JP2003177161A - Ad変換器、試験装置及び試験方法 - Google Patents
Ad変換器、試験装置及び試験方法Info
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- JP2003177161A JP2003177161A JP2001377433A JP2001377433A JP2003177161A JP 2003177161 A JP2003177161 A JP 2003177161A JP 2001377433 A JP2001377433 A JP 2001377433A JP 2001377433 A JP2001377433 A JP 2001377433A JP 2003177161 A JP2003177161 A JP 2003177161A
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Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログ信号を出力する電子デバイスのテス
トコストを低減する。 【解決手段】 予め定められた第1閾電圧及び当該第1
閾電圧と異なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、
被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、
第1比較信号として出力する第1コンパレータと、被変
換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2
比較信号として出力する第2コンパレータと、被変換信
号を、第1コンパレータ及び第2コンパレータの一方に
供給するか、双方に供給するかを切換える切換部と、第
1比較信号及び第2比較信号に基づいて、被変換信号の
電位を示すディジタル変換信号を生成する信号処理部と
を備える。
トコストを低減する。 【解決手段】 予め定められた第1閾電圧及び当該第1
閾電圧と異なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、
被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、
第1比較信号として出力する第1コンパレータと、被変
換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2
比較信号として出力する第2コンパレータと、被変換信
号を、第1コンパレータ及び第2コンパレータの一方に
供給するか、双方に供給するかを切換える切換部と、第
1比較信号及び第2比較信号に基づいて、被変換信号の
電位を示すディジタル変換信号を生成する信号処理部と
を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AD変換器、試験
装置及び試験方法に関する。特に本発明は、電子デバイ
スを試験する試験装置に関する。
装置及び試験方法に関する。特に本発明は、電子デバイ
スを試験する試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の試験装置において、アナログ信号
を出力する電子デバイスを試験する場合、試験装置は、
当該アナログ信号をAD変換するアナログユニットを介
して当該アナログ信号を受け取っていた。アナログユニ
ットは、当該アナログ信号をAD変換したディジタル信
号を試験装置に供給する。試験装置は、当該ディジタル
信号に基づいて電子デバイスの良否を判定していた。
を出力する電子デバイスを試験する場合、試験装置は、
当該アナログ信号をAD変換するアナログユニットを介
して当該アナログ信号を受け取っていた。アナログユニ
ットは、当該アナログ信号をAD変換したディジタル信
号を試験装置に供給する。試験装置は、当該ディジタル
信号に基づいて電子デバイスの良否を判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、アナログユニ
ットは高価であるため、アナログ信号を出力する電子デ
バイスの試験に必要な装置コストは上昇する。そのた
め、安価な民生用電子デバイス生産においては、当該装
置コストの上昇に伴うテストコストの増大が問題であっ
た。
ットは高価であるため、アナログ信号を出力する電子デ
バイスの試験に必要な装置コストは上昇する。そのた
め、安価な民生用電子デバイス生産においては、当該装
置コストの上昇に伴うテストコストの増大が問題であっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるAD変換器、試験装置及び試験方法を提供す
ることを目的とする。この目的は特許請求の範囲におけ
る独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。
また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
とのできるAD変換器、試験装置及び試験方法を提供す
ることを目的とする。この目的は特許請求の範囲におけ
る独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。
また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、予め定められた第1閾電圧及び第1閾電圧
と異なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、アナロ
グ信号である被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較
した結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレ
ータと、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した
結果を、第2比較信号として出力する第2コンパレータ
と、被変換信号を、第1コンパレータ及び第2コンパレ
ータの一方に供給するか、双方に供給するかを切換える
切換部と、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、
被変換信号の電位を示すディジタル信号であるディジタ
ル変換信号を生成する信号処理部とを備えることを特徴
とするAD変換器を提供する。更に、AD変換器は、第
1比較信号の値を格納する格納部を備えるのが好まし
い。
態によると、予め定められた第1閾電圧及び第1閾電圧
と異なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、アナロ
グ信号である被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較
した結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレ
ータと、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した
結果を、第2比較信号として出力する第2コンパレータ
と、被変換信号を、第1コンパレータ及び第2コンパレ
ータの一方に供給するか、双方に供給するかを切換える
切換部と、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、
被変換信号の電位を示すディジタル信号であるディジタ
ル変換信号を生成する信号処理部とを備えることを特徴
とするAD変換器を提供する。更に、AD変換器は、第
1比較信号の値を格納する格納部を備えるのが好まし
い。
【0006】AD変換器は、予め定められた第1閾電圧
を生成する閾電圧生成部と、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力す
る第1コンパレータと、第1比較信号の値を格納する格
納部と、格納部が格納する第1比較信号の値に基づい
て、ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを備え
てもよい。
を生成する閾電圧生成部と、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力す
る第1コンパレータと、第1比較信号の値を格納する格
納部と、格納部が格納する第1比較信号の値に基づい
て、ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを備え
てもよい。
【0007】更に、閾電圧生成部は、第1閾電圧と異な
る第2閾電圧を更に生成し、第1コンパレータは、被変
換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2
比較信号として出力し、信号処理部は、格納部が格納す
る第1比較信号の値及び第2比較信号に基づいて、ディ
ジタル変換信号を生成するのが好ましい。更に、閾電圧
生成部は、第1比較信号に基づいて、第2閾電圧を生成
するのが好ましい。
る第2閾電圧を更に生成し、第1コンパレータは、被変
換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2
比較信号として出力し、信号処理部は、格納部が格納す
る第1比較信号の値及び第2比較信号に基づいて、ディ
ジタル変換信号を生成するのが好ましい。更に、閾電圧
生成部は、第1比較信号に基づいて、第2閾電圧を生成
するのが好ましい。
【0008】更に、閾電圧生成部は、第1比較信号及び
第2比較信号に基づいて、第3閾電圧を更に生成し、第
1コンパレータは、被変換信号が示す電位を第3閾電圧
と比較した結果を、第3比較信号として出力し、信号処
理部は、第3比較信号に基づいて、ディジタル変換信号
の値を変更してよい。更に、AD変換器は、アナログ信
号にディザ信号を加算したディザ被変換信号を生成する
ディザ加算部を備え、第1コンパレータはディザ被変換
信号を被変換信号として受け取ってよい。
第2比較信号に基づいて、第3閾電圧を更に生成し、第
1コンパレータは、被変換信号が示す電位を第3閾電圧
と比較した結果を、第3比較信号として出力し、信号処
理部は、第3比較信号に基づいて、ディジタル変換信号
の値を変更してよい。更に、AD変換器は、アナログ信
号にディザ信号を加算したディザ被変換信号を生成する
ディザ加算部を備え、第1コンパレータはディザ被変換
信号を被変換信号として受け取ってよい。
【0009】更に、閾電圧生成部は、第1閾電圧と異な
る第2閾電圧を生成し、AD変換器は、被変換信号が示
す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号と
して出力する第2コンパレータを備え、信号処理部は、
第2比較信号に更に基づいて、ディジタル変換信号を生
成してよい。
る第2閾電圧を生成し、AD変換器は、被変換信号が示
す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号と
して出力する第2コンパレータを備え、信号処理部は、
第2比較信号に更に基づいて、ディジタル変換信号を生
成してよい。
【0010】更に、閾電圧生成部は、第1閾電圧及び第
2閾電圧と異なり、かつ互いに異なる第3閾電圧及び第
4閾電圧を更に生成し、第1コンパレータは、被変換信
号が示す電位を、第1閾電圧及び第3閾電圧のそれぞれ
と比較した結果を、それぞれ第1比較信号及び第3比較
信号として出力し、第2コンパレータは、被変換信号が
示す電位を、第2閾電圧及び第4閾電圧のそれぞれと比
較した結果を、それぞれ第2比較信号及び第4比較信号
として出力し、信号処理部は、第1比較信号、第2比較
信号、第3比較信号及び第4比較信号に基づいて、ディ
ジタル変換信号を生成してよい。更に、閾電圧生成部
は、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、第3閾
電圧及び第4閾電圧を生成するのが好ましい。
2閾電圧と異なり、かつ互いに異なる第3閾電圧及び第
4閾電圧を更に生成し、第1コンパレータは、被変換信
号が示す電位を、第1閾電圧及び第3閾電圧のそれぞれ
と比較した結果を、それぞれ第1比較信号及び第3比較
信号として出力し、第2コンパレータは、被変換信号が
示す電位を、第2閾電圧及び第4閾電圧のそれぞれと比
較した結果を、それぞれ第2比較信号及び第4比較信号
として出力し、信号処理部は、第1比較信号、第2比較
信号、第3比較信号及び第4比較信号に基づいて、ディ
ジタル変換信号を生成してよい。更に、閾電圧生成部
は、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、第3閾
電圧及び第4閾電圧を生成するのが好ましい。
【0011】更に、AD変換器は、アナログ信号にディ
ザ信号を加算したディザ被変換信号を生成するディザ加
算部を備え、第1コンパレータ及び第2コンパレータは
ディザ被変換信号を被変換信号として受け取ってよい。
ザ信号を加算したディザ被変換信号を生成するディザ加
算部を備え、第1コンパレータ及び第2コンパレータは
ディザ被変換信号を被変換信号として受け取ってよい。
【0012】更に、第1コンパレータは、予め定められ
た一のタイミングにおいて、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力
し、第2コンパレータは、当該一のタイミングにおい
て、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果
を、第2比較信号として出力し、AD変換器は、予め定
められた他のタイミングにおいて、被変換信号が示す電
位を第1閾電圧と比較した結果を、第3比較信号として
出力する第3コンパレータと、当該他のタイミングにお
いて、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結
果を、第4比較信号として出力する第4コンパレータと
を更に備え、信号処理部は、第1比較信号、第2比較信
号、第3比較信号及び第4比較信号に基づいて、ディジ
タル変換信号を生成してよい。
た一のタイミングにおいて、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力
し、第2コンパレータは、当該一のタイミングにおい
て、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結果
を、第2比較信号として出力し、AD変換器は、予め定
められた他のタイミングにおいて、被変換信号が示す電
位を第1閾電圧と比較した結果を、第3比較信号として
出力する第3コンパレータと、当該他のタイミングにお
いて、被変換信号が示す電位を第2閾電圧と比較した結
果を、第4比較信号として出力する第4コンパレータと
を更に備え、信号処理部は、第1比較信号、第2比較信
号、第3比較信号及び第4比較信号に基づいて、ディジ
タル変換信号を生成してよい。
【0013】更に、アナログ信号に一のディザ信号を加
算した第1ディザ被変換信号及びアナログ信号に他のデ
ィザ信号を加算した第2ディザ被変換信号を生成するデ
ィザ加算部を更に備え、第1コンパレータ及び第2コン
パレータは、第1ディザ被変換信号を被変換信号として
受け取り、第3コンパレータ及び第4コンパレータは、
第2ディザ被変換信号を被変換信号として受け取ってよ
い。
算した第1ディザ被変換信号及びアナログ信号に他のデ
ィザ信号を加算した第2ディザ被変換信号を生成するデ
ィザ加算部を更に備え、第1コンパレータ及び第2コン
パレータは、第1ディザ被変換信号を被変換信号として
受け取り、第3コンパレータ及び第4コンパレータは、
第2ディザ被変換信号を被変換信号として受け取ってよ
い。
【0014】また、本発明の第2の形態によると、電子
デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成する
パターン発生部と、電子デバイスと電気的に接触し、パ
ターン発生部が生成した入力パターン信号を電子デバイ
スに供給し、入力パターン信号に基づいて電子デバイス
が出力する第1出力パターン信号を受け取る信号入出力
部と、電子デバイスが出力する第1出力パターン信号を
被変換信号として受け取り、第1出力パターン信号の電
位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号を生
成する信号変換部と、ディジタル変換信号に基づいて、
電子デバイスの良否を判定する判定部とを備え、信号変
換部は、予め定められた第1閾電圧及び第1閾電圧と異
なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、被変換信号
が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信
号として出力する第1コンパレータと、被変換信号が示
す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号と
して出力する第2コンパレータと、被変換信号を、第1
コンパレータ及び第2コンパレータの一方に供給する
か、双方に供給するかを切換える切換部と、第1比較信
号及び第2比較信号に基づいて、ディジタル変換信号を
生成する信号処理部とを有することを特徴とする試験装
置を提供する。
デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成する
パターン発生部と、電子デバイスと電気的に接触し、パ
ターン発生部が生成した入力パターン信号を電子デバイ
スに供給し、入力パターン信号に基づいて電子デバイス
が出力する第1出力パターン信号を受け取る信号入出力
部と、電子デバイスが出力する第1出力パターン信号を
被変換信号として受け取り、第1出力パターン信号の電
位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号を生
成する信号変換部と、ディジタル変換信号に基づいて、
電子デバイスの良否を判定する判定部とを備え、信号変
換部は、予め定められた第1閾電圧及び第1閾電圧と異
なる第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、被変換信号
が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信
号として出力する第1コンパレータと、被変換信号が示
す電位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号と
して出力する第2コンパレータと、被変換信号を、第1
コンパレータ及び第2コンパレータの一方に供給する
か、双方に供給するかを切換える切換部と、第1比較信
号及び第2比較信号に基づいて、ディジタル変換信号を
生成する信号処理部とを有することを特徴とする試験装
置を提供する。
【0015】更に、電子デバイスがアナログ信号を第1
出力パターン信号として出力した場合、切換部は、第1
出力パターン信号を第1コンパレータ及び第2コンパレ
ータの双方に供給し、電子デバイスがディジタル信号を
第1出力パターン信号として出力した場合、切換部は、
第1出力パターン信号を第1コンパレータ及び第2コン
パレータの一方に供給するのが好ましい。
出力パターン信号として出力した場合、切換部は、第1
出力パターン信号を第1コンパレータ及び第2コンパレ
ータの双方に供給し、電子デバイスがディジタル信号を
第1出力パターン信号として出力した場合、切換部は、
第1出力パターン信号を第1コンパレータ及び第2コン
パレータの一方に供給するのが好ましい。
【0016】更に、電子デバイスは、第1出力パターン
信号を出力する第1端子と、入力パターン信号に基づく
第2出力パターン信号を更に出力する第2端子を有し、
パターン発生部がアナログ試験用の入力パターン信号を
生成した場合、電子デバイスはアナログ信号を第1出力
パターン信号として出力し、パターン発生部がディジタ
ル試験用の入力パターン信号を生成した場合、電子デバ
イスはディジタル信号を第1出力パターン信号として出
力し、切換部は第2出力パターン信号を第1コンパレー
タ及び第2コンパレータの他方に供給するのが好まし
い。
信号を出力する第1端子と、入力パターン信号に基づく
第2出力パターン信号を更に出力する第2端子を有し、
パターン発生部がアナログ試験用の入力パターン信号を
生成した場合、電子デバイスはアナログ信号を第1出力
パターン信号として出力し、パターン発生部がディジタ
ル試験用の入力パターン信号を生成した場合、電子デバ
イスはディジタル信号を第1出力パターン信号として出
力し、切換部は第2出力パターン信号を第1コンパレー
タ及び第2コンパレータの他方に供給するのが好まし
い。
【0017】試験装置は、電子デバイスに入力されるべ
き入力パターン信号を生成するパターン発生部と、電子
デバイスと電気的に接触し、パターン発生部が生成した
入力パターン信号を電子デバイスに供給し、入力パター
ン信号に基づいて電子デバイスが出力する第1出力パタ
ーン信号を受け取る信号入出力部と、電子デバイスが出
力する第1出力パターン信号を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号の電位を示すディジタル信号
であるディジタル変換信号を生成する信号変換部と、デ
ィジタル変換信号に基づいて、電子デバイスの良否を判
定する判定部とを備え、信号変換部は、予め定められた
第1閾電圧を生成する閾電圧生成部と、被変換信号が示
す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号と
して出力する第1コンパレータと、第1比較信号の値を
格納する格納部と、格納部が格納する第1比較信号の値
に基づいて、ディジタル変換信号を生成する信号処理部
とを有してもよい。
き入力パターン信号を生成するパターン発生部と、電子
デバイスと電気的に接触し、パターン発生部が生成した
入力パターン信号を電子デバイスに供給し、入力パター
ン信号に基づいて電子デバイスが出力する第1出力パタ
ーン信号を受け取る信号入出力部と、電子デバイスが出
力する第1出力パターン信号を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号の電位を示すディジタル信号
であるディジタル変換信号を生成する信号変換部と、デ
ィジタル変換信号に基づいて、電子デバイスの良否を判
定する判定部とを備え、信号変換部は、予め定められた
第1閾電圧を生成する閾電圧生成部と、被変換信号が示
す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号と
して出力する第1コンパレータと、第1比較信号の値を
格納する格納部と、格納部が格納する第1比較信号の値
に基づいて、ディジタル変換信号を生成する信号処理部
とを有してもよい。
【0018】また、本発明の第3の形態によると、電子
デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成する
パターン発生段階と、パターン発生段階が生成した入力
パターン信号を電子デバイスに供給し、入力パターン信
号に基づいて電子デバイスが出力する第1出力パターン
信号を受け取る信号入出力段階と、電子デバイスが出力
する第1出力パターン信号を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号の電位を示すディジタル信号
であるディジタル変換信号を生成する信号変換段階と、
ディジタル変換信号に基づいて、電子デバイスの良否を
判定する判定段階とを備え、信号変換段階は、予め定め
られた第1閾電圧及び第1閾電圧と異なる第2閾電圧を
生成する閾電圧生成段階と、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力す
る第1比較段階と、被変換信号が示す電位を第2閾電圧
と比較した結果を、第2比較信号として出力する第2比
較段階と、被変換信号を、第1比較段階及び第2比較段
階の一方に供給するか、双方に供給するかを切換える切
換段階と、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、
ディジタル変換信号を生成する信号処理段階とを有する
ことを特徴とする試験方法を提供する。
デバイスに入力されるべき入力パターン信号を生成する
パターン発生段階と、パターン発生段階が生成した入力
パターン信号を電子デバイスに供給し、入力パターン信
号に基づいて電子デバイスが出力する第1出力パターン
信号を受け取る信号入出力段階と、電子デバイスが出力
する第1出力パターン信号を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号の電位を示すディジタル信号
であるディジタル変換信号を生成する信号変換段階と、
ディジタル変換信号に基づいて、電子デバイスの良否を
判定する判定段階とを備え、信号変換段階は、予め定め
られた第1閾電圧及び第1閾電圧と異なる第2閾電圧を
生成する閾電圧生成段階と、被変換信号が示す電位を第
1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力す
る第1比較段階と、被変換信号が示す電位を第2閾電圧
と比較した結果を、第2比較信号として出力する第2比
較段階と、被変換信号を、第1比較段階及び第2比較段
階の一方に供給するか、双方に供給するかを切換える切
換段階と、第1比較信号及び第2比較信号に基づいて、
ディジタル変換信号を生成する信号処理段階とを有する
ことを特徴とする試験方法を提供する。
【0019】試験方法は、電子デバイスに入力されるべ
き入力パターン信号を生成するパターン発生段階と、パ
ターン発生段階が生成した入力パターン信号を電子デバ
イスに供給し、入力パターン信号に基づいて電子デバイ
スが出力する第1出力パターン信号を受け取る信号入出
力段階と、電子デバイスが出力する第1出力パターン信
号を被変換信号として受け取り、第1出力パターン信号
の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号
を生成する信号変換段階と、ディジタル変換信号に基づ
いて、電子デバイスの良否を判定する判定段階とを備
え、信号変換段階は、予め定められた第1閾電圧を生成
する閾電圧生成段階と、被変換信号が示す電位を第1閾
電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力する第
1比較段階と、第1比較信号の値を格納する格納段階
と、格納段階が格納した第1比較信号の値に基づいて、
ディジタル変換信号を生成する信号処理段階とを有して
もよい。
き入力パターン信号を生成するパターン発生段階と、パ
ターン発生段階が生成した入力パターン信号を電子デバ
イスに供給し、入力パターン信号に基づいて電子デバイ
スが出力する第1出力パターン信号を受け取る信号入出
力段階と、電子デバイスが出力する第1出力パターン信
号を被変換信号として受け取り、第1出力パターン信号
の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号
を生成する信号変換段階と、ディジタル変換信号に基づ
いて、電子デバイスの良否を判定する判定段階とを備
え、信号変換段階は、予め定められた第1閾電圧を生成
する閾電圧生成段階と、被変換信号が示す電位を第1閾
電圧と比較した結果を、第1比較信号として出力する第
1比較段階と、第1比較信号の値を格納する格納段階
と、格納段階が格納した第1比較信号の値に基づいて、
ディジタル変換信号を生成する信号処理段階とを有して
もよい。
【0020】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る試験装
置100を示す。試験装置100は、電子デバイス11
0を試験する試験装置であって、パターン発生部10
4、信号入出力部106、判定部108及び信号変換部
102を備える。試験装置100は、例えばSOC(S
ystem On Chip)LSIを試験するLSI
テスタであってよい。
置100を示す。試験装置100は、電子デバイス11
0を試験する試験装置であって、パターン発生部10
4、信号入出力部106、判定部108及び信号変換部
102を備える。試験装置100は、例えばSOC(S
ystem On Chip)LSIを試験するLSI
テスタであってよい。
【0023】パターン発生部104は、電子デバイス1
10に入力されるべき入力パターン信号IPSを生成す
る。パターン発生部104は、電子デバイス110の入
力特性に応じて入力パターン信号IPSを生成するのが
好ましい。信号入出力部106は、電子デバイス110
と電気的に接触し、パターン発生部104が生成した入
力パターン信号IPSを電子デバイス110に供給し、
入力パターン信号IPSに基づいて電子デバイス110
が出力する第1出力パターン信号OPS1を受け取る。
信号変換部102は、電子デバイス110が出力する第
1出力パターン信号OPS1を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号OPS1の電位を示すディジ
タル信号であるディジタル変換信号DCSを生成する。
判定部108は、ディジタル変換信号DCSに基づい
て、電子デバイス110の良否を判定する。
10に入力されるべき入力パターン信号IPSを生成す
る。パターン発生部104は、電子デバイス110の入
力特性に応じて入力パターン信号IPSを生成するのが
好ましい。信号入出力部106は、電子デバイス110
と電気的に接触し、パターン発生部104が生成した入
力パターン信号IPSを電子デバイス110に供給し、
入力パターン信号IPSに基づいて電子デバイス110
が出力する第1出力パターン信号OPS1を受け取る。
信号変換部102は、電子デバイス110が出力する第
1出力パターン信号OPS1を被変換信号として受け取
り、第1出力パターン信号OPS1の電位を示すディジ
タル信号であるディジタル変換信号DCSを生成する。
判定部108は、ディジタル変換信号DCSに基づい
て、電子デバイス110の良否を判定する。
【0024】ここで、電子デバイスとは、電流又は電圧
に応じて所定の作用を行う部品をいい、例えば、IC
(Integrated Circuit)やLSI
(Large-Scale Integrated C
ircuit)のような能動素子を有する半導体部品を
含む。更に、これらの部品はウェハに設けられた状態で
あってもよく、また、これら部品を結合して一つのパッ
ケージに収めた部品や、これら部品をプリント基板に装
着して所定の機能を実現したブレッドボード等の部品も
含む。
に応じて所定の作用を行う部品をいい、例えば、IC
(Integrated Circuit)やLSI
(Large-Scale Integrated C
ircuit)のような能動素子を有する半導体部品を
含む。更に、これらの部品はウェハに設けられた状態で
あってもよく、また、これら部品を結合して一つのパッ
ケージに収めた部品や、これら部品をプリント基板に装
着して所定の機能を実現したブレッドボード等の部品も
含む。
【0025】本実施形態において、電子デバイス110
は、SOC LSIである。電子デバイス110は、入
力パターン信号IPS基づく第1出力パターン信号OP
S1として、アナログ信号又はディジタル信号を出力す
る。電子デバイス110は、例えばメモリデバイス、演
算装置、発振器、又は変調器であってもよい。
は、SOC LSIである。電子デバイス110は、入
力パターン信号IPS基づく第1出力パターン信号OP
S1として、アナログ信号又はディジタル信号を出力す
る。電子デバイス110は、例えばメモリデバイス、演
算装置、発振器、又は変調器であってもよい。
【0026】以下、パターン発生部104がアナログ試
