JP2003200865A - 履帯用シュー - Google Patents
履帯用シューInfo
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- JP2003200865A JP2003200865A JP2001399816A JP2001399816A JP2003200865A JP 2003200865 A JP2003200865 A JP 2003200865A JP 2001399816 A JP2001399816 A JP 2001399816A JP 2001399816 A JP2001399816 A JP 2001399816A JP 2003200865 A JP2003200865 A JP 2003200865A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のクローラにおいては、シュープレ
ートに穿設されている連結孔や泥抜き穴の中に砂や小石
が入り込み、芯金が変形して、結果、ゴムパッドに亀裂
が生じて耐久性を著しく悪くする問題があった。 【解決手段】 踏面側の長さ方向にラグ部13を有し、
かつ略中央部に泥抜き穴10を有するシュープレート2
に取付ける履帯用シューにおいて、該履帯用シューの芯
金11は中央付近に突陷部17を有し、該突陷部17は
シュープレート2にリンクを係止するための複数の係止
具(ボルト)8の頭部よりも高く、かつゴムパッド12
の厚さより低い高さで、前記複数の係止具8の頭部を覆
うように形成し、かつ突陷部17にはゴムパッド12の
泥抜き穴16を通じて泥抜き穴15を有し、さらにシュ
ープレート2のラグ部13の幅および高さよりそれぞれ
大きなセンターリブ14を有することを特徴とする履帯
用シューである。
ートに穿設されている連結孔や泥抜き穴の中に砂や小石
が入り込み、芯金が変形して、結果、ゴムパッドに亀裂
が生じて耐久性を著しく悪くする問題があった。 【解決手段】 踏面側の長さ方向にラグ部13を有し、
かつ略中央部に泥抜き穴10を有するシュープレート2
に取付ける履帯用シューにおいて、該履帯用シューの芯
金11は中央付近に突陷部17を有し、該突陷部17は
シュープレート2にリンクを係止するための複数の係止
具(ボルト)8の頭部よりも高く、かつゴムパッド12
の厚さより低い高さで、前記複数の係止具8の頭部を覆
うように形成し、かつ突陷部17にはゴムパッド12の
泥抜き穴16を通じて泥抜き穴15を有し、さらにシュ
ープレート2のラグ部13の幅および高さよりそれぞれ
大きなセンターリブ14を有することを特徴とする履帯
用シューである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設車両や土木作
業用車両のクローラに用いる履帯用シューに関するもの
である。
業用車両のクローラに用いる履帯用シューに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、建設車両や土木作業用車両の走
行装置に使用されているクローラ1の一例を示す斜視図
であって、クローラ1は、多数のシュープレート2を図
示しないリンクやピンによりブッシュ3を介して無端状
に連結したものであり、各シュープレート2の踏面側に
対して、ゴムパッド4を備えた履帯用シュー5をボル
ト、ナットで装着した構造のものが広く用いられてい
る。図5において6は、履帯用シュー5を装着するボル
ト先端部8’を挿通するためにシュープレート2に穿設
した連結孔である。ここにボルト先端部8’を通して図
示しないナットを螺合して固定する。
行装置に使用されているクローラ1の一例を示す斜視図
であって、クローラ1は、多数のシュープレート2を図
示しないリンクやピンによりブッシュ3を介して無端状
に連結したものであり、各シュープレート2の踏面側に
対して、ゴムパッド4を備えた履帯用シュー5をボル
ト、ナットで装着した構造のものが広く用いられてい
る。図5において6は、履帯用シュー5を装着するボル
ト先端部8’を挿通するためにシュープレート2に穿設
した連結孔である。ここにボルト先端部8’を通して図
示しないナットを螺合して固定する。
【0003】図4は上記履帯用シュー5の芯金11’を
示し、(a)は平面図、(b)は一部切欠正面図、
(c)は側面図である。中央部には2箇所の泥抜き穴1
0があり、又、長さ方向の中央線に沿ってセンターリブ
14’がある。
示し、(a)は平面図、(b)は一部切欠正面図、
(c)は側面図である。中央部には2箇所の泥抜き穴1
0があり、又、長さ方向の中央線に沿ってセンターリブ
14’がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のクローラ1においては、シュープレート2に穿設
されている泥抜き孔10の中に砂や小石が入り込み、芯
金11’が変形して結果ゴムパッド4に亀裂が生じて耐
久性を著しく悪くする問題があった。ゴムパッドに穿設
する泥抜き穴を泥が通過し易い位置に設置しようとした
時、図4の芯金に示す2箇所の泥抜き穴にオーバラップ
させたゴムパッドの泥抜き穴を穿設しようとすると幅方
向の中央縁部の横幅が薄くなるため、耐久性に問題があ
った。
従来のクローラ1においては、シュープレート2に穿設
されている泥抜き孔10の中に砂や小石が入り込み、芯
金11’が変形して結果ゴムパッド4に亀裂が生じて耐
久性を著しく悪くする問題があった。ゴムパッドに穿設
する泥抜き穴を泥が通過し易い位置に設置しようとした
時、図4の芯金に示す2箇所の泥抜き穴にオーバラップ
させたゴムパッドの泥抜き穴を穿設しようとすると幅方
向の中央縁部の横幅が薄くなるため、耐久性に問題があ
った。
【0005】シュープレートに履帯用シュー5を着脱す
る際に、複数のナットを取り外すのに手間がかかってい
た。
る際に、複数のナットを取り外すのに手間がかかってい
た。
【0006】本発明はこのような問題を解決し、土石の
侵入によって履帯シューやボルト、ナット、フック等が
破損することを防ぎ、かつ、芯金の強度も低下しないこ
と及び履帯シューの着脱が容易にできることを目的とす
る。
侵入によって履帯シューやボルト、ナット、フック等が
破損することを防ぎ、かつ、芯金の強度も低下しないこ
と及び履帯シューの着脱が容易にできることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、踏面
側の長さ方向にラグ部を有し、かつ略中央部に泥抜き穴
を有するシュープレートに取付ける履帯用シューにおい
て、該履帯用シューの芯金は、中央付近に突陷部を有
し、該突陷部はシュープレートにリンクを係止するため
の複数の係止具の頭部よりも高く、かつゴムパッドの厚
さより低い高さで、前記複数のボルトの頭部を覆うよう
に形成し、かつ突陷部にはゴムパッドを通じて泥抜き穴
を有し、さらにシュープレートのラグ部の幅および高さ
よりそれぞれ大きなセンターリブを有することを特徴と
する履帯用シューであり、履帯用シューにおける芯金の
剛性を保持しながら、泥抜きを容易にして、土砂による
損傷を最小限に止める。
側の長さ方向にラグ部を有し、かつ略中央部に泥抜き穴
を有するシュープレートに取付ける履帯用シューにおい
て、該履帯用シューの芯金は、中央付近に突陷部を有
し、該突陷部はシュープレートにリンクを係止するため
の複数の係止具の頭部よりも高く、かつゴムパッドの厚
さより低い高さで、前記複数のボルトの頭部を覆うよう
に形成し、かつ突陷部にはゴムパッドを通じて泥抜き穴
を有し、さらにシュープレートのラグ部の幅および高さ
よりそれぞれ大きなセンターリブを有することを特徴と
する履帯用シューであり、履帯用シューにおける芯金の
剛性を保持しながら、泥抜きを容易にして、土砂による
損傷を最小限に止める。
【0008】請求項2の発明は、履帯用シューの略中央
に1つの泥抜き穴を設け、該泥抜き穴がシュープレート
の泥抜き穴の一部とオーバラップする事を特徴とする請
求項1記載の履帯用シューであり、泥抜きを容易にした
ものである。
に1つの泥抜き穴を設け、該泥抜き穴がシュープレート
の泥抜き穴の一部とオーバラップする事を特徴とする請
求項1記載の履帯用シューであり、泥抜きを容易にした
ものである。
【0009】請求項3の発明は、シュープレートとの連
結孔に対応する位置にナットおよびフック金具を設け、
フック金具がシュープレートの連結孔より挿入されて、
フック金具の凸部の寸法分移動する寸法だけナットの位
置がずれている請求項1記載の履帯用シューであり、フ
ックを連結孔に挿入し、突出部を横方向にずらしてシュ
ープレートに引っ掛け、他方のナット側の連結孔にボル
トを挿入してナットにより固定することにより、履帯用
シューの着脱が簡単であり、又、ボルトの位置が接地面
に直接当るところではないので、摩耗損傷する恐れが少
ない。
結孔に対応する位置にナットおよびフック金具を設け、
フック金具がシュープレートの連結孔より挿入されて、
フック金具の凸部の寸法分移動する寸法だけナットの位
置がずれている請求項1記載の履帯用シューであり、フ
ックを連結孔に挿入し、突出部を横方向にずらしてシュ
ープレートに引っ掛け、他方のナット側の連結孔にボル
トを挿入してナットにより固定することにより、履帯用
シューの着脱が簡単であり、又、ボルトの位置が接地面
に直接当るところではないので、摩耗損傷する恐れが少
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例
の組立状態を示す図で、(a)は平面図、(b)はB−
B断面図、(c)はA−A断面図である。図中2は、図
5で説明したクローラ1のシュープレートであり、シュ
ープレート2の中心部にはブッシュ3がボルト18によ
り取り付けられ、中央部には2つのシュープレート泥抜
き穴10が穿設され、左右の両端近傍には連結孔6、6
が穿設されている。11は履帯用シューの芯金で、ゴム
パッド12を履かせて履帯用シューを形成する。
基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例
の組立状態を示す図で、(a)は平面図、(b)はB−
B断面図、(c)はA−A断面図である。図中2は、図
5で説明したクローラ1のシュープレートであり、シュ
ープレート2の中心部にはブッシュ3がボルト18によ
り取り付けられ、中央部には2つのシュープレート泥抜
き穴10が穿設され、左右の両端近傍には連結孔6、6
が穿設されている。11は履帯用シューの芯金で、ゴム
パッド12を履かせて履帯用シューを形成する。
【0011】芯金11は図2に示す。図中(a)は平面
図、(b)は一部断面正面図、(c)は側面図である。
芯金11の長さ方向の中央線に沿ってシュープレート2
の中央ラグ部13を囲むように凸状のセンターリブ14
を形成し、又、中心部付近には前記ボルト18の頭部を
覆うような突陷部17を形成し、かつ、該突陷部17に
シュープレート泥抜き穴10とほぼ対応する位置関係に
芯金の泥抜き穴15を穿設し、同時にゴムパッド12の
該当位置にも泥抜き穴16を形成する。このことによっ
て、ゴムパッドの幅方向の縁部のゴム幅が十分に確保で
き耐久性が増すとともに、リンク部にたまる泥を抵抗な
く排出することが可能である。
図、(b)は一部断面正面図、(c)は側面図である。
芯金11の長さ方向の中央線に沿ってシュープレート2
の中央ラグ部13を囲むように凸状のセンターリブ14
を形成し、又、中心部付近には前記ボルト18の頭部を
覆うような突陷部17を形成し、かつ、該突陷部17に
シュープレート泥抜き穴10とほぼ対応する位置関係に
芯金の泥抜き穴15を穿設し、同時にゴムパッド12の
該当位置にも泥抜き穴16を形成する。このことによっ
て、ゴムパッドの幅方向の縁部のゴム幅が十分に確保で
き耐久性が増すとともに、リンク部にたまる泥を抵抗な
く排出することが可能である。
【0012】本実施例では、芯金に1つの泥抜き穴を示
しているが、図4に示すような2つあるいはそれ以上の
場合でも、シュープレート2の泥抜き穴と履帯用シュー
の泥抜き穴は対応する位置関係で設けるとよい。センタ
ーリブ14と突陷部17とは連続的に設けるため、芯金
としての剛性は十分に保持できる。そして芯金11をシ
ュープレート2の踏面側に沿わせたときにブッシュ3の
取付けボルト18の頭部が突陷部17に嵌まり込み、履
帯用シューの芯金11とシュープレート2とが密着す
る。
しているが、図4に示すような2つあるいはそれ以上の
場合でも、シュープレート2の泥抜き穴と履帯用シュー
の泥抜き穴は対応する位置関係で設けるとよい。センタ
ーリブ14と突陷部17とは連続的に設けるため、芯金
としての剛性は十分に保持できる。そして芯金11をシ
ュープレート2の踏面側に沿わせたときにブッシュ3の
取付けボルト18の頭部が突陷部17に嵌まり込み、履
帯用シューの芯金11とシュープレート2とが密着す
る。
【0013】芯金11の長さはシュープレート2の長さ
よりも若干短くなっていて、一端近傍にはボルト挿通孔
19が穿設されており、他端近傍にはフック9が取り付
けてある。
よりも若干短くなっていて、一端近傍にはボルト挿通孔
19が穿設されており、他端近傍にはフック9が取り付
けてある。
【0014】ボルト挿通孔19の位置の上面にはナット
7が溶接等の手段により固着されている。他方のフック
9は、その基部側が芯金11に溶接等の手段により固着
されている。
7が溶接等の手段により固着されている。他方のフック
9は、その基部側が芯金11に溶接等の手段により固着
されている。
【0015】芯金11の踏面側(図の上側)外周には、
ゴムパッド12が加硫接着等の手段により一体的に取り
付けられていて、前述のナット7及びフック9の基部側
はゴムパッド12の中に埋設され、ボルト挿通孔19及
びフック9取付けの下側は露出して、全体として履帯用
シューを形成する。
ゴムパッド12が加硫接着等の手段により一体的に取り
付けられていて、前述のナット7及びフック9の基部側
はゴムパッド12の中に埋設され、ボルト挿通孔19及
びフック9取付けの下側は露出して、全体として履帯用
シューを形成する。
【0016】この履帯用シューをシュープレート2に固
定するには、履帯用シューのナット7の位置とフック9
の位置をシュープレート2の連結孔6,6の位置に合せ
てフック9を連結孔6内に挿入し、ナット7にはワッシ
ャ21を介してボルト8を仮止めして、履帯用シューを
図の右方へ移動し、フック9の突出部をシュープレート
2に引っ掛け、ついで、ボルト8をナット7に対して本
固定する。このようにするときは、ナット7側のシュー
プレート2に設けた連結孔6は、前記横方向の移動分だ
け横方向の長さを長くしておく。
定するには、履帯用シューのナット7の位置とフック9
の位置をシュープレート2の連結孔6,6の位置に合せ
てフック9を連結孔6内に挿入し、ナット7にはワッシ
ャ21を介してボルト8を仮止めして、履帯用シューを
図の右方へ移動し、フック9の突出部をシュープレート
2に引っ掛け、ついで、ボルト8をナット7に対して本
固定する。このようにするときは、ナット7側のシュー
プレート2に設けた連結孔6は、前記横方向の移動分だ
け横方向の長さを長くしておく。
【0017】ボルト8による固定を上記の横移動後に行
えば、ナット7側のシュープレート2に設けた連結孔6
の径とボルト8の径は連結孔6の径がボルト8の径より
やや大きい位でよい。
えば、ナット7側のシュープレート2に設けた連結孔6
の径とボルト8の径は連結孔6の径がボルト8の径より
やや大きい位でよい。
【0018】図3は別の実施例を示すもので、(a)は
平面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は
(a)のA−A断面図である。
平面図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は
(a)のA−A断面図である。
【0019】図1、2の実施例との相違点は履帯用シュ
ーのシュープレート2への着脱を4箇所のボルト20と
ナット21との螺合によって行ったものである。
ーのシュープレート2への着脱を4箇所のボルト20と
ナット21との螺合によって行ったものである。
【0020】このような構成では、前述のフックを用い
た実施例よりも取付けにやや時間を取られるが、取付け
はより強固となる。
た実施例よりも取付けにやや時間を取られるが、取付け
はより強固となる。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、履帯用シューの芯
金に突陷部およびセンターリブを設けたことにより芯金
の剛性を保つと共に、履帯用シュー自体にも泥抜き穴を
設けたことにより、泥中の土砂が入り込んで芯金を損傷
する恐れが低減する。
金に突陷部およびセンターリブを設けたことにより芯金
の剛性を保つと共に、履帯用シュー自体にも泥抜き穴を
設けたことにより、泥中の土砂が入り込んで芯金を損傷
する恐れが低減する。
【0022】その上、請求項2の発明では、履帯用シュ
ーとシュープレートとの結合に一部フックを用いること
により、着脱が容易となる。
ーとシュープレートとの結合に一部フックを用いること
により、着脱が容易となる。
【図1】本発明の実施の一例を示し、(a)は平面図、
(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のA−
A断面図である。
(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のA−
A断面図である。
【図2】図1の例における芯金を示し、(a)は平面
図、(b)は一部切欠正面図、(c)は側面図である。
図、(b)は一部切欠正面図、(c)は側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のA−
A断面図である。
(b)は(a)のB−B断面図、(c)は(a)のA−
A断面図である。
【図4】先行例の芯金を示し、(a)は平面図、(b)
は一部切欠正面図、(c)は側面図を示す。
は一部切欠正面図、(c)は側面図を示す。
【図5】履帯用シューを取付けるクローラの一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
1 クローラ
2 シュープレート
3 ブッシュ
4 ゴムパッド
5 履帯用シュー
6 連結孔
7 ナット
8 ボルト
8’ボルト先端部
9 ブッシュ
10 シュープレート泥抜き穴
11 芯金
12 ゴムパッド
13 中央ラグ部
14,14’ センターリブ
15 芯金の泥抜き穴
16 ゴムパッドの泥抜き穴
17 芯金の突陷部
18 ボルト
19 ボルト挿通孔
20 ボルト
21 ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月11日(2002.1.1
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図5は、建設車両や土木作業用車両の走
行装置に使用されているクローラ1の一例を示す斜視図
であって、クローラ1は、多数のシュープレート2を図
示しないリンクやピンにより無端状に連結したものであ
り、各シュープレート2の踏面側に対して、ゴムパッド
4を備えた履帯用シュー5をボルト、ナットで装着した
構造のものが広く用いられている。図5において6は、
履帯用シュー5を装着するボルト先端部8’を挿通する
ためにシュープレート2に穿設した連結孔である。ここ
にボルト先端部8’を通して図示しないナットを螺合し
て固定する。
行装置に使用されているクローラ1の一例を示す斜視図
であって、クローラ1は、多数のシュープレート2を図
示しないリンクやピンにより無端状に連結したものであ
り、各シュープレート2の踏面側に対して、ゴムパッド
4を備えた履帯用シュー5をボルト、ナットで装着した
構造のものが広く用いられている。図5において6は、
履帯用シュー5を装着するボルト先端部8’を挿通する
ためにシュープレート2に穿設した連結孔である。ここ
にボルト先端部8’を通して図示しないナットを螺合し
て固定する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のクローラ1においては、シュープレート2に穿設
されている泥抜き孔10の中に砂や小石が入り込み、履
帯用シュー5とシュープレート2との間にその砂や小石
がたまり、芯金11’が変形して結果ゴムパッド4に亀
裂が生じて耐久性を著しく悪くする問題があった。ゴム
パッドに穿設する泥抜き穴を泥が通過し易い位置に設置
しようとした時、図4の芯金に示す2箇所の泥抜き穴に
オーバラップさせたゴムパッドの泥抜き穴を穿設しよう
とすると幅方向の中央縁部の横幅が薄くなるため、耐久
性に問題があった。
従来のクローラ1においては、シュープレート2に穿設
されている泥抜き孔10の中に砂や小石が入り込み、履
帯用シュー5とシュープレート2との間にその砂や小石
がたまり、芯金11’が変形して結果ゴムパッド4に亀
裂が生じて耐久性を著しく悪くする問題があった。ゴム
パッドに穿設する泥抜き穴を泥が通過し易い位置に設置
しようとした時、図4の芯金に示す2箇所の泥抜き穴に
オーバラップさせたゴムパッドの泥抜き穴を穿設しよう
とすると幅方向の中央縁部の横幅が薄くなるため、耐久
性に問題があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、シュープレートに履帯用シュー5を
着脱する際に、複数のナットを取り外すのに手間がかか
っていた。
着脱する際に、複数のナットを取り外すのに手間がかか
っていた。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例
の組立状態を示す図で、(a)は平面図、(b)はB−
B断面図、(c)はA−A断面図である。図中2は、図
5で説明したクローラ1のシュープレートであり、シュ
ープレート2の中心部にはリンク3がボルト18により
取り付けられ、中央部には2つのシュープレート泥抜き
穴10が穿設され、左右の両端近傍には連結孔6、6が
穿設されている。11は履帯用シューの芯金で、ゴムパ
ッド12を履かせて履帯用シューを形成する。
基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の一例
の組立状態を示す図で、(a)は平面図、(b)はB−
B断面図、(c)はA−A断面図である。図中2は、図
5で説明したクローラ1のシュープレートであり、シュ
ープレート2の中心部にはリンク3がボルト18により
取り付けられ、中央部には2つのシュープレート泥抜き
穴10が穿設され、左右の両端近傍には連結孔6、6が
穿設されている。11は履帯用シューの芯金で、ゴムパ
ッド12を履かせて履帯用シューを形成する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】芯金11の踏面側(図の上側)外周には、
ゴムパッド12が加硫接着等の手段により一体的に取り
付けられていて、前述のナット7及びフック9の基部側
はゴムパッド12の中に埋設され、連結孔6及びナット
7取付けの下側は露出して、全体として履帯用シューを
形成する。
ゴムパッド12が加硫接着等の手段により一体的に取り
付けられていて、前述のナット7及びフック9の基部側
はゴムパッド12の中に埋設され、連結孔6及びナット
7取付けの下側は露出して、全体として履帯用シューを
形成する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】この履帯用シューをシュープレート2に固
定するには、履帯用シューのナット7の位置とフック9
の位置をシュープレート2の連結孔6,6の位置に合せ
てフック9を連結孔6内に傾斜させながら挿入し、履帯
用シューを図の右方へ移動し、フック9の突出部をシュ
ープレート2に引っ掛け、ついで、ボルト8をワッシャ
21を介してナット7に螺合する。
定するには、履帯用シューのナット7の位置とフック9
の位置をシュープレート2の連結孔6,6の位置に合せ
てフック9を連結孔6内に傾斜させながら挿入し、履帯
用シューを図の右方へ移動し、フック9の突出部をシュ
ープレート2に引っ掛け、ついで、ボルト8をワッシャ
21を介してナット7に螺合する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】
1 クローラ
2 シュープレート
3 リンク
4 ゴムパッド
5 履帯用シュー
6 連結孔
7 ナット
8 ボルト
8’ボルト先端部
9 フック
10 シュープレート泥抜き穴
11 芯金
12 ゴムパッド
13 シュープレート中央ラグ部
14,14’ センターリブ
15 芯金の泥抜き穴
16 ゴムパッドの泥抜き穴
17 芯金の突陷部
18 ボルト
20 ボルト
21 ワッシャー
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (3)
- 【請求項1】 踏面側の長さ方向にラグ部を有し、かつ
略中央部に泥抜き穴を有するシュープレートに取付ける
履帯用シューにおいて、該履帯用シューの芯金は、中央
付近に突陷部を有し、該突陷部はシュープレートにリン
クを係止するための複数の係止具の頭部よりも高く、か
つゴムパッドの厚さより低い高さで、前記複数のボルト
の頭部を覆うように形成し、かつ突陷部にはゴムパッド
を通じて泥抜き穴を有し、さらにシュープレートのラグ
部の幅および高さよりそれぞれ大きなセンターリブを有
することを特徴とする履帯用シュー。 - 【請求項2】 履帯用シューの略中央に1つの泥抜き穴
を設け、該泥抜き穴がシュープレートの泥抜き穴の一部
とオーバラップする事を特徴とする請求項1記載の履帯
用シュー。 - 【請求項3】 シュープレートとの連結孔に対応する位
置にナットおよびフック金具を設け、フック金具がシュ
ープレートの連結孔より挿入されて、フック金具の凸部
の寸法分移動する寸法だけナットの位置がずれている請
求項1記載の履帯用シュー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399816A JP2003200865A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 履帯用シュー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399816A JP2003200865A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 履帯用シュー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003200865A true JP2003200865A (ja) | 2003-07-15 |
Family
ID=27639758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001399816A Pending JP2003200865A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | 履帯用シュー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003200865A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100829059B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2008-05-16 | 현대로템 주식회사 | 전차 궤도의 패드 관리시스템 |
WO2008066020A1 (fr) | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Bridgestone Corporation | Mât d'accrochage de moteur |
JP2009166765A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Bridgestone Corp | クローラ用弾性パッド |
-
2001
- 2001-12-28 JP JP2001399816A patent/JP2003200865A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008066020A1 (fr) | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Bridgestone Corporation | Mât d'accrochage de moteur |
KR100829059B1 (ko) * | 2007-08-30 | 2008-05-16 | 현대로템 주식회사 | 전차 궤도의 패드 관리시스템 |
JP2009166765A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Bridgestone Corp | クローラ用弾性パッド |
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Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040916 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040924 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |