JP2003195853A - 鍵盤装置 - Google Patents
鍵盤装置Info
- Publication number
- JP2003195853A JP2003195853A JP2002304690A JP2002304690A JP2003195853A JP 2003195853 A JP2003195853 A JP 2003195853A JP 2002304690 A JP2002304690 A JP 2002304690A JP 2002304690 A JP2002304690 A JP 2002304690A JP 2003195853 A JP2003195853 A JP 2003195853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- mass
- hammer
- stopper
- cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 27
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
り、指への衝撃及び衝撃音を抑制しつつ、しっかりとし
たストップ感を長期に亘り維持する。 【解決手段】 押鍵された鍵1に連動してハンマ2が回
動し、回動終了位置近傍に達すると、ハンマ2の自由端
部2dが、硬めの第1クッション17及び上側ストッパ
10に略同時に当接する。すると、第1クッション1
7、板バネ15の他端部15b及び質量体16からなる
「質量部MA」が上方に移動し、程なく質量体16が柔
らかめの第2クッション18に当接してエネルギが吸収
される。自由端部2dが上記「質量部MA」に当接した
ことで、ハンマ2の運動エネルギの多くは「質量部M
A」に伝わり、ハンマ2の運動エネルギが減少する。
Description
回動する回動部材を備えた鍵盤装置に関する。
る質量ハンマ体を押鍵操作により駆動して回動させ、ア
コースティックピアノのような自然な押鍵感触を擬似的
に得るようにした鍵盤装置が知られている(下記特許文
献1)。
ンマ体を駆動し、押鍵操作に連動して質量ハンマ体の後
部が上下方向に回動するように構成される。また、質量
ハンマ体の回動終了位置を規制する上限ストッパが通常
設けられ、通常の押鍵操作では、上限ストッパに質量ハ
ンマ体が当接したときに押鍵押し切り(ストロークあが
き)となる。上限ストッパとしては例えば、質量ハンマ
体の慣性を受け止めるために、フェルトやエラストマ等
の発泡体が用いられる。
量配分がなされた回動部材となる装置もある。
材を停止させる上限ストッパが硬すぎると、回動部材が
上限ストッパで跳ね返りやすく、また、演奏者の指に過
度の衝撃が加わり、しかも大きな衝撃音が発生する。特
に、上記特許文献1の装置のように、回動部材としての
質量ハンマ体は一般に、その回動支点から自由端部まで
が長く、鍵の動きを拡大しているため、強打時には特に
その自由端部の動きが速い。そのため、上記傾向が一層
強くなる。一方、上限ストッパが柔らか過ぎると、しっ
かりとしたストップ感が得られず、押鍵感触的にも不安
定で演奏しにくい。
よる反力の変化の態様は、レットオフ感に影響し、上限
ストッパの反力のみでは、アコースティックピアノのよ
うな良好なレットオフ感を得るのは困難である。
接することが繰り返されることで、経年変化により上限
ストッパが変形し、回動部材の回動終了位置が変位する
と、押鍵による鍵の回動終了位置が鍵毎にばらつき、押
鍵感触が悪化する場合がある。
けでは、押鍵押し切り時において、回動部材の強い跳ね
返り、指への過度の衝撃、大きな衝撃音を抑制し、且つ
しっかりとしたストップ感を長期間維持することが困難
であるという問題があった。
めになされたものであり、その目的は、押鍵押し切り時
における回動部材の跳ね返り、指への衝撃及び衝撃音を
抑制しつつ、しっかりとしたストップ感を長期に亘り維
持することができる鍵盤装置を提供することにある。
アノでは、ハンマの弦当接直前で鍵とハンマとの切り離
しが行われている。すなわち、ジャック棒がスピンロー
ラを擦りながら突き上げると、押鍵当初には鍵及びハン
マの質量がかかっていたものが、ハンマが自由移動して
いくことで、鍵のみの質量がかかる状態になる。そし
て、ハンマは弦に当接して跳ね返り、バックチェック機
構で受け止められる。つまり、グランドピアノにおける
ストップ感は極めて軽いものとなる。しかし、上記従来
の押鍵感触を擬似的に得るようにした鍵盤装置では、こ
のような感触の実現にはまだ困難があったため、本発明
では、押鍵感触を少しでもグランドピアノに近づけるべ
く、以下に説明するような構成としたものである。
に本発明の請求項1の鍵盤装置は、押鍵操作により各々
回動する複数の回動部材と、弾性を有し、前記回動部材
と当接して該回動部材の回動終了位置をほぼ規制するス
トッパ部と、前記回動部材の回動方向と略同方向に移動
自在に保持された質量部とを有し、前記回動部材が、前
記質量部に当接するのと略同時に前記ストッパ部にも当
接するように構成されたことを特徴とする。
材が回動し、ストッパ部に当接して該その回動終了位置
がほぼ規制される。回動部材は、質量部に当接するのと
略同時にストッパ部にも当接し、質量部が回動部材の回
動方向と略同方向に移動することで、回動部材の運動エ
ネルギが質量部に吸収されるので、質量部を設けない場
合に比し、ストッパ部が受ける運動エネルギが少なくて
済む。そのため、回動部材がストッパ部から跳ね返りに
くく、演奏者の指に過度の衝撃が加わらず、しかも大き
な衝撃音が発生しない。また、ストッパ部の経年変化も
少なくなる。よって、押鍵押し切り時における回動部材
の跳ね返り、指への衝撃及び衝撃音を抑制しつつ、しっ
かりとしたストップ感を長期に亘り維持することができ
る。
2の鍵盤装置は、押鍵操作により各々回動する複数の回
動部材と、弾性を有し、前記回動部材と当接して該回動
部材の回動終了位置をほぼ規制するストッパ部と、前記
回動部材の回動方向と略同方向に移動自在に保持された
質量部とを有し、押鍵操作により、前記回動部材が前記
質量部及び前記ストッパ部に当接することで、少なくと
もその当接直後においては、押鍵操作により与えられた
前記回動部材の運動エネルギが、前記ストッパ部の弾性
変形によるひずみエネルギと前記質量部の運動エネルギ
とに変換されるように構成されたことを特徴とする。
材が回動し、ストッパ部に当接して該その回動終了位置
がほぼ規制される。押鍵操作により、回動部材が質量部
及びストッパ部に当接することで、少なくともその当接
直後においては、押鍵操作により与えられた回動部材の
運動エネルギが、ストッパ部の弾性変形によるひずみエ
ネルギと質量部の運動エネルギとに変換されるので、質
量部を設けない場合に比し、ストッパ部が受ける運動エ
ネルギが少なくて済む。よって、請求項1と同様に、押
鍵押し切り時における回動部材の跳ね返り、指への衝撃
及び衝撃音を抑制しつつ、しっかりとしたストップ感を
長期に亘り維持することができる。
を参照して説明する。
鍵盤装置の構成を示す斜視図である。本実施の形態の鍵
盤装置は、シャーシ4と、鍵1と、押鍵動作に適当な慣
性を与えてアコースティックピアノのような押鍵感触を
得るためのハンマ2とから主に構成される。ハンマ2は
各鍵1に対応して設けられる。なお、黒鍵についても鍵
1と同様に構成され、シャーシ4に回動自在に支持され
て成る。なお、以下、本装置の演奏者側を前方と称す
る。
なわち鍵回動軸P1、ハンマ回動軸P2を中心として上
下方向に回動可能に構成されている。鍵1は対応するハ
ンマ2を駆動可能に構成され、ハンマ2はスイッチ部3
を駆動可能に構成されている。
断面図である。図2は非押鍵状態(鍵1が押鍵行程の開
始位置にある状態)を示し、図3は押鍵状態(鍵1が押
鍵行程の終了位置(押し切り位置)にある状態)を示
す。
鍵支点部1aが突設されている。その中心が上記鍵回動
軸P1である。一方、シャーシ4のシャーシ水平部4a
の後方には鍵支持部5が設けられている。鍵支持部5の
鍵支点部1aに対向する部分には、各鍵支点部1aに対
応して凹部5aが設けられている(図1参照)。鍵支点
部1aが鍵支持部5の凹部5aと係合して、鍵1が鍵支
点部1a(鍵回動軸P1)を中心として上下方向に回動
自在にされている。
片1bが設けられている。ハンマ駆動片1bの下端部に
はウレタンゴム製等の緩衝材13が取り付けられてい
る。緩衝材13は、ハンマ2の上側延設部2c及び下側
延設部2b間に挟入され、鍵1の押鍵動作をハンマ2に
伝達すると共に、ハンマ2の復帰動作を鍵1に伝達す
る。なお、押鍵及び押鍵復帰の行程において、緩衝材1
3はその上端部がハンマ2の上側延設部2cと常に当接
して動作の伝達を確実にしている。
ーシ4の前部4bとがリブ12により連結されて補強さ
れている。シャーシ前部4bには鍵並び方向(鍵1の横
方向)の回動を規制するためのキーガイド6が各鍵1毎
に突設されている。
シャーシ4に設けられた支持部材9のハンマ支持部9a
(ハンマ回動軸P2)を中心としてその自由端部2dが
上下方向に回動自在にハンマ支点部2aにて支持されて
いる。また、ハンマ支点部2a近傍から鍵1の後部に亘
って、前側が2又形状となっているフォーク形状のバネ
7が懸架されている。このバネ7は、鍵1を鍵支持部5
に押しつけると共に、ハンマ2を支持部材9のハンマ支
持部9aに押しつけ、鍵1及びハンマ2がシャーシ4か
ら容易に脱落しないようにしている。
下側延設部2bにて鍵1を上方に常に付勢している。な
お、鍵1の復帰力はバネ7から付与されるのではなく、
ハンマ2自身の復帰力によるものである。ハンマ2は、
下部にスイッチ部3を駆動するためのスイッチ駆動部2
eを有する。
上側ストッパ10(ストッパ部)が設けられ、シャーシ
保持部4cには、下側ストッパ11が設けられている。
上側ストッパ10は、例えば、全鍵幅に亘る長さに形成
され、押鍵時にハンマ2の質量部材2fと当接して鍵1
及びハンマ2の回動終了位置(鍵1では前端部の下限位
置、ハンマ2では自由端部2dの上限位置)を規制す
る。下側ストッパ11は非押鍵時にハンマ2の質量部材
2fと当接して鍵1の前端部の上限位置を規制する。な
お、上側ストッパ10は複数鍵共通または各鍵毎に設け
てもよい。
り付けられ、スイッチ基板8上にはスイッチ部3が設け
られている。スイッチ部3は、ハンマ2のスイッチ駆動
部2eに対向して各ハンマ2毎に設けられている。スイ
ッチ部3は、接点時間差タイプの2メイク式タッチレス
ポンススイッチであり、鍵1の押鍵動作を検出する。
エネルギ分散機構MEが設けられる。運動エネルギ分散
機構MEは、板バネ15、質量体16及び第1、第2ク
ッション17、18等から構成される。
れ、金属で側面視U字状に形成され、一端部15aが支
持部14に取り付けられる。板バネ15の他端部15b
の上面には質量体16が、下面には第1クッション17
が、それぞれ固着される。質量体16及び第1クッショ
ン17は、各板バネ15の弾性により上下方向に移動自
在になっている。第2クッション18は、全鍵共通に設
けられ、質量体16との間に間隙を有して後部カバー1
9の天井部19aの下面に固着されている。
ンマ2が回動したとき、ハンマ2の自由端部2dが上側
ストッパ10に当接するのと略同時に第1クッション1
7にも当接するように、その高さ方向の位置が設定され
る。これにより、後述するように、ハンマ2の運動エネ
ルギが分散される。
了位置近傍でハンマ2を受け止め、衝撃音を緩和する機
能を果たすので、比較的硬い緩衝材で構成される。一
方、第2クッション18は、ハンマ2を受け止めた第1
クッション17と共に上方に移動する質量体16を受け
止め、その運動エネルギを吸収するためのものである。
従って、その硬さを柔らかく設定しても押鍵時のストッ
プ感には影響がないし、エネルギを効率よく吸収して質
量体16が再びハンマ2方向へ戻る速度が速くなりすぎ
ないように、十分な柔らかさを有する材料で構成され
る。
等のある程度の質量がある材料で構成され、第1クッシ
ョン17、板バネ15の他端部15b及び質量体16か
らなる「質量部MA」の質量の大半を占める。板バネ1
5は、ハンマ2による打撃力を受けて移動した質量体1
6を原位置(図2に示す位置)に復帰させる機能を果た
す。
鍵1のハンマ駆動片1bによってハンマ2が駆動されて
回動する。そして、図3に示すように、ハンマ2がその
回動終了位置近傍に達すると、ハンマ2の自由端部2d
が、第1クッション17及び上側ストッパ10に略同時
に当接する。
程なく質量体16が第2クッション18に当接する。ハ
ンマ2の自由端部2dが上記「質量部MA」に当接した
ことで、ハンマ2の運動エネルギの多くは「質量部M
A」に伝わり、ハンマ2の運動エネルギは効果的に減少
する。ここで、「質量部MA」の質量をma(kg)、
ハンマ2との当接後の「質量部MA」の移動速度をva
(m/s)とすると、バネ力や摩擦力等を考慮しなけれ
ば、「mava 2/2」に相当する運動エネルギ(J)が
ハンマ2から「質量部MA」に移行したことになる。こ
れにより、ハンマ2の運動エネルギのうち上側ストッパ
10で吸収を受け持つべき分が減少する。
柔らかめに設定できることから、ハンマ2の強い跳ね返
り、演奏者の指への過度の衝撃、大きな衝撃音の発生等
が抑制される。しかも、しっかりとしたストップ感が得
られる。また、経年変化にも強く、上側ストッパ10の
変形が抑制される結果、長期に亘って良好な押鍵感触が
維持される。
は、ハンマ2から離間していくので、ハンマ2は、当接
時に「質量部MA」から大きな反力を受けた後、その反
力が急速に減少する。そしてその後、ハンマ2は、上側
ストッパ10から大きな反力を受ける。従って、押鍵押
し切り時においては、ハンマ2が受ける反力の変化は、
グランドピアノにおいてハンマアクションを介して鍵が
受ける反力の変化に比較的近いものとなり、良好なレッ
トオフ感が得られる。
当接すると、第2クッション18は柔らかいため、「質
量部MA」の運動エネルギがほとんど吸収される。そし
て、「質量部MA」の自重及び板バネ15のバネ力によ
り、「質量部MA」は、振動を減衰させながら原位置に
復帰していく。
トッパ10よりも先に第1クッション17に当接しても
よく、それとは逆に、第1クッション17よりも先に上
側ストッパ10に当接してもよい。すなわち、上側スト
ッパ10は第1クッション17に比しかなり柔らかい材
料で構成されるので、上側ストッパ10と第1クッショ
ン17との硬さ設定の差異から、自由端部2dが第1ク
ッション17に一旦当接してしまえば、その後に上側ス
トッパ10が受ける衝撃は著しく減少する。従って、両
者の高さ方向の配置については、多少の誤差は許容さ
れ、ハンマ2の上側ストッパ10と第1クッション17
への当接の時間差も多少は許容される。
なる。すなわち、ハンマ2の自由端部2dに質量が集中
しているとみなした場合における、その質量集中部の質
量をmh、当接直前におけるハンマ2の自由端部2dの
速度をvh、上側ストッパ10の弾性定数(ばね定数に
相当するもの)をk(N/m)、上側ストッパ10の変
形量をx(m)とすると、当接直前にハンマ2の自由端
部2dが有していた運動エネルギE1(J)、押鍵押し
切り直後において上側ストッパ10が蓄える弾性変形に
よるひずみエネルギE2(J)、押鍵押し切り直後にお
ける「質量部MA」の運動エネルギE3(J)は、下記
数式1、2、3により表される。
度、板バネ15のバネ力、各種摩擦力、粘弾性による損
失等の影響を除外すれば、下記数式4が成立する。
いた運動エネルギE1が、上側ストッパ10のひずみエ
ネルギE2と「質量部MA」の運動エネルギE3とに分
散変換される。従って、自由端部2dが上側ストッパ1
0と第1クッション17のいずれに先に当接するにして
も、運動エネルギE1がひずみエネルギE2と運動エネ
ルギE3とに適当に分散されるように設定すればよく、
また、ストップ感がどのようなものになるかは、上記運
動エネルギの分散の設定態様によって任意に規定するこ
とができる。その場合、上側ストッパ10及び第1クッ
ション17の硬さ、「質量部MA」の質量、上側ストッ
パ10と「質量部MA」との高さ関係が、分散設定を決
める設計上の主な要素となる。
えば、強打の場合であっても、押鍵当初だけ強く、ハン
マ2が、鍵1との連動関係がほとんど絶たれた状態で回
動終了位置に達する場合がある。本実施の形態では、ハ
ンマ2の上側延設部2cと下側延設部2bと緩衝材13
とで、ハンマ2と鍵1とが上下方向に連結されているの
で、実際には、回動往行程後半において、ハンマ2が鍵
1を引き込むような動作となる。一方、押鍵力による加
速度が回動全行程に亘って加わり続け、鍵1とハンマ2
との連動関係が保たれた状態で回動終了位置に達する場
合がある。この状態では、鍵1がハンマ2に対して最後
(回動終了位置)まで付勢し続けることになる。特許第
2956180号で示されているように、鍵の動特性
は、線形微分方程式で近似されるので、厳密には、前者
と後者とでは回動終了位置近傍での力学的作用が相違
し、押鍵感触を同列には議論できない。特に後者では、
押鍵感触には、ハンマ2の速度及び「質量部MA」の質
量のほか、その時点でハンマ2に付与されている加速
度、板バネ15のバネ力、各種摩擦力が影響する。
マ2が上側ストッパ10で受け止められることには変わ
りなく、回動終了位置ではハンマ2の運動エネルギが急
速に消失し、しかも上側ストッパ10が負担する運動エ
ネルギが少なくて済むことから、衝撃が少なく且つ鍵1
がしっかりと止まった感覚が得られることになる。
ストッパ10に当接するのと略同時に第1クッション1
7にも当接し、質量部MAが上方に移動して第2クッシ
ョン18に当接することで、ハンマ体2の運動エネルギ
が質量部MAを介して第2クッション18に吸収される
ので、質量部MAを設けない場合に比し、上側ストッパ
10が受ける運動エネルギが減少する。そのため、ハン
マ体2が上側ストッパ10から跳ね返りにくく、演奏者
の指に過度の衝撃が加わらず、しかも大きな衝撃音が発
生しない。また、上側ストッパ10の経年変化も少なく
なる。よって、押鍵押し切り時におけるハンマ体の跳ね
返り、指への衝撃及び衝撃音を抑制しつつ、しっかりと
したストップ感を長期に亘り維持することができる。さ
らに、上側ストッパ10の経年変化による縮みからくる
鍵上面の高さの不揃いがなくなることで、グリッサンド
奏法等の演奏のやりやすさを長期に亘って維持すること
ができる。
持したが、これに限るものでなく、ハンマ2が第1クッ
ション17当接した後の質量体16が、ハンマ2の自由
端部2dの回動方向と略同方向に移動自在で、なおかつ
質量体16が速やかに原位置に復帰できる構成であれ
ば、他の方法で支持するようにしてもよい。
て回動するようになっているが、これに限るものでな
く、前方に自由端部を設けた形でも本発明を適用可能で
ある。
の形態では、第1の実施の形態に対し、「質量部MA」
に代えて「質量部MB」を設け、しかも「質量部MB」
の保持態様を変えた点が異なり、その他は第1の実施の
形態と同様である。
鍵盤装置の縦断面図であり、図2に対応して非押鍵状態
を示している。
の形態と同様に、上側ストッパ10が全鍵幅に亘り、鍵
並び方向(ハンマ2の並び方向でもある)に沿って帯状
に配設されている。本実施の形態ではさらに、シャーシ
後部4d’において、上側ストッパ10の後方に、「質
量部MB」が設けられる。上側ストッパ10及び「質量
部MB」はいずれも、後部4d’の下面に接着等により
固定されている。「質量部MB」は、上側ストッパ10
に近接して、全鍵幅に亘り、鍵並び方向に沿って帯状に
配設されており、従って、上側ストッパ10と「質量部
MB」とが2列に並設された状態となっている。これに
より、「質量部MB」の組み付けが第1の実施の形態の
「質量部MA」に比し容易になっている。
を有する質量体22を上側クッション21と下側クッシ
ョン23とで挟んだ構造となっており、上側クッション
21がシャーシ後部4d’に固着される。質量体22
は、金属で構成してもよいが、本実施の形態では、例え
ば、エラストマやゴムに金属粉を混合する等により、適
当な質量と柔軟性とを兼ね備えた弾性材料で構成され、
特に内部損失が大きい材料で構成されるのが望ましい。
質量体22は、「質量部MB」の質量の大半を占める。
部2dと直接当接して、ハンマ2の運動エネルギを質量
体22に伝えると共に、衝撃音を軽減する。従って、衝
撃を吸収しすぎることがないよう、ハンマ2の運動エネ
ルギを質量体22に十分に伝えるに適した硬さを有して
いる。上側クッション21は、ハンマ2から質量体22
が受けた運動エネルギを効率よく吸収するような柔らか
い材料で構成される。質量体22は、上側クッション2
1が弾性変形する範囲で上下方向に移動自在になってい
る。
2が回動したとき、ハンマ2の自由端部2dが上側スト
ッパ10に当接するのと略同時に下側クッション23に
も当接するように、その高さ方向の位置が設定される。
マ2がその回動終了位置近傍に達すると、ハンマ2の自
由端部2dが、上側ストッパ10及び下側クッション2
3に略同時に当接する。
体22が上方へ付勢され、上側クッション21が大きく
弾性変形して質量体22が上方に移動する。ハンマ2の
自由端部2dが「質量部MB」に当接したことで、ハン
マ2の運動エネルギの多くは「質量部MB」に伝わり、
ハンマ2の運動エネルギは効果的に減少する。押鍵時に
おける運動エネルギの分散変換の作用は第1の実施の形
態と同様であり、押鍵押し切り直後における「質量部M
B」の運動エネルギをE4(J)とすると、ハンマ2の
運動エネルギE1のほとんどが、上側ストッパ10のひ
ずみエネルギE2と「質量部MB」の運動エネルギE4
とに分散変換される。
おけるハンマ体の跳ね返り、指への衝撃及び衝撃音を抑
制しつつ、しっかりとしたストップ感を長期に亘り維持
することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏す
ることができる。
B」及び上側ストッパ10は、全ハンマ2共通に設けら
れ、鍵並び方向に沿って帯状に並設されたので、第1の
実施の形態のように、「質量部MA」を各鍵毎に設ける
場合に比し、「質量部MB」の組み付け工数を削減する
ことができる。また、「質量部MB」及び上側ストッパ
10は、共通の保持部材であるシャーシ4により保持さ
れるようにしたので、第1の実施の形態のように、「質
量部MA」を後部カバー19の天井部19aに別途固着
する場合に比し、装置の奥行き寸法を短くすることがで
きる。
金属粉を混合した弾性材料で構成したが、個々のハンマ
2の動作に応じて自由に移動できればよく、例示の材料
や構成に限るものでない。例えば、金属を1つのハンマ
2または複数のハンマ2毎に分割した構成でもよく、あ
るいは1つのハンマ2の幅よりさらに狭い幅で分割され
た構成でもよい。具体的には、金属製の鎖状ワイヤを全
鍵幅または複数鍵幅に亘る長さに形成すれば、内部の摩
擦によるエネルギの効率的な吸収が期待できる。鎖状ワ
イヤの場合でも、単一のワイヤに限らず、複数本を装置
の前後方向に並設してもよい。鎖状ワイヤの断面とし
て、その外部形状(1本の線の断面)は矩形等が望まし
く、また、各鎖内部を樹脂で埋めるのがより望ましい。
また、質量体22として、砂や金属粉を袋状部材で包ん
で全鍵幅または複数鍵幅に亘る長さに形成したものを適
用してもよい。
通でなく、いくつかに分割し、複数ハンマ2に共通に設
けてもよい。
下面位置は、上側クッション21、質量体22及び下側
クッション23の厚みの合計で決まるため、下側クッシ
ョン23の下面位置を全鍵幅に亘って均一にするには、
厚みのばらつきを極力小さく設定する必要がある。しか
し、次に示す変形例のようにすれば、下側クッション2
3の下面位置を容易に均一にすることができる。
4d’に接着固定する代わりに、図5に示すように、支
持部材24(24A、24B等)を、シャーシ4乃至装
置本体に対して固定的に、適当な間隔で(例えば各ハン
マ2間に)複数設け、高さを均一にした支持部材24の
支持面24a(24Aa、24Ba等)で「質量部M
B」を下方から保持するようにしてもよい。このように
すれば、支持面24aにて下側クッション23の下面位
置が一様に保たれるため、各ハンマ2間の当接タイミン
グのばらつきが少なくなって、各鍵間の押鍵感触乃至ス
トップ感が均一なものとなる。
図5に示すように、各支持部材24で各鍵毎に仕切られ
るような構成では、近接する複数の鍵が同時に押鍵され
た場合であっても、近接鍵相互間でタッチ感触の影響を
受けにくい構造にすることができる。
4d’に接着固定する代わりに、図6に示すように、シ
ート部材25によって「質量部MB」を下方からくるん
で保持するように構成してもよい。シート部材25は、
例えば、上部がシャーシ4に保持されるようにすればよ
い。シート部材25は、薄い膜状部材で、伸縮量が少な
いがあまり硬くなく、可撓性を有するような厚み及び材
料で形成され、ハンマ2の運動エネルギが質量体22に
円滑に伝わることを阻害しないように構成される。この
ようにすれば、シート部材25にて下側クッション23
の下面位置が一様に保たれるため、上記支持部材24の
場合と同様の効果を奏することができる。なお、下側ク
ッション23は、シート部材25の下面に設けるように
してもよい。
は、上側ストッパ10、「質量部MA」、「質量部M
B」に当接する回動部材として、鍵1によって回動する
ハンマ2を例示したが、これに限るものでなく、適当な
質量配分がなされた鍵自体が上記回動部材として上側ス
トッパ10、「質量部MA」、「質量部MB」に直接当
接するように構成した場合にも、本発明を適用可能であ
る。また、他の部材を介して鍵1によりハンマ2が回動
する場合にも適用される。
押鍵押し切り時における回動部材の跳ね返り、指への衝
撃及び衝撃音を抑制しつつ、しっかりとしたストップ感
を長期に亘り維持することができる。
駆動部構造の構成を示す斜視図である。
(鍵が押鍵行程の開始位置にある状態))である。
(鍵が押鍵行程の終了位置(押し切り位置)にある状
態))である。
縦断面図である。
部、 4 シャーシ(保持部材)、 10 上側ストッ
パ(ストッパ部)、 15 板バネ、 16 質量体、
17 第1クッション、 18 第2クッション、
25 シート部材(膜状部材)、 ME 運動エネルギ
分散機構、 MA、MB 質量部
Claims (6)
- 【請求項1】 押鍵操作により各々回動する複数の回動
部材と、 弾性を有し、前記回動部材と当接して該回動部材の回動
終了位置をほぼ規制するストッパ部と、 前記回動部材の回動方向と略同方向に移動自在に保持さ
れた質量部とを有し、 前記回動部材が、前記質量部に当接するのと略同時に前
記ストッパ部にも当接するように構成されたことを特徴
とする鍵盤装置。 - 【請求項2】 押鍵操作により各々回動する複数の回動
部材と、 弾性を有し、前記回動部材と当接して該回動部材の回動
終了位置をほぼ規制するストッパ部と、 前記回動部材の回動方向と略同方向に移動自在に保持さ
れた質量部とを有し、 押鍵操作により、前記回動部材が前記質量部及び前記ス
トッパ部に当接することで、少なくともその当接直後に
おいては、押鍵操作により与えられた前記回動部材の運
動エネルギが、前記ストッパ部の弾性変形によるひずみ
エネルギと前記質量部の運動エネルギとに変換されるよ
うに構成されたことを特徴とする鍵盤装置。 - 【請求項3】 前記ストッパ部及び前記質量部は、複数
の回動部材に共通に設けられ、前記回動部材の並び方向
に沿って帯状に並設されたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の鍵盤装置。 - 【請求項4】 前記ストッパ部及び前記質量部は、共通
の保持部材により保持されたことを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1項に記載の鍵盤装置。 - 【請求項5】 前記質量部が膜状部材を介して保持され
るように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の鍵盤装置。 - 【請求項6】 前記質量部には、該質量部の質量の大半
を占める質量体が含まれ、且つ、該質量体は、弾性材料
で構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
1項に記載の鍵盤装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002304690A JP3991839B2 (ja) | 2001-10-19 | 2002-10-18 | 鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-321767 | 2001-10-19 | ||
JP2001321767 | 2001-10-19 | ||
JP2002304690A JP3991839B2 (ja) | 2001-10-19 | 2002-10-18 | 鍵盤装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003195853A true JP2003195853A (ja) | 2003-07-09 |
JP3991839B2 JP3991839B2 (ja) | 2007-10-17 |
Family
ID=27615585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002304690A Expired - Fee Related JP3991839B2 (ja) | 2001-10-19 | 2002-10-18 | 鍵盤装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3991839B2 (ja) |
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002182650A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
JP2005345924A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤楽器のストッパ |
JP2007025602A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008003494A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008046370A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
EP1916651A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-04-30 | Yamaha Corporation | Keyboard apparatus of electronic musical instrument |
JP2008107596A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107598A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107597A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008116759A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008145947A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145944A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145945A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145943A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145946A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008262073A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Yamaha Corp | 鍵盤構造 |
JP2008281801A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Yamaha Corp | ストッパ部材および鍵盤構造 |
JP2009145394A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2010078792A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2011257768A (ja) * | 2011-08-01 | 2011-12-22 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2013210658A (ja) * | 2013-05-22 | 2013-10-10 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2016194647A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤装置および鍵盤楽器 |
JP7580307B2 (ja) | 2021-03-09 | 2024-11-11 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の鍵盤装置 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002304690A patent/JP3991839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002182650A (ja) * | 2000-12-15 | 2002-06-26 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
US7732686B2 (en) | 2004-06-04 | 2010-06-08 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Stopper for keyboard-based musical instruments |
JP2005345924A (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 鍵盤楽器のストッパ |
WO2005119644A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | 鍵盤楽器のストッパ |
JP2007025602A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008003494A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008046370A (ja) * | 2006-08-16 | 2008-02-28 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
EP1916651A1 (en) * | 2006-10-26 | 2008-04-30 | Yamaha Corporation | Keyboard apparatus of electronic musical instrument |
JP2008107598A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107597A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107596A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
US7696424B2 (en) | 2006-10-26 | 2010-04-13 | Yamaha Corporation | Keyboard apparatus of electronic musical instrument |
JP2008116759A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-22 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2008145944A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145943A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145946A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145945A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145947A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008262073A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Yamaha Corp | 鍵盤構造 |
JP2008281801A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Yamaha Corp | ストッパ部材および鍵盤構造 |
JP2009145394A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2010078792A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2011257768A (ja) * | 2011-08-01 | 2011-12-22 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2013210658A (ja) * | 2013-05-22 | 2013-10-10 | Yamaha Corp | 鍵盤装置 |
JP2016194647A (ja) * | 2015-04-01 | 2016-11-17 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤装置および鍵盤楽器 |
JP7580307B2 (ja) | 2021-03-09 | 2024-11-11 | 株式会社河合楽器製作所 | 鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3991839B2 (ja) | 2007-10-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003195853A (ja) | 鍵盤装置 | |
US6147290A (en) | Electronic musical instrument keyboard apparatus | |
JP2917859B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
US10762884B2 (en) | Keyboard device for electronic keyboard instrument and keyframe front for keyboard instrument | |
JP5412859B2 (ja) | アップライト型アクション及び鍵盤楽器 | |
JP2019020453A (ja) | 鍵盤装置 | |
US6965070B2 (en) | Upright keyboard instrument | |
US11562718B2 (en) | Keyboard device for keyboard instrument | |
JP3624786B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP3891440B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP4659394B2 (ja) | 鍵盤楽器のストッパ | |
JPH0719138B2 (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JP3367273B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP7208742B2 (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
US20240212651A1 (en) | Keyboard device for keyboard instrument | |
JP2025059946A (ja) | アップライトピアノのアクション | |
JP3938157B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP5020522B2 (ja) | アップライトピアノのジャック静止装置 | |
JPH08328546A (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JP2016180773A (ja) | 鍵盤装置および鍵盤楽器 | |
JPH05265444A (ja) | 電子楽器の鍵盤装置 | |
JP3420005B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP4873306B2 (ja) | 鍵盤装置 | |
JP2020034717A (ja) | 電子鍵盤楽器の鍵盤装置 | |
JPH11305760A (ja) | 鍵盤楽器の鍵盤装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051007 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070608 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070703 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |