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JP2003191238A - 廃棄プラスチックを素材リサイクルするための前処理方法及び装置 - Google Patents

廃棄プラスチックを素材リサイクルするための前処理方法及び装置

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Publication number
JP2003191238A
JP2003191238A JP2001398838A JP2001398838A JP2003191238A JP 2003191238 A JP2003191238 A JP 2003191238A JP 2001398838 A JP2001398838 A JP 2001398838A JP 2001398838 A JP2001398838 A JP 2001398838A JP 2003191238 A JP2003191238 A JP 2003191238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
waste
plastics
specific gravity
waste plastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001398838A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shimizu
浩 清水
Masatoshi Nara
正敏 奈良
Tsuneo Nagaoka
恒夫 永岡
Katsunori Suzuki
克紀 鈴木
Takuro Nomura
卓朗 野村
Kaneo Terada
周雄 寺田
Toki Iemoto
勅 家本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Engineering Corp filed Critical JFE Engineering Corp
Priority to JP2001398838A priority Critical patent/JP2003191238A/ja
Publication of JP2003191238A publication Critical patent/JP2003191238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/52Mechanical processing of waste for the recovery of materials, e.g. crushing, shredding, separation or disassembly
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄プラスチックを素材リサイクルする際に
十分な程度に異物の除去を行うことを可能とする、廃棄
プラスチックの前処理方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 廃棄プラスチックからリサイクル対象プ
ラスチックを分別し、該分別されたリサイクル対象プラ
スチックを加熱して軟化状態において濾過することで異
物除去を行うことを特徴とする、廃棄プラスチックを素
材リサイクルするための前処理方法を用いる。また、液
体を媒体として比重差により廃棄プラスチックを分別す
る工程を有し、該工程においては、廃棄プラスチックか
らリサイクル対象プラスチックを分別するとともに、リ
サイクル対象プラスチックを洗浄すると効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄プラスチック
をリサイクルして再利用するための前処理技術に関し、
特に容器包装リサイクル法の対象となる一般廃棄物プラ
スチック類を素材リサイクルするのに好適な前処理方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】資源の有効利用のための廃棄プラスチッ
ク(使用済プラスチック)のリサイクルとして、熱回
収、電気回収のための燃料としてプラスチックを用いる
サーマルリサイクル、高炉用還元剤に用いるなどプラス
チックの化学的性質を利用するケミカルリサイクル、プ
ラスチック素材に用いてプラスチック製品として再生す
る素材リサイクル(マテリアルリサイクル)等が行われ
ている。
【0003】一般家庭から排出される一般廃棄物プラス
チックは、プラスチック以外に食品等に由来する有機物
である厨芥類、金属、粉塵、紙等の異物が混入している
ため、リサイクルに用いる場合にはこれらを除去する必
要がある。また、一般廃棄物プラスチックは多種類のプ
ラスチックの混合状態であり、PE(ポリエチレン)、
PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)、PVC(ポリ塩化
ビニル)及びPVDC(ポリ塩化ビニリデン)などで構
成されている。リサイクル対象プラスチックの種類が限
定されている場合には前記のような混合状態のプラスチ
ックを分別して、リサイクル対象外プラスチックを除去
する必要がある。
【0004】例えばPVC及びPVDCなどの塩素含有
プラスチックは燃焼する際に塩素を発生するため、エネ
ルギーとして再利用する際には燃焼工程の前に脱塩素工
程を配置して燃焼時に塩素ガスが発生しないようにする
か、又は燃焼後の排ガス処理で脱塩素を行う必要が生じ
るので予めリサイクル対象プラスチックから除去するこ
とが好ましい。素材リサイクルとして廃棄プラスチック
を再生して用いる際には塩素含有プラスチックの使用は
直接問題にはならない場合もあるが、リサイクル後の処
分や再リサイクルを視野に入れた場合にはマテリアルリ
サイクル製品においても塩素含有プラスチックを除去し
て用いることが好ましい。また融点が比較的高いPET
等を除去することが素材リサイクルを行う上で好ましい
場合もある。
【0005】従ってリサイクルに際しては一般廃棄物プ
ラスチックから、プラスチック以外の異物および塩素含
有プラスチック等のリサイクル対象外プラスチックを除
去するための、プラスチックを分別する工程が必要であ
る。このような工程は産業廃棄物プラスチックをリサイ
クルに用いる場合においても、産業廃棄物プラスチック
が多種類のプラスチックや異物の混合状態である場合に
は同様に必要であるので、本発明においては、以下上記
のような異物や複数種類のプラスチックの混合状態であ
る、リサイクルに用いる際に前処理が必要な一般廃棄物
プラスチックや産業廃棄物プラスチックを「廃棄プラス
チック」と呼ぶ。
【0006】廃棄プラスチックの分別のために、磁選、
風選、手選別等を含む様々な技術が用いられている。例
えば、特開平8−99318号公報には湿式破砕した廃
棄プラスチックを比重差で浮沈選別する処理装置が、特
開2001−219427号公報には揺動反発式選別機
を用いて廃棄プラスチックを固形プラスチックと軽量プ
ラスチックに選別後に破砕処理して、湿式の比重差選別
により塩素含有プラスチックを分離する技術が開示され
ている。現在は、上記のような技術を用いて前処理され
た廃棄プラスチックを用いて、主にケミカルリサイクル
およびサーマルリサイクルが進められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の技術を用
いて廃棄プラスチックの前処理を行うと、素材リサイク
ルを行う場合には異物の除去が十分でないという問題が
ある。サーマルリサイクルやケミカルリサイクルを行う
際にはリサイクル品は燃焼されたり熱分解されて利用さ
れるので、上記の技術を用いて廃棄プラスチックから比
較的大きな異物やリサイクル対象外のプラスチックを分
離すれば十分である場合がほとんどである。一方マテリ
アルリサイクルを行う際には、より厳密な異物の除去が
必要である。特に押出成形機等を用いて素材リサイクル
を行う場合には原料樹脂中に異物があると、例えば押出
成形機のゲート内部やダイス内部の最も狭い箇所等で詰
まりを生じるので、異物を十分に除去しなければ継続し
て成形を行うことができない。また、厨芥類も臭気の発
生要因となる面から十分に除去することが好ましい。
【0008】したがって本発明の目的は、このような従
来技術の課題を解決し、廃棄プラスチックを素材リサイ
クルする際に十分な程度に異物の除去を行うことを可能
とする、廃棄プラスチックの前処理方法及び装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決するために廃棄プラスチックの前処理について実
験と検討を重ねた結果、廃棄プラスチックからリサイク
ル対象プラスチックを分別し、このリサイクル対象プラ
スチックを加熱して軟化状態において濾過することで、
素材リサイクルに用いる場合に十分な程度に異物除去が
