JP2003231319A - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャリッジ(記録ヘッド)駆動用モータの回
転力をプーリを介しベルトに伝達し、ベルトに固定した
キャリッジを一行の印字毎に往復移動させ印字するイン
クジェットプリンタにおいて、ベルトとプーリ間に滑り
が発生しても機械停止をさせないインクジェットプリン
タを提供する。 【解決手段】 記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像
を形成するインクジェットプリンタにおいて、印字中に
キャリッジ駆動プーリとキャリッジ駆動ベルト間で滑り
が発生した場合、自動的に滑りによるズレ量を検知して
キャリッジのリニアエンコーダ出力によるキャリッジの
位置情報でキャリッジ駆動モータに直結したエンコーダ
出力によるキャリッジ位置情報を補正しその補正結果に
基づき印字を継続して再開することを特徴とする。
転力をプーリを介しベルトに伝達し、ベルトに固定した
キャリッジを一行の印字毎に往復移動させ印字するイン
クジェットプリンタにおいて、ベルトとプーリ間に滑り
が発生しても機械停止をさせないインクジェットプリン
タを提供する。 【解決手段】 記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像
を形成するインクジェットプリンタにおいて、印字中に
キャリッジ駆動プーリとキャリッジ駆動ベルト間で滑り
が発生した場合、自動的に滑りによるズレ量を検知して
キャリッジのリニアエンコーダ出力によるキャリッジの
位置情報でキャリッジ駆動モータに直結したエンコーダ
出力によるキャリッジ位置情報を補正しその補正結果に
基づき印字を継続して再開することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定方向に移動す
る記録媒体に、記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像
を形成するインクジェットプリンタに関し、特に、駆動
モータによるキャリッジの制御位置とキャリッジの実際
の位置に駆動手段の滑り等でずれが発生した場合、自動
的にズレ量を補正するようにしたインクジェットプリン
タに関するものである。
る記録媒体に、記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像
を形成するインクジェットプリンタに関し、特に、駆動
モータによるキャリッジの制御位置とキャリッジの実際
の位置に駆動手段の滑り等でずれが発生した場合、自動
的にズレ量を補正するようにしたインクジェットプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来使用されているインクジェ
ットプリンタを示す斜視図である。
ットプリンタを示す斜視図である。
【0003】以下従来採られていた手法について説明す
る。従来のインクジェットプリンタ1の構成は、キャリ
ッジ2に記録ヘッドが設けられ、更に、キャリッジ2に
記録ヘッドにインクを供給するインク貯蔵器3,3Aが
設けられ、キャリッジ2がフレキシブルケーブル5で制
御基板9と接続されている。
る。従来のインクジェットプリンタ1の構成は、キャリ
ッジ2に記録ヘッドが設けられ、更に、キャリッジ2に
記録ヘッドにインクを供給するインク貯蔵器3,3Aが
設けられ、キャリッジ2がフレキシブルケーブル5で制
御基板9と接続されている。
【0004】キャリッジ2はキャリッジ駆動機構6によ
って図中矢印Xで示した主走査方向に往復移動される。
キャリッジ駆動機構6は、モータ6a、プーリ6b、ベ
ルト6c、案内部材6dにより構成されており、キャリ
ッジ2はベルト6cに固着され、モータ6aでベルト6
cを介して矢印Xに往復移動される。
って図中矢印Xで示した主走査方向に往復移動される。
キャリッジ駆動機構6は、モータ6a、プーリ6b、ベ
ルト6c、案内部材6dにより構成されており、キャリ
ッジ2はベルト6cに固着され、モータ6aでベルト6
cを介して矢印Xに往復移動される。
【0005】8は記録媒体搬送機構で、図中矢印Yで示
した副走査方向に記録媒体Pを搬送し、搬送モータ8
a、一対の搬送ローラ8bと一対の搬送ローラ8cで構
成される。
した副走査方向に記録媒体Pを搬送し、搬送モータ8
a、一対の搬送ローラ8bと一対の搬送ローラ8cで構
成される。
【0006】記録媒体Pは図示しない給紙機構から送り
出され搬送ローラ8bに挟持される。
出され搬送ローラ8bに挟持される。
【0007】搬送ローラ8cは搬送モータ8aにより一
定速度で駆動され、図示しない連動機構により搬送ロー
ラ8bに対し搬送ローラ8cが極わずかに速い周速で回
転するように駆動されるため、記録媒体Pは弛みを発生
させずに搬送される。
定速度で駆動され、図示しない連動機構により搬送ロー
ラ8bに対し搬送ローラ8cが極わずかに速い周速で回
転するように駆動されるため、記録媒体Pは弛みを発生
させずに搬送される。
【0008】又、記録媒体Pは図示しない給紙ガイドに
よって傾き等が修正させられ、搬送ローラ8cに挟持さ
れて記録部を通過する。
よって傾き等が修正させられ、搬送ローラ8cに挟持さ
れて記録部を通過する。
【0009】このようにして記録媒体Pを副走査方向に
一定速度で移動させつつ、キャリッジ2を主走査方向に
一定速度で移動させ、記録ヘッドから噴出したインクを
付着させて記録媒体Pの所定範囲に画像を記録している
ものがあった。
一定速度で移動させつつ、キャリッジ2を主走査方向に
一定速度で移動させ、記録ヘッドから噴出したインクを
付着させて記録媒体Pの所定範囲に画像を記録している
ものがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記録媒体に
良好な画像を形成すると共に異常警報による停止をしな
いインクジェットプリンタを提供しようとするもので、
従来は、図1においてインク貯蔵器3,3Aが載置され
たキャリッジ2を、キャリッジ駆動機構6のベルト6c
で図中矢印Xで示した主走査方向に往復移動させていた
が、ベルト6cはベルトの伸びによるインクの射出位置
ずれを防止すると共にタイミングベルト等による駆動む
らを防止するため無端状の平らな金属製のベルトを用い
ている。
良好な画像を形成すると共に異常警報による停止をしな
いインクジェットプリンタを提供しようとするもので、
従来は、図1においてインク貯蔵器3,3Aが載置され
たキャリッジ2を、キャリッジ駆動機構6のベルト6c
で図中矢印Xで示した主走査方向に往復移動させていた
が、ベルト6cはベルトの伸びによるインクの射出位置
ずれを防止すると共にタイミングベルト等による駆動む
らを防止するため無端状の平らな金属製のベルトを用い
ている。
【0011】しかし、インク貯蔵器3,3Aを載置した
キャリッジ2はその質量が大きく、プリンタとしての生
産性を上げるためキャリッジの移動加速度を上げるとキ
ャリッジ等の慣性によりベルト6cとプーリ6b間で滑
りが発生してしまい、モータ6aの回転量を精密にキャ
リッジ2に伝えられないという傾向があった。
キャリッジ2はその質量が大きく、プリンタとしての生
産性を上げるためキャリッジの移動加速度を上げるとキ
ャリッジ等の慣性によりベルト6cとプーリ6b間で滑
りが発生してしまい、モータ6aの回転量を精密にキャ
リッジ2に伝えられないという傾向があった。
【0012】このような滑りを検知した場合、従来は機
械を停止しオペレータに異常警報を出していた。
械を停止しオペレータに異常警報を出していた。
【0013】この為、プリンタとしての稼働率を下げる
という欠点があった。本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものである。即ち、キャリッジの移動に従い記録
ヘッドより噴出したインク滴で文字又は画像を記録媒体
に形成する際、駆動モータによるキャリッジの制御位置
とキャリッジの実際の位置に駆動手段の滑り等でずれが
発生した場合、ズレ量を検知し自動的に補正を行なうこ
とにより、異常警報停止をしないインクジェットプリン
タを提供することを目的とするものである。
という欠点があった。本発明はかかる問題点に鑑みてな
されたものである。即ち、キャリッジの移動に従い記録
ヘッドより噴出したインク滴で文字又は画像を記録媒体
に形成する際、駆動モータによるキャリッジの制御位置
とキャリッジの実際の位置に駆動手段の滑り等でずれが
発生した場合、ズレ量を検知し自動的に補正を行なうこ
とにより、異常警報停止をしないインクジェットプリン
タを提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
の構成要素により達成される。即ち、請求項1に係る、
移動する記録媒体に、該記録媒体の移動方向に対して垂
直方向に移動しながら記録ヘッドでインク滴を噴出して
画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記
記録ヘッドを有するキャリッジと、該キャリッジを駆動
するモータと、モータ軸に固定して配設されたモータの
回転量を測定するための複数の放射状の目盛が付された
エンコーダ円盤と、前記放射状の目盛を検知できるよう
に機械本体に固定され、前記放射状の目盛を検知する検
出センサとを有するモータ回転量検知手段と、前記モー
タの回転を前記キャリッジの移動動作に変換する動力伝
達手段と、キャリッジの移動量を測定するための複数の
均等目盛が付され、機械本体に前記キャリッジの移動位
置に平行して配設されたリニアエンコーダ板と、前記均
等目盛を検知できるように前記キャリッジに固定された
検出ヘッドとを有するキャリッジ移動量検知手段と、を
備えることを特徴とする。
の構成要素により達成される。即ち、請求項1に係る、
移動する記録媒体に、該記録媒体の移動方向に対して垂
直方向に移動しながら記録ヘッドでインク滴を噴出して
画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記
記録ヘッドを有するキャリッジと、該キャリッジを駆動
するモータと、モータ軸に固定して配設されたモータの
回転量を測定するための複数の放射状の目盛が付された
エンコーダ円盤と、前記放射状の目盛を検知できるよう
に機械本体に固定され、前記放射状の目盛を検知する検
出センサとを有するモータ回転量検知手段と、前記モー
タの回転を前記キャリッジの移動動作に変換する動力伝
達手段と、キャリッジの移動量を測定するための複数の
均等目盛が付され、機械本体に前記キャリッジの移動位
置に平行して配設されたリニアエンコーダ板と、前記均
等目盛を検知できるように前記キャリッジに固定された
検出ヘッドとを有するキャリッジ移動量検知手段と、を
備えることを特徴とする。
【0015】又、請求項3に係る、移動する記録媒体
に、該記録媒体の移動方向に対して垂直方向に移動しな
がら記録ヘッドでインク滴を噴出して画像を形成するイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドを有す
るキャリッジと、該キャリッジを駆動するモータと、モ
ータ軸に固定して配設されたモータの回転量を測定する
ための複数の放射状の目盛が付されたエンコーダ円盤
と、前記放射状の目盛を検知できるように機械本体に固
定され、前記放射状の目盛を検知する検出センサとを有
するモータ回転量検知手段と、前記モータの回転を前記
キャリッジの移動動作に変換する動力伝達手段と、キャ
リッジの移動量を測定するための複数の均等目盛が付さ
れ、機械本体に前記キャリッジの移動位置に平行して配
設されたリニアエンコーダ板と、前記均等目盛を検知で
きるように前記キャリッジに固定された検出ヘッドとを
有するキャリッジ移動量検知手段と、を備え、前記動力
伝達手段を介し、前記キャリッジを駆動するモータを制
御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記モータ回
転量検知手段の出力を演算しキャリッジの位置情報aに
換算し、前記キャリッジ移動量検知手段の出力を演算し
キャリッジの位置情報bに換算し、前記キャリッジの位
置情報aを前記キャリッジの位置情報bに合わせるよう
に補正する事により、前記動力伝達手段による前記モー
タの回転量に対する前記キャリッジの移動量のずれの補
正を行うことを特徴とする。
に、該記録媒体の移動方向に対して垂直方向に移動しな
がら記録ヘッドでインク滴を噴出して画像を形成するイ
ンクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドを有す
るキャリッジと、該キャリッジを駆動するモータと、モ
ータ軸に固定して配設されたモータの回転量を測定する
ための複数の放射状の目盛が付されたエンコーダ円盤
と、前記放射状の目盛を検知できるように機械本体に固
定され、前記放射状の目盛を検知する検出センサとを有
するモータ回転量検知手段と、前記モータの回転を前記
キャリッジの移動動作に変換する動力伝達手段と、キャ
リッジの移動量を測定するための複数の均等目盛が付さ
れ、機械本体に前記キャリッジの移動位置に平行して配
設されたリニアエンコーダ板と、前記均等目盛を検知で
きるように前記キャリッジに固定された検出ヘッドとを
有するキャリッジ移動量検知手段と、を備え、前記動力
伝達手段を介し、前記キャリッジを駆動するモータを制
御する制御手段を有し、前記制御手段は、前記モータ回
転量検知手段の出力を演算しキャリッジの位置情報aに
換算し、前記キャリッジ移動量検知手段の出力を演算し
キャリッジの位置情報bに換算し、前記キャリッジの位
置情報aを前記キャリッジの位置情報bに合わせるよう
に補正する事により、前記動力伝達手段による前記モー
タの回転量に対する前記キャリッジの移動量のずれの補
正を行うことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0017】図2は、本発明のインクジェットプリンタ
の構成を示す斜視図である。図2において、Pは記録媒
体(以下記録媒体を単に記録紙と記す)で、その上に文
字又は画像が形成される。
の構成を示す斜視図である。図2において、Pは記録媒
体(以下記録媒体を単に記録紙と記す)で、その上に文
字又は画像が形成される。
【0018】101と103は搬送ローラで、搬送ロー
ラ101と、搬送ローラ103は、記録紙Pを狭持して
記録紙Pを搬送するため、軸102と軸104を介して
インクジェットプリンタ100に回転自在に配設(図示
なし)されている。
ラ101と、搬送ローラ103は、記録紙Pを狭持して
記録紙Pを搬送するため、軸102と軸104を介して
インクジェットプリンタ100に回転自在に配設(図示
なし)されている。
【0019】1対の搬送ローラ101の1対の軸102
の一方には搬送ローラ101を回転して記録紙Pを給紙
搬送するため、直接又は図示しない減速手段を介し駆動
手段である搬送モータMが連結して設けられている。
の一方には搬送ローラ101を回転して記録紙Pを給紙
搬送するため、直接又は図示しない減速手段を介し駆動
手段である搬送モータMが連結して設けられている。
【0020】108はキャリッジで、上方にインク貯蔵
器108aを載置し、記録紙Pと対向する面にインク滴
が噴出する図示しない噴出口をY方向に多数並設してい
る記録ヘッドを有している。
器108aを載置し、記録紙Pと対向する面にインク滴
が噴出する図示しない噴出口をY方向に多数並設してい
る記録ヘッドを有している。
【0021】又、キャリッジ108は記録紙Pの給紙方
向に対して直角方向(図上X方向)に移動出来るよう
に、案内部材109に摺動可能に設けられるとともに、
プーリ112とプーリ113間に懸架した無端状のベル
ト111の一部に固定されている。
向に対して直角方向(図上X方向)に移動出来るよう
に、案内部材109に摺動可能に設けられるとともに、
プーリ112とプーリ113間に懸架した無端状のベル
ト111の一部に固定されている。
【0022】そして、モータM1がプーリ112に直接
又は図示しない減速手段を介して接続され、ベルト11
1を駆動する。
又は図示しない減速手段を介して接続され、ベルト11
1を駆動する。
【0023】1対の案内部材109はキャリッジ108
の案内部材貫通穴の間隔と同じ間隔で配設されインクジ
ェットプリンタに固定(図示なし)され、キャリッジ1
08を対向する記録紙Pと平行に正確に案内しながら移
動させる。
の案内部材貫通穴の間隔と同じ間隔で配設されインクジ
ェットプリンタに固定(図示なし)され、キャリッジ1
08を対向する記録紙Pと平行に正確に案内しながら移
動させる。
【0024】120はリニアエンコーダ板で、透明なガ
ラスやPET板等より成り、キャリッジ108のX方向
の移動量と移動方向を測定するための目盛120aがX
方向に360dpi(ドット・パー・インチ、但し1イ
ンチは2.54cmとする)程度の密度で均等に付され
ている。
ラスやPET板等より成り、キャリッジ108のX方向
の移動量と移動方向を測定するための目盛120aがX
方向に360dpi(ドット・パー・インチ、但し1イ
ンチは2.54cmとする)程度の密度で均等に付され
ている。
【0025】121は検出ヘッドで、キャリッジ108
に固定され、キャリッジと共に移動しながらリニアエン
コーダ板120の目盛120aを検知し、その出力が制
御手段Cに入力され、主走査時におけるインク滴の噴出
制御のために用いられる。
に固定され、キャリッジと共に移動しながらリニアエン
コーダ板120の目盛120aを検知し、その出力が制
御手段Cに入力され、主走査時におけるインク滴の噴出
制御のために用いられる。
【0026】そして、リニアエンコーダ板120と検出
ヘッド121とでキャリッジ移動量検知手段を構成す
る。
ヘッド121とでキャリッジ移動量検知手段を構成す
る。
【0027】ここで、上記リニアエンコーダ板とその検
出ヘッドは上述した透過型光学系のものでも、或いは反
射型光学系のものでも、磁気を利用したものでも良い。
出ヘッドは上述した透過型光学系のものでも、或いは反
射型光学系のものでも、磁気を利用したものでも良い。
【0028】130はエンコーダ円盤で、透明なガラス
板等より成り、モータM1の回転量と回転方向を測定す
るための目盛130aが放射状に且つ均等に付されてい
る。
板等より成り、モータM1の回転量と回転方向を測定す
るための目盛130aが放射状に且つ均等に付されてい
る。
【0029】131は検出センサで、インクジェットプ
リンタ100に固定され、エンコーダ円盤130の目盛
130aを検知し、その出力が制御手段Cに入力され、
主走査方向のキャリッジ位置制御やモータのPID制御
(加減速制御、速度制御)のために用いられる。
リンタ100に固定され、エンコーダ円盤130の目盛
130aを検知し、その出力が制御手段Cに入力され、
主走査方向のキャリッジ位置制御やモータのPID制御
(加減速制御、速度制御)のために用いられる。
【0030】そして、エンコーダ円盤130と検出セン
サ131とでモータ回転量検知手段を構成する。
サ131とでモータ回転量検知手段を構成する。
【0031】140はHPセンサで、キャリッジ108
が図上で右端のホームポジションに位置している場合キ
ャリッジ108を検知し、その出力を制御手段Cに出力
する。
が図上で右端のホームポジションに位置している場合キ
ャリッジ108を検知し、その出力を制御手段Cに出力
する。
【0032】以下インクジェットプリンタの動作につい
て概要を説明する。制御手段Cは例えば、インクジェッ
トプリンタで通常行われる制御により図示しない給紙カ
セット内より給紙された記録紙Pを搬送ローラ103及
び搬送ローラ101まで搬送させ、画像を形成するた
め、記録ヘッドに対して正確な位置で停止させる。
て概要を説明する。制御手段Cは例えば、インクジェッ
トプリンタで通常行われる制御により図示しない給紙カ
セット内より給紙された記録紙Pを搬送ローラ103及
び搬送ローラ101まで搬送させ、画像を形成するた
め、記録ヘッドに対して正確な位置で停止させる。
【0033】そして、それ以降図示しない記録紙搬送量
検知センサの出力から記録紙Pの搬送量を演算し、搬送
モータMを回転させ搬送ローラ101と搬送ローラ10
3に狭持された記録紙Pを図上Y方向に所定ライン幅分
移動させる。
検知センサの出力から記録紙Pの搬送量を演算し、搬送
モータMを回転させ搬送ローラ101と搬送ローラ10
3に狭持された記録紙Pを図上Y方向に所定ライン幅分
移動させる。
【0034】即ち副走査を行う。次いで、モータM1の
回転により直接又は図示しない減速手段を介してモータ
M1に連結したプーリ112及びベルト111を駆動
し、ベルト111に固定されたキャリッジ108がモー
タM1の正負方向の回転により案内部材109に案内さ
れX方向(左右)に移動する。
回転により直接又は図示しない減速手段を介してモータ
M1に連結したプーリ112及びベルト111を駆動
し、ベルト111に固定されたキャリッジ108がモー
タM1の正負方向の回転により案内部材109に案内さ
れX方向(左右)に移動する。
【0035】即ち主走査を行う。ここで、図示したX方
向の+−は後述する図3の説明中のX方向の+−と一致
する。
向の+−は後述する図3の説明中のX方向の+−と一致
する。
【0036】ここで、逓倍手段を介することによりエン
コーダ円盤130の目盛130aの見掛け上の分解能を
リニアエンコーダ板の目盛り120a相当以上に上げる
ことが可能となる。
コーダ円盤130の目盛130aの見掛け上の分解能を
リニアエンコーダ板の目盛り120a相当以上に上げる
ことが可能となる。
【0037】そして、制御手段Cはエンコーダ円盤13
0と検出センサ131より成るモータ回転量検知手段に
よりキャリッジ108の紙端からの移動量、及び図示し
ない記録紙搬送量検知センサの出力から記録紙Pの紙端
からの搬送量を演算し、この移動量情報及び記録紙Pの
搬送量情報に従い対応する画像信号が読み出され、画像
信号に応じた位置の噴出口からインク滴を噴出させて、
記録紙P上に画像を形成していく。
0と検出センサ131より成るモータ回転量検知手段に
よりキャリッジ108の紙端からの移動量、及び図示し
ない記録紙搬送量検知センサの出力から記録紙Pの紙端
からの搬送量を演算し、この移動量情報及び記録紙Pの
搬送量情報に従い対応する画像信号が読み出され、画像
信号に応じた位置の噴出口からインク滴を噴出させて、
記録紙P上に画像を形成していく。
【0038】以上のように、副走査と主走査を繰り返し
行うことにより記録紙上の所定の位置に所定の画像が形
成され、更に画像が形成された記録紙Pは図示しない排
出ローラで外部に排紙搬送される。
行うことにより記録紙上の所定の位置に所定の画像が形
成され、更に画像が形成された記録紙Pは図示しない排
出ローラで外部に排紙搬送される。
【0039】ここで、制御手段Cによるキャリッジの位
置情報の測定方法について詳細に説明する。
置情報の測定方法について詳細に説明する。
【0040】Cは制御手段で、入力手段C1を介して検
出ヘッド121からリニアエンコーダ板120の目盛1
20aの検知出力(パルス)、及び後述する検出センサ
131からエンコーダ円盤130の目盛130aの検知
出力(パルス)、及びHPセンサ140からキャリッジ
検知出力(1/0)、及びキャッピングセンサ150か
らキャップ検知出力(1/0)が入力され、予め記憶さ
れた図示しない記憶手段に記憶された制御プログラムに
従い演算処理した結果を出力手段C2を介し出力しモー
タM1を回転させる。
出ヘッド121からリニアエンコーダ板120の目盛1
20aの検知出力(パルス)、及び後述する検出センサ
131からエンコーダ円盤130の目盛130aの検知
出力(パルス)、及びHPセンサ140からキャリッジ
検知出力(1/0)、及びキャッピングセンサ150か
らキャップ検知出力(1/0)が入力され、予め記憶さ
れた図示しない記憶手段に記憶された制御プログラムに
従い演算処理した結果を出力手段C2を介し出力しモー
タM1を回転させる。
【0041】具体的には、モータM1の回転量と回転方
向を測定するためのエンコーダ円盤130の目盛130
aを検出センサ131内に配設された図示しないA相・
B相センサで検知し、制御手段Cで通常行われるA相・
B相センサによるモータM1の回転量と回転方向を検知
する処理を行い、モータM1の実際の累積回転量をキャ
リッジの移動量に換算したキャリッジの位置情報aを常
時演算し、後述する電源投入時の原点復帰動作時のキャ
リッジの位置情報a値を0としてキャリッジの位置情報
aの値を書き替えていく。
向を測定するためのエンコーダ円盤130の目盛130
aを検出センサ131内に配設された図示しないA相・
B相センサで検知し、制御手段Cで通常行われるA相・
B相センサによるモータM1の回転量と回転方向を検知
する処理を行い、モータM1の実際の累積回転量をキャ
リッジの移動量に換算したキャリッジの位置情報aを常
時演算し、後述する電源投入時の原点復帰動作時のキャ
リッジの位置情報a値を0としてキャリッジの位置情報
aの値を書き替えていく。
【0042】又同じようにして、、キャリッジ108の
X方向の移動量と移動方向を測定するためのリニアエン
コーダ板120の目盛120aを検出ヘッド121内に
配設された図示しないA相・B相センサで検知し、制御
手段Cで通常行われるA相・B相によるリニアエンコー
ダ板の移動量と移動方向を検知する処理を行い、キャリ
ッジ108の実際の累積移動量をキャリッジの移動量に
換算したキャリッジの位置情報aを常時演算し、後述す
る電源投入時の原点復帰動作時のキャリッジの位置情報
b値を0としてキャリッジの位置情報bの値を書き替え
ていく。
X方向の移動量と移動方向を測定するためのリニアエン
コーダ板120の目盛120aを検出ヘッド121内に
配設された図示しないA相・B相センサで検知し、制御
手段Cで通常行われるA相・B相によるリニアエンコー
ダ板の移動量と移動方向を検知する処理を行い、キャリ
ッジ108の実際の累積移動量をキャリッジの移動量に
換算したキャリッジの位置情報aを常時演算し、後述す
る電源投入時の原点復帰動作時のキャリッジの位置情報
b値を0としてキャリッジの位置情報bの値を書き替え
ていく。
【0043】ここで、上記「通常行われるA相・B相に
よるリニアエンコーダ板の移動量と移動方向を検知する
処理」とは、エンコーダの目盛りを位相をずらしたA相
センサとB相センサで検知し、A相センサ出力のON中
にB相センサ出力が立ち上がったか下がったかにより回
転方向または移動方向を判別し、A相及びB相センサの
出力の立ち上がり及び立ち下がりエッジの検出回数をカ
ウントすることにより正負両方向について単に加算した
回転量または移動量を測定し(例えばもとのA相・B相
出力信号を180dpi相当の分解能とした場合4逓倍
として720dpi相当の信号とすることができる)、
そして、上記単に加算した回転量または移動量に対し正
方向は加算、負方向は減算といった回転方向または移動
方向に基づいた加減算を行うことにより、実際の累積回
転量または移動量を演算することを言う。
よるリニアエンコーダ板の移動量と移動方向を検知する
処理」とは、エンコーダの目盛りを位相をずらしたA相
センサとB相センサで検知し、A相センサ出力のON中
にB相センサ出力が立ち上がったか下がったかにより回
転方向または移動方向を判別し、A相及びB相センサの
出力の立ち上がり及び立ち下がりエッジの検出回数をカ
ウントすることにより正負両方向について単に加算した
回転量または移動量を測定し(例えばもとのA相・B相
出力信号を180dpi相当の分解能とした場合4逓倍
として720dpi相当の信号とすることができる)、
そして、上記単に加算した回転量または移動量に対し正
方向は加算、負方向は減算といった回転方向または移動
方向に基づいた加減算を行うことにより、実際の累積回
転量または移動量を演算することを言う。
【0044】以下、上記電源投入時の原点復帰動作の一
例について、図3、及び図2を参照し説明する。
例について、図3、及び図2を参照し説明する。
【0045】図3は電源投入時のキャリッジの原点復帰
動作概念図である。制御手段Cは、電源投入を検知し、
HPセンサ140の出力をチェックし、キャリッジを検
知している場合は図3(a)において、 キャリッジ108の移動距離(例えば150mm)に
相当するモータM1の回転量を目盛り130a換算の出
力パルス数で演算する。
動作概念図である。制御手段Cは、電源投入を検知し、
HPセンサ140の出力をチェックし、キャリッジを検
知している場合は図3(a)において、 キャリッジ108の移動距離(例えば150mm)に
相当するモータM1の回転量を目盛り130a換算の出
力パルス数で演算する。
【0046】そして、キャリッジ108がHPセンサ
140のキャリッジ検知範囲を外れるように、モータM
1を+X方向に移動するように中速回転させ、検出セン
サ131で目盛り130aの出力パルス数をカウント
し、項の演算結果のパルス数に到達したらモータM1
を停止させる。
140のキャリッジ検知範囲を外れるように、モータM
1を+X方向に移動するように中速回転させ、検出セン
サ131で目盛り130aの出力パルス数をカウント
し、項の演算結果のパルス数に到達したらモータM1
を停止させる。
【0047】次いで、モータM1をキャリッジ108
が−X方向に移動するように低速回転させ、HPセンサ
140がキャリッジ108を検知したら停止させる。
が−X方向に移動するように低速回転させ、HPセンサ
140がキャリッジ108を検知したら停止させる。
【0048】これによりキャリッジ108の原点復帰動
作を完了し、同時にキャリッジ位置情報aとキャリッジ
位置情報bを「0」とする。
作を完了し、同時にキャリッジ位置情報aとキャリッジ
位置情報bを「0」とする。
【0049】又、電源投入を検知し、キャッピングセン
サ150の出力をチェックし、キャリッジ108を検知
している場合は図3(b)において、 キャップロック解除ソレノイド(カッターソレノイド
と兼用)を作動させ、図示しないキャッピングロックを
外した後、モータM1をキャリッジ108が−X方向に
移動するように低速回転させ、HPセンサ140がキャ
リッジ108を検知したら停止させる。
サ150の出力をチェックし、キャリッジ108を検知
している場合は図3(b)において、 キャップロック解除ソレノイド(カッターソレノイド
と兼用)を作動させ、図示しないキャッピングロックを
外した後、モータM1をキャリッジ108が−X方向に
移動するように低速回転させ、HPセンサ140がキャ
リッジ108を検知したら停止させる。
【0050】これによりキャリッジ108の原点復帰動
作を完了し、同時にキャリッジ位置情報aとキャリッジ
位置情報bを「0」とする。
作を完了し、同時にキャリッジ位置情報aとキャリッジ
位置情報bを「0」とする。
【0051】そして、原点復帰動作完了以降は原点復帰
動作完了時点を0として、キャリッジ位置情報aと、キ
ャリッジ位置情報bを常時演算し、常時把握する。
動作完了時点を0として、キャリッジ位置情報aと、キ
ャリッジ位置情報bを常時演算し、常時把握する。
【0052】又、上述した原点復帰動作を行ったとき、
例えば28秒以内にHPセンサがキャリッジ108を検
知できない場合はタイムアウトエラーとしてオペレータ
に警報を出力し機械を停止する。
例えば28秒以内にHPセンサがキャリッジ108を検
知できない場合はタイムアウトエラーとしてオペレータ
に警報を出力し機械を停止する。
【0053】図4は本発明の原点補正動作概念図であ
る。以下本発明の、印字中にキャリッジ位置情報aとキ
ャリッジ位置情報bが規定値1以上ずれた場合の原点補
正動作について図4、及び図2を参照して説明する。
る。以下本発明の、印字中にキャリッジ位置情報aとキ
ャリッジ位置情報bが規定値1以上ずれた場合の原点補
正動作について図4、及び図2を参照して説明する。
【0054】制御手段Cは印字中キャリッジ位置情報
aとキャリッジ位置情報bを比較し、両者のずれが予め
設定した所定値1より大きくなった場合、プーリ112
とベルト111間で滑りが発生したと判断し、現在の印
字に関する状態の情報を記憶手段に一時記憶させ、下記
の原点補正動作を行う。
aとキャリッジ位置情報bを比較し、両者のずれが予め
設定した所定値1より大きくなった場合、プーリ112
とベルト111間で滑りが発生したと判断し、現在の印
字に関する状態の情報を記憶手段に一時記憶させ、下記
の原点補正動作を行う。
【0055】先ず制御手段Cは、現在のキャリッジ位
置情報a1を基にキャリッジの原点手前例えば10mm
までの距離に相当するエンコーダ円盤130の目盛13
0aのパルス数xを演算する。
置情報a1を基にキャリッジの原点手前例えば10mm
までの距離に相当するエンコーダ円盤130の目盛13
0aのパルス数xを演算する。
【0056】そして、キャリッジ108が原点手前1
0mmに来るように、モータM1を−X方向に電源投入
時の原点復帰動作の中速に比べてより高速で回転させ、
検出センサ131の出力パルス数をカウントし項の演
算結果のパルス数xに到達したらモータM1を停止させ
る。
0mmに来るように、モータM1を−X方向に電源投入
時の原点復帰動作の中速に比べてより高速で回転させ、
検出センサ131の出力パルス数をカウントし項の演
算結果のパルス数xに到達したらモータM1を停止させ
る。
【0057】リニアエンコーダ板の位置情報を読みと
るために、サ−ボの動作を安定させる所定時間停止後、
または、例えば目盛130aを検出センサ131でチェ
ックして、短時間中にモータM1の回転方向が変化しな
くなったことを検知することによりサーボの動作が安定
したと判断するまで停止し、現在のキャリッジ位置から
原点までの距離、換言すると現在のキャリッジ位置情報
bの値を基に現在のキャリッジ位置情報b2から原点ま
でに相当する目盛120aのパルス数yを演算し、次い
でパルス数yに相当する目盛り130a換算のパルス数
αを演算する。
るために、サ−ボの動作を安定させる所定時間停止後、
または、例えば目盛130aを検出センサ131でチェ
ックして、短時間中にモータM1の回転方向が変化しな
くなったことを検知することによりサーボの動作が安定
したと判断するまで停止し、現在のキャリッジ位置から
原点までの距離、換言すると現在のキャリッジ位置情報
bの値を基に現在のキャリッジ位置情報b2から原点ま
でに相当する目盛120aのパルス数yを演算し、次い
でパルス数yに相当する目盛り130a換算のパルス数
αを演算する。
【0058】そして、モータM1をキャリッジ108
が−X方向に更に移動するように低速回転させ、目盛1
30aのパルス数をカウントし、パルス数αに到達した
らモータM1を停止させ、同時にモータ回転量検知手段
の現在のキャリッジ位置情報a3にキャリッジ位置検知
手段の現在のキャリッジ位置情報b3(0)を合わせ原
点補正を完了する。
が−X方向に更に移動するように低速回転させ、目盛1
30aのパルス数をカウントし、パルス数αに到達した
らモータM1を停止させ、同時にモータ回転量検知手段
の現在のキャリッジ位置情報a3にキャリッジ位置検知
手段の現在のキャリッジ位置情報b3(0)を合わせ原
点補正を完了する。
【0059】そして、原点補正動作に入る前に一時記
憶させた印字に関する情報を読み出し、補正した位置情
報で新たに印字を継続開始する。
憶させた印字に関する情報を読み出し、補正した位置情
報で新たに印字を継続開始する。
【0060】又、印字中に常時前記モータ回転量検知手
段のキャリッジ位置情報と前記キャリッジ位置検知手段
のキャリッジ位置情報を比較して、両者の位置情報値の
差(ずれ)が前回測定した差より所定値2以上異なった
場合は、キャリッジ108に衝突があったと判断しオペ
レータに異常警報を出力し、インクジェットプリンタを
異常停止する。
段のキャリッジ位置情報と前記キャリッジ位置検知手段
のキャリッジ位置情報を比較して、両者の位置情報値の
差(ずれ)が前回測定した差より所定値2以上異なった
場合は、キャリッジ108に衝突があったと判断しオペ
レータに異常警報を出力し、インクジェットプリンタを
異常停止する。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、一定方向に移動す
る記録紙に、記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像を
形成するインクジェットプリンタにおいて、キャリッジ
駆動プーリとキャリッジ駆動ベルト間で滑りが発生した
場合、自動的にキャリッジのリニアエンコーダ出力によ
るキャリッジの位置情報でキャリッジ駆動モータに直結
したエンコーダ出力によるキャリッジ位置情報を補正す
ることにより、主走査方向の印字位置ずれを発生するこ
とがなく高品質の画像が得られ、更に機械停止もさせな
いため機械稼働率の向上が達成できる。
る記録紙に、記録ヘッドよりインク滴を噴出して画像を
形成するインクジェットプリンタにおいて、キャリッジ
駆動プーリとキャリッジ駆動ベルト間で滑りが発生した
場合、自動的にキャリッジのリニアエンコーダ出力によ
るキャリッジの位置情報でキャリッジ駆動モータに直結
したエンコーダ出力によるキャリッジ位置情報を補正す
ることにより、主走査方向の印字位置ずれを発生するこ
とがなく高品質の画像が得られ、更に機械停止もさせな
いため機械稼働率の向上が達成できる。
【図1】従来使用されているインクジェットプリンタを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明のインクジェットプリンタの構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】電源投入時のキャリッジの原点復帰動作概念図
である。
である。
【図4】本発明の原点補正動作概念図である。
1、100 インクジェットプリンタ
2、108 キャリッジ
3、3A、108a インク貯蔵器
8a、M 搬送モータ
8c、8b、101、103 搬送ローラ
C 制御手段
C1 入力手段
C2 出力手段
P 記録媒体(記録紙)
6a、M1 モータ
130 エンコーダ円盤
131 検出センサ
6b、112、113 プーリ
6c、111 ベルト
6d、109 案内部材
120 リニアエンコーダ板
121 検出ヘッド
140 HPセンサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C056 EA21 EB11 EB29 EB36 EC11
EC34 EC77 FA10 HA38 HA52
2C480 CA01 CA16 CA31 CA32 CA44
CB34 CB35 DA01 EC10
Claims (4)
- 【請求項1】 移動する記録媒体に、該記録媒体の移動
方向に対して垂直方向に移動しながら記録ヘッドでイン
ク滴を噴出して画像を形成するインクジェットプリンタ
において、前記記録ヘッドを有するキャリッジと、該キ
ャリッジを駆動するモータと、モータ軸に固定して配設
されたモータの回転量を測定するための複数の放射状の
目盛が付されたエンコーダ円盤と、前記放射状の目盛を
検知できるように機械本体に固定され、前記放射状の目
盛を検知する検出センサとを有するモータ回転量検知手
段と、前記モータの回転を前記キャリッジの移動動作に
変換する動力伝達手段と、キャリッジの移動量を測定す
るための複数の均等目盛が付され、機械本体に前記キャ
リッジの移動位置に平行して配設されたリニアエンコー
ダ板と、前記均等目盛を検知できるように前記キャリッ
ジに固定された検出ヘッドとを有するキャリッジ移動量
検知手段と、を備えることを特徴とするインクジェット
プリンタ。 - 【請求項2】 前記モータの回転を前記キャリッジの往
復移動動作に変換する動力伝達手段は、前記モータに接
続された駆動プーリと、前記駆動プーリと従動プーリ間
に懸架されその一部に前記キャリッジが固定して配設さ
れた無端状ベルトと、前記キャリッジが前記記録媒体及
び前記リニアエンコーダ板と平行して移動できるように
前記キャリッジを貫通して本体に固定されたキャリッジ
の案内部材と、により構成され、前記モータの正負方向
の回転により前記キャリッジを左右に移動することを可
能としたことを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
トプリンタ。 - 【請求項3】 移動する記録媒体に、該記録媒体の移動
方向に対して垂直方向に移動しながら記録ヘッドでイン
ク滴を噴出して画像を形成するインクジェットプリンタ
において、前記記録ヘッドを有するキャリッジと、該キ
ャリッジを駆動するモータと、モータ軸に固定して配設
されたモータの回転量を測定するための複数の放射状の
目盛が付されたエンコーダ円盤と、前記放射状の目盛を
検知できるように機械本体に固定され、前記放射状の目
盛を検知する検出センサとを有するモータ回転量検知手
段と、前記モータの回転を前記キャリッジの移動動作に
変換する動力伝達手段と、キャリッジの移動量を測定す
るための複数の均等目盛が付され、機械本体に前記キャ
リッジの移動位置に平行して配設されたリニアエンコー
ダ板と、前記均等目盛を検知できるように前記キャリッ
ジに固定された検出ヘッドとを有するキャリッジ移動量
検知手段と、を備え、前記動力伝達手段を介し、前記キ
ャリッジを駆動するモータを制御する制御手段を有し、
前記制御手段は、前記モータ回転量検知手段の出力を演
算しキャリッジの位置情報aに換算し、前記キャリッジ
移動量検知手段の出力を演算しキャリッジの位置情報b
に換算し、前記キャリッジの位置情報aを前記キャリッ
ジの位置情報bに合わせるように補正する事により、前
記動力伝達手段による前記モータの回転量に対する前記
キャリッジの移動量のずれの補正を行うことを特徴とす
るインクジェットプリンタ。 - 【請求項4】 前記ずれの補正は、モータ駆動開始時に
常時前記キャリッジの位置情報aと前記キャリッジの位
置情報bを比較して、両者の位置情報値が所定値以上に
異なった場合印字を中断し、前記キャリッジの位置情報
aに基づきキャリッジを原点手前の所定位置まで高速度
で移動させ、該所定位置で前記キャリッジの位置情報b
に基づき原点までの距離を演算し、更に演算結果を前記
モータ回転量検知手段の回転量に換算し、換算結果の値
に基づきキャリッジを低速移動させ停止し、停止時点の
キャリッジの位置情報bにキャリッジの位置情報aを合
わせるように補正し、補正された前記キャリッジの位置
情報bと前記キャリッジの位置情報aに基づき印字を再
開することを特徴とする請求項3記載のインクジェット
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002029199A JP2003231319A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002029199A JP2003231319A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | インクジェットプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003231319A true JP2003231319A (ja) | 2003-08-19 |
Family
ID=27773595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002029199A Pending JP2003231319A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003231319A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9385399B2 (en) | 2005-09-07 | 2016-07-05 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery employing safety device |
-
2002
- 2002-02-06 JP JP2002029199A patent/JP2003231319A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9385399B2 (en) | 2005-09-07 | 2016-07-05 | Lg Chem, Ltd. | Secondary battery employing safety device |
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