[go: up one dir, main page]

JP2003197393A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

Info

Publication number
JP2003197393A
JP2003197393A JP2001390767A JP2001390767A JP2003197393A JP 2003197393 A JP2003197393 A JP 2003197393A JP 2001390767 A JP2001390767 A JP 2001390767A JP 2001390767 A JP2001390767 A JP 2001390767A JP 2003197393 A JP2003197393 A JP 2003197393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
discharge lamp
circuit
frequency
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001390767A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ido
滋 井戸
Minoru Yamamoto
実 山本
Yoshinobu Murakami
善宣 村上
Naoki Onishi
尚樹 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001390767A priority Critical patent/JP2003197393A/ja
Publication of JP2003197393A publication Critical patent/JP2003197393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調光比が略10%以下、特に、略3%以下の
調光状態において、放電灯を安定点灯させることのでき
る放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 直流電源回路、電圧変換回路、平滑回
路、インバータ回路、負荷回路、スイッチング素子のス
イッチング周波数を変化させ出力電圧Vdcが変化する
ことにより放電灯を調光する調光手段1、電圧変換回路
の出力電圧Vdcに含まれる所定の周波数の電圧を遮断
する周波数遮断手段2及び周波数遮断手段2を通過した
該電圧を調光手段1に帰還し所望の調光比を維持させる
帰還手段3、を備えた放電灯点灯装置において、出力電
圧Vdcに含まれており深調光時に発生する商用電源の
周期よりも低い周波数の電圧を遮断する周波数遮断手段
2a、2bを設けた構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものであり、さらに詳しくは、放電灯の調光が可
能な放電灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、演出・省エネルギーなどを目的と
して、様々な場面で調光用の放電灯点灯装置が使用され
るようになってきた。この種の調光用の放電灯点灯装置
としては、たとえば、図14に示すものが挙げられる。
このものは、商用の交流電源ACと;入力フィルタ回路
を構成するコンデンサC1、フィルタLF1及びコンデ
ンサC2と;交流電源ACからの交流電圧を整流する整
流回路DBと;昇降圧チョッパ回路を構成するスイッチ
ング素子Q1、Q2、ダイオードD1、D2及びインダ
クタL1と;昇降圧チョッパ回路の出力電圧を平滑する
コンデンサC3と;インバータ回路を構成するスイッチ
ング素子Q3及びQ4と;直流遮断コンデンサC4と;
負荷回路を構成する共振用インダクタL2、共振用コン
デンサC6及び放電灯LAと;スイッチング素子Q1及
びQ2を制御し放電灯LAを調光する調光手段1と;電
圧変換回路の出力電圧に含まれる所定の周波数を遮断す
る周波数遮断手段2と;周波数遮断手段2を通過した該
電圧を調光手段1に帰還する帰還手段3と;調光手段1
に調光信号を送る調光器4と;スイッチング素子Q3及
びQ4を駆動する駆動手段5と;を備えている。また、
昇降圧チョッパ回路の出力電圧はVdcである。
【0003】この放電灯点灯装置は、調光手段1により
スイッチング素子Q1及びQ2の周波数を制御し、昇降
圧チョッパ回路の出力電圧Vdcを変化させることによ
り放電灯LAを調光するものである。ここで、放電灯L
Aを調光していき調光比が数10%程度の場合におい
て、出力電圧Vdcに何らかのノイズ(高周波電圧)が
重畳されたときに、該ノイズを除去するためにローパス
フィルタである周波数遮断手段2を設けており、この周
波数遮断手段2でもって高周波ノイズを除去している。
周波数遮断手段2の遮断周波数は100Hz以上程度に
設定しておく場合が多く、このため出力電圧Vdcは安
定しており、放電灯LAのチラツキや放電灯点灯装置の
誤動作は起こらない。そして、周波数遮断手段2を通過
した電圧と、調光器によって制御される該調光比での基
準電圧と、を比較補正しながら、常に所望の調光比で放
電灯LAが点灯維持されている。
【0004】このような放電灯点灯装置において、放電
灯LAの調光を深くしていくと出力電圧Vdcに商用の
交流電源よりも低い周波数の振動電圧が重畳され、調光
比が所望の値から外れてくる場合がある。深調光状態に
おいて放電灯LAの点灯状態は、消費電力が少ない、い
わゆる軽負荷状態となっている。このため、出力電圧V
dcの増減が放電灯の状態に影響されやすくなってお
り、出力電圧Vdcに上記のような周波数の振動電圧が
重畳されやすくなるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】調光比を略10%、特
に、略3%以下といった深調光状態にすると、低周波の
振動電圧が顕著に発生してくるが、この振動電圧は商用
の交流電源の周波数よりも低周波のため、遮断周波数を
100Hz以上に設定している周波数遮断手段2では除
去できないことになる。このため、深調光状態では、放
電灯LAに移動縞やちらつきが生じ、また、放電灯LA
が立ち消えしてしまう場合がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
であり、その目的とするところは、深調光状態におい
て、出力電圧Vdcを安定させ放電灯LAを安定調光さ
せることのできる放電灯点灯装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電灯点
灯装置は、直流電源回路と;少なくとも1のスイッチン
グ素子を有し、直流電源回路からの電圧を他の電圧に変
換し出力する電圧変換回路と;電圧変換回路からの出力
電圧を平滑し出力する平滑回路と;少なくとも1のスイ
ッチング素子を有し、平滑回路からの平滑された電圧を
高周波の電圧に変換し出力するインバータ回路と;放電
灯及びLC共振回路を含み、インバータ回路からの高周
波の電圧により共振動作をする負荷回路と;スイッチン
グ素子のスイッチング周波数を変化させ出力電圧が変化
することにより放電灯を調光する調光手段と;電圧変換
回路の出力電圧に含まれる所定の周波数の電圧を遮断す
る周波数遮断手段と;周波数遮断手段を通過した該電圧
を調光手段に帰還し所望の調光比を維持させる帰還手段
と;を備えた放電灯点灯装置において、出力電圧に含ま
れる深調光時に発生する商用の交流電源の周期よりも低
い周波数の電圧を遮断する周波数遮断手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】このような放電灯点灯装置においては、放
電灯の深調光時において、電圧変換回路の出力電圧に商
用の交流電源の周期よりも低い周波数の振動電圧が重畳
されたときでも、この振動電圧を周波数遮断手段で除去
し、帰還手段に振動電圧が入力されることによる放電灯
点灯装置の誤動作と放電灯の立ち消え及びちらつき等を
防止し、所望の調光比を維持し、放電灯を安定調光させ
る。
【0009】請求項2記載の放電灯点灯装置は、請求項
1記載の放電灯点灯装置において、深調光時は、調光比
略3%〜10%であることを特徴とするものである。
【0010】請求項3記載の放電灯点灯装置は、請求項
1記載の放電灯点灯装置において、深調光時は、調光比
略3%以下であることを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載の放電灯点灯装置は、請求項
2又は3記載の放電灯点灯装置において、電圧変換回路
は、チョッパ回路であることを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の放電灯点灯装置は、請求項
4記載の放電灯点灯装置において、帰還手段は、周波数
遮断手段の出力と所定の基準電圧とを比較し調光手段を
制御する誤差増幅器であることを特徴とするものであ
る。
【0013】請求項6記載の放電灯点灯装置は、請求項
5記載の放電灯点灯装置において、周波数遮断手段は、
遮断周波数のそれぞれ異なる複数のローパスフィルタで
あることを特徴とするものである。
【0014】容量の大きいコンデンサは、実質的に出力
電圧に含まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波数
成分の電圧を除去するローパスフィルタの役割をし、請
求項1〜5記載の放電灯点灯装置と同様に、帰還手段に
振動電圧が入力されることによる放電灯点灯装置の誤動
作と放電灯の立ち消え及びちらつき等を防止し、所望の
調光比を維持し、放電灯を安定調光させる。
【0015】請求項7記載の放電灯点灯装置は、請求項
5記載の放電灯点灯装置において、平滑回路を構成する
コンデンサの容量を大きくし、電圧変換回路の出力電圧
に含まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波数成分
の電圧を実質的に除去することを特徴とするものであ
る。
【0016】インダクタンスの大きいインダクタは、実
質的に出力電圧に含まれる商用の交流電源の周期よりも
低い周波数成分の電圧を除去するローパスフィルタの役
割をし、請求項1〜5記載の放電灯点灯装置と同様に、
帰還手段に振動電圧が入力されることによる放電灯点灯
装置の誤動作と放電灯の立ち消え及びちらつき等を防止
し、所望の調光比を維持し、放電灯を安定調光させる。
【0017】請求項8記載の放電灯点灯装置は、請求項
5記載の放電灯点灯装置において、チョッパ回路を構成
するインダクタのインダクタンスを大きくし、電圧変換
回路の出力電圧に含まれる商用の交流電源の周期よりも
低い周波数成分の電圧を実質的に除去することを特徴と
するものである。
【0018】チョッパ回路と並列にインピーダンス要素
を接続すると、実質的に出力電圧に含まれる商用の交流
電源の周期よりも低い周波数成分の電圧を除去するロー
パスフィルタの役割をし、請求項1〜5記載の放電灯点
灯装置と同様に、帰還手段に振動電圧が入力されること
による放電灯点灯装置の誤動作と放電灯の立ち消え及び
ちらつき等を防止し、所望の調光比を維持し、放電灯を
安定調光させる。
【0019】請求項9記載の放電灯点灯装置は、請求項
5記載の放電灯点灯装置において、チョッパ回路と並列
にインピーダンス要素を接続し、電圧変換回路の出力電
圧に含まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波数成
分の電圧を実質的に除去することを特徴とするものであ
る。
【0020】スイッチング素子の周波数を低くしても、
請求項1〜5記載の放電灯点灯装置と同様に、出力電圧
に含まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波数成分
の電圧を除去し、帰還手段に振動電圧が入力されること
による放電灯点灯装置の誤動作と放電灯の立ち消え及び
ちらつき等を防止し、所望の調光比を維持し、放電灯を
安定調光させる。
【0021】請求項10記載の放電灯点灯装置は、請求
項5記載の放電灯点灯装置において、チョッパ回路を構
成するスイッチング素子の周波数を低くすることによ
り、電圧変換回路の出力電圧に含まれる商用の交流電源
の周期よりも低い周波数成分の電圧を実質的に除去する
ことを特徴とするものである。
【0022】請求項11記載の放電灯点灯装置は、請求
項4記載の放電灯点灯装置において、チョッパ回路はス
イッチング素子を有する昇圧型で、マイナス側がグラン
ドに接続されている直流電源と;アノード側が直流電源
のプラス側に接続されているダイオードと;一端がダイ
オードのカソード側と接続されているコンデンサと;一
端がコンデンサの他端と接続されているスイッチング素
子のソース抵抗と;該ソース抵抗の他端がグランドに接
続されていることを特徴とするものである。
【0023】上記の接続を行うと、ソース抵抗に電流が
流れた場合において、コンデンサを介したダイオードの
カソード側の電位が上昇したときでも、ダイオードがあ
るためにコンデンサから直流電源への電流の逆流を防
ぐ。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1及び図2を参照して説明する。
【0025】図1に示す放電灯点灯装置は、直流電源回
路(交流電源AC、コンデンサC1、フィルタLF1及
びコンデンサC2及び整流回路DB)と;電圧変換回路
(スイッチング素子Q1、Q2、ダイオードD1、D2
及びインダクタL1)と;平滑回路(コンデンサC3)
と;インバータ回路(スイッチング素子Q3及びQ4)
と;負荷回路(共振用インダクタL2、共振用コンデン
サC6及び放電灯LAと)と;直流遮断コンデンサC4
と;電圧変換回路の出力電圧Vdcを変化させることに
より、放電灯LAを調光する調光手段1と;電圧変換回
路の出力電圧Vdcに含まれる所定の周波数を遮断する
周波数遮断手段2a及び2bと;周波数遮断手段2a及
び2bを通過した該電圧を調光手段1に帰還する帰還手
段3と;調光手段1に調光信号を送信する調光器4と;
スイッチング素子Q3及びQ4を駆動する駆動手段5
と;調光器4に調光信号を監視する比較手段6と;比較
手段6の信号を受けて周波数遮断手段2a及び2bを切
り替えるスイッチS1と;を備えている。
【0026】以下、各部の構成を詳述する。
【0027】交流電源ACは、商用の交流電源であり、
電圧は、たとえば、100V、200V又は240Vで
ある。
【0028】入力フィルタ回路(コンデンサC1、フィ
ルタLF1及びコンデンサC2)は、交流電源ACから
の雑音をインバータ回路に侵入するのを防止したり、あ
るいは逆に、インバータ回路からの雑音を電源側に漏れ
るのを防止するものである。
【0029】整流回路DBは、交流電源ACからの交流
電圧を脈流電圧に整流し出力するものであり、たとえ
ば、ダイオードブリッジで構成する。交流電源の電圧が
100Vの場合、ダイオードブリッジの代わりに、たと
えば、倍電圧整流回路を用いてもよい。倍電圧整流回路
を用いると、交流電源の電圧が実質的に200Vと同等
とみなせ、倍電圧整流回路以後に接続されている回路に
流れる電流が、ダイオードブリッジを用いた場合と比べ
約半分となるので、放電灯点灯装置の効率を上げること
ができる。交流電源ACから整流回路DBの出力まで
で、直流電源回路が構成されている。
【0030】電圧変換回路は、整流回路DBからの電圧
を他の電圧に変換し出力するものであり、本実施の形態
では、昇降圧チョッパ回路を採用している。この回路の
動作は周知なので、動作説明は省略する。また、電圧変
換回路は、昇降圧チョッパ回路の他に昇圧チョッパ、降
圧チョッパ、あるいは極性反転チョッパ回路であっても
構わない。要は、ある直流電圧を別の直流電圧に変換し
出力するものであれば、どのような回路構成でも構わな
い。
【0031】コンデンサC3は、電圧変換回路の出力電
圧Vdcを平滑し出力する平滑回路を構成するものであ
り、たとえば、電界コンデンサで構成する。
【0032】インバータ回路は、コンデンサC3からの
平滑された直流電圧をスイッチング素子Q3及びQ4の
オン/オフ動作により高周波の矩形波電圧に変換し出力
するものである。スイッチング素子Q3及びQ4は、た
とえば、電界効果トランジスタで構成する。本実施の形
態では、インバータ回路として、スイッチング素子Q3
及びQ4を有するいわゆる2石式のハーフブリッジ型の
インバータ回路を採用しているが、もちろん、インバー
タの回路方式としては、このものに限られず、1石式の
インバータ回路でもフルブリッジ型のインバータ回路で
あってもよい。なお、このハーフブリッジ型インバータ
回路の動作も周知なので、動作説明は省略する。
【0033】直流遮断コンデンサC4は、インバータ回
路に流れる直流成分を遮断するものであり、これによ
り、インバータ回路は交流電圧でのみ動作することにな
る。コンデンサC4の容量は、通常はコンデンサC6の
それよりも大きく設定されている。
【0034】負荷回路は、インバータ回路からの高周波
の矩形波電圧を受けてインダクタL2とコンデンサC6
との直列共振回路の共振動作により放電灯LAを始動・
点灯させるものである。放電灯LAは、たとえば、蛍光
灯である。そして、負荷回路の構成は、放電灯の灯数も
2灯以上の複数灯であってもよく、インバータ回路に共
振回路を複数並列に接続したり、放電灯を直列に接続し
たり、共振回路にバランサを備えるなど、どのような構
成であってもよい。
【0035】調光手段1は、スイッチング素子Q1及び
Q2の周波数を制御し電圧変換回路の出力電圧Vdcを
変化させるものである。これにより、放電灯LAの調光
が可能となる。具体的な回路構成としては、たとえば、
モトローラ社製の集積回路MC34261を用いてもよ
い。
【0036】周波数遮断手段2a及び2bは、本実施の
形態の要部であり、出力電圧Vdc(図示しないが、出
力電圧Vdcを分圧してもよい。)に含まれる所定の周
波数の電圧を除去するものである。これは、たとえば、
抵抗及びコンデンサ等で構成するローパスフィルタでも
よい。本実施の形態において周波数遮断手段2a及び2
bは、ローパスフィルタであり、ローパスフィルタ2a
及び2bの遮断周波数はそれぞれ異なっている。また、
ローパスフィルタ2a及び2bの遮断周波数をそれぞれ
fa及びfbとし、図2(a)に示すようにfa>fb
とする。さらに、遮断周波数faは商用電源の周波数
(50又は60Hz)よりも大きいものとする。
【0037】帰還手段3は、ローパスフィルタ2a及び
2bからの電圧と基準電圧とを比較し、その差を調光手
段1に帰還し、電圧変換回路の出力電圧Vdcを制御す
るものである。帰還手段3は誤差増幅器でもよい。そし
て、たとえば、調光比50%の調光制御を行う場合に、
調光比が50%に維持されているかどうか、出力電圧V
dcからの電圧と、調光比50%時の基準電圧と、を常
に比較しており、出力電圧Vdcが増減した(すなわ
ち、調光比が50%から変化した)場合には、誤差増幅
器3が、調光手段1に補正信号を出力し、スイッチング
素子Q1及びQ2のスイッチング周波数を変化させ出力
電圧が変化することにより、調光比を50%に維持す
る。
【0038】調光器4は、調光信号を生成し調光手段1
に調光信号を送信するものである。
【0039】駆動手段5は、インバータ回路を構成する
スイッチング素子Q3及びQ4を駆動するものである。
具体的な回路構成としては、たとえば、インターナショ
ナルレクティファイアー社製の高耐圧集積回路IR21
10を用いてもよい。
【0040】比較手段6は、調光器4からの調光信号を
受けてスイッチS1を切り替えるものである。すなわ
ち、比較手段6は、本実施の形態では調光比が略10%
を下回ったときに信号を出力しスイッチS1をA→Bに
切り替える。
【0041】スイッチS1は、比較手段6からの信号を
受けて、ローパスフィルタ2a又は2bのどちらかと接
続を行うものである。本実施の形態では、スイッチS1
が調光比が略10%の調光信号を受信したときに、Aか
らBへ切り替わるものとする。
【0042】つぎに、本実施の形態の動作を説明する。
【0043】図1において放電灯LAを調光制御してい
ない状態では、調光器4の調光信号(調光比100%)
を受けて、スイッチS1はA点に接続されている。すな
わち、出力電圧Vdcからの電圧はローパスフィルタ2
aを介して、誤差増幅器3に入力されている。この状態
においては、上述したようにローパスフィルタ2aの遮
断周波数faは商用電源の周波数よりも高いので、商用
電源の周波数を反映したリップル電圧を持つ出力電圧V
dcは減衰されることがない。
【0044】つぎに、調光器4の調光信号を受けて調光
比を下げていき、調光比が略10%程度になると、放電
灯がいわゆる軽負荷の状態となる。軽負荷の状態では、
出力電圧Vdcは放電灯LAの動作状態の影響を受けや
すい。たとえば、調光比が略10%を下回ると、放電灯
LAと照明器具との間に形成されている浮遊容量を介し
て放電灯から対地に流れる漏れ電流等の影響で、放電が
不安定になる場合がある。また、軽負荷時においてさら
に調光するために昇降圧チョッパ回路を構成するスイッ
チング素子Q1、Q2のディユーティ比を変化させる場
合に、オンディユーティが大きくなる方向には、出力電
圧Vdcは直ぐ反応するが、オンディユーティが小さく
なる方向には、なかかな反応しない。このため、放電灯
の出力電圧Vdcに数10Hz程度の商用の交流電源よ
りも低い周波数の振動電圧が重畳してくる場合がある。
【0045】この調光比が略10%を下回る場合におい
て、比較手段6からの信号を受けてスイッチS1がAか
らBに切り替える。スイッチS1がBに切り替わると、
出力電圧Vdcはローパスフィルタ2bと接続されるこ
とになり、ローパスフィルタ2bの遮断周波数fbは、
ローパスフィルタ2aのそれfaより低いので上記のよ
うな低周波の電圧を効率よく遮断できることになる。し
たがって、誤差増幅器3に入力される電圧に振動電圧が
入力されることなく、深調光状態において、放電灯点灯
装置は誤動作を起こさないので、放電が弱い深調光状態
においても放電灯LAの立ち消え等を防ぐことができ
る。調光比が略10%程度になってくると、出力電圧V
dcには商用電源を反映したリップル電圧は殆どなくな
り、したがって、ローパスフィルタを2bに切り替えら
れ遮断周波数が低くなっても、出力電圧Vdc自体が減
衰されることがない。
【0046】特に、調光比が略3%程度以下になると、
放電灯LAの放電は非常に弱く、このような深調光時に
低周波の振動電圧を遮断できると、放電灯LAが立ち消
えを起こさない。
【0047】また、出力電圧Vdcが低周波電圧で振動
しなければ、放電灯LAのちらつきを人間に認識させな
いし、インダクタL1等の巻線部分でのうなりを防ぐ、
という効果も得られる。
【0048】なお、本実施の形態では、遮断周波数のそ
れぞれ異なる2つのローパスフィルタを設けたが、もち
ろん、遮断周波数のそれぞれ異なる複数のローパスフィ
ルタを設けておくと、たとえば、調光比30%、20
%、10%、3%時に発生する電源の周期よりも低い周
波数の振動電圧をそれぞれに対応したローパスフィルタ
で除去することができ、どのような調光比においても常
に放電灯LAを安定調光することができる。
【0049】また、本実施の形態では、各調光比で発生
する商用の交流電源の周期よりも低い周波数の振動電圧
を除去するために複数のローパスフィルタを備えていた
が、調光器4からの各調光比に対応した調光信号を受け
て、ローパスフィルタを構成する抵抗やコンデンサの定
数を変化させ、遮断周波数を変化させてもよい。
【0050】さらにまた、周波数遮断手段2aが複数の
直列接続されたローパスフィルタを備え、調光器4の調
光信号を受けて調光比によりスイッチ等で、直列接続さ
れるローパスフィルタの個数を変化させ、図2(b)に
示すようにローパスフィルタの利得を変化させてもよ
い。図2(b)のfcを振動電圧の周期近傍とし、調光
比を下げていったときに、矢印のように利得を切り替
え、振動電圧を除去する。このようにしても、深調光時
の低周波の振動電圧を遮断することができる。
【0051】以下、本発明の第2の実施の形態を図3な
いし図7を参照して説明する。ここで、第1の実施の形
態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略
する。
【0052】図3に示す放電灯点灯装置と図1に示した
放電灯点灯装置との相違点は、図3の放電灯点灯装置で
は、コンデンサC3と並列に、調光器4の調光信号を受
けて開閉するスイッチS2と、コンデンサC3’との直
列回路を接続した点である。
【0053】本実施の形態では、調光比略10%、特
に、調光比略3%以下の深調光状態において、調光器4
の調光信号を受けてスイッチS2が閉じる制御を行う。
スイッチS2が閉じられると、コンデンサC3とコンデ
ンサC3’とが並列に接続された状態となり、昇降圧チ
ョッパ回路の出力電圧Vdcを平滑するコンデンサの容
量が増加したことになる。コンデンサの容量が増加する
と、実質的に深調光時のいわゆる軽負荷に発生する商用
の交流電源よりも低い周波数の振動電圧を吸収し出力電
圧Vdcを安定させることができ、上記のような調光比
においても安定調光をすることができる。
【0054】また、本実施の形態の応用形態として、図
4に示す放電灯点灯装置が挙げられる。この放電灯点灯
装置と図1に示した放電灯点灯装置との相違点は、この
放電灯点灯装置においては、インダクタL1と並列にイ
ンダクタL1’を設け、このインダクタL1’を開閉さ
せるスイッチS3とを設けた点である。このような放電
灯点灯装置においても、図3に示した実施の形態と同様
に、調光比略10%、特に、調光比略3%以下の深調光
状態においてスイッチS3を閉じると、昇降圧チョッパ
回路を構成するインダクタのインダクタンスが増加し、
深調光時に発生する低周波の振動電圧を吸収し、上記実
施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0055】さらに、本実施の形態の他の応用形態とし
て、図5に示す放電灯点灯装置が挙げられる。この放電
灯点灯装置と図1に示した放電灯点灯装置との相違点
は、この放電灯点灯装置においては、コンデンサC3と
並列に、抵抗R1と調光器4の調光信号を受けて開閉す
るスイッチS4との直列回路を接続した点である。
【0056】このような放電灯点灯装置においても、図
3に示した実施の形態と同様に、調光比略10%、特
に、調光比略3%以下の深調光状態においてスイッチS
4を閉じると抵抗R1が深調光時に発生する低周波の振
動電圧を吸収し、上記実施の形態と同様の効果を奏する
ことができる。
【0057】さらにまた、本実施の形態の他の応用形態
として、図6に示す放電灯点灯装置が挙げられる。この
放電灯点灯装置と図1に示した放電灯点灯装置との相違
点は、この放電灯点灯装置においては、スイッチング素
子Q1及びQ2の周波数を制御するOSCと、抵抗R2
及び調光器4の調光信号を受けて変化する可変抵抗R1
と、コンデンサC7と、を設けた点である。
【0058】このような放電灯点灯装置においては、図
7に示すように調光信号により、調光を深くしていき、
たとえば、調光比略10%において調光信号により可変
抵抗R1を変化させ、スイッチング素子Q1及びQ2の
周波数を低くする。スイッチング素子Q1及びQ2の周
波数を低くすると、深調光時に発生する低周波の振動電
圧を実質的に除去することができ、上記実施の形態と同
様の効果を奏することができる。
【0059】なお、上記説明で特に言及していない回路
構成、作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0060】以下、本発明の第3の実施の形態を図8な
いし図13を参照して説明する。ここで、第1の実施の
形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省
略する。
【0061】図8に示す放電灯点灯装置は、図1に示し
た調光手段1の具体的な回路の一部を表したものであ
る。すなわち、調光手段1の具体的な回路は、マイナス
側がグランドに接続されている直流電源Vccと、アノ
ード側が直流電源のプラス側に接続されているダイオー
ドD4と、一端がダイオードD4のカソード側と接続さ
れているコンデンサCpと、コンデンサCpと並列に接
続されるスイッチング素子S4及びS5の直列回路と、
一端がコンデンサCpの他端と接続されているスイッチ
ング素子Q2のソース抵抗Rsと、スイッチング素子Q
2のソースの電位と所定の電位Vcとの電位を比較する
コンパレータCOMPと、を備えている。また、スイッ
チング素子S4及びS5の接続点は、スイッチング素子
Q2のソースと接続されており、直流電源Vccを流れ
る電流をIc、ソース抵抗Rsに流れる電流をIsとし
ている。
【0062】直流電源Vccは、たとえば、整流回路D
Bの出力端の電圧をコンデンサ等で平滑したものでもよ
い。コンデンサCpはノイズ除去用のコンデンサであ
る。スイッチング素子S4及びS5は、スイッチング素
子Q2のスイッチング周波数を制御するものであり、た
とえば、小信号トランジスタで構成する。コンパレータ
COMPは、出力電圧Vdcからの電位とスイッチング
素子Q2のソースの電位を比較し、スイッチング素子S
4及びS5を制御することによりスイッチング素子Q2
のスイッチング周波数を制御する。このコンパレータC
OMPは常に所望の調光比で放電灯LAが調光されてい
るかを監視するものである。すなわち、電流Isによる
ソース抵抗Rsでの電圧上昇と該調光比における基準電
圧Vcとの電圧を比較し、調光手段の一部1’に出力信
号を帰還することにより、調光手段の一部1’は、所望
の調光比に維持されるようにスイッチング素子S4及び
S5を制御する。このコンパレータCOMPにより、た
とえば、外乱で出力電圧Vdcが変化し、それに伴い電
流Isによるソース抵抗Rsでの電圧が変化した場合に
おいても、常に、放電灯LAを所望の調光比で調光する
ことができる。
【0063】つぎに、本実施の形態の動作を説明する。
ここで、本実施の形態と比較のため、まず、図10に示
す従来の放電灯点灯装置の動作について説明する。
【0064】この放電灯点灯装置において、放電灯LA
を調光制御していない場合には、スイッチング素子Q2
のゲートに流れる電流Ig及びソース抵抗Rsに流れる
電流Isはそれぞれ、図11の(a)に示すような波形
となる。t=t1でスイッチング素子Q2がオンし、こ
のとき、スイッチング素子Q2のゲート容量を充電する
ために図11(a)のような電流Igが流れ、t=t2
で今度はスイッチング素子Q2がオフし、ゲート容量に
充電された電荷が放電され、図11(a)のような電流
Igが流れる。このとき、図10に示す回路からも明ら
かなようにソース抵抗Rsに流れる電流Isは、スイッ
チング素子Q2のゲートに流れる電流Igが重畳された
波形となる。
【0065】つぎに、出力電圧Vdcを下げ放電灯LA
を調光していくと、スイッチング素子Q2のオン時間も
短くなり、ソース抵抗Rsに流れる電流Isのピーク値
も減少する。このようにソース抵抗Rsに流れる電流I
sのピーク値が減少するとスイッチング素子Q2のゲー
トに流れる電流Igのピーク値と同じ程度となってしま
い、コンパレータCOMPの反転入力部に図11(b)
に示すような電流Isが入力され、コンパレータCOM
Pの誤動作を引き起こしてしまう。
【0066】これを防ぐために、図12に示すような回
路構成をとると、図12に示す回路から明らかなように
ソース抵抗Rsに流れる電流Isにスイッチング素子Q
2のゲートに流れる電流Igが重畳されることはないの
で、上記問題点は起こらない。
【0067】ところが、放電灯LAに対して略10%、
特に、略3%の調光制御を行う場合には、出力電圧Vd
cを下げるためにスイッチング素子Q2のデューティを
小さくする、すなわち、スイッチング素子Q2のオン期
間を長くしなければならない。すると。ソース抵抗Rs
に流れる電流Isが増加し、スイッチング素子Q2のソ
ース電位が上昇する。これによりコンデンサCpの電位
も上昇してしまい、コンデンサCpから直流電源Vcc
へ電流が逆流してしまう、という問題が発生する。
【0068】図13のt2〜t3の期間が電流Icの逆
流が発生している期間である。これにより、コンパレー
タCOMPの反転入力部に入力される電流が歪み、コン
パレータCOMPの誤動作を引き起こしてしまう。
【0069】そこで、図8に示す本実施の形態のよう
に、直流電源VccとコンデンサCpとの間にダイオー
ドD4を直流電源Vccからの電流が流れる方向に接続
する。このような回路構成にすると、コンデンサCpか
ら直流電源Vccへ電流Icが逆流する、といった問題
はなくなり、電流Ig及び電流Isも図9に示すように
正常な波形となる。これによりコンパレータCOMPの
誤動作を防止し、深調光時に放電灯LAの立ち消え、ち
らつき等を防止することができる。
【0070】なお、上記説明で特に言及していない回路
構成、作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。
【0071】
【発明の効果】請求項1〜6記載の放電灯点灯装置は、
周波数遮断手段が出力電圧に含まれており調光比略10
%以下の深調光時に発生する商用の交流電源の周期より
も低い周波数の電圧を遮断する周波数遮断手段を備えて
いるので、電圧変換回路の出力電圧に商用の交流電源の
周期よりも低い周波数の振動電圧が重畳されたときで
も、この振動電圧を周波数遮断手段で除去し、帰還手段
に振動電圧が入力されることによる放電灯点灯装置の誤
動作と放電灯の立ち消え及びちらつき等を防止し、所望
の調光比を維持し、放電灯を安定調光させることができ
る。
【0072】請求項7〜10記載の放電灯点灯装置は、
請求項5記載の放電灯点灯装置において、それぞれに記
載の発明は、実質的に深調光時の出力電圧に重畳される
商用の交流電源の周期よりも低い周波数成分の電圧を除
去するローパスフィルタの役割をするので、請求項1〜
5記載の放電灯点灯装置と同様に、常に所望の調光比が
維持でき、また、深調光時の立ち消え及びちらつき等を
防止することができる。
【0073】請求項11記載の放電灯点灯装置は、請求
項4記載の放電灯点灯装置において、チョッパ回路はス
イッチング素子を有する昇圧型で、マイナス側がグラン
ドに接続されている直流電源と、アノード側が直流電源
のプラス側に接続されているダイオードと、一端がダイ
オードのカソード側と接続されているコンデンサと、一
端がコンデンサの他端と接続されているスイッチング素
子のソース抵抗と、該ソース抵抗の他端がグランドに接
続されているので、ソース抵抗に電流が流れ、コンデン
サを介したダイオードのカソード側の電位が上昇した場
合においても、ダイオードがあるために、コンデンサか
ら直流電源への逆流を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す回路図である。
【図2】第1の実施の形態において周波数遮断手段の動
作を説明する説明図である。
【図3】第2の実施の形態を示す回路図である。
【図4】第2の実施の形態の応用形態を示す回路図であ
る。
【図5】第2の実施の形態の他の応用形態を示す回路図
である。
【図6】第2の実施の形態の他の応用形態を示す回路図
である。
【図7】図6に示す回路の動作を説明する説明図であ
る。
【図8】第3の実施の形態を示す回路図である。
【図9】図8の回路図の動作を説明するための波形図で
ある。
【図10】第3の実施の形態と比較するための回路図で
ある。
【図11】図10の回路図の動作を説明するための波形
図である。
【図12】第3の実施の形態と比較するための他の回路
図である。
【図13】図12の回路図の動作を説明するための波形
図である。
【図14】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
AC 交流電源(直流電源回路の一部) C1 コンデンサ(直流電源回路の一部) LF1 フィルタ(直流電源回路の一部) DB 整流回路(直流電源回路の一部) C2 コンデンサ(直流電源回路の一部) Q1、Q2 スイッチング素子(電圧変換回路の一
部) D1、D2 ダイオード(電圧変換回路の一部) L1 インダクタ(電圧変換回路の一部) C3 コンデンサ(平滑回路) Q3、Q4 スイッチング素子(インバータ回路) C6 コンデンサ(負荷回路の一部) L2 インダクタ(負荷回路の一部) LA 放電灯(負荷回路の一部) 1 調光手段 2、2a、2b 周波数遮断手段 3 誤差増幅器(帰還手段) R1 抵抗(インピーダンス要素) Vcc 直流電源 D4 ダイオード Cp コンデンサ Rs ソース抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 善宣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大西 尚樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA02 AB02 AB03 AC02 AC11 BA05 BB01 BB10 BC01 CA14 CA16 DB03 DD04 DE04 FA02 FA05 FA06 GA02 GB03 GB12 HA05 HA06 HA09 HB06 3K098 CC24 CC41 CC57 CC70 DD22 DD32 DD33 DD35 DD43 EE40 FF03 GG03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源回路と;少なくとも1のスイッ
    チング素子を有し、直流電源回路からの電圧を他の電圧
    に変換し出力する電圧変換回路と;電圧変換回路からの
    出力電圧を平滑し出力する平滑回路と;少なくとも1の
    スイッチング素子を有し、平滑回路からの平滑された電
    圧を高周波の電圧に変換し出力するインバータ回路と;
    放電灯及びLC共振回路を含み、インバータ回路からの
    高周波の電圧により共振動作をする負荷回路と;スイッ
    チング素子のスイッチング周波数を変化させ出力電圧が
    変化することにより放電灯を調光する調光手段と;電圧
    変換回路の出力電圧に含まれる所定の周波数の電圧を遮
    断する周波数遮断手段と;周波数遮断手段を通過した該
    電圧を調光手段に帰還し所望の調光比を維持させる帰還
    手段と;を備えた放電灯点灯装置において、出力電圧に
    含まれる深調光時に発生する商用の交流電源の周期より
    も低い周波数の電圧を遮断する周波数遮断手段を設けた
    ことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 深調光時は、調光比略3%〜10%であ
    ることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 深調光時は、調光比略3%以下であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 電圧変換回路は、チョッパ回路であるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 帰還手段は、周波数遮断手段の出力と所
    定の基準電圧とを比較し調光手段を制御する誤差増幅器
    であることを特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装
    置。
  6. 【請求項6】 周波数遮断手段は、遮断周波数のそれぞ
    れ異なる複数のローパスフィルタであることを特徴とす
    る請求項5記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】 平滑回路を構成するコンデンサの容量を
    大きくし、電圧変換回路の出力電圧に含まれる商用の交
    流電源の周期よりも低い周波数成分の電圧を実質的に除
    去することを特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装
    置。
  8. 【請求項8】 チョッパ回路を構成するインダクタのイ
    ンダクタンスを大きくし、電圧変換回路の出力電圧に含
    まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波数成分の電
    圧を実質的に除去することを特徴とする請求項5記載の
    放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 チョッパ回路と並列にインピーダンス要
    素を接続し、電圧変換回路の出力電圧に含まれる商用の
    交流電源の周期よりも低い周波数成分の電圧を実質的に
    除去することを特徴とする請求項5記載の放電灯点灯装
    置。
  10. 【請求項10】 チョッパ回路を構成するスイッチング
    素子の周波数を低くすることにより、電圧変換回路の出
    力電圧に含まれる商用の交流電源の周期よりも低い周波
    数成分の電圧を実質的に除去することを特徴とする請求
    項5記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 チョッパ回路はスイッチング素子を有
    する昇圧型で、マイナス側がグランドに接続されている
    直流電源と;アノード側が直流電源のプラス側に接続さ
    れているダイオードと;一端がダイオードのカソード側
    と接続されているコンデンサと;一端がコンデンサの他
    端と接続されているスイッチング素子のソース抵抗と;
    該ソース抵抗の他端がグランドに接続されていることを
    特徴とする請求項4記載の放電灯点灯装置。
JP2001390767A 2001-12-25 2001-12-25 放電灯点灯装置 Pending JP2003197393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001390767A JP2003197393A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 放電灯点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001390767A JP2003197393A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 放電灯点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003197393A true JP2003197393A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27598551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001390767A Pending JP2003197393A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 放電灯点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003197393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103161A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Asahi Kasei Chemicals Corporation 芳香族炭化水素系樹脂を含有する高分子電解質組成物
JP2013247778A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電子負荷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005103161A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Asahi Kasei Chemicals Corporation 芳香族炭化水素系樹脂を含有する高分子電解質組成物
JP2013247778A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電子負荷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5177816B2 (ja) Ledを駆動する電源装置
US7911153B2 (en) Electronic ballasts for lighting systems
US8035318B2 (en) Apparatus and method enabling fully dimmable operation of a compact fluorescent lamp
US20090295300A1 (en) Methods and apparatus for a dimmable ballast for use with led based light sources
JP4225059B2 (ja) 高輝度放電ランプを駆動する装置及び方法
JP2002151286A (ja) 高輝度放電ランプの駆動回路
JP2004208357A (ja) 電源装置
JPH11265796A (ja) 電子バラストおよびhidランプ制御回路
KR20000016745A (ko) 방전등 점등장치 및 조명장치
US20090200953A1 (en) Methods and apparatus for a high power factor ballast having high efficiency during normal operation and during dimming
US20090200965A1 (en) Energy savings circuitry for a lighting ballast
US6271633B1 (en) High power factor electronic ballast with fully differential circuit topology
JP2004519985A (ja) 単一段pfc+安定器制御回路/汎用電力コンバータ
JP4518475B2 (ja) 容量性負荷の作動のためのインターフェース回路
JP2021529422A (ja) 高周波電子安定器と共に使用するためのledドライバ及びled照明システム
JP2003197393A (ja) 放電灯点灯装置
JP3521687B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP5163892B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2009289664A (ja) 放電灯点灯装置および照明器具
JP3493940B2 (ja) 電源装置
JP2008503866A (ja) ガス放電ランプの駆動方法
JP2018064380A (ja) ハーフブリッジ回路を用いた電源装置
JP4098563B2 (ja) 電源装置
JP2003217881A (ja) 放電灯点灯装置
JP3272575B2 (ja) 放電ランプ点灯装置