JP2003180583A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Abstract
気掃除機を提供する。 【解決手段】 手で掴みやすく手が汚れにくい集塵カッ
プ84の蓋体104の係合縁部166がモータケース部14内のイ
ンデューサ75の枠部134の吸込側に係合する。集塵カッ
プ84とモータケース部14との係合を、集塵カップ84の底
部88に設けたクランプ部93の係合爪部95と風路ケース部
21の係合突部98との係合で固定する。集塵カップ84と風
路ケース部21との係合は、集塵カップ84の底部88に設け
たカップ取外ボタン99を押して解除できる。集塵カップ
84の外側面における掃除機本体12の進行方向右側にカッ
プ取外ボタン99が位置する。集塵カップ84を掴んだ手で
カップ取外ボタン99を押すことができる。掃除機本体12
からの塵埃カップ84の取り外し作業をより容易にでき
る。
Description
た電気掃除機に関する。
えば図12に示す構成が知られている。
は、いわゆるアップライト型の掃除機であり、上下方向
に長手方向を有する細長状である中空な掃除機本体2を
備えている。この掃除機本体2の一端部である下端部に
は、吸込口体としての床ブラシ3が着脱可能に接続され
る本体吸気口2aが開口されており、この本体吸気口2aに
対向する掃除機本体2の他端部である上端部には、この
掃除機本体2を操作する細長棒状のハンドル体4が突設
されている。
機本体2の内部には、吸込側を下方に向けて掃除機本体
2から開口した電動送風機5が収容されている。さら
に、この電動送風機5の下側側方には、本体吸気口2aに
連通した図示しない吸気風路が内部に形成された風路ケ
ース部2bが設けられている。この風路ケース部2bの吸気
風路は、上下方向に沿った軸方向を有している。
とともに電動送風機5の下側には、この電動送風機5に
よる吸込風を旋回させて塵埃を自重にて分離する集塵カ
ップ6が着脱可能に取り付けられている。この集塵カッ
プ6は、上端に開口部6aが開口した有底円筒状に形成さ
れており、この開口部6aの開口内縁には、電動送風機5
の下側に係合して、この電動送風機5の吸込側に開口部
6aを気密に連通させる係合部としての段状の係合段部6b
が形成されている。また、この集塵カップ6の下側の外
周面における後側には、掃除機本体2の風路ケース部2b
の外側面における前側に係合して、この集塵カップ6の
開口部6aによる電動送風機5の吸込側への係合を固定す
る固定部としてのロック機構6cが設けられている。
ロック機構6cによる風路ケース部2bへの係合を解除させ
て、電動送風機5の吸込側への集塵カップ6の係合段部
6bの係合固定を解除させる操作部としての操作レバー6d
が設けられている。この操作レバー6bは、電動送風機5
と風路ケース部2bとが並ぶ方向である前側に設けられて
おり、下方に向けて回動させることにより集塵カップ6
のロック機構6cによる風路ケース部2bに対する係合が解
除し、集塵カップ6の係合段部6bによる電動送風機5の
吸込側への係合を解除させる。
電気掃除機1では、集塵カップ6の下端面における前側
に操作レバー6dが設けられており、集塵カップ6を掃除
機本体2から取り外すためには、この操作レバー6dを下
方へと回動させなければならない。このため、集塵カッ
プ6を前側から掴んだ際に手の指が集塵カップ6の側方
に位置することから、同じ手で操作レバー6dを下方へと
回動させる作業が容易ではないので、掃除機本体2から
の集塵カップ6の取り外しを両手を用いて行う必要があ
り煩雑であるという問題を有している。
ので、集塵カップの取り外しをより容易にできる電気掃
除機を提供することを目的とする。
電動送風機の下方で掃除機本体に係合して固定する固定
部、および電動送風機と風路とが並ぶ方向に交差する方
向に位置し固定部による係合部の係合固定を解除させる
操作部を備えた集塵カップを具備したものである。そし
て、固定部による係合固定を解除させる操作部を、電動
送風機と風路とが並ぶ方向に交差する方向に位置したの
で、手で掴みやすく手が汚れにくい集塵カップを掴んだ
手と同じ手で操作部が操作できるから、掃除機本体から
の集塵カップの取り外しがより容易になる。
施の形態の構成を図1ないし図11を参照して説明す
る。
機で、この電気掃除機11は、いわゆる循環式かつサイク
ロン式であるアップライト型の掃除機である。また、こ
の電気掃除機11は、ケース体としての掃除機本体12を備
えており、この掃除機本体12は、前後方向に対する左右
方向に向けて分割可能に形成されており、内部に電動送
風機13が収容される中空なモータケース部14を有してい
る。このモータケース部14は、図1ないし図3に示すよ
うに、截頭円錐体の上端面を互いに対向させて接触させ
た形状に形成されている。そして、このモータケース部
14内には、電動送風機13の吸込側を一端である下端側に
向けた状態で、この電動送風機13が収容されている。
る電動送風機13の上端側には、電動送風機13へと電力を
供給させるコード15を巻き取るコードリール部16が回転
可能に収容されている。また、このコード15の先端部に
は、図示しない外部電源接続口としてのコンセント部に
接続されるプラグ部17が取り付けられている。
ール部16に対応したモータケース部14の側方の周面部に
は、このモータケース部14の内部からプラグ部17および
コード15を外部へと引き出し可能および巻取り可能に導
出させる略矩形状のコード口18が開口されている。さら
に、コード口18に対向したモータケース部14の周面部に
は、押すことによりコードリール部16を回転させて、外
部に導出されたコード15を巻き取るコード巻取ボタン19
が突設されている。
には、中空な細長略角筒状の風路としての風路ケース部
21が並設されている。また、このモータケース部14は、
風路ケース部21の軸方向に軸方向を沿わせた状態で、こ
の風路ケース部21の前側でかつ軸方向における中間域に
一体的に取り付けられている。さらに、このモータケー
ス部14の長手方向における一端面である上端面における
前側には、一端部が風路ケース部21の前側の上端域に一
体的に接続された取手部22の他端部が、このモータケー
ス部14の前側の側面部に渡って一体的に取り付けられて
いる。この取手部22は、掃除機本体12を持ち運ぶ際に用
いられる把持部であり、細長棒状体を円弧状に湾曲させ
た状態で取り付けられている。
後側には、この風路ケース部21の軸方向に対して、この
風路ケース部21の後側に向けて折り曲げ可能な細長略棒
状のハンドル体23が突設されている。このハンドル体23
の下端面には、爪状の係合爪部としてのクランプ部24が
移動可能に突出しており、このクランプ部24は、ハンド
ル体23を回動させて、このハンドル体23の下端面を風路
ケース部21の上端面に当接させた際に、この風路ケース
部21の上端面に設けられた係合凹部としてのクランプ受
部25に係脱可能に係合して、ハンドル体23を風路ケース
部21の上端面に固定させる。
は、風路ケース部21のクランプ受部25に対するクランプ
部24による係合を解除させる解除手段としてのクランプ
操作ボタン26が突設されている。このクランプ操作ボタ
ン26は、このクランプ操作ボタン26を押すことにより、
クランプ部24の先端部に設けられた爪部27を移動させ
て、この爪部27によるクランプ受部25への係合を解除さ
せて、風路ケース部21に対してハンドル体23を回動可
能、すなわち折り曲げ可能にする。
て徐々に細くなる先細状に形成されており、このハンド
ル体23の先端部には、このハンドル体23の長手方向に対
してこのハンドル体23の後方に向けて屈曲した長手方向
を有する細長略棒状の手許操作部28が一体的に設けられ
ている。この手許操作部28は、使用者が把持してハンド
ル体23を容易に操作できるような形状に形成されてい
る。また、この手許操作部28の基端域であるハンドル体
23の前側には、電動送風機13の駆動をオンオフさせる操
作手段としての操作スイッチ29が取り付けられている。
ンドル体23の後側には、コード15の一部を嵌め込むこと
により、このコード15の一部が取り外し可能に固定され
るコード固定部31が設けられている。このコード固定部
31は、細長断面矩形状の一対のコード固定片32により構
成されており、これら一対のコード固定片32の間にコー
ド15の一部を挟み込むことにより、このコード15の一部
が取り外し可能に固定される。
ケース部14に連通して、このモータケース部14内の電動
送風機13の排気側に連通する外部風路としての循環風路
である排気風路41が形成されている。この排気風路41
は、風路ケース部21内の略全域に亘って、この風路ケー
ス部21の長手方向に沿って形成されている。また、風路
ケース部21の長手方向における他端である下端面には、
排気風路41の終端を構成する円形状の循環排気口42が開
口されている。この循環排気口42は、排気風路41に連通
しており、電動送風機13からの排気風を風路ケース部21
の下端部から床ブラシ111の吸込口117へと循環させる。
方には、この風路ケース部21の排気風路41を通過する排
気風の一部を外部へと排気する複数の外部排気口43が開
口されている。これら各外部排気口43は、風路ケース部
21の幅方向に沿った切り溝状に形成されており、風路ケ
ース部21自体の強度を確保するために、この風路ケース
部21の長手方向に沿って互いに離間された位置にそれぞ
れが設けられている。
ケース部21の内部には、排気風路41と独立して、一端に
床ブラシ111からの吸込風が導かれる吸込口としての本
体吸気口46が開口され内部に内部風路としての吸気風路
47が形成された略円柱状の管体としての短管である別体
の吸気管48が取り付けられている。さらに、この吸気管
48は、この吸気管48の本体吸気口46が風路ケース部21の
循環排気口42に対して同心となるように取り付けられて
いる。
体吸気口46側からこの本体吸気口46に対向する他端部に
連通して開口した流出口49側に向かうに連れて徐々に内
径寸法が滑らかに連続的に縮径したテーパ状に形成され
ている。すなわち、この吸気管48の吸気風路47の断面積
は、本体吸気口46側から流出口49側に向かうに連れて徐
々に小さく変化している。このため、この吸気管48の吸
気風路47は、この吸気風路47の吸気方向に進むに連れて
徐々に内部が狭くなっている。
環排気口42と吸気管48の本体吸気口46とが重設して位置
するとともに、風路ケース部21とこの風路ケース部21内
に取り付けられた吸気管48とにより、集塵カップ84より
下側、すなわち吸込側に位置する排気風路41および吸気
風路47が二重管構造となる。また、これら排気風路41お
よび吸気風路47は、風路ケース部21の内部を長手方向に
沿って分離しており、風路ケース部21内に区画形成され
ている。
48の本体吸気口46の軸方向に対して約90度屈曲してい
る。そして、この吸気管48の他端部には、この吸気管48
の本体吸気口46から吸気された吸込風を集塵カップ84に
導く流出口49が開口されている。この流出口49は、風路
ケース部21の前側の下方域に開口された吸気連通口51に
円環状のパッキン52を介して気密に連通接続されてい
る。
48の流出口49の開口方向に直交した開口方向を有する円
筒状のホース取付部となる分岐管部54が一体的に突設さ
れている。この分岐管部54の内部には、吸気管48の吸気
風路47に連通した分岐風路55が形成されており、この分
岐管部55の先端部には、分岐風路55を開口させる連通口
としての分岐吸気口56が開口されている。この分岐吸気
口56は、風路ケース部21の一側、言い換えれば風路ケー
ス部21と集塵カップ84とが並ぶ方向と交差、すなわち直
交する方向の下方域に開口されたホース体接続口58から
外部へと突出している。そして、このホース体接続口58
から突出した分岐吸気口56には、可撓性を有する湾曲可
能な細長円筒状のホース体61の長手方向における一端部
が連通接続されている。
けるこの吸気管48の外側面には、互いに対向した方向に
向けて突出した円筒状の一対の嵌合突部121がそれぞれ
一体的に設けられている。これら各嵌合突部121は、吸
気管48の他端部の屈曲方向に対する直交方向に向けて突
出している。さらに、これら各嵌合突部121は、風路ケ
ース部21の互いに対向する内側面に設けられた円筒状の
一対の嵌合受部122のそれぞれに嵌合されて、この風路
ケース部21内に吸気管48を位置決め固定させる。
外縁であるこの吸気管48の外周面には、この吸気管48の
屈曲方向に沿って突出した平板状の取付片部123が突設
されている。この取付片部123は、吸気管48の本体吸気
口46の軸方向に沿った面方向を有しており、中央部に開
口されたねじ挿通孔124に図示しないねじ体が挿通され
て、風路ケース部21内に吸気管48を位置決め固定させ
る。
管48の外側面には、この取付片部123の面方向に向けて
突出した一対の嵌合凸部125が突設されている。これら
嵌合凸部125は、吸気管48の嵌合突部121それぞれの突出
方向に沿って突出しており、風路ケース部21の内側面に
設けられた図示しない被嵌合部に嵌合されて、この風路
ケース部21内に吸気管48を位置決め固定させる。
25より基端域である吸気管48の外周面には、この吸気管
48の周方向に沿った嵌合溝部126を有する略円環状の嵌
合部127が一体的に形成されている。この嵌合部127は、
風路ケース部21の内側面に区画形成された平板状のリブ
部128が嵌合溝部126に嵌合されて、この風路ケース部21
内に吸気管48を位置決め固定させる。
風路ケース部21の他側の下方域には、このホース体接続
口58から突出した分岐吸気口56に一端部が接続されたホ
ース体61の長手方向における他端部が取り外し可能に接
続される円筒状のホース受部62が設けられている。この
ホース受部62は、風路ケース部21の側面から水平に突出
した平板状の支持片63の上端面に、ホース体61の他端部
が嵌合可能な円筒状の嵌合筒部64が突設されて構成され
ている。
は、この風路ケース部21のホース体接続口58から突出し
た分岐吸気口56に一端部が接続され、ホース受部62の嵌
合筒部64に他端部が接続されたホース体61の長手方向に
おける中間部を取り外し可能に保持する略C字状のホー
ス保持凹部66が設けられている。このホース保持凹部66
は、ホース体61の他端部をホース受部62の嵌合筒部64を
嵌合させた状態、すなわちこのホース体61を使用しない
ときに、このホース体61を掃除機本体12に保持させてお
く。
手方向の中間域には、付属品としての細長つる口状の隙
間ノズル68の中間部に設けられた断面T字状の図示しな
い係合突部が取り外し可能に係合される係合受部として
のフック部71が設けられている。ここで、この隙間ノズ
ル68は、風路ケース部21のホース受部62の嵌合筒部64か
ら取り外されたホース体61の長手方向における他端部に
基端部が着脱可能に連通接続される。また、フック部71
は、先端部が互いに向かい合う方向に屈曲した一対の係
合爪部72により構成されており、これら係合爪部72間に
隙間ノズル68の係合突部を摺動にて係合させることによ
り、この隙間ノズル68が掃除機本体12に取り外し可能に
収容される。
る他端面である下端面には、電動送風機13の吸込側に取
り付けられた略円筒状のファンカバー131の一端部であ
る吸込側の先端部に開口した吸気口132を開口させる円
形状の連通口74が開口されている。この連通口74の内部
には、この連通口74から電動送風機13へと吸気される吸
込風を整流する整流体としての保持体である平坦な円環
状のインデューサ75の外周縁が嵌合される周方向に沿っ
た断面凹弧状の取付凹部133が設けられている。
機13の吸込側の気密を保持する略円筒状の枠部134を備
えており、この枠部134の内部には、電動送風機13へと
吸気される吸込風を整流する整流口135が開口されてい
る。この整流口135の内部には、枠部134の径方向に向か
う面方向を有する格子状の格子部136が一体的に形成さ
れている。この格子部136は、枠部134の開口方向である
軸方向における中間部に設けられている。また、この格
子部136に形成された各通気口137のそれぞれは、矩形状
に形成されており、枠部134の開口方向である軸方向に
向けて吸込側と排気側とを貫通して開口している。
一端側である格子部136の吸込側には、電動送風機13へ
と吸い込まれる吸込風に漂う塵埃を捕捉する円形平板状
の補助フィルタとしてのフィルタ体77が着脱可能に取り
付けられている。このフィルタ体77は、インデューサ75
の格子部136の一端側の中央域に互いに離間されて突設
された平板状の一対の貫通リブ138が貫通した状態で、
このインデューサ75の枠部134の吸込側における互いに
対向する開口内縁に周方向に沿って突設された平板状の
一対の保持リブ139にて外周縁が保持されている。ここ
で、一対の貫通リブ138は、互いの面方向を一致させた
状態で、格子部136の一端側に突出している。また、一
対の保持リブ139は、互いの面方向を一致させた状態
で、枠部134の吸込側の開口内縁に突設されている。
気側は、電動送風機13の吸込側に取り付けられたファン
カバー131の外周縁に嵌合して、このファンカバー131と
インデューサ75の整流口135との気密を確保する。
外側面には、この枠部134の径方向に向けて突出した細
長円筒状の連結筒部78を介して、この連結筒部78より径
大な円柱状のリーク弁取付筒部79が一体的に形成されて
いる。このリーク弁取付筒部79の軸方向における先端部
には、電動送風機13の吸込風低下によるこの電動送風機
13の損傷を防止するリーク弁81が気密に嵌め込まれる凹
状のリーク弁収容部であるリーク弁取付凹部141が設け
られている。さらに、このリーク弁取付凹部141は、連
結管部78内にこの連結管部78の外周面の同心状に開口さ
れた図示しない連結風路を介してフィルタ体77より電動
送風機13側であるインデューサ75の格子部136より排気
側で、このインデューサ75の枠部134内の整流口135に連
通している。
込まれるリーク弁81は、吸気風路47が塵埃で閉塞されて
しまった場合など、電動送風機13の吸込風が低下した際
に、この電動送風機13の吸込側を外気に連通させて外気
を導入し、この電動送風機13の冷却不足を防止する。
縁であるリーク弁取付筒部79の外周面の先端側には、こ
のリーク弁取付筒部79の周方向に沿ってこのリーク弁取
付筒部79の径方向に向けて突出した平板円環状の第1の
嵌合リブ部142が一体的に突設されている。さらに、こ
の第1の嵌合リブ部142より基端側であるリーク弁取付
筒部79の外周面の基端側には、このリーク弁取付筒部79
の周方向に沿ってこのリーク弁取付筒部79の径方向に向
けて突出した平板円環状の第2の嵌合リブ部143が一体
的に突設されている。
接した風路ケース部21の前側面には、モータケース部14
の取付凹部133に連通した通気口145が開口されている。
そして、この通気口145の内側である風路ケース部21の
内側面には、連結筒部78を保持する保持部146が設けら
れている。この保持部146における風路ケース部21の後
側には、リーク弁取付筒部79の第2の嵌合リブ部143が
嵌合して、このリーク弁取付筒部79の基端側を保持する
第2の保持凹部147が区画形成されている。
ース部21の後側である風路ケース部21の内側面には、リ
ーク弁取付筒部79の第1の嵌合リブ部142が嵌合して、
このリーク弁取付筒部79の先端側を保持する第1の保持
凹部148が区画形成されている。よって、このリーク弁
取付筒部79は、第1の嵌合リブ部142および第2の嵌合
リブ部143のそれぞれを風路ケース部21の第1の保持凹
部148および第2の保持凹部147間に嵌合させた状態で、
この風路ケース部21の排気風路41内に挟持固定されてい
る。
た風路ケース部21の後側の中間域には、図2、図7およ
び図8に示すように、この風路ケース部21の幅方向に沿
った複数の切り溝にて構成されたリーク弁通気口82が開
口されている。このリーク弁通気口82は、リーク弁取付
筒部79のリーク弁取付凹部141に嵌め込まれたリーク弁8
1を風路ケース部21の外部に気密に連通させる。よっ
て、このリーク弁81は、風路ケース部21内の排気風路41
を跨いで電動送風機13の吸込側に連通している。
側には、電動送風機13による吸気とともに吸い込まれた
塵埃を分離して捕捉する塵埃分離部としての集塵カップ
84が着脱可能に取り付けられている。この集塵カップ84
の開口部87は、整流口135を介して電動送風機13のファ
ンカバー131の吸気口132に気密に連通される。このた
め、この集塵カップ84は、風路ケース部21の長手方向に
おける側方、具体的には、風路ケース部21の前側に配設
される。また、この集塵カップ84は、図5に示すよう
に、吸込風とともに吸い込んだ塵埃を集塵する略有底円
筒状の集塵部としてのカップ部85を備えている。
部86は、このカップ部85の軸方向における一端部に開口
された開口部87側から、このカップ部85の軸方向におけ
る他端部の底部88側に向けて徐々に縮径したテーパ状に
形成されている。すなわち、このカップ部85の周面部86
は、このカップ部85を風路ケース部21の前側に取り付け
た際に、この風路ケース部21の外部形状に沿ったテーパ
状で下方に進むに従って縮径されている。
タケース部14の連通口74に嵌合可能であり、この連通口
74に嵌合させることにより、インデューサ75の吸込側に
気密に接続されて、電動送風機13の吸込側に気密に連通
される。
面部86における後側には、このカップ部85内に吸込風を
流入させる円形状の流入口91が開口されている。この流
入口91は、カップ部85の径方向に沿った開口方向を有し
ており、外形が略矩形状である平板状の枠体92の内部に
開口されている。また、この流入口91は、風路ケース部
21の吸気連通口51に気密に連通接続されて、吸気管48の
吸気風路47に気密に連通される。
吸込口117から吸い込まれた吸込風を風路ケース部21の
吸気管48を介してカップ部85の内部へと流入させて、カ
ップ部85内に旋回風を生じさせる。このため、このカッ
プ部85の流入口91を風路ケース部21の吸気連通口51に連
通させることにより、このカップ部85が風路ケース部21
の吸気風路47側、すなわち吸気管48に近接した位置に配
設される。
流入口91より下側である底部88側には、このカップ部85
の上部に形成された開口部87をモータケース部14の連通
口74に嵌合させた状態で、このカップ部85の底部88を風
路ケース部21の前側の下方域に位置決め固定させる複数
の固定部であるロック機構としてのクランプ部93が設け
られている。このクランプ部93は、集塵カップ84の蓋体
104の係合縁部166によるモータケース部14の連通口74内
のインデューサ75の枠部134の吸込側への係合を固定す
る。
に、カップ部85の底部88に設けられ、このカップ部85の
径方向に向けて切り欠かれた凹状の係合溝部94を備えて
いる。この係合溝部94は、先端側に向けて徐々に拡開し
たテーパ状に形成されている。また、この係合溝部94の
基端面における一側には、カップ部85の径方向に向けて
突出した平板状の係合突部151が一体的に形成されてい
る。さらに、この係合溝部94の基端面における他側に
は、カップ部85の底部88の内部に連通した矩形状の突出
口152が開口されている。
プ部85の底部88には、この底部88内に区画形成された上
下方向に軸方向を有する略矩形筒状のクランプ収容室15
3が設けられている。また、突出口152に対向したクラン
プ収容室153の一側面には、この突出口152に連通した支
持口154が開口されている。そして、このクランプ収容
室153の内部には、先端部が突出口152を挿通して係合溝
部94の内部へと突出し、基端部が支持口154を挿通して
この支持口154に移動可能に支持された略平板状の係合
爪部95が取り付けられている。この係合爪部95の先端外
縁には、上下方向に沿った爪状の爪部155が一体的に形
成されている。
間域には、突出口152と支持口154との間に位置するクラ
ンプ収容室153の一端面に設けられた円筒状のばね保持
凹部156に一端が保持された弾性体としてのばね体157の
他端部が係合する円柱状のばね係合凸部158が一体的に
突設されている。
ばね係合凸部158を、クランプ収容室153のばね保持凹部
156に対向した方向へと付勢する。さらに、ばね係合凸
部158に対向した係合爪部95の他側面における中間域に
は、細長棒状の移動支持部159がこの係合爪部95の他側
面における面方向に対する法線方向に向けて突出してい
る。
凹部156に対向したクランプ収容室153の他端面に開口さ
れた挿通口161を挿通している。さらに、この移動支持
部159の先端部は、集塵カップ84のカップ部85の外周面
における側方のボタン移動凹部162内に開口された連通
口163に挿通している。さらに、この移動支持部159の先
端部には、カップ取外ボタン99を構成する円盤状の操作
ボタン164が一体的に同心状に取り付けられている。
より、係合爪部95の一側面がクランプ収容室153の突出
口152および支持口154のそれぞれに当接するまで、ばね
体157の弾性力に抗して移動支持部159および係合爪部95
がクランプ収容室153内においてばね保持凹部156側に向
けて移動する。
の前側の下方域に突設された被係合部としての係合受部
96に係脱可能に係合する。この係合受部96は、風路ケー
ス部21の側面部に位置しこの風路ケース部21の幅方向に
向けて突出した断面凹状の係合凹部97を備えており、こ
の係合凹部97内の一方の側面には、他方の側面に向けて
突出した係合突部98が一体的に設けられている。
ンプ部93の係合溝部94を風路ケース部21の係合受部96の
係合凹部97に嵌合させつつ、この係合受部96の係合凹部
97内にクランプ部93の係合爪部95および係合突部151の
それぞれを嵌合させるとともに、この係合受部96の係合
突部98にクランプ部93の係合爪部95の爪部155を係脱可
能に係合させることにより、このカップ部85の底部88が
風路ケース部21の側面部に位置決め固定、すなわちロッ
クされる。
の周面部86における一側、すなわち電動送風機13と風路
ケース部21とが並ぶ方向と直交する方向の一面には、ク
ランプ部93の係合爪部95を移動させて後退させ、この係
合爪部95による係合受部96の係合突部98との係合を解除
させて、カップ部85の底部88を風路ケース部21から取り
外し可能にするクランプ操作部としてのカップ取外ボタ
ン99が設けられている。このカップ取外ボタン99は、カ
ップ部85を掃除機本体12の前側から使用者が右手で掴ん
だ際に、この右手の親指が接触しやすい位置、すなわ
ち、集塵カップ84を掃除機本体12に取り付けた状態で、
この掃除機本体12の進行方向右側、すなわち集塵カップ
84を前側、風路ケース部21を後側として後側からみて右
側に設けられている。
タケース部14に対する風路ケース部21の側方に位置し、
クランプ部93と係合受部96とによる集塵カップ84の係合
縁部166とインデューサ75の枠部134の吸込側との係合固
定を解除させて、この集塵カップ84の係合縁部166をイ
ンデューサ75の枠部134の吸込側から取り外し可能にす
る。
ップ部85の流入口91から流入した吸込風を旋回させる円
筒状の風向制御体101が着脱可能に取り付けられてい
る。この風向制御体101は、電動送風機13による吸込風
が流入口91から吸気され開口部87から排気される間に、
この吸込風を旋回させて、この吸込風とともに吸い込ん
だ塵埃を自重により落下させて分離し、この分離した塵
埃をカップ部85の内部へと捕捉させる。
の流入口91に連通する通気口102が側面に開口され、こ
の通気口102から吸気された吸込風を内部にて旋回させ
た後、カップ部85の開口部87から電動送風機13の吸込側
へと排気させる略有底円筒状の旋回風構成部としてのサ
イクロン部103を備えている。そして、このサイクロン
部103の上端面には、このサイクロン部103の上端面を開
閉可能に閉塞する円形平板状の蓋体104が着脱可能に取
り付けられている。
部105が設けられており、これら格子部105間には、サイ
クロン部103を通過して塵埃が分離された吸込風を電動
送風機13へと吸気させる複数の排気開口106がそれぞれ
開口されている。そして、これら各排気開口106のそれ
ぞれには、サイクロン部103で分離できない程度の塵埃
を捕捉するフィルタ体としてのメッシュ体107が取り付
けられている。
縁には、モータケース部14の連通口74内に取り付けられ
たインデューサ75の枠部134の吸込側に係合される円筒
状の係合部としての係合縁部166が一体的に形成されて
いる。この係合縁部166は、集塵カップ84の上側に設け
られており、インデューサ75の枠部134の吸込側への係
合で、このインデューサ75の整流口135と蓋体104の排気
開口106とを気密に連通させる。また、この係合縁部166
は、電動送風機13の下方で風路ケース部21の前側側面に
集塵カップ84を係合させる。
ケース部21の長手方向における下端部には、吸込口体と
しての床ブラシ111の基端部に回動可能に取り付けられ
た接続管112に着脱可能に接続される接続部113が設けら
れている。この接続部113は、集塵カップ84のカップ部8
5の底部88より下端側に設けられており、風路ケース部2
1の循環排気口42および吸気管48の本体吸気口46のそれ
ぞれを床ブラシ111に連通させる。
接続部113に接続された床ブラシ111の接続管112を取り
外し可能にする床ブラシ取外ボタン114が設けられてい
る。この床ブラシ取外ボタン114を押すことにより、接
続部113に嵌合されて接続された床ブラシ111の接続管11
2が取り外し可能になる。
突出方向に対向した風路ケース部21の長手方向における
下端部に突出して接続されている。また、この床ブラシ
111は、内部が中空な略T字状の床ブラシ本体部115を備
えており、この床ブラシ本体部115の床面と対向する下
端面には、長穴状の吸込口117が開口されており、この
吸込口117の内部には、被掃除面としての床面に入り込
んだ塵埃を回転にて掻き出す図示しない回転清掃体が回
転可能に取り付けられている。また、この床ブラシ本体
部115の幅細な基端部における両側面には、床面に対す
る床ブラシ本体部115の移動を容易にする一対の走行輪1
16が回転可能にそれぞれ取り付けられている。
に接続された接続管112は、この床ブラシ本体部115の幅
方向に直交する前後方向に沿って回動可能である。ま
た、この接続管112は、内部に形成された図示しない吸
気風路の外周域に図示しない排気風路が形成された二重
管構造に形成されている。そして、この接続管112は、
この接続管112の基端を風路ケース部21の接続部113に接
続させることにより、この接続管112の吸気風路が風路
ケース部21内の吸気管48の吸気風路47に気密に連通され
るとともに、この接続管112の排気風路が風路ケース部2
1内の排気風路41に気密に連通される。
ブラシ本体部115の吸込口117に気密に連通されており、
この接続管112の排気風路は、床ブラシ本体部115の吸込
口117の走行方向における後側に開口された図示しない
循環風排気口に気密に連通されている。この循環風排気
口は、電動送風機13からの排気風の一部を排気して、こ
の排気風を床ブラシ本体部115の吸込口117へと循環させ
る。さらに、接続管112は、床ブラシ本体部115の下端面
に対してこの接続管112の軸方向を直交させる、すなわ
ち掃除機本体12を床ブラシ111の先端側に向けて傾ける
ことにより、床ブラシ本体部115の吸込口117を気密に閉
塞する。
る。
風路ケース部21に対してハンドル体23が折り曲げられて
収容され、風路ケース部21のホース受部62の嵌合筒部64
にホース体61長手方向における他端部が嵌合された収納
状態から、図3に示す使用状態にする場合には、風路ケ
ース部21に対してハンドル体23を上方に向けて回動させ
て、このハンドル体23のクランプ部24を風路ケース部21
のクランプ受部25に係合させ、このハンドル体23を風路
ケース部21の上方に向けて突出させる。
のコード口18から突出したコード15のプラグ部17を引
き、このモータケース部14内のコードリール部16を回転
させ、このモータケース部14のコード口18からコード15
を引き出した後、このコード15のプラグ部17を、掃除箇
所に近接した壁面などに設けられたコンセント部に接続
する。
を握り、このハンドル体23の操作スイッチ29を押して、
モータケース部14内の電動送風機13を駆動させるととも
に、床ブラシ111の回転清掃体を回転駆動させる。
ラシ111の吸込口117から外部の空気が吸い込まれるとと
もに、この空気とともに塵埃が吸い込まれる。よって、
この床ブラシ111の吸込口117を掃除面としての床面に設
置し、ハンドル体23の手許操作部28を握って掃除機本体
12を床面に沿って移動して、この床面を掃除する。
い込まれた空気が吸込風となり、この吸込風は、床ブラ
シ111の吸気風路を通過した後、掃除機本体12の風路ケ
ース部21の吸気管48の吸気風路47へと吸い込まれる。
い込まれた吸込風は、この吸気風路47の断面積が滑らか
に小さくなっていることにより、この吸気風路47内にお
いて徐々に風速が速くなる。
速くなった吸込風は、この吸気管48の流出口49から、風
路ケース部21の吸気連通口51を介して、集塵カップ84の
カップ部85の流入口91へと吸い込まれる。
い込まれた吸込風は、集塵カップ84の風向制御体101の
通気口102を介して、この風向制御体101のサイクロン部
103内で、この集塵カップ84のカップ部85の接線方向に
向けて渦巻き状に旋回する。
吸込風が旋回することにより、この吸込風とともに吸い
込まれた塵埃も旋回する。
れた吸込風による渦流の遠心力により、サイクロン部10
3の内側面に沿うように移動し自重で落下して、吸込風
から分離される。さらに、この塵埃は、集塵カップ84の
カップ部85の内部へと落下し、このカップ部85の内部に
集塵される。
吸込風は、このサイクロン部103の中心軸に位置する渦
流の中心から蓋体104のメッシュ体107を通ってモータケ
ース部14の連通口74内のインデューサ75の内部へと吸い
込まれる。
風が通過する際に、吸込風の旋回では分離できなかった
微細な塵埃がこのメッシュ体107にて捕捉される。
た吸込風は、このインデューサ75内のフィルタ体77を通
過して電動送風機13へと吸気される。
捉できなかったさらに微細な塵埃がこのインデューサ75
内のフィルタ体77にて捕捉される。
77が目詰まりなどして、電動送風機13の吸気風が異常に
低下した場合には、この電動送風機13の吸込側の気圧と
外気圧との圧力差により、リーク弁取付筒部79に嵌め込
んだリーク弁81がリークして、このリーク弁取付筒部79
のリーク弁取付凹部141を外部に連通する。
風路ケース部21のリーク弁通気口82を介してリーク弁取
付筒部79から外気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気
が連結筒部78を介してインデューサ75の枠部134の整流
口135内の排気側へと通気されて電動送風機13の吸込側
の気圧が上昇する。
風は、この電動送風機13の通過により排気風となり、こ
の排気風は、モータケース部14内の上側から風路ケース
部21の排気風路41へと排気される。
風の一部が風路ケース部21の外部排気口43から外部へと
排気されるとともに、この外気排気口43から排気されず
に、排気風路41を通過した残りの排気風は、風路ケース
部21の循環排気口42を介して床ブラシ111の排気風路へ
と排気される。
の空気の吸い込みにより、この床ブラシ111の循環風排
気口から排気された排気風が、この床ブラシ111の吸込
口117へと循環する。
間ノズル68を用いて家具の隙間などを掃除する場合に
は、まず、この掃除機本体12の風路ケース部21のホース
受部62の嵌合筒部64からホース体61の長手方向における
他端部を外す。
る他端部に、風路ケース部21のフック部71から取り外し
た隙間ノズル68の基端部を連通接続する。
させるなどして、この掃除機本体12を床ブラシ111の先
端側へと傾けて、この床ブラシ111の吸込口117を閉塞す
る。
吸気管48の本体吸気口46が間接的に閉塞されるととも
に、この吸気管48の分岐管部54の分岐吸気口56が間接的
に開口されるので、ホース体61の端部に取り付けた隙間
ノズル68の先端の吸込口70から空気が吸い込まれる。
吸気された空気が吸込風となり、この吸込風は、ホース
体61の内部を通過した後、吸気管48の分岐吸気口56へと
吸い込まれる。
た吸込風は、吸気管48の分岐風路55および吸気風路47の
一部を通過した後、この吸気管48の流出口49から集塵カ
ップ84のカップ部85の流入口94へと吸い込まれる。
84のカップ部85内に集塵された塵埃をこのカップ部85内
から取り出す場合には、まず、ハンドル体23の操作スイ
ッチ29を押し、電動送風機13の駆動および床ブラシ111
の回転清掃体の回転を適宜停止させる。
プ84を右手で掴んだ状態で、この右手の親指で集塵カッ
プ84のカップ取外ボタン99を押して、カップ部85のクラ
ンプ部93の係合爪部95を移動させて、この係合爪部95に
よる風路ケース部21の係合受部96の係合突部98との係合
を解除させて、モータケース部14のインデューサ75の枠
部134の吸込側への集塵カップ84のサイクロン部103の係
合縁部166による係合固定を解除可能にする。
75の枠部134の吸込側から集塵カップ84のサイクロン部1
03の係合縁部166を取り外して、この集塵カップ84を風
路ケース部21およびモータケース部14から取り外す。
ら風向制御体101のサイクロン部103および蓋体104を取
り外した後、このカップ部85を回転させるなどして、こ
のカップ部85の開口部87を下方へと向けるなどすること
により、このカップ部85内に集塵された塵埃を取り出
す。
取り外すことにより、この蓋体104のメッシュ体107にて
捕捉された塵埃を取り除くことができるとともに、モー
タケース部14の連通口74からインデューサ75内のフィル
タ体77を取り外すことにより、このフィルタ体77にて捕
捉された塵埃を取り除くことができる。
付ける場合には、まず、蓋体104が取り付けられたサイ
クロン部103をカップ部85の開口部87に嵌合させた後、
この集塵カップ84のサイクロン部103の係合縁部166をモ
ータケース部14のインデューサ75の枠部134の吸込側に
係合させるとともに、このカップ部85の流入口91を風路
ケース部21の吸気連通口51のパッキン52に当接させて連
通させる。
93の係合溝部94を風路ケース部21の係合受部96の係合凹
部97に嵌合させて、このカップ部85のクランプ部93の係
合爪部95を風路ケース部21の係合受部96の係合突部98に
係合させ、集塵カップ84のサイクロン部103の係合縁部1
66によるモータケース部14のインデューサ75の枠部134
の吸込側への係合、およびこの集塵カップ84のカップ部
85の流入口91による風路ケース部21の吸気連通口51への
連通を固定する。
示す収納状態にする場合には、まず、掃除機本体12のモ
ータケース部14のコード口18から引き出したコード15の
プラグ部17をコンセント部から引き抜く。
取ボタン19を押して、このモータケース部14のコードリ
ール部16を回転させ、このコードリール部16にて引き出
したコード15を巻き取る。
ン26を押して、このハンドル体23のクランプ部24の爪部
27による風路ケース部21のクランプ受部25への係合を解
除させた状態で、このハンドル体23を風路ケース部21の
後側に向けて回動させて折り曲げる。
て、この掃除機本体12を収容場所へと運んで収納する。
ば、モータケース部14のインデューサ75の枠部134の吸
込側への集塵カップ84のサイクロン部103の係合縁部166
による係合を、この集塵カップ84のクランプ部93の係合
爪部95による風路ケース部21の係合受部96の係合突部98
への係合で位置決め固定し、この集塵カップ84の係合爪
部95による風路ケース部21の係合突部98への係合はカッ
プ取外ボタン99を押すことにより解除できる。
ップ84のカップ部85を掴む際には、風路ケース部21が位
置する掃除機本体12の後方ではない方向、すなわちこの
掃除機本体12の前方からこの集塵カップ84のカップ部85
を掴むものである。
カップ84を掃除機本体12に取り付けた際に、この掃除機
本体12における進行方向右側に位置するように、集塵カ
ップ84のカップ部85の右側側面に設けたので、この集塵
カップ84のカップ部85を風路ケース部21に対向した前側
から右手で掴んだ際に、この右手の親指でカップ取外ボ
タン99を押すことができるとともに、この集塵カップ84
のカップ部85を風路ケース部21に対向した前側から左手
で掴んだ際に、この左手の人差し指等でカップ取外ボタ
ン99を押すことができる。
ップ84の外側面における前側に設けた場合に比べ、集塵
カップ84を掴む動作の一連の動作としてこの集塵カップ
84を掃除機本体12から取り外す動作ができるので、この
掃除機本体12からの集塵カップ84の取り外し作業をより
容易にできる。
イクロン部103の係合縁部166によるモータケース部14の
インデューサ75の枠部134の吸込側への係合を確実に固
定かつ支持するためには、この集塵カップ84の係合縁部
166に対向したこの集塵カップ84の下端部である底部88
に、この集塵カップ84の係合縁部166によるインデュー
サ75の枠部134の吸込側への係合を固定する機構を設け
ることが望ましい。
によるインデューサ75の枠部134の吸込側への係合固定
を解除する機構は、この集塵カップ84の係合縁部166に
よるインデューサ75の枠部134の吸込側への係合を固定
する機構に近い場所に設けることが望ましい。
部103の係合縁部166によるモータケース部14のインデュ
ーサ75の枠部134の吸込側への係合を固定するクランプ
部93と、このクランプ部93による係合固定を解除させる
カップ取外ボタン99とのそれぞれを、集塵カップ84のサ
イクロン部103の係合縁部166とは反対側である集塵カッ
プ84のカップ部85の底部88に設けたので、この集塵カッ
プ84を上下方向に亘って確実に掃除機本体12にて支持さ
せてこの掃除機本体12に取り付けることができる。
取外ボタン99のそれぞれを集塵カップ84のカップ部85の
底部88に設けたので、これらクランプ部93およびカップ
取外ボタン99間の距離が近くなる。このため、これらク
ランプ部93およびカップ取外ボタン99を同一部材として
一体に形成できるから、この集塵カップ84の構成が簡略
になるとともに、この集塵カップ84の製造性を向上でき
る。
シ111の吸込口117から吸い込んだ吸込風が集塵カップ84
のサイクロン部103内で旋回されてこの吸込風とともに
吸い込まれた塵埃が自重により落下して集塵カップ84の
カップ部85の内部に集塵されるとともに、この集塵カッ
プ84を通過した吸込風が電動送風機13にて排気風にされ
た後、風路ケース部21の排気風路41を介して床ブラシ11
1の循環風排気口から排気されて、この床ブラシ111の吸
込口117へと循環する。
とともに吸い込んだ塵埃の自重による落下にてこの塵埃
を分離する、いわゆるサイクロン式の集塵カップ84にて
吸い込んだ塵埃を集塵するので、例えば、紙パック内に
吸込風を吸気させてこの吸込風とともに吸い込まれた塵
埃を紙パックにて塵埃を捕捉する電気掃除機に比べ、集
塵された塵埃が通気抵抗となりにくい。
環式の吸気風路47および排気風路41を有する掃除機本体
12のモータケース部14内の電動送風機13による吸込風の
循環量が低下しにくい。この結果、この電動送風機13に
よる吸込風の循環効率の低下を防止できるから、床ブラ
シ111に循環される循環風量の減少を防止できる。この
ため、循環式の利点、例えば床ブラシ111の床面への吸
い付き防止や、循環風による床面への塵埃遊離作用など
の低下を防止できるので、循環式電気掃除機11としての
掃除効率の低下を防止できる。
気された吸込風を集塵カップ84の内部へと吸気させる流
入口91を、この集塵カップ84のカップ部85の開口部87側
の周面部86に設けたので、このカップ部85の側方から吸
込風が吸気される。このため、このカップ部85内に吸気
された吸込風をこのカップ部85の内部で容易に効率良く
旋回させて旋回風にできる。
部86に開口したので、この風路ケース部21内における吸
気風路47の長さ、すなわち吸気管48の長さを短くでき
る。このため、カップ部の上部の開口部に流入口を形成
したものに比べ、風路ケース部21内に吸気風路47が形成
された二重管構造であっても、吸気管48によって排気風
路41の断面が小さくなる部分の長さを短くできるから、
この排気風路41での風路抵抗を小さくでき、循環効率を
向上できる。
送風機13および集塵カップ84を配設するとともに、この
風路ケース部21における集塵カップ84より下端側の吸気
風路47と排気風路41とを二重管構造としたことにより、
この塵埃カップ84より下端側におけるこれら吸気風路47
および排気風路41の強度が向上し、この塵埃カップ84よ
り下端側での風路ケース部21の強度が向上する。よっ
て、この強度が向上した塵埃カップ84より下端側の風路
ケース部21で、比較的重量のある電動送風機13および集
塵カップ84を支えることにより、掃除機本体12による電
動送風機13および集塵カップ84の支持をより確実にでき
るので、この掃除機本体12の強度をより確実に確保でき
る。
ューサ75を介して電動送風機13の吸込側に連通させたの
で、この集塵カップ84から電動送風機13までの吸込側の
風路の構成が簡略になる。よって、この電動送風機13に
よる吸気力の確保が容易にでき、この電動送風機13によ
る掃除効率をより容易に確保できる。
内に吸気風路47を設けた二重管構造の風路ケース部21と
したが、この風路ケース部21の長手方向に沿って、この
風路ケース部21内をリブにて分割して吸気風路および排
気風路を設けてもよい。
を循環させるのではなく、この排気風の一部を風路ケー
ス部21の側面に設けた外部排気口43から外部へと排気さ
せたが、この電動送風機13による排気風のすべてを床ブ
ラシ111の吸込口117へと循環させてもよい。
吸気風路とし、この排気風路41内に取り付けられる吸気
管48内の吸気風路47を排気風路とすることもできる。
路の側方に操作部を位置させたので、集塵カップを掴ん
だ手で操作部を操作できるから、掃除機本体からの集塵
カップの取り外しをより容易にできる。
す分解斜視図である。
る。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 電動送風機、この電動送風機に並列され
た風路、およびこの風路の上端部に突出したハンドル体
を備えた掃除機本体と、 前記電動送風機の下方で前記掃除機本体に係合して固定
する固定部、および前記電動送風機と前記風路とが並ぶ
方向に交差する方向に位置し前記固定部による前記係合
部の係合固定を解除させる操作部を備え、前記電動送風
機による吸込風から塵埃を分離する集塵カップとを具備
していることを特徴とした電気掃除機。 - 【請求項2】 集塵カップの上側に設けられ、掃除機本
体に係合する係合部を具備し、 固定部および操作部は、前記集塵カップの下側に設けら
れていることを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001385236A JP2003180583A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001385236A JP2003180583A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003180583A true JP2003180583A (ja) | 2003-07-02 |
Family
ID=27594743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001385236A Pending JP2003180583A (ja) | 2001-12-18 | 2001-12-18 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003180583A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100411575C (zh) * | 2005-12-23 | 2008-08-20 | 苏州金莱克家用电器有限公司 | 吸尘器的风道装置 |
JP2014068749A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Twinbird Corp | 電気掃除機 |
CN113576317A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-11-02 | 北京小狗吸尘器集团股份有限公司 | 一种集尘杯及吸尘设备 |
-
2001
- 2001-12-18 JP JP2001385236A patent/JP2003180583A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100411575C (zh) * | 2005-12-23 | 2008-08-20 | 苏州金莱克家用电器有限公司 | 吸尘器的风道装置 |
JP2014068749A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Twinbird Corp | 電気掃除機 |
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