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JP2003245879A - 天井空間移動装置 - Google Patents

天井空間移動装置

Info

Publication number
JP2003245879A
JP2003245879A JP2002047291A JP2002047291A JP2003245879A JP 2003245879 A JP2003245879 A JP 2003245879A JP 2002047291 A JP2002047291 A JP 2002047291A JP 2002047291 A JP2002047291 A JP 2002047291A JP 2003245879 A JP2003245879 A JP 2003245879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving
rotation guide
fixed
strip member
moving beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002047291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yanagisawa
健 柳沢
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Individual
Original Assignee
Individual
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Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002047291A priority Critical patent/JP2003245879A/ja
Priority to PCT/JP2003/001204 priority patent/WO2003070433A1/ja
Priority to AU2003207245A priority patent/AU2003207245A1/en
Publication of JP2003245879A publication Critical patent/JP2003245879A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/02Sensing devices
    • B25J19/021Optical sensing devices
    • B25J19/022Optical sensing devices using lasers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/104Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with cables, chains or ribbons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックラッシュ、振動、騒音の発生を少なく
でき、高精度の高速運動性能が確保できる天井空間移動
装置を提供する。 【解決手段】 第1のガイド12と、第2のガイド14
と、第1の移動体16と、第1の移動ビーム22と、第
1の回転ガイド26と、第2の回転ガイド28と、 長
尺な第1の帯条部材30と、長尺な第2の帯条部材33
と、第1の駆動部37と、第2の移動体20と、第2の
移動ビーム24と、第3の回転ガイド40と、第4の回
転ガイド42と、長尺な第3の帯条部材43と、長尺な
第4の帯条部材46と、第2の駆動部50と、スライダ
ー52とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は天井空間移動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】自動化、省力化を目的
として各種の作業用ロボット装置が開発されている。し
かし、一般的にこれら作業用ロボット装置には次のよう
な課題がある。すなわち、 1.現在使用されている各種の作業用ロボット装置の大
半が作業環境の床面に固定設置されており、その固定設
置された場所周辺の限定された空間でしか作業を施すこ
とができない。 2.固定設置された作業用ロボット装置自身が床面のエ
リアを占有することにより、自動化空間を減少させてい
る。 3.固定設置された作業用ロボット装置はその設置され
た基点から放射状に広がったエリア内にしか作業エリア
をもつことができないため、作業エリア内に「死角」が
発生する。つまり、作業用ロボット装置に対面した空間
にしか作業を施せず、反対側の空間には作業を施すこと
ができない。 4.固定設置された作業用ロボット装置の作業エリアの
大きさは基本的には、そのロボット装置のアームの長さ
(あるいはストローク)に比例する。作業エリアを拡大
するためにはロボットアームの長さを長くすることにな
るが、ロボットアームを長くすればするほどロボットア
ーム先端の精度や搭載荷重は低下する。 5.大半の作業用ロボット装置は高度な作業自由度や高
精度を実現するために結果として高価格となってしま
う。この高価な作業用ロボット装置が床面に固定設置さ
れ移動できないことにより、各作業部署の各位置に各1
台づつの設置が必要となるため自動化、省力化投資の総
額が高額となるとともに、投資効率の採算性を悪化させ
ている。また各作業位置に配された各作業用ロボット装
置の稼働率の調整が難しくアンバランスとなり作業効率
の低下をもたらす。このロボット稼働率の低下がさらな
る投資効率採算性の悪化をもたらし、結果、この方向の
省力化投資の多くが非効率なシステムと化し、製造現場
をいたずらに占領する状況を現出するに至っている。
(例えば、1時間に5分程度しか作業をしないロボット
装置等が設置されている状況を生む。)
【0003】もちろん、天井走行クレーン機構のように
天井空間を有効に利用するものもある。しかしこの天井
走行クレーン機構は、一般に車輪駆動によるメカニズム
であり、メカニズムサイズの拡大に伴い移動部の質量が
増大し、高速運動性能が確保できないとともに、機構に
介在するバックラッシュ(ガタ)が増大し、振動や騒音
を発生、精度の低下を抑止することができない。
【0004】そこで本発明は上記課題を解決すべくなさ
れたもので、その目的とするところは、比較的簡易な構
成でありながら、バックラッシュ、振動、騒音の発生を
少なくでき、高精度の高速運動性能が確保できる天井空
間移動装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る天井空間移
動装置は、室内の上部に配設され、水平な第1の方向に
平行に延びる一対の第1のガイドと、室内の上部に配設
され、前記第1のガイドと直行する、水平な第2の方向
に平行に延び、室内の上部空間に、第1のガイドとで矩
形フレームを形成する第2のガイドと、前記各第1のガ
イドに沿って前記第1の方向へ移動可能な一対の第1の
移動体と、該一対の第1の移動体を連結し、該第1の移
動体と共に第1の方向に移動可能な第1の移動ビーム
と、前記一対の第1の移動体の一方に配設された第1の
回転ガイドと、前記一対の第1の移動体の他方に配設さ
れた第2の回転ガイドと、張力が与えられて、中途部で
前記第1の回転ガイドと第2の回転ガイドに互いに反対
方向から掛け回され、一端部は第1の回転ガイドから引
き出されて固定部に固定され、他端部は第2の回転ガイ
ドから一端部とは反対方向に引き出されて固定部に固定
された、長尺な第1の帯条部材と、張力が与えられて、
中途部で前記第1の回転ガイドと第2の回転ガイドに互
いに反対方向から掛け回され、一端部は前記第1の帯条
部材の一端部の引出し方向とは反対方向へ第1の回転ガ
イドから引き出されて固定部に固定され、他端部は第2
の回転ガイドから一端部とは反対方向に引き出されて固
定部に固定された、長尺な第2の帯条部材と、前記第1
の移動ビームを第1の方向へ移動させる第1の駆動部
と、前記各第2のガイドに沿って前記第2の方向へ移動
可能な一対の第2の移動体と、該一対の第2の移動体を
連結し、該第2の移動体と共に第2の方向に移動可能な
第2の移動ビームと、前記一対の第2の移動体の一方に
配設された第3の回転ガイドと、前記一対の第2の移動
体の他方に配設された第4の回転ガイドと、張力が与え
られて、中途部で前記第3の回転ガイドと第4の回転ガ
イドに互いに反対方向から掛け回され、一端部は第3の
回転ガイドから引き出されて固定部に固定され、他端部
は第4の回転ガイドから一端部とは反対方向に引き出さ
れて固定部に固定された、長尺な第3の帯条部材と、張
力が与えられて、中途部で前記第3の回転ガイドと第4
の回転ガイドに互いに反対方向から掛け回され、一端部
は前記第3の帯条部材の一端部の引出し方向とは反対方
向へ第3の回転ガイドから引き出されて固定部に固定さ
れ、他端部は第4の回転ガイドから一端部とは反対方向
に引き出されて固定部に固定された、長尺な第4の帯条
部材と、前記第2の移動ビームを第2の方向へ移動させ
る第2の駆動部と、前記第1および第2の移動ビームが
摺動自在に挿通して、第1および第2の移動ビームが移
動することにより、前記矩形フレーム内で移動するスラ
イダーとを具備することを特徴とする。
【0006】前記各帯条部材の少なくとも一端に連結さ
れ、各帯条部材のテンションを調整するテンション調整
機構を具備することを特徴とする。また、前記第1の移
動ビーム内を、前記第1および第2の帯条部材が挿通
し、前記第2の移動ビーム内を前記第3および第4の帯
条部材が挿通していることを特徴とする。また、前記第
1の移動ビームおよび第2の移動ビームが断面矩形の角
パイプで形成され、該第1の移動ビーム、第2の移動ビ
ームが挿通する前記スライダーの挿通孔内壁部に、第1
の移動ビーム、第2の移動ビームの外壁面上を転動する
ガイドローラーが設けられ、前記第1の移動体、第2の
移動体に、それぞれ前記第1のガイド、第2のガイドの
外壁面上を転動するガイドローラが設けられていること
を特徴とする。
【0007】さらに、前記スライダーに作業用ヘッドの
搭載部が設けられていることを特徴とする。また、前記
第1の移動ビームもしくは第2の移動ビームに給電線が
張設され、前記スライダーに、該給電線に接触しつつ移
動して、前記搭載部に搭載される作業ヘッドに給電する
給電トロリーが設けられていることを特徴とする。ま
た、前記搭載部にモニターカメラが搭載されていること
を特徴とする。また、前記搭載部に照明装置が搭載され
ていることを特徴とする。前記搭載部に、該搭載部に搭
載される作業用ヘッドのハンド等の複数のツールを保持
するツールストッカを設けると好適である。また、前記
搭載部に作業用ヘッドが搭載され、該作業用ヘッドにモ
ニターカメラおよびスピーカーを搭載すると好適であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施の形態を
添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は天井空間移
動装置10の原理図、図2は斜視図を示す。12a、1
2bは室内の上部、例えば壁面に配設され、水平な第1
の方向(例えばX方向)に平行に延びる一対の第1のガ
イドである。14a、14bは第2のガイドであり、室
内の上部、例えば壁面に配設され、第1のガイド12
a、12bと直行する、水平な第2の方向(例えばY方
向)に平行に延び、室内の上部空間に、第1のガイド1
2a、12bとで矩形フレーム15を形成する。この矩
形フレーム15は、例えば20m×30m程度の長大な
ものにすることができる。
【0009】16a、16bは各第1のガイド12a、
12bに沿って第1の方向へ移動可能な一対の第1の移
動体である。第1のガイド12a、12bは、図3に示
すように例えば角パイプからなり、第1の移動体16
a、16bには、第1のガイド12a、12b上を転動
するゴムローラ等からなるローラ18が設けられてい
る。これにより、各第1の移動体16a、16bは第1
のガイド12a、12b上をスムーズに移動する。20
a、20bは一対の第2の移動体であり、第1の移動体
16a、16bと同様の構造により、各第2のガイド1
4a、14bに沿って第2の方向へ移動可能となってい
る。
【0010】次に、22は第1の移動ビームであり、例
えば角パイプからなり、両端が第1の移動体16a、1
6bにボルト等によって連結され、第1の移動体16
a、16bと共に第1の方向に移動可能である。24は
第2の移動ビームであり、例えば角パイプからなり、両
端が第2の移動体20a、20bにボルト等によって連
結され、第2の移動体20a、20bと共に第2の方向
に移動可能である。
【0011】26は第1の回転ガイドであり、第1の移
動体16aに配設されている。第1の回転ガイド26
は、図3に示すように、上下2段の同軸のプーリ26
a、26bからなる。28は第2の回転ガイドであり、
第1の移動体16bに配設されている。第2の回転ガイ
ド28は、図3に示すように、上下2段の同軸のプーリ
28a、28bからなる。
【0012】次に、30はタイミングベルト等からなる
第1の帯条部材であり、中途部で第1の回転ガイド26
のプーリ26aと第2の回転ガイド28のプーリ28a
に互いに反対方向から掛け回され、一端部はプーリ26
aから引き出されて、第1のガイド12a上に設けられ
た固定部31に固定され、他端部はプーリ28aから一
端部とは反対方向に引き出されて第1のガイド12b上
に設けられた固定部32に固定されている。固定部3
1、固定部32の少なくとも一方は、例えば電動のウイ
ンチ装置やエアーシリンダ等からなるテンション調整機
構に形成され、第1の帯条部材30に所要の張力を付与
する。
【0013】33はタイミングベルト等からなる第2の
帯条部材であり、中途部で第1の回転ガイド26のプー
リ26bと第2の回転ガイド28のプーリ28bに互い
に反対方向から掛け回され、一端部は第1の帯条部材3
0の一端部の引出し方向とは反対方向へプーリ26bか
ら引き出されて、第1のガイド12a上に設けられた固
定部34に固定され、他端部はプーリ28bから一端部
とは反対方向に引き出されて、第1のガイド12b上に
設けられた固定部35に固定されている。固定部34、
固定部35の少なくとも一方は、例えば電動のウインチ
装置やエアーシリンダ等からなるテンション調整機構に
形成され、第2の帯条部材33に所要の張力を付与す
る。
【0014】37は第1の駆動部であり、第1の移動ビ
ーム22を第1の方向に移動させる。実施例では第1の
駆動部37はモータが用いられ、第1の移動体16aも
しくは第1の移動体16b上に取りつけられ、第1の回
転ガイド26もしくは第2の回転ガイド28を軸線を中
心に回転させる。第1の回転ガイド26と第2の回転ガ
イド28との間の第1の帯条部材30、および第2の帯
条部材33部分は、角パイプ状の第1の移動ビーム22
内を挿通している。第1の帯条部材30、第2の帯条部
材33はタイミングベルトに限られず、チエーン、ワイ
ヤ等の張力付与部材を用いることができる。これらがチ
エーンのときは第1の回転ガイド26、第2の回転ガイ
ド28はスプロケットを用いることはいうまでもない。
【0015】次に、40は第3の回転ガイドであり、第
2の移動体20aに配設されている。第3の回転ガイド
40は、図4に示すように、上下2段の同軸のプーリ4
0a、40bからなる。42は第4の回転ガイドであり
(図1)、第2の移動体20bに配設されている。第4
の回転ガイド42も、図示しないが、上下2段の同軸の
プーリ42a、42bからなる。
【0016】次に、43はタイミングベルト等からなる
第3の帯条部材であり、中途部で第3の回転ガイド40
のプーリ40aと第4の回転ガイド42のプーリ42a
に互いに反対方向から掛け回され、一端部はプーリ40
aから引き出されて、第2のガイド14a上に設けられ
た固定部44に固定され、他端部はプーリ42aから一
端部とは反対方向に引き出されて第2のガイド14b上
に設けられた固定部45に固定されている。固定部4
4、固定部45の少なくとも一方は、例えば電動のウイ
ンチ装置やエアーシリンダ等からなるテンション調整機
構に形成され、第3の帯条部材43に所要の張力を付与
する。
【0017】46はタイミングベルト等からなる第4の
帯条部材であり、中途部で第3の回転ガイド40のプー
リ40bと第4の回転ガイド42のプーリ42bに互い
に反対方向から掛け回され、一端部は第3の帯条部材4
3の一端部の引出し方向とは反対方向へプーリ40bか
ら引き出されて、第2のガイド14a上に設けられた固
定部47に固定され、他端部はプーリ42bから一端部
とは反対方向に引き出されて、第2のガイド14b上に
設けられた固定部48に固定されている。固定部47、
固定部48の少なくとも一方は、例えば電動のウインチ
装置やエアーシリンダ等からなるテンション調整機構に
形成され、第4の帯条部材46に所要の張力を付与す
る。
【0018】50は第2の駆動部であり(図2)、第2
の移動ビーム24を第2の方向に移動させる。実施例で
は第2の駆動部50はモータが用いられ、第2の移動体
20aもしくは第2の移動体20b上に取りつけられ、
第3の回転ガイド40もしくは第4の回転ガイド42を
軸線を中心に回転させる。第3の回転ガイド40と第4
の回転ガイド42との間の第3の帯条部材43、および
第4の帯条部材46部分は、角パイプ状の第2の移動ビ
ーム24内を挿通している。第3の帯条部材43、第4
の帯条部材46はタイミングベルトに限られず、チエー
ン、ワイヤ等の張力付与部材を用いることができる。こ
れらがチエーンのときは第3の回転ガイド40、第4の
回転ガイド42はスプロケットを用いることはいうまで
もない。
【0019】次に52はスライダーであり、第1の移動
ビーム22および第2の移動ビーム24が摺動自在に挿
通して、第1の移動ビーム22および第2の移動ビーム
24が移動することにより、矩形フレーム15で囲まれ
る空間内で移動する。前記のように、第1の移動ビーム
22および第2の移動ビーム24は断面矩形の角パイプ
で形成されている。そして、図4および図5に示すよう
に、第1の移動ビーム22、第2の移動ビーム24が挿
通するスライダー52の挿通孔内壁部に、第1の移動ビ
ーム22、第2の移動ビーム24の外壁面上を転動する
ガイドローラー54、56が設けられている。
【0020】また、図4、図5に示すように、スライダ
ー52には、作業用ヘッドを取りつけるための搭載部5
8が固定されている。この搭載部58には、多関節ロボ
ット等の作業用ヘッド60が取りつけられる(図6)。
図2、図5等に示すように、第1の移動ビーム22(も
しくは第2の移動ビーム24)に給電線61が張設さ
れ、この給電線61に接触しつつ移動して、搭載部58
に搭載される作業ヘッド60に給電する受電部62を有
する給電トロリー装置がスライダー52に設けられてい
る。図2、図6において、63は電力供給ケーブルであ
る。
【0021】図6に示すように、スライダー52には、
作業用ヘッド60の制御盤64が搭載されている。65
は制御信号送受信装置であり、制御盤64に取りつけら
れ、遠隔操作により、作業用ヘッド60等を操作可能に
なっている。
【0022】搭載部58には、作業用ヘッド60に取り
つけ可能な種々のツール(ハンド等)66を保持してお
くツールストッカ70を設けておくと好適である。また
搭載部58には照明装置67が設けられており、作業用
ヘッド60による作業エリアの照明が可能になってい
る。さらに、搭載部58には、モニターカメラ68が搭
載されている。作業用ヘッド自体にも、作業用のモニタ
ーカメラ71やスピーカー(図示せず)を取りつけると
よい。
【0023】以上の構成からなる天井空間移動装置10
において、第1の駆動部37および第2の駆動部50を
駆動して、第1の移動ビーム22を第1の方向へ、第2
の移動ビーム24を第2の方向へ移動することによっ
て、これらが挿通するスライダー52が矩形フレーム1
5内で自在に移動する。したがって、スライダー52に
取りつけた作業用ヘッド60に種々の作業を行わせるこ
とができる。
【0024】この場合に、第1の帯条部材30、第2の
帯条部材33が第1の回転ガイド26と第2の回転ガイ
ド28に互いに反対方向からテンションをもって掛け回
されているので、いわゆるバックラッシュは生じず、第
1の駆動部37が駆動されることによって、第1の移動
体16a、16bが互いに同期して第1の方向に移動
し、したがって、第1の移動ビーム22が第1の方向に
がたつきや振動することなくスムーズに移動する。
【0025】また、同様に、第3の帯条部材43、第4
の帯条部材46が第3の回転ガイド40と第4の回転ガ
イド42に互いに反対方向からテンションをもって掛け
回されているので、いわゆるバックラッシュは生じず、
第2の駆動部50が駆動されることによって、第2の移
動体20a、20bが互いに同期して第2の方向に移動
し、したがって、第2の移動ビーム24が第2の方向に
がたつきや振動することなくスムーズに移動する。
【0026】モニターカメラ68は本システムから離れ
た場所で「現場の状況を把握」するために用いられると
ともに、天井空間移動装置10の天井空間位置と地上空
間位置の「位置誤差の補正」、搭載作業用ヘッド60等
の「作業スタート信号」の入力操作のために使用され
る。各作業場所の「床面」や「各作業機械」に「設置」
された「基点マーク(ベンチマーク)」をモニターカメ
ラ68による「画像処理技術」により「補足」すること
により、「両空間」の「位置誤差を補正」し、「補正終
了後」に天井空間移動装置10に搭載された作業用ロボ
ット装置等の作業用ヘッド60に対し「作業プログラム
スタート信号」を与える。
【0027】この「処理」により各作業位置での作業用
ロボット等の作業用ヘッド60の「各作業の制御プログ
ラム」は個別に独立した「サブルーチンプログラム」と
なるとともに、天井空間移動装置10と搭載作業用ヘッ
ド等の「制御を分離」させることができる。この制御シ
ステム方法は本システムで要求される「多工程」、「多
機能」、「複合」の機能から発生する複雑な自動制御プ
ログラムを大幅に「簡略化」させる。本発明に係る天井
空間移動装置10は、テンション同期・駆動方式であっ
て、バックラッシュレスであり、繰り返し位置決め精度
(位置再現性)が高精度に保証されるが、この位置補正
技術によりさらに安定した自動化作業が実現可能とな
る。またこの位置補正技術を使用することにより、天井
空間移動装置10の要求機能から「絶対位置決め精度」
の機能が「省かれる」ことになり、ボールねじ等の高精
度な駆動位置決め機構要素を使用しなくてもプーリとタ
イミングベルトやスプロケットとチェーン等の比較的低
精度な駆動位置決め機構要素で所定の高精度な位置決め
機能が達成される。
【0028】ハンド(手首)66等を何本かストックす
るツールストッカ70の搭載により、天井空間移動装置
10で要求される「多工程」、「多機能」、「複合化」
された自動化作業が効率良く達成可能となる。
【0029】また、照明装置67の搭載により、工場内
や作業現場の「全体照明は不要」になるとともに、モニ
ターカメラ68による各作業位置の基点マーク(ベンチ
マーク)の補足が正確に行える。
【0030】作業用ヘッド60等、作業用ロボット装置
の「ロボットアーム先端」には「モニターカメラ71と
スピーカー」を搭載すると好適である。建設現場、農
業、サービス等の現場作業は工場等での作業と異なり、
自動化制御プログラムでの運転に限界があり、もっぱら
「手動運転」が主流となるであろう。作業用ロボットア
ーム先端に搭載されたモニターカメラ71やスピーカー
はこのような「手動運転を」システムオペレーターが本
天井空間移動装置10から隔たった「別の場所」で「通
信手段」等を使用して「作業現場状況」をこのモニター
カメラ71からの「詳細映像で把握」して行うために、
またこのスピーカーからその作業現場に「作業指示を出
す」場合などに使用される。
【0031】スライダー52には作業用ヘッド60の制
御盤64が搭載され、給電トロリー装置(61、62)
によりその制御盤64に電力が供給される。天井空間移
動装置10における作業用ヘッド60の「運動領域」は
「広域」となる。このような「広域運動」において、作
業用ヘッド等の駆動電力や制御信号をケーブルで供給す
ることはケーブルの長さや、それにともなう質量からし
て非効率であるとともに、そのケーブルに関し、断線ト
ラブル発生の危険性が増大する。このため天井空間移動
装置10ではスライダー52に制御盤64を搭載し、給
電トロリー装置により電力供給するとともに、その制御
盤64の制御信号を無線で送受信する。この方法により
天井空間移動装置10の「サイズ拡大化」と「高速化」
に対応するとともに、このような移動装置においては不
可避であったケーブル断線事故を回避することが可能と
なる。
【0032】上記のように、本発明の天井空間移動装置
10は、テンション同期・駆動方式を採用する。このテ
ンション同期・駆動方式は次のような特長、優位性を有
する。すなわち、 1)この装置は、「4辺支持」、「4辺駆動」を基本と
した「対称性メカニズム」であり、搭載荷重を4辺で支
持させることにより、従来の片持ち支持のメカニズムに
対して「76倍の剛性」を発揮する。また矩形フレーム
15の4辺にクロス状に掛け渡された第1の移動ビーム
22と第2の移動ビーム24により矩形フレーム15の
内側空間に高剛性で安定した支持面が構築される。両移
動ビームの交点に構成され、2次元方向に自在に移動す
るスライダー52はこの支持面の剛性により垂直性(ヘ
ッドが横揺れしない)が高く保持される。この移動スラ
イダー52の搭載部に搭載された作業用ロボット装置等
の作業用ヘッド60は矩形フレーム15内の天井空間全
域に渡り床面と同等の高剛性の支持面に懸架され移動可
能である。またそのスライダー52を矩形フレーム15
の4辺で駆動することにより、天井空間移動装置10が
大型化し、かつ高速化した場合でも移動ビームに発生す
る曲げモーメントを抑制させ振動を低減し、天井空間で
の確実な移動と停止精度を実現する。
【0033】2)上記テンション同期・駆動方式は帯状
部材(ベルト・チェーン等)30、33、43、46の
「張力」を使用した「バックラッシュレス(ガタ0)」
の「4辺駆動メカニズムである。テンション同期・駆動
方式は、生物の運動メカニズムを工学的機構学の運動メ
カニズムに応用したものといえる。生物の「骨格に匹
敵」するのが4辺に配された「矩形フレーム15と4辺
の矩形フレームに掛け渡されクロス状に配された第1の
移動ビーム22と第2の移動ビーム24」であり、その
骨格に添って対称に配された「腱に匹敵」するのが、
「帯状部材(ベルト、チェーン等)30、33、43、
46」であり、その腱に張力(テンション)を与える
「筋肉に匹敵」するのが矩形フレームの4隅に配された
「張力調整装置(テンション調整装置)31、34、4
4、47等」である。テンション同期・駆動方式は、生
物の運動メカニズムと同様に「バックラッシュレス(ガ
タ0)」であり、「高速応答性に優れ」、「低騒音
で」、「滑らかな運動」を「発生」させる。また生物の
筋肉と同様に、運動の強弱に応じ、「張力(テンション
量)を制御」することにより、急激な加速、減速が伴う
運動動作にも最適に対応可能である。
【0034】3)さらに天井空間移動装置10は、広域
な天井空間を動作領域とするため、要求されるメカニズ
ムはサイズの大型化に対応できなければならない。従来
の駆動メカニズム、例えばボールねじ駆動等のメカニズ
ムではこのメカニズムサイズの拡大に対し、ボールねじ
の可能製作限界(3m〜5m程度)を越えることはでき
ない。また一般の天井走行クレーン機構のように車輪駆
動等のメカニズムもあるが、メカニズムサイズの拡大に
伴い移動部の質量が増大し、高速運動性能が確保できな
いとともに、機構に介在するバックラッシュ(ガタ)が
増大し、振動や騒音を発生、精度の低下を抑止すること
ができない。テンション同期・駆動方式は、以上のよう
に天井空間移動装置に要求されるすべての機能を満足さ
せることができる「従来にないメカニズム」である。使
用する帯状部材(ベルト、チェーン等)は、ほぼ無限の
長さが製作可能であり、20m×20m、50m×50
m・・・等々の運動領域を有する大型な天井空間移動装
置が実現可能である。
【0035】4)またテンション同期・駆動方式は「メ
カニズムの構成が簡潔」であるためシステムの製造コス
トが「ローコスト」であるとともに、「高剛性、高精度
の天井空間移動装置」が「短時間」で「簡便」に「現場
設置」できる。4辺の矩形フレーム15は4本のビーム
に分離され、第1の移動ビーム22、第2の移動ビーム
24の2本と合わせ「計6本のビーム」として「搬送」
され、「設置現場」でこれらのビームを「組み合わ
せ」、駆動機構である「帯状部材(ベルト、チェーン
等)」をこれらのビームに添わせて「配設」し、その帯
状部材に「張力」を加えれば、「容易」に所定の「天井
空間移動装置」が構築される。現場設置が簡便であるこ
とは「建設現場」などの「仮設式天井空間移動装置」と
しての応用性にも道を開く。
【0036】また、作業用ロボット装置を床面に固定設
置させず、天井空間を使用して移動させることにより、
現在の作業用ロボット装置が抱えている以下の問題が改
善され解消する。 1)作業用ロボット装置の作業エリアが目的とする自動
化空間全域に拡大する。 2)作業用ロボット装置が固定設置されていた拘束空間
がその自動化空間から削除される。 3)固定設置されていることにより生じていた作業用ロ
ボット装置の「作業の死角」が消滅する。 4)作業用ロボット装置が自動化空間を移動することに
より、作業用ロボット装置の作業エリアの拡大がロボッ
トアームの長さに関連しなくなり、作業用ロボット装置
のロボットアームが短縮されアーム先端の精度、搭載荷
重が向上する。それに伴ってロボットが小型簡易化され
製造コストが削減される。 5)自動化空間の各作業位置に固定設置されていた作業
用ロボット装置が天井空間を移動することにより、その
台数が削減され、各作業用ロボット装置に生じていた稼
働率のアンバランスも解消される。これにより作業用ロ
ボット装置投入における設備投資採算性が現状システム
に対し、格段に向上する。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る天井空間移動装置によれ
ば、矩形フレームの4辺にクロス状に掛け渡された第1
の移動ビームと第2の移動ビームにより矩形フレームの
内側空間に高剛性で安定した支持面が構築され、両移動
ビームの交点に構成され、2次元方向に自在に移動する
スライダーはこの支持面の剛性により垂直性(ヘッドが
横揺れしない)が高く保持され、この移動スライダーの
搭載部に搭載された作業用ロボット装置等の作業用ヘッ
ドは矩形フレーム内の天井空間全域に渡り床面と同等の
高剛性の支持面に懸架され移動可能となる。また、本発
明に係る天井空間移動装置は、帯状部材の張力を使用し
たテンション同期・駆動方式であり、バックラッシュレ
ス(ガタ0)であり、高速応答性に優れ、低騒音で、滑
らかな運動を発生させる。また生物の筋肉と同様に、運
動の強弱に応じ、張力(テンション量)を制御すること
により、急激な加速、減速が伴う運動動作にも最適に対
応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井空間移動装置の原理図である。
【図2】天井空間移動装置の斜視図である。
【図3】第1の移動ビームの構造を示す説明図である。
【図4】スライダー部分の説明断面図である。
【図5】図4と直交する方向からのスライダー部分の説
明断面図である。
【図6】作業用ヘッドを取りつけた状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 天井空間移動装置 12a、12b 第1のガイド 14a、14b 第2のガイド 16a、16b 第1の移動体 20a、20b 第2の移動体 22 第1の移動ビーム 24 第2の移動ビーム 26 第1の回転ガイド 28 第2の回転ガイド 30 第1の帯条部材 31、32 固定部 33 第2の帯条部材 34、35 固定部 37 第1の駆動部 40 第3の回転ガイド 42 第4の回転ガイド 43 第3の帯条部材 44、45 固定部 46 第4の帯条部材 47、48 固定部 50 第2の駆動部 52 スライダー 58 搭載部 60 作業用ヘッド 61 給電線 62 受電部 66 ツール 67 照明装置 68 モニターカメラ 70 ツールストッカ 71 モニターカメラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の上部に配設され、水平な第1の方
    向に平行に延びる一対の第1のガイドと、 室内の上部に配設され、前記第1のガイドと直行する、
    水平な第2の方向に平行に延び、室内の上部空間に、第
    1のガイドとで矩形フレームを形成する第2のガイド
    と、 前記各第1のガイドに沿って前記第1の方向へ移動可能
    な一対の第1の移動体と、 該一対の第1の移動体を連結し、該第1の移動体と共に
    第1の方向に移動可能な第1の移動ビームと、 前記一対の第1の移動体の一方に配設された第1の回転
    ガイドと、 前記一対の第1の移動体の他方に配設された第2の回転
    ガイドと、 張力が与えられて、中途部で前記第1の回転ガイドと第
    2の回転ガイドに互いに反対方向から掛け回され、一端
    部は第1の回転ガイドから引き出されて固定部に固定さ
    れ、他端部は第2の回転ガイドから一端部とは反対方向
    に引き出されて固定部に固定された、長尺な第1の帯条
    部材と、 張力が与えられて、中途部で前記第1の回転ガイドと第
    2の回転ガイドに互いに反対方向から掛け回され、一端
    部は前記第1の帯条部材の一端部の引出し方向とは反対
    方向へ第1の回転ガイドから引き出されて固定部に固定
    され、他端部は第2の回転ガイドから一端部とは反対方
    向に引き出されて固定部に固定された、長尺な第2の帯
    条部材と、 前記第1の移動ビームを第1の方向へ移動させる第1の
    駆動部と、 前記各第2のガイドに沿って前記第2の方向へ移動可能
    な一対の第2の移動体と、 該一対の第2の移動体を連結し、該第2の移動体と共に
    第2の方向に移動可能な第2の移動ビームと、 前記一対の第2の移動体の一方に配設された第3の回転
    ガイドと、 前記一対の第2の移動体の他方に配設された第4の回転
    ガイドと、 張力が与えられて、中途部で前記第3の回転ガイドと第
    4の回転ガイドに互いに反対方向から掛け回され、一端
    部は第3の回転ガイドから引き出されて固定部に固定さ
    れ、他端部は第4の回転ガイドから一端部とは反対方向
    に引き出されて固定部に固定された、長尺な第3の帯条
    部材と、 張力が与えられて、中途部で前記第3の回転ガイドと第
    4の回転ガイドに互いに反対方向から掛け回され、一端
    部は前記第3の帯条部材の一端部の引出し方向とは反対
    方向へ第3の回転ガイドから引き出されて固定部に固定
    され、他端部は第4の回転ガイドから一端部とは反対方
    向に引き出されて固定部に固定された、長尺な第4の帯
    条部材と、 前記第2の移動ビームを第2の方向へ移動させる第2の
    駆動部と、 前記第1および第2の移動ビームが摺動自在に挿通し
    て、第1および第2の移動ビームが移動することによ
    り、前記矩形フレーム内で移動するスライダーとを具備
    することを特徴とする天井空間移動装置。
  2. 【請求項2】 前記各帯条部材の少なくとも一端に連結
    され、各帯条部材のテンションを調整するテンション調
    整機構を具備することを特徴とする請求項1記載の天井
    空間移動装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の移動ビーム内を、前記第1お
    よび第2の帯条部材が挿通し、前記第2の移動ビーム内
    を前記第3および第4の帯条部材が挿通していることを
    特徴とする請求項1または2記載の天井空間移動装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の移動ビームおよび第2の移動
    ビームが断面矩形の角パイプで形成され、該第1の移動
    ビーム、第2の移動ビームが挿通する前記スライダーの
    挿通孔内壁部に、第1の移動ビーム、第2の移動ビーム
    の外壁面上を転動するガイドローラーが設けられ、前記
    第1の移動体、第2の移動体に、それぞれ前記第1のガ
    イド、第2のガイドの外壁面上を転動するガイドローラ
    が設けられていることを特徴とする請求項1、2または
    3記載の天井空間移動装置。
  5. 【請求項5】 前記スライダーに作業用ヘッドの搭載部
    が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の天井空間移動装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の移動ビームもしくは第2の移
    動ビームに給電線が張設され、前記スライダーに、該給
    電線に接触しつつ移動して、前記搭載部に搭載される作
    業ヘッドに給電する給電トロリーが設けられていること
    を特徴とする請求項5記載の天井空間移動装置。
  7. 【請求項7】 前記搭載部にモニターカメラが搭載され
    ていることを特徴とする請求項5または6記載の天井空
    間移動装置。
  8. 【請求項8】 前記搭載部に照明装置が搭載されている
    ことを特徴とする請求項5、6または7記載の天井空間
    移動装置。
  9. 【請求項9】 前記搭載部に、該搭載部に搭載される作
    業用ヘッドのハンド等の複数のツールを保持するツール
    ストッカが設けられていることを特徴とする請求項5〜
    8いずれか1項記載の天井空間移動装置。
  10. 【請求項10】 前記搭載部に作業用ヘッドが搭載さ
    れ、該作業用ヘッドにモニターカメラおよびスピーカー
    が搭載されていることを特徴とする請求項5〜9いずれ
    か1項記載の天井空間移動装置。
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