可能であることを見出して、本発明を完成した。
【0010】本発明はこのような知見に基づきなされた
もので、その特徴は以下の通りである。 (1)廃棄プラスチックからリサイクル対象プラスチッ
クを分別し、該分別されたリサイクル対象プラスチック
を加熱して軟化状態において濾過することで異物除去を
行うことを特徴とする、廃棄プラスチックを素材リサイ
クルするための前処理方法。 (2)液体を媒体として比重差により廃棄プラスチック
を分別する工程を有し、該工程においては、廃棄プラス
チックからリサイクル対象プラスチックを分別するとと
もに、リサイクル対象プラスチックを洗浄することを特
徴とする、(1)に記載の廃棄プラスチックを素材リサ
イクルするための前処理方法。 (3)液体を媒体として比重差により廃棄プラスチック
を分別する工程において遠心分離装置を用いることを特
徴とする、(2)に記載の廃棄プラスチックを素材リサ
イクルするための前処理方法。 (4)廃棄プラスチックを所定の大きさに破砕した後、
前記廃棄プラスチックからリサイクル対象プラスチック
を分別することを特徴とする(1)ないし(3)のいず
れかに記載の廃棄プラスチックを素材リサイクルするた
めの前処理方法。 (5)液体を媒体として比重差により廃棄プラスチック
を分別する工程が、液体を媒体とした比重差による廃棄
プラスチックの分別の複数回の繰り返しであり、分別さ
れた廃棄プラスチックを次の分別の前に脱水することを
特徴とする、(2)ないし(4)のいずれかに記載の廃
棄プラスチックを素材リサイクルするための前処理方
法。 (6)廃棄プラスチックを浮上物と沈降物に分離するた
めの水槽を有する装置と、該水槽を有する装置において
分別された浮上物を処理する液体を媒体として比重差に
より廃棄プラスチックを分別するための遠心分離装置
と、該遠心分離装置において分別された軽比重物を処理
する濾過装置とを有する前処置装置であって、前記濾過
装置が加熱機構と濾過手段とを有し、前記分別された軽
比重物を前記加熱機構で加熱して軟化し、濾過手段によ
り異物を除去することを特徴とする廃棄プラスチックを
素材リサイクルするための前処理装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明で用いる廃棄プラスチック
は、通常は複数種類のプラスチックと異物が混合された
状態の、一般家庭から排出される一般廃棄物プラスチッ
クであることが好ましい。一般廃棄物プラスチック以外
に、複数種類のプラスチックが混合された状態および/
または異物が混合された状態の産業廃棄物等の使用済み
プラスチックを用いることも可能である。
【0012】まず、本発明の廃棄プラスチックの前処理
方法について説明する。
【0013】廃棄プラスチックからポリオレフィン系プ
ラスチックを主とする比重1.0以下のプラスチックを
分別してリサイクルに用いる場合の例を以下に示す。廃
棄プラスチックは通常は各自治体等で回収後、つぶし固
めてベール品の状態とされることが多いので、この場合
はまずベール品を解砕する。次に廃棄プラスチックから
異物を除去してリサイクル対象プラスチックを分別す
る。リサイクル対象プラスチックを分別するためには任
意の方法を用いることが可能であるが、例えば揺動式選
別機を用いて廃棄プラスチックを重量物(固形プラスチ
ック)と小径物(金属片、木屑等)と軽量物(フィルム
系プラスチック)に分離することで、軽量物としてポリ
オレフィン系プラスチックが主であるフィルム系プラス
チックおよびトレー系プラスチックを分別し、重量物、
小径物として、ペットポトル等の固形プラスチックや金
属等を除去することが可能である。固形プラスチックは
主としてPET等の溶融温度が高いプラスチックを用い
て製造されているので分離・除去する。さらに風選、磁
選、比重分離等を組み合わせることで異物の除去率を増
加させることも可能であるが、このような方法のみで十
分に異物を除去することは困難である。本発明者らが検
討した結果、廃棄プラスチックを原料としてTダイ等を
用いて押出成形する場合に詰まりの発生の原因となる異
物とは、リサイクル対象のプラスチックが軟化した状態
であっても固形物として残存する物質であり、金属及び
リサイクル対象外のプラスチック成分であり、主に金属
であった。
【0014】そこで本発明では、廃棄プラスチックから
リサイクル対象プラスチックを分別し、分別したリサイ
クル対象プラスチックを加熱して軟化状態において濾過
することで異物除去を行う。濾過はリサイクル対象プラ
スチックがスクリーン等を用いて濾過可能な軟化状態と
なる温度以上で行えばよいが、素材リサイクルを行う際
にリサイクル対象樹脂を溶融する温度以下とすることが
好ましい。素材リサイクルを行う際に樹脂を溶融する温
度超で濾過を行うと、軟化温度が比較的高いリサイクル
対象外プラスチックが含まれている場合にリサイクル対
象外プラスチックも溶融状態となり濾過により除去でき
ない恐れがある。濾過に用いるスクリーンの目開きは任
意に設定できる。細かいほど好ましいがスクリーンが目
詰まりし易く、濾過の際にスクリーンの交換が頻繁であ
ると生産性が低下するので、ダイスの隙間と同程度の粒
子が捕捉できる程度以上のスクリーンを用いることが好
ましい。尚、素材リサイクル品を成形する際にリサイク
ル対象プラスチックを溶融加熱するので、これとともに
濾過を行うことも、予めリサイクル対象プラスチックを
加熱して軟化状態で濾過し、一度冷却した材料を用いて
素材リサイクル品を成形することも可能である。
【0015】また、廃棄プラスチックからリサイクル対
象プラスチックを分別する際に、液体を媒体として比重
差により廃棄プラスチックを分別する工程を有すると、
廃棄プラスチックからリサイクル対象プラスチックを分
別すると同時に洗浄することができるので好ましい。例
えば塩素含有プラスチックを除去してリサイクルを行う
場合、塩素含有プラスチックの比重は約1.4であり水
より大きいので水を用いて比重分離を行うことで、洗浄
と分別を同時に効率良く行うことが可能となる。洗浄に
より臭気の発生要因となる厨芥類を除去することができ
る。液体を媒体として比重差により廃棄プラスチックを
分別するためには、例えば水槽に水を貯めた中に廃プラ
スチックを投入して攪拌し、浮上物を水流により搬出し
てリサイクル対象プラスチックとし、沈降物を除去する
方法などを用いることができる。
【0016】液体を媒体として比重差により廃棄プラス
チックを分別する工程において遠心分離装置を用いると
さらに効果的である。例えば水と廃棄プラスチックを投
入した容器を回転させる遠心分離装置を用いて廃棄プラ
スチックを遠心分離することにより、水を媒体にして軽
比重プラスチックと重比重プラスチックに高精度に分離
することが可能である。したがって遠心分離装置を用い
ると、比較的高精度に、異物を除去して水に対して比重
の軽い非塩素含有プラスチックのみを分別することも可
能である。
【0017】液体を媒体として比重差により廃棄プラス
チックを分別する工程において遠心分離装置を用いる場
合には、廃棄プラスチックを破砕機を用いて所定の大き
さに破砕した後、遠心分離装置による遠心分離を行うこ
とが好ましい。廃棄プラスチックを破砕して、20mm
以下程度としてから遠心分離を行うと、遠心分離装置内
部で廃棄プラスチックの絡まりが発生することなく、よ
り高精度に比重分離を行うことが可能であり、洗浄効果
も高くなる。尚、廃棄プラスチックを破砕する際には、
水を供給しながらの湿式破砕で行うと効果的である。湿
式破砕することにより、洗浄と破砕を同時に行うことが
可能であり、粉塵の発生を無くす効果がある。廃棄プラ
スチックの破砕は遠心分離装置を用いる場合は特に効果
的であるが、その他の工程においても粒度を整えること
により廃棄プラスチック相互の干渉が少なくなり、洗浄
効果が上がる等一定の効果があるので、前処理のいずれ
かの段階で破砕を行うことが好ましい。
【0018】液体を媒体として比重差により廃棄プラス
チックを分別する工程は複数回繰り返し行うと効果的で
ある。すなわち、液体を媒体として比重差により廃棄プ
ラスチックを分別する工程を複数工程として、各工程に
おいて液体を媒体として比重差による廃棄プラスチック
の分別を行うものである。繰り返し行うことにより、リ
サイクル対象プラスチックの分別の精度が向上し、洗浄
効果を高めることができる。複数の液体を媒体として比
重差により廃棄プラスチックを分別する工程が、分別の
精度や洗浄効果が異なる工程の組み合わせである場合に
は、より高精度な分別が行える工程を後工程とすること
が効率的であり好ましい。例えば、複数の液体を媒体と
して比重差により廃棄プラスチックを分別する工程が、
水槽中の水流による分別の工程と、遠心分離装置を用い
た分別の工程とである場合、先に水槽中の水流による分
別を行い、前記水流による分別で分別した廃棄プラスチ
ックを遠心分離装置により分別することで、先に遠心分
離装置を用いる場合よりも全体として分別の精度と洗浄
効果が向上する。液体を媒体として比重差により廃棄プ
ラスチックを分別する工程の前に廃棄プラスチックの洗
浄を行うことでも、全体としての廃棄プラスチックの洗
浄効果を高めることができる。
【0019】上記のように液体を媒体として比重差によ
り廃棄プラスチックを分別する工程が、液体を媒体とし
た比重差による廃棄プラスチックの分別を複数回繰り返
す場合には、分別された廃棄プラスチックを次の分別の
前に脱水することが好ましい。これにより、液体に溶出
した汚れが、次に液体を媒体として比重差により廃棄プ
ラスチックを分別する際に持ち込されることを防止でき
るので、洗浄効果がより向上する。脱水後に比重分離装
置を用いて液体を媒体とした比重差による廃棄プラスチ
ックの分別を行う場合には、比重分離を効率的に行うた
めに脱水した廃棄プラスチックを液体と混合攪拌してか
ら遠心分離装置に投入することが好ましい。
【0020】上記のように液体を媒体とした比重差によ
る廃棄プラスチックの分別を複数回行う場合は、この工
程だけでも相当に高精度に異物除去が行える。しかし、
このような工程を用いた場合でも素材リサイクルとして
プラスチック成形品を製造する際に要求される異物の除
去率に達しない場合があるので、本発明を用いる必要が
ある。これは金属等の異物が比重の軽いプラスチックに
遮られて液体に沈むことができない場合があることや、
上記の分別・洗浄の後工程において異物が混入するため
であると考えられる。
【0021】さらに、廃棄プラスチックをリサイクル材
料とする際には造粒することが好ましい。本発明では、
分別したリサイクル対象プラスチックを造粒機により所
定の大きさに造粒した後、加熱して軟化状態において濾
過する、または分別したリサイクル対象プラスチックを
加熱して軟化状態において濾過した後に造粒機により所
定の大きさに造粒すると効果的である。廃棄プラスチッ
ク、特にフィルム状の廃棄プラスチックを用いる場合
は、造粒機により造粒すると、体積が減少して保存する
際に好適であり、ハンドリングも容易であるので作業性
が向上する。
【0022】次に、本発明の廃棄プラスチックの前処理
方法の一実施形態を図1のフローシートを用いて説明す
る。
【0023】図1は廃棄プラスチックを固形系プラスチ
ックとフィルム系プラスチックに分離し、フィルム系プ
ラスチックの水に対する軽比重分(浮上物)を用いるこ
とで塩素を含有しないプラスチックを分別し、これを加
熱して濾過し、素材リサイクルを行う場合を示す説明図
である。
【0024】自治体よりベール品1として搬入された廃
棄プラスチックは解砕機2により解砕され、プラスチッ
ク種類選別装置3により固形系プラスチック4とフィル
ム系プラスチック5に分別する。同時に金属片・木屑等
6が除去される。このプラスチック種類選別装置3は、
例えば上記の揺動式選別機により構成される。固形系プ
ラスチック4は本実施形態においては説明しないが、別
途処理を行いリサイクル品の製造が可能である。フィル
ム系プラスチック5は磁選機7でさらに鉄類を除去した
後に破砕機8により破砕され、比重分離装置9に投入さ
れる。破砕後のプラスチックから鉄類等を分離回収する
ために更に磁選機を設けることが望ましい。前記比重分
離装置9は液体を媒体として比重差により廃棄プラスチ
ックを分別する工程であり、本実施の形態では水槽を用
いることで異物および塩素含有プラスチックは沈降物1
0として除去される。浮上物11は脱水機12により脱
水された後にミキシングタンク13により液体と混合攪
拌されてスラリー化させて、比重分離装置(遠心分離装
置)14に投入される。比重分離装置(遠心分離装置)
14も液体を媒体として比重差により廃棄プラスチック
を分別する工程であり、異物および塩素含有プラスチッ
クは沈降物15として除去される。浮上物16は塩素を
含有しない廃棄プラスチックが主であり、これを造粒機
17により造粒する。造粒機17は省略可能である。必
要に応じて造粒された浮上物16を濾過装置18に投入
する。濾過装置18は加熱機構と濾過手段とを有する装
置であり、分別された廃棄プラスチックである浮上物1
6を加熱して軟化状態とし、適当な圧力を作用させてス
クリーン等を通過させることでこれを濾過し、異物等1
9を除去する。濾過装置18で濾過された浮上物16を
押出機20を用いて成形し、リサイクル品21を製造す
る。押出機20はダイス付近で詰まりを生じることなく
スムーズにリサイクル品21が製造される。図1におい
て濾過装置18と押出機20は別に示したが、押出機2
0の一部を濾過装置18として、押出成形とともに濾過
を行うことも可能である。また、浮上物16を濾過装置
18で濾過した後に造粒し、この造粒物を用いて押出機
20でリサイクル品21を成形することも可能である。
【0025】以上のように、液体を使用して浮上プラス
チックと沈降プラスチックを分離すると同時に洗浄を行
い、その後、所定の温度に加熱し、軟化しない材質成分
および異物を濾過して除去することにより、廃棄プラス
チックから所定のプラスチック成分のみを高精度に分別
してから濾過できるので、濾過で除去する異物を少量に
することができる。
【0026】したがって、液体を媒体として比重差によ
り廃棄プラスチックを分別する工程が、水を媒体とした
比重差による廃棄プラスチックの分別の1回または複数
回の繰り返しの工程であり、少なくとも最後の水を媒体
として比重差により廃棄プラスチックを分別する工程が
遠心分離による比重分離の工程を有し、前記の洗浄効果
を有する分別する工程で分別された軽比重分であるリサ
イクル対象プラスチックを加熱して軟化状態において濾
過することで異物除去を行った後に押出成形を行うこと
が、廃棄プラスチックから比重1.0以下の軽比重成分
を分別して押出成形により素材リサイクルを行う場合に
最適な前処理方法である。
【0027】次に、本発明の廃棄プラスチックを素材リ
サイクルするための前処理装置について説明する。
【0028】本発明の廃棄プラスチックを素材リサイク
ルするための前処理装置は、廃棄プラスチックを浮上物
と沈降物に分離するための水槽を有する装置と、該水槽
を有する装置において分別された浮上物を処理する液体
を媒体として比重差により廃棄プラスチックを分別する
ための遠心分離装置と、該遠心分離装置において分別さ
れた軽比重物を処理する濾過装置とを有する前処置装置
であって、前記濾過装置が加熱機構と濾過手段とを有
し、前記分別された軽比重物を前記加熱機構で加熱して
軟化し、濾過手段により異物を除去するものである。
【0029】廃棄プラスチックを浮上物と沈降物に分離
するための水槽を有する装置は、液体を媒体として比重
差により廃棄プラスチックを分別するための装置であ
り、図2にその一実施形態を示す。廃棄プラスチック投
入のための投入口32と浮上物を回収するための回収口
35とを両端に有する水槽31と、投入口32の近傍に
位置する液体放出装置33と、水槽中の水面付近に位置
する攪拌翼34とを有し、液体を溜めた水槽31に廃棄
プラスチックを投入口32より投入し、浮上物と沈降物
を別々に回収することにより廃棄プラスチックを分別す
る装置である。廃棄プラスチックを投入する際は、投入
口32においてスクリューコンベア等を用いて強制的に
投入することが好ましい。プラスチックは軽く水に浮か
ぶものが多いため、単にプラスチックを水槽31に投入
するだけでは洗浄効果が十分ではない場合があり、液体
放出装置33により投入口32の上部近傍から液体を放
出して水槽内に下降流を生じさせ、投入された廃棄プラ
スチックを撹拌し、各々の廃棄プラスチック単体に分散
させる効果を生じさせることで、浮上する廃棄プラスチ
ックと沈降する廃棄プラスチックが干渉しないようにす
ることができる。また攪拌翼34により、投入口32か
ら浮上物回収口35に向けて水流を起こし、プラスチッ
クを搬送すると共に効率よく浮上物と沈降物へ分離を行
うことを可能としている。攪拌翼34は複数用いるとさ
らに効果的である。浮上物は浮上物回収口35より回収
する。水槽31下部には沈降物を回収するためにスクリ
ューコンベア等を設置することが好ましく、別途沈降物
回収口を設けて沈降物を回収する。
【0030】遠心分離装置も、液体を媒体として比重差
により廃棄プラスチックを分別するための装置である。
上記水槽を有する装置において分別された浮上物を処理
する装置であり、図3にその一実施形態を示す。本体4
1は軸42を中心として液体43と共に回転して、高比
重物44を外周部に軽比重物45を液体表面に分離す
る。高比重物は重量物排出口46から、軽比重物は軽量
物排出口47からスクリューコンベヤ48等で別々に取
り出すことで比重分離を行う。
【0031】濾過装置は、上記遠心分離装置において分
別された軽比重物を処理する装置であって、加熱機構と
濾過手段とを有し、前記軽比重物を前記加熱機構で加熱
して軟化し、濾過手段により異物を除去するものであ
る。例えば濾過装置として図4に示すように、加熱機構
を有する加熱室51にスクリーン52を設置したものを
用いることで、加熱室内に前記軽比重物を投入して加熱
してこれを軟化し、スクリーン(例えば金属板に多数の
穴をあけたメッシュ)に対して適当な圧力を作用させて
軽比重物である廃棄プラスチックをスクリーンを通過さ
せることにより濾過し、異物を除去することができる。
【0032】上記構成の装置を用いれば塩素含有プラス
チックを除去すると共に、廃棄プラスチックの異臭の原
因となる物質の除去(洗浄)も含めた異物の除去が十分
に行えるので、素材リサイクルのための前処理に最適で
ある。
【0033】
【実施例】廃棄プラスチックとして、多種類のプラスチ
ックの混合状態であり異物も混合された一般家庭からの
容器包装リサイクル対象ごみを用いて、プラスチックパ
ネルの製造を行った。プラスチックパネルを使用後の焼
却処理が可能であるように塩素を含有しないものとする
ために、廃棄プラスチックには図1に示す工程と同様の
前処理を施した。プラスチック種類選別装置3として、
クランク軸に取り付けられて揺動運動する傾斜した反発
板上に被選別物を投入すると、物体の重量、形状および
硬度の差により反発する弾道が異なることを利用して選
別する揺動式選別機を用いた。分別したフィルム系プラ
スチック5は10%程度異物を含む状態であった。破砕
機8により20mm程度に破砕されたフィルム系プラス
チック5は水を用いた比重分離により、水に沈むプラス
チックや金属等の比重の高い物質を分離すると同時に洗
浄された。水を用いた比重分離は図3に示す遠心分離装
置を用いて行い、一部については図2に示す装置を用い
て水槽中で廃棄プラスチックを比重分離した後、さらに
図3に示す遠心分離装置による処理を行った。前記のよ
うに水を用いた比重分離を2段階で行った際には、水槽
を用いた比重分離の浮上物を脱水して汚水をできるだけ
取り除いてから水を加えてスラリー化し、遠心力150
0Gで遠心分離処理を行った。遠心分離装置14の浮上
物16は含水率10%未満に脱水されていた。浮上物1
6については、さらに熱風等で乾燥を行った後、造粒機
により所定の形状(6mm径、長さ10mm未満の円筒
形状)に造粒した。造粒した後、溶融押出成形機で20
0℃に加熱し、一部については軟化した状態で溶融押出
機の押出機部分に挿入した20メッシュのスクリーンを
通過させることにより、軟化しないプラスチック成分お
よび異物を分離してから、Tダイより押出成形してリサ
イクル品であるパネルを成形した。各種の前処理を施さ
れた廃棄プラスチックの、汚れの除去状態、前処理後の
異物混入率(質量%)、成形可否を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】前処理における汚れの除去状態は、遠心分
離機における排水のCOD(Chemical Oxygen Deman
d)濃度を目安として判断した。COD濃度が1000m
g/L以下を○、1000〜3000mg/Lを△、300
0mg/L以上を×として表1に示した。表1において、N
o.1、2のスクリーンを用いた濾過を行わない場合
は、ダイス内部の最も狭い箇所が詰まりプラスチックパ
ネルが成形できなかった。No.3、4についてはダイ
スの詰まりが発生せず、プラスチックパネルを成形でき
たが、No.3は濾過時にスクリーンに詰まりが発生し
易く、スクリーンを頻繁に交換する必要があった。ま
た、No.1、3については成形時の異臭が比較的強か
った。尚、本実施例においては分別されたリサイクル対
象プラスチックを造粒して用いたが、ハンドリング等に
問題なければ、造粒しない方法を採ることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、廃
棄プラスチックを素材リサイクルする際に十分な程度に
異物の除去を行うことが可能となる。広い分野において
廃棄プラスチックのリサイクルが可能になるので、埋立
処分されるごみの減量に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄プラスチックの前処理方法の一実
施形態を示すフローシート。
【図2】廃棄プラスチックを浮上物と沈降物に分離する
ための水槽を有する装置(比重分離装置)の一実施形態
を示す図。
【図3】遠心分離装置(比重分離装置)の一実施形態を
示す図。
【図4】濾過装置の一実施形態を示す図。
【符号の説明】
1:ベール品、2:解砕機、3:プラスチック種類選別
装置、4:固形系プラスチック、5:フィルム系プラス
チック、6:金属片、木屑等、7:磁選機、8:破砕
機、9:比重分離装置(水槽)、10:沈降物、11:
浮上物、12:脱水機、13:ミキシングタンク、1
4:比重分離装置(遠心分離装置)、15:沈降物、1
6:浮上物、17:造粒機、18:濾過装置、19:異
物等、20:押出機、21:リサイクル品、31:水
槽、32:投入口、33:液体放出装置、34:攪拌
翼、35:浮上物回収口、41:本体、42:軸、4
3:液体、44:高比重物、45:軽比重物、46:重
量物排出口、47:軽量物排出口、48:スクリューコ
ンベヤ、51:加熱室、52:スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永岡 恒夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 鈴木 克紀 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 野村 卓朗 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 寺田 周雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 家本 勅 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4D071 AA43 AA52 AA62 AB13 AB14 CA01 CA03 DA15 4F301 AA00 BF09 BF12 BF15 BF26 BF32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄プラスチックからリサイクル対象プ
    ラスチックを分別し、該分別されたリサイクル対象プラ
    スチックを加熱して軟化状態において濾過することで異
    物除去を行うことを特徴とする、廃棄プラスチックを素
    材リサイクルするための前処理方法。
  2. 【請求項2】 液体を媒体として比重差により廃棄プラ
    スチックを分別する工程を有し、該工程においては、廃
    棄プラスチックからリサイクル対象プラスチックを分別
    するとともに、リサイクル対象プラスチックを洗浄する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の廃棄プラスチック
    を素材リサイクルするための前処理方法。
  3. 【請求項3】 液体を媒体として比重差により廃棄プラ
    スチックを分別する工程において遠心分離装置を用いる
    ことを特徴とする、請求項2に記載の廃棄プラスチック
    を素材リサイクルするための前処理方法。
  4. 【請求項4】 廃棄プラスチックを所定の大きさに破砕
    した後、前記廃棄プラスチックからリサイクル対象プラ
    スチックを分別することを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の廃棄プラスチックを素材リサ
    イクルするための前処理方法。
  5. 【請求項5】 液体を媒体として比重差により廃棄プラ
    スチックを分別する工程が、液体を媒体とした比重差に
    よる廃棄プラスチックの分別の複数回の繰り返しであ
    り、分別された廃棄プラスチックを次の分別の前に脱水
    することを特徴とする、請求項2ないし請求項4のいず
    れかに記載の廃棄プラスチックを素材リサイクルするた
    めの前処理方法。
  6. 【請求項6】 廃棄プラスチックを浮上物と沈降物に分
    離するための水槽を有する装置と、該水槽を有する装置
    において分別された浮上物を処理する液体を媒体として
    比重差により廃棄プラスチックを分別するための遠心分
    離装置と、該遠心分離装置において分別された軽比重物
    を処理する濾過装置とを有する前処置装置であって、前
    記濾過装置が加熱機構と濾過手段とを有し、前記分別さ
    れた軽比重物を前記加熱機構で加熱して軟化し、濾過手
    段により異物を除去することを特徴とする廃棄プラスチ
    ックを素材リサイクルするための前処理装置。
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