業は、揚重フックが取り付けられた揚重ワ
イヤーを巻胴式ウインチによって巻取り又は送り出すこ
とにより行われている。
は、まず、目的地に到着した移動式クレーンをアウトリ
ガーによって安定させた後、クレーンの旋回台及びブー
ムを作業位置に向けて動作(旋回、起伏、伸張)させ、
そして、ブームの先端に吊り下げ支持された揚重フック
を昇降動作させることにより行われる。クレーンの旋回
台及びブームの駆動源としては油圧ポンプが用いられて
おり、一方、揚重フックの昇降移動による荷上げ、荷降
ろしの揚重作業は、揚重フックが取り付けられた揚重ワ
イヤーを巻胴式ウインチによって巻取り又は送り出すこ
とにより行われている。
【0003】油圧ポンプや巻胴式ウインチの動作に必要
な電力は、移動式クレーンの走行時に用いられるディー
ゼルエンジンに直結された発電機から供給されるのが一
般的である。しかしながら、ディーゼルエンジンの排気
ガスには多くのCOxやNOxなどの微粒子が含まれて
いるため、ディーゼルエンジンを走行時以外に駆動する
ことは環境問題上影響が大である。また、ディーゼルエ
ンジンを駆動すれば騒音問題も発生する。
な電力は、移動式クレーンの走行時に用いられるディー
ゼルエンジンに直結された発電機から供給されるのが一
般的である。しかしながら、ディーゼルエンジンの排気
ガスには多くのCOxやNOxなどの微粒子が含まれて
いるため、ディーゼルエンジンを走行時以外に駆動する
ことは環境問題上影響が大である。また、ディーゼルエ
ンジンを駆動すれば騒音問題も発生する。
【0004】そこで、バッテリを移動式クレーンに別途
搭載し、走行以外の動作時(アウトリガーの張り出し動
作、クレーンの動作など)に駆動源として用いられる油
圧モータを、そのバッテリの電力を用いて行う移動式ク
レーンが提案されている。この移動式クレーンによる前
記バッテリへの充電方法は、走行中に移動式クレーンの
ディーゼルエンジンに直結された発電機や、駆動輪に設
けられた発電機から自動的に行われる。また、クレーン
のブームの先端部に風力発電機を設置し、この風力発電
機によって前記バッテリを充電するようにした移動式ク
レーンも本願出願人から提案されている。
搭載し、走行以外の動作時(アウトリガーの張り出し動
作、クレーンの動作など)に駆動源として用いられる油
圧モータを、そのバッテリの電力を用いて行う移動式ク
レーンが提案されている。この移動式クレーンによる前
記バッテリへの充電方法は、走行中に移動式クレーンの
ディーゼルエンジンに直結された発電機や、駆動輪に設
けられた発電機から自動的に行われる。また、クレーン
のブームの先端部に風力発電機を設置し、この風力発電
機によって前記バッテリを充電するようにした移動式ク
レーンも本願出願人から提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、風力発
電機のみでバッテリを充電する従来の移動式クレーンで
は、揚重作業に必要十分な電荷をバッテリに充電するこ
とができないという欠点があった。そこで、ディーゼル
エンジンに直結された発電機によって不足分を充電する
ことが考えられるが、前述のようにディーゼルエンジン
をバッテリの充電のためだけに駆動することは環境問題
上困難であった。
電機のみでバッテリを充電する従来の移動式クレーンで
は、揚重作業に必要十分な電荷をバッテリに充電するこ
とができないという欠点があった。そこで、ディーゼル
エンジンに直結された発電機によって不足分を充電する
ことが考えられるが、前述のようにディーゼルエンジン
をバッテリの充電のためだけに駆動することは環境問題
上困難であった。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みて成された
もので、クレーンに風力発電手段が設けられた移動式ク
レーンにおいて、ディーゼルエンジンを駆動することな
く、かつ、安価にバッテリを十分に充電することができ
るハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの
充電方法を提供することを目的とする。
もので、クレーンに風力発電手段が設けられた移動式ク
レーンにおいて、ディーゼルエンジンを駆動することな
く、かつ、安価にバッテリを十分に充電することができ
るハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの
充電方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記目
的を達成するために、移動式クレーンと、該移動式クレ
ーンを駆動させる駆動源に電力を供給するとともに商用
電源で充電可能なバッテリと、該移動式クレーンに取り
付けられるとともに前記バッテリを充電可能な風力発電
手段と、を備えたハイブリッド充電移動式クレーンであ
って、前記商用電源からの充電と前記風力発電手段から
の充電とを自動で切り替える切替手段を有し、該切替手
段は、前記風力発電手段の電力が所定の電力以上の場合
には、風力発電手段から前記バッテリに充電を行い、前
記所定の電力以下の場合には、前記商用電源から前記バ
ッテリに充電を行うように切り替えることを特徴とす
る。
的を達成するために、移動式クレーンと、該移動式クレ
ーンを駆動させる駆動源に電力を供給するとともに商用
電源で充電可能なバッテリと、該移動式クレーンに取り
付けられるとともに前記バッテリを充電可能な風力発電
手段と、を備えたハイブリッド充電移動式クレーンであ
って、前記商用電源からの充電と前記風力発電手段から
の充電とを自動で切り替える切替手段を有し、該切替手
段は、前記風力発電手段の電力が所定の電力以上の場合
には、風力発電手段から前記バッテリに充電を行い、前
記所定の電力以下の場合には、前記商用電源から前記バ
ッテリに充電を行うように切り替えることを特徴とす
る。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、ハイブリ
ッド充電移動式クレーンに別途搭載されるバッテリを、
商用電源によって充電可能なバッテリとするとともに、
商用電源からの充電と風力発電手段からの充電とを自動
で切り替える切替手段を有し、この切替手段は、風力発
電手段の電力が所定の電力以上の場合には、風力発電手
段からバッテリに充電を行い、所定の電力以下の場合に
は、商用電源からバッテリに充電を行うように切り替え
る。
ッド充電移動式クレーンに別途搭載されるバッテリを、
商用電源によって充電可能なバッテリとするとともに、
商用電源からの充電と風力発電手段からの充電とを自動
で切り替える切替手段を有し、この切替手段は、風力発
電手段の電力が所定の電力以上の場合には、風力発電手
段からバッテリに充電を行い、所定の電力以下の場合に
は、商用電源からバッテリに充電を行うように切り替え
る。
【0009】すなわち、本発明は、風力発電手段による
充電の不足分を商用電源によって補うようにした。商用
電源のみで充電すると消費電力が嵩んで安価にならな
い。そこで、風力発電手段で得られている電力がバッテ
リの充電に必要な所定の電力である場合にのみ、風力発
電手段から充電を行い、その所定の電力以下になった時
に商用電源から充電を行うように切り替えている。この
ように、電圧にしきい値を持たせて風力発電手段と商用
電源とを切り替えることにより、ディーゼルエンジンを
駆動することなく、かつ、安価にバッテリを十分に充電
することができる。また、切替手段は、前記所定の電力
以下となった経過時間を計時し、その経過時間が所定の
時間になった時にのみ、前記切り替え制御を行うので、
切り替え(スイッチング)が安定する。
充電の不足分を商用電源によって補うようにした。商用
電源のみで充電すると消費電力が嵩んで安価にならな
い。そこで、風力発電手段で得られている電力がバッテ
リの充電に必要な所定の電力である場合にのみ、風力発
電手段から充電を行い、その所定の電力以下になった時
に商用電源から充電を行うように切り替えている。この
ように、電圧にしきい値を持たせて風力発電手段と商用
電源とを切り替えることにより、ディーゼルエンジンを
駆動することなく、かつ、安価にバッテリを十分に充電
することができる。また、切替手段は、前記所定の電力
以下となった経過時間を計時し、その経過時間が所定の
時間になった時にのみ、前記切り替え制御を行うので、
切り替え(スイッチング)が安定する。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、バッテリ
を充電可能な太陽光発電手段が設けられるとともに、こ
の太陽光発電手段には、ハイブリッド充電移動式クレー
ンのブームの旋回、起伏とは独立して作動可能に設けら
れた太陽追尾手段を有したことを特徴としている。太陽
光発電手段と風力発電手段とを併用することでバッテリ
への十分な充電が可能になり、また、太陽追尾装置によ
って太陽光発電手段が常に太陽に向くように位置制御し
たので発電効率が向上する。太陽追尾手段は、太陽光発
電手段に取り付けられるCCDカメラを有し、このCC
Dカメラで太陽像を撮像し、画像処理により、その中心
座標が常に一定の位置を保持するように太陽光発電手段
の位置を制御する。
を充電可能な太陽光発電手段が設けられるとともに、こ
の太陽光発電手段には、ハイブリッド充電移動式クレー
ンのブームの旋回、起伏とは独立して作動可能に設けら
れた太陽追尾手段を有したことを特徴としている。太陽
光発電手段と風力発電手段とを併用することでバッテリ
への十分な充電が可能になり、また、太陽追尾装置によ
って太陽光発電手段が常に太陽に向くように位置制御し
たので発電効率が向上する。太陽追尾手段は、太陽光発
電手段に取り付けられるCCDカメラを有し、このCC
Dカメラで太陽像を撮像し、画像処理により、その中心
座標が常に一定の位置を保持するように太陽光発電手段
の位置を制御する。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載のハイブリッド充電移動式クレーンのバッテリ
は、クレーン作業時において、前記太陽光発電手段によ
って充電されることを特徴としている。
に記載のハイブリッド充電移動式クレーンのバッテリ
は、クレーン作業時において、前記太陽光発電手段によ
って充電されることを特徴としている。
【0012】風力発電手段はクレーン作業時において、
法律(労働基準法)上、その使用が規制されているた
め、クレーン作業時には太陽光発電手段からの充電を主
とする。本発明の移動式クレーンはクレーン待機中、お
よび休車時において、風力発電手段及び前記太陽光発電
手段、商用電源(深夜電気)によって充電可能で、例え
ば日中の無風状態や、夜間におけるクレーン作業によっ
てもバッテリに充電させることができる。
法律(労働基準法)上、その使用が規制されているた
め、クレーン作業時には太陽光発電手段からの充電を主
とする。本発明の移動式クレーンはクレーン待機中、お
よび休車時において、風力発電手段及び前記太陽光発電
手段、商用電源(深夜電気)によって充電可能で、例え
ば日中の無風状態や、夜間におけるクレーン作業によっ
てもバッテリに充電させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリ
の充電方法の好ましい実施形態について説明する。
係るハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリ
の充電方法の好ましい実施形態について説明する。
【0014】図1は本発明に係るハイブリッド充電移動
式クレーンの全体図である。
式クレーンの全体図である。
【0015】ハイブリッド充電移動式クレーン10はト
ラック本体12、クレーン13を構成する旋回台14、
起伏ブーム16、揚重フック18、風力発電部20など
から構成されている。トラック本体12は、図1上で破
線で示すディーゼルエンジン12Aを有し、このディー
ゼルエンジン12Aの動力によって走行する。旋回台1
4はトラック本体12の荷台に配置され、トラック本体
12に設けられた旋回台モータ116の駆動軸23に連
結されている。したがって、旋回台モータ116が駆動
すると旋回台14が所定の方向に旋回する。なお、トラ
ック本体12には、側面から張り出し可能なアウトリガ
ー11A,11A…が設けられている。このアウトリガ
ー11Aにはジャッキ11が設けられており、作業時に
は、このアウトリガー11Aをトラック本体12から張
り出させ、ジャッキ11によって地面に向けて伸張させ
てトラック本体12を地面に保持させ、ハイブリッド充
電移動式クレーン10の転倒防止を図る。
ラック本体12、クレーン13を構成する旋回台14、
起伏ブーム16、揚重フック18、風力発電部20など
から構成されている。トラック本体12は、図1上で破
線で示すディーゼルエンジン12Aを有し、このディー
ゼルエンジン12Aの動力によって走行する。旋回台1
4はトラック本体12の荷台に配置され、トラック本体
12に設けられた旋回台モータ116の駆動軸23に連
結されている。したがって、旋回台モータ116が駆動
すると旋回台14が所定の方向に旋回する。なお、トラ
ック本体12には、側面から張り出し可能なアウトリガ
ー11A,11A…が設けられている。このアウトリガ
ー11Aにはジャッキ11が設けられており、作業時に
は、このアウトリガー11Aをトラック本体12から張
り出させ、ジャッキ11によって地面に向けて伸張させ
てトラック本体12を地面に保持させ、ハイブリッド充
電移動式クレーン10の転倒防止を図る。
【0016】旋回台14の一方側(図1上で右側)には
作業者が搭乗する操作室15が設けられるとともに、旋
回台14の他方側(図1上で左側)にはカウンターウェ
イトとして兼用される、リチウムイオン二次電池である
バッテリ24が搭載されている。カウンターウェイトは
揚重作業時などにおいてハイブリッド充電移動式クレー
ン10のバランスを保つものであり、一般の移動式クレ
ーンにも用いられている。本発明においては、バッテリ
24をカウンターウェイトとして兼用させることで、カ
ウンターウェイトを別途旋回台14に設けたものと比較
して、旋回台14を軽量小型化できる。
作業者が搭乗する操作室15が設けられるとともに、旋
回台14の他方側(図1上で左側)にはカウンターウェ
イトとして兼用される、リチウムイオン二次電池である
バッテリ24が搭載されている。カウンターウェイトは
揚重作業時などにおいてハイブリッド充電移動式クレー
ン10のバランスを保つものであり、一般の移動式クレ
ーンにも用いられている。本発明においては、バッテリ
24をカウンターウェイトとして兼用させることで、カ
ウンターウェイトを別途旋回台14に設けたものと比較
して、旋回台14を軽量小型化できる。
【0017】リチウムイオン二次電池は、例えば、正極
活物質として、二酸化マンガンが好ましいが、特に電解
により合成された二酸化マンガンや化学的に合成された
二酸化マンガンが好ましい。負極活物質として使用でき
る材料としては、リチウム金属、リチウム合金(リチウ
ムと合金をつくる金属であればよく、特にAl、Mn、
Sn、Mg、Cd、Inが好ましい。なかでもAlを含
む合金)を用いることが好ましい。
活物質として、二酸化マンガンが好ましいが、特に電解
により合成された二酸化マンガンや化学的に合成された
二酸化マンガンが好ましい。負極活物質として使用でき
る材料としては、リチウム金属、リチウム合金(リチウ
ムと合金をつくる金属であればよく、特にAl、Mn、
Sn、Mg、Cd、Inが好ましい。なかでもAlを含
む合金)を用いることが好ましい。
【0018】電極合剤には、導電剤や結着剤やフィラー
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。これら添加量は特に限定されない。
などを添加することができる。導電剤は、構成された電
池において、化学変化を起こさない電子導電性材料であ
れば何でもよい。これら添加量は特に限定されない。
【0019】結着剤としては、多糖類、熱可塑性樹脂及
びゴム弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合
物を用いることができる。結着剤の添加量は特に限定さ
れない。
びゴム弾性を有するポリマーの一種またはこれらの混合
物を用いることができる。結着剤の添加量は特に限定さ
れない。
【0020】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されない。
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されない。
【0021】非水電解質は一般に、溶媒と、その溶媒に
溶解するリチウム塩(アニオンとリチウムカチオン)と
から構成され、プロビレンカーポネート及び/またはプ
チレンカーポネートと1、2−ジメトキシエタン及び/
あるいはジエチルカーポネートの混合液にLlCF3 S
O3 、LiCl04 、LiBF4 及び/あるいはLiP
F6 を含む電解質が好ましい。これら電解質を電池内に
添加する量は、特に限定されないが、正極活物資や負極
活物資の量や電池のサイズによって必要量用いることが
できる。
溶解するリチウム塩(アニオンとリチウムカチオン)と
から構成され、プロビレンカーポネート及び/またはプ
チレンカーポネートと1、2−ジメトキシエタン及び/
あるいはジエチルカーポネートの混合液にLlCF3 S
O3 、LiCl04 、LiBF4 及び/あるいはLiP
F6 を含む電解質が好ましい。これら電解質を電池内に
添加する量は、特に限定されないが、正極活物資や負極
活物資の量や電池のサイズによって必要量用いることが
できる。
【0022】溶媒の体積比率は特に限定されないが、プ
ロビレンカーポネート及び/またはプチレンカーポネー
ト対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、0.4
/0.6〜0.6/0.4が好ましい。支持電解質の濃
度は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり
0.2〜3.0モルが好ましい。
ロビレンカーポネート及び/またはプチレンカーポネー
ト対1、2−ジメトキシエタンの混合液の場合、0.4
/0.6〜0.6/0.4が好ましい。支持電解質の濃
度は、特に限定されないが、電解液1リットル当たり
0.2〜3.0モルが好ましい。
【0023】旋回台14の上部には起伏ブーム16が軸
28に軸支され、起伏シリンダ26の伸縮動作によって
起伏ブーム16は軸28を支点として起伏する。起伏ブ
ーム16は基端ブーム30、中間ブーム32、先端ブー
ム34から構成されており、基端ブーム30及び中間ブ
ーム32の内部にはプーリ33,35が夫々設けられて
いる。旋回台14にはブーム伸縮用巻胴式ウインチ31
が設けられ、このブーム伸縮用巻胴式ウインチ31から
巻き出されたワイヤ36,39が、プーリ33,35ま
で引き出され、プーリ33,35で巻き回された後、ワ
イヤ36,39が中間ブーム32及び先端ブーム34夫
々の下端部に固着されている。これにより、ブーム伸縮
用巻胴式ウインチ31を駆動してワイヤ36,39を巻
き取り、または送り出すことで基端ブーム30から中間
ブーム32及び先端ブーム34を伸縮させることができ
る。
28に軸支され、起伏シリンダ26の伸縮動作によって
起伏ブーム16は軸28を支点として起伏する。起伏ブ
ーム16は基端ブーム30、中間ブーム32、先端ブー
ム34から構成されており、基端ブーム30及び中間ブ
ーム32の内部にはプーリ33,35が夫々設けられて
いる。旋回台14にはブーム伸縮用巻胴式ウインチ31
が設けられ、このブーム伸縮用巻胴式ウインチ31から
巻き出されたワイヤ36,39が、プーリ33,35ま
で引き出され、プーリ33,35で巻き回された後、ワ
イヤ36,39が中間ブーム32及び先端ブーム34夫
々の下端部に固着されている。これにより、ブーム伸縮
用巻胴式ウインチ31を駆動してワイヤ36,39を巻
き取り、または送り出すことで基端ブーム30から中間
ブーム32及び先端ブーム34を伸縮させることができ
る。
【0024】旋回台14内部には揚重フック昇降用の巻
胴式ウインチ45が設けられている。また、旋回台14
の上部には櫓37が立設され、この櫓37の上部にプー
リ44が軸支されている。プーリ44は巻胴式ウインチ
45から巻き出されたワイヤロープ40を、先端ブーム
34の先端に設けられたプーリ42まで案内する。プー
リ42まで案内されたワイヤロープ40は、プーリ42
によって下方に案内され、揚重フック18の支持部材1
9に軸支されたプーリ46に巻き掛けられて上方に案内
され、そして、ヒッチ48を介して先端ブーム34の先
端に固定されている。
胴式ウインチ45が設けられている。また、旋回台14
の上部には櫓37が立設され、この櫓37の上部にプー
リ44が軸支されている。プーリ44は巻胴式ウインチ
45から巻き出されたワイヤロープ40を、先端ブーム
34の先端に設けられたプーリ42まで案内する。プー
リ42まで案内されたワイヤロープ40は、プーリ42
によって下方に案内され、揚重フック18の支持部材1
9に軸支されたプーリ46に巻き掛けられて上方に案内
され、そして、ヒッチ48を介して先端ブーム34の先
端に固定されている。
【0025】先端ブーム34の上端部には、図1、図2
に示す風力発電部20が設けられている。この風力発電
部20は、先端ブーム34の上端部に取り付けられたベ
ース50を有し、このベース50に風力発電手段である
一対の風力発電機52、52が立設されている。
に示す風力発電部20が設けられている。この風力発電
部20は、先端ブーム34の上端部に取り付けられたベ
ース50を有し、このベース50に風力発電手段である
一対の風力発電機52、52が立設されている。
【0026】ベース50は図2の如く、先端ブーム34
の先端に設けられた軸56によって揺動自在に支持さ
れ、ベース50の下方に設けられたレベルシリンダ58
の伸縮によって、ベース50が地面に対して略水平に支
持される。また、このベース50は先端ブーム34に着
脱自在に取り付けられており、クレーン作業時には、作
業に支障を来たさないように風力発電部20ごと取り外
される。
の先端に設けられた軸56によって揺動自在に支持さ
れ、ベース50の下方に設けられたレベルシリンダ58
の伸縮によって、ベース50が地面に対して略水平に支
持される。また、このベース50は先端ブーム34に着
脱自在に取り付けられており、クレーン作業時には、作
業に支障を来たさないように風力発電部20ごと取り外
される。
【0027】風力発電は、周知の如く、風を受けると交
流電力を発生する風力を利用した発電方法である。本実
施の形態の風力発電機52は、ベース50に立設された
支柱60の鉛直軸廻りに回動自在に支持されている。風
力発電機52の前部には、風車64が水平軸廻りに回動
自在に設けられている。この風車64には3枚の羽根6
6が角度120°間隔で取り付けられている。また、風
力発電機52の後部には図示しない尾翼が設けられ、風
力発電機52の風車64が常に風上に向くようになって
いる。
流電力を発生する風力を利用した発電方法である。本実
施の形態の風力発電機52は、ベース50に立設された
支柱60の鉛直軸廻りに回動自在に支持されている。風
力発電機52の前部には、風車64が水平軸廻りに回動
自在に設けられている。この風車64には3枚の羽根6
6が角度120°間隔で取り付けられている。また、風
力発電機52の後部には図示しない尾翼が設けられ、風
力発電機52の風車64が常に風上に向くようになって
いる。
【0028】風車64としてはミクロ風車、または小型
風車と一般的に呼ばれるものを用いる。このミクロ風車
は、大きさが直径3m未満程度で出力1kW以下のもの
であり、主に遠隔地での無線機の電源や表示機の電源と
して数多く利用されている。また、小型風車は、大きさ
が直径3m〜20m程度で出力1kW〜30kW程度の
出力が望める。この他にも中型風車(直径20m〜45
m、出力30〜600kW)や大型風車(直径45m以
上、出力0.75MW)なども挙げられる。しかし、移
動式クレーンの規模にもよるが、直径6m程度のものを
2個程度設けることが望ましい。
風車と一般的に呼ばれるものを用いる。このミクロ風車
は、大きさが直径3m未満程度で出力1kW以下のもの
であり、主に遠隔地での無線機の電源や表示機の電源と
して数多く利用されている。また、小型風車は、大きさ
が直径3m〜20m程度で出力1kW〜30kW程度の
出力が望める。この他にも中型風車(直径20m〜45
m、出力30〜600kW)や大型風車(直径45m以
上、出力0.75MW)なども挙げられる。しかし、移
動式クレーンの規模にもよるが、直径6m程度のものを
2個程度設けることが望ましい。
【0029】風力発電機52の内部は、風車64の回転
軸に取り付けられ、巻線が多数回巻かれた図示しないコ
イルと、これと同芯上に設けられ、コイルを覆うように
配置された図示しない永久磁石などから構成されてい
る。巻線は外部出力端子に結線され、これにより風車6
4が回転すると、巻線から三相交流電流が得られる。な
お、三相交流電流は整流器(図示せず)を経て直流電流
に変換される。
軸に取り付けられ、巻線が多数回巻かれた図示しないコ
イルと、これと同芯上に設けられ、コイルを覆うように
配置された図示しない永久磁石などから構成されてい
る。巻線は外部出力端子に結線され、これにより風車6
4が回転すると、巻線から三相交流電流が得られる。な
お、三相交流電流は整流器(図示せず)を経て直流電流
に変換される。
【0030】なお、旋回速度抑性装置を風力発電機52
の内部に設ければ、風車の回転数限界を抑えて強風時の
安全性を確保することができるほか、必要であれば回転
を停止させる機能を付加することにより、風の風速変化
に柔軟に対応することができる。
の内部に設ければ、風車の回転数限界を抑えて強風時の
安全性を確保することができるほか、必要であれば回転
を停止させる機能を付加することにより、風の風速変化
に柔軟に対応することができる。
【0031】図1において、太陽電池パネル54は6軸
の汎用ロボット62によって旋回台14に支持されると
ともに、汎用ロボット62によって太陽電池パネル54
の向きが制御される。汎用ロボット62より、太陽電池
パネル54の太陽からの受光量最大位置(すなわち、太
陽電池パネル54によって最大電流が得られる位置)に
太陽電池パネル54を旋回/起伏させることができる。
なお、この太陽光追尾手段としては、例えば、太陽電池
パネル54の表面にCCDカメラを取り付け、このCC
Dカメラで太陽像を撮像し、画像処理により、その中心
座標が常に一定の位置を保持するように太陽光発電手段
の位置を汎用ロボット62によって制御してもよい。こ
の様な構成の太陽光追尾手段によれば、旋回台14の旋
回動作に関わらず、太陽電池パネル54は独立して作動
され、太陽に追従するように移動させることができる。
の汎用ロボット62によって旋回台14に支持されると
ともに、汎用ロボット62によって太陽電池パネル54
の向きが制御される。汎用ロボット62より、太陽電池
パネル54の太陽からの受光量最大位置(すなわち、太
陽電池パネル54によって最大電流が得られる位置)に
太陽電池パネル54を旋回/起伏させることができる。
なお、この太陽光追尾手段としては、例えば、太陽電池
パネル54の表面にCCDカメラを取り付け、このCC
Dカメラで太陽像を撮像し、画像処理により、その中心
座標が常に一定の位置を保持するように太陽光発電手段
の位置を汎用ロボット62によって制御してもよい。こ
の様な構成の太陽光追尾手段によれば、旋回台14の旋
回動作に関わらず、太陽電池パネル54は独立して作動
され、太陽に追従するように移動させることができる。
【0032】太陽光発電は、周知の如く、光を受けると
直流電力を発生する太陽電池を利用した発電方法であ
り、実施の形態の太陽電池パネル54としては、結晶シ
リコン太陽電池パネルが用いられる。この結晶シリコン
太陽電池パネルは、シリコンにボロン(ホウ素)を少量
添加したP型シリコン半導体(P層)の表面にリンを拡
散してN型シリコン半導体の層(N層)を形成したもの
である。これにより、P型とN型の境界(P−N接合
部)が形成される。
直流電力を発生する太陽電池を利用した発電方法であ
り、実施の形態の太陽電池パネル54としては、結晶シ
リコン太陽電池パネルが用いられる。この結晶シリコン
太陽電池パネルは、シリコンにボロン(ホウ素)を少量
添加したP型シリコン半導体(P層)の表面にリンを拡
散してN型シリコン半導体の層(N層)を形成したもの
である。これにより、P型とN型の境界(P−N接合
部)が形成される。
【0033】太陽光が照射されると、太陽光に含まれる
エネルギー粒子である光子が太陽電池パネル54内の半
導体の電子にエネルギーを与えて活性状態をつくり、電
子が原子間力を振り切って自由に動き始める。この電子
の動きによって、電子が飛び出していく電極がマイナス
極、反対側がプラス極となり、これら双方に配線をつな
ぐと電子が流れ、電流が発生する。太陽光が照射され続
ける限り、太陽光のエネルギーは電気エネルギーに変換
され続け、安定した電力を得ることができる。
エネルギー粒子である光子が太陽電池パネル54内の半
導体の電子にエネルギーを与えて活性状態をつくり、電
子が原子間力を振り切って自由に動き始める。この電子
の動きによって、電子が飛び出していく電極がマイナス
極、反対側がプラス極となり、これら双方に配線をつな
ぐと電子が流れ、電流が発生する。太陽光が照射され続
ける限り、太陽光のエネルギーは電気エネルギーに変換
され続け、安定した電力を得ることができる。
【0034】図3は、本発明に係るハイブリッド充電移
動式クレーンの充電回路部の構成を示すブロック図であ
り、太陽電池パネル54、風力発電機52、AC−DC
電源部98、バッテリ24、コントローラ100、ポン
プ103などで構成される。
動式クレーンの充電回路部の構成を示すブロック図であ
り、太陽電池パネル54、風力発電機52、AC−DC
電源部98、バッテリ24、コントローラ100、ポン
プ103などで構成される。
【0035】太陽電池パネル54からの送電線には電力
容量センサ110が設けられており、太陽電池パネル5
4から供給される電力量が電力容量センサ110にて検
出される。また、太陽電池パネル54にて発電された電
力は、切り替えユニット96を介してバッテリ24に充
電される。
容量センサ110が設けられており、太陽電池パネル5
4から供給される電力量が電力容量センサ110にて検
出される。また、太陽電池パネル54にて発電された電
力は、切り替えユニット96を介してバッテリ24に充
電される。
【0036】風力発電機52からの送電線には、電力容
量センサ108及びブレーカ90が設けられている。電
力容量センサ108によって風力発電機52から供給さ
れる電力量が検出されるとともに、ブレーカ90が設け
られることで強風時における風力発電機52からの過電
流の通電が防止される。また、風力発電機52にて発電
された電力も、切り替えユニット96を介してバッテリ
24に充電される。
量センサ108及びブレーカ90が設けられている。電
力容量センサ108によって風力発電機52から供給さ
れる電力量が検出されるとともに、ブレーカ90が設け
られることで強風時における風力発電機52からの過電
流の通電が防止される。また、風力発電機52にて発電
された電力も、切り替えユニット96を介してバッテリ
24に充電される。
【0037】AC−DC電源部98からは外部電源に接
続可能で、100V〜200V程度の商用電源による電
力供給を受けることができ、切り替えユニット96を介
してバッテリ24に充電される。なお、このAC/DC
電源部98は主にクレーン待機中や休車時などにおける
非揚重作業時に通電される。これについては後述する。
続可能で、100V〜200V程度の商用電源による電
力供給を受けることができ、切り替えユニット96を介
してバッテリ24に充電される。なお、このAC/DC
電源部98は主にクレーン待機中や休車時などにおける
非揚重作業時に通電される。これについては後述する。
【0038】バッテリ24としては、例えばGO式リチ
ウムイオン二次電池が用いられる。このGO式リチウム
イオン二次電池は充電可能であり、一般的な充電池と比
較して小型軽量であり、回収再生も容易である。また、
メモリー効果や自然放電が非常に少なく、充電回数も1
000回以上可能であることから、高いエネルギー密
度、高電圧、高出力、優れたリサイクル寿命を有してい
る。
ウムイオン二次電池が用いられる。このGO式リチウム
イオン二次電池は充電可能であり、一般的な充電池と比
較して小型軽量であり、回収再生も容易である。また、
メモリー効果や自然放電が非常に少なく、充電回数も1
000回以上可能であることから、高いエネルギー密
度、高電圧、高出力、優れたリサイクル寿命を有してい
る。
【0039】コントローラ100はロボット制御部10
4、風力−AC電源制御部102、及び補助発電制御部
106から構成されている。
4、風力−AC電源制御部102、及び補助発電制御部
106から構成されている。
【0040】ロボット制御部104には、電力容量セン
サ110から太陽電池パネル54の電力量が検出情報と
して入力される。電力容量センサ110の電力量が低下
した場合には、ロボット制御部104から汎用ロボット
62に太陽電池パネル54の旋回信号を出力し、太陽電
池パネル54の集光面の角度を変化させる。この際、太
陽電池パネル54に設けられたCCDカメラ55によっ
て太陽像を撮像し、画像処理によって太陽像の中心座標
を所定位置に移動させる。この所定位置と太陽電池パネ
ル54の集光面とは互いに機構的同期がなされており、
太陽像の中心座標を所定位置に移動させることで、太陽
電池パネル54の集光面を太陽に向けて角度変化させる
ことが可能である。これによって、地球の自転によって
変化する太陽の位置に、太陽電池パネル54の集光面を
追随させることが可能であり、太陽電池パネル54から
の電力量が常に最大となるように、太陽電池パネル54
を位置制御することができる。なお、CCDカメラ55
によって太陽像を常に撮像するように構成し、電力容量
センサ110を設けることなく太陽電池パネル54の集
光面を太陽に向けて常に追随させる構成を採用してもよ
い。
サ110から太陽電池パネル54の電力量が検出情報と
して入力される。電力容量センサ110の電力量が低下
した場合には、ロボット制御部104から汎用ロボット
62に太陽電池パネル54の旋回信号を出力し、太陽電
池パネル54の集光面の角度を変化させる。この際、太
陽電池パネル54に設けられたCCDカメラ55によっ
て太陽像を撮像し、画像処理によって太陽像の中心座標
を所定位置に移動させる。この所定位置と太陽電池パネ
ル54の集光面とは互いに機構的同期がなされており、
太陽像の中心座標を所定位置に移動させることで、太陽
電池パネル54の集光面を太陽に向けて角度変化させる
ことが可能である。これによって、地球の自転によって
変化する太陽の位置に、太陽電池パネル54の集光面を
追随させることが可能であり、太陽電池パネル54から
の電力量が常に最大となるように、太陽電池パネル54
を位置制御することができる。なお、CCDカメラ55
によって太陽像を常に撮像するように構成し、電力容量
センサ110を設けることなく太陽電池パネル54の集
光面を太陽に向けて常に追随させる構成を採用してもよ
い。
【0041】風力−AC電源制御部102には、電力容
量センサ108から風力発電機52の電力量が検出情報
として入力される。電力容量センサ108からの電力量
が所定の電力量以下となった経過時間を計時し、その経
過時間が所定の時間になった時にのみ、切り替えユニッ
ト96を切り替えてAC/DC電源98から電力を得て
バッテリ24に充電させる。電力容量センサ108から
の電力量が所定の電力量以上となった場合も経過時間が
計時され、所定時間の経過後に、再度切り替えユニット
96を切り替えて、風力発電機52からの電力をバッテ
リ24に充電させる。
量センサ108から風力発電機52の電力量が検出情報
として入力される。電力容量センサ108からの電力量
が所定の電力量以下となった経過時間を計時し、その経
過時間が所定の時間になった時にのみ、切り替えユニッ
ト96を切り替えてAC/DC電源98から電力を得て
バッテリ24に充電させる。電力容量センサ108から
の電力量が所定の電力量以上となった場合も経過時間が
計時され、所定時間の経過後に、再度切り替えユニット
96を切り替えて、風力発電機52からの電力をバッテ
リ24に充電させる。
【0042】バッテリ24にて充電された電力によっ
て、電気モータ105が駆動される。電気モータ105
によってポンプ103が駆動される。
て、電気モータ105が駆動される。電気モータ105
によってポンプ103が駆動される。
【0043】ポンプ103は揚重モータ47、起伏シリ
ンダ26、ブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31、旋回台モ
ータ116、ジャッキ11と油圧配管を通じて連通さ
れ、ポンプ103の駆動に伴って夫々、油圧駆動させる
ことができる。すなわち、ポンプ103にて揚重モータ
47が駆動されると、巻胴式ウインチ45が駆動され、
揺動ワイヤー40が巻取り又は送り出されて揚重フック
18が昇降される(図1参照)。また、ポンプ103に
てブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31が駆動されると、ワ
イヤ36,39が巻取り又は送り出されてブーム16が
伸縮される。同様に、起伏シリンダ26が駆動されて起
伏ブーム16が起伏され、旋回台モータ116が駆動さ
れて旋回台14が旋回される。また、ジャッキ11が駆
動されると、アウトリガー11Aを伸縮させることがで
きる。
ンダ26、ブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31、旋回台モ
ータ116、ジャッキ11と油圧配管を通じて連通さ
れ、ポンプ103の駆動に伴って夫々、油圧駆動させる
ことができる。すなわち、ポンプ103にて揚重モータ
47が駆動されると、巻胴式ウインチ45が駆動され、
揺動ワイヤー40が巻取り又は送り出されて揚重フック
18が昇降される(図1参照)。また、ポンプ103に
てブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31が駆動されると、ワ
イヤ36,39が巻取り又は送り出されてブーム16が
伸縮される。同様に、起伏シリンダ26が駆動されて起
伏ブーム16が起伏され、旋回台モータ116が駆動さ
れて旋回台14が旋回される。また、ジャッキ11が駆
動されると、アウトリガー11Aを伸縮させることがで
きる。
【0044】これら揚重モータ47、起伏シリンダ2
6、ブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31、ジャッキ11は
操作室15に設けられた図示しないブーム操作盤によっ
て駆動制御が可能で、これにより作業者がブーム操作盤
を操作して、クレーン13による揚重作業を行うことが
できる。
6、ブーム伸縮用巻胴式ウィンチ31、ジャッキ11は
操作室15に設けられた図示しないブーム操作盤によっ
て駆動制御が可能で、これにより作業者がブーム操作盤
を操作して、クレーン13による揚重作業を行うことが
できる。
【0045】ここで、コントローラ100の補助発電制
御部106には、バッテリ24の充電容量が検出情報と
して入力される。バッテリ24の充電容量が所定量以下
(揚重作業が後々困難となることが想定される容量以
下)に低下した場合には、補助発電制御部106からデ
ィーゼルエンジン125の始動信号を出力させ、ディー
ゼルエンジン125を始動させる。ディーゼルエンジン
125が始動されると、ディーゼルエンジン125に直
結された発電機17によってバッテリ24に充電させる
ことができる。ここで、バッテリ24の故障などでバッ
テリ24への充電が行えない場合の予備的措置として、
ディーゼルエンジン125とポンプ103とはトルクコ
ンバータ120を介して連結されており、ディーゼルエ
ンジン125にてポンプ103を直接駆動させることも
可能である。
御部106には、バッテリ24の充電容量が検出情報と
して入力される。バッテリ24の充電容量が所定量以下
(揚重作業が後々困難となることが想定される容量以
下)に低下した場合には、補助発電制御部106からデ
ィーゼルエンジン125の始動信号を出力させ、ディー
ゼルエンジン125を始動させる。ディーゼルエンジン
125が始動されると、ディーゼルエンジン125に直
結された発電機17によってバッテリ24に充電させる
ことができる。ここで、バッテリ24の故障などでバッ
テリ24への充電が行えない場合の予備的措置として、
ディーゼルエンジン125とポンプ103とはトルクコ
ンバータ120を介して連結されており、ディーゼルエ
ンジン125にてポンプ103を直接駆動させることも
可能である。
【0046】次に、前記の如く構成されたハイブリッド
充電移動式クレーン10及びその充電方法の作用を説明
する。
充電移動式クレーン10及びその充電方法の作用を説明
する。
【0047】作業待機時や帰庫した際などの休車時にお
いて、揚重作業を実施しないときには風力発電部20が
先端ブーム34に取り付けられ、バッテリ24への充電
は風力発電機52及び太陽電池パネル54の双方が用い
られる。
いて、揚重作業を実施しないときには風力発電部20が
先端ブーム34に取り付けられ、バッテリ24への充電
は風力発電機52及び太陽電池パネル54の双方が用い
られる。
【0048】風力発電機52で発電された電力は電力容
量センサ108、ブレーカ90、切り替えユニット96
を介してバッテリ24に充電される。風力発電部20は
高所に設けられており、風速3m/s程度の自然風によ
って風力発電機52で発電させることができる。強風状
態においてはブレーカ90によって風力発電機52から
の過電流の通電を遮断し、バッテリ24へ過電流が流れ
ることを防止している。
量センサ108、ブレーカ90、切り替えユニット96
を介してバッテリ24に充電される。風力発電部20は
高所に設けられており、風速3m/s程度の自然風によ
って風力発電機52で発電させることができる。強風状
態においてはブレーカ90によって風力発電機52から
の過電流の通電を遮断し、バッテリ24へ過電流が流れ
ることを防止している。
【0049】太陽電池パネル54によって発電された電
力は電力容量センサ110、切り替えユニット96を介
してバッテリ24に充電される。コントローラ100の
ロボット制御部104によって太陽電池パネル54から
供給される電力量が常に最大となるように、太陽自動追
尾装置によって太陽電池パネル54が位置制御されるた
め、バッテリ24に効率よく充電させることができる。
力は電力容量センサ110、切り替えユニット96を介
してバッテリ24に充電される。コントローラ100の
ロボット制御部104によって太陽電池パネル54から
供給される電力量が常に最大となるように、太陽自動追
尾装置によって太陽電池パネル54が位置制御されるた
め、バッテリ24に効率よく充電させることができる。
【0050】なお、夜間などで太陽発電が望めず、無風
状態が継続して風力発電機52による発電が困難な場合
には、コントローラ100の風力/AC電源制御部10
2によって、切り替えユニット96の回路が切り替えら
れる。これにより、AC−DC電源部98を介して商用
電源からのバッテリ24への充電が可能となる。また、
風力/AC電源制御部102によって、所定の電力以下
となった経過時間を計時し、その経過時間が所定の時間
になった時にのみ、切り替えユニット96による切り替
えを行うので、切り替え(スイッチング)が安定し、切
り替えユニット96の切り替え過多による故障を低減で
きる。特に、夜間などでは深夜電力を用いて充電させる
ことができるので、昼間と比較して電力使用量が安く経
済的である。
状態が継続して風力発電機52による発電が困難な場合
には、コントローラ100の風力/AC電源制御部10
2によって、切り替えユニット96の回路が切り替えら
れる。これにより、AC−DC電源部98を介して商用
電源からのバッテリ24への充電が可能となる。また、
風力/AC電源制御部102によって、所定の電力以下
となった経過時間を計時し、その経過時間が所定の時間
になった時にのみ、切り替えユニット96による切り替
えを行うので、切り替え(スイッチング)が安定し、切
り替えユニット96の切り替え過多による故障を低減で
きる。特に、夜間などでは深夜電力を用いて充電させる
ことができるので、昼間と比較して電力使用量が安く経
済的である。
【0051】揚重作業を行う際には風力発電部20が取
り外され、太陽電池パネル54によって常に発電させ
る。
り外され、太陽電池パネル54によって常に発電させ
る。
【0052】揚重作業時においてはバッテリ24によっ
て電気モータ105が駆動され、これによりディーゼル
エンジン125を駆動させることなくポンプ103が駆
動できる。この後、操作室15に設けられたブーム操作
盤を作業者が操作して揚重作業が行われる。すなわち、
ジャッキ11を張り出させてアウトリガー11Aを伸張
させ、トラック本体12を地面に対して保持させる。さ
らに、旋回台14及び起伏ブーム16をトラック本体1
2に対して旋回、起伏、伸縮動作させ、揚重フック18
による荷揚げ、荷卸しなどの揚重作業が行われる。揚重
モータ47、起伏シリンダ26、ブーム伸縮用巻胴式ウ
ィンチ31、旋回台モータ116もバッテリ24を用い
て駆動されるため、ディーゼルエンジン125を用いず
に揚重作業を行うことができる。
て電気モータ105が駆動され、これによりディーゼル
エンジン125を駆動させることなくポンプ103が駆
動できる。この後、操作室15に設けられたブーム操作
盤を作業者が操作して揚重作業が行われる。すなわち、
ジャッキ11を張り出させてアウトリガー11Aを伸張
させ、トラック本体12を地面に対して保持させる。さ
らに、旋回台14及び起伏ブーム16をトラック本体1
2に対して旋回、起伏、伸縮動作させ、揚重フック18
による荷揚げ、荷卸しなどの揚重作業が行われる。揚重
モータ47、起伏シリンダ26、ブーム伸縮用巻胴式ウ
ィンチ31、旋回台モータ116もバッテリ24を用い
て駆動されるため、ディーゼルエンジン125を用いず
に揚重作業を行うことができる。
【0053】ここで、一日当たりの日射量/時間の一般
的な変化を図4のグラフ(気象庁観測データより抜粋)
に示す。この日射量/時間の変化グラフは、縦軸に日射
量、横軸に一日の時刻が示されている。一点鎖線は北海
道地方、二点鎖線は九州南部地方の年平均の日射量を示
している。同グラフによれば、通常、建設現場などで揚
重作業を行う時間を午前8時から午後5時までとした場
合、太陽電池パネル54によって十分に電力が得られる
ことが分かる。
的な変化を図4のグラフ(気象庁観測データより抜粋)
に示す。この日射量/時間の変化グラフは、縦軸に日射
量、横軸に一日の時刻が示されている。一点鎖線は北海
道地方、二点鎖線は九州南部地方の年平均の日射量を示
している。同グラフによれば、通常、建設現場などで揚
重作業を行う時間を午前8時から午後5時までとした場
合、太陽電池パネル54によって十分に電力が得られる
ことが分かる。
【0054】前述した太陽電池パネル54による発電に
よってバッテリ24には常に電力が充電され、これによ
りバッテリ24から電気モータ105への電力の供給が
可能である。なお、前述したGO式リチウムイオン二次
電池をバッテリ24に用いれば、逐電容量はクレーン連
続稼動の約20時間程度が可能となる。
よってバッテリ24には常に電力が充電され、これによ
りバッテリ24から電気モータ105への電力の供給が
可能である。なお、前述したGO式リチウムイオン二次
電池をバッテリ24に用いれば、逐電容量はクレーン連
続稼動の約20時間程度が可能となる。
【0055】ところで、夜間などで太陽発電が行えず、
無風状態が継続し、さらに前述した商用電源からの電力
供給が困難な場合も想定できる。この場合は、補助発電
制御部106によってディーゼルエンジン125を始動
させ、発電機17からバッテリ24に充電させることが
可能であり、補助発電のバックアップ手段が設けられて
いる。また、バッテリ24の不具合が発生し、バッテリ
24から電力供給が行えない場合も想定できる。この場
合はディーゼルエンジン125からトルクコンバータ1
20を用いて直接ポンプ103を駆動させ、揚重作業を
続行することができる。
無風状態が継続し、さらに前述した商用電源からの電力
供給が困難な場合も想定できる。この場合は、補助発電
制御部106によってディーゼルエンジン125を始動
させ、発電機17からバッテリ24に充電させることが
可能であり、補助発電のバックアップ手段が設けられて
いる。また、バッテリ24の不具合が発生し、バッテリ
24から電力供給が行えない場合も想定できる。この場
合はディーゼルエンジン125からトルクコンバータ1
20を用いて直接ポンプ103を駆動させ、揚重作業を
続行することができる。
【0056】本発明のハイブリッド充電移動式クレーン
を用いれば、風力発電機52や太陽電池パネル54を用
いてバッテリ24に充電を行うことが可能である。ま
た、ディーゼルエンジンを発電に用いないので、環境に
与える影響も抑えることができる。これにより、自然エ
ネルギーを利用した充電が可能であり、エネルギー不足
を背景とした昨今の市場ニーズに対して十分な効果を得
ることができる。また、安価な深夜電力用いて充電する
こともでき、経済的である。
を用いれば、風力発電機52や太陽電池パネル54を用
いてバッテリ24に充電を行うことが可能である。ま
た、ディーゼルエンジンを発電に用いないので、環境に
与える影響も抑えることができる。これにより、自然エ
ネルギーを利用した充電が可能であり、エネルギー不足
を背景とした昨今の市場ニーズに対して十分な効果を得
ることができる。また、安価な深夜電力用いて充電する
こともでき、経済的である。
【0057】なお、本発明のハイブリッド充電移動式ク
レーンは、実施の形態のハイブリッド充電移動式クレー
ン10に限定されるものではない。例えば、バッテリ2
4への充電手段を風力発電機52や太陽電池パネル54
によって行ったが、これに限ることなく、ハイブリッド
充電移動式クレーン10の走行時、車輪から充電させる
充電手段を新たに設けてもよい。また、クレーンによる
揚重作業時に生じる負荷を用いてバッテリへの充電を行
ってもよい。これによって、バッテリ24への充電効率
を上げることが可能である。
レーンは、実施の形態のハイブリッド充電移動式クレー
ン10に限定されるものではない。例えば、バッテリ2
4への充電手段を風力発電機52や太陽電池パネル54
によって行ったが、これに限ることなく、ハイブリッド
充電移動式クレーン10の走行時、車輪から充電させる
充電手段を新たに設けてもよい。また、クレーンによる
揚重作業時に生じる負荷を用いてバッテリへの充電を行
ってもよい。これによって、バッテリ24への充電効率
を上げることが可能である。
【0058】また、太陽電池パネル54を旋回台14に
設けたが、これに付加して、旋回台14の天面に太陽電
池パネルを敷設してもよい。
設けたが、これに付加して、旋回台14の天面に太陽電
池パネルを敷設してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上、詳説したように本発明に係るハイ
ブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方
法によれば、ハイブリッド充電移動式クレーンに別途搭
載されるバッテリを、商用電源によって充電可能なバッ
テリとするとともに、商用電源からの充電と風力発電手
段からの充電とを自動で切り替える切替手段を有し、こ
の切替手段は、風力発電手段の電力が所定の電力以上の
場合には、風力発電手段からバッテリに充電を行い、所
定の電力以下の場合には、商用電源からバッテリに充電
を行うように切り替えるので、ディーゼルエンジンを駆
動することなく、かつ、安価にバッテリを十分に充電す
ることができる。
ブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方
法によれば、ハイブリッド充電移動式クレーンに別途搭
載されるバッテリを、商用電源によって充電可能なバッ
テリとするとともに、商用電源からの充電と風力発電手
段からの充電とを自動で切り替える切替手段を有し、こ
の切替手段は、風力発電手段の電力が所定の電力以上の
場合には、風力発電手段からバッテリに充電を行い、所
定の電力以下の場合には、商用電源からバッテリに充電
を行うように切り替えるので、ディーゼルエンジンを駆
動することなく、かつ、安価にバッテリを十分に充電す
ることができる。
【0060】また、バッテリを充電可能な太陽光発電手
段が設けられるとともに、この太陽光発電手段には、ハ
イブリッド充電移動式クレーンのブームの旋回、起伏と
は独立して作動可能に設けられた太陽追尾手段を有した
ので、太陽光発電手段と風力発電手段とを併用すること
でバッテリへの十分な充電が可能になり、また、太陽追
尾装置によって太陽光発電手段が常に太陽に向くように
位置制御したので発電効率が向上する。
段が設けられるとともに、この太陽光発電手段には、ハ
イブリッド充電移動式クレーンのブームの旋回、起伏と
は独立して作動可能に設けられた太陽追尾手段を有した
ので、太陽光発電手段と風力発電手段とを併用すること
でバッテリへの十分な充電が可能になり、また、太陽追
尾装置によって太陽光発電手段が常に太陽に向くように
位置制御したので発電効率が向上する。
【0061】また、ハイブリッド充電移動式クレーンの
バッテリは、クレーン作業時において、前記太陽光発電
手段によって充電されるので、クレーン作業中には使用
できない風力発電による充電を補うことができる。ま
た、クレーン待機中、および休車時において、風力発電
手段及び前記太陽光発電手段、商用電源(深夜電気)に
よって充電可能なので、例えば日中の無風状態や、夜間
におけるクレーン作業によってもバッテリに充電させる
ことができる。
バッテリは、クレーン作業時において、前記太陽光発電
手段によって充電されるので、クレーン作業中には使用
できない風力発電による充電を補うことができる。ま
た、クレーン待機中、および休車時において、風力発電
手段及び前記太陽光発電手段、商用電源(深夜電気)に
よって充電可能なので、例えば日中の無風状態や、夜間
におけるクレーン作業によってもバッテリに充電させる
ことができる。
【図1】本発明の実施形態のハイブリッド充電移動式ク
レーンを示す全体図
レーンを示す全体図
【図2】図1に示したハイブリッド充電移動式クレーン
の風力発電部の詳細を示す拡大図
の風力発電部の詳細を示す拡大図
【図3】図1に示したハイブリッド充電移動式クレーン
の充電回路部のブロック図
の充電回路部のブロック図
【図4】一日の時間経過に対する日射量変化を示す図
10…ハイブリッド充電移動式クレーン、12…トラッ
ク本体、14…旋回台、16…起伏ブーム、18…揚重
フック、24…バッテリ、52…風力発電機(風力発電
手段)、54…太陽電池パネル(太陽光発電手段)、9
6…切り替えユニット(切替手段)
ク本体、14…旋回台、16…起伏ブーム、18…揚重
フック、24…バッテリ、52…風力発電機(風力発電
手段)、54…太陽電池パネル(太陽光発電手段)、9
6…切り替えユニット(切替手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F03D 9/02 F03D 9/02 B
H01L 31/04 H01M 10/44 Q
H01M 10/44 H02J 7/00 303A
H02J 7/00 303 303B
7/35 K
7/35 H01L 31/04 Q
(72)発明者 藤崎 高弘
鹿児島県鹿児島市谷山中央2丁目452番地
有限会社藤崎重機工業内
(72)発明者 米元 忠博
鹿児島県鹿児島市岡之原町607番地1
Fターム(参考) 3F205 AA05 KA10
3H078 AA02 AA12 AA26 AA31 AA34
BB11 CC01 CC22 CC32
5F051 AA02 BA05 DA03 JA10 JA17
KA05
5G003 AA01 AA06 AA07 BA01 CA01
CA11
5H030 AA06 AS08 BB01 BB07 BB10
FF41
Claims (3)
- 【請求項1】 移動式クレーンと、該移動式クレーンを
駆動させる駆動源に電力を供給するとともに商用電源で
充電可能なバッテリと、該移動式クレーンに取り付けら
れるとともに前記バッテリを充電可能な風力発電手段
と、を備えたハイブリッド充電移動式クレーンであっ
て、 前記商用電源からの充電と前記風力発電手段からの充電
とを自動で切り替える切替手段を有し、 該切替手段は、前記風力発電手段の電力が所定の電力以
上の場合には、風力発電手段から前記バッテリに充電を
行い、前記所定の電力以下の場合には、前記商用電源か
ら前記バッテリに充電を行うように切り替えることを特
徴とするハイブリッド充電移動式クレーン。 - 【請求項2】 前記ハイブリッド充電移動式クレーンに
は、前記バッテリを充電可能な太陽光発電手段が設けら
れるとともに、該太陽光発電手段には、前記移動式クレ
ーンのブームの旋回、起伏とは独立して作動可能に設け
られた太陽追尾手段を有したことを特徴とする請求項1
に記載のハイブリッド充電移動式クレーン。 - 【請求項3】 請求項2に記載のハイブリッド充電移動
式クレーンのバッテリは、クレーン作業時において、前
記太陽光発電手段によって充電されることを特徴とする
ハイブリッド充電移動式クレーンのバッテリの充電方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047850A JP2003246586A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | ハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047850A JP2003246586A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | ハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246586A true JP2003246586A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28660806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002047850A Pending JP2003246586A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | ハイブリッド充電移動式クレーン及びそのバッテリの充電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246586A (ja) |
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-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002047850A patent/JP2003246586A/ja active Pending
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