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JP2003205571A - 積層体、チューブ用原反及びチューブ容器 - Google Patents

積層体、チューブ用原反及びチューブ容器

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JP2003205571A
JP2003205571A JP2002005711A JP2002005711A JP2003205571A JP 2003205571 A JP2003205571 A JP 2003205571A JP 2002005711 A JP2002005711 A JP 2002005711A JP 2002005711 A JP2002005711 A JP 2002005711A JP 2003205571 A JP2003205571 A JP 2003205571A
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transparent thin
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Yasuo Takeda
康雄 武田
Noriko Harita
紀子 針田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリアー性、低温シール性、チューブ形成時
の滑り性に優れ、ブロッキングが生じない積層体を提供
する。 【解決手段】 無機または金属化合物の透明薄膜層を有
する基体シートの該透明薄膜層上に、アンチブロッキン
グ剤を含有するポリオレフィン系フィルムをドライラミ
ネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層して
なる積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体、チューブ
用原反及びチューブ容器に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ラミネートチューブ用原反は、少
なくとも表面樹脂層、中間層及び内面樹脂層を順次に積
層してなる積層体よりなり、一般的には、内面樹脂層と
して、シール性やチューブ成形性から押出ラミが、中間
層として、アルミニウム箔、無機酸化物の蒸着膜等を有
する樹脂フィルムなどのバリアー性基材が使用されてい
る。
【0003】しかし、中間層として、無機酸化物の蒸着
膜を有する樹脂フィルムを用いた場合、無機酸化物蒸着
膜はその性質上クラックを発生しやすく、例えば積層体
を製造する際の加熱加圧により、無機酸化物の蒸着膜が
熱収縮によるクラックを発生し、バリアー性が著しく低
下するという問題があった。
【0004】この問題を解決する手段として、特許第2
663761号公報には、無機または金属化合物の透明
薄膜層を形成した基体シートの透明薄膜層上に、熱緩衝
層を形成し、熱緩衝層上に熱接着性樹脂層を押し出しコ
ーティングすることが記載されている。
【0005】しかし、この方法によれば、無機または金
属化合物の透明薄膜層のクラックを防止して、バリアー
性の低下を防ぐことができるものの、従来の層構成に加
えて熱緩衝層を余分に設ける必要があるため、工程が増
える、コスト的に好ましくないという問題があった。
【0006】更に、チューブ用原反は、チューブ形成時
の滑り性を確保するため、一般に、スリップ剤を含有す
る層を設けるが、スリップ剤が表面層へ浸出または析出
し、表面樹脂層への印刷適性が悪くなるという問題もあ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、前記従来の方法のように層を増やすことな
く、またスリップ剤を用いることなく、バリアー性、低
温シール性、チューブ形成時の滑り性に優れ、ブロッキ
ングが生じない積層体、チューブ用原反、及び該チュー
ブ用原反を用いたチューブ容器を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の積層体
は、無機または金属化合物の透明薄膜層を形成した基体
シートの該透明薄膜層上に、アンチブロッキング剤を含
有するポリオレフィン系フィルムをドライラミネート法
又はノンソルベントラミネート法にて積層してなること
を特徴とする。
【0009】また、本発明のチューブ用原反は、基体シ
ート上に無機または金属化合物の透明薄膜層を形成した
中間層と、該透明薄膜層上に、ドライラミネート法又は
ノンソルベントラミネート法にて積層されたアンチブロ
ッキング剤を含有するポリオレフィン系フィルムの裏面
樹脂層と、前記中間層の透明薄膜層を有する面と反対側
に積層された表面樹脂層とを少なくとも有することを特
徴とする。
【0010】本発明の積層体及びチューブ原反において
は、前記ポリオレフィン系フィルムがポリエチレンフィ
ルム、より好ましくは線状低密度ポリエチレンフィルム
であることが好ましく、前記線状低密度ポリエチレンの
密度が0.92g/cm3以下であること、シングルサ
イト触媒で重合して得られたものであることがより好ま
しい。
【0011】更に、本発明のチューブ容器は、前記チュ
ーブ用原反を胴部として用いたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】まず、本発明の積層体について説明する。
【0014】基体シートは、無機または金属化合物の透
明薄膜層が形成可能なプラスチックフィルムであれば特
に限定されないが、透明薄膜層の密着性、透明性、加工
の容易性、価格等の点から、ポリエチレンテレフタレー
トフィルムが最も好ましく、延伸ポリプロピレン、未延
伸ポリプロピレン、ポリエチレン、延伸ナイロン等のフ
ィルムも使用できる。基体シートの厚さは特に制限され
ないが、9μm〜50μmが好ましい。
【0015】無機または金属化合物の透明薄膜層は、例
えばケイ素、マグネシウム、インジウム、アルミニウ
ム、チタン等の無機物または金属の酸化物、窒化物、硫
化物、あるいはフッ化物等の化合物、より具体的には、
Sixy(x=1,2;y=0,1,2,3)、Al2
3、Si34、ZnS、MgF2、MgO等を、真空蒸
着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法、プ
ラズマ蒸着法、CVD法等の方法で形成することができ
る。
【0016】透明薄膜層の厚さは、無機または金属化合
物の種類により異なるが、酸化ケイ素の場合50Å〜5
000Åであり、充分なガスバリヤー性を得るために
は、少なくとも100Å、好ましくは200Å以上の厚
さとするのが好ましい。また、チューブ容器としての柔
軟性を確保するためには、2000Å以下の厚さとする
のが好ましい。また、酸化アルミニウムの場合は、少な
くとも50Å、好ましくは100Å以上、600Å以下
の厚さとするのが好ましい。
【0017】本発明の積層体においては、上記無機また
は金属化合物の透明薄膜層の上に、アンチブロッキング
剤を含有するポリオレフィン系フィルムを、ドライラミ
ネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層す
る。
【0018】ポリオレフィン系フィルムとしては、特に
限定されず、例えばポリエチレンフィルム、延伸ポリプ
ロピレンフィルム、未延伸ポリプロピレンフィルム等が
挙げられるが、これらのうちでも、チューブ容器を形成
する際のヒートシール性の観点からポリエチレンフィル
ムが好ましく、より好ましくは線状低密度ポリエチレン
フィルムである。ポリオレフィン系フィルムの厚さは特
に限定されないが、50μm〜150μmが好ましい。
【0019】線状低密度ポリエチレンの密度は、0.9
10g/cm3〜0.940g/cm3であることが好ま
しく、充分な低温ヒートシール性を付与する観点から
0.92g/cm3以下であることが好ましい。また、
ブロッキングを抑制するためには、シングルサイト触媒
で重合して得られた線状低密度ポリエチレンが好まし
い。
【0020】シングルサイト触媒は重合活性点が単一
(シングルサイト)であることを特徴とし、この触媒を
用いて重合した線状低密度ポリエチレンは、従来のチグ
ラー触媒に見られるマルチサイト触媒を用いて得られる
線状低密度ポリエチレンに比べ、分子量分布が狭い等の
特性を有している。
【0021】シングルサイト触媒の代表的なものとして
はメタロセン触媒、所謂、カミンスキー触媒がある。こ
のシングルサイト触媒はメタロセン系遷移金属化合物
と、有機アルミニウム化合物からなる触媒である。メタ
ロセン系遷移金属化合物としては、例えばジルコニウム
系化合物、チタニウム系化合物、シリカ系化合物等が挙
げられ、有機アルミニウム化合物としては、例えばアル
キルアルミニウム、鎖状あるいは環状アルミノキサン等
が挙げられる。重合方法としては、特に限定されない
が、溶液重合法、気相重合法、スラリー重合法等が挙げ
られる。
【0022】アンチブロッキング剤としては、シリカ
(酸化珪素)、タルク(滑石)等を使用することがで
き、チューブ容器を形成する際の滑り性の観点から、粒
径20μm以下のものが好ましく、粒径3〜4μmのも
のがより好ましい。
【0023】ポリオレフィン系フィルム中のアンチブロ
ッキング剤の含有量は、好ましくは1000〜1000
0ppm、より好ましくは3000〜5000ppmで
ある。アンチブロッキング剤の含有量が10000pp
mを越えると、アンチブロッキング剤が、他の層へ浸出
または析出する可能性が高くなり、チューブ用原反とし
て用いた場合に、表面樹脂層への印刷適性が悪くなる傾
向がある。また、アンチブロッキング剤の含有量が10
00ppm未満では、チューブ容器を形成する際の滑り
性が充分ではない傾向がある。
【0024】ポリオレフィン系フィルムは、本発明の効
果を損なわない限り、アンチブロッキング剤の他に、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃化剤、無機
および無機充填剤、染料、顔料等を適宜添加したもので
あってもよい。
【0025】次に、本発明のチューブ用原反について説
明する。
【0026】本発明のチューブ用原反は、上記積層体を
含むものである。即ち、ポリオレフィン系フィルムが、
チューブ容器とした場合に内側となる裏面樹脂層、透明
薄膜層を有する基体シートが中間層となり、中間層の透
明薄膜層を有する面と反対側の面上に、更に、チューブ
容器とした場合に外側となる表面樹脂層を積層したもの
である。
【0027】表面樹脂層はヒートシール性を有すること
が好ましく、ポリオレフィン系のフィルムまたは押出樹
脂を好適に使用できる。表面樹脂層の厚さは特に限定さ
れないが、50μm〜150μmが好ましい。
【0028】また、チューブ容器の外観性を向上させる
ために、中間層と表面樹脂層の間に、白色顔料入りのポ
リオレフィン系樹脂層を設けてもよい。この層の厚さは
特に限定されないが、50μm〜200μmが好まし
い。
【0029】さらに、チューブ容器の風合を確保するた
め、基材フィルムを積層してもよい。基材フィルムとし
ては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ナイロン、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体等からなるフィルムを用いることができ
る。基材フィルムの厚さは特に限定されないが、9μm
〜50μmが好ましい。
【0030】本発明のチューブ用原反における、中間層
と裏面樹脂層以外の積層は、ドライラミネート法、押出
しラミネート法等によって行なえる。
【0031】次に、本発明のチューブ容器について説明
する。
【0032】チューブ容器胴部の成形は、略矩形状をな
す上記チューブ用原反を、裏面樹脂層側が内側となるよ
うに丸めながら、その側辺部同士を重ね合わせて当接部
を熱接着して行なう。
【0033】本発明のチューブ容器は、チューブ容器胴
部の一方の端部に対して口頸部と肩部とからなる頭部を
接合して形成される。このチューブ容器胴部と頭部との
接合には、例えばチューブ容器胴部を挿入した雄型マン
ドレルを、予め内部に溶融樹脂が吐出された雌型内にイ
ンサートして成形し、チューブ容器胴部の一方の端部に
口頸部と肩部とからなる頭部を圧縮成形すると同時に接
合する方法、あるいはチューブ容器胴部を挿入した金型
内にて、口頸部と肩部とからなる頭部を合成樹脂の射出
成形によって形成し、チューブ容器胴部の一方の端部に
口頸部と肩部とからなる頭部を射出成形すると同時に接
合する方法、等を利用し得る。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0035】<実施例1〜8、比較例1〜3>厚さ12
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなる基
体シート上に、真空蒸着法で300Åの厚さに酸化ケイ
素薄膜層を形成した。
【0036】この酸化ケイ素薄膜層上に、表1に示す密
度を有し、アンチブロッキング剤として、表1に示す粒
径を有するシリカを、表1に示す割合で含有させた、シ
ングルサイト触媒(SSC)、またはマルチサイト触媒
(MSC)で重合した線状低密度ポリエチレンフィルム
(厚さ100μm)をドライラミネート法により積層し
た。
【0037】更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形
成していない面上に、厚さ50μmの低密度ポリエチレ
ン層(接着剤層)、厚さ160μmの乳白低密度ポリエ
チレンフィルム、厚さ75μmの低密度ポリエチレンの
押出コーティング層を順次積層し、以下の層構成を有す
る積層体を得た。
【0038】LDPE(75μm)/乳白LDPE(1
60μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx
(12μm)//LLDPE(100μm)
【0039】<比較例4>実施例1と同様にして基体シ
ート上に形成された酸化ケイ素薄膜層上に、厚さ50μ
mの線状低密度ポリエチレンフィルム(密度0.920
g/cm3)をドライラミネート法により積層し、次い
でこの上に、厚さ50μmの線状低密度ポリエチレン
(密度0.914g/cm3)の押出コーティング層
(押出し温度300℃)を積層した。
【0040】更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形
成していない面上に、実施例1と同様に積層し、以下の
層構成を有する積層体を得た。
【0041】LDPE(75μm)/乳白LDPE(1
60μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx
(12μm)//LLDPE(50μm)/LLDPE
(50μm)
【0042】<比較例5>実施例1と同様にして基体シ
ート上に形成された酸化ケイ素薄膜層上に、厚さ100
μmの線状低密度ポリエチレン(密度0.914g/c
3)の押出コーティング層(押出し温度300℃)を
積層した。
【0043】更に、基体シートの酸化ケイ素薄膜層を形
成していない面上に、実施例1と同様に積層し、以下の
層構成を有する積層体を得た。
【0044】LDPE(75μm)/乳白LDPE(1
60μm)/LDPE(50μm)/PETSiOx
(12μm)/LLDPE(100μm)
【0045】<評価>実施例1〜8、比較例1〜4につ
いて、以下の評価を行い、結果を表1に示した。
【0046】[ヒートシール強度]シール温度180℃
または190℃、シール圧19.6×104Pa(2k
gf/cm2)、シール時間2.0secの条件で、最
外層と最内層をシールし、15mm幅に切断してT形剥
離によりヒートシール強度を求めた。
【0047】[形成性(滑り性)]実際にチュービング
を行ない、以下の基準で評価した。 ◎:比較例4と同等の条件でチュービング出来る。 ○:機械調整を行なえば、チュービング出来る。 △:機械調整を行なえば、チュービング出来るが、マン
ドレルに引っかかる、マンドレルから抜きにくい、片下
寸法が不安定になる等の問題ある。 ×:機械調整を行なっても、マンドレルからチューブが
抜けない等問題が発生し、チュービング出来ない。
【0048】[充填適性(低温シール性)]ヒートシー
ル強度測定時の低温シール性(180℃)を、以下の基
準で評価した。 ◎:比較例4と同等の条件でシール出来る。 ○:シール温度を上げる等、シール条件を変更すればシ
ール出来る。 △:シール温度を上げ、充填スピードを落とす等の処置
すればシールが何とか出来る。
【0049】[ブロッキング]サンプルを5cm×5c
mの大きさに切断して、最外層と最内層を向かい合わせ
て、24.5×104Pa(2.5kgf/cm2)の荷
重をかけ、50℃の恒温槽に24Hr保存して、ブロッ
キングの有無を確認した。
【0050】また、実施例1,2、比較例4,5につい
て、以下の評価を行い、結果を表2に示した。
【0051】[ガスバリア性]O2透過性を30℃、7
0%RH雰囲気下で、H2O透過性を40℃、90%R
H雰囲気下で測定した。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によれば、無
機または金属化合物の透明薄膜層が形成されたバリア層
を含む積層体のバリア性を劣化させることなく、しかも
低温シール性、滑り性、耐ブロッキング性等のチューブ
物性を満足する積層体及びチューブ用原反を提供するこ
とができる。
【0055】また、本発明の積層体及びチューブ用原反
は、無機または金属化合物の透明薄膜層上に、ポリオレ
フィン系フィルムを貼り合わせるという簡易な方法で製
造することができ、コスト面でも優れるものであり、ス
タンド用チューブ等のラミネートチューブ容器用原反と
して好適に使用できるものである。
【0056】更に、本発明のチューブ容器は、特にガス
バリア性、コスト面に優れるものである。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E065 BA14 BA15 BB03 CA09 CA20 4F100 AA01A AA20A AK01D AK03C AK03D AK04C AK42B AK63C AT00B BA03 BA04 BA07 BA10C BA10D CA17C EC03 EC18 EH66A GB17 JA13C JD03 JD04 JM02A JN01A YY00C

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機または金属化合物の透明薄膜層を有
    する基体シートの該透明薄膜層上に、アンチブロッキン
    グ剤を含有するポリオレフィン系フィルムをドライラミ
    ネート法又はノンソルベントラミネート法にて積層して
    なることを特徴とする積層体。
  2. 【請求項2】 前記ポリオレフィン系フィルムが、ポリ
    エチレンフィルムであることを特徴とする請求項1に記
    載の積層体。
  3. 【請求項3】 前記ポリエチレンフィルムが、線状低密
    度ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項
    2に記載の積層体。
  4. 【請求項4】 前記線状低密度ポリエチレンの密度が、
    0.92g/cm3以下であることを特徴とする請求項
    3に記載の積層体。
  5. 【請求項5】 前記線状低密度ポリエチレンが、シング
    ルサイト触媒で重合して得られたものであることを特徴
    とする請求項3または4に記載の積層体。
  6. 【請求項6】 基体シート上に無機または金属化合物の
    透明薄膜層を有する中間層と、該透明薄膜層上に、ドラ
    イラミネート法又はノンソルベントラミネート法にて積
    層されたアンチブロッキング剤を含有するポリオレフィ
    ン系フィルムの裏面樹脂層と、前記中間層の透明薄膜層
    を有する面と反対側に積層された表面樹脂層とを少なく
    とも有することを特徴とするチューブ用原反。
  7. 【請求項7】 前記ポリオレフィン系フィルムが、ポリ
    エチレンフィルムであることを特徴とする請求項6に記
    載のチューブ用原反。
  8. 【請求項8】 前記ポリエチレンフィルムが、線状低密
    度ポリエチレンフィルムであることを特徴とする請求項
    7に記載のチューブ用原反。
  9. 【請求項9】 前記線状低密度ポリエチレンの密度が、
    0.92g/cm3以下であることを特徴とする請求項
    8に記載のチューブ用原反。
  10. 【請求項10】 前記線状低密度ポリエチレンが、シン
    グルサイト触媒で重合して得られたものであることを特
    徴とする請求項8または9に記載のチューブ用原反。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれかに記載のチ
    ューブ用原反を胴部として用いたことを特徴とするチュ
    ーブ容器。
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