JP2003226002A - 印刷装置、被印刷体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 - Google Patents
印刷装置、被印刷体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法Info
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-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷装置にセットされた被印刷体の特性に応
じたインターレース方式により印刷することができる印
刷装置等を実現する。 【解決手段】 インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向
に走査して、記憶手段とともにユニット化された被印刷
体に、画像を印刷する印刷装置において、前記記憶手段
には、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制
御情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて
決定された走査回数に従って印刷する。
じたインターレース方式により印刷することができる印
刷装置等を実現する。 【解決手段】 インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向
に走査して、記憶手段とともにユニット化された被印刷
体に、画像を印刷する印刷装置において、前記記憶手段
には、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制
御情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて
決定された走査回数に従って印刷する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置、被印刷
体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータ
システム、及び、印刷方法に関する。
体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータ
システム、及び、印刷方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、インクジェットプリンタ等の印刷装
置によって印刷される印刷物には、文字や線画等の単な
る印刷ばかりではなく、より高画質な銀塩写真なみの画
質が要求されるようになってきている。このため、画質
劣化の原因となるにじみを抑えるべく、被印刷体となる
用紙の吸水性能等に応じた印刷制御がなされている。例
えば、高画質が求められる印刷の場合には、いわゆるイ
ンターレース方式により印刷される。このインターレー
ス方式の印刷は、 ノズルの吐出特性やノズルピッチの
バラツキを印刷画像上に分散させて目立たなくさせるこ
とによって高画質な印刷を可能とするものであり、用紙
の吸水性が低くインクが乾燥しにくく、隣接するドット
を連続して印刷するとにじみが生じる虞がある場合など
にも適用される。例えば、印刷ヘッドが走査する主走査
方向の1ライン分の画像データについて印刷する際に、
印刷ヘッドを複数回走査させ、その各回の走査において
印刷するドットの間隔を隔てて印刷し、走査を繰り返す
毎に順次ドット間を印刷するような印刷方式であり、こ
のような印刷をするためには、印刷データを並び換える
ラスタライズ処理が必要である。
置によって印刷される印刷物には、文字や線画等の単な
る印刷ばかりではなく、より高画質な銀塩写真なみの画
質が要求されるようになってきている。このため、画質
劣化の原因となるにじみを抑えるべく、被印刷体となる
用紙の吸水性能等に応じた印刷制御がなされている。例
えば、高画質が求められる印刷の場合には、いわゆるイ
ンターレース方式により印刷される。このインターレー
ス方式の印刷は、 ノズルの吐出特性やノズルピッチの
バラツキを印刷画像上に分散させて目立たなくさせるこ
とによって高画質な印刷を可能とするものであり、用紙
の吸水性が低くインクが乾燥しにくく、隣接するドット
を連続して印刷するとにじみが生じる虞がある場合など
にも適用される。例えば、印刷ヘッドが走査する主走査
方向の1ライン分の画像データについて印刷する際に、
印刷ヘッドを複数回走査させ、その各回の走査において
印刷するドットの間隔を隔てて印刷し、走査を繰り返す
毎に順次ドット間を印刷するような印刷方式であり、こ
のような印刷をするためには、印刷データを並び換える
ラスタライズ処理が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被印刷
体をなす用紙としては、特性が異なる様々な種類の用紙
と、印刷モードとして設定される様々な種類のインター
レース方式とが存在している。このため、良好な画質の
画像を得るためには、それぞれの用紙に適したインター
レース方式の印刷しなければならず、印刷する度に、印
刷装置にセットした用紙に適したインターレース方式の
印刷モードを設定することは、ユーザにとって煩わしい
ものである。
体をなす用紙としては、特性が異なる様々な種類の用紙
と、印刷モードとして設定される様々な種類のインター
レース方式とが存在している。このため、良好な画質の
画像を得るためには、それぞれの用紙に適したインター
レース方式の印刷しなければならず、印刷する度に、印
刷装置にセットした用紙に適したインターレース方式の
印刷モードを設定することは、ユーザにとって煩わしい
ものである。
【0004】また、現在の高画質画像への要求は極めて
高く、にじみの発生を可扱的に排除したいと考えられて
いる。ところが、同一の仕様に基づいて製造された用紙
であっても、製造時における環境の違いや、製造ロット
等の違いによって、その特性が異なる場合があり、本来
にじみが生じ難い用紙に対し、その用紙に適したインタ
ーレース方式の印刷をしても、にじみが生じてしまい、
良好な画像が得られない場合があるという課題があっ
た。
高く、にじみの発生を可扱的に排除したいと考えられて
いる。ところが、同一の仕様に基づいて製造された用紙
であっても、製造時における環境の違いや、製造ロット
等の違いによって、その特性が異なる場合があり、本来
にじみが生じ難い用紙に対し、その用紙に適したインタ
ーレース方式の印刷をしても、にじみが生じてしまい、
良好な画像が得られない場合があるという課題があっ
た。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、印刷装置にセット
された被印刷体の特性に応じたインターレース方式の印
刷をすることができる印刷装置、被印刷体、記憶素子、
コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及
び、印刷方法を実現することにある。
のであり、その目的とするところは、印刷装置にセット
された被印刷体の特性に応じたインターレース方式の印
刷をすることができる印刷装置、被印刷体、記憶素子、
コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及
び、印刷方法を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、インク
を吐出する印刷ヘッドが所定方向に走査して、記憶手段
とともにユニット化された被印刷体に、画像を印刷する
印刷装置において、前記記憶手段には、1ライン分の画
像データについて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する
走査回数を決定するための印刷制御情報が記憶されてお
り、前記印刷制御情報に基づいて決定された走査回数に
従って印刷することを特徴とする印刷装置、この印刷装
置に用いられる被印刷体、この被印刷体とともにユニッ
ト化される記憶素子、この印刷装置に印刷させるための
コンピュータプログラム、この印刷装置を備えたコンピ
ュータシステム、この印刷装置を用いて印刷する印刷方
法である。
を吐出する印刷ヘッドが所定方向に走査して、記憶手段
とともにユニット化された被印刷体に、画像を印刷する
印刷装置において、前記記憶手段には、1ライン分の画
像データについて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する
走査回数を決定するための印刷制御情報が記憶されてお
り、前記印刷制御情報に基づいて決定された走査回数に
従って印刷することを特徴とする印刷装置、この印刷装
置に用いられる被印刷体、この被印刷体とともにユニッ
ト化される記憶素子、この印刷装置に印刷させるための
コンピュータプログラム、この印刷装置を備えたコンピ
ュータシステム、この印刷装置を用いて印刷する印刷方
法である。
【0007】本発明の他の特徴については、添付図面及
び以下の記載により明らかにする。
び以下の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】===開示の概要===
本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、
少なくとも次のことが明らかにされる。
少なくとも次のことが明らかにされる。
【0009】インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向に
走査して、記憶手段とともにユニット化された被印刷体
に、画像を印刷する印刷装置において、前記記憶手段に
は、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に印
刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制御
情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて決
定された走査回数に従って印刷することを特徴とする印
刷装置である。
走査して、記憶手段とともにユニット化された被印刷体
に、画像を印刷する印刷装置において、前記記憶手段に
は、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に印
刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制御
情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて決
定された走査回数に従って印刷することを特徴とする印
刷装置である。
【0010】このような印刷装置によれば、被印刷体と
ともにユニット化された記憶素子に記憶された印刷制御
情報によって、1ライン分の画像データについて印刷す
る際に印刷ヘッドが走査する走査回数を、この被印刷体
に適した回数に決定することが可能となる。従って、ユ
ーザは印刷装置にセットした被印刷体に対する前記走査
回数を設定すること無く良好な画像を印刷することが可
能となる。
ともにユニット化された記憶素子に記憶された印刷制御
情報によって、1ライン分の画像データについて印刷す
る際に印刷ヘッドが走査する走査回数を、この被印刷体
に適した回数に決定することが可能となる。従って、ユ
ーザは印刷装置にセットした被印刷体に対する前記走査
回数を設定すること無く良好な画像を印刷することが可
能となる。
【0011】前記被印刷体は、被印刷体に前記記憶手段
としての記憶素子が設けられることによってユニット化
されていてもよい。このような印刷装置によれば、被印
刷体に記憶素子を設けるだけで、被印刷体に印刷する際
に、記憶素子の印刷制御情報を反映さて良好な画像を印
刷することが可能となる。
としての記憶素子が設けられることによってユニット化
されていてもよい。このような印刷装置によれば、被印
刷体に記憶素子を設けるだけで、被印刷体に印刷する際
に、記憶素子の印刷制御情報を反映さて良好な画像を印
刷することが可能となる。
【0012】さらに、前記被印刷体は、被印刷体に前記
記憶手段としてのマークが直接設けられることによって
ユニット化されていてもよい。このような印刷装置によ
れば、被印刷体にマークを設けるだけで被印刷体に印刷
制御情報を記憶させ、この印刷制御情報を印刷に反映さ
せることが可能となる。
記憶手段としてのマークが直接設けられることによって
ユニット化されていてもよい。このような印刷装置によ
れば、被印刷体にマークを設けるだけで被印刷体に印刷
制御情報を記憶させ、この印刷制御情報を印刷に反映さ
せることが可能となる。
【0013】さらに、前記印刷制御情報は、前記被印刷
体の特性を識別するための情報であり、この情報に基づ
いて走査回数が決定されることが望ましい。このような
印刷装置によれば、1ライン分の画像データについて印
刷する際にその被印刷体の特性に応じた走査回数で印刷
ヘッドを走査させて印刷することが可能となり、良好な
画像を得ることが可能となる。
体の特性を識別するための情報であり、この情報に基づ
いて走査回数が決定されることが望ましい。このような
印刷装置によれば、1ライン分の画像データについて印
刷する際にその被印刷体の特性に応じた走査回数で印刷
ヘッドを走査させて印刷することが可能となり、良好な
画像を得ることが可能となる。
【0014】さらに、前記被印刷体の特性は用紙の種類
であり、この用紙の種類に基づいて走査回数が決定され
るとしてもよい。このような印刷装置によれば、1ライ
ン分の画像データについて印刷する際に用紙の種類に応
じた走査回数で印刷ヘッドを走査させて印刷することが
可能となり、良好な画像を得ることが可能となる。
であり、この用紙の種類に基づいて走査回数が決定され
るとしてもよい。このような印刷装置によれば、1ライ
ン分の画像データについて印刷する際に用紙の種類に応
じた走査回数で印刷ヘッドを走査させて印刷することが
可能となり、良好な画像を得ることが可能となる。
【0015】さらに、前記印刷制御情報は、1ライン分
の画像データについて印刷を行う際に、印刷ヘッドが走
査する走査回数であり、この走査回数に従って印刷す
る。このような印刷装置によれば、被印刷体に対し、1
ライン分の画像データについて印刷する際に印刷ヘッド
が走査する走査回数が明確に設定され、この走査回数に
て印刷することにより良好な画像を得ることが可能とな
る。
の画像データについて印刷を行う際に、印刷ヘッドが走
査する走査回数であり、この走査回数に従って印刷す
る。このような印刷装置によれば、被印刷体に対し、1
ライン分の画像データについて印刷する際に印刷ヘッド
が走査する走査回数が明確に設定され、この走査回数に
て印刷することにより良好な画像を得ることが可能とな
る。
【0016】また、前記印刷制御情報は、前記各走査に
おいて印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミン
グを示す情報であることが望ましい。このような印刷装
置によれば、被印刷体を用いて良好な画像が得られるよ
うな、各走査における適正な位置にインクを吐出させる
ことが可能となる。
おいて印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミン
グを示す情報であることが望ましい。このような印刷装
置によれば、被印刷体を用いて良好な画像が得られるよ
うな、各走査における適正な位置にインクを吐出させる
ことが可能となる。
【0017】また、記憶手段とともにユニット化され、
インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向に走査する印刷
装置によって画像が印刷される被印刷体において、前記
記憶手段に、1ライン分の画像データについて印刷を行
う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための
印刷制御情報が記憶されることを特徴とする被印刷体で
ある。このような被印刷体によれば、被印刷体が印刷制
御情報を備えているので、この情報を読み込むことによ
って、ユーザは1ライン分の画像データについて印刷を
行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を設定すること
なく印刷することが可能となる。
インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向に走査する印刷
装置によって画像が印刷される被印刷体において、前記
記憶手段に、1ライン分の画像データについて印刷を行
う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための
印刷制御情報が記憶されることを特徴とする被印刷体で
ある。このような被印刷体によれば、被印刷体が印刷制
御情報を備えているので、この情報を読み込むことによ
って、ユーザは1ライン分の画像データについて印刷を
行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を設定すること
なく印刷することが可能となる。
【0018】また、前記記憶手段は、被印刷体に前記記
憶手段としての記憶素子が設けられることによってユニ
ット化されていることが望ましい。このような被印刷体
によれば、記憶素子に印刷制御情報を記憶することによ
って、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数の情報を被印刷体に付与
することが可能となる。
憶手段としての記憶素子が設けられることによってユニ
ット化されていることが望ましい。このような被印刷体
によれば、記憶素子に印刷制御情報を記憶することによ
って、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数の情報を被印刷体に付与
することが可能となる。
【0019】また、前記記憶手段は、被印刷体に前記記
憶手段としてのマークが直接設けられることによってユ
ニット化されていることが望ましい。このような被印刷
体によれば、マークに印刷制御情報を記憶することによ
って、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数の情報を容易にかつ安価
に被印刷体に付与することが可能となる。
憶手段としてのマークが直接設けられることによってユ
ニット化されていることが望ましい。このような被印刷
体によれば、マークに印刷制御情報を記憶することによ
って、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数の情報を容易にかつ安価
に被印刷体に付与することが可能となる。
【0020】さらに、前記印刷制御情報は、前記被印刷
体の特性を識別するための情報であることが望ましい。
このような被印刷体によれば、被印刷体の特性に応じた
印刷制御情報を被印刷体に付与してユーザに提供するこ
とが可能となる。
体の特性を識別するための情報であることが望ましい。
このような被印刷体によれば、被印刷体の特性に応じた
印刷制御情報を被印刷体に付与してユーザに提供するこ
とが可能となる。
【0021】さらに、前記被印刷体の特性を識別するた
めの情報は用紙の種類であることをことが望ましい。こ
のような被印刷体によれば、用紙の種類に応じた印刷制
御情報を被印刷体に付与してユーザに提供することが可
能となる。
めの情報は用紙の種類であることをことが望ましい。こ
のような被印刷体によれば、用紙の種類に応じた印刷制
御情報を被印刷体に付与してユーザに提供することが可
能となる。
【0022】さらに、前記印刷制御情報は、1ライン分
の画像データについて印刷を行う際に、印刷ヘッドが走
査する走査回数としてもよい。このような被印刷体によ
れば、被印刷体に対し、1ライン分の画像データについ
て印刷する際に印刷ヘッドが走査する走査回数が明確に
設定され、この走査回数で印刷することが可能となる。
の画像データについて印刷を行う際に、印刷ヘッドが走
査する走査回数としてもよい。このような被印刷体によ
れば、被印刷体に対し、1ライン分の画像データについ
て印刷する際に印刷ヘッドが走査する走査回数が明確に
設定され、この走査回数で印刷することが可能となる。
【0023】さらに、前記印刷制御情報は、前記各走査
において印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミ
ングを示す情報であることが望ましい。このような被印
刷体によれば、当該被印刷体への印刷に対し、各走査に
おいて適正な位置にインクを吐出させることが可能とな
る。
において印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミ
ングを示す情報であることが望ましい。このような被印
刷体によれば、当該被印刷体への印刷に対し、各走査に
おいて適正な位置にインクを吐出させることが可能とな
る。
【0024】また、印刷ヘッドが所定方向に走査して画
像を印刷する印刷装置に用いられる被印刷体とともにユ
ニット化される記憶素子において、1ライン分の画像デ
ータについて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査
回数を決定するための印刷制御情報が記憶されることを
特徴とする記憶素子である。このような記憶素子によれ
ば、被印刷体とともに1ライン分の画像データについて
印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定す
るための印刷制御情報をユーザに提供することが可能と
なる。
像を印刷する印刷装置に用いられる被印刷体とともにユ
ニット化される記憶素子において、1ライン分の画像デ
ータについて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査
回数を決定するための印刷制御情報が記憶されることを
特徴とする記憶素子である。このような記憶素子によれ
ば、被印刷体とともに1ライン分の画像データについて
印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定す
るための印刷制御情報をユーザに提供することが可能と
なる。
【0025】さらに、前記被印刷体に設けられることに
よってユニット化されることが望ましい。このような記
憶素子によれば、被印刷体自身に印刷制御情報を付与し
てユーザに提供することが可能となる。
よってユニット化されることが望ましい。このような記
憶素子によれば、被印刷体自身に印刷制御情報を付与し
てユーザに提供することが可能となる。
【0026】さらに、前記印刷制御情報は、前記被印刷
体の特性を識別するための情報であることが望ましい。
このような記憶素子によれば、被印刷体の特性に応じた
印刷制御情報を付与した被印刷体をユーザに提供するこ
とが可能となる。
体の特性を識別するための情報であることが望ましい。
このような記憶素子によれば、被印刷体の特性に応じた
印刷制御情報を付与した被印刷体をユーザに提供するこ
とが可能となる。
【0027】さらに、前記被印刷体の特性を識別するた
めの情報として用紙の種類が記憶されることが望まし
い。このような記憶素子によれば、用紙の種類に応じた
印刷制御情報を付与して用紙をユーザに提供することが
可能となる。
めの情報として用紙の種類が記憶されることが望まし
い。このような記憶素子によれば、用紙の種類に応じた
印刷制御情報を付与して用紙をユーザに提供することが
可能となる。
【0028】さらに、前記印刷制御情報は、1ライン分
の画像データについて印刷を行うために、印刷ヘッドが
走査する走査回数であることが望ましい。このような記
憶素子によれば、被印刷体に対し、1ライン分の画像デ
ータについて印刷する際に印刷ヘッドが走査する走査回
数が記憶された被印刷体をユーザに提供することが可能
となる。
の画像データについて印刷を行うために、印刷ヘッドが
走査する走査回数であることが望ましい。このような記
憶素子によれば、被印刷体に対し、1ライン分の画像デ
ータについて印刷する際に印刷ヘッドが走査する走査回
数が記憶された被印刷体をユーザに提供することが可能
となる。
【0029】さらに、前記印刷制御情報は、前記各走査
において印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミ
ングを示す情報であることが望ましい。このような記憶
素子によれば、この記憶素子が設けられた被印刷体への
印刷に対し、各走査において適正な位置にインクを吐出
させることが可能となる。
において印刷ヘッドにインクの吐出を可能とするタイミ
ングを示す情報であることが望ましい。このような記憶
素子によれば、この記憶素子が設けられた被印刷体への
印刷に対し、各走査において適正な位置にインクを吐出
させることが可能となる。
【0030】また、インクを吐出する印刷ヘッドが所定
方向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被
印刷体に、画像を印刷する印刷装置に用いられるコンピ
ュータプログラムにおいて、前記記憶手段には、1ライ
ン分の画像データについて印刷を行う際に印刷ヘッドが
走査する走査回数を決定するための印刷制御情報が記憶
されており、前記印刷制御情報に基づいて決定された走
査回数に従って印刷する機能を実現するためのコンピュ
ータプログラムも実現可能となる。
方向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被
印刷体に、画像を印刷する印刷装置に用いられるコンピ
ュータプログラムにおいて、前記記憶手段には、1ライ
ン分の画像データについて印刷を行う際に印刷ヘッドが
走査する走査回数を決定するための印刷制御情報が記憶
されており、前記印刷制御情報に基づいて決定された走
査回数に従って印刷する機能を実現するためのコンピュ
ータプログラムも実現可能となる。
【0031】また、コンピュータ本体、このコンピュー
タ本体に接続される表示装置、及び、インクを吐出する
印刷ヘッドが所定方向に走査して、記憶手段とともにユ
ニット化された被印刷体に、画像を印刷する印刷装置を
有するコンピュータシステムにおいて、前記記憶手段に
は、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に印
刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制御
情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて決
定された走査回数に従って印刷することを特徴とするコ
ンピュータシステムも実現可能となる。
タ本体に接続される表示装置、及び、インクを吐出する
印刷ヘッドが所定方向に走査して、記憶手段とともにユ
ニット化された被印刷体に、画像を印刷する印刷装置を
有するコンピュータシステムにおいて、前記記憶手段に
は、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に印
刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制御
情報が記憶されており、前記印刷制御情報に基づいて決
定された走査回数に従って印刷することを特徴とするコ
ンピュータシステムも実現可能となる。
【0032】また、インクを吐出する印刷ヘッドが所定
方向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被
印刷体に、画像を印刷する印刷装置による印刷方法にお
いて、前記記憶手段には、1ライン分の画像データにつ
いて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決
定するための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷
制御情報に基づいて決定された走査回数に従って印刷す
るステップを有することを特徴とする印刷方法を実現す
ることが可能となる。
方向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被
印刷体に、画像を印刷する印刷装置による印刷方法にお
いて、前記記憶手段には、1ライン分の画像データにつ
いて印刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決
定するための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷
制御情報に基づいて決定された走査回数に従って印刷す
るステップを有することを特徴とする印刷方法を実現す
ることが可能となる。
【0033】===印刷装置の概略構成===
次に、本発明の主な適用対象である印刷装置としてのイ
ンクジェットプリンタの概略について説明する。図1
は、インクジェットプリンタの概略的な外観を示した図
である。
ンクジェットプリンタの概略について説明する。図1
は、インクジェットプリンタの概略的な外観を示した図
である。
【0034】ここでは、カラーインクジェットプリンタ
を示した。なお、このカラープリンタ10は、このカラ
ープリンタ10に取り外し可能に装着されたロール紙ユ
ニット30とを有している。
を示した。なお、このカラープリンタ10は、このカラ
ープリンタ10に取り外し可能に装着されたロール紙ユ
ニット30とを有している。
【0035】カラープリンタ10は、カラー画像の出力
が可能なプリンタであり、例えば、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色
インクを、ロール紙を始めとする被印刷体上に吐出して
ドットを形成することによって画像を形成するインクジ
ェット方式のプリンタである。なお、色インクとして、
上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、L
C)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダーク
イエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
が可能なプリンタであり、例えば、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色
インクを、ロール紙を始めとする被印刷体上に吐出して
ドットを形成することによって画像を形成するインクジ
ェット方式のプリンタである。なお、色インクとして、
上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、L
C)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダーク
イエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
【0036】図1に示すように、カラープリンタ10
は、背面から供給された印刷用紙等の被印刷体を前面か
ら排出する構造を備えており、カラープリンタ10の前
面には操作パネル11、排紙部12が備えられ、背面に
は給紙部13が備えられている。操作パネル11には、
各種操作ボタン111、表示ランプ112が設けられて
いる。排紙部12は、不使用時に排紙口を塞ぐ排紙トレ
ー121が備えられている。給紙部13には、カット紙
(図示しない)を保持する給紙ホルダ131、ロール紙
ユニット30を保持するロール紙ユニットホルダ20、
21が備えられている。なお、カット紙とは、予め所定
の寸法に切断された紙であり、 カラープリンタ10に
よって切断されることのない単票の印刷メディアであ
る。
は、背面から供給された印刷用紙等の被印刷体を前面か
ら排出する構造を備えており、カラープリンタ10の前
面には操作パネル11、排紙部12が備えられ、背面に
は給紙部13が備えられている。操作パネル11には、
各種操作ボタン111、表示ランプ112が設けられて
いる。排紙部12は、不使用時に排紙口を塞ぐ排紙トレ
ー121が備えられている。給紙部13には、カット紙
(図示しない)を保持する給紙ホルダ131、ロール紙
ユニット30を保持するロール紙ユニットホルダ20、
21が備えられている。なお、カット紙とは、予め所定
の寸法に切断された紙であり、 カラープリンタ10に
よって切断されることのない単票の印刷メディアであ
る。
【0037】===カラープリンタ10の内部構成==
=次に、図2、図3を参照してカラープリンタ10の内
部構成について説明する。図2は本実施の形態に係るカ
ラープリン10の内部構成を示した図であり、図3は、
給紙機構について説明するためのカラープリンタ10の
要部断面図である。
=次に、図2、図3を参照してカラープリンタ10の内
部構成について説明する。図2は本実施の形態に係るカ
ラープリン10の内部構成を示した図であり、図3は、
給紙機構について説明するためのカラープリンタ10の
要部断面図である。
【0038】カラープリンタ10は、図示するように、
キャリッジ40に搭載された印刷ヘッドIH1〜IH4
を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、
このキャリッジ40をキャリッジモータ41によってプ
ラテン42の軸方向に往復動させる機構と、給紙ユニッ
ト131から供給されるカット紙133や、矢印Bの給
紙路から供給される被印刷体、及び、 ロール紙ユニッ
ト30から供給される印刷用ロール紙32を紙送りモー
タ43によって搬送する機構と、制御回路50とを有し
ている。
キャリッジ40に搭載された印刷ヘッドIH1〜IH4
を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、
このキャリッジ40をキャリッジモータ41によってプ
ラテン42の軸方向に往復動させる機構と、給紙ユニッ
ト131から供給されるカット紙133や、矢印Bの給
紙路から供給される被印刷体、及び、 ロール紙ユニッ
ト30から供給される印刷用ロール紙32を紙送りモー
タ43によって搬送する機構と、制御回路50とを有し
ている。
【0039】キャリッジ40をプラテン42の軸方向に
往復動させる機構は、プラテン42の軸と並行に架設さ
れ、キャリッジ40を摺動可能に保持する摺動軸44
と、キャリッジモータ41との間に無端の駆動ベルト4
5を張設するプーリ46等から構成されている。
往復動させる機構は、プラテン42の軸と並行に架設さ
れ、キャリッジ40を摺動可能に保持する摺動軸44
と、キャリッジモータ41との間に無端の駆動ベルト4
5を張設するプーリ46等から構成されている。
【0040】被印刷体、及びロール紙を搬送する機構
は、プラテン42と、プラテン42を回転させる紙送り
モータ43と、搬送駆動ローラ61及び搬送従動ローラ
62と、紙送りモータ43の回転をプラテン42及び上
記2つのローラ61、62に伝えるギヤ機構48と、プ
ラテン42の回転角度を検出するエンコーダ47と、紙
検出器63などを有している。また、紙検出器63付近
に設けられた読み取りセンサ80が設けられている。
また、ロール紙ユニットホルダ20に設けられた接点2
01に対向して、プリンタ本体10に接点101が設け
られている。
は、プラテン42と、プラテン42を回転させる紙送り
モータ43と、搬送駆動ローラ61及び搬送従動ローラ
62と、紙送りモータ43の回転をプラテン42及び上
記2つのローラ61、62に伝えるギヤ機構48と、プ
ラテン42の回転角度を検出するエンコーダ47と、紙
検出器63などを有している。また、紙検出器63付近
に設けられた読み取りセンサ80が設けられている。
また、ロール紙ユニットホルダ20に設けられた接点2
01に対向して、プリンタ本体10に接点101が設け
られている。
【0041】制御回路50は、プリンタの操作パネル1
1や接続されたパーソナルコンピュータPCから印刷指
令信号が入力されると、紙送りモータ43やキャリッジ
モータ41、印刷ヘッドIH1〜IH4の動きを適切に
制御する。カラープリンタ10のロール紙ユニットホル
ダ20、21に保持されたロール紙ユニット30の印刷
用ロール紙32、及び、給紙ユニット131や矢印Bの
ストレートパス給紙路から供給される被印刷体は、搬送
駆動ローラ61と搬送従動ローラ62と の間に挟み込
まれるように案内され、プラテン42の回転角度に応じ
て所定量だけ送られる。
1や接続されたパーソナルコンピュータPCから印刷指
令信号が入力されると、紙送りモータ43やキャリッジ
モータ41、印刷ヘッドIH1〜IH4の動きを適切に
制御する。カラープリンタ10のロール紙ユニットホル
ダ20、21に保持されたロール紙ユニット30の印刷
用ロール紙32、及び、給紙ユニット131や矢印Bの
ストレートパス給紙路から供給される被印刷体は、搬送
駆動ローラ61と搬送従動ローラ62と の間に挟み込
まれるように案内され、プラテン42の回転角度に応じ
て所定量だけ送られる。
【0042】===キャリッジ周辺の構成===
次にインクジェットプリンタ10内部のキャリッジ40
及びその周辺の構成について説明する。
及びその周辺の構成について説明する。
【0043】図2に示すように、キャリッジ40は、駆
動ベルト45によりプーリ46を介してキャリッジモー
タ41に接続され、摺動軸44に案内されてプラテン4
2に平行に移動するように駆動される。キャリッジ40
の印刷紙に対向する面には、ブラックインクを吐出する
ノズル列及びカラーインクを吐出するノズル列を有する
ヘッドIH1〜IH4が設けられ、各ノズルはインクカ
ートリッジINC1、INC2からインクの供給を受け
て被印刷体にインク滴を吐出し、文字や画像を印刷す
る。
動ベルト45によりプーリ46を介してキャリッジモー
タ41に接続され、摺動軸44に案内されてプラテン4
2に平行に移動するように駆動される。キャリッジ40
の印刷紙に対向する面には、ブラックインクを吐出する
ノズル列及びカラーインクを吐出するノズル列を有する
ヘッドIH1〜IH4が設けられ、各ノズルはインクカ
ートリッジINC1、INC2からインクの供給を受け
て被印刷体にインク滴を吐出し、文字や画像を印刷す
る。
【0044】キャリッジ40には、インクカートリッジ
INC1とインクカートリッジINC2とが装着され
る。各インクカートリッジINC1、INC2には、イ
ンク残量等を記憶する記憶素子ME(図8)が備えられ
ている。インクカートリッジINC1には黒(K)イン
クが収容され、インクカートリッジINC2には他のイ
ンク、すなわち、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロ(Y)の3色インクが収納されている。ライトシアン
(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロ(D
Y)のインクも収納可能であることは既述の通りであ
る。
INC1とインクカートリッジINC2とが装着され
る。各インクカートリッジINC1、INC2には、イ
ンク残量等を記憶する記憶素子ME(図8)が備えられ
ている。インクカートリッジINC1には黒(K)イン
クが収容され、インクカートリッジINC2には他のイ
ンク、すなわち、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロ(Y)の3色インクが収納されている。ライトシアン
(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロ(D
Y)のインクも収納可能であることは既述の通りであ
る。
【0045】===給紙機構の構成===
本実施形態のカラープリンタ10は、特に、ストレート
パスと呼ばれる給紙経路(図1には示していない)を有
する構成のものである。これは、厚紙などの一定の厚さ
や硬さを有する被印刷体を手差しにより供給する給紙機
構である。このストレートパス機構では、CD−Rなど
の変則的な寸法、形状の被印刷体に対しても、被印刷体
搬送トレー(図示していない)に載置して供給すること
により、被印刷体を切断することなく印刷を行うことが
可能である。図3は、これら2つの給紙機構について説
明するための、プリンタ10の要部断面図である。
パスと呼ばれる給紙経路(図1には示していない)を有
する構成のものである。これは、厚紙などの一定の厚さ
や硬さを有する被印刷体を手差しにより供給する給紙機
構である。このストレートパス機構では、CD−Rなど
の変則的な寸法、形状の被印刷体に対しても、被印刷体
搬送トレー(図示していない)に載置して供給すること
により、被印刷体を切断することなく印刷を行うことが
可能である。図3は、これら2つの給紙機構について説
明するための、プリンタ10の要部断面図である。
【0046】給紙トレー131は、例えば普通紙やフォ
ト紙等のカット紙である被印刷体を供給することが可能
な構成であり、被印刷体を自動供給するためのASF
(オート・シート・フィーダー)が設けられている。A
SFは、給紙トレー131に設けられた給紙ローラ13
2、及び図示していない分離パッドを有する自動給紙機
構である。給紙ローラ132は、略D形の横断面形状を
有しており、ステッピング・モータ等の回転駆動力によ
り回転制御される。そして、給紙ローラ132の回転駆
動力と分離パッドの摩擦抵抗によって、複数の被印刷体
が一度に給紙されることを防ぐ。
ト紙等のカット紙である被印刷体を供給することが可能
な構成であり、被印刷体を自動供給するためのASF
(オート・シート・フィーダー)が設けられている。A
SFは、給紙トレー131に設けられた給紙ローラ13
2、及び図示していない分離パッドを有する自動給紙機
構である。給紙ローラ132は、略D形の横断面形状を
有しており、ステッピング・モータ等の回転駆動力によ
り回転制御される。そして、給紙ローラ132の回転駆
動力と分離パッドの摩擦抵抗によって、複数の被印刷体
が一度に給紙されることを防ぐ。
【0047】そして、矢印Aで示した経路に沿ってAS
Fにより自動給紙された被印刷体は、給紙ローラ132
より副走査方向Yの下流側に配設された被印刷体搬送位
置決め手段により、印刷実行領域に向けて、所定の紙送
り量で間欠的に搬送される。
Fにより自動給紙された被印刷体は、給紙ローラ132
より副走査方向Yの下流側に配設された被印刷体搬送位
置決め手段により、印刷実行領域に向けて、所定の紙送
り量で間欠的に搬送される。
【0048】被印刷体を副走査方向Yに間欠的に搬送
し、位置決めする搬送位置決め手段として、搬送駆動ロ
ーラ61と搬送従動ローラ62が設けられている。搬送
駆動ローラ61は、ステッピング・モータ等の紙送りモ
ータにより回転制御され、被印刷体は搬送駆動ローラ6
1の回転により副走査方向Yに搬送される。搬送従動ロ
ーラ62は、複数の搬送従動ローラホルダ621に軸支
されている。被印刷体が搬送駆動ローラ61の回転によ
り搬送される際に、搬送従動ローラ62は、従動して回
転する。
し、位置決めする搬送位置決め手段として、搬送駆動ロ
ーラ61と搬送従動ローラ62が設けられている。搬送
駆動ローラ61は、ステッピング・モータ等の紙送りモ
ータにより回転制御され、被印刷体は搬送駆動ローラ6
1の回転により副走査方向Yに搬送される。搬送従動ロ
ーラ62は、複数の搬送従動ローラホルダ621に軸支
されている。被印刷体が搬送駆動ローラ61の回転によ
り搬送される際に、搬送従動ローラ62は、従動して回
転する。
【0049】また、給紙ローラ132と搬送駆動ローラ
61との間には、従来技術において公知の技術による紙
検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿
勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向に
のみ回動し得るよう被印刷体の搬送経路内に突出する状
態で枢支されたレバー631を有する。このレバー63
1の先端が被印刷体に押されることにより、レバー63
1が回動し、それによって被印刷体が検出される構成で
ある。紙検出器63は、給紙ローラ132より給紙され
た被印刷体の始端位置、及び終端位置を検出し、その検
出位置に合わせて印刷領域が決定され、印刷が実行され
る。
61との間には、従来技術において公知の技術による紙
検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿
勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向に
のみ回動し得るよう被印刷体の搬送経路内に突出する状
態で枢支されたレバー631を有する。このレバー63
1の先端が被印刷体に押されることにより、レバー63
1が回動し、それによって被印刷体が検出される構成で
ある。紙検出器63は、給紙ローラ132より給紙され
た被印刷体の始端位置、及び終端位置を検出し、その検
出位置に合わせて印刷領域が決定され、印刷が実行され
る。
【0050】一方、印刷された被印刷体を排紙する手段
として、排紙駆動ローラ64と排紙従動ローラ65が設
けられている。排紙駆動ローラ64は、ステッピング・
モータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ロ
ーラ64の回転により、被印刷体は副走査方向Yに排紙
される。排紙従動ローラ65は、周囲に複数の歯を有
し、各歯の先端が被印刷体の記録面に点接触するように
鋭角的に尖っている歯付きローラであり、それぞれ、被
印刷体が排紙駆動ローラ64の回転により排紙される際
に従動して回転する。
として、排紙駆動ローラ64と排紙従動ローラ65が設
けられている。排紙駆動ローラ64は、ステッピング・
モータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ロ
ーラ64の回転により、被印刷体は副走査方向Yに排紙
される。排紙従動ローラ65は、周囲に複数の歯を有
し、各歯の先端が被印刷体の記録面に点接触するように
鋭角的に尖っている歯付きローラであり、それぞれ、被
印刷体が排紙駆動ローラ64の回転により排紙される際
に従動して回転する。
【0051】さらに、プリンタ10には、上述したAS
Fによる給紙経路(符号Aの矢印で示した経路)とは別
に、記憶素子を埋設させた厚紙など、柔軟性の少ない被
印刷体などを供給するための給紙路が設けられている。
図中、この給紙路を符号Bの矢印で示している。そし
て、プリンタ10は、この矢印Bの給紙路から給紙され
た被印刷体に対しても、前記ASFから給紙された被印
刷体と同様に印刷を実行することができる。
Fによる給紙経路(符号Aの矢印で示した経路)とは別
に、記憶素子を埋設させた厚紙など、柔軟性の少ない被
印刷体などを供給するための給紙路が設けられている。
図中、この給紙路を符号Bの矢印で示している。そし
て、プリンタ10は、この矢印Bの給紙路から給紙され
た被印刷体に対しても、前記ASFから給紙された被印
刷体と同様に印刷を実行することができる。
【0052】さらに、プリンタ10は、図示していない
が、搬送従動ローラレリース機構を備えている。被印刷
体をセット位置にセットする際に、搬送従動ローラ62
を搬送駆動ローラ61から離間させた状態(レリース状
態)に保持し、被印刷体を給紙路に挿入して印刷セット
位置にセットし、印刷セット位置への位置合わせ完了後
に、そのレリース状態を解除し、搬送従動ローラ62が
搬送駆動ローラ61によって付勢される状態に復帰す
る。ここで、被印刷体が印刷セット位置にセットされる
際に、しばらく動作停止状態となるので、この一時停止
状態を利用して、記憶素子付きの被印刷体に対しては記
憶素子からの情報読み取りを行う。
が、搬送従動ローラレリース機構を備えている。被印刷
体をセット位置にセットする際に、搬送従動ローラ62
を搬送駆動ローラ61から離間させた状態(レリース状
態)に保持し、被印刷体を給紙路に挿入して印刷セット
位置にセットし、印刷セット位置への位置合わせ完了後
に、そのレリース状態を解除し、搬送従動ローラ62が
搬送駆動ローラ61によって付勢される状態に復帰す
る。ここで、被印刷体が印刷セット位置にセットされる
際に、しばらく動作停止状態となるので、この一時停止
状態を利用して、記憶素子付きの被印刷体に対しては記
憶素子からの情報読み取りを行う。
【0053】図示していないが、矢印Bの給紙路と矢印
Aの給紙路との合流地点付近、すなわち紙検出器63の
付近の上方に、被印刷体の記憶素子から情報を読み取る
ための読み取り手段としての読み取りセンサが設けられ
ている。読み取りセンサは、上記被印刷体が一時停止状
態となる位置において、その記憶素子とちょうど対向す
る箇所に設けられている。読み取りセンサの構成や配置
についての詳細は、後述する。
Aの給紙路との合流地点付近、すなわち紙検出器63の
付近の上方に、被印刷体の記憶素子から情報を読み取る
ための読み取り手段としての読み取りセンサが設けられ
ている。読み取りセンサは、上記被印刷体が一時停止状
態となる位置において、その記憶素子とちょうど対向す
る箇所に設けられている。読み取りセンサの構成や配置
についての詳細は、後述する。
【0054】なお、符号Bの矢印で示した経路に被印刷
体を搬送する給紙機構(搬送手段)は、水平状態でセッ
トされた被印刷体を、該水平状態を維持しつつ搬送する
から、被印刷体の剛性が高い場合等であっても、該被印
刷体に設けられた素子に記憶された情報を効果的に読み
込むことが可能となる。
体を搬送する給紙機構(搬送手段)は、水平状態でセッ
トされた被印刷体を、該水平状態を維持しつつ搬送する
から、被印刷体の剛性が高い場合等であっても、該被印
刷体に設けられた素子に記憶された情報を効果的に読み
込むことが可能となる。
【0055】===制御回路50の内部構造===
次に図4を参照してカラープリンタ10の制御回路50
の内部構成について説明する。図4は本実施の形態に係
るカラープリンタ10の制御回路50の内部構成を示し
たブロック図である。図示するように、制御回路50の
内部には、CPU51、PROM52、RAM53、周
辺機器入出力部(PIO)54、タイマ55、駆動バッ
ファ56等が設けられている。
の内部構成について説明する。図4は本実施の形態に係
るカラープリンタ10の制御回路50の内部構成を示し
たブロック図である。図示するように、制御回路50の
内部には、CPU51、PROM52、RAM53、周
辺機器入出力部(PIO)54、タイマ55、駆動バッ
ファ56等が設けられている。
【0056】PIO54には、操作パネル11、パーソ
ナルコンピュータPC、インクカートリッジの記憶素子
MEとの接点MEC、 キャリッジモータ41、紙送り
モータ43、エンコーダ47、及び接点101と201
を介して送受信部202が接続されている。駆動バッフ
ァ56は、印刷ヘッドIH1〜IH4にドット形成のた
めのオン・オフ信号を供給するバッファとして使用され
る。これらは互いにバス57で接続され、相互にデータ
のやり取りが可能となっている。
ナルコンピュータPC、インクカートリッジの記憶素子
MEとの接点MEC、 キャリッジモータ41、紙送り
モータ43、エンコーダ47、及び接点101と201
を介して送受信部202が接続されている。駆動バッフ
ァ56は、印刷ヘッドIH1〜IH4にドット形成のた
めのオン・オフ信号を供給するバッファとして使用され
る。これらは互いにバス57で接続され、相互にデータ
のやり取りが可能となっている。
【0057】制御回路50には、所定周波数で駆動波形
を出力する発振器58、及び発振器58からの出力を印
刷ヘッドIH1〜IH4に所定のタイミングで分配する
分配出力器59も設けられている。
を出力する発振器58、及び発振器58からの出力を印
刷ヘッドIH1〜IH4に所定のタイミングで分配する
分配出力器59も設けられている。
【0058】制御回路50は、例えば、電源投入時、ロ
ール紙ユニット30の交換時、電源遮断時のタイミング
に、送受信部202を介してロール紙ユニット30の芯
材31に設けられている記憶素子33から、また、被印
刷体82が印刷セット位置に一時停止した際に、読み取
りセンサ80を介して、被印刷体82の記憶素子81か
ら情報を読み取る。そして制御回路50は、これら取得
した情報を反映して、印刷処理を制御する。印刷実行時
には、キャリッジモータ41や紙送りモータ43の動き
と同期をとりながら、所定のタイミングでドットデータ
を駆動バッファ56に出力する。記憶素子33、81に
対する読み取り処理、並びに記憶素子33、81から取
得した情報を利用した印刷処理の詳細ついては、後述す
る。
ール紙ユニット30の交換時、電源遮断時のタイミング
に、送受信部202を介してロール紙ユニット30の芯
材31に設けられている記憶素子33から、また、被印
刷体82が印刷セット位置に一時停止した際に、読み取
りセンサ80を介して、被印刷体82の記憶素子81か
ら情報を読み取る。そして制御回路50は、これら取得
した情報を反映して、印刷処理を制御する。印刷実行時
には、キャリッジモータ41や紙送りモータ43の動き
と同期をとりながら、所定のタイミングでドットデータ
を駆動バッファ56に出力する。記憶素子33、81に
対する読み取り処理、並びに記憶素子33、81から取
得した情報を利用した印刷処理の詳細ついては、後述す
る。
【0059】===被印刷体の構成===
図5は、本実施形態における被印刷体の斜視図である。
この被印刷体82は、本体が厚紙であり、矢印Bを給紙
方向として本体の先端付近に記憶素子81が埋設されて
ユニット化されている。前述のように、記憶素子81
は、被印刷体がY方向給紙路の途中で一時停止状態とな
る位置において、記憶素子81と読み取りセンサ80
(図6)とが ちょうど対向するように位置決めされ
る。記憶素子81を埋設する位置としては、読み取りセ
ンサ80を設ける位置にも依存するが、厚紙の後端寄り
であると、読み取りセンサ80による読み取りの後で、
再び前記セット位置まで被印刷体82を戻す動作が必要
となるので、先端付近とすることが好ましい。
この被印刷体82は、本体が厚紙であり、矢印Bを給紙
方向として本体の先端付近に記憶素子81が埋設されて
ユニット化されている。前述のように、記憶素子81
は、被印刷体がY方向給紙路の途中で一時停止状態とな
る位置において、記憶素子81と読み取りセンサ80
(図6)とが ちょうど対向するように位置決めされ
る。記憶素子81を埋設する位置としては、読み取りセ
ンサ80を設ける位置にも依存するが、厚紙の後端寄り
であると、読み取りセンサ80による読み取りの後で、
再び前記セット位置まで被印刷体82を戻す動作が必要
となるので、先端付近とすることが好ましい。
【0060】記憶素子81は、NAND型フラッシュR
OMなどのメモリセルを有する素子であり、アンテナと
なるコイルや、制御部や記憶部を有するICチップから
構成される、ごく小型かつ薄型のものである。0.5m
mほどの厚さを有する厚紙などであれば容易に埋設する
ことができる。また、この記憶素子81は、非接触式の
読み取りが可能なタイプのものである。従って、読み取
りセンサ80と記憶素子81とが互いに接触する必要は
無く、両者は間隙を有する。記憶素子81は、読み取り
センサ80から送信される搬送波を整流して必要な電力
を生成する。なお、読み取りセンサ80を、情報の読み
取りだけでなく書き込みも可能な送受信手段とした場合
は、印刷装置10から記憶素子81に様々な情報を書き
込むことも可能である。
OMなどのメモリセルを有する素子であり、アンテナと
なるコイルや、制御部や記憶部を有するICチップから
構成される、ごく小型かつ薄型のものである。0.5m
mほどの厚さを有する厚紙などであれば容易に埋設する
ことができる。また、この記憶素子81は、非接触式の
読み取りが可能なタイプのものである。従って、読み取
りセンサ80と記憶素子81とが互いに接触する必要は
無く、両者は間隙を有する。記憶素子81は、読み取り
センサ80から送信される搬送波を整流して必要な電力
を生成する。なお、読み取りセンサ80を、情報の読み
取りだけでなく書き込みも可能な送受信手段とした場合
は、印刷装置10から記憶素子81に様々な情報を書き
込むことも可能である。
【0061】===記憶素子と読み取りセンサの構成=
== 次に、図6を参照して 記憶素子81と読み取りセンサ
80の構成について説明する。図6(a)は、記憶素子
81の構成を示す平面透視図である。記憶素子81は、
読み取りセンサ80とのデータ送受信可能距離が20c
m程度である、近接型の非接触式記憶素子である。全体
としてごく小型かつ薄型で、片面に粘着性を持たせてシ
ールとして対象物に貼着させることもできる。メモリタ
グなどと呼ばれ、多種市販されているものである。
== 次に、図6を参照して 記憶素子81と読み取りセンサ
80の構成について説明する。図6(a)は、記憶素子
81の構成を示す平面透視図である。記憶素子81は、
読み取りセンサ80とのデータ送受信可能距離が20c
m程度である、近接型の非接触式記憶素子である。全体
としてごく小型かつ薄型で、片面に粘着性を持たせてシ
ールとして対象物に貼着させることもできる。メモリタ
グなどと呼ばれ、多種市販されているものである。
【0062】記憶素子81は、非接触ICチップ811
と、金属皮膜をエッチングして形成された共振用コンデ
ンサ812及び平面状コイル813とがプラスチックフ
ィルム上に実装され、透明なカバーシートにより被覆さ
れている。一方、平面図などは示さないが、読み取りセ
ンサ80は、記憶素子と同様のコイルアンテナ801
と、送受信回路802とから構成され、電力の供給はプ
リンタ本体10の電源ユニットから受ける。
と、金属皮膜をエッチングして形成された共振用コンデ
ンサ812及び平面状コイル813とがプラスチックフ
ィルム上に実装され、透明なカバーシートにより被覆さ
れている。一方、平面図などは示さないが、読み取りセ
ンサ80は、記憶素子と同様のコイルアンテナ801
と、送受信回路802とから構成され、電力の供給はプ
リンタ本体10の電源ユニットから受ける。
【0063】図6(b)は記憶素子81及び読み取りセ
ンサ80の内部構成を示すブロック図である。読み取り
センサ80は、アンテナコイル801と、後述するプリ
ンタ本体制御回路の周辺機器入出力部(PIO)54
(図3)に接続される送受信回路802とから構成され
ている。記憶素子81のICチップ811は、整流器8
14、信号解析部RF(Radio Frequenc
y)815、制御部816、メモリセル817から構成
されている。メモリセル817は、NAND型フラッシ
ュROMなど電気的に読み書き可能なメモリである。
ンサ80の内部構成を示すブロック図である。読み取り
センサ80は、アンテナコイル801と、後述するプリ
ンタ本体制御回路の周辺機器入出力部(PIO)54
(図3)に接続される送受信回路802とから構成され
ている。記憶素子81のICチップ811は、整流器8
14、信号解析部RF(Radio Frequenc
y)815、制御部816、メモリセル817から構成
されている。メモリセル817は、NAND型フラッシ
ュROMなど電気的に読み書き可能なメモリである。
【0064】記憶素子81のアンテナ813と読み取り
センサ80のアンテナ801とは、互いに通信し合い、
メモリセル817に保存された情報の読み取り等を行
う。また、読み取りセンサ80の送受信回路802で発
生された高周波信号は、アンテナ801を介して高周波
磁界として誘起される。この高周波磁界は、記憶素子8
1のアンテナ813を介して吸収され、整流器814で
整流されてICチップ811内の各回路を駆動する直流
電力源となる。
センサ80のアンテナ801とは、互いに通信し合い、
メモリセル817に保存された情報の読み取り等を行
う。また、読み取りセンサ80の送受信回路802で発
生された高周波信号は、アンテナ801を介して高周波
磁界として誘起される。この高周波磁界は、記憶素子8
1のアンテナ813を介して吸収され、整流器814で
整流されてICチップ811内の各回路を駆動する直流
電力源となる。
【0065】記憶素子81のメモリセル817には、こ
の記憶素子が備えられた被印刷体82を用いて、 1ラ
イン分の画像データについて印刷を行う際に印刷ヘッド
が走査する走査回数を決めるための印刷制御情報として
の素材(紙、プラスチック、皮、OHPシートなど)及
び紙である場合は、 普通紙やフォト用紙等の別を示す
用紙の種類に関する情報が記憶されている。 記憶素子
に記憶された情報は工場での製造時や、用紙への埋設工
程などにおいて、書き込み処理されることとすればよ
い。また、記憶素子には、その他、被印刷体厚さ、被印
刷体幅、被印刷体製造年月日、及び被印刷体LUT等
が、アドレス毎に8ビット情報として記憶されていても
よい。
の記憶素子が備えられた被印刷体82を用いて、 1ラ
イン分の画像データについて印刷を行う際に印刷ヘッド
が走査する走査回数を決めるための印刷制御情報として
の素材(紙、プラスチック、皮、OHPシートなど)及
び紙である場合は、 普通紙やフォト用紙等の別を示す
用紙の種類に関する情報が記憶されている。 記憶素子
に記憶された情報は工場での製造時や、用紙への埋設工
程などにおいて、書き込み処理されることとすればよ
い。また、記憶素子には、その他、被印刷体厚さ、被印
刷体幅、被印刷体製造年月日、及び被印刷体LUT等
が、アドレス毎に8ビット情報として記憶されていても
よい。
【0066】===読み取りセンサの配置===
読み取りセンサ80の配置について、本実施形態におい
ては、矢印Aの給紙路と矢印Bの給紙路との合流地点付
近、紙検出器63の付近上方に設けられることとしてい
るが、これに限定されるものではない。だが、下流側の
印刷ヘッドIH1〜IH4へと被印刷体82を搬送する
搬送位置決め手段(搬送駆動ローラ61及び搬送従動ロ
ーラ62)よりも給紙の上流であることが好ましい。記
憶素子81に記憶された情報をプリンタ10本体側で、
印刷実行時における早い時点で読み込むことができるの
で、印刷制御の設定を正確に行うことができるからであ
る。
ては、矢印Aの給紙路と矢印Bの給紙路との合流地点付
近、紙検出器63の付近上方に設けられることとしてい
るが、これに限定されるものではない。だが、下流側の
印刷ヘッドIH1〜IH4へと被印刷体82を搬送する
搬送位置決め手段(搬送駆動ローラ61及び搬送従動ロ
ーラ62)よりも給紙の上流であることが好ましい。記
憶素子81に記憶された情報をプリンタ10本体側で、
印刷実行時における早い時点で読み込むことができるの
で、印刷制御の設定を正確に行うことができるからであ
る。
【0067】なお、読み取りセンサ80を、印刷ヘッド
IH1〜IH4のいずれかの下面などに設けて、印刷ヘ
ッドIH1〜IH4とともに移動できる構成としてもよ
い。このような構成であれば、被印刷体82の幅がどの
ような寸法であっても、印刷ヘッドIH1〜IH4を走
査方向に適切な位置まで移動させて読み取りを行うこと
によって、確実にデータを読み取ることが可能となる。
IH1〜IH4のいずれかの下面などに設けて、印刷ヘ
ッドIH1〜IH4とともに移動できる構成としてもよ
い。このような構成であれば、被印刷体82の幅がどの
ような寸法であっても、印刷ヘッドIH1〜IH4を走
査方向に適切な位置まで移動させて読み取りを行うこと
によって、確実にデータを読み取ることが可能となる。
【0068】上記いずれの場合においても、近接型記憶
素子81の送受信可能距離の範囲内で読み取り可能な位
置に配置されることが好ましいのは言うまでも無い。ま
た、いずれの場合も、読み取り動作時に、確実に読み取
りが行われるために、被印刷体82の動作を一時停止さ
せることが好ましい。
素子81の送受信可能距離の範囲内で読み取り可能な位
置に配置されることが好ましいのは言うまでも無い。ま
た、いずれの場合も、読み取り動作時に、確実に読み取
りが行われるために、被印刷体82の動作を一時停止さ
せることが好ましい。
【0069】===ロール紙ユニット30及びこれに備
えられた記憶素子33の構成=== ロール紙ユニット30は、芯材31と、芯材31の外周
に巻き付けられた印刷用ロール紙32と、芯材31の内
周面に設けられた記憶手段としての記憶素子33とを備
えている。なお、記憶素子33には、このロール紙を用
いて、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数を決めるための印刷制御
情報として、普通紙やフォト用紙等の別を示す用紙の種
類情報が記憶されている。記憶素子33には、前記用紙
の種類情報の他に、用紙厚さ情報、用紙色情報、用紙幅
情報、用紙面質情報、及び、製造年月日情報等のロール
紙情報が適宜記憶されてもよい。
えられた記憶素子33の構成=== ロール紙ユニット30は、芯材31と、芯材31の外周
に巻き付けられた印刷用ロール紙32と、芯材31の内
周面に設けられた記憶手段としての記憶素子33とを備
えている。なお、記憶素子33には、このロール紙を用
いて、1ライン分の画像データについて印刷を行う際に
印刷ヘッドが走査する走査回数を決めるための印刷制御
情報として、普通紙やフォト用紙等の別を示す用紙の種
類情報が記憶されている。記憶素子33には、前記用紙
の種類情報の他に、用紙厚さ情報、用紙色情報、用紙幅
情報、用紙面質情報、及び、製造年月日情報等のロール
紙情報が適宜記憶されてもよい。
【0070】このロール紙32を保持するロール紙ユニ
ットホルダ20、21は、プリンタ本体10の背面の両
側に対をなすように配置される。ロール紙ユニットホル
ダ20、21のうちの一方には(本実施の形態では、ロ
ール紙ユニットホルダ20)、プリンタ本体10との電
気的接点201、及び、この電気的接点201と電気的
に接続し、ロール紙ユニット30の記憶素子33に対し
てデータの送受信を行うための送受信部202が備えら
れている。なお、図1では、ロール紙ユニットホルダ2
0に備えられている接点201、送受信部202を示す
ために、ロール紙ユニットホルダ20、21は、プリン
タ本体10及びロール紙ユニット30から取り外された
状態にて示されている。
ットホルダ20、21は、プリンタ本体10の背面の両
側に対をなすように配置される。ロール紙ユニットホル
ダ20、21のうちの一方には(本実施の形態では、ロ
ール紙ユニットホルダ20)、プリンタ本体10との電
気的接点201、及び、この電気的接点201と電気的
に接続し、ロール紙ユニット30の記憶素子33に対し
てデータの送受信を行うための送受信部202が備えら
れている。なお、図1では、ロール紙ユニットホルダ2
0に備えられている接点201、送受信部202を示す
ために、ロール紙ユニットホルダ20、21は、プリン
タ本体10及びロール紙ユニット30から取り外された
状態にて示されている。
【0071】=== 記憶素子33と送受信部202と
の位置関係=== 次に、図7及び図8を参照して、ロール紙ユニット30
の記憶素子33とロール紙ユニットホルダ20の送受信
部202との位置関係について説明する。図7はロール
紙ユニット30がロール紙ユニットホルダ20、21に
よって保持されている状態における記憶素子33と送受
信部202との位置関係を示した図である。図8は図7
をロール紙ユニットホルダ20側から見た側面図であ
る。
の位置関係=== 次に、図7及び図8を参照して、ロール紙ユニット30
の記憶素子33とロール紙ユニットホルダ20の送受信
部202との位置関係について説明する。図7はロール
紙ユニット30がロール紙ユニットホルダ20、21に
よって保持されている状態における記憶素子33と送受
信部202との位置関係を示した図である。図8は図7
をロール紙ユニットホルダ20側から見た側面図であ
る。
【0072】本実施の形態では、記憶素子33として非
接触型の記憶素子が用いられており、データの送受信に
際して記憶素子33と送受信部202とが互いに接触す
る必要はない。したがって、図7及び図8に示すよう
に、送受信部202と記憶素子33との間には隙間があ
る。また、非接触型の記憶素子では、外部の送受信回路
から送信される搬送波を整流して必要な電力を生成す
る。
接触型の記憶素子が用いられており、データの送受信に
際して記憶素子33と送受信部202とが互いに接触す
る必要はない。したがって、図7及び図8に示すよう
に、送受信部202と記憶素子33との間には隙間があ
る。また、非接触型の記憶素子では、外部の送受信回路
から送信される搬送波を整流して必要な電力を生成す
る。
【0073】ロール紙ユニット30の記憶素子33はロ
ール紙ユニット30が一回転する毎に、ロール紙ユニッ
トホルダ20の送受信部202と最接近する。記憶素子
33として、送受信可能距離が2mm程度の密接型の記
憶素子が用いられる場合には、記憶素子32と送受信部
202とが最近接するタイミングでデータの送受信が実
行される。また、送受信距離が10mm程度の近接型の
記憶素子が用いられる場合には、記憶素子32と送受信
部202との相対位置とは無関係にデータの送受信が実
行される。なお、記憶素子33として、接触型の記憶素
子を用いることができるのはいうまでもない。かかる場
合には、ロール紙ユニットホルダ20には、送受信部2
02に代えて接点が設けられ、ロール紙ユニット30が
回転して、ロール紙ユニットホルダ20側の接点と記憶
素子の接点とが接触する際に、データの送受信が実行さ
れる。
ール紙ユニット30が一回転する毎に、ロール紙ユニッ
トホルダ20の送受信部202と最接近する。記憶素子
33として、送受信可能距離が2mm程度の密接型の記
憶素子が用いられる場合には、記憶素子32と送受信部
202とが最近接するタイミングでデータの送受信が実
行される。また、送受信距離が10mm程度の近接型の
記憶素子が用いられる場合には、記憶素子32と送受信
部202との相対位置とは無関係にデータの送受信が実
行される。なお、記憶素子33として、接触型の記憶素
子を用いることができるのはいうまでもない。かかる場
合には、ロール紙ユニットホルダ20には、送受信部2
02に代えて接点が設けられ、ロール紙ユニット30が
回転して、ロール紙ユニットホルダ20側の接点と記憶
素子の接点とが接触する際に、データの送受信が実行さ
れる。
【0074】===印刷処理の概要===
カラープリンタ10によりカラー画像を印刷する際の印
刷処理について説明する。
刷処理について説明する。
【0075】印刷処理は、カラープリンタ10が接続さ
れたパーソナルコンピュータPCのプリンタドライバ内
で、CPUの各機能を用いて実行される。コンピュータ
PCは、予めカラープリンタ10の印刷条件を取得し、
メモリに記憶しておく。ここで、カラープリンタの印刷
条件とは、印刷解像度や、印刷ヘッドに設けられている
ノズルの数及びピッチk等の条件であり、CPUは、こ
れらの条件を取得し、取得した条件に合わせて画像デー
タの変換を行い、印刷ヘッドがインクを吐出する順序に
配列し直した印刷データとし、この印刷データをカラー
プリンタ10に供給する。
れたパーソナルコンピュータPCのプリンタドライバ内
で、CPUの各機能を用いて実行される。コンピュータ
PCは、予めカラープリンタ10の印刷条件を取得し、
メモリに記憶しておく。ここで、カラープリンタの印刷
条件とは、印刷解像度や、印刷ヘッドに設けられている
ノズルの数及びピッチk等の条件であり、CPUは、こ
れらの条件を取得し、取得した条件に合わせて画像デー
タの変換を行い、印刷ヘッドがインクを吐出する順序に
配列し直した印刷データとし、この印刷データをカラー
プリンタ10に供給する。
【0076】即ち、パーソナルコンピュータPCは、印
刷指令信号が入力されると、印刷対象となる画像データ
に対し解像度変換、色変換、多値処理等の所定の画像処
理を施し、カラープリンタ10にて印刷するための画像
データに変換する。ここで、解像度変換とは、画像の解
像度をプリンタの印刷解像度に変換する処理であり、色
変換は、RGBを用いた加法混色による表現を、CMY
Kの減法混色による表現に変換する処理であり、多値処
理は、階調を有する画像データをドットの有無による表
現形式に変換する処理である。
刷指令信号が入力されると、印刷対象となる画像データ
に対し解像度変換、色変換、多値処理等の所定の画像処
理を施し、カラープリンタ10にて印刷するための画像
データに変換する。ここで、解像度変換とは、画像の解
像度をプリンタの印刷解像度に変換する処理であり、色
変換は、RGBを用いた加法混色による表現を、CMY
Kの減法混色による表現に変換する処理であり、多値処
理は、階調を有する画像データをドットの有無による表
現形式に変換する処理である。
【0077】画像処理後の画像データは、ラスタライズ
処理、及び、ラスターロウ変換され、印刷データとして
カラープリンタ10に供給され印刷される。
処理、及び、ラスターロウ変換され、印刷データとして
カラープリンタ10に供給され印刷される。
【0078】ラスタライズ処理とは、印刷すべきデータ
をノズル毎に、該ノズルによってドットを形成すべき位
置を示すデータに変換する処理である。このラスタライ
ズ処理によって、例えば、主走査の往復動双方向で画像
を印刷する場合には、主走査の方向に応じて画像データ
の配列が逆転される。また、各ラスタを2 本のノズル
を用いて形成する、いわゆるオーバラップ記録を行う場
合には、一方のノズルに奇数番目の画素のデータ、他方
のノズルに偶数番目の画素のデータが供給されるように
画像データの並べ替えが行われる。このとき奇数番目の
画素のみを形成するノズルに対しては、偶数番目の画素
にマスクデータが挿入される。
をノズル毎に、該ノズルによってドットを形成すべき位
置を示すデータに変換する処理である。このラスタライ
ズ処理によって、例えば、主走査の往復動双方向で画像
を印刷する場合には、主走査の方向に応じて画像データ
の配列が逆転される。また、各ラスタを2 本のノズル
を用いて形成する、いわゆるオーバラップ記録を行う場
合には、一方のノズルに奇数番目の画素のデータ、他方
のノズルに偶数番目の画素のデータが供給されるように
画像データの並べ替えが行われる。このとき奇数番目の
画素のみを形成するノズルに対しては、偶数番目の画素
にマスクデータが挿入される。
【0079】前記ラスターロウ変換とは、前記ラスタラ
イズ処理された画像データを、副走査方向に並ぶノズル
列のノズルの数に対応させて各ラスタデータの先頭側か
ら順次中間バッファに書き込んでいく処理である。即
ち、ラスター(走査線)データをロウ(列)データに変
換する処理である。
イズ処理された画像データを、副走査方向に並ぶノズル
列のノズルの数に対応させて各ラスタデータの先頭側か
ら順次中間バッファに書き込んでいく処理である。即
ち、ラスター(走査線)データをロウ(列)データに変
換する処理である。
【0080】===用紙の種類によるインターレース方
式の設定=== 上述したように、ラスタライズ処理は、1回目の印刷ヘ
ッドIH1〜IH4の走査時に主走査方向にドットの間
隔を隔てて印刷し、その後用紙を印刷解像度に応じて移
動させた後に、印刷ヘッドIH1〜IH4の走査させ、
これを繰り返す間に、前記ドット間を印刷して、1ライ
ン分の画像データについて印刷するようにデータの順を
入れ換える処理である。即ち、インターレース方式は、
1ライン分の画像データについて印刷するために、印刷
ヘッドIH1〜IH4が走査する走査回数と、その走査
毎にインクの吐出が可能とされるタイミングとで設定さ
れる。
式の設定=== 上述したように、ラスタライズ処理は、1回目の印刷ヘ
ッドIH1〜IH4の走査時に主走査方向にドットの間
隔を隔てて印刷し、その後用紙を印刷解像度に応じて移
動させた後に、印刷ヘッドIH1〜IH4の走査させ、
これを繰り返す間に、前記ドット間を印刷して、1ライ
ン分の画像データについて印刷するようにデータの順を
入れ換える処理である。即ち、インターレース方式は、
1ライン分の画像データについて印刷するために、印刷
ヘッドIH1〜IH4が走査する走査回数と、その走査
毎にインクの吐出が可能とされるタイミングとで設定さ
れる。
【0081】例えば、コンピュータ内には、プリンタド
ライバとともに、図9に示すような被印刷体としての用
紙の種類、1ライン分の画像データを印刷する際に印刷
ヘッドが走査する走査回数及び走査毎にインクの吐出を
可能とするタイミングを示すデータとが対応付けられた
紙種・制御対応データテーブルが記憶されている。
ライバとともに、図9に示すような被印刷体としての用
紙の種類、1ライン分の画像データを印刷する際に印刷
ヘッドが走査する走査回数及び走査毎にインクの吐出を
可能とするタイミングを示すデータとが対応付けられた
紙種・制御対応データテーブルが記憶されている。
【0082】カラープリンタ10は 、被印刷体82、
及び、ロール紙ユニット30の記憶素子81、33から
用紙の種類情報を取得し、メモリ内の紙種・制御対応デ
ータテーブルを参照し、印刷すべき被印刷体に適したイ
ンターレース方式によって印刷する。
及び、ロール紙ユニット30の記憶素子81、33から
用紙の種類情報を取得し、メモリ内の紙種・制御対応デ
ータテーブルを参照し、印刷すべき被印刷体に適したイ
ンターレース方式によって印刷する。
【0083】===カラープリンタ10を用いた印刷動
作=== 次に、図10を参照して、本実施の形態に係るカラープ
リンタ10の印刷動作について記憶素子81を備えた厚
紙82に印刷する場合について説明する。図10はカラ
ープリンタ10の印刷動作時に制御回路50において実
行される処理を示すフローチャートである。ここでは、
読み取りセンサ80は、紙検出器63の付近の給紙路内
上方に、設けられていることとする。
作=== 次に、図10を参照して、本実施の形態に係るカラープ
リンタ10の印刷動作について記憶素子81を備えた厚
紙82に印刷する場合について説明する。図10はカラ
ープリンタ10の印刷動作時に制御回路50において実
行される処理を示すフローチャートである。ここでは、
読み取りセンサ80は、紙検出器63の付近の給紙路内
上方に、設けられていることとする。
【0084】カラープリンタ10が接続されたコンピュ
ータPCは、高画質画像の印刷指令信号を受信すると、
まず、カラープリンタ10の紙検出器63から被印刷
体としての厚紙82の位置情報を受信して、厚紙82が
搬送位置決め手段61、62により印刷セット位置にセ
ットされたことを認識する(ステップS100)。
ータPCは、高画質画像の印刷指令信号を受信すると、
まず、カラープリンタ10の紙検出器63から被印刷
体としての厚紙82の位置情報を受信して、厚紙82が
搬送位置決め手段61、62により印刷セット位置にセ
ットされたことを認識する(ステップS100)。
【0085】コンピュータは、次に、厚紙82の記憶素
子81に記録された用紙の種類情報を読み取る(ステッ
プS102)。用紙の種類情報として、例えば、この用
紙が、にじみやすい特性を示すeタイプ(図9参照)の
情報が記憶されていた場合には、前記紙種・制御対応デ
ータテーブルにより、走査回数が8回のインターレース
方式が決定され(ステップS104)、このインターレ
ース方式に対応付けられた走査毎にインクの吐出が可能
とされるタイミングを示すデータに基づいてラスタライ
ズ処理が実行される (ステップS106)。ラスタライ
ズ処理後の画像データは、印刷ヘッドに設けられたノズ
ル数に応じてラスターロウ変換され印刷データとして、
カラープリンタに送出される (ステップS108)。
子81に記録された用紙の種類情報を読み取る(ステッ
プS102)。用紙の種類情報として、例えば、この用
紙が、にじみやすい特性を示すeタイプ(図9参照)の
情報が記憶されていた場合には、前記紙種・制御対応デ
ータテーブルにより、走査回数が8回のインターレース
方式が決定され(ステップS104)、このインターレ
ース方式に対応付けられた走査毎にインクの吐出が可能
とされるタイミングを示すデータに基づいてラスタライ
ズ処理が実行される (ステップS106)。ラスタライ
ズ処理後の画像データは、印刷ヘッドに設けられたノズ
ル数に応じてラスターロウ変換され印刷データとして、
カラープリンタに送出される (ステップS108)。
【0086】カラープリンタ10の制御回路50では、
印刷データに基づいて印刷処理を行う(ステップS11
0)。印刷処理は、基本的には公知の処理手順によって
実行される。その際、RAM53に格納した上記の各制
御情報を読み出して、キャリッジモータ41や、紙送り
モータ43、印刷ヘッドIH1〜IH4の駆動制御を行
う。
印刷データに基づいて印刷処理を行う(ステップS11
0)。印刷処理は、基本的には公知の処理手順によって
実行される。その際、RAM53に格納した上記の各制
御情報を読み出して、キャリッジモータ41や、紙送り
モータ43、印刷ヘッドIH1〜IH4の駆動制御を行
う。
【0087】最後に制御回路50は、印刷の終了を待機
し(ステップS112:No)、印刷が終了したと判定
すると(ステップS112:Yes)、本ルーチンを終
了する。
し(ステップS112:No)、印刷が終了したと判定
すると(ステップS112:Yes)、本ルーチンを終
了する。
【0088】本実施形態のカラープリンタによれば、厚
紙82に設けられた記憶素子81にその厚紙82の印刷
制御情報としての用紙の種類情報が記憶されているの
で、まさに印刷しようとしている厚紙82のにじみ易さ
に応じたインターレース方式の印刷が実行され、厚紙8
2に適した印刷データが生成され、この印刷データに基
づいて印刷されることによって、高画質の画像を出力す
ることが可能となる。さらに、この記憶素子81に厚紙
82の製造時における環境の違いや、製造ロット等の違
いに起因する特性を考慮した情報が記憶されていると、
例えば同じ仕様の用紙等であっても、僅かににじみやす
い場合、又は、僅かににじみにくい場合などの僅かな特
性の違いにも対応させて、さらに高画質の画像を印刷す
ることが可能となる。
紙82に設けられた記憶素子81にその厚紙82の印刷
制御情報としての用紙の種類情報が記憶されているの
で、まさに印刷しようとしている厚紙82のにじみ易さ
に応じたインターレース方式の印刷が実行され、厚紙8
2に適した印刷データが生成され、この印刷データに基
づいて印刷されることによって、高画質の画像を出力す
ることが可能となる。さらに、この記憶素子81に厚紙
82の製造時における環境の違いや、製造ロット等の違
いに起因する特性を考慮した情報が記憶されていると、
例えば同じ仕様の用紙等であっても、僅かににじみやす
い場合、又は、僅かににじみにくい場合などの僅かな特
性の違いにも対応させて、さらに高画質の画像を印刷す
ることが可能となる。
【0089】ここでは、記憶素子81を備えた厚紙82
を例に説明したが、上記ロール紙ユニット30の記憶素
子33から用紙の種類情報を取得し、この情報に基づく
インターレース方式にて印刷することによっても同様の
効果を得ることが可能となる。
を例に説明したが、上記ロール紙ユニット30の記憶素
子33から用紙の種類情報を取得し、この情報に基づく
インターレース方式にて印刷することによっても同様の
効果を得ることが可能となる。
【0090】本実施形態においては、記憶素子81、3
3に用紙の種類情報を記憶した例を示したが、これに限
らず、例えば、1ライン分の画像データについて印刷す
る際に印刷ヘッドを走査する走査回数を記憶しておいて
もよい。例えば、記憶素子には、この記憶素子が設けら
れた被印刷体に適したインターレース方式の印刷をする
ための印刷制御情報として走査回数の情報を記憶してお
き、印刷処理を実行するコンピュータのメモリには、走
査回数と、各走査においてインクの吐出を可能とするタ
イミングのデータとを対応付けたデータテーブルを記憶
しておくと、前記記憶素子から印刷制御情報としての走
査回数の情報を取得することにより、各走査においてイ
ンクの吐出を可能とするタイミングを前記データテーブ
ルから決定することが可能となる。従って、印刷する被
印刷体に適したインターレース方式によって印刷するこ
とが可能となる。さらに、記憶素子に、各走査において
インクの吐出を可能とするタイミングのデータを記憶し
ておくと、このデータに基づいて、被印刷体に適したイ
ンターレース方式により印刷することが可能となり、高
画質な画像を得ることが可能となる。
3に用紙の種類情報を記憶した例を示したが、これに限
らず、例えば、1ライン分の画像データについて印刷す
る際に印刷ヘッドを走査する走査回数を記憶しておいて
もよい。例えば、記憶素子には、この記憶素子が設けら
れた被印刷体に適したインターレース方式の印刷をする
ための印刷制御情報として走査回数の情報を記憶してお
き、印刷処理を実行するコンピュータのメモリには、走
査回数と、各走査においてインクの吐出を可能とするタ
イミングのデータとを対応付けたデータテーブルを記憶
しておくと、前記記憶素子から印刷制御情報としての走
査回数の情報を取得することにより、各走査においてイ
ンクの吐出を可能とするタイミングを前記データテーブ
ルから決定することが可能となる。従って、印刷する被
印刷体に適したインターレース方式によって印刷するこ
とが可能となる。さらに、記憶素子に、各走査において
インクの吐出を可能とするタイミングのデータを記憶し
ておくと、このデータに基づいて、被印刷体に適したイ
ンターレース方式により印刷することが可能となり、高
画質な画像を得ることが可能となる。
【0091】また、にじみは、インクの特性にも起因す
るため、インクカートリッジに記憶素子を備え、この記
憶素子にインクの特性情報を記憶しておき、用紙の特性
情報と、インクの特性情報との組合せにより決定された
最良のインターレース方式によって印刷することによっ
て、更に高画質の画像を印刷することが可能となる。
るため、インクカートリッジに記憶素子を備え、この記
憶素子にインクの特性情報を記憶しておき、用紙の特性
情報と、インクの特性情報との組合せにより決定された
最良のインターレース方式によって印刷することによっ
て、更に高画質の画像を印刷することが可能となる。
【0092】===変形例===
インターレース方式に対応すべくラスタライズ処理を行
った画像データの印刷は、高画質の画像が得られるが、
1ライン分の画像データを印刷ヘッドが複数回走査して
印刷する。この際、1ライン分の画像データが印刷され
るまでは、用紙は印刷解像度に応じたピッチ分ずつ送ら
れる。従って、インターレース方式の印刷によって、印
刷ヘッドIH1〜IH4の走査回数が多いほど、用紙の
送り量が小さくなり、インターレース方式による印刷を
しない場合より用紙送り精度が向上する。この高い用紙
送り精度を利用する実施例を説明する。
った画像データの印刷は、高画質の画像が得られるが、
1ライン分の画像データを印刷ヘッドが複数回走査して
印刷する。この際、1ライン分の画像データが印刷され
るまでは、用紙は印刷解像度に応じたピッチ分ずつ送ら
れる。従って、インターレース方式の印刷によって、印
刷ヘッドIH1〜IH4の走査回数が多いほど、用紙の
送り量が小さくなり、インターレース方式による印刷を
しない場合より用紙送り精度が向上する。この高い用紙
送り精度を利用する実施例を説明する。
【0093】例えば、用紙の全面に印刷する場合、いわ
ゆる縁なし印刷の際には、インクが用紙の端部に吐出さ
れることになる。このため、用紙の送り量に誤差が生じ
るとインクがプラテン42に付着し、プラテン42に付
着したインクがその後プラテン上を通過する用紙の裏面
に付着してしまう虞がある。このため、用紙の先後端部
を印刷する際に、インターレース方式による印刷を行い
高精度に用紙を送るものである。例えば、用紙の記憶素
子には、にじみやすさを示す印刷制御情報としてcタイ
プが記憶されていたとする。この場合には、図9の紙種
・制御対応データテーブルに示すように、1ライン分の
画像データについて印刷する際の印刷ヘッドの走査回数
を2回とするインターレース方式により印刷すれば高画
質の画像が得られるが、先後端部の所定範囲の画像デー
タのみ、走査回数を4回とするインターレース方式によ
り印刷し、印刷ヘッドを4回走査させて印刷することに
より、用紙を精度良く送ることができ、プラテン42を
汚すことなく印刷することが可能となる。
ゆる縁なし印刷の際には、インクが用紙の端部に吐出さ
れることになる。このため、用紙の送り量に誤差が生じ
るとインクがプラテン42に付着し、プラテン42に付
着したインクがその後プラテン上を通過する用紙の裏面
に付着してしまう虞がある。このため、用紙の先後端部
を印刷する際に、インターレース方式による印刷を行い
高精度に用紙を送るものである。例えば、用紙の記憶素
子には、にじみやすさを示す印刷制御情報としてcタイ
プが記憶されていたとする。この場合には、図9の紙種
・制御対応データテーブルに示すように、1ライン分の
画像データについて印刷する際の印刷ヘッドの走査回数
を2回とするインターレース方式により印刷すれば高画
質の画像が得られるが、先後端部の所定範囲の画像デー
タのみ、走査回数を4回とするインターレース方式によ
り印刷し、印刷ヘッドを4回走査させて印刷することに
より、用紙を精度良く送ることができ、プラテン42を
汚すことなく印刷することが可能となる。
【0094】また、高速で印刷したい場合には、インタ
ーレース方式を採用せずに印刷する方法がある。これ
は、1度目の印刷ヘッドの走査により印刷し、印刷ヘッ
ドのサイズ分の距離だけ用紙を移動させた後に、2度目
の走査によって印刷する方法である。この方法による
と、1度目の走査による印刷と、2度目の走査による印
刷との間にバンディングと呼ばれる隙間や、ラインが発
生することがある。このバンディングを防ぐ方法とし
て、1度目の走査による印刷の後端部と、2度目の走査
による印刷の先端部とでインターレース方式の印刷をす
る。この印刷によれば、高速かつ良好な画像を印刷する
ことが可能となる。
ーレース方式を採用せずに印刷する方法がある。これ
は、1度目の印刷ヘッドの走査により印刷し、印刷ヘッ
ドのサイズ分の距離だけ用紙を移動させた後に、2度目
の走査によって印刷する方法である。この方法による
と、1度目の走査による印刷と、2度目の走査による印
刷との間にバンディングと呼ばれる隙間や、ラインが発
生することがある。このバンディングを防ぐ方法とし
て、1度目の走査による印刷の後端部と、2度目の走査
による印刷の先端部とでインターレース方式の印刷をす
る。この印刷によれば、高速かつ良好な画像を印刷する
ことが可能となる。
【0095】上記変形例においては、インターレース方
式を決定するためのデータテーブルとして、用紙の摩擦
係数に基づく用紙送り精度とインターレース方式におけ
る印刷ヘッドの走査回数とを対応させたデータテーブル
を備えていてもよい。
式を決定するためのデータテーブルとして、用紙の摩擦
係数に基づく用紙送り精度とインターレース方式におけ
る印刷ヘッドの走査回数とを対応させたデータテーブル
を備えていてもよい。
【0096】===その他の実施形態===
以上、いくつかの実施の形態に基づき本発明に係る印刷
装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態
は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発
明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱
することなく、変更、改良され得ると共に、本発明には
その等価物が含まれることはもちろんである。
装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態
は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発
明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱
することなく、変更、改良され得ると共に、本発明には
その等価物が含まれることはもちろんである。
【0097】前述の実施の形態では、被印刷体の本体部
として厚紙を例にとって説明したが、プラスチックボー
ド、金属薄板等を用いてもよい。
として厚紙を例にとって説明したが、プラスチックボー
ド、金属薄板等を用いてもよい。
【0098】前述の実施形態に係るインクジェットプリ
ンタと、コンピュータ本体、CRT等の表示装置、マウ
スやキーボード等の入力装置、フレキシブルドライブ装
置、及び、CD−ROMドライブ装置を備えたコンピュ
ータシステムも実現可能であり、このようにして実現さ
れたコンピュータシステムは、システム全体として従来
システムよりも優れたシステムとなる。
ンタと、コンピュータ本体、CRT等の表示装置、マウ
スやキーボード等の入力装置、フレキシブルドライブ装
置、及び、CD−ROMドライブ装置を備えたコンピュ
ータシステムも実現可能であり、このようにして実現さ
れたコンピュータシステムは、システム全体として従来
システムよりも優れたシステムとなる。
【0099】また、前述の実施形態に係るインクジェッ
トプリンタに、コンピュータ本体、表示装置、入力装
置、フレキシブルディスクドライブ装置、及び、CD−
ROMドライブ装置がそれぞれ有する機能又は機構の一
部を持たせてもよい。例えば、プリンタが、画像処理を
行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジ
タルカメラ等により撮影された画像データを記録した記
録メディアを着脱するための記録メディア着脱部を有す
る構成としてもよい。
トプリンタに、コンピュータ本体、表示装置、入力装
置、フレキシブルディスクドライブ装置、及び、CD−
ROMドライブ装置がそれぞれ有する機能又は機構の一
部を持たせてもよい。例えば、プリンタが、画像処理を
行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジ
タルカメラ等により撮影された画像データを記録した記
録メディアを着脱するための記録メディア着脱部を有す
る構成としてもよい。
【0100】また、上記各実施の形態では、印刷装置と
してインクジェットプリンタ10を用いたが、カット紙
などの単票メディアに対して印刷処理できる印刷装置で
あれば、これに限られることなく、例えば、モノクロプ
リンタ、レーザプリンタ、ファクシミリ等に適用しても
良い。
してインクジェットプリンタ10を用いたが、カット紙
などの単票メディアに対して印刷処理できる印刷装置で
あれば、これに限られることなく、例えば、モノクロプ
リンタ、レーザプリンタ、ファクシミリ等に適用しても
良い。
【0101】また、上記各実施の形態では、記憶手段と
して、非接触ICチップと、金属皮膜をエッチングして
形成された共振用コンデンサ及び平面状アンテナコイル
を備えた記憶素子を用いたが、このような構成に限定さ
れるものではなく、例えば共振用コンデンサは記憶素子
の外部に接続されていてもよいし、ICチップとアンテ
ナコイルが離れた場所にそれぞれ配設されて接続されて
いる構成など様々な変形が考えられ、さらに、バーコー
ドや、所定のディザパターン、色情報等でも実施可能で
ある。
して、非接触ICチップと、金属皮膜をエッチングして
形成された共振用コンデンサ及び平面状アンテナコイル
を備えた記憶素子を用いたが、このような構成に限定さ
れるものではなく、例えば共振用コンデンサは記憶素子
の外部に接続されていてもよいし、ICチップとアンテ
ナコイルが離れた場所にそれぞれ配設されて接続されて
いる構成など様々な変形が考えられ、さらに、バーコー
ドや、所定のディザパターン、色情報等でも実施可能で
ある。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、印刷装置にセットされ
た被印刷体の特性に応じたインターレース方式により印
刷することができる印刷装置、被印刷体、記憶素子、コ
ンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、
印刷方法を実現すること が可能となる。
た被印刷体の特性に応じたインターレース方式により印
刷することができる印刷装置、被印刷体、記憶素子、コ
ンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、
印刷方法を実現すること が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカラープリンタ10の概略
構成を示した図である。
構成を示した図である。
【図2】本実施の形態に係るカラープリンタ10の内部
構成を示した図である。
構成を示した図である。
【図3】給紙経路を示す、カラープリンタ10の要部断
面図である。
面図である。
【図4】本実施の形態に係るカラープリンタ10の制御
回路50の内部構成を示すブロック図である。
回路50の内部構成を示すブロック図である。
【図5】被印刷体としての厚紙82に記憶素子81を埋
め込んだ厚紙の斜視図である。
め込んだ厚紙の斜視図である。
【図6】(a)は記憶素子81の構成を示す平面透視
図、(b)は記憶素子81及び読み取りセンサの内部構
成を示すブロック図である。
図、(b)は記憶素子81及び読み取りセンサの内部構
成を示すブロック図である。
【図7】ロール紙ユニット30がロール紙ユニットホル
ダ20、21によって保持されている状態における記憶
素子33と送受信部202との位置関係を示す説明図で
ある。
ダ20、21によって保持されている状態における記憶
素子33と送受信部202との位置関係を示す説明図で
ある。
【図8】図7をロール紙ユニットホルダ20側から見た
側面図である。
側面図である。
【図9】本実施形態における用紙の種類と、1ライン分
の画像データについて印刷する際に印刷ヘッドが走査す
る走査回数及び走査毎にインクを吐出するタイミングを
示すデータとが対応付けた 紙種・制御対応データテー
ブルを説明する図である。
の画像データについて印刷する際に印刷ヘッドが走査す
る走査回数及び走査毎にインクを吐出するタイミングを
示すデータとが対応付けた 紙種・制御対応データテー
ブルを説明する図である。
【図10】印刷実行時の処理を示すフローチャートであ
る。
る。
10 カラープリンタ 11 操作パネル
111 操作ボタン 112 表示ラン
プ 12 排紙部 121 排紙トレ
ー 13 給紙部 20、21 ロー
ル紙ユニットホルダ 201 接点 202 送受信部 23 ロール紙支持軸 24 ロール紙ユ
ニットホルダ 30 ロール紙ユニット 31 芯材 32 印刷用ロール紙 33 記憶素子 40 キャリッジ 42 プラテン 43 紙送りモータ 44 摺動軸 45 駆動ベルト 46 プーリ 47 エンコーダ 48 ギヤ機構 50 制御回路 51 CPU 52 PROM 53 RAM 54 周辺機器入出力部(PIO) 55 タイマ 56 駆動バッフ
ァ 57 バス 58 発振器 59 分配出力器 61 搬送駆動ロ
ーラ 62 搬送従動ローラ 621 搬送従動
ローラホルダ 63 紙検出器 631 レバー 64 排紙駆動ローラ 65 排紙従動
ローラ 80 読み取りセンサ 801 コイルア
ンテナ 802 送受信回路 81 記憶素子 811 ICチップ 813 アンテナ
コイル 814 整流器 815 信号解析
部 816 制御部 817 メモリセ
ル 82 被印刷体 PC パーソナ
ルコンピュータ INC1、INC2 インクカートリッジ ME 記憶素子 MEC 接点 IH1、IH2、IH3、IH4 印刷ヘッド
プ 12 排紙部 121 排紙トレ
ー 13 給紙部 20、21 ロー
ル紙ユニットホルダ 201 接点 202 送受信部 23 ロール紙支持軸 24 ロール紙ユ
ニットホルダ 30 ロール紙ユニット 31 芯材 32 印刷用ロール紙 33 記憶素子 40 キャリッジ 42 プラテン 43 紙送りモータ 44 摺動軸 45 駆動ベルト 46 プーリ 47 エンコーダ 48 ギヤ機構 50 制御回路 51 CPU 52 PROM 53 RAM 54 周辺機器入出力部(PIO) 55 タイマ 56 駆動バッフ
ァ 57 バス 58 発振器 59 分配出力器 61 搬送駆動ロ
ーラ 62 搬送従動ローラ 621 搬送従動
ローラホルダ 63 紙検出器 631 レバー 64 排紙駆動ローラ 65 排紙従動
ローラ 80 読み取りセンサ 801 コイルア
ンテナ 802 送受信回路 81 記憶素子 811 ICチップ 813 アンテナ
コイル 814 整流器 815 信号解析
部 816 制御部 817 メモリセ
ル 82 被印刷体 PC パーソナ
ルコンピュータ INC1、INC2 インクカートリッジ ME 記憶素子 MEC 接点 IH1、IH2、IH3、IH4 印刷ヘッド
Claims (23)
- 【請求項1】 インクを吐出する印刷ヘッドが所定方向
に走査して、記憶手段とともにユニット化された被印刷
体に、画像を印刷する印刷装置において、 前記記憶手段には、1ライン分の画像データについて印
刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定する
ための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷制御情
報に基づいて決定された走査回数に従って印刷すること
を特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置において、 前記被印刷体は、被印刷体に前記記憶手段としての記憶
素子が設けられることによってユニット化されているこ
とを特徴とする印刷装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の印刷装置において、 前記被印刷体は、被印刷体に前記記憶手段としてのマー
クが直接設けられることによってユニット化されている
ことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の印刷装置において、 前記印刷制御情報は、前記被印刷体の特性を識別するた
めの情報であり、この情報に基づいて走査回数が決定さ
れることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の印刷装置において、 前記被印刷体の特性は用紙の種類であり、この用紙の種
類に基づいて走査回数が決定されることを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の印刷装置において、 前記印刷制御情報は、1ライン分の画像データについて
印刷を行う際に、印刷ヘッドが走査する走査回数であ
り、この走査回数に従って印刷することを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項7】 請求項1、又は、請求項2に記載の印刷
装置において、 前記印刷制御情報は、前記各走査において印刷ヘッドに
インクの吐出を可能とするタイミングを示す情報である
ことを特徴とする印刷装置。 - 【請求項8】 記憶手段とともにユニット化され、イン
クを吐出する印刷ヘッドが所定方向に走査する印刷装置
によって画像が印刷される被印刷体において、 前記記憶手段に、1ライン分の画像データについて印刷
を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定するた
めの印刷制御情報が記憶されることを特徴とする被印刷
体。 - 【請求項9】請求項8に記載の被印刷体において、 前記記憶手段は、被印刷体に前記記憶手段としての記憶
素子が設けられることによってユニット化されているこ
とを特徴とする被印刷体。 - 【請求項10】 請求項8に記載の被印刷体において、 前記記憶手段は、被印刷体に前記記憶手段としてのマー
クが直接設けられることによってユニット化されている
ことを特徴とする被印刷体。 - 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の被印刷体において、 前記印刷制御情報は、前記被印刷体の特性を識別するた
めの情報であることを特徴とする被印刷体。 - 【請求項12】 請求項11に記載の被印刷体におい
て、 前記被印刷体の特性を識別するための情報は用紙の種類
であることを特徴とする被印刷体。 - 【請求項13】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の被印刷体において、 前記印刷制御情報は、1ライン分の画像データについて
印刷を行う際に、印刷ヘッドが走査する走査回数である
ことを特徴とする被印刷体。 - 【請求項14】 請求項8乃至請求項12のいずれかに
記載の被印刷体において、 前記印刷制御情報は、前記各走査において印刷ヘッドに
インクの吐出を可能とするタイミングを示す情報である
ことを特徴とする被印刷体。 - 【請求項15】 印刷ヘッドが所定方向に走査して画像
を印刷する印刷装置に用いられる被印刷体とともにユニ
ット化される記憶素子において、 1ライン分の画像データについて印刷を行うために、印
刷ヘッドが走査する走査回数を決定するための印刷制御
情報が記憶されることを特徴とする記憶素子。 - 【請求項16】請求項15に記載の記憶素子において、 前記被印刷体に設けられることによってユニット化され
ることを特徴とする記憶素子。 - 【請求項17】 請求項16に記載の記憶素子におい
て、 前記印刷制御情報は、前記被印刷体の特性を識別するた
めの情報であることを特徴とする記憶素子。 - 【請求項18】 請求項17に記載の記憶素子におい
て、 前記被印刷体の特性を識別するための情報として用紙の
種類が記憶されることを特徴とする記憶素子。 - 【請求項19】 請求項16に記載の記憶素子におい
て、 前記印刷制御情報は、1ライン分の画像データについて
印刷を行うために、印刷ヘッドが走査する走査回数であ
ることを特徴とする記憶素子。 - 【請求項20】 請求項16に記載の記憶素子におい
て、 前記印刷制御情報は、前記各走査において印刷ヘッドに
インクの吐出を可能とするタイミングを示す情報である
ことを特徴とする記憶素子。 - 【請求項21】 インクを吐出する印刷ヘッドが所定方
向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被印
刷体に、画像を印刷する印刷装置に用いられるコンピュ
ータプログラムにおいて、 前記記憶手段には、1ライン分の画像データについて印
刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定する
ための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷制御情
報に基づいて決定された走査回数に従って印刷する機能
を実現するためのコンピュータプログラム。 - 【請求項22】 コンピュータ本体、このコンピュータ
本体に接続される表示装置、及び、インクを吐出する印
刷ヘッドが所定方向に走査して、記憶手段とともにユニ
ット化された被印刷体に、画像を印刷する印刷装置を有
するコンピュータシステムにおいて、 前記記憶手段には、1ライン分の画像データについて印
刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定する
ための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷制御情
報に基づいて決定された走査回数に従って印刷すること
を特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項23】 インクを吐出する印刷ヘッドが所定方
向に走査して、記憶手段とともにユニット化された被印
刷体に、画像を印刷する印刷装置による印刷方法におい
て、 前記記憶手段には、1ライン分の画像データについて印
刷を行う際に印刷ヘッドが走査する走査回数を決定する
ための印刷制御情報が記憶されており、前記印刷制御情
報に基づいて決定された走査回数に従って印刷するステ
ップを有することを特徴とする印刷方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027114A JP2003226002A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 印刷装置、被印刷体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 |
US10/353,065 US6837559B2 (en) | 2002-02-04 | 2003-01-29 | Printing apparatus, printing medium, memory, computer-readable medium, printing system, and printing method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027114A JP2003226002A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 印刷装置、被印刷体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003226002A true JP2003226002A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27748737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002027114A Pending JP2003226002A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 印刷装置、被印刷体、記憶素子、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6837559B2 (ja) |
JP (1) | JP2003226002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US8840209B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-09-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing device for printing image on prescribed region of paper by using combination of methods |
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