JP2003226019A - インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置Info
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
はみ出しによる端部チャンネルの吐出不良を防止する。 【解決手段】 圧電素子素材112は加圧液室配列に対
応した分割溝113によって複数の圧電素子12に分割
される。圧電素子素材112の分割溝113の存在しな
い広域接合部の接着剤が端部チャンネルへはみ出さない
ように、端部チャンネルに対応した分割溝113の近傍
にダミー溝115を形成する。余剰な接着剤はダミー溝
115に吸収され、分割溝113へのはみ出しが阻止さ
れる。
Description
インク滴を吐出させて記録媒体上に画像を記録するため
のインクジェットヘッドに係り、特に、インク滴を吐出
させるための駆動手段として圧電素子を用いるインクジ
ェットヘッドに関する。
複数の加圧液室の壁の一部を構成する振動板を圧電素子
群により振動させることにより、加圧液室内のインクを
同加圧液室に連通したノズルより吐出させる構成のイン
クジェットヘッドがある。一般に、圧電素子群は、ベー
ス部材に接合されたプレート状又はバー状の圧電素子素
材に、ダイシングソーなどを用いて溝加工を行い、圧電
素子素材を加圧液室の配列に対応した分割溝によって分
割することによって作成される(例えば、特開平8−1
42325号、WO95/10416号、特開2000
−158653号など)。
ェットヘッドの振動板と圧電素子群は接着剤により接合
されるが、その際に余剰な接着剤が分割溝へはみ出すこ
とにより、端部チャンネルで噴射不良が発生する等の問
題があった。この問題については、本発明の実施の形態
の説明中でより具体的に説明する。
のはみ出しによる端部チャンネルでの噴射不良が発生し
にくい構成のインクジェットヘッドを提供することにあ
る。本発明のもう1つの目的は、全チャンネルにわたっ
て噴射特性のバラツキの少ないインクジェットヘッドを
提供することにある。これ以外の目的については、以下
の説明中で明らかにする。
複数の加圧液室の壁の一部を構成する振動板を、ベース
部材に接合された圧電素子部材を加圧液室配列に対応し
た分割溝により分割してなる圧電素子群により振動させ
ることにより、加圧液室内のインクを加圧液室に連通し
たノズルより吐出させる構成のインクジェットヘッドに
おいて、圧電素子素材は、分割溝が形成されていない振
動板との接合領域に、分割溝への接着剤のはみ出しを阻
止するためのダミー溝を有することを特徴とするもので
ある。このような構成によれば、圧電素子素材の分割溝
のない接合領域の余剰な接着剤は、ダミー溝により吸収
されるため分割溝へのはみ出しが生じにくく、したがっ
て端部チャネルでの噴射不良が起きにくい。
載の構成において、ダミー溝とそれに最も近い分割溝と
の間隔を分割溝相互の間隔と同一とすることである。こ
のような構成によれば、端部チャンネルにおける圧電素
子と振動板との接合条件を、それ以外のチャンネルにお
ける接合条件に近づけることができるため、全チャンネ
ルにわたって噴射特性を均一化することができる。
成において、加圧液室配列方向に複数本のダミー溝を配
列することである。このような構成によれば、あるダミ
ー溝でせき止めきれない接着剤は次のダミー溝で吸収さ
れるため、端部チャンネルの分割溝への接着剤のはみ出
しをより確実に阻止し、接着剤のはみ出しによる端部チ
ャンネルの噴射不良をより確実に防止することができ
る。
載の構成において、ダミー溝の深さを分割溝の深さより
浅くすることである。このようにダミー溝を浅くするこ
とにより、後に詳述するように、ダミー溝形成による圧
電素子部分の機械的強度の低下と共通電極部の抵抗値の
増加を抑え、インクジェットヘッドの組立性及び信頼性
を確保することができ、これも本発明の目的の1つであ
る。
載の構成において、少なくとも一部のダミー溝に振動板
との加圧液室配列方向の位置合わせのための位置基準を
兼ねさせることである。このような構成によれば、圧電
素子部の構成を複雑化することなく、圧電素子と振動板
とを高精度に位置合わせすることができる。このことも
本発明の目的の1つである。
ト記録装置に関するものであり、その特徴は、請求項1
乃至5のいずれか1項記載のインクジェットヘッドと、
このインクジェットヘッドにインクを供給するための手
段と、前記インクジェットヘッドの圧電素子群を記録信
号に応じて駆動するための手段と、前記インクジェット
ヘッドと記録紙とを相対的に移動させる手段とを具備す
ることである。本発明によるインクジェットヘッドは噴
射不良がなく、さらには噴射特性のバラツキも少ないた
め、このインクジェット記録装置によれば高画質の画像
記録が可能である。
徴について、実施の形態に関連してより具体的に説明す
る。
て添付図面を参照して説明する。なお、説明の重複を減
らすため、複数の図面において同等部分又は対応部分に
は同一の参照番号を用いる。
発明によるインクジェットヘッドの全体的構成の一例を
説明する。図1はインクジェットヘッドの概略分解斜視
図、図2は同ヘッドのチャンネル配列方向(ノズル配列
方向)と直交する方向の要部概略断面図、図3は同ヘッ
ドのチャンネル配列方向の要部概略断面図である。
ト1と、液室ユニット2と、ヘッドカバー3とを備えて
いる。駆動ユニット1は、絶縁性のベース部材11(例
えばチタン酸バリウム、アルミナ、フォルステライトな
どのセラミックス基板)の上に、エネルギー発生手段で
ある複数の圧電素子12を2列に配列し、また、これら
2列の圧電素子12の周囲を取り囲む樹脂、セラミック
等からなるフレーム部材13を接着剤14によって接合
した構成である。複数の圧電素子12は、インクを液滴
化して飛翔させるための駆動パルスが与えられる圧電素
子(これを「駆動圧電素子」という)17と、駆動パル
スが与えられずに単に液室ユニット2をベース部材11
に固定するための液室支柱部材となる圧電素子(これを
「非駆動圧電素子」という)18とが交互に並んだ構成
である。
積層型圧電素子が用いられる。このような積層型圧電素
子は、例えば図2に示すように、厚さ10〜50μm/
層のチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)20と、厚さ数μ
m/層の銀・パラジューム(AgPd)からなる内部電極
21とを交互に積層したものであるが、これに限られる
ものでない。
にAgPdからなる左右の端面電極22,23(2つの圧
電素子列の対向する面側が端面電極22、対向しない面
側が端面電極23)に接続される。一方、ベース部材1
1上には、図1に示すようにNi・Au蒸着、Auメッ
キ、AgPtペースト印刷、AgPdペースト印刷等によっ
て共通電極24及び個別電極25の各パターンが設けら
れる。そして、各列の各圧電素子12の対向する端面電
極22は導電性接着剤26を介して共通電極24に接続
され、他方、各列の各圧電素子12の対向しない端面電
極23は同じく導電性接着剤26を介してそれぞれ個別
電極25に接続される。このような電気的接続を介し
て、駆動圧電素子17に駆動電圧を与えることによっ
て、駆動圧電素子17に積層方向の電界が発生し積層方
向の伸びの変位が生じる。共通電極24は、図2にも示
されるように、フレーム部材13に設けた穴13a内に
導電性接着剤26を充填することによって、各圧電素子
に接続されたパターンと導通がとられる。
脂の薄膜からなる振動板31と、ドライフィルムレジス
ト(DFR)からなる感光性樹脂層で形成した2層構造
の液室隔壁部材32と、金属、樹脂等からなるノズル板
33から構成され、これら各部材は順次積層され、例え
ば熱融着により接合される。これらの各部材31,3
2,33によって、1つの駆動圧電素子17と、それに
対応するダイアフラム部34と、ダイアフラム部34を
介して加圧される加圧液室35と、加圧液室35の両側
に位置して加圧液室35にインクを導入する共通液室3
6と、加圧液室35と共通液室36とを連通させるイン
ク供給路37と、加圧液室35に連通するノズル38と
からなる1つのチャンネルが形成される。ここに示すイ
ンクジェットヘッドは、このようなチャンネルが複数
個、2列に配列された構成である。
るダイアフラム部34と、非駆動圧電素子18と接合さ
れる梁41と、フレーム部材13と接合されるベース4
2とを有する。ダイアフラム部34は、駆動圧電素子1
7と接合される島状凸部43と、この凸部43の周囲に
形成した厚み3〜10μm程度の薄膜部分(ダイアフラ
ム領域)44とからなる。
ドライフィルムレジストをラミネートして所要のマスク
を用いて露光し、現像して所定の液室パターンを形成し
た第1感光性樹脂層45と、ノズルプレート33側に予
めドライフィルムレジストをラミネートして所要のマス
クを用いて露光し、現像して所定の液室パターンを形成
した第2感光性樹脂層46とを熱圧着で接合してなる。
の高剛性材料を接着剤で接合して形成することも可能で
あり、また、シリコン基板などから一体的に形成された
1層構造とすることも可能であり、そのような構成のイ
ンクジェットヘッドも本発明に包含されることは当然で
ある。
るための微細な吐出口であるノズル38が2列に並べて
形成される。各ノズル38の内部形状(内側形状)は、
略円柱形状(又は略円錘台形状でもよい。)とされる。
また、各ノズル38の径はインク滴出口側の直径で約2
5〜35μmである。ノズル板33のインク吐出面(ノ
ズル表面側)は、図1に示すように撥水性の表面処理を
施した撥水処理面47とされている。具体的には、例え
ば、PTFE−Ni共析メッキやフッ素樹脂の電着塗
装、蒸発性のあるフッ素樹脂(例えばフッ化ピッチな
ど)を蒸着コートしたもの、シリコン系樹脂・フッ素系
樹脂の溶剤塗布後の焼き付け等、使用されるインクの物
性に応じて選定した撥水処理膜が撥水処理面47として
用いられる。撥水処理面47を形成する目的は、インク
の滴形状、飛翔特性を安定化するためである。なお、ノ
ズル板33の周縁部は撥水処理膜を形成しない非撥水処
理面48とされる。
2はそれぞれ別個に組み立てられた後、液室ユニット2
の振動板31と駆動ユニット1の圧電素子12及びフレ
ーム部材13とが接着剤49で接合されることにより一
体化される。そして、ベース部材11をヘッド支持部材
であるスペーサ部材(ヘッドホルダ)50上に支持して
保持し、このスペーサ部材50の内部に設けられたヘッ
ド駆動用IC等を有するPCB基板と駆動ユニット1の
各駆動圧電素子17に接続した各電極24,25とがF
PCケーブル51,51を介して接続される。
は、ノズル板33の周縁部及びヘッド側面を覆うための
箱状のものであり、ノズル板33の撥水処理面47に対
応した開口部を有し、ノズル板33の周縁部に残した非
撥水処理面48に接着剤にて接合される。ノズルカバー
3を接合後のインクジェットヘッドの正面(ノズル面)
側から見た形状を図4に示す。
図示しないインクカートリッジからのインクを液室に供
給するため、スペーサ部材50、ベース部材11、フレ
ーム部材13及び振動板31にそれぞれインク供給穴5
2,53,54,55が形成される。
おいては、記録信号に応じて駆動圧電素子17に駆動電
圧(10〜50Vのパルス電圧)を印加することによっ
て、駆動圧電素子17に積層方向の変位が生起し、振動
板31のダイアフラム部34を介して加圧液室35が加
圧されて圧力が上昇し、ノズル38からインク滴が吐出
される。このとき、加圧液室35から共通液室36へ通
じるインク供給路37方向へもインクの流れが発生する
が、断面積が狭小のインク供給路37が流体抵抗部とし
て働いて共通液室36側へのインクの流れを抑制し、イ
ンク吐出効率の低下を防ぐ。そして、インク滴吐出の終
了に伴い、加圧液室35内のインク圧力が低減し、イン
クの流れの慣性と駆動パルスの放電過程によって加圧液
室34内に負圧が発生してインク充填行程へ移行する。
このとき、インクタンクから供給されたインクは共通液
室36に流入し、共通液室よりインク供給路37を経て
加圧液室35内に充填される。そして、ノズル38の出
口付近のインクメニスカス面の振動が減衰し、表面張力
によってインクはノズル38の出口付近に戻されて安定
状態に至り、次のインク滴吐出動作の準備が整う。
断面図であり、同図の(a)は液室ユニット2と駆動ユ
ニット1とが接合される直前の状態を示し、(b)は接
合後の状態を示す。
の欄で言及したように、ベース部材11に接合されたプ
レート状又はバー状の圧電素子素材112にダイシング
ソーなどを用いて溝加工を行い、圧電素子素材112を
加圧液室配列に対応した分割溝113で分割することに
よって2列配列の圧電素子12が作成される。
112には、図5に示すように、加圧液室配列の各端、
換言すれば圧電素子配列の各端に対応する分割溝113
より外側の近傍位置に、接着剤の分割溝113へのはみ
出しを阻止するためのダミー溝115が形成される。
して説明する。図14は、ダミー溝115が設けられて
いないこと以外は図5と同様の断面図である。駆動ユニ
ット1と液室ユニット2は、図14(a)に示すように
駆動ユニット1の上面に接着剤14を塗布し、図14
(b)に示すように位置合わせして接合される。接着剤
14の塗布方法は各種ある。スクリーン印刷などの接合
したい部位だけ選択的に塗る手法も用いられたが、ヘッ
ドの高集積化にともない、スクリーンの位置決め精度の
問題から、近年ではタコ印刷や薄膜印刷など、パターン
塗布はせずに上面全体に塗布する工法が用いられるよう
になってきている。ここで問題になるのが、圧電素子素
材112の分割溝113が形成されていない、振動板3
1との接合領域(広域接合部と呼ぶ)110に塗布され
たは接着剤14のはみ出しである。図14(b)のよう
に接合する際に、広域接合部110の接着剤14が外側
に広がるが、従来は本発明のようなダミー溝が存在しな
いため、円Bで囲んだ端部チャンネルの部分、すなわ
ち、圧電素子列端部に余剰な接着剤がはみ出しやすい。
このような接着剤のはみ出しは、端部チャンネルの噴射
不良を引き起こす原因となる。このような不都合は広域
接合部110の面積を減らすと起こりにくくはなるが、
振動板31と圧電素子12の接合強度を確保するために
は、所定以上の面積の広域接合部110が不可欠であ
り、広域接合部110の面積を減らす方法では限界があ
る。
示すように、広域接合部110の余剰な接着剤14はダ
ミー溝115に吸収され、それ以上の広がりが抑えられ
るため、従来のような端部チャンネル側への接着剤のは
み出しは起きにくい。したがって、接着剤のはみ出しに
よる端部チャンネルの噴射不良の少ない、噴射特性の良
好なインクジェットヘッドを実現できる。なお、本実施
例1及び後記各実施例においては、分割溝113はベー
ス部材111の表面まで達しないハーフカット溝である
が、ベース部材111の表面まで達するフルカット溝で
あってもよく、そのような溝形態も本発明に包含され
る。
5に代えて、図6に示すように、振動板31に凹部11
6を形成することも考えられる。しかし、振動板31は
薄い部材であり、凹部116の深さは小さいため、接着
剤のみ出しをせき止めるに十分な容積を確保できない。
また、必要な容積を確保するために凹部116の面積を
広げると、ピンホール発生による振動板の歩留まり低下
をまねきやすく、さらに、Ni電鋳の振動板を用いる場
合には、凹部116の外周膜厚が大きくなり膜厚ムラに
よる接合不良の原因ともなる。本実施例1の形態では、
ダミー溝115を十分な深さに形成することができるほ
か、分割溝113とダミー溝115とを同時に加工する
ことができるため、ダミー溝115がコストアップ要因
にならないという利点がある。
説明する。図7は図5(b)に対応した部分断面図であ
る。図示のように、本実施例2によれば、接着剤のはみ
出しを阻止するためのダミー溝115と、それに最も近
い分割溝113との間隔が、分割溝113相互の間隔と
同一になるような位置にダミー溝115が形成される。
このようにすることで、接着剤のはみ出しを阻止できる
とともに、端部チャンネルの振動板31との接合部(C
部)における接合条件が他のチャンネルの接合部(例え
ばD部)との接合条件と略同一となるため、端部チャン
ネルの噴射特性とそれ以外のチャンネルの噴射特性の差
を抑えることができ、したがって、チャンネル間の噴射
特性のバラツキの小さいインクジェットヘッドを実現可
能である。
説明する。図8は図5(b)に対応した部分断面図であ
る。図示のように、本実施例3によれば、複数本のダミ
ー溝115が、加圧液室配列方向、すなわち、圧電素子
配列方向もしくはチャンネル配列方向に並べて形成され
る。前記実施例2と同様の目的で、端部チャンネルの分
割溝113と、それに最も近いダミー溝115との間隔
は、分割溝相互の間隔と同一とされている。
たように、接着剤はダミー溝115の深部までは侵入せ
ず表面付近のみを伝う傾向がある。そのため、ダミー溝
115が余剰接着剤を収容できるただけの容積を持って
いたとしても、1本のダミー溝115を設けただけでは
端部チャンネルへの接着剤のはみ出しを十分に防止でき
ない場合がある。本実施例のように複数本のダミー溝1
15を設ければ、端部チャンネルへの接着剤のはみ出し
をより確実に防止できる。
されているが、本数はこれに限定されるわけではない。
ただし、ダミー溝115の本数の増加は、加工時間の増
加によるコストアップ、振動板31との接合面積の減少
による接合強度の低下、圧電素子部分の機械的強度の低
下などを招くため、ダミー溝115の本数をむやみに増
加させることは現実的ではない。一般的には、最大でも
5本以下に抑えるのが望ましいであろう。このようにダ
