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JP2003226193A - 乗用車 - Google Patents

乗用車

Info

Publication number
JP2003226193A
JP2003226193A JP2002277649A JP2002277649A JP2003226193A JP 2003226193 A JP2003226193 A JP 2003226193A JP 2002277649 A JP2002277649 A JP 2002277649A JP 2002277649 A JP2002277649 A JP 2002277649A JP 2003226193 A JP2003226193 A JP 2003226193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
storage space
passenger car
luggage
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002277649A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiko Funakoshi
友彦 舟越
Hisanori Tokizane
久敬 時實
Akihiro Kondo
明弘 近藤
Haruki Nagano
治樹 長野
Yukiko Matsumoto
由紀子 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2002277649A priority Critical patent/JP2003226193A/ja
Publication of JP2003226193A publication Critical patent/JP2003226193A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物収納空間の使い勝手を向上させる。 【解決手段】 本発明に係る乗用車1は、車室Rの床下
に設けられた荷物収納空間Sと、車室Rの床面に設けら
れており、荷物収納空間Sに荷物を搬入するための搬入
口12e,12hと、搬入口12e,12hを開閉する
開閉蓋16,17,18とを有することを特徴とする。
このため、搭乗者が車室R内において、使用済みの荷物
をその搬入口12e,12hから荷物収納空間Sに戻し
たり、荷物収納空間S内の荷物を搬入口12e,12h
から取出すことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物の収納空間を
効率的に利用できる乗用車に関する。
【0002】
【従来の技術】これに関連する従来の技術として実開平
2−21088号公報に記載されたワゴン車があり、そ
のワゴン車の概略斜視図が図10に示されている。前記
ワゴン車50は、車体51の床面54から所定高さに保
持される副床板52を備え、その副床板52と床面54
との間に荷物収納空間Sが形成されている。荷物収納空
間Sは、側面開口Shから荷物を搬入する構造であり、
ワゴン車50の側面スライドドア56及び後部ドア58
を閉じることで、荷物収納空間Sの側面開口Shを閉じ
ることができるように構成されている。
【0003】
【特許文献1】実開平2−21088号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したワゴン車50
では、荷物収納空間S内に荷物を搬入したり、あるいは
荷物を取出す際に、側面スライドドア56あるいは後部
ドア58を開く必要がある。このため、例えば、搭乗者
が後部車室R内において、使用済みの荷物を荷物収納空
間Sに戻したり、荷物収納空間Sから必要な荷物を取出
すことはできない。このため、荷物収納空間Sの使い勝
手が良くないという問題がある。本発明は、上記問題点
に鑑みなされたものであり、荷物収納空間の使い勝手を
向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、各請求
項の発明によって解決される。請求項1の乗用車は、車
室の床下に設けられた荷物収納空間と、前記車室の床面
に設けられており、前記荷物収納空間に荷物を搬入する
ための搬入口と、前記搬入口を開閉する開閉蓋とを有す
ることを特徴とする。
【0006】本発明によると、車室の床面に荷物収納空
間の搬入口が設けられている。このため、搭乗者が車室
内において、使用済みの荷物をその搬入口から荷物収納
空間に戻したり、荷物収納空間内の荷物を搬入口から取
出すことが可能になる。このため、荷物収納空間の使い
勝手が向上する。なお、搬入口には開閉蓋が設けられて
いるため、その開閉蓋で搬入口を閉鎖すれば車室の床面
を安全に、かつ有効に使用できる。
【0007】また、請求項2のように、荷物収納空間に
荷物を搬入するための側面搬入口と、その側面搬入口を
開閉する側面開閉蓋とを車体の側面に設けることによ
り、乗用車の荷物収納空間に荷物を効率的に積み込むこ
とが可能になる。また、請求項3のように、荷物収納空
間を前後に仕切る仕切り壁を設けることにより、乗用車
に振動や急加速度等が加わっても、荷物が荷物収納空間
内を移動し難くなる。
【0008】また、請求項4の発明は、仕切り壁に形成
された開口と、前記開口を開閉する回動蓋とを有してお
り、前記回動蓋は、上端部が回動中心側となるように、
荷物収納空間の天井部分に取付けられており、前記開口
を閉じる方向に弾性力を受けている。本発明によると、
仕切り壁に開口が形成されているため、長尺の荷物、例
えば、サーフボードや竿等を仕切り壁の開口に通した状
態で荷物収納空間に収納することができる。また、回動
蓋は開口を閉じる方向の弾性力を受けているため、仕切
り壁の開口に通された長尺の荷物を回動蓋の回動自由端
側で押えることができる。このため、長尺の荷物が振動
等で荷物収納空間内を移動し難くなる。なお、仕切り壁
の開口に荷物が通されていない状態では、その開口は回
動蓋によって自動的に閉じられる。
【0009】また、請求項5の発明によると、荷物収納
空間の幅方向両側に位置する側壁には、搬入口を開いた
ときに開閉蓋の両端を支持し、その開閉蓋を前記荷物収
納空間内で立てた状態に保持する蓋支持部が設けられて
いる。即ち、搬入口を開いた状態で、開閉蓋を荷物収納
空間内で立てておくことができるため、開閉蓋が邪魔に
ならず、搬入口をフルに使用できるようになる。したが
って、荷物収納空間内に荷物を収納する際の作業効率が
向上する。また、搬入口を広く形成しておけば、荷物収
納空間を、例えば、掘り炬燵感覚で使用することが可能
となり、荷物収納空間の多目的な利用が可能になる。ま
た、請求項6の発明によると、車体の幅方向両側に位置
する側壁には、シートを支持するシート支持部材が取付
けられており、そのシート支持部材上にシートが載置さ
れている。このため、シートを車体の床で支持する従来
の構造と比較して、シートの下側に広いスペースを確保
でき、この部分に荷物を収納することが可能になる。
【0010】また、請求項7の発明は、上部開放型の容
器本体と、その容器本体の開口外側に形成された縁体と
からなる容器を備えており、前記容器本体が荷物収納空
間に収納された状態で、前記容器の縁体が搬入口の周縁
によって支持される構成である。このため、容器を使用
して小物を荷物収納空間内に収納することが可能にな
る。したがって、従来のように、インパネやトリム等を
利用して小物の収納スペースを確保する場合と比較し
て、収納スペースを広くできる。なお、容器は縁体が搬
入口の周縁によって支持される構造のため、容器を搬入
口から簡単に取り外すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下、図1〜図3
に基づいて本発明の実施形態1に係る乗用車の説明を行
う。本実施形態はワンボックスタイプの乗用車に本発明
を適用したものであり、図1は運転席以外のシートを畳
んだ状態を表す車室内の模式斜視図等、図2は全シート
を使用している状態を表す車室内の模式斜視図等を表し
ている。ここで、乗用車の幅方向をX方向、前後方向を
Y方向、高さ方向をZ方向として図示する。
【0012】本実施形態に係る乗用車1は、図1
(B)、図2(B)に示すように、車体2の床部が上床
12と下床11とによって二重に構成されており、上床
12が車室Rの床面を構成するとともに、その上床12
と下床11との間に荷物収納空間Sが形成されている。
下床11は、前床11fと後床11bとから構成されて
おり、後床11bが前床11fよりも一定寸法だけ高い
位置に形成されている。また、下床11の上面には、図
1(A)、図2(A)に示すように、前後方向に延びる
突条11tが幅方向に複数本形成されており、これらの
突条11tの働きで荷物収納空間S内の荷物が振動や加
速度等により横方向(X方向)に移動し難くなる。さら
に、突条11tの働きで下床11の強度が向上する。
【0013】車室Rの床面を構成する上床12は、図1
(B)、図2(B)に示すように、前床12f、中央床
12m及び後床12bとから構成されており、前床12
f、中央床12m、後床12bの順番で段階的に高い位
置に形成されている。荷物収納空間Sは、仕切り壁13
によって前後に仕切られており、その仕切り壁13に開
閉扉(図示されていない)が設けられている。このよう
に、荷物収納空間Sが仕切り壁13によって前後に仕切
られることで、荷物収納空間S内の荷物が振動や加速度
等により前後方向に移動し難くなる。なお、サーフボー
ド等の比較的長い荷物を荷物収納空間Sに収納する場合
には、仕切り壁13の開閉扉を開くことで対応が可能で
ある。
【0014】乗用車1の車体2には側面下部中央に、荷
物を荷物収納空間Sに搬入するための側面搬入口2sが
形成されている。側面搬入口2sの下辺部分には、連結
機構(図示されていない)を介して側面開閉蓋15が上
下回動可能に取付けられており、その側面開閉蓋15に
よって側面搬入口2sが開閉される。また、荷物収納空
間Sの後部(図示されていない)は開放されており、そ
の後部開放部分が車体2の後部ドア2bによって開閉可
能に構成されている。
【0015】車室Rの床面を構成する上床12には、前
床12fの前部であってインストルメントパネル7の下
側に前部搬入口12eが形成されている。そして、その
前部搬入口12eから車室R内の荷物を荷物収納空間S
に収納したり、荷物収納空間S内の荷物を取出すことが
可能になる。前部搬入口12eの前辺部分には、連結機
構(図示されていない)を介して床面開閉蓋16が上下
回動可能に取付けられており、その床面開閉蓋16によ
って前部搬入口12eが開閉される。なお、床面開閉蓋
16により前部搬入口12eが閉じられた状態で、搭乗
者は床面開閉蓋16上に足を載せることが可能となる。
【0016】上床12の後床12bには、図1(A)に
示すように、後部搬入口12hが形成されている。そし
て、その後部搬入口12hから車室R内の荷物を荷物収
納空間Sに収納したり、荷物収納空間S内の荷物を取出
すことが可能になる。後部搬入口12hは第一後扉17
と第二後扉18とによって開閉可能な構造であり、その
後部搬入口12hの中央に両後扉17,18を上下回動
可能に支持する支持軸19が幅方向(X方向)に渡され
た状態で設置されている。
【0017】第一後扉17は支持軸19の前側に配置さ
れており、その支持軸19を中心に上下回動することで
後部搬入口12hの前半分を開閉する。また、第二後扉
18は支持軸19の後側に配置されており、その支持軸
19を中心に上下回動することで後部搬入口12hの後
半分を開閉する。ここで、第一後扉17、第二後扉18
及び支持軸19の強度は、所定重量の荷物を積載できる
強度に製作されている。このため、第一後扉17、第二
後扉18が後部搬入口12hを閉じた状態で、後床12
b上に所定重量の荷物を積み込むことが可能となる。即
ち、第一後扉17及び第二後扉18が本発明の開閉蓋に
相当する。
【0018】上床12の前床12fには、例えば三人掛
けの前側シート22が設置されている。前側シート22
は、運転席22r、中央席22m及び助手席22sとか
ら構成されており、予め決められた範囲内で前後スライ
ド可能に構成されている。前側シート22は、運転席2
2rと中央席22mとの間が分割されており、図1に示
すように、中央席22m及び助手席22sのシートバッ
クをシートクッションに重なる位置まで前倒し可能に構
成されている。この状態で、前記シートバックの背面2
2eはほぼ水平に保持されるとともに、その背面22e
の高さは後床12b(第一後扉17及び第二後扉18)
の高さとほぼ等しくなる(図1(B)参照)。
【0019】上床12の中央床12mには、例えば、三
人掛けの後側シート24が設置されている。後側シート
24は、右席24r、中央席24m及び左席24sとか
ら構成されている。後側シート24は、図1に示すよう
に、シートバックをシートクッションに重なる位置まで
前倒し可能に構成されている。この状態で、シートバッ
クの背面24eはほぼ水平に保持されるとともに、その
背面24eの高さは後床12b(第一後扉17及び第二
後扉18)の高さとほぼ等しくなる。なお、後側シート
24を前側シート22と同様に分割して構成しても良い
し、一体に構成しても良い。
【0020】また、図3に示すように、上床12の中央
床12mに設置された後側シート24のシートクッショ
ン下側に位置するところに、搬入口24hを設け、シー
トクッションを後方に跳ね上げ可能とすることにより、
その搬入口24hを開閉できるようにしても良い。ま
た、図1(A)及び図2(A)には、前床12fの下面
に引出し式の物入れ26を設けた例を示している。
【0021】次に、上記した乗用車1の取扱いについて
簡単に説明する。先ず、乗用車1を荷物の輸送用に使用
する場合には、図1(A)(B)に示すように、前側シ
ート22の中央席22m及び助手席22sのシートバッ
クをシートクッションに重なる位置まで前倒しする。ま
た、後側シート24のシートバックをシートクッション
に重なる位置まで前倒しする。これによって、前側シー
ト22のシートバックの背面22eと、後側シート24
のシートバックの背面24eとが上床12の後床12b
(第一後扉17及び第二後扉18)とほぼ同一高さに保
持され、車室Rが荷物の収納空間となる。
【0022】この状態で、図1(A)に示すように、床
面開閉蓋16、側面開閉蓋15及び第一後扉17、第二
後扉18が開閉可能であり、前部搬入口12e、側面搬
入口2s及び後部搬入口12hから荷物収納空間Sに荷
物の搬入が可能になる。また後部ドア2bを開くこと
で、後部開放部分から荷物収納空間Sに荷物の搬入が可
能になる。
【0023】荷物を乗用車1に積み込むには、先ず、後
部ドア2bを開けた状態で第一後扉17、第二後扉18
を開き、さらに側面開閉蓋15を開く。この状態で、荷
物を後部搬入口12h、後部開放部分及び側面搬入口2
sから荷物収納空間Sに搬入する。なお、荷物の種類に
応じて一部の搬入口のみ使用することも可能である。次
に、第一後扉17、第二後扉18を閉じた状態で、後部
ドア2bを開いた後部開口部及び図示されていない側面
スライドドアを開いた側面開口部から車室R内に荷物を
搬入する。
【0024】このようにすることで、荷物を効率的に荷
物収納空間S内及び車室R内に積み込むことができる。
さらに、荷物の積み込みが終了した後であっても、運転
者が床面開閉蓋16を開くことで、車室R内の荷物を前
部搬入口12eから荷物収納空間Sに戻したり、荷物収
納空間Sの荷物を前部搬入口12eから取出すことが可
能になる。
【0025】次に、乗用車1を5人〜6人で使用する場合
には、図2(A)(B)に示すように、前側シート22
及び後側シート24のシートバックを起こした状態で使
用する。この状態でも、床面開閉蓋16、側面開閉蓋1
5及び第一後扉17、第二後扉18が開閉可能であり、
前部搬入口12e、側面搬入口2s及び後部搬入口12
hから荷物収納空間Sに荷物の搬入が可能になる。また
後部ドア2bを開くことで、後部開口部から荷物収納空
間Sに荷物の搬入が可能になる。
【0026】荷物を乗用車1に積み込むには、前述のよ
うに、後部ドア2bを開けた状態で第一後扉17、第二
後扉18を開き、さらに側面開閉蓋15を開く。この状
態で、荷物を後部搬入口12h、後部開放部分及び側面
搬入口2sから荷物収納空間Sに搬入する。なお、荷物
の種類に応じて一部の搬入口のみ使用することも可能で
ある。このようにすれば、荷物を効率的に荷物収納空間
S内に搬入することができる。また、第一後扉17、第
二後扉18を閉じた状態で、後部ドア2bを開いた後部
開口部及び図示されていない側面スライドドアを開いた
側面開口部から車室Rの後床12b上に荷物を搬入する
ことができる。
【0027】さらに、乗用車1の走行中であっても、前
側シート22(中央席22m,助手席22s)の搭乗者
が床面開閉蓋16を開くことで、車室R内の荷物を前部
搬入口12eから荷物収納空間Sに戻したり、荷物収納
空間S内の荷物を前部搬入口12eから取出すことが可
能になる。また、後側シート24の搭乗者が第一後扉1
7を開くことで、車室R内の荷物を後部搬入口12hか
ら荷物収納空間Sに戻したり、荷物収納空間S内の荷物
を後部搬入口12hから取出すことが可能になる。
【0028】このように、本実施形態に係る乗用車1に
よると、車室Rの床面に荷物収納空間Sの搬入口12
e,12hが設けられているため、荷物収納空間Sの使
い勝手が向上する。なお、搬入口12e,12hには開
閉蓋16,17,18が設けられているため、その開閉
蓋16,17,18によって搬入口12e,12hを閉
鎖すれば車室Rの床面を安全に、かつ有効に使用でき
る。
【0029】また、車体2の側面下部中央には、荷物を
荷物収納空間Sに搬入するための側面搬入口2sと、そ
の側面搬入口2sを開閉する側面開閉蓋15とが設けら
れているため、乗用車1の停止中に荷物を効率的に荷物
収納空間Sに積み込むことができる。なお、本実施形態
では、後部搬入口12hを比較的大きく形成し、二枚の
扉17,18によって開閉する例を示したが、後部搬入
口12hを比較的小さく形成して一枚の扉で開閉する構
造でも可能である。また、本実施形態では、上床12に
前部搬入口12eと後部搬入口12hとを設ける例を示
したが、搬入口はいずれか一方でも良い。
【0030】(実施形態2)以下、図4に基づいて本発
明の実施形態2に係る乗用車の説明を行なう。本実施形
態に係る乗用車は、実施形態1に係る乗用車1の荷物収
納空間Sの仕切り壁13を改良したものであり、その他
の構造は実施形態1に係る乗用車1の構造と同様であ
る。このため、実施形態1に係る乗用車1と同じ部材に
ついては同じ番号を付して説明を省略する。ここで、図
4(A)は乗用車の荷物収納空間を表す模式縦断面図、
図4(B)は回動蓋を表す斜視図である。
【0031】本実施形態に係る乗用車30の仕切り壁3
1には、その乗用車30の幅方向に複数の開口32が形
成されている。開口32は、幅方向に広い長方形状に形
成されており、その幅寸法が、例えば、サーフボード等
を通すことができる寸法に設定されている。各々の開口
32は回動蓋34によって開閉が可能なように構成され
ている。
【0032】回動蓋34は、その回動蓋34の上端側を
中心に上下回動することで仕切り壁31の開口32を開
閉する構造であり、その開口32の形状に合わせて長方
形状に成形されている。回動蓋34の上端部には一対の
ヒンジ機構35が取付けられており、その回動蓋34の
裏面34bの下端縁にサーフボード等を上から押える帯
