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JP2003182838A - コンベア装置及びその運転方法 - Google Patents

コンベア装置及びその運転方法

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Publication number
JP2003182838A
JP2003182838A JP2001379022A JP2001379022A JP2003182838A JP 2003182838 A JP2003182838 A JP 2003182838A JP 2001379022 A JP2001379022 A JP 2001379022A JP 2001379022 A JP2001379022 A JP 2001379022A JP 2003182838 A JP2003182838 A JP 2003182838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt conveyor
end position
flex belt
conveyor
flex
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001379022A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Hamano
信彦 浜野
Dakehan Shiba
岳繁 柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2001379022A priority Critical patent/JP2003182838A/ja
Publication of JP2003182838A publication Critical patent/JP2003182838A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 始端位置と終端位置間を循環するフレックス
ベルトコンベアを具備するコンベア装置及びその運転方
法において、復路のフレックスベルトコンベアの表面に
付着した粉粒体を略完全に除去することができ、支持ロ
ーラの摩耗により破損するということのない、長寿命の
コンベア装置及びその運転方法を提供すること。 【解決手段】 始端位置と終端位置間を循環するフレッ
クスベルトコンベア11を具備し、始端位置Sと終端位
置Eの間の所定の位置で該フレックスベルトコンベア1
1上に水砕スラグ106等の水分を含み付着しやすい粉
粒体を搭載し、終端位置Eに搬送し、該終端位置Eで落
下排出し、始端位置Sに戻るように構成されたコンベア
装置10において、終端位置から始端位置に向かうフレ
ックスベルトコンベア11の復路C近傍の所定位置に圧
縮空気を吹付け該フレックスベルトコンベア11に付着
する粉粒体を除去するエアノズル18等の気体吹付除去
機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分を含みベルト
コンベアに付着しやすい粉粒体を搬送するコンベア装置
及びその運転方法に関し、例えば溶融炉から排出する溶
融スラグを水砕スラグにする水砕トラフから排出される
該水砕スラグを搬送するのに好適なコンベア装置及びそ
の運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス化炉及び溶融炉等を具備するガス化
溶融設備においては、溶融炉から排出される溶融スラグ
は水砕トラフにより、水砕スラグにされ、分離コンベア
により水から分離されるようになっている。該分離され
た水砕スラグはフレックスベルトコンベアを具備するコ
ンベア装置により所定位置、例えばスラグ貯留ヤードに
搬送されるようになっている。
【0003】図1はガス化溶融設備の一部の構成例を示
す図で、100は溶融炉であり、図示しないガス化炉か
らの灰やチャー(未燃炭素分)を含む生成ガス101が
ガス導入口102から炉内に導入され、該炉内で燃焼用
空気と混合され、高温(1300℃程度の高温)で燃焼
する。この高温で生成ガス101に含まれる灰は溶融し
溶融スラグ103となって水砕トラフ104に導入(落
下)される。水砕トラフ104にはスラグ冷却水105
が供給されており、その底部を流れているから、溶融ス
ラグ103はこのスラグ冷却水105の流れに落下し、
水砕スラグ106となってスラグ分離コンベア装置10
7へと導入される。
【0004】スラグ分離コンベア装置107では分離コ
ンベア108により水砕スラグ106は分離され、スラ
グ搬送コンベア装置10へと搬送される。該スラグ搬送
コンベア装置10は始端位置Sと終端位置Eの間を循環
するフレックスベルトコンベア11を具備し、前記スラ
グ分離コンベア装置107からの水砕スラグ106は始
端位置Sの近傍で該フレックスベルトコンベア11の上
に搭載される。該フレックスベルトコンベア11上に搭
載された水砕スラグ106は搬送され、終端位置Eに設
けられたシュート14を通ってスラグ貯留ヤード34に
