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JP2003181586A - 鍛造プレス - Google Patents

鍛造プレス

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Publication number
JP2003181586A
JP2003181586A JP2001376829A JP2001376829A JP2003181586A JP 2003181586 A JP2003181586 A JP 2003181586A JP 2001376829 A JP2001376829 A JP 2001376829A JP 2001376829 A JP2001376829 A JP 2001376829A JP 2003181586 A JP2003181586 A JP 2003181586A
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guide
main die
slide
sub
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JP2001376829A
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JP4050506B2 (ja
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Yoshinobu Yamada
良亘 山田
Takahiro Hori
孝弘 堀
Naohito Ono
尚仁 大野
Shuji Higaki
周司 桧垣
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/041Guides

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Forging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】型打ちしたときの上下の金型の位置決め精度を
高く保ったまま、金型交換作業の作業時間を短縮するこ
とができる鍛造プレスを提供する。 【解決手段】下メインダイホルダ11と下メインダイホ
ルダに着脱自在に取付けられた下サブダイホルダ15と
からなる下ダイホルダ10と、上メインダイホルダ21
と上メインダイホルダに着脱自在に取付けられた上サブ
ダイホルダ25とからなる上ダイホルダ20と、下メイ
ンダイホルダ11をベッドBに接近離間させる水平移動
手段とを備えた多工程鍛造プレスであって、少なくとも
3組のガイド機構が設けられており、各ガイド機構が、
上メインダイホルダ21の下面に形成された上ガイド部
22と、下メインダイホルダ11の上面に形成された下
ガイド部12とからなり、金型交換時にスライドSが上
死点まで上昇すると、上ガイド部22が、下ガイド部1
2および上サブダイホルダ25より上方に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍛造プレスに関す
る。さらに詳しくは、製品品質を向上するため上下金型
の高精度位置決めに有効な複数組のガイド機構をもつ鍛
造プレスに関する。
【0002】
【従来の技術】多工程鍛造プレスのダイホルダには、一
般的に、潰し工程、荒打工程、仕上工程およびバリ抜き
工程等を順に行なうため、各工程に対応する複数の金型
を有している。従って、生産する製品を替える場合に
は、全ての工程の金型を交換しなければならず、この金
型を1つ1つ交換すると、金型を交換する作業に非常に
時間がかかる。このため、全ての金型をダイホルダに取
り付けたままダイホルダをベッドとスライドの間から金
型を側方に引き出し、交換用の金型を取り付けたダイホ
ルダをベッドとスライドの間に押し入れることによっ
て、ダイホルダごと金型を交換することが行われてい
る。この場合、ダイホルダを交換すれば、全ての金型を
一度に交換できるので、金型交換作業の作業時間を短縮
することができる。
【0003】ところが、引き出されたダイホルダに取り
付けられている金型を交換する場合、ダイホルダのサイ
ズおよび重量が大きいため、金型交換作業は大変な作業
となる。特に、上ダイホルダの金型を交換するときに
は、上金型を上向きにさせるために上ダイホルダを吊り
上げてから反転させる必要があり、作業が大変であると
いう問題がある。また、ダイホルダの必要数は普通2セ
ットあればよいが、多品種少量生産に対応するには、金
型交換作業を短縮する必要があるため、交換用の金型を
取り付けた複数のダイホルダを準備しておく場合があ
る。この場合、大きなダイホルダを何台も所有し、保管
しておかねばならず、そのための設備コストが多額のも
のとなってしまうという問題がある。
【0004】上記の問題を解決するために、ダイホルダ
をメインダイホルダとサブダイホルダに分離するサブダ
イホルダ化技術が考案されている。サブダイホルダ化技
術によれば、従来のダイホルダを、金型が取り付けられ
るサブダイホルダと、このサブダイホルダを鍛造プレス
に取り付けるためのメインダイホルダの2つの部材から
構成し、サブダイホルダをメインダイホルダに着脱可能
に取り付けている。このため、メインダイホルダからサ
ブダイホルダを取り外し、サブダイホルダのみを交換す
れば金型を交換できるので、交換すべき部材のサイズお
よび重量を小さくすることができる。よって、金型交換
作業の作業時間を短くすることができる。
【0005】一方、鍛造プレスにおいて、型打ちしたと
きの上下の金型の位置決め精度を高くするために、上下
のダイホルダ間にスライドの昇降方向と平行に配設され
たガイド部を有するガイド機構が設けられている。この
ガイド機構は、通常自動鍛造プレス等では、フィードバ
ーの側方、つまり金型に対して鍛造品の送り方向の側方
に設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ガイド機構
を設ける数が多くなれば、上下一対の金型の位置決め精
度が高くなるが、ガイド機構が3本以上の場合には、金
型の両側方に少なくとも一つはガイド機構が配置され
る。すると、ダイホルダを引き出す方向には、少なくと
も1本のガイド部が存在することになり、そのガイド部
が干渉してダイホルダを引き出すことができなくなる。
そして、この問題は、たとえダイホルダをサブダイホル
ダ化しても、従来の鍛造プレスでは解決することができ
ない。つまり、型打ちしたときの上下の金型の位置決め
精度を高く保ったまま、金型交換作業の作業時間を短縮
することはできなかった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑み、型打ちしたと
きの上下の金型の位置決め精度を高く保ったまま、金型
交換作業の作業時間を短縮することができる鍛造プレス
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の鍛造プレス
は、ベッドに対して固定・移動可能に取り付けられた下
メインダイホルダと、該下メインダイホルダに着脱自在
に取付けられ、下型を保持する下サブダイホルダとから
なる下ダイホルダと、スライドに取り付けられた上メイ
ンダイホルダと、該上メインダイホルダに着脱自在に取
付けられ、上型を保持する上サブダイホルダとからなる
上ダイホルダと、金型交換時に、前記下メインダイホル
ダを、前記ベッドに接近離間させる水平移動手段とを備
えた多工程鍛造プレスであって、前記下メインダイホル
ダと前記上メインダイホルダとの間において、少なくと
も3組のガイド機構が設けられており、各ガイド機構
が、上メインダイホルダの下面に形成された上ガイド部
と、下メインダイホルダの上面に形成された下ガイド部
とからなり、金型交換時に、前記スライドが上死点まで
上昇すると、前記上ガイド部の下端が、前記下ガイド部
の上端および上サブダイホルダの上端より上方に位置す
ることを特徴とする。請求項2の鍛造プレスは、請求項
1記載の発明において、前記スライドの移動方向におい
て、前記上メインダイホルダの下面と、前記ガイド機構
の上ガイド部の下端との間の距離が、前記スライドの昇
降ストロークよりも短いことを特徴とする。請求項3の
鍛造プレスは、請求項1記載の発明において、前記ガイ
ド機構の上ガイド部が、前記スライドの移動方向と平行
かつ平坦な摺動面を備えており、前記ガイド機構の下ガ
イド部が、前記スライドを下降させたときに、前記上ガ
イド部の摺動面と面接触し、前記上ガイド部を前記スラ
イドの移動方向と平行な方向に案内するガイド面を備え
ており、前記ガイド機構が4組設けられており、該4組
のガイド機構の下ガイド部のガイド面が、いずれも前記
上下一対の金型の中心同士を結ぶ中心線を含む平面上に
形成されており、該4組のガイド機構のうち、2組のガ
イド機構の下ガイド部のガイド面が同一平面上に形成さ
れており、他の2組のガイド機構の下ガイド部のガイド
面が同一平面上に形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、上サブダイホル
ダを上メインダイホルダから外した状態で、スライドを
上死点まで移動させると、上サブダイホルダを下ダイホ
ルダの上面に残したまま、上メインダイホルダの下端を
下ガイド部の上端および上サブダイホルダの上端より上
方まで移動させることができる。このため、水平移動手
段によって、下メインダイホルダとともに下サブダイホ
ルダおよび上サブダイホルダを、ベッドから離間させた
ときに、上サブダイホルダ等と上ガイド部が干渉するこ
とを防ぐことができる。よって、金型交換時にダイホル
ダを引き出す側にガイド機構がある場合でも、ダイホル
ダを外に取り出すことができるので、型打ちしたときの
上下の金型の位置決め精度を高く保ったまま、金型交換
作業の作業時間を短縮することができる。請求項2の発
明によれば、スライドの昇降ストロークを長くしなくて
も、上サブダイホルダを上メインサブダイホルダから外
した状態で、スライドを上死点まで移動させると、上ガ
イド部の下端を下ガイド部の上端および上サブダイホル
ダの上端より上方に位置させることができる。よって、
鍛造プレスの高さを低くすることができるし、昇降スト
ロークが長くならないので、鍛造作業の作業効率が低下
することを防ぐことができる。請求項3の発明によれ
ば、スライドを下降させると、上ガイド部の上ガイド部
が、下ガイド部のガイド面に案内されて移動するので、
型打ちしたときに、上型を下型に対して正確な位置に位
置決めすることができる。しかも、4組のガイド機構が
Xガイド配置となるように配設されているので、位置決
め精度をさらに高くすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の鍛造プレスの側
面図である。図2は図1のII−II線矢視図である。図3
は図1のIII− III線矢視図である。図1〜図3に示す
ように、本実施形態の鍛造プレスは、複数の金型Mによ
って同時に多工程の型打ちを行うことができる多工程鍛
造プレスであって、型打ち時における上下の金型Mの位
置決め精度を高く保ちながら、金型Mをダイホルダごと
交換できるようにしたことが特徴である。なお、図1お
よび図2に示すように、本実施形態の鍛造プレスは、鍛
造素材を自動送りするためのフィードバーFBを備えて
いるが、このフィードバーFBは、フィードバー着脱部
FDによってこのフィードバーFBを作動させる図示し
ない作動装置に着脱自在に取り付けられている。
【0011】まず、本実施形態の鍛造プレスの構成を説
明する。図1において、符号Sはスライドを示してお
り、符号Bはベッドを示している。このスライドSとベ
ッドBには、それぞれ金型Mが取り付けられた上下一対
のダイホルダ10 ,20が取り付けられている。なお、
前記ベッドBには、その上面に対して出没自在なレール
Rが設けられているが、その理由は後述する。また、こ
のレールRは、型打ち時には、常にベッドBの上面より
も下方に位置している。
【0012】図1および図2に示すように、前記ベッド
Bの上面には、下ダイホルダ10の下メインダイホルダ
11が取り付けられている。この下メインダイホルダ1
1は、図示しない固定手段によってベッドBに着脱自在
に取り付けられている。この下メインダイホルダ11の
左右両側端(図2では上端および下端)には、車輪30
が設けられているが、その理由は後述する。この下メイ
ンダイホルダ11の上面には、下サブダイホルダ15が
載せられている。この下サブダイホルダ15は、その上
面に下型Mを保持している。また、下メインダイホルダ
11の上面において、下サブダイホルダ15の左右両側
方(図2では上方および下方)には、それぞれ複数のク
ランプ13が設けられている。このクランプ13によっ
て、下サブダイホルダ15を、下メインダイホルダ11
に着脱自在に取り付けることができる。また、下サブダ
イホルダ15には、フィードバー着脱部FDによって前
記フィードバーFBがその作動装置から取り外されたと
きに、フィードバーFBを支持するためのフィードバー
支持部14を備えている。
【0013】一方、図1および図3に示すように、前記
スライドSの下面には、上ダイホルダ20の上メインダ
イホルダ21が取り付けられている。この上メインダイ
ホルダ21の下面には、上サブダイホルダ25が設けら
れている。この上サブダイホルダ25は、その下面に上
型Mを保持している。また、上メインダイホルダ21の
下面において、上サブダイホルダ25の左右両側方(図
3では上方および下方)には、複数のクランプ23が設
けられている。このクランプ23によって、上サブダイ
ホルダ25を、下メインダイホルダ11に着脱自在に取
り付けることができる。
【0014】図1および図2に示すように、前記下ダイ
ホルダ10の下メインダイホルダ11の上面には、前記
金型Mの左右両側方(図2では上方および下方)にそれ
ぞれ2つずつ、合計4つの下ガイド部12が設けられて
いる。各下ガイド部12は、断面視で略半円形に形成さ
れており、平坦なガイド面12a を備えている。このガイ
ド面12a は、鉛直な平面、つまり前記スライドSの移動
方向と平行となるように形成されている。そして、4つ
の下ガイド部12のガイド面12a は、いずれも前記上下
一対の金型Mの中心同士を結ぶ中心線、つまりプレス中
心軸を含む平面上に形成されておいる。しかも、対角線
に位置する下ガイド部12のガイド面12a 同士は、同一
平面上に形成されている。
【0015】図1および図3に示すように、前記上ダイ
ホルダ20の上メインダイホルダ21の下面には、前記
金型Mの左右両側方(図3では上方および下方)にそれ
ぞれ2つずつ、合計4つの上ガイド部22が設けられて
いる。この4つの上ガイド部22は、前記4つの下ガイ
ド部12と対応する位置に形成されている。各上ガイド
部22は、断面視で略半円形に形成されており、平坦な
摺動面22aを備えている。この摺動面22a は、鉛直な平
面、つまり前記スライドSの移動方向と平行となるよう
に形成されている。そして、この4つの上ガイド部12
の摺動面22a は、スライドSが上下に移動したとき、い
ずれも対応する下ガイド部12のガイド面12a に面接触
した状態で、ガイド面12a に案内されて移動するように
設けられている。つまり、この4つの上ガイド部22と
前記4つの下ガイド部12は、Xガイド配置となるよう
に配設されているのである。また、各上ガイド部22
は、その下端と上メインダイホルダ21の上面との間の
スライドSの移動方向の距離、つまりが鉛直方向の距離
が、スライドSの昇降ストロークSTよりも短くなるよ
うに形成されているが、その理由は後述する。
【0016】上記のごとき構成であるので、本実施形態
の鍛造プレスは、スライドSを下降させれば、上下一対
の金型Mによって鍛造素材を型打ちすることができる。
しかも、スライドSが下降するときに、下ガイド部12
のガイド面12a に、上ガイド部22の摺動面22a が面接
触し案内されるので、型打ちしたときに、上型Mを下型
Mに対して正確な位置に位置決めすることができる。ま
た、本実施形態の鍛造プレスは、4つの下ガイド部12
と4つの上ガイド部22、つまり4組のガイド機構を備
えているので、位置決め精度が高くなる。しかも、この
4つの下ガイド部12と4つの上ガイド部22が、Xガ
イド配置となるように配設されているので、位置決め精
度をさらに高くすることができる。
【0017】つぎに、本実施形態の鍛造プレスにおい
て、金型Mを交換する作業を説明する。図4は金型M交
換時における鍛造プレスの概略側面図である。金型Mを
交換するときには、まず、スライドSを下死点まで下降
させて、上ダイホルダ20の上サブダイホルダ25に保
持された金型Mの下面を、下ダイホルダ10の下サブダ
イホルダ15に保持された金型Mの上面に接触させる。
そして、クランプ23によって、上サブダイホルダ25
を上メインダイホルダ21から離脱させる。そして、ス
ライドSを上死点まで上昇させると、上サブダイホルダ
25と上側の金型Mが、下側の金型Mの上、つまり下サ
ブダイホルダ15上に残留される。
【0018】一方、固定手段によって下メインダイホル
ダ11のベッドBへの固定が解除されるとともに、ベッ
ドBに設けられているレールRが上昇し、前記ベッドB
の上面から突出する。すると、下メインダイホルダ11
に設けられている車輪30がこのレールRによって支持
され、下メインダイホルダ11の下端がベッドBの上面
から浮き上がる。つまり、下メインダイホルダ11が車
輪30によってレールR上に支持されるのである。
【0019】この状態から、図示しない引き出し装置に
よって、下メインダイホルダ11を側方(図4では左
方)に引けば、車輪30がレールR上を転動して、下メ
インダイホルダ11をベッドBから離間させることがで
きる。つまり、下メインダイホルダ11から上サブダイ
ホルダ25まで(以下、ダイホルダユニットという)を
一体で引き出すことができる。この車輪30と図示しな
い引き出し装置が、特許請求の範囲にいう水平移動手段
を示している。
【0020】しかも、図4に示すように、各上ガイド部
22は、その下端と上メインダイホルダ21の上面との
間の鉛直方向の距離Lが、スライドSの昇降ストローク
STよりも短くなるように形成されている。このため、
スライドSが上死点まで上昇すると、各上ガイド部22
の下端は、各下ガイド部12の上端および上サブダイホ
ルダ25の上端より上方に位置し、各上ガイド部22の
下端と上サブダイホルダ25の上端との間には、鉛直方
向で30〜50mmの隙間Wができる。したがって、下
サブダイホルダ15上に上サブダイホルダ25を乗せて
成るダイホルダユニットをプレス外に引き出したとき
に、上ガイド部22が、ダイホルダユニットの移動の邪
魔にならないので、ダイホルダユニットを確実に引き出
すことができる。
【0021】そして、交換用のダイホルダユニットを鍛
造プレスの上メインダイホルダ21とベッドBの間に押
し入れて、固定手段によって下メインダイホルダ11を
ベッドBに固定する。ついで、スライドSを下降させて
クランプ23によって上サブダイホルダ25を上メイン
ダイホルダ21に取り付ければ、金型交換作業が終了す
る。
【0022】上記のごとく、本実施形態の鍛造プレスに
よれば、下メインダイホルダ11を引き出す側にガイド
機構がある場合でも、ダイホルダユニットごと鍛造プレ
ス外に取り出すことができるので、金型交換をダイホル
ダユニット単位で行うことができる。したがって、型打
ちしたときの上下の金型の位置決め精度を高く保ったま
ま、金型交換作業の作業時間を短縮することができる。
【0023】しかも、各上ガイド部22は、その下端と
上メインダイホルダ21の上面との間の鉛直方向の距離
Lが、スライドSの昇降ストロークSTよりも短くなる
ように形成されているので、スライドSの昇降ストロー
クSTを長くしなくても、スライドSを上死点まで移動
させると、上ガイド部22の下端を下ガイド部12の上
端および上サブダイホルダ25の上端より上方に位置さ
せることができる。よって、鍛造プレスの高さを低くす
ることができるし、昇降ストロークSTが長くならない
ので、鍛造作業の作業効率が低下することを防ぐことが
できる。
【0024】なお、スライドSが上死点まで上昇したと
きに、各上ガイド部22の下端と上サブダイホルダ25
の上端との間にできる隙間Wは、下メインダイホルダ1
1を引き出したときに、各上ガイド部22の下端と、各
下ガイド部12の上端および上サブダイホルダ25の上
端が接触しない程度の間隔であれば、上記の数値に限定
されない。
【0025】また、金型Mを交換する場合には、フィー
ドバーFBも交換する必要があるが、フィードバー着脱
部FDによってフィードバーFBを作動装置から取り外
し、取り外されたフィードバーFBをフィードバー支持
部14に支持しておけば、フィードバーFBも下メイン
ダイホルダ11等とともに鍛造プレスの外部に引き出し
て、交換することができる。
【0026】また、図5に示すように、フィードバー支
持部14を下サブダイホルダ15に取付けておけばダイ
ホルダユニットをプレス外へ出した後、上サブダイホル
ダ25を外し下サブダイホルダ15を吊上げると同時に
フィードバーFBも吊ることができ、金型交換作業時間
を短縮することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、金型交換時に
ダイホルダを引き出す側にガイド機構がある場合でも、
ダイホルダを外に取り出すことができるので、型打ちし
たときの上下の金型の位置決め精度を高く保ったまま、
金型交換作業の作業時間を短縮することができる。請求
項2の発明によれば、鍛造プレスの高さを低くすること
ができるし、昇降ストロークが長くならないので、鍛造
作業の作業効率が低下することを防ぐことができる。請
求項3の発明によれば、型打ちしたときに、上型を下型
に対して正確な位置に位置決めすることができ、4組の
ガイド機構がXガイド配置となるように配設されている
ので、位置決め精度をさらに高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の鍛造プレスの概略側面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII− III線矢視図である。
【図4】金型M交換時における鍛造プレスの概略側面図
である。
【図5】他の実施形態の鍛造プレスの概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10 下ダイホルダ 11 下メインダイホルダ 12 下ガイド部 12a ガイド面 15 サブダイホルダ 20 上ダイホルダ 21 上メインダイホルダ 22 上ガイド部 22a ガイド面 25 サブダイホルダ M 金型 S スライド B ベッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 孝弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大野 尚仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 桧垣 周司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4E087 AA08 AA10 EA37 EB01 ED29 4E088 AB04 AB05 BA01 EA02 HA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッドに対して固定・移動可能に取り付け
    られた下メインダイホルダと、該下メインダイホルダに
    着脱自在に取付けられ、下型を保持する下サブダイホル
    ダとからなる下ダイホルダと、スライドに取り付けられ
    た上メインダイホルダと、該上メインダイホルダに着脱
    自在に取付けられ、上型を保持する上サブダイホルダと
    からなる上ダイホルダと、金型交換時に、前記下メイン
    ダイホルダを、前記ベッドに接近離間させる水平移動手
    段とを備えた多工程鍛造プレスであって、前記下メイン
    ダイホルダと前記上メインダイホルダとの間において、
    少なくとも3組のガイド機構が設けられており、各ガイ
    ド機構が、上メインダイホルダの下面に形成された上ガ
    イド部と、下メインダイホルダの上面に形成された下ガ
    イド部とからなり、金型交換時に、前記スライドが上死
    点まで上昇すると、前記上ガイド部の下端が、前記下ガ
    イド部の上端および上サブダイホルダの上端より上方に
    位置することを特徴とする鍛造プレス。
  2. 【請求項2】前記スライドの移動方向において、前記上
    メインダイホルダの下面と、前記ガイド機構の上ガイド
    部の下端との間の距離が、前記スライドの昇降ストロー
    クよりも短いことを特徴とする請求項1記載の鍛造プレ
    ス。
  3. 【請求項3】前記ガイド機構の上ガイド部が、前記スラ
    イドの移動方向と平行かつ平坦な摺動面を備えており、
    前記ガイド機構の下ガイド部が、前記スライドを下降さ
    せたときに、前記上ガイド部の摺動面と面接触し、前記
    上ガイド部を前記スライドの移動方向と平行な方向に案
    内するガイド面を備えており、前記ガイド機構が4組設
    けられており、該4組のガイド機構の下ガイド部のガイ
    ド面が、いずれも前記上下一対の金型の中心同士を結ぶ
    中心線を含む平面上に形成されており、該4組のガイド
    機構のうち、2組のガイド機構の下ガイド部のガイド面
    が同一平面上に形成されており、他の2組のガイド機構
    の下ガイド部のガイド面が同一平面上に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の鍛造プレス。
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