JP2003175455A - 基板保持装置及びポリッシング装置 - Google Patents
基板保持装置及びポリッシング装置Info
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Abstract
つつ、特に研磨対象物の外周縁部の研磨レートを任意に
制御することができる基板保持装置及びポリッシング装
置を提供する。 【解決手段】 半導体ウェハWを保持して研磨面に押圧
する基板保持装置において、半導体ウェハWを保持する
トップリング本体2と、半導体ウェハWの外周縁部に当
接するエッジバッグ4と、エッジバッグ4の径方向内側
で半導体ウェハWに当接するトルク伝達部材7とを備
え、エッジバッグ4の内部に形成される第1の圧力室2
2の圧力とエッジバッグ4の径方向内側に形成される第
2の圧力室23の圧力とを独立に制御する。
Description
基板を保持して研磨面に押圧する基板保持装置、特に、
半導体ウェハ等の基板を研磨して平坦化するポリッシン
グ装置において該基板を保持する基板保持装置に関する
ものである。また、本発明は、かかる基板保持装置を備
えたポリッシング装置に関するものである。
され素子構造が複雑になり、またロジック系の多層配線
の層数が増えるに伴い、半導体デバイスの表面の凹凸は
ますます増え、段差が大きくなる傾向にある。半導体デ
バイスの製造では薄膜を形成し、パターンニングや開孔
を行う微細加工の後、次の薄膜を形成するという工程を
何回も繰り返すためである。
薄膜形成時に段差部での膜厚が薄くなったり、配線の断
線によるオープンや配線層間の絶縁不良によるショート
が起こったりするため、良品が取れなかったり、歩留ま
りが低下したりする傾向がある。また、初期的に正常動
作をするものであっても、長時間の使用に対しては信頼
性の問題が生じる。更に、リソグラフィ工程における露
光時に、照射表面に凹凸があると露光系のレンズ焦点が
部分的に合わなくなるため、半導体デバイスの表面の凹
凸が増えると微細パターンの形成そのものが難しくなる
という問題が生ずる。
ては、半導体デバイス表面の平坦化技術がますます重要
になっている。この平坦化技術のうち、最も重要な技術
は、化学的機械的研磨(CMP(Chemical Mechanical
Polishing))である。この化学的機械的研磨は、ポリ
ッシング装置を用いて、シリカ(SiO2)等の砥粒を
含んだ研磨液を研磨パッド等の研磨面上に供給しつつ半
導体ウェハなどの基板を研磨面に摺接させて研磨を行う
ものである。
からなる研磨面を有する研磨テーブルと、半導体ウェハ
を保持するためのトップリング又はキャリアヘッド等と
称される基板保持装置とを備えている。このようなポリ
ッシング装置を用いて半導体ウェハの研磨を行う場合に
は、基板保持装置により半導体ウェハを保持しつつ、こ
の半導体ウェハを研磨テーブルに対して所定の圧力で押
圧する。このとき、研磨テーブルと基板保持装置とを相
対運動させることにより半導体ウェハが研磨面に摺接
し、半導体ウェハの表面が平坦かつ鏡面に研磨される。
磨中の半導体ウェハと研磨パッドの研磨面との間の相対
的な押圧力が半導体ウェハの全面に亘って均一でない場
合には、半導体ウェハの各部分に印加される押圧力に応
じて研磨不足や過研磨が生じてしまう。そのため、基板
保持装置の半導体ウェハの保持面をゴム等の弾性材から
なる弾性膜で形成し、弾性膜の裏面に空気圧等の流体圧
を加え、半導体ウェハに印加する押圧力を全面に亘って
均一化することも行われている。
め、研磨中の半導体ウェハの外周縁部に加わる押圧力が
不均一になり、半導体ウェハの外周縁部のみが多く研磨
される、いわゆる「縁だれ」などの不均一な研磨を起こ
してしまう場合がある。このような縁だれを防止するた
め、半導体ウェハの側端部をガイドリング又はリテーナ
リングによって保持すると共に、ガイドリング又はリテ
ーナリングによって半導体ウェハの外周縁側に位置する
研磨面を押圧する構造を備えた基板保持装置も用いられ
ている。
たガイドリング又はリテーナリングの押圧力を制御する
だけでは、縁だれなどの不均一な研磨が十分に抑制され
ない場合がある。また、半導体ウェハの外周縁部には通
常デバイスは形成されないが、金属の溶出やその他のデ
ィフェクトを防止するためなどの目的で、半導体ウェハ
の外周縁部において下層の膜を露出させないように外周
縁部の研磨レートを意図的に小さくしたり、これとは逆
に完全に膜を取り除くために研磨レートを意図的に大き
くしたりしたいという要望がある。従来のポリッシング
装置では、半導体ウェハの外周縁部の研磨レートを任意
に制御することが十分にできていないのが現状である。
鑑みてなされたもので、半導体ウェハ等の研磨対象物を
均一に研磨しつつ、特に研磨対象物の外周縁部の研磨レ
ートを任意に制御することができる基板保持装置及びポ
リッシング装置を提供することを目的とする。
ける問題点を解決するために、本発明の一態様は、研磨
対象物である基板を保持して研磨面に押圧する基板保持
装置において、上記基板を保持するトップリング本体
と、上記基板の外周縁部に当接するエッジバッグと、上
記エッジバッグの径方向内側で上記基板に当接するトル
ク伝達部材とを備え、上記エッジバッグの内部に形成さ
れる第1の圧力室の圧力と上記エッジバッグの径方向内
側に形成される第2の圧力室の圧力とを独立に制御する
ことを特徴とする基板保持装置である。
より基板に十分なトルクを伝達することができ、また、
第2の圧力室の圧力により基板の外周縁部を除く全面を
均一な力で研磨面に押圧すると共に、第1の圧力室の圧
力を第2の圧力室の圧力とは独立に制御することができ
る。従って、基板の外周縁部における研磨レートの制
御、即ち外周縁部における研磨プロファイルの制御が可
能となる。
達部材には、該トルク伝達部材の内部の空間と外部の空
間とを連通する連通孔を形成したことを特徴としてい
る。
トを制御する観点から、上記第1の圧力室を形成する上
記エッジバッグの部材の径方向幅が1mm乃至10mm
であることが好ましい。
ング本体に固定されるか又は一体に設けられ基板の側端
部を保持するリテーナリングを備え、上記リテーナリン
グの研磨面に対する押圧力を上記圧力室の圧力とは独立
に制御することを特徴としている。このように、リテー
ナリングの押圧力も制御することにより、より細かな制
御が可能になる。
装置と、研磨面を有する研磨テーブルとを備えたことを
特徴とするポリッシング装置である。
の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る基板保持装置を備えたポリッシン
グ装置の全体構成を示す断面図である。ここで、基板保
持装置は、研磨対象物である半導体ウェハ等の基板を保
持して研磨テーブル上の研磨面に押圧する装置である。
図1に示すように、本発明に係る基板保持装置を構成す
るトップリング1の下方には、上面に研磨パッド101
を貼付した研磨テーブル100が設置されている。ま
た、研磨テーブル100の上方には研磨液供給ノズル1
02が設置されており、この研磨液供給ノズル102に
よって研磨テーブル100上の研磨パッド101上に研
磨液Qが供給されるようになっている。
は種々のものがあり、例えば、ロデール社製のSUBA
800、IC−1000、IC−1000/SUBA4
00(二層クロス)、フジミインコーポレイテッド社製
のSurfin xxx−5、Surfin 000等
がある。SUBA800、Surfin xxx−5、
Surfin 000は繊維をウレタン樹脂で固めた不
織布であり、IC−1000は硬質の発泡ポリウレタン
(単層)である。発泡ポリウレタンは、ポーラス(多孔
質状)になっており、その表面に多数の微細なへこみ又
は孔を有している。
てトップリング駆動軸11に接続されており、トップリ
ング駆動軸11はトップリングヘッド110に固定され
たトップリング用エアシリンダ111に連結されてい
る。このトップリング用エアシリンダ111によってト
ップリング駆動軸11は上下動し、トップリング1の全
体を昇降させると共にトップリング本体2の下端に固定
されたリテーナリング3を研磨テーブル100に押圧す
るようになっている。トップリング用エアシリンダ11
1はレギュレータR1を介して圧力調整部120に接続
されている。この圧力調整部120は、圧縮空気源から
加圧空気等の加圧流体を供給することによって、あるい
はポンプ等により真空引きすることによって圧力の調整
を行うものである。この圧力調整部120によってトッ
プリング用エアシリンダ111に供給される加圧空気の
空気圧等をレギュレータR1を介して調整することがで
きる。これにより、リテーナリング3が研磨パッド10
1を押圧する押圧力を調整することができる。
示せず)を介して回転筒112に連結されている。この
回転筒112はその外周部にタイミングプーリ113を
備えている。トップリングヘッド110にはトップリン
グ用モータ114が固定されており、上記タイミングプ
ーリ113は、タイミングベルト115を介してトップ
リング用モータ114に設けられたタイミングプーリ1
16に接続されている。従って、トップリング用モータ
114を回転駆動することによってタイミングプーリ1
16、タイミングベルト115、及びタイミングプーリ
113を介して回転筒112及びトップリング駆動軸1
1が一体に回転し、トップリング1が回転する。なお、
トップリングヘッド110は、フレーム(図示せず)に
回転可能に支持されたトップリングヘッドシャフト11
7によって支持されている。
るトップリング1についてより詳細に説明する。図2は
本実施形態におけるトップリング1を示す縦断面図であ
る。図2に示すように、基板保持装置を構成するトップ
リング1は、内部に収容空間を有する円筒容器状のトッ
プリング本体2と、トップリング本体2の下端に固定さ
れたリテーナリング3とを備えている。トップリング本
体2は金属やセラミックス等の強度及び剛性が高い材料
から形成されている。また、リテーナリング3は、剛性
の高い樹脂材又はセラミックス等から形成されている。
ジング部2aと、ハウジング部2aの円筒部の内側に嵌
合される環状の加圧シート支持部2bと、ハウジング部
2aの上面の外周縁部に嵌合された環状のシール部2c
とを備えている。トップリング本体2のハウジング部2
aの下端にはリテーナリング3が固定されている。この
リテーナリング3の下部は内方に突出している。なお、
リテーナリング3をトップリング本体2と一体的に形成
することとしてもよい。
中央部の上方には、上述したトップリング駆動軸11が
配設されており、トップリング本体2とトップリング駆
動軸11とは自在継手部10により連結されている。こ
の自在継手部10は、トップリング本体2及びトップリ
ング駆動軸11とを互いに傾動可能とする球面軸受機構
と、トップリング駆動軸11の回転をトップリング本体
2に伝達する回転伝達機構とを備えており、トップリン
グ駆動軸11からトップリング本体2に対して互いの傾
動を許容しつつ押圧力及び回転力を伝達する。
2に一体に固定されたリテーナリング3の内部に画成さ
れた空間内には、トップリング1によって保持される半
導体ウェハWの外周縁部に当接するエッジバッグ4と、
環状のホルダーリング5と、トップリング本体2内部の
収容空間内で上下動可能な概略円盤状のチャッキングプ
レート6と、エッジバッグ4の径方向内側で半導体ウェ
ハWと当接するトルク伝達部材7とが収容されている。
から形成されていてもよいが、研磨すべき半導体ウェハ
がトップリングに保持された状態で、渦電流を用いた膜
厚測定方法でその表面に形成された薄膜の膜厚を測定す
る場合などにおいては、磁性を持たない材料、例えば、
フッ素系樹脂やセラミックスなどの絶縁性の材料から形
成されていることが好ましい。
の間には弾性膜からなる加圧シート8が張設されてい
る。この加圧シート8は、一端をトップリング本体2の
ハウジング部2aと加圧シート支持部2bとの間に挟み
込み、他端をホルダーリング5の上端部5aとストッパ
部5bとの間に挟み込んで固定されている。トップリン
グ本体2、チャッキングプレート6、ホルダーリング
5、及び加圧シート8によってトップリング本体2の内
部に圧力室21が形成されている。図2に示すように、
圧力室21にはチューブ、コネクタ等からなる流体路3
1が連通されており、圧力室21は流体路31上に配置
されたレギュレータR2を介して圧力調整部120に接
続されている。なお、加圧シート8は、エチレンプロピ
レンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴム、シリコンゴ
ムなどの強度及び耐久性に優れたゴム材によって形成さ
れている。
されるハウジング部2aの上面の外周縁付近には、環状
の溝からなる洗浄液路51が形成されている。この洗浄
液路51はシール部2cの貫通孔を介して流体路32に
連通されており、この流体路32を介して洗浄液(純
水)が供給される。また、洗浄液路51から延びハウジ
ング部2a、加圧シート支持部2bを貫通する連通孔5
3が複数箇所設けられており、この連通孔53はエッジ
バッグ4の外周面とリテーナリング3との間のわずかな
間隙Gへ連通されている。
断面図である。図3に示すように、エッジバッグ4は、
その外周側がホルダーリング5のストッパ部5bとホル
ダーリング5の下部に配置されたエッジバッグホルダ6
aとの間に挟み込まれており、その内周側がエッジバッ
グホルダ6aとチャッキングプレート本体6bとの間に
挟み込まれて固定されている。このエッジバッグ4の下
端面は、研磨対象物である半導体ウェハWの外周縁部に
接する。エッジバッグ4は、弾性膜によって構成されて
おり、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ポリウレ
タンゴム、シリコンゴム等の強度及び耐久性に優れたゴ
ム材によって形成されている。
外周縁部に当接するが、この下面には半径方向内方に張
り出したつば41が設けられている。また、エッジバッ
グ4の内部には、上述した弾性膜によって(第1の)圧
力室22が形成されている。この圧力室22には、チュ
ーブ、コネクタ等からなる流体路33が連通されてお
り、圧力室22はこの流体路33上に配置されたレギュ
レータR3を介して圧力調整部120に接続されてい
る。
導体ウェハWも回転するが、上述したエッジバッグ4だ
けでは半導体ウェハWとの接触面積が小さく、回転トル
クを伝達しきれないおそれがある。このため、半導体ウ
ェハWに当接して、半導体ウェハWに十分なトルクを伝
達するトルク伝達部材7がチャッキングプレート6に固
定されている。このトルク伝達部材7は環状のバッグ形
状をしており、半導体ウェハWに十分なトルクを伝達す
るだけの接触面積をもって半導体ウェハWと接触する。
分断面図である。図4に示すように、トルク伝達部材7
は、半導体ウェハWの上面に当接する弾性膜71と、弾
性膜71を着脱可能に保持するトルク伝達部材ホルダー
72とから構成されており、これらの弾性膜71とトル
ク伝達部材ホルダー72によってトルク伝達部材7の内
部に空間60が形成されている。トルク伝達部材7の弾
性膜71は、エッジバッグ4と同様に、エチレンプロピ
レンゴム(EPDM)、ポリウレタンゴム、シリコンゴ
ム等の強度及び耐久性に優れたゴム材によって形成され
ている。
示すように、外方に張り出したつば71aを有する当接
部71bと、上記トルク伝達部材ホルダー72を介して
チャッキングプレート6に接続される接続部71cとを
備えている。そして、つば71aの基部71dから上方
に向かって上記接続部71cが延びている。また、当接
部71bの下面は半導体ウェハWの上面に当接するよう
になっている。接続部71cには、内周側及び外周側の
両方に複数の連通孔73が形成されており、トルク伝達
部材7の内部空間60と外部空間61,62とが連通さ
れている。
較的近い距離に並べて配置することで、接続部71cが
トルクを伝えるのに十分な強度を持たせることができ
る。また、つば71aを設けることによって半導体ウェ
ハWとの接触面積を十分に確保することができる。
との間に形成される空間は、複数の空間、即ち、エッジ
バッグ4の径方向内側の圧力室22、上述したトルク伝
達部材7の内部の空間60、エッジバッグ4とトルク伝
達部材7との間の空間61、トルク伝達部材7の径方向
内側の空間62に区画することができる。上述したよう
に、トルク伝達部材7の接続部71cには連通孔73が
設けられているため、空間61、空間60、空間62は
この連通孔73を介して互いに連通されて、エッジバッ
グ4の径方向内側に(第2の)圧力室23が形成され
る。
ーブ、コネクタ等からなる流体路34が連通されてお
り、空間60はこの流体路34上に配置されたレギュレ
ータR4を介して圧力調整部120に接続されている。
また、エッジバッグ4とトルク伝達部材7との間の空間
61は、チューブ、コネクタ等からなる流体路35が連
通されており、空間60はこの流体路35上に配置され
たレギュレータR5を介して圧力調整部120に接続さ
れている。更に、トルク伝達部材7の径方向内側の空間
62はチューブ、コネクタ等からなる流体路36に連通
しており、空間62は流体路36上に配置されたレギュ
レータ(図示せず)を介して圧力調整部120に接続さ
れている。なお、上記圧力室21〜23は、トップリン
グシャフト110の上端部に設けられたロータリージョ
イント(図示せず)を介して各レギュレータに接続され
る。
62は互いに連通されているため、このように複数の流
体路を設けなくても、1つの流体路からの加圧流体の供
給によって圧力室23の圧力を均一に保つことはできる
が、圧力室23の圧力を変化させたときの応答を良くす
るためには本実施形態のように複数の流体路34,3
5,36を設けることが好ましい。ただし、レギュレー
タは必ずしも各流体路34,35,36ごとに設ける必
要はなく、流体路34,35,36を1つのレギュレー
タに接続して圧力制御を行ってもよい。
び圧力室23にはそれぞれ加圧流体が供給される。エッ
ジバッグ4の下端面にはつば41が設けられているが、
このつば41は、圧力室23に供給される加圧流体によ
って半導体ウェハWに密着する。このため、圧力室23
内の加圧流体がエッジバッグ4の下面に回りこむことが
ない。従って、上記つば41を設けることによって、圧
力室22及び圧力室23の圧力を変化させたときにも安
定した制御が可能になる。ここで、エッジバッグ4内の
圧力室22を形成する弾性膜の径方向幅dは、半導体ウ
ェハWの外周縁部の研磨レートを制御するという観点か
ら1〜10mm程度であることが好ましく、本実施形態
においては5mmとしている。
圧力室21及び上記圧力室22,23には、各圧力室に
連通される流体路31,33,34〜36を介して加圧
空気等の加圧流体を供給する、あるいは大気圧や真空に
することができるようになっている。即ち、圧力室21
〜23の流体路31,33,34〜36上に配置された
レギュレータによってそれぞれの圧力室に供給される加
圧流体の圧力を調整することができる。これにより各圧
力室21〜23の内部の圧力を各々独立に制御する又は
大気圧や真空にすることができるようになっている。こ
のような構成により、圧力室23の圧力により半導体ウ
ェハWの外周縁部を除く全面を均一な力で研磨面に押圧
すると共に、圧力室22の圧力を圧力室23の圧力とは
独立に制御することができ、半導体ウェハWの外周縁部
における研磨速度の制御、即ち外周縁部における研磨プ
ロファイルの制御ができる。更には、リテーナリング3
の押圧力も制御することにより、より細かな制御が可能
になる。
供給される加圧流体や大気圧の温度をそれぞれ制御する
こととしてもよい。このようにすれば、半導体ウェハ等
の研磨対象物の被研磨面の裏側から研磨対象物の温度を
直接制御することができる。特に、各圧力室の温度を独
立に制御することとすれば、CMPにおける化学的研磨
の化学反応速度を制御することが可能となる。
に突出する吸着部40がエッジバッグ4とトルク伝達部
材7との間に設けられており、本実施形態においては、
4個の吸着部40が設けられている。この吸着部40に
は、チューブ、コネクタ等からなる流体路37に連通す
る連通孔40aが形成されており、吸着部40はこの流
体路37上に配置されたレギュレータ(図示せず)を介
して圧力調整部120に接続されている。この圧力調整
部120により吸着部40の連通孔40aの開口端に負
圧を形成し、吸着部40に半導体ウェハWを吸着するこ
とができる。なお、吸着部40の下端面には薄いゴムシ
ート等からなる弾性シート40bが貼着されており、吸
着部40は半導体ウェハWを柔軟に吸着保持するように
なっている。
1の作用について詳細に説明する。上記構成のポリッシ
ング装置において、半導体ウェハWの搬送時には、トッ
プリング1の全体を半導体ウェハの移送位置に位置さ
せ、吸着部40の連通孔40aを流体路37を介して圧
力調整部120に接続する。この連通孔40aの吸引作
用により吸着部40の下端面に半導体ウェハWが真空吸
着される。そして、半導体ウェハWを吸着した状態でト
ップリング1を移動させ、トップリング1の全体を研磨
面(研磨パッド101)を有する研磨テーブル100の
上方に位置させる。なお、半導体ウェハWの側端部はリ
テーナリング3によって保持され、半導体ウェハWがト
ップリング1から飛び出さないようになっている。
ハWの吸着を解除し、トップリング1の下面に半導体ウ
ェハWを保持させると共に、トップリング駆動軸11に
連結されたトップリング用エアシリンダ111を作動さ
せてトップリング1の下端に固定されたリテーナリング
3を所定の押圧力で研磨テーブル100の研磨面に押圧
する。この状態で、圧力室22及び圧力室23にそれぞ
れ所定の圧力の加圧流体を供給し、半導体ウェハWを研
磨テーブル100の研磨面に押圧する。そして、予め研
磨液供給ノズル102から研磨液Qを流すことにより、
研磨パッド101に研磨液Qが保持され、半導体ウェハ
Wの研磨される面(下面)と研磨パッド101との間に
研磨液Qが存在した状態で研磨が行われる。
圧力室23の下方に位置する部分は、それぞれ圧力室2
2及び圧力室23に供給される加圧流体の圧力で研磨面
に押圧される。従って、半導体ウェハWに加わる研磨圧
力は、圧力室22及び圧力室23に供給される加圧流体
の圧力をそれぞれ制御することにより、半導体ウェハW
の外周縁部を除く全面を均一な力で研磨面に押圧すると
共に、半導体ウェハWの外周縁部における研磨レートを
制御することができ、半導体ウェハWの外周縁部におけ
る研磨プロファイルの制御を行うことができる。また、
同様に、レギュレータR2によって圧力室21に供給さ
れる加圧流体の圧力を調整し、リテーナリング3が研磨
パッド101を押圧する押圧力を変更することができ
る。このように、研磨中に、リテーナリング3が研磨パ
ッド101を押圧する押圧力と半導体ウェハWを研磨パ
ッド101に押圧する押圧力を適宜調整することによ
り、半導体ウェハWの外周縁部における研磨プロファイ
ルをより細かく制御することができる。なお、半導体ウ
ェハWの圧力室23の下方に位置する部分には、トルク
伝達部材7の当接部71bを介して流体から押圧力が加
えられる部分と、加圧流体の圧力そのものが半導体ウェ
ハWに加わる部分とがあるが、これらの部分に加えられ
る押圧力は同一圧力である。
リンダ111によるリテーナリング3の研磨パッド10
1への押圧力と、圧力室22及び圧力室23に供給する
加圧流体による半導体ウェハWの研磨パッド101への
押圧力とを適宜調整して半導体ウェハWの研磨が行われ
る。そして、研磨が終了した際は、半導体ウェハWを吸
着部40の下端面に再び真空吸着する。この時、圧力室
22及び圧力室23への加圧流体の供給を止め、大気圧
に開放することにより、吸着部40の下端面を半導体ウ
ェハWに当接させる。また、圧力室21内の圧力を大気
圧に開放するか、もしくは負圧にする。これは、圧力室
21の圧力を高いままにしておくと、半導体ウェハWの
吸着部40に当接している部分のみが、研磨面に強く押
圧されることになってしまうためである。
後、トップリング1の全体を半導体ウェハの移送位置に
位置させ、吸着部40の連通孔40aから半導体ウェハ
Wに流体(例えば、圧縮空気もしくは窒素と純水を混合
したもの)を噴射して半導体ウェハWをリリースする。
ーナリング3との間のわずかな間隙Gには、研磨に用い
られる研磨液Qが侵入してくるが、この研磨液Qが固着
すると、ホルダーリング5、チャッキングプレート6、
及びエッジバッグ4などの部材のトップリング本体2及
びリテーナリング3に対する円滑な上下動が妨げられ
る。そのため、流体路32を介して洗浄液路51に洗浄
液(純水)を供給する。これにより、複数の連通孔53
より間隙Gの上方に純水が供給され、純水が間隙Gを洗
い流して上述した研磨液Qの固着が防止される。この純
水の供給は、研磨後の半導体ウェハがリリースされ、次
に研磨される半導体ウェハが吸着されるまでの間に行わ
れるのが好ましい。
37をそれぞれ別個に設けたが、これらの流体路を統合
したり、各圧力室同士を連通させたりするなど、半導体
ウェハWに加えるべき押圧力の大きさや加える位置によ
り自由に改変することが可能である。
パッドにより研磨面が形成されることとしたが、これに
限られるものではない。例えば、固定砥粒により研磨面
を形成してもよい。固定砥粒は、砥粒をバインダ中に固
定し板状に形成されたものである。固定砥粒を用いた研
磨においては、固定砥粒から自生した砥粒により研磨が
進行する。固定砥粒は砥粒とバインダと気孔により構成
されており、例えば砥粒には平均粒径0.5μm以下の
酸化セリウム(CeO2)、バインダにはエポキシ樹脂
を用いる。このような固定砥粒は硬質の研磨面を構成す
る。また、固定砥粒には、上述した板状のものの他に、
薄い固定砥粒層の下に弾性を有する研磨パッドを貼付し
て二層構造とした固定砥粒パッドも含まれる。その他の
硬質の研磨面としては、上述したIC−1000があ
る。
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技
術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施され
てよいことは言うまでもない。
ク伝達部材により基板に十分なトルクを伝達することが
でき、また、第2の圧力室の圧力により基板の外周縁部
を除く全面を均一な力で研磨面に押圧すると共に、第1
の圧力室の圧力を第2の圧力室の圧力とは独立に制御す
ることができる。従って、基板の外周縁部における研磨
レートの制御、即ち外周縁部における研磨プロファイル
の制御が可能となる。
の全体構成を示す断面図である。
を示す縦断面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 研磨対象物である基板を保持して研磨面
に押圧する基板保持装置において、 前記基板を保持するトップリング本体と、前記基板の外
周縁部に当接するエッジバッグと、前記エッジバッグの
径方向内側で前記基板に当接するトルク伝達部材とを備
え、 前記エッジバッグの内部に形成される第1の圧力室の圧
力と前記エッジバッグの径方向内側に形成される第2の
圧力室の圧力とを独立に制御することを特徴とする基板
保持装置。 - 【請求項2】 前記トルク伝達部材には、該トルク伝達
部材の内部の空間と外部の空間とを連通する連通孔を形
成したことを特徴とする請求項1に記載の基板保持装
置。 - 【請求項3】 前記第1の圧力室を形成する前記エッジ
バッグの部材の径方向幅が1mm乃至10mmであるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の基板保持装置。 - 【請求項4】 前記トップリング本体に固定されるか又
は一体に設けられ基板の側端部を保持するリテーナリン
グを備え、 前記リテーナリングの研磨面に対する押圧力を前記圧力
室の圧力とは独立に制御することを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか一項に記載の基板保持装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
基板保持装置と、研磨面を有する研磨テーブルとを備え
たことを特徴とするポリッシング装置。
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