験用の入力パターン信号IPSを生成した場合(以下、
アナログ試験時という)及びパターン発生部104がデ
ィジタル試験用の入力パターン信号IPSを生成した場
合(以下ディジタル試験時という)における、電子デバ
イス110の動作について、それぞれ説明する。
験用の入力パターン信号IPSを生成した場合(以下、
アナログ試験時という)及びパターン発生部104がデ
ィジタル試験用の入力パターン信号IPSを生成した場
合(以下ディジタル試験時という)における、電子デバ
イス110の動作について、それぞれ説明する。
【0027】アナログ試験時において、電子デバイス1
10は、アナログ信号を第1出力パターン信号OPS1
として出力する。電子デバイス110は、例えば、第1
出力パターン信号OPS1として正弦波又は変調波を出
力してよい。別の実施例において、電子デバイス110
は、第1出力パターン信号OPS1として電子デバイス
110が有する基準電圧発生回路が生成する基準電位を
出力してよい。あるいは、電子デバイス110は、第1
出力パターン信号OPS1として、電子デバイス110
が有するチャージポンプが生成する昇圧電圧を出力して
もよい。あるいは、電子デバイス110は、第1出力パ
ターン信号OPS1としてI/O出力レベルを出力して
もよい。
10は、アナログ信号を第1出力パターン信号OPS1
として出力する。電子デバイス110は、例えば、第1
出力パターン信号OPS1として正弦波又は変調波を出
力してよい。別の実施例において、電子デバイス110
は、第1出力パターン信号OPS1として電子デバイス
110が有する基準電圧発生回路が生成する基準電位を
出力してよい。あるいは、電子デバイス110は、第1
出力パターン信号OPS1として、電子デバイス110
が有するチャージポンプが生成する昇圧電圧を出力して
もよい。あるいは、電子デバイス110は、第1出力パ
ターン信号OPS1としてI/O出力レベルを出力して
もよい。
【0028】ディジタル試験時において、本実施形態の
電子デバイス110は、入力パターン信号IPSに基づ
く複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)
を出力する。電子デバイス110は、ディジタル信号を
複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)と
して出力する。電子デバイス110は、複数の出力パタ
ーン信号(OPS1〜OPS255)として電子デバイ
ス110が格納するデータを出力してよい。電子デバイ
ス110は、複数の出力パターン信号(OPS1〜OP
S255)として入力パターン信号IPSに基づく演算
結果を出力してよい。電子デバイス110は、当該デー
タ又は当該演算結果を、複数の出力パターン信号(OP
S1〜OPS255)の一部として出力してもよい。例
えば、電子デバイス110は、当該データ又は当該演算
結果を、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS
8)として出力してよい。電子デバイス110は、複数
の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)のそれ
ぞれを出力する第1端子〜第255端子を有してよい。
例えば、電子デバイス110は、第1出力パターン信号
OPS1を出力する第1端子と、第2出力パターン信号
OPS2を出力する第2端子を有してよい。
電子デバイス110は、入力パターン信号IPSに基づ
く複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)
を出力する。電子デバイス110は、ディジタル信号を
複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)と
して出力する。電子デバイス110は、複数の出力パタ
ーン信号(OPS1〜OPS255)として電子デバイ
ス110が格納するデータを出力してよい。電子デバイ
ス110は、複数の出力パターン信号(OPS1〜OP
S255)として入力パターン信号IPSに基づく演算
結果を出力してよい。電子デバイス110は、当該デー
タ又は当該演算結果を、複数の出力パターン信号(OP
S1〜OPS255)の一部として出力してもよい。例
えば、電子デバイス110は、当該データ又は当該演算
結果を、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS
8)として出力してよい。電子デバイス110は、複数
の出力パターン信号(OPS1〜OPS255)のそれ
ぞれを出力する第1端子〜第255端子を有してよい。
例えば、電子デバイス110は、第1出力パターン信号
OPS1を出力する第1端子と、第2出力パターン信号
OPS2を出力する第2端子を有してよい。
【0029】以下、信号変換部102について更に詳し
く説明する。信号変換部102は、アナログ試験時に
は、電子デバイス110がアナログ信号として出力する
第1出力パターン信号OPS1を被変換信号として受け
取り、当該アナログ信号の電位を示すディジタル信号で
あるディジタル変換信号DCSを生成する。信号変換部
102はAD変換器の機能を有してよい。信号変換部1
02は、ディジタル試験時には、電子デバイス110が
ディジタル信号として出力する複数の出力パターン信号
(OPS1〜OPS255)の論理値を出力する。信号
変換部102は、切換部206、複数のコンパレータ
(204-1〜204-255)、閾電圧生成部202、
格納部210及び信号処理部208を有する。
く説明する。信号変換部102は、アナログ試験時に
は、電子デバイス110がアナログ信号として出力する
第1出力パターン信号OPS1を被変換信号として受け
取り、当該アナログ信号の電位を示すディジタル信号で
あるディジタル変換信号DCSを生成する。信号変換部
102はAD変換器の機能を有してよい。信号変換部1
02は、ディジタル試験時には、電子デバイス110が
ディジタル信号として出力する複数の出力パターン信号
(OPS1〜OPS255)の論理値を出力する。信号
変換部102は、切換部206、複数のコンパレータ
(204-1〜204-255)、閾電圧生成部202、
格納部210及び信号処理部208を有する。
【0030】切換部206は、複数のコンパレータ(2
04-1〜204-255)のそれぞれに対し、複数の出
力パターン信号(OPS1〜OPS255)のいずれを
供給するかを切換える。切換部206は、アナログ試験
時には、複数のコンパレータ(204-1〜204-25
5)のそれぞれに第1出力パターン信号OPS1を供給
する。切換部206は、ディジタル試験時には、コンパ
レータ204-n(nは、1≦n≦255を満たす整数
である)に出力パターン信号OPSnを供給する。切換
部206は、第1出力パターン信号OPS1を、第1コ
ンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2の
一方に供給するか、双方に供給するかを切換えてよい。
この場合、切換部206は、アナログ試験時において、
第1出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ20
4-1及び第2コンパレータ204-2の双方に供給す
る。切換部206は、ディジタル試験時において、第1
出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ204-
1及び第2コンパレータ204-2の一方に供給する。
切換部206は、第2出力パターン信号OPS2を第1
コンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2
の他方に供給する。
04-1〜204-255)のそれぞれに対し、複数の出
力パターン信号(OPS1〜OPS255)のいずれを
供給するかを切換える。切換部206は、アナログ試験
時には、複数のコンパレータ(204-1〜204-25
5)のそれぞれに第1出力パターン信号OPS1を供給
する。切換部206は、ディジタル試験時には、コンパ
レータ204-n(nは、1≦n≦255を満たす整数
である)に出力パターン信号OPSnを供給する。切換
部206は、第1出力パターン信号OPS1を、第1コ
ンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2の
一方に供給するか、双方に供給するかを切換えてよい。
この場合、切換部206は、アナログ試験時において、
第1出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ20
4-1及び第2コンパレータ204-2の双方に供給す
る。切換部206は、ディジタル試験時において、第1
出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ204-
1及び第2コンパレータ204-2の一方に供給する。
切換部206は、第2出力パターン信号OPS2を第1
コンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2
の他方に供給する。
【0031】切換部206は、複数のコンパレータ(2
04-1〜204-255)にそれぞれ対応する複数の入
力切換器(62-1〜62-255)を含む。入力切換器
62-nは、アナログ試験時には第1出力パターン信号
OPS1をコンパレータ204-nに供給する。入力切
換器62-nは、ディジタル試験時には出力パターン信
号OPSnをコンパレータ204-nに供給する。
04-1〜204-255)にそれぞれ対応する複数の入
力切換器(62-1〜62-255)を含む。入力切換器
62-nは、アナログ試験時には第1出力パターン信号
OPS1をコンパレータ204-nに供給する。入力切
換器62-nは、ディジタル試験時には出力パターン信
号OPSnをコンパレータ204-nに供給する。
【0032】コンパレータ204-nは、アナログ試験
時には、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を閾
電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPSnとし
て出力する。コンパレータ204-nは、ディジタル試
験時には、出力パターン信号OPSnが示す電位を閾電
圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPSnとして
出力する。コンパレータ204-nは、閾電圧Vth
(n)を閾電圧生成部202から受け取ってよい。
時には、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を閾
電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPSnとし
て出力する。コンパレータ204-nは、ディジタル試
験時には、出力パターン信号OPSnが示す電位を閾電
圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPSnとして
出力する。コンパレータ204-nは、閾電圧Vth
(n)を閾電圧生成部202から受け取ってよい。
【0033】例えば、第2コンパレータ204-2は、
アナログ試験時には、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第2
比較信号CPS2として出力する。第2コンパレータ2
04-2は、ディジタル試験時には、第2出力パターン
信号OPS2が示す電位を第2閾電圧Vth2と比較し
た結果を、第2比較信号CPS2として出力する。第1
コンパレータ204-1は、アナログ試験時及びディジ
タル試験時において、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第1閾電圧Vth1と比較した結果を、第1
比較信号CPS1として出力する。コンパレータ204
-nは、試験装置100が備える一のDUT端子に対応
し、ディジタル試験時に当該DUT端子が受け取るディ
ジタル信号の論理値を判定するドライバ・コンパレータ
であってよい。
アナログ試験時には、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第2
比較信号CPS2として出力する。第2コンパレータ2
04-2は、ディジタル試験時には、第2出力パターン
信号OPS2が示す電位を第2閾電圧Vth2と比較し
た結果を、第2比較信号CPS2として出力する。第1
コンパレータ204-1は、アナログ試験時及びディジ
タル試験時において、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第1閾電圧Vth1と比較した結果を、第1
比較信号CPS1として出力する。コンパレータ204
-nは、試験装置100が備える一のDUT端子に対応
し、ディジタル試験時に当該DUT端子が受け取るディ
ジタル信号の論理値を判定するドライバ・コンパレータ
であってよい。
【0034】閾電圧生成部202は、複数の閾電圧(V
th1〜Vth255)を生成する。閾電圧生成部20
2は、閾電圧Vth(n)をコンパレータ204-nに供
給する。格納部210は、複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)のそれぞれの値を格納する。信号処理部
208は、格納部210が記憶する複数の比較信号(C
PS1〜CPS255)のそれぞれの値に基づいてディ
ジタル変換信号DCSを生成する。別の実施例におい
て、信号処理部208は、格納部210が格納する第1
比較信号CPS1の値及び第2比較信号CPS2に基づ
いて、ディジタル変換信号DCSを生成してよい。ある
いは、信号処理部208は、第1比較信号CPS1及び
第2比較信号CPS2に基づいて、ディジタル変換信号
DCSを生成してもよい。
th1〜Vth255)を生成する。閾電圧生成部20
2は、閾電圧Vth(n)をコンパレータ204-nに供
給する。格納部210は、複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)のそれぞれの値を格納する。信号処理部
208は、格納部210が記憶する複数の比較信号(C
PS1〜CPS255)のそれぞれの値に基づいてディ
ジタル変換信号DCSを生成する。別の実施例におい
て、信号処理部208は、格納部210が格納する第1
比較信号CPS1の値及び第2比較信号CPS2に基づ
いて、ディジタル変換信号DCSを生成してよい。ある
いは、信号処理部208は、第1比較信号CPS1及び
第2比較信号CPS2に基づいて、ディジタル変換信号
DCSを生成してもよい。
【0035】次に、本実施形態における試験装置100
のアナログ試験時及びディジタル試験時の動作について
それぞれ説明する。アナログ試験時において、パターン
発生部104は、アナログ試験用の入力パターン信号I
PSを生成する。電子デバイス110は、信号入出力部
106を介して入力パターン信号IPSを受け取る。電
子デバイス110は、入力パターン信号IPSに基づい
て第1出力パターン信号OPS1を出力する。信号入出
力部106は、電子デバイス110から受け取る第1出
力パターン信号OPS1を信号変換部102に供給す
る。信号変換部102は、第1出力パターン信号OPS
1をAD変換した結果をディジタル変換信号DCSとし
て出力する。判定部108は、ディジタル変換信号DC
Sを入力信号として受け取り、当該AD変換の結果と当
該AD変換の期待値とを比較することで電子デバイス1
10の良否を判定する。
のアナログ試験時及びディジタル試験時の動作について
それぞれ説明する。アナログ試験時において、パターン
発生部104は、アナログ試験用の入力パターン信号I
PSを生成する。電子デバイス110は、信号入出力部
106を介して入力パターン信号IPSを受け取る。電
子デバイス110は、入力パターン信号IPSに基づい
て第1出力パターン信号OPS1を出力する。信号入出
力部106は、電子デバイス110から受け取る第1出
力パターン信号OPS1を信号変換部102に供給す
る。信号変換部102は、第1出力パターン信号OPS
1をAD変換した結果をディジタル変換信号DCSとし
て出力する。判定部108は、ディジタル変換信号DC
Sを入力信号として受け取り、当該AD変換の結果と当
該AD変換の期待値とを比較することで電子デバイス1
10の良否を判定する。
【0036】ディジタル試験時において、パターン発生
部104は、ディジタル試験用の入力パターン信号IP
Sを生成する。電子デバイス110は、入力パターン信
号IPSに基づいて複数の出力パターン信号(OPS1
〜OPS255)を出力する。信号入出力部106は、
電子デバイス110から受け取る複数の出力パターン信
号(OPS1〜OPS255)を信号変換部102に供
給する。信号変換部102は、複数の出力パターン信号
(OPS1〜OPS255)に基づく信号を判定部10
8に供給する。本実施形態において、信号変換部102
は、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS25
5)のそれぞれの論理値を判定部108に供給する。判
定部108は、当該論理値を期待値と比較することで電
子デバイス110の良否を判定する。
部104は、ディジタル試験用の入力パターン信号IP
Sを生成する。電子デバイス110は、入力パターン信
号IPSに基づいて複数の出力パターン信号(OPS1
〜OPS255)を出力する。信号入出力部106は、
電子デバイス110から受け取る複数の出力パターン信
号(OPS1〜OPS255)を信号変換部102に供
給する。信号変換部102は、複数の出力パターン信号
(OPS1〜OPS255)に基づく信号を判定部10
8に供給する。本実施形態において、信号変換部102
は、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS25
5)のそれぞれの論理値を判定部108に供給する。判
定部108は、当該論理値を期待値と比較することで電
子デバイス110の良否を判定する。
【0037】以下、アナログ試験時及びディジタル試験
時の信号変換部102の動作をそれぞれ更に詳細に説明
する。最初にアナログ試験時の信号変換部102の動作
を説明する。
時の信号変換部102の動作をそれぞれ更に詳細に説明
する。最初にアナログ試験時の信号変換部102の動作
を説明する。
【0038】アナログ試験時において、切換部206
は、第1出力パターン信号OPS1を複数のコンパレー
タ(204-1〜204-255)のそれぞれに供給す
る。コンパレータ204-nは、第1出力パターン信号
OPS1が示す電位を閾電圧Vth(n)と比較した結果
を比較信号CPSnとして出力する。コンパレータ20
4-nは、第1出力パターン信号OPS1が示す電位が
閾電圧Vth(n)より大である場合、比較信号CPSn
として論理値1を出力してよい。コンパレータ204-
nは、第1出力パターン信号OPS1が示す電位が閾電
圧Vth(n)より小である場合、比較信号CPSnとし
て論理値0を出力してよい。
は、第1出力パターン信号OPS1を複数のコンパレー
タ(204-1〜204-255)のそれぞれに供給す
る。コンパレータ204-nは、第1出力パターン信号
OPS1が示す電位を閾電圧Vth(n)と比較した結果
を比較信号CPSnとして出力する。コンパレータ20
4-nは、第1出力パターン信号OPS1が示す電位が
閾電圧Vth(n)より大である場合、比較信号CPSn
として論理値1を出力してよい。コンパレータ204-
nは、第1出力パターン信号OPS1が示す電位が閾電
圧Vth(n)より小である場合、比較信号CPSnとし
て論理値0を出力してよい。
【0039】閾電圧生成部202は、それぞれ異なる電
位を示す複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を生
成するのが好ましい。例えば、閾電圧生成部202は、
予め定められた第1閾電圧Vth1及び第1閾電圧Vt
h1と異なる第2閾電圧Vth2を生成する。閾電圧生
成部202は、それぞれが示す電位が等間隔で異なる複
数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を出力するのが
好ましい。本実施形態において、閾電圧生成部202
は、閾電圧Vth(m)(mは、2≦m≦255を満たす
整数である)として、閾電圧Vth(m-1)より予め定
められた電圧Δvだけ高い電位を示す信号を出力する。
位を示す複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を生
成するのが好ましい。例えば、閾電圧生成部202は、
予め定められた第1閾電圧Vth1及び第1閾電圧Vt
h1と異なる第2閾電圧Vth2を生成する。閾電圧生
成部202は、それぞれが示す電位が等間隔で異なる複
数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を出力するのが
好ましい。本実施形態において、閾電圧生成部202
は、閾電圧Vth(m)(mは、2≦m≦255を満たす
整数である)として、閾電圧Vth(m-1)より予め定
められた電圧Δvだけ高い電位を示す信号を出力する。
【0040】格納部210は、複数のコンパレータ(2
04-1〜204-255)が出力する複数の比較信号
(CPS1〜CPS255)のそれぞれの値を格納する。
信号処理部208は、格納部210から受け取る複数の
比較信号(CPS1〜CPS255)の値に基づいてディ
ジタル変換信号DCSを生成する。別の実施例におい
て、信号処理部208は、複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)を複数のコンパレータ(204-1〜20
4-255)から受け取ってもよい。信号処理部208
は、例えば、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
のうち、論理値1を示す比較信号CPSの数をディジタ
ル変換信号DCSとして出力する。信号処理部208
は、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)のそれぞ
れ値と、ディジタル変換信号DCSの値との対応を記憶
するROMを含んでもよい。この場合、信号処理部20
8は、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)に基づ
くアドレス信号を生成し、当該ROMに供給してよい。
当該ROMは、当該アドレス信号が示す領域に、当該複数
の比較信号(CPS1〜CPS255)が示す値に対応す
るディジタル変換信号DCSの値を記憶するのが好まし
い。
04-1〜204-255)が出力する複数の比較信号
(CPS1〜CPS255)のそれぞれの値を格納する。
信号処理部208は、格納部210から受け取る複数の
比較信号(CPS1〜CPS255)の値に基づいてディ
ジタル変換信号DCSを生成する。別の実施例におい
て、信号処理部208は、複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)を複数のコンパレータ(204-1〜20
4-255)から受け取ってもよい。信号処理部208
は、例えば、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
のうち、論理値1を示す比較信号CPSの数をディジタ
ル変換信号DCSとして出力する。信号処理部208
は、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)のそれぞ
れ値と、ディジタル変換信号DCSの値との対応を記憶
するROMを含んでもよい。この場合、信号処理部20
8は、複数の比較信号(CPS1〜CPS255)に基づ
くアドレス信号を生成し、当該ROMに供給してよい。
当該ROMは、当該アドレス信号が示す領域に、当該複数
の比較信号(CPS1〜CPS255)が示す値に対応す
るディジタル変換信号DCSの値を記憶するのが好まし
い。
【0041】続いて、ディジタル試験時の信号変換部1
02の動作を説明する。ディジタル試験時において、切
換部206は、複数の出力パターン信号(OPS1〜O
PS255)のそれぞれを、複数のコンパレータ(20
4-1〜204-255)のそれぞれに供給する。すなわ
ち、切換部206は、出力パターン信号OPSnをコン
パレータ204-nに供給する。例えば、切換部206
は、第1出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ
204-1に供給し、第2出力パターン信号OPS2を
第2コンパレータ204-2に供給する。
02の動作を説明する。ディジタル試験時において、切
換部206は、複数の出力パターン信号(OPS1〜O
PS255)のそれぞれを、複数のコンパレータ(20
4-1〜204-255)のそれぞれに供給する。すなわ
ち、切換部206は、出力パターン信号OPSnをコン
パレータ204-nに供給する。例えば、切換部206
は、第1出力パターン信号OPS1を第1コンパレータ
204-1に供給し、第2出力パターン信号OPS2を
第2コンパレータ204-2に供給する。
【0042】コンパレータ204-nは、出力パターン
信号OPSnが示す電位を閾電圧Vth(n)と比較した
結果を比較信号CPSnとして出力する。コンパレータ
204-nは、閾電圧Vth(n)として、閾電圧Vth
1と同じ電位を受け取るのが好ましい。本実施形態にお
いて、コンパレータ204-nは、閾電圧Vth(n)を
基準として、出力パターン信号OPSnの論理値を判定
する。コンパレータ204-nは、当該論理値を比較信
号CPSnとして出力する。コンパレータ204-n
は、出力パターン信号OPSnが示す電位が閾電圧Vt
h(n)より大である場合、比較信号CPSnとして論理
値1を出力してよい。コンパレータ204-nは、出力
パターン信号OPSnが示す電位が閾電圧Vth(n)よ
り小である場合、比較信号CPSnとして論理値0を出
力してよい。
信号OPSnが示す電位を閾電圧Vth(n)と比較した
結果を比較信号CPSnとして出力する。コンパレータ
204-nは、閾電圧Vth(n)として、閾電圧Vth
1と同じ電位を受け取るのが好ましい。本実施形態にお
いて、コンパレータ204-nは、閾電圧Vth(n)を
基準として、出力パターン信号OPSnの論理値を判定
する。コンパレータ204-nは、当該論理値を比較信
号CPSnとして出力する。コンパレータ204-n
は、出力パターン信号OPSnが示す電位が閾電圧Vt
h(n)より大である場合、比較信号CPSnとして論理
値1を出力してよい。コンパレータ204-nは、出力
パターン信号OPSnが示す電位が閾電圧Vth(n)よ
り小である場合、比較信号CPSnとして論理値0を出
力してよい。
【0043】閾電圧生成部202は、それぞれ同じ電位
を示す複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を生成
してよい。本実施形態において、閾電圧生成部202
は、閾電圧Vth(m)として、閾電圧Vth1と同じ電
位を示す信号を出力する。閾電圧生成部202は、ディ
ジタル試験時における閾電圧Vth1として、アナログ
試験時における閾電圧Vth1と異なる電位を示す信号
を出力してもよい。格納部210は、複数の出力パター
ン信号(OPS1〜OPS255)のそれぞれの論理値
を格納する。信号処理部208は、格納部210が格納
する当該論理値を判定部108に供給する。
を示す複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を生成
してよい。本実施形態において、閾電圧生成部202
は、閾電圧Vth(m)として、閾電圧Vth1と同じ電
位を示す信号を出力する。閾電圧生成部202は、ディ
ジタル試験時における閾電圧Vth1として、アナログ
試験時における閾電圧Vth1と異なる電位を示す信号
を出力してもよい。格納部210は、複数の出力パター
ン信号(OPS1〜OPS255)のそれぞれの論理値
を格納する。信号処理部208は、格納部210が格納
する当該論理値を判定部108に供給する。
【0044】以上説明したように、本実施形態におい
て、試験装置100は、ディジタル試験時にディジタル
信号の論理値を判定するコンパレータを用い、アナログ
信号をAD変換する。そのため、本実施形態によれば、
アナログ信号を出力する電子デバイスの試験に必要な装
置コストを低減することができる。更には、本実施形態
によれば、当該装置コストの低減により、アナログ信号
を出力する電子デバイスのテストコストを低減すること
ができる。
て、試験装置100は、ディジタル試験時にディジタル
信号の論理値を判定するコンパレータを用い、アナログ
信号をAD変換する。そのため、本実施形態によれば、
アナログ信号を出力する電子デバイスの試験に必要な装
置コストを低減することができる。更には、本実施形態
によれば、当該装置コストの低減により、アナログ信号
を出力する電子デバイスのテストコストを低減すること
ができる。
【0045】別の実施例において、信号変換部102
は、アナログ試験時の第1出力パターン信号OPS1に
ディザ信号を加算したディザ被変換信号を生成するディ
ザ加算部を更に有してよい。ディザ加算部は、ランダム
な雑音信号を第1出力パターン信号OPS1に加算した
信号を当該ディザ被変換信号として出力してよい。本例
において、アナログ試験時のコンパレータ204-n
は、当該ディザ被変換信号が示す電位を閾電圧Vth
(n)と比較した結果を比較信号CPSnとして出力す
る。例えば、第1コンパレータ204-1及び第2コン
パレータ204-2は当該ディザ被変換信号を被変換信
号として受け取る。信号処理部208は、加算したディ
ザ信号及び複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
に基づいてディジタル変換信号DCSを生成してよい。
本例によれば、信号変換部102が行うAD変換におい
て生じる量子化誤差を低減することができる。
は、アナログ試験時の第1出力パターン信号OPS1に
ディザ信号を加算したディザ被変換信号を生成するディ
ザ加算部を更に有してよい。ディザ加算部は、ランダム
な雑音信号を第1出力パターン信号OPS1に加算した
信号を当該ディザ被変換信号として出力してよい。本例
において、アナログ試験時のコンパレータ204-n
は、当該ディザ被変換信号が示す電位を閾電圧Vth
(n)と比較した結果を比較信号CPSnとして出力す
る。例えば、第1コンパレータ204-1及び第2コン
パレータ204-2は当該ディザ被変換信号を被変換信
号として受け取る。信号処理部208は、加算したディ
ザ信号及び複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
に基づいてディジタル変換信号DCSを生成してよい。
本例によれば、信号変換部102が行うAD変換におい
て生じる量子化誤差を低減することができる。
【0046】図2は、本実施形態における試験装置10
0を示す別の図である。本実施形態において、試験装置
100は、テストヘッド302、処理部304、ワーク
ステーション306、ケーブルケーブル308及びケー
ブル310を備える。テストヘッド302は、図1に関
連して説明した信号入出力部106を有する。処理部3
04は、図1に関連して説明した、パターン発生部10
4、信号変換部102及び判定部108を有する。ワー
クステーション306は、ユーザの指示に基づいて、テ
ストヘッド302及び処理部304を制御する。ケーブ
ル308は、テストヘッド302と処理部304とを電
気的に接続する。ケーブル310は、処理部304とワ
ークステーション306とを電気的に接続する。別の実
施例においては、信号変換部102が有する格納部21
0(図1参照)に換えて、ワークステーション306が
有するRAMが複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
のそれぞれの値を格納してもよい。この場合、信号変換
部102が有する信号処理部208(図1参照)に換え
て、ワークステーション306が有するCPUが複数の比
較信号(CPS1〜CPS255)の値に基づいてディジ
タル変換信号DCSを生成するのが好ましい。
0を示す別の図である。本実施形態において、試験装置
100は、テストヘッド302、処理部304、ワーク
ステーション306、ケーブルケーブル308及びケー
ブル310を備える。テストヘッド302は、図1に関
連して説明した信号入出力部106を有する。処理部3
04は、図1に関連して説明した、パターン発生部10
4、信号変換部102及び判定部108を有する。ワー
クステーション306は、ユーザの指示に基づいて、テ
ストヘッド302及び処理部304を制御する。ケーブ
ル308は、テストヘッド302と処理部304とを電
気的に接続する。ケーブル310は、処理部304とワ
ークステーション306とを電気的に接続する。別の実
施例においては、信号変換部102が有する格納部21
0(図1参照)に換えて、ワークステーション306が
有するRAMが複数の比較信号(CPS1〜CPS255)
のそれぞれの値を格納してもよい。この場合、信号変換
部102が有する信号処理部208(図1参照)に換え
て、ワークステーション306が有するCPUが複数の比
較信号(CPS1〜CPS255)の値に基づいてディジ
タル変換信号DCSを生成するのが好ましい。
【0047】図3は、本発明に係る試験方法のフローチ
ャートの一例を示す。本例における試験方法は、図1に
関連して説明した試験装置100と同一又は同様の機能
を有する。本例における試験方法は、電子デバイスを試
験する試験方法である。
ャートの一例を示す。本例における試験方法は、図1に
関連して説明した試験装置100と同一又は同様の機能
を有する。本例における試験方法は、電子デバイスを試
験する試験方法である。
【0048】本例の試験方法は、まずパターン発生段階
S100で、電子デバイスに入力されるべき入力パター
ン信号IPSを生成する。次に、信号入出力段階S10
2で、パターン発生段階が生成した入力パターン信号I
PSを電子デバイスに供給し、入力パターン信号IPS
に基づいて当該電子デバイスが出力する出力パターン信
号OPSを受け取る。次に、信号変換段階S104で、
当該電子デバイスが出力する出力パターン信号OPSを
被変換信号として受け取り、出力パターン信号OPSの
電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号D
CSを生成する。次に、判定段階S106で、ディジタ
ル変換信号DCSに基づいて、当該電子デバイスの良否
を判定する。パターン発生段階S100、信号入出力段
階S102、信号変換段階S104及び判定段階S10
6は、それぞれ図1に関連して説明したパターン発生部
104、信号入出力部106、信号変換部102及び判
定部108を用いて行ってよい。
S100で、電子デバイスに入力されるべき入力パター
ン信号IPSを生成する。次に、信号入出力段階S10
2で、パターン発生段階が生成した入力パターン信号I
PSを電子デバイスに供給し、入力パターン信号IPS
に基づいて当該電子デバイスが出力する出力パターン信
号OPSを受け取る。次に、信号変換段階S104で、
当該電子デバイスが出力する出力パターン信号OPSを
被変換信号として受け取り、出力パターン信号OPSの
電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信号D
CSを生成する。次に、判定段階S106で、ディジタ
ル変換信号DCSに基づいて、当該電子デバイスの良否
を判定する。パターン発生段階S100、信号入出力段
階S102、信号変換段階S104及び判定段階S10
6は、それぞれ図1に関連して説明したパターン発生部
104、信号入出力部106、信号変換部102及び判
定部108を用いて行ってよい。
【0049】図4は、図3が示す信号変換段階S104
を更に詳細に説明するフローチャートの一例を示す。図
3に関連して説明した信号変換段階S104は、閾電圧
生成段階S200、切換段階S202、ディジタル比較
段階S204、アナログ比較段階S206及び信号処理
段階S208を有する。本例において、ディジタル比較
段階S204は、被変換信号が示す電位を第1閾電圧と
比較した結果を、第1比較信号として出力する第1比較
段階を含む。アナログ比較段階S206は、被変換信号
が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信
号として出力する第1比較段階と、被変換信号が示す電
位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号として
出力する第2比較段階とを含む。信号変換段階S104
は、まず閾電圧生成段階S202で、予め定められた第
1閾電圧及び第2閾電圧を生成する。アナログ試験時に
は、閾電圧生成段階S202で、第1閾電圧と異なる第
2閾電圧を生成する。次に、切換段階S202で、被変
換信号を、ディジタル比較段階S204又はアナログ比
較段階S206に供給する。本例においては、アナログ
試験時には、切換段階S202で、被変換信号をアナロ
グ比較段階S206が含む第1比較段階及び第2比較段
階の双方に供給し、ディジタル試験時には、切換段階S
202で、被変換信号をディジタル比較段階S204が
含む第1比較段階に供給する。切換段階S202では、
被変換信号を、第1比較段階及び第2比較段階の一方又
は双方に供給してもよい。
を更に詳細に説明するフローチャートの一例を示す。図
3に関連して説明した信号変換段階S104は、閾電圧
生成段階S200、切換段階S202、ディジタル比較
段階S204、アナログ比較段階S206及び信号処理
段階S208を有する。本例において、ディジタル比較
段階S204は、被変換信号が示す電位を第1閾電圧と
比較した結果を、第1比較信号として出力する第1比較
段階を含む。アナログ比較段階S206は、被変換信号
が示す電位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信
号として出力する第1比較段階と、被変換信号が示す電
位を第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号として
出力する第2比較段階とを含む。信号変換段階S104
は、まず閾電圧生成段階S202で、予め定められた第
1閾電圧及び第2閾電圧を生成する。アナログ試験時に
は、閾電圧生成段階S202で、第1閾電圧と異なる第
2閾電圧を生成する。次に、切換段階S202で、被変
換信号を、ディジタル比較段階S204又はアナログ比
較段階S206に供給する。本例においては、アナログ
試験時には、切換段階S202で、被変換信号をアナロ
グ比較段階S206が含む第1比較段階及び第2比較段
階の双方に供給し、ディジタル試験時には、切換段階S
202で、被変換信号をディジタル比較段階S204が
含む第1比較段階に供給する。切換段階S202では、
被変換信号を、第1比較段階及び第2比較段階の一方又
は双方に供給してもよい。
【0050】アナログ試験時には、次に、アナログ比較
段階S206が含む第1比較段階で、変換信号が示す電
位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として
出力する。アナログ試験時には、更に次に、アナログ比
較段階S206が含む第2比較段階で、被変換信号が示
す電位を、第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号
として出力する。ディジタル試験時には、切換段階S2
02の次に、ディジタル比較段階S204が含む1比較
段階で、被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する。
段階S206が含む第1比較段階で、変換信号が示す電
位を第1閾電圧と比較した結果を、第1比較信号として
出力する。アナログ試験時には、更に次に、アナログ比
較段階S206が含む第2比較段階で、被変換信号が示
す電位を、第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号
として出力する。ディジタル試験時には、切換段階S2
02の次に、ディジタル比較段階S204が含む1比較
段階で、被変換信号が示す電位を第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する。
【0051】次に、信号処理段階S208で、第1比較
信号及び第2比較信号に基づいて、ディジタル変換信号
DCSを生成する。閾電圧生成段階S200、切換段階
S202、ディジタル比較段階S204及び信号処理段
階S208は、それぞれ図1に関連して説明した閾電圧
生成部202、切換部206、第1コンパレータ204
-1及び信号処理部208を用いて行ってよい。アナロ
グ比較段階S206は、図1に関連して説明した第1コ
ンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2を
用いて行ってよい。本例においても、アナログ信号を出
力する電子デバイスの試験に必要な装置コストを低減す
ることにより、電子デバイスのテストコストを低減する
ことができる。
信号及び第2比較信号に基づいて、ディジタル変換信号
DCSを生成する。閾電圧生成段階S200、切換段階
S202、ディジタル比較段階S204及び信号処理段
階S208は、それぞれ図1に関連して説明した閾電圧
生成部202、切換部206、第1コンパレータ204
-1及び信号処理部208を用いて行ってよい。アナロ
グ比較段階S206は、図1に関連して説明した第1コ
ンパレータ204-1及び第2コンパレータ204-2を
用いて行ってよい。本例においても、アナログ信号を出
力する電子デバイスの試験に必要な装置コストを低減す
ることにより、電子デバイスのテストコストを低減する
ことができる。
【0052】なお、信号変換段階S104は、第1比較
段階S204の次に、第1比較信号の値を格納する格納
段階を有してもよい。格納段階は、図1に関連して説明
した格納部210を用いて行ってよい。この場合、信号
処理段階S206で、格納段階が格納した第1比較信号
の値に基づいて、ディジタル変換信号DCSを生成する
のが好ましい。
段階S204の次に、第1比較信号の値を格納する格納
段階を有してもよい。格納段階は、図1に関連して説明
した格納部210を用いて行ってよい。この場合、信号
処理段階S206で、格納段階が格納した第1比較信号
の値に基づいて、ディジタル変換信号DCSを生成する
のが好ましい。
【0053】図5は、信号変換部102の構成の他の例
を示す。信号変換部102は、アナログ試験時におい
て、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。本
例の信号変換部102は、ディジタル試験時において、
複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS510)の
それぞれが示す論理値を図1に関連して説明した判定部
108に供給する。
を示す。信号変換部102は、アナログ試験時におい
て、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。本
例の信号変換部102は、ディジタル試験時において、
複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS510)の
それぞれが示す論理値を図1に関連して説明した判定部
108に供給する。
【0054】本例の信号変換部102は、第1変換部2
14-1、第2変換部214-2、閾電圧生成部202、
格納部210及び信号処理部208を有する。本例にお
いて、閾電圧生成部202、格納部210及び信号処理
部208は、図1に関連して説明した閾電圧生成部20
2、格納部210及び信号処理部208とそれぞれ同一
又は同様の機能を有する。第1変換部214-1は、複
数の閾電圧(Vth1〜Vth255)に基づいて、複
数の比較信号(CPS1-1〜CPS1-255)を生成
する。第2変換部214-2は、複数の閾電圧(Vth
1〜Vth255)に基づいて、複数の比較信号(CP
S2-1〜CPS2-255)を生成する。
14-1、第2変換部214-2、閾電圧生成部202、
格納部210及び信号処理部208を有する。本例にお
いて、閾電圧生成部202、格納部210及び信号処理
部208は、図1に関連して説明した閾電圧生成部20
2、格納部210及び信号処理部208とそれぞれ同一
又は同様の機能を有する。第1変換部214-1は、複
数の閾電圧(Vth1〜Vth255)に基づいて、複
数の比較信号(CPS1-1〜CPS1-255)を生成
する。第2変換部214-2は、複数の閾電圧(Vth
1〜Vth255)に基づいて、複数の比較信号(CP
S2-1〜CPS2-255)を生成する。
【0055】以下、第1変換部214-1及び第2変換
部214-2について更に詳しく説明する。第1変換部
214-1は、第1切換部206-1及び複数のコンパレ
ータ(204-1-1〜204-1-255)を有する。第
1切換部206-1は、図1に関連して説明した切換部
206と同一又は同様の機能を有する。第1切換部20
6-1は、複数の入力切換器(62-1-1〜62-1-2
55)を含む。入力切換器62-1-nは、図1に関連し
て説明した入力切換器62-nと同一又は同様の機能を
有する。また、コンパレータ204-1-nは、図1に関
連して説明したコンパレータ204-nと同一又は同様
の機能を有する。
部214-2について更に詳しく説明する。第1変換部
214-1は、第1切換部206-1及び複数のコンパレ
ータ(204-1-1〜204-1-255)を有する。第
1切換部206-1は、図1に関連して説明した切換部
206と同一又は同様の機能を有する。第1切換部20
6-1は、複数の入力切換器(62-1-1〜62-1-2
55)を含む。入力切換器62-1-nは、図1に関連し
て説明した入力切換器62-nと同一又は同様の機能を
有する。また、コンパレータ204-1-nは、図1に関
連して説明したコンパレータ204-nと同一又は同様
の機能を有する。
【0056】第2変換部214-2は、第2切換部20
6-2及び複数のコンパレータ(204-2-1〜204-
2-255)を有する。第2切換部206-2は、第1出
力パターン信号OPS1及び複数の出力パターン信号
(OPS256〜OPS510)を受け取り、アナログ
試験時には、第1出力パターン信号OPS1を複数のコ
ンパレータ(204-2-1〜204-2-255)のそれ
ぞれに供給する。第2切換部206-2は、ディジタル
試験時には、出力パターン信号OPS(255+n)を、
コンパレータ204-2-nに供給する。第2切換部20
6-2は、複数の入力切換器(62-2-1〜62-2-2
55)を含む。入力切換器62-2-nは、図1に関連し
て説明した入力切換器62-nと同一又は同様の機能を
有する。また、コンパレータ204-2-nは、コンパレ
ータ204-1-nと同一又は同様の機能を有する。
6-2及び複数のコンパレータ(204-2-1〜204-
2-255)を有する。第2切換部206-2は、第1出
力パターン信号OPS1及び複数の出力パターン信号
(OPS256〜OPS510)を受け取り、アナログ
試験時には、第1出力パターン信号OPS1を複数のコ
ンパレータ(204-2-1〜204-2-255)のそれ
ぞれに供給する。第2切換部206-2は、ディジタル
試験時には、出力パターン信号OPS(255+n)を、
コンパレータ204-2-nに供給する。第2切換部20
6-2は、複数の入力切換器(62-2-1〜62-2-2
55)を含む。入力切換器62-2-nは、図1に関連し
て説明した入力切換器62-nと同一又は同様の機能を
有する。また、コンパレータ204-2-nは、コンパレ
ータ204-1-nと同一又は同様の機能を有する。
【0057】別の実施例において、信号変換部102
は、更に多くの変換部214を含んでよい。信号変換部
102は、例えば、第3変換部214-3〜第8変換部
214-8を更に含んでよい。この場合、第3変換部2
14-3〜第8変換部214-8は、第2変換部214-
2と同一又は同様の機能を有してよい。第3変換部21
4-3は、例えば複数の出力パターン信号(OPS51
1〜OPS765)を受け取るのが好ましい。
は、更に多くの変換部214を含んでよい。信号変換部
102は、例えば、第3変換部214-3〜第8変換部
214-8を更に含んでよい。この場合、第3変換部2
14-3〜第8変換部214-8は、第2変換部214-
2と同一又は同様の機能を有してよい。第3変換部21
4-3は、例えば複数の出力パターン信号(OPS51
1〜OPS765)を受け取るのが好ましい。
【0058】以下、アナログ試験時及びディジタル試験
時の信号変換部102の動作をそれぞれ説明する。最初
にアナログ試験時の信号変換部102の動作を説明す
る。
時の信号変換部102の動作をそれぞれ説明する。最初
にアナログ試験時の信号変換部102の動作を説明す
る。
【0059】アナログ試験時において、コンパレータ2
04-1-nは、予め定められた一のタイミングである第
1タイミングで、第1出力パターン信号OPS1が示す
電位を閾電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CP
S1-nとして出力する。一方、コンパレータ204-2
-nは、予め定められた他のタイミングである第2タイ
ミングで、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を
閾電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPS2-
nとして出力する。
04-1-nは、予め定められた一のタイミングである第
1タイミングで、第1出力パターン信号OPS1が示す
電位を閾電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CP
S1-nとして出力する。一方、コンパレータ204-2
-nは、予め定められた他のタイミングである第2タイ
ミングで、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を
閾電圧Vth(n)と比較した結果を比較信号CPS2-
nとして出力する。
【0060】例えば、第1コンパレータ204-1-1
は、第1タイミングにおいて、第1出力パターン信号O
PS1が示す電位を第1閾電圧Vth1と比較した結果
を、第1比較信号CPS1-1として出力する。同じ
く、第2コンパレータ204-1-2は、第1タイミング
において、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を
第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第2比較信号C
PS1-2として出力する。一方、第3コンパレータ2
04-2-1は、第2タイミングにおいて、第1出力パタ
ーン信号OPS1が示す電位を第1閾電圧Vth1と比
較した結果を、第3比較信号CPS2-1として出力す
る。同じく、第4コンパレータ204-2-2は、第2タ
イミングにおいて、第1出力パターン信号OPS1が示
す電位を第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第4比
較信号CPS2-2として出力する。
は、第1タイミングにおいて、第1出力パターン信号O
PS1が示す電位を第1閾電圧Vth1と比較した結果
を、第1比較信号CPS1-1として出力する。同じ
く、第2コンパレータ204-1-2は、第1タイミング
において、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を
第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第2比較信号C
PS1-2として出力する。一方、第3コンパレータ2
04-2-1は、第2タイミングにおいて、第1出力パタ
ーン信号OPS1が示す電位を第1閾電圧Vth1と比
較した結果を、第3比較信号CPS2-1として出力す
る。同じく、第4コンパレータ204-2-2は、第2タ
イミングにおいて、第1出力パターン信号OPS1が示
す電位を第2閾電圧Vth2と比較した結果を、第4比
較信号CPS2-2として出力する。
【0061】信号処理部208は、複数の比較信号(C
PS1-1〜CPS1-255、CPS2-1〜CPS2-
255)の値に基づいて、ディジタル変換信号DCSを
生成する。信号処理部208は、当該値を格納部210
から受け取る。
PS1-1〜CPS1-255、CPS2-1〜CPS2-
255)の値に基づいて、ディジタル変換信号DCSを
生成する。信号処理部208は、当該値を格納部210
から受け取る。
【0062】信号処理部208は、複数の比較信号(C
PS1-1〜CPS1-255)及び複数の比較信号(C
PS2-1〜CPS2-255)を、それぞれインターリ
ーブ動作の第1タイミング及び第2タイミングにおける
信号として受け取り、ディジタル変換信号DCSを合成
する。信号処理部208は、複数の比較信号(CPS1
-1〜CPS1-255)に基づいて、第1タイミングに
おけるディジタル変換信号DCSを生成し、複数の比較
信号(CPS2-1〜CPS2-255)に基づいて、第
2タイミングにおけるディジタル変換信号DCS生成す
る。
PS1-1〜CPS1-255)及び複数の比較信号(C
PS2-1〜CPS2-255)を、それぞれインターリ
ーブ動作の第1タイミング及び第2タイミングにおける
信号として受け取り、ディジタル変換信号DCSを合成
する。信号処理部208は、複数の比較信号(CPS1
-1〜CPS1-255)に基づいて、第1タイミングに
おけるディジタル変換信号DCSを生成し、複数の比較
信号(CPS2-1〜CPS2-255)に基づいて、第
2タイミングにおけるディジタル変換信号DCS生成す
る。
【0063】続いて、ディジタル試験時の信号変換部1
02の動作を説明する。ディジタル試験時において、コ
ンパレータ204-1-nは、出力パターン信号OPSn
の論理値を比較信号CPS1-nとして出力する。コン
パレータ204-2-nは、出力パターン信号OPS(n+
255)の論理値を比較信号CPS2-nとして出力す
る。格納部210は、複数の比較信号(CPS1-1〜
CPS1-255、CPS2-1〜CPS2-255)の
それぞれの値を格納する。信号処理部208は、格納部
210が格納する複数の比較信号(CPS1-1〜CP
S1-255、CPS2-1〜CPS2-255)のそれ
ぞれの値を図1に関連して説明した判定部108に供給
する。
02の動作を説明する。ディジタル試験時において、コ
ンパレータ204-1-nは、出力パターン信号OPSn
の論理値を比較信号CPS1-nとして出力する。コン
パレータ204-2-nは、出力パターン信号OPS(n+
255)の論理値を比較信号CPS2-nとして出力す
る。格納部210は、複数の比較信号(CPS1-1〜
CPS1-255、CPS2-1〜CPS2-255)の
それぞれの値を格納する。信号処理部208は、格納部
210が格納する複数の比較信号(CPS1-1〜CP
S1-255、CPS2-1〜CPS2-255)のそれ
ぞれの値を図1に関連して説明した判定部108に供給
する。
【0064】以上説明したように、本例の信号変換部1
02は、第1変換部214-1及び第2変換部214-2
によるインターリーブ動作で第1出力パターン信号OP
S1をAD変換する。そのため、本例によれば、高速な
サンプリングレートでAD変換を行うことができる。
02は、第1変換部214-1及び第2変換部214-2
によるインターリーブ動作で第1出力パターン信号OP
S1をAD変換する。そのため、本例によれば、高速な
サンプリングレートでAD変換を行うことができる。
【0065】別の実施例においては、信号変換部102
は、第1出力パターン信号OPS1に一のディザ信号を
加算した第1ディザ被変換信号及び第1出力パターン信
号OPS1に他のディザ信号を加算した第2ディザ被変
換信号を生成するディザ加算部を更に有してよい。この
場合、コンパレータ204-1-nは、第1ディザ被変換
信号を被変換信号として受け取る。一方、コンパレータ
204-2-nは、第2ディザ被変換信号を被変換信号と
して受け取る。例えば、第1コンパレータ204-1-1
及び第2コンパレータ204-1-2は第1ディザ被変換
信号を被変換信号として受け取る。第3コンパレータ2
04-2-1及び第4コンパレータ204-2-2は、第2
ディザ被変換信号を被変換信号として受け取る。本例に
よれば、信号変換部102が行うAD変換において生じ
る量子化誤差を低減することができる。
は、第1出力パターン信号OPS1に一のディザ信号を
加算した第1ディザ被変換信号及び第1出力パターン信
号OPS1に他のディザ信号を加算した第2ディザ被変
換信号を生成するディザ加算部を更に有してよい。この
場合、コンパレータ204-1-nは、第1ディザ被変換
信号を被変換信号として受け取る。一方、コンパレータ
204-2-nは、第2ディザ被変換信号を被変換信号と
して受け取る。例えば、第1コンパレータ204-1-1
及び第2コンパレータ204-1-2は第1ディザ被変換
信号を被変換信号として受け取る。第3コンパレータ2
04-2-1及び第4コンパレータ204-2-2は、第2
ディザ被変換信号を被変換信号として受け取る。本例に
よれば、信号変換部102が行うAD変換において生じ
る量子化誤差を低減することができる。
【0066】図6は、信号変換部102の構成の更に他
の例を示す。信号変換部102は、アナログ試験時にお
いて、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。
本例の信号変換部102は、ディジタル試験時におい
て、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS15)
のそれぞれが示す論理値を図1に関連して説明した判定
部108に供給する。
の例を示す。信号変換部102は、アナログ試験時にお
いて、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。
本例の信号変換部102は、ディジタル試験時におい
て、複数の出力パターン信号(OPS1〜OPS15)
のそれぞれが示す論理値を図1に関連して説明した判定
部108に供給する。
【0067】本例の信号変換部102は、切換部20
6、閾電圧生成部202、複数のコンパレータ(204
-1〜204-15)、格納部210及び信号処理部20
8を有する。切換部206、閾電圧生成部202、複数
のコンパレータ(204-1〜204-15)、格納部2
10及び信号処理部208は、図1に関連して説明した
切換部206、閾電圧生成部202、複数のコンパレー
タ(204-1〜204-15)、格納部210及び信号
処理部208とそれぞれ同一又は同様の機能を有する。
6、閾電圧生成部202、複数のコンパレータ(204
-1〜204-15)、格納部210及び信号処理部20
8を有する。切換部206、閾電圧生成部202、複数
のコンパレータ(204-1〜204-15)、格納部2
10及び信号処理部208は、図1に関連して説明した
切換部206、閾電圧生成部202、複数のコンパレー
タ(204-1〜204-15)、格納部210及び信号
処理部208とそれぞれ同一又は同様の機能を有する。
【0068】本例において、切換部206は、複数の入
力切換器(62-1〜62-15)を含む。入力切換器6
2-nは、図1に関連して説明した入力切換器62-nと
同一又は同様の機能を有する。閾電圧生成部202は、
複数の閾電圧(Vth1〜Vth30)を生成する。
力切換器(62-1〜62-15)を含む。入力切換器6
2-nは、図1に関連して説明した入力切換器62-nと
同一又は同様の機能を有する。閾電圧生成部202は、
複数の閾電圧(Vth1〜Vth30)を生成する。
【0069】以下、アナログ試験時における、信号変換
部102の動作について説明する。本例において、閾電
圧生成部202はアナログ試験時の第1のタイミングに
おいて、複数の閾電圧(Vth1〜Vth15)を生成
する。閾電圧生成部202はアナログ試験時の第2のタ
イミングにおいて、複数の閾電圧(Vth16〜Vth
30)を生成する。本例の閾電圧生成部202は、複数
の比較信号(CPS1〜CPS15)に基づいて、複数
の閾電圧(Vth16〜Vth30)を生成する。閾電
圧生成部202は、それぞれ異なる電位を示す複数の閾
電圧(Vth1〜Vth30)を出力するのが好まし
い。例えば、閾電圧生成部202は、第1閾電圧Vth
1及び第1閾電圧Vth1と異なる第2閾電圧Vth2
を生成するのが好ましい。閾電圧生成部202は、第1
閾電圧Vth1及び第2閾電圧Vth2と異なり、かつ
互いに異なる第3閾電圧Vth16及び第4閾電圧Vt
h17を更に生成するのが好ましい。
部102の動作について説明する。本例において、閾電
圧生成部202はアナログ試験時の第1のタイミングに
おいて、複数の閾電圧(Vth1〜Vth15)を生成
する。閾電圧生成部202はアナログ試験時の第2のタ
イミングにおいて、複数の閾電圧(Vth16〜Vth
30)を生成する。本例の閾電圧生成部202は、複数
の比較信号(CPS1〜CPS15)に基づいて、複数
の閾電圧(Vth16〜Vth30)を生成する。閾電
圧生成部202は、それぞれ異なる電位を示す複数の閾
電圧(Vth1〜Vth30)を出力するのが好まし
い。例えば、閾電圧生成部202は、第1閾電圧Vth
1及び第1閾電圧Vth1と異なる第2閾電圧Vth2
を生成するのが好ましい。閾電圧生成部202は、第1
閾電圧Vth1及び第2閾電圧Vth2と異なり、かつ
互いに異なる第3閾電圧Vth16及び第4閾電圧Vt
h17を更に生成するのが好ましい。
【0070】閾電圧生成部202は、それぞれが示す電
位が等間隔で異なる複数の閾電圧(Vth1〜Vth1
5)を出力するのが好ましい。本例の閾電圧生成部20
2は、閾電圧Vth(q)(qは、2≦q≦15を満たす
整数である)として、閾電圧Vth(q-1)より予め定
められた電圧16×Δvだけ高い電位を示す信号を出力
する。この場合、閾電圧生成部202は、それぞれが示
す電位が等間隔Δvで異なる複数の閾電圧(Vth16
〜Vth30)を出力するのが好ましい。本例の閾電圧
生成部202は、閾電圧Vth(15+q)として、閾電
圧Vth(14+q)よりΔvだけ高い電位を示す信号を出
力する。閾電圧生成部202は、閾電圧Vth16とし
て、複数の閾電圧(Vth1〜Vth15)のうち、第
1出力パターン信号OPS1の電位より小さな値を有す
る最大の閾電圧にΔvを加えた電位を示す信号を出力す
る。
位が等間隔で異なる複数の閾電圧(Vth1〜Vth1
5)を出力するのが好ましい。本例の閾電圧生成部20
2は、閾電圧Vth(q)(qは、2≦q≦15を満たす
整数である)として、閾電圧Vth(q-1)より予め定
められた電圧16×Δvだけ高い電位を示す信号を出力
する。この場合、閾電圧生成部202は、それぞれが示
す電位が等間隔Δvで異なる複数の閾電圧(Vth16
〜Vth30)を出力するのが好ましい。本例の閾電圧
生成部202は、閾電圧Vth(15+q)として、閾電
圧Vth(14+q)よりΔvだけ高い電位を示す信号を出
力する。閾電圧生成部202は、閾電圧Vth16とし
て、複数の閾電圧(Vth1〜Vth15)のうち、第
1出力パターン信号OPS1の電位より小さな値を有す
る最大の閾電圧にΔvを加えた電位を示す信号を出力す
る。
【0071】コンパレータ204-p(pは、1≦p≦
15を満たす整数である)は、第1のタイミングにおい
て、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を、閾電
圧Vth(p)と比較した結果を、比較信号CPSpとし
て出力する。コンパレータ204-pは、第2のタイミ
ングにおいて、第1出力パターン信号OPS1が示す電
位を、閾電圧Vth(15+p)と比較した結果を、比較
信号CPS(15+p)として出力する。例えば、第1コ
ンパレータ204-1は、第1出力パターン信号OPS
1が示す電位を、第1閾電圧Vth1及び第3閾電圧V
th16のそれぞれと比較した結果を、それぞれ第1比
較信号CPS1及び第3比較信号CPS16として出力
する。第2コンパレータ204-2は、第1出力パター
ン信号OPS1が示す電位を、第2閾電圧Vth2及び
第4閾電圧Vth17のそれぞれと比較した結果を、そ
れぞれ第2比較信号CPS2及び第4比較信号CPS1
7として出力する。
15を満たす整数である)は、第1のタイミングにおい
て、第1出力パターン信号OPS1が示す電位を、閾電
圧Vth(p)と比較した結果を、比較信号CPSpとし
て出力する。コンパレータ204-pは、第2のタイミ
ングにおいて、第1出力パターン信号OPS1が示す電
位を、閾電圧Vth(15+p)と比較した結果を、比較
信号CPS(15+p)として出力する。例えば、第1コ
ンパレータ204-1は、第1出力パターン信号OPS
1が示す電位を、第1閾電圧Vth1及び第3閾電圧V
th16のそれぞれと比較した結果を、それぞれ第1比
較信号CPS1及び第3比較信号CPS16として出力
する。第2コンパレータ204-2は、第1出力パター
ン信号OPS1が示す電位を、第2閾電圧Vth2及び
第4閾電圧Vth17のそれぞれと比較した結果を、そ
れぞれ第2比較信号CPS2及び第4比較信号CPS1
7として出力する。
【0072】格納部210は、第1のタイミングにおい
て、複数の比較信号(CPS1〜CPS15)のそれぞ
れの値を格納する。格納部210は、第2のタイミング
において、複数の比較信号(CPS16〜CPS30)
のそれぞれの値を更に格納する。信号処理部208は、
格納部から受け取る複数の比較信号(CPS1〜CPS
30)の値に基づいてディジタル変換信号DCSを生成
する。以上説明したように、本例によれば、図1が示す
実施形態より少ない数のコンパレータ204を用いてA
D変換を行うことができる。なお、ディジタル試験時に
おいて、コンパレータ204-pは、出力パターン信号
OPSpの論理値を第1比較信号CPS1pとして出力
してよい。
て、複数の比較信号(CPS1〜CPS15)のそれぞ
れの値を格納する。格納部210は、第2のタイミング
において、複数の比較信号(CPS16〜CPS30)
のそれぞれの値を更に格納する。信号処理部208は、
格納部から受け取る複数の比較信号(CPS1〜CPS
30)の値に基づいてディジタル変換信号DCSを生成
する。以上説明したように、本例によれば、図1が示す
実施形態より少ない数のコンパレータ204を用いてA
D変換を行うことができる。なお、ディジタル試験時に
おいて、コンパレータ204-pは、出力パターン信号
OPSpの論理値を第1比較信号CPS1pとして出力
してよい。
【0073】別の実施例において、信号変換部102
は、図1に関連して説明したディザ加算部と同一又は同
様の機能を有するディザ加算部を更に有してもよい。こ
の場合、信号変換部102が行うAD変換において生じ
る量子化誤差を低減することができる。更に別の実施例
において、信号変換部102は、第2切換部及び複数の
コンパレータを更に有してもよい。この場合、インター
リーブ動作により第1出力パターン信号OPS1を高速
なサンプリングレートでAD変換することができる。
は、図1に関連して説明したディザ加算部と同一又は同
様の機能を有するディザ加算部を更に有してもよい。こ
の場合、信号変換部102が行うAD変換において生じ
る量子化誤差を低減することができる。更に別の実施例
において、信号変換部102は、第2切換部及び複数の
コンパレータを更に有してもよい。この場合、インター
リーブ動作により第1出力パターン信号OPS1を高速
なサンプリングレートでAD変換することができる。
【0074】図7は、信号変換部102の構成の更に他
の例を示す。信号変換部102は、アナログ試験時にお
いて、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。
本例の信号変換部102は、ディジタル試験時におい
て、第1出力パターン信号OPS1を信号入出力部10
6から受け取り、出力パターン信号OPS1が示す論理
値を判定部108に供給する。
の例を示す。信号変換部102は、アナログ試験時にお
いて、第1出力パターン信号OPS1をAD変換する。
本例の信号変換部102は、ディジタル試験時におい
て、第1出力パターン信号OPS1を信号入出力部10
6から受け取り、出力パターン信号OPS1が示す論理
値を判定部108に供給する。
【0075】本例の信号変換部102は、閾電圧生成部
202、第1コンパレータ204、格納部210及び信
号処理部208を有する。閾電圧生成部202、第1コ
ンパレータ204、格納部210及び信号処理部208
は、図1に関連して説明した閾電圧生成部202、第1
コンパレータ204-1、格納部210及び信号処理部
208とそれぞれ同一又は同様の機能を有する。
202、第1コンパレータ204、格納部210及び信
号処理部208を有する。閾電圧生成部202、第1コ
ンパレータ204、格納部210及び信号処理部208
は、図1に関連して説明した閾電圧生成部202、第1
コンパレータ204-1、格納部210及び信号処理部
208とそれぞれ同一又は同様の機能を有する。
【0076】アナログ試験時において、閾電圧生成部2
02は、複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を第
1コンパレータ204に順次供給する。第1コンパレー
タ204は、第1出力パターン信号OPS1が示す電位
を複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)のそれぞれ
と比較した結果を、複数の比較信号(CPS1〜CPS
255)のそれぞれとして順次出力する。例えば、第1
コンパレータ204は、第1出力パターン信号OPS1
が示す電位を第1閾電圧Vth1及び第2閾電圧Vth
2のそれぞれと比較した結果を、それぞれ第1比較信号
CPS1及び第2比較信号CPS2として出力する。格
納部210は、複数の比較信号(CPS1〜CPS25
5)のそれぞれの値を格納する。信号処理部208は、
格納部210から受け取る複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)の値に基づいてディジタル変換信号DC
Sを生成する。
02は、複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)を第
1コンパレータ204に順次供給する。第1コンパレー
タ204は、第1出力パターン信号OPS1が示す電位
を複数の閾電圧(Vth1〜Vth255)のそれぞれ
と比較した結果を、複数の比較信号(CPS1〜CPS
255)のそれぞれとして順次出力する。例えば、第1
コンパレータ204は、第1出力パターン信号OPS1
が示す電位を第1閾電圧Vth1及び第2閾電圧Vth
2のそれぞれと比較した結果を、それぞれ第1比較信号
CPS1及び第2比較信号CPS2として出力する。格
納部210は、複数の比較信号(CPS1〜CPS25
5)のそれぞれの値を格納する。信号処理部208は、
格納部210から受け取る複数の比較信号(CPS1〜
CPS255)の値に基づいてディジタル変換信号DC
Sを生成する。
【0077】ディジタル試験時において、信号変換部1
02は、第1出力パターン信号OPS1の論理値を出力
する。本例によれば、信号変換部102は1個のコンパ
レータ402により第1出力パターン信号OPS1をA
D変換することができる。
02は、第1出力パターン信号OPS1の論理値を出力
する。本例によれば、信号変換部102は1個のコンパ
レータ402により第1出力パターン信号OPS1をA
D変換することができる。
【0078】別の実施例において、閾電圧生成部202
は、一の閾電圧に対応する比較信号に基づき、第1出力
パターン信号OPS1の示す電位により近い他の閾電圧
を生成してよい。例えば、閾電圧生成部202は、第1
比較信号CPS1に基づいて、第2閾電圧Vth2を生
成してよい。この場合、閾電圧生成部202が複数の閾
電圧(Vth1〜Vth255)を順次出力する場合と
比べ、より高速にAD変換を行うことができる。
は、一の閾電圧に対応する比較信号に基づき、第1出力
パターン信号OPS1の示す電位により近い他の閾電圧
を生成してよい。例えば、閾電圧生成部202は、第1
比較信号CPS1に基づいて、第2閾電圧Vth2を生
成してよい。この場合、閾電圧生成部202が複数の閾
電圧(Vth1〜Vth255)を順次出力する場合と
比べ、より高速にAD変換を行うことができる。
【0079】更に別の実施例において、閾電圧生成部2
02は、閾電圧として、第1出力パターン信号OPS1
の示す電位の期待値を出力してよい。例えば、閾電圧生
成部202は、第1比較信号及び第2比較信号に基づい
て、当該期待値である第3閾電圧を生成してよい。この
場合、信号処理部208は、第1比較信号及び第2比較
信号に基づいて、第1出力パターン信号OPS1の電位
を示すディジタル変換信号DCSを生成する。閾電圧生
成部202は、当該ディジタル変換信号DCSが示す電
位に略等しい電位を第3閾電圧として出力する。第1コ
ンパレータ204は、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第3閾電圧と比較した結果を、第3比較信号
として出力する。信号処理部208は、第3比較信号に
基づいて、ディジタル変換信号DCSの値を変更する。
この場合、閾電圧生成部202が複数の閾電圧(Vth
1〜Vth255)を順次出力する場合と比べ、より高
速にAD変換を行うことができる。
02は、閾電圧として、第1出力パターン信号OPS1
の示す電位の期待値を出力してよい。例えば、閾電圧生
成部202は、第1比較信号及び第2比較信号に基づい
て、当該期待値である第3閾電圧を生成してよい。この
場合、信号処理部208は、第1比較信号及び第2比較
信号に基づいて、第1出力パターン信号OPS1の電位
を示すディジタル変換信号DCSを生成する。閾電圧生
成部202は、当該ディジタル変換信号DCSが示す電
位に略等しい電位を第3閾電圧として出力する。第1コ
ンパレータ204は、第1出力パターン信号OPS1が
示す電位を第3閾電圧と比較した結果を、第3比較信号
として出力する。信号処理部208は、第3比較信号に
基づいて、ディジタル変換信号DCSの値を変更する。
この場合、閾電圧生成部202が複数の閾電圧(Vth
1〜Vth255)を順次出力する場合と比べ、より高
速にAD変換を行うことができる。
【0080】更に別の実施例において、信号変換部10
2は、第1出力パターン信号OPS1にディザ信号を加
算したディザ被変換信号を生成するディザ加算部を更に
有してもよい。この場合、第1コンパレータ204はデ
ィザ被変換信号を被変換信号として受け取る。この場
合、信号変換部102が行うAD変換において生じる量
子化誤差を低減することができる。
2は、第1出力パターン信号OPS1にディザ信号を加
算したディザ被変換信号を生成するディザ加算部を更に
有してもよい。この場合、第1コンパレータ204はデ
ィザ被変換信号を被変換信号として受け取る。この場
合、信号変換部102が行うAD変換において生じる量
子化誤差を低減することができる。
【0081】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0082】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よればアナログ信号を出力する電子デバイスのテストコ
ストを低減することができる。
よればアナログ信号を出力する電子デバイスのテストコ
ストを低減することができる。
【図1】本発明の実施形態に係る試験装置100の構成
図である。
図である。
【図2】本発明の実施形態に係る試験装置100の構成
図である。
図である。
【図3】本発明に係る試験方法のフローチャートの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明に係る試験方法のフローチャートの一例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る信号変換部102の別
の構成図である。
の構成図である。
【図6】本発明の実施形態に係る信号変換部102の別
の構成図である。
の構成図である。
【図7】本発明の実施形態に係る信号変換部102の別
の構成図である。
の構成図である。
100・・・試験装置、102・・・信号変換部、10
4・・・パターン発生部、106・・・信号入出力部1
06、108・・・判定部、110・・・電子デバイ
ス、202・・・閾電圧生成部、204・・・コンパレ
ータ、206・・・切換部、208・・・信号処理部、
210・・・格納部、212・・・ディザ加算部、21
4・・・変換部、302・・・テストヘッド、304・
・・処理部、306・・・ワークステーション、308
・・・ケーブル、310・・・ケーブル、62・・・入
力切換器
4・・・パターン発生部、106・・・信号入出力部1
06、108・・・判定部、110・・・電子デバイ
ス、202・・・閾電圧生成部、204・・・コンパレ
ータ、206・・・切換部、208・・・信号処理部、
210・・・格納部、212・・・ディザ加算部、21
4・・・変換部、302・・・テストヘッド、304・
・・処理部、306・・・ワークステーション、308
・・・ケーブル、310・・・ケーブル、62・・・入
力切換器
Claims (19)
- 【請求項1】 アナログ信号を被変換信号として受け取
り、前記アナログ信号の電位を示すディジタル信号であ
るディジタル変換信号を生成するAD変換器であって、 予め定められた第1閾電圧及び当該第1閾電圧と異なる
第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレータ
と、 前記被変換信号が示す電位を前記第2閾電圧と比較した
結果を、第2比較信号として出力する第2コンパレータ
と、 前記被変換信号を、前記第1コンパレータ及び前記第2
コンパレータの一方に供給するか、双方に供給するかを
切換える切換部と、 前記第1比較信号及び前記第2比較信号に基づいて、前
記ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを備える
ことを特徴とするAD変換器。 - 【請求項2】 前記第1比較信号の値を格納する格納
部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のAD
変換器。 - 【請求項3】 アナログ信号を被変換信号として受け取
り、前記アナログ信号の電位を示すディジタル信号であ
るディジタル変換信号を生成するAD変換器であって、 予め定められた第1閾電圧を生成する閾電圧生成部と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレータ
と、 前記第1比較信号の値を格納する格納部と、 前記格納部が格納する前記第1比較信号の値に基づい
て、前記ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを
備えることを特徴とするAD変換器。 - 【請求項4】 前記閾電圧生成部は、前記第1閾電圧と
異なる第2閾電圧を更に生成し、 前記第1コンパレータは、前記被変換信号が示す電位を
前記第2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号として
出力し、 前記信号処理部は、前記格納部が格納する前記第1比較
信号の値及び前記第2比較信号に基づいて、前記ディジ
タル変換信号を生成することを特徴とする請求項3に記
載のAD変換器。 - 【請求項5】 前記閾電圧生成部は、前記第1比較信号
に基づいて、前記第2閾電圧を生成することを特徴とす
る請求項4に記載のAD変換器。 - 【請求項6】 前記閾電圧生成部は、前記第1比較信号
及び前記第2比較信号に基づいて、第3閾電圧を更に生
成し、 前記第1コンパレータは、前記被変換信号が示す電位を
前記第3閾電圧と比較した結果を、第3比較信号として
出力し 前記信号処理部は、前記第3比較信号に基づいて、前記
ディジタル変換信号の値を変更することを特徴とする請
求項4に記載のAD変換器。 - 【請求項7】 前記アナログ信号にディザ信号を加算し
たディザ被変換信号を生成するディザ加算部を更に備
え、 前記第1コンパレータは前記ディザ被変換信号を前記被
変換信号として受け取ることを特徴とする請求項3に記
載のAD変換器。 - 【請求項8】 前記閾電圧生成部は、前記第1閾電圧と
異なる第2閾電圧を更に生成し、 前記AD変換器は、前記被変換信号が示す電位を前記第
2閾電圧と比較した結果を、第2比較信号として出力す
る第2コンパレータを更に備え、 前記信号処理部は、前記第2比較信号に更に基づいて、
前記ディジタル変換信号を生成することを特徴とする請
求項3に記載のAD変換器。 - 【請求項9】 前記閾電圧生成部は、前記第1閾電圧及
び前記第2閾電圧と異なり、かつ互いに異なる第3閾電
圧及び第4閾電圧を更に生成し、 前記第1コンパレータは、前記被変換信号が示す電位
を、前記第1閾電圧及び前記第3閾電圧のそれぞれと比
較した結果を、それぞれ前記第1比較信号及び第3比較
信号として出力し、 前記第2コンパレータは、前記被変換信号が示す電位
を、前記第2閾電圧及び前記第4閾電圧のそれぞれと比
較した結果を、それぞれ前記第2比較信号及び第4比較
信号として出力し、 前記信号処理部は、前記第1比較信号、前記第2比較信
号、前記第3比較信号及び前記第4比較信号に基づい
て、前記ディジタル変換信号を生成することを特徴とす
る請求項8に記載のAD変換器。 - 【請求項10】 前記閾電圧生成部は、前記第1比較信
号及び前記第2比較信号に基づいて、前記第3閾電圧及
び前記第4閾電圧を生成することを特徴とする請求項9
に記載のAD変換器。 - 【請求項11】 前記アナログ信号にディザ信号を加算
したディザ被変換信号を生成するディザ加算部を更に備
え、 前記第1コンパレータ及び前記第2コンパレータは前記
ディザ被変換信号を前記被変換信号として受け取ること
を特徴とする請求項1又は8に記載のAD変換器。 - 【請求項12】 前記第1コンパレータは、予め定めら
れた一のタイミングにおいて、前記被変換信号が示す電
位を前記第1閾電圧と比較した結果を、前記第1比較信
号として出力し、 前記第2コンパレータは、前記一のタイミングにおい
て、前記被変換信号が示す電位を前記第2閾電圧と比較
した結果を、前記第2比較信号として出力し、 前記AD変換器は、 予め定められた他のタイミングにおいて、前記被変換信
号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した結果を、第3
比較信号として出力する第3コンパレータと、 前記他のタイミングにおいて、前記被変換信号が示す電
位を前記第2閾電圧と比較した結果を、第4比較信号と
して出力する第4コンパレータとを更に備え、 前記信号処理部は、前記第1比較信号、前記第2比較信
号、前記第3比較信号及び前記第4比較信号に基づい
て、前記ディジタル変換信号を生成することを特徴とす
る請求項1又は8に記載のAD変換器。 - 【請求項13】 前記アナログ信号に一のディザ信号を
加算した第1ディザ被変換信号及び前記アナログ信号に
他のディザ信号を加算した第2ディザ被変換信号を生成
するディザ加算部を更に備え、 前記第1コンパレータ及び前記第2コンパレータは、前
記第1ディザ被変換信号を前記被変換信号として受け取
り、前記第3コンパレータ及び前記第4コンパレータ
は、前記第2ディザ被変換信号を前記被変換信号として
受け取ることを特徴とする請求項12に記載のAD変換
器。 - 【請求項14】 電子デバイスを試験する試験装置であ
って、 前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を
生成するパターン発生部と、 前記電子デバイスと電気的に接触し、前記パターン発生
部が生成した前記入力パターン信号を前記電子デバイス
に供給し、前記入力パターン信号に基づいて前記電子デ
バイスが出力する第1出力パターン信号を受け取る信号
入出力部と、 前記電子デバイスが出力する前記第1出力パターン信号
を被変換信号として受け取り、前記第1出力パターン信
号の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信
号を生成する信号変換部と、 前記ディジタル変換信号に基づいて、前記電子デバイス
の良否を判定する判定部とを備え、 前記信号変換部は、 予め定められた第1閾電圧及び当該第1閾電圧と異なる
第2閾電圧を生成する閾電圧生成部と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレータ
と、 前記被変換信号が示す電位を前記第2閾電圧と比較した
結果を、第2比較信号として出力する第2コンパレータ
と、 前記被変換信号を、前記第1コンパレータ及び前記第2
コンパレータの一方に供給するか、双方に供給するかを
切換える切換部と、 前記第1比較信号及び前記第2比較信号に基づいて、前
記ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを有する
ことを特徴とする試験装置。 - 【請求項15】 前記電子デバイスがアナログ信号を前
記第1出力パターン信号として出力した場合、前記切換
部は、前記第1出力パターン信号を前記第1コンパレー
タ及び前記第2コンパレータの双方に供給し、前記電子
デバイスがディジタル信号を前記第1出力パターン信号
として出力した場合、前記切換部は、前記第1出力パタ
ーン信号を前記第1コンパレータ及び前記第2コンパレ
ータの一方に供給することを特徴とする請求項14に記
載の試験装置。 - 【請求項16】 前記電子デバイスは、前記第1出力パ
ターン信号を出力する第1端子と、前記入力パターン信
号に基づく第2出力パターン信号を更に出力する第2端
子を有し、 前記パターン発生部がアナログ試験用の前記入力パター
ン信号を生成した場合、前記電子デバイスは前記アナロ
グ信号を前記第1出力パターン信号として出力し、 前記パターン発生部がディジタル試験用の前記入力パタ
ーン信号を生成した場合、前記電子デバイスは前記ディ
ジタル信号を前記第1出力パターン信号として出力し、
前記切換部は前記第2出力パターン信号を前記第1コン
パレータ及び前記第2コンパレータの他方に供給するこ
とを特徴とする請求項15に記載の試験装置。 - 【請求項17】 電子デバイスを試験する試験装置であ
って、 前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を
生成するパターン発生部と、 前記電子デバイスと電気的に接触し、前記パターン発生
部が生成した前記入力パターン信号を前記電子デバイス
に供給し、前記入力パターン信号に基づいて前記電子デ
バイスが出力する第1出力パターン信号を受け取る信号
入出力部と、 前記電子デバイスが出力する前記第1出力パターン信号
を被変換信号として受け取り、前記第1出力パターン信
号の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信
号を生成する信号変換部と、 前記ディジタル変換信号に基づいて、前記電子デバイス
の良否を判定する判定部とを備え、 前記信号変換部は、 予め定められた第1閾電圧を生成する閾電圧生成部と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1コンパレータ
と、 前記第1比較信号の値を格納する格納部と、 前記格納部が格納する前記第1比較信号の値に基づい
て、前記ディジタル変換信号を生成する信号処理部とを
有することを特徴とする試験装置。 - 【請求項18】 電子デバイスを試験する試験方法であ
って、 前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を
生成するパターン発生段階と、 前記パターン発生段階が生成した前記入力パターン信号
を前記電子デバイスに供給し、前記入力パターン信号に
基づいて前記電子デバイスが出力する第1出力パターン
信号を受け取る信号入出力段階と、 前記電子デバイスが出力する前記第1出力パターン信号
を被変換信号として受け取り、前記第1出力パターン信
号の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信
号を生成する信号変換段階と、 前記ディジタル変換信号に基づいて、前記電子デバイス
の良否を判定する判定段階とを備え、 前記信号変換段階は、 予め定められた第1閾電圧及び当該第1閾電圧と異なる
第2閾電圧を生成する閾電圧生成段階と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1比較段階と、 前記被変換信号が示す電位を前記第2閾電圧と比較した
結果を、第2比較信号として出力する第2比較段階と、 前記被変換信号を、前記第1比較段階及び前記第2比較
段階の一方に供給するか、双方に供給するかを切換える
切換段階と、 前記第1比較信号及び前記第2比較信号に基づいて、前
記ディジタル変換信号を生成する信号処理段階とを有す
ることを特徴とする試験方法。 - 【請求項19】 電子デバイスを試験する試験方法であ
って、 前記電子デバイスに入力されるべき入力パターン信号を
生成するパターン発生段階と、 前記パターン発生段階が生成した前記入力パターン信号
を前記電子デバイスに供給し、前記入力パターン信号に
基づいて前記電子デバイスが出力する第1出力パターン
信号を受け取る信号入出力段階と、 前記電子デバイスが出力する前記第1出力パターン信号
を被変換信号として受け取り、前記第1出力パターン信
号の電位を示すディジタル信号であるディジタル変換信
号を生成する信号変換段階と、 前記ディジタル変換信号に基づいて、前記電子デバイス
の良否を判定する判定段階とを備え、 前記信号変換段階は、 予め定められた第1閾電圧を生成する閾電圧生成段階
と、 前記被変換信号が示す電位を前記第1閾電圧と比較した
結果を、第1比較信号として出力する第1比較段階と、 前記第1比較信号の値を格納する格納段階と、 前記格納段階が格納した前記第1比較信号の値に基づい
て、前記ディジタル変換信号を生成する信号処理段階と
を有することを特徴とする試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377433A JP2003177161A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | Ad変換器、試験装置及び試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001377433A JP2003177161A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | Ad変換器、試験装置及び試験方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003177161A true JP2003177161A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19185395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001377433A Withdrawn JP2003177161A (ja) | 2001-12-11 | 2001-12-11 | Ad変換器、試験装置及び試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003177161A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100724130B1 (ko) | 2003-12-16 | 2007-06-04 | 가부시키가이샤 덴소 | A/d 변환기 고장 검출 장치 |
JP2010019772A (ja) * | 2008-07-14 | 2010-01-28 | Yokogawa Electric Corp | Lsiテスタ |
JP2010062995A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Yokogawa Electric Corp | A/d変換器 |
JP2013003019A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Advantest Corp | 試験装置 |
JP2013150184A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Renesas Electronics Corp | 半導体集積回路装置 |
EP2683085A2 (en) | 2012-07-05 | 2014-01-08 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and fault diagnosis system |
CN109655661A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-04-19 | 广东电网有限责任公司 | 变电站的电压检测装置和方法 |
-
2001
- 2001-12-11 JP JP2001377433A patent/JP2003177161A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100724130B1 (ko) | 2003-12-16 | 2007-06-04 | 가부시키가이샤 덴소 | A/d 변환기 고장 검출 장치 |
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JP2010062995A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Yokogawa Electric Corp | A/d変換器 |
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US9157948B2 (en) | 2012-07-05 | 2015-10-13 | Renesas Electronics Corporation | Semiconductor device and fault diagnosis system |
CN109655661A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-04-19 | 广东电网有限责任公司 | 变电站的电压检测装置和方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |