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JP2003195141A - 投射レンズユニット - Google Patents

投射レンズユニット

Info

Publication number
JP2003195141A
JP2003195141A JP2001395965A JP2001395965A JP2003195141A JP 2003195141 A JP2003195141 A JP 2003195141A JP 2001395965 A JP2001395965 A JP 2001395965A JP 2001395965 A JP2001395965 A JP 2001395965A JP 2003195141 A JP2003195141 A JP 2003195141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens unit
expansion
locking claw
projection lens
leg portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001395965A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumajirou Sekine
熊二郎 関根
Isamu Terajima
勇 寺嶋
Susumu Matsumoto
進 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKINOSU KK
Original Assignee
SEKINOSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKINOSU KK filed Critical SEKINOSU KK
Priority to JP2001395965A priority Critical patent/JP2003195141A/ja
Publication of JP2003195141A publication Critical patent/JP2003195141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lens Barrels (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互換性があり、小型で温度補正能力に優れた
投射レンズユニットを提供する。 【解決手段】 CRT1の前面に取り付けられたカプラ
5と、CRT1からの光を制御して映像を拡大してスク
リーンの投影させるレンズユニット本体6と、カプラ5
に固定されてレンズユニット本体6を3カ所以上で支持
する脚部7と、脚部7と上記レンズユニット本体6との
間に設けられ脚部7をレンズユニット本体6に対してそ
の光軸方向に摺動可能に支持するスライド機構(係止爪
58と係止爪嵌合穴42)と、脚部7とレンズユニット
本体6との間に設けられ一端が脚部7の先端側に他端が
レンズユニット本体6の基端側に係止されて熱による影
響を補正する膨張収縮板8とを備えて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプロジェク
ター等に用いられ、光源側の画像等をスクリーン等へ投
影する投射レンズユニットに関し、特に熱による影響を
自動的に補正する機能を備えた投射レンズユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プロジェクター等においては、例
えばハイビジョン画像のような、画像の高精細化に伴
い、投射画像の品位(画質)の安定化が要求されてい
る。このため、投射レンズユニットについても高い性能
が要求される。この場合において、投射レンズユニット
の性能を高く維持する場合に問題になるのが熱による影
響である。
【0003】光源と接近した位置に投射レンズユニット
が設けられる場合は、光源の熱が問題となる。また、周
囲の気温も影響する。即ち、光源の熱や周囲の気温によ
る熱膨張や熱収縮の影響で、投射レンズユニットの各レ
ンズの間隔や屈折率やレンズを支持する筒体等が変化す
ることがある。これらが変化すると、例えばプロジェク
ターにおいては、スクリーンに投影される画像がぼけた
り、劣化したりする。
【0004】係る問題を解決するために、例えば、米国
特許第4525745号や、米国特許第5731917
号がある。
【0005】米国特許第4525745号は、パワーレ
ンズ1枚をバイメタルリングで支持し、温度の違いによ
って変化するバイメタルリングによりパワーレンズをず
らして補正する構成になっている。
【0006】また、米国特許第5731917号は、図
2に示すように主に、陰極線管100と、投射レンズユ
ニット101とから構成されている。投射レンズユニッ
ト101は、内筒102と、外筒103と、バイメタル
104とを備えている。
【0007】内筒102は、その内部に複数枚のレンズ
105を支持している。内筒102の外周には摺接片1
06が設けられ、外筒103の内周面に摺接している。
この摺接片106によって、内筒102が外筒103に
スライド可能に支持されている。さらに、内筒102の
外周にはガイドメンバー107が設けられ、バイメタル
104の一端に取り付けられて、外筒103の外部へ延
出されている。
【0008】外筒103は、陰極線管100側に固定さ
れている。外筒103の内部には、内筒102が摺動可
能に支持されている。外筒103の内径は、内筒102
の外径よりも大きく設定され、外筒103と内筒102
との間にバイメタル104を挿入する空間を形成してい
る。
【0009】バイメタル104は、その一端を内筒10
2のガイドメンバー107に取り付けられ、他端を外筒
103側に取り付けられている。
【0010】これにより、温度の変化でバイメタル10
4が変形すると、内筒102が外筒103に支持された
状態で摺動して、レンズ105の位置が調整されるよう
になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記米国特
許第4525745号の発明においては、パワーレンズ
1枚のみをバイメタルリングで調整するだけであるが、
熱による影響は種々の部分に及ぶため、パワーレンズ1
枚のみの調整では、鮮明な画像が得られないことが多
い。
【0012】また、米国特許第5731917号では、
次のような問題がある。
【0013】(1) バイメタル104の熱による変形
を利用して内筒102をずらすが、バイメタル104の
熱によって変形するときの力で、内筒102を外筒10
3の内周面に摺接しながらずらさなければならないた
め、摺動ロスが大きくなってしまう。
【0014】(2) 内筒102は、レンズ105を支
持するため、相応の大きさになっているが、外筒103
は、内筒102との間にバイメタル104を介在させる
ため、内筒102に比べて遙かに大きな直径となってい
る。このため、投射レンズユニット101が大型化して
嵩張る。
【0015】(3) 上記構成の投射レンズユニット1
01ではレンズ105を装着した内筒102を取り外す
ことができないため、他のレンズとの互換性がない。
【0016】(4) 内筒102が移動できる寸法が限
られているため、補正の範囲が狭い。
【0017】(5) 内筒102、外筒103、バイメ
タル104、ガイドメンバー107等が入り組んでいる
ので、組み立てしにくい。
【0018】(6) バイメタル104は、内筒102
と外筒103との間に1つだけ設けられているため、内
筒102を正確に移動させるのが容易でなく、寸法精度
を出しにくい。
【0019】(7) バイメタル104に熱が伝わりに
くく、温度補正の応答性が悪い。
【0020】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、互換性があり、小型で温度補正能力に優れた投射
レンズユニットを提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに第1の発明に係る投射レンズユニットは、画像光源
側からの画像光を投射するレンズユニット本体と、当該
レンズユニット本体を画像光源側にレンズユニット本体
の外周で固定する脚部とを備えた投射レンズユニットで
あって、上記脚部と上記レンズユニット本体との間に設
けられ一端が脚部の先端側に他端がレンズユニット本体
の基端側に係止されて熱による影響を補正する膨張収縮
板を備えたことを特徴とする。
【0022】上記構成により、温度が上昇すると、脚部
が先端側へ膨張し始めると、同時に膨張収縮板が基端側
へ膨張し始める。温度低下により、脚部が基端側へ収縮
し始めると、同時に膨張収縮板が先端側へ収縮し始め
る。膨張収縮板の寸法や材質は、各種の条件を考慮して
設定される。これにより、脚部やレンズユニット本体が
熱膨張又は熱収縮により特性等が変化した分を、逆方向
に変化する膨張収縮板の熱収縮又は熱膨張により補正す
る。
【0023】第2の発明の係る投射レンズユニットは、
第1の発明に係る投射レンズユニットにおいて、上記膨
張収縮板が、上記レンズユニット本体及び脚部の線膨張
係数とは異なる線膨張係数を有することを特徴とする。
【0024】上記構成により、膨張収縮板、レンズユニ
ット本体及び脚部が熱によりそれぞれ変化すると、線膨
張係数の異なる膨張収縮板が、レンズユニット本体及び
脚部による変化分を補正する。
【0025】第3の発明の係る投射レンズユニットは、
第1又は第2の発明に係る投射レンズユニットにおい
て、上記脚部が、上記レンズユニット本体を3カ所以上
で支持することを特徴とする。
【0026】上記構成により、脚部がレンズユニット本
体を3カ所以上で支持することにより、レンズユニット
本体を安定的に支持することができると共に、熱収縮又
は熱膨張による補正が3カ所以上で均等に行われる。こ
れにより、高い精度で自動的に補正される。
【0027】第4の発明の係る投射レンズユニットは、
第1乃至第3の発明のいずれかに記載の投射レンズユニ
ットにおいて、上記レンズユニット本体が、上記脚部に
直接に支持される外鏡筒と、当該外鏡筒内に収納された
内鏡筒と、当該内鏡筒内に装着された1枚又は複数枚の
レンズとから構成されたことを特徴とする。
【0028】上記構成により、レンズが装着された内鏡
筒を支持する外鏡筒が、脚部によって画像光源側に固定
される。
【0029】第5の発明の係る投射レンズユニットは、
第1乃至第4の発明のいずれかに記載の投射レンズユニ
ットにおいて、上記脚部に係止爪又は係止爪嵌合穴が設
けられ、上記レンズユニット本体に上記係止爪又は係止
爪嵌合穴と嵌合する係止爪嵌合穴又は係止爪が設けら
れ、上記係止爪嵌合穴が上記係止爪よりも長く形成され
たことを特徴とする。
【0030】上記構成により、係止爪が係止爪嵌合穴に
嵌合することで、脚部がレンズユニット本体に取り付け
られると共に、係止爪が係止爪嵌合穴に対してずれるこ
とで、脚部のレンズユニット本体に対する光軸方向への
摺動が許容されて、上記補正が行われる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る投射レンズユ
ニットの実施形態を図面を参照しながら詳述する。ここ
では、投射レンズユニットをプロジェクターに用いた場
合を例に説明する。また、二種類の投射レンズユニット
の例を示す。図1はレンズユニット本体の基端部及び脚
部を示す斜視図、図3はCRT及び第1の投射レンズユ
ニットを示す側面断面図、図4は第1の投射レンズユニ
ットを示す正面図、図5はCRT及び第2の投射レンズ
ユニットを示す側面断面図、図6はCRT及び第2の投
射レンズユニットを示す側面断面図、図7は第2の投射
レンズユニットを示す正面図、図8は脚部を示す要部拡
大断面図、図9は脚部を示す側面図、図10は脚部を示
す平面図、図11は脚部を示す正面図、図12は脚部を
示す底面図、図13は膨張収縮板を示す平面図、図14
は膨張収縮板を示す側面断面図、図15は膨張収縮板の
嵌合穴を示す平面図、図16は膨張収縮板の嵌合穴を示
す側面断面図である。
【0032】プロジェクターでは、図3〜図7に示すよ
うに、CRT1で画像が作成され、その画像が投射レン
ズユニット2で拡大してスクリーン部(図示せず)に投
影される。このため、投射レンズユニット2はCRT1
に直接に取り付けられている。具体的には、CRT押え
金具3(図6参照)で、CRT1と、投射レンズユニッ
ト2のカプラ5が一体的に固定されている。CRT1の
前面(図3中の左側面)は平坦面状に形成され、この前
面にカプラ5が取り付けられる。
【0033】第1の投射レンズユニット2を図3及び図
4に示す。この投射レンズユニット2は、CRT1で作
成された画像をスクリーン部に焦点を合わせて投影する
ための部材である。この投射レンズユニット2は、カプ
ラ5と、レンズユニット本体6と、脚部7と、膨張収縮
板8とから構成されている。
【0034】カプラ5は、外筒部11と、Cエレメント
12と、冷却液13とから構成されている。外筒部11
は、肉厚のほぼ円筒状に形成され、その基端部(図3中
の右側端部)がCRT1の前面の周縁部に当接されてい
る。外筒部11の基端面の内周縁には環状溝15が形成
され、この環状溝15にシールリング16が設けられて
いる。このシールリング16によって外筒部11の基端
面とCRT1の前面との間が密封されている。外筒部1
1の基端部の外周縁には外筒部支持用足部18(図6参
照)が設けられ、上記CRT押え金具3の一部をなして
いる。外筒部11の先端部には、内側方向へ縮径して形
成されたフランジ部19が設けられている。このフラン
ジ部19の内周縁の外側面(先端側面)には環状溝20
が形成されている。この環状溝20は、隔離溝21を介
して形成されている。この隔離溝21は、接触面積を減
少させて熱による影響を低減するための部位である。環
状溝20にはシールリング22が設けられ、このシール
リング22がCエレメント12に当接して外筒部11内
を密封している。フランジ部19の外側面には支持台部
24(図7参照)が設けられている。この支持台部24
は、Cエレメント押え板27を介して脚部7を固定支持
するための台である。支持台部24は、周囲から隆起さ
せて設けられている。支持台部24は等間隔に4カ所設
けられている。支持台部24には、後述する固定ネジ2
8がねじ込まれるネジ穴25が設けられている。
【0035】Cエレメント12は、CRT1の前面、外
筒部11及び冷却液13と相まって凹レンズを形成する
ための部材である。Cエレメント12は、断面がほぼ円
形状又はほぼ楕円形状に窪ませて形成されている。Cエ
レメント12の周縁には、平板リング状に形成されたフ
ランジ部26が設けられている。このフランジ部26が
上記環状溝20のシールリング22に当接して、外筒部
11内を密封している。このフランジ部26は、平板リ
ング状に形成されたCエレメント押え板27で外筒部1
1に固定されている。Cエレメント押え板27は固定ネ
ジ28で外筒部11の支持台部24に固定されている。
【0036】冷却液13は、カプラ5の凹レンズの一部
を構成すると共に、CRT1からの熱を吸収するための
液体である。この冷却液13は、外筒部11と、Cエレ
メント12と、CRT1の前面と、2つのシールリング
16,22とで密封された空間内に充填されて、凹レン
ズを構成する。
【0037】レンズユニット本体6は、CRT1からの
光を制御してCRT1で作成された画像をスクリーン部
に投影させるための部材である。このレンズユニット本
体6は、レンズ31と、内鏡筒32と、外鏡筒33とか
ら構成されている。
【0038】レンズ31は、設計に応じて凹レンズ又は
凸レンズが複数枚組み合わされて構成されている。
【0039】内鏡筒32は、各レンズ31を設計位置に
合わせて正確に支持するための部材である。内鏡筒32
の内側面にはレンズ支持部34が設定間隔毎に設けら
れ、各レンズ31を支持している。内鏡筒32の外周に
は、外鏡筒33に支持された状態で外鏡筒33から出没
する際に摺接する摺接部35が設けられている。内鏡筒
32は、摺接部35で外鏡筒33に支持され、後述する
フォーカスロックネジ46で外鏡筒33に固定されてい
る。そして、このフォーカスロックネジ46を外すだけ
で、内鏡筒32を外鏡筒33から取り外して、別の設計
の内鏡筒32に取り替えることができるようになってい
る。これにより、異なるCRT1に対応した外鏡筒33
を用意しておき、それぞれの内鏡筒32を取り付けるこ
とで、種々のCRT1に対応させることができる。ま
た、同一の外鏡筒33に種々の内鏡筒32を付け替える
ことで、CRT1に種々の設計のレンズユニット本体6
を取り付けることができる。さらに、内鏡筒32の外周
には、フォーカスロックネジ46がねじ込まれるナット
部36が外方へ外鏡筒33の内周面に接触する位置まで
延出して設けられている。内鏡筒32は外鏡筒33にの
み支持され、カプラ5には接触していない。
【0040】外鏡筒33は、カプラ5に固定された状態
で内鏡筒32を収納して摺動可能に支持するための部材
である。外鏡筒33の内周面には内鏡筒32の摺接部3
5と摺接する内鏡筒支持部38が設けられている。これ
により、外鏡筒33は、内鏡筒32を支持して、その出
没動を許容している。外鏡筒33は、脚部7を介してカ
プラ5の外筒部11に固定されている。即ち、外鏡筒3
3は、外筒部11に直接には固定されておらず、脚部7
を介して固定されている。
【0041】外鏡筒33の基端の外周には、図1に示す
ように、脚部7が取り付けられる脚部嵌合凹部41が設
けられている。この脚部嵌合凹部41は、脚部7の形状
に合わせて四角形状に窪ませて形成され、周方向に等間
隔に4つ設けられている。脚部嵌合凹部41の四隅近傍
には、係止爪嵌合穴42が設けられている。この係止爪
嵌合穴42は、後述する脚部7の係止爪58を嵌合支持
するための穴である。係止爪嵌合穴42の寸法は、係止
爪58の幅よりも僅かに長く設定され、レンズユニット
本体6が、脚部7に支持された状態で光軸方向に移動で
きるようになっている。これは、膨張収縮板8による補
正でレンズユニット本体6が光軸方向にずれるのを許容
するためである。脚部嵌合凹部41の基端部(図1の下
部)には円柱状の支持用突起43が設けられている。こ
の支持用突起43は、後述する膨張収縮板8の嵌合穴6
2に嵌合して膨張収縮板8を支持するための部材であ
る。
【0042】外鏡筒33の外周面には長穴45が設けら
れている。この長穴45は、フォーカスロックネジ46
が挿入される穴である。また、フォーカスロックネジ4
6は、長穴45から挿入されて内鏡筒32のナット部3
6にねじ込まれることで、内鏡筒32側に取り付けられ
ている。上記長穴45は斜めに形成され、内鏡筒32が
外鏡筒33に対して回動してフォーカスロックネジ46
が長穴45内を移動することで、内鏡筒32が外鏡筒3
3に対して出没して焦点距離を調整できるようになって
いる。
【0043】第2の投射レンズユニット2Aを図5〜図
7に示す。この投射レンズユニット2Aは、上記投射レ
ンズユニット2とほぼ同様である。ここでは、小型のC
RT1Aに対応してカプラ5Aの外筒部11Aの直径を
小さくしている。これに伴って、隔離溝21は省略して
いる。多少の相違はあるが、基本的な構成は上記投射レ
ンズユニット2と同様である。また、脚部7の構成は完
全に同一である。
【0044】脚部7は、図1、図9〜図12に示すよう
に、レンズユニット本体6を、カプラ5を介してCRT
1側に支持するための部材である。脚部7は、底板部4
8と、立て板部49と、中板部50と、支持用突起51
と、膨張収縮板保持部52とから構成されている。
【0045】底板部48は、外筒部11に直接に当接さ
れて固定される部材である。底板部48にはネジ穴53
が設けられ、固定ネジ28によって外筒部11に固定さ
れる。ネジ穴53の下側には隆起部54が設けられてい
る。この隆起部54がCエレメント押え板27を介して
支持台部24に当接して、固定ネジ28で固定されてい
る。
【0046】立て板部49は、中板部50を挟んで両側
に2枚設けられている。立て板部49は、ほぼ三角形状
に形成され、前方(上方)に向けて幅が狭くなってい
る。これは、脚部7に十分な強度を持たせた状態で嵩張
らないようにするためである。立て板部49の下方は底
板部48と一体的に設けられている。さらに、各立て板
部49は中板部50とも一体的に設けられている。
【0047】立て板部49の外鏡筒33側には、係止爪
58と、保持爪59とが設けられている。係止爪58
は、脚部嵌合凹部41の係止爪嵌合穴42に嵌合するこ
とで、脚部7を外鏡筒33側に支持するための部材であ
る。この係止爪58の幅寸法(図9中の左右方向の寸
法)は、脚部嵌合凹部41の係止爪嵌合穴42の長さよ
りも小さく設定されている。これにより、脚部7を、脚
部嵌合凹部41に嵌合した状態で、前後方向(上下方
向)にずらすことができるようになっている。これは、
熱膨張による変化を吸収するためである。保持爪59
は、立て板部49の外鏡筒33側端部にうち、係止爪5
8が設けられている部分を除く全域に設けられている。
この保持爪59は、膨張収縮板8を両側から抱え込むよ
うになっている。この各立て板部49の保持爪59と中
板部50とで膨張収縮板保持部52が形成されている。
この膨張収縮板保持部52は、膨張収縮板8を、その熱
膨張収縮を許容した状態で支持するための部位である。
即ち、膨張収縮板保持部52が膨張収縮板8を保持した
状態でその熱膨張収縮を許容することで、温度の変化に
応じて各支持用突起43,51の間隔を調整するように
なっている。
【0048】中板部50は、各立て板部49と一体とな
って平面形状がH型に形成されている。これにより、脚
部7に十分な強度を持たせている。中板部50の外鏡筒
33側面には支持用突起51が設けられている。この支
持用突起51は、後述する膨張収縮板8の嵌合穴62に
嵌合して膨張収縮板8を支持するための部材である。
【0049】膨張収縮板8は、熱膨張及び熱収縮による
影響を吸収するための部材である。即ち、熱膨張及び熱
収縮によるレンズユニット本体6のCRT1に対するず
れや、レンズ31の膨張等の、熱による種々の影響を吸
収して、予め設定された焦点で鮮明な画像をスクリーン
に投影するための部材である。この膨張収縮板8は、図
13〜図16に示すように、長方形状の板材で構成され
ている。膨張収縮板8の両端部には、各支持用突起4
3,51が嵌合する嵌合穴62が設けられている。嵌合
穴62は、支持用突起43,51の外径よりも僅かに大
きい内径に設定されている。嵌合穴62の内周には支持
用凸条63が設けられている。この支持用凸条63は、
嵌合穴62に挿入された支持用突起43,51を安定し
て支持するための部材である。支持用凸条63は、支持
用突起43,51の軸方向に沿って、かつ円周方向に等
間隔に3つ設けられている。これにより、各支持用凸条
63は、嵌合穴62に挿入された支持用突起43,51
を三方から安定して支持している。嵌合穴62の出入り
口にはテーパが設けられ、支持用突起43,51を挿入
しやすくなっている。
【0050】この膨張収縮板8は、各嵌合穴62に各支
持用突起43,51がそれぞれ挿入された状態で、膨張
収縮板保持部52にはめ込まれている。膨張収縮板8の
材料及び寸法は、CRT1の発熱量、周囲の気温、脚部
7及びレンズユニット本体6の熱膨張量等に応じて適宜
設定される。即ち、CRT1の発熱等によるカプラ5、
レンズユニット本体6及び脚部7の膨張収縮等の、熱に
よる変化を吸収できる線膨張係数(変化量)になるよう
に、膨張収縮板8の材料及び寸法が設定されている。こ
れにより、膨張収縮板8の線膨張係数は、レンズユニッ
ト本体6及び脚部7の線膨張係数と異なる数値となって
いる。この膨張収縮板8の線膨張係数は、レンズユニッ
ト本体6と脚部7を合わせた熱変化量を吸収する数値に
設定され、レンズユニット本体6及び脚部7による変化
分を補正するようになっている。膨張収縮板8の材料及
び寸法は、上記線膨張係数になるように、実験等によっ
て個別具体的に設定する。そして、膨張収縮板保持部の
寸法は、膨張収縮板8に合わせて設定する。脚部7及び
膨張収縮板8等の具体的な寸法としては、ポリカーボネ
ートやポリプロピレン等が用いられる。
【0051】以上のように構成された投射レンズユニッ
ト2のレンズユニット本体6は、カプラ5に対して次の
ようにして組み立てられる。
【0052】まず、脚部7の膨張収縮板保持部52に膨
張収縮板8が装着される。膨張収縮板8は、その嵌合穴
62が支持用突起51に嵌合された状態で、各保持爪5
9間に押し込まれて膨張収縮板保持部52に保持され
る。次いで、脚部7がレンズユニット本体6の脚部嵌合
凹部41に取り付けられる。このとき、脚部7の各係止
爪58が脚部嵌合凹部41の各係止爪嵌合穴42にそれ
ぞれ挿入されて係止される。これにより、膨張収縮板8
の他方の嵌合穴62は、脚部嵌合凹部41の支持用突起
43に嵌合する。
【0053】次いで、脚部7がCエレメント押え板27
を介して外筒部11の支持台部24に載置され、脚部7
の底板部48のネジ穴53から固定ネジ28が挿入され
てネジ穴25にねじ込まれる。これにより、レンズユニ
ット本体6は、脚部7を介してカプラ5に固定される。
【0054】[動作]以上の構成の投射レンズユニット
2では、熱による影響が次のようにして吸収される。
【0055】プロジェクターの使用によるCRT1の発
熱や周囲の気温による熱はレンズユニット本体6に伝わ
り、各部が熱膨張等の熱による変化を生じる。このと
き、脚部7及び膨張収縮板8も熱膨張する。脚部7は、
投射レンズユニット2の先端側へ膨張する。一方、膨張
収縮板8は、その先端側の嵌合穴62が脚部7の支持用
突起51に嵌合されているため、加熱されると、脚部7
に対して相対的に基端側へ熱膨張することになる。これ
により、レンズユニット本体6のカプラ5に対して相対
位置が熱膨張でずれるのを抑えて、レンズユニット本体
6が最適な位置になるように、膨張収縮板8が膨張す
る。
【0056】また、投射レンズユニット2を異なる設計
のレンズに交換する場合は、内鏡筒32を交換する。予
め、レンズの設計の異なる内鏡筒32を用意しておく。
そして、レンズユニット本体6の外鏡筒33から内鏡筒
32を抜き出し、別の設計の内鏡筒32を外鏡筒33に
挿入する。
【0057】これだけで、異なる設計のレンズとの交換
が終了する。
【0058】[効果] (1) 膨張収縮板8が、熱変化に応じて変化する脚部
7やレンズ31等に応じて変化して外鏡筒33を補正す
るため、高い精度で自動補正することができる。
【0059】(2) 係止爪58と係止爪嵌合穴42に
よって熱膨張収縮による変化を吸収しているため、経時
的劣化がなく、投射レンズユニット2に対する信頼性が
向上する。
【0060】(3) 膨張収縮板8は脚部7の膨張収縮
板保持部52に装着されて嵩張らないため、投射レンズ
ユニット2を小型化することができる。
【0061】(4) レンズの設計の異なる内鏡筒32
と外形の異なる外鏡筒33とを適宜用意しておいて、そ
れらを必要に応じて付け替えることで、種々のCRT1
に対応できると共に、種々の性能の投射レンズユニット
2を提供することができる。
【0062】(5) 膨張収縮板8の嵌合穴62を脚部
7の支持用突起51に嵌合した状態で、膨張収縮板8を
脚部7の膨張収縮板保持部52に保持させ、脚部7の係
止爪58を脚部嵌合凹部41の係止爪嵌合穴42に嵌合
させるだけで、脚部7をレンズユニット本体6に取り付
けることができるので、組み立てが容易になる。
【0063】(6) 脚部7を外鏡筒33の基端部に等
間隔に4つ設けて、4カ所の位置で補正するため、高い
精度で補正することができる。
【0064】(7) 膨張収縮板8はレンズユニット本
体6の外鏡筒33及び脚部7にほとんど密着されるの
で、外鏡筒33及び脚部7の温度変化とほとんど一致
し、応答性に優れ、最適な温度補正をすることができ
る。
【0065】[変形例] (1) 上記実施形態では、脚部7を外鏡筒33の周囲
に4つ設けたが、等間隔に3つ又は5つ以上設けてもよ
い。3カ所以上で支持することにより、脚部7がレンズ
ユニット本体6を3カ所以上で支持することにより、レ
ンズユニット本体6を安定的に支持することができると
共に、熱収縮又は熱膨張による補正が3カ所以上で均等
に行われる。これにより、高い精度で自動的に補正され
る。
【0066】(2) 上記実施形態では、レンズユニッ
ト本体6を、レンズ31を支持する内鏡筒32と、この
内鏡筒32を支持する外鏡筒33とから構成したが、外
鏡筒33のみからなるレンズユニット本体の場合も、本
発明を適用することができる。外鏡筒33にレンズ31
が支持された構成のレンズユニット本体の場合も、熱に
よる問題は同様に生じるので、この場合も、本発明を適
用することができる。これにより、上記実施形態同様の
作用、効果を奏することができる。
【0067】(3) 上記実施形態では、係止爪58が
脚部7に設けられ、係止爪嵌合穴42がレンズユニット
本体6の外鏡筒33に設けられた構成としたが、これと
逆に、脚部7に係止爪58を設け、レンズユニット本体
6の外鏡筒33に係止爪嵌合穴42を設けてもよい。こ
の場合も、上記実施形態同様の作用、効果を奏すること
ができる。
【0068】(4) 上記実施形態では、投射レンズユ
ニット2をプロジェクターに用いたが、他の光学装置に
用いてもよい。また、CRT1に限らず、液晶による画
像の場合も本発明を適用することができる。この場合
も、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏すること
ができる。
【0069】(5) 上記実施形態では、膨張収縮板8
に嵌合穴62を2つ設けて、各支持用突起43,51に
嵌合するようにしたが、支持用突起43,51の位置の
異なる場合に合わせて、膨張収縮板8の嵌合穴62を適
宜位置に3つ以上設けたり、寸法の異なる複数の膨張収
縮板8を予め用意したりしてもよい。また、支持用突起
43,51の位置を適宜変更して、CRT1や周囲の気
温の違いに応じて補正機能を変更してもよい。
【0070】この場合も、上記第1実施形態と同様の作
用、効果を奏することができる。
【0071】(6) 上記実施形態では、係止爪嵌合穴
42と係止爪58とで脚部7を外鏡筒33側に支持する
ようにしたが、膨張収縮板8の一端を脚部7側に固定
し、膨張収縮板8の先端の嵌合穴62を外鏡筒33側の
支持用突起43に嵌合して3カ所以上に外鏡筒33を支
持するようにしてもよい。これにより、摺動部が完全に
なくなり、精度を向上させることができると共に、経年
劣化を防止することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
【0073】(1) 脚部と記レンズユニット本体との
間に設けられ一端が脚部の先端側に他端がレンズユニッ
ト本体の基端側に係止されて熱による影響を補正する膨
張収縮板を備えたので、脚部やレンズユニット本体が熱
膨張又は熱収縮により特性等が変化した分を、逆方向に
変化する膨張収縮板の熱収縮又は熱膨張により、正確に
かつ自動的に補正することができる。
【0074】(2) 膨張収縮板が、レンズユニット本
体及び脚部の線膨張係数とは異なる線膨張係数を有する
ため、膨張収縮板、レンズユニット本体及び脚部が熱に
よりそれぞれ変化すると、線膨張係数の異なる膨張収縮
板が、レンズユニット本体及び脚部による変化分を補正
する。これにより、正確にかつ自動的に補正することが
できる。
【0075】(3) 脚部がレンズユニット本体を3カ
所以上で支持するようにしたので、レンズユニット本体
を安定的に支持すると共に、熱収縮又は熱膨張による補
正が3カ所以上で均等に行われる。これにより、高い精
度で自動的に補正される。
【0076】(4) レンズユニット本体が、内鏡筒と
外鏡筒とを備えて構成されたので、外鏡筒が脚部によっ
て画像光源側に固定される。これにより、外鏡筒の直径
が小さくなり、装置全体を小型化することができる。
【0077】(5) 脚部に係止爪又は係止爪嵌合穴が
設けられ、レンズユニット本体に上記係止爪又は係止爪
嵌合穴と嵌合する係止爪嵌合穴又は係止爪が設けられ、
上記係止爪嵌合穴が上記係止爪よりも長く形成されたの
で、係止爪が係止爪嵌合穴に嵌合されて脚部がレンズユ
ニット本体に取り付けられると共に、係止爪が係止爪嵌
合穴に対してずれることで、脚部のレンズユニット本体
に対する光軸方向への摺動が許容される。これにより、
膨張収縮板の熱収縮又は熱膨張により補正する。これに
より、高い精度で自動的に補正される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るレンズユニット本体の
基端部及び脚部を示す斜視図である。
【図2】従来の投射レンズユニットを示す側面断面図で
ある。
【図3】本発明の実施形態に係るCRT及び第1の投射
レンズユニットを示す側面断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る第1の投射レンズユニ
ットを示す正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るCRT及び第2の投射
レンズユニットを示す側面断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係るCRT及び第2の投射
レンズユニットを示す側面断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る第2の投射レンズユニ
ットを示す正面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る脚部を示す要部拡大断
面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る脚部を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の実施形態に係る脚部を示す平面図で
ある。
【図11】本発明の実施形態に係る脚部を示す正面図で
ある。
【図12】本発明の実施形態に係る脚部を示す底面図で
ある。
【図13】本発明の実施形態に係る膨張収縮板を示す平
面図である。
【図14】本発明の実施形態に係る膨張収縮板を示す側
面断面図である。
【図15】本発明の実施形態に係る膨張収縮板の嵌合穴
を示す平面図である。
【図16】本発明の実施形態に係る膨張収縮板の嵌合穴
を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1:CRT、2:投射レンズユニット、3:CRT押え
金具、5:カプラ、6:レンズユニット本体、7:脚
部、8:膨張収縮板、11:外筒部、12:Cエレメン
ト、13:冷却液、15:環状溝、16:シールリン
グ、18:外筒部支持用足部、19:フランジ部、2
0:環状溝、21:隔離溝、22:シールリング、2
4:支持台部、25:ネジ穴、26:フランジ部、2
7:Cエレメント押え板、28:固定ネジ、31:レン
ズ、32:内鏡筒、33:外鏡筒、34:レンズ支持
部、35:摺接部、36:ナット部、38:内鏡筒支持
部、41:脚部嵌合凹部、42:係止爪嵌合穴、43:
支持用突起、45:長穴、46:フォーカスロックネ
ジ、48:底板部、49:立て板部、50:中板部、5
1:支持用突起、52:膨張収縮板保持部、53:ネジ
穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 進 栃木県佐野市赤見町2009 セキノス株式会 社内 Fターム(参考) 2H044 AE01 AH01 AH14 AH18 AJ04 AJ06 AJ07 5C058 AA01 EA12 EA42 EA43 EA45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像光源側からの画像光を投射するレン
    ズユニット本体と、当該レンズユニット本体を画像光源
    側にレンズユニット本体の外周で固定する脚部とを備え
    た投射レンズユニットであって、 上記脚部と上記レンズユニット本体との間に設けられ一
    端が脚部の先端側に他端がレンズユニット本体の基端側
    に係止されて熱による影響を補正する膨張収縮板を備え
    たことを特徴とする投射レンズユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の投射レンズユニットに
    おいて、 上記膨張収縮板が、上記レンズユニット本体及び脚部の
    線膨張係数とは異なる線膨張係数を有することを特徴と
    する投射レンズユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の投射レンズユニ
    ットにおいて、 上記脚部が、上記レンズユニット本体を3カ所以上で支
    持することを特徴とする投射レンズユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    投射レンズユニットにおいて、 上記レンズユニット本体が、上記脚部に直接に支持され
    る外鏡筒と、当該外鏡筒内に収納された内鏡筒と、当該
    内鏡筒内に装着された1枚又は複数枚のレンズとから構
    成されたことを特徴とする投射レンズユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    投射レンズユニットにおいて、 上記脚部に係止爪又は係止爪嵌合穴が設けられ、上記レ
    ンズユニット本体に上記係止爪又は係止爪嵌合穴と嵌合
    する係止爪嵌合穴又は係止爪が設けられ、上記係止爪嵌
    合穴が上記係止爪よりも長く形成されたことを特徴とす
    る投射レンズユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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