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JP2003224812A - デジタルスチルカメラ及び再生装置 - Google Patents

デジタルスチルカメラ及び再生装置

Info

Publication number
JP2003224812A
JP2003224812A JP2002021278A JP2002021278A JP2003224812A JP 2003224812 A JP2003224812 A JP 2003224812A JP 2002021278 A JP2002021278 A JP 2002021278A JP 2002021278 A JP2002021278 A JP 2002021278A JP 2003224812 A JP2003224812 A JP 2003224812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
image
data
photographed
captured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002021278A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shiraishi
賢二 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2002021278A priority Critical patent/JP2003224812A/ja
Priority to US10/354,193 priority patent/US7573509B2/en
Publication of JP2003224812A publication Critical patent/JP2003224812A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
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  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートブラケット(AB)撮影によって撮影
された一組の撮影画像データの中から撮影者が最も意図
していた結果を選択しやすく、かつ、再生装置に、撮影
者の撮影意図を反映させた再生を行わせることができる
デジタルスチルカメラを提供する。 【解決手段】 マイコン9が、AB撮影モードで撮影し
た一組の撮影画像データを、メモリカード8に、記録す
る際に、AB撮影モードで撮影された画像データである
ことを識別可能にすると共に、その一組の撮影画像デー
タを、一連の画像データとして関連づけ、当該関連づけ
を識別可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルスチル
カメラ及び再生装置に係わり、特に、オートブラケット
撮影を行うデジタルスチルカメラ及び当該デジタルスチ
ルカメラが撮影した撮影画像を再生する再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】銀塩カメラにおいて、露光量を変更しな
がら撮影するオートブラケット撮影が行われている。ま
た特開2001−203934の発明において、露光量
以外の撮影条件を変更しながら撮影を行うオートブラケ
ット撮影が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プリント出
力などを行う再生装置においては、再生装置がよいと考
える画質に自動で画質補正する場合がある。例えば、デ
ジタルスチルカメラのオートブラケット撮影モードを使
って、各々コントラストを変えながら画像処理を行った
一組の撮影画像データを撮影した結果、その一組の撮影
画像データは、互いに、わずかに明るさが異なる。
【0004】しかしながら、再生装置が、上記一組の撮
影画像データを読み出して再生する際に、その再生装置
の考える良い画質に画像補正すると、意図的に一組の撮
影画像データの明るさを変えたにも係わらず、同じ明る
さに補正されて再生される恐れがあった。
【0005】また、従来の発明では、オートブラケット
撮影モードで撮影した場合に、どの画像データ同士が関
連した画像データであるかを示していない。本来上記発
明は、複数の画像データの中から自分の意図して撮影結
果に近いものを、撮影後に選択するためのものであるか
ら、オートブラケット撮影モードで撮影された一組の撮
影画像データの関連性がわからなければならない。
【0006】そこで、本発明は、再生装置に、撮影者の
撮影意図を反映させた再生を行わせることができるデジ
タルスチルカメラ及び撮影者の撮影意図を反映した再生
を行うことができる再生装置を提供することを第1の課
題とする。また、本発明は、オートブラケット撮影によ
って撮影された一組の撮影画像データの中から撮影者が
最も意図していた結果を選択しやすくなるデジタルスチ
ルカメラ及び再生装置を提供することを第2の課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の課題
を解決するためになされた請求項1記載の発明は、光学
系から入射された光を電気信号に変換する光電変換手段
と、前記電気信号を画像データとして蓄積する画像蓄積
手段と、前記蓄積された画像データに対して所定の画像
処理を施して、撮影画像データとして出力する画像処理
手段と、前記撮影画像データを記録するデータ記録手段
とを備え、一回の撮影操作に応じて、画像処理により調
整可能な画像パラメータの値が各々異なった一組の撮影
画像データが記録されるオートブラケット撮影モード
と、他の撮影モードとの選択が可能なデジタルスチルカ
メラにおいて、前記データ記録手段は、前記一組の撮影
画像データを記録する際に、前記オートブラケット撮影
モードで撮影された画像データであることを識別可能に
すると共に、前記一組の撮影画像データを、一連の画像
データとして関連づけ、当該関連づけを識別可能にする
ことを特徴とするデジタルスチルカメラに存する。
【0008】請求項1記載の発明によれば、データ記録
手段が、一組の撮影画像データを記録する際に、オート
ブラケット(AB)撮影モードで撮影された画像データ
であることを識別可能にすると共に、その一組の撮影画
像データを、一連の画像データとして関連づけ、当該関
連づけを識別可能にする。従って、再生装置が、AB撮
影モードであること及び関連づけを識別できるのであれ
ば、例えば、一組の撮像画像データについて、各々の画
像パラメータの差分を保持した補正を行って再生したり
することができる。しかも、関連づけを識別可能にする
ことにより、例えば、再生装置やデジタルスチルカメラ
内の表示部に一組の撮影画像データを並べて再生したり
することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、光学系から入射さ
れた光を電気信号に変換する光電変換手段と、前記電気
信号を画像データとして蓄積する画像蓄積手段と、前記
蓄積された画像データに対して所定の画像処理を施し
て、撮影画像データとして出力する画像処理手段と、前
記撮影画像データを記録するデータ記録手段とを備え、
一回の撮影操作に応じて、画像補正により調整可能な画
像パラメータの値が各々異なった一組の撮影画像データ
が記録されるオートブラケット撮影モードと、他の撮影
モードとの選択が可能なデジタルスチルカメラにおい
て、前記データ記録手段は、前記一組の撮影画像データ
を記録する際に、前記オートブラケット撮影モードで撮
影された画像データであることを識別可能にすると共
に、前記一組の撮像画像データの各々毎に変更された前
記画像パラメータを識別可能にすることを特徴とするデ
ジタルスチルカメラに存する。
【0010】請求項2記載の発明によれば、データ記録
手段が、一組の撮影画像データを記録する際に、AB撮
影モードで撮影された画像データであることを識別可能
にすると共に、一組の撮影画像データの各々毎に値が変
更された画像パラメータを識別可能にする。従って、再
生装置が、AB撮影モードであること及び変更された画
像パラメータの識別ができるものであれば、例えば、変
更された画像パラメータの補正を行う画像補正のみ、通
常の画像補正と変えて、一組の撮像画像データの画像パ
ラメータ値の違いを保持した補正を行って再生したりす
ることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載のデ
ジタルスチルカメラであって、前記データ記録手段は、
前記一組の撮像画像データを記録する際に、該一組の撮
像画像データの各々毎に変更された前記画像パラメータ
を識別可能にすることを特徴とするデジタルスチルカメ
ラに存する。
【0012】請求項3記載の発明によれば、データ記録
手段が、一組の撮影画像データのみを記録する際に、一
組の撮影画像データの各々毎に変更された画像パラメー
タを識別可能にする。従って、再生装置が、AB撮影モ
ードであること及び変更された画像パラメータの識別が
できるものであれば、例えば、一組の撮像画像データの
各々毎に変更された画像パラメータの補正を行う画像補
正処理のみ、通常の画像補正とは変えて、一組の撮像画
像データの画像パラメータ値の違いを保持した補正を行
って再生したりすることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3何れ
か1項記載のデジタルスチルカメラであって、前記デー
タ記録手段は、前記一組の撮影画像データを記録する際
に、前記オートブラケット撮影モードで撮影された撮影
画像データである旨の識別データを保存することによ
り、前記識別を可能とすることを特徴とするデジタルス
チルカメラに存する。
【0014】請求項4記載の発明によれば、データ記録
手段が、一組の撮影画像データを記録する際に、AB撮
影モードで撮影された撮影画像データである旨の識別デ
ータを保存する。従って、識別データを保存して、AB
撮影モードで撮影された撮影画像データを識別可能にす
ることにより、簡単に識別可能にすることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1〜3何れ
か1項記載のデジタルスチルカメラであって、前記デー
タ記録手段は、前記一組の撮影画像データの各々を、含
んだ一組の画像ファイルを作成するファイル作成手段
と、前記作成した一組の画像ファイルの各々に、前記オ
ートブラケット撮影モードで撮影された旨のファイル名
を添付することにより、前記識別を可能とするファイル
名添付手段とを有することを特徴とするデジタルスチル
カメラに存する。
【0016】請求項5記載の発明によれば、データ記録
手段において、ファイル作成手段が、一組の撮影画像デ
ータの各々を、含んだ一組の画像ファイルを作成する。
ファイル名添付手段が、作成した一組の画像ファイルの
各々に、AB撮影モードで撮影された旨のファイル名を
添付する。従って、AB撮影モードで撮影された旨のフ
ァイル名を添付することにより、再生装置が、ファイル
名を見るだけで、AB撮影モードで撮影されたことを識
別することができる。
【0017】請求項6記載の発明は、記録媒体に記録さ
れた撮影画像データを読み出す第1読出手段と、前記読
み出した撮影画像データを再生する画像再生手段と、前
記読み出した撮影画像データの特徴を検出する特徴検出
手段と、前記検出した特徴に基づき、前記撮影画像デー
タの画像補正処理を行う画像補正手段とを備えた再生装
置において、前記読み出した撮影画像データが、一回の
撮影操作に応じて、画像処理により調整可能な画像パラ
メータの値が各々異なった一組の撮影画像データが記録
されるオートブラケット撮影モードで撮影されたもので
あるか否かを識別する第1識別手段をさらに備え、前記
画像補正手段は、前記第1識別手段により、否と判断さ
れたとき、通常の画像補正処理を行い、前記オートブラ
ケット撮影モードで撮影されたものであると識別された
とき、前記通常の画像補正処理とは異なるオートブラケ
ット撮影用の処理を行うことを特徴とする再生装置に存
する。
【0018】請求項6記載の発明によれば、第1識別手
段により、AB撮影モードで撮影された撮影画像データ
ではないと判断されたとき、画像補正手段は、通常の画
像補正処理を行う。一方、第1識別手段により、AB撮
影モードで撮影された撮影画像データであると識別され
たとき、画像補正手段は、通常の画像補正処理とは異な
るAB撮影用の処理を行う。従って、AB撮影モードで
撮影された撮影画像データについては、通常の画像補正
処理とは異なるAB撮影用の処理を行うことにより、撮
影者が意図して変更した画像パラメータの違いをうち消
すことのない画像補正を行うことができる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の再
生装置であって、前記読み出した撮影画像データが、前
記オートブラケット撮影モードで撮影されたものである
とき、前記一組の撮影画像データの各々毎に変更された
前記画像パラメータを識別する第2識別手段をさらに備
え、前記画像補正手段は、前記画像補正処理のうち、前
記変更していた画像パラメータの補正を行う画像補正処
理について、前記通常の画像補正処理とは異なる前記オ
ートブラケット撮影用の処理を行うことを特徴とする再
生装置に存する。
【0020】請求項7記載の発明によれば、読み出した
撮影画像データが、AB撮影モードで撮影されたもので
あるとき、第2識別手段が、一組の撮影画像データの各
々毎に変更された画像パラメータを識別する。画像補正
手段が、変更している画像パラメータを補正する画像補
正処理のみ通常の画像補正処理とは異なるAB撮影用の
画像補正処理を行う。従って、変更している画像パラメ
ータを補正する画像補正処理のみを通常の画像補正処理
とは異なるAB撮影用の処理を行うことにより、撮影者
が意図して変更した画像パラメータの違いをうち消すこ
とのない画像補正を行うことができる。しかも、変更し
ている画像パラメータ以外を補正する画像補正処理につ
いては、通常の画像補正を行うことができる。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項6記載の再
生装置であって、前記読み出した撮影画像データが、前
記オートブラケット撮影モードで撮影されたものである
とき、当該撮影画像データとともに前記一組の撮影画像
データを構成する、他の撮影画像データを読み出す第2
読出手段とをさらに備え、前記画像補正手段は、前記読
み出された前記一組の撮像画像データに対して前記画像
補正処理を行う際に、前記変更された画像パラメータの
互いの差分が保たれるように、画像補正処理を行うこと
を特徴とする再生装置に存する。
【0022】請求項8記載の発明によれば、読み出した
撮影画像データが、AB撮影モードで撮影されたもので
あるとき、第2読出手段が、その撮影画像データととも
に一組の撮影画像データを構成する、他の撮影画像デー
タを読み出す。画像補正手段が、読み出された一組の撮
影画像データに対して画像補正処理を行う際に、画像パ
ラメータ値の差分が保たれるように、画像補正処理を行
う。従って、読み出された一組の撮影画像データに対し
て画像補正処理を行う際に、画像パラメータ値の差分が
保たれるように、画像補正処理を行うことにより、撮影
者が意図して変更した画像パラメータの違いをうち消す
ことのない画像補正を行うことができる。
【0023】請求項9記載の発明は、記録媒体に記録さ
れた撮影画像データを読み出す読出手段と、前記読み出
した撮影画像データを再生する画像再生手段とを備えた
再生装置において、前記読み出した撮影画像データが、
一回の撮影操作に応じて、画像処理により調整可能な画
像パラメータの値が各々異なった一組の撮影画像データ
が記録されるオートブラケット撮影モードで撮影された
ものであるか否かを識別する第1識別手段をさらに備
え、前記再生手段は、前記撮影画像データを再生する
際、前記オートブラケット撮影モードで撮影されたもの
であることを識別できるように再生することを特徴とす
る再生装置に存する。
【0024】請求項9記載の発明によれば、読み出した
撮影画像データが、AB撮影モードで撮影されたもので
あるか否かを、第1識別手段が識別する。再生手段が、
撮影画像データを再生する際、AB撮影モードで撮影さ
れたものであることを識別できるように再生する。従っ
て、撮影者が、AB撮影モードで記録された撮影画像デ
ータであることを認識できるので、同じような撮影画像
データの再生が続いても誤って削除されることがない。
また、撮影画像データの比較が容易になる。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
再生装置であって、前記読み出した撮影画像データが、
前記オートブラケット撮影モードで撮影されたものであ
るとき、前記一組の撮影画像データの各々毎に変更され
た前記画像パラメータを識別する第2識別手段をさらに
備え、前記再生手段は、前記撮影画像データを再生する
際に、前記変更された画像パラメータを識別できるよう
に再生することを特徴とする再生装置に存する。
【0026】請求項10記載の発明によれば、第2識別
手段が、読み出した撮像画像データが、AB撮影モード
で撮影されたものであるとき、一組の撮影画像データの
各々毎に変更された画像パラメータを識別する。再生手
段が、撮像画像データを再生する際に、再生された画像
パラメータを識別できるように再生する。従って、撮影
者が、AB撮影によって変更された画像パラメータを識
別できるようになり、一組の撮影画像データの比較が容
易になる。
【0027】請求項11記載の発明は、記録媒体に記録
された撮影画像データを読み出す第1読出手段と、前記
読み出した撮影画像データを再生する画像再生手段とを
備えた再生装置において、前記読み出した撮影画像デー
タが、一回の撮影操作に応じて、画像処理により調整可
能な画像パラメータの値が各々異なった一組の撮影画像
データが記録されるオートブラケット撮影モードで撮影
されたものであるか否かを識別する第1識別手段と、前
記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケット
撮影モードで撮影されたものであるとき、当該撮影画像
データとともに、前記一組の撮影画像データを構成する
他の撮影画像データを読み出す第2読出手段とをさらに
備え、前記再生手段は、前記読み出した前記一組の撮影
画像データを、同一平面上に並べて再生することを特徴
とする再生装置に存する。
【0028】請求項11記載の発明によれば、読み出し
た撮像画像データが、AB撮影モードで撮影されたもの
であるか否かを、第1識別手段が識別する。読み出した
撮影画像データが、AB撮影モードで撮影されたもので
あるとき、第2読出手段が、その撮影画像データと共
に、一組の撮影画像データを構成する他の撮影画像デー
タを読み出す。再生手段が、読み出した一組の撮影画像
データを、同一平面上に並べて再生する。従って、一組
の撮影画像データを、同一平面上に並べて再生すること
により、AB撮影モードによる撮影の効果が認識でき、
どの撮影画像データが必要なのかの比較が容易になる。
【0029】請求項12記載の発明は、請求項6〜11
何れか1項記載の再生装置であって、前記第1識別手段
は、前記デジタルスチルカメラが、前記撮影画像データ
を含む画像ファイルに、前記オートブラケット撮影モー
ドであることが識別できるファイル名が添付していると
き、前記ファイル名を読み出すと共に、該読み出したフ
ァイル名に基づき、前記識別を行うことを特徴とする再
生装置に存する。
【0030】請求項12記載の発明によれば、デジタル
スチルカメラが、撮影画像データを含む画像ファイル
に、AB撮影モードであることが識別できるファイル名
が添付しているとき、第1識別手段は、ファイル名を読
み出すと共に、読み出したファイル名に基づき、識別を
行う。従って、ファイル名を見るだけで、AB撮影モー
ドであるか否かを容易に識別することができる。
【0031】請求項13記載の発明は、請求項6〜11
何れか1項記載の再生装置であって、前記第1識別手段
は、前記デジタルスチルカメラが、前記オートブラケッ
ト撮影モードで撮影された撮影画像データを識別できる
識別データを保存しているとき、前記識別データを読み
出すと共に、該読み出した識別データに基づき、前記識
別を行うことを特徴とする再生装置に存する。
【0032】請求項13記載の発明によれば、デジタル
スチルカメラが、AB撮影モードで撮影された撮影画像
データを識別できる識別データを保存しているとき、第
1識別手段は、識別データを読み出すと共に、読み出し
た識別データに基づき、識別を行う。従って、識別デー
タを読み出すだけで、AB撮影モードであるか否かを容
易に識別することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面に基づいて説明する。図1は、本発明のデジタルス
チルカメラ及び再生装置を組み込んだデジタルスチルカ
メラの一実施の形態を示すブロック図である。同図に示
すように、デジタルスチルカメラは、光学系からカメラ
本体1内に入射された被写体50からの光を、電気信号
に変換する入力装置2と、電気信号を画像データとして
一時的に蓄積するフレームメモリ3(=画像蓄積手段)
と、フレームメモリ3に蓄積されている画像データに画
像処理などを施す画像処理装置4(=画像処理手段)
と、画像処理が施された画像データを表示する表示装置
5とを備えている。
【0034】デジタルスチルカメラはさらに、撮影の指
示を与える撮影操作など各種操作が行われるキー操作部
6と、画像処理が施された画像データを一時的に蓄積す
るバッファメモリ7と、撮像操作に応じて、バッファメ
モリに記録された画像データを撮像画像データとして記
録するメモリカード8と、各部、各装置の動作を制御す
るマイコン9と、メモリカード8に記録された撮像画像
データをプリントアウトして再生するプリント出力装置
10(=画像再生手段)とを備えている。
【0035】なお、本発明の実施の形態では、デジタル
カメラ内にプリント出力装置10を内蔵している場合を
例に説明するが、デジタルカメラとプリント出力装置1
0とが各々別々の筐体になっている場合もある。
【0036】入力装置2は、例えば、図示しない光学レ
ンズユニット(=光学系)、被写体からの光を受光して
アナログ電気信号を出力する撮像素子(CCD:電荷結
合素子)、CCD(=光電変換手段)を駆動する制御信
号発生器(TSG:タイミング信号発生器)、CCDか
ら出力されたアナログ画像データをデジタル画像データ
に変換するアナログ(A)/デジタル(D)変換器など
から構成されている。フレームメモリ3では、入力装置
2から入力するデジタル画像データを、一時的に保管す
る。
【0037】画像処理装置4は、ホワイトバランスのゲ
イン、エッジ強調係数、ガンマ変換係数等の調整を実施
する画像処理部4aを備えている。なお、色変換係数
は、画像データの色合いを調整するための係数であり、
エッジ強調係数は、画像データの輪郭(エッジ)を調整
するための係数であり、ガンマ変換係数は、画像データ
の明るさを調整するための係数である。
【0038】画像処理装置4はまた、画像処理部4aに
て画像処理された画像データを表示装置5に表示させる
ための制御を行う表示制御部4bと、画像データをメモ
リカード8に格納する際に使用する記憶容量を減らす為
に画像データに対してデータ圧縮処理を実施するデータ
圧縮部4cと、画像データをメモリカード8に格納する
際に使用する記憶容量を増やす為に画像データに対して
データ伸張処理を実施するデータ伸張部4dとを備えて
いる。
【0039】また、上記画像処理部4aは、入力装置2
から出力されたR、G、B3色からなる画像データを、
輝度Yと色差Cb、Crからなるデータに変換する。マ
イコン9は、図示しない中央処理装置(CPU)、読み
出し専用メモリ(ROM)、書き込み読み出し自在メモ
リ(RAM)等から構成されている。
【0040】上述した構成のカメラの一般的な動作を以
下説明する。電源スイッチがオンされると、マイコン9
は、図示しないシャッタを開き、入力装置2内のCCD
に、レンズを介して被写体像を結像させる。CCDは、
被写体像を電気信号に変換して、R、G、B3色からな
るアナログ画像データとして出力する。このアナログ画
像データはA/D変換器によってデジタル画像信号に変
換される。変換されたデジタル画像データはフレームメ
モリ3に保管される。
【0041】次に、マイコン9は、フレームメモリ3に
保管されたデジタル画像データの特定部分、又は全体の
R、G、Bの値を読み出し適正な色合いの画像となるよ
うなホワイトバランスのゲインGr0とGb0を算出す
る。
【0042】画像処理部4aでは、R、G、B3色から
なる画像データを、輝度と色差のY、Cb、Cr画像デ
ータに変換してバッファメモリ7に出力する。この画像
変換をする際に、画像処理部4aは、マイコン9により
算出されたホワイトバランスゲインGr0、Gb0を用
いて、画像データのホワイトバランス調整を行う。ホワ
イトバランス調整が行われ、バッファメモリ7に蓄積さ
れた画像データは、画像処理装置4を介して表示装置5
に送られて、表示される。上記動作は、所定時間毎(例
えば、1/30s毎)に繰り返される。
【0043】次に、オートブラケット(AB)撮影につ
いて説明する。AB撮影とは、一回の撮影操作に応じ
て、色合い、輪郭、明るさといった画像パラメータの値
が異なる一組の撮影画像データがメモリカード8内に記
録される撮影である。
【0044】本実施形態では、AB撮影において、例え
ば、ホワイトバランスゲインを変えて画像処理を行うこ
とにより、色合いが各々異なる一組の撮影画像データを
得ている。また、エッジ強調係数を変えて画像処理を行
うことにより、輪郭が各々異なる一組の撮影画像データ
を得ている。さらに、ガンマ変換係数を変えて画像処理
を行ったり、露出値を変えて撮影を行うことにより、被
写体の明るさが各々異なる一組の撮影画像データを得て
いる。
【0045】次に、一回の撮影操作に応じて、色合いの
異なる3枚一組の撮像画像データが記録されるAB撮影
モードが選択されている時のデジタルスチルカメラの撮
影動作を、以下説明する。
【0046】キー操作部6によって撮影操作が行われる
と、上述したホワイトバランス調整が行われ、バッファ
メモリ7に蓄積された画像データは、画像処理装置4内
のデータ圧縮部4cに読み込まれ、例えばJPEG圧縮
により圧縮される。次に、マイコン9が、データ記録手
段及びファイル作成手段として働き、上記圧縮された画
像データを、一枚目の撮像画像データとし、それを含む
画像ファイルを作成して、外部記録装置であるメモリカ
ード8に記録する。
【0047】次に、マイコン9は、次のタイミングでフ
レームメモリ3に蓄積された画像データについて、その
色合いが青くなるようなホワイトバランスゲインGr1
及びGb1(Gr1<Gr0、Gb1>Gb0)を用い
た、画像処理を画像処理装置4に行わせ、圧縮後に、二
枚目の撮像画像データとして、それを含む画像ファイル
を作成し、メモリカード8に記録する。
【0048】さらに、マイコン9は、次のタイミングで
フレームメモリ3に蓄積された画像データについて、そ
の色合いが赤くなるようなホワイトバランスゲインGr
2、Gb2(Gr2>Gr0、Gb2<Gb0)を用い
た画像処理を、画像処理装置4に行わせ、圧縮後に、三
枚目の撮像画像データとして、それを含む画像ファイル
を作成し、メモリカード8に記録する。以上の動作によ
り、メモリカード8には、色合いが各々異なる3枚一組
の撮像画像データが記録される。
【0049】マイコン9は、色合いが各々異なる3枚一
組の撮像画像データを各々含んだ画像ファイルをメモリ
カード8に記録する際、その一組の撮像画像データがA
B撮影モードで撮影されたことを識別可能にすると共
に、一組の撮影画像データを、一連の画像データとして
関連づけ、その関連づけを識別可能にする。さらに、マ
イコン9は、一組の撮影画像データの各々毎に変更され
た画像パラメータを識別可能にする。
【0050】AB撮影モードであること、その関連づ
け、変更された画像パラメータを識別可能にする方法と
しては、例えば、一組の撮影画像データを含んだ画像フ
ァイルの各々に、AB撮影モードである旨の識別デー
タ、関連づけを識別可能にする関連データまたは画像パ
ラメータを識別可能にするパラメータデータを保存する
ことが考えられる。上記画像ファイルの各々に関連デー
タを保存する方法としては、各画像ファイル内に、関連
する3枚の撮影画像データのファイル名を関連データと
して合わせて書き込むことが考えられる。さらに変更し
た画像パラメータの種類によって、識別データを変える
ことにより、識別データに、パラメータデータの機能を
兼用させることも考えられる。
【0051】また、上述したように、識別データ、関連
データ及びパラメータデータを、画像ファイルの各々に
保存することも考えられるが、これら識別データ、関連
づけデータ及びパラメータデータを、画像ファイルとは
別ファイルに書き込むことも考えられる。以上のよう
に、識別データ、関連データ、パラメータデータを保存
することにより、簡単に、AB撮影モードであること、
その関連づけ、変更された画像パラメータを識別可能に
することができる。
【0052】また、AB撮影モードであること、その関
連づけ、変更された画像パラメータを識別可能にする方
法としては、マイコン9をファイル名添付手段として働
かせ、作成した画像ファイルに、それらを識別できるフ
ァイル名を添付することも考えられる。このようなファ
イル名の添付の仕方について、図2を参照して以下説明
する。図2は、通常撮影を続けて2回、一回の撮影操作
に応じて、ホワイトバランスゲインが異なる画像処理が
各々施され、互いに色合いの異なる3枚一組の撮像画像
データを記録するAB撮影を続けて2回、エッジ強調係
数が異なる画像処理を各々施され、互いに画像の輪郭が
異なる3枚一組の撮影画像データを記録するAB撮影を
1回、通常撮影を1回の順番で撮影を行ったときにメモ
リカード8に記録されたファイル名を示している。
【0053】同図に示すように、通常撮影された撮像画
像データのファイル名は、その先頭4文字が「RIM
G」となっている。また、ホワイトバランスゲインを変
更して、色合いを変えるAB撮影によって、撮影された
全撮影画像データのファイル名は、その先頭1文字が
「W」となり、エッジ強調係数を変更して、画像の輪郭
を変えるAB撮影によって、撮影された全撮影画像デー
タのファイル名は、その先頭1文字が「S」となってい
る。このように、AB撮影条件によりその値を変更した
画像パラメータを示すデータをファイル名に添付するこ
とにより、AB撮影モードで撮影されたこと及びAB撮
影モードにより、その値が互いに変更された画像パラメ
ータを識別可能にすることができる。
【0054】また、一回目のAB撮影を行った場合、2
文字目及び3文字目が「01」となり、二回目のAB撮
影を行った場合、2文字目及び3文字目が「02」とな
る。このように、AB撮影により撮影された一組の撮影
画像データ毎に各々異なるデータを添付することによ
り、一組の撮影画像データの関連が識別できる。
【0055】4文字目は、AB撮影された一組の撮影画
像データのうち、何枚目に作成されたファイルであるか
を示している。つまり、4文字目が「1」なら一枚目に
作成されたことを示し、「2」なら二枚目に、「3」な
ら三枚目に作成されたファイルであることを示してい
る。
【0056】以上のように、AB撮影モードであるこ
と、その関連づけ、変更された画像パラメータを識別可
能にするファイル名を画像ファイルに添付することによ
り、ファイル名を見るだけで、各事項を簡単に識別する
ことができる。
【0057】次に、図1に示すデジタルカメラの再生動
作について説明する。まず、再生操作が行われると、マ
イコン9は、第1読出手段として働き、メモリカード8
内に記録されている撮像画像データを一度バッファメモ
リ7に読み出す。次に、マイコン9は、画像処理装置4
内のデータ伸張部4dを制御して、読み出した撮像画像
データの伸張を行わせ、再びバッファメモリ7に書き戻
させる。バッファメモリ7に書き戻された撮像画像デー
タは、表示制御部4bにより読み戻され、表示装置5に
表示して再生される。
【0058】表示装置5に表示して再生する際に、マイ
コン9は、第1識別手段として働き、読み出した撮影画
像データが、AB撮影モードで撮影されたものであるか
否かを識別する。AB撮影モードで撮影されたものであ
れば、マイコン9は、次に、第2読出手段として働き、
メモリカード8内に保存されている関連データや、画像
ファイル名に基づき、読み出した撮影画像データと共
に、3枚一組の撮影画像データを構成する他の撮影画像
データを検索して読み出す。さらに、マイコン9は、第
2識別手段として働き、読み出した一組の撮影画像デー
タの各々毎に、その値が変更された画像パラメータを識
別する。
【0059】次に、マイコン9は、表示制御部4bを制
御して、一組の撮影画像データを並べて表示すると共
に、AB撮影モードで撮影されたこと、変更されている
画像パラメータを識別可能に表示する。例えば、ホワイ
トバランスゲインを変えて、画像パラメータとして色合
いを変更した場合は、図1の引用符号60に示すよう
に、「AB−AWB」という文字を表示する。
【0060】以上のように、AB撮影した一組の撮影画
像データを並べて表示することにより、オートブラケッ
ト撮影モードによる撮影の効果が認識でき、どの撮影画
像データが必要なのかの比較が容易になる。また、AB
撮影された旨、AB撮影により、変更されている画像パ
ラメータを識別可能に表示することにより、撮影者が、
オートブラケット撮影モードで記録された撮影画像デー
タであることを認識できるので、同じような撮影画像デ
ータの再生が続いても誤って削除されることがない。
【0061】ここで、プリント再生操作が行われると、
マイコン9は、プリント再生処理を行う。このプリント
再生処理について、図3のマイコン9の処理手順を参照
して以下説明する。まず、マイコン9は、第1読出手段
及び第1識別手段として働き、プリント再生を要求され
ている撮影画像データが、AB撮影モードで撮影された
ものであるか否かを判断する(ステップS1)。この判
断は、例えば、メモリカード8内に保存された識別デー
タや、画像ファイル名を読み出して行う。
【0062】AB撮影モードで撮影された撮影画像デー
タでなければ(ステップS1でN)、マイコン9は、画
像処理部4aを制御して、プリント再生が要求されてい
る撮像画像データの特徴を検出し、検出した特徴に基づ
いて、通常の画像補正処理を行った後(ステップS
2)、撮像画像データをプリント出力装置10に送ら
れ、プリントアウトされる(ステップS3)。以上のこ
とから明らかなように、画像処理部4aは、画像補正手
段、特徴検出手段として働く。
【0063】一方、AB撮影モードで撮影された撮影画
像データであれば(ステップS1でY)、マイコン9
は、画像処理部4aを制御して、プリント再生が要求さ
れている撮像画像データの特徴を検出し、検出した特徴
に基づいて、画像処理通常の画像補正処理とは異なるA
B撮影用画像補正処理を行った後(ステップS4)、ス
テップS3に進む。
【0064】以下、上記AB撮影用画像補正処理の具体
的な動作について説明する。まず、マイコン9は、第2
識別手段として働き、メモリカード8内に保存されてい
るパラメータデータや、画像ファイル名に基づき、プリ
ント再生を要求されている撮影画像データを含む一組の
撮影画像データの各々毎に変更された画像パラメータを
識別する。
【0065】この識別によって、例えば、ホワイトバラ
ンスゲインを変えて画像処理が行われた結果、画像パラ
メータとして色合いがそれぞれ変更されたと判断する
と、マイコン9は、画像処理装置4を制御して、画像補
正処理のうち、色合いを補正するホワイトバランスに関
する処理だけを行わないようにしたり、または、ホワイ
トバランスに関する補正量を通常の補正より小さくした
りする。
【0066】画像パラメータとして輪郭や明るさが変更
されている場合も同様に、画像補正処理のうち、輪郭を
補正する画像補正処理、明るさを補正する画像補正処理
だけ行わないようにしたり、補正量を通常より小さくし
たりする。
【0067】以上述べたAB撮影用画像補正処理を、A
B撮影された撮影画像データの各々について行われれ
ば、例えば、色合い、輪郭、明るさが変更された一組の
撮影画像データについては、その色合い、輪郭、明るさ
の違いを打ちだすような画像補正処理が行われたりする
ことがなくなる。つまり、撮影者が意図して変更した画
像パラメータの違いをうち消すような画像補正処理が行
われることがなくなり、撮影者の撮影意図を反映した撮
影画像データを、プリントアウトすることができる。
【0068】次に、別の実施形態におけるAB撮影用画
像補正処理の動作について、説明する。まず、マイコン
9は、第2読出手段として働き、メモリカード8内に保
存されている関連データや、画像ファイル名に基づき、
プリント再生を要求されている撮影画像データと共に、
3枚一組の撮影画像データを構成する他の撮影画像デー
タを検索して読み出す。そして、読み出した3枚一組の
撮影画像データの各々毎に、変更されている画像パラメ
ータの互いの差分を、抽出する。
【0069】上記画像パラメータの差分を抽出する方法
としては、例えば、AB撮影により撮影された一組の撮
影画像データを、メモリカード8に記録する際に、変更
した画像パラメータの値を示すデータが予め保存されて
いたり、画像パラメータの値を示すファイル名が添付さ
れていれば、そのデータや、ファイル名を読み出して抽
出する方法がある。
【0070】一方、そのデータが予め保存されていなか
ったり、画像パラメータの値を示すファイル名が添付さ
れていない場合は、画像処理部4aによって、一組の撮
影画像データの各々について検出した特徴に基づいて抽
出することも考えられる。その後、マイコン9は、画像
処理部4aを制御して、抽出した画像パラメータの差分
が保たれるように、一組の撮像画像データの画像補正処
理を行う。
【0071】以上述べたように、読み出された一組の撮
影画像データに対して画像補正処理を行う際に、画像パ
ラメータ値の差分が保たれるように、画像補正処理を行
うことにより、撮影者が意図して変更した画像パラメー
タの違いをうち消すことのない画像補正を行うことがで
き、撮影者の撮影意図を反映した撮影画像データを、プ
リントアウトすることができる。
【0072】なお、上述した実施形態では、デジタルス
チルカメラが、一回のAB撮影モードで撮影された一組
の撮影画像データをメモリカード8に記録する際に、A
B撮影モードで撮影されたこと、その一組の撮影画像デ
ータの関連づけ、その一組の撮影画像データの各々毎に
値が変更されている画像パラメータの3点を識別可能に
記録していた。しかしながら、一組の撮影画像データを
並べて表示したりする必要が無く、2つ挙げた画像補正
処理のうち、先に述べた画像補正処理を行う場合、マイ
コン9は、関連づけを識別することなく、AB撮影モー
ドで撮影されたこと及び上記一組の撮影画像データの各
々毎にその値が変更された画像パラメータを識別可能に
するだけでも良い。
【0073】また、2つ挙げた画像補正処理のうち後に
述べた画像補正処理を行う場合、画像処理装置4を使っ
て変更された画像パラメータと、互いの画像パラメータ
の差分を抽出するものであれば、デジタルスチルカメラ
は、変更した画像パラメータを識別することなく、AB
撮影されたこと及びその関連づけだけを識別可能にする
ことも考えられる。
【0074】さらに本実施形態では、記録媒体をメモリ
カード8としたが、デジタルスチルカメラの内蔵メモリ
でもよい。
【0075】また、再生装置はデジタルスチルカメラ内
にある場合を説明したが、デジタルスチルカメラとは切
り離された再生装置でも良い。この場合、再生装置が、
データを読み出す形態は、デジタルスチルカメラがメモ
リカード8から読み出す場合と、再生装置がデジタルス
チルカメラから有線または無線接続で読み出す場合と、
再生装置のカードドライブを使ってメモリカード8から
読み出す場合の3つの形態などが考えられる。
【0076】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。ここで、本発明の要旨をまとめると以下のよ
うになる。
【0077】(1) 光学系から入射された光を電気信
号に変換する光電変換手段と、前記電気信号を画像デー
タとして蓄積する画像蓄積手段と、前記蓄積された画像
データに対して所定の画像処理を施して、撮影画像デー
タとして出力する画像処理手段と、前記撮影画像データ
を記録するデータ記録手段とを備え、一回の撮影操作に
応じて、画像処理により調整可能な画像パラメータの値
が各々異なった一組の撮影画像データが記録されるオー
トブラケット撮影モードと、他の撮影モードとの選択が
可能なデジタルスチルカメラにおいて、前記データ記録
手段は、前記一組の撮影画像データを記録する際に、前
記オートブラケット撮影モードで撮影された画像データ
であることを識別可能にすると共に、前記一組の撮影画
像データを、一連の画像データとして関連づけ、当該関
連づけを識別可能にすることを特徴とするデジタルスチ
ルカメラ。
【0078】(2) (1)記載のデジタルスチルカメ
ラであって、前記データ記録手段は、前記一組の撮影画
像データを記録する際に、前記関連づけを識別可能とす
る関連データを保存することを特徴とするデジタルスチ
ルカメラ。
【0079】(3) (1)記載のデジタルスチルカメ
ラであって、前記データ記録手段は、前記一組の撮影画
像データの各々を、含んだ一組の画像ファイルを作成す
るファイル作成手段と、前記作成した一組の画像ファイ
ルの各々に、前記関連づけを識別可能とするファイル名
を添付することにより、前記識別を可能とするファイル
名添付手段とを有することを特徴とするデジタルスチル
カメラ。
【0080】(4) 光学系から入射された光を電気信
号に変換する光電変換手段と、前記電気信号を画像デー
タとして蓄積する画像蓄積手段と、前記蓄積された画像
データに対して所定の画像処理を施して、撮影画像デー
タとして出力する画像処理手段と、前記撮影画像データ
を記録するデータ記録手段とを備え、一回の撮影操作に
応じて、画像補正により調整可能な画像パラメータの値
が各々異なった一組の撮影画像データが記録されるオー
トブラケット撮影モードと、他の撮影モードとの選択が
可能なデジタルスチルカメラにおいて、前記データ記録
手段は、前記一組の撮影画像データを記録する際に、前
記オートブラケット撮影モードで撮影された画像データ
であることを識別可能にすると共に、前記一組の撮像画
像データの各々毎に変更された前記画像パラメータを識
別可能にすることを特徴とするデジタルスチルカメラ。
【0081】(5) (4)記載のデジタルスチルカメ
ラであって、前記データ記録手段は、前記一組の撮影画
像データを記録する際に、前記変更された画像パラメー
タを識別可能とするパラメータデータを保存することを
特徴とするデジタルスチルカメラ。
【0082】(6) (4)記載のデジタルスチルカメ
ラであって、前記データ記録手段は、前記一組の撮影画
像データの各々を、含んだ一組の画像ファイルを作成す
るファイル作成手段と、前記作成した一組の画像ファイ
ルの各々に、前記変更された画像パラメータを識別可能
とするファイル名を添付することにより、前記識別を可
能とするファイル名添付手段とを有することを特徴とす
るデジタルスチルカメラ。
【0083】(7) 記録媒体に記録された撮影画像デ
ータを読み出す第1読出手段と、前記読み出した撮影画
像データを再生する画像再生手段と、前記読み出した撮
影画像データの特徴を検出する特徴検出手段と、前記検
出した特徴に基づき、前記撮影画像データの画像補正処
理を行う画像補正手段とを備えた再生装置において、前
記読み出した撮影画像データが、一回の撮影操作に応じ
て、画像処理により調整可能な画像パラメータの値が各
々異なった一組の撮影画像データが記録されるオートブ
ラケット撮影モードで撮影されたものであるか否かを識
別する第1識別手段をさらに備え、前記画像補正手段
は、前記第1識別手段により、否と判断されたとき、通
常の画像補正処理を行い、前記オートブラケット撮影モ
ードで撮影されたものであると識別されたとき、前記通
常の画像補正処理とは異なるオートブラケット撮影用の
処理を行うことを特徴とする再生装置。
【0084】(8) (7)記載の再生装置であって、
前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
ト撮影モードで撮影されたものであるとき、前記一組の
撮影画像データの各々毎に、値が変更された前記画像パ
ラメータを識別する第2識別手段をさらに備え、前記画
像補正手段は、前記画像補正処理のうち、前記変更して
いた画像パラメータの補正を行う画像補正処理のみ前記
通常の画像補正処理とは異なる前記オートブラケット撮
影用の処理を行うことを特徴とする再生装置。
【0085】(9) (7)記載の再生装置であって、
前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
ト撮影モードで撮影されたものであるとき、当該撮影画
像データとともに、前記一組の撮影画像データを構成す
る他の撮影画像データを読み出す第2読出手段とをさら
に備え、前記画像補正手段は、前記読み出された前記一
組の撮像画像データに対して前記画像補正処理を行う際
に、各々の前記画像パラメータの差分が保たれるよう
に、画像補正処理を行うことを特徴とする再生装置。
【0086】(10) 記録媒体に記録された撮影画像
データを読み出す第1読出手段と、前記読み出した撮影
画像データを再生する画像再生手段とを備えた再生装置
において、前記読み出した撮影画像データが、一回の撮
影操作に応じて、画像処理により調整可能な画像パラメ
ータの値が各々異なった一組の撮影画像データが記録さ
れるオートブラケット撮影モードで撮影されたものであ
るか否かを識別する第1識別手段と、前記読み出した撮
影画像データが、前記オートブラケット撮影モードで撮
影されたものであるとき、当該撮影画像データととも
に、前記一組の撮影画像データを構成する他の撮影画像
データを読み出す第2読出手段とをさらに備え、前記再
生手段は、前記読み出した前記一組の撮影画像データ
を、同一平面上に並べて再生することを特徴とする再生
装置。
【0087】(11) (8)記載の再生装置であっ
て、前記第2識別手段は、前記デジタルスチルカメラ
が、前記撮影画像データを含む画像ファイルに、前記変
更された画像パラメータを識別できるファイル名が添付
しているとき、前記ファイル名を読み出すと共に、該読
み出したファイル名に基づき、前記識別を行うことを特
徴とする再生装置。
【0088】(12) (8)記載の再生装置であっ
て、前記第2識別手段は、前記デジタルスチルカメラ
が、前記変更された画像パラメータを識別できるパラメ
ータデータを保存しているとき、前記パラメータデータ
を読み出すと共に、該読み出したパラメータデータに基
づき、前記識別を行うことを特徴とする再生装置。
【0089】(13) (9)又は(10)記載の再生
装置であって、第2読出手段は、前記デジタルスチルカ
メラが、前記撮影画像データを含む画像ファイルに、前
記関連づけを識別できるファイル名が添付していると
き、前記ファイル名を読み出すと共に、該読み出したフ
ァイル名に基づき、前記他の撮影画像データを読み出す
ことを特徴とする再生装置。
【0090】(14) (9)又は(10)記載の再生
装置であって、前記第2読出手段は、前記デジタルスチ
ルカメラが、前記関連づけを識別できる関連データを保
存しているとき、前記関連データを読み出すと共に、該
読み出した関連データに基づき、前記他の撮影画像デー
タを読み出すことを特徴とする再生装置。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、再生装置が、AB撮影モードであること及
び関連づけを識別できるのであれば、例えば、一組の撮
像画像データについて、各々の画像パラメータの差分を
保持した補正を行って再生したりすることができるの
で、再生装置に、撮影者の撮影意図を反映させた再生を
行わせることができる。しかも、関連づけを識別可能に
することにより、例えば、再生装置やデジタルスチルカ
メラ内の表示部に一組の撮影画像データを並べて再生し
たりすることができるので、オートブラケット撮影によ
って撮影された一組の撮影画像データの中から撮影者が
最も意図していた結果を選択しやすくなるデジタルスチ
ルカメラを得ることができる。
【0092】請求項2記載の発明によれば、再生装置
が、AB撮影モードであること及び変更された画像パラ
メータの識別ができるものであれば、例えば、変更され
た画像パラメータの補正を行う画像補正のみ、通常の画
像補正と変えて、一組の撮像画像データの画像パラメー
タ値の違いを保持した補正を行って再生したりすること
ができるので、再生装置に、撮影者の撮影意図を反映さ
せた再生を行わせることができるデジタルスチルカメラ
を得ることができる。
【0093】請求項3記載の発明によれば、再生装置
が、AB撮影モードであること及び変更された画像パラ
メータの識別ができるものであれば、例えば、一組の撮
像画像データの各々毎に変更された画像パラメータの補
正を行う画像補正処理のみ、通常の画像補正とは変え
て、一組の撮像画像データの画像パラメータ値の違いを
保持した補正を行って再生したりすることができるの
で、再生装置に、撮影者の撮影意図を反映させた再生を
行わせることができるデジタルスチルカメラを得ること
ができる。
【0094】請求項4記載の発明によれば、識別データ
を保存して、AB撮影モードで撮影された撮影画像デー
タを識別可能にすることにより、簡単に識別可能にする
ことができるデジタルスチルカメラを得ることができ
る。
【0095】請求項5記載の発明によれば、AB撮影モ
ードで撮影された旨のファイル名を添付することによ
り、再生装置が、ファイル名を見るだけで、AB撮影モ
ードで撮影されたことを識別することができるので、撮
影者の撮影意図を反映した再生を行うことができるデジ
タルスチルカメラを得ることができる。
【0096】請求項6記載の発明によれば、AB撮影モ
ードで撮影された撮影画像データについては、通常の画
像補正処理とは異なるAB撮影用の処理を行うことによ
り、撮影者が意図して変更した画像パラメータの違いを
うち消すことのない画像補正を行うことができるので、
撮影者の撮影意図を反映した再生を行うことができる再
生装置を得ることができる。
【0097】請求項7記載の発明によれば、変更してい
る画像パラメータを補正する画像補正処理のみを通常の
画像補正処理とは異なるAB撮影用の処理を行うことに
より、撮影者が意図して変更した画像パラメータの違い
をうち消すことのない画像補正を行うことができる。し
かも、変更している画像パラメータ以外を補正する画像
補正処理については、通常の画像補正を行うことができ
るので、撮影者の撮影意図を反映した再生を行うことが
できる再生装置を得ることができる。
【0098】請求項8記載の発明によれば、読み出され
た一組の撮影画像データに対して画像補正処理を行う際
に、画像パラメータ値の差分が保たれるように、画像補
正処理を行うことにより、撮影者が意図して変更した画
像パラメータの違いをうち消すことのない画像補正を行
うことができるので、撮影者の撮影意図を反映した再生
を行うことができる再生装置を得ることができる。
【0099】請求項9記載の発明によれば、撮影者が、
AB撮影モードで記録された撮影画像データであること
を認識できるので、同じような撮影画像データの再生が
続いても誤って削除されることがない。また、撮影画像
データの比較が容易になる再生装置を得ることができ
る。
【0100】請求項10記載の発明によれば、撮影者
が、AB撮影によって変更された画像パラメータを識別
できるようになり、一組の撮影画像データの比較が容易
になる再生装置を得ることができる。
【0101】請求項11記載の発明によれば、一組の撮
影画像データを、同一平面上に並べて再生することによ
り、AB撮影モードによる撮影の効果が認識でき、どの
撮影画像データが必要なのかの比較が容易になる再生装
置を得ることができる。
【0102】請求項12記載の発明によれば、ファイル
名を見るだけで、AB撮影モードであるか否かを容易に
識別することができる再生装置を得ることができる。
【0103】請求項13記載の発明によれば、識別デー
タを読み出すだけで、AB撮影モードであるか否かを容
易に識別することができる再生装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルスチルカメラ及び再生装置を
組み込んだデジタルスチルカメラの一実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】メモリカード8内に記録された画像ファイルの
一例を示す図である。
【図3】マイコン9の再生処理における処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
3 フレームメモリ(画像蓄積手段) 4 画像処理装置(画像処理手段、画像補正手段、特
徴検出手段) 9 マイコン(データ記録手段、ファイル作成手段、
ファイル名添付手段、読出手段、第1読出手段、第2読
出手段、第1識別手段、第2識別手段) 10 プリント出力装置(画像再生手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 J Fターム(参考) 2H002 AB01 FB51 FB56 GA06 GA57 HA11 JA07 2H054 AA01 5C022 AA13 AC01 AC42 AC51 AC69 5C052 AA17 AB05 CC01 DD02 FA02 FA03 FB01 FB05 FC08 FE04 GA02 GA05 GB01 GB09 GE04 GE08 GF04 5C053 FA04 FA08 GB05 JA21 KA03 LA01 LA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系から入射された光を電気信号に変
    換する光電変換手段と、前記電気信号を画像データとし
    て蓄積する画像蓄積手段と、前記蓄積された画像データ
    に対して所定の画像処理を施して、撮影画像データとし
    て出力する画像処理手段と、前記撮影画像データを記録
    するデータ記録手段とを備え、一回の撮影操作に応じ
    て、画像処理により調整可能な画像パラメータの値が各
    々異なった一組の撮影画像データが記録されるオートブ
    ラケット撮影モードと、他の撮影モードとの選択が可能
    なデジタルスチルカメラにおいて、 前記データ記録手段は、前記一組の撮影画像データを記
    録する際に、前記オートブラケット撮影モードで撮影さ
    れた画像データであることを識別可能にすると共に、前
    記一組の撮影画像データを、一連の画像データとして関
    連づけ、当該関連づけを識別可能にすることを特徴とす
    るデジタルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 光学系から入射された光を電気信号に変
    換する光電変換手段と、前記電気信号を画像データとし
    て蓄積する画像蓄積手段と、前記蓄積された画像データ
    に対して所定の画像処理を施して、撮影画像データとし
    て出力する画像処理手段と、前記撮影画像データを記録
    するデータ記録手段とを備え、一回の撮影操作に応じ
    て、画像補正により調整可能な画像パラメータの値が各
    々異なった一組の撮影画像データが記録されるオートブ
    ラケット撮影モードと、他の撮影モードとの選択が可能
    なデジタルスチルカメラにおいて、 前記データ記録手段は、前記一組の撮影画像データを記
    録する際に、前記オートブラケット撮影モードで撮影さ
    れた画像データであることを識別可能にすると共に、前
    記一組の撮像画像データの各々毎に変更された前記画像
    パラメータを識別可能にすることを特徴とするデジタル
    スチルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデジタルスチルカメラで
    あって、 前記データ記録手段は、前記一組の撮像画像データを記
    録する際に、該一組の撮像画像データの各々毎に変更さ
    れた前記画像パラメータを識別可能にすることを特徴と
    するデジタルスチルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3何れか1項記載のデジタル
    スチルカメラであって、 前記データ記録手段は、前記一組の撮影画像データを記
    録する際に、前記オートブラケット撮影モードで撮影さ
    れた撮影画像データである旨の識別データを保存するこ
    とにより、前記識別を可能とすることを特徴とするデジ
    タルスチルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3何れか1項記載のデジタル
    スチルカメラであって、 前記データ記録手段は、前記一組の撮影画像データの各
    々を、含んだ一組の画像ファイルを作成するファイル作
    成手段と、前記作成した一組の画像ファイルの各々に、
    前記オートブラケット撮影モードで撮影された旨のファ
    イル名を添付することにより、前記識別を可能とするフ
    ァイル名添付手段とを有することを特徴とするデジタル
    スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 記録媒体に記録された撮影画像データを
    読み出す第1読出手段と、前記読み出した撮影画像デー
    タを再生する画像再生手段と、前記読み出した撮影画像
    データの特徴を検出する特徴検出手段と、前記検出した
    特徴に基づき、前記撮影画像データの画像補正処理を行
    う画像補正手段とを備えた再生装置において、 前記読み出した撮影画像データが、一回の撮影操作に応
    じて、画像処理により調整可能な画像パラメータの値が
    各々異なった一組の撮影画像データが記録されるオート
    ブラケット撮影モードで撮影されたものであるか否かを
    識別する第1識別手段をさらに備え、 前記画像補正手段は、前記第1識別手段により、否と判
    断されたとき、通常の画像補正処理を行い、前記オート
    ブラケット撮影モードで撮影されたものであると識別さ
    れたとき、前記通常の画像補正処理とは異なるオートブ
    ラケット撮影用の処理を行うことを特徴とする再生装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の再生装置であって、 前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
    ト撮影モードで撮影されたものであるとき、前記一組の
    撮影画像データの各々毎に変更された前記画像パラメー
    タを識別する第2識別手段をさらに備え、 前記画像補正手段は、前記画像補正処理のうち、前記変
    更していた画像パラメータの補正を行う画像補正処理に
    ついて、前記通常の画像補正処理とは異なる前記オート
    ブラケット撮影用の処理を行うことを特徴とする再生装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の再生装置であって、 前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
    ト撮影モードで撮影されたものであるとき、当該撮影画
    像データとともに前記一組の撮影画像データを構成す
    る、他の撮影画像データを読み出す第2読出手段とをさ
    らに備え、 前記画像補正手段は、前記読み出された前記一組の撮像
    画像データに対して前記画像補正処理を行う際に、前記
    変更された画像パラメータの互いの差分が保たれるよう
    に、画像補正処理を行うことを特徴とする再生装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体に記録された撮影画像データを
    読み出す読出手段と、前記読み出した撮影画像データを
    再生する画像再生手段とを備えた再生装置において、 前記読み出した撮影画像データが、一回の撮影操作に応
    じて、画像処理により調整可能な画像パラメータの値が
    各々異なった一組の撮影画像データが記録されるオート
    ブラケット撮影モードで撮影されたものであるか否かを
    識別する第1識別手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記撮影画像データを再生する際、前
    記オートブラケット撮影モードで撮影されたものである
    ことを識別できるように再生することを特徴とする再生
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の再生装置であって、 前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
    ト撮影モードで撮影されたものであるとき、前記一組の
    撮影画像データの各々毎に変更された前記画像パラメー
    タを識別する第2識別手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記撮影画像データを再生する際に、
    前記変更された画像パラメータを識別できるように再生
    することを特徴とする再生装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に記録された撮影画像データ
    を読み出す第1読出手段と、前記読み出した撮影画像デ
    ータを再生する画像再生手段とを備えた再生装置におい
    て、 前記読み出した撮影画像データが、一回の撮影操作に応
    じて、画像処理により調整可能な画像パラメータの値が
    各々異なった一組の撮影画像データが記録されるオート
    ブラケット撮影モードで撮影されたものであるか否かを
    識別する第1識別手段と、 前記読み出した撮影画像データが、前記オートブラケッ
    ト撮影モードで撮影されたものであるとき、当該撮影画
    像データとともに、前記一組の撮影画像データを構成す
    る他の撮影画像データを読み出す第2読出手段とをさら
    に備え、 前記再生手段は、前記読み出した前記一組の撮影画像デ
    ータを、同一平面上に並べて再生することを特徴とする
    再生装置。
  12. 【請求項12】 請求項6〜11何れか1項記載の再生
    装置であって、 前記第1識別手段は、前記デジタルスチルカメラが、前
    記撮影画像データを含む画像ファイルに、前記オートブ
    ラケット撮影モードであることが識別できるファイル名
    が添付しているとき、前記ファイル名を読み出すと共
    に、該読み出したファイル名に基づき、前記識別を行う
    ことを特徴とする再生装置。
  13. 【請求項13】 請求項6〜11何れか1項記載の再生
    装置であって、 前記第1識別手段は、前記デジタルスチルカメラが、前
    記オートブラケット撮影モードで撮影された撮影画像デ
    ータを識別できる識別データを保存しているとき、前記
    識別データを読み出すと共に、該読み出した識別データ
    に基づき、前記識別を行うことを特徴とする再生装置。
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