落下する。
【0005】上記スラグ分離コンベア装置107で分離
された、水砕スラグ106は水分を多く含む粉粒体であ
るため、スラグ搬送コンベア装置10のフレックスベル
トコンベア11の表面に付着し、該フレックスベルトコ
ンベア11が終端位置Sで折返してもその一部はフレッ
クスベルトコンベア11の表面に付着し、始端位置に向
かう復路を移動する。
【0006】図2はスラグ搬送コンベア装置10の断面
を示す図(図1のA−A断面図)である。図示するよう
に、スラグ搬送コンベア装置10はフレックスベルトコ
ンベア11を具備し、該フレックスベルトコンベア11
は所定間隔でケーシング13に回転自在に配置された支
持ローラ12に支持され、始端位置Sに設けられたプー
リ16と終端位置Eに設けられたプーリ17(図1参
照)により循環するようになっている。図2において、
上方はフレックスベルトコンベア11が終端位置Eに向
かって進む往路Bであり、下方はフレックスベルトコン
ベア11が始端位置Sに向かって進む復路Cである。
【0007】フレックスベルトコンベア11は可撓性の
あるベルト11a上に平行に可撓性のある側板11b、
11bを立設し、更に側板11bと側板11bの間を仕
切板11cで仕切った構成で、該仕切板11cは側板1
1bと側板11bの間を所定の間隔で仕切っている。往
路Bはベルト11aの下面が支持ローラ12に支持さ
れ、復路Cは側板11b、11bの端面が支持ローラ1
2に支持されて移動するようになっている。
【0008】スラグ分離コンベア装置107から分離コ
ンベア108で分離された水砕スラグ106は、図1に
示すように始端位置Sの近傍の往路Bで、フレックスベ
ルトコンベア11のベルト11aと側板11b、11b
と仕切板11cで囲まれた箱型の空間に収容され、終端
位置Eまで移送され、上記のようにシュート14を通っ
てスラグ貯留ヤード34に落下する。
【0009】上記のように水砕スラグ106は多くの水
分を含むため、終端位置Eでフレックスベルトコンベア
11が反転しても、水砕スラグ106はフレックスベル
トコンベア11から完全には落下できず、図3に示すよ
うに、その一部はベルト11a、側板11b、11b及
び仕切板11cの表面に付着する。この付着した水砕ス
ラグ106が復路Cの移動中に落下し、側板11b、1
1bの端面と支持ローラ12の表面の間に介在し、支持
ローラ12を摩耗するという問題がある。支持ローラ1
2は例えば肉厚5mm以下の金属製の円筒体で構成され
ているから、摩耗が進むと支持ローラ12にクラック等
の損傷15が発生するという問題があった。
【0010】上記問題を解決するため、復路Cにあるフ
レックスベルトコンベア11に振動を与え、ベルト11
a、側板11b、11b及び仕切板11cの表面に付着
した水砕スラグ106を除去する方法も試みられたが、
付着した水砕スラグ106を十分に除去することができ
ず、依然上記のような問題があった。
【0011】上記のような問題は水砕スラグを搬送する
水砕スラグ搬送用コンベアに限らず、始端位置と終端位
置間を循環する上記構成のフレックスベルトコンベアを
具備し、該フレックスベルトコンベア上に搭載された水
分を含み付着しやすい鉱砕や砂等の粉粒体を搭載し、終
端位置まで搬送し、該終端位置で落下排出し、始端位置
に戻るように構成されたコンベア装置においても起る現
象である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、始端位置と終端位置間を循環する
フレックスベルトコンベアを具備するコンベア装置及び
その運転方法において、復路のフレックスベルトコンベ
アの表面に付着した粉粒体を略完全に除去することがで
き、支持ローラの摩耗により破損するということのな
い、長寿命のコンベア装置及びその運転方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、始端位置と終端位置間を循環
するフレックスベルトコンベアを具備し、始端位置と終
端位置の間を該フレックスベルトコンベアが移動する間
に該フレックスベルトコンベア上に水分を含み付着性の
ある粉粒体を搭載し、終端位置に搬送して排出し、始端
位置に戻るように構成されたコンベア装置において、終
端位置から始端位置に向かうフレックスベルトコンベア
の復路近傍の所定位置に圧縮気体を吹付け該フレックス
ベルトコンベアに付着する粉粒体を除去する気体吹付除
去機構を設けたことを特徴とする。
【0014】上記のようにフレックスベルトコンベアの
復路近傍の所定位置に、気体吹付除去機構を設けたの
で、該気体吹付除去機構からフレックスベルトコンベア
表面に圧縮気体を吹き付けることにより、付着した粉粒
体を略完全に除去することができ、フレックスベルトコ
ンベアを支持する支持ローラの摩耗損傷を防ぐことが可
能となる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のコンベア装置において、気体吹付除去機構は吹付ける
圧縮気体の圧力を調整する圧力調整機構を具備すること
を特徴とする。
【0016】上記のように気体吹付除去機構は圧力調整
機構を具備するので、フレックスベルトコンベアに付着
した粉粒体の状態、粉粒体中の水分含有量等の付着性を
考慮して、気体の吹付け圧力を調整できるから、フレッ
クスベルトコンベアに付着した粉粒体の除去率を向上さ
せることができる。また、搬送効率を高めることができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のコンベア装置において、前記復路のフレックス
ベルトコンベアに振動を与えて前記付着した粉粒体を除
去する振動除去機構を設けたことを特徴とする。
【0018】上記のように振動除去機構を設けたことに
より、気体吹付除去機構による粉粒体除去に加え、復路
のフレックスベルトコンベアに振動を与えて付着した粉
粒体を除去するから、粉粒体除去率が更に向上する。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1項に記載のコンベア装置において、フレッ
クスベルトコンベアの復路で除去された粉粒体を回収す
る回収機構と、該回収機構で回収された粉粒体をフレッ
クスベルトコンベアの往路に戻し搭載する移送機構を設
けたことを特徴とする。
【0020】上記のように回収機構及び移送機構を設け
たので、回収機構で回収された粉粒体をフレックスベル
トコンベアの往路に戻し搭載することができ、フレック
スベルトコンベアの粉粒体搬送効率が向上する。
【0021】請求項5に記載の発明は、始端位置と終端
位置間を循環するフレックスベルトコンベアを具備する
コンベア装置の運転方法であって、フレックスベルトコ
ンベアが始端位置から終端位置に移動する間に、該フレ
ックスベルトコンベア上に水分を含み付着性のある粉粒
体を搭載した後、終端位置に搬送して該粉粒体を排出
し、その後該終端位置から始端位置に向かって移動する
フレックスベルトコンベアに所定位置で圧縮気体を吹付
け該フレックスベルトコンベアに付着した粉粒体を除去
することを特徴とする。
【0022】上記のように終端位置で該粉粒体を排出し
た後該終端位置から始端に向かって移動するフレックス
ベルトコンベアに所定位置で圧縮気体を吹付け該フレッ
クスベルトコンベアに付着した粉粒体を除去するので、
付着した粉粒体を略完全に除去することができ、フレッ
クスベルトコンベアを支持する支持ローラの摩耗損傷を
防ぐことが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図4は本発明に係るコンベア装
置の一部の構成を示す図である。本実施形態例では、図
1の水砕スラグを搬送するスラグ搬送コンベア装置10
を例に説明するが、本発明は水砕スラグのように水分を
含み付着しやすい粉粒体を搬送するコンベア装置として
広く利用することが可能である。
【0024】図示するように、スラグ搬送コンベア装置
10は、フレックスベルトコンベア11を具備する。該
フレックスベルトコンベア11は所定間隔でケーシング
13に回転自在に配置された支持ローラ12、12、・
・に支持され、始端位置Sに設けられたプーリ16(図
1参照)と終端位置Eに設けられたプーリ17により循
環するようになっている。フレックスベルトコンベア1
1の復路Cの終端位置Eの近傍及び任意の所定位置にフ
レックスベルトコンベア11に圧縮空気を吹付けるエア
ノズル18、18が設けられている。
【0025】図5はエアノズル18とフレックスベルト
コンベア11の配置状態を示す図で、エアノズル18は
図示するように筒状のパイプ18aにノズル18b、1
8c、18dが装着された構成で、フレックスベルトコ
ンベア11の復路Cの下方にノズル18b、18c、1
8dの空気噴出口を該フレックスベルトコンベア11に
向けて配置している。パイプ18aに圧縮空気19を供
給することにより、該圧縮空気19はノズル18b、1
8c、18dの空気噴出口からフレックスベルトコンベ
ア11のベルト11a、側板11b、11b及び仕切板
11cの表面に吹付けられる。
【0026】上記のようにフレックスベルトコンベア1
1の復路Cの終端位置E及び任意の所定位置に、エアノ
ズル18、18を設け、フレックスベルトコンベア11
に向けて圧縮空気19を吹付けることにより、ベルト1
1a、側板11b、11b及び仕切板11cの表面に付
着した水砕スラグ106が吹き飛ばされ除去される。こ
れにより、フレックスベルトコンベア11の移動中に水
砕スラグ106が落下し、図3に示すように、側板11
b、11bの端面と支持ローラ12の間に介在し、該支
持ローラ12の摩耗や損傷15が発生することはない。
【0027】更に、フレックスベルトコンベア11は終
端位置Eに向かう往路Bに上昇傾斜部を、始端位置Sに
向かう復路Cに下降傾斜部を有し、終端位置Eの近傍の
復路Cの近傍にエアノズル18を具備する気体吹付除去
機構を設けたことにより、終端位置Eの近傍の復路C
で、フレックスベルトコンベア11に付着した粉粒体を
除去できるから、復路Cの略全体に亘ってフレックスベ
ルトコンベア11に粉粒体が付着しない状態にすること
ができる。
【0028】図6は上記エアノズル18、18に圧縮空
気19を供給する圧縮空気供給系の構成を示す図であ
る。圧縮空気供給系は図示するように、エアータンク2
0、バルブ21、エアフィルタ22、レギュレータ2
3、電磁弁24及びバルブ25、25を具備する構成で
ある。エアータンク20からの圧縮空気19はバルブ2
1、フィルタ22を通り、レギュレータ23で圧力調整
され、更に電磁弁24及びバルブ25、25を通って各
エアノズル18、18に供給されるようになっている。
【0029】上記のように圧縮空気供給系にレギュレー
タ23等からなる圧力調整機構を設けることにより、フ
レックスベルトコンベア11表面に付着した水砕スラグ
106に含まれる水分や付着状態を考慮してエアノズル
18のノズル18b、18c、18dから噴出する圧縮
空気19を調整できるから、フレックスベルトコンベア
11に付着した粉粒体の除去率を向上させることができ
る。フレックスベルトコンベア11から除去されケーシ
ング13の底部に落下した水砕スラグ106はエアノズ
ル18、18の設置位置から下方に設けた回収シュート
26により回収される。
【0030】上記回収シュート26により回収された水
砕スラグ106は図7に示すように、スラグ回収フィー
ダ27及びスクリューコンベア28を介して、フレック
スベルトコンベア11の往路Bに戻され再び搭載され
る。このように回収シュート26で回収された水砕スラ
グ106をスラグ回収フィーダ27及びスクリューコン
ベア28を介してフレックスベルトコンベア11の往路
Bに戻すことにより、フレックスベルトコンベアの粉粒
体搬送効率が向上する。
【0031】また、図4に示すように、フレックスベル
トコンベア11の復路Cの上記エアノズル18、18の
配置位置より終端位置E側には、フレックスベルトコン
ベア11に振動を与えて付着した水砕スラグ106を除
去するための、振動スラグ除去機構29、29が設けら
れている。図8は振動スラグ除去機構29の構成例を示
す図で、図8(a)は正面図、図8(b)は側面図であ
る。図示するように、振動スラグ除去機構29はケーシ
ング13に軸受31、31を介して回転自在に設けられ
た回転軸30にブラケット32、32を介して2本のロ
ーラ33、33を設けた構成である。
【0032】上記構成の振動スラグ除去機構29におい
て、図示しないモータ等により回転軸30を回転するこ
とにより、回転軸30を中心に2本のローラ33、33
が回転し、フレックスベルトコンベア11のベルト11
aに打撃力を加え、振動を与える。この振動により、フ
レックスベルトコンベア11のベルト11a、側板11
b、11b及び仕切板11cの表面に付着された水砕ス
ラグ106が除去される。上記エアノズル18、18に
よる圧縮空気19の吹付けと、振動スラグ除去機構2
9、29による振動により、フレックスベルトコンベア
11に付着した水砕スラグ106の除去効率が更に向上
する。従って、フレックスベルトコンベア11の搬送効
率を高めることができる。
【0033】なお、上記実施の形態例では、フレックス
ベルトコンベア11の復路Cの終端位置E近傍にエアノ
ズル18、振動スラグ除去機構29を配置しているが、
このようにエアノズル18、振動スラグ除去機構29を
復路Cの終端位置E近傍に設けたことにより、復路Cの
略全体に亘ってフレックスベルトコンベア11に粉粒体
が付着しない状態を維持することができる。
【0034】また、上記例ではエアノズル18から圧縮
空気19を吹付ける例を示したが、圧縮空気に限定され
るものではなく、蒸気等の他の適当な気体でもよいこと
は当然である。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように各請求項に記載の
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0036】請求項1に記載の発明によれば、フレック
スベルトコンベアの復路近傍の所定位置に、気体吹付除
去機構を設けたので、該気体吹付除去機構からフレック
スベルトコンベア表面に圧縮気体を吹き付けることによ
り、付着した粉粒体を略完全に除去することができ、フ
レックスベルトコンベアを支持する支持ローラの摩耗損
傷を防ぐことができ、長寿命のコンベア装置を提供でき
る。
【0037】請求項2に記載の発明によれば、気体吹付
除去機構は圧力調整機構を具備するので、フレックスベ
ルトコンベアに付着した粉粒体の状態、粉粒体中の水分
含有量等の付着性を考慮して、気体の吹付け圧力を調整
できるから、フレックスベルトコンベアに付着した粉粒
体の除去率を向上させることができる。
【0038】請求項3に記載の発明によれば、振動除去
機構を設けたことにより、気体吹付除去機構による粉粒
体除去に加え、復路のフレックスベルトコンベアに振動
を与えて付着した粉粒体を除去するから、粉粒体除去率
が更に向上する。
【0039】請求項4に記載の発明によれば、回収機構
及び移送機構を設けたので、回収機構で回収された粉粒
体をフレックスベルトコンベアの往路に戻し搭載するこ
とができ、フレックスベルトコンベアの粉粒体搬送効率
が向上する。
【0040】請求項5に記載の発明によれば、終端位置
で該粉粒体を排出した後該終端位置から始端位置に向か
って移動するフレックスベルトコンベアに所定位置で圧
縮気体を吹付け該フレックスベルトコンベアに付着した
粉粒体を除去するので、付着した粉粒体を略完全に除去
することができ、フレックスベルトコンベアを支持する
支持ローラの摩耗損傷を防ぐことが可能となるコンベア
装置の運転方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス化溶融設備の一部の構成例を示す図であ
る。
【図2】ガス化溶融設備のスラグ搬送コンベア装置の断
面構成例を示す図(図1のA−A断面図)である。
【図3】スラグ搬送コンベア装置のフレックスベルトコ
ンベアにスラグが付着した場合の状態を示す図である。
【図4】本発明に係るコンベア装置の一部の構成例を示
す図である。
【図5】本発明に係るコンベア装置のエアノズルとフレ
ックスベルトコンベアの配置状態を示す図である。
【図6】本発明に係るコンベア装置の圧縮空気供給系の
構成例を示す図である。
【図7】本発明に係るコンベア装置の一部の構成例を示
す図である。
【図8】本発明に係るコンベア装置の振動スラグ除去機
構の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 スラグ搬送コンベア装置 11 フレックスベルトコンベア 12 支持ローラ 13 ケーシング 14 シュート 15 損傷 16 プーリ 17 プーリ 18 エアノズル 19 圧縮空気 20 エアータンク 21 バルブ 22 エアフィルタ 23 レギュレータ 24 電磁弁 25 バルブ 26 回収シュート 27 スラグ回収フィーダ 28 スクリューコンベア 29 振動スラグ除去機構 30 回転軸 31 軸受 32 ブラケット 33 ローラ 34 スラグ貯留ヤード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始端位置と終端位置間を循環するフレッ
    クスベルトコンベアを具備し、前記始端位置と終端位置
    の間を該フレックスベルトコンベアが移動する間に該フ
    レックスベルトコンベア上に水分を含み付着性のある粉
    粒体を搭載し、前記終端位置に搬送して排出し、前記始
    端位置に戻るように構成されたコンベア装置において、 前記終端位置から始端位置に向かう前記フレックスベル
    トコンベアの復路近傍の所定位置に圧縮気体を吹付け該
    フレックスベルトコンベアに付着する粉粒体を除去する
    気体吹付除去機構を設けたことを特徴とするコンベア装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンベア装置におい
    て、 前記気体吹付除去機構は吹付ける圧縮気体の圧力を調整
    する圧力調整機構を具備することを特徴とするコンベア
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のコンベア装置に
    おいて、 前記復路のフレックスベルトコンベアに振動を与えて前
    記付着した粉粒体を除去する振動除去機構を設けたこと
    を特徴とするコンベア装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    コンベア装置において、 前記フレックスベルトコンベアの復路で除去された粉粒
    体を回収する回収機構と、該回収機構で回収された粉粒
    体を前記フレックスベルトコンベアの往路に戻し搭載す
    る移送機構を設けたことを特徴とするコンベア装置。
  5. 【請求項5】 始端位置と終端位置間を循環するフレッ
    クスベルトコンベアを具備するコンベア装置の運転方法
    であって、 前記フレックスベルトコンベアが始端位置から終端位置
    に移動する間に、該フレックスベルトコンベア上に水分
    を含み付着性のある粉粒体を搭載した後、前記終端位置
    に搬送して該粉粒体を排出し、その後該終端位置から前
    記始端位置に向かって移動するフレックスベルトコンベ
    アに所定位置で圧縮気体を吹付け該フレックスベルトコ
    ンベアに付着した粉粒体を除去することを特徴とするコ
    ンベア装置の運転方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102070008A (zh) * 2010-12-10 2011-05-25 刘贵新 一种无接触式气力清扫装置
CN102992008A (zh) * 2012-10-14 2013-03-27 昆山特力伯传动科技有限公司 输送带的吹气清扫设备
CN103587924A (zh) * 2013-11-14 2014-02-19 贵州盘江精煤股份有限公司 一种煤矿井下运输皮带防滑装置及防滑方法
JP2016148509A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 ヒタチ ゾウセン イノバ アクチェンゲゼルシャフト 燃焼プロセスの固形残渣を冷却するための方法

Cited By (4)

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