状の押えパッド34pが固定されている。押えパッド3
4pの材料には、ゴムやウレタン等の弾力性を有する材
料が使用される。
【0033】ヒンジ機構35は、回動蓋34を上下回動
可能な状態で荷物収納空間Sの天井面Sfに連結する機
構であり、回動片35mと、固定片35sと、その固定
片35sに対して回動片35mを回動可能に連結する連
結ピン35pとから構成されている。ヒンジ機構35の
回動片35mは回動蓋34の前面34fの上端に面接触
状態で取付けられている。また、ヒンジ機構35の固定
片35sは天井面Sfの支持材39の縦面39eに面接
触状態で取付けられている。このため、ヒンジ機構35
が約180°開いた状態で回動蓋34は仕切り壁31とほ
ぼ平行に保持され、その仕切り壁31の開口32が閉じ
られる。
【0034】回動蓋34は、ヒンジ機構35及び支持材
39によって仕切り壁31の前面側に配置されており、
開口32を閉じた状態でその回動蓋34の押えパッド3
4pは開口32の下側縁に当接するようになる。ヒンジ
機構35の連結ピン35pの回りにはコイルバネ36が
装着されており、そのコイルバネ36のバネ力によって
回動蓋34は仕切り壁31の開口32を閉じる位置に保
持されている。即ち、コイルバネ36のバネ力が本発明
の弾性力に相当する。
【0035】次に、長尺の荷物、例えば、サーフボード
等を荷物収納空間Sに収納する場合の回動蓋34等の動
作を説明する。この場合、サーフボード等は乗用車30
の後方から仕切り壁31の開口32に押込まれる。サー
フボード等が仕切り壁31の開口32に押込まれると、
そのサーフボード等の先端が回動蓋34を前方に押圧す
る。これによって、回動蓋34は、コイルバネ36のバ
ネ力に抗してヒンジ機構35の連結ピン35pの回りを
上方に回動し、仕切り壁31の開口32が開かれる。
【0036】サーフボード等は、回動蓋34の下側を移
動しながら仕切り壁31の開口32に通され、荷物収納
空間S内の所定位置に配置される。前述のように、回動
蓋34は、コイルバネ36により仕切り壁31の開口3
2を閉じる方向、即ち、下回動方向の力を受けている。
このため、仕切り壁31の開口32に通されたサーフボ
ード等は、回動蓋34の回動自由端側裏面に位置する押
えパッド34pによって上方から押えられる。これによ
って、サーフボード等は走行中の振動等によって位置ず
れし難くなる。
【0037】サーフボード等の取出しは、そのサーフボ
ード等を仕切り壁31の開口32から後方に引き抜くこ
とにより簡単に行なうことができる。サーフボード等が
仕切り壁31の開口32から引き抜かれた後は、回動蓋
34がコイルバネ36のバネ力で下方向に回動し、仕切
り壁31の開口32が自動的に閉じられる。このように
本実施形態によると、仕切り壁31に開口32が形成さ
れているため、長尺の荷物、例えば、サーフボードや竿
等を仕切り壁31の開口32に通した状態で荷物収納空
間Sに収納することができる。
【0038】(実施形態3)以下、図5、図6に基づい
て本発明の実施形態3に係る乗用車の説明を行なう。本
実施形態に係る乗用車は、実施形態1に係る乗用車1の
第一後扉17及び第二後扉18の支持構造を改良したも
のであり、その他の構造は実施形態1に係る乗用車1の
構造と同様である。このため、実施形態1に係る乗用車
1と同じ部材については同じ番号を付して説明を省略す
る。ここで、図5は後部搬入口が第一後扉及び第二後扉
により閉じられた状態を表す斜視図(A図)及び後部搬
入口が半開きの状態を表す斜視図(B図)であり、図6
は後部搬入口が開かれた状態を表す斜視図(A図)及び
側面図(A図のB-B矢視図)である。
【0039】乗用車1の後部では、車体2の外側に後輪
等の収納凹部を設けることで、車室の内側には、図5
(A)等に示すように、前記収納凹部とほぼ等しい形状
の壁突出部40が形成される。壁突出部40は平面視が
車体2の前後方向に長い長方形状に形成されており、そ
れらの壁突出部40の縦前面41が横梁41sによって
互いに連結されている。これによって、車体2の強度確
保が図られている。また、左右の壁突出部40の上面4
3は等しい高さでほぼ水平に形成されており、この上面
43が実施形態1で説明した上床12の後床12bを構
成している。さらに、壁突出部40の左右の側壁42が
荷物収納空間Sの側壁を構成している。したがって、左
右の壁突出部40の上面43の間が荷物収納空間Sの後
部搬入口12hとなる。
【0040】壁突出部40の左右の側壁42の上端部に
は、図6(A)等に示すように、車体2の前後方向に延
びる棚状のL字溝42dが形成されており、左右のL字
溝42dの間に後部搬入口12hを開閉する第一後扉1
7と第二後扉18とが渡されている。即ち、第一後扉1
7と第二後扉18との長さ寸法は、左右のL字溝42d
間の距離、即ち、後部搬入口12hの幅寸法にほぼ等し
く設定されている。また、第一後扉17と第二後扉18
