JP2003244943A - 電源装置の昇圧装置 - Google Patents
電源装置の昇圧装置Info
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- JP2003244943A JP2003244943A JP2002035992A JP2002035992A JP2003244943A JP 2003244943 A JP2003244943 A JP 2003244943A JP 2002035992 A JP2002035992 A JP 2002035992A JP 2002035992 A JP2002035992 A JP 2002035992A JP 2003244943 A JP2003244943 A JP 2003244943A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗用自動車の電動パワーステアリング装置等
に電力を供給するのに適し、昇圧作用による高電圧に基
づき電流を流す一方向通電回路部での消費電力を少なく
し、発熱を低減した電源装置の昇圧装置を提供する。 【解決手段】 駆動信号Sによってオン・オフされるF
ET12と、FETのオンのときにエネルギを蓄え、オ
フした瞬間にエネルギを解放するコイル11と、コイル
の下流側に接続され、FETがオフのときに駆動信号
S’によってオンになってコイルから供給される電流を
流すFET13と、FETの下流側に接続されるコンデ
ンサ15と、駆動信号Sと駆動信号S’を供給する駆動
制御手段14とを備えて構成される。
に電力を供給するのに適し、昇圧作用による高電圧に基
づき電流を流す一方向通電回路部での消費電力を少なく
し、発熱を低減した電源装置の昇圧装置を提供する。 【解決手段】 駆動信号Sによってオン・オフされるF
ET12と、FETのオンのときにエネルギを蓄え、オ
フした瞬間にエネルギを解放するコイル11と、コイル
の下流側に接続され、FETがオフのときに駆動信号
S’によってオンになってコイルから供給される電流を
流すFET13と、FETの下流側に接続されるコンデ
ンサ15と、駆動信号Sと駆動信号S’を供給する駆動
制御手段14とを備えて構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置の昇圧装置
に関し、特に、乗用自動車の電動パワーステアリング装
置等に電力を供給する電源装置の昇圧装置に関するもの
である。
に関し、特に、乗用自動車の電動パワーステアリング装
置等に電力を供給する電源装置の昇圧装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】昇圧装置の電気回路部分(以下「昇圧回
路」という)は、通常、インダクタンス回路要素として
のコイルと、スイッチ要素としてのFET(Field-effe
ct Transistor)と、ダイオードと、蓄電要素としての
コンデンサから構成される。昇圧装置は、入力端子に印
加される所定の電圧を昇圧し、出力端子に高圧電圧を生
じさせる装置で、例えば電動パワーステアリング装置の
電源装置に含まれる。図6は、従来の周知の昇圧回路の
回路構成図である。この昇圧回路101は、例えば特公
平8−539号公報や特開平8−127351号公報に
開示されている。昇圧回路101で、ダイオード102
のアノード側にコイル103とFET104が接続さ
れ、ダイオード102のカソード側には、コンデンサ1
05が接続されている。昇圧回路101の出力端子V
out側には、さらに、電池、負荷等が接続される。
路」という)は、通常、インダクタンス回路要素として
のコイルと、スイッチ要素としてのFET(Field-effe
ct Transistor)と、ダイオードと、蓄電要素としての
コンデンサから構成される。昇圧装置は、入力端子に印
加される所定の電圧を昇圧し、出力端子に高圧電圧を生
じさせる装置で、例えば電動パワーステアリング装置の
電源装置に含まれる。図6は、従来の周知の昇圧回路の
回路構成図である。この昇圧回路101は、例えば特公
平8−539号公報や特開平8−127351号公報に
開示されている。昇圧回路101で、ダイオード102
のアノード側にコイル103とFET104が接続さ
れ、ダイオード102のカソード側には、コンデンサ1
05が接続されている。昇圧回路101の出力端子V
out側には、さらに、電池、負荷等が接続される。
【0003】所定の電圧が入力端子Vinに印加されて
いる場合に、FET104がオンで通電状態となってい
れば、コイル103はエネルギを電流として蓄える。F
ET104がオフで非通電状態となった時には、コイル
103に蓄えられたエネルギが放出される。このとき電
流はFET104には流れず、ダイオード102へと流
れる。昇圧作用による高電圧は、コンデンサ105によ
って平滑化され、出力端子Voutへ与えられる。以上
のようにして、入力端子Vinに与えられた相対的に低
い電圧が昇圧され、高い電圧としてダイオード102の
カソード側の出力端子Voutに生じる。
いる場合に、FET104がオンで通電状態となってい
れば、コイル103はエネルギを電流として蓄える。F
ET104がオフで非通電状態となった時には、コイル
103に蓄えられたエネルギが放出される。このとき電
流はFET104には流れず、ダイオード102へと流
れる。昇圧作用による高電圧は、コンデンサ105によ
って平滑化され、出力端子Voutへ与えられる。以上
のようにして、入力端子Vinに与えられた相対的に低
い電圧が昇圧され、高い電圧としてダイオード102の
カソード側の出力端子Voutに生じる。
【0004】ダイオード102は出力端子Vout側か
ら電流が流れ込まないようにするために設けられてい
る。これは、昇圧回路101では出力端子Vout側の
昇圧された電圧が入力側の電圧より高くなり、逆流する
可能性があるので、それを防止するためである。ここに
は通常、順方向電圧の小さいショットキーダイオードが
使用される。このダイオード102での消費電力は、ダ
イオード102の順方向電圧をVfとし、電流をI
outとし、FET104のオフデューティをFET
offdutyとすると、次の式で計算される。
ら電流が流れ込まないようにするために設けられてい
る。これは、昇圧回路101では出力端子Vout側の
昇圧された電圧が入力側の電圧より高くなり、逆流する
可能性があるので、それを防止するためである。ここに
は通常、順方向電圧の小さいショットキーダイオードが
使用される。このダイオード102での消費電力は、ダ
イオード102の順方向電圧をVfとし、電流をI
outとし、FET104のオフデューティをFET
offdutyとすると、次の式で計算される。
【0005】
Vf×Iout×FEToffduty・・・・(1)
【0006】上記(1)式による消費電力は、FET1
04がオフのとき、つまりダイオード102に順方向電
圧がかかっているときの消費電力となっている。この消
費電力は出力端子Voutから負荷等へ供給される電流
が大きくなると、大きくなり、これによって発熱量も大
きくなる。
04がオフのとき、つまりダイオード102に順方向電
圧がかかっているときの消費電力となっている。この消
費電力は出力端子Voutから負荷等へ供給される電流
が大きくなると、大きくなり、これによって発熱量も大
きくなる。
【0007】次に、昇圧装置を含む電源装置の例として
電動パワーステアリング装置において使用される電源装
置について説明する。電動パワーステアリング装置は、
自動車の運転中、運転者がステアリングホイール(操舵
ハンドル)を操作するとき、モータを連動させて操舵力
を補助する支援装置である。電動パワーステアリング装
置では、運転者のハンドル操舵によりステアリング軸に
生じる操舵トルクを検出する操舵トルク検出部からの操
舵トルク信号、および、車速を検出する車速検出部から
の車速信号等を利用し、モータ制御部の制御動作に基づ
いて、補助操舵力を出力する支援用のモータを駆動制御
し、運転者の操舵力を軽減している。操舵ハンドルの据
えきり時などでは、瞬時に大きな補助操舵力を必要とす
るため、モータへ大電流を供給する必要がある。
電動パワーステアリング装置において使用される電源装
置について説明する。電動パワーステアリング装置は、
自動車の運転中、運転者がステアリングホイール(操舵
ハンドル)を操作するとき、モータを連動させて操舵力
を補助する支援装置である。電動パワーステアリング装
置では、運転者のハンドル操舵によりステアリング軸に
生じる操舵トルクを検出する操舵トルク検出部からの操
舵トルク信号、および、車速を検出する車速検出部から
の車速信号等を利用し、モータ制御部の制御動作に基づ
いて、補助操舵力を出力する支援用のモータを駆動制御
し、運転者の操舵力を軽減している。操舵ハンドルの据
えきり時などでは、瞬時に大きな補助操舵力を必要とす
るため、モータへ大電流を供給する必要がある。
【0008】従来、モータへの大電流の供給は、電池か
ら直接供給していた。このため、電池の電圧変動があっ
た。そこで、例えば特公平8−539号公報の電動パワ
ーステアリング電源装置では、低電圧を昇圧する昇圧回
路の容量を昇圧回路の出力側に接続された電池で使用す
る平均電力よりも大きくかつ、使用する最大電力よりも
小さくすることによって、入力側の電池の電圧変動が小
さい状態で、操舵ハンドルの据えきり時に必要となる大
電流を供給している。
ら直接供給していた。このため、電池の電圧変動があっ
