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JP2003222512A - 位置検出機構を備えた移動装置 - Google Patents

位置検出機構を備えた移動装置

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JP2003222512A
JP2003222512A JP2002022709A JP2002022709A JP2003222512A JP 2003222512 A JP2003222512 A JP 2003222512A JP 2002022709 A JP2002022709 A JP 2002022709A JP 2002022709 A JP2002022709 A JP 2002022709A JP 2003222512 A JP2003222512 A JP 2003222512A
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scale
slider
scales
unit
moving body
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JP2002022709A
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Keiji Matsui
圭司 松井
Atsushi Yashiro
淳 家城
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
    • G01D5/34Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
    • G01D5/347Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
    • G01D5/34746Linear encoders

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検出部をそれぞれ有する複数のスライダ
と複数の直列配置されたスケールからなるリニアエンコ
ーダを備える移動装置で、スライダ間隔やスケールオフ
セットを実機上で正確に計測し設定することが可能な移
動装置を提供する。 【解決手段】 複数のスライダがひとつのスケールに対
向するときにスライダ間隔を計測・設定するスライダ間
隔検出部12と、複数のスライダがそれぞれ異なるスケ
ールに対向しているときにスケールオフセットを計測す
るスケールオフセット検出部14を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体のスケール
上での位置を検出する位置検出機構を備える移動装置、
特に長手方向に並べて配置された複数のスケール上での
移動体の位置を検出する移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動装置は、工作機械の加工対象または
切削工具を搬送するテーブル、または産業機械等の様々
な分野で使用されている。以下の説明では、移動装置を
工作機械に適用した場合について説明する。
【0003】直線位置の検出に利用されるリニアエンコ
ーダには一般的に光学式と磁気式とがある。図5は、こ
れらの方式に共通する従来のリニアエンコーダの一例を
示す概略構造図であり、図示矢印方向に移動するテーブ
ル5と、長手方向がテーブル5の移動方向と平行になる
ように基台に固定配設されたスケールユニット1と、テ
ーブル5と共に移動するスライダ3と、スライダ3から
出力される位置信号Sを位置データPDに変換して出力
する信号処理部26とで構成されている。スケールユニ
ット1内には、光学的、或いは、磁気的な目盛が施され
たスケール2が含まれており、この目盛をスライダ3の
内部に具備された検出部4によって、光学的、或いは、
磁気的に検出するようになっている。
【0004】次に、リニアエンコーダを用いて長いスト
ローク長を検出する場合の構成例について説明する。リ
ニアエンコーダでは、必要な測定長に合わせてスケール
の長さが決められるが、製造設備や運搬上の問題によ
り、1本で3mを越えるような長いスケールを適用する
のは困難である。そこで、複数本のスケールユニットを
長手方向に直列に設置して、長い測定長に対応する方法
が提案されている。
【0005】以下に、その一例を説明する。図1は、2
本のスケールユニットを長手方向に配置した場合の概略
構造図である。図5と同一構成箇所は同符号を付して説
明を省略する。この構成例では、2本のスケールユニッ
ト1aと1bが長手方向に配置されている。2本のスケ
ールユニット内には、それぞれスケール2aと2bが含
まれている。一方、テーブル5側には、2つのスライダ
3a、3bが、ある間隔を隔てて取付けられている。ス
ケールに施された目盛は、検出部4a、4bで読み取ら
れ、スライダ3a、3bから位置信号S1,S2として
信号処理部6に出力される。信号処理部6では、それぞ
れのスライダ3a,3bからの位置信号S1,S2と、
テーブル5のおよその位置を示す概テーブル位置データ
PTABを元に、正確な位置データPDを出力する。
【0006】次に信号処理部6の処理例を図6を用いて
説明する。スライダ3aからの位置信号S1とスライダ
3bからの位置信号S2は位置演算部7,8に入力され
てそれぞれのスライダ3a,3bの位置データSD1、
SD2に変換される。一方、スライダ間隔記憶部13に
は、あらかじめ2つのスライダ3a,3bの間隔が記憶
されており、スケールオフセット記憶部15にはあらか
じめ2本のスケール2a,2bの位置オフセットが記憶
されている。(ここで、スライダ3a,3bの間隔は即
ち検出部4a,4bの間隔であり、スライダ間隔記憶部
13は位置検出部間隔記憶部ということができる。)ま
た、使用ユニット判定部16には、テーブル5の位置と
その時にどのスケール2a,2bとスライダ3a,3b
を有効にするかの関係が記憶されており、重み係数判定
部17には、テーブル5の位置とその時に2つのスライ
ダ3a,3bのデータに与えるべき重みの値が記憶され
ている。
【0007】実際の処理例について図2と図6を用いて
説明する。図1でテーブルが左端から右端まで移動する
場合を、図2の位置P1〜P7に対応させて示す。図2
の横軸は、図1のテーブル位置を示している。
【0008】まず位置P1〜P2の区間は、2つのスラ
イダ3a,3bが共にスケール2aに対向している。従
ってスライダ3aとスライダ3bは共にスケール2aに
対して位置検出可能でありスケール2aに対して有効領
域である。使用ユニット判定部16にはあらかじめ、こ
の区間のテーブル位置においては、2つのスライダ3
a,3bがスケール2aに対して有効であることが記憶
されており位置演算部7,8で計算された2つの位置デ
ータSD1,SD2が重み付け演算部に送られる。ただ
し、ここで、スライダ3bからの位置データSD2はス
ライダ3aからの位置データSD1に対して、2つのス
ライダ3a,3bの間隔の分だけずれている。前述のよ
うにこの距離はあらかじめスライダ間隔記憶部13に記
憶されている。そこで使用ユニット判定部16ではこの
距離分をそれぞれのスライダ3a,3bの位置データS
D1,SD2に加味するように働く。
【0009】以下に具体的に説明する。例として、位置
データSD1,SD2の増加方向がテーブル5が右に進
む方向とし、また、テーブル位置基準TCを2つのスラ
イダ3a,3bの中心点に取る場合を想定すると、スラ
イダ3aからの位置データSD1は、テーブル位置基準
TCから見るとスライダ間隔の1/2だけ小さい値が出
力される。同様にスライダ3bからの位置データSD2
はスライダ間隔の1/2だけ大きい値が出力される。そ
こで、使用ユニット判定部16はスライダ3aの位置デ
ータSD1に加算器9によってスライダ間隔の1/2を
加えてテーブル位置基準TCの値に修正する。同様に、
使用ユニット判定部16はスライダ3bの位置データS
D2に加算器10によってスライダ間隔の1/2を減じ
てテーブル位置基準TCの値に修正する。この動作によ
って、重み付け演算部11には、テーブル位置基準TC
に修正された2つのスライダ3a,3bの位置データS
D1’,SD2’が送信される。
【0010】この領域での重み係数WTについて説明す
る。重み係数判定部17には図2に示す重み係数WTの
ように、あらかじめこの領域に相当するテーブル位置で
は、スライダ3aに対する重み係数WTが1であり、ス
ライダ3bに対する重み係数WTが0であるように記憶
されている。重み係数判定部17では、例えばモータに
備えられたロータリエンコーダ等より、この領域に相当
する概テーブル位置データPTABが入力された場合、
重み付け演算部11に対して、それぞれのスライダ3
a,3bの重み係数WTを出力する。
【0011】結果的にこの領域では、重み付け演算部1
1はスライダ3a、3bの重み係数WTが1、0である
ことから、スライダ3bからの位置データSD2’は位
置データPDに寄与せず、スライダ3aからの位置デー
タSD1’を位置データPDとして出力する。
【0012】次に、位置P2〜P3の区間では、スライ
ダ3aはスケール2aに対向しているが、スライダ3b
はスケール2a,2bの隙間にさしかかる。従ってスラ
イダ3bは位置検出不可能となり無効領域である。使用
ユニット判定部16にはあらかじめ、この区間の概テー
ブル位置データPTABにおいては、スライダ3bは無
効であることが記憶されておりスライダ無効情報SCE
が、重み付け演算部11に送られスライダ3bのデータ
が誤って使用されないようにしている。一方、位置演算
部7,8で計算された2つの位置データSD1,SD2
は位置P1〜P2の区間と同様に、加算器9,10によ
ってテーブル位置基準TCに修正されて重み付け演算部
11に送られる。
【0013】次に、位置P3〜P5の区間では、スライ
ダ3aはスケール2aに対向していおり、スライダ3b
はスケール2bに対向し始めている。従ってスライダ3
aはスケール2aに対して位置検出可能でありスライダ
3bはスケール2bに対して位置検出可能である。使用
ユニット判定部16にはあらかじめ、この区間のテーブ
ル位置においては、スライダ3aはスケール2aに、ま
た、スライダ3bはスケール2bに対して有効であるこ
とが記憶されている。ただし、ここで、スケール2bの
原点とスケール2aの原点の間隔距離分だけ読取値を修
正しないと2つのスケールから読み取った位置データS
D1,SD2の連続性が保たれない。スケールオフセッ
ト記憶部15には前述のように2つのスケール2a,2
bの原点の間隔距離が記憶されている。そこで使用ユニ
ット判定部16ではこの距離分をそれぞれのスライダの
位置データSD1,SD2に加味するように働く。
【0014】例として、それぞれのスケールの左端が原
点であった場合、スライダ3bがスケール2aから読み
取った位置データSD2に対して、スライダ3bがスケ
ール2bから読み取った位置データSD2には、2つの
スケールの原点間の距離分だけ加算する。なお、原点の
位置は必ずしもスケール左端とは限らないので使用する
スケールに合わせて設定する必要がある。
【0015】したがって、この領域では、使用ユニット
判定部16はスライダ3bに対して、前述のスライダ間
隔に関する修正分とスケールの原点距離に関する修正分
を加算器10によって加算し重み付け演算部11に送信
する。この領域の重み係数WTについて説明する。この
領域ではP3からP5に向かってスライダ3aの重み係
数WTを1から0に向かって減じ、スライダ3bの重み
係数WTを0から1に向かって増加させている。テーブ
ル位置とこの重み係数WTとの関係は重み係数判定部1
7に記録されており、概テーブル位置データPTABの
入力によりその位置に対応した重み係数WTを重み付け
演算部11に出力する。重み付け演算部11では2つの
スライダ位置データSD1’,SD2’にそれぞれ重み
付けしたものを位置データPDとして出力する。
【0016】次に位置P5〜P6区間においては、スラ
イダ3aはスケールの隙間になるので読取不可能とな
り、使用ユニット判定部16ではスライダ3aが無効で
ある情報を重み付け判定部17に送る。また、この区間
での重み係数WTはスライダ3aが0でスライダ3bが
1となっておりスライダ3bからの位置データSD2’
が結果的に重み付け演算部11から出力される。
【0017】位置P6〜P7区間においては、2つのス
ライダ3a,3bが共にスケール2bに対向している。
従ってスライダ3aとスライダ3bは共にスケール2b
に対して位置検出可能でありスケール2bに対して有効
領域である。使用ユニット判定部16にはあらかじめ、
この区間のテーブル位置においては、2つのスライダが
スケール2aに対して有効であることが記憶されており
位置演算部7,8で計算された2つの位置データSD
1,SD2が重み付け演算部11に送られる。この領域
では、2つのスライダ3a,3bのスライダ間隔に関す
る補正と、両方のスライダ3a,3bに対してスケール
2bのオフセットが加算器9,10によって加えられて
から、重み付け演算部11に送られる。また、重み係数
WTについては、スライダ3aが0でスライダ3bが1
となっておりスライダ3bからの位置データSD2’が
結果的に重み付け演算部11から出力される。このよう
な処理によって、複数のスライダを用いて、複数のスケ
ールからの位置データを滑らかにつなぎ、長ストローク
の位置検出をすることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の装
置では、位置データPDを正確に求めるためには、スラ
イダ間隔と、2本のスケール2a,2bの位置オフセッ
トをあらかじめ正確に求めて、スライダ間隔記憶部13
とスケールオフセット記憶部15に記憶しておく必要が
ある。理想的には、設計値通りの正確なスライダ間隔に
スライダ3a,3bを機械に取り付け、また、複数のス
ケール2a,2bも設計値通りの正確な位置関係で機械
に取り付ける必要がある。また、取付後に測定器等で物
理的に測定してその値を設定することも可能であるが、
工作機械等で必要とされる精度は数μm以下であり正確
な測定は困難である。さらに、機械保守上、スケール交
換やスライダ交換等の必要が生じたとき、これらのパラ
メータを再設定するのは、精度や工数の面から困難であ
る。
【0019】本発明は上記課題を解決するために、スラ
イダやスケールを機械に取り付けた後で、スライダ間隔
やスケールオフセットを正確に測定して記憶する機能を
備えたリニアエンコーダを提供すると共に、それらの工
程を自動的に行う機能も備えたリニアエンコーダを提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
移動装置は、長手方向に並べて配置され、目盛りが付け
られた複数のスケールと、前記複数のスケールの長手方
向に沿って移動する移動体と、移動体のスケールと対向
する位置に、スケールの長手方向に間隔をあけて取り付
けられた複数の位置検出部と、を有し、前記複数の位置
検出部の検出値に基づき移動体の位置を検出する位置検
出機構を備えた移動装置であって、複数のスケールの原
点間の距離であるスケールオフセットを記憶するスケー
ルオフセット記憶部と、複数の位置検出部のスケール長
手方向の離間距離である位置検出部間隔データを記憶す
る位置検出部間隔記憶部と、複数の位置検出部が前記複
数のスケールのうちの2つのスケールに対向する位置に
移動体があるとき、位置検出部が読み取る前記2つのス
ケールの位置データと、位置検出部間隔記憶部に記憶さ
れた位置検出部間隔データと、に基づいてスケールオフ
セットを演算し、前記スケールオフセット記憶部に記憶
するスケールオフセット検出部と、を有することを特徴
とするものである。
【0021】本発明の請求項2に係る移動装置は、請求
項1に記載の位置検出機構を備えた移動装置であって、
前記複数の位置検出部が同一のスケールに対向する位置
で読み取るスケールの目盛りに基づいて、位置検出部間
隔データを演算し、前記位置検出部間隔記憶部に記憶す
る位置検出部間隔検出部を有することを特徴とするもの
である。
【0022】本発明の請求項3に係る移動装置は、請求
項2に記載された位置検出機構を備えた移動装置であっ
て、移動装置は、移動体を駆動する移動体制御装置を有
し、前記移動体制御装置に自動パラメータ設定コマンド
が与えられると、まず、前記移動体制御装置が、前記複
数の位置検出部が同一のスケールに対向する位置に移動
体を移動し、前記位置検出部間隔検出部が位置検出部間
隔データを演算する処理を行い、次に、前記移動体制御
装置が、前記複数の位置検出部が異なるスケールに対向
する位置に移動体を移動し、前記スケールオフセット検
出部がスケールオフセットを演算する処理を行うことを
特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項4に係る移動装置は、請求
項3に記載された位置検出機構を備えた移動装置であっ
て、前記移動体が、前記複数の位置検出部が同一のスケ
ールに対向する位置から、異なるスケールに対向する位
置に移動したことを、位置検出部の検出値に基づき検知
するスケール変化検知部を有することを特徴とするもの
である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体的な実施形態
を説明する。
【0025】図3は本発明の移動装置の第1の実施形態
を示す図である。図6の従来技術と同じものは同じ記号
を付記している。本実施形態では、2つの位置演算部
7,8から2つのスライダ3a,3bの位置データSD
1,SD2と概テーブル位置データPTABを入力とす
るスライダ間隔検出部12とスケールオフセット検出部
14が設けられている。以下にそれらの機能を説明す
る。実際の機械に複数のスライダ3a,3bとスケール
2a,2bを取り付けた状態で、2つのスライダ3a,
3bが1つのスケール例えばスケール2aに対向する位
置に機械を移動させる。この状態でスライダ間隔計測指
令SLCをスライダ間隔検出部12に送ると、スライダ
間隔検出部12は、概テーブル位置データPTABの値
から確実に2つのスライダ3a,3bがスケール2aに
対向していることを確認する。次に、スライダ間隔検出
部12は2つの位置演算部7,8からの位置データSD
1,SD2を読み出して減算し、2つの位置データSD
1,SD2の差を求めて、スライダ間隔記憶部13に記
憶させる。この動作によって実際の機械上で、2つのス
ライダの間隔を正確に求めることが出来る。また、より
値の信頼性を高めるために、テーブル5を移動させなが
ら複数回上記計測を行い、その平均値をスライダ間隔記
憶部13に記憶させてもよいし、その際、異常と思われ
る計測値を得た場合、そのデータを無視したり、異常で
あることを示すようなアラームを表示させることも可能
である。
【0026】次に、2つのスケール2a,2bに2つの
スライダ3a,3bがそれぞれ対向するような場所、図
2のP3〜P5の位置にテーブル5を移動させる。この
状態でスケールオフセット計測指令SCCをスケールオ
フセット検出部14に送ると、スケールオフセット検出
部14は、概テーブル位置データPTABの値から2つ
のスライダ3a,3bが2つのスケール2a,2bにま
たがっていることを確認する。次に、スケールオフセッ
ト検出部14は位置演算部7からの位置データSD1を
読み出し、スライダ間隔記憶部13に記憶されている先
に記憶したスライダ間隔の値を加算する。そして、この
値から位置演算部8からの位置データSD2を読み出し
減算することによってスケールオフセット値を求めるこ
とができる。具体的に数値例を示すと、スライダ3aで
スケール2aを検出した位置データSD1が1200m
mであり、スライダ3bでスケール2bを検出した位置
データSD2が50mmであったとする。また、先に検
出したスライダ間隔が200mmであったとすると、ス
ケール2aに対するスケール2bのオフセット値は、1
200+200−50=1350である。この数値は、
スケールオフセット記憶部15に送られてそこで記憶さ
れる。この動作によって実際の機械上で、2つのスケー
ル2a,2bの位置オフセットを正確に求めることが出
来る。また、より値の信頼性を高めるために、テーブル
5を移動させながら複数回上記計測を行い、その平均値
をスケールオフセット記憶部15に記憶させてもよい
し、その際、異常と思われる計測値を得た場合、そのデ
ータを無視したり、異常であることを示すようなアラー
ムを表示させることも可能である。
【0027】このような構成によって具体的に重み付け
演算部11に送られる位置データの例を説明する。例え
ば2つのスライダ3a,3bが2つのスケール2a,2
bにそれぞれ対向している位置(例えば、図2のP3位
置)で、スライダ3aでスケール2aを読んだ位置デー
タSD1が1200mmであり、スライダ3bでスケー
ル2bを読んだ位置データSD2が50mmであったと
する。また、スライダ間隔は200mm、スケール2a
に対するスケール2bのスケールオフセットが1350
mmとする。この状態ではスライダ3aからの位置デー
タSD1は1200mmであるが、加算器9によってス
ライダ間隔200mmの半分の100mmが加算される
ことでテーブル位置基準TCに修正され、SD1’とし
て1300mmのデータが重み付け演算部11に入力す
る。また、スライダ3bからの位置データSD2は50
mmであるが、加算器10によってスライダ間隔200
mmの半分の100mmが減算されることでテーブル位
置基準TCの−50mmに修正され、さらに、スケール
オフセットの1350mmが加算され、SD1’として
1300mmのデータが重み付け演算部11に入力す
る。このように、どちらのスライダでどのスケールの値
を読んでもテーブル位置データPDとしては連続した位
置データが検出可能である。
【0028】次に、本発明の移動装置の第2の実施形態
について説明する。第2の実施形態では、一連の上記パ
ラメータの検出と設定が、テーブル制御装置18と連動
して自動的に行われるものである。
【0029】第2の実施形態では、テーブル制御装置1
8に対して自動パラメータ設定コマンドAPSを指令す
ると、以下のようなステップで自動測定を実行する。
【0030】[ステップ1]テーブル5は2つのスライ
ダ3a,3bがスケール2aに対向する位置に移動す
る。
【0031】[ステップ2]テーブル5は右方向に移動
しながら信号処理部6に対してスライダ間隔計測指令S
LCを送る。その指令SLCによって、スライダ間隔検
出部12は2つの位置演算部7,8からのデータSD
1,SD2を減算してスライダ間隔を計測してスライダ
間隔記憶部13にスライダ間隔の値を設定する。この
際、第1実施形態で述べたように複数箇所で測定してそ
の平均値を求める等の方法でデータの信頼性を高めるこ
とも可能である。
【0032】[ステップ3]テーブル5が移動し、2つ
のスライダ3a,3bがそれぞれ別のスケールに対向す
る位置に来た場合、信号処理部6に対して、スケールオ
フセット計測指令SCCを送る。その指令SCCによっ
て、スケールオフセット検出部14は2つの位置演算部
7,8からのデータSD1,SD2と、先に求めたスラ
イダ間隔を基にスケールオフセット値を求め、スケール
オフセット記憶部15に設定する。この場合も、複数箇
所で測定してその平均値を求める等の方法でデータの信
頼性を高めることも可能である。
【0033】[ステップ4]2つのパラメータの設定が
完了したら、テーブル5の移動を停止する。
【0034】ステップ4が終了した後に、実際にテーブ
ルを駆動し加工対象を切削等を行うモードとなり、その
際、ステップ2、3で計測されたスライダ間隔およびス
ケールオフセットを用いて、テーブル位置基準TCが演
算される。
【0035】本実施形態では、ステップ2からステップ
3に移行し、2つのスライダ3a,3bがそれぞれ別の
スケールに対向する所定位置に来たことを、概テーブル
位置データPTABの値を基に判断すればよいが、ロー
タリーエンコーダ等がなく概テーブル位置データPTA
Bが得られない別の実施形態においては、スライダ間隔
検出部が対向するスケールが変化したときの検出値の変
化を検知することにより、所定位置に来たことを判断し
てもよい。
【0036】上述のような機能により、実際の機械にリ
ニアエンコーダを取り付けた後で、正確に、かつ、自動
的にスライダ間隔とスケールオフセットを計測し設定す
ることができるため、テーブル5の位置検出の高精度化
と省力化が実現できる。また、保守上の理由からスケー
ル2a,2bやスライダ3a,3bを交換した場合でも
特別な測定装置無しで正確なスライダ間隔とスケールオ
フセットの設定ができるため、ユーザ先での設定等も誤
り無く自動的に実施することができる。さらに、本発明
は、特別なハードウェアを付加することなくソフトウェ
ア処理の追加で実現可能なので、コストアップも無い。
【0037】前述の実施形態では、スライダとスケール
が2つの例を説明したが、個数は限定されるものでは無
くそれぞれが2つ以上のシステムにも対応可能である。
別の実施形態として、スケールが3個の例を説明する。
図7は図1のスケールユニットの右側に新たに3つ目の
スケールユニット1cを配置したものである。スライダ
間隔の計測方法については、先の実施形態と同じであ
り、スケールユニット1a、1bだけでなく新たに追加
したスケールユニット1cを使用しても可能である。
【0038】次に、新たに追加したスケールユニット1
cのスケールオフセットの求め方を説明する。スケール
ユニット1bと1cに2つのスライダがそれぞれ対向す
る図7のような位置にテーブルを移動させる。この状態
でスケールオフセット計測指令をスケールオフセット検
出部に送ると、スケールオフセット検出部は、テーブル
位置データの値から2つのスライダがスケールユニット
1bと1cにまたがっていることを確認する。次に、ス
ケールオフセット検出部は2つの位置演算部からの位置
データを読み出しそれらを加算する。その結果から、ス
ライダ間隔記憶部に記憶されている先に記憶したスライ
ダ間隔の値を減算することによってスケールオフセット
値を求めることができる。このようにすると、先の実施
形態で、スケール2aと2bとの間のスケールオフセッ
トを求めたのと全く同じ手法で、スケール2bと2cと
の間のスケールオフセットを求めることができる。
【0039】一例として、スケール2aに対するスケー
ル2bのスケールオフセットが先の実施形態のように1
350であったとする。また、スケール2bに対して、
今回新たに追加したスケール2cのスケールオフセット
が1400であったとすると、スケール2aに対するス
ケール2cのスケールオフセットは1350+1400
=2750となる。
【0040】上述の処理方法によって、スライダがスケ
ール2bに対向しているときは、先の実施形態で求めた
スケール2aに対するスケール2bのスケールオフセッ
ト1350を使用し、スライダがスケール2cに対向し
ているときには本実施形態で求めたスケール2aに対す
るスケール2cのスケールオフセット2750を使用す
ることにより、スケール2a、2b、2cの3本のスケ
ールに対して、連続した高精度の位置検出を実現するこ
とが可能である。
【0041】なお、実施形態の説明では、スライダが2
つで、スケールが2つの例、3つの例を説明したが、ス
ライダとスケールの個数は限定されるものでは無く2つ
以上のシステムであれば対応可能である。
【0042】また、並べて配置される2つ以上のスケー
ルは、同じ種類のスケールでなくてもよい。例えば、一
つのスケールは絶対符号付きのスケールであり、他方の
スケールは絶対符号が付いていないスケールであっても
よい。
【0043】
【発明の効果】本発明のリニアエンコーダによれば、複
数のスライダ、あるいは、複数のスケールによって位置
を検出する場合に必要な複数のスライダ間の間隔や、複
数のスケールどうしの位置オフセットを実機上で正確か
つ簡単に計測し設定することができるので、テーブルの
位置検出の高精度化と省力化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術と本実施形態に共通な移動装置の基
本構成について示す図である。
【図2】 従来技術と本実施形態に共通な移動装置の信
号例について示す図である。
【図3】 本発明に係る移動装置の第1の実施形態の構
成を示す構成図である。
【図4】 本発明に係る移動装置の第2実施形態の構成
を示す構成図である。
【図5】 従来の移動装置の基本構成について示す図で
ある。
【図6】 従来の移動装置の構成例について示すブロッ
ク図である。
【図7】 3つのスケールを備える移動装置の基本構成
について示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b スケールユニット、2,2a,2b
スケール、3,3a,3b スライダ、4,4a,4b
検出部、5 テーブル、6,26 信号処理部、7
位置演算部、8 位置演算部、9 加算器、10 加算
器、11 重み付け演算部、12 スライダ間隔検出
部、13 スライダ間隔記憶部、14 スケールオフセ
ット検出部、15 スケールオフセット記憶部、16
使用ユニット判定部、17 重み係数判定部、18 制
御装置、19 テーブル駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA02 BB40 EE06 EE23 GG04 GG06 GG07 GG12 GG63 GG71 HH14 MM13 NN26 2F078 CA03 CB02 CC02 3C029 AA32 AA40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に並べて配置され、目盛りが付
    けられた複数のスケールと、 前記複数のスケールの長手方向に沿って移動する移動体
    と、 移動体のスケールと対向する位置に、スケールの長手方
    向に間隔をあけて取り付けられた複数の位置検出部と、 を有し、前記複数の位置検出部の検出値に基づき移動体
    の位置を検出する位置検出機構を備えた移動装置であっ
    て、 複数のスケールの原点間の距離であるスケールオフセッ
    トを記憶するスケールオフセット記憶部と、 複数の位置検出部のスケール長手方向の離間距離である
    位置検出部間隔データを記憶する位置検出部間隔記憶部
    と、 複数の位置検出部が前記複数のスケールのうちの2つの
    スケールに対向する位置に移動体があるとき、位置検出
    部が読み取る前記2つのスケールの位置データと、位置
    検出部間隔記憶部に記憶された位置検出部間隔データ
    と、に基づいてスケールオフセットを演算し、前記スケ
    ールオフセット記憶部に記憶するスケールオフセット検
    出部と、を有することを特徴とする位置検出機構を備え
    た移動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置検出機構を備えた
    移動装置であって、 前記複数の位置検出部が同一のスケールに対向する位置
    で読み取るスケールの目盛りに基づいて、位置検出部間
    隔データを演算し、前記位置検出部間隔記憶部に記憶す
    る位置検出部間隔検出部を有することを特徴とする位置
    検出機構を備えた移動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された位置検出機構を備
    えた移動装置であって、 移動装置は、移動体を駆動する移動体制御装置を有し、 前記移動体制御装置に自動パラメータ設定コマンドが与
    えられると、 まず、前記移動体制御装置が、前記複数の位置検出部が
    同一のスケールに対向する位置に移動体を移動し、前記
    位置検出部間隔検出部が位置検出部間隔データを演算す
    る処理を行い、 次に、前記移動体制御装置が、前記複数の位置検出部が
    異なるスケールに対向する位置に移動体を移動し、前記
    スケールオフセット検出部がスケールオフセットを演算
    する処理を行うことを特徴とする位置検出機構を備えた
    移動装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された位置検出機構を備
    えた移動装置であって、 前記移動体が、前記複数の位置検出部が同一のスケール
    に対向する位置から、異なるスケールに対向する位置に
    移動したことを、位置検出部の検出値に基づき検知する
    スケール変化検知部を有することを特徴とする位置検出
    機構を備えた移動装置。
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