との幅寸法は、後部搬入口12hの長さ寸法を二分する
寸法にほぼ等しく設定されている。
【0041】さらに、第一後扉17と第二後扉18との
幅寸法は、壁突出部40の側壁42の高さ寸法よりも小
さく設定されている。また、第一後扉17と第二後扉1
8との厚み寸法は、L字溝42dの高さ寸法とほぼ等し
く設定されている。このため、左右のL字溝42dの間
に第一後扉17と第二後扉18とが渡された状態で、第
一後扉17と第二後扉18との上面と壁突出部40の左
右の上面43(上床12の後床12b)とは連続するよ
うになる。
【0042】荷物収納空間Sの左右の側壁42には、図
6(B)に示すように、横梁41sの近傍に断面略L字
形の縦溝42zが形成されている。縦溝42zは、横梁
41sと協働して、第一後扉17の端部と第二後扉18
の端部とを重ねた状態で挟むための溝であり、L字溝4
2dに対して直角に形成されている。縦溝42zは、荷
物収納空間Sの左右の側壁42の上半分に形成されてお
り、その幅寸法(Y方向における寸法)が第一後扉17
と第二後扉18とを重ねた厚み寸法よりも若干大きく設
定されている。即ち、縦溝42z及び横梁41sが本発
明の蓋支持部に相当する。
【0043】次に、後部搬入口12hの開閉操作につい
て説明する。後部搬入口12hを開く場合には、図5
(B)に示すように、先ず、第二後扉18が前辺18f
側を中心に前側に回動させられ、その第二後扉18の表
面が第一後扉17の表面に重ねられる。即ち、この状態
で、第二後扉18の裏面が表側となる。次に、第一後扉
17と第二後扉18とが二枚重ねの状態で同じく前辺1
7f側を中心に前側に回動させられ、第一後扉17と第
二後扉18とが立てられた状態でそれらの後扉17,1
8の両端部が縦溝42zと横梁41sのと間に挿入され
る。これによって、図6(A)、(B)に示すように、
第一後扉17と第二後扉18とは荷物収納空間S内で立
てられた状態に保持される。
【0044】このため、後部搬入口12hが開かれた状
態で第一後扉17と第二後扉18とが邪魔にならず、後
部搬入口12hをフルに使用できるようになる。したが
って、荷物収納空間S内に荷物を収納する際の作業効率
が向上する。また、壁突出部40の上面43(上床12
の後床12b)に座って、例えば、荷物収納空間Sを掘
り炬燵感覚で使用することが可能となり、荷物収納空間
Sの多目的な利用が可能になる。なお、互いの表面が内
側になるように第一後扉17と第二後扉18とが重ねら
れるため、第一後扉17と第二後扉18との表面に傷が
付き難くなる。後部搬入口12hを閉じる場合には、上
記した手順と逆の手順で行なう。なお、本実施形態で
は、二枚の後扉17,18で後部搬入口12hを閉じる
例を示したが、後扉を三枚あるいは四枚等にすることも
可能である。また、後扉を相互にヒンジ等で連結するこ
とも可能である。
【0045】(実施形態4)以下、図7に基づいて本発
明の実施形態4に係る乗用車の説明を行なう。本実施形
態に係る乗用車は、実施形態1に係る乗用車1の前側シ
ート22あるいは後側シート24(以下、シート装置2
2という)の支持構造を改良したものであり、その他の
構造は実施形態1に係る乗用車1の構造と同様である。
このため、実施形態1に係る乗用車1と同じ部材につい
ては同じ番号を付して説明を省略する。ここで、図7は
シート支持構造を表す斜視図(A図)及びシート支持構
造を表す正面図(B図)である。
【0046】車体2の幅方向両側の側壁2yには、床面
から所定高さ位置にその車体2の前後方向に延びる突条
部2tが形成されており、その突条部2tに断面略C字
形の棒状体であるシート支持部材2cが嵌め合わされ
て、溶接等により固定されている。左右のシート支持部
材2cは等しい高さ位置でその上面が平らに形成されて
おり、それらのシート支持部材2cの上面にシート装置
22の左右端に設けられたスライド機構22k等が載置
されている。
【0047】このため、シート装置を車体2の床で支持
する従来の構造と比較して、シート装置22の下側に広
いスペースを確保でき、この部分に荷物(図ではスノー
ボード等)を横置きに収納することが可能となる。な
お、図7では、三人掛けの一体型のシート装置22を例
にその支持構造の説明を行なったが、左右のシート支持
部材2c上に横梁を渡せば、その横梁上に個人掛けのシ
ート装置を三台並べて載置することも可能である。
【0048】(実施形態5)以下、図8、図9に基づい
て本発明の実施形態5に係る乗用車の説明を行なう。本
実施形態に係る乗用車は、実施形態1に係る乗用車1の
搬入口12eの位置に小物入れ容器を装着できるように
改良したものであり、その他の構造は実施形態1に係る
乗用車1の構造と同様である。このため、実施形態1に
係る乗用車1と同じ部材については同じ番号を付して説
明を省略する。ここで、図8は車室内を表す概略斜視図
(A図)及び搬入口の部分の縦断面(B図)であり、図
9は図8(B)のIXA矢視拡大図等である。
【0049】本実施形態に係る乗用車1で使用される小
物入れ容器60は、図8(B)に示すように、上部開放
型の容器本体62と、その容器本体62の開口外側に形
成された縁体64とから構成されている。容器本体62
は、荷物収納空間Sの搬入口12eに合わせて平面視に
おいて略角形に形成されており、その搬入口12eに挿
入可能な寸法に設定されている。また、容器本体62の
深さ寸法は、搬入口12eの位置における荷物収納空間
Sの深さ寸法よりも小さく設定されている。縁体64
は、容器本体62を搬入口12eの位置に保持する部材
であり、その容器本体62が搬入口12eから荷物収納
空間Sに挿入された状態で、その搬入口12eの周縁部
12zによって下方から支持される。
【0050】搬入口12eの周縁部12zは、図9
(A)等に示すように、上床12の凹部12tの底部分
に形成されており、その凹部12tの深さ寸法が所定値
Dに設定されている。上床12の凹部12tには、搬入
口12eを開閉する床面開閉蓋16が収納されるように
なっている。床面開閉蓋16は、凹部12tの平面形状
とほぼ等しい形状をしており、その厚み寸法が、凹部1
2tの深さ寸法Dから小物入れ容器60の縁体64の厚
み寸法を減じた値にほぼ等しく設定されている。このた
め、床面開閉蓋16が搬入口12eにセットされた容器
本体62の開口を閉じた状態で、上床12の床面12u
と床面開閉蓋16の上面16uとは、図9(B)に示す
ように、ほぼ連続するようになる。
【0051】床面開閉蓋16の上面16uの一端縁に
は、ヒンジ機構67の回動片67mが収納される浅い溝
16vが形成されており、その浅い溝16vの底面に回
動片67mが面接触状態で取付けられている。また、上
床12の凹部12tの周縁には、ヒンジ機構67の固定
片67sが収納される浅い溝12vが形成されており、
その浅い溝12vの底面に固定片67sが面接触状態で
取付けられている。これによって、床面開閉蓋16は、
搬入口12eの閉位置から搬入口12eの開位置まで、
ヒンジ機構67の連結ピン67pを中心に回動可能とな
る。
【0052】また、ヒンジ機構67の回動片67m、固
定片67sは、それぞれ床面開閉蓋16及び上床12の
浅い溝16v,12vに収納されているため、そのヒン
ジ機構67が邪魔になることがない。ヒンジ機構67の
連結ピン67pの回りには、床面開閉蓋16を搬入口1
2eの閉位置に保持するコイルバネ(図示されていな
い)が装着されている。このため、床面開閉蓋16が乗
用車1の振動等で開方向に回動するような不具合が生じ
ない。
【0053】このように本実施形態では、小物入れ容器
60を荷物収納空間Sの搬入口12eの位置に装着でき
るため、従来のように、インパネやトリム等を利用して
小物の収納スペースを確保する場合と比較して、収納ス
ペースを広くできる。また、小物入れ容器60は縁体6
4が搬入口12eの周縁部12zによって支持される構
造のため、その小物入れ容器60を搬入口12eから簡
単に取り外すことができる。なお、小物入れ容器60の
容器本体62は、収納する小物に応じて内部を細かく区
分することも可能である。また、一つの搬入口12eに
一つの小物入れ容器60を装着する例を示したが、例え
ば、細長い搬入口の場合、その搬入口の長手方向に複数
の小物入れ容器60を配置することも可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によると、搭乗者が車室内におい
て、使用済みの荷物を搬入口から荷物収納空間に戻した
り、荷物収納空間内の荷物をその搬入口から取出すこと
が可能になるため、荷物収納空間の使い勝手が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る乗用車において運転
席以外のシートを畳んだ状態を表す車室内の斜視図(A
図)、及びこの時の乗用車の模式縦断面図(B図)であ
る。
【図2】乗用車において全てのシートを使用した状態を
表す車室内の斜視図(A図)、及びこの時の乗用車の模
式縦断面図(B図)である。
【図3】後側シート及びその近傍を表す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る乗用車の荷物収納空
間を表す模式縦断面図(A図)及び回動蓋を表す斜視図
(B)である。
【図5】本発明の実施形態3に係る乗用車の後部搬入口
が第一後扉及び第二後扉により閉じられた状態を表す斜
視図(A図)及び後部搬入口が半開きの状態を表す斜視
図(B図)である。
【図6】後部搬入口が開かれた状態を表す斜視図(A
図)及び側面図(A図のB-B矢視図)(B図)である。
【図7】本発明の実施形態4に係る乗用車のシート支持
構造を表す斜視図(A図)及びシート支持構造を表す正
面図(B図)である。
【図8】本発明の実施形態5に係る乗用車の車室内を表
す概略斜視図(A図)及び搬入口の部分の縦断面(B
図)である。
【図9】図8(B)のIXA矢視拡大図(A図)及び搬入
口を閉じた状態を表す縦断面(B図)である。
【図10】従来の乗用車の斜視図である。
【符号の説明】
R 車室 S 荷物収納空間 2s 側面搬入口 2c シート支持部材 13 仕切り壁 12 上床 12e 前部搬入口 12h 後部搬入口 15 側面開閉蓋 16 床面開閉蓋 17 第一後扉(開閉蓋) 18 第二後扉(開閉蓋) 32 開口 34 回動蓋 35 ヒンジ機構 41s 横梁(蓋支持部) 42 側壁 42z 縦溝(蓋支持部) 62 容器本体 64 縁体 67 ヒンジ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 明弘 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 長野 治樹 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 (72)発明者 松本 由紀子 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA14 BB02 CA14 3D022 BA04 BB04 BC04 BC09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の床下に設けられた荷物収納空間
    と、 前記車室の床面に設けられており、前記荷物収納空間に
    荷物を搬入するための搬入口と、 前記搬入口を開閉する開閉蓋と、を有することを特徴と
    する乗用車。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乗用車であって、 車体の側面には、荷物を荷物収納空間に搬入するための
    側面搬入口と、その側面搬入口を開閉する側面開閉蓋と
    が設けられていることを特徴とする乗用車。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    の乗用車であって、 荷物収納空間内には、その荷物収納空間を前後に仕切る
    仕切り壁が設けられていることを特徴とする乗用車。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の乗用車であって、 仕切り壁に形成された開口と、 前記開口を開閉する回動蓋とを有しており、 前記回動蓋は、上端部が回動中心側となるように、荷物
    収納空間の天井部分に取付けられており、前記開口を閉
    じる方向に弾性力を受けていることを特徴とする乗用
    車。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の乗用車であって、 荷物収納空間の幅方向両側に位置する側壁には、搬入口
    を開いたときに開閉蓋の両端を支持し、その開閉蓋を前
    記荷物収納空間内で立てた状態に保持する蓋支持部が設
    けられていることを特徴とする乗用車。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の乗用車であって、 車体の幅方向両側に位置する側壁には、シートを支持す
    るシート支持部材が取付けられており、そのシート支持
    部材上に前記シートが載置されていることを特徴とする
    乗用車。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の乗用車であって、 上部開放型の容器本体と、その容器本体の開口外側に形
    成された縁体とからなる容器を備えており、 前記容器本体が荷物収納空間に収納された状態で、前記
    容器の縁体が搬入口の周縁によって支持される構成であ
    ることを特徴とする乗用車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009120145A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Mazda Motor Corp 車両のタンク配設構造
FR2935319A1 (fr) * 2008-09-04 2010-03-05 Peugeot Citroen Automobiles Sa Fourgonette amenagee.
CN106882091A (zh) * 2017-04-12 2017-06-23 济南大学 一种带储物功能且能提醒乘客带行李的公交车座椅

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FR2935319A1 (fr) * 2008-09-04 2010-03-05 Peugeot Citroen Automobiles Sa Fourgonette amenagee.
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