JP2003232340A - スラスト軸受 - Google Patents
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
- F16C17/047—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with fixed wedges to generate hydrodynamic pressure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転軸の軸心がスラスト軸受の軸心からずれ
ても、スラスト軸受とスラストカラーの間で片当りを生
じさせることなくスラスト荷重を支持可能としたスラス
ト軸受を提供する。 【解決手段】回転軸1に取り付けられたスラストカラー
3を介して回転軸1に働くスラスト荷重を支持するスラ
スト軸受2である。スラスト軸受2には、半径方向に内
周パッド21と外周パッド22が配置されており、各パ
ッド21、22は円周方向に複数個に分割されている。
外周パッド22は、そのランド部に前記スラストカラー
3との間のすき間が外周側で広くなるテーパ23が形成
されている。このスラスト軸受2では、回転軸1の軸心
がずれると、片当りが生ずる側において、外周側で広く
なるテーパ23が形成されたランド部22Dがスラスト
カラー3と平行になるように近づいて、その片当り側の
外周パッド22がスラスト荷重を支持する割合が増え、
片当りによる温度上昇や焼付きを防ぐことができる。
ても、スラスト軸受とスラストカラーの間で片当りを生
じさせることなくスラスト荷重を支持可能としたスラス
ト軸受を提供する。 【解決手段】回転軸1に取り付けられたスラストカラー
3を介して回転軸1に働くスラスト荷重を支持するスラ
スト軸受2である。スラスト軸受2には、半径方向に内
周パッド21と外周パッド22が配置されており、各パ
ッド21、22は円周方向に複数個に分割されている。
外周パッド22は、そのランド部に前記スラストカラー
3との間のすき間が外周側で広くなるテーパ23が形成
されている。このスラスト軸受2では、回転軸1の軸心
がずれると、片当りが生ずる側において、外周側で広く
なるテーパ23が形成されたランド部22Dがスラスト
カラー3と平行になるように近づいて、その片当り側の
外周パッド22がスラスト荷重を支持する割合が増え、
片当りによる温度上昇や焼付きを防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスラスト軸受に関
し、特に、大型過給機やターボ機械等の回転軸に適用し
て好適なスラスト軸受に関する。
し、特に、大型過給機やターボ機械等の回転軸に適用し
て好適なスラスト軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】大型ターボ機械用の回転軸には、大きな
軸方向の推力が発生する。このため軸受支持部に変形や
傾斜を生じる頻度が高い。また、軸受とハウジングは構
造と材質が各軸受部で異なることによって軸受部間に熱
膨張差を生じ、これによって回転軸の軸心に多少の傾き
を生じ、スラスト軸受とスラストカラーの間で片当たり
を生じる。
軸方向の推力が発生する。このため軸受支持部に変形や
傾斜を生じる頻度が高い。また、軸受とハウジングは構
造と材質が各軸受部で異なることによって軸受部間に熱
膨張差を生じ、これによって回転軸の軸心に多少の傾き
を生じ、スラスト軸受とスラストカラーの間で片当たり
を生じる。
【0003】スラスト軸受とスラストカラーの間で片当
たりを生じると、パッドの油膜厚が薄くなり、スラスト
荷重を支持することができずに急激な温度上昇や焼付き
を生ずる危険がある。
たりを生じると、パッドの油膜厚が薄くなり、スラスト
荷重を支持することができずに急激な温度上昇や焼付き
を生ずる危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、回転軸の軸
心がスラスト軸受の軸心からずれても、スラスト軸受と
スラストカラーの間で片当りを生じさせることなくスラ
スト荷重を支持可能としたスラスト軸受を提供すること
を課題としている。
心がスラスト軸受の軸心からずれても、スラスト軸受と
スラストカラーの間で片当りを生じさせることなくスラ
スト荷重を支持可能としたスラスト軸受を提供すること
を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、回転軸に取り付けられたスラストカラーを
介して回転軸に働くスラスト荷重を支持するスラスト軸
受であって、同スラスト軸受は、円周方向に複数個に分
割されたパッドが半径方向に複数列配置されており、か
つ、半径方向の外周側に配置された前記パッドには、そ
のランド部に前記スラストカラーとの間のすき間が外周
側で広くなるテーパが形成されていることを特徴とする
スラスト軸受を提供する。
決するため、回転軸に取り付けられたスラストカラーを
介して回転軸に働くスラスト荷重を支持するスラスト軸
受であって、同スラスト軸受は、円周方向に複数個に分
割されたパッドが半径方向に複数列配置されており、か
つ、半径方向の外周側に配置された前記パッドには、そ
のランド部に前記スラストカラーとの間のすき間が外周
側で広くなるテーパが形成されていることを特徴とする
スラスト軸受を提供する。
【0006】本発明のスラスト軸受では、円周方向に複
数個に分割されるとともに、半径方向に複数列配置され
たパッドのうち、半径方向外周側に配置されたパッド
に、スラストカラーとのすき間が外周側で広くなるテー
パがそのランド部に形成されているので、回転軸の軸心
がずれると、片当りが生ずる側において、外周側で広く
なるテーパ部が形成されたランド部がスラストカラーと
平行になるように近づいて、その片当り側の外周パッド
がスラスト荷重を支持する割合が増える。
数個に分割されるとともに、半径方向に複数列配置され
たパッドのうち、半径方向外周側に配置されたパッド
に、スラストカラーとのすき間が外周側で広くなるテー
パがそのランド部に形成されているので、回転軸の軸心
がずれると、片当りが生ずる側において、外周側で広く
なるテーパ部が形成されたランド部がスラストカラーと
平行になるように近づいて、その片当り側の外周パッド
がスラスト荷重を支持する割合が増える。
【0007】こうして、回転軸の軸心がずれたときに片
当りが生ずる側の外周のパッドがスラスト荷重を支える
割合を増やし、片当りによる温度上昇や焼付きを防ぐこ
とができる。本発明のスラスト軸受において、外周側の
パッドに形成する前記テーパとしては、階段状に形成し
たものにして加工を容易にすることができる。
当りが生ずる側の外周のパッドがスラスト荷重を支える
割合を増やし、片当りによる温度上昇や焼付きを防ぐこ
とができる。本発明のスラスト軸受において、外周側の
パッドに形成する前記テーパとしては、階段状に形成し
たものにして加工を容易にすることができる。
【0008】また、本発明によるスラスト軸受におい
て、円周方向に複数個に分割されて半径方向に複数列配
置するパッド列におけるランド部を円周方向に互いに重
ならないように位相をずらして配置した構成にすると、
両者の位相が同じ場合に比べて潤滑油の側方漏れが大幅
に減少され、荷重負担能力が大きく向上されたものとな
って好ましい。
て、円周方向に複数個に分割されて半径方向に複数列配
置するパッド列におけるランド部を円周方向に互いに重
ならないように位相をずらして配置した構成にすると、
両者の位相が同じ場合に比べて潤滑油の側方漏れが大幅
に減少され、荷重負担能力が大きく向上されたものとな
って好ましい。
【0009】更に、本発明によるスラスト軸受におい
て、内周側のパッド列の少なくとも1列におけるパッド
及びその保持部材の一方又は両方に、外周側のパッドに
向けて開口する空洞を設けた構造にすると、パッドの弾
性変形が大きくなって回転軸の軸心がずれたときに片当
りする方向のパッドが容易に弾性変形し、スラストカラ
ーとの間に油膜厚さを確保し易くし、片当り側における
パッドのスラスト荷重負担能力を発揮させることができ
るものとなって好ましい。
て、内周側のパッド列の少なくとも1列におけるパッド
及びその保持部材の一方又は両方に、外周側のパッドに
向けて開口する空洞を設けた構造にすると、パッドの弾
性変形が大きくなって回転軸の軸心がずれたときに片当
りする方向のパッドが容易に弾性変形し、スラストカラ
ーとの間に油膜厚さを確保し易くし、片当り側における
パッドのスラスト荷重負担能力を発揮させることができ
るものとなって好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるスラスト軸受
を図示した実施形態に基づいて具体的に説明する。
を図示した実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0011】(第1実施形態)まず、図1〜図4に示し
た第1実施形態によるスラスト軸受について説明する。
図1〜図4において、1は回転軸で、回転軸1にはスラ
ストカラー3が取り付けられており、回転軸1に働くス
ラスト荷重はスラストカラー3を介してスラスト軸受2
で支持される。また、スラスト軸受2はハウジング4に
保持されている。スラスト軸受2は、図2、3に示すよ
うに半径方向に複数列(本実施形態では内周パッド21
と外周パッド22の2列)の環状パッド群を有してい
る。
た第1実施形態によるスラスト軸受について説明する。
図1〜図4において、1は回転軸で、回転軸1にはスラ
ストカラー3が取り付けられており、回転軸1に働くス
ラスト荷重はスラストカラー3を介してスラスト軸受2
で支持される。また、スラスト軸受2はハウジング4に
保持されている。スラスト軸受2は、図2、3に示すよ
うに半径方向に複数列(本実施形態では内周パッド21
と外周パッド22の2列)の環状パッド群を有してい
る。
【0012】それらのパッドのうち周縁部に位置する外
周パッド22におけるスラストカラー3との接触面に
は、図3に見られるように半径に比例した下り勾配とな
るテーパ23が付されている。つまり外周パッド22に
はスラストカラー3とのすき間が外周側になるほど広く
なるテーパ23が形成されている。一方、内周パッド2
1は、テーパ部21Cとランド部21Dを有している。
周パッド22におけるスラストカラー3との接触面に
は、図3に見られるように半径に比例した下り勾配とな
るテーパ23が付されている。つまり外周パッド22に
はスラストカラー3とのすき間が外周側になるほど広く
なるテーパ23が形成されている。一方、内周パッド2
1は、テーパ部21Cとランド部21Dを有している。
【0013】以上のように、スラスト軸受2は内周パッ
ド21と外周パッド22の2列のパッド群より構成さ
れ、さらにそれぞれの外周パッド22は、図2、図4に
示すように給油口22A、給油溝22B、テーパ部22
C、ランド部22Dで構成されている。図3に示すよう
に外周パッド22のランド部22Dは内周側から外周側
に向けて下り勾配となるテーパ23を有している。図2
の場合、給油溝22Bが内周パッド21と外周パッド2
2への給油を兼ねた構成としているが、外周パッド22
の給油溝を全く別系統にしてもよい。
ド21と外周パッド22の2列のパッド群より構成さ
れ、さらにそれぞれの外周パッド22は、図2、図4に
示すように給油口22A、給油溝22B、テーパ部22
C、ランド部22Dで構成されている。図3に示すよう
に外周パッド22のランド部22Dは内周側から外周側
に向けて下り勾配となるテーパ23を有している。図2
の場合、給油溝22Bが内周パッド21と外周パッド2
2への給油を兼ねた構成としているが、外周パッド22
の給油溝を全く別系統にしてもよい。
【0014】また、各列のパッド21、22の枚数や1
枚の大きさ、テーパ23の角度については運転条件など
によって選択する。一例を示すと、外周パッド22のラ
ンド部におけるテーパ23の始点はパッド22の内周側
から2/3の位置で、パッドの直径が250mmの場
合、最外周でのすき間が20μm〜30μm程度となる
のが適当である。さらに本実施形態では、パッド群は2
列のものについて説明したが必要に応じて3列、4列の
ものも同様に適用できる。
枚の大きさ、テーパ23の角度については運転条件など
によって選択する。一例を示すと、外周パッド22のラ
ンド部におけるテーパ23の始点はパッド22の内周側
から2/3の位置で、パッドの直径が250mmの場
合、最外周でのすき間が20μm〜30μm程度となる
のが適当である。さらに本実施形態では、パッド群は2
列のものについて説明したが必要に応じて3列、4列の
ものも同様に適用できる。
【0015】以上の構造を有する第1実施形態によるス
ラスト軸受において、回転軸1の軸心が水平面上で回転
しているときは、外周パッド22はスラストカラー3と
の間に内周パッド21に比べて広いすき間を有している
ことと、外周側にすき間が広がるようにテーパ23が形
成されていることにより潤滑油が外に逃げ易い。このた
め内周パッド21に比べて外周パッド22はスラスト荷
重の支持にほとんど寄与しない。
ラスト軸受において、回転軸1の軸心が水平面上で回転
しているときは、外周パッド22はスラストカラー3と
の間に内周パッド21に比べて広いすき間を有している
ことと、外周側にすき間が広がるようにテーパ23が形
成されていることにより潤滑油が外に逃げ易い。このた
め内周パッド21に比べて外周パッド22はスラスト荷
重の支持にほとんど寄与しない。
【0016】しかし、回転軸1の軸心が水平面から上下
にずれる、いわゆる心外れを生じると、スラストカラー
3とスラスト軸受2が平行でなくなり片当たりを生じ
る。外周パッド22がない場合は、油膜崩壊が起きなけ
れば片当たり方向の油膜が減少して圧力が上昇し、スラ
スト荷重を支持する。
にずれる、いわゆる心外れを生じると、スラストカラー
3とスラスト軸受2が平行でなくなり片当たりを生じ
る。外周パッド22がない場合は、油膜崩壊が起きなけ
れば片当たり方向の油膜が減少して圧力が上昇し、スラ
スト荷重を支持する。
【0017】本実施形態によるスラスト軸受のように外
周パッド22にテーパ23が形成されていると、片当た
り方向で外周パッド22とスラストカラー3が平行に近
づくため、外周パッド22がスラスト荷重を支持する割
合が増加する。これにより、片当り側における油膜厚さ
の減少を少なくしてスラスト荷重を支持することが出来
るようになる。したがって、十分な油膜厚さを維持でき
るので急激な温度上昇や、焼付きに至る危険性を低減で
きることとなる。
周パッド22にテーパ23が形成されていると、片当た
り方向で外周パッド22とスラストカラー3が平行に近
づくため、外周パッド22がスラスト荷重を支持する割
合が増加する。これにより、片当り側における油膜厚さ
の減少を少なくしてスラスト荷重を支持することが出来
るようになる。したがって、十分な油膜厚さを維持でき
るので急激な温度上昇や、焼付きに至る危険性を低減で
きることとなる。
【0018】(第2実施形態)次に、図5、図6に示し
た第2実施形態によるスラスト軸受について説明する。
なお、この第2実施形態では、第1実施形態に比べて特
徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラスト
軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符号と
同じ符号を付してあり、それらについての重複する説明
は省略する。
た第2実施形態によるスラスト軸受について説明する。
なお、この第2実施形態では、第1実施形態に比べて特
徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラスト
軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符号と
同じ符号を付してあり、それらについての重複する説明
は省略する。
【0019】図5、6に示すように、この第2実施形態
のスラスト軸受2の外周パッド22のランド部22D
は、内周パッド21のランド部21Dに比べて半径方向
に階段状に薄くなるように配置する。つまり、図6に示
しているように外周、内周2列の場合は内周パッド21
のランド部21Dに対して外周パッド22のランド部2
2Dが階段状に一段低くなっており、外周側がスラスト
カラー3とのすき間aが広くなる。その他の構造は、第
1実施形態によるスラスト軸受の構造と同じであり、そ
の説明を省略する。
のスラスト軸受2の外周パッド22のランド部22D
は、内周パッド21のランド部21Dに比べて半径方向
に階段状に薄くなるように配置する。つまり、図6に示
しているように外周、内周2列の場合は内周パッド21
のランド部21Dに対して外周パッド22のランド部2
2Dが階段状に一段低くなっており、外周側がスラスト
カラー3とのすき間aが広くなる。その他の構造は、第
1実施形態によるスラスト軸受の構造と同じであり、そ
の説明を省略する。
【0020】以上の構造を有する第2実施形態のスラス
ト軸受において、回転軸1が角度的な心外れを生じたと
きに、片当たり方向の外周パッド22のランド部22D
とスラストカラー3が近づいて、この部分でスラスト荷
重の支持ができるので、スラスト荷重に対する負荷能力
が上昇して内周パッド21の油膜厚さの減少を抑制でき
る。なお、半径方向に3段以上のパッドを有する軸受に
おいては、外周側に移行するにつれてパッドを順次、階
段状に形成して、スラストカラーとのすき間が広がるよ
うに形成しておくこともできる。この第2実施形態によ
るスラスト軸受は、パッドに形成するテーパを階段状に
してあるので、第1実施形態の場合に比べ、工作が非常
にしやすいというメリットがある。
ト軸受において、回転軸1が角度的な心外れを生じたと
きに、片当たり方向の外周パッド22のランド部22D
とスラストカラー3が近づいて、この部分でスラスト荷
重の支持ができるので、スラスト荷重に対する負荷能力
が上昇して内周パッド21の油膜厚さの減少を抑制でき
る。なお、半径方向に3段以上のパッドを有する軸受に
おいては、外周側に移行するにつれてパッドを順次、階
段状に形成して、スラストカラーとのすき間が広がるよ
うに形成しておくこともできる。この第2実施形態によ
るスラスト軸受は、パッドに形成するテーパを階段状に
してあるので、第1実施形態の場合に比べ、工作が非常
にしやすいというメリットがある。
【0021】(第3実施形態)次に、図7〜図9に示し
た第3実施形態によるスラスト軸受について説明する。
なお、この第3実施形態では、第1実施形態に比べて特
徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラスト
軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符号と
同じ符号を付してあり、それらについての重複する説明
は省略する。
た第3実施形態によるスラスト軸受について説明する。
なお、この第3実施形態では、第1実施形態に比べて特
徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラスト
軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符号と
同じ符号を付してあり、それらについての重複する説明
は省略する。
【0022】図7〜図9に示すように、この第3実施形
態によるスラスト軸受のパッドは半径方向に2列配置さ
れており、隣り合う列の内周パッド21と外周パッド2
2のランド部21D,22Dが円周方向に重ならないよ
うに位相をずらして配置してある。すなわち、図7に見
られるように、内周パッド21のランド部21Dと21
Dの間に外周パッド22のランド部22Dが位置するよ
うに円周方向にパッドの配置をずらして形成している。
態によるスラスト軸受のパッドは半径方向に2列配置さ
れており、隣り合う列の内周パッド21と外周パッド2
2のランド部21D,22Dが円周方向に重ならないよ
うに位相をずらして配置してある。すなわち、図7に見
られるように、内周パッド21のランド部21Dと21
Dの間に外周パッド22のランド部22Dが位置するよ
うに円周方向にパッドの配置をずらして形成している。
【0023】パッドを複数列配置したものにおいて、内
周パッド21のランド部21Dと外周パッド22のラン
ド部22Dが円周方向に位相をずらして配置した場合に
は、1枚のパッドを半径方向に広げたもの、つまり両者
の位相が同じ場合と比較して潤滑油の側方漏れを著しく
減少させることができる。これにより荷重負荷能力の向
上が図られるとともに潤滑油の温度の上昇を防ぎ、冷却
効果を維持することができる。
周パッド21のランド部21Dと外周パッド22のラン
ド部22Dが円周方向に位相をずらして配置した場合に
は、1枚のパッドを半径方向に広げたもの、つまり両者
の位相が同じ場合と比較して潤滑油の側方漏れを著しく
減少させることができる。これにより荷重負荷能力の向
上が図られるとともに潤滑油の温度の上昇を防ぎ、冷却
効果を維持することができる。
【0024】なお、複数パッドのパッドランド部は、第
3実施形態で説明したように半径方向に階段状に形成し
てスラストカラーとの間隔が順次広がるように形成され
ている。また、図7に示すものは内周パッド21と外周
パッド22のパッドの数は12個で同数であるが、パッ
ドの個数を変えることによってパッドのランド部が重な
らないようにしてもよい。この場合は、パッドの配置が
し易いというメリットがある。
3実施形態で説明したように半径方向に階段状に形成し
てスラストカラーとの間隔が順次広がるように形成され
ている。また、図7に示すものは内周パッド21と外周
パッド22のパッドの数は12個で同数であるが、パッ
ドの個数を変えることによってパッドのランド部が重な
らないようにしてもよい。この場合は、パッドの配置が
し易いというメリットがある。
【0025】(第4実施形態)次に、図10、図11に
示した第4実施形態によるスラスト軸受について説明す
る。なお、この第4実施形態では、第1実施形態に比べ
て特徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラ
スト軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符
号と同じ符号を付してあり、それらについての重複する
説明は省略する。
示した第4実施形態によるスラスト軸受について説明す
る。なお、この第4実施形態では、第1実施形態に比べ
て特徴的な部分のみを説明し、第1実施形態によるスラ
スト軸受と構造が同じ部分には第1実施形態における符
号と同じ符号を付してあり、それらについての重複する
説明は省略する。
【0026】図10に示すように、この第4実施形態に
よるスラスト軸受では、パッドが半径方向に複数列(図
では2列)配置されている。内周パッド21の保持部材
5に空洞6を形成してある。空洞6の形状は図11に示
すようにコ字状のくり抜きでもよいし、点線で示すよう
にくさび状でもよい。いずれにしても空洞6は外周パッ
ド22の方向に開口を有するように形成するのが効果的
である。
よるスラスト軸受では、パッドが半径方向に複数列(図
では2列)配置されている。内周パッド21の保持部材
5に空洞6を形成してある。空洞6の形状は図11に示
すようにコ字状のくり抜きでもよいし、点線で示すよう
にくさび状でもよい。いずれにしても空洞6は外周パッ
ド22の方向に開口を有するように形成するのが効果的
である。
【0027】また、空洞6は全周空洞である必要はな
い。保持材5の強度にも関係するが、空洞6を間隔をあ
けて形成するか、空洞6内にリブを補強してもよい。そ
して、空洞6を持ったパッド列に隣接するパッド列にテ
ーパ23を形成する(階段状でもよい)。図11に示す
ように、内周パッド21の一部もしくは保持材5の一部
が空洞6となっており、外周パッド22はスラストカラ
ー3との間のすき間が半径方向に広がるように内周側パ
ッド面とは1段下がった状態で、かつ内周側から外周側
へかけて下り勾配を持つようにテーパ23が形成されて
いる。
い。保持材5の強度にも関係するが、空洞6を間隔をあ
けて形成するか、空洞6内にリブを補強してもよい。そ
して、空洞6を持ったパッド列に隣接するパッド列にテ
ーパ23を形成する(階段状でもよい)。図11に示す
ように、内周パッド21の一部もしくは保持材5の一部
が空洞6となっており、外周パッド22はスラストカラ
ー3との間のすき間が半径方向に広がるように内周側パ
ッド面とは1段下がった状態で、かつ内周側から外周側
へかけて下り勾配を持つようにテーパ23が形成されて
いる。
【0028】以上のように構成した第4実施形態による
スラスト軸受において、パッドもしくはその保持材5の
一部に空洞6を設けることにより、パッドが圧力を受け
たときの弾性変形が大きくなる。回転軸1の軸心が角度
的な心外れを生じたときに、片当たりする方向のパッド
が効率よく弾性変形する(例えば図11の矢印の方向
に)ことによってスラスト荷重を支持するための油膜厚
さを確保でき、また隣接するパッドが負荷能力を発揮す
るのでパッドの油膜厚さが薄くなりすぎることを防ぐこ
とができる。
スラスト軸受において、パッドもしくはその保持材5の
一部に空洞6を設けることにより、パッドが圧力を受け
たときの弾性変形が大きくなる。回転軸1の軸心が角度
的な心外れを生じたときに、片当たりする方向のパッド
が効率よく弾性変形する(例えば図11の矢印の方向
に)ことによってスラスト荷重を支持するための油膜厚
さを確保でき、また隣接するパッドが負荷能力を発揮す
るのでパッドの油膜厚さが薄くなりすぎることを防ぐこ
とができる。
【0029】以上、本発明を実施の形態により具体的に
説明したが、本発明がこれら実施形態に限定されるもの
ではなく、本出願の特許で請求の範囲に示す本発明の範
囲内において種々の変更、変形を加えてよいことはいう
までもない。例えば、図示した実施形態では、半径方向
に内周パッドと外周パッドの2列の系統としたものを示
したが、3列以上でもよいし、また、円周方向にパッド
を分割する数も図示した以外、適宜の数であってよい。
説明したが、本発明がこれら実施形態に限定されるもの
ではなく、本出願の特許で請求の範囲に示す本発明の範
囲内において種々の変更、変形を加えてよいことはいう
までもない。例えば、図示した実施形態では、半径方向
に内周パッドと外周パッドの2列の系統としたものを示
したが、3列以上でもよいし、また、円周方向にパッド
を分割する数も図示した以外、適宜の数であってよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回転軸
に取り付けられたスラストカラーを介して回転軸に働く
スラスト荷重を支持するスラスト軸受であって、同スラ
スト軸受は、円周方向に複数個に分割されたパッドが半
径方向に複数列配置されており、かつ、半径方向の外周
側に配置された前記パッドには、そのランド部に前記ス
ラストカラーとの間のすき間が外周側で広くなるテーパ
が形成されている構造のスラスト軸受を提供する。
に取り付けられたスラストカラーを介して回転軸に働く
スラスト荷重を支持するスラスト軸受であって、同スラ
スト軸受は、円周方向に複数個に分割されたパッドが半
径方向に複数列配置されており、かつ、半径方向の外周
側に配置された前記パッドには、そのランド部に前記ス
ラストカラーとの間のすき間が外周側で広くなるテーパ
が形成されている構造のスラスト軸受を提供する。
【0031】本発明のスラスト軸受では、円周方向に複
数個に分割されるとともに、半径方向に複数列配置され
たパッドのうち、半径方向外周側に配置されたパッドに
は、スラストカラーとのすき間が外周側で広くなるテー
パがそのランド部に形成されている。したがって、回転
軸の軸心がずれると、片当りが生ずる側において、外周
側で広くなるテーパ部が形成されたランド部がスラスト
カラーと平行になるように近づいて、その片当り側の外
周パッドがスラスト荷重を支持する割合が増え、片当り
による温度上昇や焼付きを防ぐことができる。
数個に分割されるとともに、半径方向に複数列配置され
たパッドのうち、半径方向外周側に配置されたパッドに
は、スラストカラーとのすき間が外周側で広くなるテー
パがそのランド部に形成されている。したがって、回転
軸の軸心がずれると、片当りが生ずる側において、外周
側で広くなるテーパ部が形成されたランド部がスラスト
カラーと平行になるように近づいて、その片当り側の外
周パッドがスラスト荷重を支持する割合が増え、片当り
による温度上昇や焼付きを防ぐことができる。
【0032】本発明のスラスト軸受において、外周側の
パッドに形成する前記テーパを階段状に形成したもので
は、加工が容易である。また、本発明によるスラスト軸
受において、円周方向に複数個に分割されて半径方向に
複数列配置するパッド列におけるランド部を円周方向に
互いに重ならないように位相をずらして配置した構成に
したものでは、両者の位相が同じ場合に比べて潤滑油の
側方漏れが大きく減少され、荷重負担能力が大きく向上
される。
パッドに形成する前記テーパを階段状に形成したもので
は、加工が容易である。また、本発明によるスラスト軸
受において、円周方向に複数個に分割されて半径方向に
複数列配置するパッド列におけるランド部を円周方向に
互いに重ならないように位相をずらして配置した構成に
したものでは、両者の位相が同じ場合に比べて潤滑油の
側方漏れが大きく減少され、荷重負担能力が大きく向上
される。
【0033】更に、本発明によるスラスト軸受におい
て、内周側のパッド列の少なくとも1列におけるパッド
及びその保持部材の一方又は両方に、外周側のパッドに
向けて開口する空洞を設けた構造にしたものでは、パッ
ドの弾性変形が大きくなって回転軸の軸心がずれたとき
に片当りする方向のパッドが容易に弾性変形し、スラス
トカラーとの間に油膜厚さを確保し易くし、片当り側に
おけるパッドのスラスト荷重負担能力を発揮させること
ができる。
て、内周側のパッド列の少なくとも1列におけるパッド
及びその保持部材の一方又は両方に、外周側のパッドに
向けて開口する空洞を設けた構造にしたものでは、パッ
ドの弾性変形が大きくなって回転軸の軸心がずれたとき
に片当りする方向のパッドが容易に弾性変形し、スラス
トカラーとの間に油膜厚さを確保し易くし、片当り側に
おけるパッドのスラスト荷重負担能力を発揮させること
ができる。
【図1】 本発明の第1実施形態によるスラスト軸受の
構成を示す全体側面図。
構成を示す全体側面図。
【図2】 図1のII−II線に沿う正面図。
【図3】 図2のIII−III線に沿う正面図。
【図4】 図2のIV−IV線に沿う正面図。
【図5】 本発明の第2実施形態によるスラスト軸受の
構成を示す全体側面図。
構成を示す全体側面図。
【図6】 図5のVI−VI線に沿う正面図。
【図7】 本発明の第3実施形態によるスラスト軸受の
構成を示す全体側面図。
構成を示す全体側面図。
【図8】 図7のVIII−VIII線に沿う正面図。
【図9】 図7のIX−IX線に沿う正面図。
【図10】 本発明の第4実施形態によるスラスト軸受
の図2に対応する正面図。
の図2に対応する正面図。
【図11】 図10のXI−XI線に沿う正面図。
1 回転軸
2 スラスト軸受
3 スラストカラー
4 ハウジング
5 保持部材
6 空洞
21 内周パッド
21C テーパ部
21D ランド部
22 外内周パッド
22A 給油口
22B 給油溝
22C テーパ部
22D ランド部
23 テーパ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3G005 EA16 FA30 FA31 GB39 GB59
GB71
3J011 AA01 AA20 BA15 BA17 BA18
CA01 CA04 JA02 KA03 MA02
MA21
Claims (4)
- 【請求項1】回転軸に取り付けられたスラストカラーを
介して回転軸に働くスラスト荷重を支持するスラスト軸
受であって、同スラスト軸受は、円周方向に複数個に分
割されたパッドが半径方向に複数列配置されており、か
つ、半径方向の外周側に配置された前記パッドには、そ
のランド部に前記スラストカラーとの間のすき間が外周
側で広くなるテーパが形成されていることを特徴とする
スラスト軸受。 - 【請求項2】前記テーパを階段状に形成したことを特徴
とする請求項1に記載のスラスト軸。 - 【請求項3】半径方向に隣り合う前記パッド列における
ランド部が円周方向に互いに重ならないように位相がず
らされて配設されていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のスラスト軸受。 - 【請求項4】内周側のパッド列の少なくとも1列におけ
るパッド及びその保持部材の一方又は両方に、外周側の
パッドに向けて開口する空洞を有することを特徴とする
請求項1又は2に記載のスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032531A JP2003232340A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | スラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002032531A JP2003232340A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | スラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003232340A true JP2003232340A (ja) | 2003-08-22 |
Family
ID=27775624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002032531A Withdrawn JP2003232340A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | スラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003232340A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006038221A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Borgwarner Inc | スラスト軸受け |
JP2006170338A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 磁気ディスク装置 |
JP2007321698A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Ihi Corp | 電動過給機 |
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US7673452B2 (en) | 2006-01-24 | 2010-03-09 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Motor-driven supercharger |
US7837448B2 (en) | 2006-01-26 | 2010-11-23 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Supercharger |
JP2011080520A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スラスト軸受 |
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US8157544B2 (en) | 2006-08-18 | 2012-04-17 | Ihi Corporation | Motor driven supercharger with motor/generator cooling efficacy |
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KR20190106719A (ko) | 2018-03-08 | 2019-09-18 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 과급기 |
WO2022065375A1 (ja) * | 2020-09-24 | 2022-03-31 | 株式会社Ihi | スラストフォイル軸受 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032531A patent/JP2003232340A/ja not_active Withdrawn
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20190376551A1 (en) * | 2017-01-10 | 2019-12-12 | Renault S.A.S. | Stationary thrust bearing of a stationary and rotating thrust bearing system intended for withstanding an axial load |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |