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JP2003224354A - 半田付け外観検査方法および半田付け外観検査装置 - Google Patents

半田付け外観検査方法および半田付け外観検査装置

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Publication number
JP2003224354A
JP2003224354A JP2002021564A JP2002021564A JP2003224354A JP 2003224354 A JP2003224354 A JP 2003224354A JP 2002021564 A JP2002021564 A JP 2002021564A JP 2002021564 A JP2002021564 A JP 2002021564A JP 2003224354 A JP2003224354 A JP 2003224354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
soldering
shoulder
soldered
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002021564A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Wakabayashi
章浩 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002021564A priority Critical patent/JP2003224354A/ja
Publication of JP2003224354A publication Critical patent/JP2003224354A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、部品のリードをランドに半田付け
した良否を外観検査する半田付け外観検査方法および半
田付け外観検査装置に関し、従来の鉛半田よりも濡れが
悪い鉛フリー半田を用いてリードをプリント基板のラン
ドなどに半田付けする場合に、半田付けしたリードの肩
部などの面積、位置を求めて平均値からの差が所定量以
上のリードを半田付け不良と判定し、鉛フリー半田によ
る半田付け不良を精度良好に検出することを目的とす
る。 【解決手段】 半田付け対象の部品の複数のリードを、
ランドにそれぞれ半田付けした当該各リードを照射して
撮影して画像を生成するステップと、生成した画像中の
各リードの肩部の面積あるいは肩部の位置をそれぞれ算
出するステップと、算出した各リードの肩部の面積ある
いは肩部の位置の平均を算出するステップと、算出した
平均の値から各リードの肩部の面積あるいは位置の差が
所定閾値よりも大きいあるいは小さいときに当該リード
の半田付け不良と判定するステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品のリードをラ
ンドに半田付けした良否を外観検査する半田付け外観検
査方法および半田付け外観検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ICパッケージのリードをプリン
ト基板に半田付けした際の外観検査は、半田付けした部
分の状態検出を可能にするリング光源で当該半田付けし
部分を照射し、カメラで撮影してその形状(半田付け部
のフィレットの形状)により半田付けの良、不良を判断
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近、環境問題などか
ら使用される鉛フリー半田と呼ばれる鉛を含まない半田
を用いて部品のリードをプリント基板のランドなどに半
田付けした場合、従来の鉛半田では半田付けしたときの
濡れが良く、図3の(a)に示すように、半田付け良
と、不良とを簡易に上述した方法で検出できた。
【0004】しかし、鉛フリー半田では、図3の(b)
に示すように、半田の濡れがあまりよくなく、従来の上
述した半田付けした部分(フィレット)による外観検査
では良否の判定が困難となってきたという問題があっ
た。
【0005】そこで、リード先端の位置やリードの反射
の度合いから半田付けの良否判断する方法が利用される
ようになったが、これでも半田がリードに濡れあがって
しまい、図3の(b−4)のようになってしまうと十分
は精度を得ることが困難となってしまう問題があった。
また、半田が濡れあがらない場合でも、リード浮き量が
わずかであると、ほとんど検出することが困難であると
いう問題もあった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
従来の鉛半田よりも濡れが悪い鉛フリー半田を用いてリ
ードをプリント基板のランドなどに半田付けする場合
に、半田付けしたリードの肩部などの面積、位置を求め
て平均値からの差が所定量以上のリードを半田付け不良
と判定し、鉛フリー半田による半田付け不良を精度良好
に検出することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。
【0008】図1の(a)において、リード2は、部品
1のリードであって、プリント基板上のランド4に半田
付けするものである。
【0009】肩部3は、部品1のリード2の肩部であ
る。ランド4は、プリント基板上のランドであって、リ
ード2を半田付けする部分である。
【0010】半田付け部5は、ランド4の上に配置した
リード2の先端部を当該ランド4に半田付けした部分で
ある。
【0011】光源11は、リード2を照射する光源であ
る。カメラ12は、光源11で照射されたリード2を撮
影してその画像を生成するものである。
【0012】制御・処理装置13は、光源11を点灯し
たり、カメラ12を操作して部品1のリード2を撮影し
て画像を生成したり、生成した画像をもとにリード2の
肩部3の面積、位置を求めて平均よりも所定閾値以上差
があるリード2を半田付け不良と判定したりなどするも
のである。
【0013】図1の(b)において、S1、S2は、リ
ード2の肩部3の面積である。L1、L2は、リード2
の肩部3の位置である。
【0014】次に、動作を説明する。制御・処理装置1
3の制御のもとで、光源1によって部品1のリード2を
照射してカメラ12によって撮影して画像を生成し、生
成した画像中の各リード2の肩部3の面積S1、S2・
・・あるいは肩部3の位置L1、L2・・・をそれぞれ
算出し、算出した各リード2の肩部3の面積S1、S2
・・・あるいは肩部3の位置L1,L2・・・の平均を
算出し、算出した平均の値から各リード2の肩部3の面
積S1、S2・・・あるいは位置L1、L2・・・が所
定閾値よりも大きいあるいは小さいときに当該リード2
の半田付け不良と判定するようにしている。
【0015】この際、各リード2の照射を斜めから行な
ってリード2がランド4などから浮き上がった状態で明
るくあるいは暗くなるように強調するようにしている。
【0016】従って、従来の鉛半田よりも濡れが悪い鉛
フリー半田を用いてリード2をプリント基板のランド4
などに半田付けした場合に、半田付けしたリード2の肩
部3などの面積、位置を求めて平均値からの差が所定量
以上のリード2を半田付け不良と判定することにより、
鉛フリー半田による半田付け不良を精度良好に検出する
ことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図1から図5を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1の(a)は、システム構成図を示す。
【0019】図1の(a)において、部品1は、リード
2を持つ半田付けを行なう対象の部品(ICなど)であ
る。
【0020】リード2は、部品1のリードであって、電
気的にプリント基板上のランド4に半田付けして接続す
るものである。
【0021】肩部3は、リード2の肩部であって、図示
のように、部品1から外部にでたリード2の肩の部分で
ある。リード2の先端は、図示のように折り曲げてラン
ド4に並行に形成され、当該ランド4と半田付けする。
【0022】ランド4は、プリント基板上に設けた配線
に接続されて表面は半田メッキされ、半田付けしやすく
した部分であって、リード2の先端を位置付けて半田付
けする部分である。
【0023】半田付け部5は、ランド4の上に配置した
リード2の先端を半田付けした部分である。ここでは、
鉛フリー半田を用いて半田付けした関係で、後述する図
3の(b−1)などに示したように、半田付け部5のリ
ード2への濡れが、従来の鉛半田(図3の(a−1)参
照)に比して悪く、当該半田付け部の画像上の形状(フ
ィレットの形状)のみでは、例えばリード2の先端の浮
き上がりなどを精度良好に検出し難い問題があるので、
本願発明は、当該半田付け部5の画像の形状ではなく、
リード2の肩部3の面積、位置の平均値からの差が所定
閾値以上のときに不良と判定し、精度良好に良否の判定
を実現している。
【0024】光源11は、リード2を照射するリング状
の光源である。カメラ12は、リード2を撮影して画像
を生成するものである。
【0025】制御・処理装置13は、光源11を点灯し
たり、カメラ12を操作して部品1のリード2を撮影し
て画像を生成したり、生成した画像をもとにリード2の
肩部3の面積、位置を求めて平均よりも所定閾値以上差
があるリード2を半田付け不良と判定したりなどするも
のである(図2から図5を用いて後述する)。
【0026】図1の(b)は、良品、不良品の判定説明
図を示す。図1の(b)において、S1、S2は、各リ
ード2の肩部3の面積である。
【0027】L1、L2は、各リード2の肩部3の位置
(肩部3の根元から当該肩部3の先端までの距離)であ
る。
【0028】ここで、上段の肩部3の面積S1,肩部3
の位置L1は、それぞれ求めた平均の面積、位置との差
がここでは、所定閾値内であるので、良品と判定した様
子を示す。一方、下段の肩部3の面積S1、肩部3の位
置L2は、それぞれ求めた平均の面積、位置との差がこ
こでは、所定閾値以上であるので、不良品と判定した様
子を示す。
【0029】次に、図2のフローチャートの順番に従
い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0030】図2において、S1は、光源11で照射し
た対象を撮影する。S2は、検査領域をリード肩部に設
定する。これらS1、S2は、図1の光源11で照射し
た部品1のリード2の肩部3を含む領域の画像が生成さ
れ、生成された画像中から検査対象の部品1のリード2
の肩部3が検査領域として設定される。
【0031】S3は、2値化する。これは、S2で設定
した検査領域のリード2の肩部3を含む領域の画像を2
値化する。
【0032】S4は、肩部3の面積を検出する。これ
は、既述した図1の(b)に示すように、画像上で各リ
ード2の肩部3の面積S1,S2・・・をそれぞれ検出
(算出)する。
【0033】S5は、肩部の検出値の平均値を算出す
る。これは、S4で検出した各リード2の肩部3の面積
S1、S2・・・の平均値S0を算出する。
【0034】S6は、リード2毎の面積値を平均値と比
較し、平均値より一定値以上大きければ浮きと判定す
る。これは、S5で算出した肩部3の面積の平均値と、
各リード2の肩部3の面積S1、S2・・・とそれぞれ
比較し、その差が一定値以上あるときに当該リード2の
浮きと判定(不良と判定)する。浮いている場合には、
S8で不良品と判定(浮いていると判定されたリード2
を持つ部品1の半田付け不良と判定)し、S9に進む。
一方、浮いていない場合には、S7で良品と判定し、S
9に進む。
【0035】S9は、まだ画面内に検査すべき領域があ
るか判別する。YESの場合には、次の、部品1のリー
ド2について、S6以降を繰り返す。NOの場合には、
S10に進む。
【0036】S10は、基板上に他に検査すべき領域は
あるか判別する。YESの場合には、S1に戻り、他の
検査すべき領域についてS1以降を繰り返す。NOの場
合には、終了する。
【0037】以上によって、基板上の部品が半田付けさ
れた領域の画像を順次撮影し、各部品毎に各リード2の
肩部3の面積を全て求めて平均を算出し、平均との各肩
部3の面積の差が所定閾値以上のときにリード2の浮き
上がりと判定して当該部品1の半田付け不良と判定する
ことを繰り返すことにより、精度良好に部品1のリード
2の半田付け不良を検出することが可能となる。
【0038】尚、図2のS4で各リード2の肩部3の面
積を算出して求めた平均値との差が所定閾値以上のとき
に不良品と判定したが、各リード2の肩部3の位置(図
1の(b)参照)L1,L2・・・を算出して求めた平
均値との差が所定閾値以上のときに不良品と判定するよ
うにしてもよい。
【0039】また、図2のS11は、照射4方向からの
画像を撮影する。S12は、部品リード2の上下左右に
対応する画像を選択する。そして、既述した図2のS3
以降を実行する。
【0040】以上のS11、S12によって、図4で後
述するように、部品1からリード2が出ている方向から
斜めに当該リード2を光源11で照射し、真上からカメ
ラ12で当該リード2を撮影して当該リード2の浮き上
がりによる肩部3の面積、位置の変化の感度を良好にし
た画像を撮影することを、4方向について繰り返すこと
で、部品1から4方向(上下左右の4方向)にリード2
がでている例えばCPUのリード2について、それぞれ
感度良好とした画像を得ることが可能となる。そして、
上下左右の各方向毎の感度良好な画像をもとに、既述し
た図2のS3からS10によりリード2の半田付け不良
(リード2の浮き上がり)を精度良好に検出することが
可能となる。
【0041】図3は、本発明の説明図を示す。ここで、
図3の(a)は従来の鉛半田の例を示し、図3の(b)
は本願発明の鉛フリー半田の例を示す。
【0042】(1) 図3の(a)は、鉛半田(従来)
の半田付け部の様子をイメージ的に示す。
【0043】図3の(a−1)は、部品1のリード2が
ランド3に半田付け部5で半田付けされている様子を、
側面から見た図を示す。従来の鉛半田では、半田付け部
5は、鉛半田の濡れが非常に良いために、図示のよう
に、リード2の部分を半田が這い上がるように半田付け
されて結果として、当該半田付け部5が凹状となり、図
3の(a−2)のリード2の部分に半田付けされない状
態の半田付け部5の形状との差が明瞭(図3の(a)の
リード2に半田付けされた半田付け部5の凹状の部分か
らのリング光源の反射を撮影した画像(フィレット画
像)と、図3の(b)のリード2の半田付けされていな
い半田付け部5の凸状の部分からのリング光源の反射を
撮影した画像(フィレット画像)との差が明瞭)であ
り、精度良好にリード2の半田付けの良否を判定でき
た。しかし、本願発明に係わる、鉛フリー半田では、図
3の(b−1)に示すように、リード2が正常に半田付
けされた状態の半田付け部5と、図3の(b−2)のリ
ード2が半田付けされていない状態(リード2が浮き上
がった状態)との半田付け部5とからのリング光源の反
射を撮影した画像(フィレット画像)の差が明瞭でな
く、精度良好に両者を区別して検出することが困難であ
る(鉛フリー半田の濡れが鉛半田に比して小さいため
に、生じる)。
【0044】(2) このため、本願発明では、図3の
(b−3)に示す既述したように、各リード2の肩部3
の面積(斜線の部分)S1、S2・・・をそれぞれ画像
上から検出し、これらの平均値を求めて当該平均値に比
して所定閾値以上の差があるときにリード2が半田付け
不良(例えばリード2が浮き上がって半田付けされてい
ない、図3の(b−2))と判定する。
【0045】(3) また、図3の(b−4)に示すよ
うに、半田付け部5がリード2の先端の上方に濡れ上が
った状態では、リード2の先端の位置で半田付けの良否
を判定することは困難となってしまうので、本願発明は
当該半田のリード2の上方への濡れ上がりによる影響を
受けない各リード2の肩部3の面積、位置を検出して平
均値からの差が所定閾値以上のときに半田付け不良と判
定するようにしたものである。
【0046】図4は、本発明の照射方向の説明図を示
す。図4の(a)は、リング状の光源11を全て点灯
し、正常に半田付けされたリード2を照射し、真上に配
置したカメラ12で当該リード2の部分を撮影する様子
をイメージ的に示す。
【0047】図4の(b)は、図4の(a)と同様にリ
ング状の光源11を全て点灯し、リード2が浮き上がっ
た半田付け不良の当該リード2を照射し、真上に配置し
たカメラ12で当該リード2の部分を撮影する様子をイ
メージ的に示す。この場合には、リード2が浮き上がっ
ても、リング状の図示の左側の部分の光源から照射され
た光がカメラ12に入射して画像となり、図4の(a)
の正常に半田付けされた場合との画像上の差異があまり
明瞭でない。このため、図4の(c)に示すように、光
源11の右側1/4のみを点灯して斜め照射すると、リ
ード2の浮き上がりで傾斜して反射光がカメラ12に入
射しなく強調され、リード2の浮き上がりを感度良好に
画像上で検出(既述したリード2の肩部3の面積の変化
を感度良好に検出)することが可能となる。
【0048】図4の(c)は、光源11の右側の1/4
の部分のみをONにし、リード2を右方向から斜め照射
してリード2の浮き上がりを感度良好にカメラ12で画
像として撮影する例を示す。
【0049】図4の(d)は、図4の(c)の上面図を
示す。これは、図4の(c)と同一の斜め照射を上から
見た図を示す。
【0050】図4の(e)は、図4の(d)と逆の左方
向からリード2を照射した例を示す。
【0051】以上のように、部品1のリード2の先端の
半田付けする部分が半田付け対象のランド4から浮き上
がったときに、真上に配置したカメラ12で当該リード
2の肩部3を撮影した画像について、感度が良好となる
ように、リング状の光源11のうち、例えば図4の
(c)のように、部品1からリード2がでている方向
(図で右)のみ光源を点灯して右方向からリード2に斜
め照射することでリード2の浮き上がりによる半田付け
不良のときの当該リード2の肩部3の画像を感度良好に
撮影(リード2の浮き上がりの変化に応じて肩部3の面
積の変化を大きくした画像を撮影)することが可能とな
る。
【0052】図5は、本発明の照明説明図を示す。図5
の(a)は、レーザを用いたシステム構成例を示す。こ
こでは、レーザ光源21から放射されたレーザ光は、走
査系22で面走査され、スプリッタ23で反射されてリ
ード2を面走査し、反射したレーザ光はスプリッタ23
を透過して光量検出センサ24で検出され、制御・処理
装置13が面走査に同期して検出された強度で輝度変調
してリード2の画像を生成する。生成した画像を用い
て、既述した図1から図4で説明したと同様にし、各リ
ード2の肩部3の面積、位置をそれぞれ検出して平均値
を算出し、平均値からの差が所定閾値以上のときに半田
付け不良と判定するようにしている。
【0053】図5の(b)は、既述した図1が1本のリ
ング状の光源11であったものを、ここでは3本(複数
本)のリング状の光源を設けた例を示す。複数のリング
状の光源11を設けたことで、既述した図4の(b)か
ら(e)のときに、任意のリング状の1/4を点灯する
ことで、リード2に対する斜めから照射する任意角度を
最適に設定できる。これにより、部品1のリード2の浮
き上がりによる半田付け不良が最大感度で検出できるよ
うに、リード2の肩部3の画像を撮影できる角度に実験
などして最適に設定することが可能となる。
【0054】(付記1)部品のリードをランドに半田付
けした良否を外観検査する半田付け外観検査方法におい
て、半田付け対象の部品の複数のリードを、ランドにそ
れぞれ半田付けした当該各リードを照射して撮影して画
像を生成するステップと、上記生成した画像中の各リー
ドの肩部の面積あるいは肩部の位置をそれぞれ算出する
ステップと、上記算出した各リードの肩部の面積あるい
は肩部の位置の平均を算出するステップと、上記算出し
た平均の値から各リードの肩部の面積あるいは位置の差
が所定閾値よりも大きいあるいは小さいときに当該リー
ド部の半田付け不良と判定するステップとを有する半田
付け外観検査方法。
【0055】(付記2)上記各リードの照射を斜めか行
なって上記リードがランドから浮き上がった状態で明る
くあるいは暗くなるように強調したことを特徴とする付
記1記載の半田付け外観検査方法。
【0056】(付記3)部品のリードをランドに半田付
けした良否を外観検査する半田付け外観検査プログラム
において、半田付け対象の部品の複数のリードを、ラン
ドにそれぞれ半田付けした当該各リードを照射して撮影
して画像を生成するステップと、上記生成した画像中の
各リードの肩部の面積あるいは肩部の位置をそれぞれ算
出するステップと、上記算出した各リードの肩部の面積
あるいは肩部の位置の平均を算出するステップと、上記
算出した平均の値から各リードの肩部の面積あるいは位
置の差が所定閾値よりも大きいあるいは小さいときに当
該リード部の半田付け不良と判定するステップとしてコ
ンピュータに機能させるための半田付け外観検査プログ
ラム。
【0057】(付記4)部品のリードをランドに半田付
けした良否を外観検査する半田付け外観検査装置におい
て、半田付け対象の部品の複数のリードを、ランドにそ
れぞれ半田付けした当該各リードを照射して撮影して画
像を生成する手段と、上記生成した画像中の各リードの
肩部の面積あるいは肩部の位置をそれぞれ算出する手段
と、上記算出した各リードの肩部の面積あるいは肩部の
位置の平均を算出する手段と、上記算出した平均の値か
ら各リードの肩部の面積あるいは位置の差が所定閾値よ
りも大きいあるいは小さいときに当該リード部の半田付
け不良と判定する手段とを備えたことを特徴とする半田
付け外観検査装置。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の鉛半田よりも濡れが悪い鉛フリー半田を用いて部
品1のリード2をプリント基板のランド4などに半田付
けした場合に、半田付けしたリード2の肩部3などの面
積、位置を求めて平均値からの差が所定量以上のリード
2を半田付け不良と判定する構成を採用しているため、
鉛フリー半田による半田付け不良を精度良好に検出する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の説明図である。
【図4】本発明の照射方向の説明図である。
【図5】本発明の照明説明図である。
【符号の説明】
1:部品 2:リード 3:肩部 4:ランド 5:半田付け部 11:光源 12:カメラ 13:制御・処理装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品のリードをランドに半田付けした良否
    を外観検査する半田付け外観検査方法において、 半田付け対象の部品の複数のリードを、ランドにそれぞ
    れ半田付けした当該各リードを照射して撮影して画像を
    生成するステップと、 上記生成した画像中の各リードの肩部の面積あるいは肩
    部の位置をそれぞれ算出するステップと、 上記算出した各リードの肩部の面積あるいは肩部の位置
    の平均を算出するステップと、 上記算出した平均の値から各リードの肩部の面積あるい
    は位置の差が所定閾値よりも大きいあるいは小さいとき
    に当該リードの半田付け不良と判定するステップとを有
    する半田付け外観検査方法。
  2. 【請求項2】上記各リードの照射を斜めから行なって上
    記リードがランドから浮き上がった状態で明るくあるい
    は暗くなるように強調したことを特徴とする請求項1記
    載の半田付け外観検査方法。
  3. 【請求項3】部品のリードをランドに半田付けした良否
    を外観検査する半田付け外観検査装置において、 半田付け対象の部品の複数のリードを、ランドにそれぞ
    れ半田付けした当該各リードを照射して撮影して画像を
    生成する手段と、 上記生成した画像中の各リードの肩部の面積あるいは肩
    部の位置をそれぞれ算出する手段と、 上記算出した各リードの肩部の面積あるいは肩部の位置
    の平均を算出する手段と、 上記算出した平均の値から各リードの肩部の面積あるい
    は位置の差が所定閾値よりも大きいあるいは小さいとき
    に当該リードの半田付け不良と判定する手段とを備えた
    ことを特徴とする半田付け外観検査装置。
JP2002021564A 2002-01-30 2002-01-30 半田付け外観検査方法および半田付け外観検査装置 Pending JP2003224354A (ja)

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