[go: up one dir, main page]

JP2003193398A - ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体 - Google Patents

ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体

Info

Publication number
JP2003193398A
JP2003193398A JP2001385181A JP2001385181A JP2003193398A JP 2003193398 A JP2003193398 A JP 2003193398A JP 2001385181 A JP2001385181 A JP 2001385181A JP 2001385181 A JP2001385181 A JP 2001385181A JP 2003193398 A JP2003193398 A JP 2003193398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyimide
heat
impregnated material
glass
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001385181A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Ozawa
秀生 小沢
Fumio Aoki
文雄 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP2001385181A priority Critical patent/JP2003193398A/ja
Priority to US10/059,347 priority patent/US20020151234A1/en
Publication of JP2003193398A publication Critical patent/JP2003193398A/ja
Priority to US11/253,599 priority patent/US7300972B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】200℃以上の雰囲気下に置いてもその引張強
度が大幅には低下せず、形態保持性の高い、耐熱性不織
布に適用することができ、しかも耐熱性の繊維と混合す
る際に水溶液の状態で使用することができるポリイミド
樹脂バインダ−を用いた含浸材および積層体を提供す
る。 【解決手段】1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び/又は
1−メチル−2−エチルイミダゾ−ルを含有する水溶性
ポリイミド前駆体から得られたポリイミドをガラス繊維
などの耐熱性樹脂製繊維のバインダ−樹脂とする耐熱性
不織布および金属箔と積層した回路用基板として好適な
積層板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポリイミドをバ
インダ−とする含浸材および積層体に関し、特に加熱工
程において有機溶媒を実質的に使用することなく製造す
ることができ、成形体が耐熱性および強度を保持してい
るポリイミドをバインダ−とする含浸材および回路用基
板として好適な積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気・電子産業分野や自動車・航
空宇宙分野における小型化、軽量化の技術開発が進むな
かで、長期耐熱性に優れた不織布が求められている。ま
た、自動車等の塗装ラインの乾燥炉等には断熱材やフィ
ルタ−として長期耐熱性のある耐熱不織布が必要になっ
てきている。
【0003】従来、耐熱性不織布としてはアラミド繊維
をフェノ−ル樹脂、エポキシ樹脂あるいは熱可塑性ポリ
エステルから成るバインダ−で固定した不織布等が開発
されており、例えば特開平10−131017号公報に
はポラミド繊維とエポキシ樹脂で回路基板を作成できる
ことが記載されているが、バインダ−の耐熱性が不十分
なために高温雰囲気下では長期に使用することはできな
かった。また、水溶性のポリイミドワニス等がバインダ
−として用いられた耐熱性不織布も開発されているが、
これでもまだ200℃以上の雰囲気下では強度が大幅に
低下し実用的ではなかった。これらの耐熱性不織布は、
不織布を構成する繊維の耐熱性は十分であるにもかかわ
らず、バインダ−の耐熱性が不十分であることが大きな
問題であった。
【0004】このバインダ−の耐熱性を改良したものと
して、不飽和結合を有するポリイミド系バインダ−が特
開平6−184903号に記載されている。しかし、上
記公報に実施例として記載のバインダ−は、有機溶媒溶
液として使用されており、作業環境の点において必ずし
も有利とはいえず、用途が限定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明者ら
は、200℃以上の雰囲気下に置いてもその引張強度が
大幅には低下せず、形態保持性が高く、しかもガラス繊
維などの耐熱性の繊維とバインダ−樹脂とを混合する際
に水溶液の状態で使用することができる新規なポリイミ
ドをバインダ−とする含浸材、該含浸材を用いた熱硬化
性樹脂の場合のプリプレグに相当するシ−ト状含浸材お
よび該シ−ト状含浸材を用いた積層体を提供することを
目的に鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び/又は1−メチル−
2−エチルイミダゾ−ルを含有する水溶性ポリイミド前
駆体から得られたポリイミドをガラス繊維のバインダ−
樹脂とするガラス含浸材に関する。また、この発明は、
前記のガラス含浸材にさらに熱融着性ポリイミドを含浸
させたシ−ト状含浸材に関する。
【0007】また、この発明は、耐熱性繊維に水溶性ポ
リイミド前駆体から得られたポリイミドをバインダ−樹
脂とする、200℃の雰囲気下に1時間置いてもその引
張強度が70%以上保持される耐熱性繊維含浸材に関す
る。また、この発明は、前記の耐熱性繊維含浸材にさら
に熱融着性ポリイミドを含浸させて得られるシ−ト状含
浸材に関する。また、この発明は、耐熱性繊維に、フィ
ルムに成形した場合に500℃以上の熱分解温度と20
0〜350℃のガラス転移温度と15%以上の破断伸び
を有するポリイミドを与える水溶性ポリイミド前駆体か
ら得られたポリイミドをバインダ−樹脂とする耐熱性繊
維含浸材にさらに熱融着性ポリイミドを含浸させたシ−
ト状含浸材に関する。さらに、この発明は、前記シ−ト
状含浸材に導電性金属層を張り合せた積層体に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の好ましい態様を
列記する。 1)ポリイミドが、X線解析により非結晶性である上記
の耐熱性不織布。 2)ポリイミドが、テトラカルボン酸成分として50%
以上を2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン
酸成分として得られたものである上記の耐熱性不織布。 3)熱融着性ポリイミドが、下記式
【0009】
【化2】
【0010】[式中、Ar1は3,3’,4,4’−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物残基と2,3,
3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物残基
とが0:100〜90:10のモル比である芳香族テト
ラカルボン酸二無水物残基であり、Ar2は1、3−ビ
ス(4−アミノフェノキシ)ベンゼンまたは1、3−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ベンゼンとp−フェニレン
ジアミンおよび/またはジアミノジフェニルエ−テルと
が10:90〜100:0のモル比である芳香族ジアミ
ン残基である。]で示されるイミド単位を有するポリイ
ミドである前記に記載のシ−ト状ガラス含浸材。 4)金属層が、銅箔である前記の積層体。
【0011】この発明においては、1,2−ジメチルイ
ミダゾ−ル及び/又は1−メチル−2−エチルイミダゾ
−ルを含有する水溶性ポリイミド前駆体から得られたポ
リイミド、好適にはポリイミド前駆体にそのカルボキシ
ル基の0.2倍モル当量以上の1,2−ジメチルイミダ
ゾ−ル及び/又は1−メチル−2−エチルイミダゾ−ル
を含有させることが適当である。前記の1,2−ジメチ
ルイミダゾ−ル及び/又は1−メチル−2−エチルイミ
ダゾ−ルをポリイミド前駆体とともに使用することによ
って、ポリイミド前駆体の水溶液が得られ、しかも得ら
れるポリイミド成形体の熱的特性および機械的特性が良
好である。
【0012】前記の1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び
/又は1−メチル−2−エチルイミダゾ−ルに代えて、
他のジアミン化合物、例えばジエタノ−ルアミン、トリ
エタノ−ルアミン、N−メチルジエタノ−ルアミン、3
−ジエチルアミノ−1−プロパノ−ルなどを使用する
と、ポリイミド前駆体は水溶液となるが得られるポリイ
ミド成形体の熱的特性および機械的特性が低下するので
好ましくない。
【0013】前記の水溶性ポリイミド前駆体を与えるポ
リイミドは、テトラカルボン酸成分として、3,3’,
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,
3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、ピロメリット酸二無水物、3,3’,4,4’−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2’−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパンの二無水
物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタンの二
無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エ−テ
ルの二無水物やこれらのテトラカルボン酸やハ−フエス
テルなどを使用して得ることができる。前記芳香族テト
ラカルボン酸成分の一部あるいは全部を脂環式テトラカ
ルボン酸成分で置き換えてもよい。特にテトラカルボン
酸成分として、50%以上が2,3,3’,4’−ビフ
ェニルテトラカルボン酸成分であるものが好ましい。
【0014】また、前記の水溶性ポリイミド前駆体を与
えるポリイミドは、芳香族ジアミン成分として、任意の
芳香族ジアミン、例えばパラフェニレンジアミン(p−
フェニレンジアミン)、4,4’−ジアミノジフェニル
エ−テル、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベン
ゼン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼ
ン、4,4’−ジアミノジフェニルプロパン、4,4’
−ジアミノジフェニルエタン、4,4’−ジアミノジフ
ェニルメタン、2,2’−ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕プロパン、2,2’−ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕1,1,1,3,
3,3−ヘキサフルオロプロパン、ビス〔4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕エ−テル、ビス[4−(3
−アミノフェノキシ)フェニル]スルホンを使用して得
ることができるが、好適には1,3−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)ベンゼンを使用して得ることができる。前記芳
香族ジアミンの一部を脂環式ジアミン、ジアミノポリシ
ロキサンで置き換えてもよい。
【0015】この発明において、ポリイミドは好適には
X線解析により非結晶性である。また、この発明におけ
るポリイミドは、好適にはフィルムに成形した場合に5
00℃以上の熱分解温度と200〜350℃のガラス転
移温度と15%以上の破断伸びを有する。また、この発
明において、耐熱性繊維に熱圧着するバインダ−として
は、前記のポリイミド前駆体をイミド化したポリイミド
樹脂が主成分であることが必要であるが、樹脂あるいは
樹脂前駆体が水溶性であれば他の耐熱性樹脂(あるいは
樹脂前駆体)をブレンドしても良い。
【0016】この発明において、ポリイミド前駆体の水
溶液は、好適には水溶性ケトンおよび/又はアミド系溶
媒中で、ポリイミド前駆体の濃度が0.1〜30重量%
程度となるなるように各成分を加えてテトラカルボン酸
二無水物と芳香族ジアミンとを0〜40℃で30分〜2
4時間程度反応させて得られるポリイミド前駆体を、ポ
リイミド前駆体のカルボキシル基の0.7倍モル当量以
上の1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び/又は1−メチ
ル−2−エチルイミダゾ−ルと反応させた後、反応混合
物から、析出物を濾集する方法や有機系貧溶媒、例えば
アセトンなどにより析出させた析出物を濾集し、ポリイ
ミド前駆体を粉末とし、100℃以下の温度で乾燥し、
水にこの粉末と更にポリイミド前駆体のカルボキシル基
の0.2倍モル当量以上、特に0.7倍モル当量以上
(合計量)、その中でも好ましくは0.9倍モル当量以
上(合計量)の1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び/又
は1−メチル−2−エチルイミダゾ−ルとを添加し、均
一に混合することによって得ることが好ましい。1,2
−ジメチルイミダゾ−ル及び/又は1−メチル−2−エ
チルイミダゾ−ルは予め水に添加しておいてもよい。前
記のポリイミド前駆体水溶液は粘度(30℃)が0.2
〜800ポイズ程度であることが好ましい。
【0017】前記のアミド系溶媒としては、N−メチル
−2−ピロリドン(NMP)、N,N−ジメチルアセト
アミド(DMAc)、N,N−ジメチルホルムアミド、
N−メチルカプロラクタムが挙げられ、特にN−メチル
−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミドが好
適に使用される。また、前記の水溶性ケトン類として
は、アセトン、γ−ブチロラクトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、メチルn−ブチルケト
ン、シクロヘキサノンなどが挙げられる。
【0018】この発明において、前記のテトラカルボン
酸二無水物と芳香族ジアミンとの反応時、好適には反応
後にポリイミド前駆体(ポリアミック酸)と1,2−ジ
メチルイミダゾ−ル及び/又は1−メチル−2−エチル
イミダゾ−ルとを共在させて反応させ、反応混合物から
ポリイミド前駆体の粉末状物を分離し、得られた粉末状
物を水と混合してポリイミド前駆体水溶液を得る方法が
好ましい。
【0019】前記の1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び
/又は1−メチル−2−エチルイミダゾ−ルの量は、反
応混合液からポリイミド前駆体を粉末状物として分離す
る場合にはポリイミド前駆体のカルボキシル基の0.2
倍モル当量以上の量であることが好ましい。前記の割合
より少ない量では、ポリイミド前駆体がタ−ル化して反
応混合物からポリイミド前駆体を粉末として分離するこ
とが容易でなくなる。また、ポリイミド前駆体の水溶液
とする際に、ポリイミド前駆体のカルボキシル基の0.
7倍モル当量以上(合計)の量であることが好ましい。
前記の割合より少ない量では、ポリイミド前駆体の均一
な水溶液を得ることが困難である。
【0020】この発明において、ポリイミド前駆体水溶
液をガラス繊維のバインダ−樹脂とする方法としては、
例えば、ポリイミド前駆体水溶液を、例えば、ガラス繊
維に含ませて、加熱してイミド化する方法が挙げられ
る。
【0021】この発明におけるガラス繊維としては、不
織布、チョップドファイバ−、ステ−プル、パルプ状の
いずれでもよい。前記のガラス繊維の一部あるいは全部
を、全芳香族ポリアミド繊維、カ−ボン繊維、全芳香族
ポリエステル繊維、PPS繊維、ポリパラフェニレンス
ルホン繊維、ポリイミド繊維等が挙げられる。中でも、
全芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、
ポリイミド繊維等で置き換えてもよい。また、これらの
耐熱性繊維とともに、人造ダイヤモンド、シリカ、マイ
カ、カオリン、窒化ほう素、酸化アルミニウム、酸化
鉄、グラファイト、硫化モリブデン、硫化鉄などの無機
粒子状充填剤や有機あるいは無機顔料・着色剤を併用し
てもよい。これらの添加法としては特に制限はなく、例
えばポリイミド前駆体水溶液に加えてもよい。
【0022】この発明における耐熱性繊維は、ポリイミ
ド前駆体水溶液と耐熱性繊維、好適にはこれらの積層物
とを混合し、100〜450℃程度の温度、好適にはポ
リイミドのガラス転移温度以上の温度、特にポリイミド
のガラス転移温度より約20℃以上で450℃以下の温
度で5〜120分間加熱して、耐熱性繊維含浸物(耐熱
性不織布)を形成することができる。
【0023】前記の耐熱性繊維含浸物の製造法におい
て、連続的には、先ず耐熱性繊維の短繊維(不織布、チ
ョップドファイバ−、ドライパルプ)を大量の水中に分
散させて、網上に抄紙して湿潤ウエッブを作成する抄紙
法、あるいは耐熱性繊維のステ−プルをロ−ラカ−ド機
に通してウエッブを作成するカ−ド法によって湿潤ウエ
ッブを得る。
【0024】次いで、この湿潤ウエッブをテトラン布の
ような厚手の合成樹脂製布で挟み、さらに両側から吸水
性基材(例えばで濾紙)で挟み、過剰な水分を除去して
後、加熱炉中で120℃程度に加熱して水分を除き乾燥
ウエッブを得る。そして、ウエッブのみを金網(例え
ば、50メッシュ程度のSUS製金網)で挟み、前記の
ポリイミド前駆体水溶液であるド−プに所定時間(0.
1〜5分程度)漬け、過剰なド−プ液を吸水性基材(例
えばで濾紙)に挟んで除いて、ド−プ含浸ウエッブを得
る。
【0025】次いで、このド−プ含浸ウエッブを100
℃程度に調節した加熱炉中で10〜30分間程度乾燥し
た後、熱可塑性性ポリイミド樹脂のガラス転移温度以上
の温度、好適には210〜400℃、特に250〜40
0℃程度で3〜60分間程度加熱してイミド化して、耐
熱性繊維含浸物を得る。この際、バインダ−である熱可
塑性性ポリイミド樹脂の量は、前記の乾燥ウエッブ重量
とイミド化後の耐熱性繊維含浸物(不織布)重量との差
から求めることができる。また、予め250〜400℃
程度にプレス温度設定しておき、前記の耐熱性繊維含浸
物を耐熱性フィルム(例えば、ポリイミドフィルム)に
挟み、プレス圧1〜100MPa程度で0.1〜10分
間程度熱圧着することができる。
【0026】この発明によって得られる耐熱性繊維含浸
物(不織布)は、バインダ−樹脂を使用するため毛羽抜
けの問題が生じず、しかもバインダ−樹脂である熱可塑
性ポリイミドを加熱成形して得られるものであり、良好
な熱特性および機械特性を示し、特に耐熱性不織布につ
いての200℃における引張り強度保持率が70%以上
である。
【0027】この発明のシ−ト状含浸物(プリプレグと
いうこともある)は、例えば前記の含浸物に熱融着性ポ
リイミドの有機溶媒溶液あるいは水懸濁液を含浸させ、
好適には210〜400℃、特に250〜400℃程度
で3〜60分間程度加熱して熱処理することによって得
ることができる。
【0028】前記の熱融着性ポリイミドとしては、約2
10〜300℃、特に約210〜275℃で熱融着生を
示すポリイミドであれば特に制限はないが、好適には前
記の化学式で示されるポリイミドが挙げられる。前記化
学式で示される熱融着性ポリイミドは、例えば3,
3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
と2,3,3’,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二
無水物とが0:100〜90:10のモル比である芳香
族テトラカルボン酸二無水物と1、3−ビス(4−アミ
ノフェノキシ)ベンゼンまたは1、3−ビス(3−アミ
ノフェノキシ)ベンゼンとp−フェニレンジアミンおよ
び/またはジアミノジフェニルエ−テルとが10:90
〜100:0のモル比である芳香族ジアミンとを有機溶
媒中、好適にはNMPやDMAcなどの比較的高沸点の
有機溶媒中で重合させた後、120〜200℃の範囲内
の温度に加熱してイミド化させることによって得ること
ができる。前記の芳香族テトラカルボン酸二無水物の一
部、好適には50モル%以下をピロメリット酸二無水物
で置き換えてもよい。
【0029】この発明の積層体は、前記のシ−ト状含浸
材と導電性金属層、好適には銅、アルミニウム、鉄、金
などの金属箔や金属板あるいはこれら金属の合金箔や合
金板、特に圧延銅箔、電解銅箔あるいはSUS箔とを2
50〜400℃、1〜100MPaで0.1〜10分間
熱圧着することによって得ることができる。
【0030】前記の金属層としての銅箔は厚みが3〜1
8μm程度であり、SUS箔は厚みが10〜35μm程
度であるものが好ましい。また、銅箔として、表面粗度
の余り大きくなくかつ余り小さくない、好適には薄層ポ
リイミドとの接触面のRzが3μm以下、特に0.5〜
3μm、その中でも特に1.5〜3μmであるものが好
ましい。このような金属箔、例えば銅箔はVLP、LP
(またはHTE)として知られている。また、Rzが小
さい場合には、金属箔表面を表面処理したものを使用し
てもよい。
【0031】前記の積層おいては、好適には前記のシ−
ト状含浸材と金属箔などの導電性金属層とを、ホットプ
レスあるいはロ−ルラミネ−トあるいはダブルベルトプ
レスなどの連続ラミネ−ト装置によって行うことができ
る。
【0032】この発明のシ−ト状耐熱性樹脂含浸物に導
電性金属層を張り合わせた積層体は、良好な耐熱性およ
び電気特性を有しており、回路用基板として好適に使用
することができる。
【0033】
【実施例】以下の記載において、各略号は次の化合物を
意味する。 a−BPDA:2,3,3’,4’−ビフェニルテトラ
カルボン酸二無水物 TPE−R:1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベ
ンゼン DMZ:1,2−ジメチルイミダゾ−ル NMP:N−メチル−2−ピロリドン DMAc:N,N−ジメチルアセトアミド
【0034】以下の各例において、ポリイミドおよびポ
リイミド含有ガラス不織布の物性は以下の方法によって
求めた。 ポリイミドの熱分解温度 ポリイミドフィルムをセイコ−インスツルメンツ社製S
SC5200 TGA320において、窒素中10℃/
分で昇温し重量減少を測定した。そして、重量減が3%
に達したときの温度を熱分解温度とした。 ポリイミドのガラス移転温度 ポリイミドフィルムをセイコ−インスツルメンツ社製S
SC5200 DSC320Cにおいて、窒素中20℃
/分で昇温し示差熱を測定した。 ポリイミドフィルムの破断伸び ASTM D882に従って測定した。 加熱雰囲気下での引張り試験 板橋理化工業社製IRK式低温度ブライン高温槽:型番
LTB型を引張り試験機にセットし、所定の温度に昇温
完了後引張り試験を行った。
【0035】合成例1 ポリイミド前駆体粉末および水溶液の調製 a−BPDA29.42g(0.1mol)とアセトン
637.86gを攪拌機、温度計、窒素導入管を備えた
500mlの4口セパラブルフラスコに室温において添
加し溶解した後、TPE−R29.23g(0.1mo
l)をアセトン200gに溶解した溶液を1分間で加
え、2時間反応させポリイミド前駆体粉末の析出を完結
させた。その後、この懸濁液にDMZ5.87g(0.
06mol)を添加し、さらに1時間攪拌を行なった。
そして、この懸濁液を濾過およびアセトン洗浄し、40
℃で10時間真空乾燥して、63.16gのポリイミド
前駆体化合物の粉末を得た。このポリイミド前駆体化合
物粉末3gに対して、水74.1gおよびDMZ0.9
g(0.0094mol)を加え60℃で攪拌しながら
2時間で溶解しポリイミド前駆体水溶液を得た。
【0036】ポリイミドの物性 この溶液をガラス基板上に塗布し、空気中において60
℃で10分間、100℃で10分間、150℃で10分
間、180℃で10分間、210℃で10分間、300
℃で10分間の加熱処理しポリイミド膜を得た。このポ
リイミド膜は、熱分解温度が525℃であり、ガラス転
移温度が257℃であり、引張破断強度が969Kgf
/cmで、引張り破断伸びが70%で、X線解析によ
り非結晶性であることが確認された。
【0037】合成例2 ポリイミド粉末の合成およびDMAc溶液の調製 TPE−R29.23g(0.1mol)とNMP23
4.60gを、攪拌機、還流冷却器(水分離器付き)、
温度計、窒素導入管を備えた容量1000mlの四つ口
セパラブルフラスコに、室温において添加し、その混合
液に窒素ガス流通と攪拌しながら、a−BPDA29.
42g(0.1mol)を添加し、2時間かけてポリイ
ミド前駆体を得た。その後この溶液を180℃に加熱
し、水を留去しながら7時間反応しポリイミドを得た。
そして、この溶液をNMP293.25gで希釈しホモ
ジナイザ−(ヤマト科学株式会社製オムニミキサ−L
T)を備えた浴にアセトンを6500ml入れた中に、
この溶液を徐々に加えポリイミド粉末を析出させた。こ
の懸濁液は、濾過およびアセトン洗浄し、40℃で10
時間真空乾燥して、54.06gのポリイミドの粉末を
得た。このポリイミド粉末30gに対して、NMP17
0g加え室温で攪拌しながら溶解しポリイミド溶液を得
た。また、このポリイミドは、ガラス転移温度が256
℃であった。
【0038】実施例1 目付け11.63g/mのガラス不織布50×55m
mに合成例1のポリイミド前駆体水溶液を含浸し、ろ紙
に挟んで余分な前駆体水溶液を拭き取った。そして、6
0℃から300℃まで12分で昇温し300℃で3分間
熱処理をした後、320℃に設定したホットプレス(東
洋精機社製、型番mini TESTPRESS−1
0、MP−SCH)によりプレス圧2.5MPaで1分
間熱圧着して、0.65g/mのポリイミドを含有す
るガラス不織布を得た。このポリイミド含有ガラス不織
布をJIS−P8113に従って引張り強度を測定した
ところ、2.1kg/15mm幅であった。このポリイ
ミド含有ガラス不織布を300℃で1時間放置した後の
引張り強度は1.9kg/15mm幅であった。
【0039】実施例2 ろ紙に加える圧力を変えて前駆体含浸量を変えた他は実
施例1と同様に実施して、0.94g/mのポリイミ
ドを含有するガラス不織布を得た。このポリイミド含有
ガラス不織布の引張り強度は、2.1kg/15mm幅
であった。このポリイミド含有ガラス不織布を300℃
で1時間放置した後の引張り強度は1.9kg/15m
m幅であった。
【0040】実施例3 実施例1で得られたポリイミド含有ガラス不織布100
×100mmに合成例2のポリイミド溶液を含浸した。
そして、100℃から300℃まで40分で昇温し30
0℃で5分間熱処理をして、ポリイミドを60g/m
の割合で含有するプリプレグを得た。得られたプリプレ
グは、片面に銅箔(三井金属鉱山株式会社、電解銅箔3
EC、厚み35μm)を重ね合わせ、320℃に設定し
たホットプレスにより5MPaで1分間熱圧着した。こ
の積層板の90°ピ−ル強度は、1.0kg/cmであ
った。また、この積層板を200℃で24時間放置した
後室温で90°ピ−ル強度を測定したところ、0.8k
g/cmであった。この積層板は、250℃で2時間放
置しても膨れを生じなかった。
【0041】実施例4 48g/mのガラス織物100×100mmを使用し
た他は実施例1と同様に実施して、3.4g/mのポ
リイミドを含有するガラス織物を得た。このポリイミド
を含有するガラス織物を使用した他は実施例3と同様に
実施して、ポリイミドを64g/m含有するプリプレ
グを得た。さらに、このプリプレグを使用する他は実施
例3と同様に実施して、銅箔を貼り合わせた。この積層
板の90°ピ−ル強度は、0.9kg/cmであった。
【0042】
【発明の効果】この発明は以上詳述したような構成を有
しているため、下記のような効果を奏する。この発明に
よれば、加熱工程において有機溶媒を実質的に使用する
ことなく耐熱性繊維含浸物である不織布を製造すること
ができる。また、この発明によれば、耐熱性および強度
を保持している耐熱性含浸物および積層体を得ることが
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 1/58 D04H 1/58 A D21H 13/40 D21H 13/40 H05K 1/03 610 H05K 1/03 610N 610T // C08L 79:00 C08L 79:00 Z Fターム(参考) 4F072 AB09 AD45 AK05 AL09 AL12 4F100 AB01B AB17B AG00A AK49A BA02 DG01A DG11A DG15A DH00A EJ82A GB43 JG01B JG03 JK01 JL12A 4L047 AA05 BA16 BC11 CA07 CB01 CB05 DA00 4L055 AF04 AG83 AH37 AJ01 BE10 BE14 EA32 FA19 GA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,2−ジメチルイミダゾ−ル及び/又は
    1−メチル−2−エチルイミダゾ−ルを含有する水溶性
    ポリイミド前駆体から得られたポリイミドをガラス繊維
    のバインダ−樹脂とするガラス含浸材。
  2. 【請求項2】ポリイミドが、X線解析により非結晶性で
    ある請求項1に記載のガラス含浸材。
  3. 【請求項3】ポリイミドが、テトラカルボン酸成分とし
    て50%以上を2,3,3’,4’−ビフェニルテトラ
    カルボン酸成分として得られたものである請求項1に記
    載のガラス含浸材。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載のガラス含浸材にさら
    に熱融着性ポリイミドを含浸させたシ−ト状含浸材。
  5. 【請求項5】熱融着性ポリイミドが、 【化1】 [式中、Ar1は3,3’,4,4’−ビフェニルテト
    ラカルボン酸二無水物残基と2,3,3’,4’−ビフ
    ェニルテトラカルボン酸二無水物残基とが0:100〜
    90:10のモル比である芳香族テトラカルボン酸二無
    水物残基であり、Ar2は1、3−ビス(4−アミノフェ
    ノキシ)ベンゼンまたは1、3−ビス(3−アミノフェ
    ノキシ)ベンゼンとp−フェニレンジアミンおよび/ま
    たはジアミノジフェニルエ−テルとが10:90〜10
    0:0のモル比である芳香族ジアミン残基である。]で
    示されるイミド単位を有するポリイミドである請求項4
    に記載のシ−ト状含浸材。
  6. 【請求項6】耐熱性繊維に水溶性ポリイミド前駆体から
    得られたポリイミドをバインダ−樹脂とする、200℃
    の雰囲気下に1時間置いてもその引張強度が70%以上
    保持される耐熱性繊維含浸材。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の耐熱性繊維含浸材にさら
    に熱融着性ポリイミドを含浸させて得られるシ−ト状含
    浸材。
  8. 【請求項8】耐熱性繊維に、フィルムに成形した場合に
    500℃以上の熱分解温度と200〜350℃のガラス
    転移温度と15%以上の破断伸びを有するポリイミドを
    与える水溶性ポリイミド前駆体から得られたポリイミド
    をバインダ−樹脂とする耐熱性繊維含浸材にさらに熱融
    着性ポリイミドを含浸させたシ−ト状含浸材。
  9. 【請求項9】請求項4〜8のいずれかに記載されたシ−
    ト状含浸材に導電性金属層を張り合せた積層体。
  10. 【請求項10】金属層が、銅箔である請求項9に記載の
    積層体。
JP2001385181A 2001-02-05 2001-12-18 ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体 Pending JP2003193398A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001385181A JP2003193398A (ja) 2001-12-18 2001-12-18 ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体
US10/059,347 US20020151234A1 (en) 2001-02-05 2002-01-31 Water-soluble polyimide precursor, aqueous polyimide precursor solution, polyimide, impregnated material with polyimide binder, and laminate
US11/253,599 US7300972B2 (en) 2001-02-05 2005-10-20 Water-soluble polyimide precursor, aqueous polyimide precursor solution, polyimide, impregnated material with polyimide binder, and laminate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001385181A JP2003193398A (ja) 2001-12-18 2001-12-18 ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003193398A true JP2003193398A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27594707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001385181A Pending JP2003193398A (ja) 2001-02-05 2001-12-18 ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003193398A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101977A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mitsui Chemicals Inc ポリイミド金属積層体およびポリイミド接着シート
WO2011071106A1 (ja) * 2009-12-11 2011-06-16 新日鐵化学株式会社 二次電池用負極及びこれを用いた二次電池、並びに、二次電池の形成に用いるバインダー用樹脂前駆体、樹脂前駆体溶液、及びバインダー組成物
JP2011142069A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Nippon Steel Chem Co Ltd 二次電池用負極及びこれを用いた二次電池
US9650550B2 (en) 2013-12-16 2017-05-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Polyimide precursor composition, method of producing polyimide precursor composition, method of producing polyimide molded article, polyimide molded article, liquid crystal alignment film, passivation film, wire coating material, and adhesive film
CN113801322A (zh) * 2021-10-01 2021-12-17 武汉纺织大学 可溶性高透明聚酰亚胺、聚酰亚胺涂层织物及制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011101977A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mitsui Chemicals Inc ポリイミド金属積層体およびポリイミド接着シート
WO2011071106A1 (ja) * 2009-12-11 2011-06-16 新日鐵化学株式会社 二次電池用負極及びこれを用いた二次電池、並びに、二次電池の形成に用いるバインダー用樹脂前駆体、樹脂前駆体溶液、及びバインダー組成物
JP2011142069A (ja) * 2009-12-11 2011-07-21 Nippon Steel Chem Co Ltd 二次電池用負極及びこれを用いた二次電池
US9650550B2 (en) 2013-12-16 2017-05-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Polyimide precursor composition, method of producing polyimide precursor composition, method of producing polyimide molded article, polyimide molded article, liquid crystal alignment film, passivation film, wire coating material, and adhesive film
CN113801322A (zh) * 2021-10-01 2021-12-17 武汉纺织大学 可溶性高透明聚酰亚胺、聚酰亚胺涂层织物及制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7790276B2 (en) Aramid filled polyimides having advantageous thermal expansion properties, and methods relating thereto
US7300972B2 (en) Water-soluble polyimide precursor, aqueous polyimide precursor solution, polyimide, impregnated material with polyimide binder, and laminate
JP2014111382A (ja) ポリイミドフィルム、およびこれらのポリイミド積層体、ポリイミド金属積層体
WO2008004520A1 (fr) Procédé de modification de la surface d'une couche de résine de polyimide et procédé servant à produire un stratifié métallisé
JP5186855B2 (ja) バインダー樹脂
KR20060067878A (ko) 전자 장치의 열 전도부로 유용한 고 기계적 신장율을가지는 열 전도성 폴리이미드 필름 복합체
JP2003013351A (ja) 耐熱性不織布及びバインダ−樹脂
WO2006118230A1 (ja) めっき用材料及びその利用
KR100981852B1 (ko) 높은 접착성을 갖는 폴리이미드 필름의 제조 방법
JP2003193398A (ja) ポリイミドをバインダ−とする含浸材および積層体
JP6936639B2 (ja) 積層体、フレキシブル金属張積層板、およびフレキシブルプリント回路基板
WO2009107599A1 (ja) 積層体の製造方法
WO2005027597A1 (ja) フレキシブルプリント配線板用基板及びその製造方法
JPH02208324A (ja) 低誘電率シート、該シートを用いてなる積層板および多層回路基板
TW200806469A (en) Polyimide composite flexible board and its preparation
JP2927531B2 (ja) フレキシブルプリント基板及びその製造方法
JP4694142B2 (ja) フレキシブルプリント配線板用基板の製造方法
JP4850560B2 (ja) フレキシブルプリント配線用基板
JP5506597B2 (ja) フレキシブルプリント配線板用基板の製造方法
JP4630121B2 (ja) 積層体及びプリント配線板
JPH02131936A (ja) フレキシブル銅張積層板
JP2001260272A (ja) フレキシブル金属箔張積層板及びその製造方法
JP4737666B2 (ja) 配線基板用積層体
JP2005329641A (ja) フレキシブルプリント配線板用基板及びその製造方法
JPS62270636A (ja) 銅張積層板の製造方法