た。そこで、例えば特公平8−539号公報の電動パワ
ーステアリング電源装置では、低電圧を昇圧する昇圧回
路の容量を昇圧回路の出力側に接続された電池で使用す
る平均電力よりも大きくかつ、使用する最大電力よりも
小さくすることによって、入力側の電池の電圧変動が小
さい状態で、操舵ハンドルの据えきり時に必要となる大
電流を供給している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報で開示され
る昇圧回路には、昇圧作用による高電圧に基づき電流を
流す一方向通電回路部にダイオードが使用されている。
かかる昇圧回路において順方向電圧の小さいショットキ
ーダイオードを使用したとしても、(1)式で算出され
る電力が消費される。この結果、ダイオードによって電
力が消費され、ダイオードは発熱する。据えきり時など
ごく短期間に比較的大きな電流を必要とする電動パワー
ステアリングなどの車両装置では、特に上記のような消
費電力を少なくし、発熱を低減することが望まれる。
る昇圧回路には、昇圧作用による高電圧に基づき電流を
流す一方向通電回路部にダイオードが使用されている。
かかる昇圧回路において順方向電圧の小さいショットキ
ーダイオードを使用したとしても、(1)式で算出され
る電力が消費される。この結果、ダイオードによって電
力が消費され、ダイオードは発熱する。据えきり時など
ごく短期間に比較的大きな電流を必要とする電動パワー
ステアリングなどの車両装置では、特に上記のような消
費電力を少なくし、発熱を低減することが望まれる。
【0010】本発明の目的は、上記の問題を解決するこ
とにあり、昇圧作用による高電圧に基づき電流を流す一
方向通電回路部での消費電力を少なくし、発熱を低減し
た電源装置の昇圧装置を提供することにある。
とにあり、昇圧作用による高電圧に基づき電流を流す一
方向通電回路部での消費電力を少なくし、発熱を低減し
た電源装置の昇圧装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明に係る
電源装置の昇圧装置は、上記目的を達成するため、次の
ように構成される。
電源装置の昇圧装置は、上記目的を達成するため、次の
ように構成される。
【0012】第1の電源装置の昇圧装置(請求項1に対
応)は、第1駆動信号によってオン・オフされる第1ス
イッチ要素(FET12)と、第1スイッチ要素のオン
のときにエネルギを蓄え、オフした瞬間にエネルギを解
放するインダクタンス回路要素(コイル)と、インダク
タンス回路要素の下流側に接続され、第1スイッチ要素
がオフのときに第2駆動信号によってオンになってイン
ダクタンス回路要素から供給される電流を流す第2スイ
ッチ要素(FET13)と、第2スイッチ要素の下流側
に接続されるコンデンサ等の蓄電要素と、第1駆動信号
と第2駆動信号を供給する駆動制御部とを備えて成るこ
とを特徴とする。
応)は、第1駆動信号によってオン・オフされる第1ス
イッチ要素(FET12)と、第1スイッチ要素のオン
のときにエネルギを蓄え、オフした瞬間にエネルギを解
放するインダクタンス回路要素(コイル)と、インダク
タンス回路要素の下流側に接続され、第1スイッチ要素
がオフのときに第2駆動信号によってオンになってイン
ダクタンス回路要素から供給される電流を流す第2スイ
ッチ要素(FET13)と、第2スイッチ要素の下流側
に接続されるコンデンサ等の蓄電要素と、第1駆動信号
と第2駆動信号を供給する駆動制御部とを備えて成るこ
とを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、第1スイッチ要素がオ
ンのときにインダクタンス回路要素に蓄えられたエネル
ギが、第1スイッチ要素をオフにした瞬間に、昇圧作用
による高電圧に基づき電流を流す一方向通電回路部を通
じて出力側へ解放される。この一方向通電回路部には、
前述の(1)式で算出される電力を消費するダイオード
ではなく、所定条件を満たすFETによる第2スイッチ
要素が備えられているため、消費電力を抑えることが可
能であり、これによって発熱の低減を図ることが可能と
なる。これは以下の理由によるものである。
ンのときにインダクタンス回路要素に蓄えられたエネル
ギが、第1スイッチ要素をオフにした瞬間に、昇圧作用
による高電圧に基づき電流を流す一方向通電回路部を通
じて出力側へ解放される。この一方向通電回路部には、
前述の(1)式で算出される電力を消費するダイオード
ではなく、所定条件を満たすFETによる第2スイッチ
要素が備えられているため、消費電力を抑えることが可
能であり、これによって発熱の低減を図ることが可能と
なる。これは以下の理由によるものである。
【0014】例えば、第1スイッチ要素、第2スイッチ
要素として第1と第2のFETを使用した場合、駆動制
御部はそれぞれに、所定のオフデューティを有する駆動
信号を供給する。昇圧された高電圧に基づき流れる電流
をIoutとし、第2FETの抵抗をRonとし、第1
FETのオフデューティをFEToffdutyとする
と、次式で第2FETでの消費電力を計算することがで
きる。
要素として第1と第2のFETを使用した場合、駆動制
御部はそれぞれに、所定のオフデューティを有する駆動
信号を供給する。昇圧された高電圧に基づき流れる電流
をIoutとし、第2FETの抵抗をRonとし、第1
FETのオフデューティをFEToffdutyとする
と、次式で第2FETでの消費電力を計算することがで
きる。
【0015】
Iout 2×Ron×FEToffduty・・・・(2)
【0016】ここで、第2FETはオン時の抵抗が小さ
いものを選択することでダイオードに比べて、オン時電
圧を小さくすることが可能であることから、以下の
(3)式の条件に基づき、昇圧回路の一方向通電回路部
で消費される電力を従来のダイオードを使用した昇圧装
置での消費電力よりも少なくすることが可能である。な
お、(1)式と(2)式においてIoutとFET
offdutyはそれぞれ同じである。
いものを選択することでダイオードに比べて、オン時電
圧を小さくすることが可能であることから、以下の
(3)式の条件に基づき、昇圧回路の一方向通電回路部
で消費される電力を従来のダイオードを使用した昇圧装
置での消費電力よりも少なくすることが可能である。な
お、(1)式と(2)式においてIoutとFET
offdutyはそれぞれ同じである。
【0017】
Vf>Iout×Ron・・・・(3)
【0018】(3)式を満たす第2FETを使用するこ
とによって、消費電力を少なくし、発熱を低減した電源
装置の昇圧装置が可能となる。
とによって、消費電力を少なくし、発熱を低減した電源
装置の昇圧装置が可能となる。
【0019】第2の電源装置の昇圧装置(請求項2に対
応)は、上記の第1の装置構成において、好ましくは、
第1駆動信号で第1スイッチ要素をオフにし、その後同
時オン状態が生じないように第2駆動信号で第2スイッ
チ要素をオンすることを特徴とする。上記構成によれ
ば、第1スイッチ要素をオフにした後、同時オン状態が
生じないように第2スイッチ要素をオンするので、第1
スイッチ要素のオンからオフへの過渡状態と第2スイッ
チ要素のオフからオンへの過渡状態が重なることなく、
昇圧回路の出力側から入力側へ電流が流れるのを防ぐこ
とが可能である。
応)は、上記の第1の装置構成において、好ましくは、
第1駆動信号で第1スイッチ要素をオフにし、その後同
時オン状態が生じないように第2駆動信号で第2スイッ
チ要素をオンすることを特徴とする。上記構成によれ
ば、第1スイッチ要素をオフにした後、同時オン状態が
生じないように第2スイッチ要素をオンするので、第1
スイッチ要素のオンからオフへの過渡状態と第2スイッ
チ要素のオフからオンへの過渡状態が重なることなく、
昇圧回路の出力側から入力側へ電流が流れるのを防ぐこ
とが可能である。
【0020】第3の電源装置の昇圧装置(請求項3に対
応)は、上記の第2の装置構成において、好ましくは、
第2スイッチ要素はFETであり、このFETのソース
がインダクタンス回路要素に接続されていることを特徴
とする。
応)は、上記の第2の装置構成において、好ましくは、
第2スイッチ要素はFETであり、このFETのソース
がインダクタンス回路要素に接続されていることを特徴
とする。
【0021】上記構成によれば、第2スイッチ要素は通
常のFET電流が流れる方向と逆向きに接続されている
ことも特徴となる。第1スイッチ要素をオフにした後、
同時オン状態が生じないように第2スイッチ要素をオン
するので、第1スイッチ要素および第2スイッチ要素が
共にオフとなるタイミングがあるが、第2スイッチ要素
の寄生ダイオードが従来の昇圧回路のダイオードと同様
に機能するため、エネルギを蓄積したコイルによるサー
ジ電圧も発生せず、昇圧回路の出力側から入力側へ電流
が流れることもない。
常のFET電流が流れる方向と逆向きに接続されている
ことも特徴となる。第1スイッチ要素をオフにした後、
同時オン状態が生じないように第2スイッチ要素をオン
するので、第1スイッチ要素および第2スイッチ要素が
共にオフとなるタイミングがあるが、第2スイッチ要素
の寄生ダイオードが従来の昇圧回路のダイオードと同様
に機能するため、エネルギを蓄積したコイルによるサー
ジ電圧も発生せず、昇圧回路の出力側から入力側へ電流
が流れることもない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
を添付図面に基づいて説明する。
【0023】図1は本発明に係る電源装置の昇圧装置の
代表的実施形態を示す。電気回路部分は昇圧回路であ
る。昇圧装置10は、コイル11と、第1スイッチ要素
である第1のFET12と、第2スイッチ要素である第
2のFET13と、FET12,FET13へ駆動信号
S,S’をそれぞれ供給する駆動制御部14と、コンデ
ンサ15とから構成される。図1でFET13はスイッ
チ通電部13aとダイオード13bの2つの素子から構
成されるものとして描かれている。このダイオード13
bはFET13の寄生ダイオードである。コンデンサ1
5は蓄電機能と平滑機能を有する。なお、コンデンサ1
5に代えてバッテリ(充電池)を用いることもできる。
代表的実施形態を示す。電気回路部分は昇圧回路であ
る。昇圧装置10は、コイル11と、第1スイッチ要素
である第1のFET12と、第2スイッチ要素である第
2のFET13と、FET12,FET13へ駆動信号
S,S’をそれぞれ供給する駆動制御部14と、コンデ
ンサ15とから構成される。図1でFET13はスイッ
チ通電部13aとダイオード13bの2つの素子から構
成されるものとして描かれている。このダイオード13
bはFET13の寄生ダイオードである。コンデンサ1
5は蓄電機能と平滑機能を有する。なお、コンデンサ1
5に代えてバッテリ(充電池)を用いることもできる。
【0024】コイル11の上流側(図中左端)は入力端
子Vinとなっており、下流側(図中右端)はFET1
2のドレインおよびFET13のソースに接続されてい
る。FET12のドレインはコイル11の下流側と接続
され、ソースは接地されている。FET12のゲートに
は駆動制御部14からの駆動信号Sが入力される。FE
T13は寄生ダイオード13bを含んで構成され、ソー
スをコイル11の下流側に接続し、ドレインを出力端子
Voutに接続している。FET13のゲートには駆動
制御部14からの駆動信号S’が入力される。FET1
2とFET13へ駆動信号S,S’を供給する駆動制御
部14は、昇圧駆動用の回路や専用ICで構成される。
子Vinとなっており、下流側(図中右端)はFET1
2のドレインおよびFET13のソースに接続されてい
る。FET12のドレインはコイル11の下流側と接続
され、ソースは接地されている。FET12のゲートに
は駆動制御部14からの駆動信号Sが入力される。FE
T13は寄生ダイオード13bを含んで構成され、ソー
スをコイル11の下流側に接続し、ドレインを出力端子
Voutに接続している。FET13のゲートには駆動
制御部14からの駆動信号S’が入力される。FET1
2とFET13へ駆動信号S,S’を供給する駆動制御
部14は、昇圧駆動用の回路や専用ICで構成される。
【0025】FET12がオンのときには、コイル11
に電流が流れ、そのインダクタンス作用に基づきエネル
ギが蓄えられる。このとき、FET13はオフとなって
おり、出力端子Vout側へ電流は流れていない。次に
駆動信号SによりFET12がオンからオフになる時、
コイル11に流れる電流が遮断される。この遮断による
磁束の変化を妨げるようにコイル11で起電力が生じ
る。この結果、コイル11の両端間に電圧が発生する。
このとき、駆動信号S’によってFET13がオンにな
ると、コイル11側から電流がFET13のスイッチ通
電部13aを経由して出力端子Voutへ供給される。
コイル11の下流側に生じる電圧は、入力端子Vinに
印加されている電圧とコイル11の両端間に発生した電
圧の和となっている。駆動信号S’によってFET13
がオンになる直前はFET13の寄生ダイオード13b
を経由して出力端子Vout側へ電流が流れ、出力端子
Vo utへ電圧が供給される。
に電流が流れ、そのインダクタンス作用に基づきエネル
ギが蓄えられる。このとき、FET13はオフとなって
おり、出力端子Vout側へ電流は流れていない。次に
駆動信号SによりFET12がオンからオフになる時、
コイル11に流れる電流が遮断される。この遮断による
磁束の変化を妨げるようにコイル11で起電力が生じ
る。この結果、コイル11の両端間に電圧が発生する。
このとき、駆動信号S’によってFET13がオンにな
ると、コイル11側から電流がFET13のスイッチ通
電部13aを経由して出力端子Voutへ供給される。
コイル11の下流側に生じる電圧は、入力端子Vinに
印加されている電圧とコイル11の両端間に発生した電
圧の和となっている。駆動信号S’によってFET13
がオンになる直前はFET13の寄生ダイオード13b
を経由して出力端子Vout側へ電流が流れ、出力端子
Vo utへ電圧が供給される。
【0026】以上のように、出力端子VoutへFET
13のスイッチ通電部13aおよび寄生ダイオード13
bを介して、昇圧作用で生じた高電圧が与えられる。コ
ンデンサ15は、印加された高電圧によって蓄電を行う
と共に、FET12およびFET13のオン・オフの繰
り返しによって発生する高電圧の変動を平滑化する。な
お、コンデンサ15に代えてバッテリを用いた場合に
も、FET12とFET13のオン・オフ動作の繰り返
しによって発生する高電圧に基づく蓄電を行う。
13のスイッチ通電部13aおよび寄生ダイオード13
bを介して、昇圧作用で生じた高電圧が与えられる。コ
ンデンサ15は、印加された高電圧によって蓄電を行う
と共に、FET12およびFET13のオン・オフの繰
り返しによって発生する高電圧の変動を平滑化する。な
お、コンデンサ15に代えてバッテリを用いた場合に
も、FET12とFET13のオン・オフ動作の繰り返
しによって発生する高電圧に基づく蓄電を行う。
【0027】図2は、FET12およびFET13の各
ゲートへ与えられる駆動信号S,S’の入力状態を示
す。駆動信号SでFET12をオフにし、その後同時オ
ン状態が生じないように駆動信号S’でFET13をオ
ンするようにするため、FET12のゲートへの駆動信
号Sのオン状態の時間をFET13のゲートへの駆動信
号S’のオフ状態の時間よりも短くしている。図2にお
いて、駆動信号S,S’を別々に入力しているが、駆動
信号S,S’は同一の駆動制御部14から供給される。
ゲートへ与えられる駆動信号S,S’の入力状態を示
す。駆動信号SでFET12をオフにし、その後同時オ
ン状態が生じないように駆動信号S’でFET13をオ
ンするようにするため、FET12のゲートへの駆動信
号Sのオン状態の時間をFET13のゲートへの駆動信
号S’のオフ状態の時間よりも短くしている。図2にお
いて、駆動信号S,S’を別々に入力しているが、駆動
信号S,S’は同一の駆動制御部14から供給される。
【0028】図3は、上記駆動信号S,S’の波形と、
FET12およびFET13の動作状態を示す。Sdは
FET12の動作状態、S’dはFET13の動作状態
を示している。駆動信号SでFET12をオフにし、そ
の後同時オン状態が生じないように駆動信号S’でFE
T13をオンするようにするため、FET12のゲート
への駆動信号Sのオン状態の時間がFET13のゲート
への駆動信号S’のオフ状態の時間よりも短くしてい
る。ここで、FET12がオンからオフに切り替わる時
の時刻T1とFET13がオフからオンに切り替わる時
の時刻T2の差はデッドタイムDTである。このデッド
タイムDTで、2つの駆動信号の間において同時オフの
状態を作る。
FET12およびFET13の動作状態を示す。Sdは
FET12の動作状態、S’dはFET13の動作状態
を示している。駆動信号SでFET12をオフにし、そ
の後同時オン状態が生じないように駆動信号S’でFE
T13をオンするようにするため、FET12のゲート
への駆動信号Sのオン状態の時間がFET13のゲート
への駆動信号S’のオフ状態の時間よりも短くしてい
る。ここで、FET12がオンからオフに切り替わる時
の時刻T1とFET13がオフからオンに切り替わる時
の時刻T2の差はデッドタイムDTである。このデッド
タイムDTで、2つの駆動信号の間において同時オフの
状態を作る。
【0029】この同時オフ状態であるデッドタイムDT
を有する駆動信号S,S’をそれぞれFET12,13
へ入力すると、動作状態においてもFET12がオンか
らオフおよびオフからオンに切り替わるときに、FET
12とFET13が同時オフ状態となる同時オフ区間W
が生じる。このため、FET12およびFET13の各
動作の過渡状態においても、2つのFETのオン状態が
重複することがなく、出力側の高電圧に基づく電流が逆
流することはない。
を有する駆動信号S,S’をそれぞれFET12,13
へ入力すると、動作状態においてもFET12がオンか
らオフおよびオフからオンに切り替わるときに、FET
12とFET13が同時オフ状態となる同時オフ区間W
が生じる。このため、FET12およびFET13の各
動作の過渡状態においても、2つのFETのオン状態が
重複することがなく、出力側の高電圧に基づく電流が逆
流することはない。
【0030】上述したような構成の昇圧回路において、
同時オフ状態となるようにデッドタイムDTを有する駆
動信号S,S’をそれぞれFET12とFET13へ入
力した場合、FET13での消費電力は前述の(2)式
で算出される。(2)式において、IoutはFET1
3を流れる電流、RonはFETのオン抵抗、FET
offdutyはFET12のオフデューティである。
ここで、前述の(1)式で算出される従来のダイオード
を使用した場合の消費電力よりも少ない消費電力である
ためには、前述の(3)式の条件を満たす必要がある。
同時オフ状態となるようにデッドタイムDTを有する駆
動信号S,S’をそれぞれFET12とFET13へ入
力した場合、FET13での消費電力は前述の(2)式
で算出される。(2)式において、IoutはFET1
3を流れる電流、RonはFETのオン抵抗、FET
offdutyはFET12のオフデューティである。
ここで、前述の(1)式で算出される従来のダイオード
を使用した場合の消費電力よりも少ない消費電力である
ためには、前述の(3)式の条件を満たす必要がある。
【0031】(3)式を満たすようなFET13を使用
すれば、従来のごときダイオードを使用した場合より
も、消費電力が少なくでき、これによって発熱量を低減
できる。また、電流の逆流防止には寄生ダイオード13
bが機能するため、電流の逆流を完全に防ぐことができ
る。
すれば、従来のごときダイオードを使用した場合より
も、消費電力が少なくでき、これによって発熱量を低減
できる。また、電流の逆流防止には寄生ダイオード13
bが機能するため、電流の逆流を完全に防ぐことができ
る。
【0032】図4は本発明に係る電源装置の昇圧装置を
適用した第1の適用例を示す。図4において上記実施形
態で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号
を付している。図4で15は上記コンデンサ、16は車
載バッテリ、17はモータユニットである。モータユニ
ット17は電動パワーステアリング装置で補助操舵力を
供給するのに使用される駆動源である。駆動制御部14
は、FET12とFET13のそれぞれへ駆動信号S,
S’を供給し、FET12,13のオン・オフ動作を制
御する。FET12がオンのとき、車載バッテリ16に
よる所定の低電圧の印加によって、コイル11にエネル
ギが蓄えられる。FET12がオフになり、FET13
がオンとなったときに、コイル11に蓄えられたエネル
ギが解放され、オン状態になったFET13を介して下
流側へ電流が流れる。コンデンサ15は、蓄電を行いか
つ電流を平滑し、モータ17ユニットに高電圧による大
電流を供給する。前述したように据え切り時に大電流が
必要となる電動パワーステアリング装置において、適切
な電流が上記昇圧装置によって供給される。この場合に
おいてFET13での消費電力は少なく、発熱が低減さ
れる。
適用した第1の適用例を示す。図4において上記実施形
態で説明した要素と実質的に同一の要素には同一の符号
を付している。図4で15は上記コンデンサ、16は車
載バッテリ、17はモータユニットである。モータユニ
ット17は電動パワーステアリング装置で補助操舵力を
供給するのに使用される駆動源である。駆動制御部14
は、FET12とFET13のそれぞれへ駆動信号S,
S’を供給し、FET12,13のオン・オフ動作を制
御する。FET12がオンのとき、車載バッテリ16に
よる所定の低電圧の印加によって、コイル11にエネル
ギが蓄えられる。FET12がオフになり、FET13
がオンとなったときに、コイル11に蓄えられたエネル
ギが解放され、オン状態になったFET13を介して下
流側へ電流が流れる。コンデンサ15は、蓄電を行いか
つ電流を平滑し、モータ17ユニットに高電圧による大
電流を供給する。前述したように据え切り時に大電流が
必要となる電動パワーステアリング装置において、適切
な電流が上記昇圧装置によって供給される。この場合に
おいてFET13での消費電力は少なく、発熱が低減さ
れる。
【0033】図5は本発明に係る電源装置の昇圧装置を
適用した第2の適用例を示す図である。図5において上
記実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には同
一の符号を付している。18は電圧の低い給電用バッテ
リ、19は充電用バッテリである。バッテリ18による
低電圧の印加によって、FET12がオンのとき、コイ
ル11に蓄えられたエネルギが、FET12がオフにな
り、FET13がオンとなったときに、解放される。コ
イル11に発生した逆起電力による電圧とバッテリ18
の電圧による昇圧された電圧がバッテリ19に印加さ
れ、蓄電される。従来のダイオードを使用していた部位
にFET13を用いているため、消費電力が少なく、バ
ッテリ18から印加された電圧を昇圧し効率よくバッテ
リ19を充電することができる。
適用した第2の適用例を示す図である。図5において上
記実施形態で説明した要素と実質的に同一の要素には同
一の符号を付している。18は電圧の低い給電用バッテ
リ、19は充電用バッテリである。バッテリ18による
低電圧の印加によって、FET12がオンのとき、コイ
ル11に蓄えられたエネルギが、FET12がオフにな
り、FET13がオンとなったときに、解放される。コ
イル11に発生した逆起電力による電圧とバッテリ18
の電圧による昇圧された電圧がバッテリ19に印加さ
れ、蓄電される。従来のダイオードを使用していた部位
にFET13を用いているため、消費電力が少なく、バ
ッテリ18から印加された電圧を昇圧し効率よくバッテ
リ19を充電することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次の効果を奏する。
れば、次の効果を奏する。
【0035】請求項1に係る本発明によれば、ダイオー
ドに代えて、例えばFETのようなスイッチ要素を使用
したので、消費電力を抑えることができ、発熱低減効果
のある電源装置の昇圧装置を実現することができる。
ドに代えて、例えばFETのようなスイッチ要素を使用
したので、消費電力を抑えることができ、発熱低減効果
のある電源装置の昇圧装置を実現することができる。
【0036】請求項2に係る本発明によれば、上記の効
果に加えて、同時オフ状態を有する駆動信号を入力する
ようにしたので、電流の逆流を防ぐことができる。
果に加えて、同時オフ状態を有する駆動信号を入力する
ようにしたので、電流の逆流を防ぐことができる。
【図1】本発明に係る電源装置の昇圧装置の代表的実施
形態を示す回路図である。
形態を示す回路図である。
【図2】2つのFETの各ゲートへの駆動信号の入力状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図3】2つのFETの各ゲートへ入力される駆動信号
の波形と、2つのFETの各動作状態を示す図である。
の波形と、2つのFETの各動作状態を示す図である。
【図4】本発明に係る電源装置の昇圧装置を適用した第
1適用例を示す回路図である。
1適用例を示す回路図である。
【図5】本発明に係る電源装置の昇圧装置を適用した第
2適用例を示す回路図である。
2適用例を示す回路図である。
【図6】従来の昇圧回路の回路構成図である。
10 昇圧装置
11 コイル
12 FET
13 FET
13a スイッチ通電部
13b ダイオード
14 駆動制御部
15 コンデンサ
16 車載バッテリ
17 モータユニット
18 給電用バッテリ
19 充電用バッテリ
DT デッドタイム
S,S’ 駆動信号
W 同時オフ区間
Claims (3)
- 【請求項1】 第1駆動信号によってオン・オフされる
第1スイッチ要素と、 前記第1スイッチ要素のオンのときにエネルギを蓄え、
オフした瞬間に前記エネルギを解放するインダクタンス
回路要素と、 前記インダクタンス回路要素の下流側に接続され、前記
第1スイッチ要素がオフのときに第2駆動信号によって
オンになって前記インダクタンス回路要素から供給され
る電流を流す第2スイッチ要素と、 前記第2スイッチ要素の下流側に接続される蓄電要素
と、 前記第1駆動信号と前記第2駆動信号を供給する駆動制
御手段と、 を備えて成ることを特徴とする電源装置の昇圧装置。 - 【請求項2】 前記第1駆動信号で前記第1スイッチ要
素をオフにし、その後同時オン状態が生じないように前
記第2駆動信号で前記第2スイッチ要素をオンすること
を特徴とする請求項1記載の電源装置の昇圧装置。 - 【請求項3】 前記第2スイッチ要素はFETであり、
このFETのソースが前記インダクタンス回路要素に接
続されていることを特徴とする請求項2記載の電源装置
の昇圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035992A JP2003244943A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 電源装置の昇圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035992A JP2003244943A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 電源装置の昇圧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003244943A true JP2003244943A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27778022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002035992A Pending JP2003244943A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 電源装置の昇圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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