ミー溝115の本数を5本以下に制限することも本発明
の特徴の1つである。
説明する。図9は図5(b)に対応した部分断面図であ
る。図示のように、本実施例4によれば、ダミー溝11
5は分割溝113よりも浅い溝とされる。前記実施例3
に関連して述べたように、ダミー溝115の増加は圧電
素子部分の機械強度の低下を招く。本実施例では、ダミ
ー溝115の深さを浅くすることにより、圧電素子部分
の機械的強度の低下を抑えることができる。また、ダミ
ー溝115が形成される領域に駆動用の共通電極を設け
る場合には、ここに深いダミー溝115を形成すると共
通電極の大部分が切断され、その抵抗値が増加し、イン
クジェットヘッド使用時に発熱等による断線の原因とな
る。ダミー溝115を浅くすることは、そのような不都
合の対策としても有効である。
も、一般に最低でも10μmの深さは必要であろう。ダ
ミー溝115が浅すぎると、接着剤14を塗布した際
に、図10(a)に示すように、ダミー溝115の底部
まで接着剤14が押し込まれてしまい、ダミー溝115
の接着剤のはみ出しを吸収する作用がほとんど失われて
しまう。ダミー溝115の深さが十分ならば、図10
(b)に示すように、ダミー溝115の内部に空間が確
保されるため、ダミー溝115の接着剤はみ出し吸収作
用を確保することができる。接着剤14を塗布する際に
は、通常、少なくとも10μm程度の押しこみは必要で
あるため、ダミー溝115の作用を確保するためにはダ
ミー溝115の深さは10μmよりも大きくする必要が
ある。一方、前述したように、圧電素子部分の機械強度
及び共通電極の抵抗値の観点からは、ダミー溝115の
深さは、圧電素子総厚さTの半分を越えないように制限
するのが一般に妥当であろう。
は、10μm<tA<T/2の範囲内で決定するのが一般
に好ましいであろう。このような範囲にダミー溝115
の深さを規定することも本発明の特徴の1つである。
て説明する。図11の(a)と(b)は、図5の(a)
と(b)にそれぞれ対応する部分断面図である。図示の
ように、本実施例5によれば、ダミー溝115のうち少
なくとも1つのダミー溝115aは、圧電素子17と振
動板31との位置合わせのための位置基準を兼ねる。こ
のダミー溝115aと対応して振動板31には位置合わ
せ用の穴120が設けられる。この穴120に対応し
て、ノズル板33に穴122が、液室隔壁部材32に穴
121が設けられている。駆動ユニット1と液室ユニッ
ト2とを接合する際に、ノズル板33の吐出面側から、
穴121,122を通して位置合わせ用穴120と位置
基準としてのダミー溝115aを観測し、穴120の中
心とダミー溝115aの中心を一致させるように調整す
ることにより、チャンネル配列方向の位置合わせを高精
度に実施することが可能となる。
置合わせ精度が要求される。このような高精度の位置合
わせには一般に画像処理によるパターン認識が用いられ
るが、この場合にはエッジの検出精度が位置合わせ精度
に大きな影響を与えるため、エッジの検出精度を上げる
ことが必要不可欠となる。そのためには位置基準として
のダミー溝115aの内外のコントラストを大きくしな
ければならない。ダミー溝115aの深さが浅いと、ダ
ミー溝115aの底部に光が入り明るくなるため、ダミ
ー溝115aの内外のコントラストが小さくなる。この
コントラストを十分大きくするには、ダミー溝115a
の深さは、その溝幅にも依存するが、おおよそ溝幅の2
倍以上とするのが望ましい。また、前述のように、圧電
素子部の機械的強度及び共通電極の抵抗値の観点から、
ダミー溝115aの深さは圧電素子総厚さTの半分以下
にするのが妥当である。すなわち、位置基準としてのダ
ミー溝115aの深さtBは、その溝幅をLとすると、
2L<tB<T/2 の範囲内に決定されるのが一般に好ま
しいであろう。位置基準用ダミー溝の深さをこのような
範囲内にすることも本発明の1つの特徴である。
数は3本であるが、この本数に限定されるわけではな
い。
トヘッドを用いるインクジェット記録装置の一例を図1
2及び図13により説明する。図12はインクジェット
記録装置の概略斜視図、図19は同装置の内部構成を説
明するための概略断面図である。
301の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ、そ
れに搭載したインクジェットヘッド、このインクジェッ
トヘッドにインクを供給するインクカートリッジ等で構
成される印字機構部302、図示されていないがインク
ジェットヘッドの圧電素子に記録信号に応じた駆動信号
を印加したり、モーター類を駆動するための制御回路を
搭載した回路基板等を収納し、装置本体301の下部に
は前方側から多数枚の用紙303を積載可能な給紙カセ
ット(或いは給紙トレイ)304を抜き差し自在に装着
することができ、また、用紙303を手差しで給紙する
ための手差しトレイ305を開倒することができ、給紙
カセット304或いは手差しトレイ305から給送され
る用紙303を取り込み、印字機構部302によって所
要の画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ
306に排紙する。
板に横架したガイド部材である主ガイドロッド311と
従ガイドロッド312とでキャリッジ313を主走査方
向(図19で紙面垂直方向)に摺動自在に保持し、この
キャリッジ313にはイエロー(Y)、シアン(C)、
マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐
出するための本発明によるインクジェットヘッド314
を、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。ま
た、キャリッジ313にはインクジェットヘッド314
に各色のインクを供給するための各インクカートリッジ
315を交換可能に装着している。
連通する大気口、下方にはインクジェットヘッド314
へインクを供給する供給口を、内部にはインクが充填さ
れた多孔質体を有しており、多孔質体の毛管力によりイ
ンクジェットヘッド314へ供給されるインクをわずか
な負圧に維持している。
搬送方向下流側)を主ガイドロッド311に摺動自在に
嵌装し、前方側(用紙搬送方向下流側)を従ガイドロッ
ド312に摺動自在に載置している。そして、このキャ
リッジ313を主走査方向に移動走査するため、主走査
モータ317で回転駆動される駆動プーリ318と従動
プーリ319との間にタイミングベルト320を張装
し、このタイミングベルト320をキャリッジ313に
固定しており、主走査モーター317の正逆回転により
キャリッジ313が往復駆動される。
紙303をヘッド314の下方側に搬送するために、給
紙カセット304から用紙303を分離給送する給紙ロ
ーラ321及びフリクションパッド322と、用紙30
3を案内するガイド部材323と、給紙された用紙30
3を反転させて搬送する搬送ローラ324と、この搬送
ローラ324の周面に押し付けられる搬送コロ325及
び搬送ローラ324からの用紙303の送り出し角度を
規定する先端コロ326とを設けている。搬送ローラ3
24は副走査モータ327によってギヤ列を介して回転
駆動される。
移動範囲に対応して搬送ローラ324から送り出された
用紙303をインクジェットヘッド314の下方側で案
内する用紙ガイド部材である印写受け部材329を設け
ている。この印写受け部材329の用紙搬送方向下流側
には、用紙303を排紙方向へ送り出すために回転駆動
される搬送コロ331、拍車332を設け、さらに用紙
303を排紙トレイ306に送り出す排紙ローラ333
及び拍車334と、排紙経路を形成するガイド部材33
5,336とを配設している。
って、キャリッジ313を移動させながら画像信号に応
じてインクジェットヘッド314を駆動することによ
り、停止している用紙303にインクを吐出して1行分
を記録し、用紙303を所定量搬送後次の行の記録を行
う。記録終了信号または、用紙303の後端が記録領域
に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了さ
せ用紙303を排紙する。
の記録領域を外れた位置には、インクジェットヘッド3
14の吐出不良を回復するための回復装置337を配置
している。回復装置はキャップ手段と吸引手段とクリー
ニング手段を有している。キャリッジ313は、印字待
機中には回復装置337側に移動させられてキャッピン
グ手段でインクジェットヘッド314のインク吐出口部
分をキャッピングされ、吐出口部分を湿潤状態に保つこ
とによりインク乾燥による吐出不良を防止する。また、
記録途中などに記録と関係しないインクを吐出すること
により、全てのノズルのインク粘度を一定にし、安定し
た吐出性能を維持する。
ング手段でインクジェットヘッド314の吐出口部分を
密封し、チューブを通して吸引手段でノズルからインク
とともに気泡等を吸い出し、吐出口部分に付着したイン
クやゴミ等はクリーニング手段により除去され吐出不良
が回復される。また、吸引されたインクは、本体下部に
設置された廃インク溜(不図示)に排出され、廃インク
溜内部のインク吸収体に吸収保持される。
は噴射特性のバラツキが小さいため、このインクジェッ
ト記録装置は高画質の画像記録が可能である。
発明によれば、インクジェットヘッドの端部チャンネル
での噴射不良を防止することができる。請求項2記載の
発明によれば、インクジェットヘッドの端部チャンネル
での噴射不良を防止し、かつ、全チャンネルにわたって
噴射特性を均一化することができる。求項3記載の発明
によれば、インクジェットヘッドの端部チャンネルでの
噴射不良をより確実に防止することができる。請求項4
記載の発明によれば、ダミー溝形成による圧電素子部分
の機械的強度の低下と共通電極部の抵抗値の増加を抑
え、インクジェットヘッドの組立性及び信頼性を確保す
ることができる。請求項5記載の発明によれば、圧電素
子部の構成を複雑化することなく、圧電素子と振動板と
を高精度に位置合わせすることができる。請求項6記載
の発明によれば、高画質の画像記録が可能となる、等々
の効果を得られる。
成の一例を説明するための概略分解斜視図である。
ル配列方向と直交する方向の概略要部断面図である。
ル方向の概略要部断面図である。
出面側から見た概略正面図である。
部分断面図である。
設ける構成を説明するための概略部分断面図である。
部分断面図である。
部分断面図である。
部分断面図である。
の関係を説明するための模式的断面図である。
の概略部分断面図である。
を示す概略斜視図である。
す概略断面図である。
て説明するための概略部分断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の加圧液室の壁の一部を構成する振
動板を、ベース部材に接合された圧電素子部材を前記加
圧液室の配列に対応した分割溝により分割してなる圧電
素子群により振動させることにより、前記加圧液室内の
インクを前記加圧液室に連通したノズルより吐出させる
構成のインクジェットヘッドにおいて、前記圧電素子素
材は、前記分割溝が形成されていない前記振動板との接
合領域に、前記分割溝への接着剤のはみ出しを阻止する
ためのダミー溝を有することを特徴とするインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項2】 前記ダミー溝とそれに最も近い前記分割
溝との間隔が、前記分割溝の相互の間隔と同一であるこ
とを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。 - 【請求項3】 前記加圧液室の配列方向に複数本の前記
ダミー溝が配列されたことを特徴とする請求項1記載の
インクジェットヘッド。 - 【請求項4】 前記ダミー溝の深さが前記分割溝の深さ
より浅いことを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
トヘッド。 - 【請求項5】 少なくとも一部の前記ダミー溝が、前記
振動板との前記加圧液室配列方向の位置合わせのための
位置基準を兼ねることを特徴とする請求項1項記載のイ
ンクジェットヘッド。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載のイ
ンクジェットヘッドと、このインクジェットヘッドにイ
ンクを供給するための手段と、前記インクジェットヘッ
ドの圧電素子群を記録信号に応じて駆動するための手段
と、前記インクジェットヘッドと記録紙とを相対的に移
動させる手段とを具備することを特徴とするインクジェ
ット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002024383A JP2003226019A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003226019A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002024383A patent/JP2003226019A/ja active Pending
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